JP2004224509A - ウインチのブレーキ装置、ブレーキ装置の冷却方法、およびブレーキ装置を備えたクレーン - Google Patents

ウインチのブレーキ装置、ブレーキ装置の冷却方法、およびブレーキ装置を備えたクレーン Download PDF

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中山  晃
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Abstract

【課題】湿式多板式ブレーキのディスク部材に供給する冷却油量を増加する。
【解決手段】複数のインナディスク12とアウトディスク13をブレーキケース11内に配置し、油圧モータ2のドレン油をドレン管路32を介してポンプ吐出側管路31に導き、油圧ポンプ25の吐出油に合流するとともに、この合流油を管路31を介してブレーキケース11内に導く。これによりディスク12,13に供給される冷却油量が増加し、ディスク12,13を十分に冷却することができる。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ディスク部材の圧接によってウインチドラムの回転を制動するウインチのブレーキ装置、ブレーキ装置の冷却方法、およびブレーキ装置を備えたクレーンに関する。
【0002】
【従来の技術】
この種のブレーキ装置として、湿式多板ブレーキ装置が知られている(例えば特許文献1参照)。これは回転可能に支持された複数の回転ディスクと回転不能に支持された複数の固定ディスクをブレーキケース内に軸方向移動可能に交互に配置し、これらディスク同士を圧接して回転ディスクにブレーキ力を作用させるものである。この種のブレーキ装置では、ディスクの摩擦による発熱を抑えるために、ブレーキケース内に冷却油を供給するようにしている。
【0003】
【特許文献1】
特開2000−283199号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、ウインチドラムのフリーフォールを停止する場合等、ディスクに作用するブレーキ力が大きくなるほど摩擦熱が増加する。その結果、ディスク温度が著しく上昇し、ブレーキ力の低下やディスクの摩耗を招来するおそれがある。したがって、ディスクの過剰な温度上昇を回避するため、冷却油量を増加して冷却能力を高める必要がある。この場合、冷却油量を増加するために油圧ポンプを大型化すると、コスト高となるばかりか、ブレーキケースに常に多量の冷却油が供給され、効率的でない。
【0005】
本発明は、ブレーキ冷却用油圧ポンプを大型化することなく効率的に冷却油を供給することができるウインチのブレーキ装置、ブレーキ装置の冷却方法、およびブレーキ装置を備えたクレーンを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によるウインチのブレーキ装置は、ウインチドラム駆動用の油圧モータと、ウインチドラムの回転に応じて回転する回転板およびこの回転板に並設された固定板を有するディスク部材と、回転板と固定板を圧接してウインチドラムの回転を制動する制動手段と、ディスク部材に冷却油を供給する油圧ポンプと、油圧ポンプの吐出油に油圧モータのドレン油を合流する合流手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明によるブレーキ装置の冷却方法は、ウインチ駆動用の油圧モータを可変容量油圧モータとするとともに、油圧モータの傾転を制御する傾転制御手段と、フリーフォールモードを指令するフリーフォールモード指令手段とを備え、少なくともフリーフォールモード時に吊り荷を巻上げるとき、油圧モータを小傾転側に切り換えることを特徴とする。
さらに、本発明によるクレーンは上述したブレーキ装置を備える。
【0007】
【発明の実施の形態】
−第1の実施の形態−
以下、図1、2を参照して本発明によるブレーキ装置の第1の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るブレーキ装置を有するウインチの油圧回路図であり、図2はこのブレーキ装置を搭載したクレーンの側面図である。図2に示すように、クレーンは、走行体101と、走行体101上に搭載された旋回可能な旋回体102と、旋回体102に起伏可能に支持されたブーム103とを有する。旋回体102にはウインチドラム1が搭載され、ウインチドラム1の駆動によりワイヤロープ104が巻上げまたは巻下げられ、吊り荷(バケット等)106が昇降する。また、旋回体102には起伏ドラム107が搭載され、起伏ドラム107の駆動により起伏ロープ108が巻上げまたは巻下げられ、ブーム103が起伏される。
【0008】
図1に示すように、巻上ウインチは、ウインチドラム1と、ウインチドラム1を巻上または巻下駆動する油圧モータ2と、油圧モータ2に駆動圧油を供給する可変油圧ポンプ3と、油圧ポンプ3から油圧モータ2への圧油の流れを制御する方向制御弁4と、油圧モータ2の駆動力をウインチドラム1に伝達する遊星減速機構5と、ウインチドラム1の回転を制動する湿式多板式のブレーキ装置10とを有する。方向制御弁4は操作レバー6の操作に応じたパイロット圧により切り換えられる。
【0009】
油圧モータ2の出力軸2aは遊星減速機構5のサンギア51に連結されている。サンギア51にはプラネタリギア52が噛合され、プラネタリギア52にはウインチドラム1の内周面に設けられたリングギア53が噛合されている。プラネタリギア52はキャリア軸54により支持されている。
【0010】
キャリア軸54はブレーキケース11の側壁11aを貫通し、その先端には複数枚のインナディスク12がスプライン結合により軸方向に移動可能に係合されている。ブレーキケース11の内周面には複数枚のアウタディスク13がスプライン結合により軸方向に移動可能に係合されている。アウタディスク13とインナディスク12は軸方向に交互に配置され、ディスク12,13の軸方向両端部にはアウタディスク13が位置している。ディスク12,13の側方にはブレーキピストン14が配設され、ブレーキピストン14はブレーキケース11内を軸方向に摺動可能となっている。
【0011】
ブレーキピストン14は油圧シリンダ15のピストン16に結合され、ブレーキピストン14とブレーキケース11の間には、軸方向(図のa方向)に付勢力を及ぼすばね17が介装されている。油圧シリンダ15のロッド室15aは、減圧弁21、電磁切換弁22を介して油圧ポンプ23に接続されている。減圧弁21は可変減圧弁であり、その減圧度はブレーキペダル24の踏み込み量に応じて変更される。すなわち、ペダル非操作時に減圧度は最小(2次圧は最大)であり、ペダルストロークの増加に伴い減圧度は増加(2次圧は減少)し、ペダル24を最大に踏み込み操作すると減圧度は最大(2次圧はタンク圧)になる。なお、図はブレーキペダル24を最大に踏み込んだ状態を示している。
【0012】
油室15aがタンク圧のとき、ピストン16はばね17の付勢力によって伸長する。これによりインナディスク12とアウタディスク13はブレーキピストン14によって図示a方向に押圧され、ディスク12,13間に圧接力が作用し、ブレーキ作動状態となる。一方、ロッド室15a内に最大2次圧が作用するとピストン16はばね17の付勢力に抗して縮退する。これによりディスク12,13間に作用する圧接力が除去され、ブレーキ解除状態となる。
【0013】
電磁切換弁22のソレノイドはフリーフォールスイッチ41に接続されている。フリーフォールスイッチ41は運転室での操作によって切り換えられる。フリーフォールスイッチ41がオンのとき、電磁切換弁22は図示のように位置ロに切り換えられ、油圧ポンプ23から減圧弁21へ圧油が供給される。フリーフォールスイッチ41がオフのとき、電磁切換弁22は位置イに切り換えられ、油圧ポンプ23から減圧弁21への圧油の供給が阻止される。
【0014】
ブレーキケース11には給油孔11bと排油孔11cが設けられている。給油孔11bは管路31を介して油圧ポンプ25に接続され、排油孔11cはフィルタ26、オイルクーラ27を介してタンクに接続されている。管路31には油圧モータ2からのドレン油を導くドレン管路32と、リリーフ弁28がそれぞれ接続されている。ドレン管路32には油の逆流を阻止するためのチェック弁33が設けられている。なお、油圧ポンプ25はエンジンにより駆動され、エンジン回転数に応じた冷却油量を吐出する。
【0015】
以上のように構成した第1の実施の形態の主要な動作を説明する。
(1)フリーフォールスイッチオフ
巻上作業を行うときはフリーフォールスイッチ41をオフし、作業モードを動力巻上モードに切り換える。これにより電磁切換弁22は位置イに切り換えられ、油圧シリンダ15のボトム室15aはブレーキペダル24の操作に拘わらずタンク圧となり、ブレーキピストン14はばね17の付勢力によってディスク12,13側(図1のa方向)に押動される。これによってアウタディスク13とインナディスク12が互いに圧接され、ディスク12,13間の摩擦力によってインナディスク12の回転が阻止される(ブレーキ作動)。
【0016】
ブレーキ装置10が作動すると、キャリア軸54の回転が阻止され、油圧モータ2の回転はサンギア51、プラネタリギア52、リングギア53を介してウインチドラム1に伝達可能となる。ここで、操作レバー6を巻上または巻下操作すると、方向切換弁4が中立位置から切り換えられ、油圧ポンプ3からの圧油によって油圧モータ2が巻上または巻下方向に回転する。これによりウインチドラム1が巻上または巻下駆動される。操作レバー6を中立位置に戻し操作すると、方向切換弁4が中立位置に戻され、油圧ポンプ3から油圧モータ2への圧油の供給が停止する。これによりウインチドラム1の回転が停止する。なお、操作レバー6の中立操作によらず、ブレーキ装置10とは別のブレーキ装置(不図示)によりウインチドラム1の回転を停止させてもよい。
【0017】
巻上作業時には油圧モータ2のドレン油がドレン管路32を介して管路31に導かれ、油圧ポンプ25から吐出した冷却油と合流する。この合流油は給油孔11bからブレーキケース11内に供給され、ブレーキケース11内を通過した後、排油孔11cから排出される。これによりディスク12,13と冷却油が熱交換し、ディスク12,13の表面が冷却される。
【0018】
(2)フリーフォールスイッチオン
例えばバケットのフリーフォールによる掘削作業時にはフリーフォールスイッチ41をオンし、作業モードをフリーフォールモードに切り換える。これにより電磁切換弁22が位置ロに切り換えられ、油圧ポンプ23からの圧油が電磁切換弁22を介して減圧弁21に供給され、ブレーキペダル25の操作量に応じた2次圧が油室15aに作用する。ここで、操作レバー6を中立操作して油圧モータ2の回転を停止するとともに、ブレーキペダル24を非操作すると減圧弁21通過後の2次圧は最大となり、ピストン16に作用する油圧力がばね17の付勢力に打ち勝って油圧シリンダ15が縮退する。これによりディスク12,13に作用する圧接力が除去され、ディスク12,13同士が互いに離間する。その結果、インナディスク12は回転可能となり(ブレーキ解除)、ウインチドラム1はバケットの負荷によって自由回転し、バケットをフリーフォールすることができる。
【0019】
フリーフォール時には油圧モータ2に圧油が供給されないので、ドレン油は発生せず、ブレーキケース11には油圧ポンプ25からの冷却油のみが供給される。また、フリーフォール時にはディスク12,13同士が離間しているので、冷却油が各ディスク12,13の表面に行き渡り、ディスク12,13の冷却が促進される。
【0020】
バケットのフリーフォール時(例えばバケットの着地直後)にブレーキペダル24を踏み込み操作すると、その操作量に応じて2次圧が減少し、最大踏み込み操作時に2次圧はタンク圧となる。その結果、ばね17の付勢力によってブレーキピストン14がディスク12,13側に押動され、ブレーキピストン14からの押圧力によってディスク12,13同士が圧接される。これによりドラム1の回転を停止することができる。
【0021】
回転中のドラムを制動するとディスク12,13間の摩擦力は大きくなり、巻上時よりもディスク温度は高くなる。したがって、フリーフォール前にディスク12,13を十分に冷却しておかなければ、フリーフォール時にディスク温度が耐熱温度を超えるおそれがある。この点、本実施の形態では、前述したように巻上時に冷却油量を増加してディスク12,13を十分に冷却しているので、フリーフォール時にブレーキ装置10を作動してもディスク温度が耐熱温度を超えることは少ない。その結果、ディスク12,13の摩耗を抑制することができるとともに、十分なブレーキ力を発揮することができる。フリーフォール後は再びドラム1が巻上駆動され、ディスク12,13は同様に冷却される。
【0022】
以上の第1の実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏する。
(1)油圧モータ2のドレン管路32を油圧ポンプ25の吐出側管路31に接続し、ブレーキケース11内にポンプ吐出油とドレン油を合流して導くようにしたので、油圧ポンプ25を大型化しなくてもブレーキケース11内に供給される冷却油量を増加することができ、ディスク12,13を十分に冷却することができる。
(2)油圧モータ2のドレン油を冷却油として用いるので、冷却油供給用の動力を節約することができ、効率的である。
(3)巻上駆動時に発生するドレン油を冷却油として用いるので、巻上駆動時の冷却油量が増加する。その結果、フリーフォール前にディスク12,13を十分に冷却することができ、フリーフォール時のブレーキ装置10のブレーキ力を確保することができる。
【0023】
−第2の実施の形態−
図3を参照して本発明によるブレーキ装置の第2の実施の形態について説明する。
図3は、第2の実施の形態に係わるブレーキ装置を有するウインチの油圧回路図である。なお、図1と同一の箇所には同一の符号を付し、以下ではその相違点を主に説明する。第2の実施の形態においては、モータ傾転を変更可能な可変容量式油圧モータ20を用いる。モータ傾転はレギュレータ20aにより例えば大小2段階に切り換えられる。レギュレータ20aにはフリーフォールスイッチ41の操作に応じた制御信号が出力され、モータ傾転はフリーフォールスイッチ41のオン時に小傾転に、オフ時に大傾転に、それぞれ切り換えられる。
【0024】
第2の実施の形態において、フリーフォールモード時にドラム1を巻上げる場合には、フリーフォールスイッチ41をオンするとともにブレーキペダル24を踏み込み操作し、その状態で操作レバー6を巻上操作する。これによりモータ傾転は小傾転に切り換えられ、空のバケットが高速で上昇し、作業効率が向上する。この場合、油圧モータ2の容積効率はモータ傾転が小さいほど低く、容積効率が低いほどドレン油が多くなる。したがって、小傾転でドラム1を巻上げることで冷却油量が増加し、ディスク12,13を効率よく冷却することができる。
【0025】
このように第2の実施の形態によるとウインチ駆動用モータを可変モータ20とし、フリーフォールモード時にモータ傾転を小傾転に切り換えるようにした。これによりフリーフォールモード時のドレン油量が動力巻上時よりも増加し、ディスク12,13を効率的に冷却することができる。
【0026】
なお、複数のインナディスク12とアウタディスク13をディスク部材として用いたが、ディスク12,13の圧接力によりウインチドラム1の回転を制動するのであれば、必ずしもディスク12を複数とする必要はない。インナディスク12が1枚のものについては、アウタディスク13とブレーキピストン14を一体としてもよい。制動手段として、ばね17の付勢力によりディスク12,13に圧接力を及ぼすようにしたが、油圧力により圧接力を及ぼすようにしてもよい。油圧モータ2のドレン管路32をチェック弁33を介して油圧ポンプ25の吐出側管路31に接続してドレン油をモータ吐出油に合流するようにしたが、合流手段としての構成はこれに限らない。
【0027】
傾転制御手段としてフリーフォールスイッチ41の操作に応じてモータ傾転を制御するようにしたが、これ以外の切換スイッチの操作に応じてモータ傾転を制御してもよい。モータ傾転を大小2段階に切り換えるようにしたが、少なくともフリーフォール作業時にモータ傾転を小傾転側に切り換えるのであれば、モータ傾転を2段階以外に切換可能としてもよい。フリーフォールスイッチ41によりフリーフォールモードを指令するようにしたが、他の操作部材によりフリーフォールモード指令手段を構成してもよい。上記実施の形態では、遊星減速機構5を用いてブレーキ装置とクラッチ装置を兼用するようにしたが、遊星減速機構5を有しないブレーキ専用装置にも同様に適用することができる。すなわち、本発明の特徴、機能を実現できる限り、本発明は実施の形態のブレーキ装置に限定されない。
【0028】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように本発明によれば、ブレーキ冷却用油圧ポンプの吐出油に油圧モータのドレン油を合流してディスク部材に供給するようにしたので、油圧ポンプを大型化することなく冷却油量を増加することができ、ブレーキ装置の冷却能力が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るブレーキ装置を有するウインチの油圧回路図。
【図2】本発明が適用されるクレーンの側面図。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るブレーキ装置を有するウインチの油圧回路図。
【符号の説明】
1 ウインチドラム 2 油圧モータ
3 油圧ポンプ 10 ブレーキ装置
11 ブレーキケース 12 インナディスク
13 アウタディスク 14 ブレーキピストン
15 油圧シリンダ 17 ばね
20 油圧モータ 20a レギュレータ
24 ブレーキペダル 25 油圧ポンプ
31 管路 32 ドレン管路
41 フリーフォールスイッチ

Claims (3)

  1. ウインチドラム駆動用の油圧モータと、
    前記ウインチドラムの回転に応じて回転する回転板およびこの回転板に並設された固定板を有するディスク部材と、
    前記回転板と固定板を圧接して前記ウインチドラムの回転を制動する制動手段と、
    前記ディスク部材に冷却油を供給する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプの吐出油に前記油圧モータのドレン油を合流する合流手段とを備えることを特徴とするウインチのブレーキ装置。
  2. ウインチドラム駆動用の可変容量油圧モータと、
    前記油圧モータの傾転を制御する傾転制御手段と、
    前記ウインチドラムの回転に応じて回転する回転板およびこの回転板に並設された固定板を有するディスク部材と、
    前記回転板と固定板を圧接して前記ウインチドラムの回転を制動する制動手段と、
    前記ディスク部材に冷却油を供給する油圧ポンプと、
    前記油圧ポンプの吐出油に前記油圧モータのドレン油を合流する合流手段と、
    フリーフォールモードを指令するフリーフォールモード指令手段とを備え、
    少なくともフリーフォールモード時に吊り荷を巻上げるとき、前記油圧モータを小傾転側に切り換えることを特徴とするブレーキ装置の冷却方法。
  3. 請求項1または2に記載のブレーキ装置を備えたクレーン。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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