JP2014053745A - 受信機、テレビジョン受像機、管理方法、ホームネットワークシステム、プログラム、および記録媒体 - Google Patents

受信機、テレビジョン受像機、管理方法、ホームネットワークシステム、プログラム、および記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】安全性を確保した上で対象地域における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献しつつ、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達することができる受信機を実現する。
【解決手段】受信機(1)は、緊急警報信号を受信する受信部(10)と、受信部(10)が緊急警報信号を受信すると、ホームネットワーク内の複数台の表示装置に対して起動コマンドを、順次時間間隔をあけて送信するコマンド送信部(41)とを備えている。
【選択図】図1

Description

本発明は、緊急警報放送を受信するため、スタンバイ状態の表示装置の電源を強制起動する受信機に関する。
緊急事態の発生時に、対象地域の住民に対して緊急警報を通知する緊急警報放送を受信する緊急警報放送対応受信機が従来技術として知られている。地震発生等により例えば沿岸地域で津波の到来が予測される場合に、地上波及び衛星放送の放送波では緊急警報放送(Emergency Warning Broadcast System :EWBS)が送信される。緊急警報放送では、緊急避難指示等が繰り返し放送されるが、テレビを視聴していないユーザのため、スタンバイ状態の受信機を強制起動し、緊急事態に対処するための情報を確実に伝達するシステムが規定されている。
このシステムは、緊急事態の発生時に、緊急警報放送の対象地域を指定する地域コードと、対象地域の受信機を起動するフラグとを含む放送波を送信する。この放送波を受信した対象地域の受信機は、このフラグおよび地域コードを検出するブロックのみ常時通電しており、受信機がスタンバイ状態にある場合には起動を開始する。そして、起動後の受信機は、緊急警報放送を提示する。したがって、緊急事態の発生前にスタンバイ状態にあった受信機は、緊急事態に対処するための情報を視聴者に確実に伝達することができる。
この緊急警報放送は、津波警報の発令時等に送信されることから、対象地域が広範囲となり得る。そのため、対象地域の受信機が一斉に起動することにより、瞬間的に広範囲で電力消費の増大が起こり得る。また、災害の状況によっては電力供給が困難な事態を招き、二次災害を引き起こす可能性もある。このような電力消費の急増や電源供給の不十分を抑制するための技術が開発されている。
例えば特許文献1には、緊急事態が発生した場合、緊急警報を放送する対象地域内に存在する各受信機のCASID(Conditional Access ID)を用いて、各受信機の起動タイミングに時間差を設けることにより、瞬時的な電力消費の増大を抑制するデジタル放送受信機及び緊急警報放送システムに関する技術が開示されている。
また、特許文献2には、緊急警報放送の起動指示を受信した際に、受信した宅内においてネットワーク化された受信機以外の電化機器の電源を停止する制御を行うことにより、災害発生時における電力消費を低減することができるテレビジョン受像機、及び放送送信機に関する技術が開示されている。
特開2007−013889号公報(2007年1月18日公開) 特開2009−232363号公報(2009年10月8日公開)
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、CASIDを用いて起動タイミングに時間差を設けるため、起動タイミングの遅いCASIDが設定された受信機ばかりを所有している世帯に対して、緊急事態の発生が告知されるタイミングが遅れてしまうという問題がある。
また、特許文献2に開示された発明では、受信機以外の電化機器の電源を停止するため、例えば、夜間であれば消灯が起きる可能性があり、安全性の確保という観点から、改善の余地がある。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、その主たる目的は、安全性を確保した上で対象地域における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献しつつ、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達することが可能な受信機を実現することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る受信機は、ホームネットワーク内のテレビ番組を表示可能な複数台の表示装置を管理する受信機であって、緊急警報信号を受信する受信手段と、上記受信手段が上記緊急警報信号を受信すると、上記複数台の表示装置に対し、上記表示装置を起動させる起動コマンドを、時間間隔をあけて順次送信する送信手段と、を備えていることを特徴としている。
本発明の一態様によれば、安全性を確保した上で対象地域における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献しつつ、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達することができる。
本発明の一実施形態に係る受信機の構成を示すブロック図である。 本発明の一実施形態に係る受信機を用いるシステムの構成を示す図である。 本発明の一実施形態に係る受信機において初期設定を行う際の動作の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る受信機において起動情報収集時の動作の手順を説明するためのフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る受信機において決定された優先順位を示す優先順位テーブルの一例を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る受信機を用いたシステムにおいて緊急警報放送信号受信時の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る受信機を用いたシステムにおいて緊急警報放送信号受信時の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3の実施形態に係る受信機を用いたシステムにおいて緊急警報放送信号受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
(実施形態1)
以下、本発明の一実施形態に係る表示装置(具体的にはテレビ受信機)について、図1から図6を参照して、詳細に説明する。最初に、本実施形態に係る表示装置の構成について図1を参照しながら説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る表示装置1の構成を示すブロック図である。
(表示装置1の構成について)
図1に示すように、本発明の一実施形態に係る表示装置1は、受信部10、ネットワーク端子11、フラグ検出部20、MPEG(Moving Picture Experts Group)処理部31、映像/音声出力部32、表示部33、スピーカ34、メインCPU40およびメモリ50を備えている。
受信部10は例えば、地上波や衛星放送などの放送局から送信される放送波、及び緊急警報放送の開始フラグである緊急警報信号を受信し、フラグ検出部20の備えるデジタルチューナ21に供給する。ネットワーク端子11は、通常のLAN(Local Area Network)などを用いたネットワークに接続するための端子であり、表示装置1はネットワーク端子11を介して、テレビ番組を表示可能な他の複数台の表示装置とホームネットワークで接続されている。なお、表示装置1はマスター受信機として機能し、他の複数台の表示装置はスレーブ受信機として機能する。
フラグ検出部20は、デジタルチューナ21、デジタル復調部22、及びサブマイコン23を備えており、フラグ検出部20の備える各部は、緊急警報信号を受信するために、スタンバイ状態においても、常時通電状態である。デジタルチューナ21は、受信部10から供給された放送波、及び緊急警報信号をデジタル復調部22、及びサブマイコン23へ供給する。デジタル復調部22は放送波に含まれるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)信号を常時監視する。デジタル復調部22が緊急警報信号を受信した場合、サブマイコン23は、複数台の表示装置を起動させるために起動コマンドを順次送信するよう、メインCPU40に指示する。なお、フラグ検出部20のみは常時通電状態にあるが、フラグ検出部20の消費電力は極僅かであるため、スタンバイ状態における表示装置1の消費電力は極僅かである。
MPEG処理部31は、PMT(Program Map Table)信号の解析を行う。映像/音声出力部32は、受信した放送波に応じた映像信号および音声信号を出力する。
表示部33は、入力された映像信号に応じた映像を表示するディスプレイである。
スピーカ34は、入力された音声信号に応じた音声を出力する。
メインCPU40は、表示装置1全体の動作を制御する。また、メインCPU40は、コマンド送信部41及びモニタリング部42として機能する。コマンド送信部41は、受信部10が緊急警報信号を受信すると、表示装置1に接続されている複数台の表示装置に対し、表示装置を起動させる起動コマンドを、時間間隔をあけて順次送信する。モニタリング部42は、表示装置1に接続されている複数台の表示装置の各々について、時間帯ごとの使用状況をモニタリングし、モニタリング結果をメモリ50へ格納する。
メモリ50には各種の設定データ、及びモニタリング部42によるモニタリング結果が格納されている。
以上、本実施形態に係る表示装置1の構成について説明した。
(ホームネットワークシステムについて)
次に、表示装置1と、他の複数台の表示装置と、がネットワーク接続されたホームネットワークシステムについて図2を参照しながら説明する。
図2は、表示装置1と、複数の表示装置2a、2b、及び2cとがホームネットワークで接続されている構成を示した図である。図2に示すように、表示装置1は緊急警報信号を受信すると、各表示装置を起動させる起動コマンドを、時間間隔をあけて順次送信する。複数の表示装置2a、2b、及び2cは、待機状態にあるときに表示装置1から起動コマンドを受信すると、自装置を起動する。なお、表示装置2a、2b、及び2cは、待機状態においてもネットワーク通信部(図示せず)および起動回路(図示せず、特許請求の範囲の「起動手段」に対応)は通電状態になっており、ネットワーク通信部がコマンドを受信すると、起動回路がスタンバイ状態の表示装置を起動する。そして、起動後の表示装置では、MPEG処理部および映像/音声出力部(それぞれ図示せず、特許請求の範囲の「表示手段」に対応)が、放送中のテレビ番組を表示する。
起動した表示装置は、放送中のテレビ番組を表示するとともに、緊急警報放送が放送されている旨を示すため、例えば字幕スーパーやアイコンなどを表示する。表示装置2a、2b、及び2cは、視聴者からリモコンなどを用いた緊急警報放送が放送されているチャンネルへのチャンネル変更操作を受け付けると、現在表示中の放送チャンネルから、緊急警報放送番組が放送されているチャンネルに変更し、緊急警報放送番組を表示する。起動コマンドにより表示装置が起動した後、所定時間が経過すると、表示装置1は、次の表示装置へ起動コマンドを送信する。
(表示装置1の初期設定について)
続いて、図3〜図5を参照して表示装置1の初期設定の手順について説明する。図3は表示装置1の初期設定の手順を示したフローチャートである。
(ステップS101)
まず、表示装置1はユーザから表示装置1の初期設定を開始する旨を示す入力操作を受け付ける。
(ステップS102)
続いて、ステップS101にて初期設定を行う旨を示す入力を受け付けると、表示装置1は、表示装置1が緊急警報放送の起動制御を行うか否かについて、操作部(図示せず)を通じてユーザの入力操作を受け付ける。操作部が起動制御を行わない旨を示す入力操作を受け付けた場合、表示装置1は処理を終了する。操作部が起動制御を行う旨を示す入力操作を受け付けた場合は、表示装置1はステップS103の処理へ進む。
(ステップS103)
続いて、モニタリング部42は、電源がオンになったときには電源ON通知を表示装置1に送信し、電源がオフになったときには電源OFF通知を表示装置1に送信するよう、ホームネットワークに接続されている他の全表示装置に対して要求する。
(ステップS104)
モニタリング部42は、他の各表示装置から送信されてくるON/OFF情報(電源ON通知または電源OFF通知)と、通知の受信時刻と、に基づいて、後述するメモリ50の使用頻度情報を更新する。
また、モニタリング部42は、表示装置1の電源のオンおよびオフとその時刻とをモニタリングし、モニタリングの結果に基づいて使用頻度情報を更新する。
そして、モニタリング部42は、ステップS104の開始時から一定期間経過後(例えば、数週間後)に、その時点の使用頻度情報に基づいて、コマンド送信部41が順次時間間隔をあけて起動コマンドを送信する際の優先順位を決定し、決定した優先順位を示す優先順位データをメモリ50に格納する。
(優先順位決定処理について)
続いて、初期設定において、表示装置1が優先順位を決定する手順の詳細について、図4、及び図5を用いて説明する。図4は、表示装置1が他の表示装置からON/OFF情報を受信したときに使用頻度情報を更新する手順を示したフローチャートである。また、図5は、図4を用いて説明する手順に基づいて決定された優先順位を示す優先順位テーブルの一例を示す図である。
使用頻度情報は、各表示装置の時間帯ごとの使用頻度を示す情報である。例えば、使用頻度情報は、1日を3時間ずつの時間帯に区切った8つの各時間帯における各表示装置のS104の開始時点からの累積視聴回数を示す情報であってもよい。
以下、表示装置1が他の表示装置からON/OFF情報を受信したときに使用頻度情報を更新する処理について説明する。
(ステップS201)
まず、表示装置1では、モニタリング部42が、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置のうち何れかから、電源ON通知または、電源OFF通知の何れかを示すON/OFF情報を受信する。
(ステップS202)
続いて、ON/OFF情報を受信すると、モニタリング部42は、ON/OFF情報に付加されている受信機IDを判別する。受信機IDは、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置それぞれに予め定められている装置固有のIDであるため、モニタリング部42は、複数の表示装置のうち、何れの表示装置が電源ONまたはOFFになったかを判別することができる。
(ステップS203)
続いて、モニタリング部42はステップS201にて受信したON/OFF情報に、ON/OFF情報を受信した日時を示す日時情報をさらに付加し、メモリ50に格納する。
(ステップS204)
続いて、モニタリング部42は、ステップS201にて受信したON/OFF情報が電源ON通知であったか、電源OFF通知であったかを判別し、ON通知であると判別した場合、表示装置1はステップS206の処理へ進み、OFF通知であると判別した場合、表示装置1はステップS205の処理へ進む。
(ステップS205)
続いて、ステップS204にて判別したON/OFF情報がOFF通知であった場合、モニタリング部42は、ステップS202にて判別したIDと同一のIDを有する表示装置の直近のON通知を受信してから、ステップS204にて判別したOFF通知までの期間を計算する。モニタリング部42は、計算の結果に基づいて、ON通知からOFF通知までの期間が、複数の時間帯にまたがっているか否かを判定する。モニタリング部42が複数の時間帯にまたがっていると判定した場合、表示装置1はステップS206の処理へ進み、モニタリング部42が複数の時間帯にまたがっていないと判定した場合は、表示装置1は処理を終了する。
(ステップS206)
続いて、モニタリング部42は該当時間帯の視聴カウント数を1増加することにより、メモリ50の使用頻度情報を更新し、処理を終了する。ここで、該当時間帯とは、ステップS204にてON/OFF情報が電源ON通知であると判別された場合には、表示装置1がON/OFF情報を受信した日時を含む時間帯を指す。また、ステップS204にてON/OFF情報がOFF通知であると判別された場合には、表示装置1がON通知を受信した日時を含む時間帯、OFF通知を受信した日時を含む時間帯、及び上記2つの時間帯の間に存在する全ての時間帯を指す。すなわち、複数の時間帯にまたがって表示装置が起動されていたことを示すように、その表示装置の各時間帯の視聴カウント数が1増加するよう使用頻度情報を更新し、表示装置1は使用頻度情報の更新処理を終了する。
以上、他の表示装置からON/OFF情報を受信したときの表示装置1による使用頻度情報の更新処理について説明した。
表示装置1は、ステップS104において、一定期間に亘って、ON/OFF情報を受信する度に以上の使用頻度情報の更新処理を行い、自装置のオンまたはオフを検出するたびに使用頻度情報の更新処理を行う。これにより、表示装置1は、一定期間における各表示装置の使用頻度が反映された使用頻度情報を得ることができる。
図5は、表示装置1の以上の処理によりステップS104の開始時から一定期間後に得られた使用頻度情報に基づいて、表示装置1が決定した優先順位を示す優先順位テーブルの一例を示している。より具体的には、図5は、平日及び土日の2通りの場合について1日を3時間ずつの時間帯に区切った各時間帯における各表示装置の優先順位を示している。
モニタリング部42は使用頻度情報に基づいて平日および土日の2通りについて各時間帯における各表示装置の優先順位を決定し、図5に例示されるような優先順位テーブルをメモリ50に格納する。具体的には、モニタリング部42は、各時間帯について、使用頻度情報が示すその時間帯における各表示装置の使用頻度(累積視聴カウント数)に基づき、使用頻度が相対的に高い表示装置に対し、相対的に高い優先順位を割り当てる。
このようにしてメモリ50に格納された優先順位テーブルは、緊急警報信号が放送局から送信されたときにコマンド送信部41によって参照されることになる。
すなわち、ある時間帯にスタンバイ状態の表示装置1が緊急警報信号を受信すると、表示装置1はまず自装置を起動させ、コマンド送信部41は優先順位テーブルを参照し、その時間帯における他の各表示装置の優先順位を特定する。そして、コマンド送信部41は、優先順位の高い順に、起動コマンドを各表示装置に送信する。
なお、本実施形態においては、表示装置1は、各表示装置の各時間帯における累積視聴カウント数に基づいて優先順位を決定する構成としたが、これは本発明を限定するものではなく、例えば、表示装置1は、表示装置毎に各時間帯における総視聴時間を示した使用頻度情報に基づいて優先順位を決定する構成としてもよい。
(優先順位決定処理の変形例について)
前述の優先順位決定処理中に、表示装置2a、2bおよび2cが、電源がオンまたはオフになるたびにON/OFF情報を表示装置1に送信し、表示装置1が、ON/OFF情報を受信するたびに使用頻度情報を更新するものとした。しかしながら、優先順位決定処理はこれに限定されない。以下では優先順位決定処理の一変形例について説明する。
まず、表示装置2a、2bおよび2cは、自装置の電源がONまたはOFFになった際に、電源がONまたはOFFになったことを示すON/OFF情報を自装置のメモリ(図示せず)に格納する。この際、表示装置2a、2bおよび2cは、ON/OFF情報に電源がONまたはOFFになった日時を示す日時情報を付加して自装置のメモリに格納する。表示装置2a、2bおよび2cは、自装置のメモリに格納されたON/OFF情報を参照し、各曜日の各時間帯において、自装置が起動状態にある回数をカウントする。表示装置2a、2bおよび2cは、このカウントを所定の期間(例えば数週間)継続して行う。
表示装置1は、一定期間に一度(例えば1週間に一度)、表示装置2a、2bおよび2cに対して、視聴回数データのデータ送信指示を送信する。ここで、視聴回数データとは、曜日毎、および、時間帯毎に、直近の一定期間内において該当曜日の該当時間帯に表示装置が起動していた回数を示したデータである。データ送信指示を受信した各表示装置は、視聴回数データに、自装置に予め定められている受信機IDを付加して、表示装置1へ送信する。なお、表示装置1が上記データ送信指示を送信した際に、受信した表示装置が待機状態であった場合、表示装置1からの指示を自装置のサブマイコン23が受信し、受信したサブマイコン23は、自装置が次回起動した際に、上記視聴回数データを表示装置1に送信してもよい。
表示装置1は、各表示装置からの視聴回数データの集計を所定の期間繰り返し行う。そして、表示装置1は、所定の期間の経過後、それまでの集計結果に基づいて、各曜日の各時間帯について、その時間帯の視聴回数が相対的に多い表示装置に対し、その時間帯における優先順位を相対的に高く設定し、図5に示すような優先順位テーブルを作成する。
なお、表示装置1は、上記手順に従って作成した優先順位テーブルを随時更新する構成としてもよい。例えば、表示装置2a、2bおよび2cは、初期設定後の所定の期間だけでなく、その後も常に、自装置が起動状態にある回数をカウントしてもよい。そして、表示装置1は、所定の期間の経過後にも、例えば1週間ごとに視聴回数データのデータ送信指示を表示装置2a、2bおよび2cにしてもよい。さらに、表示装置1は、例えば1週間ごとに、最も古い視聴回数データをメモリ50から削除するとともに、直近の数週間で各表示装置から収集した視聴回数データの集計結果に基づいて新たな優先順位テーブルを作成してもよい。そして、表示装置1は、メモリ50の既存の優先順位テーブルを、この新しい優先順位テーブルに更新してもよい。
(緊急警報放送起動フラグ検出時の動作について)
続いて、表示装置1を用いたシステムの動作の詳細について、図6を参照しながら説明する。図6は表示装置1を用いたシステムの緊急警報放送信号受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップS301)
まず、表示装置1の受信部10が緊急警報放送の起動フラグである緊急警報信号を受信する。そして、緊急警報信号の受信時に表示装置1がスタンバイ状態にある場合、さらに、表示装置1の起動回路(図示せず)は、CPU40を起動する。なお、ここでのCPU40の起動とは、表示装置1の通常の起動(すなわち、表示装置1がテレビ番組を表示可能な状態にするための起動)ではなく、コマンド送信部41およびモニタリング部42を機能させることを目的とした起動である。したがって、スタンバイ状態の表示装置1が緊急警報信号を受信した場合、この時点では表示装置1は通常の消費電力を消費しておらず、テレビ番組を表示できるようにもなっていない。
(ステップS302)
続いて、モニタリング部42は、次にどの優先順位の表示装置に起動コマンドを送信すべきかを示す変数X(Xは正の整数)を1に設定する。すなわち、この変数Xは、その値が1である場合には優先順位が1番である表示装置に起動コマンドを送信すべきであることを示し、その値が3である場合には優先順位が3番である表示装置に起動コマンドを送信すべきであることを示している。なお、変数Xは、その値が0である場合には、例外的に、起動コマンドを送信せず起動中の表示装置の現使用状況を確認すべき旨を示す。
(ステップS303)
続いて、モニタリング部42は、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置すべての起動状態を確認する。表示装置1は、全表示装置の電源がOFF(スタンバイ状態)であった場合、ステップS304の処理へ進み、電源ONの表示装置(テレビ番組が表示できる状態の表示装置)が1台でも存在していた場合は、ステップS305の処理へ進む。
(ステップS304)
続いて、コマンド送信部41は、メモリ50に格納されている優先順位テーブルを参照することでXの値が示す優先順位を有する表示装置を特定し、その表示装置に対し、起動コマンドを送信する。表示装置1は、ステップS304の後、ステップS306に進む。
(ステップS305)
ステップS303にて、電源ONの表示装置が1台でも存在していた場合は、モニタリング部42はXの値を0に設定し、ステップS306の処理へ進む。この際、コマンド送信部41は、起動コマンドの送信は行わない。
(ステップS306)
続いて、モニタリング部42は、ステップS304にてコマンド送信部41による起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲に人が居るか否かを判定するために、その表示装置に対するリモコン操作信号の有無を検出する。また、ステップS305にてXの値が0に設定されている場合は、モニタリング部42は、すでに起動している表示装置に対するリモコン操作信号の有無を検出する。表示装置1は、表示装置に対してリモコン操作信号が送られたことを検出した場合はステップS308の処理へ進み、表示装置に対してリモコン操作信号が送られたことを検出しなかった場合にはステップS307の処理へ進む。なお、後述の実施形態2および3でも同様であるが、スレーブ受信機として機能する表示装置2a、2bおよび2cは、自装置に対するリモコン操作信号を検出すると、その旨を示すリモコン操作信号をマスター受信機である表示装置1に通知するようになっている。
(ステップS307)
続いて、モニタリング部42は、予め設定された所定の待ち時間が経過したか否かを判別する。表示装置1は、所定の待ち時間が経過していないと判別した場合はステップS306の処理へ戻り、所定の待ち時間が経過したと判別した場合はステップS308の処理へ進む。
(ステップS308)
続いて、コマンド送信部41は、全ての表示装置に対して起動コマンドを送信したか否かを確認する。表示装置1は、全ての表示装置に対して起動コマンドを送信した場合は処理を終了し、全部または一部の表示装置にまだ起動コマンドを送信していない場合はステップS309の処理へ進む。
(ステップS309)
続いて、コマンド送信部41はXの値を1増加させ、ステップS304の処理へ戻る。
表示装置1は、上記の手順を繰り返すことで、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置に対し、順次時間間隔をあけて起動コマンドを送信し、全ての表示装置を起動する。具体的には、表示装置1は、直近の起動コマンドの送信先となった表示装置に対してリモコン操作が成されるか、直近の起動コマンドを送信してから所定の待ち時間が経過してから、次の起動コマンドを送信する。
(表示装置1の利点)
以上のように、表示装置1は、ホームネットワーク内のテレビ番組を表示可能な表示装置2a、2bおよび2cを管理するマスター受信機であって、緊急警報信号を受信するフラグ検出部20(特許請求の範囲の「受信手段」に対応)を備えている。
表示装置1のコマンド送信部41(特許請求の範囲の「送信手段」に対応)は、フラグ検出部20が緊急警報信号を受信すると、表示装置2a、2bおよび2cに対し、表示装置を起動させる起動コマンドを、時間間隔をあけて順次送信する。
上記の構成により、表示装置1は、緊急警報信号を受信した場合であっても、ホームネットワーク内の全表示装置を一斉には起動しないため、緊急警報放送の対象地域および宅内における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献する。また、表示装置1は、緊急警報信号を受信すると、ホームネットワーク内のいずれかの表示装置をすぐに起動させる(いずれかの表示装置にすぐに最初の起動コマンドを送信する)ので、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達することができる。
また、表示装置1は、電力消費の急激な上昇を抑えるために、緊急事態の発生時に安全確保に必要な電灯等の電気機器をオフにしてしまうこともない。
したがって、表示装置1は、安全性を確保した上で対象地域における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献しつつ、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達することが可能である。
なお、上述のように、表示装置1は、使用頻度情報に基づいて作成された優先順位テーブルを参照することで、緊急警報信号を受信した時間帯に最も周囲に人が居る可能性が高いスタンバイ状態の表示装置を最優先で起動しようとする。例えば、図5の優先順位テーブルを保持している表示装置1は、平日の午前7時に緊急警報信号を受信した場合、表示装置2cを最優先で起動しようとする。
したがって、表示装置1が緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達できる可能性も非常に高いものとなる。
(実施形態2)
本発明の第2の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図7は本発明の第2の実施形態に係る表示装置を用いたシステムにおいて緊急警報放送信号受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップS401)
まず、表示装置1の受信部10が緊急警報放送の起動フラグである緊急警報信号を受信する。表示装置1は、その他、ステップS301と同様の処理を行う。
(ステップS402)
続いて、モニタリング部42は、次にどの優先順位の表示装置に起動コマンドを送信すべきかを示す変数X(Xは正の整数)を1に設定する。
(ステップS403)
続いて、モニタリング部42は、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置すべての起動状態を確認する。表示装置1は、全表示装置の電源がOFFであった場合、ステップS404の処理へ進み、電源ONの表示装置が1台でも存在していた場合は、ステップS405の処理へ進む。
(ステップS404)
続いて、コマンド送信部41は、メモリ50に格納されている優先順位テーブルを参照することでXの値が示す優先順位を有する表示装置を特定し、その表示装置に対し、起動コマンドを送信する。表示装置1は、ステップS404の後、ステップS406に進む。
(ステップS405)
ステップS403にて、電源ONの表示装置が1台でも存在していた場合は、モニタリング部42はXの値を0に設定し、ステップS406の処理へ進む。この際、コマンド送信部41は、起動コマンドの送信は行わない。
(ステップS406)
続いて、モニタリング部42は、ステップS404にてコマンド送信部41が起動コマンドを送信した表示装置に対するリモコン操作信号の有無を検出する。また、ステップS405にてXの値が0に設定されている場合は、モニタリング部42は、すでに起動している表示装置に対するリモコン操作信号の有無を検出する。表示装置1は、リモコン操作信号が検出された場合はステップS409の処理へ進み、リモコン操作信号が検出されない場合はステップS407の処理へ進む。
(ステップS407)
続いて、モニタリング部42は、予め設定された所定の待ち時間が経過したか否かを判別する。表示装置1は、所定の待ち時間が経過していないと判別した場合にはステップS406の処理へ戻り、所定の待ち時間が経過したと判別した場合にはステップS408の処理へ進む。
(ステップS408)
続いて、モニタリング部42がステップS407にて所定の待ち時間が経過したと判別した場合、コマンド送信部41はXの値が示す優先順位を有する表示装置に対し、電源をオフ(より具体的には待機状態)にさせる電源OFFコマンドを送信する。
(ステップS409)
続いて、コマンド送信部41は、全ての表示装置に対して起動コマンドを送信したか否かを確認する。表示装置1は、全ての表示装置に対して起動コマンドを送信した場合は処理を終了し、全部または一部の表示装置にまだ起動コマンドを送信していない場合はステップS410の処理へ進む。
(ステップS410)
続いて、コマンド送信部41はXの値を1増加させ、ステップS404の処理へ戻る。
表示装置1は、上記の手順を繰り返すことで、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置に対し、時間間隔をあけて順次起動コマンドを送信し、周囲に視聴者が存在する可能性が低い表示装置に対してはさらに電源OFFコマンドを送信する。表示装置1のこの処理により、周囲に視聴者が存在する可能性が高い表示装置のみが起動状態を維持することになり、視聴者には緊急事態の発生が迅速に伝わり、尚且つ、宅内および対象地域における電力消費の上昇が抑制されることになる。
(実施形態3)
本発明の第3の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した図面と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図7は本発明の第2の実施形態に係る表示装置を用いたシステムにおいて緊急警報放送信号受信時の動作を説明するためのフローチャートである。
(ステップS501)
まず、表示装置1の受信部10が緊急警報放送の起動フラグである緊急警報信号を受信する。表示装置1は、その他、ステップS301およびステップS401と同様の処理を行う。
(ステップS502)
続いて、モニタリング部42は、次にどの優先順位の表示装置に起動コマンドを送信すべきかを示す変数X(Xは正の整数)を1に設定する。
(ステップS503)
続いて、モニタリング部42は、ホームネットワークに接続されている複数の表示装置すべての起動状態を確認する。表示装置1は、全表示装置の電源がOFFであった場合、ステップS504の処理へ進み、電源ONの表示装置が1台でも存在していた場合は、ステップS505の処理へ進む。
(ステップS504)
続いて、コマンド送信部41は、メモリ50に格納されている優先順位テーブルを参照することでXの値が示す優先順位を有する表示装置を特定し、その表示装置に対し、起動コマンドを送信する。表示装置1は、ステップS504の後、ステップS506に進む。
(ステップS505)
また、ステップS503にて、電源ONの表示装置が1台でも存在していた場合は、モニタリング部42はXの値を0に設定し、ステップS506の処理へ進む。この際、コマンド送信部41は、起動コマンドの送信は行わない。
(ステップS506)
続いて、モニタリング部42は、ステップS504にてコマンド送信部41が起動コマンドを送信した表示装置に対するリモコン操作信号の有無を検出する。また、ステップS505にてXの値が0に設定されている場合は、表示装置1は、すでに起動している表示装置に対するリモコン操作信号の有無を検出する。表示装置1は、リモコン操作信号が検出された場合は処理を終了し、リモコン操作信号が検出されない場合はステップS507の処理へ進む。
(ステップS507)
続いて、モニタリング部42は、予め設定された所定の待ち時間が経過したか否かを判別する。表示装置1は、所定の待ち時間が経過していないと判別した場合はステップS506の処理へ戻り、所定の待ち時間が経過したと判別した場合はステップS508の処理へ進む。
(ステップS508)
続いて、モニタリング部42がステップS507にて所定の待ち時間が経過したと判別した場合、コマンド送信部41は、Xの値が示す優先順位を有する表示装置に対し、電源をオフにさせる電源OFFコマンドを送信する。
(ステップS509)
続いて、コマンド送信部41は、全ての表示装置に対して起動コマンドを送信したか否かを確認する。表示装置1は、全ての表示装置に対して起動コマンドを送信した場合は処理を終了し、全部または一部の表示装置にまだ起動コマンドを送信していない場合はステップS510の処理へ進む。
(ステップS510)
続いて、コマンド送信部41はXの値を1増加させ、ステップS504の処理へ戻る。
表示装置1は、上記の手順を繰り返すことで、ホームネットワークに接続されている周囲に視聴者が存在する可能性が高い全表示装置のうちただ1台の表示装置のみに起動状態を維持させることになる。したがって、実施形態3に係る表示装置1は、視聴者に緊急事態の発生を迅速に伝えつつ、実施形態2と比較して、宅内および対象地域における電力消費の上昇をさらに抑制することができる。
なお、実施形態2に係る表示装置1は、緊急警報信号の受信後に周囲に人が居る可能性が高い全ての表示装置を起動させたままにするので、実施形態3と比較して、緊急事態の発生を宅内のより多くの人に迅速に伝達できる。
(付記事項1)
表示装置1は、テレビ番組の受信および表示を主機能とするテレビ受信機であってもよいが、テレビ番組の受信および表示を付加機能として備えているチューナ内蔵ノートPCまたはタブレット端末としても実現できる。
本発明に係る受信機は、表示装置1に限定されない。例えば、本発明に係る受信機は、表示機能を備えていなくともよい。例えば、本発明は、チューナ単体の装置としても実施できるし、チューナ内蔵のデスクトップPCとしても実施できる。
(付記事項2)
表示装置2a、2bおよび2cは、自装置に対してリモコン操作信号が送られたときに、その旨を表示装置1に通知してもよいが、表示装置2a、2bおよび2cは、これに限定されない。すなわち、表示装置2a、2bおよび2cは、人感センサを備え、自装置の人感センサが周囲に人が居ることを検出した場合に、その旨を示す人感センサ情報を表示装置1に通知してもよい。
そして、表示装置1は、直近の起動コマンドの送信先となった表示装置から周囲に人が居る旨を示す人感センサ情報をステップS304の後に受けた場合には、ステップS308の処理に進んでもよい。
(まとめ)
本発明の一態様に係る受信機(表示装置1)は、ホームネットワーク内のテレビ番組を表示可能な複数台の表示装置(表示装置2a、2b、2c)を管理する受信機であって、緊急警報信号を受信する受信手段(受信部10)と、上記受信手段が上記緊急警報信号を受信すると、上記複数台の表示装置に対し、上記表示装置を起動させる起動コマンドを、順次時間間隔をあけて送信する送信手段(コマンド送信部41)と、を備えていることを特徴としている。
上記のように構成された本発明に係る受信機によれば、緊急警報信号受信時に、ホームネットワーク内の複数台の表示装置を順次時間間隔をあけて起動することができる。具体的には、本発明に係る受信機は、緊急警報信号受信時に、1台目の表示装置をすぐに起動し、その後、時間間隔をあけて2台目の表示装置を起動する。本発明に係る受信機は、以降同様にして複数台の表示装置を起動する。
したがって、上記の構成によれば、緊急警報の対象地域における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献しつつ、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達することができる。
また、上記の受信機において、上記複数台の表示装置の各々について、該表示装置の時間帯ごとの使用状況をモニタリングするモニタリング手段(モニタリング部42)をさらに備え、上記送信手段は、上記モニタリング手段によるモニタリングの結果に基づいて、上記緊急警報信号の受信時が属する時間帯での使用頻度が相対的に高い表示装置に対し、該時間帯での使用頻度が相対的に低い表示装置に対してよりも先に上記起動コマンドを送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記受信機は、上記複数の表示装置に対して順次起動コマンドを送信するが、具体的には、視聴される可能性が相対的に高い表示装置に対して相対的に早く起動コマンドを送信することになる。
したがって、本発明に係る受信機は、緊急事態の発生を所有世帯により迅速に伝達することができる。
また、上記の受信機において、上記送信手段が直近で送信した起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲における人の有無を判定する判定手段(モニタリング部42)をさらに備え、上記送信手段は、上記判定手段により人が居ないと判定された場合には次の起動コマンドを送信し、上記判定手段により人が居ると判定された場合には以降の起動コマンドを送信しないように構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記受信機は、起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲における人の有無を判定し、人が居ると判定した場合には、以降、他の表示装置を起動させない。
したがって、本発明に係る受信機は、緊急事態の発生を所有世帯に迅速に伝達しつつ、宅内および対象地域における消費電力の上昇を一層抑制することができる。
また、上記の受信機において、上記送信手段が直近で送信した起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲における人の有無を判定する判定手段をさらに備え、上記送信手段は、上記判定手段により人が居ないと判定された場合にも人が居ると判定された場合にも上記判定手段による判定後すぐに次の起動コマンドを送信するように構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記判定手段により、起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲における人の有無を判定した後、すぐに次の起動コマンドを送信するため、起動コマンドの送信間隔を短縮することができる。
したがって、上記の構成によれば、上記受信機は、上記複数台の表示装置の起動タイミングをずらしつつも起動タイミングのずれを最小限にすることになる。すなわち、上記受信機は、ホームネットワーク内の全表示装置の起動を迅速に行うことができる。
これにより、本発明に係る受信機は、対象地域における電力消費の急激な上昇の抑制に貢献しつつも、緊急事態の発生を所有世帯により迅速に伝達できる。
また、上記の受信機において、上記複数台の表示装置の各々は、自装置の周囲に人が居ることを検出した場合にその旨を示す情報を上記受信機に送信するように構成されており、上記判定手段は、直近の起動コマンドの送信時からの一定期間内に該起動コマンドの送信先となった表示装置から該情報を受信したことを以って、該表示装置の周囲に人が居ると判定し、該一定期間内に該情報を受信しなかったことを以って、該表示装置の周囲に人が居ないと判定するように構成されている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記受信機は、表示装置が自装置の周囲に人が居ること検出した場合に、その表示装置の周囲に人が居ると判定する。
したがって、上記受信機は、表示装置の周囲に人が居るか否かを高い精度で判定できるので、緊急事態の発生を所有世帯により確実に伝達することができる。
また、上記の受信機において、上記複数台の表示装置の各々は、人感センサを備え、自装置の人感センサが周囲に人が居ることを検出した場合に上記情報を上記受信機に送信する、ことが好ましい。
また、上記の受信機において、上記複数台の表示装置の各々は、リモコンにより操作可能に構成されており、自装置へのリモコンによる遠隔操作を検出した場合に上記情報を上記受信機に送信する、ことが好ましい。
また、上記の受信機において、上記送信手段は、上記判定手段が表示装置に周囲に人がいないと判定した場合に、該表示装置に対して、該表示装置を待機状態にするコマンドを送信する、ことが好ましい。
上記の構成によれば、起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲に人が存在しないと判定した場合に、該表示装置を待機状態にしたうえで、次の起動コマンドを送信することができる。したがって、上記の構成によれば、緊急事態の発生時に、対象地域における総消費電力の増大の抑制に一層貢献することができる。
また、上記の受信機によって管理されるテレビ番組を表示可能な表示装置は、待機状態において上記起動コマンドを上記受信機から受信した場合に自装置を起動させる起動手段と、上記起動手段により自装置が起動されると、放送中のテレビ番組を表示する表示手段と、を備えている、ことが好ましい。
上記の構成によれば、上記表示装置は、上記受信機から起動コマンドを受信すると、自装置を起動し、緊急事態の発生を伝えるテレビ番組を表示することができる。したがって、上記の構成によれば、緊急事態の発生を所有世帯により確実に伝達することができる。
なお、本発明は、上記の受信機の各手段を備えているテレビジョン受像機(表示装置1)としても実現できる。
なお、本発明は、上記の受信機と上記の表示装置とを含んでいるホームネットワークシステムとしても実現できる。
また、本発明の一態様に係る管理方法は、ホームネットワーク内のテレビ番組を表示可能な複数台の表示装置を管理する受信機の管理方法であって、緊急警報信号を受信する受信工程と、上記受信工程にて上記緊急警報信号が受信されると、上記複数台の表示装置に対し、上記表示装置を起動させる起動コマンドを、順次時間間隔をあけて送信する送信工程と、を含んでいることを特徴としている。
上記の管理方法によれば、上記の受信機と同様の効果を奏する。
また、本発明に係る受信機が備えているコンピュータを動作させるためのプログラムであって、当該コンピュータを上記受信機が備えている各手段として機能させるためのプログラム、および、それらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても本発明の範疇に含まれる。
また、本発明に係る表示装置が備えているコンピュータを動作させるためのプログラムであって、当該コンピュータを上記表示装置が備えている各手段として機能させるためのプログラム、および、それらのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体についても本発明の範疇に含まれる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
(ソフトウェアによる実現例)
最後に、表示装置1および表示装置2a〜2cの各ブロック、特にコマンド送信部41およびモニタリング部42は、集積回路(ICチップ)上に形成された論理回路によってハードウェア的に実現してもよいし、CPU(Central Processing Unit)を用いてソフトウェア的に実現してもよい。
後者の場合、表示装置1および表示装置2a〜2cは、各機能を実現するプログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM(Read Only Memory)、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである表示装置1および表示装置2a〜2cの制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、表示装置1および表示装置2a〜2cに供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、一時的でない有形の媒体(non-transitory tangible medium)、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ類、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク類、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード類、マスクROM/EPROM/EEPROM(登録商標)/フラッシュROM等の半導体メモリ類、あるいはPLD(Programmable logic device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の論理回路類などを用いることができる。
また、表示装置1および表示装置2a〜2cを通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークは、プログラムコードを伝送可能であればよく、特に限定されない。例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(Virtual Private Network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、この通信ネットワークを構成する伝送媒体も、プログラムコードを伝送可能な媒体であればよく、特定の構成または種類のものに限定されない。例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、IEEE802.11無線、HDR(High Data Rate)、NFC(Near Field Communication)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、複数台のテレビ受信機が接続されたホームネットワークシステムに好適に利用することができる。
1 表示装置(受信機)
2a 表示装置
2b 表示装置
2c 表示装置
10 受信部(受信手段)
20 フラグ検出部
21 デジタルチューナ
22 デジタル復調部
23 サブマイコン
31 MPEG処理部
32 映像/音声出力部
40 メインCPU
41 コマンド送信部(送信手段)
42 モニタリング部(モニタリング手段、判定手段)
50 メモリ

Claims (16)

  1. ホームネットワーク内のテレビ番組を表示可能な複数台の表示装置を管理する受信機であって、
    緊急警報信号を受信する受信手段と、
    上記受信手段が上記緊急警報信号を受信すると、上記複数台の表示装置に対し、上記表示装置を起動させる起動コマンドを、順次時間間隔をあけて送信する送信手段と、を備えていることを特徴とする受信機。
  2. 上記複数台の表示装置の各々について、該表示装置の時間帯ごとの使用状況をモニタリングするモニタリング手段をさらに備え、
    上記送信手段は、上記モニタリング手段によるモニタリングの結果に基づいて、上記緊急警報信号の受信時が属する時間帯での使用頻度が相対的に高い表示装置に対し、該時間帯での使用頻度が相対的に低い表示装置に対してよりも先に上記起動コマンドを送信する、ことを特徴とする請求項1に記載の受信機。
  3. 上記送信手段が直近で送信した起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲における人の有無を判定する判定手段をさらに備え、
    上記送信手段は、上記判定手段により人が居ないと判定された場合には次の起動コマンドを送信し、上記判定手段により人が居ると判定された場合には以降の起動コマンドを送信しないように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信機。
  4. 上記送信手段が直近で送信した起動コマンドの送信先となった表示装置の周囲における人の有無を判定する判定手段をさらに備え、
    上記送信手段は、上記判定手段により人が居ないと判定された場合にも人が居ると判定された場合にも上記判定手段による判定後すぐに次の起動コマンドを送信するように構成されている、ことを特徴とする請求項1または2に記載の受信機。
  5. 上記複数台の表示装置の各々は、自装置の周囲に人が居ることを検出した場合にその旨を示す情報を上記受信機に送信するように構成されており、
    上記判定手段は、直近の起動コマンドの送信時からの一定期間内に該起動コマンドの送信先となった表示装置から該情報を受信したことを以って、該表示装置の周囲に人が居ると判定し、該一定期間内に該情報を受信しなかったことを以って、該表示装置の周囲に人が居ないと判定するように構成されている、ことを特徴とする、請求項3または4に記載の受信機。
  6. 上記複数台の表示装置の各々は、人感センサを備え、自装置の人感センサが周囲に人が居ることを検出した場合に上記情報を上記受信機に送信する、ことを特徴とする請求項5に記載の受信機。
  7. 上記複数台の表示装置の各々は、リモコンにより操作可能に構成されており、自装置へのリモコンによる遠隔操作を検出した場合に上記情報を上記受信機に送信する、ことを特徴とする請求項5または6に記載の受信機。
  8. 上記送信手段は、上記判定手段が表示装置に周囲に人がいないと判定した場合に、該表示装置に対して、該表示装置を待機状態にするコマンドを送信する、ことを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の受信機。
  9. 請求項1に記載の受信機によって管理される、テレビ番組を表示可能な表示装置であって、
    待機状態において上記起動コマンドを上記受信機から受信した場合に自装置を起動させる起動手段と、
    上記起動手段により自装置が起動されると、放送中のテレビ番組を表示する表示手段と、を備えている、ことを特徴とする表示装置。
  10. 請求項1から8のいずれか1項に記載の各手段を備えていることを特徴とするテレビジョン受像機。
  11. 請求項1に記載の受信機と請求項9に記載の表示装置とを含んでいるホームネットワークシステム。
  12. ホームネットワーク内のテレビ番組を表示可能な複数台の表示装置を管理する受信機の管理方法であって、
    緊急警報信号を受信する受信工程と、
    上記受信工程にて上記緊急警報信号が受信されると、上記複数台の表示装置に対し、上記表示装置を起動させる起動コマンドを、順次時間間隔をあけて送信する送信工程と、を含んでいることを特徴とする管理方法。
  13. 請求項1から8のいずれか1項に記載の受信機としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
  14. 請求項9に記載の表示装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるためのプログラム。
  15. 請求項13に記載のプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  16. 請求項14に記載のプログラムが記録されているコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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