JP2013150206A - テレビジョン受像機 - Google Patents
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Abstract
【課題】TV受像機において、消費電力を抑えつつ、放送局から緊急警報放送信号がいつ発せられたとしても緊急警報放送信号の受信及び緊急警報情報の表示を可能にする。
【解決手段】TV受像機1では、放送受信回路3により受信された放送信号に緊急警報放送信号が含まれていると判断されるとき、表示器5が緊急警報情報を表示し、通信回路6が警報発令情報信号を他のTV受像機1に無線送信する。そして、この送信元以外の他のTV受像機1が送信元からの警報発令情報信号を受信すると、放送受信回路3及び表示器5が待機状態の場合、制御回路9はそれらを動作状態に切り替える。それにより、放送局から緊急警報放送信号がいつ発せられたとしても、他のTV受像機1から緊急警報放送信号を受信できる環境にあれば、待機状態の放送受信回路3及び表示器5は動作状態に切り替わる。従って、放送受信回路3及び表示器5を常に動作状態にしておく必要はなくなる。
【選択図】図2
【解決手段】TV受像機1では、放送受信回路3により受信された放送信号に緊急警報放送信号が含まれていると判断されるとき、表示器5が緊急警報情報を表示し、通信回路6が警報発令情報信号を他のTV受像機1に無線送信する。そして、この送信元以外の他のTV受像機1が送信元からの警報発令情報信号を受信すると、放送受信回路3及び表示器5が待機状態の場合、制御回路9はそれらを動作状態に切り替える。それにより、放送局から緊急警報放送信号がいつ発せられたとしても、他のTV受像機1から緊急警報放送信号を受信できる環境にあれば、待機状態の放送受信回路3及び表示器5は動作状態に切り替わる。従って、放送受信回路3及び表示器5を常に動作状態にしておく必要はなくなる。
【選択図】図2
Description
本発明は、放送局からのテレビジョン放送信号を受信するテレビジョン受像機に関する。
地震若しくは津波等の災害が発生するか、又はその発生が予想されるとき、放送局は、災害の発生情報又は予測情報を示す緊急警報放送信号を、ディジタルテレビジョン放送信号(以下、単に放送信号という)に含めて発信する。そこで、従来から、テレビジョン(以下、TVという)受像機において、放送信号内の緊急警報放送信号の検出が可能であって、放送信号を受信して放送番組を表示している最中(以下、放送番組の視聴中という)に緊急警報放送信号を検出したときには、緊急警報情報を表示するものが知られている。
このTV受像機では、放送番組の視聴中に、放送局から緊急警報放送信号が発信されると、緊急警報放送信号の受信も緊急警報情報の表示も可能であり、ユーザが緊急警報情報を基に危険を察知することができるが、あくまでも放送番組の視聴中であることが前提である。従って、TV受像機が放送受信機能も表示機能もオフされた待機モードであるときに、放送局から緊急警報放送信号が発せられたとしても、TV受像機は、緊急警報放送信号の受信も緊急警報情報の表示もできない。そのため、ユーザは危険を察知できない。
そこで、TV受像機において、待機モードであっても、放送受信回路により放送信号を受信し続けるようにしたものが知られている。しかしながら、放送信号の受信処理には、放送信号の復調、復調後の放送信号の映像・音声・制御信号への分離、及び分離後の各信号のデコード等の処理が含まれており、受信処理の消費電力は比較的多いことから、待機モード中の消費電力が増加してしまう。
ところで、放送信号内の緊急警報放送信号を検出可能なTV受像機において、緊急警報放送信号の検出時に、その検出を通知する情報を周辺の情報端末に送信するものが知られている(例えば、特許文献1乃至3を参照)。しかしながら、そのようなTV受像機では、上記の問題を解決することが難しい。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、放送局から緊急警報放送信号がいつ発せられたとしても、緊急警報放送信号の受信及び緊急警報情報の表示が可能であり、しかも、消費電力を抑えることができるテレビジョン受像機を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明のテレビジョン受像機は、放送局から放送信号を受信する放送受信部と、前記放送受信部により受信された放送信号に緊急警報放送信号が含まれているか否かを判断する判断部と、前記判断部により前記放送信号に前記緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、前記緊急警報放送信号を基に緊急警報情報を表示する表示部と、を備えたテレビジョン受像機において、前記判断部により前記放送信号に前記緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、放送局が緊急警報放送中であることを示す警報発令情報信号を他のテレビジョン受像機に無線送信する情報送信部と、他のテレビジョン受像機からの前記警報発令情報信号を無線受信する情報受信部と、前記情報受信部により前記警報発令情報信号が受信されたとき、前記放送受信部及び前記表示部が待機状態にある場合、前記放送受信部及び前記表示部を動作状態に切り替える制御部と、を備えることを特徴とする。
この発明において、前記警報発令情報信号が送信済みである場合にオンに設定され、前記警報発令情報信号が送信済みではない場合にオフに設定される送信フラグを記憶した記憶部をさらに備え、前記制御部は、前記判断部により前記放送信号に前記緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、前記記憶部に記憶された送信フラグがオフ状態である場合には、前記情報送信部に前記警報発令情報信号を送信させると共に、前記送信フラグをオン状態に切り替え、前記警報発令情報信号の送信から所定期間の経過後に前記送信フラグをオフ状態に戻し、前記送信フラグがオン状態である場合には、前記情報送信部に前記警報発令情報信号を送信させないことが好ましい。
この発明において、前記情報受信部の動作状態と待機状態とを切り替えるための受信設定切替え部をさらに備えることが好ましい。
この発明において、映像再生装置と接続可能な接続部をさらに備え、前記表示部は、前記接続部に接続された映像再生装置により再生される映像を表示可能な構成とされており、前記制御部は、前記表示部による前記映像の表示期間中、前記放送受信部を待機状態にさせ、前記情報受信部により前記警報発令情報信号が受信されたとき、前記放送受信部を動作状態に切り替え、前記表示部に緊急警報情報を表示させることが望ましい。
この発明において、前記情報送信部及び前記情報受信部は、無線LAN規格に準拠した通信を行うことが望ましい。
本発明によれば、本発明と同じ構成の他のテレビジョン受像機が無線通信可能な範囲内に設置され、そのテレビジョン受像機の放送受信部が動作状態であれば、放送局から緊急警報放送信号がいつ発せられたとしても、その放送信号受信部により緊急警報放送信号が受信され、そのテレビジョン受像機の情報送信部から警報発令情報信号が送信される。それに伴い、この信号の送信元のテレビジョン受像機とは別の本発明のテレビジョン受像機において、情報受信部が警報発令情報信号を受信すると、放送受信部及び表示部は待機状態であったとしても動作状態に切り替わり、そのため、緊急警報放送信号の受信及び緊急警報情報の表示が可能になる。従って、緊急警報放送信号の受信及び緊急警報情報の表示のために、放送受信部及び表示部を常に動作状態にしておく必要はなくなる。その結果、放送受信部及び表示部を待機状態に設定することにより、消費電力を減らすことができる。
本発明の一実施形態に係るテレビジョン(以下、TVという)受像機について図面を参照して説明する。まず、本実施形態のTV受像機の概略構成を説明する。ここで、図1に示すように、本実施形態のTV受像機1が複数の住宅H1にそれぞれ設置され、それらのTV受像機1のうち、例えば1台のTV受像機1(図中左側で一番上のTV受像機1)だけが、ディジタルTV放送信号(以下、単に放送信号という)を受信中であり、その他のTV受像機1は、放送信号を受信しておらず、待機中であったとする。そして、そのような状況で、災害が発生するか、又は災害の発生が予想され、放送局が緊急警報放送信号を放送信号に乗せて発し、放送信号受信中のTV受像機1がその緊急警報放送信号を受信したとする。
その場合、緊急警報放送信号を受信したTV受像機1は、緊急警報情報を表示すると共に、放送局が緊急警報放送中であることを示す警報発令情報信号を、待機中である不特定多数の周辺の他のTV受像機1に無線送信する。その警報発令情報信号を無線受信した他のTV受像機1は、待機状態から復帰して、放送信号を受信する。そして、そのTV受像機1は、受信した放送信号に緊急警報放送信号が含まれているとき、警報発令情報信号をさらに他のTV受像機1に送信する。
図2は、TV受像機1の詳細な構成を示す。TV受像機1は、放送局からアンテナ2を介して放送信号を受信する放送受信回路3(放送受信部)と、放送受信回路3により受信された放送信号に緊急警報放送信号が含まれているか否かを判断する判断回路4(判断部)と、判断回路4により放送信号に緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、緊急警報放送信号を基に緊急警報情報を表示する表示器5(表示部)と、判断回路4により上記判断がなされたとき、他のTV受像機1に警報発令情報信号を無線送信する通信回路6(情報送信部)と、操作部7とを備える。操作部7は、放送受信回路3及び表示器5を一括して、動作状態と、動作を停止する待機状態との間で、切り替えるための状態切替えスイッチを有する。
判断回路4は、TV受像機1に搭載されたCPU8に備えられている。CPU8は、操作部7へのユーザの操作に応じて放送受信回路3及び表示器5を動作状態と待機状態との間で切り替える制御回路9(制御部)をさらに有する。通信回路6(情報受信部)は、他のTV受像機1からの警報発令情報信号を無線受信することも可能な構成とされており、無線LAN規格に準拠した通信を行う。ここで、通信回路6により他のTV受像機1からの警報発令情報信号が受信されたとき、放送受信回路3及び表示器5が待機状態に設定されていたとする。その場合、制御回路9は、放送受信回路3及び表示器5を待機状態から動作状態に切り替える。また、TV受像機1は、メモリ10及びタイマ11を有し、さらに、不図示であるが、放送番組等の音声を出力するスピーカを有する。
ところで、放送信号は、放送番組の映像信号及び音声信号と、各種の制御信号とが多重化されており、その制御信号には、PMT(Program Map Table)及び伝送多重化制御信号(TMCC; Transmission and Multiplexing Configuration Control)が含まれる。そして、地震又は津波等の災害が発生するか、又はその発生が予想されるとき、放送局は、緊急情報放送信号として、伝送多重化制御信号中の緊急警報放送用起動フラグ(以下、単に起動フラグという)を“1”に設定し、さらに、PMT内の緊急情報記述子を、緊急警報情報の内容を示すものに設定する。
放送受信回路3は、アンテナ2を介して受信する放送信号のチャンネルを選択し、その選択したチャンネルの放送信号を受信するチューナ31と、チューナ31により受信された放送信号を復調する復調回路32と、復調回路32により復調された放送信号から映像信号、音声信号及び制御信号をそれぞれ分離するデマルチプレクサ33と、デマルチプレクサ33により分離された映像信号、音声信号及び制御信号をそれぞれ復号化するデコーダ34とを有する。
判断回路4は、デコーダ34により復号化された制御信号を解析し、伝送多重化制御信号中の起動フラグが“1”であることと、PMT内の緊急情報記述子が緊急警報情報を示していることとの両方又はいずれか一方を認識することにより、放送信号に緊急警報情報信号が含まれていると判断する。表示器5は、放送受信回路3により受信される放送信号を基にTV放送番組(以下、放送番組という)を表示するためのディスプレイであり、緊急警報情報の表示に兼用される。操作部7は、放送受信回路3による受信チャンネルを選局するための選局スイッチをさらに有する。
制御回路9は、操作部7の選局スイッチを用いたユーザ操作に基づいて、放送受信回路3による受信チャンネルを選局する。そして、制御回路9は、その受信チャンネルの放送信号からデコーダ34によりデコードされた映像信号及び音声信号に基づいて、表示器5に放送番組の映像を表示させ、上記スピーカに放送番組の音声を出力させる。
また、制御回路9は、受信チャンネルの放送信号に緊急警報放送信号が含まれるとき、その緊急警報放送信号に基づいて、表示器5に緊急警報情報を表示させると共に、警報発令情報信号を生成し、その生成した警報発令情報信号を通信回路6に送信させる。また、制御回路9は、放送受信回路3及び表示器5の状態切替えを、不図示の電源から放送受信回路3及び表示器5への給電をオン/オフすることにより行う。
メモリ10(記憶部)は、警報発令情報信号が送信済みか否かを示す送信フラグを記憶している。その送信フラグは、警報発令情報信号が送信済みである場合に“1”(オン)に設定され、警報発令情報信号が送信済みではない場合に“0”(オフ)に設定される。この設定は制御回路9により行われる。タイマ11は、警報発令情報信号の送信時からの経過時間を計測するためのものである。
図3は、CPU8(判断回路4及び制御回路9)による制御処理を示す。同図では、TV受像機1が無線LAN通信可能な範囲内に2台、設置された場合を想定している。ここで、TV受像機1における放送受信回路3及び表示器5が動作状態であるモードを放送受信モードといい、放送受信回路3及び表示器5が待機状態であるモードを待機モードという。操作部7は、上記状態切替えスイッチを用いてTV受像機1を放送受信モードと待機モードとの間で切り替えることができる。同図では、上記2台のTV受像機1のうち、一方のTV受像機1が操作部7を用いて放送受信モードに設定され、他方のTV受像機1が操作部7を用いて待機モードに設定されているとする。
その場合、放送受信モードのTV受像機1では、判断回路4が、放送受信回路3により緊急警報放送信号が受信されたか否かを判断する。緊急警報放送信号が受信されたと判断されると(S101でYes)、制御回路9は、緊急記述子により示される緊急警報情報を表示器5に表示させる(S102)。そして、制御回路9は、メモリ10にアクセスし、メモリ10に記憶された緊急警報放送信号の送信フラグの内容確認を行う。送信フラグが“1”ではなく、“0”(オフ状態)に設定されている場合(S103でNo)、制御回路9は、通信回路6に警報発令情報信号を送信させると共に(S104)、送信フラグを“1”(オン状態)に設定する(S105)。S103の処理で送信フラグが“1”に設定されていることが確認された場合(S103でYes)、制御回路9は、通信回路6に警報発令情報信号を送信させない。制御回路9は、タイマ11を用いて警報発令情報送信時からの経過時間を計測し、その計測時間が所定期間に達するとき(S106でYes)、メモリ10内の送信フラグをリセットして“0”に戻す(S107)。
待機モードのTV受像機1では、制御回路9が、動作状態のTV受像機1からの警報発令情報信号を、通信回路6を介して受信すると(S108)、放送受信回路3及び表示器5を待機状態から動作状態に切り替える(S109)。その後、判断回路4及び制御回路9は、S101〜S107とそれぞれ同等の内容である処理S110〜S116を実行する。
本実施形態においては、他のTV受像機1が無線通信可能な範囲内に設置され、そのTV受像機1の放送受信回路3が動作状態であれば、放送局から緊急警報放送信号がいつ発せられたとしても、その放送受信回路3により緊急警報放送信号が受信され、そのTV受像機1の通信回路6から警報発令情報信号が送信される。それに伴い、この信号の送信元のTV受像機1とは異なるTV受像機1において、通信回路6が警報発令情報信号を受信すると、放送受信回路3及び表示器5は待機状態であったとしても動作状態に切り替わる。そのため、緊急警報放送信号の受信及び緊急警報情報の表示が可能になる。従って、緊急警報放送信号の受信及び緊急警報情報の表示のために、放送受信回路3及び表示器5を常に動作状態にしておく必要はなくなる。その結果、放送受信回路3及び表示器5を待機状態に、すなわち、TV受像機1を待機モードに設定することにより、消費電力を抑制することができる。
また、通信回路6の通信方式は、無線LAN規格に準拠したものであり、放送受信回路3による処理と比べて、通信回路6による処理は、簡単であって、消費電力が少ない。従って、TV受像機1のモードに関係なく、いつでも緊急警報放送信号に反応できるように、通信回路6を常時動作させたとしても、従来のように放送受信回路3を常時動作させる場合と比べて、消費電力が少なくて済む。
また、放送局からの緊急警報放送信号が受信され、その受信時に、警報発令情報信号が他のTV受像機1に1度、送信されると、その後の所定期間には、緊急警報放送信号が再度受信されたとしても、警報発令情報信号の再送信がなされない。従って、通信トラフィックを軽減することができ、また、送信先である他のTV受像機1の処理負荷を抑えることができる。また、所定期間の経過後には、警報発令情報信号を送信可能な状態に自動的に戻ることから、状態を戻すための操作が不要になり、便利である。
次に、上記実施形態の変形例に係るTV受像機1について説明する。図4は、一変形例のTV受像機1の構成を示す。同図において、上記実施形態と同一の構成部材には同一の符号を付す(以下、同様)。本変形例のTV受像機1は、TV受像機1の周辺における人の存在を検知する人感センサ12をさらに備える。制御回路9(受信設定切替え部)は、人感センサ12により人の存在が検知されるとき、通信回路6を動作状態に切り替え、人感センサ12により人の存在が検知されないとき、通信回路6を待機状態に切り替える。待機状態は動作が停止した状態であり、制御回路9は、通信回路6の状態切替えを、不図示の電源から通信回路6への給電を入切りすることにより行う。
本変形例においては、TV受像機1の周辺に人が居ないときには、他のTV受像機1が警報発令情報信号を送信したとしても、通信回路6が待機状態に設定されていることから、その警報発令情報信号を受信することができない。従って、その警報発令情報信号の受信時に、放送受信回路3及び表示器5が待機状態から自動的に起動して動作状態に切り替わることがなくなる。そのため、不要な起動を防ぐことができる。
図5は、上記とは別の変形例のTV受像機1の構成を示す。本変形例のTV受像機1は、インターネット回線L1を介してストリーミングサーバS1(映像再生装置)と接続可能な接続回路13(接続部)をさらに備える。本変形例において、表示器5は、接続回路13に接続されたストリーミングサーバS1によりストリーミング方式で再生される映像(以下、ストリーミング映像という)を表示可能な構成とされている。そのため、TV受像機1のモードとしては、上述した放送受信モード及び待機モードの他に、ストリーミングモードが設定可能とされており、ストリーミングモードでは、接続回路13が動作状態になり、表示器5がストリーミング映像を表示し、その表示期間中、放送受信回路3が待機状態になる。
操作部7の上記状態切替えスイッチは、TV受像機1を、放送受信モード、待機モード及びストリーミングモードの間で切替え可能な構成とされている。制御回路9は、操作部7を用いて設定されるTV受像機1のモードに従って、放送受信回路3、表示器5及び接続回路13を制御する。放送受信モードのとき、接続回路13は、動作状態と待機状態のいずれであってもよいが、待機モードのとき、接続回路13は、待機状態であることが望ましい。
図6は、本変形例のCPU8(判断回路4及び制御回路9)による制御処理を示す。図6では、2台のTV受像機1が図3の場合と同じように設置され、一方のTV受像機1が放送受信モードであり、他方のTV受像機1がストリーミングモードである場合を想定している。放送受信モードのTV受像機1における制御処理は、図3と同じであることから、ここでは、ストリーミングモードのTV受像機1の制御処理についてのみ説明する。その制御処理は、図3に示す待機モードのTV受像機1の制御処理におけるS109の処理をS201及びS202の処理に変更したものである。S201の処理では、通信回路により警報発令情報信号が受信されたとき、制御回路9が、放送受信回路3を待機状態から復帰させて動作状態に切り替える。S202の処理では、制御回路9が、放送受信回路3により受信された放送信号に基づき、放送番組を表示器5に表示させる。
本変形例においては、放送局から緊急警報放送信号が発せられたときに、ストリーミングモードの場合であっても、他のTV受像機1から通信回路6が警報発令情報信号を受信すると、放送受信回路3が待機状態から動作状態に切り替わる。そのため、放送受信回路3による緊急警報放送信号の受信、及び表示器5による緊急警報情報の表示が可能になる。
また、ストリーミングモードでも、緊急警報放送信号を検出するために放送受信回路を常時動作させて、CPUに放送受信回路の制御と表示器によるストリーミング映像の表示制御との両方を実行させる場合と比べ、本変形例においては、ストリーミングモードでのCPU8による放送受信回路3の制御は不要になることから、CPU8の処理量を減らすことができ、CPU8が必ずしも高性能なものである必要はなくなる。従って、製造コストの低減を図ることができる。
なお、本発明は、上記の実施形態の構成に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。例えば、TV受像機1が放送受信モードであるときに、判断回路4により放送信号に緊急警報放送信号が含まれていると判断された場合、制御回路9は、そのときに放送受信回路3が受信中のチャンネルを示したチャンネル情報を警報発令情報信号に含めて、通信回路6に送信させてもよい。その場合、TV受像機1が待機モードであるときに、通信回路6により他のTV受像機1からの警報発令情報信号が受信された際、制御回路9は、その警報発令情報信号に含まれたチャンネル情報に基づいて、そのチャンネル情報により示されるチャンネルを放送受信回路3に選局させることが望ましい。その構成によれば、各放送局によって緊急警報放送信号の発信時点が異なる場合でも、待機モードのTV受像機1において、放送受信回路3が動作状態に切り替わるとき、放送受信回路3による受信チャンネルが、緊急警報放送信号を現在発信中の放送局のチャンネルに自動的に設定されるので、緊急警報放送信号を受信するのに受信チャンネルを操作部7により手動で切り替える操作は不要になり、操作の手間を省くことができる。また、図4の変形例と図5の変形例とを組み合わせてもよい。
1 TV受像機
3 放送受信回路(放送受信部)
4 判断回路(判断部)
5 表示器(表示部)
6 通信回路(情報送信部、情報受信部)
9 制御回路(制御部、受信設定切替え部)
10 メモリ(記憶部)
12 人感センサ
13 接続回路(接続部)
3 放送受信回路(放送受信部)
4 判断回路(判断部)
5 表示器(表示部)
6 通信回路(情報送信部、情報受信部)
9 制御回路(制御部、受信設定切替え部)
10 メモリ(記憶部)
12 人感センサ
13 接続回路(接続部)
Claims (5)
- 放送局から放送信号を受信する放送受信部と、
前記放送受信部により受信された放送信号に緊急警報放送信号が含まれているか否かを判断する判断部と、
前記判断部により前記放送信号に前記緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、前記緊急警報放送信号を基に緊急警報情報を表示する表示部と、を備えたテレビジョン受像機において、
前記判断部により前記放送信号に前記緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、放送局が緊急警報放送中であることを示す警報発令情報信号を他のテレビジョン受像機に無線送信する情報送信部と、
他のテレビジョン受像機からの前記警報発令情報信号を無線受信する情報受信部と、
前記情報受信部により前記警報発令情報信号が受信されたとき、前記放送受信部及び前記表示部が待機状態にある場合、前記放送受信部及び前記表示部を動作状態に切り替える制御部と、を備えることを特徴とするテレビジョン受像機。 - 前記警報発令情報信号が送信済みである場合にオンに設定され、前記警報発令情報信号が送信済みではない場合にオフに設定される送信フラグを記憶した記憶部をさらに備え、
前記制御部は、前記判断部により前記放送信号に前記緊急警報放送信号が含まれていると判断されたとき、前記記憶部に記憶された送信フラグがオフ状態である場合には、前記情報送信部に前記警報発令情報信号を送信させると共に、前記送信フラグをオン状態に切り替え、前記警報発令情報信号の送信から所定期間の経過後に前記送信フラグをオフ状態に戻し、前記送信フラグがオン状態である場合には、前記情報送信部に前記警報発令情報信号を送信させないことを特徴とする請求項1に記載のテレビジョン受像機。 - 前記情報受信部の動作状態と待機状態とを切り替えるための受信設定切替え部をさらに備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のテレビジョン受像機。
- 映像再生装置と接続可能な接続部をさらに備え、
前記表示部は、前記接続部に接続された映像再生装置により再生される映像を表示可能な構成とされており、
前記制御部は、前記表示部による前記映像の表示期間中、前記放送受信部を待機状態にさせ、前記情報受信部により前記警報発令情報信号が受信されたとき、前記放送受信部を動作状態に切り替え、前記表示部に緊急警報情報を表示させることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。 - 前記情報送信部及び前記情報受信部は、無線LAN規格に準拠した通信を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載のテレビジョン受像機。
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