JP2015080172A - 受信装置及び受信方法、コンピューター・プログラム、並びに外部機器 - Google Patents
受信装置及び受信方法、コンピューター・プログラム、並びに外部機器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2015080172A JP2015080172A JP2013217719A JP2013217719A JP2015080172A JP 2015080172 A JP2015080172 A JP 2015080172A JP 2013217719 A JP2013217719 A JP 2013217719A JP 2013217719 A JP2013217719 A JP 2013217719A JP 2015080172 A JP2015080172 A JP 2015080172A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- emergency alert
- information
- alert information
- receiving
- alarm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/53—Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers
- H04H20/59—Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers for emergency or urgency
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F21/00—Security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
- G06F21/50—Monitoring users, programs or devices to maintain the integrity of platforms, e.g. of processors, firmware or operating systems
- G06F21/55—Detecting local intrusion or implementing counter-measures
- G06F21/554—Detecting local intrusion or implementing counter-measures involving event detection and direct action
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04H—BROADCAST COMMUNICATION
- H04H20/00—Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
- H04H20/53—Arrangements specially adapted for specific applications, e.g. for traffic information or for mobile receivers
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/40—Client devices specifically adapted for the reception of or interaction with content, e.g. set-top-box [STB]; Operations thereof
- H04N21/41—Structure of client; Structure of client peripherals
- H04N21/426—Internal components of the client ; Characteristics thereof
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N21/00—Selective content distribution, e.g. interactive television or video on demand [VOD]
- H04N21/80—Generation or processing of content or additional data by content creator independently of the distribution process; Content per se
- H04N21/81—Monomedia components thereof
- H04N21/8126—Monomedia components thereof involving additional data, e.g. news, sports, stocks, weather forecasts
- H04N21/814—Monomedia components thereof involving additional data, e.g. news, sports, stocks, weather forecasts comprising emergency warnings
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/90—Services for handling of emergency or hazardous situations, e.g. earthquake and tsunami warning systems [ETWS]
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F2221/00—Indexing scheme relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
- G06F2221/21—Indexing scheme relating to G06F21/00 and subgroups addressing additional information or applications relating to security arrangements for protecting computers, components thereof, programs or data against unauthorised activity
- G06F2221/2115—Third party
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W4/00—Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
- H04W4/06—Selective distribution of broadcast services, e.g. multimedia broadcast multicast service [MBMS]; Services to user groups; One-way selective calling services
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Business, Economics & Management (AREA)
- Emergency Management (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- Computer Security & Cryptography (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Public Health (AREA)
- Environmental & Geological Engineering (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Alarm Systems (AREA)
- Circuits Of Receivers In General (AREA)
Abstract
【課題】緊急警報情報が重畳された放送信号を受信して好適に警報を発する受信装置を提供する。【解決手段】受信装置を、放送信号を選局受信するチューナーと、放送信号の物理層レベルを復調するデモジュレーターと、放送信号の物理層に重畳された緊急警報情報に対応した音声やテキスト表示などの警報を発する警報装置で構成する。簡素な構成で起動時間が短いので、緊急警報情報を検出すると、待機状態からでも直ちに警報を発する。また、消費電力も小さくて済み、緊急警報が発された地域全体の受信装置が一斉に起動しても、供給電力がひっ迫することはない。【選択図】 図10
Description
本明細書で開示する技術は、緊急警報情報が重畳された放送信号を受信して警報を発する受信装置及び受信方法、受信装置の外部機器、並びにコンピューター・プログラムに関する。
人々の生活は、地震や地震に伴う津波、台風や豪雨、暴風、竜巻、洪水、山火事といった自然災害や、さらには大規模テロリズムなど、さまざまな危険な事象に晒されている。また、交通手段の運行状況(例えば、スクール・バスの発着時刻の乱れ)や学校情報(例えば、登下校時間の変更や休講、伝染病の流行による閉鎖など)も危険な事象に陥る原因となりかねない。このため、対象とする地域の居住者に一刻も早く緊急警報を通知して、避難を促す必要がある。
災害時の緊急警報情報は、気象庁などの政府機関が提供するのが一般的である。また、緊急警報情報の通知には、テレビやラジオなどの放送サービスを利用することができる。例えば、ISDB−T(Integrated Services Digital Broadcasting−Terrestrial、ARIB規格STD‐B31)方式の地上ディジタル放送では、番組特定情報のPMT(Program Management Table)パケット内に緊急警報情報記述子という緊急警報を送信する信号が定義されている。
例えば、待機消費電力を抑えて動作し電源が入っていない受信装置を起動して、緊急警報情報を受信装置に知らせる仕組みについて提案がなされている。ISDB−T方式の地上ディジタル放送の受信装置は、受信装置の通常動作時の電源が供給されていない場合に、受信装置の復調動作に関わる情報を伝送するために設けられているTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)キャリアに格納されている緊急警報放送用起動フラグを検出する伝送制御信号用の受信機能を備え、緊急警報放送用起動フラグが1(緊急警報放送あり)のとき、受信装置の電源を投入し、受信装置に緊急警報放送の視聴を促すことができる(例えば、特許文献1を参照のこと)。
また、受信装置の電源が入っていない場合、あるいは他のチャンネルを受信している場合に、緊急警報情報時に電源投入あるいはチャンネル切り替えを促すディジタル放送システムについて開示されている(例えば、特許文献2を参照のこと)。受信装置は、部分受信セグメント内のTMCC信号及びAC信号を受信すると、電源を投入した後あるいはチャンネルを切り替えた後に、その他の災害・防災情報並びに映像・音声の再生を行なう。
本明細書で開示する技術の目的は、緊急警報情報が重畳された放送信号を受信して好適に警報を発することができる、優れた受信装置及び受信方法、受信装置の外部機器、並びにコンピューター・プログラムを提供することにある。
本願は、上記課題を参酌してなされたものであり、請求項1に記載の技術は、
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部と、
を具備する受信装置である。
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部と、
を具備する受信装置である。
また、本願の請求項2に記載の技術は、
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部と、
を具備する受信装置である。
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部と、
を具備する受信装置である。
本願の請求項3に記載の技術によれば、請求項1又は2のいずれかに記載の受信装置の前記受信部は、放送局毎に割り当てられた放送チャンネルで送信された伝送フレームを、所望の放送チャンネルに同調して受信するように構成されている。
本願の請求項4に記載の技術によれば、請求項1に記載の受信装置は、音声を出力する出力部をさらに備えている。そして、前記警報部は、緊急警報情報に応じた音声を前記出力部から発するように構成されている。
本願の請求項5に記載の技術によれば、請求項4に記載の受信装置の前記警報部は、複数の音声ファイルを格納し、緊急警報情報の種類に応じた音声ファイルを選択して、前記出力部から再生出力するように構成されている。
本願の請求項6に記載の技術によれば、請求項4に記載の受信装置の前記警報部は、テキスト形式の緊急警報情報の読み上げを前記出力部から音声出力するように構成されている。
本願の請求項7に記載の技術によれば、請求項1に記載の受信装置は、視覚的に出力する出力部をさらに備えている。そして、前記警報部は、緊急警報情報に応じた視覚情報を前記出力部から発するように構成されている。
本願の請求項8に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置において、再伝送する前記緊急警報情報はテキスト情報を含んでいる。
本願の請求項9に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置において、再伝送する前記緊急警報情報は、音声メッセージが定義されたビットマップ情報を含んでいる。
本願の請求項10に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置において、再伝送する前記緊急警報情報は、CAP情報又はそのダイジェストを含んでいる。
本願の請求項11に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置において、再伝送する前記緊急警報情報は、前記外部機器向けの拡張情報を含んでいる。
本願の請求項12に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置において、再伝送する前記緊急警報情報は、より詳細な情報にアクセスするためのurl又はその短縮urlを含んでいる。
本願の請求項13に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置の前記通信部は、UPnP標準のプロトコルによる機器発見により検出した外部機器に緊急警報情報を再伝送するように構成されている。
本願の請求項14に記載の技術によれば、請求項13に記載の受信装置の前記通信部は、UPnPのunidirectional(単方向)な伝送方法により、前記外部機器に緊急警報情報を再伝送するように構成されている。
本願の請求項15に記載の技術によれば、請求項2に記載の受信装置は、前記通信部が緊急警報情報を再伝送する伝送フレームに、外部機器を自動起動する自動起動信号を含めるように構成されている。
また、本願の請求項16に記載の技術は、
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報ステップと、
を有する受信方法である。
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報ステップと、
を有する受信方法である。
また、本願の請求項17に記載の技術は、
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信ステップと、
を有する受信方法である。
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信ステップと、
を有する受信方法である。
また、本願の請求項18に記載の技術は、
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラムである。
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラムである。
また、本願の請求項19に記載の技術は、
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラムである。
物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラムである。
本願の請求項18、19に係る各コンピューター・プログラムは、コンピューター上で所定の処理を実現するようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラムをそれぞれ定義したものである。換言すれば、本願の請求項18、19に係るコンピューター・プログラムをコンピューターにインストールすることによって、コンピューター上では協働的作用が発揮され、それぞれ本願の請求項1、2に係る受信装置と同様の作用効果を得ることができる。
また、本願の請求項20に記載の技術は、請求項2に記載の受信装置から前記通信媒体を介して受信した緊急警報情報に基づいて警報を発する、外部機器である。
本明細書で開示する技術によれば、緊急警報情報が重畳された放送信号を受信して好適に警報を発することができる、優れた受信装置及び受信方法、受信装置の外部機器、並びにコンピューター・プログラムを提供することができる。
本明細書で開示する技術を適用した受信装置によれば、放送信号の物理層に重畳された緊急警報情報を検出して、いち早く警報を通知することができるようになる。
本明細書で開示する技術を適用した受信装置は、簡素な構成であり、一般的なテレビジョン受信機よりも起動時間が短く、且つ、起動時の消費電力が小さくて済む。したがって、本明細書で開示する技術を適用した受信装置は、待機状態や停止状態からでもいち早く警報を通知することができる。また、緊急警報の対象となる地域内の受信装置が緊急警報情報の検出により一斉に起動しても、その地域の供給電力がひっ迫することはない。
また、本明細書で開示する技術を適用した受信装置は、放送信号から検出した緊急警報情報を、ホームネットワークなどの通信媒体を介して外部機器に再伝送することができる。したがって、テレビジョン受信機などの受信装置の設置場所から離れた居住者にも、外部機器を通じて緊急警報をいち早く通知することができる。また、多機能携帯端末などバッテリー駆動の外部機器を想定すると、緊急警報の対象となる地域内の外部機器が一斉に起動しても、その地域の供給電力が逼迫することはない。
なお、本明細書に記載された効果は、あくまでも例示であり、本発明の効果はこれに限定されるものではない。また、本発明が、上記の効果以外に、さらに付加的な効果を奏する場合もある。
本明細書で開示する技術のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
以下、図面を参照しながら本明細書で開示する技術の実施形態について詳細に説明する。
図1には、緊急警報情報伝送システム1の構成例を模式的に示している。図示の緊急警報情報伝送システム1は、緊急警報情報を提供する情報提供装置100と、提供された緊急警報情報110を送信する送信装置200と、緊急警報情報を受信して居住者に通知する受信装置300と、ホームネットワーク310などを介して受信装置300に接続される1台以上の外部機器350−1、350−2、…で構成される。
情報提供装置100は、例えば気象庁やその他の災害情報管理局などの政府機関が発信者となって運営され、地震や地震に伴う津波、台風や豪雨、暴風、竜巻、洪水、山火事といった自然災害や、大規模テロリズム、さらには交通手段の運行状況、学校情報など、さまざまな緊急事態が発生したことを警報する緊急警報情報110を、送信装置200に提供する。
情報提供装置100と送信装置200間を接続する通信路の構成は任意である。例えばインターネットなどの公衆ネットワークや、専用回線を通信路に用いることができる。あるいは、紙媒体に記入された緊急警報情報を、ファクシミリなどを用いて送信装置200のユーザー(放送局の責任者など)に送付するようにしてもよい。
また、緊急警報情報110を記述する形式は任意である。例えば、XML(eXtensible Markup Language)のような構造記述言語の形式で緊急警報情報110を記述するようにしてもよい。例えば、アメリカ国土安全保障省(United States Department of Homeland Security)やアメリカ地質調査所(USGS:United States Geological Survey)、カナダ政府を始めとする数多の組織は、CAP(Common Alerting Protocol)と呼ばれる単純で標準化されたXMLデータ・フォーマットを用いて、広範な種類の警告や緊急警報の情報を交換している。ちなみにCAP形式のメッセージには、テキスト情報だけでなく、HTML(Hyper Text Transfer Protocol)、JPEG(Joint Photographic Experts Group)、MPEG(Moving Picture Experts Group)4−videoなどのリッチ・メディアを含めることができる。情報提供装置100は、CAP形式で緊急警報情報110を送信装置200に提供するようにしてもよい。
送信装置200は、例えば地上波ディジタル放送サービスを行なう放送局により運営され、テレビ番組などの規定のフォーマットからなる放送信号210をブロードキャストする。図1では、簡素化のため1台の送信装置200しか描いていないが、放送局毎に送信装置200が設置されているものと理解されたい。本実施形態では、送信装置200は、テレビ番組などの動画像コンテンツを伝送する放送信号210中に、後述する形式で緊急警報情報を挿入して、ブロードキャストする。
なお、図1では、送信装置200は政府機関で運営される情報提供装置100から緊急警報情報110を受け取るように構成されているが、送信装置200は、情報提供装置100以外の情報源から緊急警報情報を取得するようにしてもよい。また、情報提供装置100は、必ずしも政府機関で運営される必要はなく、私的な団体や放送局自体で運営されていてもよい。
受信装置300は、地上波ディジタル放送信号210を受信するチューナーを内部に装備し、受信した放送信号中に後述する形式で挿入された緊急警報情報を検出すると、音声やテキスト表示、LEDの明滅などによって居住者にいち早く緊急警報を通知する。また、受信装置300は、検出した緊急警報情報を、ホームネットワーク310内の外部機器350−1、350−2、…に再伝送する。後述するように、受信装置300は、放送信号の物理層を復調できる簡素な構成であってもよい。勿論、テレビジョン受信機やセット・トップ・ボックス内に受信装置300が内蔵される構成であってもよい。各一般家庭にテレビジョン受信機やセット・トップ・ボックスなどの受信装置300が複数台設置されていることが想定されるが、図1では、簡素化のため1台の受信装置300しか描いていない。
外部機器350−1、350−2、…は、スマートフォンなどの多機能端末や、ブルーレイ・ディスク・プレイヤー、各種CE(Consumer Electronics)機器など、家庭内に散在する機器であり、ホームネットワーク310を介して受信装置300に接続されている。ホームネットワーク310は、例えば、Ethernet(登録商標)、Wi−Fi(登録商標)(Wireless Fidelity)、DLNA(Digital Living Network Alliance)、Bluetooth(登録商標)などの技術を利用して構築される。本実施形態では、外部機器350は、受信装置300から再伝送される緊急警報情報に基づいて、緊急警報を聴覚的又は視覚的に発するが、詳細については後述に譲る。
図2には、送信装置200の内部構成を模式的に示している。図示の送信装置200は、緊急警報情報受信部201と、緊急警報情報処理部202と、番組コンテンツ取得部203と、放送信号生成部204と、放送信号送信部205で構成される。
緊急警報情報受信部201は、インターネットなどの公衆ネットワークや専用回線などの通信路(いずれも図示しない)を介して、情報提供装置100から、CAP形式又はその他の任意の形式で記述された緊急警報情報110を受信する。
緊急警報情報処理部202は、受信した緊急警報情報110に対し、不要な情報の除去(例えば、放送エリアに関連しない情報)などのフィルタリング処理や、ファイル形式の変換などの処理を行なう。また、本実施形態では、送信装置200から受信装置300へ緊急警報情報を送信する際に複数の形式が用意されているが(後述)、緊急警報情報処理部202は、どの形式で緊急警報情報を送信するかを決定する。例えば、緊急警報情報処理部202は、緊急警報情報の内容を解析して送信形式を決定するようにしてもよいし、ユーザー(放送番組の編集者など)のマニュアル操作(放送局内での方針)に従って送信形式を決定するようにしてもよい。
番組コンテンツ取得部203は、放送番組本体となるAVコンテンツや、データ放送として提供するデータを取得する。番組コンテンツ取得部203は、既に収録されたAVコンテンツの保管場所から、放送時間帯に応じて該当するAVコンテンツを取り出すこともあるし、スタジオやロケーション場所からのライブのAVコンテンツが供給されることもある。
放送信号生成部204は、所定の放送規格に則った形式の放送信号を生成する。放送規格として、例えば、アメリカ合衆国、カナダ、メキシコ、大韓民国などで採用されているATSC(Advanced Television Systems Committee)を挙げることができる。本実施形態では、放送信号は、受信側で放送チャンネルの同調に使用するプリアンブルと、番組本体となるAVコンテンツを格納する固定長又は可変長のペイロードからなる。本実施形態では、放送信号生成部204は、緊急警報情報処理部202が決定した形式の緊急警報情報をプリアンブル内に格納するが、詳細については後述に譲る。
放送信号送信部205は、放送信号生成部204で生成された放送信号を、符号化、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)などのディジタル変調、AD変換、RF帯(当該放送局に割り当てられた周波数チャンネル)へのアップコンバージョン、電力増幅などを行ない、電波塔などの送信アンテナ(図示しない)から送出する。
なお、すべての機能モジュール201〜205が物理的に単一の装置内に配設される必要はなく、少なくとも一部の機能モジュールが他の機能モジュールとは物理的に独立した装置として構成される形態もあり得る。例えば、緊急警報情報処理部202は、インターネット(図示しない)上の緊急警報情報処理サーバーとして構成してもよい。
図3には、所定の放送規格に則った放送信号の伝送フレームのフォーマット例を模式的に示している。図示の例では、伝送フレーム30は、受信側で放送チャンネルの同調に使用するプリアンブル(Preamble)部31と、番組本体となるAVコンテンツ並びに補助データを格納する固定長のペイロード(Payload)32からなる。伝送フレーム30の1フレームは伝送方式によりさまざまである。本実施形態では、一例として1フレームを100ミリ秒とした。
プリアンブル部31は、同調データ部31Aと予約ビット部31Bを含む。プリアンブル部31の合計ビット長は伝送方式によりさまざまである。本実施形態では、一例としてプリアンブル部31の合計ビット長を1200ビット長とした。同調データ部31Aには、受信側で当該放送チャンネルに同調するためのデータ(Critical data for tuning)であるL1データが格納されている。また、本実施形態では、プリアンブル部31内の予約ビット部31Bには、緊急警報情報処理部202で処理された緊急警報情報が格納される。伝送フレームが100ミリ秒であることから、100ミリ秒間隔で受信側に緊急警報情報が届くことになる。
緊急警報情報はペイロード32ではなくプリアンブル部31に格納されるので、TS(トランスポート・ストリーム)中の制御用パケット(PMT)として緊急警報情報を送信するISDB−T方式とは明らかに相違する、という点を十分理解されたい。また、緊急警報情報は伝送フレームの物理層に重畳される構成であり、受信側では物理層レベルでの復調処理により緊急警報情報を取り出すことができる、という点を十分理解されたい。
また、図4には、プリアンブル内に緊急警報情報を含む伝送フレームの他のフォーマット例を示している。図示の伝送フレーム400は、プリアンブル部410とペイロード420からなるが、プリアンブル部410は複数のシグナリング部で構成される。図示の例では、プリアンブル部410は、第1のシグナリング部(L1−pre Signaling)411と第2のシグナリング部(L1−post Sinnaling)412を含むものとする。
複数のシグナリング部を備える場合、シグナリング部毎に誤り訂正符号や位相変調の方式を切り替えてもよい。このうち第1のシグナリング部411は、受信側で放送チャンネルの同調に使用する同調データ部411Aと、緊急警報情報部(EWS)411Bで構成される。緊急警報情報部411Bには、緊急警報情報処理部202で処理された緊急警報情報が格納される。
緊急警報情報はプリアンブル部411に格納されるので、TS(トランスポート・ストリーム)中の制御用パケット(PMT)として緊急警報情報を送信するISDB−T方式とは明らかに相違する、という点を十分理解されたい。また、図3と同様に緊急警報情報は伝送フレームの物理層に重畳される構成であり、受信側では物理層レベルでの復調処理により緊急警報情報を取り出すことができる、という点を十分理解されたい。
本実施形態では、緊急警報情報を伝送する形式として、以下に示す3通りが用意されている。
(1)定義済みメッセージ・モード
(2)ヘッドライン・メッセージ・モード
(3)ダイジェストCAPモード
(2)ヘッドライン・メッセージ・モード
(3)ダイジェストCAPモード
定義済みメッセージ・モード(predetermined message mode)は、メッセージがあらかじめ定義済みの緊急警報情報を小サイズのバイナリー・フォーマットで表現して、1フレーム(すなわち1個のプリアンブル)だけで伝送する形式である。緊急に警報したい事象は、地震や地震に伴う津波、台風や豪雨、暴風、竜巻、洪水といった自然災害や、大規模テロリズム、さらには交通手段の運行状況、学校情報などさまざまであるが、各事象を通知する定型メッセージをあらかじめ規定したバイナリー・フォーマットで表現された小サイズのインデックス情報に置き換えることで、緊急警報情報を1個のプリアンブル内に格納することができる。例えば、通知したい事象にバイナリー・フォーマットのインデックス番号を割り振り、インデックス番号だけをプリアンブル内の予約ビット部31B又は緊急警報情報部(EWS)411Bに格納する。受信側では、100ミリ秒周期で届くプリアンブルのいずれか1つからデコードしたインデックス番号から元の緊急警報情報を検索して、即時的に警報を発することができる。また、プリアンブル部31をデコードするだけでよく、ペイロード32のデコードを行なう必要がないので、低負荷(物理層若しくは通信プロトコルの下位層の処理だけ)で且つ即時に定型メッセージを発することができる。
ヘッドライン・メッセージ・モードは、緊急警報情報をテキスト形式で記述したヘッドライン・テキスト情報として構成し、1つの緊急警報情報を10〜20フレームを使用して伝送する形式である。緊急警報情報をバイナリー・フォーマットに符号化するのではなくテキストとして記述するので、表現力が豊かになる。したがって、受信側では、定型メッセージよりも詳しい内容の緊急警報情報を提供することができる。また、プリアンブルをデコードするだけでよく、ペイロードのデコードを行なう必要がないので、低負荷(物理層若しくは通信プロトコルの下位層の処理だけ)で緊急警報のメッセージを発することができる。但し、10〜20フレームだけ受信してからでないと警報を発することができないので、定義済みメッセージ・モードよりも即時性の点で劣る。
ダイジェストCAPモードは、情報提供装置100から提供されたCAP形式の緊急警報情報を、フィルタリングやファイル形式の変換などのダイジェスト処理を行なってから伝送する形式である。ダイジェスト処理した後であってもCAP形式の緊急警報情報はサイズが大きく、1つの緊急警報情報を20フレーム超のフレーム数を使用して送信することになる。ヘッドライン・テキスト情報よりもさらに詳細な緊急警報情報を提供することが可能になるが、緊急警報情報を送信開始してから受信側で警報を発するまでの処理時間が、ヘッドライン・メッセージ・モードよりもさらに長くなる。
図5A〜図5Dには、予約ビット部31Bに格納される緊急警報情報の構文(Syntax)例を示している。また、図6には、図5A〜図5Dで使用される各文言の定義を示している。
まず、図6を上段から順に参照しながら、各文言の定義について説明しておく。
参照番号601のTable_idは、今後議論して決められる8ビットの値である。参照番号602のalert_idは、緊急警報情報の識別情報を表す8ビットの値であり、EAS(Emergency Alert System)メッセージを一意に識別する。参照番号603のversion_numberは、各EASメッセージのバージョンの識別情報を表す4ビットの値である。
参照番号604のmessage_transfer_typeは、緊急警報情報を伝送する形式を表す2ビットの値であり、00(デフォルト値)は定義済みメッセージ・モード、01はヘッドライン・テキスト・モード、10はダイジェストCAPモード、11は予約値である。
参照番号605のframe_statusは当該伝送フレームの状態を表す2ビットの値であり、00(デフォルト値)は無効なフレーム、01は緊急警報情報メッセージの開始フレーム、10は緊急警報情報メッセージの途中のフレーム、11は緊急警報情報メッセージの終了フレームであることを示す。
参照番号606のexternal_device_extensionは、外部機器350(external deice)向けの拡張情報のデータ長を表す8ビット長の値である。external_device_extension=0は、外部機器350向けの拡張情報がないことを示す。
参照番号607のdisplay_message_typeは、定義済みテキスト・メッセージのインデックスを表す8ビットの値である(例えば、1はテロ攻撃(Terrorists Attack!)のように、あらかじめメッセージを規定しておく)。参照番号608のaural_message_typeは、定義済み聴覚メッセージのインデックスを表す8ビットの値であり、定義済みテキスト・メッセージと対応する。参照番号609のtotal_message_lengthは、ヘッドライン・テキスト・メッセージの合計文字長さを表す8ビットの値である。
参照番号610のmessage_length_per_frameは、フレーム毎のメッセージの文字長さを表す4ビットの値であるが、この値のビット割り当てはフレーム毎のプリアンブル内で利用可能なビット数に依存する。参照番号611のmessage_text()は、ヘッドライン・テキスト・メッセージのテキストが代入される変数である。
参照番号612のtotal_cap_lengthは、capファイルの合計文字長さを表す8ビットの値である。参照番号613のcap_length_per_frameは、フレーム毎にcapファイル内のデータを格納する文字長さを表す4ビットの値であるが、この値のビット割り当てはフレーム毎のプリアンブル内で利用可能なビット数に依存する。参照番号614のcap_text()は、capファイル内のテキストが代入される変数である。
参照番号615のextension dataは、外部機器350向けの拡張情報の中身が代入される変数である。例えば、緊急警告に関する詳細な情報を提示する場所のurl(uniform resource locator)や、音声合成によるテキスト読み上げ(Text to Speech)用のテキスト・メッセージがextension dataに書き込まれる。なお、urlを書き込む場合、伝送フレームのプリアンブル部で伝送できる情報量の制約のため、インターネット上で利用される短縮urlを使用することが好ましい。
続いて、図5A〜図5Dを参照して、緊急警報情報の構文について説明する。
参照番号501で示す2ビット長のmessage_transfer_typeフィールドで、当該フレームのプリアンブルでは定義済みメッセージ・モード、ヘッドライン・メッセージ・モード、ダイジェストCAPモードのうちいずれの形式で緊急警報情報を伝送するかを示す。また、参照番号502で示す2ビット長のframe_statusフィールドで、当該フレームが緊急警報情報メッセージの開始(Start)、途中(Continue)、終了(End)のいずれの位置に相当するかを示す。また、参照番号503で示す8ビット長のexternal_device_extensionフィールドで、外部機器350(external deice)向けの拡張情報のデータ長を示す。external_device_extensionフィールドに0を代入すると、外部機器350向けの拡張情報がないことを示す(前述)。
参照番号510で示す箇所は、定義済みメッセージ・モード(message_transfer_typeが0)の場合の構文である。この場合、参照番号511で示すように、緊急警報情報として画面に表示するメッセージの型式(display_message_type)を8ビットで記述する。また、参照番号512で示すように、テキスト読み上げ(Text to Speech)により音声出力するメッセージの型式(aural_message_type)を8ビットで記述する。
また、参照番号520で示す箇所は、ヘッドライン・メッセージ・モードの場合の構文である。この場合、メッセージ開始のフレーム(frame_statusが1)では、参照番号521で示すように、送信するヘッドライン・メッセージ全体のデータ長(total_message_length)を8ビットで記述し、参照番号522で示すように、当該フレームに格納するメッセージのデータ長(message_lenght_per_frame)を4ビットで記述し、参照番号523で示すように、メッセージのテキスト(message_text)を記述する。また、メッセージの途中及び終了のフレーム(frame_statusが2又は3)では、参照番号524で示すように、当該フレームに格納するメッセージのデータ長(message_lenght_per_frame)を4ビットで記述し、参照番号525で示すように、メッセージのテキスト(message_text)を記述する。
また、参照番号530で示す箇所は、ダイジェストCAPモードの場合の構文である。この場合、メッセージ開始のフレーム(frame_statusが1)では、参照番号531で示すように、送信するヘッドライン・メッセージ全体のデータ長(total_message_length)を16ビットで記述し、参照番号532で示すように、当該フレームに格納するcapファイルのデータ長(cap_lenght_per_frame)を4ビットで記述し、参照番号533で示すように、capファイルの中身のテキスト(cap_text)を記述する。また、メッセージの途中及び終了のフレーム(frame_statusが2又は3)では、参照番号534で示すように、当該フレームに格納するcapファイルのデータ長(cap_lenght_per_frame)を4ビットで記述し、参照番号535で示すように、capファイルの中身のテキスト(cap_text)を記述する。
また、参照番号540で示す箇所は、外部機器350(external deice)向けの拡張情報の構文である。拡張情報が存在するときにはexternal_device_extensionは拡張情報のデータ長を保持し、拡張情報が存在しないときにはexternal_device_extensionは0を保持する。参照番号541で示すようにexternal_device_extensionが正の値のときには、このメッセージはexternal_device_extension_mode(外部機器拡張モード)であり、参照番号542で示すextension dataには、外部機器350向けの拡張情報の中身が代入される。例えば、緊急警告に関する詳細な情報を提示する場所のurlや、音声合成によるテキスト読み上げ(Text to Speech)用のテキスト・メッセージがextension dataに書き込まれる。
図7には、定義済みメッセージ・モードの形式で緊急警報情報部411Bに格納される緊急警報情報(EWS)の構文例を示している。
参照番号701で示すEWS_ALERT_IDは、緊急警報メッセージ識別情報を記述するフィールドである。この識別情報は各緊急警報メッセージを一意に識別する。‘0000’のEWS_ALERT_IDは「警報なし」を意味する。
参照番号702で示すEWS_ALERT_VERSIONは、緊急警報メッセージのバージョンを識別するフィールドである。緊急事態が切迫して増加又は減少するに従って、EWS_ALERT_VERSIONの値を増加する必要がある。例えば、ある地域で竜巻が近づくに従って、緊急警報の第1のバージョンが居住者に「注意せよ」を警報する。そして、竜巻が接近すると、警報は「カバーを取れ」という状態にアップグレードする。竜巻が通過すると、警報は再び「注意せよ」に変わる。新しいバージョン毎に異なるEWS_MESSAGE_INDEXが表示されることが期待される。EWS_MESSAGE_VERSIONの値が15のときには、緊急事態は終了したとみなされる。
参照番号703で示すEWS_MESSAGE_INDEXは、定義済みテキスト・メッセージのインデックスを記述するフィールドである。例えば、EWS_MESSAGE_INDEXの値1は、「地震」という定義済みテキスト・メッセージを表す。最大で256タイプのメッセージにEWS_MESSAGE_INDEXを割り当てることができる。テキスト・メッセージに加えて、聴覚メッセージが受信装置300から放送されることも想定される。特定のEWS_MESSAGE_INDEXに対しテキスト及び聴覚のメッセージのコンテンツを整列することを意図している。
参照番号704で示すEWS_LOCALITY_INDEXは、緊急事態が発生した地域を示すフィールドである。最大で256の地域にEWS_LOCALITY_INDEXを定義することができる。
また、図8には、定義済みメッセージ・モードのときにaural_message_typeフィールド512に書き込まれる値と警報の例を示している。
参照番号801で示すように、aural_message_type=00は、警報の種類が「テロ」である。この場合、受信側では、「大規模テロが発生しています。十分警戒してください。」といった音声合成によるテキスト読み上げ(Text to Speech)、若しくはテキスト・メッセージの表示が行なわれる。
参照番号802で示すように、aural_message_type=01は、警報の種類が「津波」である。この場合、受信側では、「津波が発生しました。すぐに避難してください。」といった音声合成によるテキスト読み上げ(Text to Speech)、若しくはテキスト・メッセージの表示が行なわれる。
参照番号803で示すように、aural_message_type=01は、警報の種類が「ハリケーン」である。この場合、受信側では、「ハリケーンが発生しました。外出は控えてください。」といった音声合成によるテキスト読み上げ(Text to Speech)、若しくはテキスト・メッセージの表示が行なわれる。
図9には、送信装置200が緊急警報情報を受信装置300に向けて送信(放送)するための処理手順をフローチャートの形式で示している。
まず、緊急警報情報受信部201が、インターネットなどの公衆ネットワークや専用回線などの通信路を介して、情報提供装置100から、CAPファイル形式又はその他の任意のデータ形式で記述された緊急警報情報110を受信する(ステップS901)。
次いで、緊急警報情報処理部202は、受信した緊急警報情報110に対し、不要な情報の除去(例えば、放送エリアに関連しない情報)などのフィルタリング処理や、ファイル形式の変換などの処理を行なう(ステップS902)。
また、番組コンテンツ取得部203は、放送番組本体となるAVコンテンツを取得する(ステップS903)。
次いで、緊急警報情報処理部202は、受信装置300に対し、上述した形式(1)〜(3)のうちいずれで緊急警報情報を送信するかを決定して、その形式に従った緊急警報情報を生成する(ステップS904)。
次いで、放送信号生成部204は、受信側で放送チャンネルの同調に使用するプリアンブルと、番組本体となるAVコンテンツを格納する固定長又は可変長のペイロードからなる伝送フレームを生成する(ステップS905)。その際、放送信号生成部204は、緊急警報情報を伝送フレームの物理層に重畳する(例えば、上述のようにプリアンブル内に格納する)。
そして、放送信号送信部205は、生成した伝送フレームに対し、ディジタル変調、AD変換、RF帯へのアップコンバージョン、電力増幅などを行ない、テレビ塔などの送信アンテナから送出する(ステップS906)。
放送局などの送信装置200から送出される放送波の物理信号には、図3又は図4に示したように、緊急警報情報の信号が重畳されている。一方、受信装置300がテレビジョン受信機で構成される場合には、テレビジョン受信機全体が起動しなければ、受信した緊急警報情報を画面に表示することができない。テレビジョン受信機の起動時間は通常十数秒程度であり、津波から避難しなければならない場合のようにとりわけ緊急性の高い警報情報の場合には、起動の待ち時間は致命的となりかねない。
また、テレビジョン受信機が起動するときには、大きな電力を消費する。警報の対象地域内のテレビジョン受信機が、緊急警報情報を重畳した放送信号を受信したことに応答して、一斉に起動を開始すると、その地域への供給電力に大きな影響を与え、停電を引き起こす懸念がある。
そこで、本明細書で開示する技術の1つの実施例として、受信装置300を、放送信号を選局受信するチューナーと、放送信号の物理層レベルを復調するデモジュレーターと、放送信号の物理層に重畳された緊急警報情報(図3、図4を参照のこと)に対応した音声やテキスト表示などの警報を発する警報装置で構成するようにした。このような簡素な構成の受信装置300であれば、起動時間が短いので、緊急警報情報が重畳された放送信号を受信すると、待機状態であっても直ちに警報を発することができる。また、簡素な構成の受信装置300は、消費電力も小さくて済むことから、緊急警報が発された地域全体の受信装置300が一斉に起動したとしても、その地域の供給電力がひっ迫することはない。
図10には、本明細書で開示する技術の一実施例に係る受信装置300の内部構成を模式的に示している。図示の受信装置300は、放送信号受信用のアンテナ1001と、チューナー1002と、デモジュレーター1003と、警報部1004と、出力部1005を備えている。この受信装置300は、簡素な構成であり、緊急警報専用の簡素な放送受信機であってもよいし、あるいは一般的なテレビジョン受信機内に組み込んでもよい。
チューナー1002は、アンテナ1001で受信した放送信号から所定の周波数チャンネルの成分について同調を行なう。
デモジュレーター1003は、同調された放送信号の復調処理を行なう。本実施形態では、デモジュレーター1003は、伝送フレーム30のプリアンブル部31内(又は、伝送フレーム400内のプリアンブル部410)の復調処理を行ない、プリアンブル部31(又は、伝送フレーム400内のプリアンブル部410)内で有効な緊急警報情報を検出したときには、その緊急警報情報を警報部1004に出力する。また、デモジュレーター1003は、検出した緊急警報情報を一時的に保持するバッファー1003Aを備えている。なお、デモジュレーター1003は、プリアンブル部31(又は、プリアンブル部400)の検出のために常時復調処理を行なう必要はなく、間欠的に起動して検出を行ない、省電力化してもよい。
デモジュレーター1003は、I2C(Inter−Integrated Circuit)などのシリアル・インターフェースで構成される制御バス1011を介して接続されている警報部1004を制御する。警報部1004は、デモジュレーター1003からの指示に従って、復調された緊急警報情報の内容に応じた警報を、出力部1005から発する。出力装置1005は、例えば、テキスト表示が可能なディスプレイや明滅するLED(Light Emitting Diode)などからなる表示部1006や、スピーカー1007などの簡易なデバイスからなる。
受信装置300は、上述した定義済みメッセージ・モード、ヘッドライン・メッセージ・モード、ダイジェストCAPモードのいずれの形式で伝送される緊急警報情報にも対応できるように構成することができる。但し、定義済みメッセージ・モードにのみ対応可能とすることで、さらに構成を簡素化し、起動時間の短縮、低消費電力化を図ることができる。
例えば、定義済みメッセージ・モードの緊急警報情報を受信したとき、デモジュレーター1003は、display_message_type511、aural_message_type512などの緊急警報信号の種類に応じて、警報部1004から発する警報を制御する。
警報部1004は、例えば複数の音声ファイルを格納しており、受信した緊急警報信号の種類に応じて選択した音声をスピーカー1007から再生する。緊急警報信号の種類に応じた音声は、図8に例示した通りである。警報の種類が「テロ」の場合、警報部1004は、「大規模テロが発生しています。十分警戒してください。」といった音声ファイルを選択して再生出力する。また、警報の種類が「津波」の場合、警報部1004は「津波が発生しました。すぐに避難してください。」といった音声ファイルを選択して再生出力する。また、警報の種類が「ハリケーン」の場合、警報部1004は、「ハリケーンが発生しました。外出は控えてください。」といった音声ファイルを選択して再生出力する。
勿論、警報部1004は、音声による警報ではなく、同様の警報の内容を表示部1006でテキスト表示したり、LEDの点滅を行なったりすることで、聴覚に障害がある人にも視覚的に緊急警報を通知することができる。
図10に示した受信装置300によれば、受信した放送信号の物理層に重畳された緊急警報情報に基づいて、いち早く音声などで警報を知らせることができる。また、受信装置300が一般的なテレビジョン受信機に組み込まれている場合、テレビジョン受信機が起動中でも警報を発することができ、また、テレビジョン受信機が停止中又は待機中であっても、受信装置300だけが起動して、いち早く且つ低消費電力で警報を知らせることができる。
図11には、図10に示した受信装置300が、送信装置200から送られてくる伝送フレームを受信して、緊急警報を発するまでのタイムチャートを示している。
デモジュレーター1003は、間欠的に起動して、アンテナ1001で受信される伝送フレーム30のプリアンブル部31(又は、伝送フレーム400のプリアンブル部410)のデータのチェックを行なう(T1101)。
そして、デモジュレーター1003は、プリアンブル部31(又は、プリアンブル部410)内で有効な緊急警報情報を検出したときには(T1102)、その緊急警報情報をバッファー1003Aに格納するとともに(T1103)、緊急警報情報をI2Cインターフェース1101経由で警報部1004に転送して、警報部1004に対して警報の発生を指示する(T1104)。デモジュレーター1003から警報部1004に転送される緊急警報情報には、定義済みメッセージ・モードの形式で伝送される緊急警報情報に記載されるdisplay_message_type並びにaural_message_type(図5Aを参照のこと)と、外部機器拡張モード下の緊急警報情報に記載されるextension_data(図5Dを参照のこと)が含まれる。
そして、警報部1004は、定義済みテキスト・メッセージを、読み上げ(Text to Speech)によるスピーカー1007から音声出力、又は、表示部1006から表示出力する(T1105)。
また、警報部1004は、デモジュレーター1003から転送されてきたaural_message_typeに対してあらかじめ定義されている音声メッセージを再生出力する(T1106)。あるいは、警報部1004は、extension_dataとして送られてきたテキスト・メッセージの読み上げ(Text to Speech)を行なう。
図11中、参照番号1110で示す区間が、伝送フレームが受信装置300に届いてから緊急警報情報のメッセージを発するまでの所要時間である。図示の例では、デモジュレーター1003による伝送フレームの物理層の処理だけで、短時間で緊急警報情報のメッセージを出力することができる。例えば、定義済みメッセージ・モードで緊急警報情報を伝送する場合には、テキスト情報やCAPデータの解析などの高度な処理を行なう必要はなく、デモジュレーター1003の簡単な処理機能モジュールが動作していれば十分であり、所要時間1110をより短くすることができる。
上記の実施例では、放送信号を受信する受信装置300において緊急警報を発することができる。この場合、受信装置300がテレビジョン受信機として構成されるのであれ、あるいは放送信号の物理層レベルまでを処理可能な簡易な放送受信機として構成されるのであれ、居住者が受信装置300の周辺にいることが前提になってしまう。受信装置300の設置場所から離れたところにいる居住者は、緊急警報に気付かず、逃げ遅れてしまうおそれがある。
そこで、本発明で開示する技術の他の実施例として、放送信号を受信する受信装置300が、放送信号から検出した緊急警報情報を、ホームネットワーク310などを通じて外部機器350−1、350−2、…に伝送するようにしている。そして、各々の外部機器350−1、350−2、…が、受信した緊急警報情報に基づいて緊急警報を発することで、受信装置300からは離れていてもホームネットワーク310が敷設されたさまざまな場所で、居住者が緊急警報を受け取ることができるようになる。
また、外部機器350−1、350−2、…は、多機能携帯端末などバッテリー駆動のデバイスであることを想定すると、緊急警報の対象となる地域内の外部機器350−1、350−2、…が一斉に起動しても、その地域の供給電力がひっ迫することはない。
上述したように放送信号の物理層レベルで重畳された緊急警報情報は、外部機器350向けの拡張情報extension dataを含んでいる。このextension dataフィールドに、緊急警告に関する詳細な情報を提示する場所のurlを書き込んでおけば、受信した外部機器350側では、このurlに基づいて、内蔵ブラウザーによって緊急警報に関する詳細な情報をインターネット経由で取得して、周辺の居住者に通知することができる。また、extension dataフィールドに、音声合成によるテキスト読み上げ(Text to Speech)用のテキスト・メッセージを書き込んでおけば、受信した外部機器350側では、音声再生により周辺の居住者に緊急警報を知らせることができる。
図12には、本発明で開示する技術の他の実施形態に係る受信装置300の内部構成を模式的に示している。図示の受信装置300は、放送信号受信用のアンテナ1201と、チューナー1202と、デモジュレーター1203と、ネットワーク・インターフェース(IF)部1204を備えている。この受信装置300は、簡素な構成であり、緊急警報専用の簡素な放送受信機であってもよいし、あるいは一般的なテレビジョン受信機内に組み込んでもよい。
チューナー1202は、アンテナ1201で受信した放送信号から所定の周波数チャンネルの成分について同調を行なう。
デモジュレーター1203は、同調された放送信号の復調処理を行なう。本実施形態では、デモジュレーター1203は、伝送フレーム30のプリアンブル部31内(又は、伝送フレーム400内のプリアンブル部410)の復調処理を行ない、プリアンブル部31(又は、伝送フレーム400内のプリアンブル部410)内で有効な緊急警報情報を検出したときには、その緊急警報情報をネットワーク・インターフェース部1204に出力する。また、デモジュレーター1203は、検出した緊急警報情報を一時的に保持するバッファー1203Aを備えている。なお、デモジュレーター1203は、プリアンブル部31(又は、プリアンブル部400)の検出のために常時復調処理を行なう必要はなく、間欠的に起動して検出を行ない、省電力化してもよい。
デモジュレーター1203は、I2C(Inter−Integrated Circuit)などのシリアル・インターフェースで構成される制御バス1211を介してネットワーク・インターフェース部1204と接続しており、その通信動作を制御する。
ネットワーク・インターフェース部1204は、有線ケーブル1205を介して、Ethernet(登録商標)やDLNAなどの技術を適用したホームネットワーク310に接続されている。ホームネットワーク310内には、Wi−Fi(登録商標)やBluetooth(登録商標)などの無線ネットワーク1231におけるアクセスポイント1230が設置されている。アクセスポイント1230は、自分のセル内に存在する外部機器350を配下に置き、無線通信を行なう。受信装置300は、ホームネットワーク310及びアクセスポイント1230越しに、外部機器350と相互接続し、外部機器350の制御を行なうことができる。
外部機器350は、例えば、スマートフォンを始めとする多機能携帯端末であり、バッテリーで駆動する。勿論、バッテリーではなく商用電源で駆動するCE機器などを、外部機器350に含めることもできる。外部機器350は、テキスト表示が可能なディスプレイや明滅するLEDなどからなる表示部1206や、スピーカー1207などの出力デバイスを備えており、警報を発することができる。
受信装置300は、上述した定義済みメッセージ・モード、ヘッドライン・メッセージ・モード、ダイジェストCAPモードのいずれの形式で伝送される緊急警報情報にも対応できるように構成することができる。
例えば、定義済みメッセージ・モードの緊急警報情報を受信したとき、デモジュレーター1203は、受信したdisplay_message_typeやaural_message_typeなど(図5を参照のこと)のカテゴリー情報を、ネットワーク・インターフェース部1204から外部機器350へ再伝送する。また、ヘッドライン・メッセージ・モードの緊急警報情報を受信したとき、デモジュレーター1203は、受信したテキスト情報を、ネットワーク・インターフェース部1204から外部機器350へ再伝送する。また、ダイジェストCAPモードの緊急警報情報を受信したとき、デモジュレーター1203は、受信したCAP情報を、ネットワーク・インターフェース部1204から外部機器350へ再伝送する。また、いずれの伝送形式であれ、受信した緊急警報情報に記載される外部機器350向けの拡張情報extension data(図5を参照のこと)又はextension dataフィールドに書き込まれたurlを、ネットワーク・インターフェース部1204からホームネットワーク310経由で外部機器350へ再伝送する。受信装置300から外部機器350に再伝送する緊急警報情報を、以下に挙げておく。
(1)ビットマップによるカテゴリー情報
(2)テキスト情報
(3)CAP情報又はそのダイジェスト版
(4)インターネットにアクセスするためのurl
(2)テキスト情報
(3)CAP情報又はそのダイジェスト版
(4)インターネットにアクセスするためのurl
urlで緊急警報情報を再伝送する場合、伝送フレームのプリアンブル部で伝送できる情報量の制約のため、インターネット上で利用される短縮urlが使用される場合がある(前述)。これを受け取った外部機器350側では、リダイレクトした元のurlにアクセスすればよい。
また、受信装置300がUPnP(Universal Plug and Play)を利用して外部機器350に緊急警報情報を再伝送する方法が考えられる。まず、受信装置300は、UPnP標準の、SSDP(SImple Service Discovery Protocol)というUDP(User Datagram Protocol)を利用したプロトコルを用いて機器発見手順を実施し、緊急警報を発することができる外部機器350を、ホームネットワーク310内で検出する。そして、受信装置300は、UPnPのunidirectional(単方向)な伝送方法により、上述したような緊急警報情報を外部機器350に伝送する。
これによって、ホームネットワーク310内の外部機器350は、放送局から放送された内容に基づく緊急警報情報に従って、緊急警報を発することができる。
受信装置300から外部機器350に緊急警報情報を伝送する伝送フレームに、自動起動信号を含めるようにしてもよい。待機状態の外部機器350は、受信した自動起動信号により起動して、緊急警報が発生されたことを警告する。
図13には、図12に示した受信装置300が、送信装置200から受信した伝送フレームに含まれる緊急警報情報を再伝送して、外部機器350で緊急警報を発するまでのタイムチャートを示している。
デモジュレーター1203は、間欠的に起動して、アンテナ1201で受信される伝送フレーム30のプリアンブル部31(又は、伝送フレーム400のプリアンブル部410)のデータのチェックを行なう(T1301)。
そして、デモジュレーター1203は、プリアンブル部31(又は、プリアンブル部410)内で有効な緊急警報情報を検出したときには(T1302)、その緊急警報情報をバッファー1203Aに格納するとともに(T1303)、緊急警報情報をI2Cインターフェース1101経由でネットワーク・インターフェース部1204に転送する(T1304)。
さらに、ネットワーク・インターフェース部1204からホームネットワーク310内の外部機器350に緊急警報情報を再伝送して、外部機器350に対して警報の発生を指示する(T1305)。
外部機器350に再伝送される緊急警報情報には、定義済みメッセージ・モードの形式で伝送される緊急警報情報に記載されるdisplay_message_type並びにaural_message_type(図5Aを参照のこと)と、外部機器拡張モード下の緊急警報情報に記載されるextension_data(図5Dを参照のこと)が含まれる。display_message_type並びにaural_message_typeで特定される緊急警報情報の種類すなわちカテゴリー情報をビットマップ形式にして再伝送してもよい。また、extension_dataには、ヘッドライン・テキストのテキスト情報、CAP情報又はそのダイジェスト版、インターネットにアクセスするためのurlなどが含まれる。
そして、外部機器350は、定義済みテキスト・メッセージを、読み上げ(Text to Speech)によるスピーカー1007から音声出力、又は、表示部1006から表示出力する(T1306)。
また、外部機器350は、デモジュレーター1003から転送されてきたaural_message_typeに対してあらかじめ定義されている音声メッセージを再生出力する(T1307)。あるいは、外部機器350は、extension_dataとして送られてきたテキスト・メッセージの読み上げ(Text to Speech)を行なう。
また、外部機器350は、内蔵ブラウザーを用いて、extension_dataとして送られてきたurl(若しくは短縮url)が示す場所から取得した、緊急警報に関するより詳細な情報を表示する(T1308)。
図13中、参照番号1310で示す区間が、伝送フレームが受信装置300に届いてから外部機器350で緊急警報情報のメッセージを発するまでの所要時間である。図示の例では、デモジュレーター1003による伝送フレームの物理層の処理だけで、短時間で緊急警報情報を外部機器350に再伝送し、外部機器350側で緊急警報情報のメッセージを出力することができる。例えば、緊急警報情報としてurlを再伝送する場合には、外部機器350はurlが示す場所にインターネット経由でアクセスし、緊急警報に関するより詳細な情報を取得して、表示することができる。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本明細書で開示する技術について詳細に説明してきた。しかしながら、本明細書で開示する技術の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書で開示する技術は、プリアンブルを含んだ伝送フレームで放送コンテンツを放送するさまざまなタイプの放送システムに適用して、緊急警報情報の送信を行なうことができる。例えば、アメリカ合衆国などで採用されている放送規格ATSCに基づく放送システムに本明細書で開示する技術を適用することができるが、適用範囲はこれに限定されるものではない。また、プリアンブル以外の形式でペイロードにデータを追加する放送規格に則した放送システムにも、同様に本明細書で開示する技術を適用することができる。さらに、放送ではなく、IPネットワークなど有線若しくは無線の通信システムにも、同様に本明細書で開示する技術を適用することができる。
要するに、例示という形態により本明細書で開示する技術について説明してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本明細書で開示する技術の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
なお、本明細書の開示の技術は、以下のような構成をとることも可能である。
(1)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部と、
を具備する受信装置。
(2)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部と、
を具備する受信装置。
(3)前記受信部は、放送局毎に割り当てられた放送チャンネルで送信された伝送フレームを、所望の放送チャンネルに同調して受信する、
上記(1)又は(2)のいずれかに記載の受信装置。
(4)音声を出力する出力部をさらに備え、
前記警報部は、緊急警報情報に応じた音声を前記出力部から発する、
上記(1)に記載の受信装置。
(5)前記警報部は、複数の音声ファイルを格納し、緊急警報情報の種類に応じた音声ファイルを選択して、前記出力部から再生出力する、
上記(4)に記載の受信装置。
(6)前記警報部は、テキスト形式の緊急警報情報の読み上げを前記出力部から音声出力する、
上記(4)に記載の受信装置。
(7)視覚的に出力する出力部をさらに備え、
前記警報部は、緊急警報情報に応じた視覚情報を前記出力部から発する、
上記(1)に記載の受信装置。
(8)再伝送する前記緊急警報情報はテキスト情報を含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(9)再伝送する前記緊急警報情報は、音声メッセージが定義されたビットマップ情報を含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(10)再伝送する前記緊急警報情報は、CAP情報又はそのダイジェストを含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(11)再伝送する前記緊急警報情報は、前記外部機器向けの拡張情報を含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(12)再伝送する前記緊急警報情報は、より詳細な情報にアクセスするためのurl又はその短縮urlを含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(13)前記通信部は、UPnP標準のプロトコルによる機器発見により検出した外部機器に緊急警報情報を再伝送する、
上記(2)に記載の受信装置。
(14)前記通信部は、UPnPのunidirectional(単方向)な伝送方法により、前記外部機器に緊急警報情報を再伝送する、
上記(13)に記載の受信装置。
(15)前記通信部が緊急警報情報を再伝送する伝送フレームに、外部機器を自動起動する自動起動信号を含める、
上記(2)に記載の受信装置。
(16)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報ステップと、
を有する受信方法。
(17)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信ステップと、
を有する受信方法。
(18)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラム。
(19)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラム。
(20)上記(2)に記載の受信装置から前記通信媒体を介して受信した緊急警報情報に基づいて警報を発する、外部機器。
(21)受信した緊急警報情報に含まれるテキスト情報の読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(22)受信した緊急警報情報に含まれるビットマップ情報に対応した音声情報を再生出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(23)受信した緊急警報情報に含まれるCAP情報又はそのダイジェストの読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(24)受信した緊急警報情報に含まれる拡張情報のテキスト読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(25)受信した緊急警報情報に含まれるurlに基づいて取得したテキスト情報の読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(26)緊急警報情報を取得する緊急警報情報取得部と、
放送コンテンツを取得する放送コンテンツ取得部と、
物理層に緊急警報情報を重畳して、放送コンテンツを伝送する伝送フレームを生成する伝送フレーム生成部と、
伝送フレームを送信する送信部と、
を具備し、
伝送フレームの物理層に重畳する緊急警報情報に、伝送フレームを受信する受信装置に接続する外部機器向けの拡張情報を記載する、
送信装置。
(27)前記拡張情報に、より詳細な情報にアクセスするためのurl又はその短縮urlを含める、上記(26)に記載の送信装置。
(1)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部と、
を具備する受信装置。
(2)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部と、
を具備する受信装置。
(3)前記受信部は、放送局毎に割り当てられた放送チャンネルで送信された伝送フレームを、所望の放送チャンネルに同調して受信する、
上記(1)又は(2)のいずれかに記載の受信装置。
(4)音声を出力する出力部をさらに備え、
前記警報部は、緊急警報情報に応じた音声を前記出力部から発する、
上記(1)に記載の受信装置。
(5)前記警報部は、複数の音声ファイルを格納し、緊急警報情報の種類に応じた音声ファイルを選択して、前記出力部から再生出力する、
上記(4)に記載の受信装置。
(6)前記警報部は、テキスト形式の緊急警報情報の読み上げを前記出力部から音声出力する、
上記(4)に記載の受信装置。
(7)視覚的に出力する出力部をさらに備え、
前記警報部は、緊急警報情報に応じた視覚情報を前記出力部から発する、
上記(1)に記載の受信装置。
(8)再伝送する前記緊急警報情報はテキスト情報を含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(9)再伝送する前記緊急警報情報は、音声メッセージが定義されたビットマップ情報を含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(10)再伝送する前記緊急警報情報は、CAP情報又はそのダイジェストを含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(11)再伝送する前記緊急警報情報は、前記外部機器向けの拡張情報を含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(12)再伝送する前記緊急警報情報は、より詳細な情報にアクセスするためのurl又はその短縮urlを含む、
上記(2)に記載の受信装置。
(13)前記通信部は、UPnP標準のプロトコルによる機器発見により検出した外部機器に緊急警報情報を再伝送する、
上記(2)に記載の受信装置。
(14)前記通信部は、UPnPのunidirectional(単方向)な伝送方法により、前記外部機器に緊急警報情報を再伝送する、
上記(13)に記載の受信装置。
(15)前記通信部が緊急警報情報を再伝送する伝送フレームに、外部機器を自動起動する自動起動信号を含める、
上記(2)に記載の受信装置。
(16)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報ステップと、
を有する受信方法。
(17)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信ステップと、
を有する受信方法。
(18)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラム。
(19)物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラム。
(20)上記(2)に記載の受信装置から前記通信媒体を介して受信した緊急警報情報に基づいて警報を発する、外部機器。
(21)受信した緊急警報情報に含まれるテキスト情報の読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(22)受信した緊急警報情報に含まれるビットマップ情報に対応した音声情報を再生出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(23)受信した緊急警報情報に含まれるCAP情報又はそのダイジェストの読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(24)受信した緊急警報情報に含まれる拡張情報のテキスト読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(25)受信した緊急警報情報に含まれるurlに基づいて取得したテキスト情報の読み上げを音声出力する、上記(20)に記載の外部機器。
(26)緊急警報情報を取得する緊急警報情報取得部と、
放送コンテンツを取得する放送コンテンツ取得部と、
物理層に緊急警報情報を重畳して、放送コンテンツを伝送する伝送フレームを生成する伝送フレーム生成部と、
伝送フレームを送信する送信部と、
を具備し、
伝送フレームの物理層に重畳する緊急警報情報に、伝送フレームを受信する受信装置に接続する外部機器向けの拡張情報を記載する、
送信装置。
(27)前記拡張情報に、より詳細な情報にアクセスするためのurl又はその短縮urlを含める、上記(26)に記載の送信装置。
1…緊急警報情報伝送システム
100…情報提供装置、200…送信装置
201…緊急警報情報受信部、202…緊急警報情報処理部
203…番組コンテコンテンツ取得部、204…放送信号生成部
205…放送信号送信部
300…受信装置、310…ホームネットワーク、350…外部機器
1001…アンテナ、1002…チューナー
1003…デモジュレーター、1003A…バッファー
1004…警報部、1005…出力部、1006…表示部
1007…スピーカー、1011…制御バス
1201…アンテナ、1202…チューナー
1203…デモジュレーター、1203A…バッファー
1204…ネットワーク・インターフェース部
1230…アクセスポイント
100…情報提供装置、200…送信装置
201…緊急警報情報受信部、202…緊急警報情報処理部
203…番組コンテコンテンツ取得部、204…放送信号生成部
205…放送信号送信部
300…受信装置、310…ホームネットワーク、350…外部機器
1001…アンテナ、1002…チューナー
1003…デモジュレーター、1003A…バッファー
1004…警報部、1005…出力部、1006…表示部
1007…スピーカー、1011…制御バス
1201…アンテナ、1202…チューナー
1203…デモジュレーター、1203A…バッファー
1204…ネットワーク・インターフェース部
1230…アクセスポイント
Claims (20)
- 物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部と、
を具備する受信装置。 - 物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部と、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーターと、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部と、
を具備する受信装置。 - 前記受信部は、放送局毎に割り当てられた放送チャンネルで送信された伝送フレームを、所望の放送チャンネルに同調して受信する、
請求項1又は2のいずれかに記載の受信装置。 - 音声を出力する出力部をさらに備え、
前記警報部は、緊急警報情報に応じた音声を前記出力部から発する、
請求項1に記載の受信装置。 - 前記警報部は、複数の音声ファイルを格納し、緊急警報情報の種類に応じた音声ファイルを選択して、前記出力部から再生出力する、
請求項4に記載の受信装置。 - 前記警報部は、テキスト形式の緊急警報情報の読み上げを前記出力部から音声出力する、
請求項4に記載の受信装置。 - 視覚的に出力する出力部をさらに備え、
前記警報部は、緊急警報情報に応じた視覚情報を前記出力部から発する、
請求項1に記載の受信装置。 - 再伝送する前記緊急警報情報はテキスト情報を含む、
請求項2に記載の受信装置。 - 再伝送する前記緊急警報情報は、音声メッセージが定義されたビットマップ情報を含む、
請求項2に記載の受信装置。 - 再伝送する前記緊急警報情報は、CAP(Common Alerting Protocol)情報又はそのダイジェストを含む、
請求項2に記載の受信装置。 - 再伝送する前記緊急警報情報は、前記外部機器向けの拡張情報を含む、
請求項2に記載の受信装置。 - 再伝送する前記緊急警報情報は、より詳細な情報にアクセスするためのurl又はその短縮urlを含む、
請求項2に記載の受信装置。 - 前記通信部は、UPnP(Universal Plug and Play)標準のプロトコルによる機器発見により検出した外部機器に緊急警報情報を再伝送する、
請求項2に記載の受信装置。 - 前記通信部は、UPnPのunidirectional(単方向)な伝送方法により、前記外部機器に緊急警報情報を再伝送する、
請求項13に記載の受信装置。 - 前記通信部が緊急警報情報を再伝送する伝送フレームに、外部機器を自動起動する自動起動信号を含める、
請求項2に記載の受信装置。 - 物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報ステップと、
を有する受信方法。 - 物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信ステップと、
前記受信ステップで受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出する復調ステップと、
前記復調ステップで得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信ステップと、
を有する受信方法。 - 物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報に基づいて警報を発する警報部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラム。 - 物理層に緊急警報情報を重畳した伝送フレームを受信する受信部、
前記受信部が受信した伝送フレームの物理層を復調して緊急警報情報を検出するデモジュレーター、
前記デモジュレーターが復調して得られた緊急警報情報を通信媒体経由で外部機器に再伝送する通信部、
としてコンピューターを機能させるようにコンピューター可読形式で記述されたコンピューター・プログラム。 - 請求項2に記載の受信装置から前記通信媒体を介して受信した緊急警報情報に基づいて警報を発する、外部機器。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013217719A JP2015080172A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | 受信装置及び受信方法、コンピューター・プログラム、並びに外部機器 |
CA2926766A CA2926766A1 (en) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | Reception device and reception method for receiving emergency alert information, computer program, and external device |
PE2016000493A PE20160764A1 (es) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | Dispositivo de recepcion y metodo de recepcion para recibir informacion de alertas de emergencia, programa de computacion y dispositivo externo |
PCT/JP2014/004729 WO2015056401A1 (en) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | Reception device and reception method for receiving emergency alert information, computer program, and external device |
US14/916,910 US20160211931A1 (en) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | Reception device and reception method, computer program, and external device |
EP14776912.9A EP3058673A1 (en) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | Reception device and reception method for receiving emergency alert information, computer program, and external device |
MX2016004525A MX2016004525A (es) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | Dispositivo de recepcion y metodo de recepcion para recibir informacion de alerta de emergencia, programa de computadora y dispositivo externo. |
KR1020167009108A KR20160072103A (ko) | 2013-10-18 | 2014-09-12 | 긴급 경보 정보를 수신하기 위한 수신 장치와 수신 방법, 컴퓨터 프로그램, 및 외부 장치 |
CL2016000845A CL2016000845A1 (es) | 2013-10-18 | 2016-04-12 | Dispositivos de recepción de información de alerta de emergencia, métodos de recepción de información de alerta de emergencia, y dispositivo externo que recibe información de alerta de emergencia. |
PH12016500670A PH12016500670A1 (en) | 2013-10-18 | 2016-04-12 | Reception device and reception method for receiving emergency alert information, computer program, and external device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013217719A JP2015080172A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | 受信装置及び受信方法、コンピューター・プログラム、並びに外部機器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015080172A true JP2015080172A (ja) | 2015-04-23 |
Family
ID=51626570
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013217719A Pending JP2015080172A (ja) | 2013-10-18 | 2013-10-18 | 受信装置及び受信方法、コンピューター・プログラム、並びに外部機器 |
Country Status (10)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20160211931A1 (ja) |
EP (1) | EP3058673A1 (ja) |
JP (1) | JP2015080172A (ja) |
KR (1) | KR20160072103A (ja) |
CA (1) | CA2926766A1 (ja) |
CL (1) | CL2016000845A1 (ja) |
MX (1) | MX2016004525A (ja) |
PE (1) | PE20160764A1 (ja) |
PH (1) | PH12016500670A1 (ja) |
WO (1) | WO2015056401A1 (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20170012037A (ko) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 삼성전자주식회사 | 송신 장치, 수신 장치 및 그 제어 방법 |
WO2017047397A1 (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | ソニー株式会社 | 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法 |
JP2017514331A (ja) * | 2014-02-20 | 2017-06-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 放送受信装置、放送受信装置の動作方法、放送受信装置及び放送受信装置の動作方法 |
WO2017208854A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | ソニー株式会社 | 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法 |
WO2018003542A1 (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 |
WO2018088223A1 (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
WO2018088225A1 (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017511989A (ja) | 2014-01-02 | 2017-04-27 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 放送受信装置及び放送受信装置の動作方法 |
US10498792B2 (en) * | 2015-05-17 | 2019-12-03 | Lg Electronics Inc. | Apparatus and method for transmitting or receiving broadcast signal |
WO2017010785A1 (ko) * | 2015-07-12 | 2017-01-19 | 엘지전자(주) | 방송 신호 송수신 장치 및 방법 |
US20180014171A1 (en) * | 2016-07-05 | 2018-01-11 | Qualcomm Incorporated | Management of emergency alert wake up bits |
GB201618274D0 (en) * | 2016-10-28 | 2016-12-14 | Sony Corp | A decoder, encoder, computer program and method |
EP3432618A1 (en) * | 2017-07-18 | 2019-01-23 | Thomson Licensing | Emergency alert relaying using short range access communication devices |
US10293955B1 (en) * | 2017-10-31 | 2019-05-21 | Honeywell International Inc. | System and method for consolidating, ratifying and escalation of uncertified applications notifications |
US10393126B1 (en) * | 2018-02-02 | 2019-08-27 | FFP2018, Inc. | Emergency station and method of use |
US10722740B2 (en) | 2018-02-02 | 2020-07-28 | FFP2018, Inc. | Emergency station and method of use |
US10716963B2 (en) * | 2018-02-02 | 2020-07-21 | Ffp2018 | Emergency station and method of use |
US11255324B2 (en) * | 2018-02-02 | 2022-02-22 | FFP2018, Inc. | Remotely controlled integrated portable battery-powered variable-pressure electric pump and power emergency station |
JP2019135806A (ja) * | 2018-02-05 | 2019-08-15 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 復調回路、処理回路、処理方法、および処理装置 |
US11048470B2 (en) * | 2019-09-09 | 2021-06-29 | Motorola Mobility Llc | Audible display readout based on lighting conditions |
US11637921B2 (en) | 2019-09-09 | 2023-04-25 | Motorola Mobility Llc | Enabling vibration notification based on environmental noise |
US11237887B2 (en) * | 2019-10-28 | 2022-02-01 | Motorola Solutions, Inc. | Device, system and method for generating and rendering customized application data for first responders |
KR102459515B1 (ko) * | 2021-08-31 | 2022-10-27 | 주식회사 크리소스 | Fm/dmb 객실 비상방송 시스템 |
Family Cites Families (25)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6543051B1 (en) * | 1998-08-07 | 2003-04-01 | Scientific-Atlanta, Inc. | Emergency alert system |
JP3191783B2 (ja) * | 1998-10-29 | 2001-07-23 | 三菱電機株式会社 | 通信装置および通信方法 |
US6411220B1 (en) * | 1999-12-07 | 2002-06-25 | Cue Corporation | Traffic paging system |
DE10226842A1 (de) * | 2001-06-19 | 2003-01-16 | Kotouczek Zeise Alfred | Portable Funkempfangseinrichtung für PDA's (PDA's oder Personal Digital Assistent) zum Empfang frei erhältlicher Wetter-Funkinformationen und Anzeige dieser Informationen auf dem Display |
JP4758677B2 (ja) | 2005-05-13 | 2011-08-31 | 日本放送協会 | 伝送制御信号受信機及びそれを用いた地上デジタルテレビジョン放送受信機 |
JP4778848B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2011-09-21 | パナソニック株式会社 | 移動端末装置 |
JP4417965B2 (ja) | 2006-02-07 | 2010-02-17 | 株式会社東芝 | デジタル放送システムとこのシステムに用いられる放送装置、緊急放送処理装置及び受信機 |
US8368530B1 (en) * | 2006-08-02 | 2013-02-05 | A&T Mobility II LLC | Network directed cell broadcasts for emergency alert system |
US8037151B1 (en) * | 2007-11-08 | 2011-10-11 | At&T Mobility Ii Llc | Predetermined emergency alert messages |
ES2444415T3 (es) * | 2008-09-08 | 2014-02-25 | Sony Corporation | Nueva trama y estructura de configuración de datos para sistemas de portadoras múltiples |
WO2010082780A2 (en) * | 2009-01-18 | 2010-07-22 | Lg Electronics Inc. | Iptv and method for controlling emergency alert system widget in iptv |
US20110095881A1 (en) * | 2009-10-26 | 2011-04-28 | Channel One, LLC | Alert network systems and methods |
US20110140882A1 (en) * | 2009-12-10 | 2011-06-16 | Electronics And Telecommunications Research Institute | Emergency alert system and method thereof, and relay device |
JP5605615B2 (ja) * | 2010-05-12 | 2014-10-15 | ソニー株式会社 | 受信装置、報知制御方法 |
US8648712B2 (en) * | 2010-06-17 | 2014-02-11 | J. Roy Pottle | Electronic emergency messaging system |
JP2012039301A (ja) * | 2010-08-05 | 2012-02-23 | Funai Electric Co Ltd | デジタル放送受信装置 |
US8265938B1 (en) * | 2011-05-24 | 2012-09-11 | Verna Ip Holdings, Llc | Voice alert methods, systems and processor-readable media |
WO2013038230A1 (en) * | 2011-09-12 | 2013-03-21 | Nokia Corporation | Methods and apparatus for launching an application identified by a sensor |
JP2013150206A (ja) * | 2012-01-20 | 2013-08-01 | Funai Electric Co Ltd | テレビジョン受像機 |
CA2819446C (en) * | 2012-03-02 | 2017-04-18 | Lg Electronics Inc. | Method of providing an emergency alert service via a mobile broadcasting and apparatus therefor |
US8841990B2 (en) * | 2012-05-10 | 2014-09-23 | Franklin W. Bell | System for transmitting emergency broadcast messages with selectivity to radio, television, computers and smart phones |
US20140163948A1 (en) * | 2012-12-10 | 2014-06-12 | At&T Intellectual Property I, L.P. | Message language conversion |
US9485110B2 (en) * | 2013-07-15 | 2016-11-01 | Lg Electronics Inc. | Apparatus for alerting an emergency via broadcast signal transmission/reception and method for alerting an emergency via broadcast signal transmission/reception |
MX358740B (es) * | 2013-08-22 | 2018-09-03 | Thomson Licensing | Mensaje de activación para un sistema de televisión digital. |
KR102055261B1 (ko) * | 2013-09-27 | 2020-01-22 | 삼성전자주식회사 | 송신 장치, 수신 장치 및 그 제어방법 |
-
2013
- 2013-10-18 JP JP2013217719A patent/JP2015080172A/ja active Pending
-
2014
- 2014-09-12 EP EP14776912.9A patent/EP3058673A1/en not_active Withdrawn
- 2014-09-12 WO PCT/JP2014/004729 patent/WO2015056401A1/en active Application Filing
- 2014-09-12 PE PE2016000493A patent/PE20160764A1/es unknown
- 2014-09-12 MX MX2016004525A patent/MX2016004525A/es unknown
- 2014-09-12 KR KR1020167009108A patent/KR20160072103A/ko not_active Application Discontinuation
- 2014-09-12 US US14/916,910 patent/US20160211931A1/en not_active Abandoned
- 2014-09-12 CA CA2926766A patent/CA2926766A1/en not_active Abandoned
-
2016
- 2016-04-12 PH PH12016500670A patent/PH12016500670A1/en unknown
- 2016-04-12 CL CL2016000845A patent/CL2016000845A1/es unknown
Cited By (27)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017514331A (ja) * | 2014-02-20 | 2017-06-01 | エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド | 放送受信装置、放送受信装置の動作方法、放送受信装置及び放送受信装置の動作方法 |
KR102484258B1 (ko) | 2015-07-23 | 2023-01-04 | 삼성전자주식회사 | 송신 장치, 수신 장치 및 그 제어 방법 |
KR20170012037A (ko) * | 2015-07-23 | 2017-02-02 | 삼성전자주식회사 | 송신 장치, 수신 장치 및 그 제어 방법 |
JPWO2017047397A1 (ja) * | 2015-09-14 | 2018-07-05 | ソニー株式会社 | 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法 |
WO2017047397A1 (ja) * | 2015-09-14 | 2017-03-23 | ソニー株式会社 | 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法 |
US11184095B2 (en) | 2015-09-14 | 2021-11-23 | Saturn Licensing Llc | Receiving apparatus, transmitting apparatus, and data processing method |
US10594419B2 (en) | 2015-09-14 | 2020-03-17 | Sony Corporation | Receiving apparatus, transmitting apparatus, and data processing method |
WO2017208854A1 (ja) * | 2016-06-03 | 2017-12-07 | ソニー株式会社 | 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法 |
JPWO2018003542A1 (ja) * | 2016-06-30 | 2019-04-18 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 |
JP7232364B2 (ja) | 2016-06-30 | 2023-03-02 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 送信装置及び送信方法 |
JP7467715B2 (ja) | 2016-06-30 | 2024-04-15 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置及び受信方法 |
JP2022063307A (ja) * | 2016-06-30 | 2022-04-21 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 送信装置及び送信方法 |
WO2018003542A1 (ja) * | 2016-06-30 | 2018-01-04 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 |
US10615895B2 (en) | 2016-06-30 | 2020-04-07 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Transmitting apparatus, transmitting method, receiving apparatus, and receiving method |
EP3480975B1 (en) * | 2016-06-30 | 2020-12-02 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Transmission system, transmission method, reception device, and reception method |
WO2018088225A1 (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
US10924196B2 (en) | 2016-11-09 | 2021-02-16 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method |
US10958365B2 (en) | 2016-11-09 | 2021-03-23 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Reception apparatus, reception method, transmission apparatus, and transmission method |
TWI731187B (zh) * | 2016-11-09 | 2021-06-21 | 日商索尼半導體解決方案公司 | 收訊裝置、收訊方法、送訊裝置、及送訊方法 |
CN109964489B (zh) * | 2016-11-09 | 2021-11-05 | 索尼半导体解决方案公司 | 接收装置、接收方法、发送装置和发送方法 |
AU2017356366B2 (en) * | 2016-11-09 | 2020-04-09 | Sony Semiconductor Solutions Corporation | Reception device, reception method, transmission device, and transmission method |
JP7055749B2 (ja) | 2016-11-09 | 2022-04-18 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
JPWO2018088225A1 (ja) * | 2016-11-09 | 2019-09-26 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
JP7134867B2 (ja) | 2016-11-09 | 2022-09-12 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
JPWO2018088223A1 (ja) * | 2016-11-09 | 2019-09-26 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
CN109964489A (zh) * | 2016-11-09 | 2019-07-02 | 索尼半导体解决方案公司 | 接收装置、接收方法、发送装置和发送方法 |
WO2018088223A1 (ja) * | 2016-11-09 | 2018-05-17 | ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US20160211931A1 (en) | 2016-07-21 |
EP3058673A1 (en) | 2016-08-24 |
PH12016500670A1 (en) | 2016-06-13 |
MX2016004525A (es) | 2016-07-05 |
CA2926766A1 (en) | 2015-04-23 |
PE20160764A1 (es) | 2016-08-06 |
WO2015056401A1 (en) | 2015-04-23 |
CL2016000845A1 (es) | 2016-11-11 |
KR20160072103A (ko) | 2016-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2015080172A (ja) | 受信装置及び受信方法、コンピューター・プログラム、並びに外部機器 | |
KR102216521B1 (ko) | 송신 장치 및 송신 방법, 수신 장치 및 수신 방법, 및 컴퓨터 프로그램 | |
WO2015040914A1 (ja) | 送信装置及び送信方法、受信装置及び受信方法、並びにコンピューター・プログラム | |
US11006189B2 (en) | Primary device, companion device and method | |
JP2003517784A (ja) | 低出力モードの無線受信器及びテレビ受像機に緊急警報を放送するシステム及びその方法 | |
WO2016006472A1 (ja) | 送信装置、送信方法、受信装置、及び、受信方法 | |
CA3044996A1 (en) | Systems and methods for signaling of emergency alert messages | |
WO2017047397A1 (ja) | 受信装置、送信装置、及び、データ処理方法 | |
TWI742186B (zh) | 收訊裝置、收訊方法、送訊裝置、及送訊方法 | |
JP7055749B2 (ja) | 受信装置、受信方法、送信装置、及び、送信方法 | |
WO2019043378A1 (en) | DECODER, ENCODER, COMPUTER PROGRAM, AND METHOD | |
WO2018078317A1 (en) | A decoder, encoder, computer program and method |