JP3191783B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents
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Description
のデータ通信装置間で例えばディスクリートマルチトー
ン変復調方式によりデータ通信を行うようにした通信装
置および通信方法に関するものである。
て、既設の電話用銅線ケーブルを使用して数メガビット
/秒の高速ディジタル通信を行うADSL(Asymmetric
DigitalSubscriber Line)通信方式や、HDSL(hig
h-bit-rate Digital SubscriberLine)通信方式、SD
SL等のxDSL通信方式が注目されている。これに用
いられているxDSL通信方式は、DMT(Discrete M
ultiTone)変復調方式と呼ばれている。この方式は、A
NSIのT1.413等において標準化されている。このディ
ジタル通信方式では、特に、xDSL伝送路と、半二重
通信方式のISDN通信システムのISDN伝送路とが
途中の集合線路で束ねられる等して隣接する場合等に、
xDSL伝送路を介したxDSL通信がISDN伝送路
等の他回線から干渉ノイズを受けて、速度が落ちる等の
問題が指摘されており、種々の工夫がされている。
e)1からのISDN伝送路2と、xDSL伝送路であ
るADSL伝送路3とが途中の集合線路で束ねられてい
る等の理由で、ISDN伝送路2がADSL伝送路3に
与える干渉ノイズの様子を示したものである。ここで、
ADSL通信システム側の端末側の通信装置であるAD
SL端末側装置(ATU−R;ADSL Transceiver U
nit,Remote Terminal end)4から見た場合、ISDN
伝送システム側の局側装置(ISDN LT)7がADS
L伝送路3を通し送信してくる干渉ノイズをFEXT(F
ar-end cross talk)ノイズと呼び、ISDN伝送システ
ム側の端末装置(ISDN NT1)6がADSL伝送路
3を通し送信してくる干渉ノイズをNEXT(Near-end
cross talk)ノイズと呼ぶ。これらのノイズは、特に、
途中で集合線路等になりADSL伝送路3と隣接するこ
とになるISDN伝送路2との結合によりADSL伝送
路3を介しADSL端末側装置(ATU−R)4に伝送
される。なお、ADSL通信システム側の局側装置であ
るADSL局側装置(ATU−C;ADSL Transceiv
er Unit,Central Office end)5から見た場合には、A
DSL端末側装置(ATU−R)4から見た場合と逆と
なり、ISDN伝送システム側の局側装置(ISDN
LT)7が送信してくる干渉ノイズがNEXTノイズと
なり、ISDN伝送システム側の端末装置(ISDN
NT1)6が送信してくる干渉ノイズがFEXTノイズ
となる。
ムでは、上り、下りの伝送が全2重伝送であり、同時に
行われるため、ADSL端末側装置(ATU−R)4か
ら見た場合、よりADSL端末側装置(ATU−R)4
に近いISDN伝送システム側の端末装置(ISDN
NT1)6から発生したNEXTノイズが支配的、すな
わち大きな影響を与えることになる。
れるADSLモデム(図示せず)のトレーニング期間
に、この影響の大きいNEXTノイズ成分の特性を測定
し、そのノイズの特性に合った各チャネルの伝送ビット
数とゲインを決めるビットマップを行い、かつ伝送特性
を改善できるように、例えば、時間領域の適応等化処理
を行うタイムドメインイコライザー(TEQ;Time dom
ain Equalizer)、および周波数領域の適応等化処理を
行うフレケンシードメインイコライザー(FEQ;Freq
uency domain Equalizer)の係数を収束させて決定し、
TEQ及びFEQそれぞれについて、NEXTノイズ用
の係数テーブルを1セットずつ設けるようしている。
置の場合にはこれで問題は生じないが、日本等では、す
でに既存のISDN通信方式として上り、下りのデータ
伝送がいわゆるピンポン式に時分割で切り替わる半二重
通信のTCM−ISDN方式を採用しているので、集合
線路等により半二重伝送路と他の伝送路とが隣接してい
ると、半二重伝送路からのNEXTノイズおよびFEX
Tノイズが交互に半二重伝送路に隣接した他の伝送路に
接続された通信端末に影響を与えることになる。
M−ISDN干渉ノイズのFEXT区間、NEXT区間
に応じて、ビットマップを切り替える方式を提案してい
る。(■G.lite: Proposal for draft of Annex of G.l
ite■,ITU-T,SG-15、Waikiki,Hawaii 29 June-3 July 1
998, Temporary Document WH-047) 図20に、上記の方式を採用するディジタル通信装置が
使用されたディジタル通信システムの概要を示す。図2
0において、11はTCM−ISDN通信やADSL通
信等を制御等する中央局(CO:Central Office)、1
2はTCM−ISDN通信を行うためのTCM−ISD
N伝送路、13はADSL通信を行うためのADSL伝
送路、14はADSL伝送路13を介し他のADSL端
末側装置(図示せず)とADSL通信を行う通信モデム
等のADSL端末側装置(ATU−R;ADSL Trans
ceiver Unit,Remote Terminal end)、15は中央局1
1内でADSL通信を制御するADSL局側装置(AT
U−C;ADSL Transceiver Unit,Central Officeen
d)、16はTCM−ISDN伝送路12を介し他のT
CM−ISDN端末側装置(図示せず)とTCM−IS
DN通信を行う通信モデム等のTCM−ISDN端末側
装置(TCM−ISDN NT1)、17は中央局11内
でTCM−ISDN通信を制御するTCM−ISDN局
側装置(TCM−ISDN LT)、18はTCM−IS
DN局側装置(TCM−ISDN LT)17とADSL
局側装置(ATU−C)15との間でそれぞれの通信の
同期をとる同期コントローラである。なお、この同期コ
ントローラ18は、TCM−ISDN局側装置(TCM
−ISDN LT)17、もしくはADSL局側装置
(ATU−C)15内に設けられていても良い。
置(ATU−R)14から見た場合には、図20に示す
ように、遠半二重通信装置となるTCM−ISDN局側
装置(TCM−ISDN LT)17が集合線路等によ
り隣接したTCM−ISDN伝送路12およびADSL
伝送路13を介し送信してくる干渉ノイズを“FEXT
ノイズ”と呼ぶ一方、近半二重通信装置となるTCM−
ISDN端末側装置(TCM−ISDN NT1)16
が集合線路等により隣接したTCM−ISDN伝送路1
2およびADSL伝送路13を介し送信してくる干渉ノ
イズを“NEXTノイズ”と呼ぶ。これに対し、ADS
L局側装置(ATU−C)15から見た場合には、AD
SL端末側装置(ATU−R)14から見た場合と逆と
なり、近半二重通信装置となるISDN伝送システムの
局側装置(ISDN LT)17が送信してくる干渉ノイ
ズがNEXTノイズとなり、遠半二重通信装置となるI
SDN伝送システムの端末装置(ISDN NT1)16
が送信してくる干渉ノイズがFEXTノイズとなる。
DSL局側装置(ATU−C;ADSL Transceiver U
nit,Central Office end)15の通信モデム等の送信部
ないしは送信専用機(以下、送信系という)の構成を機
能的に示している。また図22は、ディジタル通信装置
におけるADSL端末側装置(ATU−R)14の通信
モデム等の受信部ないしは受信専用機(以下、受信系と
いう。)の構成を機能的に示している。
/シンクコントロール(Mux/Sync Control)、42、43
はサイクリックリダンダンシィチェック(crc)、44、
45はスクランブル・フォワードエラーコレクション(S
cram and FEC)、46はインターリーブ、47、48は
レートコンバータ(Rate-Convertor)、49はトンオーダ
リング(Tone ordering)、50はコンステレーションエ
ンコーダ・ゲインスケーリング(Constellation encoder
and gain scalling)、51は離散フーリエ変換部(DF
T)、52は入力パラレル/シリアルバッファ(Input Par
allel/Serial Buffer)、53はアナログプロセッシング
・D/Aコンバータ(Analog Processingand DAC)であ
る。
ッシング・A/Dコンバータ(Analog Processing And
ADC)、142はタイムドメインイコライザ(TEC)、1
43は入力シリアル/パラレルバッファ、144は離散
フーリエ変換部(DFT)、145は周波数ドメインイコ
ライザ(FEQ)、146はコンステレーションエンコー
ダ・ゲインスケーリング( Constellation encoder and
gain scalling )、147はトンオーダリング(Tone
ordering)、148、149はレートコンバータ(Rate-
Convertor)、150はデインターリーブ(Deinterleav
e)、151、152はデスクランブル・フォワードエ
ラーコレクション(Descram and FEC)、153、15
4はサイクリックリダンダンシィチェック(crc)、15
5はマルチプレックス/シンクコントロール(Mux/Sync
Control)である。
装置(ATU−C)15の送信系の動作を説明すると、図
21において送信データをマルチプレックス/シンクコ
ントロール(Mux/Sync Control)により多重化し、サイク
リックリダンダンシィチェック42、43により誤り検
出用コードを付加し、フォワードエラーコレクション4
4、45でFEC用コードの付加およびスクランブル処
理し、場合によってはインターリーブ46をかける。そ
の後、レートコンバーター47、48でレートコンバー
ト処理し、トンオーダリング49でトンオーダリング処
理し、コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリ
ング50によりコンステレーションデータを作成し、離
散フーリエ変換部51にて離散フーリエ変換し、D/A
コンバータを通してディジタル波形をアナログ波形に変
換し、続いてローパスフィルタをかける。
14の受信系の動作を説明すると、図22においてアナ
ログプロセッシング・A/Dコンバータ141が受信信
号に対しローパスフィルタをかけ、A/Dコンバータを
通してアナログ波形をディジタル波形に変換し、続いて
タイムドメインイコライザ(TEQ)142を通して時
間領域の適応等化処理を行う。次に、その時間領域の適
応等化処理がされたデータは、入力シリアル/パラレル
バッファ143を経由して、シリアルデータからパラレ
ルデータに変換され、離散フーリエ変換部(DFT)1
44で離散フーリエ変換され、周波数ドメインイコライ
ザ(FEQ)145により周波数領域の適応等化処理が
行われる。そして、コンステレーションエンコーダ・ゲ
インスケーリング146によりコンステレーションデー
タを再生し、トンオーダリング147でシリアルデータ
に変換し、レートコンバーター148、149でレート
コンバート処理し、デスクランブル・フォワードエラー
コレクション151でFECやデスクランブル処理し、
場合によっては、デインターリーブ150をかけてデス
クランブル・フォワードエラーコレクション152でF
ECやデスクランブル処理し、その後、サイクリックリ
ダンダンシィチェック153、154を行なって、マル
チプレックス/シンクコントロール(Mux/Sync Contro
l)155によりデータを再生する。
ントローラ18がTCM−ISDN局側装置(TCM−
ISDN LT)17と、ADSL局側装置(ATU−
C)15との伝送のタイミングの同期をとっているの
で、ADSL端末側装置(ATU−R)14が、NEX
Tノイズと、FEXTノイズの発生タイミングを認識で
きる。
R)14は、TCM−ISDN通信とADSL通信との
同期により、予めタイミングがわかっているTCM−I
SDN伝送路12上をデータが上っている所定時間の間
は、ADSL伝送路13を介し受信する受信データや受
信信号にNEXTノイズが発生するものと判断する一
方、同様に予めタイミングがわかっているTCM−IS
DN伝送路12上をデータが下っている所定時間の間は
ADSL伝送路13を介し受信する受信データ等にFE
XTノイズが発生することを認識できる。
うにFEXT区間、NEXT区間それぞれに対応したビ
ットマップA、及びビットマップBを割り振り、図21
におけるレートコンバータ148、149において、ノ
イズ量の少ないFEXT区間にはビット配分を多くし、
ノイズ量の多いNEXT区間にはビット配分を少なくす
る。それにより、今までのNEXT区間のみでビット配
分が決定される場合より、伝送レートを上げることがで
きる。
計算例では64kbps)で入ってくるデータを、いか
にビットマップAおよびビットマップBに割り振るかを
示す。まず均一のレートで送られてくるデータはシンボ
ル単位で固定ビットが格納されていく。それをレートコ
ンバータにより、ビットマップA用、ビットマップB用
のビットに変換する。ただし、ISDN周期が2.5m
sに対して、送信シンボルの間隔が、246μsの為、
整数倍にならない。そこで、図25に示すように34周
期(=345シンボル、85ms)を一つの単位(ハイ
パーフレーム)として、このハイパーフレーム中のFE
XT区間でシンボルが入りきるところのみをビットマッ
プAにし、それ以外の部分をビットマップBとする(図
中、SS、ISSは同期用の信号)。それぞれのDMT
シンボルがビットマップAに属するかビットマップBに
属するかは、以下の式によって求められる。(以下の式
においてDMTシンボル番号をNdmtとする。)
当てに使用するシングルビットマップの場合のビット割
り当てを求める計算例を示す。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・ビットマップAのビット数 =(伝送レート)×(伝送時間)/(ビットマップAのシンボル数(ISS (Inverse synch symbol)、SS(Side A Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/126 =43.175 よってビットマップA=44ビットとする。また、シン
グルビットマップ(ビットマップAのみ使用)であるた
めビットマップB=0ビットとする。
両方を使用するデュアルビットマップの場合のビット割
り当てを求める計算例を示す。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・今回の計算例ではビットマップBのビット数=3ビットと仮定する。 ・ビットマップAのビット数 =((伝送レート)×(伝送時間)−(ビットマップBの1シンボル分のビ ット数)×(ビットマップBのシンボル数(ISS(Inverse synch symbol) 、SS(Side A Synch symbol) 除く)))/(ビットマップAのシンボル 数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Side A Synch symbol)除く)) =(64kbps×85ms−3×214)/126 =38.079ビット よってビットマップA=39ビットとする。
配分を変えるときは、送信側あるいは受信側のレートコ
ンバータにおいてデータをある程度蓄積してから出力す
るので、レートコンバータにおける遅延時間が生じるこ
とになる。さらに、シングルビットマップでは、各ハイ
パーフレーム単位で、送信データをビットマップAの部
分にできるだけ余すことなく割り当てるようにしている
ため、場合によってはある周期のデータが、それより後
の周期のビットマップAの部分に割り当てられることが
あり、そのデータについてはさらなる遅延時間が生じて
しまう。また、デュアルビットマップの場合も、ハイパ
ーフレームのビットマップAおよびビットマップBの部
分にビットをできるだけ余すことなく割り当てるように
しているため、場合によってはある周期のデータが、そ
れより後の周期に割り当てられることがあり、そのデー
タについてはさらなる遅延時間が生じてしまう。
では、遅延が大き過ぎるという問題があった。
なされたもので、遅延を抑えることのできる通信装置お
よび通信方法を提供することを目的とする。
は、所定周期で発生する干渉ノイズに基づいて当該所定
周期内でデータ送信に適した期間であるデータ送信期間
を設定する通信装置において、前記所定周期内で送信す
べきデータを、前記所定周期1周期内における前記デー
タ送信期間に送信できるように、かつ前記所定周期1周
期内における前記データ送信期間においてデータがほぼ
均一となるようにビット割り当てを行い送信するもので
ある。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定すると共に、
第1のデータおよび当該第1のデータ以外のデータであ
る第2のデータを通信する通信装置において、前記所定
周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1周期内に
おける前記データ送信期間に送信できるように、かつ前
記所定周期1周期内における前記データ送信期間におい
て前記第1のデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行うとともに、第2の所定周期分の前記データ送
信期間における前記第1のデータが割り当てられなかっ
た部分に、第2の所定周期分の前記第2のデータを送信
できるようにビット割り当てを行い送信するものであ
る。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定する通信装置
において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記
所定周期1周期内における前記データ送信期間に送信で
きるように、かつ前記所定周期1周期内における前記デ
ータ送信期間においてデータがほぼ均一となるようにビ
ット割り当てを行い送信されたデータを受信し、この受
信したデータのうち前記所定周期1周期分の前記データ
送信期間に割り当てられたデータに基づいて前記所定周
期1周期分の全データを再生するものである。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定すると共に、
第1のデータおよび当該第1のデータ以外のデータであ
る第2のデータを通信する通信装置において、前記所定
周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1周期内に
おける前記データ送信期間に送信できるように、かつ前
記所定周期1周期内における前記データ送信期間におい
て前記第1のデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行うとともに、第2の所定周期分の前記データ送
信期間における前記第1のデータが割り当てられなかっ
た部分に、第2の所定周期分の前記第2のデータを送信
できるようにビット割り当てを行い送信されたデータを
受信し、この受信したデータのうち前記所定周期1周期
分の前記データ送信期間に割り当てられた前記第1のデ
ータに基づいて前記所定周期1周期分の第1の全データ
を再生し、前記受信したデータのうち第2の所定周期分
の前記データ送信期間に割り当てられた前記第2のデー
タに基づいて第2の所定周期分の第2の全データを再生
するものである。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定する通信方法
において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記
所定周期1周期内における前記データ送信期間に送信で
きるように、かつ前記所定周期1周期内における前記デ
ータ送信期間においてデータがほぼ均一となるようにビ
ット割り当てを行い送信するものである。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定すると共に、
第1のデータおよび当該第1のデータ以外のデータであ
る第2のデータを通信する通信方法において、前記所定
周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1周期内に
おける前記データ送信期間に送信できるように、かつ前
記所定周期1周期内における前記データ送信期間におい
て前記第1のデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行うとともに、第2の所定周期分の前記データ送
信期間における前記第1のデータが割り当てられなかっ
た部分に、第2の所定周期分の前記第2のデータを送信
できるようにビット割り当てを行い送信するものであ
る。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定する通信方法
において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記
所定周期1周期内における前記データ送信期間に送信で
きるように、かつ前記所定周期1周期内における前記デ
ータ送信期間においてデータがほぼ均一となるようにビ
ット割り当てを行い送信されたデータを受信し、この受
信したデータのうち前記所定周期1周期分の前記データ
送信期間に割り当てられたデータに基づいて前記所定周
期1周期分の全データを再生するものである。
する干渉ノイズに基づいて当該所定周期内でデータ送信
に適した期間であるデータ送信期間を設定すると共に、
第1のデータおよび当該第1のデータ以外のデータであ
る第2のデータを通信する通信方法において、前記所定
周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1周期内に
おける前記データ送信期間に送信できるように、かつ前
記所定周期1周期内における前記データ送信期間におい
て前記第1のデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行うとともに、第2の所定周期分の前記データ送
信期間における前記第1のデータが割り当てられなかっ
た部分に、第2の所定周期分の前記第2のデータを送信
できるようにビット割り当てを行い送信されたデータを
受信し、この受信したデータのうち前記所定周期1周期
分の前記データ送信期間に割り当てられた前記第1のデ
ータに基づいて前記所定周期1周期分の第1の全データ
を再生し、前記受信したデータのうち第2の所定周期分
の前記データ送信期間に割り当てられた前記第2のデー
タに基づいて第2の所定周期分の第2の全データを再生
するものである。
実施形態を示す。まず、遅延が抑えられるようにするた
めに、1周期分のデータ送信期間内に1周期分の送信デ
ータを送信できるようにビット割り当てを行うようにす
る場合を説明する。ビット割り当ては、従来の通信装置
と同様に図21におけるレートコンバータ47、48で
行う。図1にビット割り当ての概要を示す。ここでは、
1周期分の均一データを1周期内でデータ送信に適した
期間(例えば上述のFEXT区間に相当)であるデータ
送信期間にすべて送信できるようにビットアサインす
る。また、データ送信期間内の送信データが割り当てら
れなかった部分には、ダミービットを挿入して送信す
る。ここで、ビットマップAのみを使用するシングルビ
ットマップの場合のビット割り当てを求める計算例を示
す。例えば1周期(2.5ms)分、すなわち10個の
DMTシンボル分のデータをビットマップA(データ送
信期間に入り切るシンボル)の3シンボル分に入るよう
なビット割り当てにし、また、ビットマップAの3シン
ボル目にデータの配分されないビットが残った場合はそ
の部分にダミービットを挿入する。さらに、ビットマッ
プAが4シンボル続く場合(例えば図25の0周期目、
1周期目等)にはビットマップAの4シンボル目をすべ
てダミービットにする。つまり、ビットマップAのビッ
ト数は、以下の条件を満たす必要がある。 ・(ビットマップAのビット数)×3≧(伝送レートk
bps)×(1周期2.5ms)
は下記のようになる(本実施の形態では上述のようにト
レーニング期間に計ったS/N比に基づいて決められる
ADSL伝送路の伝送可能データレートが64kbps
の場合のビット割り当ての計算例を示している)。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・ビットマップAのビット数 =(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシンボル)/(3シ ンボル分) =16×10/3 =53.33 よってビットマップA=54ビットとする。 ・各周期内の3番目のビットマップAのダミービット =(ビットマップAのビット数)×(3シンボル分)−(1DMTシンボル のビット数)×(10個のDMTシンボル) =54×3−16×10 =2ビット 4番目のビットマップAが存在する場合、送信ビットは
すべてダミービットとする。また、シングルビットマッ
プ(ビットマップAのみ使用)であるためビットマップ
B=0ビットとする。
は以下のようになる(図2参照)。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号83のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−(シンボル番号)× (1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボル番号)×(1シン ボルの時間) =9×160/64kbps−83×(0.25ms×272/276) =2.05072ms 一方受信側では、送られてきたデータをレートコンバー
トして均一レートに戻す。このとき、送信側で送る際に
ビット配分を変化させていることが原因で、均一レート
上で本来受信されているべきデータが届かない場合があ
る(図3参照)。この受信側での遅延時間は図25の例
ではシンボル番号152のとき最大となる。
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.19565
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.44203msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(2.05072ms)と受信遅延時間(0.4420
3ms)を合わせた2.49275msが送受信機装置
内の最大遅延時間となる。
両方を使用するデュアルビットマップの場合のビット割
り当てを求める計算例を示す。ビット割り当ては、従来
の通信装置と同様に図21におけるレートコンバータ4
7、48で行う。図4にビット割り当ての概要を示す。
ここでは、遅延が抑えられるようにするために、1周期
分の均一データを1周期内のデータ送信に適した期間
(例えば上述のFEXT区間に相当)であるデータ送信
期間とこのデータ送信期間以外の期間(例えば上述のN
EXT区間に相当)である準データ送信期間にビット割
り当てを行う。また、データ送信期間内及び準データ送
信期間のうち、送信データが割り当てられなかった部分
にはダミービットを挿入して送信する。例えば1周期
(2.5ms)分、すなわち10個のDMTシンボル分
(レートコンバート前)のデータをビットマップA(デ
ータ送信期間に入り切るシンボル)の3シンボル分+ビ
ットマップB(準データ送信期間)の7シンボル分に1
0シンボル単位(レートコンバート後)で入るようなビ
ット割り当てにし(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Sy
nch symbol)除く)、また、ビットマップBでデータが
配分されなかった部分にダミービットを挿入する。ま
た、ビットマップAが4シンボル続く場合にはビットマ
ップAの4シンボル目にも上述のビットマップAと同一
のビット割り当てで送信データを配分し、ビットマップ
A及びビットマップBでデータが配分されなかった部分
にダミービットを挿入する。その際、ビットマップAに
割り当てるビット数とビットマップBに割り当てるビッ
ト数との差は、可能な限り少なくすることにより遅延量
は少なくなる。つまり、ビットマップA及びビットマッ
プBのビット数は、以下の条件を満たす必要がある。 ・(ビットマップAのビット数)×3+(ビットマップ
Bのビット数)×7≧(伝送レートkbps)×(1周
期2.5ms) ・遅延時間を少なくするには、ビットマップAに割り当
てるビット数とビットマップBに割り当てるビット数と
の差は可能な限り少なくする(ビットマップBが最小値
の時、遅延時間は最悪値となる)。
は下記のようになる(本実施の形態では上述のようにト
レーニング期間に計ったS/N比に基づいて決められる
ADSL伝送路の伝送可能データレートが64kbps
の場合のビット割り当ての計算例を示している)。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・今回の計算例ではビットマップBのビット数=2ビットと仮定する。 ・ビットマップAのビット数 =((1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシンボル)− (ビットマップBの7個分のビット総数))/(3シンボル分) =(16×10−2×7)/3 =48.67 よってビットマップA=49ビットとする。 ・10シンボル(レートコンバータ後)単位の10番目のビットマップBのダミ ービット =(ビットマップAのビット数)×(3シンボル分)+(ビットマップBのビ ット数)×(7シンボル分)−(1DMTシンボルのビット数)×(10 個のDMTシンボル) =49×3+2×7−16×10 =1ビット
は以下のようになる(図5参照)。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号83のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−(シンボル番号)× (1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボル番号)×(1シン ボルの時間) =(160×8+49×3)/64kbps−83×(0.25ms×272 /276) =1.84759ms
ートコンバートして均一レートに戻す。このとき、送信
側で送る際にビット配分を変化させていることが原因
で、均一レート上で本来受信されているべきデータが届
かない場合がある(図6参照)。この受信側での遅延時
間は図25の例ではシンボル番号152のとき最大とな
る。 ・受信遅延時間(最悪値はシンボル番号152のとき) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(伝送するビット総数)/ (伝送レート) =153×0.25ms×272/276−(15×160+1×2)/6 4kbps =0.16440ms この受信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.16440
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.41077msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(1.84759ms)と受信遅延時間(0.4107
7ms)を合わせた2.25836msが送受信機装置
内の最大遅延時間となる。
配分を変えるときは、送信側のレートコンバータにおい
てデータをある程度蓄積してから出力するので、レート
コンバータにおける遅延時間が生じることになる。この
蓄積する時間が長くなると、その分だけ出力するまでの
待ち時間が長くなり、遅延時間が長くなってしまう。す
なわち、レートコンバート後の1シンボルに蓄積するデ
ータ量が多くなるにしたがって、遅延時間も長くなる。
上述のビット割り当てでは、シングルビットマップを用
いた場合、レートコンバート前の1周期分のデータをビ
ットマップAの3シンボル分に割り当てるようにし、ビ
ットマップAが4シンボル続く場合は最初の3シンボル
に詰め、後ろのシンボルにダミービットを挿入して伝送
している。つまり、ビットマップAが1周期に3シンボ
ルある場合も4シンボルある場合もデータが割り当てら
れているのは最初の3シンボルであるため、1周期分の
データを蓄積し始めてから蓄積し終わるまでに必要とな
る時間は同じである。このため、図7に示すように、レ
ートコンバート前の10シンボル目のデータ(#9、#
29)をレートコンバート後の3シンボル目(#2、#
23)に蓄積するためには、レートコンバート前の10
シンボル目の最後と、レートコンバート後の3シンボル
目の最後との差の分に相当する時間だけデータを待つ必
要があり、この差が一番大きい場合に送信遅延時間が最
悪値となる。レートコンバート前の10シンボル目の最
後と、レートコンバート後の3シンボル目の最後との差
が一番大きくなるのは、例えば図25にみるようにFE
XT期間が始まってからビットマップAのシンボルが最
も早く始まる場合(例えば図25ではシンボル番号8
1)である。この状態はFEXT期間には4つのシンボ
ルが入り切る場合(すなわちこのときのビットマップA
はビットマップA4となる場合)である。したがって、
送信遅延時間が最悪値となるのはビットマップAが4シ
ンボルある場合であるので、ビットマップAが4シンボ
ルある場合の遅延時間を改善できれば最悪値も改善さ
れ、その結果通信装置としての送信遅延時間を抑えるこ
とができる。つまり、ビットマップAが4シンボル続く
場合、ダミービットを4つのビットマップAの各シンボ
ルに振り分けることにより、レートコンバート後の1シ
ンボルに蓄積するデータ量を少なくし、データを出力す
るまでの時間を短くして、1周期にビットマップAが4
シンボルある場合の遅延時間を改善するものであり、そ
の結果送信遅延時間を抑えることができるものである。
要するに、送信に適したFEXT期間をまんべんなくデ
ータの送信に使用するということである。すなわち、本
発明に係る通信装置は、1周期内のデータ送信に適した
期間であるデータ送信期間(例えば上述のFEXT区間
に相当)において、データが均一となるように配分する
ことにより、レートコンバート後の1シンボルに蓄積す
るデータ量を少なくし、データを出力するまでの時間を
少なくして、送信遅延時間を抑えようとするものであ
る。デュアルビットマップについても同様である。
みを使用するシングルビットマップの場合のビット割り
当てを求める計算例を示す。ビット割り当ては、従来の
通信装置と同様に図21におけるレートコンバータ4
7、48で行う。図8にビット割り当ての概要を示す。
ここでは、1周期分の均一データを1周期内でデータ送
信に適した期間(例えば上述のFEXT区間に相当)で
あるデータ送信期間にすべて送信できるようにビットア
サインする。また、データ送信期間内の送信データが割
り当てられなかった部分には、ダミービットを挿入して
送信する。例えば1周期(2.5ms)分、すなわち1
0個のDMTシンボル分のデータをビットマップA(デ
ータ送信期間に入り切るシンボル)の3シンボル分に入
るようなビット割り当てにし、また、ビットマップAの
3シンボル目にデータの配分されないビットが残った場
合はその部分にダミービットを挿入する。また、ビット
マップAが4シンボル続く場合、10個のDMTシンボ
ル分のデータをビットマップAの4シンボルに均等に配
分し、また、ビットマップAの各シンボルのデータの配
分されなかった部分にはダミービットを挿入する。ここ
で、1周期にビットマップAが3シンボルある場合のビ
ットマップAをビットマップA3と呼ぶ。また、1周期
にビットマップAが4シンボルある場合のビットマップ
AをビットマップA4と呼ぶ。つまり、ビットマップA
3とビットマップA4でデータの配分されるビット数
は、以下の条件を満たす必要がある。 ・(ビットマップA3に配分されるデータのビット数)
×3≧(伝送レートkbps)×(1周期2.5ms) ・(ビットマップA4に配分されるデータのビット数)
×4≧(伝送レートkbps)×(1周期2.5ms)
記のようになる(本実施の形態では上述のようにトレー
ニング期間に計ったS/N比に基づいて決められるAD
SL伝送路の伝送可能データレートが64kbpsの場
合のビット割り当ての計算例を示している)。 ・1DMTシンボルのビット数(レートコンバート前) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット ・ビットマップAに割り当てられるビット数 =(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシンボル)/(3シ ンボル分) =16×10/3 =53.33 よってビットマップA=54ビットとする。 すなわち、ビットマップA3に配分されるデータのビット数は54となる。 ・ビットマップA3の3番目のシンボルのダミービット =(ビットマップA3に配分されるデータのビット数)×(3シンボル分) −(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシンボル) =54×3−16×10 =2ビット ・ビットマップA4でデータの配分されるデータのビット数 =(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシンボル)/(4シ ンボル分) =16×10/4 =40 ・ビットマップA4の各シンボルのダミービット =(ビットマップAのビット数)−(ビットマップA4に配分されるデータの ビット数) =54−40 =14ビット
は以下のようになる(図9参照)。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号205のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−(シンボル番号)× (1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボル番号)×(1シン ボルの時間) =21×160/64kbps−205×0.25ms×272/276 =1.99275ms 一方受信側では、図3に示したものと同様に、送られて
きたデータをレートコンバートして均一レートに戻す。
このとき、送信側で送る際にビット配分を変化させてい
ることが原因で、均一レート上で本来受信されているべ
きデータが届かない場合がある。この受信側での遅延時
間は図25の例ではシンボル番号152のとき最大とな
る。
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.19565
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.44203msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(1.99275ms)と受信遅延時間(0.4420
3ms)を合わせた2.43478msが送受信機装置
内の最大遅延時間となる。これは、先に求めた送信遅延
時間(2.05072ms)、受信遅延時間(0.44
203ms)、送受信機装置内の最大遅延時間(2.4
9275ms)と比較して、遅延時間が抑えられている
ことが分かる。
ットマップBとの両方を使用するデュアルビットマップ
の場合のビット割り当てを求める計算例を示す。ビット
割り当ては、従来の通信装置と同様に図21におけるレ
ートコンバータ47、48で行う。図10にビット割り
当ての概要を示す。ここでは、遅延が抑えられるように
するために、1周期分の均一データを1周期内のデータ
送信に適した期間(例えば上述のFEXT区間に相当)
であるデータ送信期間とこのデータ送信期間以外の期間
(例えば上述のNEXT区間に相当)である準データ送
信期間にビット割り当てを行う。また、データ送信期間
内及び準データ送信期間のうち、送信データが配分され
なかった部分にはダミービットを挿入して送信する。例
えば1周期(2.5ms)分、すなわち10個のDMT
シンボル分(レートコンバート前)のデータをビットマ
ップA(データ送信期間に入り切るシンボル)の3シン
ボル分+ビットマップB(準データ送信期間)の7シン
ボル分に入るようなビット割り当てにし、また、ビット
マップAとビットマップBでデータが配分されなかった
部分にダミービットを挿入する。また、ビットマップA
が4シンボル続く場合、10個のDMTシンボル分(レ
ートコンバート前)のデータをビットマップBの6シン
ボル分に配分した後ビットマップAの4シンボルに均一
に配分し、また、ビットマップAとビットマップBでデ
ータが配分されなかった部分にダミービットを挿入す
る。その際、ビットマップAに割り当てるビット数とビ
ットマップBに割り当てるビット数との差は、可能な限
り少なくすることにより遅延量は少なくなる。ここで、
1周期にビットマップAが3シンボルある場合のビット
マップAをビットマップA3と呼ぶ。また、1周期にビ
ットマップAが4シンボルある場合のビットマップAを
ビットマップA4と呼ぶ。つまり、ビットマップA及び
ビットマップBのビット数は、以下の条件を満たす必要
がある。 ・(ビットマップA3に配分されるデータのビット数)
×3+(ビットマップBのビット数)×7≧(伝送レー
トkbps)×(1周期2.5ms) ・(ビットマップA4に配分されるデータのビット数)
×4+(ビットマップBのビット数)×6≧(伝送レー
トkbps)×(1周期2.5ms) ・遅延時間を少なくするには、ビットマップAに配分す
るビット数とビットマップBに配分するビット数との差
は可能な限り少なくする(ビットマップBが最小値の
時、遅延時間は最悪値となる)。
は以下のようになる(図11参照)。 ・送信遅延時間(最悪値はシンボル番号205のとき) =(伝送するビット総数を蓄積するのに必要な時間)−(シンボル番号)× (1シンボルの時間) =(伝送するビット総数)/(伝送レート)−(シンボル番号)×(1シン ボルの時間) =(160×20+2+49×3)/64kbps−205×(0.25ms ×272 /276) =1.82088ms
に、送られてきたデータをレートコンバートして均一レ
ートに戻す。このとき、送信側で送る際にビット配分を
変化させていることが原因で、均一レート上で本来受信
されているべきデータが届かない場合がある(図12参
照)。この受信側での遅延時間は図25の例ではシンボ
ル番号152のとき最大となる。 ・受信遅延時間(最悪値はシンボル番号152のとき) =(シンボル番号+1)×(1シンボル時間)−(伝送するビット総数)/ (伝送レート) =153×0.25ms×272/276−(15×160+2)/64 kbps =0.16440ms この受信側での遅延によりレートコンバート後のデータ
が途切れないようにするためにその分をバッファ等によ
りオフセットする。このオフセット値(0.16440
ms)と受信装置内の離散フーリエ変換部(DFT)の
処理遅延である1シンボル時間(0.24637ms)
とを合わせた0.41077msが受信遅延となる。従
って、伝送レートが64kbpsの場合、送信遅延時間
(1.82088ms)と受信遅延時間(0.4107
7ms)を合わせた2.23165msが送受信機装置
内の最大遅延時間となる。これは、先に求めた送信遅延
時間(1.84759ms)、受信遅延時間(0.41
077ms)、送受信機装置内の最大遅延時間(2.2
5836ms)と比較して、遅延時間が抑えられている
ことが分かる。
信に適した期間であるデータ送信期間(例えば上述のF
EXT区間に相当)及び1周期内のデータ送信期間以外
の期間である準データ送信期間(例えば上述のNEXT
区間に相当)それぞれの期間において、データが均一と
なるように配分することにより、レートコンバート後の
1シンボルに蓄積するデータ量を少なくして、送信遅延
時間を抑えることができる。
ったS/N比に基づいて決められるADSL伝送路の伝
送可能データレートが64kbpsの場合について説明
したが、異なるデータレートにおいても同様に遅延時間
を抑えることができる。
て示した機能は、H/Wで実現してもよいし、S/Wで
実現してもよい。
あるデータ送信期間において、データが均一となるよう
に配分すればよく、ダミービットを時間的にシンボルの
前の部分に挿入するなど、ダミービットを挿入する位置
は図8、図10に示したものに限られない。
は遅延時間を抑えることはできるが、無駄なダミービッ
トを送るようにしているため伝送効率が悪くなってしま
う。例えば、64kbpsのデータレートで従来のシン
グルビットマップを用いた場合、ビットマップAは44
ビットであるが、上述したようなビット割り当て(以下
低伝送遅延モードという)ではビットマップAが54ビ
ット必要になる。例えばビットマップAのビットすべて
を有効なビットとして伝送するには低伝送遅延モードで
は、 54ビット×126(HyperFrame内のビットマップAの
数)/85ms=80kbps のデータ伝送容量がADSL伝送路13(図20)に必
要となる。ところが、この約80kbps中で実際の有
効な送信データは64kbpsであるので、 80kbps−64kbps=16kbps がADSL伝送路13における伝送ロスとなる。一方、
低伝送遅延モードでないモード(以下通常モードとい
う)の場合のビットマップAは、44ビットであるの
で、 44ビット×126(HyperFrame内のビットマップAの
数)/85ms=65kbps のデータ伝送容量が必要となり、伝送ロスは、 65kbps−64kbps=1kbps となり、伝送ロス量が上記低伝送遅延モードよりも少な
い。
ではダミービットを挿入することにより伝送ロスが発生
してしまうが、送信データの種類によっては遅延時間を
抑えることをそれほど必要としないデータも存在する。
そこで、本発明では遅延時間を抑えたいデータと遅延時
間を抑えることをそれほど必要としないデータとが混在
し、これらを多重して伝送する場合に、上述した低伝送
遅延モードで発生するダミービットの部分にも通常モー
ドのデータを割り当て伝送ロスが発生しないよう効率良
く伝送するようにするものであり、以下に実施例を説明
する。
へデータを送信する場合の送信元となるADSL局側装
置(図21)では、マルチプレックス/シンクコントロ
ール41から、トンオーダリング49に至るまでの経路
が2つあり、一つはインターリーブ46が含まれるイン
ターリーブドデータバッファ(Interleaved Data Buffe
r)経路、もう一方はインターリーブ46が含まれないフ
ァストデータバッファ(Fast Data Buffer)経路である。
インターリーブを行うインターリーブドデータバッファ
経路の方が遅延が多くなる。なお、受信側となるADS
L端末側装置(図22)においても同様に2つの経路が
存在する。このような構成によりインターリーブする経
路とインターリーブしない経路を使い分けることを可能
としている。まず、データをどのように伝送するかを初
期化手順により決定する。この初期化手順の際に送信さ
れるテーブルの例を図12に示す。図12において、m
12、m13はReserved for future useと表示されている
が、本発明では図13に示すようにファストデータバッ
ファ経路/インターリーブドデータバッファ経路におい
て、低伝送遅延モード/通常モードのどちらを選択する
かを示すフラグとしてこの部分を使用する。このときの
m12、m13の意味を以下に示す。 m12=0のときファストデータバッファ経路は通常モー
ドで処理 m12=1のときファストデータバッファ経路は低伝送遅
延モードで処理 m13=0のときインターリーブドデータバッファ経路は
通常モードで処理 m13=1のときインターリーブドデータバッファ経路は
低伝送遅延モードで処理
くしたい音声系のデータ(第1のデータ)をファストデ
ータバッファ経路でかつ低伝送遅延モードで伝送し、ま
た遅延よりもデータ伝送レートを重視するようなインタ
ーネットデータ(第2のデータ)をインターリーブドデ
ータバッファ経路でかつ通常モードで伝送するよう上位
レイヤから要求を受けた場合の動作について、図14及
び図15を用いて説明する。図14はADSL局側装置
の送信系の構成を機能的に示した機能構成図であり、図
15はADSL端末側装置の受信系の構成を機能的に示
した機能構成図である。図14において、61はファス
トデータバッファ経路/インターリーブドデータバッフ
ァ経路の経路選択、および低伝送遅延モード/通常モー
ドのモード選択を制御する低伝送遅延モード制御手段で
ある。図15において、161はファストデータバッフ
ァ/インターリーブドデータバッファの経路選択と低伝
送遅延モードの選択を制御する低伝送遅延モード制御手
段であり、162は初期化手順の際に送受間で受け渡し
されるテーブルである。
いて、音声データをファストデータバッファ経路でかつ
低伝送遅延モードで伝送し、インターネットデータをイ
ンターリーブドデータバッファ経路でかつ通常モードで
伝送するよう上位レイヤから要求を受けた場合、まず、
初期化手順でm12=1、m13=0として図13に示すよ
うなテーブルをADSL端末側装置16に送信する。こ
の初期化手順においてADSL端末側装置16では送信
されたテーブルの内容がテーブル162(図15)に反
映される。次にADSL局側装置15において、低伝送
遅延モード制御手段61(図14)は音声データをファ
ストデータバッファ経路で、インターネットデータをイ
ンターリーブドデータバッファ経路で伝送するよう制御
する。そして、音声データをサイクリックリダンダンシ
ィチェック42、スクランブル・フォワードエラーコレ
クション44を経由してレートコンバータ47に伝送
し、インターネットデータをサイクリックリダンダンシ
ィチェック43、スクランブル・フォワードエラーコレ
クション45、インターリーブ46を経由してレートコ
ンバータ48に伝送する。ここで、低伝送遅延モード制
御手段61は、音声データを低伝送遅延モードで、イン
ターネットデータを通常モードで処理するようレートコ
ンバータ47、48を制御し、レートコンバータ47、
48はこの制御に従ってそれぞれのデータを処理して伝
送する。ここで、音声データ(第1のデータ)とインタ
ーネットデータ(第2のデータ)とのビット配分が決め
られ、その後、それぞれのデータがトンオーダリング4
9で多重され、アナログプロセッシング・D/Aコンバ
ータ53等を経由し、ADSL伝送路13を介してAD
SL端末側装置16に伝送される。
タを受け取ったADSL端末側装置16において、低伝
送遅延モード制御手段161は、初期化手順の際に送信
された内容を反映したテーブル162(図15)を参照
して、音声データをファストデータバッファ経路で、イ
ンターネットデータをインターリーブドデータバッファ
経路で伝送するよう制御する。そして、離散フーリエ変
換部144等を経由して、音声データをレートコンバー
タ148に伝送し、インターネットデータをレートコン
バータ149に伝送する。ここで低伝送遅延モード制御
手段161は、m12=1、m13=0であることから、音
声データを低伝送遅延モードで、インターネットデータ
を通常モードで処理するようレートコンバータ148、
149を制御し、レートコンバータ148、149はこ
の制御に従ってそれぞれのデータを処理して伝送する。
その後、音声データについてはデスクランブル・フォワ
ードエラーコレクション151、サイクリックリダンダ
ンシィチェック153、マルチプレックス/シンクコン
トロール155を経由し、インターネットデータについ
てはデインターリーブ150、デスクランブル・フォワ
ードエラーコレクション152、サイクリックリダンダ
ンシィチェック154、マルチプレックス/シンクコン
トロール155を経由して伝送する。
ンターネットデータを混在させて通信するような場合に
は、音声データとインターネットデータそれぞれについ
て低伝送遅延モードと通常モードとを適宜選択してビッ
ト配分を行い、低伝送遅延モードで発生するダミービッ
トの部分にも通常モードのデータを配分するようにして
伝送すれば、音声は伝送遅延が少ない通信方法、インタ
ーネットデータは通常の通信方法による伝送を行うこと
ができ、かつ伝送ロスを発生させることなく伝送するこ
とができることになり、低伝送遅延モードで発生する伝
送ロスのデメリットを解消することができる。
ps)相当1台と、インターネットアクセス1台(イン
ターネットデータ512kbps)の同時使用環境とい
う一般家庭を想定し、本発明に基づき、音声データ64
kbpsを低伝送遅延モードで、インターネットデータ
512kbpsを通常モードでシングルビットマップを
用いて伝送する場合、すなわち、音声データは1周期分
のデータ送信期間に1周期分全てを割り当て、インター
ネットデータは所定の周期分(1つのハイパーフレーム
に対応する分)を1つのハイパーフレームのデータ送信
期間においてダミービットの部分を含む音声データが割
り当てられなかった部分に収めるように割り当てて伝送
する例について説明する(図16参照)。動作について
は、上述と同様である。トレーニング期間に計ったS/
N比に基づいて決められたFEXT区間に取り得る最大
ビット数が480ビット、NEXT区間に取り得る最大
ビット数が0ビットであり、音声系のデータ64kbp
s(例えばISDN電話1台)をファストデータバッフ
ァ経路でかつ低伝送遅延モードで伝送し、インターネッ
トデータ512kbps(例えばインターネットアクセ
ス1台)をインターリーブドデータバッファ経路でかつ
通常モードで伝送する場合の計算例を以下に示す。 (レートコンバート前の音声データの1シンボル当りにビット数) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット 10シンボル分のファストデータバッファ経路を使用す
る音声データを、FEXT区間のシンボル(ビットマッ
プA)で伝送できるようなビット配分を行う。ここで、
1周期にビットマップAが3つある場合のビットマップ
AをビットマップA3と呼ぶ。また、1周期にビットマ
ップAが4つある場合のビットマップをビットマップA
4と呼ぶ。 ・1周期にビットマップAが3シンボルある場合 (10シンボル分の音声データ) =16ビット×10シンボル =160ビット (ビットマップA3で伝送すべき音声データのビット数) =(10シンボル分の音声データ)/3シンボル =160/3 =53.33 したがって、ビットマップA3で伝送すべき音声データ
のビット数は54ビットとする。 (各周期内の3番目のビットマップA3のダミービット) =(ビットマップA3で伝送すべき音声データのビット数)×(3シンボル 分)−(1DMTシンボルのビット数)×(10個のDMTシンボル) =54×3−16×10 =2ビット (ビットマップA4で伝送すべき音声データのビット数) =(10シンボル分の音声データ)/4シンボル =160/4 =40 したがって、ビットマップA4で伝送すべき音声データ
のビット数は40ビットとする。そして、インターリー
ブドデータバッファ経路を使用するインターネットデー
タをビットマップAの未使用部分に割り当てる。 (1ハイパーフレーム中のビットマップAの未使用部分) =(1ハイパーフレーム中のビットマップA3の未使用部分)+(1ハイ パーフレーム中のビットマップA4の未使用部分) =(((FEXT区間に取り得る最大ビット数)−(ビットマップA3で 伝送すべき音声データのビット数))×(1ハイパーフレーム中のビ ットマップA3の数)+(各周期内の3番目のビットマップA3のダ ミービット)×(1ハイパーフレーム中のダミービットのあるシンボ ル数))+((FEXT区間に取り得る最大ビット数)−(ビットマ ップA4で伝送すべき音声データのビット数))×(1ハイパーフレ ーム中のビットマップA4の数) =((480−54)×30+2×10)+(384−40)×96 =45824ビット 一方、インターリーブドデータバッファ経路を使用する
インターネットデータを伝送するのに必要なビット数は
以下のようになる。 (インターリーブドデータバッファ経路を使用するインターネットデータを伝送 するのに必要なビット数) =(伝送レート)×(伝送時間) =512×85 =43520ビット したがって、インターリーブドデータバッファ経路を使
用するインターネットデータをビットマップAの未使用
部分に割り当てて伝送することができる。
間をそれほど抑える必要のないデータとが混在している
場合に、デュアルビットマップを用いて、上述した低伝
送遅延モードと通常モードとを組み合わせて伝送ロスを
発生することなく効率よく伝送する例について説明する
(図17参照)。動作については、上述と同様である。
トレーニング期間に計ったS/N比に基づいて決められ
たFEXT区間に取り得る最大ビット数が384ビッ
ト、NEXT区間に取り得る最大ビット数が8ビットで
あり、音声系のデータ64kbps(例えばISDN電
話1台)をファストデータバッファ経路でかつ低伝送遅
延モードで伝送し、インターネットデータ512kbp
s(例えばインターネットアクセス1台)をインターリ
ーブドデータバッファ経路でかつ通常モードで伝送する
場合の計算例を以下に示す。 (レートコンバート前の音声データの1シンボル当りのビット数) =(伝送レート)×(伝送時間)/(全シンボル数(ISS(Inverse synch symbol)、SS(Synch symbol)除く)) =64kbps×85ms/340 =16ビット 10シンボル分のファストデータバッファ経路を使用す
る音声データを、FEXT区間のシンボル(ビットマッ
プA)およびNEXT区間のシンボル(ビットマップ
B)で伝送できるようなビット配分を行う。ここで、1
周期にビットマップAが3つある場合のビットマップA
をビットマップA3と呼ぶ。また、1周期にビットマッ
プAが4つある場合のビットマップをビットマップA4
と呼ぶ。 ・1周期にビットマップAが3シンボルある場合 (10シンボル分の音声データ) =16ビット×10シンボル =160ビット (7シンボル分のビットマップBで伝送できる音声データのビット数) =(NEXT区間で取り得る最大ビット数N)×7シンボル =8ビット×7シンボル =56ビット (ビットマップA3で伝送すべき音声データのビット数) =((10シンボル分の音声データ) −(NEXT区間7シンボル分で伝送できる音声データのビット数)) /3シンボル =(160−56)/3 =34.66 したがって、ビットマップA3で伝送すべき音声データ
のビット数は35ビットとする。これにより1周期分の
ファストデータバッファ経路を使用する音声系のデータ
を1周期分のFEXT区間およびNEXT区間で伝送す
ることができるので、遅延を抑えることができる。ま
た、ビットマップAに配分するビット数とビットマップ
Bに配分するビット数との差が小さくなるように配分し
ているため、遅延を抑えることができる。 ・1周期にビットマップAが4シンボルある場合 (10シンボル分の音声データ) =16ビット×10シンボル =160ビット (6シンボル分のビットマップBで伝送できる音声データのビット数) =(NEXT区間で取り得る最大ビット数N)×6シンボル =8ビット×6シンボル =48ビット (ビットマップAで伝送すべき音声データのビット数) =((10シンボル分の音声データ) −(NEXT区間6シンボル分で伝送できる音声データのビット数)) /4シンボル =(160−48)/4 =28 したがって、FEXT区間のシンボルすなわちビットマ
ップA4で伝送すべき音声データのビット数は28ビッ
トとする。これにより1周期分のファストデータバッフ
ァ経路を使用する音声系のデータを1周期分のFEXT
区間およびNEXT区間で伝送するとこができるので、
遅延を抑えることができる。また、ビットマップAに配
分するビット数とビットマップBに配分するビット数と
の差が小さくなるように配分しているため、遅延を抑え
ることができる。そして、ファストデータバッファ経路
を使用する音声系のデータにビットマップBを全て割り
当てているので、インターリーブドデータバッファ経路
を使用するインターネットデータをビットマップAの未
使用部分に割り当てる。 (1ハイパーフレーム中のビットマップAの未使用部分) =(1ハイパーフレーム中のビットマップA3の未使用部分)+(1ハイ パーフレーム中のビットマップA4の未使用部分) =((FEXT区間に取り得る最大ビット数)−(ビットマップA3で伝 送すべき音声データのビット数))×(1ハイパーフレーム中のビッ トマップA3の数)+((FEXT区間に取り得る最大ビット数)− (ビットマップA4で伝送すべき音声データのビット数))×(1ハイ パーフレーム中のビットマップA4の数) =(384−35)×30+(384−28)×96 =44646ビット 一方、インターリーブドデータバッファ経路を使用する
インターネットデータを伝送するのに必要なビット数は
以下のようになる。 (インターリーブドデータバッファ経路を使用するインターネットデータを伝送 するのに必要なビット数) =(伝送レート)×(伝送時間) =512×85 =43520ビット したがって、インターリーブドデータバッファ経路を使
用するインターネットデータをビットマップAの未使用
部分に割り当てて伝送することができる。
ンターネットデータを混在させて通信するような場合に
は、音声データとインターネットデータそれぞれについ
て低伝送遅延モードと通常モードとを適宜選択してビッ
ト配分を行い、そのビット配分に基づいて多重して伝送
すれば、音声は伝送遅延が少ない通信方法、インターネ
ットデータは通常の通信方法による伝送を行うことがで
き、かつ伝送ロスを発生させることなく伝送することが
できることになり、低伝送遅延モードで発生する伝送ロ
スのデメリットを解消することができる。
STM(Synchronous Transfer Mode)インタフェースを
持った場合、ADSL端末側装置−ADSL局側装置−
STMネットワーク−ADSL局側装置−ADSL端末
側装置とデータが伝送される。STMネットワークを介
したADSL局側装置間では、図18に示すように10
個のスロット構成で時系列的にデータが流れるようにす
る。低伝送遅延モード制御手段61(図14)、161
(図15)は、このようにデータを送受信する制御を行
う機能、その中の音声データとインターネットデータの
格納されているスロットが事前に分かるように、タイミ
ングの同期とその位置を検出する機能を有し、さらにそ
の結果からデータの経路の選択と、その経路が低伝送遅
延モードか、通常モードかを制御する機能を有してお
り、初期化手順により作成されたテーブル或いは上位レ
イヤからの指示に従ってデータの伝送を制御する。
ビットの部分に通常モードのデータを割り当てることに
より、使用可能となった部分を使用して他のデータを伝
送するようにしてもよい。
タについてビットマップA3でもビットマップA4でも
同じビット配分にしているが、ビットマップAで使用す
る最大ビット数がビットマップA3およびビットマップ
A4で等しくなるようにビット配分を変えて伝送するよ
うにしてもよい。これにより、トレーニング期間に計っ
たS/N比に基づいて決められたFEXT区間に取り得
る最大ビット数が少ない場合にも対応可能となる。
あるデータ送信期間において、データが均一となるよう
に配分すればよく、ダミービットを時間的にシンボルの
前の部分に挿入するなど、ダミービットを挿入する位置
は図16、図17に示したものに限られない。
/通常モードのどちらを選択するかのフラグとして初期
化手順のテーブルにおけるm12、m13を使用している
が、他の部分を使用しても同様の効果を得ることができ
る。また、データ自体にフラグを付ける等、他の方法で
選択できるようにしても同様の効果を得ることができ
る。
/通常モードのどちらのモードを選択するかという要求
を上位レイヤから受けた場合について記述したが、音声
データや画像データ等のデータの種類に応じて自動的に
選択するようにしても同様の効果を得ることができる。
4kbps)相当1台と、インターネットアクセス1台
(512kbps)の同時使用環境を想定したが、他の
アプリケーションや他の伝送レートを用いても、同様の
効果を得ることができる。
トデータバッファ経路で伝送して低伝送遅延モードで処
理し、インターネットデータをインターリーブドデータ
バッファ経路で伝送して通常モードで処理する例を示し
たが、データの種類に対する経路の選択、処理モードの
選択はこれに限られない。
て示した機能は、H/Wで実現してもよいし、S/Wで
実現してもよい。
周期内でデータ送信に適した期間であるデータ送信期間
とこのデータ送信期間以外の期間である準データ送信期
間とを設定する通信装置において、1周期分の前記デー
タ送信期間に1周期分のデータを送信できるように、か
つ1周期分の前記データ送信期間においてデータが均一
となるようにビット割り当てを行い送信することによ
り、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分のデータを送信できる
ように、かつ1周期分の前記データ送信期間および前記
準データ送信期間それぞれの期間においてデータが均一
となるようにビット割り当てを行い送信することによ
り、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分の前記第1のデータを送信できるように、かつ1周
期分の前記データ送信期間において前記第1のデータが
均一となるようにビット割り当てを行うとともに、所定
の周期分の前記データ送信期間における前記第1のデー
タが割り当てられなかった部分に、所定の周期分の前記
第2のデータを送信できるようにビット割り当てを行い
送信することにより、伝送ロスを抑えるとともに伝送遅
延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分の前記第1のデータを
送信できるように、かつ1周期分の前記データ送信期間
および前記準データ送信期間それぞれの期間において前
記第1のデータが均一となるようにビット割り当てを行
うとともに、所定の周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間における前記第1のデータが割り
当てられなかった部分に、所定の周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信する
ことにより、伝送ロスを抑えるとともに伝送遅延を抑え
ることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分のデータを送信できるように、かつ1周期分の前記
データ送信期間においてデータが均一となるようにビッ
ト割り当てを行い送信されたデータを受信し、この受信
したデータのうち1周期分の前記データ送信期間に割り
当てられたデータに基づいて1周期分の全データを再生
することにより、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分のデータを送信できる
ように、かつ1周期分の前記データ送信期間および前記
準データ送信期間それぞれの期間においてデータが均一
となるようにビット割り当てを行い送信されたデータを
受信し、この受信したデータのうち1周期分の前記デー
タ送信期間および前記準データ送信期間に割り当てられ
たデータに基づいて1周期分の全データを再生すること
により、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分の前記第1のデータを送信できるように、かつ1周
期分の前記データ送信期間において前記第1のデータが
均一となるようにビット割り当てを行うとともに、所定
の周期分の前記データ送信期間における前記第1のデー
タが割り当てられなかった部分に、所定の周期分の前記
第2のデータを送信できるようにビット割り当てを行い
送信されたデータを受信し、この受信したデータのうち
1周期分の前記データ送信期間に割り当てられた前記第
1のデータに基づいて1周期分の第1の全データを再生
し、前記受信したデータのうち所定の周期分の前記デー
タ送信期間に割り当てられた前記第2のデータに基づい
て所定の周期分の第2の全データを再生することによ
り、伝送ロスを抑えるとともに伝送遅延を抑えることが
できる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分の前記第1のデータを
送信できるように、かつ1周期分の前記データ送信期間
および前記準データ送信期間それぞれの期間において前
記第1のデータが均一となるようにビット割り当てを行
うとともに、所定の周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間における前記第1のデータが割り
当てられなかった部分に、所定の周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信され
たデータを受信し、この受信したデータのうち1周期分
の前記データ送信期間および前記準データ送信期間に割
り当てられた前記第1のデータに基づいて1周期分の第
1の全データを再生し、前記受信したデータのうち所定
の周期分の前記データ送信期間および前記準データ送信
期間に割り当てられた前記第2のデータに基づいて所定
の周期分の第2の全データを再生することにより、伝送
ロスを抑えるとともに伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分のデータを送信できるように、かつ1周期分の前記
データ送信期間においてデータが均一となるようにビッ
ト割り当てを行い送信することにより、伝送遅延を抑え
ることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分のデータを送信できる
ように、かつ1周期分の前記データ送信期間および前記
準データ送信期間それぞれの期間においてデータが均一
となるようにビット割り当てを行い送信することによ
り、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分の前記第1のデータを送信できるように、かつ1周
期分の前記データ送信期間において前記第1のデータが
均一となるようにビット割り当てを行うとともに、所定
の周期分の前記データ送信期間における前記第1のデー
タが割り当てられなかった部分に、所定の周期分の前記
第2のデータを送信できるようにビット割り当てを行い
送信することにより、伝送ロスを抑えるとともに伝送遅
延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分の前記第1のデータを
送信できるように、かつ1周期分の前記データ送信期間
および前記準データ送信期間それぞれの期間において前
記第1のデータが均一となるようにビット割り当てを行
うとともに、所定の周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間における前記第1のデータが割り
当てられなかった部分に、所定の周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信する
ことにより、伝送ロスを抑えるとともに伝送遅延を抑え
ることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分のデータを送信できるように、かつ1周期分の前記
データ送信期間においてデータが均一となるようにビッ
ト割り当てを行い送信されたデータを受信し、この受信
したデータのうち1周期分の前記データ送信期間に割り
当てられたデータに基づいて1周期分の全データを再生
することにより、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分のデータを送信できる
ように、かつ1周期分の前記データ送信期間および前記
準データ送信期間それぞれの期間においてデータが均一
となるようにビット割り当てを行い送信されたデータを
受信し、この受信したデータのうち1周期分の前記デー
タ送信期間および前記準データ送信期間に割り当てられ
たデータに基づいて1周期分の全データを再生すること
により、伝送遅延を抑えることができる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間に1周
期分の前記第1のデータを送信できるように、かつ1周
期分の前記データ送信期間において前記第1のデータが
均一となるようにビット割り当てを行うとともに、所定
の周期分の前記データ送信期間における前記第1のデー
タが割り当てられなかった部分に、所定の周期分の前記
第2のデータを送信できるようにビット割り当てを行い
送信されたデータを受信し、この受信したデータのうち
1周期分の前記データ送信期間に割り当てられた前記第
1のデータに基づいて1周期分の第1の全データを再生
し、前記受信したデータのうち所定の周期分の前記デー
タ送信期間に割り当てられた前記第2のデータに基づい
て所定の周期分の第2の全データを再生することによ
り、伝送ロスを抑えるとともに伝送遅延を抑えることが
できる。
信に適した期間であるデータ送信期間とこのデータ送信
期間以外の期間である準データ送信期間とを設定すると
ともに、第1および第2のデータを多重して通信する通
信装置において、1周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間に1周期分の前記第1のデータを
送信できるように、かつ1周期分の前記データ送信期間
および前記準データ送信期間それぞれの期間において前
記第1のデータが均一となるようにビット割り当てを行
うとともに、所定の周期分の前記データ送信期間および
前記準データ送信期間における前記第1のデータが割り
当てられなかった部分に、所定の周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信され
たデータを受信し、この受信したデータのうち1周期分
の前記データ送信期間および前記準データ送信期間に割
り当てられた前記第1のデータに基づいて1周期分の第
1の全データを再生し、前記受信したデータのうち所定
の周期分の前記データ送信期間および前記準データ送信
期間に割り当てられた前記第2のデータに基づいて所定
の周期分の第2の全データを再生することにより、伝送
ロスを抑えるとともに伝送遅延を抑えることができる。
示す説明図
延時間を示す説明図
延時間を示す説明図
示す説明図
延時間を示す説明図
延時間を示す説明図
示す説明図
延時間を示す説明図
示す説明図
延時間を示す説明図
で受け渡しされるテーブルを示す説明図
送受間で受け渡しされるテーブルを示す説明図
を示す機能構成図
能を示す機能構成図
示す説明図
示す説明図
ータのスロット構成を示す説明図
成図
構成図
ップとの対応を示す説明図
図
ョン 46 インターリーブ 47、48 レートコンバータ 49 トンオーダリング 50 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケーリ
ング 51 離散フーリエ変換部 52 入力パラレル/シリアルバッファ 53 アナログプロセッシング・D/Aコンバータ 61 低伝送遅延モード制御手段 141 アナログプロセッシング・A/Dコンバータ 142 タイムドメインイコライザ 143 入力シリアル/パラレルバッファ 144 離散フーリエ変換部 145 周波数ドメインイコライザ 146 コンステレーションエンコーダ・ゲインスケー
リング 147 トンオーダリング 148、149 レートコンバータ 150 デインターリーブ 151、152 デスクランブル・フォワードエラーコ
レクション 153、154 サイクリックリダンダンシィチェック 155 マルチプレックス/シンクコントロール 161 低伝送遅延モード制御手段 162 テーブル
Claims (8)
- 【請求項1】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定する通信装置において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間においてデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行い送信する通信装置。 - 【請求項2】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定すると共に、第1のデータおよび当該
第1のデータ以外のデータである第2のデータを通信す
る通信装置において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間において前記第1のデータがほぼ均一となるように
ビット割り当てを行うとともに、第2の所定周期分の前
記データ送信期間における前記第1のデータが割り当て
られなかった部分に、第2の所定周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信する
通信装置。 - 【請求項3】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定する通信装置において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間においてデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行い送信されたデータを受信し、この受信したデ
ータのうち前記所定周期1周期分の前記データ送信期間
に割り当てられたデータに基づいて前記所定周期1周期
分の全データを再生する通信装置。 - 【請求項4】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定すると共に、第1のデータおよび当該
第1のデータ以外のデータである第2のデータを通信す
る通信装置において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間において前記第1のデータがほぼ均一となるように
ビット割り当てを行うとともに、第2の所定周期分の前
記データ送信期間における前記第1のデータが割り当て
られなかった部分に、第2の所定周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信され
たデータを受信し、この受信したデータのうち前記所定
周期1周期分の前記データ送信期間に割り当てられた前
記第1のデータに基づいて前記所定周期1周期分の第1
の全データを再生し、前記受信したデータのうち第2の
所定周期分の前記データ送信期間に割り当てられた前記
第2のデータに基づいて第2の所定周期分の第2の全デ
ータを再生する通信装置。 - 【請求項5】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定する通信方法において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間においてデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行い送信する通信方法。 - 【請求項6】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定すると共に、第1のデータおよび当該
第1のデータ以外のデータである第2のデータを通信す
る通信方法において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間において前記第1のデータがほぼ均一となるように
ビット割り当てを行うとともに、第2の所定周期分の前
記データ送信期間における前記第1のデータが割り当て
られなかった部分に、第2の所定周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信する
通信方法。 - 【請求項7】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定する通信方法において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間においてデータがほぼ均一となるようにビット割り
当てを行い送信されたデータを受信し、この受信したデ
ータのうち前記所定周期1周期分の前記データ送信期間
に割り当てられたデータに基づいて前記所定周期1周期
分の全データを再生する通信方法。 - 【請求項8】 所定周期で発生する干渉ノイズに基づい
て当該所定周期内でデータ送信に適した期間であるデー
タ送信期間を設定すると共に、第1のデータおよび当該
第1のデータ以外のデータである第2のデータを通信す
る通信方法において、前記所定周期内で送信すべきデータを、前記所定周期1
周期内における前記データ送信期間に 送信できるよう
に、かつ前記所定周期1周期内における前記データ送信
期間において前記第1のデータがほぼ均一となるように
ビット割り当てを行うとともに、第2の所定周期分の前
記データ送信期間における前記第1のデータが割り当て
られなかった部分に、第2の所定周期分の前記第2のデ
ータを送信できるようにビット割り当てを行い送信され
たデータを受信し、この受信したデータのうち前記所定
周期1周期分の前記データ送信期間に割り当てられた前
記第1のデータに基づいて前記所定周期1周期分の第1
の全データを再生し、前記受信したデータのうち第2の
所定周期分の前記データ送信期間に割り当てられた前記
第2のデータに基づいて第2の所定周期分の第2の全デ
ータを再生する通信方法。
Priority Applications (10)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30858698A JP3191783B2 (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 通信装置および通信方法 |
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