JP4513373B2 - 通信端末装置および通信制御処理のプログラム - Google Patents

通信端末装置および通信制御処理のプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4513373B2
JP4513373B2 JP2004086048A JP2004086048A JP4513373B2 JP 4513373 B2 JP4513373 B2 JP 4513373B2 JP 2004086048 A JP2004086048 A JP 2004086048A JP 2004086048 A JP2004086048 A JP 2004086048A JP 4513373 B2 JP4513373 B2 JP 4513373B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
broadcast
address
information
area
communication terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004086048A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005277630A (ja
Inventor
彰 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP2004086048A priority Critical patent/JP4513373B2/ja
Publication of JP2005277630A publication Critical patent/JP2005277630A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4513373B2 publication Critical patent/JP4513373B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Description

本発明は、通信端末装置および通信制御処理のプログラムに関し、特に、地上波ディジタル放送などのテレビジョン放送を受信するための通信端末装置および通信制御処理のプログラムに関するものである。
近年、携帯電話などの通信端末装置において、電話やメールの送受信の機能のほかに、昨年12月から一部の地域で開始された地上波ディジタル放送を受信する機能を新たに付加する方針が出されている。
ある提案のディジタル放送受信装置においては、ディジタル放送に重畳されたデータ信号の中から必要な情報を自動的に電話回線を介して所定の端末に送信する機能が記載されている。この機能によれば、緊急事態が発生した放送を受信した場合に、他の地域に住んでいる知人へ、その緊急事態の発生を知らせたい場合には、アドレス帳の設定画面の緊急時の連絡先に○を記入する。そして、例えば大阪で緊急事態が発生したことを示すコードが、放送のデータ(伝送制御信号TMCC)に入っていた場合、その情報を検知し、アドレス帳を参照し、その地域に対応した知人のアドレスに○が記入されているときは、その知人に対して自動的に電話をして、あらかじめ指定しておいた音声のメッセージなどで緊急事態を知らせるようになっている。(特許文献1)
特開2000−295588号公報
しかしながら、上記特許文献1においては、放送の情報の中で緊急事態が発生した地域が、その緊急事態を知らせたい相手が住んでいる地域と同じであることをどのようにして照合するかについては、何ら記載されていない。例えば、「大阪のEEE市において火災が発生しました。火災現場は○○町3丁目12−1の××さん宅です。」という緊急放送を受信した場合に、この緊急放送の「大阪」とアドレス帳に登録されている知人の住所の「大阪」とを照合する手段が記載されていない。実際に照合する場合には、この緊急事態の文の中から名詞「大阪」、「EEE市」、「火災」、「現場」、「○○町」、「3丁目」、「12」、「1」、「××」の9個をキーワードとして抽出して、単独のキーワードおよび複数のキーワードの組み合わせとアドレス帳の内容とを比較することになる。
複数のキーワードを含む2つのファイルデータ同士を比較して、一致するキーワードの有無を照合することは理論的には可能でも、実施するのは困難である
。例えば、アドレス帳に100個のキーワードがあるとすると、9個のキーワードのそれぞれをアドレス帳の単独のキーワードと照合するだけでも、実に900回の照合処理が必要になる。通常、精度の高い照合結果を得るためには、複数のキーワード同士が一致する必要があるので、膨大な回数の照合処理を必要とする。したがって、2つのファイルデータ同士を比較して、複数のキーワードを照合することは不可能に近い。
仮に、単独のキーワードである「大阪」という文字のデータを図4のアドレス帳の地域の中から照合することができたとしても、その知人の住所が同じ大阪でもEEE市から遠く離れたFFF市である場合には、その知人に緊急事態を知らせても、突然の電話で知人を驚かすばかりであり、迷惑電話と同じになってしまう。
本発明は、受信した緊急放送又は臨時放送に直接的に関連する相手を確実に検索して、その相手に緊急放送又は臨時放送の情報を転送できる優れた通信端末装置および通信制御処理のプログラムを提供することを目的とする。
請求項1記載の通信端末装置は、テレビジョン放送を受信する受信手段と、少なくとも1つ以上の通信端末装置のアドレスおよびそのユーザに関する地域情報と、当該地域情報に基づくキーワードを記憶しているアドレス記憶手段と、前記緊急放送又は臨時放送の情報に含まれる放送地域を特定する地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致する場合には、前記地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶されている地域情報とを照合するとともに、放送地域を特定する地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致しない場合には、前記緊急放送又は臨時放送の情報に、前記アドレス記憶手段に記憶されているキーワードが含まれているか否かを照合する情報照合手段と、前記情報照合手段によって、前記地域コードが前記地域情報と一致した場合、或いは、前記緊急放送又は臨時放送の情報に前記キーワードが含まれていた場合に、前記アドレス記憶手段から当該地域情報或いはキーワードに対応するアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信する送信手段と、を備えた構成になっている。
請求項1の通信端末装置において、アドレス記憶手段の各アドレスには受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を自動的に送信することを識別する送信識別情報(実施形態においては、送付フラグ「1」に相当する)が登録操作に応じて付加され、アドレス抽出手段は、受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報と関連する地域情報に対応するアドレスの中から送信識別情報が付加されているアドレスのみを抽出するような構成にしてもよい。
さらに、アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報および送信識別情報に対応する内容を所定の表示手段(実施形態においては、図1の表示部13又は14に相当する)に表示する表示制御手段(実施形態においては、図1のCPU1および表示ドライバ12に相当する)をさらに備えた構成にしてもよい。
請求項1の通信端末装置において、受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報をアドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する指示(実施形態においては、図13ないし図15の「送信」アイコンに相当する)および送信を取り消す指示(実施形態においては、図13ないし図15の「キャンセル」アイコンに相当する)を所定の表示手段(実施形態においては、図1の表示部13又は14に相当する)に表示する表示制御手段(実施形態においては、図1のCPU1および表示ドライバ12に相当する)をさらに備え、送信手段は、送信する指示が操作に応じて選択された場合に受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を送信するような構成にしてもよい。
請求項1の通信端末装置において、アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報にテキストデータ以外の図若しくは表からなる画像又は図および表からなる画像が含まれている場合には、その画像を削除してテキストデータのみを抽出する編集手段(実施形態においては、図1のCPU1の機能に相当する)をさらに備え、送信手段は編集手段によって抽出されたテキストデータを送信するような構成にしてもよい。
請求項1の通信端末装置において、アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報にテキストデータ以外の静止画又は動画からなる画像が含まれている場合には、その画像をテキストデータの添付ファイルとして編集する編集手段(実施形態においては、図1のCPU1の機能に相当する)をさらに備え、送信手段は編集手段によって編集されたテキストデータおよび添付ファイルを送信するような構成にしてもよい。
請求項1の通信端末装置において、同一のユーザに対応する複数のアドレスがアドレス抽出手段によって抽出された場合には、通信手段は、携帯型の通信端末装置のアドレスに対して優先的に受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を送信するような構成にしてもよい。
請求項1の通信端末装置において、アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報に受信した日時を付加する編集手段(実施形態においては、図1のCPU1の機能に相当する)をさらに備え、送信手段は日時が付加された緊急放送又は臨時放送の情報を送信するような構成にしてもよい。
請求項9に記載の通信制御処理のプログラムは、テレビジョン放送を受信する第1のステップと、前記第1のステップによって受信された緊急放送又は臨時放送の情報に含まれる放送地域を特定する地域コードと、少なくとも1つ以上の通信端末装置のアドレスおよびそのユーザに関する地域情報と当該地域情報に基づくキーワードを記憶しているアドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致する場合には、前記地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶されている地域情報とを照合するとともに、放送地域を特定する地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致しない場合には、前記緊急放送又は臨時放送の情報に、前記アドレス記憶手段に記憶されているキーワードが含まれているか否かを照合する第2のステップと、前記第2のステップによって前記地域コードが前記地域情報と一致した場合、或いは、前記緊急放送又は臨時放送の情報に前記キーワードが含まれていた場合に、前記アドレス記憶手段から当該地域情報或いはキーワードに対応するアドレスを抽出する第3のステップと、前記第3のステップによって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信する第4のステップと、を実行する。
なお、各ステップは、実施形態においては、図1のCPU1によって実行される処理に相当する。
本発明の通信端末装置および通信制御処理のプログラムによれば、緊急放送又は臨時放送を受信した際に、それに直接的に関連する相手を確実に検索して、その相手に緊急放送又は臨時放送の情報を転送できるという効果が得られる。
以下、本発明による通信端末装置の実施形態について、携帯電話を例に採って図1ないし図15を参照して説明する。
図1は、実施形態における携帯電話の構成を示す概略のブロック図である。
図1において、CPU1は、ベースバンド信号処理のDSP(ディジタル・シグナル・プロセッサ)を内蔵したワンチップICで構成されている。CPU1のシステムバスには、ROM2、RAM3、RFブロック4、チューナ5、OFDM(直交周波数分割多重)復調部6、映像復号部7、音声復号部8、スイッチ部9、アドレスメモリ10、および、画像メモリ11が接続されている。なお、図1において、点線で囲まれているチューナ5、OFDM復調部6、映像復号部7、および音声復号部8は、地上波ディジタル放送の映像・音声信号を取り込むテレビ受像部を構成している。このテレビ受像部の電源は、携帯電話の回路の電源とは独立した構成になっている。
CPU1には、表示ドライバ12を介して2つの表示部13およびサブ表示部14が接続されている。この携帯電話は、CPU1などの電子部品やスイッチ部9を収容する本体と、表示部13、サブ表示部14などを収容する蓋部とが、ヒンジなどによって開閉可能な構造になっている。さらに、本体や蓋部には、マイク15、スピーカ16、イヤホン17が設けられ、ドライバ(図示せず)を介してCPU1に接続されている。
ROM2には、他の携帯電話と通話やメールの送受信を行なう通信制御処理のプログラム、地上波ディジタル放送の受信処理や受信した映像信号を表示する表示処理および音声処理などの信号処理のプログラム、イニシャライズにおけるデフォルト値などが格納されている。RAM3は、CPU1のワークエリアであり、CPU1によって処理されるデータを一時的にストアするバッファエリア、各種のレジスタやフラグなどのエリア、送信するメールをストアするエリア、受信したメールをストアするエリアなどが設けられている。RFブロック4は、電話通信網との間で電話やメールを送受信するための構成要素として、無線送受信部、無線信号処理部、音声信号処理部など(いずれも図示せず)を備えている。
チューナ5は、地上波ディジタル放送を受信して高周波増幅などの信号処理を行う。OFDM復調部6は、チューナ5から得られるOFDM変調された信号を復調して、地上波ディジタル放送の映像および音声の符号化データを出力する。映像復号部7は、OFDM復調部6から出力された映像の符号化データを復号してディジタル映像信号をCPU1に出力する。CPU1は、表示ドライバ12を介してそのディジタル映像信号を表示部13に出力してテレビ画像を表示する。また、音声復号部8は、OFDM復調部6から出力された音声の符号化データを復号してディジタル音声信号をCPU1に出力する。CPU1は、そのディジタル音声信号をアナログ信号に変換してスピーカ16又はイヤホン17に出力してテレビ音声を発生する。また、CPU1はRFブロック4が着信を検知したときは、サブ表示部14の点滅やスピーカ16の着信音によって呼出報知を行う。
スイッチ部9は、携帯電話のためのオフフックスイッチ、オンフックスイッチ、発信スイッチ、カーソルスイッチ、実行スイッチ、クリアスイッチ、数字スイッチなどのキースイッチ群で構成されており、その中の1つのスイッチがテレビスイッチと兼用されている。電話番号入力用のスイッチなど、多くのスイッチは蓋部を開いた状態で操作できるが、一部のスイッチは蓋部を閉じた状態でも操作することができる。マイク15は、通話処理においてユーザの音声を電気信号に変換してCPU1に入力する。アドレスメモリ10は、フラッシュROMやSRAMなどの不揮発性メモリからなるアドレス帳であり、家族や知人、仕事関係者などの携帯電話や固定電話の所有者の名前、電話番号、メールアドレス、住所などを登録することができる。画像メモリ11は、表示部13に表示すべき画面の画像データをストアするエリア、受信した地上波ディジタル放送から抽出した静止画や動画の画像データをストアするエリアなどを有する。
なお、アドレスメモリ10の一部のエリアには、郵便番号の入力によって確定する地域コードが登録されている。この実施形態においては、図9に示すように、都道府県および区市町村の各住所に対応した地域コードテーブルが地域コードメモリとしてのROM2にあらかじめ記録されており、例えば、東京都のAAA市の郵便番号をスイッチ部9から入力することによって、対応する地域コード「250046」が、アドレスメモリ10の一部のエリア又は他の不揮発性メモリ(図示せず)に登録される。したがって、ユーザが北海道のDDD市に住んでいる場合でも、東京都のAAA市の地域コードを登録することができる。あるいは、GPS機能によって、現在地に対応する地域コードを登録することもできる。地上波ディジタル放送の放送地域が特定の地域向けの放送である場合には、放送信号とともに送信される伝送制御信号であるTMCC(Transmission and Multiplexing Configuration Control)に、放送する地域の地域コードが含まれる。
この携帯電話は、上記したように、CPU1などの電子部品やスイッチ部9を収容する本体と、表示部13、サブ表示部14などを収容する蓋部とが開閉可能な構造であり、そのため、折りたたみ機構・電源制御スイッチ18(以下、総称して「折りたたみスイッチ」という)を具備している。蓋部が閉じられた状態では、この折りたたみスイッチはオフとなっている。一方、蓋部が開いた状態では、メールや地上波ディジタル放送の映像を表示部13に表示することができる。
次に、この携帯電話における電話およびメールの送受信の動作、並びに、地上波ディジタル放送から受信した映像信号の処理について、CPU1によって実行される図2ないし図8のフローチャート、および、図9ないし図15のアドレスメモリ10の内容や表示画面などの図に基づいて説明する。
図2ないし図7は、CPU1のメインルーチンのフローチャートである。携帯電話の蓋部が開かれて電源スイッチがオンされたときは、所定のイニシャライズを行って(ステップSA1)、表示部13に待受画面の画像を表示する(ステップSA2)。次に、オフフックスイッチが操作されたか否かを判別し(ステップSA3)、このスイッチが操作されたときは、電話番号入力画面を表示部13に表示する(ステップSA4)。そして、スイッチ部9の操作によって電話番号が入力されたときは番号入力処理を行って(ステップSA5)、電話網に対して発信する(ステップSA6)。また、スピーカ16によって呼出報知を行う(ステップSA7)。この呼出報知の間に、発信に応答して被呼側との間に回線接続が確立したか否かを判別し(ステップSA8)、回線接続が確立したときは、通話処理に遷移して音声信号の送受信を行う(ステップSA9)。
通話処理においては、オンフックスイッチが操作されたか否かを判別し(ステップSA10)、このスイッチが操作されたときは、回線切断などの終話処理を行う(ステップSA11)。終話処理の後は、ステップSA2に移行して再び待受画面の画像を表示部13に表示する。ステップSA3において、オフフックスイッチが操作されない場合には、図3のフローチャートにおいて、テレビスイッチがオン操作されたか否かを判別し(ステップSA12)、このスイッチがオンされたときは、テレビ受像部の電源をオンにして(ステップSA13)、地上波ディジタル放送を受信する。
次に、受信した地上波ディジタル放送のTMCCに含まれている緊急放送フラグ又は臨時放送フラグが「1」であるか否かを判別する(ステップSA14)。いずれのフラグも「0」である場合には、テレビ受像部からの映像を表示部13に表示し(ステップSA15)、テレビ受像部からの音声信号をスピーカ16に出力する(ステップSA16)。この状態において、テレビスイッチがオフされたか否かを判別し(ステップSA17)、このスイッチがオフでない場合には、テレビ放送を受信しながら、ステップSA14において緊急放送フラグ又は臨時放送フラグが「1」であるか否かを判別する。テレビスイッチがオフされたときは、テレビ受像部の電源をオフにして(ステップSA18)、図2のステップSA2に移行して待受画面の画像を表示する。
図3のステップSA14において、緊急放送フラグ又は臨時放送フラグが「1」である場合には、現在の日時を取得し(ステップSA19)、受信している地上波ディジタル放送の放送地域を特定するための地域コードを検出する(ステップSA20)。そして、検出した地域コードが、アドレスメモリ10に登録されている地域コードと同一であるか否かを判別する(ステップSA21)。地域コードが同一である場合には、緊急放送又は臨時放送の情報をRAM3にストアする(ステップSA22)。例えば、緊急放送又は臨時放送の放送地域が、東京都AAA市である場合には、TMCCの地域コードは「250046」になっているので、図9に示すように、アドレスメモリ10に同一の地域コード「250046」が登録されている場合には、緊急放送又は臨時放送の情報をRAM3にストアする。次に、アドレス帳であるアドレスメモリ10からデータを取り出す(ステップSA23)。そして、送付フラグが「1」であるか否かを判別する(ステップSA24)。送付フラグは、緊急放送又は臨時放送の情報を転送するか否かを判別するために、アドレス登録時又はアドレス登録後に設定するフラグであり、「1」が転送することを表し、「0」が転送しないことを表す。
送付フラグが「1」である場合には、TMCCから検出された地域コードと同一の地域コードをそのデータが有するか否かを判別する(ステップSA25)。図10は、アドレスメモリ10のデータの一部を示す図である。この例では、東京都AAA市に住所のある二人の名前「aa aa」および「bb bb」が登録されているが、「bb bb」の住所の「AAA市」には地域コード「250046」が付加されている。検出された地域コードが「250046」である場合には、「bb bb」のデータの地域コードと一致する。
送付フラグが「1」であるか又は「0」であるかを確認するために、図11に示すように、アドレスメモリ10の各データの中に、送付フラグが「1」のデータには「緊急放送:送付する」と表示し、送付フラグが「0」のデータには「緊急放送:送付しない」と表示する。図12は、アドレスメモリ10の任意のアドレスを表示した図である。この図に示すように、緊急放送の送付の有無は、「有り」および「無し」のどちらかのアイコンの反転表示で分かるようになっている。
なお、緊急放送又は臨時放送を送信する相手の住所が検出された地域コードと同じか否かを判断するために、図9に示したROMの地域コードテーブルを使って検索してもよい。例えば、検出された地域コード「250046」に対応する住所「東京都AAA市」を検索して、アドレスメモリ10から同じ住所を持つデータを検出するようにしてもよい。あるいは、アドレスメモリ10において、緊急放送又は臨時放送を転送する相手の住所の代わりに地域コードを登録してもよい。すなわち、図10において、住所の「AAA市」には地域コード「250046」を付加するのではなく、地域コードのみを登録する。さらにこの場合において、登録は地域コードでも表示する内容は対応する住所にしてもよい。すなわち、アドレスメモリ10には地域コード「250046」を登録するが、表示については住所の「AAA市」とする。
ステップSA25において、検出された地域コードと同一の地域コードをそのデータが有する場合には、さらに、メールアドレスがあるか否かを判別する(ステップSA26)。メールアドレスがある場合には、そのメールアドレスが複数であるか否かを判別する(ステップSA27)。メールアドレスが複数である場合には、優先順位の高いメールアドレスを選択する(ステップSA28)。例えば、図10の場合には、携帯電話のメールアドレスとパソコンなどの他のメールアドレスが優先順に登録されているので、優先順位の高い最初の携帯電話のメールアドレスを選択する。
複数のメールアドレスの中から優先順位の高いメールアドレスを選択した後、又は、メールアドレスが1つのみで、そのメールアドレスを選択した場合には、図4のフローチャートにおいて、メール作成画面を表示し(ステップSA29)、その宛先に選択されたメールアドレスを記憶して表示する(ステップSA30)。次に、図9に示す地域コードメモリであるROM2から、地域コードに対応する地域名を検出する(ステップSA31)。そして、受信したのが緊急放送である場合には、メールの件名のエリアに「(地域名)緊急放送」を記憶して、その件名を画面に表示する(ステップSA32)。
また、特定のソフトウェアを内蔵していない携帯電話では、送信した図および表を表示できない場合もあるので、放送内の図や表を削除し(ステップSA33)、メールの本文のエリアにテキスト部分を記憶して、その本文を画面に表示する(ステップSA34)。さらに、図3のステップSA19で取得した現在の日時を本文に追加する(ステップSA35)。また、放送内にイメージ(静止画)や動画が含まれているか否かを判別し(ステップSA36)、イメージ、動作が含まれている場合には、添付ファイルとして付加し(ステップSA37)、そのファイル名を記憶し、添付ファイルである旨を画面に表示する(ステップSA38)。図13ないし図15は、表示されたメールの画面を示している。
図13は、添付ファイルがないテキストだけのメールである。図14は、火事現場などのイメージが添付ファイルとして追加されたメールである。図15は、本文に火事の日時が追加されているメールである。
図4のステップSA38においてファイル名を記憶して、画面に表示した後、又は、ステップSA36において、放送内にイメージおよび動画がない場合には、図5のフローチャートにおいて、表示画面内の送信アイコンをフォーカスする(ステップSA39)。すなわち、図13ないし図15の画面に示すように、送信アイコンの表示形態を変更する。そして、左右カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA40)、このスイッチがオンされたときは、フォーカスするアイコンを「送信」又は「キャンセル」に変更する(ステップSA41)。そして、実行スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA42)。実行スイッチがオンされない場合には、ステップSA40において、カーソルスイッチがオンされたか否かを判別する。
実行スイッチがオンされたときは、フォーカス位置が「送信」のアイコンであるか否かを判別し(ステップSA43)、このアイコンにフォーカス位置がある場合には、メール送信処理を実行する(ステップSA44)。フォーカス位置が「送信」のアイコンにない場合には、フォーカス位置が「キャンセル」のアイコンであるか否かを判別し(ステップSA45)、このアイコンにフォーカス位置がある場合には、メール内容をクリアする(ステップSA46)。メール送信処理若しくはメール内容をクリアした後、又は、アドレス帳から取り出したデータが、図3のステップSA24において送付フラグが「0」である場合、緊急放送又は臨時放送から検出された地域コードがステップSA25においてアドレスメモリ10の地域コードと異なる場合、若しくはステップSA26においてメールアドレスがない場合には、アドレスメモリ10のアドレス帳のデータを全て調べたか否かを判別する(ステップSA47)。全部調べていない場合には、別のアドレスデータを取り出す(ステップSA48)。そして、図3のステップSA24に移行して、同様の処理を繰り返す。
図5のステップSA47において、アドレス帳の全てのデータを調べた場合には、地上波ディジタル放送の受信を続けならがら、図3のステップSA14において、緊急放送フラグ又は臨時放送フラグが「1」になったか否かを判別する。
図3のステップSA12において、テレビスイッチがオンでない場合には、図6のフローチャートにおいて、アドレス帳登録スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA49)。このスイッチがオンされたときは、アドレス帳登録画面を表示して(ステップSA50)、緊急放送および臨時放送(以下、「緊急放送」で代表する)「有り」のアイコンをフォーカスする(ステップSA51)。アドレス登録画面は、図12において、名前、電話、メール、住所の入力エリアにまだ文字が表示されていない状態であり、ステップSA51の処理によって、画面下の「有り」のアイコンの表示色が変更される。次に、データ入力の準備のために、ひとつの入力エリアに文字カーソルを表示する(ステップSA52)。最初は、一番上の名前の入力エリアの左端に文字カーソルを表示する。そして、スイッチ操作を待つ。
上下カーソルスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSA53)、このスイッチがオンされたときは、文字入力カーソルが一番下の住所の入力エリアであるか否かを判別する(ステップSA54)。一番下の住所の入力エリアである場合には、さらにその下の2つのアイコン「有り」および「無し」を点滅して(ステップSA55)、緊急放送の送付の有無を決定するように促す。一方、文字入力カーソルが一番下の住所の入力エリアでない場合には、アイコン「有り」および「無し」が点滅中であるか否かを判別し(ステップSA56)、点滅中である場合には、文字入力カーソルを一番上の名前の入力エリアへ移動する(ステップSA57)。アイコン「有り」および「無し」が点滅中でない場合、すなわち、文字入力カーソルが名前、電話、メールのいずれかの入力エリアである場合には、上下カーソルスイッチのオン操作に応じて、文字入力カーソルを上又は下の入力エリアへ移動する(ステップSA58)。
上下カーソルスイッチがオンでない場合、又は、上下カーソルスイッチのオン操作に応じた処理の後は、左右カーソルスイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA59)。このスイッチがオンされたときは、文字入力カーソルはいずれかの入力エリアにあるか否かを判別する(ステップSA60)。いずれかの入力エリアにある場合には、左右カーソルスイッチのオン操作に応じて、文字カーソル位置を左又は右へ移動する(ステップSA61)。文字入力カーソルがいずれの入力エリアにもない場合、すなわち、アイコン「有り」および「無し」が点滅中である場合には、フォーカスするアイコンを変更する(ステップSA62)。
ステップSA61において、文字入力カーソルを移動した後、ステップSA62において、フォーカスのアイコンを変更した後、又は、上下カーソルスイッチおよび左右カーソルスイッチがオンでない場合には、図7のフローチャートにおいて、文字入力がされたか否かを判別する(ステップSA63)。文字入力がされない場合には、特定の記号が入力されたか否かを判別する(ステップSA64)。特定の記号としては、アスタリスク(*)やシャープ(#)などがある。特定の記号が入力されたときは、キーワード登録用のフラグKWFを反転する(ステップSA65)。一方、文字入力がされたときは、KWFが「1(キーワード登録)」であるか否かを判別する(ステップSA66)。KWFが「1」である場合には、アドレスメモリ10又は他の不揮発性メモリのキーワードエリアに入力文字をストアして(ステップSA68)、入力文字を表示し、入力文字カーソルを移動する(ステップSA68)。例えば、特定の記号がアスタリスク(*)である場合には、「*AAA市*」と入力すると、「AAA市」がキーワードエリアにストアされる。「*AB区CD123*」と入力すると、「AB区CD123」がキーワードエリアにストアされる。
ステップSA65においてKWFを反転した後、又は、ステップSA68において文字入力カーソルを移動した後は、登録スイッチがオンされたか否かを判別する(ステップSA69)。このスイッチがオンでない場合、又は、ステップSA63およびステップSA64において、文字も特定の記号も入力されない場合には、図6のステップSA52に移行して、ひとつの入力エリアに文字入力カーソルを表示して、カーソルスイッチのオン操作を判別する。
図7のステップSA69において、登録スイッチがオンされたときは、アドレスメモリ10内エリアに領域を確保して(ステップSA70)、入力された名前、電話番号、メールアドレス、住所をストアする(ステップSA71)。次に、緊急放送の送付を示す「有り」アイコンがフォーカスされているか否かを判別し(ステップSA72)、このアイコンがフォーカスされている場合には、「緊急放送」のエリアに「送付する」をストアし(ステップSA73)、送付フラグを「1」にセットする(ステップSA74)。一方、「キャンセル」アイコンがフォーカスされている場合には、「緊急放送」のエリアに「送付しない」をストアし(ステップSA75)、送付フラグを「0」にリセットする(ステップSA76)。送付フラグを「1」又は「0」にセット又はリセットした後は、図2のステップSA2に移行して、待受画面を表示する。
図3のステップSA21において、緊急放送又は臨時放送から検出した地域コードが地域コードメモリの地域コードと異なる場合、例えば、特定の地域向けだけでなく関東地域向けや全国向けの緊急放送又は臨時放送の場合には、キーワードエリアからキーワードを取り出す(ステップSA77)。そして、取り出したキーワードを緊急放送又は臨時放送の情報の文字と照合し(ステップSA78)、キーワードと一致するか否かを判別する(ステップSA79)。例えば、関東地方に放送された緊急放送の情報が「東京都内で火災が発生しました。火災現場はAB区CD123−333の○○さん宅です。燐火する可能性があります。」である場合には、取り出したキーワード「AB区CD123」が緊急放送の文字列と一致する。この場合には、地域コードが同一の場合と同様に、ステップSA22に移行して、図11において該当する名前「cc cc」の携帯電話に自動的に緊急放送の情報のメールを送信することになる。
ステップSA79において、キーワードが一致しない場合には、ステップSA15に移行して、その緊急放送を画面に表示する。
図8は、着信検知処理のフローチャートである。RFブロック4によって電話の着信を検知したときは、テレビ受像部がオンであるか否かを判別し(ステップSB1)、オンである場合には一時的にオフにする(ステップSB2)。テレビ受像部がオフの場合又は一時オフにした後は、スピーカ16によって着信の呼出報知を行う(ステップSB3)。そして、オフフックスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSB4)、このスイッチがオンされたときは呼出報知を停止して、発呼側との回線接続を行って通話処理に遷移する(ステップSB5)。通話処理においては、オンフックスイッチがオンされたか否かを判別し(ステップSB6)、このスイッチがオンされたときは、回線切断などの終話処理を行う(ステップSB7)。そして、テレビ受像部が一時オフであるか否かを判別し(ステップSB8)、一時オフである場合には、テレビ受像部をオンに戻す(ステップSB9)。テレビ受像部をオンに戻した後、又は、テレビ受像部が一時オフでなく、着信の前からオフ状態である場合には、メインルーチンに戻る。
以上のように、この実施形態によれば、CPU1は、テレビ受像部によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報がアドレスメモリ10に記憶されているユーザの住所に関連するか否かを照合して、照合によって緊急放送又は臨時放送の情報がユーザの住所に関連する場合には、アドレスメモリ10のメールアドレスの中から、照合した住所に対応するメールアドレスを抽出し、その抽出したメールアドレスの携帯電話に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信する。したがって、受信した緊急放送又は臨時放送に直接的に関連する相手を確実に検索して、その相手に緊急放送又は臨時放送の情報を転送できる。
また、この実施形態において、CPU1は、テレビ受像部によって受信された緊急放送又は臨時放送がアドレスメモリ10に記憶されている家族や知人の住所の地域に対応する地域向けの放送であるか否かを照合する。したがって、緊急放送又は臨時放送が家族や知人の住所に近い地域向けの放送である場合には、その緊急放送又は臨時放送を家族や知人の携帯電話にいち早く送信することができる。
さらに、この場合において、CPU1は、アドレスメモリ10又は他の不揮発性メモリにあらかじめ記憶されている地域コードに基づいて、テレビ受像部によって受信された緊急放送又は臨時放送が家族や知人の住所の地域に対応する地域向けの放送であるか否かを照合する。したがって、地域コードによって正確な照合結果が得られる。
あるいは、CPU1は、受信された緊急放送又は臨時放送の情報に含まれている地域情報が登録操作によってアドレスメモリ10に記憶されているキーワードと一致するか否かを照合する。したがって、家族や知人の住所の地域を特定する文字列をキーワードとして登録することで正確な照合結果が得られる。
また、上記実施形態においては、アドレスメモリ10の各アドレスには緊急放送又は臨時放送の情報を自動的に送信することを識別する送付フラグが登録操作に応じて付加され、CPU1は、送付フラグが「1」のアドレスのみを抽出する。したがって、緊急放送又は臨時放送の情報を自動的に送信する相手を確定して、送信の誤りを防止することができる。
さらに、この場合において、CPU1は、抽出したされたアドレスの携帯電話に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報および送付フラグに対応する内容を表示部13又は14に表示する。したがって、緊急放送又は臨時放送の情報を送信する相手を表示によって確認することができる。
また、上記実施形態においては、CPU1は、緊急放送又は臨時放送の情報並びに送信を実行する「送信」アイコン、送信を取り消す「キャンセル」アイコンを表示部13に表示して、「送信」アイコンが操作に応じて選択された場合に緊急放送又は臨時放送の情報を送信する。したがって、送信するたびに手動操作で確実に送信相手を決定することで、送信の間違いを防止することができる。
また、上記実施形態においては、CPU1は、送信する緊急放送又は臨時放送の情報にテキストデータ以外の図若しくは表からなる画像又は図および表からなる画像が含まれている場合には、その画像を削除してテキストデータのみを抽出して送信する。したがって、特定のソフトウェアを内蔵していない携帯電話に対して、図や表を解読できないデータが送信されて、混乱を招くような事態を未然に防止できる。
また、上記実施形態においては、送信する緊急放送又は臨時放送の情報にテキストデータ以外の静止画又は動画からなる画像が含まれている場合には、その画像をテキストデータの添付ファイルとして編集して、テキストデータおよび添付ファイルを送信する。したがって、緊急放送又は臨時放送の情報を的確に表せる画像も送信することができる。
また、上記実施形態においては、同一のユーザに対応する複数のアドレスがアドレスメモリ10にある場合には、携帯電話のアドレスに対して優先的に緊急放送又は臨時放送の情報を送信する。したがって、携帯している確立が高い電話に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信できる。
また、上記実施形態においては、送信する緊急放送又は臨時放送の情報に、受信した日時を付加して送信する。したがって、その緊急放送又は臨時放送を受信した相手は、緊急放送又は臨時放送の放送日時を容易に把握できる。
なお、上記実施形態における携帯電話は、ROM2にあらかじめ記憶されている通信制御処理のプログラムをCPU1が実行する構成にしたが、RFブロック4を介して、外部のサーバから通信制御処理のプログラムを受信して、書き換え可能なフラッシュメモリなどの不揮発性メモリにインストールして、それをCPU1が実行する構成も可能である。この場合には、プログラムの発明を実現することができる。
すなわち、そのプログラムは、テレビジョン放送を受信する第1のステップと、
前記第1のステップによって受信された緊急放送又は臨時放送の情報が少なくとも1つ以上の通信端末装置のアドレスおよびそのユーザに関する地域情報を記憶しているアドレス記憶手段における地域情報と関連するか否かを照合する第2のステップと、
前記第2のステップによって放送の情報が前記アドレス記憶手段に記憶されている地域情報に関連すると照合された場合には、前記アドレス記憶手段のアドレスの中から当該地域情報に対応するアドレスを抽出する第3のステップと、
前記第3のステップによって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信する第4のステップと、
を実行する。
本発明の通信端末装置の実施例における携帯電話の構成を示すブロック図。 実施形態における携帯電話の動作を示すCPUのメインルーチンのフローチャート。 図2に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 図3に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 図4に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 図3に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 図6に続くCPUのメインルーチンのフローチャート。 CPUの着信検知のフローチャート。 図1のROMの地域コートテーブルから地域コードを選択してアドレスメモリにストアする状態を示す図。 図1のアドレスメモリにおけるデータの内容を示す図。 図1のアドレスメモリにおけるデータにおいて緊急放送を送付するか送付しないかを識別する情報を付加した図。 図1のアドレスメモリに登録する登録画面を示す図。 テキストデータのみのメール本文を示す画面の図。 テキストデータのメール本文と画像の添付ファイルを示す画面の図。 メール本文のテキストデータに放送の受信日時を付加した画面の図。
符号の説明
1 CPU
2 ROM
3 RAM
4 RFブロック
5 チューナ
6 OFDM復調部
7 映像復号部
8 音声復号部
9 スイッチ部
10 アドレスメモリ
11 画像メモリ
12 表示ドライバ
13 表示部
14 サブ表示部
15 マイク
16 スピーカ
17 イヤホン
18 折りたたみ機構・電源制御スイッチ

Claims (9)

  1. テレビジョン放送を受信する受信手段と、
    少なくとも1つ以上の通信端末装置のアドレスおよびそのユーザに関する地域情報と、当該地域情報に基づくキーワードを記憶しているアドレス記憶手段と、
    前記緊急放送又は臨時放送の情報に含まれる放送地域を特定する地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致する場合には、前記地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶されている地域情報とを照合するとともに、放送地域を特定する地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致しない場合には、前記緊急放送又は臨時放送の情報に、前記アドレス記憶手段に記憶されているキーワードが含まれているか否かを照合する情報照合手段と、
    前記情報照合手段によって、前記地域コードが前記地域情報と一致した場合、或いは、前記緊急放送又は臨時放送の情報に前記キーワードが含まれていた場合に、前記アドレス記憶手段から当該地域情報或いはキーワードに対応するアドレスを抽出するアドレス抽出手段と、
    前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信する送信手段と、
    を備えた通信端末装置。
  2. 前記アドレス記憶手段の各アドレスには前記受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を自動的に送信することを識別する送信識別情報が登録操作に応じて付加され、前記アドレス抽出手段は、前記受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報と関連する地域情報に対応するアドレスの中から送信識別情報が付加されているアドレスのみを抽出することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報および前記送信識別情報に対応する内容を所定の表示手段に表示する表示制御手段をさらに備えたことを特徴とする請求項2に記載の通信端末装置。
  4. 前記受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する指示および送信を取り消す指示を所定の表示手段に表示する表示制御手段をさらに備え、前記送信手段は、前記送信する指示が操作に応じて選択された場合に前記受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  5. 前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報にテキストデータ以外の図若しくは表からなる画像又は図および表からなる画像が含まれている場合には、その画像を削除してテキストデータのみを抽出する編集手段をさらに備え、前記送信手段は前記編集手段によって抽出されたテキストデータを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  6. 前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報にテキストデータ以外の静止画又は動画からなる画像が含まれている場合には、その画像をテキストデータの添付ファイルとして編集する編集手段をさらに備え、前記送信手段は前記編集手段によって編集されたテキストデータおよび添付ファイルを送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  7. 同一のユーザに対応する複数のアドレスが前記アドレス抽出手段によって抽出された場合には、前記通信手段は、携帯型の通信端末装置のアドレスに対して優先的に前記受信手段によって受信された緊急放送又は臨時放送の情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の通信端末装置。
  8. 前記アドレス抽出手段によって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して送信する緊急放送又は臨時放送の情報に受信した日時を付加する編集手段をさらに備え、前記送信手段は日時が付加された緊急放送又は臨時放送の情報を送信することを特徴とする請求項1記載の通信端末装置。
  9. テレビジョン放送を受信する第1のステップと、
    前記第1のステップによって受信された緊急放送又は臨時放送の情報に含まれる放送地域を特定する地域コードと、少なくとも1つ以上の通信端末装置のアドレスおよびそのユーザに関する地域情報と当該地域情報に基づくキーワードを記憶しているアドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致する場合には、前記地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶されている地域情報とを照合するとともに、放送地域を特定する地域コードと前記アドレス記憶手段に記憶された地域情報とが一致しない場合には、前記緊急放送又は臨時放送の情報に、前記アドレス記憶手段に記憶されているキーワードが含まれているか否かを照合する第2のステップと、
    前記第2のステップによって前記地域コードが前記地域情報と一致した場合、或いは、前記緊急放送又は臨時放送の情報に前記キーワードが含まれていた場合に、前記アドレス記憶手段から当該地域情報或いはキーワードに対応するアドレスを抽出する第3のステップと、
    前記第3のステップによって抽出されたアドレスの通信端末装置に対して緊急放送又は臨時放送の情報を送信する第4のステップと、
    を実行する通信制御処理のプログラム。
JP2004086048A 2004-03-24 2004-03-24 通信端末装置および通信制御処理のプログラム Expired - Fee Related JP4513373B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004086048A JP4513373B2 (ja) 2004-03-24 2004-03-24 通信端末装置および通信制御処理のプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004086048A JP4513373B2 (ja) 2004-03-24 2004-03-24 通信端末装置および通信制御処理のプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005277630A JP2005277630A (ja) 2005-10-06
JP4513373B2 true JP4513373B2 (ja) 2010-07-28

Family

ID=35176844

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004086048A Expired - Fee Related JP4513373B2 (ja) 2004-03-24 2004-03-24 通信端末装置および通信制御処理のプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4513373B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008205979A (ja) 2007-02-22 2008-09-04 Hitachi Ltd 放送データ変換装置
JP2013150206A (ja) 2012-01-20 2013-08-01 Funai Electric Co Ltd テレビジョン受像機

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07288591A (ja) * 1994-04-14 1995-10-31 Toshiba Corp 放送信号受信システム
JP2000295588A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Sharp Corp デジタルデータ放送受信装置
JP2001211441A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Sanyo Electric Co Ltd 放送受信装置
JP2001312446A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sony Corp 情報処理装置及び方法、情報処理システム、並びに媒体
JP2003186980A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Hiroaki Harada 安否確認機能を備えたサーバ装置及び安否確認制御プログラム

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07288591A (ja) * 1994-04-14 1995-10-31 Toshiba Corp 放送信号受信システム
JP2000295588A (ja) * 1999-04-09 2000-10-20 Sharp Corp デジタルデータ放送受信装置
JP2001211441A (ja) * 2000-01-27 2001-08-03 Sanyo Electric Co Ltd 放送受信装置
JP2001312446A (ja) * 2000-04-28 2001-11-09 Sony Corp 情報処理装置及び方法、情報処理システム、並びに媒体
JP2003186980A (ja) * 2001-12-17 2003-07-04 Hiroaki Harada 安否確認機能を備えたサーバ装置及び安否確認制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005277630A (ja) 2005-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008544629A (ja) 文字メッセージに含まれている電話番号にハイパーリンク機能を提供する移動通信端末機及びその方法
US20030134625A1 (en) Method and system for storing mobile phone backup data through a network
JP5031550B2 (ja) 携帯端末
JP2005045587A (ja) 携帯情報端末装置、及び、この装置における表示制御方法
US6763096B2 (en) Information communication terminal with mail receiving function
JP4681965B2 (ja) 通信端末
JP4584857B2 (ja) 携帯電話機、閲覧方法、及び閲覧プログラム
JP2011077909A (ja) 携帯端末及び携帯端末のメール送信支援方法
JP5660663B2 (ja) 端末装置およびプログラム
JP4513373B2 (ja) 通信端末装置および通信制御処理のプログラム
JP2002218095A (ja) 電話端末装置
JP5737847B2 (ja) 電子機器および情報処理プログラム
JP4501833B2 (ja) 携帯情報端末、及び、情報受信方法
JP2007316857A (ja) 通信端末
JP2007257238A (ja) 電話機
JP5885002B2 (ja) 端末装置およびプログラム
KR100832932B1 (ko) 낭독 정보 등록 장치
KR100678119B1 (ko) 이동통신 단말기에서 음악파일 재생방법
JP2004362057A (ja) 通信端末装置、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP2003224650A (ja) 電子メールの送受信機能付き電話機
JP5223852B2 (ja) 通信端末装置および通信情報処理のプログラム
JP2010130183A (ja) 通信端末
WO2009084143A1 (ja) 通信装置および通信方法
JP4926419B2 (ja) 移動体通信端末
JP2017126342A (ja) 端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20060209

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20060314

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061206

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20080519

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091209

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100112

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100312

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100420

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100503

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4513373

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130521

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees