JP4926419B2 - 移動体通信端末 - Google Patents

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Description

本発明は、予め設定したアラーム時刻になったときに所定の動作を実行することができる携帯電話機等の移動体通信端末に関するものである。
この種の移動体通信端末として、予め設定したアラーム時刻になったときにアラーム音や楽曲を出力することができる携帯電話機が知られている。例えば、特許文献1には、シーケンサ制御部がアラーム時刻を検出したときにシーケンサに指令して記憶装置から楽曲のデータ(音符データ)を読み出して再生することにより楽曲をスピーカから出力する移動体通信端末(携帯電話機)が開示されている。
特開2004−258187号公報
上述のように、従来の移動体通信端末は、アラーム時刻になったときに実行するアラーム動作としては、記憶装置に予め記憶しておいたアラーム音や楽曲のデータを再生してスピーカに出力するものであった。しかしながら、近年の移動体通信端末の多機能化に伴い、上記アラーム音や楽曲の出力に限定されない更に自由度の高いアラーム動作が望まれていた。
本発明は以上の背景の下でなされたものであり、その目的は、放送の受信と組み合わせた新規なアラーム動作を実行できる移動体通信端末を提供することである。
上記目的を達成するために、請求項1の発明は、予め設定したアラーム時刻になったときに所定の動作を実行するアラーム制御手段を備えた移動体通信端末であって、放送局からの放送を受信する放送受信手段と、該放送を出力する出力手段と、該移動体通信端末が位置する現在位置の情報として該移動体通信端末が在圏する通信管理エリアに関するエリア位置情報を取得する位置情報取得手段と、該位置情報取得手段で取得したエリア位置情報が保存される記憶手段とを備え、該アラーム制御手段は、該アラーム時刻になったとき、予め設定したアラーム設定の放送チャネルの放送について該放送受信手段による受信及び該出力手段による出力を開始できるように制御し、該アラーム設定の放送チャネルについて受信した放送電波の電界強度が所定の基準値以下のときに、該記憶手段に保存されている該エリア位置情報を読み出して通信ネットワークを介してサーバに送信し、該移動体通信端末が在圏する通信管理エリアで受信可能な最寄りの放送局の放送チャネル周波数の情報を、該通信ネットワークを介して該サーバから受信して取得し、その取得した放送チャネル周波数で放送されている該最寄りの放送局の放送を、該アラーム時刻になったときに受信して出力する放送として選択することを特徴とするものである。
この移動体通信端末では、アラーム時刻とともに、アラーム時に放送受信手段を起動して受信するアラーム設定の放送チャネルを予め設定しておく。そして、アラーム時刻になると、アラーム制御手段により、上記アラーム初期設定の放送チャネルの放送の受信を開始して出力することができる。また、移動体通信端末が位置する現在位置の情報としてその移動体通信端末が在圏する通信管理エリアに関するエリア位置情報を取得し、そのエリア位置情報が記憶手段に保存される。ここで、上記予め設定したアラーム設定の放送チャネルについて受信した放送電波の電界強度を判定し、放送電波の電界強度が放送エリアの圏外等の理由で所定の基準値以下のときには、記憶手段に保存されているエリア位置位置の情報を読み出して通信ネットワークを介してサーバに送信し、移動体通信端末が在圏する通信管理エリアで受信可能な最寄りの放送局の放送チャネル周波数の情報を、通信ネットワークを介してサーバから受信して取得する。そして、その取得した放送チャネル周波数で放送されている最寄りの放送局の放送を選択して受信し、出力することができる。このように移動体通信端末が移動して受信可能な放送局が変化する場合でも、その移動体通信端末が在圏している通信管理エリアにおいて所定の基準値よりも強い電界強度で良好に受信することができる最寄りの放送局の放送を出力することができるので、アラーム時刻における放送の受信・出力によるアラーム動作をより確実に実行することができる。
また、請求項2の発明は、請求項1の移動体通信端末において、上記アラーム制御手段は、上記アラーム時刻に受信して放送の内容を出力した放送チャネルを次回のアラーム設定の放送チャネルとして設定することを特徴とするものである。
この移動体通信端末では、上記アラーム時刻に受信して放送の内容を出力した放送チャネルを次回のアラーム設定の放送チャネルとして設定する。このように直前のアラーム動作で受信した放送チャネルの放送の受信を開始することにより、次回のアラーム動作において所定の電界強度で放送の受信・出力ができる確率を高めることができる。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の移動体通信端末において、アラーム音又は楽曲のデータを記憶するデータ記憶手段を備え、上記アラーム制御手段は、上記アラーム時刻になったとき、上記放送局からの放送の受信及び出力を実行しない場合は該データ記憶手段からアラーム音又は楽曲のデータを読み出して再生することを特徴とするものである。
この移動体通信端末では、上記アラーム時刻になったとき、放送局からの放送の受信及び出力を実行しない場合はデータ記憶手段からアラーム音又は楽曲のデータを読み出して再生し、アラーム音又は楽曲を出力手段から出力する。このようにアラーム音又は楽曲に切り換えて出力することにより、アラーム時刻にアラーム動作が全く実行されないという事態を回避できる。
なお、上記「移動体通信端末」としては、PDC(Personal Digital Cellular)方式、GSM(Global System for Mobile Communication)方式、TIA(Telecommunications Industry Association)方式等の携帯電話機、IMT(International Mobile Telecommunications)−2000で標準化された携帯電話機、TD−SCDMA(Time Division ynchronous Code Division Multiple Access)方式の一つであるTD−SCDMA(MC:Multi Carrier)方式の携帯電話機、PHS(Personal Handyphone System)などが挙げられる。
また、上記移動体通信端末における処理及び制御は、これらに設けられたコンピュータで所定のプログラムを実行することによって実現することもできる。このコンピュータで用いるプログラムの受け渡しは、デジタル情報としてプログラムを記録したFD、CD−ROM等の記録媒体を用いて行ってもいいし、コンピュータネットワーク等の通信ネットワークを用いて行ってもよい。
本発明によれば、アラーム時刻になったときに予め設定した所定の放送チャネルに対応する放送局からの放送を受信して出力するという放送の受信と組み合わせた新規なアラーム動作を実行できるという効果がある。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明に係る移動体通信端末を用いることができる放送・通信システムの概略構成図である。この放送・通信システムは、移動体通信ネットワークとしての携帯電話通信網20と、放送情報提供サーバ30と、ラジオやテレビ等の放送局40とを用いて構成されている。携帯電話通信網20は、移動体通信端末としての携帯電話機10との間で直接無線通信する基地局21のほか、図示しない交換機、専用線、ルータ、ファイヤーウォール等で構成されている。
放送情報提供サーバ30は、携帯電話通信網20を介して携帯電話機10と通信することができ、携帯電話機10からの取得要求に応じて、各放送局40の放送を受信可能な地域である放送エリア50の情報や放送の番組の情報等の放送関連情報を提供するサーバである。放送情報提供サーバ30は、図示のように携帯電話通信網20に接続されるように設けていいし、ゲートウェイを介して携帯電話通信網20に接続されたインターネット上に設けてもよい。
上記放送局40はそれぞれ、所定の放送番組スケジュールに基づいて所定の放送チャネル(周波数)でラジオやテレビ等の放送を行うものである。この放送局30から送信される放送は、デジタル放送及びアナログ放送のいずれであってもよい。
図2は、携帯電話機10の外観図である。この携帯電話機10は、ヒンジ部を中心にして互いに揺動可能な蓋部101と本体部102とを有するクラムシェル(折り畳み)タイプの携帯電話機である。蓋部101は、本体部102に設けられたキー操作部のキー103a〜103eが操作可能な開状態と、キー操作部のキー103a〜103eを覆った閉状態とをとり得るようになっている。上記開状態にある蓋部101の外壁部を構成するケーシングには、液晶ディスプレイ(LCD)104、スピーカ105等が設けられている。また、上記本体部102の外壁部を構成するケーシングには、上記キー操作部を構成するキー103a〜103e、マイク106等が設けられている。これらのキー103a〜103e等からなるキー操作部、および液晶ディスプレイ(LCD)104は、利用者が操作可能な上記開状態にあるケーシングの利用者に対向する側の外壁部に設けられている。これにより、利用者は、上記液晶ディスプレイ104の画面を見ながらキー操作部のキー103a〜103eを操作することができる。
図3は携帯電話機10のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。携帯電話機10は、制御部111、内部メモリ112、通信手段としての無線通信部113及びアンテナ114を備えている。また、制御部111には、音声処理部115を介して音入力手段としてのマイク116及び音出力手段としてのスピーカ117が接続され、画像処理部118を介して表示部119が接続され、更にキー操作部120が接続されている。また、携帯電話機10は、時計部121、ラジオやテレビの放送を受信するチューナー部122及び放送受信用のアンテナ123を備えている。
上記制御部111は、例えばCPU、キャッシュメモリ、システムバス等で構成され、所定の制御プログラムを実行することにより内部メモリ112や無線通信部113等の各部との間でデータの送受信を行ったり各部を制御したりする。
上記内部メモリ112は、例えばRAMやROMなどの半導体メモリで構成され、制御部111で実行する制御プログラムや各種データを記憶するものである。
上記無線通信部114は、制御部111で制御され、アンテナ114を介して、所定の通信方式により携帯電話通信網20の基地局21との間で無線通信を行うものである。この無線通信により、特定の携帯電話機等との間で音声電話通信を行ったり、電子メールの送受信や上記放送情報提供サーバ30等のサーバとの間でデータ通信を行ったりすることができる。
上記音声処理部115は、マイク116から入力された送話音声信号を所定方式で符号化して制御部111に送る。更に、音声処理部115は、各種のデジタル音データを復号化するオーディオデコーダの機能も有している。例えば、音声処理部115は、無線通信部113で受信した受話音声信号を復号化してスピーカ117から出力する。また、音声処理部115は、チューナー部122で受信して生成された放送の音声のTS(トランスポートストリーム)信号を復号化してスピーカ117から出力する。また、音声処理部115は、内部メモリ112から読み出したアラーム音や楽曲ファイルのデータを再生してスピーカ117から出力する。
上記画像処理部118は、上記制御部111の制御の下、上記放送情報提供サーバ30から受信した各種の放送関連情報の画像を液晶ディスプレイ(LCD)からなる表示部119に表示させる。また、画像処理部118は、デジタルビデオデータを復号化するビデオデコーダの機能も有し、チューナー部122で受信して生成された放送の画像のTS(トランスポートストリーム)信号を復号化して表示部119に表示させる。この場合、デジタルビデオデータから複合化して得られた音信号は上記音声処理部115に渡される。
上記キー操作部120は、データ入力キー(テンキー、*キー、#キー)、通話開始キー、終話キー、スクロールキー、多機能キー等を備え、電話の発信や着信のほか、表示部119に表示される情報のスクロールや選択等に用いる。このキー操作部120は、表示部119に表示されているアラーム設定画像でアラーム時刻を設定したり、アラーム動作時に放送を受信して出力する放送局(放送チャネル)を設定したりするときにも用いられる。
上記時計部121は、正確な日時を計数し、時刻情報を生成する。この時計部121の出力は、上記キー操作部120を利用者が操作して入力したアラーム時刻に所定の動作を実行するアラーム制御にも用いられる。
上記チューナー部122は、複数の放送チャネルを切り換えて放送を受信可能に構成されている。チューナー部122は、各放送局40から送信される放送電波のうち、主制御部11から指示された放送チャネル(周波数)の電波をアンテナ123を介して選択的に受波し、その放送チャネルの放送を受信する一般的なチューナーとしての機能を有する。このチューナー部122で受信した放送の内容はTS(トランスポートストリーム)データ化され、音声処理部115や画像処理部118に送られる。
図4は、本発明に係る携帯電話機を構成する各手段の関係を示す機能ブロック図である。携帯電話機10は、図3に示すハードウェア上で所定のプログラムを実行することにより、放送受信手段131、出力手段132及びアラーム制御手段133等の各機能を実現している。
上記放送受信手段131は、チューナー部122、アンテナ123等で構成され、ラジオやテレビ等の放送局40からの放送を受信し、前述のTSデータ化等の処理を行って放送内容を示すデータを生成する。
上記出力手段132は、音声処理部115、スピーカ117、画像処理部118、表示部119等で構成され、放送受信部131で受信した音や画像からなる放送の内容を出力する。
上記アラーム制御部133は、制御部111や時計部121等で構成されている。このアラーム制御部133は、予め設定された所定のアラーム時刻になったとき、放送受信手段131を起動して予め設定したアラーム設定の放送チャネルの放送の受信を開始し、その放送を出力するように、放送受信手段131及び出力手段132を制御する。
また、アラーム制御部133は、上記予め設定したアラーム設定の放送チャネルについて受信した放送電波の電界強度が所定の基準値以下のときには、上記アラーム設定(初期設定)の放送チャネル以外の放送チャネルから放送電波の電界強度がより強い放送チャネルを選択するように制御する。
図5は、他の構成例に係る携帯電話機10を構成する各手段の関係を示す機能ブロック図である。この携帯電話機10は、上記放送受信手段131、出力手段132及びアラーム制御手段133に加え、位置情報取得手段134及び放送情報記憶手段135の各機能を有する。
上記位置情報取得手段134は、制御部111、無線通信部113等で構成され、携帯電話機10が位置する位置情報を取得する。この位置情報取得手段134は、携帯電話通信網20側との通信により、携帯電話機10が在圏する通信管理エリアに関する基地局住所やセルID等のエリア位置情報を取得する。
なお、携帯電話機10の位置情報としては、上記エリア位置情報に代えて又はエリア位置情報に加えて、全地球測位システム(GPS)の人工衛星から電波を受信し該電波の受信結果に基づいてGPS位置情報を取得するようにしてもよい。この場合の位置情報取得手段134は、制御部111、時計部121、図示しないGPS受信部及びそのアンテナ等で構成され、GPS衛星から電波を受信し、その電波の受信結果に基づいてGPS位置情報を取得する。
また、携帯電話機10の位置情報としては、上記エリア位置情報に代えて又はエリア位置情報に加えて、携帯電話機10の利用者の通過又は滞在が可能な施設に設置された通信端末装置との間で通信を行うことによりその通信端末装置から施設の位置を特定可能な施設位置情報を取得するようにしてもよい。この場合の位置情報取得手段134は、制御部111、上記通信端末装置と通信可能な図示しない近距離用無線通信部及びそのアンテナ等で構成され、駅の改札ゲート装置等の通信端末装置との間で通信を行うことにより、その通信端末装置から施設の位置を特定可能な施設位置情報を取得する。
上記放送情報記憶手段135は、内部メモリ112等で構成され、複数の放送局40について放送チャネル(例えば周波数又はその識別記号)の情報と、その放送局40の放送が受信可能な放送地域情報(例えば放送エリア名又はその識別記号)とを関連付け、「放送局データテーブル」として記憶している。
図5の構成におけるアラーム制御手段133は、アラーム設定(初期設定)の放送チャネルについて受信した放送電波の電界強度が所定の基準値以下のときに、上記放送局データテーブルを用いて、携帯電話機10の位置情報と放送局の放送地域情報とに基づき上記アラーム動作に用いる放送チャネルの選択を実行する。
図6は、更に他の構成例に係る携帯電話機10を構成する各手段の関係を示す機能ブロック図である。この携帯電話機10は、上記放送受信手段131、出力手段132及びアラーム制御手段133に加え、データ記憶手段136の機能を有する。
上記データ記憶手段136は、内部メモリ112等で構成され、上記放送に代えて出力手段132から出力することができるアラーム音又は楽曲のデータを記憶している。上記アラーム音としては、携帯電話機10の出荷時に初期データとして組み込まれているリングトーンや単一音のデータを用いたり、利用者が独自に設定したアラーム音のデータを用いたりすることができる。上記楽曲のデータとしては、携帯電話機10の出荷時に初期データとして組み込まれている楽曲のデータを用いたり、利用者がネットワーク上のサーバからダウンロードした着信通知用の音楽や特定の歌手の曲のデータを用いたりすることができる。
この図6の構成におけるアラーム制御手段133は、アラーム時刻になったとき、携帯電話機の圏外や放送電波の電界強度が弱い等に理由によって上記放送局40からの放送の受信及び出力を実行しない場合は、データ記憶手段136からアラーム音又は楽曲のデータを読み出して再生する。
図7は、携帯電話機10における放送の受信によるアラーム動作の一例を示すフローチャートである。このアラーム動作の実行に先立って、利用者は携帯電話機10を操作することにより、所定アラーム設定画面上で、アラーム時刻、初期設定であるアラーム設定の放送チャネル(以下「放送チャネル1」という。)、出力音量等のアラーム動作用の各種設定を行っておく。
上記アラーム設定を行った後、予め設定したアラーム時刻が到来すると(S101)、携帯電話機10のチューナー部122が起動され(S102)、予め設定した初期設定の放送チャネル1について受信が開始される(S103)。
次に、放送チャネル1について受信された放送電波の電界強度が判定される(S104)。ここで、放送チャネル1について受信された放送電波の電界強度が所定の基準値よりも強い場合は、その放送チャネル1の放送の音がスピーカ117から出力される(S105)。テレビ放送の場合は、その放送の画像が表示部119に表示される。
一方、放送チャネル1について受信された放送電波の電界強度が所定の基準値以下の場合は、他の放送チャネル(例えば放送チャネル2〜5)がスキャンされ(S106)、それらの放送チャネルから放送電波の電界強度がより強い放送チャネル(例えば放送チャネル5)が選択される(S107)。そして、アラーム動作として、その新たに選択された放送チャネルの放送の受信が開始され、その放送の内容がスピーカ117や表示部119から出力される(S105)。
以上のように、携帯電話機30で受信可能な放送局が変化して初期設定の放送チャネルの電界強度が弱かった場合に、他の放送チャネルから電界強度が十分に強い新たな放送チャネルを選択することにより、アラーム時刻における放送の受信・出力によるアラーム動作をより確実に実行することができる。
なお、アラーム動作時に出力した放送の放送チャネルが初期設定の放送チャネル1から変わった場合は、その変わった後の放送チャネル(上記例では放送チャネル5)を次回のアラーム動作時に用いるアラーム設定の放送チャネルとして設定し直しておくのが好ましい。
図8は、携帯電話機10における放送の受信による他のアラーム動作例を示すフローチャートである。このアラーム動作例では、予め携帯電話機10に記憶しておい前述の放送局データテーブルと、携帯電話機10で取得された位置情報とを用いて、上記新たな放送チャネルを選択している。なお、図8におけるS201〜S205までの処理は、図7におけるS101〜S105と同様であるので、それらの説明は省略する。
図8のS204で示す電界強度の判定において、放送チャネル1について受信された放送電波の電界強度が所定の基準値以下の場合は、携帯電話機10の現在位置が取得される(S206)。なお、携帯電話機10の内部メモリ112に現在位置のデータが既に保存されている場合は、上記現在位置の取得は、内部メモリ112から現在位置のデータを読み出すことで行われる。
次に、前述の放送局データテーブルを用いて、携帯電話機10の現在位置に基づき、最寄りの放送局の放送チャネルが選択される(S207)。例えば、携帯電話機10の現在位置が横浜の場合、その横浜で受信可能なFMラジオの放送チャネルやテレビの放送チャネルが選択される。
以上のように、携帯電話機30で受信可能な放送局が変化して初期設定の放送チャネルの電界強度が弱かった場合に、予め記憶しておいた放送局データテーブルと現在位置情報とを用いて最寄りの放送局の放送チャネルを選択することにより、アラーム時刻における放送の受信・出力によるアラーム動作をより確実に実行することができる。
なお、本動作例において、上記最寄りの放送局の放送チャンネル(周波数)は、上記放送局データテーブルを用いずに、前述の放送情報提供サーバ30から取得して特定するようにしてもよい。例えば、携帯電話機10の位置情報とともに放送局の情報を要求するリクエストを携帯電話機10から放送情報提供サーバ30に送信し、そのリスポンスとして、携帯電話機10が位置する地域で受信可能な放送チャネルの情報を受信して取得する。
また、本動作例の場合も、アラーム動作時に出力した放送の放送チャネルが初期設定の放送チャネル1から変わった場合は、その変わった後の放送チャネルを次回のアラーム動作時に用いるアラーム設定の放送チャネルとして設定し直しておくのが好ましい。
図9は、携帯電話機10における放送の受信による更に他のアラーム動作例を示すフローチャートである。このアラーム動作例では、アラーム時刻になったときに受信可能な放送局がないことにより放送局からの放送の受信及び出力を実行しない場合は、予め記憶しておいたアラーム音又は楽曲のデータを読み出して再生している。図9におけるS301〜S305までの処理は、図7におけるS101〜S105と同様であるので、それらの説明は省略する。
図9のS304で示す電界強度の判定において、放送チャネル1について受信された放送電波の電界強度が所定の基準値以下の場合は、他の放送チャネル(例えば放送チャネル2〜5)がスキャンされ(S306)、放送電波の電界強度が強い放送チャネルがあるか否かを調べられる(S307)。ここで、放送電波の電界強度が強い放送チャネルがあった場合は、その放送チャネル(例えば放送チャネル5)が選択される(S308)。そして、アラーム動作として、その新たに選択された放送チャネルの放送の受信が開始され、その放送の内容がスピーカ117等から出力される(S305)。
一方、上記放送チャネルのスキャンの結果、放送電波の電界強度が十分に強い放送チャネルがなかった場合は、内部メモリ112に予め保存されているアラーム音(リングトーンや単一音)又は楽曲のデータが読み出される(S309)。そして、上記放送出力の代用として、読み出されたアラーム音又は楽曲のデータが再生されてスピーカ117等から出力される(S310)。
以上のように、放送局からの放送の受信及び出力を実行しない場合は、内部メモリ112に予め記憶しておいたアラーム音又は楽曲を再生して出力することにより、アラーム時刻にアラーム動作が全く実行されないという事態を回避できる。
なお、本動作例の場合も、アラーム動作時に出力した放送の放送チャネルが初期設定の放送チャネル1から変わった場合は、その変わった後の放送チャネルを次回のアラーム動作時に用いるアラーム設定の放送チャネルとして設定し直しておくのが好ましい。
以上、本実施形態によれば、アラーム時刻になったときに予め設定した所定の放送チャネルに対応する放送局からの放送を受信して出力するという放送の受信と組み合わせた新規なアラーム動作を実行できる。
なお、上記実施形態においては、携帯電話機10を例に挙げて説明したが、本発明は、他の移動体通信端末についても同様に適用できるものである。
本発明に係る移動体通信端末を用いることができる放送・通信システムの概略構成図。 携帯電話機の外観図。 携帯電話機のハードウェア構成の一例を示すブロック図。 携帯電話機を構成する各手段の関係の一例を示す機能ブロック図。 携帯電話機を構成する各手段の関係の他の例を示す機能ブロック図。 携帯電話機を構成する各手段の関係の更に他の例を示す機能ブロック図。 携帯電話機における放送の受信によるアラーム動作の一例を示すフローチャート。 携帯電話機における放送の受信による他のアラーム動作例を示すフローチャート。 携帯電話機における放送の受信による他のアラーム動作例を示すフローチャート。
符号の説明
10 携帯電話機
20 携帯電話通信網
30 放送情報提供サーバ
40 放送局
41 放送エリア
131 放送受信手段
132 出力手段
133 アラーム制御手段
134 位置情取得手段
135 放送情報記憶手段
136 データ記憶手段

Claims (3)

  1. 予め設定したアラーム時刻になったときに所定の動作を実行するアラーム制御手段を備えた移動体通信端末であって、
    放送局からの放送を受信する放送受信手段と、該放送を出力する出力手段と、該移動体通信端末が位置する現在位置の情報として該移動体通信端末が在圏する通信管理エリアに関するエリア位置情報を取得する位置情報取得手段と、該位置情報取得手段で取得したエリア位置情報が保存される記憶手段とを備え、
    該アラーム制御手段は、該アラーム時刻になったとき、予め設定したアラーム設定の放送チャネルの放送について該放送受信手段による受信及び該出力手段による出力を開始できるように制御し、
    該アラーム設定の放送チャネルについて受信した放送電波の電界強度が所定の基準値以下のときに、該記憶手段に保存されている該エリア位置情報を読み出して通信ネットワークを介してサーバに送信し、該移動体通信端末が在圏する通信管理エリアで受信可能な最寄りの放送局の放送チャネル周波数の情報を、該通信ネットワークを介して該サーバから受信して取得し、その取得した放送チャネル周波数で放送されている該最寄りの放送局の放送を、該アラーム時刻になったときに受信して出力する放送として選択することを特徴とする移動体通信端末。
  2. 請求項1の移動体通信端末において、
    上記アラーム制御手段は、上記アラーム時刻に受信して放送の内容を出力した放送チャネルを次回のアラーム設定の放送チャネルとして設定することを特徴とする移動体通信端末。
  3. 請求項1又は2の移動体通信端末において、
    アラーム音又は楽曲のデータを記憶するデータ記憶手段を備え、
    上記アラーム制御手段は、上記アラーム時刻になったとき、上記放送局からの放送の受信及び出力を実行しない場合は該データ記憶手段からアラーム音又は楽曲のデータを読み出して再生することを特徴とする移動体通信端末。
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