JP2004312120A - 動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置、方法、プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置、方法、プログラム、及び該プログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Abstract

【課題】端末とコンテンツの出力装置の接続を簡単にし、コスト低減やメンテナンス容易化し、更に視聴人が移動しても動的に出力先を変更可能とする。
【解決手段】ネットワーク1000にロケーション対応の映像出力装置300,700、音声出力装置400,800、人の居場所の検出センサ600,900を接続し、更に出力制御ゲートウェイ200を接続する。ゲートウェイ200は、端末500で要求した多重化コンテンツが送られると、データ分離部201でデータの種類別に分離し、同期信号付加部202で各分離データにタイム情報を同期信号として付加し、ロケーション判断部207でセンサ600,900と通信して判断した人の居るロケーションの出力装置アドレスをアドレスDB205内でアクティブにし、このアドレスを出力装置アドレス付加部203で取り出して付加し、ネットワークI/F206から各出力装置に転送する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、デジタルコンテンツを所定の出力装置にネットワーク経由で転送することで出力装置の共有化を図り、またコンテンツの出力先を動的に変更させることが可能な出力装置ネットワーク共有システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、音声や映像など多重化されたデジタルコンテンツが世の中にたくさん存在し、それらをデコードして再生する端末が増加している。例えば、インターネット経由でMPEGコンテンツなどを取得して再生するSTB(Set Top Box)や、DVDメディアを再生するDVDプレイヤなどがある。これらの端末は、多重化コンテンツをデコードして再生するものであり、分離されたデータ(音声や映像など)を出力するためには、別途アンプやディスプレイと音声ケーブルや映像ケーブルで1対1に端末と接続する必要がある。しかし、このような接続作業は大変面倒であり、接続する再生端末が増加すれば、配線が複雑になる。
【0003】
これに対し、オーディオデバイスや映像表示モニタを搭載し、1つの端末で音声や映像を出力できる端末も多数存在する。しかし、これらの端末は、端末ごとにオーディオデバイスや映像表示モニタを搭載する必要があり、大変コストがかかる。また、それらをバージョンアップするには、それぞれの端末で対応する必要があり、大変面倒である。
【0004】
また、現在、デジタルコンテンツの再生中、人がロケーションを移して、移り先のロケーションでもその続きのデジタルコンテンツを視聴しようと思えば、そのデジタルコンテンツを再度、そのロケーションに存在する端末から再生しなおす必要があり、大変面倒であった。
【0005】
ネットワークを共用する出力装置としては、代表的なものにプリンタがある。様々な特許が出願されている(特許文献1)が、本システムは、リアルタイムデータである音声や映像データを対象としたものであり、それらを処理する出力装置を具備したシステムに関するものである。また、人のロケーションに連動して、動的に出力装置を変更させるシステムに関するものである。
【0006】
【特許文献1】
特開平11−353141号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の問題点を解決するためになされたものであり、端末と映像や音声等の出力装置の接続を簡単にし、端末ごとにそれらの出力装置を搭載する必要を無くして、コストの低減やバージョンアップへの対応を容易にするとともに、ある映像や音声等を視聴や観察している人が別のロケーションに移っても、その移り先のロケーションの端末から視聴や観察をしなおす必要のない出力装置のネットワーク共有技術を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明は、出力装置をネットワークに接続して複数の端末で共有するための装置であって、端末が要求したデジタルコンテンツのデータの種類を特定するデータ種類特定手段と、該種類の特定されたデータの出力装置における再生タイミングを指示するタイム情報を作成するタイム情報作成手段と、該種類の特定されたデータに対して該作成されたタイム情報を付加するタイム情報付加手段と、人の居場所を検出する検出手段と通信を行うことによって該人の居場所を判断して該種類の特定されたデータの出力先となる出力装置のアドレスを決定する判断手段と、該決定された出力装置のアドレスを該データに対して付加する出力装置アドレス付加手段と、該タイム情報が付加され該出力装置のアドレスが付加されたデータを出力装置に転送するネットワークインタフェース手段とを具備し、データの出力先を動的に変更することを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置を、その手段とする。
【0009】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、前記データ種類特定手段は、端末が要求した多重化されたデジタルコンテンツをデータの種類別に分離するデータ分離手段であり、前記タイム情報作成手段は、タイム情報を該分離されたデータ同士を同期させるための同期信号とするものであり、前記タイム情報付加手段は、該分離されたデータそれぞれに対して該同期信号を付加する同期信号付加手段であり、前記判断手段は、該分離されたデータそれぞれの出力先となる出力装置のアドレスを決定するものであり、前記出力装置アドレス付加手段は、該分離されたデータそれぞれの出力先となる該決定された出力装置のアドレスを該分離されたデータそれぞれに対して付加するものであり、前記ネットワークインタフェース手段は、該同期信号が付加され該出力装置のアドレスが付加された分離されたデータそれぞれを出力装置に転送するものであることを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置を、その手段とする。
【0010】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、前記タイム情報作成手段は、出力装置とネットワーク同期したタイム情報を作成するものであることを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置を、その手段とする。
【0011】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、前記判断手段は、データの種類別にデータの出力先となる出力装置のアドレスを予め登録したデータベースにおいて、決定した出力先の出力装置のアドレスをアクティブにするものであり、前記出力装置アドレス付加手段は、該アクティブにされた出力装置のアドレスを該データベースから取り出して当該データに付加するものであることを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置を、その手段とする。
【0012】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、データ種類特定手段は、端末が要求したデジタルコンテンツのデータを、コンテンツサーバ、もしくは特定の端末から受け取ることを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置を、その手段とする。
【0013】
あるいは、出力装置をネットワークに接続して複数の端末で共有するための方法であって、端末が要求したデジタルコンテンツのデータの種類を特定するデータ種類特定手順と、該種類の特定されたデータの出力装置における再生タイミングを指示するタイム情報を作成するタイム情報作成手順と、該種類の特定されたデータに対して該作成されたタイム情報を付加するタイム情報付加手順と、人の居場所を検出する検出手段と通信を行うことによって該人の居場所を判断し該種類の特定されたデータの出力先となる出力装置のアドレスを決定する判断手順と、該決定された出力装置のアドレスを該データに対して付加する出力装置アドレス付加手順と、該タイム情報が付加され該出力装置のアドレスが付加されたデータを出力装置に転送するネットワークインタフェース手順とを具備し、データの出力先を動的に変更することを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法を、その手段とする。
【0014】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、前記データ種類特定手順は、端末が要求した多重化されたデジタルコンテンツをデータの種類別に分離するデータ分離手順であり、前記タイム情報作成手順では、タイム情報を該分離されたデータ同士を同期させるための同期信号とし、前記タイム情報付加手順は、該分離されたデータそれぞれに対して該同期信号を付加する同期信号付加手順であり、前記判断手順では、該分離されたデータそれぞれの出力先となる出力装置のアドレスを決定し、前記出力装置アドレス付加手順では、該分離されたデータそれぞれの出力先となる該決定された出力装置のアドレスを該分離されたデータそれぞれに対して付加し、前記ネットワークインタフェース手順では、該同期信号が付加され該出力装置のアドレスが付加された分離されたデータそれぞれを出力装置に転送することを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法を、その手段とする。
【0015】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、前記タイム情報作成手順では、出力装置とネットワーク同期したタイム情報を作成することを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法を、その手段とする。
【0016】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、前記判断手順では、データの種類別にデータの出力先となる出力装置のアドレスを予め登録したデータベースにおいて、決定した出力先の出力装置のアドレスをアクティブにし、前記出力装置アドレス付加手順では、該アクティブにされた出力装置のアドレスを該データベースから取り出して当該データに付加することを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法を、その手段とする。
【0017】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、データ種類特定手順では、端末が要求したデジタルコンテンツのデータを、コンテンツサーバ、もしくは特定の端末から受け取ることを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法を、その手段とする。
【0018】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法における手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとしたことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有プログラムを、その手段とする。
【0019】
あるいは、上記の動的に出力先を変更できるネットワーク出力装置の共有方法における手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとし、該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録したことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有プログラムを記録した記録媒体を、その手段とする。
【0020】
本発明では、図1のイメージ図に示すように、ネットワーク(1000)にロケーション対応の映像出力装置(300,700)や音声出力装置(400,800)などの出力装置と人の居場所を検出する検出手段としてのセンサ(600,900)を接続して、これらの出力装置への端末(500)から要求されたコンテンツデータの出力先の制御(出力制御ゲートウェイ(200)などによる)を人の居場所を判断して行って、これらの出力装置を共有することにより、映像や音声を再生する端末(500)が複数台になっても、配線が複雑になるのを回避し、また、映像や音声を再生する端末(500)それぞれが映像や音声の出力装置を用意する必要を無くしてコストを安くし、さらには、出力装置に対するバージョンアップを含むメンテナンスなどの管理を楽にするとともに、データの出力先を動的に変更して、ある映像や音声等を視聴や観察している人が別のロケーションに移っても、その移り先のロケーションの出力装置からその映像や音声等を継続して視聴や観察できるようにする。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、添付図を参照して、本発明を具体化した実施形態例につき説明し、本発明の理解に供する。尚、以下の実施形態例は本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、ここで記述するネットワークは、インターネットやホームネットワークなど、様々なネットワークを想定する。
【0022】
まず、実施形態例1を、図2、図3、図4及び図5をもとにして説明する。ここで、図2は、実施形態例1に係る出力装置ネットワーク共有システムの構成を示すブロック図、図3(a),(b)は、実施形態例1に係る出力制御ゲートウェイのアドレスデータベース(以下、DB)のデータ例を表す図、図4は、実施形態例1に係る出力装置ネットワーク共有システムの処理手順を示すフローチャート、図5は、人の居場所を判断する処理手順を示すフローチャートである。
【0023】
図2において、出力制御ゲートウェイ200は、映像データや音声データなど多重化されたコンテンツをそれぞれ分離するデータ分離部201と、分離されたそれぞれのデータを同期させるために、同期信号を付加する同期信号付加部202と、同期信号のタイム情報を作成するタイムクロック204と、それぞれのデータを所定の出力装置に転送するために出力装置のアドレスを付加する出力装置アドレス付加部203と、出力装置のアドレスが登録されているアドレスDB205と、人の居場所を判断するロケーション判断部207と、ネットワークインタフェース(以下、I/F)206とを備えている。
【0024】
ロケーション1では、映像出力装置300と音声出力装置400とセンサ600と端末500が存在し、ロケーション2では、映像出力装置700と音声出力装置800とセンサ900が存在する。
【0025】
映像出力装置300と700は、ネットワークI/F301と701、データの再生タイミングを制御する再生制御部302と702、再生のタイミングを与えるタイムクロック303と703、データをデコードするデコーダ304と704、出力デバイスであるモニタ305と705を備えている。
【0026】
音声出力装置400と800は、ネットワークI/F401と801、データの再生タイミングを制御する再生制御部402と802、再生のタイミングを与えるタイムクロック403と803、データをデコードするデコーダ404と804、出力デバイスであるスピーカ405と805を備えている。
【0027】
ここで、端末500が、コンテンツサーバ100に対して、映像データ及び音声データが多重化されたコンテンツ101の要求を行う(S101)と、要求されたコンテンツ101は、出力制御ゲートウェイ200のネットワークI/F206に届けられる(S102)。
【0028】
ネットワークI/F206に届いた多重化コンテンツ101は、データ分離部201に渡され、映像データと音声データに分離される(S103)。例えば、MPEG2−TS(Transport Stream)の多重化ストリーミングデータであれば、TSパケットのヘッダ部に含まれているPID(Packet Identifier)によって、データの種類ごとに分離することができる。
【0029】
分離されたデータは、お互い同期をとるために、タイムクロック204で作成されるタイム情報を用い、同期信号付加部202において同期信号が付加される(S104)。
【0030】
その後、分離されたそれぞれのデータを所定の出力装置に転送するために、出力装置のアドレスが登録されているアドレスDB205から、所定の出力装置のアドレスを引き出し、出力装置アドレス付加部203において、出力装置アドレスがそれぞれのデータに付加される(S105)。ここで、データの出力先となる出力装置は、以下の方法によって決定される。
【0031】
出力制御ゲートウェイ200のロケーション判断部207は、ロケーション1におけるセンサ600とロケーション2におけるセンサ900とネットワークを介して通信することができる。センサ600とセンサ900は、人がロケーション1もしくはロケーション2のどちらに存在するか検知できる装置であり、サーモグラフィーなどによる温度によって検知する方法や、人がICカードなどを差し込むことによって人の居場所を検知する方法など、様々な方法がある。センサ600とセンサ900は、これらの方法によって人の所在を検知し(S201)、ロケーション判断部207に通知する(S202)。その後、ロケーション判断部207は、アドレスDB205において、通知されたロケーションに対応する映像出力装置および音声出力装置のアドレスをアクティブにする(S203)。そして、その情報をもとに、出力装置アドレス付加部203において、アクティブになった(データの出力先に決定された)出力装置のアドレスがデータに付加される。
【0032】
人がロケーション1にいる場合は、映像出力装置300のアドレスおよび音声出力装置のアドレス400がアクティブにされており、映像データに映像出力装置300のアドレス、音声データに音声出力装置400のアドレスが付加される(図3(a)参照)。
【0033】
人がロケーション2にいる場合は、映像出力装置700のアドレスおよび音声出力装置のアドレス800がアクティブにされており、映像データに映像出力装置700のアドレス、音声データに音声出力装置800のアドレスが付加される(図3(b)参照)。
【0034】
このようにして、出力先が決定された上記データは、ネットワークI/F206を介して、指定された出力装置に転送される(S106)。
【0035】
ロケーション1に人がいる場合は、映像データは、まず、映像出力装置300のネットワークI/F301に届けられる(S107)。その後、出力制御ゲートウェイ200の同期信号付加部202によってデータに付加されているタイム情報と、タイムクロック303によるタイム情報との比較から、再生制御部302において再生タイミングが決定され、データがデコーダ304に渡り(S108)、モニタ305にデコードされたデータが表示される(S109)。
【0036】
音声データもまた同様にして、まず、音声出力装置400のネットワークI/F401に届けられる(S107)。その後、出力制御ゲートウェイ200の同期信号付加部202によってデータに付加されているタイム情報と、タイムクロック403によるタイム情報との比較から、再生制御部402において再生タイミングが決定され、データがデコーダ404に渡り(S108)、スピーカ405にデコードされたデータが出力される(S109)。
【0037】
このようにして、多重化コンテンツは分離されて、ネットワーク経由でそれぞれ所定の出力装置に転送され、同期して出力することが可能となる。また、人がロケーションを変更しても、コンテンツは自動的に所定の出力装置に転送される。
【0038】
ここで、出力制御ゲートウェイ200のタイムクロック204、映像出力装置300と700のタイムクロック303と703、音声出力装置400と800のタイムクロック403と803は、ネットワーク同期など何らかの方法で同期しているものとする。
【0039】
また、実施形態例1では、上記出力制御ゲートウェイ200をハードウェアとして記載しているが、ソフトウェアとして実現しても構わない。コンテンツ101は、多重化されたデータでなくても構わない(例えば、音声データのみ)。この場合には、データの種類を特定し、その特定されたデータの種類に対する出力装置のアドレスを取り出して付加すればよい。
【0040】
次に、実施形態例2を、図6および図7をもとにして説明する。ここで、図6は、実施形態例2に係る出力装置ネットワーク共有システムの構成を示すブロック図、図7は、実施形態例2に係る出力装置のネットワーク共有方法の処理手順を示すフローチャートである。
【0041】
実施形態例1では、ネットワーク上にある多重化されたコンテンツを端末が要求した際の動作について示したが、実施形態例2では、端末ローカルに存在する多重化コンテンツの要求を行った場合の動作について示す。
【0042】
ここで、端末501が、ローカルに存在する多重化デジタルコンテンツ102、例えばDVDメデイアなどの再生要求を行う(S301)と、要求されたコンテンツ102は、出力制御ゲートウェイ200のネットワークI/F206に転送される(S302)。その後は、実施形態例1のS103〜S109及びS201〜S203と同様にして、コンテンツ102は、多重化データが分離され、同期信号が付加され、そして、アクティブな出力装置アドレスがアドレスDB205から取り出され、それぞれのデータに付加され、ネットワークI/F206を介して所定の出力装置に転送、そして同期出力される(S303)。
【0043】
なお、図2および図6で示した装置における各部の処理機能をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータを用いて実行して本発明を実現することができること、あるいは、図4、図5および図7で示した処理手順をコンピュータのプログラムで構成し、そのプログラムをコンピュータに実行させることができることは言うまでもなく、コンピュータでその処理機能を実現するためのプログラム、あるいは、コンピュータにその処理手順を実行させるためのプログラムを、そのコンピュータが読み取り可能な記録媒体、例えば、フレキシブルディスクや、MO、ROM、メモリカード、CD、DVD、リムーバブルディスクなどに記録して、保存したり、配布したりすることが可能である。また、上記のプログラムをインターネットや電子メールなど、ネットワークを通して提供することも可能である。このように、記録媒体やネットワークにより提供されたプログラムをコンピュータにインストールすることで、本発明を実施することが可能となる。
【0044】
【発明の効果】
本発明によれば、ネットワークを利用して音声や映像などめ出力装置を共有することで、再生端末が複数台になっても、配線が複雑になることはない。また、出力装置を共有化するため、再生端末それぞれに対して出力デバイスを用意する必要がなく、コストが安くなり、また、出力デバイスに対するメンテナンスなどの管理も楽になる。さらに、出力装置がネットワークと接続されているため、コンテンツの再生中、ロケーションを変更しても、移り先のロケーションにある出力装置から引き続きデータを出力することが可能であり、シームレスなサービスを享受することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によりネットワークを利用して出力装置を共有化したイメージ図
【図2】本発明の実施形態例1に係る出力装置のネットワーク共有システムの構成を示すブロック図
【図3】(a),(b)は、上記実施形態例1に係る出力制御ゲートウェイのアドレスDBのデータ例を示す図
【図4】上記実施形態例1に係る出力装置のネットワーク共有方法の処理手順を示すフローチャート
【図5】上記実施形態例1に係る人の居場所を判断する処理手順を示すフローチャート
【図6】本発明の実施形態例2に係る出力装置のネットワーク共有システムの構成を示すブロック図
【図7】上記実施形態例2に係る出力装置のネットワーク共有方法の処理手順を示すフローチャート
【符号の説明】
1,2…ロケーション
100…コンテンツサーバ
101…多重化コンテンツ
102…多重化コンテンツ
200…出力制御ゲートウェイ
201…データ分離部
202…同期信号付加部
203…出力装置アドレス付加部
204…タイムクロック
205…アドレスDB(データベース)
206…ネットワークI/F(インタフェース)
207…ロケーション判断部
300…ロケーション1における映像出力装置
301…ネットワークI/F
302…再生制御部
303…タイムクロック
304…デコーダ
305…モニタ
400…ロケーション1における音声出力装置
401…ネットワークI/F
402…再生制御部
403…タイムクロック
404…デコーダ
405…スピーカ
500…端末
501…端末
600…ロケーション1におけるセンサ
700…ロケーション2における映像出力装置
701…ネットワークI/F
702…再生制御部
703…タイムクロック
704…デコーダ
705…モニタ
800…ロケーション2における音声出力装置
801…ネットワークI/F
802…再生制御部
803…タイムクロック
804…デコーダ
805…スピーカ
900…ロケーション2におけるセンサ
1000…ネットワーク

Claims (12)

  1. 出力装置をネットワークに接続して複数の端末で共有するための装置であって、
    端末が要求したデジタルコンテンツのデータの種類を特定するデータ種類特定手段と、
    該種類の特定されたデータの出力装置における再生タイミングを指示するタイム情報を作成するタイム情報作成手段と、
    該種類の特定されたデータに対して該作成されたタイム情報を付加するタイム情報付加手段と、
    人の居場所を検出する検出手段と通信を行うことによって該人の居場所を判断して該種類の特定されたデータの出力先となる出力装置のアドレスを決定する判断手段と、
    該決定された出力装置のアドレスを該データに対して付加する出力装置アドレス付加手段と、
    該タイム情報が付加され該出力装置のアドレスが付加されたデータを出力装置に転送するネットワークインタフェース手段とを具備し、
    データの出力先を動的に変更する
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置。
  2. 請求項1に記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、
    前記データ種類特定手段は、端末が要求した多重化されたデジタルコンテンツをデータの種類別に分離するデータ分離手段であり、
    前記タイム情報作成手段は、タイム情報を該分離されたデータ同士を同期させるための同期信号とするものであり、
    前記タイム情報付加手段は、該分離されたデータそれぞれに対して該同期信号を付加する同期信号付加手段であり、
    前記判断手段は、該分離されたデータそれぞれの出力先となる出力装置のアドレスを決定するものであり、
    前記出力装置アドレス付加手段は、該分離されたデータそれぞれの出力先となる該決定された出力装置のアドレスを該分離されたデータそれぞれに対して付加するものであり、
    前記ネットワークインタフェース手段は、該同期信号が付加され該出力装置のアドレスが付加された分離されたデータそれぞれを出力装置に転送するものである
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置。
  3. 請求項1または2に記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、
    前記タイム情報作成手段は、
    出力装置とネットワーク同期したタイム情報を作成するものである
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれかに記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、
    前記判断手段は、データの種類別にデータの出力先となる出力装置のアドレスを予め登録したデータベースにおいて、決定した出力先の出力装置のアドレスをアクティブにするものであり、
    前記出力装置アドレス付加手段は、該アクティブにされた出力装置のアドレスを該データベースから取り出して当該データに付加するものである
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれかに記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置において、
    データ種類特定手段は、
    端末が要求したデジタルコンテンツのデータを、コンテンツサーバ、もしくは特定の端末から受け取る
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有装置。
  6. 出力装置をネットワークに接続して複数の端末で共有するための方法であって、
    端末が要求したデジタルコンテンツのデータの種類を特定するデータ種類特定手順と、
    該種類の特定されたデータの出力装置における再生タイミングを指示するタイム情報を作成するタイム情報作成手順と、
    該種類の特定されたデータに対して該作成されたタイム情報を付加するタイム情報付加手順と、
    人の居場所を検出する検出手段と通信を行うことによって該人の居場所を判断し該種類の特定されたデータの出力先となる出力装置のアドレスを決定する判断手順と、
    該決定された出力装置のアドレスを該データに対して付加する出力装置アドレス付加手順と、
    該タイム情報が付加され該出力装置のアドレスが付加されたデータを出力装置に転送するネットワークインタフェース手順とを具備し、
    データの出力先を動的に変更する
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法。
  7. 請求項6に記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、
    前記データ種類特定手順は、端末が要求した多重化されたデジタルコンテンツをデータの種類別に分離するデータ分離手順であり、
    前記タイム情報作成手順では、タイム情報を該分離されたデータ同士を同期させるための同期信号とし、
    前記タイム情報付加手順は、該分離されたデータそれぞれに対して該同期信号を付加する同期信号付加手順であり、
    前記判断手順では、該分離されたデータそれぞれの出力先となる出力装置のアドレスを決定し、
    前記出力装置アドレス付加手順では、該分離されたデータそれぞれの出力先となる該決定された出力装置のアドレスを該分離されたデータそれぞれに対して付加し、
    前記ネットワークインタフェース手順では、該同期信号が付加され該出力装置のアドレスが付加された分離されたデータそれぞれを出力装置に転送する
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法。
  8. 請求項6または7に記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、
    前記タイム情報作成手順では、
    出力装置とネットワーク同期したタイム情報を作成する
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法。
  9. 請求項6乃至8のいずれかに記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、
    前記判断手順では、データの種類別にデータの出力先となる出力装置のアドレスを予め登録したデータベースにおいて、決定した出力先の出力装置のアドレスをアクティブにし、
    前記出力装置アドレス付加手順では、該アクティブにされた出力装置のアドレスを該データベースから取り出して当該データに付加する
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法。
  10. 請求項6乃至9のいずれかに記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法において、
    データ種類特定手順では、
    端末が要求したデジタルコンテンツのデータを、コンテンツサーバ、もしくは特定の端末から受け取る
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法。
  11. 請求項6乃至10のいずれかに記載の動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有方法における手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとした
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有プログラム。
  12. 請求項6乃至10のいずれかに記載の動的に出力先を変更できるネットワーク出力装置の共有方法における手順を、コンピュータに実行させるためのプログラムとし、
    該プログラムを、該コンピュータが読み取りできる記録媒体に記録した
    ことを特徴とする動的に出力先を変更できる出力装置のネットワーク共有プログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014053745A (ja) * 2012-09-06 2014-03-20 Sharp Corp 受信機、テレビジョン受像機、管理方法、ホームネットワークシステム、プログラム、および記録媒体
CN114003519A (zh) * 2020-07-28 2022-02-01 本田技研工业株式会社 信息共享系统和信息共享方法

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