JP3544486B2 - マルチメディア通信制御方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

マルチメディア通信制御方法およびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は,通信ネットワーク上で,映像・音声情報の配信,再生を行うマルチメディア通信制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
現在,ネットワーク上で映像・音声情報の配信または再生を扱う技術において,配信・再生する映像・音声に対して,複数の映像・音声間におけるリンクのアンカーの設定,映像・音声の再生開始からの時間経過に伴うアンカーの設定の変化,他のプログラムや装置の機能の利用方法を規定する方法が存在する。
【0003】
その方法としては,ネットワーク上で映像・音声配信再生技術において複数の映像・音声の制御を行うWWWコンソーシアム(W3C)規格のSMILに代表される方法や,WWWブラウザで表示されるHTMLにおいて複数の映像・音声の制御を行うJavaScriptやCGI(Common Gateway Interface)に代表されるプログラム言語による制御方法が存在する。
【0004】
上記の方法において,配信・再生される映像・音声に対するハイパーリンクの設定方法や他の装置の利用方法など,映像・音声情報に付随する情報(以降,付随情報という)の蓄積方法や配信方法における処理方法を示すと,配信・再生する映像・音声の指定情報の処理方法と付随情報の処理方法には差異がない。
【0005】
例えば,SMILでは,配信・再生する映像・音声の指定情報と付随情報は同一の場所に記述されている。また,JavaScript,CGIでは,プログラムの参照するデータベースとして,配信・再生する映像・音声の指定情報と付随情報は同一の情報として同一のプログラム内に記述されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように映像・音声情報の再生方法と付随情報を扱う方法においては,映像や音声の再生中,とりわけライブ中継やラジオ放送をネットワーク上で放送するときに,クライアント装置においてリンクのアンカー情報の変更を行うことができなかった。
【0007】
例をあげると,SMILでは,クライアント装置は,映像の再生開始時にすべての付随情報についての情報をサーバ装置から取得する。したがって,再生開始後に付随情報を変更した場合,すでにサーバ装置から付随情報を獲得し,映像・音声の再生を行っているクライアント装置に対し,変更内容を通知することができなかった。
【0008】
JavaScriptにおいては,WWWブラウザがHTMLの情報の獲得時にすべての付随情報の内容を獲得するので,同様の理由によりクライアント装置に付随情報の変更内容を通知することができなかった。
【0009】
また,CGIを利用する場合には,WWWブラウザの表示コンテンツに,リンク先としてCGIプログラムを指定することで,クライアント装置に付随情報の変更を通知することが可能であったが,サーバ装置から付随情報の変更を送るタイミングと,クライアント装置が映像・音声を再生するタイミングとの同期は,とられていなかった。
【0010】
本発明は,従来の技術を用いて通信ネットワーク上で映像・音声情報を配信する場合に生じていた,映像・音声の再生中には付随情報の変更ができないという問題を解決し,映像・音声の再生中においても付随情報の変更をクライアント装置に通知し,映像・音声の再生と付随情報の変更に同期をとることを可能とすることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は,以上の目的を達成するために,通信ネットワーク上でサーバ装置からクライアント装置に映像・音声情報を配信し,再生を行う映像・音声配信方法において,映像・音声情報とは別に付随情報の配信と受信とを行い,映像や音声の再生中においても,サーバ装置とクライアント装置間で付随情報の配信と変更の通知を行えるようにしたことを特徴とする。
【0012】
上記のように映像や音声の再生中においても,サーバ装置とクライアント装置間で付随情報の配信と変更を行えるようにするために,例えば以下のような各機能を持つ手段を,サーバ装置とクライアント装置に設ける。
【0013】
サーバ装置には,映像・音声情報に付随し,外部装置の機能を利用することにより映像・音声情報の内容を補完する方法に関する情報を含む付随情報を,映像・音声の各部分毎に保持し蓄積する付随情報蓄積手段と,クライアント装置からの付随情報配信要求を受ける付随情報配信要求受信手段と,付随情報を配信する付随情報配信手段と,蓄積した付随情報の管理と付随情報の配信の管理を行う付随情報配信制御手段とを設ける。
【0014】
また,クライアント装置には,ユーザの要求に基づいて付随情報の配信をサーバ装置に要求する付随情報配信要求送信手段と,付随情報の配信要求を送信したときに映像・音声の再生位置を獲得する映像・音声再生位置抽出手段と,サーバ装置から配信してきた付随情報を受信する付随情報受信手段と,受信した付随情報を解読し,付随情報の対応する映像・音声の再生位置と実際に再生している再生映像・音声位置との同期をとる付随情報制御手段と,受信した付随情報を表示する付随情報表示手段と,付随情報のユーザからの配信要求の入力,および付随情報表示手段から利用する外部装置を選択するための付随情報操作手段と,付随情報操作手段からの入力に基づいて外部装置を起動させる外部装置制御手段とを設ける。
【0015】
本発明の作用は,以下のとおりである。上述の手段を持つサーバ装置およびクライアント装置において,クライアント装置の付随情報配信要求送信手段とサーバ装置の付随情報配信要求受信手段は,映像・音声情報の配信要求とは独立して,付随情報の配信要求をクライアント装置からサーバ装置に送信している。サーバ装置においては,付随情報蓄積手段,付随情報配信制御手段,付随情報配信手段が付随情報の配信処理を行うことで,映像・音声情報の配信処理とは独立して付随情報の配信を行っている。
【0016】
一方,クライアント装置においては,付随情報受信手段と付随情報制御手段を設けることで,付随情報の受信処理を映像・音声情報の受信処理とは独立して行っており,また付随情報表示手段,付随情報操作手段,外部装置制御手段を設けることで,映像・音声の再生とは独立して外部装置の利用を行っている。
【0017】
したがって,本発明では,映像・音声情報の配信または再生の処理とは独立して,付随情報の配信または受信を行うことが可能となり,サーバ装置,クライアント装置が映像・音声情報の配信または再生中においても,クライアント装置に対して付随情報の変更を通知することが可能となり,クライアント装置において映像・音声の再生と付随情報の変更の同期をとることが可能になる。
【0018】
以上のサーバ装置およびクライアント装置の各処理手段を計算機によって実現するためのプログラムは,計算機が読み取り可能な可搬媒体メモリ,半導体メモリ,ハードディスクなどの適当な記録媒体に格納することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下,本発明の実施の形態について,図を用いて説明する。図1は,本発明に係るサーバ装置の構成例を示す図であり,図2は,本発明に係るクライアント装置の構成例を示す図である。サーバ装置10とクライアント装置20とは,通信ネットワーク100を経由して接続される。一般に,クライアント装置20は,通信ネットワーク100に複数台接続されている。
【0020】
図1に示すように,サーバ装置10は,映像・音声情報を蓄積する映像・音声情報蓄積手段101と,映像・音声情報の配信を制御する映像・音声情報配信制御手段102と,クライアント装置20からの映像・音声情報配信要求を受信する映像・音声情報配信要求受信手段103と,蓄積した映像・音声情報を配信する映像・音声情報配信手段104と,映像・音声情報に付随し,外部装置30(図示しない)の機能を利用することにより映像・音声情報の内容を補完するための外部装置30を利用する方法に関する情報を含む付随情報を,映像・音声情報の各部分毎に蓄積し保持する付随情報蓄積手段111と,蓄積した付随情報の管理と付随情報の配信の管理を行う付随情報配信制御手段112と,クライアント装置20からの付随情報配信要求を受信する付随情報配信要求受信手段113と,付随情報を配信するための付随情報配信手段114とを備える。上記映像・音声情報蓄積手段101の代わりに,または映像・音声情報蓄積手段101の他に,カメラ等からの映像・音声情報入力手段を用いることもできる。
【0021】
ここで,外部装置30の機能を利用するとは,必ずしも以下に説明するものに限定されるわけではないが,例えばある映像・音声の再生中に,その再生中の部分に関係する特定の通話先のインターネット電話を利用したり,WWWブラウザにより特定のホームページにアクセスしたり,特定のFTP(File Transfer Protocol)サーバにアクセスして,あるファイルを転送したり獲得したりするというようなことである。
【0022】
図2に示すように,クライアント装置20は,再生された映像・音声を出力する再生映像・音声出力手段201と,配信された映像・音声情報を操作する映像・音声情報操作手段202と,配信された映像・音声情報の再生を制御する再生制御手段203と,映像・音声情報配信要求をサーバ装置10に送信する映像・音声情報配信要求送信手段204と,配信された映像・音声情報を受信する映像・音声情報受信手段205と,映像・音声再生中にユーザが付随情報の獲得要求を出した場合に,映像・音声再生位置を獲得する映像・音声再生位置抽出手段206と,ユーザからの付随情報の配信要求を入力し,付随情報表示手段212から利用する外部装置30を選択する付随情報操作手段211と,受信した付随情報を表示する付随情報表示手段212と,受信した付随情報を解読し,付随情報の対応する映像・音声再生位置と実際に再生制御手段203が再生している映像・音声再生位置との同期をとる付随情報制御手段213と,ユーザの要求に基づいて付随情報の配信をサーバ装置10に要求する付随情報配信要求送信手段214と,サーバ装置10から配信してきた付随情報を受信する付随情報受信手段215と,付随情報操作手段211からの入力に基づいて外部装置30を起動させる外部装置制御手段216とを備える。
【0023】
例えば再生中の映像・音声情報の部分に付随する付随情報として,(a) 外部装置にインターネット電話を利用するときの通話先情報,(b) 外部装置にWWWブラウザを利用するときの接続先情報,(c) 外部装置にFTPサーバを利用するときの接続先情報,が設定されているとき,付随情報操作手段211がユーザから付随情報の利用要求を入力すると,付随情報表示手段212は,付随情報操作手段211からの通知により,そのときの付随情報に基づいて,利用可能な外部装置として,(a) インターネット電話,(b) WWWブラウザ,(c) FTPサーバがあることを表示する。ユーザが付随情報操作手段211により外部装置を選択すると,外部装置制御手段216に対して,そのときの付随情報とユーザの選択情報とが通知され,外部装置制御手段216は,通知された付随情報に基づいてユーザが選択した外部装置30を呼び出す。
【0024】
サーバ装置10およびクライアント装置20における映像・音声情報の配信に関する手段として,例えば以下の(1)〜(3)の実装が可能である。
【0025】
(1)クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204は,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信する。サーバ装置10の映像・音声情報配信手段104は,クライアント装置20の再生制御手段203が映像・音声の再生を開始する前に,映像・音声情報の全情報をクライアント装置20に配信する。
【0026】
(2)クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204は,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信する。再生制御手段203は,サーバ装置10が映像・音声情報の配信を開始した時に,映像・音声情報の一部分をクライアント装置20が受信すると同時に映像・音声の再生を開始する。
【0027】
(3)クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204は,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信する。サーバ装置10の映像・音声情報配信手段104は,サーバ装置10に映像・音声情報配信要求を出した単数もしくは複数のクライアント装置20に対して,同内容の映像・音声情報を同時に配信する。
【0028】
また,サーバ装置10およびクライアント装置20における付随情報の配信に関する手段として,例えば以下の(1)〜(5)の実装が可能である。
【0029】
(1)クライアント装置20の付随情報配信要求送信手段214は,映像・音声情報の再生開始時にサーバ装置10に対して付随情報の配信要求を送信する。サーバ装置10の付随情報配信制御手段112と付随情報配信手段114は,付随情報配信要求を受けると,クライアント装置20の映像・音声の再生開始前に,クライアント装置20に対して必要な付随情報を配信する。
【0030】
(2)サーバ装置10の付随情報配信制御手段112と付随情報配信手段114は,一定間隔で付随情報を配信し続ける。また,クライアント装置20の付随情報制御手段213は,一定間隔で配信される付随情報と映像音声配信情報要求の送信時に獲得した付随情報とを比較し,これらが異なる場合に付随情報の変更を行う。
【0031】
(3)クライアント装置20の付随情報配信要求送信手段214は,映像・音声情報の再生開始時に,サーバ装置10に対して付随情報の配信要求を出す。サーバ装置10の付随情報配信制御手段112と付随情報配信手段114は,付随情報の配信要求を受けると,映像・音声情報の配信と付随情報の配信を同期して行い,映像の各部分に対応した付随情報をクライアント装置20に配信する。
【0032】
(4)クライアント装置20の映像・音声再生位置抽出手段206は,映像・音声情報の再生中にユーザが付随情報の獲得要求を出した時に,映像・音声再生位置情報を獲得する。また,付随情報配信要求送信手段214は,サーバ装置10に対して,獲得した映像・音声再生位置情報を伴う付随情報の配信要求を送信する。サーバ装置10の付随情報配信手段114は,この配信要求を受けると,受信した映像・音声再生位置に対応した付随情報を配信する。
【0033】
(5)サーバ装置10の付随情報配信制御手段112は,付随情報に変更が生じた場合に,変更が生じたことを認識し,付随情報配信手段114にその変更の生じた付随情報の配信を指示する。付随情報配信手段114は,付随情報配信制御手段112から付随情報の変更の通知を受けた場合に変更の生じた付随情報をクライアント装置20に対して配信する。
【0034】
これらの各手段により,本発明は,サーバ装置10が映像・音声情報を配信し,クライアント装置20が映像・音声を再生する映像・音声配信再生機能に加えて,クライアント装置20が,サーバ装置10に付随情報配信要求を送信し,配信要求を受けたサーバ装置10が付随情報を配信する付随情報配信機能と,クライアント装置20が,付随情報に基づいて外部装置30を呼び出す外部装置起動機能を有する。以下に,各実施の形態における処理の流れを説明する。なお,以下の説明における第1および第2の実施の形態は,本発明に関連する技術の実施の形態であり,第3および第4の実施の形態は,本発明に係る実施の形態である。
【0035】
〔第1の実施の形態〕
図3は,第1の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。図3に示す処理の流れは,サーバ装置10とクライアント装置20間で,クライアント装置20からサーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信したときに,クライアント装置20が映像・音声の再生を開始する前に,映像情報・付随情報のすべての情報を,サーバ装置10からクライアント装置20に配信し,また,付随情報を定期的にサーバ装置10からクライアント装置20に配信し,付随情報に変更が生じる場合に付随情報の変更を行う方法において,付随情報を利用するときのものである。
【0036】
クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204から,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求信号と付随情報配信要求信号を送信すると,それぞれの信号をサーバ装置10の映像・音声情報配信要求受信手段103と付随情報配信要求受信手段113が受信する(S101,S102)。サーバ装置10は映像・音声情報配信要求信号を受信すると,要求された映像・音声情報の必要な全情報を,映像・音声情報配信手段104からクライアント装置20に配信する(S103)。その時,配信する映像・音声情報に付随する付随情報の全情報も,同時に付随情報配信手段114からクライアント装置20に配信する(S104)。
【0037】
クライアント装置20では,全映像・音声情報と全付随情報をそれぞれ映像・音声情報受信手段205と付随情報受信手段215とで受信し,映像・音声の再生を開始する(S105)。ただし,クライアント装置20は要求した映像・音声情報または付随情報が配信されてこなかった場合には,サーバ装置10に対して映像・音声情報,付随情報の再送要求をそれぞれ映像・音声情報配信要求送信手段204,付随情報配信要求送信手段214から送信し,再度,サーバ装置10に対して映像・音声情報または付随情報の配信を要求する。
【0038】
サーバ装置10は,一定間隔で付随情報を付随情報配信手段114からクライアント装置20に配信する。クライアント装置20の付随情報制御手段213は,付随情報受信手段215で付随情報を受信するたびに,映像・音声情報配信要求時に獲得した付随情報と新たに受信した付随情報との比較を行い,映像・音声情報配信要求時に獲得した付随情報と新たに受信した付随情報が異なるときには,保持する付随情報を新たに受信した付随情報に置き換える(S106)。
【0039】
ユーザは再生映像・音声を確認し,外部装置30の機能を利用するときには,外部装置30の機能の利用要求を付随情報操作手段211からクライアント装置20に入力する(S107)。外部装置30の機能の利用要求が入力されると,再生制御手段203は映像・音声の再生を一時停止し,再生停止位置情報を映像・音声再生位置抽出手段206に渡す(S108,S109)。同時に付随情報制御手段213にも再生停止位置情報を渡す。
【0040】
再生停止位置情報を受け取ると,付随情報制御手段213はサーバ装置10から受信した付随情報を参照し,再生停止位置情報と照らし合わせることで,外部装置30の実行すべき行動(以降,外部情報起動条件という)を決定する(S110)。
【0041】
外部情報起動条件が決定すると,付随情報制御手段213は外部装置制御手段216に外部情報起動条件を渡す。外部装置制御手段216は,外部情報起動条件を受け取ると,外部情報起動条件に基づいて外部装置30を起動する。
【0042】
例えば,図4に示すような付随情報を例にとると,再生開始からの経過時間で映像・音声の各部分を認識する場合,経過時間がLt(0<Lt<L1)とすると,Locationの特定情報から判定して, information[0]401が有効になる。この時,ユーザが外部装置30としてWWWブラウザを選択していた場合には,WWWブラウザは付随情報のinformation[0]401に書かれている「Browser[0]=http://www.********* 」のパラメータに従い,http://www.*********のURLを開く(S111)。
【0043】
外部情報起動条件が決定すると,付随情報制御手段213は外部装置制御手段216に外部情報起動条件を渡す。外部情報起動条件を受け取ると,外部装置制御手段216は,外部情報起動条件に基づいて外部装置30を起動する(S112)。
【0044】
ユーザが外部装置30の利用を停止すると,外部装置制御手段216は,外部装置30の終了信号を検出する(S113)。外部装置制御手段216は,外部装置30の終了信号を検出すると再生制御手段203に対して,再生再開要求を出す。再生再開要求を受けると再生制御手段203は,映像・音声再生位置抽出手段206から再生停止位置情報を獲得し,再生停止位置から再生を再開する(S114)。
【0045】
以上のように,本実施の形態では,クライアント装置20は定期的に付随情報を受信する。これにより,付随情報に変更が生じた場合に,クライアント装置20は変更された付随情報をサーバ装置10から獲得し,クライアント装置20における映像・音声の再生と変更された付随情報との同期が可能となる。
【0046】
〔第2の実施の形態〕
図5は,第2の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。図5に示す処理の流れは,サーバ装置10とクライアント装置20間で,クライアント装置20からサーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信したときに,サーバ装置10から配信する映像情報・付随情報をクライアント装置20が受信すると同時に映像・音声の再生を開始する場合において,付随情報を利用するときのものである。
【0047】
クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204から,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求信号と付随情報配信要求信号を送信すると,これらの信号を,それぞれサーバ装置10の映像・音声情報配信要求受信手段103と付随情報配信要求受信手段113が受信する(S201,S202)。サーバ装置10は映像・音声情報配信要求信号を受信すると,要求された映像・音声情報を,映像・音声情報配信手段104からクライアント装置20に継続的に配信する(S203)。その時,配信する映像・音声情報に付随する付随情報も,同時に付随情報配信手段114からクライアント装置20に継続的に配信する(S204)。
【0048】
クライアント装置20は,映像・音声情報と付随情報とをそれぞれ映像・音声情報受信手段205と付随情報受信手段215で受信すると,受信と同時に映像・音声の再生を開始する(S205)。ただし,通信ネットワーク100上で送られてくる情報の損失の有無を確認し,情報の損失が認められる場合には,クライアント装置20はサーバ装置10に対して損失した情報の再送要求を映像・音声情報または付随情報のそれぞれについて映像・音声情報配信要求送信手段204,付随情報配信要求送信手段214から送信する。
【0049】
また,配信された映像・音声情報と付随情報との同期をとる作業を,映像・音声を再生する前に行う必要がある。したがって,映像・音声情報および付随情報を映像・音声を再生する際に前もって獲得している必要があり,映像・音声情報および付随情報の獲得は,映像・音声の再生に先立って行う。例えば,情報の再送要求の処理,映像・音声情報,付随情報の同期に,3秒の時間が必要であれば,クライアント装置20は少なくとも3秒分の映像・音声情報,付随情報を映像・音声の再生よりも先に獲得する。
【0050】
ユーザは再生映像・音声を確認し外部装置30の機能を利用するときには,外部装置30の機能の利用要求を付随情報操作手段211からクライアント装置20に入力する(S206)。外部装置30の機能の利用要求が入力されると,再生制御手段203は,外部装置30の機能の利用要求が入力された時点の再生位置情報を付随情報制御手段213に渡す(S207,S208)。
【0051】
再生位置情報を受け取ると,付随情報制御手段213はサーバ装置10から受信した付随情報を参照し,再生位置情報と照らし合わせることで,外部情報起動条件を決定する(S209)。
【0052】
図4に示す付随情報を例にとると,再生開始からの経過時間で映像・音声の各部分を認識する場合,経過時間がLt(0<Lt<L1)とすると,information[0]401が有効になる。この時,ユーザが外部装置30としてWWWブラウザを選択していた場合には,WWWブラウザは付随情報のinformation[0]401に書かれている「Browser[0]=http://www.********* 」のパラメータに従い,http://www.*********のURLを開く(S210)。
【0053】
外部情報起動条件が決定すると,付随情報制御手段213は外部装置制御手段216に外部情報起動条件を渡す。外部情報起動条件を受け取ると,外部装置制御手段216は,外部情報起動条件に基づいて外部装置30を起動する(S211)。
【0054】
ユーザが外部装置30の利用を停止すると,外部装置制御手段216は,外部装置30の終了信号を検出し,外部装置30が終了したことを確認する(S212)。
【0055】
以上のように,本実施の形態では,クライアント装置20は継続的に付随情報を受信する。これにより,付随情報に変更が生じた場合に,クライアント装置20は常に変更された付随情報をサーバ装置10から獲得し,クライアント装置20における映像・音声の再生と変更された付随情報との同期が可能となる。
【0056】
〔第3の実施の形態〕
図6は,第3の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。図6に示す処理の流れは,サーバ装置10とクライアント装置20間で,クライアント装置20からサーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信したときに,クライアント装置20が映像・音声の再生を開始する前にサーバ装置10からクライアント装置20に映像情報のすべての情報を配信し,付随情報についてはユーザから外部装置30の機能の利用要求が入力されたときのみサーバ装置10に対して配信要求を送信し,クライアント装置20に配信する方法において付随情報を利用するときのものである。
【0057】
クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204から,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求信号を送信すると,サーバ装置10の映像・音声情報配信要求受信手段103が映像・音声情報配信要求信号を受信する(S301)。サーバ装置10は映像・音声情報配信要求信号を受信すると,要求された映像・音声情報の情報を,映像・音声情報配信手段104からクライアント装置20に配信する(S302)。
【0058】
全映像・音声情報を映像・音声情報受信手段205で受信すると,クライアント装置20は映像・音声の再生を開始する(S303)。ただし,クライアント装置20は要求した映像・音声情報が配信されてこなかった場合には,サーバ装置10に対して映像・音声情報,付随情報の再送要求をそれぞれ映像・音声情報配信要求送信手段204,付随情報配信要求送信手段214から送信し,再度,サーバ装置10に対して映像・音声情報または付随情報の配信を要求する。
【0059】
ユーザは再生映像・音声を確認し,外部装置30の機能を利用するときには,外部装置30の機能の利用要求を付随情報操作手段211からクライアント装置20に入力する(S304)。外部装置30の機能の利用要求が入力されると,再生制御手段203は,外部装置30の機能の利用要求が入力された時点における映像・音声再生位置情報を付随情報制御手段213に渡す(S305,S306)。
【0060】
再生位置情報を受け取ると,付随情報制御手段213は,サーバ装置10に対して,映像・音声再生位置情報を送信するとともに,付随情報の配信要求を付随情報配信要求送信手段214から送信する(S307)。映像・音声再生位置情報と付随情報配信要求を付随情報配信要求受信手段113で受け取ると,サーバ装置10は映像・音声再生位置情報をもとに,クライアント装置20に配信すべき付随情報を確定し,付随情報を付随情報配信手段114から配信する(S308)。ただし,クライアント装置20は要求した付随情報が配信されてこなかった場合には,サーバ装置10に対して付随情報の再送要求を付随情報配信要求送信手段214から送信し,再度,サーバ装置10に対して付随情報の配信を要求する。
【0061】
付随情報受信手段215で付随情報を受信すると,付随情報をもとに外部情報起動条件を決定する(S309)。外部装置起動条件が決定すると付随情報制御手段213は外部装置制御手段216に外部情報起動条件を渡す。外部情報起動条件を受け取ると,外部装置制御手段216は,外部情報起動条件に基づいて外部装置30を起動する。
【0062】
図4に示す付随情報を例にとると,再生開始からの経過時間で映像・音声の各部分を認識する場合,経過時間がLt(0<Lt<L1)とすると,information[0]401が有効になる。この時,ユーザが外部装置としてWWWブラウザを選択していた場合には,WWWブラウザは付随情報のinformation[0]401に書かれている「Browser[0]=http://www.********* 」のパラメータに従い,http://www.*********のURLを開く(S310)。
【0063】
外部情報起動条件が決定すると,付随情報制御手段213は外部装置制御手段216に外部情報起動条件を渡す。外部情報起動条件を受け取ると,外部装置制御手段216は,外部情報起動条件に基づいて外部装置30を起動する(S311)。
【0064】
ユーザが外部装置30の利用を停止すると,外部装置制御手段216は,外部装置30の終了信号を検出し,外部装置30が終了したことを確認する(S312)。
【0065】
以上のように,本実施の形態では,クライアント装置20は事前に付随情報を保持しないが,ユーザからの要求に応じて,サーバ装置10に付随情報の配信を要求することで付随情報を獲得する。その結果,クライアント装置20は付随情報に変更が生じた場合に,サーバ装置10の持つ変更された付随情報を獲得し,クライアント装置20における映像・音声の再生と変更された付随情報との同期が可能となる。
【0066】
〔第4の実施の形態〕
図7は,第4の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。図7に示す処理の流れは,サーバ装置10とクライアント装置20間で,クライアント装置20からサーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求を送信したときに,サーバ装置10から配信する映像情報を受信すると同時にクライアント装置20は映像・音声の再生を開始し,付随情報はクライアント装置20が映像・音声の再生を開始する前に必要な情報すべてをサーバ装置10から獲得し,付随情報の変更が生じたときには,その変更情報をサーバ装置10がクライアント装置20に対して配信する場合に付随情報を利用するときのものである。
【0067】
クライアント装置20の映像・音声情報配信要求送信手段204から,サーバ装置10に対して映像・音声情報配信要求信号と付随情報配信要求信号とを送信すると,それぞれサーバ装置10の映像・音声情報配信要求受信手段103と付随情報配信要求受信手段113が受信する(S401,S402)。サーバ装置10は映像・音声情報配信要求信号を受信すると,要求された映像・音声情報を,映像・音声情報配信手段104からクライアント装置20に配信する。その時,配信する映像・音声情報に付随する付随情報の全情報も,同時に付随情報配信手段114からクライアント装置20に配信する(S403,S404)。
【0068】
映像・音声情報を映像・音声情報受信手段205で受信すると,クライアント装置20は映像・音声の再生を開始する(S405)。ただし,通信ネットワーク100上で送られてくる情報の損失の有無を確認し,情報の損失が認められる場合には,クライアント装置20はサーバ装置10に対して損失した情報の再送要求を映像・音声情報,付随情報のそれぞれについて映像・音声情報配信要求送信手段204,付随情報配信要求送信手段214から送信する。
【0069】
また,配信された映像・音声情報と付随情報との同期をとる作業を映像・音声の再生の前に行う必要がある。したがって,映像・音声情報および付随情報は映像・音声を再生する際に前もって獲得している必要があり,映像・音声情報および付随情報の獲得は,映像・音声の再生に先立って行う。例えば,情報の再送要求の処理,映像・音声情報,付随情報の同期に,3秒の時間が必要であれば,クライアント装置20は少なくとも3秒分の映像・音声情報,付随情報を映像・音声の再生よりも先に獲得する。
【0070】
サーバ装置10は,付随情報蓄積手段111に蓄積されている付随情報の変更を付随情報配信制御手段112で検出すると,クライアント装置20に対し,変更された付随情報を付随情報配信手段114から配信する。クライアント装置20は,変更された付随情報を付随情報受信手段215で受信すると,映像・音声情報配信要求時に獲得した付随情報と新たに受信した付随情報との比較を行い,映像・音声情報配信要求時に獲得した付随情報と新たに受信した付随情報が異なるときには,保持する付随情報を新たに受信した付随情報に置き換える(S406)。
【0071】
ユーザは再生映像・音声を確認し外部装置の機能を利用するときには,外部装置30の機能の利用要求を付随情報操作手段211からクライアント装置20に入力する(S407)。
【0072】
外部装置30の機能の利用要求が入力されると,再生制御手段203は,外部装置30の機能の利用要求が入力された時点の映像・音声の再生位置情報を付随情報制御手段213に渡す(S408,S409)。
【0073】
再生位置情報を受け取ると,付随情報制御手段213はサーバ装置10から受信した付随情報を参照し,再生位置情報と照らし合わせることで,外部情報起動条件を決定する(S410)。
【0074】
図4に示す付随情報を例にとると,再生開始からの経過時間で映像・音声の各部分を認識する場合,経過時間がLt(0<Lt<L1)とすると,information[0]401が有効になる。この時,ユーザが外部装置30としてWWWブラウザを選択していた場合には,WWWブラウザは付随情報のinformation[0]401に書かれている「Browser[0]=http://www.********* 」のパラメータに従い,http://www.*********のURLを開く(S411)。
【0075】
外部情報起動条件が決定すると,付随情報制御手段213は外部装置制御手段216に外部情報起動条件を渡す。外部情報起動条件を受け取ると,外部装置制御手段216は,外部情報起動条件に基づいて外部装置30を起動する(S412)。
【0076】
ユーザが外部装置30の利用を停止すると,外部装置制御手段216は,外部装置30の終了信号を検出し,外部装置30が終了したことを確認する(S413)。
【0077】
以上のように,本実施の形態では,クライアント装置20は,付随情報の変更時に変更された新しい付随情報を受信する。これにより,付随情報に変更が生じた場合に,クライアント装置20は,変更された付随情報をサーバ装置10から獲得し,クライアント装置20における映像・音声の再生と変更された付随情報との同期が可能となる。
【0078】
なお,以上の説明において,映像・音声とは,映像または音声の一方だけでも,また両方でもよいことは言うまでもない。また,上記実施の形態の説明では,あらかじめ蓄積された映像・音声情報を配信する例について説明したが,例えば実況中継のような,情報入力から配信までに時間的制約を持つ映像・音声情報の配信の場合にも,同様に本発明を適用することができる。
【0079】
【発明の効果】
以上説明したように,本発明を用いることにより,通信ネットワーク上で映像・音声を配信する場合に,映像・音声情報の配信または再生処理から独立して,付随情報の配信処理が可能となる。したがって,映像・音声の再生中に,付随情報の変更が生じた場合でも,付随情報の変更情報をサーバ装置からクライアント装置に対して配信可能となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】サーバ装置の構成例を示す図である。
【図2】クライアント装置の構成例を示す図である。
【図3】第1の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。
【図4】付随情報の例を示す図である。
【図5】第2の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。
【図6】第3の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。
【図7】第4の実施の形態における処理の流れを説明するための図である。
【符号の説明】
10 サーバ装置
101 映像・音声情報蓄積手段
102 映像・音声情報配信制御手段
103 映像・音声情報配信要求受信手段
104 映像・音声情報配信手段
111 付随情報蓄積手段
112 付随情報配信制御手段
113 付随情報配信要求受信手段
114 付随情報配信手段
20 クライアント装置
201 再生映像・音声出力手段
202 映像・音声情報操作手段
203 再生制御手段
204 映像・音声情報配信要求送信手段
205 映像・音声情報受信手段
206 映像・音声再生位置抽出手段
211 付随情報操作手段
212 付随情報表示手段
213 付随情報制御手段
214 付随情報配信要求送信手段
215 付随情報受信手段
216 外部装置制御手段
100 通信ネットワーク

Claims (4)

  1. 映像・音声情報を配信するサーバ装置と,該サーバ装置から配信された映像・音声情報を受信し再生するクライアント装置と,前記サーバ装置と前記クライアント装置とを接続する通信ネットワークとからなるシステムにおけるマルチメディア通信制御方法において,
    前記サーバ装置は,
    映像・音声情報に付随する情報であって,映像・音声情報の一部分に対応し,ユーザが外部装置を利用するために必要な情報とその映像・音声情報の部分の時間的位置情報からなる付随情報を付随情報蓄積手段に複数保持し,
    前記クライアント装置から映像・音声情報の配信要求を受けると,要求された映像・音声情報を要求元のクライアント装置に配信し,
    前記クライアント装置から映像・音声再生位置情報を指定した付随情報の配信要求を受けると,受け取った映像・音声再生位置情報をもとに,映像・音声情報の各部分毎に前記付随情報蓄積手段に保持された付随情報のうち前記クライアント装置に配信すべき付随情報を確定し,前記確定した情報を前記クライアント装置に配信し,
    前記クライアント装置は,
    前記サーバ装置に対して映像・音声情報の配信要求を送信し,それにより配信された映像・音声情報を再生し,
    映像・音声情報の再生中に外部装置を利用するために付随情報が必要になったときに,その時点の映像・音声再生位置情報を伴う付随情報の配信要求を前記サーバ装置へ送信し,
    前記サーバ装置から前記映像・音声再生位置情報に関連する付随情報を受信する
    ことを特徴とするマルチメディア通信制御方法。
  2. 映像・音声情報を配信するサーバ装置と,該サーバ装置から配信された映像・音声情報を受信し再生するクライアント装置と,前記サーバ装置と前記クライアント装置とを接続する通信ネットワークとからなるシステムにおけるマルチメディア通信制御方法において,
    前記サーバ装置は,
    映像・音声情報に付随する情報であって,映像・音声情報の一部分に対応し,ユーザが外部装置を利用するために必要な情報とその映像・音声情報の部分の時間的位置情報からなる付随情報を付随情報蓄積手段に複数保持し,
    前記クライアント装置から映像・音声情報と付随情報の配信要求を受けると,要求された映像・音声情報とその映像・音声情報に付随する全付随情報を要求元のクライアント装置に配信し,
    その後,配信した付随情報に変更が加えられたかどうかを監視し,前記付随情報蓄積手段に蓄積されている配信した付随情報の変更を検出した場合に変更の生じた付随情報を前記クライアント装置に配信し,
    前記クライアント装置は,
    前記サーバ装置に対して映像・音声情報の配信要求を送信するとともに,前記サーバ装置に対して付随情報の配信要求を送信し,
    配信された映像・音声情報の再生前に,前記サーバ装置から前記映像・音声情報に付随する全付随情報を受信して保持し,
    変更の生じた付随情報が前記サーバ装置から配信されたときには前記保持している古い付随情報を新しい付随情報に置き換え
    ことを特徴とするマルチメディア通信制御方法。
  3. 映像・音声情報を,通信ネットワークを経由してクライアント装置に配信するマルチメディア通信制御システムにおけるサーバ装置が実行するプログラムを記録した記録媒体であって,
    映像・音声情報に付随する情報であって,映像・音声情報の一部分に対応し,ユーザが外部装置を利用するために必要な情報とその映像・音声情報の部分の時間的位置情報から なる付随情報を付随情報蓄積手段に複数保持し,
    前記クライアント装置から映像・音声情報の配信要求を受けると,要求された映像・音声情報を要求元のクライアント装置に配信し,
    前記クライアント装置から映像・音声再生位置情報を指定した付随情報の配信要求を受けると,受け取った映像・音声再生位置情報をもとに,映像・音声情報の各部分毎に前記付随情報蓄積手段に保持された付随情報のうち前記クライアント装置に配信すべき付随情報を確定し,前記確定した情報を前記クライアント装置に配信する処理を,
    計算機に実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするマルチメディア通信制御システムにおけるサーバ装置のプログラムを記録した記録媒体。
  4. 映像・音声情報を,通信ネットワークを経由してクライアント装置に配信するマルチメディア通信制御システムにおけるサーバ装置が実行するプログラムを記録した記録媒体であって,
    映像・音声情報に付随する情報であって,映像・音声情報の一部分に対応し,ユーザが外部装置を利用するために必要な情報とその映像・音声情報の部分の時間的位置情報からなる付随情報を付随情報蓄積手段に複数保持し,
    前記クライアント装置から映像・音声情報と付随情報の配信要求を受けると,要求された映像・音声情報とその映像・音声情報に付随する全付随情報を要求元のクライアント装置に配信し,
    その後,配信した付随情報に変更が加えられたかどうかを監視し,前記付随情報蓄積手段に蓄積されている配信した付随情報の変更を検出した場合に変更の生じた付随情報を前記クライアント装置に配信する処理を,
    計算機に実行させるためのプログラムを記録したことを特徴とするマルチメディア通信制御システムにおけるサーバ装置のプログラムを記録した記録媒体。
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