JP2014053117A - 燃料電池および燃料電池の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール部材と電解質膜との接着性を向上させる技術を提供する。
【解決手段】電解質膜と、電解質膜の一方の面に形成された第1の触媒層と、電解質膜の他方の面に形成された第2の触媒層と、第1の触媒層に接合された第1のガス拡散層と、第2の触媒層に接合された第2のガス拡散層と、第1のガス拡散層側に配置された第1のセパレータと、第2のガス拡散層側に配置された第2のセパレータと、第1のセパレータと第2のセパレータとに狭持され、酸変性熱可塑性樹脂を表面に有するシール部材とを備える燃料電池。電解質膜の周縁部の少なくとも一部は、第1の触媒層の周縁部よりも外側に露出しており、シール部材は、電解質膜の露出した部分の少なくとも一部と接着する接着部を有し、接着部は、酸変性熱可塑性樹脂にアミノ基が付与されることで構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、燃料電池および燃料電池の製造方法に関する。
燃料電池は、一般的に、電解質膜の両面に、燃料電池反応を促進するための触媒を担持させた電極(触媒電極)が配置された発電体である膜電極接合体(Membrane Electrode Assembly、以下、MEAともいう)を備える。MEAの両面には、反応ガスを拡散させて触媒電極の全体に行き渡らせるためのガス拡散層が配置される。ガス拡散層が配置されたMEAには、その外周に、反応ガスの漏洩(いわゆるクロスリーク)や、触媒電極同士の電気的短絡を抑制するためのシール部が一体的に形成される。ガス拡散層が配置されたMEAとシール部とは、セパレータにより狭持される。
特許文献1には、シール部材として、酸により変性されているオレフィン系熱可塑性樹脂を主成分として含むシール部材が記載されている。このシール部材によれば、セパレータの表面との濡れ性が向上するので、セパレータとの接着性、シール性を確保することができる。
特開2007−188718号公報
しかし、特許文献1に記載されたシール部材は、電解質膜と水素結合により接着されるため、セパレータとの接着性は確保できるが、電解質膜との接着性が不十分となる場合があり、リークの原因となるおそれがあった。そのほか、従来のシール部材を用いた燃料電池においては、低コスト化やシール部での強度の向上等が望まれていた。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、燃料電池が提供される。この燃料電池は、電解質膜と;前記電解質膜の一方の面に形成された第1の触媒層と、前記電解質膜の他方の面に形成された第2の触媒層と;前記第1の触媒層に接合された第1のガス拡散層と、前記第2の触媒層に接合された第2のガス拡散層と;前記第1のガス拡散層側に配置された第1のセパレータと、前記第2のガス拡散層側に配置された第2のセパレータと;前記第1のセパレータと前記第2のセパレータとに狭持され、酸変性熱可塑性樹脂を表面に有するシール部材と、を備え;前記電解質膜の周縁部の少なくとも一部は、前記第1の触媒層の周縁部よりも外側に露出しており;前記シール部材は、前記電解質膜の露出した部分の少なくとも一部と接着する接着部を有し;前記接着部は、前記酸変性熱可塑性樹脂にアミノ基が付与されることで構成されている。この形態の燃料電池によれば、シール部材は表面に酸変性熱可塑性樹脂を備えるため、セパレータとの接着性が良い。また、アミノ基が付与された酸変性熱可塑性樹脂と電解質膜のスルホン酸基とが結合するため、電解質膜とシール部材とが良好に接着する。そのため、燃料電池においてクロスリークの発生が抑制される。
(2)上記形態の燃料電池において、前記アミノ基は、前記接着部をプラズマ処理することにより付与されていてもよい。この形態の燃料電池によれば、シール部材表面の酸変性熱可塑性樹脂にプラズマ処理によりアミノ基を付与することができる。
(3)上記形態の燃料電池において、前記プラズマ処理は、窒素および水素ガス雰囲気、アンモニアガス雰囲気、またはヒドラジン雰囲気のいずれかの雰囲気下において行われてもよい。この形態の燃料電池によれば、窒素および水素ガス雰囲気、アンモニアガス雰囲気、またはヒドラジン雰囲気においてシール部材表面の酸変性熱可塑性樹脂にプラズマ処理することにより、アミノ基を付与することができる。
(4)上記形態の燃料電池において、更に前記シール部材と前記第1のセパレータとの間に、前記シール部材と前記第1のセパレータとが接着されていない非接着部を備え;前記非接着部は、前記シール部材を介して前記接着部の略反対側に存在していてもよい。この形態の燃料電池によれば、非接着部を備えるので、シール部材を介して接着部の略反対側における第1のセパレータとシール部材との接着力が、接着部における電解質膜とシール部材との接着力よりも大きくなることはない。よって、電解質膜とシール部材とは良好に接着されたままとなるので、燃料電池のクロスリークの発生が抑制される。
また、上記形態の燃料電池において、前記非接着部において、前記第1のセパレータと前記シール部材とは離れていてもよい。この形態の燃料電池によれば、第1のセパレータの形状等を変更してシール部材から離間させることによって、非接着部を形成することができる。
また、上記形態の燃料電池において、前記非接着部において、前記シール部材は前記酸変性熱可塑性樹脂を備えていなくてもよい。この形態の燃料電池によれば、シール部材の構成を変更することによって、非接着部を形成することができる。
本発明は、燃料電池以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、燃料電池の製造方法や燃料電池を備える車両等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としての燃料電池の構成を示す概略図である。 燃料電池の製造方法について説明するための図である。 シール部材の一方の面にプラズマ処理を行う様子について示す図である。 電解質膜とシール部材との接着のイメージ図である。 界面の接着性の評価結果を示す図である。 本発明の別の実施形態としての燃料電池の構成を示す概略図である。 非接着部を有する燃料電池の効果を説明するための図である。 非接着部を有する燃料電池の効果を説明するための図である。
A.第1実施形態:
A1.燃料電池の構成:
図1は本発明の一実施形態としての燃料電池100の構成を示す概略図である。この燃料電池100は反応ガスとして燃料ガス(例えば水素)と酸化剤ガス(例えば酸素)の供給を受けて発電する固体高分子形燃料電池である。燃料電池100は、複数の単セル60が積層されたスタック構造を有する。
単セル60は、MEA10の一方の面にアノード側ガス拡散層22a、他方の面にカソード側ガス拡散層22cが配置された膜電極−ガス拡散層接合体(Membrane−Electrode Gas Diffusion Layer Assembly、以下、MEGA20)と、MEGA20を狭持するアノード側セパレータ33aおよびカソード側セパレータ33cと、シール部材40pと、を備える。
MEA10は、湿潤状態で良好なプロトン伝導性を示す固体高分子薄膜である電解質膜11の両面に、燃料電池反応を促進するための触媒を担持させたアノード側触媒層12aおよびカソード側触媒層12cが設けられた発電体である。図1に示すように、アノード側触媒層12aは、アノード側触媒層12aと電解質膜11の端部の位置が、ほぼ揃うように電解質膜11の一方の面に設けられている。一方、カソード側触媒層12cは、カソード側触媒層12cの端部の位置が電解質膜11の端部の位置よりも内側になるように、電解質膜11の他方の面に設けられている。そのため、電解質膜11の周縁部は、カソード側触媒層12cが設けられている面側において、カソード側触媒層12cの周縁部よりも外側に露出している。電解質膜11は、例えば、ナフィオン(登録商標)などのフッ素系のイオン交換膜によって構成することができる。アノード側触媒層12aおよびカソード側触媒層12cは、例えば白金(Pt)などを担持したカーボン担体と、プロトン伝導性を有するアイオノマーとを電解質膜11に塗布することにより形成することができる。カソード側触媒層12cは本願の「第1の触媒層」に、アノード側触媒層12aは本願の「第2の触媒層」に、相当する。
MEGA20は、MEA10のアノード側触媒層12aが設けられている面側にアノード側ガス拡散層22aを、カソード側触媒層12cが設けられている面側にカソード側ガス拡散層22cをそれぞれ備えている。アノード側ガス拡散層22aおよびカソード側ガス拡散層22c(以下、これらをまとめて「ガス拡散層22」ともいう)は、ガス透過性を有するとともに導電性を有する材料で形成されている。図1に示すように、アノード側ガス拡散層22aの端部の位置は、アノード側触媒層12aの端部の位置とほぼ揃っている。カソード側ガス拡散層22cの端部の位置は、カソード側触媒層12cの端部の位置とほぼ同じである。すなわち、MEGA20は、電解質膜11の周縁部がカソード側触媒層12cの設けられている面側において、カソード側触媒層12cおよびカソード側ガス拡散層22cよりも外側に露出し、カソード側触媒層12cおよびカソード側ガス拡散層22cの周縁部が、アノード側触媒層12aおよびアノード側ガス拡散層22aの周縁部よりも内側に位置する段付き構造を有している。ガス拡散層22は、炭素繊維や黒鉛繊維など、導電性およびガス透過性・ガス拡散性を有する多孔質の繊維基材により構成することができる。カソード側ガス拡散層22cは本願の「第1の拡散層」に、アノード側ガス拡散層22aは本願の「第2の拡散層」に相当する。
シール部材40pは、クロスリークや、触媒電極同士の電気的短絡を防ぐための部材である。シール部材40pは、熱可塑性樹脂41の両面に酸変性熱可塑性樹脂42を備えた構造を有している。酸変性熱可塑性樹脂42は、一般的に熱可塑性樹脂に比べて粘度・融点が低く、他の物質との接着性が高いという性質を有する。シール部材40pの一方の面の酸変性熱可塑性樹脂42pには、プラズマ処理が施され、アミノ基が付与されている。プラズマ処理については後述する。本実施形態では、熱可塑性樹脂41としてポリプロピレンを用いている。また、酸変性熱可塑性樹脂42として、変性ポリオレフィンであるアドマー(登録商標)を用いている。シール部材40pは、図1に示すように、電解質膜11の周縁部と接着している。電解質膜11とシール部材40pとが接着している箇所を以降、接着部50ともいう。
アノード側セパレータ33aおよびカソード側セパレータ33cは、ガス遮断性および電子伝導性を有する部材によって形成されている。アノード側セパレータ33aとカソード側セパレータ33c(以下、これらをまとめて「セパレータ33」ともいう)は、MEGA20およびシール部材40pを狭持している。本実施形態では、セパレータ33は、プレス成形されたステンレス鋼によって形成されている。なお、セパレータ33は、チタンやチタン合金といった金属によって形成される薄板状部材や、緻密質カーボン等のカーボン製部材によって形成することもできる。カソード側セパレータ33cは本願の「第1のセパレータ」に、アノード側セパレータ33aは本願の「第2のセパレータ」に相当する。
燃料ガス流路34aはアノード側ガス拡散層22aとアノード側セパレータ33aの間に、酸化剤ガス流路34cはカソード側ガス拡散層22cとカソード側セパレータ33cとの間にそれぞれ形成されている。燃料ガス流路34aは水素ガスの流路であり、酸化剤ガス流路34cは酸素ガスの流路である。
A2.燃料電池の製造方法:
図2は燃料電池100の製造方法について説明するための図である。まず、電解質膜11の一方の面にカソード側触媒層12cを、他方の面にアノード側触媒層12aを形成してMEA10を作製する(ステップS10)。具体的には、白金を担持したカーボン担体とアイオノマーとを溶媒に混合して生成した触媒インクを、電解質膜11の一方の面に、その周縁部を残して塗布することにより、カソード側触媒層12cを形成する。また、電解質膜11の他方の面全面に触媒インクを塗布して、アノード側触媒層12aを形成する。このようにして、電解質膜11の周縁部が露出したMEA10を得る。
次に、電解質膜11の周縁部が露出するように、MEA10の一方の面にカソード側ガス拡散層22c、他方の面にアノード側ガス拡散層22aを接合して、MEGA20を作製する(ステップS20)。具体的には、電解質膜11およびアノード側触媒層12aとほぼ同じ面積のガス拡散層をアノード側触媒層12a側に、カソード側触媒層12cとほぼ同じ面積のガス拡散層をカソード側触媒層12c側に配置して、例えば100℃から160℃の温度で加熱する。このようにして、カソード側触媒層12cおよびカソード側ガス拡散層22cの周縁部が、アノード側触媒層12aおよびアノード側ガス拡散層22aの周縁部よりも内側に位置する段付き構造を有するMEGA20を得る。
次に、窒素および水素雰囲気下において、シール部材40の一方の面に対しプラズマ処理を行う(ステップS30)。本実施形態では、シール部材40の一方の表面の酸変性熱可塑性樹脂42に対し、アルゴンガスおよびヘリウムガス中に、約2〜3%の窒素ガスおよび水素ガスを混合した雰囲気下において、プラズマ処理を行う。
図3は、シール部材40の一方の面にプラズマ処理を行う様子について示す図である。シール部材40の表面に備えられた酸変性熱可塑性樹脂42に対し、窒素および水素雰囲気下においてプラズマ処理行うと、酸変性熱可塑性樹脂42の表面が改質される。その結果、酸変性熱可塑性樹脂42の表面には、酸変性熱可塑性樹脂42が有していたカルボキシル基に加え、さらに、プラズマ処理により付与されたアミノ基(−NH2)が存在するようになる。
次に、プラズマ処理を行った酸変性熱可塑性樹脂42pと電解質膜11の周縁部とが接するようにシール部材40pを配置して、MEGA20とシール部材40pを熱圧着する(ステップS40)。
図4は、電解質膜11とシール部材40pとの接着のイメージ図である。シール部材40pと電解質膜11の周縁部との接着は、例えば150℃、1.0MPaで2分間の熱圧着により行うことができる。シール部材40pは、プラズマ処理によって酸変性熱可塑性樹脂42pの表面に付与されたアミノ基と、電解質膜11由来のスルホン酸基とが強固に結合することにより、電解質膜11の周縁部と接着する。
次に、電解質膜11の周縁部とシール部材40pとが接着したMEGA20を、アノード側セパレータ33aおよびカソード側セパレータ33cで狭持する(ステップS50)。こうすることでMEGA20の外周がシール部材40pによりシールされた単セル60を得ることができる。この単セル60を積層することで、燃料電池100を製造することができる。
以上で説明したように、本実施形態の燃料電池100は、電解質膜11の周縁部が露出した段付き構造を有するMEGA20を備える。燃料電池100においては、電解質膜11の周縁部とシール部材40pが接着したMEGA20が、セパレータ33で狭持される。そのため、段付き構造を有さないMEGAと比較して、シール部材40pとMEGA20の外周とが接着する部分が多くなる。よって、本実施形態の燃料電池100は、段付き構造を有さないMEGAを備える燃料電池と比較して、シール性に優れる。また、シール部材40pは、表面に酸変性熱可塑性樹脂42を備えた構造を有している。そのため、酸変性熱可塑性樹脂42のカルボキシル基と例えばセパレータの表面の金属酸化物とが共有結合することにより、シール部材40pとセパレータ33とは強固に結合し、シール性を保つことができる。
また、本実施形態の燃料電池100は、酸変性熱可塑性樹脂42を表面に備えるシール部材40の片面を、窒素および水素雰囲気下においてプラズマ処理し、プラズマ処理をした面と、電解質膜11の周縁部とを接着させる。窒素および水素雰囲気下でのプラズマ処理により、酸変性熱可塑性樹脂42の表面にはアミノ基が付与される。酸変性熱可塑性樹脂42pの表面のアミノ基と、電解質膜11由来のスルホン酸基とは強固に結合するため、電解質膜11とシール部材40pとが良好に接着することとなる。また、プラズマ処理は、酸変性熱可塑性樹脂42の表面を改質するのみであるので、酸変性熱可塑性樹脂42の有する良好なシール性は、プラズマ処理後も引き続き維持される。そのため、シール部材40pは、セパレータ33とも良好に接着する。したがって、MEGA20の外周におけるクロスリークが抑制され、燃料電池100の発電性能を向上させることができる。
さらに、シール部材40pは、中間層として熱可塑性樹脂41を有する。熱可塑性樹脂41は、酸変性熱可塑性樹脂42よりも一般的に融点が高く、強度に優れる。そのため、酸変性熱可塑性樹脂42のみをシール部材として用いるよりも、強度に優れた燃料電池100を得ることができる。また、酸変性熱可塑性樹脂42に要するコストを抑えることができるので、燃料電池100の製造コストの増加を抑制することが可能となる。
A3.接合強度試験:
上述したプラズマ処理の効果を調べるために、図2を用いて説明した製造方法によって製造した単セルAと、シール部材40の表面にプラズマ処理を行わなかった単セルBと、プラズマ処理に代えてシランカップリング剤の塗布を行った単セルCと、酸素雰囲気下においてプラズマ処理を行った単セルDとを用意した。以降、各単セルのシール部材40の表面に処理を行った面(単セルCにおいては、処理を行っていない面)を、処理面ともいう。次に、単セルA〜Dを90℃の温水に3時間浸漬させた後、各単セルの処理面と電解質膜11との界面の接着性を評価した。また、あわせて、各単セルの処理面とアノード側セパレータ33aとの界面の接着性を評価した。界面の接着性は、島津製作所製のオートグラフを用いて、常温常圧下、接着面を1cm2、引張強度5mm/minの条件においてせん断試験を行うことにより評価した。
図5は、界面の接着性の評価結果を示す図である。図5には、90℃の温水に3時間浸漬させた後において、接着性が保たれている界面に○、接着性が保たれていない界面に×を記して示している。単セルAは、プラズマ処理を行った酸変性熱可塑性樹脂42p(処理面A)と電解質膜11、処理面Aとセパレータ33のいずれも接着性が保たれている。これは、上述したように、窒素および水素雰囲気下でのプラズマ処理によって、酸変性熱可塑性樹脂42の処理面に付与されたアミノ基と、電解質膜11に由来するスルホン酸基とが強固に結合することにより、処理面Aと電解質膜11との接着性が保たれるからであると考えられる。また、プラズマ処理によって、酸変性熱可塑性樹脂42はその表面が改質されるのみであるため、酸変性熱可塑性樹脂42の良好な接着性は維持される。そのため、処理面Aとセパレータ33との接着性も保たれると考えられる。
プラズマ処理を行っていない単セルBでは、酸変性熱可塑性樹脂42(処理面B)と電解質膜11との接着性は保たれていない。これは、酸変性熱可塑性樹脂42と電解質膜11とは、カルボキシル基とスルホン酸基との水素結合により接着しているため接着力が弱く、水の存在下において剥離し易いためであると考えられる。なお、処理面Bとセパレータ33との接着性は、酸変性熱可塑性樹脂42本来の良好な接着性のために保たれている。
図2のステップS30において、シランカップリング剤を表面に塗布した単セルCでは、その処理面Cと電解質膜11との接着性は保たれている。これは、処理面Cと電解質膜11とが化学結合するためであると考えられる。一方、処理面Cとセパレータ33との接着性は、保たれていない。これは、酸変性熱可塑性樹脂42の良好な接着性が、シランカップリング剤を塗布することで発揮され難くなり、シール部材40とセパレータ33とが水の存在下において剥離するためであると考えられる。
ステップS30において、窒素および水素雰囲気に換えて酸素雰囲気下でプラズマ処理を行った単セルDでは、処理面Dと電解質膜11との接着性が保たれていない。酸変性熱可塑性樹脂42の表面に酸素雰囲気下でプラズマ処理を行うと、その表面にはアミノ基ではなく、水酸基やカルボキシル基が付与されるため、処理面Dと電解質膜11とは水素結合によって接着する。そのため、処理面Dと電解質膜11との接着力は弱く、また、水の存在下で容易に剥離すると考えられる。なお、単セルDにおいても単セルAと同様、プラズマ処理により酸変性熱可塑性樹脂42はその表面が改質されるのみであるので、酸変性熱可塑性樹脂42の良好な接着性は維持される。そのため、処理面Dとセパレータ33との接着性は保たれている。
以上の実験結果より、窒素および水素雰囲気下におけるプラズマ処理によって酸変性熱可塑性樹脂42の表面にアミノ基を付与したシール部材40pは、電解質膜11およびセパレータ33と良好な接着性を有することが示された。
B.実施形態2:
B1.燃料電池の構成:
図6は本発明の別の実施形態としての燃料電池100fの構成を示す概略図である。この燃料電池100fは、シール部材40pと電解質膜11とが接着する箇所である接着部50とシール部材40pを介して略反対側に、非接着部55を備える。非接着部55は、接着部50とシール部材40pを介して対向するカソード側セパレータ33cf近傍のリブ部33cf2の突出量を、他のリブ部33cf1、33cf3の突出量より少なくすることで形成されている。燃料電池100fのその他の構成については、実施形態1(図1)で示した燃料電池100と同様であるため説明を省略する。
本実施形態の燃料電池100fは、第1実施形態の燃料電池100と同様に、窒素および水素雰囲気下においてプラズマ処理された酸変性熱可塑性樹脂42pと電解質膜11の周縁部とが接着されている。また、シール部材40pは、アノード側セパレータ33aとカソード側セパレータ33cとに狭持され、接着されているので、第1実施形態の燃料電池100と同様に、MEGA20の外周におけるクロスリークを抑制し、発電性能を向上できるという効果を奏する。さらに、本実施形態の燃料電池100fは、以下に説明する効果を奏する。
図7および図8は、非接着部55を有する燃料電池100fの効果を説明するための図である。図7(a)および図8(a)は、単セル60を積層した燃料電池100、100fを簡略化して示している。燃料電池は、図2を用いて説明したように、MEGA20をセパレータ33で狭持した単セル60を積層することにより作製される。一般的にMEGA20には、厚みに対する公差が存在するが、MEGA20にその公差がない場合には、図7(a)に示すように同じ厚さのMEGA20を備える単セル60が積層される。この場合には、図7(b)に示すようにシール部材40pと電解質膜11とに剥離を生じさせる力が加わらないため、シール部材40pと電解質膜11との接着性は保たれる。
一方、MEGAに公差が存在すると、図8(a)に示すように、厚さの異なるMEGA20mが存在することによって、MEGA20mの外周近傍のセパレータ33に歪みが生じる場合がある。このとき、カソード側セパレータ33cと酸変性熱可塑性樹脂42の接着力の方が、プラズマ処理された酸変性熱可塑性樹脂42pと電解質膜11との接着力よりも強い場合、図8(b)に示すように、電解質膜11からシール部材40pが剥離する可能性がある。図8(b)に示すような剥離が生じると、クロスリークの原因となる。
本実施形態の燃料電池100fは、図6に示すように、接着部50とシール部材40pを介して対向する面側のシール部材40pと、カソード側セパレータ33cfとの間に、シール部材40pとカソード側セパレータ33cfとが接着されていない部分(非接着部55)が存在する。そのため、MEGA20の公差によってセパレータ33に歪みが生じても、接着部50とシール部材40pを介して対向する面側のカソード側セパレータ33cfと酸変性熱可塑性樹脂42の接着力の方が、電解質膜11とシール部材40pとの接着力より大きくなることはない。したがって、電解質膜11からシール部材40pが剥離することを防止することができるため、クロスリークを効果的に抑制することが可能となる。
また、燃料電池100においては、電気化学反応の進行に伴って単セル60が比較的高温度に達すると、ガス拡散層22等においてクリープ現象が生じる場合がある。積層された単セル60間で、クリープ現象の発生度合いが異なると、MEGA20mに公差が存在する場合と同様に、MEGA20mの外周近傍のセパレータ33に歪みが生じる場合がある。このような場合においても、本実施形態の燃料電池100fは、図6に示すように非接着部55を備えるので、電解質膜11からシール部材40pが剥離することを防止することができるため、クロスリークを効果的に抑制することができる。
C.変形例:
C1.変形例1:
上記種々の実施形態では、シール部材40の熱可塑性樹脂41としてポリエチレンを用いている。これに対して、熱可塑性樹脂41は、ポリエチレンテレフタラート、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ酢酸ビニル、AS樹脂、ABS樹脂、アクリル樹脂等を用いてもよい。また、上記実施形態では、酸変性熱可塑性樹脂42として、アドマーを用いている。これに対して、酸変性熱可塑性樹脂42は、モディック(登録商標)、ニュクレル(登録商標)、ハイミラン(登録商標)等を用いてもよい。
C2.変形例2:
上記種々の実施形態では、シール部材40は、表面に酸変性熱可塑性樹脂42を備える熱可塑性樹脂41から構成されている。これに対して、シール部材40は、酸変性熱可塑性樹脂42のみから構成されるものとしてもよい。
C3.変形例3:
上記第1実施形態では、プラズマ処理は、シール部材40pの一方の面の酸変性熱可塑性樹脂42に対して行っている。これに対して、プラズマ処理は、電解質膜11と酸変性熱可塑性樹脂42が接着する箇所(接着部50)にのみ行ってもよく、接着部50とその近傍にのみ行ってもよい。また、プラズマ処理は、シール部材40pの両面に対しても行ってもよい。
C4.変形例4:
上記第1実施形態では、プラズマ処理は、窒素および水素雰囲気下において行っている。これに対し、プラズマ処理は、アンモニア雰囲気、ヒドラジン雰囲気下等、その他アミノ基を酸変性熱可塑性樹脂42の表面に付与できる雰囲気下で行うこととしてもよい。
C5.変形例5:
上記種々の実施形態では、電解質膜11とアノード側触媒層12aとアノード側ガス拡散層22aの端部の位置をほぼ揃えている。これに対し、電解質膜11とアノード側触媒層12aとアノード側ガス拡散層22aの端部の位置は、揃っていなくともよい。また、上記種々の実施形態では、カソード側触媒層12cとカソード側ガス拡散層22cの端部の位置は、ほぼ揃っている。これに対し、電解質膜11の周縁部が露出するMEGA20であれば、カソード側触媒層12cとカソード側ガス拡散層22cの位置は揃っていなくともよい。また、カソード側触媒層12cとアノード側触媒層12a、カソード側ガス拡散層22cとアノード側ガス拡散層22aとが入れ換えられるものとしてもよい。
C6.変形例6:
上記第2実施形態では、カソード側セパレータ33cfのリブ部33cf2の形状を変更して、リブ部33cf2とシール部材40pとが接しないようにして非接着部55を形成している。これに対し、非接着部55は、リブ部33cf2とシール部材40pとが接した状態で形成することもできる。例えば、非接着部55は、シール部材40pの接着部50の存在する箇所と、シール部材40pを介して反対の箇所や、その近傍に酸変性熱可塑性樹脂42を設けないようにして形成してもよい。
C7.変形例7:
上記種々の実施形態で作製した燃料電池100、100fに用いられるシール部材の一方の面にアミノ基が付与されていることは、例えばXPS(X−ray Photoelectron Spectroscopy、X線光電子分光法)により調査することができる。
C8.変形例8:
上記種々の実施形態では、燃料電池は、固体高分子形燃料電池であった。しかし、本発明は、固体高分子形燃料電池に限らず、他の種々のタイプの燃料電池に適用することが可能である。
本発明は、上述の実施形態や変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…MEA
11…電解質膜
12a…アノード側触媒層
12c…カソード側触媒層
20、20m…MEGA
22…ガス拡散層
22a…アノード側ガス拡散層
22c…カソード側ガス拡散層
33cf1、33cf2、33cf3…リブ部
33a…アノード側セパレータ
33c、33cf…カソード側セパレータ
34a…燃料ガス流路
34c…酸化剤ガス流路
40、40p…シール部材
41…熱可塑性樹脂
42、42p…酸変性熱可塑性樹脂
50…接着部
55…非接着部
60、60m…単セル
100、100f…燃料電池

Claims (7)

  1. 燃料電池であって、
    電解質膜と、
    前記電解質膜の一方の面に形成された第1の触媒層と、前記電解質膜の他方の面に形成された第2の触媒層と、
    前記第1の触媒層に接合された第1のガス拡散層と、前記第2の触媒層に接合された第2のガス拡散層と、
    前記第1のガス拡散層側に配置された第1のセパレータと、前記第2のガス拡散層側に配置された第2のセパレータと、
    前記第1のセパレータと前記第2のセパレータとに狭持され、酸変性熱可塑性樹脂を表面に有するシール部材と、を備え、
    前記電解質膜の周縁部の少なくとも一部は、前記第1の触媒層の周縁部よりも外側に露出しており、
    前記シール部材は、前記電解質膜の露出した部分の少なくとも一部と接着する接着部を有し、
    前記接着部は、前記酸変性熱可塑性樹脂にアミノ基が付与されることで構成されている、
    燃料電池。
  2. 請求項1記載の燃料電池であって、
    前記アミノ基は、前記接着部をプラズマ処理することにより付与されている、燃料電池。
  3. 請求項2記載の燃料電池であって、
    前記プラズマ処理は、窒素および水素ガス雰囲気、アンモニアガス雰囲気、またはヒドラジン雰囲気のいずれかの雰囲気下において行われる、燃料電池。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項記載の燃料電池であって、
    更に前記シール部材と前記第1のセパレータとの間に、前記シール部材と前記第1のセパレータとが接着されていない非接着部を備え、
    前記非接着部は、前記シール部材を介して前記接着部の略反対側に存在する、燃料電池。
  5. 燃料電池の製造方法であって、
    電解質膜の一方の面に該電解質膜の周縁部の少なくとも一部が露出するように第1の触媒層を形成し、前記電解質膜の他方の面に第2の触媒層を形成する工程と、
    前記第1の触媒層に第1のガス拡散層を接合し、前記第2の触媒層に第2のガス拡散層を接合する工程と、
    前記第1のガス拡散層側に第1のセパレータを配置し、前記第2のガス拡散層側に第2のセパレータを配置して、前記第1のセパレータと前記第2のセパレータにより、酸変性熱可塑性樹脂を表面に有するシール部材を狭持する工程と、を有し、
    前記狭持する工程は、前記酸変性熱可塑性樹脂にアミノ基を付与することで構成された接着部において、前記シール部材と前記電解質膜の露出した部分の少なくとも一部とを接着させる工程を備える、燃料電池の製造方法。
  6. 請求項5記載の燃料電池の製造方法であって、
    前記アミノ基は、前記接着部をプラズマ処理することにより付与されている、燃料電池の製造方法。
  7. 請求項6記載の燃料電池の製造方法であって、
    前記プラズマ処理は、窒素および水素ガス雰囲気、アンモニアガス雰囲気、またはヒドラジン雰囲気のいずれかの雰囲気下において行われる、燃料電池の製造方法。
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