JP2014050779A - ストレーナー - Google Patents

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Abstract

【課題】高圧下の配管中でも破損しにくく、かつ、簡単な構造で配管への設置が容易なストレーナーを提供すること。
【解決手段】本発明に係るストレーナー100は、複数の貫通孔が穿設された金属板1と、複数の貫通孔が穿設された金属板2と、金属板1の貫通孔および金属板2の貫通孔の大きさよりも目の大きさが小さい捕捉用メッシュ3とを備え、捕捉用メッシュ3は、金属板1と金属板2とで挟持されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、配管の途中に設置して流体中の異物を除去するためのストレーナーに関し、より詳細には、高圧下の配管に設置可能なストレーナーに関する。
ストレーナーは、様々な場面において、流体中の異物を除去するために広く用いられている。例えば、特許文献1には、複数のメッシュが重ねられて形成されたストレーナーであって、各メッシュは弾性を有し、隣接するメッシュ間を開くことができるように、メッシュが部分的に接合されているストレーナーが記載されている。また、特許文献2には、複数の透過孔の穿設された有底の補強外筒体と、複数の透過孔の穿設された有底の補強内筒体と、前記透過孔より目の細かいフィルターを備えたスクリーン部材とから成り、前記スクリーン部材を前記補強外筒体と補強内筒体とで狭持して構成したストレーナーが記載されている。
化学物質の製造において、原料または生成物などに含まれる異物を除去するために、配管中にストレーナーを設置する場合がある。例えば、化学物質の製造におけるプラント設備の材質は主に金属(鉄、ステンレス鋼など)である。また、原料容器は例えば、鋼鉄製である場合がある。それゆえ、製造プラント設備または容器からの金属が原料または生成物などに混入する虞があり、ストレーナーを配管中に設置することがある。従来のストレーナーとして、金属製の枠にメッシュ金網を溶接したストレーナーが知られている。
原料および生成物の種類または製造方法によっては、配管内の圧力が高い(あるいは流体の流速が速い)場合がある。そのような場合に使用可能な高圧に耐え得るように設計されたストレーナーも知られている。例えば、耐圧設計されたストレーナーの一例として、流体が流入するパイプと流体が流出するパイプとを備え、筒型のフィルターを保持した大きな本体を両パイプの間に有するバケット式ストレーナーがある。
特開2011−245407号公報(2011年12月8日公開) 特開2009−285570号公報(2009年12月10日公開)
しかし、金属製の枠にメッシュ金網を溶接した公知のストレーナーでは、高圧に耐えられず、短期間で破損してしまう。その上、メッシュを交換する必要がある場合には、枠ごと交換しなければならず、経済的ではない。また、高圧に耐え得るように設計された公知のストレーナーは、大掛かりなものであり、配管に設置したり取り外したりするのに多大な労力を要する。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、高圧下の配管中でも破損しにくく、かつ、簡単な構造で配管への設置が容易なストレーナーを提供することにある。
なお、特許文献1および特許文献2に記載のストレーナーは、配管に設置するためのものではないため、上記問題点を解決することはできない。
上記課題を解決するために、本発明に係るストレーナーは、配管に設置されるストレーナーであって、複数の貫通孔が穿設された第一の金属板と、複数の貫通孔が穿設された第二の金属板と、当該第一の金属板の貫通孔および当該第二の金属板の貫通孔の大きさよりも目の大きさが小さい捕捉用メッシュとを備え、上記捕捉用メッシュは、上記第一の金属板と上記第二の金属板とで挟持されている。
上記構成によれば、まず、配管中の流体は第一の金属板および第二の金属板の一方の貫通孔から流入し、捕捉用メッシュを通過して、第一の金属板および第二の金属板の他方の貫通孔から、流体が流出する。捕捉用メッシュは、第一の金属板の貫通孔および第二の金属板の貫通孔の大きさより目の大きさが小さいため、流体が通過するときに流体中の異物を捕捉する。捕捉用メッシュは、第一の金属板と第二の金属板とに挟持されているため、高圧下でも破損しにくい。また、本発明のストレーナーは、第一の金属板と第二の金属板とで捕捉用メッシュを挟持するという簡単な構造であるため、配管へ容易に設置することができる。さらに、捕捉用メッシュは第一の金属板と第二の金属板とに挟持されているだけであるため容易に脱着可能であり、破損または目詰まりした場合であっても、捕捉用メッシュのみを交換すればよく、非常に経済的である。
本発明に係るストレーナーにおいて、上記第二の金属板は、その全体が上記第一の金属板に嵌合していることがより好ましい。
上記構成によれば、第一の金属板のうち、第二の金属板が嵌合している面において、第二の金属板が第一の金属板より突出しない。そのため、本ストレーナーは、配管の厚みに制限されることなく設置され得る。したがって、本ストレーナーは、より厚くて耐圧性に優れる配管にも取り付けることができる。
本発明に係るストレーナーにおいて、上記第一の金属板は、中央に、メッシュ挟持用凹部を有し、上記第二の金属板は、中央に、上記メッシュ挟持用凹部と嵌合可能な形状のメッシュ挟持用凸部を有し、上記メッシュ挟持用凸部と上記メッシュ挟持用凹部との間に、上記捕捉用メッシュが挟持されていることが好ましい。
上記構成によれば、捕捉用メッシュ、または補強用メッシュがある場合には捕捉用メッシュおよび補強用メッシュがメッシュ挟持用凹部内に保持された状態で、当該メッシュ挟持用凹部にメッシュ挟持用凸部が嵌合している。そのため、これらのメッシュはメッシュ挟持用凹部内からずれることがない。そのため、捕捉用メッシュが所望の位置に固定し得る。
また、本発明に係るストレーナーにおいて、上記第一の金属板の貫通孔および上記第二の金属板の貫通孔の大きさよりも目の大きさが小さく、かつ上記捕捉用メッシュよりも目が大きい複数の補強用メッシュをさらに備え、上記複数の補強用メッシュは、上記第一の金属板と上記第二の金属板とで挟持されており、上記複数の補強用メッシュのうち第一の補強用メッシュは、上記第一の金属板と上記捕捉用メッシュとの間に配置され、上記複数の補強用メッシュのうち第二の補強用メッシュは、上記第二の金属板と上記捕捉用メッシュとの間に配置されていることがさらに好ましい。
上記構成によれば、捕捉用メッシュは複数の補強用メッシュに挟まれている。これにより、圧力による補強用メッシュの変形がさらに抑えられ、高圧下でも捕捉用メッシュがより破損しづらい。また、第一の金属板と第二の金属板とは、捕捉用メッシュだけでなく、複数の補強用メッシュも一緒に挟持する。すなわち、第一の金属板と第二の金属板が挟持するものの厚みが増す。そのため、より堅固に捕捉用メッシュが挟持される。
本発明に係るストレーナーにおいて、上記第一の金属板は、上記第二の金属板が嵌合する面において、上記第二の金属板の外周よりも外側に、環状のインロー接合用凸部および凹部の一方が形成されており、他方の面に、当該環状のインロー接合用凸部および凹部の他方が形成されていることがよりさらに好ましい。
上記構成によれば、インロー接合用凸部を、配管の端縁部に設けられたインロー型フランジの凹部に嵌合させ、インロー接合用凹部を、対向する配管の端縁部に設けられたインロー型フランジの凸部に嵌合させることができる。これにより、ストレーナーは配管に容易に挟持され得る。また、ストレーナーと配管との間の気密性が増すため、配管内の流体が漏洩することを最小限に抑えることができる。
本発明によって、高圧下の配管中でも破損しにくく、かつ、簡単な構造で配管への設置が容易なストレーナーを提供することができる。
本発明の一実施形態に係るストレーナーの側面から見た断面図である。 本発明の一実施形態に係るストレーナーの第一の金属板を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレーナーの第二の金属板を示す図である。 本発明の一実施形態に係るストレーナーと配管との対応関係の一例を示す図である。
本発明に係るストレーナーの一実施形態について、図1〜4を用いて説明する。図1は、本発明の一実施形態におけるストレーナーを側面から見た断面図を示している。図2は、本発明の一実施形態におけるストレーナーを構成する第一の金属板を示しており、図2の(a)は側面から見た断面図であり、図2の(b)は正面図である。図3は、本発明の一実施形態におけるストレーナーを構成する第二の金属板を示しており、図3の(a)は正面図であり、図3の(b)は側面から見た断面図である。図4は、本発明の一実施形態におけるストレーナーと配管との対応関係の一例を示している。なお、図1〜4は模式図であり、正確な寸法および位置を示すものではない。また、図1および図4において、図2に示されている金属板1の貫通孔9、ネジ穴10および取っ手11、ならびに図3に示されている金属板2の貫通孔13およびネジ穴14の記載を省略している。また、図2の(a)においては、貫通孔9およびネジ穴10の記載を省略し、図3の(b)においては、貫通孔13およびネジ穴14の記載を省略している。
本実施形態のストレーナー100は、図1に示すように、金属板(第一の金属板)1、金属板(第二の金属板)2、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ(第一の補強用メッシュ)4aおよび補強用メッシュ(第二の補強用メッシュ)4bを備えている。ストレーナー100は、重合体の製造プラント設備における高圧下の配管(例えば、図4の配管25a・25b)に設置され、流体中の異物を取り除くためのストレーナーである。流体は液体、気体、および超臨界流体の何れであってもよく、それらの混合物であってもよい。流体は0〜7MPaの圧力を有し得る。例えば、フッ化ビニリデン(VDF)の重合体を製造するプラント設備の配管にストレーナー100が設置される場合、流体としては、原料であるVDFモノマー、およびメタノール、酢酸エチルまたは炭酸ジエチル等の助剤(連鎖移動剤等)等が挙げられる。また、異物は限定されないが、例えば、製造プラント設備または重合体の製造原料容器に由来する金属片等が挙げられる。
〔ストレーナー100の各構成〕
以下、ストレーナー100の各構成の詳細を、図4に示す配管25a・25bに設置する場合を例にとり、説明する。
(金属板1)
金属板1は、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4a、および補強用メッシュ4bを、金属板2と共に挟持するための板である。金属板1は、図2に示されるように、円盤型であり、一方の面には、外周と同心円上に円形で凹状の嵌合部6が形成され、さらに嵌合部6には、金属板1の外周と同心円上に円形で凹状のメッシュ挟持用凹部5が形成されている。嵌合部6の外側に凸状のインロー接合用凸部7が環状に形成されている。また、当該面にはネジ穴10が4箇所に設けられている。金属板1の他方の面には、嵌合部6の直径よりも内径が大きいインロー接合用凹部8が環状に形成されている。また、メッシュ挟持用凹部5には複数の貫通孔9が穿設されている。さらに、金属板1には、取っ手11が取り付けられている。
金属板1の直径は特に限定されず、ストレーナー100を設置する配管25a・25bの直径に応じて適宜決定すればよい。金属板1の厚みは特に限定されず、例えば、配管25a・25b内の圧力等に応じて、適宜決定すればよい。金属板1の材質は特に限定されないが、耐久性の観点から硬い金属であることが好ましく、またストレーナー100を通過する流体と反応しないものであることが好ましい。金属板1の材質としては、例えば、鉄、ステンレス鋼等が挙げられる。ステンレス鋼はストレーナー100を通過する流体の種類に応じて適宜選択することができる。
嵌合部6は、金属板1の一方の面に、金属板1の外周と同心円上に形成された、円形のくぼみである。嵌合部6には、金属板2が嵌合する。嵌合部6の直径は金属板2の直径よりもわずかに大きい限り、特に限定されない。これにより、金属板1と金属板2との嵌合における隙間を最小限に留めつつ、各部品に分解する際に金属板2を簡単に分離することができる。また、嵌合部6の深さdは、金属板2のメッシュ挟持用凸部12を含まない高さhと同一である。これにより、ストレーナー100を配管25a・25bに取り付けた際に、ストレーナー100と配管25a・25bとの隙間を減らし得る。嵌合部6には、後述のように、中心にメッシュ挟持用凹部5が形成され、その外側にネジ穴10が形成されている。
メッシュ挟持用凹部5は、嵌合部6に、金属板1の外周と同心円上に形成された円形のくぼみである。メッシュ挟持用凹部5には、後述する金属板2のメッシュ挟持用凸部12が嵌合する。メッシュ挟持用凹部5の直径は、メッシュ挟持用凸部12の直径よりもわずかに大きい限り、特に限定されない。これにより、金属板1と金属板2との嵌合における隙間を最小限に留めつつ、各部品に分解する際に金属板2を金属板1から簡単に分離することができる。また、メッシュ挟持用凹部5の深さは、後述する金属板2のメッシュ挟持用凸部12の高さよりも大きい限り、特に限定されない。メッシュ挟持用凹部5の深さは、メッシュ挟持用凸部12の高さならびに捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bの厚さの合計と略同一であることが好ましい。捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bを堅固に挟持でき、メッシュ挟持用凹部5と捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bとの隙間から流体が流れることを抑えられるからである。
メッシュ挟持用凹部5には、流体が通過できるように、複数の貫通孔9が穿設されている。貫通孔9は金属板1を貫通するように円形に穿設されている。なお、本発明における貫通孔の形状はこれに限定されず、例えば、楕円形、四角形または三角形等であってもよい。貫通孔9の大きさは、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bの目の大きさよりも大きい限り、特に限定されない。貫通孔9の大きさは、例えば、1〜10mmとすることができる。複数の貫通孔9は、図2の(b)のように、メッシュ挟持用凹部5の中心に対して点対称に穿設されている。このように穿設されている場合、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bのそれぞれにおいて、通過する流体の圧力が偏ってかかることがないため、各メッシュがより破損しにくい。貫通孔9は公知の方法を用いて金属板1に穿設すればよい。なお、図2に示されている貫通孔9の個数および配置は一例であり、本発明において特に限定されるものではない。
インロー接合用凸部7は、金属板1の嵌合部6と同じ側の面に形成された環状の突出である。インロー接合用凸部7の内径は嵌合部6の直径より大きく、インロー接合用凸部7の外径は金属板1の直径より小さい。インロー接合用凸部7は、図4に示されるように、配管25aの端縁部に設けられたフランジ21のインロー接合用凹部22に嵌合させて、ストレーナー100を配管25a・25bに取り付けるために設けられたものである。インロー接合用凸部7およびインロー接合用凹部22があることによって、ストレーナー100と配管25aとの間の気密性が増すため、配管25a・25b内の流体が漏洩することを最小限に抑えられる。また、インロー接合用凸部7およびインロー接合用凹部22によって、ストレーナー100を配管25a・25bに容易に挟持できる。
インロー接合用凹部8は、インロー接合用凸部7とは反対側の面に、環状に形成されたくぼみである。インロー接合用凹部8の内径は嵌合部6の直径より大きく、インロー接合用凹部8の外径は金属板1の直径より小さい。インロー接合用凹部8は、図4に示されるように、配管25bの端縁部に設けられたフランジ23のインロー接合用凸部24に嵌合させて、ストレーナー100を配管25a・25bに取り付けるために設けられたものである。インロー接合用凹部8およびインロー接合用凸部24があることによって、ストレーナー100と配管25bとの間の気密性が増すため、配管25a・25b内の流体が漏洩することを最小限に抑えられる。また、インロー接合用凹部8およびインロー接合用凸部24によって、ストレーナー100を配管25a・25bに容易に挟持できる。
ネジ穴10は、嵌合部6に設けられている。ネジ穴10は金属板1を貫通しないように設けられている。複数あるネジ穴10は金属板2に設けられている複数のネジ穴14と対応するように設けられており、ネジ穴14からネジ穴10へネジを取り付けることによって、金属板1と金属板2とが固定される。なお、本実施形態において、ネジ穴10は4個であるが、本発明はこれに限定されない。金属板1と金属板2とを均等に固定する観点からは、複数のネジ穴は対称に設けられていることが好ましい。また、固定はネジに限定されず、ボルト、ピン等によってもよく、金属板1にはそれに対応した穴が設けられていてもよい。
取っ手11は、例えば、ストレーナー100の取扱いの利便性の観点から設けられている。取っ手11が設けられていることによって、ストレーナー100を配管25a・25bに設置しやすくなる。また、取っ手11に、例えば型番等を刻印すれば、ストレーナー100が配管25a・25bに設置された状態でも、ストレーナー100の型番等を確認することができる。取っ手11の材質は特に限定されないが、耐久性の観点から金属であることが好ましい。取っ手11は、金属板1とは別に製造されてその後金属板1に溶接等されたものでもよいし、金属板1の成形時に一体的に形成されたものでもよい。
(金属板2)
金属板2は、嵌合部6に嵌合することにより、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4a、および補強用メッシュ4bを、金属板1と共に挟持するための板である。金属板2は、図3に示されるように、円盤型であり、一方の面には、外周と同心円上に円形のメッシュ挟持用凸部12が形成されている。
金属板2の直径は、金属板1の嵌合部6の直径よりわずかに小さい。これにより、金属板1と金属板2との嵌合における隙間を最小限に留めつつ、各部品に分解する際に金属板2を簡単に分離することができる。金属板2の厚みは特に限定されず、例えば、配管25a・25b内の圧力等に応じて、適宜決定すればよい。ただし、前述のとおり、金属板1のメッシュ挟持用凹部5の深さおよび嵌合部6の深さを考慮して決定することが好ましい。したがって、金属板2の厚みを決定した後に、メッシュ挟持用凹部5の深さおよび嵌合部6の深さを決定することがより好ましい。金属板2の材質は特に限定されないが、耐久性の観点から硬い金属であることが好ましく、またストレーナー100を通過する流体と反応しないものであることが好ましい。金属板2の材質としては、例えば、鉄、ステンレス鋼等が挙げられる。ステンレス鋼はストレーナー100を通過する流体の種類に応じて適宜選択することができる。金属板2の材質は、金属板1の材質と同じであることがより好ましい。金属板1と金属板2とが同じ材質であれば、例えば、温度変化による膨張率が同じであるため、温度変化によってできる隙間を最小限に抑えることができる。また、硬度が同じであるため、金属板1と金属板2との擦れによる金属微粉の発生を抑えることができる。
メッシュ挟持用凸部12は、金属板2の一方の面に、金属板2の外周と同心円上に形成された円形の突出である。メッシュ挟持用凸部12は、金属板1のメッシュ挟持用凹部5に嵌合する。メッシュ挟持用凸部12の直径は、メッシュ挟持用凹部5の直径よりわずかに小さい。これにより、金属板1と金属板2との嵌合における隙間を最小限に留めつつ、各部品に分解する際に金属板2を簡単に金属板1から分離することができる。また、メッシュ挟持用凸部12の高さは、金属板1のメッシュ挟持用凹部5の深さよりも小さい限り、特に限定されない。メッシュ挟持用凸部12の高さは、メッシュ挟持用凹部5の深さと捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bの厚さの合計との差と略同一であることが好ましい。捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bを堅固に挟持でき、メッシュ挟持用凹部5と捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bとの隙間から流体が流れることを抑えられるからである。
メッシュ挟持用凸部12には、流体が通過できるように、複数の貫通孔13が穿設されている。貫通孔13は金属板2を貫通するように円形に穿設されている本発明における貫通孔の形状はこれに限定されず、例えば、楕円形、四角形または三角形等であってもよい。貫通孔13の大きさは、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bの目の大きさよりも大きい限り、特に限定されない。貫通孔13の大きさは、例えば、1〜10mmとすることができる。複数の貫通孔13は、図3の(a)のように、メッシュ挟持用凸部12の中心に対して点対称に穿設されている。このように穿設されている場合、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bのそれぞれにおいて、通過する流体の圧力が偏ってかかることがないため、各メッシュがより破損しにくい。また、貫通孔13の形状、大きさ、個数および配置は、貫通孔9の形状、大きさ、個数および配置と一致しているこれにより、流体がスムーズに通過できる。貫通孔13は公知の方法を用いて金属板2に穿設すればよい。なお、図3に示されている貫通孔13の個数および配置は一例であり、本発明において特に限定されるものではない。
ネジ穴14は、メッシュ挟持用凸部12と同じ面のメッシュ挟持用凸部12以外の箇所に設けられている。ネジ穴14は金属板2を貫通するように設けられている。複数あるネジ穴14は金属板1に設けられている複数のネジ穴10と対応するように設けられており、ネジ穴14からネジ穴10へネジを取り付けることによって、金属板1と金属板2とが固定される。なお、本実施形態において、ネジ穴14は4個であるが、本発明はこれに限定されない。金属板1と金属板2とを均等に固定する観点からは、複数のネジ穴は対称に設けられていることが好ましい。また、固定はネジに限定されず、ボルト、ピン等によってもよく、金属板2にはそれに対応した穴が設けられていてもよい。
(捕捉用メッシュ3)
捕捉用メッシュ3は、ストレーナー100を通過する流体中に含まれる異物を捕捉するためのメッシュである。捕捉用メッシュ3は、好ましくは金属製であり、耐久性の観点から硬い金属であることが好ましく、またストレーナー100を通過する流体と反応しないものであることが好ましい。捕捉用メッシュ3の材質としては、例えば、鉄、ステンレス鋼等が挙げられる。ステンレス鋼はストレーナー100を通過する流体の種類に応じて適宜選択することができる。
捕捉用メッシュ3の目の大きさは特に限定されず、流体の粘度、捕捉したい異物の大きさ等に応じて、適宜決定すればよい。捕捉用メッシュ3の目の大きさは、例えば、20〜100μmとすることができる。捕捉用メッシュ3の厚みは、メッシュ挟持用凹部5の深さよりも小さい限り特に限定されず、配管25a・25b内の圧力等に応じて、適宜決定すればよい。捕捉用メッシュ3の厚みは、例えば、20〜100μmとすることができる。捕捉用メッシュ3の形状および大きさは、メッシュ挟持用凹部5の底面の形状および大きさと略同一である。なお、本発明の他の実施形態における捕捉用メッシュの形状および大きさはこれに限定されないが、捕捉用メッシュは全ての貫通孔9および貫通孔13を覆うような形状および大きさであることが好ましい。
(補強用メッシュ4a・4b)
補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bは、捕捉用メッシュ3を補強するためのメッシュである。補強用メッシュ4aは、金属板1と捕捉用メッシュ3との間に配置されている。補強用メッシュ4bは、金属板2と捕捉用メッシュ3との間に配置されている。
補強用メッシュ4a・4bは、好ましくは金属製であり、耐久性の観点から硬い金属であることが好ましく、またストレーナー100を通過する流体と反応しないものであることが好ましい。補強用メッシュ4a・4bの材質としては、例えば、鉄、ステンレス鋼等が挙げられる。ステンレス鋼はストレーナー100を通過する流体の種類に応じて適宜選択することができる。
補強用メッシュ4a・4bは、捕捉用メッシュ3よりも目が大きく、貫通孔9および貫通孔13よりも小さい。補強用メッシュ4a・4bの目の大きさは、例えば、500〜2,000μmとすることができる。補強用メッシュ4aと補強用メッシュ4bとは、目の大きさが同じであってもよいし、異なっていてもよい。補強用メッシュ4a・4bの厚みは、メッシュ挟持用凹部5の深さよりも小さい限り特に限定されず、配管25a・25b内の圧力等に応じて、適宜決定すればよい。補強用メッシュ4a・4bの厚みは、例えば、300〜1,000μmとすることができる。補強用メッシュ4aと補強用メッシュ4bとは、厚みが同じであってもよいし、異なっていてもよい。補強用メッシュ4a・4bの形状および大きさは、捕捉用メッシュ3と同じである。なお、本発明の他の実施形態における補強用メッシュの形状および大きさはこれに限定されないが、補強用メッシュは全ての貫通孔9および貫通孔13を覆うような形状および大きさであることが好ましい。
補強用メッシュ4a・4bがあることによって、圧力による補強用メッシュ3の変形が抑えられ、高圧下でも捕捉用メッシュ3がより破損しにくくなる。また、メッシュ挟持用凹部5とメッシュ挟持用凸部12との間に挟持されるものの厚みが増すため、金属板1および金属板2は捕捉用メッシュ3をより堅固に挟持することができる。さらに、補強用メッシュ4a・4bの何れか一方には、捕捉用メッシュ3よりも前に流体が通過するため、大きな異物を捕捉するという役割も果たし得る。大きな異物が先に捕捉されれば、捕捉用メッシュ3の目詰まりをより抑えることができる。
なお、本発明の他の実施形態において、3枚以上の補強用メッシュが第一の金属板と第二の金属板とで挟持されていてもよい。その場合、第一の金属板捕捉用メッシュとの間に設けられている補強用メッシュの枚数、および第二の金属板と捕捉用メッシュとの間に設けられている補強用メッシュの枚数は、特に限定されない。
〔ストレーナー100の組み立て〕
ストレーナー100は、図1に示されるように、上記で説明した金属板1、金属板2、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bを組み立ててなる。以下、ストレーナー100の全体的な組み立てを説明する。
金属板1のメッシュ挟持用凹部5に補強用メッシュ4a、捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4bがこの順に重ねられている。さらに金属板2のメッシュ挟持用凸部12が、メッシュ挟持用凹部5に嵌合している。このとき、金属板2の全体が金属板1に嵌合している。そして、ネジ穴10およびネジ穴14を介して、公知の金属製のネジで金属板1と金属板2とが固定されている。このようにして、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bが、金属板1と金属板2とに挟持されている。
このように、捕捉用メッシュ3は、金属板1と金属板2とに挟持されているため、高圧下でも破損しにくい。ストレーナー100は、0〜7MPaに耐え得る。
また、ストレーナー100の組み立て時には、メッシュ挟持用凹部5に捕捉用メッシュ3および補強用メッシュ4a・4bを入れるだけで、これらメッシュを所望の位置に配置することができる。そのため、これらメッシュが所望の位置からずれることなく、金属板2を重ねることができる。さらに、ストレーナー100の組み立て後も、これらメッシュはメッシュ挟持用凹部5内からずれることがない。そのため、ストレーナー100では、これらメッシュは所望の位置に固定されている。
また、金属板1と金属板2とはネジにより固定されているだけため、ネジを取り外すことによって、挟持されている捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bを取り出すことができる。配管に設置する従来のストレーナーは、金属製の枠に金属製のメッシュを溶接等によって張った構造を有している。このような構造を有するストレーナーでは、メッシュの破損または目詰まり等により交換する場合に、枠ごと交換する必要がある。一方、本発明のストレーナーでは、上述のように、捕捉用メッシュ3、補強用メッシュ4aおよび補強用メッシュ4bは容易に脱着可能であり、これらメッシュのみを交換することができるため、非常に経済的である。
さらに、金属板1と金属板2とは分離できるため、一方が破損したり錆びたりした場合でも、当該一方のみを別のものと交換すればよく、非常に経済的である。また、分離できるため、金属板1および金属板2を洗浄しやすい。
なお、本発明において、金属板1と金属板2とは分離できる必要はなく、例えば、金属板1と金属板2とが蝶番等で繋がっていてもよい。このような場合には、繋がっている部分を支点に、繋がっていない部分を開閉することによって、捕捉用メッシュおよび補強用メッシュをメッシュ挟持用凹部に収容することができる。繋がっていない箇所はネジ等で固定可能であればよい。このような構成を有するストレーナーでは、対応する第一の金属板と第二の金属板とがばらばらにならないため、別のサイズのものと取り違える虞がない。
〔ストレーナー100の設置例〕
ストレーナー100を配管25a・25bに設置する一例を図4に示している。
ストレーナー100を設置しない場合、配管25a・25bは、端縁部に対向して配置されたインロー型フランジ(フランジ21およびフランジ23)を介して接続される。フランジ21には環状のインロー接合用凹部22が設けられ、フランジ23には環状のインロー接合用凸部24が設けられている。インロー接合用凹部22とインロー接合用凸部24とが嵌合することによって、配管25a・25bの接続部分の隙間から配管25a・25b内を流れる流体が漏洩するのを防止している。
ストレーナー100には、上述のとおり、インロー接合用凸部7およびインロー接合用凹部8が設けられている。インロー接合用凸部7はインロー接合用凸部24と同一の形状となっており、インロー接合用凸部7はインロー接合用凹部22に嵌合可能となっている。また、インロー接合用凹部8はインロー接合用凹部22と同一の形状となっており、インロー接合用凸部24に嵌合可能となっている。そのため、ストレーナー100は配管25a・25bに容易に挟持される。また、ストレーナー100と配管25a・25bとの間の気密性が増すため、配管25a・25b内の流体が漏洩することを最小限に抑えることができる。
インロー接合用凹部8にOリングを嵌めてもよい。Oリングは公知のものでよく、例えば樹脂製等で弾性を有するものである。Oリングがあることによって、インロー接合用凹部8とインロー接合用凸部24との間の気密性が増し、インロー接合用凹部8とインロー接合用凸部24との隙間から、配管25a・25b内を流れる流体が漏洩するのをより抑えることができる。このように、第一の金属板のインロー接合用凹部にOリングが備えられているストレーナーも本発明の範囲内である。なお、インロー接合用凹部22にOリングを嵌めることによって、インロー接合用凸部7とインロー接合用凹部22との間の気密性が増し、インロー接合用凸部7とインロー接合用凹部22との隙間から、配管25a・25b内を流れる流体が漏洩するのをより抑えることができる。
ストレーナー100は、金属板2の全体が金属板1に嵌め込まれた構造をしており、金属板2の直径は配管25a・25bの外径よりも小さくなっている。そのため、金属板1と金属板2との隙間から流体が漏洩しても、配管25a・25bの外に漏洩することがなく安全である。
また、ストレーナー100は、金属板2の全体が金属板1に嵌め込まれた構造をしているため、金属板2のメッシュ挟持用凸部12を含まない高さhが嵌合部6の深さdよりも大きいストレーナー(すなわち金属板2の一部が金属板1から突出しているストレーナー)と比較して、配管25aの厚みに制限されることなく、インロー接合用凸部7とインロー接合用凹部22とを嵌合させることができる。したがって、ストレーナー100では、配管25a・25bの厚みをより大きくすることができる。すなわち、ストレーナー100は、より厚くて耐圧性に優れる配管に設置することができる。
なお、本発明において、インロー接合用凸部7およびインロー接合用凹部8の形成面は逆であってもよい。すなわち、金属板2が嵌合する側の面にインロー接合用凹部が形成され、その反対側の面にインロー接合用凸部が形成されていてもよい。その場合、図4に示された配管25a・25bにおいては、ストレーナーは、図4のストレーナー100とは反対向きに設置されることとなる。または、フランジ21とフランジ23とを入れ替えた配管25a・25bに、図4のストレーナー100と同じ向きに設置されることとなる。
金属板2を流体流入側になるように設置することが好ましい。金属板2を固定するネジに対して締め付ける方向に圧力がかかるため、当該ネジが緩む虞が少なくなるからである。
このように、ストレーナー100は簡単な構造であるため、配管へ容易に設置することができる。さらに、ストレーナー100はインロー接合用凸部7およびインロー接合用凹部8を有するため、既存の配管に容易に取り付けることができる。高圧に耐え得るように設計された従来のストレーナーが大掛かりで設置および取り外しに多大な労力を要することを考慮すると、本発明は非常に優れたものである。
さらに、ストレーナー100はコンパクトであるため、配管へ容易に設置することができるだけでなく、持ち運びが楽であり、さらに保管の際にスペースを取らない。
また、ストレーナー100は、配管内を通過させる流体の種類等によって、捕捉用メッシュ3の種類(例えば、材質および目の大きさ等)を簡単に選択することができるため、従来のストレーナーと比較して汎用性が高い。
〔ストレーナー100の使用例〕
金属製の枠に金属製のメッシュが溶接されて張られている従来のストレーナーを、配管内を流れる流体の圧力を0〜5MPa程度の範囲にして使用したところ、短期間(例えば、2〜3日)でメッシュが破損した。
一方、ストレーナー100を、上記と同様の条件下で使用した場合、破損するまでの期間が飛躍的に長くなった。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明に係るストレーナーは、高圧ラインにおける流体中の異物を除去する際に利用することができる。
1 金属板(第一の金属板)
2 金属板(第二の金属板)
3 捕捉用メッシュ
4a 補強用メッシュ(第一の補強用メッシュ)
4b 補強用メッシュ(第二の補強用メッシュ)
5 メッシュ挟持用凹部
6 嵌合部
7 インロー接合用凸部
8 インロー接合用凹部
9 貫通孔
10 ネジ穴
11 取っ手
12 メッシュ挟持用凸部
13 貫通孔
14 ネジ穴
21 フランジ
22 インロー接合用凹部
23 フランジ
24 インロー接合用凸部
25a 配管
25b 配管
100 ストレーナー

Claims (5)

  1. 配管に設置されるストレーナーであって、
    複数の貫通孔が穿設された第一の金属板と、複数の貫通孔が穿設された第二の金属板と、当該第一の金属板の貫通孔および当該第二の金属板の貫通孔の大きさよりも目の大きさが小さい捕捉用メッシュとを備え、
    上記捕捉用メッシュは、上記第一の金属板と上記第二の金属板とで挟持されていることを特徴とするストレーナー。
  2. 上記第二の金属板は、その全体が上記第一の金属板に嵌合していることを特徴とする請求項1に記載のストレーナー。
  3. 上記第一の金属板は、中央に、メッシュ挟持用凹部を有し、
    上記第二の金属板は、中央に、上記メッシュ挟持用凹部と嵌合可能な形状のメッシュ挟持用凸部を有し、
    上記メッシュ挟持用凸部と上記メッシュ挟持用凹部との間に、上記捕捉用メッシュが挟持されていることを特徴とする請求項1または2に記載のストレーナー。
  4. 上記第一の金属板の貫通孔および上記第二の金属板の貫通孔の大きさよりも目の大きさが小さく、かつ上記捕捉用メッシュよりも目が大きい複数の補強用メッシュをさらに備え、
    上記複数の補強用メッシュは、上記第一の金属板と上記第二の金属板とで挟持されており、
    上記複数の補強用メッシュのうち第一の補強用メッシュは、上記第一の金属板と上記捕捉用メッシュとの間に配置され、上記複数の補強用メッシュのうち第二の補強用メッシュは、上記第二の金属板と上記捕捉用メッシュとの間に配置されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のストレーナー。
  5. 上記第一の金属板は、上記第二の金属板が嵌合する面において、上記第二の金属板の外周よりも外側に、環状のインロー接合用凸部および凹部の一方が形成されており、他方の面に、当該環状のインロー接合用凸部および凹部の他方が形成されていることを特徴とする請求項2に記載のストレーナー。
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