JP3156382U - 中空糸膜カートリッジ - Google Patents

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Abstract

【課題】簡易な構成で、組立作業性に優れた中空糸膜カートリッジを提供する。【解決手段】外ケース200内に着脱自在に装着される中空糸膜ユニット100が、内ケース120と、内ケース120の中に収納される複数の中空糸膜110と、内ケース120の側面側の周囲を覆うように設けられる円筒状の活性炭部140と、を備える。活性炭部140は、複数の活性炭の粒がバインダーにより成型保持されたもので構成されると共に、活性炭部140の内壁面と内ケース120の外壁面との間には環状の隙間S1が設けられ、活性炭部140の外壁面と外ケース200の内壁面との間には環状隙間S2が設けられることを特徴とする。【選択図】図1

Description

本考案は、浄水器などに用いられる中空糸膜カートリッジに関するものである。
従来、浄水器に用いられる中空糸膜カートリッジとして、有機物やトリハロメタンなどを吸着により除去する活性炭と、浮遊物質などの微粒子を分離により除去する中空糸膜とを備えたものが知られている。
また、中空糸膜カートリッジが蛇口自体に取付けられるものがあり、この場合には、中空糸膜カートリッジにおける水が流れる方向の長さ寸法が制限される。そのため、上記のように活性炭が備えられる中空糸膜カートリッジにおいては、複数の中空糸膜が備えられた部分の側面側の周囲に、複数の活性炭の粒を充填する領域が設けられたものが知られている。
しかしながら、かかる従来例に係る中空糸膜カートリッジにおいては、複数の活性炭の粒が、その充填領域から漏れ出してしまわないようにするための構成が複雑化して部品点数が増えてしまったり、活性炭の粒の充填作業に手間がかかったりするなどの問題があった。
また、活性炭フィルターを用いるものも知られているが、この場合も、フィルターを何重にも巻き付けなければならず、その作業に手間がかかっていた。
特許第3242395号公報 特開平9−150043号公報 特開2008−136933号公報
本考案の目的は、簡易な構成で、組立作業性に優れた中空糸膜カートリッジを提供することにある。
本考案は、上記課題を解決するために以下の手段を採用した。
すなわち、本考案に係る中空糸膜カートリッジは、
一端側に浄化前の液体が流入する流入口が設けられ、他端側に浄化された液体が流出する流出口が設けられた筒状の外ケースと、
該外ケース内に着脱自在に装着される中空糸膜ユニットと、を備え、
該中空糸膜ユニットは、
該中空糸膜ユニットが前記外ケースに装着された状態において、前記流出口に向く側に開口部を有し、かつ側面に貫通孔を有する内ケースと、
該内ケースにおける前記開口部付近に設けられた封止部によって、中空内部が開放されつつ各外壁面間が封止された状態で、該内ケースの中に収納される複数の中空糸膜と、
前記内ケースの側面側の周囲を覆うように設けられる筒状の活性炭部と、
を備えた中空糸膜カートリッジにおいて、
前記活性炭部は、複数の活性炭の粒(微細な粒子であるのが好ましい)がバインダーにより成型保持されたもので構成されると共に、筒状の活性炭部の内壁面と前記内ケースの外壁面との間には環状の隙間が設けられ、かつ前記中空糸膜ユニットが前記外ケースに装着された状態において、筒状の活性炭部の外壁面と前記外ケースの内壁面との間には環状隙間が設けられることを特徴とする。
本考案によれば、筒状の活性炭部が、複数の活性炭の粒がバインダーにより成型保持されたもので構成されているので、当該活性炭部を1部品として取り扱うことができる。従って、この筒状の活性炭部の内ケースの外側への取付け作業が容易であり、組立作業性に優れる。また、筒状の活性炭部の内壁面と内ケースの外壁面との間、及び筒状の活性炭部の外壁面と外ケースの内壁面との間には、それぞれ環状の隙間が設けられるので、活性炭による有機物やトリハロメタン等の吸着効率も十分に高くすることができる。
前記外ケースは、いずれも略有底筒状の2部材から構成されており、2部材の内の一方の部材の底部側で前記中空糸膜ユニットの一方の端部を支持し、他方の部材の底部側で該中空糸膜ユニットの他方の端部を支持するように構成されると共に、これら2部材の連結部分にはネジ機構が設けられており、互いを相対的に回転させることでネジ締結により連結されるとよい。
これにより、2部材を互いに相対的に回転させるだけで、これらを連結することができるので、組立作業性に優れる。また、2部材の連結を解除するのも容易である。
以上説明したように、本考案によれば、簡易な構成で、組立作業性を向上させることができる。
図1は本考案の実施例に係る中空糸膜カートリッジの模式的断面図である。 図2は本考案の実施例に係る中空糸膜ユニットの模式的断面図である。
以下に図面を参照して、この考案を実施するための形態を、実施例に基づいて例示的に詳しく説明する。ただし、この実施例に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この考案の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
(実施例)
<中空糸膜カートリッジ全体>
図1及び図2を参照して、本考案の実施例に係る中空糸膜カートリッジについて説明する。なお、本実施例に係る中空糸膜カートリッジ10は、水道の蛇口自体に直接取付けられる浄水器に好適に利用することができる。
本考案の実施例に係る中空糸膜カートリッジ10は、中空糸膜ユニット100と、この中空糸膜ユニット100を収納する外ケース200とから構成される。なお、中空糸膜ユニット100は、外ケース200内に着脱自在に装着される。外ケース200は、その両端がそれぞれ塞がれた略円筒状の部材により構成されており、一端側の端面に、浄化前の液体(通常、水道水)が流入する流入口211が設けられ、他端側の端面に、浄化された液体が流出する流出口221が設けられている。
<中空糸膜ユニット>
特に、図2を参照して、本実施例に係る中空糸膜ユニット100について詳細に説明する。中空糸膜ユニット100は、複数の中空糸膜110と、複数の中空糸膜110を収納する内ケース120と、円筒状の活性炭部140とを備えている。
内ケース120は、略有底円筒状の部材である。そして、中空糸膜ユニット100が外ケース200に装着された状態において、その開口部122が、外ケース200の流出口221に向くように構成されている。また、内ケース120の側面(円筒部の壁面)には、複数の貫通孔121が設けられている。更に、内ケース120における開口部122の近傍の外壁面側には、環状の凸部123が設けられている。
このように構成される内ケース120の中に複数の中空糸膜110が収納される。複数の中空糸膜110は、内ケース120における開口部122付近に設けられた封止部111によって、中空内部が開放されつつ各外壁面間が封止された状態で、内ケース120の中に収納される。なお、封止部111は、硬化したポッティング剤(例えばエポキシ樹脂)により構成される。また、本実施例においては、各々の中空糸膜110は、U字状に折り曲げられて、その両端が封止部111によって固定されている。
内ケース120の一端側には、活性炭部140を保持するための第1保持部材131が嵌合により固定されている。この第1保持部材131は、円筒状の嵌合部131aと、嵌合部131aの端部に設けられた外向きフランジ部131bと、活性炭部140の外周端縁に係合する円筒状の係合部131cとから構成されている。
また、内ケース120の他端側には、各部材の位置決め、及び組み付けを可能にするための環状部材132が嵌合により固定されている。この環状部材132は、円筒状の嵌合部132aと、浄化された液体が通る貫通孔を形成する円筒部132bとを備えている。また、この円筒部132bの外周には、シールリング150が装着される環状溝132cが形成されている。
また、この環状部材132における内ケース120の反対側の端部には、活性炭部140を保持するための第2保持部材133が嵌合により固定されている。この第2保持部材133は、円筒状の嵌合部133aと、嵌合部133aの端部に設けられた外向きフランジ部133bと、活性炭部140の外周端縁に係合する円筒状の係合部133cとから構成されている。
円筒状の活性炭部140は、内ケース120と同心的に設けられる。すなわち、内ケース120の側面側(外周面側)の周囲を覆うように設けられる。この活性炭部140は、複数の活性炭の粒(微細な粒子であるのが好ましい)がバインダーにより成型保持されたもので構成される。より具体的な例としては、複数の活性炭の粒を、円筒形状のキャビティを有する型の中に充填し、その中に、熱溶解させたバインダー(例えばポリエステル)を注入した後に硬化させることによって、円筒形状の活性炭部140を得ることができる。そして、この円筒状の活性炭部140の一端側は第1保持部材131によって保持され、他端側は第2保持部材133によって保持される。また、この円筒状の活性炭部140の内壁面(内周面)は、内ケース120に設けられた環状の凸部123の外壁面(外周面)に突き当たるように構成されており、活性炭部140と内ケース120とのセンタリングがなされている。これにより、活性炭部140の内壁面(内周面)と内ケース120の外壁面(外周面)との間には環状隙間S1が安定的に形成される。なお、本実施例では、活性炭部140の内壁面(内周面)側において、凸部123と当接する部分を除く全ての部分が環状隙間S1に臨むように構成されている。
<外ケース>
特に、図1を参照して、外ケース200について、更に詳しく説明する。外ケース200は、いずれも略有底円筒状の2部材(以下、これらの2部材を、それぞれ第1有底円筒部材210,第2有底円筒部材220と称する)により構成される。第1有底円筒部材210は、その底部側で中空糸膜ユニット100の一方の端部を支持する。また、第2有底円筒部材220は、その底部側で中空糸膜ユニット100の他方の端部を支持する。
第1有底円筒部材210は、上述した流入口211の他に、第1保持部材131の嵌合部131aの内側に入り込んで、その外周面が嵌合部131aの内周面に密着することにより、中空糸膜ユニット100の一方の端部を支持する突出部212を備えている。また、第1有底円筒部材210の内周面における開口端部付近には、メネジ213が形成されている。
第2有底円筒部材220は、上述した流出口221の他に、環状部材132の円筒部132bの外周面と第2保持部材133における嵌合部133aの内周面との間の環状隙間に入り込んで中空糸膜ユニット100の他方の端部を支持する円筒部222を備えている。この円筒部222の内周面と環状部材132の円筒部132bの外周面との間の環状隙間は、シールリング150によって封止される。これにより、内ケース120の中を通らないまま、当該環状隙間を通ってしまい、流出口221から液体が流出してしまうことを抑制できる。
また、第2有底円筒部材220は、外側の円筒部分の内周面における端部側に、液体の流れを整える機能を発揮すると共に、第2保持部材133における係合部133cの外周面に突き当たることで中空糸膜ユニット100の他方の端部を支持する機能も発揮するリブ223が設けられている。このリブ223は、円周方向に等間隔で複数設けられている。更に、第2有底円筒部材220の外周面における開口端部付近には、オネジ224が形成されている。
以上のように構成される外ケース200によれば、第1有底円筒部材210に設けられたメネジ213と、第2有底円筒部材220に設けられたオネジ224により、ネジ機構が構成される。従って、第1有底円筒部材210と第2有底円筒部材220とを相対的に回転させることで、ネジ締結により、これらを連結させることができる。また、ネジ締結時とは反対側に両者を相対回転させることで、これらの連結を簡単に解除させることができる。また、第1有底円筒部材210と第2有底円筒部材220とを連結させることにより、上記の通り、中空糸膜ユニット100の一方の端部と他方の端部が、それぞれ第1有底円筒部材210と第2有底円筒部材220により支持される。従って、中空糸膜ユニット100は、外ケース200の内部で位置決めされる。このとき、円筒状の活性炭部140の外壁面(外周面)と外ケース200の内壁面(内周面)との間には環状隙間S2が形成される。なお、本実施例では、活性炭部140の外壁面(外周面)側において、第1保持部材131の係合部131cと当接する部分、及び第2保持部材133の係合部133cと当接する部分を除く全ての部分が環状隙間S2に臨むように構成されている。
<液体(水道水)の流れ>
特に、図1を参照して、本実施例に係る中空糸膜カートリッジが浄水器に用いられた場合における液体(ここでは、水道水)の流れ方について説明する。なお、図1中の太線の矢印は、液体の流れを示している。
まず、浄化前の液体は、外ケース200に設けられた流入口211から環状隙間S2に入り込む。そして、円筒状の活性炭部140の外壁面(外周面)側から、活性炭部140の内部を通って、活性炭部140の内壁面(内周面)側の環状隙間S1へと流れていく。この過程で、活性炭による吸着作用によって、液体中に含まれている有機物やトリハロメ
タンや農薬類が除去される。その後、内ケース120に設けられた貫通孔121から内ケース120へと入り込んでいく。そして、中空糸膜110における外壁面から中空内部へと浸透する。この過程で、液体に含まれる浮遊物質(鉄錆び、カビ、濁り、一般細菌など)が膜分離作用により除去される。
以上のようにして浄化された液体は、中空糸膜110における中空内部を通って、内ケース120の開口部122側から内ケース120の外部へと流れていく。そして、環状部材132における円筒部132bの筒内を通り、外ケース200に設けられた流出口221から中空糸膜カートリッジ10の外部へと流出していく。
<中空糸膜カートリッジの組立>
本実施例に係る中空糸膜カートリッジ10の組み立て方を説明する。まず、中空糸膜110が収納されている内ケース120に、環状部材132を嵌合させる。なお、環状部材132に設けられた環状溝132cへのシールリング150の装着は、環状部材132を内ケース120に嵌合させる前であっても後であってもよい。そして、この環状部材132に第2保持部材133を嵌合させる。
その後、円筒状の活性炭部140の筒内部に、内ケース120の一端側(環状部材132などが設けられていない側)から、活性炭部140の他端側の外周端縁が、第2保持部材133における係合部133cに係合される位置まで内ケース120を差し込む。そして、第1保持部材131の嵌合部131aを活性炭部140の筒内部に一端側から差し込み、嵌合部131aの端部を内ケース120の一端側の端部に嵌合させる。このとき、第1保持部材131における係合部131cは、活性炭部140の一端側の外周端縁に係合する。
以上のようにして、中空糸膜ユニット100が完成する。なお、最初に、内ケース120に第1保持部材131を嵌合させてから、活性炭部140を組み付け、その後、環状部材132と第2保持部材133を嵌合させるようにしてもよい。
次に、第1有底円筒部材210の突出部212が第1保持部材131の嵌合部131aの内側に入り込むように、第1有底円筒部材210を、中空糸膜ユニット100の一端側に組み付ける。また、第2有底円筒部材220の円筒部222が、環状部材132の円筒部132bの外周面と第2保持部材133における嵌合部133aの内周面との間の環状隙間に入り込むように、第2有底円筒部材220を、中空糸膜ユニット100の他端側に組み付ける。なお、第1有底円筒部材210と第2有底円筒部材220の組み付け順序に関しては、どちらが先でも構わない。そして、これら第1有底円筒部材210と第2有底円筒部材220を相対回転させることによって、上記の通り、ネジ締結により、これらを連結させる。
以上のようにして、中空糸膜カートリッジ10が組み立てられる。
<本実施例に係る中空糸膜カートリッジの優れた点>
以上のように、本実施例に係る中空糸膜カートリッジ10によれば、円筒状の活性炭部140が、複数の活性炭の粒(微細な粒子であるのが好ましい)がバインダーにより成型保持されたもので構成されているので、この活性炭部140を1部品として取り扱うことができる。従って、この円筒状の活性炭部140の内ケース120の外側への取付け作業が容易であり、組立作業性に優れる。すなわち、複数の活性炭の粒を充填する構成を採用した場合には、活性炭の粒が漏れ出してしまわないための構成が必要となり、かつ活性炭の粒を充填する作業が必要となるのに対して、本実施例によれば、簡易な構成で、活性炭部140の組み付けを簡単に行うことができる。
また、円筒状の活性炭部140の内壁面(内周面)と内ケース120の外壁面(外周面)との間、及び円筒状の活性炭部140の外壁面(外周面)と外ケース200の内壁面(内周面)との間には、それぞれ環状隙間S1,S2が設けられている。従って、活性炭による有機物やトリハロメタン等の吸着効率も十分に高くすることができる。
更に、本実施例においては、第1有底円筒部材210と第2有底円筒部材220とを相対回転させて、これらをネジ締結させることで連結させて、外ケース200を組み立てることができる。従って、組立作業性に優れている。また、ネジ締結時とは反対側に両者を相対回転させることによって、これらの連結を簡単に解除させることができる。従って、中空糸膜ユニット100の交換も簡単に行うことができる。
10 中空糸膜カートリッジ
100 中空糸膜ユニット
110 中空糸膜
111 封止部
120 内ケース
121 貫通孔
122 開口部
123 凸部
131 第1保持部材
131a 嵌合部
131b 外向きフランジ部
131c 係合部
132 環状部材
132a 嵌合部
132b 円筒部
132c 環状溝
133 第2保持部材
133a 嵌合部
133b 外向きフランジ部
133c 係合部
140 活性炭部
150 シールリング
200 外ケース
210 第1有底円筒部材
211 流入口
212 突出部
213 メネジ
220 第2有底円筒部材
221 流出口
222 円筒部
223 リブ
224 オネジ
S1,S2 環状隙間

Claims (2)

  1. 一端側に浄化前の液体が流入する流入口が設けられ、他端側に浄化された液体が流出する流出口が設けられた筒状の外ケースと、
    該外ケース内に着脱自在に装着される中空糸膜ユニットと、を備え、
    該中空糸膜ユニットは、
    該中空糸膜ユニットが前記外ケースに装着された状態において、前記流出口に向く側に開口部を有し、かつ側面に貫通孔を有する内ケースと、
    該内ケースにおける前記開口部付近に設けられた封止部によって、中空内部が開放されつつ各外壁面間が封止された状態で、該内ケースの中に収納される複数の中空糸膜と、
    前記内ケースの側面側の周囲を覆うように設けられる筒状の活性炭部と、
    を備えた中空糸膜カートリッジにおいて、
    前記活性炭部は、複数の活性炭の粒がバインダーにより成型保持されたもので構成されると共に、筒状の活性炭部の内壁面と前記内ケースの外壁面との間には環状の隙間が設けられ、かつ前記中空糸膜ユニットが前記外ケースに装着された状態において、筒状の活性炭部の外壁面と前記外ケースの内壁面との間には環状隙間が設けられることを特徴とする中空糸膜カートリッジ。
  2. 前記外ケースは、いずれも略有底筒状の2部材から構成されており、2部材の内の一方の部材の底部側で前記中空糸膜ユニットの一方の端部を支持し、他方の部材の底部側で該中空糸膜ユニットの他方の端部を支持するように構成されると共に、これら2部材の連結部分にはネジ機構が設けられており、互いを相対的に回転させることでネジ締結により連結されることを特徴とする請求項1に記載の中空糸膜カートリッジ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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