JP2014048204A - 放射線撮像装置及び放射線撮像システム - Google Patents

放射線撮像装置及び放射線撮像システム Download PDF

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Abstract

【課題】高精度で放射線検知が可能な放射線撮像装置及び放射線撮像システムを提供することを課題とする。
【解決手段】放射線撮像装置は、放射線を電気信号に変換する変換素子が行列状に配置された検出部(101)と、放射線の照射状態を検知する放射線検知手段(120)と、前記放射線検知手段により検知された照射状態に応じて、前記検出部を駆動する駆動回路(102)と、撮影種類を設定する撮影種類設定手段(126)とを有し、前記放射線検知手段は、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、放射線の検知能力を変更することを特徴とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、放射線撮像装置及び放射線撮像システムに関する。
近年、X線による医療画像診断や非破壊検査に用いる撮像装置として、半導体材料によって形成された平面検出器(Flat Panel Detector、以下FPDと略す)を用いた撮像装置が実用化され始めている。FPDには、放射線を電荷に変換可能なa−Siなどの半導体材料を用いた変換素子と、電荷に応じた電気信号を転送するスイッチ素子と、を有する画素が2次元に複数配置されている。このようなFPDを有する撮像装置は、例えば医療画像診断においては、一般撮影のような静止画撮影や、透視撮影のような動画撮影のデジタル撮像装置として用いられている。
放射線撮像装置は、撮影をする際、X線発生装置と同期を取りながら撮影を行う。同期方法としては、X線発生装置と放射線撮像装置を電気的に接続する手段とX線発生装置から照射されたX線を検知して同期を取る手段がある。前者の場合、サービスマンがX線発生装置と放射線撮像装置をケーブルで接続するため、接続作業の工数が掛り、さらにX線発生装置と放射線撮像装置をセットで固定して使用しなければならない。後者の場合、X線の検出器を放射線撮像装置内外に設ける、もしくは放射線撮像装置自体で検知を行う方法が知られており、この場合、接続作業の工数が不要で放射線撮像装置を持ち運び、様々なX線発生装置と組み合わせて使用できるメリットがある。
通常、FPDは、光電変換素子とスイッチ素子で構成された画素が二次元に配列され、光電変換素子からの信号の読み出しや光電変換素子をリセットする場合は行単位で行われる。X線が照射される前は、スイッチ素子を行単位でオン/オフし、光電変換素子に流れる暗電流成分をリセットする(「空読み動作」)。空読み動作中にX線照射信号を入力するもしくはX線を検知した場合、直ちにリセット動作を終了し、蓄積動作に移行しなければならない。X線照射信号を入力したにも関わらず蓄積動作に移行しないと、ユーザーが押した曝射ボタンと実際の撮影画像にタイムラグが発生し、段差を生じるなど意図しない画像になってしまう。またX線を検知したにも関わらず、空読み動作を継続すると、光電変換素子で発生したX線信号をリセットしてしまうため、被験者に対し無駄にX線を照射し、被ばく量が増加する場合がある。
特許文献1では、放射線検出手段を有し、放射線照射開始と判断した場合ただちに動作状態を撮影準備状態から蓄積状態へ移行する技術が開示されている。また、特許文献2では、放射線検出素子にバイアス電圧を供給するバイアス線を流れる電流を検出し、検出された電流の値に基づいて放射線の照射開始を検出し、放射線検出素子内で発生した電荷を保持させる放射線画像撮影装置が開示されている。
特開平11−151233号公報 特開2010−268171号公報
しかし、特許文献1及び2では、放射線検出手段が様々な撮影種類(被写体の部位や体格、動画・静止画撮影モードなど)に対応できない場合がある。X線による画像診断においては、撮影種類によってX線の照射条件が異なる。そのため、様々な照射条件に対して精度よく検知可能な放射線検知手段が要求される。
本発明の目的は、高精度で放射線検知が可能な放射線撮像装置及び放射線撮像システムを提供することである。
本発明の放射線撮像装置は、放射線を電気信号に変換する変換素子が行列状に配置された検出部と、放射線の照射状態を検知する放射線検知手段と、前記放射線検知手段により検知された照射状態に応じて、前記検出部を駆動する駆動回路と、撮影種類を設定する撮影種類設定手段とを有し、前記放射線検知手段は、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、放射線の検知能力を変更することを特徴とする。
様々な撮影種類に対して精度よく放射線検知が可能である。撮影種類は、例えば被写体の部位や体格、動画・静止画撮影モードなどである。
第1の実施形態に係る放射線撮像システムの構成例を示す図である。 第1の実施形態に係る放射線撮像装置の構成例を示す図である。 放射線検知手段の等価回路図である。 ゲイン設定手段におけるゲイン設定を説明するための図である。 撮影種類によるゲイン設定テーブルの例を示す図である。 放射線撮像装置のタイミング図である。 他の放射線撮像装置の構成例を示す図である。 放射線検知用画素を用いた場合の放射線検知手段の等価回路図である。 第2の実施形態に係る放射線撮像システムの構成例を示す図である。 検知能力設定を説明するための図である。 検知能力設定テーブルの例を示す図である。 第3の実施形態に係る放射線撮像システムの構成例を示す図である。 放射線検知手段の等価回路図である。 ゲイン設定を説明するための図である。 放射線検知手段の等価回路図である。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る放射線撮像システムの構成例を示すブロック図である。放射線撮像システムは、放射線発生装置及び放射線撮像装置を有する。撮像装置100は、放射線を電気信号に変換する画素を複数備えた検出部101と、検出部101の駆動を行う駆動回路102と、検出部101からの電気信号を画像データとして出力する読出回路103と、を有する検出器(FPD)104を含む。撮像装置100は更に、FPD104からの画像データを処理して出力する信号処理部105と、各構成要素に夫々制御信号を供給してFPD104の動作を制御する制御部106と、各構成要素に夫々バイアスを供給する電源部107を含む。信号処理部105は、不図示の制御コンピュータから制御信号を入力して制御部106に提供する。また、信号処理部105は、放射線の照射期間に読出回路103から信号配線の電位情報を入力し、制御コンピュータに伝送する。電源部107は、不図示の外部電源や内蔵バッテリーから電圧を入力して検出部101、駆動回路102、読出回路103で必要な電圧を供給するレギュレータ等の電源回路を内包している。放射線発生装置111は、制御卓112から指示された放射線照射条件に応じた放射線を照射する。撮像装置100と放射線発生装置111は、電気的に接続されておらず、信号のやりとりは生じない。放射線検知手段120は、放射線の照射状態を検知する放射線検知センサ121と、放射線検知センサ121からの電流を検出する電流検出手段122と、ゲイン設定手段124と、比較手段123と、比較手段123の閾値を設定する閾値設定手段125を含む。撮影種類設定手段126では、ユーザーにより、測定前に撮影種類(被写体の部位や体格、動画・静止画撮影モードなど)が設定される。ゲイン設定手段124は、撮影種類設定手段126により設定された撮影種類に応じて、電流検出手段122のゲインを設定する。比較手段123は、電流検出手段122からの電圧信号を比較する。閾値設定手段125は、撮影種類設定手段126により設定された撮影種類に応じて、比較手段123の閾値電圧を設定する。放射線検知センサ121は、検出部101の放射線照射面側に配置されているが、放射線照射面の反対側に配置してもよい。また、放射線検知センサ121は、照射領域が絞られても確実に放射線照射を検知できるように、検出部101内の中央部に配置することが望ましい。本実施形態では、放射線検知センサ121は、放射線を直接電気信号に変換する直接型のセンサ、又は放射線を可視光に変換する蛍光体をSiフォトダイオードに塗布した形態のものなどが用いられる。ただし、本発明はそれに限定されるものではなく、放射線検知センサは、検出部101を構成する配線の一部を含み、検出部101の所定の領域から放射線の照射状態を検知する信号を得るものでもよい。
図2は、本発明の第1の実施形態に係る撮像装置100の具体的な構成例を示す図である。なお、図1を用いて説明した構成と同じものは同じ番号を付与してあり、詳細な説明は割愛する。また、図2では説明の簡便化のために3行×3列の画素を有する検出部101を含む撮像装置を示す。しかしながら、実際の撮像装置はより多画素であり、例えば17インチの撮像装置では約2800行×約2800列の画素を有している。検出部101は、行列状に複数配置された画素を有する。本実施形態における画素は、放射線を電荷(電気信号)に変換する変換素子S11〜S33と、その電荷に応じた電気信号を出力するスイッチ素子T11〜T33と、を有する。本実施形態では、光を電荷に変換する光電変換素子として、ガラス基板等の絶縁性基板上に配置されアモルファスシリコンを主材料とするMIS型フォトセンサを用いる。変換素子としては、上述の光電変換素子の放射線入射側に放射線を光電変換素子が感知可能な波長帯域の光に変換する波長変換体を備えた間接型の変換素子や、放射線を直接電荷に変換する直接型の変換素子が好適に用いられる。スイッチ素子T11〜T33としては、制御端子と2つの主端子を有するトランジスタが好適に用いられ、本実施形態では薄膜トランジスタ(TFT)が用いられる。変換素子S11〜S33の一方の電極はスイッチ素子T11〜T33の2つの主端子の一方に電気的に接続され、他方の電極は共通のバイアス配線Bsを介してバイアス電源107aと電気的に接続される。行方向の複数のスイッチ素子、例えばT11〜T13は、それらの制御端子が1行目の駆動配線G1に共通に電気的に接続されており、駆動回路102からスイッチ素子の導通状態を制御する駆動信号が駆動配線を介して行単位で与えられる。列方向の複数のスイッチ素子、例えばT11〜T31は、他方の主端子が1列目の信号配線Sig1に電気的に接続されている。スイッチ素子T11〜T31が導通状態である間に、変換素子S11〜S31の電荷に応じた電気信号を、信号配線Sig1を介して読出回路103に出力する。列方向に複数配列された信号配線Sig1〜Sig3は、複数の画素から出力された電気信号を並列に読出回路103に伝送する。なお、本実施形態における画素は変換素子S11〜S33とスイッチ素子T11〜T33とを有するものとして説明したが、それに限定されるものではない。信号配線Sig1〜Sig3又は変換素子S11〜S33とスイッチ素子T11〜T33との間に少なくとも増幅用トランジスタを更に有する画素でもよい。また、変換素子S11〜S33や変換素子S11〜S33と増幅用トランジスタとのノードを初期化する初期化用トランジスタを更に有する画素でもよい。
読出回路103は、検出部101から並列に出力された電気信号を増幅する増幅回路207を信号配線毎に対応して複数設けられている。また、各増幅回路207は、出力された電気信号を増幅する積分増幅器203と、積分増幅器203からの電気信号を増幅する可変増幅器204と、増幅された電気信号をサンプルしホールドするサンプルホールド回路205と、バッファアンプ206とを含む。積分増幅器203は、読み出された電気信号を増幅して出力する演算増幅器Aと、積分容量Cfと、リセットスイッチRCと、を有する。積分増幅器203は、積分容量Cfの値を変えることで増幅率を変更することが可能な機構を備えている。演算増幅器Aの反転入力端子には検出部101から出力された電気信号が入力され、非反転入力端子には基準電源107bから基準電圧Vrefが入力され、出力端子から増幅された電気信号が出力される。また、積分容量Cfが演算増幅器Aの反転入力端子と出力端子の間に配置される。サンプルホールド回路205は、各可変増幅器204に対応して設けられ、サンプリングスイッチSHとサンプリング容量Chとによって構成される。また、読出回路103は、各増幅回路207から並列に読み出された電気信号を順次出力して直列信号の画像信号として出力するマルチプレクサ208と、画像信号をインピーダンス変換して出力するバッファ増幅器209と、を有する。バッファ増幅器209から出力されたアナログ電気信号である画像信号Voutは、A/D変換器210によってデジタルの画像データに変換されて信号処理部105(図1)へ出力され、信号処理部105で処理された画像データが制御コンピュータへ出力される。
駆動回路102は、制御部106(図1)から入力された制御信号D−CLK、OE、DIOに応じて、スイッチ素子T11〜T33を導通状態にする導通電圧Vcomと非道通状態とする非導通電圧Vssを有する駆動信号を、各駆動配線G1〜G3に出力する。これにより、駆動回路102は、スイッチ素子T11〜T33の導通状態及び非導通状態を制御し、検出部101を駆動する。駆動回路102は、放射線検知手段120により放射線の照射開始が検知された場合に検出部101の動作状態を待機状態から蓄積状態に移行させる。また、駆動回路102は、放射線検知手段120により放射線の照射終了が検知された場合に検出部101の動作状態を蓄積状態から読出し状態に移行させる。
図1に示す電源部107は、図2に示すバイアス電源107aと、増幅回路207の基準電源107bとを含む。バイアス電源107aは、バイアス配線Bsを介して各変換素子S11〜S33の他方の電極に共通にバイアス電圧Vsを供給する。基準電源107bは、各演算増幅器Aの正転入力端子に基準電圧Vrefを供給する。
図1に示す制御部106は、信号処理部105を介して装置外部の制御コンピュータ等からの制御信号を入力して、駆動回路102、電源部107、読出回路103に各種の制御信号を与えてFPD104の動作を制御する。図1に示す制御部106は、図2に示す駆動回路102に、制御信号D−CLKと制御信号OEと制御信号DIOとを与えることによって、駆動回路102の動作を制御する。ここで、制御信号D−CLKは駆動回路102として用いられるシフトレジスタのシフトクロックであり、制御信号DIOはシフトレジスタが転送するパルス、制御信号OEはシフトレジスタの出力端を制御するものである。また、制御部106は、図2に示す読出回路103に、制御信号ΦRCと制御信号ΦSHと制御信号CLKを与えることによって、読出回路103の各構成要素の動作を制御する。ここで、制御信号ΦRCは積分増幅器203のリセットスイッチRCの動作を、制御信号ΦSHはサンプルホールド回路205のスイッチSHの動作を、制御信号CLKはマルチプレクサ208の動作を制御するものである。
次に、図1〜図6を用いて、放射線撮像システムの動作について説明する。図3は、放射線検知手段120の等価回路図、図4は、ゲイン設定手段124におけるゲイン設定を説明するための図、図5は撮影種類によるゲイン設定テーブルの例を示す図、図6は放射線撮像装置のタイミング図である。
放射線撮影において、まず、オペレータは撮影種類設定手段126により、撮影種類を設定する。ここで、撮影種類とは、被写体の撮影部位や体格、あるいは静止画や動画などの撮影モードを指す。このような撮影種類によって、放射線の照射条件や照射領域が異なるため、オペレータは撮影前にあらかじめ撮影種類を設定しておく必要がある。
次に、撮像装置100の電源が投入され、変換素子S11〜S33にバイアス電圧Vsが供給されると、撮像装置100は待機動作(図6)を開始する。待機動作では、変換素子S11〜S33に流れる暗電流をリセットするために空読み動作を繰り返し行う。空読み動作では、リセットスイッチRCにより積分増幅器203の積分容量Cf及び信号配線Sig1〜Sig3がリセットされる。また、駆動回路102に送られる制御信号DIO及び制御信号D−CLKに同期して、駆動配線G1に導通電圧Vcomが与えられ、1行目の画素のスイッチ素子T11〜T13が導通状態とされる。このスイッチ素子T11〜T13の導通状態により、変換素子S11〜S13がリセットされる。このようなスイッチ素子の導通状態の制御とリセットが2行目、3行目と繰り返し行われることにより、変換素子S11〜S33の全ての画素がリセットされる。さらに空読み動作を継続するために、再度、制御信号DIOが駆動回路102に出力され、1行目の駆動配線G1に導通電圧Vcomが与えられる。以上のように、待機動作中は空読み動作が繰り返し行われる。
オペレータが制御卓112により、曝射要求信号を放射線発生装置111に与えると、ただちに放射線照射が開始される。撮像装置100に放射線が照射されると、放射線検知手段120により放射線が検知され、放射線検知信号が信号処理部105に出力される。さらに、信号処理部105は、制御部106に、空読み動作を停止し、蓄積動作に移行する信号を与える。これにより、撮像装置100は、蓄積動作(図6)に移行する。蓄積動作中は、スイッチ素子T11〜T33には非導通電圧Vssが与えられており、全ての画素のスイッチ素子T11〜T33は非導通状態となる。
その後、放射線照射が終了すると、放射線検知手段120により放射線照射の終了が検知され、放射線照射の終了の信号が信号処理部105に出力される。次に、信号処理部105は、制御部106に、蓄積動作から読出し動作に移行する信号を与える。これにより、撮像装置100は、読出し動作(図6)に移行する。読出し動作では、まずリセットスイッチRCにより積分容量Cf及び信号配線Sig1〜Sig3がリセットされる。次に、駆動回路102から駆動配線G1に導通電圧Vcomが与えられ、1行目のスイッチ素子T11〜T13が導通状態とされる。これにより、1行目の変換素子S11〜S13で発生された電荷に基づく電気信号が各信号配線Sig1〜Sig3に出力される。各信号配線Sig1〜Sig3を介して並列に出力された電気信号は、それぞれ各増幅回路207の積分増幅器203及び可変増幅器204で増幅される。増幅された電気信号は、それぞれ、制御信号ΦSHによりサンプルホールド回路205のスイッチSHが動作され、各増幅回路207内のサンプルホールド回路205に並列に保持される。保持された後、積分容量Cf及び信号配線Sig1〜Sig3がリセットされる。リセットされた後、1行目と同様に2行目の駆動配線G2に導通電圧Vcomが与えられ、2行目のスイッチ素子T21〜T23が導通状態とされる。2行目のスイッチ素子T21〜T23が導通状態とされている期間内に、マルチプレクサ208がサンプルホールド回路205に保持された電気信号を順次出力する。これにより、並列に読み出された1行目の画素からの電気信号は直列の画像信号に変換して出力され、A/D変換器210が1行分の画像データに変換して出力する。以上の動作を1行目から3行目に対して行単位で行うことにより、1フレーム分の画像データが撮像装置から出力される。以上のように、制御部106及び駆動回路102は、放射線検知手段120により検知された照射状態に応じて、検出部101及び読出回路103を駆動する。
図3は、図1の放射線検知手段120の構成例を示す図である。放射線検知センサ121に放射線が照射されると、放射線検知センサ121は、照射された放射線の入力量に応じた電流iPDに変換する。さらに、電流検出手段122のフィードバック抵抗Rrefにも電流iPDが流れ、増幅器ampXにより電流から電圧に変換される。ここで、増幅器ampXから出力される電圧Voutは、Rref×iPDで表せられる。また、フィードバック抵抗Rrefの抵抗値を変えることで、増幅器ampXから出力される電圧値を制御でき、フィードバック抵抗Rrefが増幅器ampXのゲインとなる。この電圧Voutは、比較手段123のコンパレータCMPに入力され、任意の閾値電圧Vth1〜Vth3の中のいずれかの閾値電圧Vthと比較される。放射線が照射されて放射線検知センサ121に電流が流れ、増幅器ampXからの電圧Voutが閾値電圧Vthを上回った場合に、コンパレータCMPは放射線の照射開始を示す放射線検知信号(ハイレベルロジック)を出力する。そして、前述のように放射線検知信号は、信号処理部105に出力され、撮像装置100は蓄積動作に移行する。その後、放射線の照射が終了すると、増幅器ampXからの電圧Voutが閾値電圧Vthを下回り、コンパレータCMPは放射線の照射終了を示す放射線検知信号(ローレベルロジック)を出力する。そして、信号処理部105は、撮像装置100は読出し動作に移行するように、制御部106に信号を出力する。
本実施形態は、オペレータにより設定された撮影種類に応じて、電流検出手段122のゲイン及び比較手段123の閾値電圧Vthを変えられることが特徴である。ここで、電流検出手段122のフィードバック抵抗値Rrefは、増幅器ampXが正常に動作するダイナミックレンジに、増幅器ampXの出力電圧Voutが収まるように設定される。通常、Vout=Rref×iPDの関係からVoutが数十mV〜数Vの値になるように、フィードバック抵抗Rrefの抵抗値が設定される。フィードバック抵抗Rrefは、おおよそ105Ω〜109Ω程度の値が用いられる。
次に、電流検出手段122のゲイン設定及び比較手段123の閾値電圧Vthの設定方法について説明する。放射線検知センサ121は、被写体を透過した放射線を検知する。放射線の照射条件は、被写体の撮影部位や体格、静止画や動画撮影といった撮影モードによって異なる。このため、撮影によって、放射線検知センサ121に入力される放射線量は異なる。そこで、本実施形態では、様々な撮影種類に最適なゲイン設定を行う。
前述のように、増幅器ampXからの電圧Voutが閾値電圧Vthを超えると、放射線照射の開始が検知される。放射線検知手段120の検知性能は、以下の点で決まる。
・ノイズ
・時間応答
・SN比
ここで、ノイズとは、放射線検知センサ121の暗電流や、フィードバック抵抗Rrefの熱雑音、増幅器ampXの入力オフセット電流、コンパレータCMPの入力オフセット電圧などが挙げられる。図3に示した放射線検知手段120において、これらのノイズの特徴として、放射線検知センサ121の暗電流や増幅器ampXの入力オフセット電流は、ゲインに比例して増幅される。一方、フィードバック抵抗Rrefの熱雑音やコンパレータCMPの入力オフセット電圧は、ゲインに比例して増幅されない。つまり、放射線検知手段120のノイズには、ゲインに比例して増幅されるノイズと比例して増幅されないノイズが存在する。このため、放射線検知手段120のノイズの総和は、ゲインに比例して増幅されない。
図4は、電流検出手段122のゲイン設定が低い場合と高い場合の2種類の入出力特性を示す図である。入力量が小さい場合、ゲイン設定が低いと、増幅器ampXからの出力電圧Voutに対して、ノイズレベルの割合が大きい。すなわちSN比が小さい。一方、ゲイン設定が高い場合には、ノイズレベルの割合は小さくなる。すなわちSN比が大きい。よって、ゲインを高く設定することで、放射線検知手段120のSN比を上げることができる。ここで、SN比とは、増幅器ampXからの出力電圧Voutをノイズの総和で割ったものを指している。
しかし、ゲインを高くすると、増幅器ampXの時定数RC値が大きくなり、出力電圧Voutの時間応答がより悪化する。このため、実際に放射線が照射されてから放射線検知手段120で放射線を検知するまでの時間がかかってしまう可能性がある。また、放射線の終了を検知する際も、実際に放射線照射が終了されてから、検知するまでの時間がかかってしまう可能性がある。
本実施形態では、放射線検知センサ121への放射線入力量が小さい場合、SN比を上げるためにゲイン設定を高くする。すなわち、フィードバック抵抗Rrefの抵抗値を大きくする。これにより、放射線検知121への放射線入力量が小さい場合でも、ノイズによる誤検知を防ぐことができる。一方で、放射線検知センサ121への放射線入力量が大きい場合、ゲイン設定を低くする。放射線入力量が大きいためにSN比は上がり、誤検知の起こる可能性が低いため、ゲインを高く設定する必要がない。また、不必要にゲインを高くすると、時間応答が悪化し、前述のような弊害を招いてしまう。
図5は、撮影種類によるゲイン設定テーブルの例を示す図である。実際の放射線撮影においては、テーブル内に示したように、被写体の撮影部位や体格によって放射線の照射条件が決められている。そのため、ゲイン設定手段124は、そのデータを利用し、あらかじめ撮影種類設定手段126で撮影前に設定された撮影種類に応じて、増幅器ampXのフィードバック抵抗Rrefの抵抗値を設定する。抵抗値は、ゲイン設定手段124からの信号により設定される。フィードバック抵抗Refの抵抗値は、放射線入力量に反比例するように設定されることが望ましい。
比較手段123の閾値電圧Vthは、ゲイン設定に応じて変更する。前述のように、ゲインを高く設定した場合、増幅器ampXからの電圧Voutに重畳するノイズが大きくなるため、閾値電圧Vthは高く設定する。また、ゲインを低く設定した場合、増幅器ampXからの電圧Voutに重畳するノイズは小さいため、閾値電圧Vthは低く設定する。閾値電圧Vthが低い程、放射線が照射されてから放射線検知手段120で検知されるまでの時間は短くできるので、閾値電圧Vthはできるだけ、低くすることが望ましい。閾値電圧Vthは、閾値設定手段125からの信号により、閾値電圧Vth1〜Vth3の中のいずれに設定される。このように、撮影種類に応じて、最適なゲインと閾値電圧Vthを設定することで、誤検知を低減し、検知精度の高い放射線撮像装置を実現できる。
図7は、他の放射線撮像装置の構成例を示す図である。前述のように、本実施形態において放射線検知センサ121を用いて放射線の照射を検知したが、検出部101の内部に別途、隣接する2つで1組の放射線検知用画素321を設けてもよい。図8は、放射線検知用画素321を用いた場合の放射線検知手段の等価回路図である。放射線検知手段は、電圧検知手段322と、比較手段323と、閾値設定手段325と、バイアス切替手段330と、バイアス設定手段331とを有する。放射線検知用画素321は、a−Siを用いたMIS型センサで構成される。検出部101の内部に放射線検知用画素321を設けた場合、前述した電流検出手段122のゲイン設定の代わりに、放射線検知用画素321の感度を設定する。放射線検知用画素321の感度は、バイアス電圧値VSにより設定される。バイアス設定手段331は、撮影種類設定手段126で設定された撮影種類に応じて、バイアス切替手段330を制御する。バイアス電圧値VSは、バイアス切替手段330により、バイアス電圧Vs1〜Vs3の中のいずれかに設定され、放射線検知用画素321に供給される。a−Siを用いたセンサでは、非晶質半導体のため未結合手によるトラップ準位が多数存在している。このため、半導体内の電界強度によってトラップによる電子やホールの移動が活発になり、バイアス電圧値VSによって感度を変えることができる。
放射線検知用画素321に放射線が照射されると、光電荷が発生し、電圧検知手段(積分回路)322のフィードバック容量Cfに蓄積される。その蓄積電荷に応じた出力電圧信号Voutが、比較手段123のコンパレータCMPに入力される。出力電圧Voutが閾値電圧Vthを超えると、コンパレータCMPは放射線検知信号を出力する。放射線検知が終了すると、電圧検知手段322のスイッチSWがオンされ、放射線検知用画素321がリフレッシュされる。
この検知方法においても、放射線検知用画素321への放射線入力量が小さい場合、感度を高く(バイアス電圧値VSを大きく)設定し、放射線検知用画素321への放射線入力量が大きい場合は、感度を低く(バイアス電圧値VSを小さく)設定する。
また、本実施形態において、検出部101のバイアス配線Bsに流れる電流を検知することで、放射線照射を検知してもよい。その場合は、検出部101のバイアス配線Bsに前述した放射線検知手段120を接続する。
(第2の実施形態)
次に、図9〜図11を用いて、本発明の第2の実施形態を説明する。なお、第1の実施形態で説明したものと同じものは同じ番号を付与しており、詳細な説明は割愛する。図9は本発明の第2の実施形態に係る放射線撮像システムの構成例を示すブロック図、図10(a)及び(b)は検知能力設定を説明するための図、図11は検知能力設定テーブルの例を示す図である。
以下に、本実施形態と第1の実施形態の相違点について説明する。本実施形態では、放射線検知センサ121、電流検出手段122及び比較手段123の組みが複数設けられる点が、第1の実施形態と異なる。複数の放射線検知センサ121は、検出部101の領域内に配置される。2つ以上の放射線検知センサ121を検出部101内に配置する点が、第1の実施形態と異なる。放射線検知センサ121は、照射領域が絞られても確実に放射線照射を検知できるように、少なくとも1つは検出部101内の中央部に配置する。それぞれの放射線検知センサ121には、図3に示したように、電流検出手段122及び比較手段123が接続される。それぞれの比較手段123は、放射線検知信号を出力する。さらに、それぞれの放射線検知信号は、放射線判定手段127に入力され、放射線照射の有無が判定される。放射線判定手段127は、複数の比較手段123の放射線検知信号を基に放射線の照射開始を判定する。
次に、図10(a)及び(b)を用いて本実施形態の電流検出手段122のゲイン設定及び比較手段123の閾値電圧Vthの設定方法について説明する。前述のように、放射線撮影において、撮影種類設定手段126により、オペレータが撮影前に被写体の撮影部位や体格といった撮影種類を設定する。その撮影種類によって、ゲイン設定手段124は、複数の放射線検知センサ121のゲイン設定を行う点が本実施形態の特徴である。
放射線撮影において、検出部101内には、放射線が被写体を透過する被写体領域と被写体を透過しない素抜け領域とが存在する。被写体領域では、被写体に放射線が吸収されているため、検出部101に到達する放射線量が素抜け領域に比べて低い。このため、被写体領域に配置された放射線検知センサ121への放射線入力量は小さくなる。そこで、被写体領域に配置された放射線検知センサ121は、ゲインを高く設定する。一方、素抜け領域では、検出部101に到達する放射線量は高いため、素抜け領域に配置された放射線検知センサ121への放射線入力量は大きくなる。そこで、素抜け領域に配置された放射線検知センサ121は、ゲインを低く設定する。以上のように、ゲイン設定手段124は、撮影種類設定手段126により設定された撮影種類に応じて、複数の放射線検知センサ121の中で被写体が存在する被写体領域に配置された放射線検知センサ121に対応する電流検出手段122のゲインを大きく設定する。また、ゲイン設定手段124は、撮影種類設定手段126により設定された撮影種類に応じて、複数の放射線検知センサ121の中で被写体が存在しない素抜け領域に配置された放射線検知センサ121に対応する電流検出手段122のゲインを小さく設定する。
前述のように、放射線撮影において、まずオペレータが撮影種類設定手段126により、撮影種類を設定する。次に、ゲイン設定手段124は、撮影種類設定手段126からの撮影部位情報に基づいて、それぞれの電流検出手段122のゲイン設定を行う。図10(a)に、放射線検知センサ121を9カ所に配置した場合の胸部正面撮影でのゲイン設定例を示す。胸部正面撮影では、周囲4隅が素抜け領域となる可能性が高い。そこで、ゲイン設定手段124は、周囲4隅の電流検出手段122のゲインを低く設定し、その他の5ヶ所の電流検出手段122のゲインを高く設定する。また、図10(b)に胸部側面撮影でのゲイン設定例を示す。胸部側面撮影では、周囲左右に配置した6ヶ所が素抜け領域となる可能性が高い。そこで、ゲイン設定手段124は、周囲左右に配置した6ヶ所の電流検出手段122のゲインを低く設定し、その他の3ヶ所の電流検出手段122のゲインを高く設定する。
図11は、撮影種類によるゲイン設定テーブルの例を示す。ゲイン設定テーブルには、素抜け領域のゲインも設定されている。第1の実施形態と同様に、ゲイン設定手段124は、被写体の撮影部位や体格によって決められる放射線の照射条件のデータを利用し、推定される放射線検知センサ121への放射線入力量に基づいて、電流検出手段122のゲイン設定を行う。ゲイン設定は、放射線入力量に反比例するように設定されることが望ましい。また、比較手段123の閾値電圧Vthは、ゲイン設定に応じて変更されてもよいし、あらゆるゲイン設定においてノイズに対してマージンを持った電圧値に固定してもよい。
本実施形態において、比較手段123からの放射線検知信号は、放射線判定手段127に入力される。放射線判定手段127は、複数の放射線検知信号を入力して放射線照射判定信号を撮像装置100の信号処理部105に出力する。さらに、信号処理部105は、制御部106に、空読み動作を停止し、蓄積動作に移行する信号を出力する。これにより、撮像装置100は、蓄積動作に移行する。
ここで、放射線判定手段127は、いずれか1つの放射線検知信号が入力されると、ただちに放射線判定信号を出力しても良いし、2つ以上の放射線検知信号が入力されてから、放射線判定信号を出力しても良い。前者の場合、複数の放射線検知センサ121からの放射線検知信号の内、最も早く検知された放射線検知信号を用いるため、第1の実施形態と比較して放射線が照射されてから放射線検知手段120で検知されるまでの時間を短くできる。また、後者の場合、2つ以上の放射線検知信号を用いるため、誤検知を低減でき、正確な放射線検知が可能となる。以上のように、放射線判定手段127は、複数の比較手段123の中のいずれか1つから放射線の照射開始又は照射終了を示す放射線検知信号が入力された場合に、放射線照射の開始又は終了と判定する。また、放射線判定手段127は、複数の比較手段123の中の2つ以上から放射線の照射開始又は照射終了を示す放射線検知信号が入力された場合に、放射線照射の開始又は終了と判定する。
また、次のような動作で、放射線照射開始を判定しても良い。本実施形態における最良の判定方法を説明する。まず、放射線判定手段127は、いずれか1つの放射線検知信号の入力により放射線判定信号を出力し、一旦撮像装置100の空読み動作を止める。その後、2つ目の放射線検知信号が放射線判定手段127に入力されれば、そのまま蓄積動作に移行する。もし、2つ目の放射線検知信号が放射線判定手段127に入力されなければ誤検知と判定し、放射線判定手段127は再度待機駆動すなわち空読み動作を再開させるように、撮像装置100に信号を出力する。この動作により、誤検知を低減し、なおかつ空読み動作による変換素子S11〜S33からの信号流出を少なくできる。
本実施形態では、2つ以上の放射線検知センサ121を配置し、なおかつ撮影種類に応じて検知能力を設定することで、誤検知が少なく、なおかつ放射線が照射されてから検知されるまでの時間が短い放射線検知システムを構築できる。
本実施形態において、放射線検知センサ121を用いて放射線の照射を検知したが、検出部101の内部に別途、2つ以上の放射線検知用画素を設けてもよい。この場合、第1の実施形態と同様に、電流検出手段122のゲイン設定の代わりに、2つ以上の放射線検知用画素の感度をそれぞれ設定できるように構成する。
また、本実施形態において、検出部101のバイアス配線Bsに流れる電流を検知することで、放射線照射を検知してもよい。その場合、バイアス配線Bsを2つ以上の領域に分け、それぞれに前述した電流検出手段122及び比較手段123を接続する。この場合の放射線照射の判定方法は前述した方法と同様である。
(第3の実施形態)
次に、図12〜図14を用いて、本発明の第3の実施形態を説明する。なお、第2の実施形態で説明したものと同じものは同じ番号を付与しており、詳細な説明は割愛する。図12は本発明の第3の実施形態に係る放射線撮像システムの構成例を示すブロック図、図13は放射線検知手段120の等価回路図、図14はゲイン設定を説明するための図である。
以下に、本実施形態と第2の実施形態の相違点について説明する。図12及び図13に示したように、本実施形態では、電流検出手段122の増幅器ampXの出力に飽和判定手段128が接続されている点が、第2の実施形態と異なる。第2の実施形態では、撮影種類設定手段126での設定に基づき、2つ以上配置された放射線検知センサ121の検知能力を設定した。放射線検知センサ121への放射線入力量の小さい場所では、ゲインを高く設定し、放射線入力量の大きい場所では、ゲインを低く設定した。しかし、実際には、撮影種類設定手段126に基づいて設定した、各場所でのゲイン設定が不適切になる場合がある。例えば、以下の場合である。
・検出部101内における被写体の場所がずれる。
・素抜け領域と被写体領域の境界に放射線検知センサ121が配置されてしまう。
・被写体の体格の個人差。
このような場合の悪影響として、以下の点がある。ゲインを高く設定した放射線検知センサ121に過度の強い放射線が照射されると、電流検出手段122内の増幅器ampXが飽和し、正常に動作しなくなる。増幅器ampXが飽和すると、時間応答が悪化し、放射線の照射終了の検知に時間がかかってしまい、正確な照射終了の検知ができなくなる。そこで、本実施形態では、増幅器ampXの出力に飽和判定手段128を接続する。
図13及び図14を用いて、飽和判定手段128の動作を説明する。飽和判定手段128は、増幅器ampXの出力電圧Voutをモニタしており、飽和する電圧より低い電圧に設定した閾値電圧Vthxを超えると、飽和判定信号をゲイン設定手段124に出力する。ゲイン設定手段124は、飽和判定信号を入力し、電流検出手段122のフィードバック抵抗Rrefの抵抗値を下げる。すなわち、ゲインを低く設定する。ゲイン設定手段124は、電流検出手段122の電圧が閾値電圧Vthxを超えた場合に電流検出手段122のゲインを下げる。この動作により、増幅器ampXの飽和を防ぐことができ、正確に放射線照射の終了のタイミングを検知することができる。
比較手段123は、増幅器ampXからの電圧Voutが閾値電圧Vthを下回ると、放射線の照射終了の信号を放射線判定手段127に出力する。放射線判定手段127は、複数の放射線の照射終了の信号を入力し、放射線判定信号を撮像装置100の信号処理部105に出力する。さらに、信号処理部105は、制御部106に、蓄積動作を停止し、読出し動作に移行する信号を出力する。これにより、撮像装置100は、読出し動作に移行する。
放射線判定手段127は、いずれか1つの放射線照射終了の信号が入力されると、ただちに放射線判定信号を出力しても良いし、2つ以上の放射線照射終了の信号が入力されてから、放射線判定信号を出力しても良い。
本実施形態において、撮影種類設定手段126に基づいて設定した、各場所でのゲイン設定が不適切になる場合に、増幅器ampXの飽和を回避し、照射開始及び照射終了ともに精度よく検知することが可能になる。
第2の実施形態と同様に、検出部101の内部に別途、2つ以上の放射線検知用画素321を設けてもよい。図15は、この場合の放射線検知手段の等価回路図である。電流検出手段122のゲイン設定の代わりに、2つ以上の放射線検知用画素321の感度をそれぞれ設定できるように、バイアス切替手段330を設ける。バイアス切替手段330は、バイアス設定手段331に設定により、バイアス電圧Vs1〜Vs3の中のいずれかを放射線検知用画素321に供給する。飽和判定手段128は、電圧検知手段322の出力に接続される。飽和判定手段128は、増幅器ampXの出力電圧Voutをモニタしており、放射線検知用画素321が飽和する電圧より低い電圧に設定した閾値電圧Vthxを超えると、飽和判定信号をバイアス設定手段331に出力する。バイアス設定手段331は、飽和判定信号を入力し、バイアス切替手段331のバイアス電圧を下げる。すなわち、放射線検知用画素321の感度を下げる。これにより、放射線検知用画素321が飽和し、時間応答が悪化してしまうのを防ぐことができる。
第1〜第3の実施形態によれば、放射線検知手段120は、撮影種類設定手段126により設定された撮影種類に応じて、放射線の検知能力を変更する。具体的には、放射線検知手段120は、放射線検知手段120への放射線入力量が小さい撮影種類の場合には放射線の検知能力を大きくし、放射線検知手段120への放射線入力量が大きい撮影種類の場合には放射線の検知能力を小さくする。
第1〜第3の実施形態の放射線撮像システムは、医療診断における一般撮影などの静止画撮影や透視撮影などの動画撮影に好適に用いられる。上記の放射線は、放射性崩壊によって放出される粒子(光子を含む)の作るビームであるα線、β線、γ線などの他に、同程度以上のエネルギーを有するビーム、例えばX線や粒子線、宇宙線なども、含まれるものとする。
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化の例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその技術思想、又はその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
101 検出部、102 駆動回路、120 放射線検知手段、126 撮影種類設定手段

Claims (13)

  1. 放射線を電気信号に変換する変換素子が行列状に配置された検出部と、
    放射線の照射状態を検知する放射線検知手段と、
    前記放射線検知手段により検知された照射状態に応じて、前記検出部を駆動する駆動回路と、
    撮影種類を設定する撮影種類設定手段とを有し、
    前記放射線検知手段は、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、放射線の検知能力を変更することを特徴とする放射線撮像装置。
  2. 前記駆動回路は、前記放射線検知手段により放射線の照射開始が検知された場合に前記検出部の動作状態を待機状態から蓄積状態に移行させ、前記放射線検知手段により放射線の照射終了が検知された場合に前記検出部の動作状態を蓄積状態から読出し状態に移行させることを特徴とする請求項1記載の放射線撮像装置。
  3. 前記放射線検知手段は、前記放射線検知手段への放射線入力量が小さい撮影種類の場合には放射線の検知能力を大きくし、前記放射線検知手段への放射線入力量が大きい撮影種類の場合には放射線の検知能力を小さくすることを特徴とする請求項1又は2記載の放射線撮像装置。
  4. 前記放射線検知手段は、
    照射された放射線を電流に変換する放射線検知センサと、
    前記放射線検知センサの電流を電圧に変換する電流検出手段と、
    前記電流検出手段の電圧を閾値電圧と比較し、前記電流検出手段の電圧が前記閾値電圧を上回った場合に放射線の照射開始を示す放射線検知信号を出力し、前記電流検出手段の電圧が前記閾値電圧を下回った場合に放射線の照射終了を示す放射線検知信号を出力する比較手段とを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  5. 前記放射線検知手段は、さらに、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、前記電流検出手段のゲインを設定するゲイン設定手段を有することを特徴とする請求項4記載の放射線撮像装置。
  6. 前記放射線検知手段は、さらに、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、前記比較手段の閾値電圧を設定する閾値設定手段を有することを特徴とする請求項4記載の放射線撮像装置。
  7. 前記放射線検知手段は、さらに、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、前記電流検出手段のゲインを設定するゲイン設定手段と、
    前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、前記比較手段の閾値電圧を設定する閾値設定手段とを有することを特徴とする請求項4記載の放射線撮像装置。
  8. 前記放射線検知センサ、前記電流検出手段及び前記比較手段の組みが複数設けられ、
    前記複数の放射線検知センサは、前記検出部の領域内に配置され、
    前記放射線検知手段は、さらに、前記複数の比較手段の放射線検知信号を基に放射線の照射開始を判定する放射線判定手段を有することを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  9. 前記放射線判定手段は、前記複数の比較手段の中のいずれか1つから放射線の照射開始又は照射終了を示す放射線検知信号が入力された場合に、放射線照射の開始又は終了と判定することを特徴とする請求項8記載の放射線撮像装置。
  10. 前記放射線判定手段は、前記複数の比較手段の中の2つ以上から放射線の照射開始又は照射終了を示す放射線検知信号が入力された場合に、放射線照射の開始又は終了と判定することを特徴とする請求項8記載の放射線撮像装置。
  11. 前記放射線判定手段は、さらに、前記撮影種類設定手段により設定された撮影種類に応じて、前記複数の放射線検知センサの中で被写体が存在する被写体領域に配置された放射線検知センサに対応する前記電流検出手段のゲインを大きく設定し、前記複数の放射線検知センサの中で被写体が存在しない素抜け領域に配置された放射線検知センサに対応する前記電流検出手段のゲインを小さく設定するゲイン設定手段を有することを特徴とする請求項8〜10のいずれか1項に記載の放射線撮像装置。
  12. 前記ゲイン設定手段は、前記電流検出手段の電圧が閾値電圧を超えた場合に前記電流検出手段のゲインを下げることを特徴とする請求項5又は7記載の放射線撮像装置。
  13. 請求項1〜12のいずれか1項に記載の放射線撮像装置と、
    放射線を照射する放射線発生装置と
    を有することを特徴とする放射線撮像システム。
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