JP2014047732A - ターボチャージャの軸受構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】シール部材に到達するオイルの量を少なくしてオイル消費量の低減を図る。
【解決手段】タービンホイール11及びコンプレッサホイール12を連結するタービンシャフト13が挿通される軸受部材30は、軸線L2周りの回転を規制した状態でハウジング20に取付けられる。ハウジング20と軸受部材30との隙間G1にオイルが供給され、軸受部材30とタービンシャフト13との隙間G2にオイルが供給される。タービンシャフト13の端部14とハウジング20との間には、軸受部材30から軸線L2に沿う方向へ流出するオイルをシールするシール部材17が設けられる。この軸受構造において、軸受部材30のシール部材側端部36の外周部に、周方向に延びる外溝部41が形成される。シール部材側端部36の下部には、同端部36の内周面(内溝部45の内底面46)と外周面(外溝部41の内底面42)とを連通させる連通部48が設けられる。
【選択図】図1

Description

本発明は、タービンホイール及びコンプレッサホイールを連結するタービンシャフトを回転可能に支持する、ターボチャージャの軸受構造に関するものである。
エンジンの出力を高める過給機として、排気のエネルギを利用するターボチャージャが広く知られている。ターボチャージャでは、エンジンから排出される排気をタービンホイールに吹き付けることにより、同タービンホイールを回転させ、このタービンホイールに連結されたコンプレッサホイールをタービンホイールとともに回転させることにより、吸入空気を強制的にエンジンの燃焼室内に送り込むようにしている。
こうしたターボチャージャにあって、タービンホイール及びコンプレッサホイールを連結するタービンシャフトを回転可能に支持する軸受構造が、例えば特許文献1に記載されている。この軸受構造では、筒状の軸受部材が、ハウジングに対し、軸線周りの回転を規制された状態で取付けられており、上記タービンシャフトがこの軸受部材に挿通されている。そして、ハウジングと軸受部材との隙間にオイルが供給されるとともに、軸受部材とタービンシャフトとの隙間にオイルが供給されるように構成されている。さらに、軸受部材の外部であって、タービンシャフトとハウジングとの間には、軸受部材からその軸線に沿う方向へ流出するオイルをシールする環状のシール部材が設けられている。
特開2005−214094号公報
ところで、上記軸受構造では、タービンシャフトが軸受部材に対し回転するのに対し、軸受部材はハウジングに対し回転しない。タービンシャフトと軸受部材との隙間を流れるオイルに対しては、同タービンシャフトによる遠心力が作用するのに対し、軸受部材とハウジングとの隙間を流れるオイルに対しては上記遠心力が作用しない。従って、軸受部材とハウジングとの隙間でオイルが軸受部材の軸線に沿う方向に流れる際の抵抗は、タービンシャフトと軸受部材との隙間でオイルが同方向に流れる際の抵抗よりも小さい。軸受部材とハウジングとの隙間では、タービンシャフトと軸受部材との隙間におけるよりも速くオイルが流れる。その結果、タービンシャフトと軸受部材との隙間をオイルが適正な速度で流動しても、軸受部材とハウジングとの隙間でのオイルの流動速度が高くなりすぎることが起こり得る。この場合には、シール部材に到達するオイルの量が多くなり、軸受構造でのオイル消費量が多くなるという問題がある。
本発明はこのような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、シール部材に到達するオイルの量を少なくしてオイル消費量の低減を図ることのできるターボチャージャの軸受構造を提供することにある。
以下、上記課題を解決するための手段及びその作用効果について記載する。
上記課題を解決するターボチャージャの軸受構造は、タービンホイール及びコンプレッサホイールを連結するタービンシャフトが挿通される筒状の軸受部材が、ハウジングに対し、軸線周りの回転を規制された状態で取付けられ、前記ハウジングと前記軸受部材との隙間にオイルが供給されるとともに、前記軸受部材と前記タービンシャフトとの隙間にオイルが供給され、さらに前記タービンシャフトと前記ハウジングとの間には、前記軸受部材から前記軸線に沿う方向へ流出するオイルをシールするシール部材が設けられたターボチャージャの軸受構造であって、前記軸受部材のシール部材側端部の外周部には、周方向に延びる外溝部が形成され、前記シール部材側端部の下部には、そのシール部材側端部の内周面と外周面とを連通させる連通部が設けられている。
上記の構成によれば、ハウジングと軸受部材との隙間に供給されたオイルは、同軸受部材の軸線に沿う方向へ流れる。また、軸受部材とタービンシャフトとの隙間に供給されたオイルは、上記軸線に沿う方向へ流れる。これらのオイルのうち、軸受部材のシール部材側端部から軸線に沿う方向へ流出したものは、タービンシャフトとハウジングとの間に設けられたシール部材によって、それ以上軸受部材から遠ざかる側へ流れる(漏れ出る)のを規制される。
一方、軸受部材とタービンシャフトとの隙間において上記軸線に沿う方向へ流れるオイルの一部は、同タービンシャフトの回転に伴う遠心力により飛散する。軸受部材のシール部材側端部において上記のように飛散したオイルは、同シール部材側端部の内周面に当たった後、自重により同内周面を伝って流下し、シール部材側端部下部の連通部を通って軸受部材の外部へ流出する。その分、上記シール部材に到達するオイルの量が少なくなる。
また、ハウジングと軸受部材との隙間において上記軸線に沿う方向へ流れるオイルの一部は、シール部材側端部の外周部に形成された外溝部を通過する。オイルが、この外溝部を通過する際、流路面積(隙間の断面積)が拡大することから、同外溝部通過時には、外溝部のない場合よりも、上記軸線に沿う方向へ流れるオイルの速度が低下する。この点でも、シール部材に到達するオイルの量が少なくなる。
このように、軸受部材の内外の隙間を軸線に沿う方向に流れ、シール部材側端部から流出して、シール部材に到達するオイルの量が少なくなり、軸受構造で消費されるオイルの量が低減される。
上記ターボチャージャの軸受構造において、前記シール部材側端部の内周部には、周方向に延びる内溝部が形成されており、前記連通部は、前記内溝部の内底面と前記シール部材側端部の外周面との間に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、軸受部材のシール部材側端部では、その内周部に設けられて周方向に延びる内溝部の内底面が、上記シール部材側端部の内周面として機能する。すなわち、内溝部の内底面は、タービンシャフトの回転に伴う遠心力により同内溝部内に飛散したオイルを受け止めて、連通部に導く機能を発揮する。また、内溝部において軸線に沿う方向に相対向する一対の対向壁面は、内溝部内に飛散したオイルが同内溝部から軸線に沿う方向へ流れる(拡散する)のを規制する機能を発揮する。
そのため、シール部材側端部において、タービンシャフトの回転に伴う遠心力により飛散したオイルのより多くを、内溝部に沿って流下させ、連通部を通じて軸受部材の外部へ流出させることが可能となる。
上記ターボチャージャの軸受構造において、前記連通部は、前記シール部材側端部の少なくとも最下部を含む領域に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、シール部材側端部においてタービンシャフトの回転に伴う遠心力により飛散したオイルは、同シール部材側端部の内周面に当たった後、自重により同内周面を伝って低所側へ流下する。そして、上記オイルのうち、連通部よりも高所に位置するものは、その連通部を通じて軸受部材の外部へ流出することが可能である。ここで、連通部はシール部材側端部の少なくとも最下部を含む領域に設けられている。このことから、連通部が上記最下部よりも高い箇所に設けられているものに比べ、より多くのオイルを、連通部を通じて軸受部材の外部へ流出させることが可能となる。
上記ターボチャージャの軸受構造において、前記連通部は、前記シール部材側端部の周方向に延びる長孔状をなしていることが好ましい。
上記の構成によれば、シール部材側端部においてタービンシャフトの回転に伴う遠心力により飛散したオイルは、同シール部材側端部の内周面に当たった後、自重により同内周面を伝って流下する。このオイルは、シール部材側端部の周方向に延びる長孔状の連通部を通って軸受部材の外部へ流出する。この際、連通部が長孔状をなしていることから、同連通部の流路面積(断面積)は、連通部が非長孔状に形成された場合よりも大きくなる。従って、連通部を通過可能なオイルの量は、連通部が非長孔状に形成される場合よりも多くなる。また、シール部材側端部の周方向における連通部の長さを変えることで、連通部を通過するオイルの量を、適切な量に調整及び設定することが可能である。
上記ターボチャージャの軸受構造において、前記ハウジングは、両端が開放され、かつ前記軸受部材が配置される軸受配置部と、少なくとも一部が前記軸受配置部を下側から取り囲むように設けられた空洞部とを有しており、前記軸受配置部の下部には、前記連通部と前記空洞部とを繋ぐ切欠き部が設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、タービンシャフトの回転に伴う遠心力により飛散したオイルは、上述したように軸受部材の内周面に当たった後、自重により同内周面を伝って流下する。このオイルは、連通部を通って軸受部材の外部へ流出する。そして、上記オイルは、ハウジングの軸受配置部下部に設けられた切欠き部を通って、少なくとも一部が軸受配置部を下側から取り囲む空洞部に排出される。
上記ターボチャージャの軸受構造において、前記外溝部は、前記軸受配置部の前記切欠き部に繋がっていることが好ましい。
上記の構成によれば、ハウジングと軸受部材との隙間を上記軸線に沿う方向へ流れるオイルは、外溝部を通過する。この外溝部は、軸受配置部の切欠き部に繋がっている。このことから、外溝部を通過するオイルの一部は、切欠き部を通って軸受部材の外部の空洞部に排出される。この点でも、シール部材に到達するオイルの量が少なくなり、軸受構造で消費されるオイルの量がより一層低減される。
ターボチャージャの軸受構造の一実施形態を示す部分断面図。 図1における2−2線断面図。 一実施形態における軸受部材及びタービンシャフトを分離して示す部分分解斜視図。 一実施形態における軸受部材の一部を破断して示す斜視図。 一実施形態における軸受部材の連通部の周辺部分を示す部分斜視図。
以下、ターボチャージャの軸受構造の一実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ターボチャージャ10は、エンジン(図示略)から排出される排気のエネルギにより回転されるタービンホイール11(図1では一部のみ図示)と、エンジンの燃焼室への吸入空気を圧縮するコンプレッサホイール12と、タービンホイール11の回転をコンプレッサホイール12に伝達するタービンシャフト13とを備えている。タービンホイール11及びコンプレッサホイール12は、タービンシャフト13によって一体回転可能に連結されている。
図1及び図3に示すように、タービンシャフト13は、一方(図1の右方)の端部14においてタービンホイール11に固定されている。タービンシャフト13において、上記端部14よりもコンプレッサホイール12側の部位には、同タービンシャフト13の軸線L1に沿って、大径部16、小径部15及び大径部16が形成されている。これらの小径部15及び両大径部16は、軸受構造による軸受の対象となる部位であり、上記端部14よりも小径に形成されている。両大径部16は、小径部15の上記軸線L1に沿う方向についての両側において、小径部15よりも大径に形成されている。
図1に示すように、ターボチャージャ10のハウジング20は、例えば鋳造により一部品として一体的に形成されている。ハウジング20は、その一部に軸受配置部21を有している。軸受配置部21は、略水平方向へ延び、かつ両端が開放されている。軸受配置部21内には軸受部材30が配置されている。軸受部材30は、上述した特許文献1を含め一般的なセミフロート軸受におけるフローティングメタル(ブッシュ)に相当するものであり、タービンシャフト13がその軸線L1に直交する方向へ移動するのを規制するラジアル軸受として機能する。
図1及び図4に示すように、軸受部材30は、自身の軸線L2に沿う方向についての両端が開放された円筒状をなしている。軸受部材30では、最も外径の大きな部位でも、上記軸受配置部21の内壁面22よりも僅かに小径に形成されている。軸受部材30の外周面であって、軸線L2に沿う方向についての中間部分には環状溝31が設けられている。この環状溝31は、軸線L2に沿う方向について比較的広い領域に設けられている。また、軸受部材30の外周面であって、軸線L2に沿う方向についての両側部分には、上記環状溝31よりも同方向についての寸法の小さな(幅狭の)環状溝32が、環状溝31から離間した状態で設けられている。
軸受部材30の内部空間は、軸線L2に沿う方向についての中間部分を構成する大径孔部33と、同方向についての両側部分を構成する一対の小径孔部34とを備えている。各小径孔部34は、タービンシャフト13の大径部16よりも僅かに大きな内径を有し、大径孔部33は上記小径孔部34よりも僅かに大きな内径を有している。そして、軸線L2に沿う方向については、小径部15が大径孔部33内に位置し、かつ各大径部16の少なくとも一部が小径孔部34内に位置するように、タービンシャフト13が軸受部材30に挿通されている。この状態では、タービンシャフト13の軸線L1が軸受部材30の軸線L2に合致している。
図1に示すように、軸受部材30は、軸受配置部21の内壁面22から離間した状態で、規制部材51によりハウジング20に取付けられている。この取付けのために、軸受部材30には、環状溝31において開口し、かつ同軸受部材30の径方向内方へ向けて延びる係合孔35が設けられている。係合孔35は、軸受部材30を貫通する(大径孔部33で開口する)ものであってもよいし、貫通しないものであってもよい。
そして、規制部材51の一方(図1の下方)の端部が、上記係合孔35に係合されることにより、軸受部材30が同規制部材51を介してハウジング20に取付けられている。規制部材51の係合孔35に対する係合は、例えば、圧入によって行なわれてもよいし、螺合によって行なわれてもよい。この規制部材51により、軸受部材30は、軸線L2の周りでの回転を規制されるとともに、軸線L2に沿う方向及び直交する方向(径方向)へ変位することを規制される。
上記のように規制部材51を介してハウジング20に取付けられた軸受部材30では、その外周面と軸受配置部21の内壁面22との間に、円筒状の隙間G1が形成されている。この隙間G1は、環状溝31,32の設けられている箇所において、設けられていない箇所よりも大きくなっている。この隙間G1に対しては、ハウジング20に設けられた油路(図示略)を通じて、エンジンのオイルが供給されるようになっている。
また、軸受部材30では、その内周面とタービンシャフト13との間に円筒状の隙間G2が形成されている。大径部16と小径孔部34との隙間G2は、小径部15と大径孔部33との隙間G2よりも小さくなっている。
なお、上記規制部材51として、例えば、所定の機械的強度と可撓性とを有していて、所定以上の外力を受けたときに弾性的に撓むものが用いられてもよい。
上記規制部材51は、タービンシャフト13が振動した場合等には、ハウジング20に対する取付け部分を支点として弾性的に揺れ動く。この揺れに追従して軸受部材30の軸線L2に沿う方向についての両側部分が径方向へ変位するようになる。このとき、弾性的に撓んだ規制部材51の弾性復元力によってタービンシャフト13の振動が減衰される。しかも、軸受部材30が、あたかもシーソーのように揺れ動くことに伴い、軸受部材30の両端部分と軸受配置部21の内壁面22との隙間G1に存在するオイルによるスクイズ効果により、タービンシャフト13の振動が減衰されるとともに、タービンシャフト13からハウジング20に伝達される振動が減衰される。
上記オイルによるスクイズ効果について説明すると、軸受部材30の両端部分が径方向に変位すると、その軸受部材30と軸受配置部21の内壁面22との隙間G1が交互に拡大、縮小される。隙間G1に存在するオイルを軸線L2に沿う方向の一方へ押し出したり、その一方から引き込んだりするといったポンピング運動が起こるようになる。そして、このようなオイルのポンピング運動によって、振動を減衰する現象が発生する。このような振動減衰効果が上記スクイズ効果である。
上記隙間G1に供給されたオイルの一部を、軸受部材30の内部空間(隙間G2)へ供給するために、同軸受部材30には油孔(図示略)が径方向に貫通した状態で設けられている。
さらに、ハウジング20には、タービンシャフト13がその軸線L1に沿う方向へ移動するのを規制するスラスト軸受52が設けられている。本実施形態では、スラスト軸受52は、一般的なターボチャージャと同様、ハウジング20において温度上昇の少ないコンプレッサホイール12側に設けられているが、タービンホイール11側に設けられてもよい。なお、図1中の53は、タービンシャフト13上に固定されたカラーであり、このカラー53がスラスト軸受52に対し回転自在に嵌合されている。
ハウジング20には空洞部24が設けられている。この空洞部24の主要な機能として、軸受部材30の端部から、軸線L2に沿う方向へ流出したオイルがタービンホイール11側へ漏れ出るのを抑制することがある。空洞部24の一部は、前記軸受配置部21を下側から取り囲むように設けられている。また、空洞部24の一部は、タービンシャフト13における上記端部14のうちのコンプレッサホイール側部分(図1の左側部分)を取り囲むように設けられている。空洞部24の上記2つの部位を区別する必要があるときには、前者を「第1空洞部25」といい、後者を「第2空洞部26」というものとする。
上記軸受部材30の外部、より詳しくは、第2空洞部26よりもタービンホイール11に近い側であって、タービンシャフト13の端部14とハウジング20との間には、上記軸受部材30の端部から軸線L2に沿う方向についての外方(図1の右方)へ流出したオイルをシールする環状のシール部材17が設けられている。より詳しくは、タービンシャフト13の端部14の外周部には、その周方向に延びる装着溝部18が全周にわたって設けられており、ここに上記シール部材17が装着されている。
図1及び図4に示すように、軸受部材30のシール部材側端部36の外周部には、周方向に延びる外溝部41が設けられている。外溝部41は、軸線L2に沿う方向については、タービンホイール11側の環状溝32とシール部材側端部36のタービンホイール11側の端面37との間に設けられている。また、外溝部41は、上記方向については、環状溝32と同程度の寸法(溝幅)を有している。しかし、外溝部41は、環状溝32よりも深く形成されている。
上記シール部材側端部36の内周部には、その周方向に延びる内溝部45が設けられている。内溝部45は、軸線L2に沿う方向については、上記外溝部41と略同じ箇所、すなわち外溝部41の内方に設けられている。
図1及び図5に示すように、シール部材側端部36の下部には、そのシール部材側端部36の内周面と外周面とを連通させる連通部48が設けられている。ここでの内周面は上記内溝部45の内底面46によって構成され、外周面は外溝部41の内底面42によって構成されている。連通部48は、上下方向については、シール部材側端部36の少なくとも最下部49を含む領域に設けられている。本実施形態では、連通部48は、上記条件(最下部49を含むこと)を満たしたうえでシール部材側端部36の周方向に延びる長孔状をなしている。
上述した外溝部41、内溝部45及び連通部48は、いずれも切削加工等の機械加工によって形成されている。
図1及び図2に示すように、上記軸受配置部21の下部には、連通部48と空洞部24(第1空洞部25、第2空洞部26)とを繋ぐ切欠き部23が設けられている。切欠き部23は、軸受配置部21の最下部27を含んだ状態で、軸受配置部21の周方向に延びている。切欠き部23は、上記長孔状の連通部48の下方に位置している。
そして、上述した外溝部41が、上記連通部48及び切欠き部23の両者に繋がっている。すなわち、外溝部41の下部は、シール部材側端部36の径方向について、連通部48と切欠き部23との間に位置している。
上記のようにして本実施形態のターボチャージャの軸受構造が構成されている。次に、この軸受構造の作用について説明する。
図1に示すように、軸受部材30は、これとハウジング20との間に架け渡された規制部材51により、同ハウジング20に取付けられるとともに、軸線L2の周りを回転することを規制される。軸受部材30に挿通されたタービンシャフト13は、両小径孔部34によって受けられ、同小径孔部34の内周面(摺動面)上を摺動しながら回転することが可能である。
そのため、ターボチャージャ10では、エンジンから排出される排気がタービンホイール11に吹き付けられることにより、タービンホイール11が回転させられると、コンプレッサホイール12が、タービンホイール11及びタービンシャフト13と一体となって回転させられる。回転するコンプレッサホイール12により、吸入空気が強制的にエンジンの燃焼室内に送り込まれる(過給される)。
上記タービンシャフト13の回転に際しては、エンジンにおいて潤滑等に用いられるオイルの一部が、ターボチャージャ10に供給される。このオイルは、ハウジング20内の油路(図示略)を経由して、軸受部材30と軸受配置部21との隙間G1に供給される。このオイルは、図1において矢印Aで示すように、軸受部材30の軸線L2に沿う方向へ流れ、上述したようにタービンシャフト13からの振動を抑制する機能を発揮する。
また、上記隙間G1に供給されたオイルの一部は、軸受部材30を貫通する油孔(図示略)を通って、タービンシャフト13と軸受部材30との隙間G2に供給される。このオイルは、図1において矢印Bで示すように軸線L2に沿う方向へ流れ、軸受部材30によるタービンシャフト13の軸受部分(摺動部分)を潤滑するとともに冷却する機能を発揮する。
ここで、本実施形態の軸受構造では、タービンシャフト13が軸受部材30に対し回転するのに対し、軸受部材30はハウジング20に対し回転しない。そのため、隙間G2を流れるオイルに対しては、タービンシャフト13による遠心力が作用するのに対し、隙間G1を流れるオイルに対しては、タービンシャフト13による遠心力が作用しない。従って、仮に、シール部材側端部36に外溝部41が設けられていないとすると、隙間G1においてオイルが軸線L2に沿う方向に流れる際の抵抗は、隙間G2においてオイルが同方向に流れる際の抵抗よりも小さい。隙間G1では、隙間G2よりも速くオイルが流動する。
上記各隙間G1,G2を流れるオイルのうち、シール部材側端部36から軸線L2に沿う方向についての外方(図1の右方)へ流出したものは、第2空洞部26及びシール部材17によって、それ以上軸受部材30から遠ざかる側(タービンホイール11側)へ流れる(漏れ出る)ことを規制される。
ところで、隙間G2において上記軸線L2に沿う方向へ流れるオイルの一部は、タービンシャフト13の回転に伴う遠心力により飛散する。シール部材側端部36において上記のように飛散したオイルは、同シール部材側端部36の内周面に当たる。
シール部材側端部36の内周部に、周方向に延びる内溝部45が設けられた本実施形態では、その内溝部45の内底面46が上記シール部材側端部36の内周面として機能する。すなわち、内溝部45の内底面46は、タービンシャフト13の回転に伴う遠心力により内溝部45内に飛散するオイルを受け止めて、連通部48に導く機能を発揮する。また、内溝部45において軸線L2に沿う方向に相対向する一対の対向壁面47は、同内溝部45内に飛散したオイルが同内溝部45から軸線L2に沿う方向へ流れる(拡散する)のを規制する機能を発揮する。
上記のように、内溝部45の内底面46に当たったオイルは、図1における矢印C、及び図2における矢印Dで示すように、自重により同内底面46を伝って低所側へ流下する。上記オイルのうち、連通部48よりも高所に位置するものは、その連通部48を通じて軸受部材30の外部へ流出することが可能である。本実施形態では、連通部48は、シール部材側端部36の少なくとも最下部49を含む領域に設けられている。このことから、連通部48が上記最下部49よりも高い箇所に設けられているものに比べ、より多くのオイルが、連通部48を通じて軸受部材30の外部へ流出する。
また、連通部48が、シール部材側端部36の周方向に延びる長孔状をなしていることから、同連通部48の流路面積(断面積)は、連通部48が非長孔状に形成された場合、例えば丸孔等の孔によって構成された場合よりも大きくなる。従って、連通部48を通過可能なオイルの量は、連通部48が非長孔状に形成された場合よりも多くなる。
そして、連通部48から軸受部材30の外部へ流出するオイルの分、上記シール部材17に到達するオイルの量が少なくなる。
一方、図1において矢印Aで示すように、隙間G1を軸線L2に沿う方向へ流れるオイルの一部は、シール部材側端部36の外周部に形成された外溝部41を通過する。この外溝部41を通過することにより、外溝部41のない場合よりも、上記軸線L2に沿う方向へ流れるオイルの速度が低下する。オイルが外溝部41を通過する際、流路面積(隙間G1の断面積)が拡大するからである。この点でも、シール部材17に到達するオイルの量が少なくなる。
図2に示すように、上記外溝部41は、軸受配置部21の切欠き部23に繋がっている。このことから、外溝部41を通過するオイルのうち、切欠き部23よりも高所に位置するものは、同図2において矢印Eで示すように、その切欠き部23を通じて外溝部41の外部へ流出することが可能である。ここで、本実施形態では、切欠き部23は軸受配置部21の少なくとも最下部27を含む領域に設けられている。このことから、切欠き部23が軸受配置部21の最下部27よりも高い箇所に設けられているものに比べ、より多くのオイルが、切欠き部23を通じて軸受配置部21の外部へ流出する。この点でも、シール部材17に到達するオイルの量が少なくなる。
このように、軸受部材30の内外の隙間G1,G2を軸線L2に沿う方向に流れ、シール部材側端部36から同方向についての外方へ流出して、シール部材17に到達するオイルの量が少なくなり、軸受構造で消費されるオイルの量が低減される。
ところで、隙間G2を流れ、連通部48を通じて軸受部材30の外部へ流出したオイルと、隙間G1を流れ、外溝部41に至ったオイルの一部とは、軸受配置部21の上記切欠き部23を通って、同軸受配置部21を下側から取り囲む第1空洞部25や、シール部材側端部36に対し軸線L2に沿う方向に隣接する第2空洞部26に排出される。
上記オイルは、第1空洞部25や第2空洞部26を流下した後にハウジング20の外部へ排出され、エンジンに戻される。このオイルは、ハウジング20の油路を介して、隙間G1,G2に再び供給される。
以上詳述した本実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)軸受部材30のシール部材側端部36の外周部に、周方向に延びる外溝部41を形成する。シール部材側端部36の下部に、そのシール部材側端部36の内周面と外周面(外溝部41の内底面42)とを連通させる連通部48を設けている(図1)。
そのため、軸受部材30の内外の隙間G1,G2を軸線L2に沿う方向に流れ、シール部材側端部36から同方向についての外方へ流出して、シール部材17に到達するオイルの量を少なくし、軸受構造で消費されるオイルの量を低減することができる。
(2)シール部材側端部36の内周部に、周方向に延びる内溝部45を形成する。内溝部45の内底面46を上記シール部材側端部36の内周面として機能させる。連通部48を、内溝部45の内底面46とシール部材側端部36の外周面(外溝部41の内底面42)との間に設けている(図5)。
そのため、シール部材側端部36において、タービンシャフト13の回転に伴う遠心力により飛散したオイルのより多くを、内溝部45に沿って流下させた後、連通部48を通じて軸受部材30の外部へ流出させることができる。
(3)連通部48を、シール部材側端部36の少なくとも最下部49を含む領域に設けている(図1、図4)。
そのため、連通部48がシール部材側端部36の最下部49よりも高い箇所に設けられているものに比べ、より多くのオイルを、連通部48を通じて軸受部材30の外部へ流出させることができる。
(4)連通部48を、シール部材側端部36の周方向に延びる長孔状に形成している(図2)。
そのため、連通部48を通過するオイルの量を、連通部48が非長孔状に形成された場合よりも多くすることができる。
また、シール部材側端部36の周方向における連通部48の長さを変えることで、連通部48を通過するオイルの量を、適切な量に調整及び設定することができる。
(5)両端が開放され、かつ軸受部材30が配置される軸受配置部21と、少なくとも一部が軸受配置部21を下側から取り囲む空洞部24(第1空洞部25)とをハウジング20に設ける。軸受配置部21の下部には、連通部48と空洞部24(第1空洞部25及び第2空洞部26)とを繋ぐ切欠き部23を設けている(図1、図2)。
そのため、連通部48を通って軸受部材30の外部へ流出したオイルを、切欠き部23を通じて空洞部24に排出することができる。このオイルを回収し、再び軸受構造に供給することができる。
(6)外溝部41を、軸受配置部21の切欠き部23に繋げている(図1、図2)。
そのため、外溝部41を通過するオイルの一部を、切欠き部23を通じて空洞部24に排出することができ、シール部材17に到達するオイルの量をさらに少なくして、軸受構造で消費されるオイルの量の低減をより一層図ることができる。
(7)隙間G1を流れるオイルのうち、シール部材17に到達するオイルの量を低減する効果は、ハウジング20(軸受配置部21)の内壁面22に溝部を設けることによっても得られる。ただし、機械加工によって上記溝部を形成しようとすると、溝部がハウジングの内奥部に位置するため機械加工がしづらく、コスト上昇を招く。
この点、本実施形態では、外溝部41、内溝部45及び連通部48のいずれについても、ハウジング20(軸受配置部21)とは別体の軸受部材30に設けられている。しかも、それら外溝部41、内溝部45及び連通部48は、軸受部材30の端部に位置している。従って、機械加工がしやすく、コスト低減を図ることができる。
なお、上記実施形態は、これを以下のように変更した変形例として実施することもできる。
<シール部材17について>
・シール部材17は、軸受部材30とコンプレッサホイール12との間において、タービンシャフト13とハウジング20との間に設けられてもよい。この場合には、軸受部材30のシール部材側端部(コンプレッサホイール12側の端部)に、上記実施形態と同様な外溝部及び連通部が設けられてもよい。
<切欠き部23について>
・切欠き部23は、軸受配置部21の下部で、連通部48と空洞部24とを繋ぐものであることを条件として、最下部27よりも高い箇所に設けられてもよい。
<空洞部24について>
・空洞部24は、上述した第1空洞部25及び第2空洞部26に加え又は代えて、別の空間部を有するものであってもよい。
・少なくとも一部が軸受配置部21を下側から取り囲むものであることを条件として、空洞部24(第1空洞部25)の形状が変更されてもよい。
<内溝部45について>
・内溝部45は、シール部材17に到達するオイルの量を少なくする観点からは、必須な要素ではなく、割愛可能である。内溝部45が割愛された場合であっても、隙間G2を軸線L2に沿う方向へ流れるオイルの一部を、連通部48から軸受部材30の外部へ流出させることが可能である。
<連通部48について>
・外溝部41の内底面42とは異なる箇所が、シール部材側端部36の外周面とされ、この箇所において連通部48の外端部が開口されてもよい。
・連通部48は、シール部材側端部36の複数箇所に設けられてもよい。
・連通部48は、長孔状とは異なる形状、例えば丸孔状に形成されてもよい。この場合、ドリル加工等の機械加工によってシール部材側端部36に連通部48を形成することができる。
・連通部48は、シール部材側端部36の下部であることを条件として、最下部49よりも高い箇所に設けられてもよい。この場合であっても、隙間G2を軸線L2に沿う方向へ流れるオイルの一部を、連通部48を通じて軸受部材30の外部へ流出させて、シール部材17に到達するオイルの量を少なくする効果は得られる。
10…ターボチャージャ、11…タービンホイール、12…コンプレッサホイール、13…タービンシャフト、17…シール部材、20…ハウジング、21…軸受配置部、23…切欠き部、24…空洞部、25…第1空洞部、26…第2空洞部、27…軸受配置部の最下部、30…軸受部材、36…シール部材側端部、41…外溝部、42…外溝部の内底面(シール部材側端部の外周面)、45…内溝部、46…内溝部の内底面(シール部材側端部の内周面)、48…連通部、49…シール部材側端部の最下部、G1,G2…隙間、L1,L2…軸線。

Claims (6)

  1. タービンホイール及びコンプレッサホイールを連結するタービンシャフトが挿通される筒状の軸受部材が、ハウジングに対し、軸線周りの回転を規制された状態で取付けられ、前記ハウジングと前記軸受部材との隙間にオイルが供給されるとともに、前記軸受部材と前記タービンシャフトとの隙間にオイルが供給され、さらに前記タービンシャフトと前記ハウジングとの間には、前記軸受部材から前記軸線に沿う方向へ流出するオイルをシールするシール部材が設けられたターボチャージャの軸受構造であって、
    前記軸受部材のシール部材側端部の外周部には、周方向に延びる外溝部が形成され、
    前記シール部材側端部の下部には、そのシール部材側端部の内周面と外周面とを連通させる連通部が設けられていることを特徴とするターボチャージャの軸受構造。
  2. 前記シール部材側端部の内周部には、周方向に延びる内溝部が形成されており、前記連通部は、前記内溝部の内底面と前記シール部材側端部の外周面との間に設けられている請求項1に記載のターボチャージャの軸受構造。
  3. 前記連通部は、前記シール部材側端部の少なくとも最下部を含む領域に設けられている請求項1又は2に記載のターボチャージャの軸受構造。
  4. 前記連通部は、前記シール部材側端部の周方向に延びる長孔状をなしている請求項1〜3のいずれか1つに記載のターボチャージャの軸受構造。
  5. 前記ハウジングは、両端が開放され、かつ前記軸受部材が配置される軸受配置部と、少なくとも一部が前記軸受配置部を下側から取り囲むように設けられた空洞部とを有しており、
    前記軸受配置部の下部には、前記連通部と前記空洞部とを繋ぐ切欠き部が設けられている請求項1〜4のいずれか1つに記載のターボチャージャの軸受構造。
  6. 前記外溝部は、前記軸受配置部の前記切欠き部に繋がっている請求項5に記載のターボチャージャの軸受構造。
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