JPH09242554A - ターボチャージャのシール構造 - Google Patents
ターボチャージャのシール構造Info
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- JPH09242554A JPH09242554A JP4924896A JP4924896A JPH09242554A JP H09242554 A JPH09242554 A JP H09242554A JP 4924896 A JP4924896 A JP 4924896A JP 4924896 A JP4924896 A JP 4924896A JP H09242554 A JPH09242554 A JP H09242554A
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- housing
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Abstract
持するにおいて、排油性能の良好なターボチャージャの
シール構造を提供する。 【解決手段】 ハウジング1に、タービンロータ2とコ
ンプレッサインペラ4とを連結した回転軸7を支持する
ベアリングボックス23を設けると共にそのベアリング
ボックス23に回転軸7を支承するセミフロートベアリ
ングメタル24を収容し、そのベアリングボックス23
の両端部に、セミフロートベアリングメタル24の内外
に給油されたオイルの排油溝34を形成したものであ
る。
Description
の回転軸を支持するベアリングユニットを改良したター
ボチャージャのシール構造に関する。
構造は、図4に示すようにタービンロータaを収容する
タービンハウジングbと、コンプレッサインペラcを収
容するコンプレッサハウジングdと、これらタービンロ
ータaとコンプレッサインペラcとを連結する回転軸e
の軸受fを収容するベアリングハウジングgとの3構成
からなっている。
ングgとは、その接合部がピンhにより位置決めされ、
接合部外周がクランプiに押えられて接合されている。
ベアリングハウジングgとコンプレッサハウジングdと
は、ボルトjにより締結されて接合されている。
ジングgの回転軸孔内に収容されたジャーナルベアリン
グf1 と、その端部に設けられたスラストベアリングf
2 とが組み込まれる。ジャーナルベアリングf1 は、円
筒状に形成され、ハウジングgの回転軸孔内に回転自在
に収容されたフルフロートベアリングからなり、ラジア
ル方向の力を支持する。スラストベアリングf2 は、回
転軸eに固定されたリング状の第1部材faと、これに
係合しハウジングgに固定された第2部材fbとからな
り、スラスト方向の力を支持する。
なターボチャージャのハウジング構造では、ベアリング
ハウジングgの内部にジャーナルベアリングf1 とスラ
ストベアリングf2 とを夫々組み付けるようにしている
ため、部品点数が多く、組立工数が増えてしまうと共に
ベアリングf1 ,f2 に給油するオイル給排スペース形
状が、中子の精度,構成でスペース形状に設計上自由度
がない。特に小型のターボチャージャーの場合にはオイ
ルの流れをコントロールする造形は不可能である。
立し、ジャーナルベアリングとスラストベアリングを兼
用したセミフロートベアリングとし、部品点数を少なく
することが提案されている。
ンハウジングと分離し、そのベアリングハウジングにベ
アリングボックスを一体に形成し、そのボックス内にセ
ミフロートベアリングメタルをハウジングに対して、径
方向に移動自在に、軸方向と回転方向に固定して、回転
軸をフローティング支持すると共にスラスト荷重を受け
るようにすることで、ワンピースのセミフローティング
ベアリングとし、部品点数を減らすことが可能となる。
は、その両端部でスラスト力を受けるため、タービン
側、コンプレッサ側とも従来の構造よりオイルの挙動が
不安定で、各シールリングに排出されたオイルがきやす
くオイル洩れが低下するなど、オイルの排油コントロー
ルが十分にできない問題がある。
ローティングベアリングで回転軸を支持するにおいて、
排油性能の良好なターボチャージャのシール構造を提供
するものである。
成するために、ハウジングに、タービンロータとコンプ
レッサインペラとを連結した回転軸を支持するベアリン
グボックスを設けると共にそのベアリングボックスに回
転軸を支承するセミフロートベアリングを収容し、その
ベアリングボックスの両端部に、セミフロートベアリン
グの内外に給油されたオイルの排油溝を形成したターボ
チャージャのシール構造である。
に排油溝を形成することでオイルの排油コントロールが
良好となり、タービン側,コンプレッサ側のオイルシー
ル性能を確保できる。
用いて説明する。
の全体構造を説明する。
するタービンハウジング3とコンプレッサインペラ4を
収容するコンプレッサハウジング5とからなり、そのタ
ービンハウジング3とコンプレッサハウジング5間にシ
ールプレート6が介設される。
4とは回転軸7で連結され、その回転軸7が、タービン
ハウジング3とシールプレート6間で挟持されたベアリ
ングハウジング8のベアリングユニット9で回転自在に
支持されるようになっている。
2を収容するスクロール室10とベアリングユニット9
を収容するベアリング室11と、スクロール室10に排
ガスを供給する流入口12と、スクロール室10からの
排ガスを排気する排出口13と、スクロール室10の背
面に断熱のために形成される冷却水通路10aと、ベア
リング室11にオイルを供給するための給油口14と、
ベアリング室11内のオイルを排出する排油口15とを
有する。
サインペラ4を収容するスクロール室16を有し、その
スクロール室16に空気の導入口17と吐出口18が形
成される。
ジング3の背面の開口部に形成した凹溝19に嵌め込ま
れ、そのベアリングハウジング8に位置決めピン20を
挿入することで位置合わせされた後、開口部に嵌め込ん
だシールプレート6で挟持され、シールプレート6より
ボルト21をタービンハウジング3にねじ込むことで固
定される。コンプレッサハウジング3は、シールプレー
ト6にボルト22をねじ込むことで固定される。
ジング8に一体に形成した円筒状のベアリングボックス
23と、そのベアリングボックス23に収容され、回転
軸7を支持するセミフロートベアリングメタル24とか
らなり、そのセミフロートベアリングメタル24が、ベ
アリングボックス23に取り付けたスラストピン25に
て、径方向に移動可能に、かつ軸方向と回転方向に固定
されて構成される。
ウジング3の給油口14からのオイルをベアリングボッ
クス23内に給油する給油通路26が形成され、セミフ
ロートベアリングメタル24には、回転軸7に給油する
油穴27が形成される。
は、タービンロータ2と一体的な回転軸7を、タービン
ハウジング3の排気口13から、回転軸7と一体に形成
した拡径部28が、セミフロートベアリングメタル24
の端面に当たるまで挿入し、他方インペラ側は、回転軸
7の段部29にスラスト受部材30を挿入時に嵌め込ん
でおき、これをシールプレート6のスラスト受面31に
当接するようにしても、或いはシールプレート6をター
ビンハウジング3に取り付ける際に、回転軸7にスラス
ト受部材30を嵌合して取り付けてもよい。
の両端が、拡径部28とスラスト受部材30に当接し、
セミフロートベアリングメタル24がスラストピン25
によりベアリングボックス23に支持され、回転軸7を
ジャーナル支持すると共にスラスト荷重を受けることと
なる。
ベアリングハウジング8がハウジング1に取り付けら
れ、そのベアリングハウジング8にベアリングボックス
23が一体に形成され、そのベアリングボックス23内
にセミフロートベアリングメタル24を収容して回転軸
7を支承するにおいて、図1,図2(a),(b)に示
すようにベアリングボックス23の両端部に、ベアリン
グボックス23の内外に供給されたオイルを排油するた
めの排油溝34を形成したことを特長とするものであ
る。
系の軟らかい材料で形成され、その両端には、油溝37
(図2)が形成される。セミフロートベアリングメタル
24の両端に位置した回転軸7には、ジャーナル軸部3
8が形成され、セミフロートベアリングメタル24内に
供給されたオイルが、ジャーナル軸部38で油膜を形成
して回転軸7をジャーナル支持し、次に給油溝37を通
ってベアリング室11に流れることで、それぞれ拡径部
28とスラスト受部材30との接触部の潤滑を行って回
転軸7のスラスト荷重を受ける。この際ベアリングボッ
クス23の両端部には図2(a)に示すように最大18
0゜程の排油溝34を形成することで、その排油溝34
を通ってベアリング室11にオイルが流れるため、排油
コントロールの制御が可能となり、ロータ側,コンプレ
ッサ側のオイルシール性能を確保することができる。
クス23に穴36を形成し、その穴36に固定する。さ
らに、タービンロータ2とハウジング1とはシールリン
グ40でシールされ、スラスト受部材で30とシールプ
レート6とはシールリング41でシールされる。なお4
2は、ベアリングハウジング8に形成した位置決めピン
20の挿入穴である。
ベアリングメタル24でジャーナル支持され、またスラ
スト荷重も拡径部28又はスラスト受部材30を介して
セミフロートベアリングメタル24で受けられる。この
際、オイルはハウジング1の給油口14よりベアリング
ハウジング8の給油通路26よりベアリングボックス2
3内のセミフロートベアリングメタル24の内外に供給
され、そのセミフロートベアリングメタル24の外周に
供給されたオイルは、ベアリングボックス23間を通っ
て、また油穴27からセミフロートベアリングメタル2
4内に供給されたオイルは、回転軸7のジャーナル軸部
38で油膜を形成し、セミフロートベアリングメタル2
4の両端に形成された給油溝37を通ることで拡径部2
8とスラスト受部材30との接触部の潤滑を行う。この
際、ベアリングボックス23の両端に排油溝34が形成
されているために、排油コントロールが良好となる。
アリングボックスに排油溝を形成することでオイルの排
油コントロールが良好となり、タービン側,コンプレッ
サ側のオイルシール性能を確保できる。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 ハウジングに、タービンロータとコンプ
レッサインペラとを連結した回転軸を支持するベアリン
グボックスを設けると共にそのベアリングボックスに回
転軸を支承するセミフロートベアリングメタルを収容
し、そのベアリングボックスの両端部に、セミフロート
ベアリングメタルの内外に給油されたオイルの排油溝を
形成したことを特徴とするターボチャージャのシール構
造。
Priority Applications (6)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4924896A JPH09242554A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | ターボチャージャのシール構造 |
US08/806,942 US5993173A (en) | 1996-03-06 | 1997-02-26 | Turbocharger |
EP97103248A EP0794319B1 (en) | 1996-03-06 | 1997-02-27 | Turbocharger bearing arrangement |
EP05013162A EP1582755A3 (en) | 1996-03-06 | 1997-02-27 | Turbocharger bearing arrangement |
DE69734370T DE69734370T2 (de) | 1996-03-06 | 1997-02-27 | Lageranordnung für einen Turbolader |
IDP970689A ID16132A (id) | 1996-03-06 | 1997-03-05 | Mesin turbo |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4924896A JPH09242554A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | ターボチャージャのシール構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09242554A true JPH09242554A (ja) | 1997-09-16 |
Family
ID=12825558
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4924896A Pending JPH09242554A (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | ターボチャージャのシール構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09242554A (ja) |
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1996
- 1996-03-06 JP JP4924896A patent/JPH09242554A/ja active Pending
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Legal Events
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060404 |