JP2014046955A - 物品排出装置 - Google Patents

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    • B65D5/724Internal fittings facilitating the discharge of contents, e.g. guiding panels, movable bottoms or lifting strips

Abstract

【課題】 物品をより効果的に撹拌して物品の詰まりを防止する物品排出装置を提供する。
【解決手段】 複数の物品を収納する収納部30と、収納部30の底面に開口する開口部36と、収納部30の下方に設けられ、物品を排出する排出口55を備える排出手段50と、開口部36に移行した物品を保持すると共に摺動して排出口55に送り出す送出手段60と、収納部30に設けられると共に送出手段60に連結され、送出手段60の送り出し動作に連動して開口部36周辺の物品を撹拌する撹拌手段70と、を有する。撹拌手段70は、収納部30の底面31に沿って設けられるシート部72を有し、シート部72は、開口部36の周辺の物品を上面78に載せ、且つ、送出手段60の動作方向に動かす。
【選択図】 図4

Description

本発明は、物品排出装置に関する。
従来、収納した複数の物品を順次排出する各種の物品排出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特許文献1には、内容物を入れておくためのホッパー構造を有する容器本体と、容器本体上端の開口を閉じる蓋と、操作部を操作することにより容器本体内に入れられている内容物を1個ずつ出口に案内する機構を備えたディスペンサー部とを有するディスペンサー付き容器が開示されている。
このディスペンサー付き容器では、容器本体内に収納される多数の内容物のうちの1個は、ディスペンサー部を構成する送出手段に落ち込んだ状態にある。この状態で、押しボタンを押して送出手段を移動させることにより、落ち込んでいる1個の内容物を出口に向けて移動させ、内容物を出口から排出する。
さらに、特許文献1のディスペンサー付き容器では、3本のリブが容器本体内に設けられており、これらのリブにより、送出手段の動作に合わせて容器本体内の内容物を撹拌するようにしている。
特開2005−219785号公報
しかしながら、特許文献1のディスペンサー付き容器においては、3本のリブにより、単に、内容物を押したり側方に掻き分けたりするだけであり、容器本体内において内容物を十分に撹拌できない場合がある。この場合、容器本体内で物品が詰ってしまい、送出手段の動作が妨げられたり、送出手段に次の内容物が落ち込まなかったりするおそれがある。したがって、待機する内容物(物品)をより効果的に撹拌する技術が望まれる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、物品をより効果的に撹拌して物品の詰まりを防止する物品排出装置を提供することにある。
本発明の物品排出装置は、複数の物品を収納する収納部と、前記収納部の底面に開口する開口部と、前記収納部の下方に設けられ、前記物品を排出する排出口を備える排出手段と、前記収納部と前記排出手段の間に摺動可能に設けられ、前記収納部から前記開口部に移行した前記物品を保持すると共に摺動して前記排出口に送り出す送出手段と、前記収納部に設けられると共に前記送出手段に連結され、前記送出手段の送り出し動作と連動して前記収納部内の前記物品を撹拌する撹拌手段と、を有し、前記撹拌手段は、前記収納部の前記底面に沿って設けられるシート部を有し、前記シート部は、前記収納部内の前記物品を上面に載せて前記送出手段の動作方向に動かす構成を有する。
本発明の物品排出装置において、前記シート部の前記上面には、前記収納部内の
前記物品と当接する凸部が設けられることが好ましい。
本発明の物品排出装置において、前記凸部は、複数設けられ、隣り合う2個の前記凸部は、互いに離間して配置され、且つ、前記開口部に向けて拡開する形態であることが好ましい。
本発明の物品排出装置において、前記凸部は、山部と谷部が交互に連続する波状に形成されることが好ましい。
本発明の物品排出装置において、前記収納部、前記排出手段、前記送出手段、前記撹拌手段を内蔵する筐体を有し、前記筐体、前記収納部、前記排出手段、前記送出手段および前記撹拌手段は、紙材料で構成されることが好ましい。
本発明の物品排出装置によれば、収納部内の物品をより効果的に撹拌して物品の詰まりを防止することができる。
本発明に係る実施形態の物品排出装置の斜視図である。 図1のA−A線断面図である。 天板を開けた物品排出装置を後上方から見た斜視図である。 図1のB−B線断面図である。 (a)は図4のC部拡大図、(b)は(a)のD−D線断面図である。 図4において収納部に物品を収納した状態を示す図である。 図6の作用図である。 撹拌手段の作用説明図である。 送出手段、排出手段の作用説明図である。
(実施形態)
以下、添付図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施形態」と称する。)について詳細に説明する。実施形態の説明の全体を通して同じ要素には同じ番号を付している。また、図中および実施形態において、「前」、「後」、「左」、「右」は、各々、使用者が物品排出装置に正対したときの「手前側」、「奥側」、「左側」、「右側」を示す。
(物品排出装置の全体構成)
まず、実施形態の物品排出装置の全体構成を図1、図2に基づいて説明する。図1に示すように、物品排出装置10は、物品11を収納すると共に収納した物品11を順次排出する装置であり、直方体状の筐体12を備える。
物品11は、ここでは、合成樹脂製のカプセルに小型の玩具を収納したカプセル玩具を示すが、物品11は、カプセル玩具に限られるものではなく、物品11の種類、形態および大きさは、任意である。
筐体12は、上下方向に対向する天板13および底板15と、前後方向に対向する正面板16および背面板17と、左右方向に対向する左側板18Lおよび右側板18Rとを有する。
天板13の左右方向一側(この例では、左側)には、物品11を投入する投入口21が設けられる。正面板16の左右方向一側(この例では、右側)下部には、物品11を払い出す払出口22が設けられる。また、払出口22の下部には、払い出された物品11を受ける受け皿53が設けられる。
図2に示すように、筐体12には、収納部30、排出手段50、送出手段60および撹拌手段70が内蔵される。なお、筐体12、収納部30、排出手段50、送出手段60および撹拌手段70は、各種の材料により構成可能であるが、例えば、物品排出装置10を簡易的に店頭などに設置する場合、コストや軽量性などを考慮すると、段ボールを含む紙材料で構成することが好適である。
(収納部の構成)
次に、収納部30を図3に基づいて説明する。
図3に示すように、収納部30は、底面31と、底面31の上に形成され複数の物品11を収納する収納空間32とを有し、ホッパー状に形成される。底面31は、左右方向一側(ここでは、左側)から左右方向他側(ここでは、右側)に傾斜する第1斜面33と、前後方向一側(ここでは、後側)から前後方向他側(ここでは、前側)に傾斜する第2斜面35とからなる。そして、底面31において最も低い位置となる第1斜面33の下端および第2斜面35の下端には、開口部36が開口している。この例では、正面板16と右側板18Rが交差する角37の内側に開口部36を設ける。第1斜面33および第2斜面35は、その傾斜により、収納空間32に収納される物品11を開口部36に移動させる(集める)作用をなす。
この開口部36の形状は、各種の形状から選択可能である、ここでは、物品11の外形よりもやや大きい長方形または正方形に形成される。
また、開口部36の上方には、平面視で開口部36と重なるL字状の規制部38が設けられる。この規制部38は、角37の内側上部に固定されており、右側板18Rに沿う第1部材41および正面板16に沿う第2部材からなる。このように、開口部36の上方に規制部38を設けることで、開口部36の上に積み重なる物品11の数量を制限する。これにより、開口部36の上に多数の物品11が載ることが防止され、開口部36における物品11の詰まりが抑制される。
(排出手段の構成)
次に、排出手段50を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、排出手段50は、収納部30の下方に設けられ、支持体51、傾斜体52、払出口22および受け皿53を有する。
支持体51は、板状の部材で構成されており、第2斜面35および開口部36の下方に配置され、筐体12に固定される。この支持体51は、その前後方向の中央部に物品11を排出する排出口55を備えると共に、排出口55を挟んで前後方向に並ぶ複数のリブ56を上面に備える。排出口55は、上下方向に貫通する例えば円形状の穴であり、物品11の大きさと同等あるいはやや大きく形成される。傾斜体52は、支持体51の下方に対向して設けられ、背面板17から正面板16に向けて下り傾斜に形成される。
(送出手段の構成)
続いて、送出手段60を図2に基づいて説明する。
図2に示すように、送出手段60は、収納部30と排出手段50の間に摺動可能に設けられており、収納部30において開口部36に移行した物品11を保持すると共に摺動して排出口55に順次送り出す。送出手段60は、本体である摺動体61を有すると共に、付勢手段62によって所定の方向に常時付勢されている。
摺動体61は、支持体51のリブ56に支持されており、リブ56の上を前後方向に摺動可能である。摺動体61の前部には、段差部63を介して操作部65が形成される。また、摺動体61の前後方向の中央部には、物品11を保持する保持孔部66が設けられる。
操作部65は、正面板16に対して出没可能であり、通常は、正面板16から前方に突出する一方、使用者により後方に押圧されると正面板16の内側に没入し、摺動体61を後方に摺動させ、物品11を排出する。なお、以下の説明において、操作部65が突出している状態を「待機状態」と称し、操作部65が没入している状態を「排出状態」と称することにする
段差部63は、正面板16の裏面に設けられる位置決め部25に当接可能であり、段差部63が位置決め部25に当接することにより、待機状態の摺動体61の位置および操作部65の突出量が規制される。
保持孔部66は、ここでは、上下方向に貫通する円筒面状の穴であり、排出口55の内径よりもやや大きく形成される。待機状態では、保持孔部66は、開口部36に下から合わさるが、排出口55に対しては、偏在した位置(排出口55よりも前方位置)にある。一方、排出状態では、保持孔部66は、摺動体61が後方に摺動することにより、開口部36よりも後方に移動して排出口55に合わさる。
付勢手段62は、操作部65が突出する方向(ここでは、前方)に摺動体61を常時付勢する。付勢手段62は、各種のゴム部材や各種のばね部材で構成することができる。例えば、輪ゴムからなる付勢手段62の一端(ここでは、前端)62aを摺動体61側に掛け止め、付勢手段62の他端(ここでは、後端)62bを引っ張って筐体12側に掛け止めることにより、操作部65が突出する方向(ここでは、前方)に摺動体61を常時付勢することができる。
(撹拌手段の構成)
続いて、撹拌手段70の構成を図4、図5に基づいて説明する。図4に示すように、撹拌手段70は、収納部30に設けられると共に送出手段60に連結される。撹拌手段70は、送出手段60の送り出し動作と連動して収納部30内の物品11(図3参照)を撹拌するものであり、基部71、シート部72および凸部73を有する。
基部71は、シート状に形成されており、保持孔部66の一側(この例では、前側)の半部に沿うようにして摺動体61の上面に固定される。また、基部71には、前上方に傾斜する第3斜面75と、右上方に傾斜する第4斜面76とが連ねて設けられる。これら第3斜面75および第4斜面76は、その傾斜により、開口部36周辺の物品11(図3参照)を開口部36に移動させる(集める)作用をなす。
シート部72は、基部71に連結片77を介して連結され、且つ、収納部30の底面31に沿って設けられる。このシート部72は、各種の形状から選択可能であるが、この例では、前後方向、左右方向に四辺を沿わせた正方形状あるいは長方形状に形成され、シート部72のうち、大部分は第1斜面33に重なり、一部(この例では、後部右側の一部)は第2斜面35に重なる。このようにシート部72は、第1斜面33および第2斜面35に沿って設けられるが、第1斜面33および第2斜面35に固定されていない。このため、シート部72は、摺動体61の動作に連動して、第1斜面33および第2斜面35を摺動可能であり、収納部30内の物品11(図3参照)を上面78に載せて摺動体61の動作方向に動かす。
なお、基部71、第3斜面75、第4斜面76、連結片77およびシート部72は、コストを考慮すると、1枚の紙シートを所定の形状に裁断し、折り曲げるなどして、1つの部品で構成することが好ましい。
凸部73は、シート部72の上面78に設けられる。この凸部73は、摺動体61の動作に連動し、収納部30内において主に物品11(図3参照)の下部と当接する。このような凸部73は、複数設けることができ、この例では、開口部36側の隣り合う2つの角部81に2個設けられる。凸部73の平面形状は、各種の形状から選択可能であるが、ここでは、長方形状に形成される。2個の凸部73は、互いに離間して配置され、白抜きの矢印で示すように収納部30内の物品11(図3参照)の通路を構成し、且つ、開口部36に向けて拡開する形態(ここでは、ハの字状に開く形態)をなす。
なお、凸部73の個数は、1個または3個以上でもよい。3個以上の凸部73を設ける場合、例えば、隣り合う2個の凸部73を、互いに離間させると共に開口部36に向けて拡開させる形態に構成する。
また、図5(a)および(b)に示すように、凸部73は、山部82と谷部83が交互に連続する波状に形成される。この例では、シート部72の対角線85に沿って山部82と谷部83を連続的に形成する。山部82と谷部83の寸法、個数、形状は、格別に限定されるものではなく、撹拌手段70に求められる機能に応じて、任意に設定可能である。また、波状の凸部73をシート部72に設ける手段は、各種の手段から選択可能であるが、例えば、紙シートを折り曲げて波状の凸部73を形成し、この折り曲げた波状の凸部73をシート部72に接着剤等を用いて取り付けることができる。
(物品排出装置の作用・効果)
以上、説明した物品排出装置10の作用効果を図6〜図8に基づいて説明する。
図6は、図4において収納部30に多数の物品11を収納した状態を示す図であり、待機状態では、開口部36に集まる物品11のうち1個の物品11が保持孔部66に落下(移行)して保持されている。また、収納部30内の開口部36周辺の物品(以下、単に「周辺の物品」と称する。)11がシート部72に載っている。なお、以下の説明において、保持孔部66で保持された物品11には「A」を、周辺の物品11には「B」を付けた符号を示す。それらを纏めて称する場合には、番号のみを用いる。
図6に示すように、使用者が、付勢手段62(図2参照)の付勢力に抗して操作部65を押し(矢印(1))、摺動体61を後方に摺動させると、図7に示すように、摺動体61の動きに連動してシート部72が摺動する(矢印(2))。このため、シート部72に載った周辺の物品11Bが摺動体61の動作方向に搬送されるように動く。これにより、周辺の物品11Bをより確実に且つ大きく動かすことができる。
これに対して、従来の技術のように、単なるリブで物品を動かす場合、物品の動きが小さいため、開口部周辺において物品が詰ってしまい、送出手段と開口部の間に物品が引っ掛かったり、開口部に次の物品が移行しなかったりするおそれがある。
この点、本実施形態は、周辺の物品11Bをより確実に且つ大きく動かすことができるので、収納部30内の物品11を効果的に撹拌することができ、物品11の詰まりを防止することができる。
また、図8に示すように、摺動体61の動きに連動して、周辺の物品11Bの下部に凸部73が当接する(矢印(3))。したがって、シート部72の撹拌作用に加え、複数の凸部73による撹拌作用が働くため、周辺の物品11がより効果的に撹拌される。また、2個の凸部73が互いに離間すると共に開口部36に近づくに従って拡開する形態であるため、開口部36への物品11の集中が緩和される。結果、物品11の詰まりがより良好に防止される。加えて、周辺の物品11Bは、凸部73と当接する際、山部82と谷部83によって細かく上下動する。これにより、周辺の物品11Bが一層効果的に撹拌される。
一方、保持された物品11Aは、摺動体61が後方に摺動すると、第2斜面35の下に潜り込むようにして、後方に移動する。なお、第3斜面75および第4斜面76は、摺動体61の動きに追従して移動・変形する。
そして、図9(a)に示すように、保持孔部66が後方に移動して排出口55に合わさると、保持された物品11Aは、保持孔部66から排出口55を介して傾斜体52に落下する(矢印(4))。排出口55から落下した物品11は、図9(b)に示すように、傾斜体52によって払出口22に導かれた後、払出口22から払い出されて、受け皿53の縁に当たって止まる(矢印(5))。
また、操作部65を押す手を使用者が緩めると、摺動体61が付勢手段62の復元力に従って前方に移動し、待機状態に戻る(矢印(6))。これにより、再度、開口部36と保持孔部66が合わさるため、周辺の物品11Bのうち1個が保持孔部66に落下して保持され、次回の排出に備える(矢印(7))。以上の動作を繰り返し行うことで、収納部30から物品11を1個ずつ順次排出することができる。
このように本実施形態によれば、物品11をより効果的に撹拌して物品11の詰まりを防止しつつ、物品11を確実に1個ずつ排出できる物品排出装置10を得ることができる。さらに、物品排出装置10の主要素を紙材料で構成すれば、簡便な物品排出装置10を低コストで提供することができる。
以上、実施形態を用いて本発明を説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲には限定されないことは言うまでもない。上記実施形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。またその様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
10 物品排出装置
11 物品
30 収納部
31 底面
36 開口部
50 排出手段
55 排出口
60 送出手段
70 撹拌手段
72 シート部
73 凸部
78 上面
82 山部
83 谷部

Claims (5)

  1. 複数の物品を収納する収納部と、
    前記収納部の底面に開口する開口部と、
    前記収納部の下方に設けられ、前記物品を排出する排出口を備える排出手段と、
    前記収納部と前記排出手段の間に摺動可能に設けられ、前記収納部から前記開口部に移行した前記物品を保持すると共に摺動して前記排出口に送り出す送出手段と、
    前記収納部に設けられると共に前記送出手段に連結され、前記送出手段の送り出し動作と連動して前記収納部内の前記物品を撹拌する撹拌手段と、
    を有し、
    前記撹拌手段は、前記収納部の前記底面に沿って設けられるシート部を有し、
    前記シート部は、前記収納部内の前記物品を上面に載せて前記送出手段の動作方向に動かす物品排出装置。
  2. 請求項1において、
    前記シート部の前記上面には、前記収納部内の前記物品と当接する凸部が設けられる物品排出装置。
  3. 請求項2において、
    前記凸部は、複数設けられ、
    隣り合う2個の前記凸部は、互いに離間して配置され、且つ、前記開口部に向けて拡開する形態である物品排出装置。
  4. 請求項2または3において、
    前記凸部は、山部と谷部が交互に連続する波状に形成される物品排出装置。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか一項において、
    前記収納部、前記排出手段、前記送出手段、前記撹拌手段を内蔵する筐体を有し、
    前記筐体、前記収納部、前記排出手段、前記送出手段および前記撹拌手段は、紙材料で構成される物品排出装置。
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