JP2000163646A - 物品払い出し装置 - Google Patents

物品払い出し装置

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JP2000163646A
JP2000163646A JP10335516A JP33551698A JP2000163646A JP 2000163646 A JP2000163646 A JP 2000163646A JP 10335516 A JP10335516 A JP 10335516A JP 33551698 A JP33551698 A JP 33551698A JP 2000163646 A JP2000163646 A JP 2000163646A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】全体の小型化および構造の簡素化を図ることが
可能な物品払い出し装置を提供する。 【解決手段】払い出し対象となる物品Cを収容するため
のストッカ1と、このストッカ1の下方またはこのスト
ッカ1内の底部に設けられた可動部材3と、ストッカ1
の下方またはストッカ1内の底部の所定の物品受領位置
に配置されたときにストッカ1内の物品Cを内部に落下
させて収容できるように可動部材3に設けられた貫通穴
30と、この貫通穴30内に収容された物品Cをその下
方から支えるための支持部材20bと、物品受領位置か
ら水平方向に距離を隔てた位置に上部が開口した物品払
い出し経路6と、を具備している、物品払い出し装置で
あって、可動部材3は略水平方向に直進往復動可能に設
けられており、貫通穴30は可動部材3の直進往復動に
よって物品受領位置と物品払い出し経路6の上方とにそ
れぞれ配置可能とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本願発明は、キャラクタグッズ、おもちゃ
類、あるいはその他の種々の景品や商品などの所望の物
品をゲームの遊戯者や購入者などに払い出すための物品
払い出し装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の物品払い出し装置として
は、図7に示すような装置がある。この従来の装置は、
所望の物品mを多数収容するストッカ90内の底部に、
回転テーブル91を設け、さらにこの回転テーブル91
の下方に支持板92(固定テーブル)を重ねて設けたも
のであり、この支持板92には、装置前面に設けられた
物品払い出し口(図示略)に繋がった物品払い出し経路
93の上部開口部93aが形成されている。上記回転テ
ーブル91の上方にはセパレータ98も固定して設けら
れている。上記回転テーブル91は、図8に示すよう
に、円板状であり、物品を収容するための貫通穴94が
形成されている。図7に示すように、この回転テーブル
91は、その中心軸95を中心として水平方向に回転可
能であり、この回転動作によって、同図実線で示すよう
に上記貫通穴94がセパレータ98の直下からはみ出し
た位置と、同図仮想線に示すようにセパレータ98の下
方において上記物品払い出し経路93の上方に存在する
位置とにそれぞれ移動するようになっている。
【0003】このような物品払い出し装置では、貫通穴
94をセパレータ98の直下からはみ出した位置に配置
させることによって、この貫通穴94内にストッカ90
内の物品mを落下させて一定個数だけ収容させることが
できる。その際、支持板92は、貫通穴94内の物品m
をその下方から支える役割を果たす。次いで、回転テー
ブル91を回転させることにより、上記貫通穴94を物
品払い出し経路93の上方に移動させると、上記物品m
をこの貫通穴94の下端開口部から物品払い出し経路9
3内に落下させることができ、物品mを払い出すことが
できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の物品払い出し装置では、円板状の回転テーブル91
を用いているために、この回転テーブル91が嵩張って
しまい、装置が大型化する不具合があった。とくに、従
来では、ストッカ90内の物品mを図7の符号Naで示
す位置から物品払い出し経路93の上方までの比較的短
い距離Lを移送させればよい場合であっても、回転テー
ブル91の全体の直径はそれと比較するとかなり大きい
ものとなっており、省スペースの観点からすれば大きな
無駄が生じていた。また、回転テーブル91が大きいこ
とに起因して、ストッカ90についても、回転テーブル
91とのバランスなどを考慮して装置全体の見栄えを良
好にするなどの観点から必要以上に大型化しなければな
らないといった無駄も生じていた。さらに、従来では、
回転テーブル91を装置外部からの手動操作によって手
際良く水平方向に回転させるためには、たとえば図7に
示すように、装置外部に設けられたハンドル96の鉛直
方向の回転操作による駆動力を回転テーブル91の水平
方向の回転動作に変換して伝達するための機構97を用
いるような必要があり、回転テーブル91を動作させる
ための機構も複雑化するといった不具合もあった。
【0005】本願発明は、このような事情のもとで考え
出されたものであって、全体の小型化および構造の簡素
化を図ることが可能な物品払い出し装置を提供すること
をその課題としている。
【0006】
【発明の開示】上記の課題を解決するため、本願発明で
は、次の技術的手段を講じている。
【0007】すなわち、本願発明によって提供される物
品払い出し装置は、払い出し対象となる物品を収容する
ためのストッカと、このストッカの下方またはこのスト
ッカ内の底部に設けられた可動部材と、上記ストッカの
下方または上記ストッカ内の底部の所定の物品受領位置
に配置されたときに上記ストッカ内の物品を内部に落下
させて収容できるように上記可動部材に設けられた貫通
穴と、この貫通穴内に収容された物品をその下方から支
えるための支持部材と、上記物品受領位置から水平方向
に距離を隔てた位置に上部が開口した物品払い出し経路
と、を具備している、物品払い出し装置であって、上記
可動部材は略水平方向に直進往復動可能に設けられてお
り、上記貫通穴は上記可動部材の直進往復動によって上
記物品受領位置と上記物品払い出し経路の上方とにそれ
ぞれ配置可能とされていることに特徴づけられる。
【0008】このような構成の物品払い出し装置におい
て物品の払い出しを行うには、まず可動部材に設けられ
ている貫通穴を所定の物品受領位置に配置させることに
よって、ストッカ内の物品をこの貫通穴内に落下させて
収容させる。その後は、上記貫通穴内の物品を支持部材
により支持させることによってその落下を防止しつつ、
上記可動部材を略水平方向に直進させて上記貫通穴を物
品払い出し経路の上方まで移送させる。これにより、上
記貫通穴内の物品を上記貫通穴からその下方へ落下させ
て物品払い出し経路内に送り込むことができ、上記物品
の払い出しを行うことができる。
【0009】本願発明においては、従来とは異なり、円
板状の回転テーブルを用いていないために、回転テーブ
ルを設けるための大きなスペースを不要にできる。本願
発明では、可動部材を略水平方向に直進動作を行うよう
に構成すればよいから、この可動部材の全体のサイズは
嵩張らないように製作することができる。また、可動部
材が略水平方向に直進動作を行うときには、たとえばこ
の可動部材が「引き出し」のように装置の外部に一部は
み出すように構成することも可能であり、装置内におけ
る可動部材の直進動作スペースをより小さくすることも
可能となる。したがって、本願発明では、装置の小型化
を図る上で、好ましいものとなる。また、本願発明で
は、可動部材の略水平方向の直進動作を手動操作で行わ
せる場合には、装置の側方から可動部材をそのまま把持
して引き出したり、あるいは押し込むなどして可動部材
を直接操作することも可能となる。したがって、従来と
は異なり、装置外部に設けられた操作ハンドルの動作を
回転テーブルの回転動作に変換して伝達するための複雑
な機構を設けるような必要も無くすことができ、装置の
構造の簡素化、ならびに製造コストの低減化を図ること
もできる。
【0010】本願発明の好ましい実施の形態では、上記
貫通穴を上記物品受領位置から上記物品払い出し経路の
上方へ向かわせる一定方向に上記可動部材を装置外部か
ら移動させることができるように上記可動部材に設けら
れた操作用の把手部と、この把手部の操作による上記可
動部材の移動の阻止およびその解除が行えるように上記
可動部材に係脱自在なストッパと、上記貫通穴が上記物
品払い出し経路の上方に位置するように上記可動部材が
移動したときにこの可動部材を上記一定方向とは逆方向
に復帰させる力を上記可動部材に付与する復帰力付与手
段と、を具備している。
【0011】このような構成によれば、装置外部から把
手部を利用して可動部材を一定方向に移動させることに
より物品の払い出し動作を行わせることができ、可動部
材を動作させるためのモータなどの駆動源を不要にでき
る。また、その後に把手部から手を離せば、復帰力付与
手段から可動部材に付与される力を利用して、上記可動
部材を自動的に元の位置に復帰させることができるので
便利となる。さらに、ストッパを利用して可動部材の移
動を阻止すれば、物品の払い出し動作がなされないよう
にすることができるために、上記ストッパを制御するこ
とによって、一定の条件が満たされた場合にのみ物品の
払い出しが所定回数だけ行えるようにすることもでき
る。
【0012】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記可動部材には、この可動部材が往復動を行うときに
上記ストッカ内の物品に接触する物品攪拌用の突起部が
設けられている。
【0013】このような構成によれば、可動部材が往復
動を行う都度ストッカ内の物品に突起部を接触させるこ
とによってその物品をストッカ内において攪拌すること
ができ、貫通穴を所定の物品受領位置に配置させたとき
にストッカ内の物品をその貫通穴内にスムーズに落下収
容させることが可能となる。
【0014】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記可動部材は、上記貫通穴の上端部の開口径または開
口幅を規定する着脱可能な補助部材を具備している。
【0015】このような構成によれば、たとえばストッ
カ内に収容される物品のサイズを変更するような場合に
は、可動部材の補助部材を変更することによって、貫通
穴の上端部の開口径または開口幅を、新たな物品に適し
たサイズに変更することができる。したがって、物品の
サイズが変更される都度、可動部材の全体をわざわざ交
換するような必要がなく、便利となる。
【0016】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記ストッカは、水平方向に複数並べて設けられてお
り、これら複数のストッカのそれぞれの内部に収容され
ている物品を上記可動部材によって物品払い出し経路の
上方まで順次移送できるように構成されている。
【0017】このような構成によれば、複数のストッカ
内にそれぞれ収容されている物品を順次払い出すことが
できるために、払い出し対象となる物品のストック量を
多くでき、ストック管理を容易にできる。また、上記複
数のストッカ内に異種物品を収容しておくことによっ
て、払い出し対象となる物品の種類を複数にすることも
簡単に行えることとなる。
【0018】本願発明の他の好ましい実施の形態では、
上記可動部材には、上記複数のストッカにそれぞれ対応
する複数の貫通穴が設けられており、これら複数の貫通
穴には、対応するストッカ内に収容されている物品をそ
れぞれ個別に収容できるように構成されている。
【0019】このような構成によれば、複数のストッカ
内のそれぞれに収容されている物品を可動部材の複数の
貫通穴にそれぞれ個別に収容させることによって、同時
または略同時に払い出すことが可能となり、物品の払い
出しのバリエーションを多彩にすることが可能となる。
【0020】本願発明のその他の特徴および利点につい
ては、以下の発明の実施の形態の説明から、より明らか
になるであろう。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の好ましい実施の
形態について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0022】図1は、本願発明に係る物品払い出し装置
の一例を示す要部断面図である。図2は、図1の物品払
い出し装置に用いられている可動部材を示す概略斜視図
である。図3は、図1の物品払い出し装置の動作状態を
示す要部断面図である。
【0023】本実施形態の物品払い出し装置Aは、たと
えばいわゆるアーケード型のゲーム機(図示略)におい
て、そのゲーム機を用いたゲームの得点が一定値以上に
達すると、そのゲームの景品を遊戯者に払い出すのに用
いられるものであり、上記ゲーム機の筐体内に組み込ま
れたり、あるいは上記ゲーム機と接続されるなどして、
上記ゲーム機に付属して設けられている。したがって、
このような物品払い出し装置Aでは、ゲーム機との関係
から、とくにその小型化が要請される。
【0024】図1において、この物品払い出し装置A
は、ストッカ1、このストッカ1の下方に配置されたガ
イド体2、このガイド体2内に収容された可動部材3、
ストッパ4、コンストンスプリング5、および物品払い
出し経路6を具備して構成されている。
【0025】上記ストッカ1は、払い出し対象となる物
品を多数収容するためのものであり、本実施形態では、
払い出し対象となる物品として、たとえばミニチュアの
おもちゃなどを内部に収容した球状のカプセルCが適用
されている。このストッカ11の底部には、上記カプセ
ルCを1個ずつ落下排出可能なサイズの開口部10が設
けられている。
【0026】上記ガイド体2は、可動部材3の略水平方
向のスライド移動をガイドするためのものであり、上壁
部20a、下壁部20b、前壁部20c、および上記上
壁部20aと下壁部20bとを互いに繋ぐ側壁部(図示
略)なとを備えた箱型状に形成されている。このガイド
体2は、この物品払い出し装置Aの適当な固定部材(図
示略)に固定して取付けられており、上記ストッカ1
は、このガイド体2の上壁部20a上にステー19を介
して固定して取付けられている。
【0027】上記物品払い出し経路6は、上記ガイド体
2の下壁部20bに設けられた開口部60をその上部開
口部とするものであり、図面上は省略しているが、この
物品払い出し経路6の下部はこの物品払い出し装置Aの
前面部などに設けられた物品払い出し口(物品取り出し
口)に繋がっている。この物品払い出し経路6の途中に
は、この物品払い出し経路6内をカプセルCが通過した
ことを検知するための接触式または非接触式のセンサあ
るいはスイッチなどの検知器61が設けられている。上
記開口部60は、上記ストッカ1の開口部10に直接対
面しないように、上記開口部10の直下から水平方向に
適当な距離だけ隔てた位置に設けられている。
【0028】上記可動部材3は、上下方向に貫通した貫
通穴30を有するものであり、矢印N1に示す略水平方
向に直進往復動可能に上記ガイド体2内にスライド自在
に収容されている。これにより、この可動部材3は、図
1に示すように上記貫通穴30が上記ストッカ1の開口
部10の直下に配置される位置と、図3に示すように上
記貫通穴30が物品払い出し経路6の開口部60の直上
に配置される位置とに位置変更可能となっている。上記
貫通穴30がストッカ1の開口部10の直下に位置する
と、ストッカ1内のカプセルCを上記貫通穴30内に落
下させて収容させることが可能である。したがって、上
記開口部10の直下は、本願発明でいう物品受領位置の
一例に相当する。ガイド体2の下壁部20bは、上記貫
通穴30内にカプセルCが収容されたときにこのカプセ
ルCをその下方から支持する役割をも果たすものであ
り、本願発明でいう支持部材の一例に相当する。上記ガ
イド体2の下壁部20bには、上記可動部材3が図面左
側方向へ一定寸法以上移動することを防止するためのス
トッパ70が設けられている。
【0029】図2によく表れているように、上記可動部
材3は、補助部材31と把手部32とを具備している。
上記補助部材31は、可動部材3の上面部に複数のネジ
体71などを用いて着脱可能に取付けられたものであ
り、上記貫通穴30の上端開口部の一部をなす穴部34
と、2つの物品攪拌用の突起部35a,35bとを有し
ている。上記貫通穴30の上端の開口径Daは、上記穴
部34によって規定されており、たとえば上記開口径D
aは、ストッカ1内のカプセルCが上記貫通穴30内に
適切に落下収容できるように上記カプセルCの直径より
もやや大きい寸法である。これに対し、図1によく表れ
ているように、貫通穴30の他の部分の内径Dbは、上
記カプセルCを余裕をもって内部に収容できるように上
記開口径Daよりも大きめの寸法とされている。上記物
品攪拌用の突起部35a,35bは、上方に向けて突出
しており、ストッカ1の底部には、上記可動部材3が上
記矢印N1の略水平方向にスライド移動するときに上記
突起部35a,35bとこのストッカ1の底部との干渉
を回避して上記突起部35a,35bをストッカ1の底
部内に進入可能とするスリット11a,11bが設けら
れている。上記把手部32は、上記可動部材3を手動操
作によってスライド移動させるのに利用するためのもの
であり、常時、この物品払い出し装置Aの外部に位置す
るように上記可動部材3の長手方向一端部に取付けられ
ている。
【0030】上記ストッパ4は、上記可動部材3の長手
方向他端部に設けられている凸部33と係脱可能なもの
である。より具体的には、このストッパ4は、電磁ソレ
ノイド40に支持されて、この電磁ソレノイド40のオ
ン・オフ切換えによって昇降するように設けられてい
る。図1に示すように、可動部材3が図面右側方向へ最
も前進した状態において、このストッパ4が矢印N2方
向に下降すると、このストッパ4は上記凸部33と係合
し、可動部材3が図面左側方向へ移動することを阻止で
きるようになっている。これに対し、上記ストッパ4
は、矢印N3方向に上昇すると、上記凸部33との係合
状態が解除されて、上記可動部材3が図面左側方向へ移
動することを許容する。上記コンストンスプリング5
は、その一端部が上記可動部材3に連結されており、図
3に示すように、上記可動部材3が図面左側方向に移動
したときには上記可動部材3を矢印N4に示す元の方向
に復帰させるための弾発力を発揮するものである。
【0031】次に、上記物品払い出し装置Aの作用につ
いて説明する。
【0032】まず、この物品払い出し装置Aは、通常の
待機状態では、図1に示すように、可動部材3の貫通穴
30がストッカ1の開口部10の直下に位置している。
このような状態では、ストッカ1内に収容されたいずれ
か1つのカプセルC(C1)が上記貫通穴30内に落下
して収容される。貫通穴30の下方には、ガイド体2の
下壁部20bが位置しているため、上記カプセルC(C
1)が上記貫通穴30の下方へそのまま落下することは
ない。また、上記待機状態では、ストッパ4が凸部33
に係合している。したがって、この状態では、把手部3
2を矢印N5方向に引っ張っても、可動部材3を同方向
に移動させることはできない。
【0033】次いで、この物品払い出し装置Aが付属す
るゲーム機が使用され、そのゲームで一定値以上の高得
点が達成されると、ゲーム機の制御手段からは上記電磁
ソレノイド40を動作させる信号が出力される。する
と、ストッパ4は上昇して、このストッパ4と凸部33
との係合状態が解除される。このため、上記ゲーム機の
遊戯者がその後把手部32を把持して上記矢印N5方向
に引っ張ると、図3に示すように、可動部材3を移動さ
せることができ、貫通穴30を物品払い出し経路6の開
口部60の直上に配置することができる。すると、上記
カプセルC(C1)は、貫通穴30の下方へ落下し、上
記物品払い出し経路6を経て上記ゲーム機の遊戯者に景
品として払い出されることとなる。
【0034】上記可動部材3の矢印N5方向の移動は、
コンストンスプリング5の弾発力に抗して行われてい
る。したがって、上記遊戯者が把手部32から手を離す
と、上記可動部材3は上記コンストンスプリング5の弾
発力によって図1に示す元の位置へ復帰することとな
る。カプセルC(C1)の払い出しが適切に行われたと
きには、検知器61によってその旨を検知することがで
きるために、上記可動部材3が元の位置へ復帰すると、
その時点で上記検知器61からの検知信号に基づいてス
トッパ4を下降させることができ、これにより可動部材
3が再度矢印N5方向へ移動しないようにできる。した
がって、カプセルCが無駄に払い出されないようにでき
る。なお、可動部材3が操作されたにもかかわらず、な
んらかのトラブルによってカプセルCが払い出されず、
これが検知器61によって検知されない事態が生じたと
きには、たとえばこの物品払い出し装置Aまたはゲーム
機に別途設けられた呼び出しランプを点灯させるといっ
た制御を行って対処すればよい。上記可動部材3が往復
動を行うときには、突起部35a,35bがストッカ1
内に進入してストッカ1内のカプセルCを攪拌するた
め、カプセルCがストッカ1内においていわゆる詰まっ
た状態にならないようにできる。したがって、上記可動
部材3が元の初期位置に復帰したときには、上記ストッ
カ1内の次のカプセルCを貫通穴30内に的確に落下収
容させることも可能となる。
【0035】上記物品払い出し装置Aでは、可動部材3
の幅は貫通穴30よりもやや幅広に設定すればよく、可
動部材3をコンパクトに製作することができる。また、
この可動部材3を上記矢印N5方向に移動させるときに
は、この可動部材3の一部が物品払い出し装置Aの一側
方に引き出されるようになっている。したがって、この
物品払い出し装置Aのストッカ1の下方において可動部
材3を配置させるためのスペースをさほど広く確保する
必要はなく、物品払い出し装置Aの全体の小型化が図れ
る。また、上記可動部材3は、手動操作によって一定の
方向にスライド可能なものであるから、その全体の構造
も非常に簡易なものにできる。さらに、上記物品払い出
し装置Aでは、払い出し対象となるカプセルCの直径が
変更される場合には、それに合わせて可動部材3の補助
部材31を他のものに変更すればよい。すなわち、たと
えばカプセルCとしては、その直径が先の穴部34の開
口径Daよりも大きなものに変更される場合があり、こ
のままではそのカプセルを貫通穴30内に収容させるこ
とができない。このような場合には、上記補助部材31
を別途準備されている他の補助部材に交換し、開口径D
aを大きくすればよく、これにより新たなカプセルを貫
通穴30内に適切に収容させることが可能となる。カプ
セルのサイズが貫通穴30の本来の内径Dbよりも小さ
いものである限りは、可動部材3の全体を交換すること
なく、補助部材31の交換のみによってカプセルCのサ
イズ変更に簡単に対処できるのである。
【0036】図4は、本願発明に係る物品払い出し装置
の他の例を示す要部断面図である。図5および図6は、
図4の物品払い出し装置の動作状態をそれぞれ示す要部
断面図である。なお、先の実施形態と同一部分について
は、同一符号で示し、その説明は省略する。
【0037】図4において、この実施形態の物品払い出
し装置Aaは、水平方向に並べられた2つのストッカ1
A,1Bを具備している点において、先の実施形態の物
品払い出し装置Aとはその構成が相違している。また、
この物品払い出し装置Aaでは、2つのストッカ1A,
1Bを具備していること、およびそれらの底部には個別
に開口部10A,10Bが設けられていることに対応し
て、可動部材3Aには2つの貫通穴30A,30Bが設
けられている。また、ガイド体2Aの下壁部20bに
は、2つの物品払い出し経路6A,6Bの上部の開口部
60A,60Bが設けられている。可動部材3Aの上面
に着脱可能に取付けられている補助部材31Aは、2つ
の貫通穴30A,30Bのそれぞれの上端の開口径を規
定しているとともに、複数の物品攪拌用の突起部35c
〜35eを有している。もちろん、この補助部材31A
は、貫通穴30A,30Bのそれぞれに個々対応するよ
うに、2つの部材として構成されていてもかまわない。
上記突起部35c〜35eと2つのストッカ1A,1B
の底部との干渉は回避できるように構成されている。た
だし、上記2つのストッカ1A,1Bの間を仕切る固定
仕切板19の下部には、左右水平方向に揺動可能な可動
仕切板19aが連結されており、この可動仕切板19a
は、図6において、突起部35cによって押動された状
態が示されていることから理解されるように、突起部3
5cや突起部35dによって押動できるようになってい
る。
【0038】上記物品払い出し装置Aaの動作を説明す
ると、まず図4に示すように、可動部材3Aの貫通穴3
0A,30Bをストッカ1A,1Bの開口部10A,1
0Bの直下に配置させた状態では、ストッカ1A,1B
にそれぞれ収容されているカプセルC2,C3を上記貫
通穴30A,30B内に1個ずつ落下させて収容させて
おくことができる。次いで、凸部33とストッパ4との
係合が解除された状態において、把手部32を矢印N6
方向に引っ張ることによって、可動部材3Aを同方向に
移動させる。これにより、図5に示すように、貫通穴3
0Aを物品払い出し経路6Aの上方に移動させて、カプ
セルC2をこの物品払い出し経路6A内に落下排出させ
ることができる。そして、なおも可動部材3Aを上記方
向に移動させると、図6に示すように、貫通穴30Bを
物品払い出し経路6Bの上方に移動させることができ、
これによりカプセルC3を物品払い出し経路6B内に落
下排出させることができる。また、その際には、可動仕
切板19aを突起部35cによって矢印N7方向に押動
することにより、ストッカ1Bの開口部10Bの開口幅
を狭めることができる。したがって、ストッカ1B内の
カプセルC3が貫通穴30A内に不当に落下しないよう
にできる。貫通穴30A内にカプセルC3が落下したの
では、次の払い出し動作時には、2つのカプセルC3,
C3が払い出される事態を生じることとなるが、この物
品払い出し装置Aaでは、そのような事態を生じないよ
うにできる。
【0039】また、上記物品払い出し装置Aaでは、2
つのカプセルC2,C3をわずかにタイミングをずらせ
て連続して払い出すことができるが、このようにすれ
ば、2つの検知器61,61によってそれらのカプセル
C2,C3の払い出しが適切になされたか否かの判断を
時間差をもって判断することが可能となり、それらの個
々の判断を正確に行うことができるという利点も得られ
る。むろん、本願発明では、これに限定されず、たとえ
ば物品払い出し経路6A,6Bの上部の開口位置を上記
とは異なる位置に変更して、貫通穴30Aが物品払い出
し経路6Aの上方に位置するときには、貫通穴30Bも
物品払い出し経路6Bの上方に丁度位置するようにし
て、2種類のカプセルC2,C3を同時に払い出すよう
にしてもかまわない。さらに、本願発明では、たとえば
先の物品払い出し装置Aaにおいて、図5に示すよう
に、1つのカプセルC2の払い出しが終了して、他の1
つのカプセルC3の払い出しが未だなされていないとき
に可動部材3Aの移動を阻止することが可能な規制手段
を設けておき、この規制手段を制御することによって、
その後にカプセルC3の払い出しがなされることなくカ
プセルC2のみが払い出される場合と、その後にカプセ
ルC3の払い出しがなされてカプセルC2,C3が払い
出される場合とのいずれかを選択できるようにしてもか
まわない。このようにすれば、たとえばゲーム機を用い
たゲーム結果の内容に応じて、カプセルC2,C3を払
い出す場合と、カプセルC2のみを払い出す場合とに区
別することができる。
【0040】このように、本願発明では、ストッカを2
つ設けてもよく、さらにはそれ以上設けてもよい。ま
た、可動部材には、複数の貫通穴を設けるのではなく、
ストッカが複数設けられている場合であっても、貫通穴
を1つだけ設けた構成にしてもかまわない。
【0041】本願発明に係る物品払い出し装置は、上述
した実施形態に限定されず、各部の具体的な構成は、種
々に設計変更自在である。
【0042】たとえば、本願発明では、可動部材を手動
操作で移動させるのではなく、たとえばモータの駆動な
どによって移動するように構成されていてもかまわな
い。また、本願発明では、可動部材をストッカの下方に
設ける構造に代えて、たとえば従来例として図7に示し
たストッカ内の底部に回転テーブルを配置させたものと
同様に、可動部材をストッカ内の底部において略水平方
向に直進移動できるように設けた構成としてもかまわな
い。さらに、上述の実施形態では、ゲーム機に付属して
設けられて、ゲームの景品としてのカプセルを払い出す
タイプの物品払い出し装置として構成されている場合を
具体例として説明したが、やはり本願発明はこれに限定
されない。本願発明では、ゲーム機とは全く別個の物品
払い出し装置として構成されていてもよいことは勿論の
こと、その払い出し対象となる物品の種類などもとくに
限定されるものではなく、たとえば紙幣や硬貨などを投
入することによって商品を払い出す自動販売機の形態と
しての物品払い出し装置として構成されていてもかまわ
ない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る物品払い出し装置の一例を示す
要部断面図である。
【図2】図1の物品払い出し装置に用いられている可動
部材を示す概略斜視図である。
【図3】図1の物品払い出し装置の動作状態を示す要部
断面図である。
【図4】本願発明に係る物品払い出し装置の他の例を示
す要部断面図である。
【図5】図4の物品払い出し装置の動作状態を示す要部
断面図である。
【図6】図4の物品払い出し装置の動作状態を示す要部
断面図である。
【図7】従来の物品払い出し装置の一例を示す要部断面
図である。
【図8】従来の物品払い出し装置の回転テーブルを示す
斜視図である。
【符号の説明】
A,Aa 物品払い出し装置 C カプセル(物品) 1,1A,1B ストッカ 2,2A ガイド体 3,3A 可動部材 4 ストッパ 5 コンストンスプリング(復帰力付与手段) 6,6A,6B 物品払い出し経路 10,10A,10B 開口部(ストッカの) 20b 下壁部(支持部材) 30,30A,30B 貫通穴 31,31A 補助部材 32 把手部 35a〜35e 突起部 60,60A,60B 開口部(物品払い出し経路の)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 払い出し対象となる物品を収容するため
    のストッカと、このストッカの下方またはこのストッカ
    内の底部に設けられた可動部材と、上記ストッカの下方
    または上記ストッカ内の底部の所定の物品受領位置に配
    置されたときに上記ストッカ内の物品を内部に落下させ
    て収容できるように上記可動部材に設けられた貫通穴
    と、この貫通穴内に収容された物品をその下方から支え
    るための支持部材と、上記物品受領位置から水平方向に
    距離を隔てた位置に上部が開口した物品払い出し経路
    と、を具備している、物品払い出し装置であって、 上記可動部材は略水平方向に直進往復動可能に設けられ
    ており、上記貫通穴は上記可動部材の直進往復動によっ
    て上記物品受領位置と上記物品払い出し経路の上方とに
    それぞれ配置可能とされていることを特徴とする、物品
    払い出し装置。
  2. 【請求項2】 上記貫通穴を上記物品受領位置から上記
    物品払い出し経路の上方へ向かわせる一定方向に上記可
    動部材を装置外部から移動させることができるように上
    記可動部材に設けられた操作用の把手部と、この把手部
    の操作による上記可動部材の移動の阻止およびその解除
    が行えるように上記可動部材に係脱自在なストッパと、
    上記貫通穴が上記物品払い出し経路の上方に位置するよ
    うに上記可動部材が移動したときにこの可動部材を上記
    一定方向とは逆方向に復帰させる力を上記可動部材に付
    与する復帰力付与手段と、を具備している、請求項1に
    記載の物品払い出し装置。
  3. 【請求項3】 上記可動部材には、この可動部材が往復
    動を行うときに上記ストッカ内の物品に接触する物品攪
    拌用の突起部が設けられている、請求項1または2に記
    載の物品払い出し装置。
  4. 【請求項4】 上記可動部材は、上記貫通穴の上端部の
    開口径または開口幅を規定する着脱可能な補助部材を具
    備している、請求項1ないし3のいずれかに記載の物品
    払い出し装置。
  5. 【請求項5】 上記ストッカは、水平方向に複数並べて
    設けられており、これら複数のストッカのそれぞれの内
    部に収容されている物品を上記可動部材によって物品払
    い出し経路の上方まで順次移送できるように構成されて
    いる、請求項1ないし4のいずれかに記載の物品払い出
    し装置。
  6. 【請求項6】 上記可動部材には、上記複数のストッカ
    にそれぞれ対応する複数の貫通穴が設けられており、こ
    れら複数の貫通穴には、対応するストッカ内に収容され
    ている物品をそれぞれ個別に収容できるように構成され
    ている、請求項5に記載の物品払い出し装置。
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