JP3155311U - カプセル用簡易取出し装置 - Google Patents

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昌三 榎本
昌三 榎本
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Abstract

【課題】無作為にカプセルを一個宛確実にスムーズに取出せ、サイズの異なるカプセルにも対応でき、手指によって掴み易く、構成簡素で、量産に適し、低廉で、取扱い易いカプセル用簡易取出し装置を提供する。【解決手段】外装箱Aとスロープ基盤Bと引出しボックスCとからなり、スロープ基盤Bは、カプセル落下用開口部10と、ホルダー部に着脱自在に装着するゲート用プレート15とを備え、引出しボックスCは、摘み21とポケット空間22とを備え、引出しボックスCの後方への摺動で、カプセル落下用開口部10内にポケット空間22が露出し、一個のカプセルをポケット空間22内に収容し、引出しボックスCの前方への摺動で、ポケット空間22内の一個のカプセルのみがゲート用プレート15部分を通過できるよう形成し、この一個のカプセルを外装箱A外に取出せるよう構成する。【選択図】図1

Description

本考案は、例えば、各種イベント会場に於けるプレゼントや抽選会や、各種飲食店や商店に於けるプレゼントを行う際に使用されるもので、玩具や抽選券等を夫々収納した多数のカプセルを収納しておけると共に、これらを無作為に一個宛取出せるようにしたカプセル用簡易取出し装置に係り、特に、簡易な構成であるにもかかわらず、カプセルを一個宛確実に且つスムーズに取出すことが可能で、しかも、取扱い易く、興趣に富むカプセル用簡易取出し装置に関するものである。
従来、この種のカプセル用簡易取出し装置としては、例えば、特許文献1に示すような景品簡易供給ボックスが提案されている。
これは、景品を収容し供給する簡易供給ボックスであって、前記ボックスは、ボックス本体の一面に景品排出口とその前に位置する景品取出し部と前後に移動可能な引出し部用の開口部とを設け、上面には景品を収容させるための開放蓋を設けてあり、前記ボックス内側には、景品を載置し、前記引出し部の移動により景品を一個毎に抜き出し口より下方に落下させる台座本体を設置すると共に、該台座本体は斜面部を有する躯体上方に前記引出し部を載置する第1台座及び第2台座とを開口部を介して固定し、さらに躯体上端部には斜めに延設する台座傾斜部と本体上部を被覆する一方で、景品を下方に落下させる開口部とを有する上蓋部と、背部押え板とから構成されたものである。
実用新案登録第3113856号公報
ところで、前述の如き景品簡易供給ボックスにあっては、引出し部の景品抜き出し孔が、台座本体の開口部上に移動したときに景品が下方に落下するような構成となっているために、一個の景品が落下した後、引出し部を瞬時に引き戻さないと、景品抜き出し孔と台座本体の開口部とを介して景品が複数落下してしまう虞があった。しかも、一個の景品だけ落下させるタイミングの取り方が難しいものとなっていた。
そこで、本考案は、カプセルを一個宛確実に且つスムーズに取出すことが可能となり、しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、取扱い易く、更に、興趣に富むようなカプセル用簡易取出し装置を提供できるようにすべく案出されたものである。
しかして、前述の如き課題等を達成すべく、請求項1記載のカプセル用簡易取出し装置にあっては、玩具や抽選券等の収納物を夫々収納してなる多数のカプセルを用意し、この多数のカプセルを収納しておけると共に、無作為に一個宛取出せるように構成したカプセル用簡易取出し装置であって、段ボール材や紙材によって組立てられる外装箱Aと、この外装箱A内の中段部に装着される合成樹脂製のスロープ基盤Bと、このスロープ基盤Bの下方に装着できるように形成されると共に、前後方向に摺動自在となるように形成される合成樹脂製の引出しボックスCとからなり、前記スロープ基盤Bは、その平面中央に形成されるカプセル落下用開口部10と、このカプセル落下用開口部10の前端縁部分に設けたホルダー部に着脱自在に装着されるゲート用プレート15とを備え、前記引出しボックスCは、基体20の前面に設けられる摘み21と、基体20の前端寄りに設けられると共に、一個のカプセルは確実に収容できるように形成したポケット空間22とを備え、摘み21を手指で掴んで引出しボックスCを後方に摺動せしめると、カプセル落下用開口部10内にポケット空間22が露出して、一個のカプセルがポケット空間22内に収容されるように形成し、この引出しボックスCを前方に摺動せしめると、ポケット空間22内の一個のカプセルのみがゲート用プレート15部分を通過できるように形成し、このゲート用プレート15部分を通過した一個のカプセルを外装箱A外に取出せるように構成する手段を採用した。
また、請求項2記載のカプセル用簡易取出し装置にあっては、スロープ基盤B下面に一対のガイドピン12、13を下方に向って突設し、引出しボックスC上面に、前記一対のガイドピン12、13に対して前後方向に摺動可能となるような一対のガイド溝23、24を凹設し、引出しボックスC内後部に音発生器用保持部27を形成し、この音発生器用保持部27で保持される音発生器Dは、引出しボックスCの前方への摺動時に他方のガイドピン13に当接することにより作動して、音声や音楽を発せられるように構成する手段を採用した。
従って、本考案の請求項1記載のカプセル用簡易取出し装置によれば、玩具や抽選券等を夫々収納した多数のカプセルを外装箱A内に収納しておけると共に、無作為にカプセルを一個宛確実に且つスムーズに取出すことが可能となる。しかも、構成が簡素で、量産に適し、低廉で、取扱い易いものとなる。
すなわち、各種イベント会場に於けるプレゼントや抽選会や、各種飲食店や商店に於けるプレゼントを行う際に最適なカプセル用簡易取出し装置となる。
特に、スロープ基盤Bは、その平面中央に形成されるカプセル落下用開口部10と、このカプセル落下用開口部10の前端縁部分に設けたホルダー部に着脱自在に装着されるゲート用プレート15とを備え、引出しボックスCを前方に摺動せしめると、ポケット空間22内の一個のカプセルのみがゲート用プレート15部分を通過できるように形成したので、一回の動作で複数のカプセルが出てくる虞がなく、カプセルを一個宛確実に且つスムーズに取出すことが可能となる。しかも、ゲート用プレート15の取付け向きを変えたり、或いは寸法の異なるゲート用プレート15に互換装着すること等によって、サイズの異なるカプセルに対応してこれらを一個宛確実に取出せるようにもなる。
加えて、前記引出しボックスCは、基体20の前面に設けられる摘み21を備えているので、手指によって摘み21を掴み易くなり、引出しボックスCの摺動操作が行い易くなる。
また、本考案の請求項2記載のカプセル用簡易取出し装置によれば、スロープ基盤B下面に一対のガイドピン12、13を下方に向って突設し、引出しボックスC上面に、前記一対のガイドピン12、13に対して前後方向に摺動可能となるような一対のガイド溝23、24を凹設したので、引出しボックスCがガイドピン12、13とガイド溝23、24によって正確に且つスムーズに前後方向に摺動できるようになる。しかも、一対のガイドピン12、13の先端面部分が一対のガイド溝23、24の底壁部分を摺動するように形成することにより、引出しボックスCの上方への移動も規制できるようになる。
更に、引出しボックスC内後部に音発生器用保持部27を形成し、この音発生器用保持部27で保持される音発生器Dは、引出しボックスCの前方への摺動時に他方のガイドピン13に当接することにより作動して、音声や音楽を発せられるように構成したので、カプセルを取出す際に、音声や音楽が確実に発せられるようになり、より興趣に富むものとなる。
本考案のカプセル用簡易取出し装置を例示する分解斜視図である。 本考案のカプセル用簡易取出し装置を例示する縦断側面図である。 本考案のカプセル用簡易取出し装置を例示する縦断側面図である。 本考案のカプセル用簡易取出し装置を例示する横断平面図である。 本考案のカプセル用簡易取出し装置を例示する縦断背面図である。 本考案の他のカプセル用簡易取出し装置を例示する斜視図である。 本考案の他のカプセル用簡易取出し装置を例示する縦断側面図である。 本考案の他のカプセル用簡易取出し装置を例示する縦断側面図である。 本考案の他のカプセル用簡易取出し装置を例示する横断平面図である。
以下、本考案を図示例に基づいて説明すると、次の通りである。
本考案は、各種イベント会場に於けるプレゼントや抽選会や、各種飲食店や商店に於けるプレゼントを行う際に使用されるもので、玩具や抽選券等を夫々収納した多数のカプセルを収納しておけると共に、これらを無作為に一個宛取出せるようにしたカプセル用簡易取出し装置に係るものである。
具体的には、段ボール材や紙材によって組立てられる外装箱Aと、この外装箱A内の中段部に装着される合成樹脂製のスロープ基盤Bと、このスロープ基盤Bの下方に装着できるように形成されると共に、前後方向に摺動自在となるように形成される合成樹脂製の引出しボックスCとからなっている。
そして、前記スロープ基盤Bは、その平面中央に形成されるカプセル落下用開口部10と、このカプセル落下用開口部10の前端縁部分に設けたホルダー部に着脱自在に装着されるゲート用プレート15とを備えている。
更に、前記引出しボックスCは、基体20の前面に設けられる摘み21と、基体20の前端寄りに設けられると共に、一個のカプセルは確実に収容できるように形成したポケット空間22とを備えている。
また、摘み21を手指で掴んで引出しボックスCを後方に摺動せしめると、カプセル落下用開口部10内にポケット空間22が露出して、一個のカプセルがポケット空間22内に収容されるように形成し、この引出しボックスCを前方に摺動せしめると、ポケット空間22内の一個のカプセルのみがゲート用プレート15部分を通過できるように形成し、このゲート用プレート15部分を通過した一個のカプセルを外装箱A外に取出せるように構成されている。
加えて、スロープ基盤B下面に一対のガイドピン12、13を下方に向って突設し、引出しボックスC上面に、前記一対のガイドピン12、13に対して前後方向に摺動可能となるような一対のガイド溝23、24を凹設し、引出しボックスC内後部に音発生器用保持部27を形成し、この音発生器用保持部27で保持される音発生器Dは、引出しボックスCの前方への摺動時に他方のガイドピン13に当接することにより作動して、音声や音楽を発せられるように構成されている。
図1乃至図5に示すカプセル用簡易取出し装置の外装箱Aは、例えば、段ボール材や紙材(或いは、合成樹脂製の段ボール材やシート材でも良い)によって簡単に且つ堅牢に組立てできるように構成されており、正面壁部と、左右側壁部と、背面壁部と、底壁部と、天壁部とを有している。
そして、正面壁部の中央部分には、引出しボックスCが摺動自在となるように形成されるボックス用開口部1が設けられ、正面壁部の下段部分には、ボックス用開口部1に連続するようなカプセル受部3用の幅広開口部が設けられている。
また、左右側壁部や背面壁部には、スロープ基盤Bの掛止フック11が掛止可能となるような基盤用掛止孔2が夫々形成されている。
更に、底壁部の前部には、カプセル受部3が形成され、底壁部の中央部分にはボックス受部4が形成されている。
そして、天壁部は、外装箱Aの上部開口部分を自在に開閉できる蓋部となり、玩具や抽選券等を夫々収納した多数のカプセルを外装箱A内に収納する際に利用される。
前記ボックス用開口部1は、引出しボックスCの形状、寸法に応じて形成され、しかも、その開口部周縁部分は適宜補強材によって補強されている。
前記基盤用掛止孔2は、スロープ基盤Bの掛止フック11が簡単に且つ確実に掛止できるように形成されている。しかも、掛止フック11が掛止された状態に於いて、掛止フック11が僅かでも上方に移動しないように構成したものが好ましい。
前記カプセル受部3は、正面壁部より前方に張り出すように形成され、引出しボックスCの操作によって無作為に選ばれて転がってくるカプセルを正面壁部より前方に止めておけると共に、カプセルを掴み易くなるように構成されている。
前記ボックス受部4は、その上面によって引出しボックスCを安定的に且つ摺動自在に支えられるように設けられたものである。また、そのボックス受部4の前部には、適宜傾斜面が設けられており、引出しボックスCの操作によって無作為に選ばれて落ちてくるカプセルがカプセル受部3がわに転がるように形成されている。
ところで、左右側壁部には、適宜首吊下げ紐の取付け孔を設けておき、カプセル用簡易取出し装置を首から吊下げられるようにしても良い。
図1乃至図5に示すカプセル用簡易取出し装置のスロープ基盤Bは、例えば、適宜合成樹脂材によって形成され、外装箱A内の中段部に装着されて、外装箱A内を上下に区画すると共に、外装箱A内上部に多数のカプセルを収納できるように形成されている。
そして、スロープ基盤Bの平面中央部分には矩形状のカプセル落下用開口部10が設けられており、このカプセル落下用開口部10に向ってカプセルが滑り落ちてくるように全体を傾斜させてある。
また、スロープ基盤Bの左右側端縁と後端縁には、基盤用掛止孔2に掛止可能となるような横向きL字状の掛止フック11が夫々突設されており、スロープ基盤Bを外装箱Aに簡単に且つ安定的に装着できるように構成されている。しかも、スロープ基盤Bの装着により外装箱A全体の強度や堅牢性も増すようになる。
更に、スロープ基盤Bの下面には、一対の細長円柱状のガイドピン12、13が下方に向って突設してあり、一方のガイドピン12は比較的短く、他方のガイドピン13は長く形成してある。尚、これら一対のガイドピン12、13は、引出しボックスCの一対のガイド溝23、24に夫々収まるように形成され、引出しボックスCが前後方向にのみスムーズに摺動できるように形成してある。
加えて、スロープ基盤Bの後部には、カプセル落下用開口部10に連続するような細長状の撹拌棒用移動溝14が設けられ、引出しボックスCの一方の撹拌棒25がスムーズ移動できるように形成されている。
それから、スロープ基盤Bのカプセル落下用開口部10の前端縁部分の左右下部には、ホルダー部が夫々形成されており、この左右のホルダー部によってゲート用プレート15が着脱自在に装着できるよう形成されている。
このゲート用プレート15は、例えば、合成樹脂製の板材によって構成され、下端縁部分が直線状に形成され、上端縁部分が円弧状に凹設されている。すなわち、小さいカプセル(例えば、45mm)を使用するときと、大きいカプセル(例えば、55mm)を使用するときとで、使い分けができるように形成されている。具体的には、小さいカプセル(例えば、45mm)を使用するときには、直線状部分を下にしてゲート用プレート15をホルダー部に装着し、大きいカプセル(例えば、55mm)を使用するときには、円弧状部分を下にしてゲート用プレート15をホルダー部に装着し、引出しボックスCのポケット空間22内に収容された一個のカプセルのみがゲート部分を通過できるように構成したある。
尚、ゲート用プレート15は、異なる寸法のものをホルダー部に互換装着して使い分けるようにしても良いし、或いは、ゲート用プレート15の着脱(装着状態と非装着状態)によって使い分けられるように形成しても良い。
図中16は、スロープ基盤Bの前部中央に溝形状に設けた切込線で、この切込線16は、後述する他の実施例の外装箱Aを用いるときに、スロープ基盤Bの中央前部を切離して用いられるように設けられたものである。
図1乃至図5に示すカプセル用簡易取出し装置の引出しボックスCは、例えば、適宜合成樹脂材によって形成され、外装箱Aのボックス受部4とスロープ基盤Bとの間に挟まれて前後方向にのみ摺動するように装着されている。
そして、前記引出しボックスCは、基体20の前面に摘み21を設け、基体20の前端寄りにポケット空間22を設け、基体20の上面左右に一対のガイド溝23、24を凹設し、基体20の後部上面とポケット空間22近傍に撹拌棒25、26を突設し、基体20内後部に音発生器用保持部27を設けて構成されている。
前記基体20は、前後方向に長い直方体状に形成され、外装箱Aのボックス用開口部1に収まるように形成されている。
前記摘み21は、例えば、円盤状を呈し、基体20の正面に固定されると共に、基体20の正面から前方に突出するように形成されている。すなわち、手指で掴み易く、引出しボックスCをボックス用開口部1奥方に摺動させ易くすると共に、ボックス用開口部1奥方から引き戻し易くなるように形成されている。
前記ポケット空間22は、例えば、その上下方向が開口されており、一個のカプセルがスムーズに収容できるように比較的大きく形成されているが、二個以上のカプセルを同時に収容できないように形成されている。すなわち、一個のカプセルがポケット空間22に収容されている状態のときに、他のカプセルの一部(半分より少ない)がポケット空間22内に侵入できるように形成してあり、この他のカプセルは、引出しボックスCが前方に摺動する際に、ゲート用プレート15によってポケット空間22外に押し出されるようになる。
前記一対のガイド溝23、24は、前記一対のガイドピン12、13が夫々摺動自在となるように収まり、引出しボックスCが左右にブレることなく、前後方向にのみスムーズに摺動できるように設けられたものである。
尚、一方のガイド溝23は、一方のガイドピン12に合せて浅く形成され、他方のガイド溝24は、他方のガイドピン13に合せて深く形成され、しかも、他方のガイド溝24の後半部分は、他方のガイドピン13が引出しボックスC内に露出して、音発生器用保持部27にセットされた音発生器Dのスイッチ部分を、他方のガイドピン13で押圧できるように形成されている。
前記撹拌棒25、26は、外装箱A内の多数のカプセルを移動させて、スロープ基盤Bのカプセル落下用開口部10部分にカプセルが確実に且つスムーズに集まるように形成されており、一方の撹拌棒25は、例えば、適宜屈曲状態に形成され、他方の撹拌棒26は、例えば、直立状態に形成されている。
前記音発生器用保持部27は、音発生器Dを引出しボックスC内後部に着脱自在に保持できるように構成されている。
また、音発生器用保持部27で保持される音発生器Dは、引出しボックスCの前方への摺動時に他方のガイドピン13に一度当接することにより作動し、適宜音声や音楽を一定時間発せられるように構成されている。
しかして、多数のカプセルを外装箱A内上部に収納しておき、引出しボックスCを後方に摺動させると、ポケット空間22がカプセル落下用開口部10下方に移動して、一個のカプセルがカプセル落下用開口部10を通過してポケット空間22内に収まる(図3参照)。
それから、引出しボックスCを前方に摺動させると、ポケット空間22内のカプセルはゲート用プレート15下方を通過する。このとき、ポケット空間22上部に一部が侵入しているような他のカプセルはゲート用プレート15によってポケット空間22内から押し出されるようになる。
そして、引出しボックスCが前方に移動すると、ポケット空間22内のカプセルは、下方に移動してカプセル受部3に移動し(図2参照)、これを掴んで取出す。
また、図6乃至図9に示すカプセル用簡易取出し装置の外装箱Aは、その正面壁部の中央部分を凹設せしめて正面凹部空間5を形成したもので、正面壁部の中央奥壁下部には、引出しボックスCが摺動自在となるように形成されるボックス用開口部1が設けられている(図6参照)。
尚、この外装箱Aには、ボックス用開口部1に連続するような前記幅広開口部や、前記カプセル受部3や、前記ボックス受部4は設けられておらず、外装箱Aの底壁部がボックス受部4となる。
更に、図6乃至図9に示すカプセル用簡易取出し装置のスロープ基盤Bは、切込線16を利用してその前がわ中央部分を分離することによって、正面凹部空間5を設けた外装箱A内に収まるようにする。
そして、図6乃至図9に示すカプセル用簡易取出し装置の引出しボックスCは、前述の引出しボックスCと同じものが利用できる。尚、ポケット空間22の底部には底板を設けても良い。
しかして、多数のカプセルを外装箱A内上部に収納しておき、引出しボックスCを後方に摺動させると、ポケット空間22がカプセル落下用開口部10下方に移動して、一個のカプセルがカプセル落下用開口部10を通過してポケット空間22内に収まる(図7参照)。
それから、引出しボックスCを前方に摺動させると、ポケット空間22内のカプセルはゲート用プレート15下方を通過する。このとき、ポケット空間22上部に一部が侵入しているような他のカプセルはゲート用プレート15によってポケット空間22内から押し出されるようになる。
そして、引出しボックスCが前方に移動したときに、ポケット空間22内のカプセルを掴んで取出す。(図8、図9参照)。
ところで、カプセル用簡易取出し装置の具体的構成、形状、寸法、材質、外装箱Aの具体的構成、形状、寸法、材質、ボックス用開口部1の具体的形状、寸法、配設位置、基盤用掛止孔2の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、カプセル受部3の具体的構成、形状、寸法、材質、ボックス受部4の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、正面凹部空間5の具体的構成、形状、寸法、配設位置、スロープ基盤Bの具体的構成、形状、寸法、材質、カプセル落下用開口部10の具体的形状、寸法、配設位置、掛止フック11の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、ガイドピン12、13の具体的構成、形状、寸法、材質、配設位置、数、撹拌棒用移動溝14の具体的形状、寸法、配設位置、数、ゲート用プレート15の具体的構成、形状、寸法、材質、切込線16の具体的構成、形状、寸法、配設位置、引出しボックスCの具体的構成、形状、寸法、材質、基体20の具体的構成、形状、寸法、材質、摘み21の具体的形状、寸法、配設位置、ポケット空間22の具体的構成、形状、寸法、配設位置、ガイド溝23、24の具体的形状、寸法、配設位置、数、撹拌棒25、26の具体的構成、形状、寸法、配設位置、数、音発生器用保持部27の具体的構成、配設位置、音発生器Dの具体的構成、形状、寸法等は図示例のものなどに限定されることなく適宜自由に設定、変更できるものである。
しかして、本考案のカプセル用簡易取出し装置は、玩具や抽選券等を夫々収納した多数のカプセルを外装箱A内に収納しておけると共に、無作為にカプセルを一個宛確実に且つスムーズに取出すことが可能となり、各種イベント会場に於けるプレゼントや抽選会や、各種飲食店や商店に於けるプレゼントを行う際に好適なものとなる。
A 外装箱
1 ボックス用開口部
2 基盤用掛止孔
3 カプセル受部
4 ボックス受部
5 正面凹部空間
B スロープ基盤
10 カプセル落下用開口部
11 掛止フック
12 ガイドピン
13 ガイドピン
14 撹拌棒用移動溝
15 ゲート用プレート
16 切込線
C 引出しボックス
20 基体
21 摘み
22 ポケット空間
23 ガイド溝
24 ガイド溝
25 撹拌棒
26 撹拌棒
27 音発生器用保持部
D 音発生器

Claims (2)

  1. 玩具や抽選券等の収納物を夫々収納してなる多数のカプセルを用意し、この多数のカプセルを収納しておけると共に、無作為に一個宛取出せるように構成したカプセル用簡易取出し装置であって、段ボール材や紙材によって組立てられる外装箱と、この外装箱内の中段部に装着される合成樹脂製のスロープ基盤と、このスロープ基盤の下方に装着できるように形成されると共に、前後方向に摺動自在となるように形成される合成樹脂製の引出しボックスとからなり、前記スロープ基盤は、その平面中央に形成されるカプセル落下用開口部と、このカプセル落下用開口部の前端縁部分に設けたホルダー部に着脱自在に装着されるゲート用プレートとを備え、前記引出しボックスは、基体の前面に設けられる摘みと、基体の前端寄りに設けられると共に、一個のカプセルは確実に収容できるように形成したポケット空間とを備え、摘みを手指で掴んで引出しボックスを後方に摺動せしめると、カプセル落下用開口部内にポケット空間が露出して、一個のカプセルがポケット空間内に収容されるように形成し、この引出しボックスを前方に摺動せしめると、ポケット空間内の一個のカプセルのみがゲート用プレート部分を通過できるように形成し、このゲート用プレート部分を通過した一個のカプセルを外装箱外に取出せるように構成したことを特徴とするカプセル用簡易取出し装置。
  2. スロープ基盤下面に一対のガイドピンを下方に向って突設し、引出しボックス上面に、前記一対のガイドピンに対して前後方向に摺動可能となるような一対のガイド溝を凹設し、引出しボックス内後部に音発生器用保持部を形成し、この音発生器用保持部で保持される音発生器は、引出しボックスの前方への摺動時に他方のガイドピンに当接することにより作動して、音声や音楽を発せられるように構成したことを特徴とする請求項1記載のカプセル用簡易取出し装置。
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