JP2005219785A - ディスペンサー付き容器 - Google Patents

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Kentaro Murata
賢太郎 村田
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Gold Kogyo Kk
Saito Yoki:Kk
Yazuya:Kk
ゴールド工業株式会社
株式会社やずや
株式会社齋藤容器
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Abstract

【課題】製造及び販売者にとっては、製造がし易く、数多くの販売が期待できるだけでなく、特に、内容物を1個ずつ取り出すことができ、内部で詰まりが無く、取り出すときに容器内で内容物の面白い動きがある様子を使用者本人や、家族などでも一緒に見て楽しめ、取り出し操作も簡単で、しかも衛生的、外観デザインも飽きがなく、機能美にも優れ、更に、世代を問わず子供から年配者でも楽しむことができるうえ、内容物の補充が簡単にできるディスペンサー付き容器を提供する。
【解決手段】所定形状の菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品など内容物を入れておくホッパー構造を有する容器本体と、容器本体の開口を閉じる蓋と、操作部を指先で押操作又は引操作或いは回転操作することにより容器本体内の内容物を1個ずつ出口に案内する機構を備えたディスペンサー部と、出口から落下した内容物を受ける受皿を有する基台とを、上下方向に設け。
【選択図】図1

Description

本発明は、1回の手動操作により、楕円球状、粒状、球状又はペレット形状等の所定形状を有する菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などの内容物を入れておくと共に、簡単な手動操作により1個ずつ受皿内に送り出すことができるディスペンサー付き容器に関する。

現在市販されている粒状菓子には、大きなものでは、例えばドロップ、キャラメル、飴、アーモンドチョコレート、ペレット状チョコレート、氷砂糖などがあり、小粒なものでは、例えば粒状チョコレート、ゼラチン菓子、豆菓子などがあり、錠剤やカプセル状の薬剤、更に清涼剤や口臭消臭剤などにも小豆大ないし大豆大程度の大きさの比較的小粒なものがある。これらの粒状菓子、清涼剤、口臭消臭剤などの多くは紙箱、プラスチックフィルム製の袋、アルミニウムフィルム製の袋、プラスチックケース等の容器に入れられて出荷、発売されている。

また、薬剤、栄養補助剤の多くは、小さなガラス瓶、プラスチック瓶、一部面が粒状の薬剤などを1錠ずつ入れることができる大きさに成形されたプラスチックフィルム容器に当該粒状の薬剤を入れその片面をアルミニウムフィルムで密封して錠剤シートとしたり、更にこの錠剤シートが紙箱内に入れられて出荷、発売されている。

しかしながら、粒状菓子を紙箱に入れて発売することはあまりにも一般的であり、容器自体の印刷デザインに相当工夫をしなければ、菓子売り場の陳列棚に多数並べられた商品の中から消費者の目を引きつけることは出来ない。

又、粒状菓子を消費者が最初に購入する大きなポイントとしては、テレビや雑誌等のコマーシャル広告と、商品を入れた容器の外観デザインにあり、特に外観デザインについては、その商品の販売が続く限り商品と一体となって存在する。また、外観デザインを工夫することによって、容器自体に遊び心を取り入れて、容器自体の面白さも加えて消費者を惹きつけようと工夫している場合もある。

具体的には、例えば特許文献1に記載の菓子用容器では、球状の菓子を、パチンコ台の如く容器に入れて当該容器内で弾き、この様子を容器表面の透明部分から見ることができるように構成されている。

粒状菓子がプラスチックフィルムやアルミニウム製の袋に入れられていると、消費者が一端この袋を開封した後、封を閉じておかなければ、袋内の菓子が湿気ったり、こぼれ出たりすることがある。この点、粒状菓子がプラスチックケース内に入れられていると、蓋をするだけで容器が閉じられるという使い易さがあり、蓋を開けて容器を傾けることによって容器中から出てくる菓子を手に取ることができる。しかしながら、蓋を開けた容器を傾けて、菓子を1個ずつ取り出すことは結構困難であり、多くの場合、数個の菓子が転げ出てしまう。

この状態を防ぐため、例えば、特許文献2に記載の回転式菓子ディスペンサーでは、円筒型嵌合部を有する容器本体の側壁面の上部個所と、この容器本体に回動自在に嵌合する上蓋体の側壁にそれぞれ開口が形成されており、双方の開口が重なる位置まで上蓋体を回転させて容器を傾けると、容器の中から菓子が1個ずつ出るように構成されている。

特開平7−257557号公報 特開平8−301367号公報

上述した箱入りや袋入りなどの容器入りの粒状菓子の全般に通じて共通することは、個人ごとに使用することを主きにおいていることである。例えば、従来から市販されている箱入りやプラスチックケース入りの粒状菓子は、容量が小さく、一般に個人が所有していることもあるが、多くの場合、その粒状菓子を家族全員で食べることが多い。この場合、その粒状菓子が部屋に放置されるが、その放置後日数が経つと部屋のどこに置いてあるのか不明になる家族も出てくるので、これらの粒状菓子を家族全員で食べることができないことが有る。また、その粒状菓子を購入した本人でも、その菓子をどこに置いたの不明になることもある。

そして、これらの粒状菓子を家族の人や友人などに分けるときには、箱や袋等の容器の中から取り出した粒状菓子をこれらの人が直接手で受け取るようになるが、これではあまりにも普通の行為であるので、この行為は団欒や楽しみに欠け、世間において話題になることがなく、又、粒状菓子を直接、掌(手のひら)で受け取るのは衛生的ではない。特に、飲食店のレジカウンター等において、このような方法で顧客に粒状菓子を分けてあげる場合には、失礼になることもある。この点は、粒状の清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などについても同じことがいえる。

また、上述した粒状の菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品等の内容物は、年配者でも箱や袋等の容器の中から取り出して口にできるようにすることが望ましいが、食べる度に箱の蓋、袋の口などを開閉することは、年配者には容易でないこともある。

更には、一般に、子供や年配者でも粒状菓子等の内容物を、簡単に、しかも1個ずつ取り出せるようにすることが望ましい。この点、上述した特許文献1に記載の菓子用容器では、粒状菓子を1個ずつ取り出すことができる上、遊び心も備えているが、この菓子用容器は、粒状菓子を取り出すときにレバーを指先で摘んで手前に引くという細かな操作が必要であり、しかも、このようにパチンコ台のように菓子を弾いて遊ぶこと自体に興味のない人も多い。

加えて、菓子用容器に遊び心を加えようとすると、世代を問わず多くの人が楽しめて、しかも、飽きの来ない遊び心と、粒状菓子等の内容物を取り出す機能が一体となって、使い勝手が良く、飽きのこないデザインにする必要があるが、従来の容器においてはこれらの点を満足させるものではない。

更には、容器が使い捨ての容器ではなく、粒状菓子等の内容物を何度でも補充して使用することができるものであれば、使い捨ての容器よりも、容器の製造コストや販売価格が多少高くなっても経済的であり、しかも多少高くてもよいから、優れた容器にすることができる。

また、容器としては、使い易く、消費者の目を惹きつける容器にする必要もあり、又、容器の容量が比較的大きく、しかも容器内の菓子の残量が見えるように構成されているものが好ましい。

この点について、特許文献2に記載の回転式菓子ディスペンサーは、容器内から菓子を1個ずつ取り出すことができる点においては優れているが、容器の形状は消費者の目を惹きつけるものではなく、容器の構造、更には容器の中から粒状菓子を取り出すまでの操作に遊び心や人を楽しませる点において欠けるものである。

そして、粒状の薬剤や栄養補助剤又は健康食品等の内容物につては、これらが小瓶などの容器に入れられていると、当該容器を傾けてその中から内容物を1個ずつ取り出すには微妙な傾き加減が必要であり、特に、このような容器の操作は子供や年配者には容易でなく、使い難いものになっている。

本発明者は、以上のような課題を前提とし、新規かつ消費者に好まれる容器について鋭意検討を重ねてきた。その結果、本発明のディスペンサー付き容器を発明するに至ったものである。

即ち、本発明は、製造者及び販売者にとって、製造が容易であり、又、容器に遊び心を加えて、世代を問わず子供から年配者まで数多くの人が楽しむことができるので、大量販売が期待できる上、特に、容器中の内容物を1個ずつ取り出すことができるだけでなく、その取り出しの際に内部で内容物の詰まりが無く、加えて、内容物を取り出すときには容器内で内容物の面白い動きやその様子を使用者本人は勿論のこと、家族なども一緒に見て楽しめるのであり、その取り出し操作も簡単であり、更に、衛生的で、外観デザインも飽きがなく、機能美にも優れるのであり、しかも、飽きの来ない遊び心と、粒状菓子等の内容物を取り出す機能が一体となって、使い勝手が良く、更に、内容物の補充が簡単にできるディスペンサー付き容器を提供することを目的とするものである。

本発明に係るディスペンサー付き容器においては、前記目的を達成するために、所定形状を有する菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などの内容物を入れておくためのホッパー構造を有する容器本体と、容器本体上端の開口を閉じる蓋と、操作部を指先で押操作又は引操作或いは回転操作することにより容器本体内に入れられている内容物を1個ずつ出口に案内する機構を備えたディスペンサー部と、このディスペンサー部の出口から落下した内容物を受ける受皿とを有する基台とが上下方向に設けられていることを特徴とするものである。

本発明において、所定形状とは粉状や顆粒状などのように形状が特定できないものを除く意味であり、従って、具体的には、例えば楕円球状、球状、ペレット形状又はカプセル状などのように形状が特定できるものをいう。

そして、本発明に係るディスペンサー付き容器おいては、このような形状を有する菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤又は栄養補助剤等の内容物を入れておき、必要に応じて、適宜取り出して使用するためのものである。

従って、本発明のディスペンサー付き容器において、容器本体は、前記特定形状を有する内容物を入れておくために使用される容器であり、この容器本体はその大きさが特に限定されるものではないが、内容物を数多く入れることができる容量であることが望ましく、又、その携帯性や保存性更に用途等を考慮して全体の大きさを決定するのが望ましい。

そして、前記容器本体はその下面が、内容物を下方の1カ所に導き易くするために傾斜面になっており、その下端にはディスペンサー部に通じる開口部を有する。本発明でいうホッパー構造とはこのような構造をいう。尚、この開口部は、内容物を偏らせることなく開口部に導くことができる上、内容物の詰まりが無く、しかも内容物の送り出しが円滑にできるようにするなどの理由から、容器本体の下面中央に位置しているものが最適であるが、偏心させた個所に設けても良いのである。

この容器本体に収納される内容物としては、ディスペンサー部で送り出すときに詰まりが生じなく、しかもこの送り出しの際に向きが揃い易いなどの理由から、楕円球状、球状、ペレット形状又はカプセル状のうちのいずれかの形状を有するものが好ましい。このため、ペレット形状の内容物については、平坦な面を有する形状のものよりも、表裏両面にある程度球状に膨出したものが好ましい。

そして、この内容物は、その取り出しの際に崩れない程度の硬さを有し、形状安定性に優れたものがディスペンサー部を通じて送り出されるときに型崩れしないので好ましく、具体的には、例えば菓子としては、ドロップ、キャラメル、飴、アーモンドチョコレート、ペレット状チョコレート、氷砂糖又は豆菓子等が挙げられるのであり、この点は、菓子以外の清涼剤、口臭消臭剤、薬剤又は栄養補助剤等の内容物についても同様のことがいえる。

更には、この内容物としては、球状、楕円球状又はカプセル状を有する菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などの内容物がその取り出しの際に偏ることなく開口部に導くことができる上、流動性が良く、しかも的確にディスペンサー部の所望個所に移動させることできるのであり、特に、内容物の向きを揃えて、詰まりが無く、円滑に且つ確実に1個ずつ送り出すことができるから最も望ましい。

ところで、本発明に係るディスペンサー付き容器においては、むしろ、従来、送り出しが困難と考えられていた楕円球状の内容物を的確に1個ずつ送り出して、受皿に入れることができるという点に重きをおいているが、その詳細については、後述のディスペンサー部の説明の欄で説明する。

また、本発明に係るディスペンサー付き容器においては、前述した各種内容物について好適に適用されるが、付加価値の向上等の観点から、これらのうち、特に、薬剤や栄養補助剤更に健康食品に適用するのが望ましく、具体的には、栄養補助食品又は健康食品としては、例えば黒酢などの健康酢、ローヤルゼリー又はビタミン剤などが挙げられるのであり、又、薬剤としては、例えばペレット状やカプセル状(カプセル入り)のものが挙げられる。

そして、このように、所定形状の菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などを容器の中に入れ、これを手動操作によってディスペンサー部から送り出して、受皿に入れるという構造を有するディスペンサー付き容器は、従来には見受けられなかったのである。

また、本発明のディスペンサー付き容器においては、容器本体と、ディスペンサー部と、受皿を有する基台とが、上下方向、つまり、上から下に順に設けられており、手に取ることができる大きさの設置型のものである点においても大きな特徴を有する。このような構造を有するディスペンサー付き容器は、従来には存在しなかったのである。

このように、本発明のディスペンサー付き容器は、容器本体の蓋を開けて当該容器本体内に前記内容物を入れ、その後、蓋を閉じた状態でこの内容物を収容しておく。そして、このディスペンサー付き容器は、例えば、台所や居間などのテーブル、机の上、食器棚の中、レストランのテーブルの隅、レストランや居酒屋、スナック、クラブなどのレジカウンターの横などに置いておく。

そして、この内容物を口にしたいときには、本発明のディスペンサー付き容器を置いたまま、或いは手元に引き寄せて、操作部を指先で1回操作する。このようにすると、ディスペンサー部の出口から、内容物が1個、受皿の上に落下する。そして、受皿の上にある内容物を指先で摘んで口にすれば良いのである。もし、内容物が2個欲しい場合には操作部を2回操作すれば良いのである。

このように、本発明のディスペンサー付き容器においては、内容物の送り出しから受皿の上に落下するまでの、内容物の動きが楽しんで見ることができるので、家庭では家族皆で使用し、また、この容器を話題にして、或いはこの容器を手に取って遊んで家族で団欒を楽しむことができるのである。

しかも、この容器を利用すると、内容物を1個ずつしか取り出すことができないので、内容物が出すぎて床や畳の上などに落下したりしないので衛生的である。また、内容物を受皿の上に落下させて、これを指先で摘んで口にするので、掌(手のひら)を汚さず、衛生的である。

また、本発明のディスペンサー付き容器においては、内容物を1個、他人にあげる場合でも、1個であることを理由に、また、包み紙が無いという理由で、お互いに不快感は生じないのである。むしろ、この他人と共に交互に容器を操作すると、一緒に楽しむことができるのである。

更に、本発明のディスペンサー付き容器においてはこの容器に、前記内容物を入れ、これをレストランのテーブルの隅に置いておけば、顧客は自由に内容物を受皿から手に取ることができるので、顧客サービスにもなる。しかも、ディスペンサー付き容器は設置型であるため、見苦しくなく、床に転げ落ちることも少なく、容器をポケットに入れるほど小さくないので、顧客が容器ごと持ち帰ることも殆ど無く、加えて、内容物が1個ずつしか取り出せないので、内容物が無駄にならないのである。

また、本発明のディスペンサー付き容器の中に、ドロップ、清涼剤、口臭消臭剤又は胃薬などの薬剤を入れ、これをレストランや焼肉店、中華料理店、居酒屋、スナック、クラブなどのレジカウンターの横などに置いておくと、顧客に受け、顧客サービスになるのである。

ところで、本発明のディスペンサー付き容器においては、内容物を繰り返して補充、使用するために、丈夫で水洗可能なプラスチック製のものが最適である。

また、本発明においては、容器本体とディスペンサー部と基台とが、分割可能に組み付けられて一体的に構成されていると、本発明の容器が汚れたとき、水洗が容易なうえ、細かな個所まで洗浄できるのであり、しかも内部で何らかの問題が生じた場合、その対応が至極容易にできるのである。

ところで、本発明のディスペンサー付き容器において、当該容器を分割可能にするには、例えば外から見ることが出来ないように、数箇所でビス止め又はインサートネジでネジ止めして、容易に分割、或いは丈夫に接合できるように構成したものが望ましい。

また、本発明においては、容器本体の少なくとも前面を、透明プラスチック又は透明ガラスで形成されていると、容器本体内にどのような内容物が入っているのかを容易に見分けることができるうえ、内容物の量も確認できるようになる。特に、押部材を押操作したときに、後述するようにディスペンサー部内の動きによって内容物に一部が弾ける構造になっていると、内容物の弾ける様子が見えるので一層楽しくなるのである。

更に、本発明において、蓋は、その上部が容器本体の上端外周縁部より若干外方向に広く形成された蓋本体と、この蓋本体の下方に向けて、容器本体上端の開口部内に嵌まる大きさに突出形成された係合部分とによって形成されており、この係合部分の外周面と容器本体の内壁上端面との係合が、容器本体の少なくとも内壁上部面が上端に向かうに従って若干広く形成され、且つ前記係合部分の外周面が前記内壁上部面に密着又は略密着する傾斜面で形成されて、容器内を密閉状態に維持させると共に、蓋の着脱が容易になるように構成されているものが、以下に述べる理由から望ましい。

このような構造にすると、本発明において、内容物を補充するときの蓋の開閉が容易であり、しかも、蓋で容器本体の上部の開口が密閉されているので容器内が長期間にわたって湿気らないのであり、その結果、商品の品質の安定化と良好な風味の確保を長期間にわたって実現できるのである。

そして、本発明に係るディスペンサー付き容器においては、受皿は、基台の前部に一体的に形成され、又は基台から取り出し可能に設けられていると、この受皿上に落下した内容物を指先で摘んで採り易くなり、又、受皿を基台から取り出し可能に構成されていると、受皿だけを水洗いできたり、受皿を差し出して内容物を他人に手渡すようになり、極めて衛生的で、しかも当該他人に不快感を与えることがないのである。

そして、本発明に係るディスペンサー付き容器において、ディスペンサー部は、そのケース部の外周形状と容器本体の外周形状とが略同じ大きさを有しているものが、以下に述べる理由から望ましい。

このような構造に構成されていると、双方の接合部分の面が揃って見栄えの良いディスペンサー付き容器になる。そして、このようにするために、容器本体の外周側壁における下端周縁部の端面と、ディスペンサー部のケース部における上端周縁部の端面に凹凸を形成し、この凹凸を噛み合わせるようにして、容器本体の外周側壁とケース部における上端周縁部の外面を揃えるようにすると、双方の係合部分の位置ズレが無く、丈夫な係合を確保できるのである。

また、本発明に係るディスペンサー付き容器において、ディスペンサー部の下部は、内容物の出口となる開口部を受皿から一定の高さに位置させるために、前面が開放された脚部にて形成されているものが、以下に述べる理由から望ましい。

このように構成すると、本発明に係るディスペンサー付き容器は、受皿に落下した内容物を手に取り易く、一層使い易くなるのである。

更に、本発明のディスペンサー付き容器において、操作部は、押しボタン、又は横方向又は回動方向に操作するレバー、回転式ダイヤルのいずれかで構成されているものが、以下に述べる理由から望ましい。

この場合において、例えば操作部を押しボタンで構成し、この押しボタンをディスペンサー部の後部の右端に設けると、ディスペンサー付き容器を手で握るようにして、押しボタンを指先で押し操作出来るため、操作がし易くなり、子供や年配者でも強い力を出すことができる。勿論、本発明のディスペンサー付き容器による操作部の操作には強い力を必要としないが、指先の力の衰えが見られる年配者或いは幼児のことを考えると、出来るだけ操作し易く、極力強い力が引き出せる構造にすることが望ましい。

勿論、本発明では、操作部は押操作によるものだけに限定されるものではない。例えば、引き操作によるものとして、操作部は、ディスペンサー部のケース部の側壁又は前壁から突出して設けられたレバーによるものが用いられていても良く、また、回転操作によるものとして、操作部は、ディスペンサー部のケース部の側方又は前方に突出して設けられた回転式ツマミ又は回転式ハンドルが用いられても良いのである。

そして、本発明に係るディスペンサー付き容器において、操作部は、操作し終えた後、指先を離すと、バネの付勢力で操作前の位置まで戻るように構成されていると、操作部がバネの付勢力で操作前の位置まで復帰すると、操作部を戻す操作が不要になり、次の操作を連続して行なえるのである。

そして、本発明においては、ディスペンサー部の内部又はその上部には、2個以上の内容物が入らない大きさの開口部が形成され、且つ前記操作部の操作により前後又は横方向或いは上下方向のいずれかの方向にスライドして前記開口部が前記出口に重なる支持構造を有し、前記操作部の操作を止めるとバネの付勢力によって元の位置に戻るスライド式送り出し部が設けられているものが、以下に述べる理由から望ましい。

この構造によれば、送り出し部の開口部内に内容物を1個だけ落とし込んだ後、この送り出し部の開口部が出口の重なる位置までスライド移動させると、内容物が出口から下方の受皿に向けて確実に1個だけ落下するのである。

又、本発明に係るディスペンサー付き容器においては、送り出し部と操作部とが一体的形成されているものが、以下に述べる理由から望ましい。

このように構成すると、操作部を操作する指の動きがそのまま、内容物を送り出す早さになる。このため、使用者にとって操作がわかり易く、ゆっくり操作することもできたり、また、複数の内容物を取り出したい場合には、操作部を早く操作してもよいのである。特にこのように送り出し部と操作部を一体的に形成すると、ディスペンサー部内の構造が簡単になり、故障も少なくなる上、外観デザインも良好になるのである。

更に、本発明においては、送り出し部又はその近傍箇所には、複数個の内容物の排出及び詰まりを防ぐ案内部が設けられているものが、送り出しの際の詰まりが一層無くなるので望ましい。

そして、本発明においては、案内部は、上方に立設した3本のリブで構成され、且つこれらのリブの少なくとも中央に位置するリブは、1回の操作により排出する1個の内容物の近くに位置する他の内容物を開口部から離れる方向に拡散させる機能を有するものが、以下に述べる理由から一層望ましい。

このように構成すると、1回の操作で確実に1個の内容物を取り出すことができるようになり、また、この他の内容物が拡散する様子を見て楽しむことができるようになるのである。

加えて、本発明に係るディスペンサー付き容器においては、リブは中央の1本が他の2本よりも高く形成されている構造のものが、以下に述べる理由から望ましい。

このように構成すると、1回の操作により排出する1個の内容物の近くに位置する他の内容物を開口部から離れる方向に拡散させる作用が更に高くなり、1回の操作でより確実に1個の内容物を取り出すことができるようになる。また、この操作をする人がその拡散する様子を見て楽しむことができるようになるのである。

更に、本発明においては、中央のリブが、容器の中心から偏心した位置に設けられている構造を有するものが、1回の操作により排出する1個の内容物の近くに位置する他の内容物を開口部から、より一層横方向に離れる方向に拡散する結果、1回の操作でより確実に1個の内容物を取り出すことができるようになるので望ましい。

そして更に、本発明において、3本のリブのうちの少なくとも中央のリブの前端縁には、拡散機能を高めるため段部が形成されていると、操作部の操作によって、容器内の内容物が上方に弾けて拡散し、操作者がこの様子を見ることができるようになるので、一層楽しい至極優れたディスペンサー付き容器となるので好ましい。

以上説明したように、本発明のディスペンサー付き容器においては、前記構成を有し、製造が容易であり、又、容器に遊び心を加えて、世代を問わず子供から年配者まで数多くの人が楽しむことができるので、大量販売が期待できる上、特に、容器中の内容物を1個ずつ取り出すことができるだけでなく、その取り出しの際に内部で内容物の詰まりが無く、加えて、内容物を取り出すときには容器内で内容物の面白い動きやその様子を使用者本人は勿論のこと、家族や周囲の人なども一緒に見て楽しめるのであり、その取り出し操作も簡単であり、更に、必要なときに、操作部を操作してこの内容物を1個ずつ送り出して、受皿上に落下させることができるので、極めて衛生的で家族は勿論、他人等とも共用することができるのであり、しかも、飽きの来ない遊び心と、粒状菓子等の内容物を取り出す機能が一体となって、使い勝手が良く、更に、内容物の補充が簡単にできるなどの効果を奏するのである。

また、本発明のディスペンサー付き容器においては、テーブルや机などの台の上に載置して使用し得る据え置き型であるために高級感があり、しかも、外観デザインも飽きがなく良好で、機能美にも優れるのであり、又、内容物を補充して半永久的に使用することができるので、至極経済的であるなどの効果を奏するのである。

特に本発明のディスペンサー付き容器においては、容器本体とディスペンサー部と基台とが、分割可能に組み付けられて一体的に構成されていると、本発明の容器が汚れたとき、水洗が容易なうえ、細かな個所まで洗浄できるのであり、しかも内部で何らかの問題が生じた場合、その対応が至極容易にできるなどの効果を奏するのである。

また、本発明のディスペンサー付き容器においては、容器本体の少なくとも前面を、透明プラスチック又は透明ガラスで形成されていると、容器本体内にどのような内容物が入っているのかを容易に見分けることができるだけでなく、内容物の量も確認できる上、内容物の弾けたり、移動する様子が見えるので一層楽しくなるなどの効果を奏するのである。

更に、本発明のディスペンサー付き容器においては、内容物を送り出すときに操作する操作部を、押しボタン構造にし、この押しボタンを操作し易いディスペンサー付き容器の後部の一方のコーナー部に設けると、ディスペンサー付き容器を片手で持ちながら、その片手の人指し指や中指で握るように手前に押して操作できるようになり、この結果、指先の力の弱い年配者、子供、若い女性でも楽に操作できるようになるなどの効果を奏するのである。

また、本発明のディスペンサー付き容器においては、ディスペンサー部内において、内容物を送り出す構造が、送り出し部に形成されている内容物が丁度嵌まる大きさの開口部内に内容物を落とし込んだ状態で、この送り出し部を、操作部を操作してスライドさせて、この開口部が出口の開口部と重なる位置までスライドさせて、内容物を落下させるという構造にすると、内容物が詰まり難くなり、内容物を1個ずつ送り出すことができる機構を簡単な構造で実現できるなどの効果を奏するのである。

そして更に、本発明においては、1回の操作により排出する1個の内容物の近くに位置する他の内容物を開口部から離れる方向に拡散させる機構を採用すると、内容物を一層確実に1個ずつ取り出すことができる上、内容物の詰まりが確実に無くなり、しかも内容物の拡散する様子が目で楽しく見ることができるなどの効果を奏するのである。

以下、本発明の最良の形態については次の実施例図面に基づき詳細に説明するが、本発明はこれに限定されるものではない。

図1は本発明の実施例1に係るディスペンサー付き容器を示す正面図、図2は同じくその右側面図、図3は同じくその正面断面図、図4は同じくその側面断面図である。

これら各図に示すように、実施例1のディスペンサー付き容器1の外観構成は、容器本体2と、ディスペンサー部3と、受皿4を有する基台5とが上から下に順に分割可能に一体的に組み付けられたもので構成されており、このディスペンサー部3は、ディスペンサーケース30と押しボタン6とこの押しボタン6を付勢しているバネ8とが組み込まれたもので構成されている。

このような構造を有する実施例1のディスペンサー付き容器1は、この場合、カプセル状又は楕円球状を有する比較的小粒の菓子、或いはこの菓子と略同形状を有する清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などから選ばれた1種の内容物、具体的には、例えばカプセル状(カプセル入り)の黒酢などの健康酢を容器本体2の中に入れておき、必要時には、ディスペンサー部3の右後部のコーナー部に位置する操作部である押しボタン6を押すことによって、ディスペンサー部3から内容物50を1個ずつ受皿4上に落下させて、この内容物50を手に取ることができるように構成されている。

このため、実施例1のディスペンサー付き容器1は、テーブルや机(図示せず)の上の隅などに載置した状態で使用できる小型の設置型に構成されているが、手に取って使用することもできるのであり、通常は、容器本体2の上部開口2mは蓋5で閉じられている。

実施例1のディスペンサー付き容器1は、その全体高さは95mmを有し、受皿4を除く外観形状は、周側壁のコーナー部が大きな曲面で形成された略角型形状を有しており、その前後及び左右の幅は約50mmである。そして、前記受け皿4はディスペンサー部3の前端から20mm程度前方に長く突出した平面視略長方形状に形成され、図2及び図4に示すように、ディスペンサー部3の前下部は大きく切り欠かれている。

実施例1のディスペンサー付き容器1において、ディスペンサー部3の内部に設けられているバネ8を除く各部は、AS樹脂で形成されており、ディスペンサー部3は透明である。

図5において、(a)図はその容器本体の平面図、(b)図は同じくその正面図、(c)図は同じくその右側面図、(d)図は同じくその正面断面図、(e)図は同じくその側面断面図である。

図1乃至図4を参照にしつつ図5の各図に示すように、前記容器本体2は、四方の側壁2a,2a・・が下端部から上端部に向かうに従って若干外方向に広くなるように形成され、底面2bは中央に向かうに従って下方に傾斜し、その中心には若干前後方向に長く形成された楕円形状を有する開口部2cが形成されており、又、上端に開口部2mが形成されたホッパー構造を有している。

そして、四方の側壁2a,2a・・の下縁部にはリブ2dが下方に向けて突出しており、前記開口部2cの中心位置から若干左側に偏心した位置の後方における傾斜面には、切欠き状のスリット2eが縦方向に形成されている。そして、図5の(a)に示すように、前記底面2bの前記開口部2cにおける左右方向中央には前後方向に向けたスリット2f,2gが形成されている。

又、前記底面2bの下面における前記開口部2cを挟んだ箇所には前後方向に向けた補強板2h、2iが下方に向けて突出形成されており、又、前記底面2bの右前部箇所と左後部箇所にはそれぞれネジ穴を有するボス2j,2kが形成されている。

図6において(a)図はその蓋を示した平面図、同(b)図は同じくその底面図、同(c)図は同じくその正面図、同(d)図は蓋のその正面断面図である。

図1乃至図4を参照しつつ図6の各図に示すように、蓋5は、その上部5aが容器本体2の上端外周縁部より若干外方向に広く形成された蓋本体5aと、この蓋本体5aの下面から下方に向けて、容器本体2の上端の開口部2m内に嵌まる大きさに突出形成された係合部分5bとが一体形成されたものである。

そして、この係合部分5bの外周面5cと容器本体2の内壁上端面との係合が略密着するように、この係合部分5bの外周面5cは、上端から下端縁に向かうに従って若干傾斜したテーパー状に形成されている。

そして、前記ディスペンサー部3は、図1乃至図3に示すように、ディスペンサーケース30と押しボタン6とこの押しボタン6を付勢しているバネ8とが組み込まれたもので構成されている。

図7において、(a)図はそのディスペンサーケースを示す平面図、(b)図は同じくその正面図、(c)図は同じくその底面図である。そして、図8において、(a)図はそのディスペンサーケースを示す右側面図、(b)図は同じくその正面断面図、(c)図は同じくその側面断面図である。

図1乃至図4を参照しつつ図7及び図8の各図に示すように、ディスペンサーケース30は、図5における(b)〜(e)に示す前記容器本体2の四方の側壁2a,2a・・の下端縁部に丁度突き合う形状及び大きさに形成された上端縁部を有する四方の側壁30a,30a・・を有し、この四方の側壁30a,30a・・のうち、前面側に位置する側壁30aの下部は大きく切欠かれた開口部30rが形成されており、この開口部30rは内容物50の取り出し口である。

そして、四方の側壁30a,30a・・の右側の側壁30aと後部の側壁30aの間に位置するコーナー部の若干上部寄りの箇所には、右側の側壁30aと後部の側壁30aの途中面まで至る大きな開口部30cが形成されており、更に、四方の側壁30a,30a・・で囲まれた内側空間には、前部の側壁30aの下縁に沿う高さの上段仕切り板部30dが形成されており、この上段仕切り板部30dの右寄りの面は前記開口部30cの下縁部よりも若干低い位置まで低く段違いに形成された下段仕切り板部30eが形成されている。

下段仕切り部30eは、ディスペンサーケース30内の後端から前方に向けた中央よりも若干手前側の位置まで形成されており、この下段仕切り板部30eの前端縁部の位置には、上段仕切り板部30dと下段仕切り板部30eの高さに合わせた前後仕切り板部30fが形成されている。

このため、ディスペンサーケース30の前部に形成されており、開口部30rを入口とする空間の奥行きは、前後仕切り板部30fが形成されている箇所までである。このため、右側の側壁30aと左側の側壁30aと後部の側壁30aの各下部は、前後仕切り板部30fとともに、ディスペンサーケース30、すなわちディスペンサー部3の脚部を構成している。そして、右側の側壁30aと左側の側壁30aと後部の側壁30aの各下端部に沿った外周面は、薄肉形状の低段が形成されて当該箇所に皿4が着脱自在に嵌まるように構成されている。

そして、前記上段仕切り板部30dの上面における中央箇所には、中央ガイドレール30gが前後方向に短く形成されており、その左右方向に一定間隔を設けて、リブからなる左右ガイドレール30p,30qが前後方向に平行に形成されており、更に、この左右ガイドレール30p,30qの間における上段仕切り板部30dの前部には、図示しない内容物の出口となる開口部30bが形成されている。

そして、下段仕切り板部30e上には、バネ受け空間を形成する仕切り板部30hが前後方向に向けて形成されている。そして、下段仕切り板部30eの上面と上段仕切り板部30dの上面には、図5の各図に示すボス2j,2kの先端と突き合うボス30h、30kが形成されており、図1乃至図3に示すように、双方のボス2j,2k,30h,30kの端面同士を突き合わせて、ネジ止めして、ディスペンサーケース30と容器本体2とが接合、固定できるように構成されている。

そして更に、下段仕切り板部30eの下面と上段仕切り板部30dの下面にも、ネジ穴が形成されたボス30m,30nが下方に長く突出して形成されており、これらのボス30m,30nは、図1乃至図4に示す受皿4をネジ止めするためにある。

図9の(a)図は押しボタンを示す平面図であり、同(b)図は同じくその正面図であり、同(c)図は同じくその右側面図であり、同(d)図は同じくその側面断面図である。

これら各図に示す押しボタン6は、図8の(a)図及び(b)図に示すディスペンサーケース30の右後部に形成されている開口部30cの周縁に沿った形状を有する曲面板形状に形成された操作面6aと、この操作面6aの中段位置から前方に突出させた板面部6bと、この板面部6bの左側方に沿って形成された送り出し部6cと、この送り出し部6cの左側上端の側縁に沿って形成された板面部6eと、上方に向けた3本のリブ6f,6j,6hとが形成された一体的成形品である。

送り出し部6cは、上下高さを有し、その略前半部が枠状部6dになってその内側には開口部6mが形成されており、この枠状部6dは先端が円弧状に形成されている。この開口部6mは、ディスペンサーケース30の開口部30bと同じ大きさであり、楕円球形状の菓子(図8では図示せず)が向きを揃えて、ある程度ゆとりをもって落ち込むことができる多少前後方向に長く形成された略D形状を有している。

そして、送り出し部6cの略後半部は、上板面6rが形成され、この上板面6r前端縁と開口部30bとの間には、前端に向かうに従って低くなる傾斜面6gが形成されている。

又、立設面6pの左右方向の中央には、図7の各図に示すように、ディスペンサーケース30内のガイドレール30gに嵌まる大きさの切欠き凹部6kが形成されており、後方の上板面6rの中央よりも若干左側に偏心した箇所には、前後方向に幅を有する急峻な山形形状を有するセンターリブ6fが上方に向けて形成されている。

また、この押しボタン6における左右の板面部6e,6bの側方先端部には、センターリブ6fの高さとその段部6sの高さの中間に位置する高さを有する急峻な山形形状を有する左右のリブ6j,6hが上方に向けて形成されている。
押しボタン6は以上の如き形状を有している。

図10の(a)図は受皿を示す平面図、同(b)図は同じくその正面図、同(c)図は同じくその側面断面図である。

図1乃至図4を参照しつつ図10の各図に示すように、受皿4はディスペンサーケース30よりも手前方向に広く形成されており、この受皿4の周囲は立設部41が形成されており、手前側の立設部41aは、他の立部41に高さよりも高く形成されている。

そして、この受皿4の平坦面42には、図7の各図に示すように、ディスペンサーケース30に形成されているボス30n,30mと突き合うボス42a,42bが形成されており、双方の対応するボス30n,30m、42a,42bを突き合わせてネジ止めしてディスペンサーケース30と受皿4が一体的に組み付けることができるように構成されている。

次に、本実施例のディスペンサー付き容器1における組み付け後の構造と、使用方法及びその動作について説明ずる。
図11はディスペンサー付き容器の操作中の状態を示した側面断面図である。

図1乃至図4及び図11に示すように、本実施例のディスペンサー付き容器1を組み付けた状態においては、押しボタン6はバネ8と共に、ディスペンサーケース30の内部に組み込まれている。その組み込みは、ディスペンサーケース30と容器本体2とを組み付ける前に行なわれ、押しボタン6をディスペンサーケース30に組み付けた後、ディスペンサーケース30と容器本体2とが組み付けられる。

そしてこれらが組み付けられた状態において、押しボタン6は、操作面6aがディスペンサーケース30の右後部に形成されている開口部30cの周縁に沿った内側面に接するように位置し、且つ押しボタン6の中央下部に形成されている切欠き凹部6kをディスペンサーケース30内のガイドレール30gに上方から嵌め込み、押しボタン6中央の送り出し部6cをディスペンサーケース30内の上段仕切り板部30d上における左右のリブ30p,30qの内側に沿って落ち込ませるようにして載置させる。

同時に、ディスペンサーケース30内の下段仕切り板部30e上にバネ8を前後方向に向けて置き、このバネ8の前端をディスペンサーケース30内における前後仕切り板部30fの後面と押しボタン6の操作面6aの裏面に接当させる。このように組み付けると、押しボタン6は、ディスペンサーケース30の開口部30cの周縁に沿った内側面に接する位置まで押し戻された状態に付勢されている。

そして、図1乃至図4に示すように、ディスペンサーケース30上に容器本体2を組み付ける際に、押しボタン6の形成されている左右のリブ6j,6hの先端を、容器本体2の底面2bに形成されている左右のスリット2f,2gの下方から上方に突出するように挿入する。

このようにして、ディスペンサーケース30と押しボタン6と容器本体2とを組み付けると、左右のリブ6j,6hは前記スリット2f,2g内の後部に位置している。

このように全体を組み付けた状態において、ディスペンサーケース30の後部の開口部30cから押しボタン6の操作面30aを押すと、押しボタン6はバネ8の力に抗してディスペンサーケース30内に深く押し込まれる。この動きは、押しボタン6の送り出し部6cが左右ガイドレール30p,30qに沿い、しかも、押しボタン6の切欠き凹部6kが中央ガイドレール30gに嵌まって支持された状態で行なわれる。
このため、押しボタン6は前後方向のみに移動可能である。

図1乃至図4に及び図11に示すように、実施例1のディスペンサー付き容器1の容器本体2内には、楕円球状を有する比較的小粒の菓子からなる内容物50が多数個入れられている。

容器本体2内に内容物50が入れられると、当該内容物50の下層の一部は送り出し部6cの上まで達し、更にそのうちの1個は、この送り出し部6cの前部の開口部6m内に落ち込んだ状態になる。

このディスペンサー付き容器1内から内容物50を取り出すときには、図11に示すように、前記開口部30cの外側から、指先で押しボタン6の操作面6cを押す。このようにすると、送り出し部6cは前方にスライド移動し、この送り出し部6cの開口部6m内に落ち込んでいる1個の内容物50も前後方向に送り込まれる。そして、この開口部6mとその下方の出口である開口部30bとが重なると、内容物50は下方の受皿4に向けて落下する。

図11に示すように、送り出し部6cで開口部6m内の1個の内容物50を前方に送り出す際に、この開口部6mの上方にも多数個の内容物50が位置した状態になっているが、送り出し部6cの前方に向けたスライドと同時に3本のリブ6f,6j,6hも前方に移動するため、この開口部6mの上に有る内容物50は、3本のリブ6f,6j,6hによって、前方に押し出されたり、側方に掻き分けられるようにして、周囲に離散する。

特に、送り出し部6cの先端が曲面形状を有しているために、送り出し部6cは内容物50を掻き分けて前方にスライドする。このため、送り出し部6cは円滑に前方にスライドし、送り出し部6cの上面及び開口部6m内に落ち込んでいる1個の内容物50上には、上からの重い荷重は加わらないのである。

しかも、中央のリブ6fは左右のリブ6j,6hよりも背が高いので、前方の内容物50を掻き分けて離散させ易く、更には、この中央にリブが若干左に偏心しているので、内容物50の一部が同時に2個、開口部6m内に落ち込む方向に移動しないのである。むしろ、中央のリブ6fを偏心させていることによって、このリブ6fの一方の側方には内容物50を開口部6m内に案内する経路ができる。

特に、この中央のリブ6hにおける前端縁部の中段には、傾斜の緩い段差6kが形成されているので、中央のリブ6fが前方に移動する過程で、この段差6sによって前方の内容物50が上方に弾かれる。そして、この弾かれる動きは、周囲の内容物50が離散した動きの中で行なわれるので、人目にもよく判り、面白く見える。

本発明のディスペンサー付き容器は、従来の粒状菓子の袋や粒状菓子の容器などと違って、粒状菓子を補充することができ、半永久的に使用できる据え置き方の小型容器であり、粒状菓子の取り出しが指先で操作部を操作するだけで、1個ずつ確実に行なえる。しかも、一旦、受皿に落下させるという構造になっている。更には、操作部の操作によって、容器内の内容物を弾くという遊び心も兼ね備えている。このようなディスペンサー付き容器は、従来には見られなかったが、粒状菓子の容器として、また同じような形状を有する清涼剤、口臭消臭剤、薬の錠剤、栄養補助剤又は健康食品の容器としても使用できる。このため、これらの分野において利用可能性が高いのである。

図1は本発明の実施例によるディスペンサー付き容器を示す正面図である。 図2は同じくその右側面図である。 図3は同じくその正面図である。 図4は同じくその側面断面図である。 図5において(a)図は容器本体の平面図である。 図5において(b)図は同じくその正面図である。 図5において(c)図は同じくその右側面図である。 図5において(d)図は同じくその正面断面図である。 図5において(e)図は同じくその側面断面図である。 図6において(a)図は蓋を示す平面図である。 図6において(b)図は同じくその底面図である。 図6において(c)図は同じくその正面図である。 図6において(d)図は蓋の正面断面図である。 図7において(a)図はディスペンサーケースを示す平面図である。 図7において(b)図は同じくその正面図である。 図7において(c)図は同じくその底面図である。 図8において(a)図はディスペンサーケースを示す右側面図である。 図8において(b)図は同じくその正面断面図である。 図8において(c)図は同じくその側面断面図である。 図9において(a)図は押しボタンを示す平面図である。 図9において(b)図は同じくその正面図である。 図9において(c)図はその右側面図である。 図9において(d)図は同じくその側面断面図である。 図10において(a)図は受皿を示す平面図である。 図10において(b)図は同じくその正面図である。 図10において(c)図は同じくその側面断面図である。 図11はディスペンサー付き容器の操作中の状態を示す側面断面図である。

符号の説明

1 本実施例のディスペンサー付き容器
2 容器本体
2a 側壁
2b 底面
2c 開口部
2m 開口部
3 ディスペンサー部
30 ディスペンサーケース
30b 開口部
30c 開口部
5 蓋
6 押しボタン
6a 操作面
6c 送り出し部
6m 開口部
6f センターリブ
6k 段部
8 バネ

Claims (16)

  1. 所定形状を有する菓子、清涼剤、口臭消臭剤、薬剤、栄養補助剤又は健康食品などの内容物を入れておくためのホッパー構造を有する容器本体と、容器本体上端の開口を閉じる蓋と、操作部を指先で押操作又は引操作或いは回転操作することにより容器本体内に入れられている内容物を1個ずつ出口に案内する機構を備えたディスペンサー部と、このディスペンサー部の出口から落下した内容物を受ける受皿とを有する基台とが上下方向に設けられていることを特徴とするディスペンサー付き容器。
  2. 容器本体とディスペンサー部と基台とが、分割可能に組み付けられて一体的構成されている請求項1に記載のディスペンサー付き容器。
  3. 容器本体の少なくとも前面は、透明プラスチック又は透明ガラスで形成されている請求項1又は2に記載のディスペンサー付き容器。
  4. 蓋は、その上部が容器本体の上端外周縁部より若干外方向に広く形成された蓋本体と、この蓋本体の下方に向けて、容器本体上端の開口部内に嵌まる大きさに突出形成された係合部分とによって形成されており、この係合部分の外周面と容器本体の内壁上端面との係合が、容器本体の少なくとも内壁上部面が上端に向かうに従って若干広く形成され、且つ前記係合部分の外周面が前記内壁上部面に密着又は略密着する傾斜面で形成されて、蓋の着脱が容易になるように構成されている請求項1ないし3のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  5. 受皿は、基台の前部に一体的形成され、又は基台から取り出し可能に設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  6. ディスペンサー部は、そのケース部の外周形状と容器本体の外周形状とが略同じ大きさを有している請求項1ないし4のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  7. ディスペンサー部の下部は、内容物の出口となる開口部を受皿から一定の高さに位置させるために、前面が開放された脚部にて形成されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  8. 操作部は、押しボタン、又は横方向又は回動方向に操作するレバー、回転式ダイヤルのいずれかで構成されている請求項1ないし7のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  9. 操作部は、操作し終えた後、指先を離すと、バネの付勢力で操作前の位置まで戻るように構成されている請求項1ないし8に記載のディスペンサー付き容器。
  10. ディスペンサー部の内部又はその上部には、2個以上の内容物が入らない大きさの開口部が形成され、且つ前記操作部の操作により前後又は横方向或いは上下方向のいずれかの方向にスライドして前記開口部が前記出口に重なる支持構造を有し、前記操作部の操作を止めるとバネの付勢力によって元の位置に戻るスライド式送り出し部が設けられている請求項1ないし9のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  11. 送り出し部と操作部とが一体的形成されている請求項10に記載のディスペンサー付き容器。
  12. 送り出し部又はその近傍箇所には、複数個の内容物の排出及び詰まりを防ぐ案内部が設けられている請求項1ないし11のいずれか1項に記載のディスペンサー付き容器。
  13. 案内部は、上方に立設した3本のリブで構成され、且つこれらのリブの少なくとも中央に位置するリブは、1回の操作により排出する1個の内容物の近くに位置する他の内容物を開口部から離れる方向に拡散させる機能を有する請求項12に記載のディスペンサー付き容器。
  14. リブは中央の1本が他の2本よりも高く形成されている請求項13に記載のディスペンサー付き容器。
  15. 中央のリブは、容器の中心から偏心した位置に設けられている請求項13又は14に記載のディスペンサー付き容器。
  16. 3本のリブのうちの少なくとも中央のリブの前端縁には、前記拡散機能を高めるため段部が形成されている請求項14又は15に記載のディスペンサー付き容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2016516644A (ja) * 2013-03-15 2016-06-09 メイクフィールド エルエルシー 分配カートリッジ

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