JP2014045087A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】半導体装置の構成と、製造工程とが簡素化された結果、製造コストが低減された半導体装置を提供する。
【解決手段】基板(11)、及び、該基板に搭載された発熱素子(12)を有する電子基板(10)と、該電子基板にて生じた熱を放熱する放熱部(20)と、電子基板を収納する収納部(30)と、電子基板を放熱部に固定する固定部(40)と、を有する半導体装置であって、収納部と固定部それぞれは、絶縁材料から成り、固定部は、収納部に一体的に設けられたバネであり、収納部が放熱部に固定されることで、固定部が電子基板に接触して撓み、その撓みによって生じた付勢力によって、電子基板が放熱部に押し付けられて、電子基板が放熱部に本固定されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、電子基板と、該電子基板にて生じた熱を放熱する放熱部と、電子基板を収納する収納部と、電子基板を放熱部に固定する固定部と、を有する半導体装置に関するものである。
従来、例えば特許文献1に示されるように、樹脂製ケース本体と、樹脂製ケース本体内に固定されるヒートシンクと、ヒートシンクにボルトによって取り付けられるパワートランジスタと、を備える電子制御ユニットのパワートランジスタの取り付け構造が提案されている。上記した樹脂製ケース本体から弾性体が延長されており、この弾性体によってパワートランジスタがヒートシンクに付勢された状態にて、パワートランジスタがボルトによってヒートシンクに取り付けられる。
弾性体は樹脂製であり、その樹脂製ケース本体付近の位置に切り欠き部が形成されている。これにより、パワートランジスタをヒートシンクにボルト止めした後、弾性体を除去する作業が容易となっている。
特開2002−319780号公報
特許文献1に示される半導体装置では、弾性体にてパワートランジスタをヒートシンクに仮止めした状態で、パワートランジスタをヒートシンクにボルト止めしている。このように、パワートランジスタは、弾性体によってヒートシンクに本固定されてはおらず、パワートランジスタは、ボルトによってヒートシンクに本固定されている。このような固定構造を採用するには、ボルト止めするためのねじ穴をパワートランジスタに形成したり、そのねじ穴にボルトを通したり、という作業が必要となる。そのため、半導体装置の構成と、製造工程とが複雑化し、この結果、製造コストが嵩む、という問題があった。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、半導体装置の構成と、製造工程とが簡素化された結果、製造コストが低減された半導体装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、基板(11)、及び、該基板に搭載された発熱素子(12)を有する電子基板(10)と、該電子基板にて生じた熱を放熱する放熱部(20)と、電子基板を収納する収納部(30)と、電子基板を放熱部に固定する固定部(40)と、を有する半導体装置であって、収納部と固定部それぞれは、絶縁材料から成り、固定部は、収納部に一体的に設けられたバネであり、収納部が放熱部に固定されることで、固定部が電子基板に接触して撓み、その撓みによって生じた付勢力によって、電子基板が放熱部に押し付けられて、電子基板が放熱部に本固定されていることを特徴とする。
このように本発明では、バネであり、収納部(30)の一部である固定部(40)によって、電子基板(10)が放熱部(20)に本固定されている。したがって、電子基板(10)が放熱部(20)にねじ止めされる構成と比べて、半導体装置(100)の構成と、製造工程とが簡素化される。この結果、製造コストが低減される。
また、固定部(40)は、絶縁材料から成る。したがって、固定部が導電材料である構成、及び、電子基板が放熱部にねじ止めされる構成とは異なり、固定部やねじを電子基板に配置するための領域を電子基板に設けなくとも良くなる。これにより、半導体装置(100)の体格の増大が抑制される。
なお、固定部(40)にて生じた付勢力によって、電子基板(10)が放熱部(20)に本固定される構成としては、電子基板の重心とは異なる複数の位置に付勢力が印加される、若しくは、電子基板の重心に付勢力が印加されることで、電子基板が放熱部に固定された構成が採用される。
電子基板は、基板に搭載されたコネクタ(14)を有し、固定部の少なくとも一つがコネクタに接触しており、固定部が電子基板に接触して撓むことで生じた付勢力によって、電子基板が放熱部に押し付けられた構成が良い。
これによれば、付勢力によって、コネクタ(14)と基板(11)との接続部位が固定される。したがって、コネクタ(14)と外部コネクタとを挿抜する際に生じる応力(以下、挿抜力と示す)によって、コネクタ(14)と基板(11)との接続部位に接続不良が生じることが抑制される。
ちなみに、コネクタは、基板の主面(11b)に直交する方向にて、外部コネクタと挿抜される構造を有する構成が良い。
これによれば、付勢力の印加方向と挿抜力の印加方向とが平行となる。そのため、付勢力の印加方向と挿抜力の印加方向とが交叉する構成と比べて、挿抜力によって、コネクタ(14)と基板(11)との接続部位に接続不良が生じることが抑制される。
上記したコネクタは、コネクタピン(15)と、該コネクタピンを固定するホルダー(16)と、固定部が接触される接触部(17)と、を有し、接触部に、複数のホルダーが連結されており、接触部に固定部が接触して撓むことで生じた付勢力が、接触部に連結された複数のホルダーを介して基板に印加され、電子基板が放熱部に押し付けられた構成が良い。
これによれば、1つの固定部(40)にて生じた付勢力を、ホルダー(14)と同数の付勢力に分けて、電子基板(10)に印加することができる。これにより、電子基板(10)と放熱部(20)との固定状態が安定化される。
第1実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の変形例を示す断面図である。 第1実施形態に係る半導体装置の変形例を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第2実施形態に係る半導体装置の変形例を示す断面図である。 第3実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第4実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第5実施形態に係る半導体装置の概略構成を示す断面図である。 第5実施形態に係る半導体装置の変形例を示す断面図である。 図9に示す半導体装置の上面図である。 収納部を取り払った半導体装置の上面図である。
以下、本発明の実施の形態を図に基づいて説明する。
(第1実施形態)
図1に基づいて、本実施形態に係る半導体装置を説明する。半導体装置100は、要部として、電子基板10と、放熱部20と、収納部30と、固定部40と、を有する。電子基板10は、放熱部20と収納部30とによって構成される密閉空間内に配置され、固定部40によって、放熱部20に固定されている。
電子基板10は、基板11及び基板11に搭載された発熱素子12を有する。本実施形態では、基板11の第1面11aが放熱部20と対向し、その裏面である第2面11bに、発熱素子12が搭載されている。基板11には、第1面11aと第2面11bとを貫通する貫通孔13が形成されており、この貫通孔13は、発熱素子12の直下に位置している。
放熱部20は、電子基板10にて生じた熱を放熱するものである。放熱部20の外面20aには、表面積を増大することで、放熱性を高めるための溝21が複数形成され、その裏面である内面20bには、複数の突起部22が形成されている。内面20bは、電子基板10と対向しており、突起部22は電子基板10側に突起し、その先端が電子基板10と接触している。これにより、電子基板10と放熱部20との間に、突起部22の高さを有する空間が形成されている。図1に示すように、この空間には、電子基板10(発熱素子12)にて生じた熱を放熱部20に伝熱する伝熱媒体23が設けられている。伝熱媒体23は、上記した貫通孔13内に充填され、基板11と放熱部20だけではなく、発熱素子12とも接触している。
収納部30は、電子基板10を収納するものであり、絶縁材料から成る。収納部30は、環状の壁部31と、該壁部31によって構成される2つの開口面の内の一方を閉塞する蓋部32と、を有し、もう一方の開口面は、放熱部20によって閉塞される構成となっている。壁部31の先端が、放熱部20の側面に形成された嵌合部24に嵌合されることで、収納部30が放熱部20に固定され、放熱部20と収納部30とによって構成される密閉空間内に電子基板10が収納される。
固定部40は、電子基板10を放熱部20に固定するものであり、絶縁材料から成る。固定部40は、収納部30に一体的に設けられたバネであり、収納部30が放熱部20に固定されることで、固定部40が電子基板10に接触して撓み、その撓みによって生じた付勢力によって、電子基板10が放熱部20に押し付けられる。これによって、電子基板10が放熱部20に本固定されている。
図1に示すように、本実施形態では、複数の固定部40が、蓋部32の内面から電子基板10に向かって延び、その端部が基板11と接触している。複数の固定部40それぞれは、電子基板10の重心とは異なる複数の位置に接触しており、この位置に、上記した付勢力が印加される。これにより、電子基板10が放熱部20に固定されている。なお、図1に示すように、基板11と接触する固定部40の端部と、突起部22の先端とは、基板11を介して対向している。これにより、付勢力の印加方向に、突起部22が位置している。また、本実施形態では、付勢力が印加される位置は、電子基板10の重心を通る直線上に位置している。更に、付勢力が印加される位置は、重心を中心として、点対称となっている。
本実施形態では、固定部40の撓みが緩んだ際に、電子基板10と放熱部20との接触状態が解かれることを抑制するストッパー41が収納部30に形成されている。ストッパー41は、蓋部32の内面から電子基板10に向かって延び、その端部が基板11に触れている。なお、ストッパー41は、固定部40の撓みが緩んでいない場合、基板11に触れているだけであって、撓んでいない。
次に、本実施形態に係る半導体装置100の作用効果を説明する。上記したように、バネであり、収納部30の一部である固定部40によって、電子基板10が放熱部20に本固定されている。したがって、電子基板が放熱部にねじ止めされる構成と比べて、半導体装置100の構成と、製造工程とが簡素化される。この結果、製造コストが低減される。
また、固定部40は、絶縁材料から成る。したがって、固定部が導電材料である構成、及び、電子基板が放熱部にねじ止めされる構成とは異なり、固定部やねじを電子基板に配置するための領域を電子基板に設けなくとも良くなる。これにより、半導体装置100の体格の増大が抑制される。
固定部40の撓みが緩んだ際に、電子基板10と放熱部20との接触状態が解かれることを抑制するストッパー41が収納部30に形成されている。これによれば、ストッパーを有さない構成と比べて、電子基板10と放熱部20との接触状態が解かれることが抑制される。
放熱部20の内面20bには、複数の突起部22が形成され、その先端が電子基板10と接触している。これによれば、突起部22によって電子基板10が支えられるので、電子基板10に反りが生じ、基板11と発熱素子12とに接続不良が生じることが抑制される。
付勢力の印加方向に、突起部22が位置している。これによれば、付勢力を受けた際に突起部22にて生じる反発力と、付勢力とが対向するので、これら2つの力によって、電子基板10が挟持される。したがって、付勢力と反発力とが対向しない構成と比べて、電子基板10に反りが生じることが抑制される。
電子基板10にて生じた熱を放熱部20に伝熱する伝熱媒体23が、電子基板10と放熱部20に接触している。これによれば、伝熱媒体を有さない構成と比べて、電子基板10にて生じた熱が、効率良く放熱部に伝熱される。
本実施形態では、基板11の第2面11bに発熱素子12が搭載された例を示した。しかしながら、図2に示すように、基板11の第1面11aに発熱素子12が搭載され、発熱素子12が放熱部20に接触された構成を採用することもできる。
本実施形態では、壁部31の先端が、放熱部20の側面に形成された嵌合部24に嵌合されることで、収納部30が放熱部20に固定される例を示した。しかしながら、図3に示すように、壁部31の先端が鉤形状となり、その鉤形状の先端部が、放熱部20の外面20aに引っ掛かることで、収納部30が放熱部20に固定される構成を採用することもできる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態を、図4に基づいて説明する。第2実施形態に係る半導体装置100は、第1実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明を省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、第1実施形態で示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与している。
第1実施形態では、複数の固定部40の端部が基板11と接触した例を示した。これに対し、本実施形態では、1つの固定部40の端部が発熱素子12と接触した点を特徴とする。これによれば、電子基板10における発熱素子12直下の領域と放熱部20との接触状態が強まるので、発熱素子12にて生じた熱が、効率良く放熱部20に伝熱される。
なお、第1実施形態では、付勢力が、電子基板10の重心とは異なる複数の位置に印加される例を示したが、本実施形態では、付勢力が、電子基板10の重心に印加される。これによって、電子基板10が放熱部20に本固定されている。
本実施形態では、図4に示すように、1つの固定部40が、蓋部32の内面から電子基板10に向かって延び、その端部が発熱素子12と接触する例を示した。しかしながら、図5に示すように、1つの固定部40が、壁部31の内面から発熱素子12に向かって延び、その端部が発熱素子12と接触し、且つ、他の固定部40が、蓋部32の内面から基板11に向かって延び、その端部が基板11と接触した構成を採用することもできる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態を、図6に基づいて説明する。第3実施形態に係る半導体装置は、上記した各実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明を省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、上記した各実施形態で示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与している。
第1実施形態では、固定部40は、蓋部32の内面から電子基板10に向かって延びた形状である例を示した。これに対し、本実施形態では、固定部40は、図6に示すように、蓋部32における局所的に厚さの薄くなった薄肉部42と、該薄肉部42の内面に連結され、電子基板10に向かって延びる延設部43と、を有する点を特徴とする。
収納部30が放熱部20に固定されると、延設部43の端部が電子基板10に接触する。すると、薄肉部42が撓み、その撓みによって生じた付勢力によって、電子基板10が放熱部20に押し付けられる。これによって、電子基板10が放熱部20に本固定されている。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態を、図7に基づいて説明する。第4実施形態に係る半導体装置は、上記した各実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明を省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、上記した各実施形態で示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与している。
第1実施形態では、固定部40は、蓋部32の内面から電子基板10に向かって延びた形状である例を示した。これに対し、本実施形態では、固定部40は、壁部31の先端に形成された撓み部44と、蓋部32の内面から電子基板10に向かって延びる延設部45と、を有する点を特徴とする。
図7に示すように、撓み部44が放熱部20の外面20aに接触する態様で、収納部30が放熱部20に固定されると、延設部45の端部が電子基板10に接触する。すると、撓み部44が撓み、その撓みによって生じた付勢力によって、電子基板10が放熱部20に押し付けられる。これによって、電子基板10が放熱部20に本固定される。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態を、図8に基づいて説明する。第5実施形態に係る半導体装置は、上記した各実施形態によるものと共通するところが多いので、以下、共通部分については詳しい説明を省略し、異なる部分を重点的に説明する。なお、上記した各実施形態で示した要素と同一の要素には、同一の符号を付与している。
第1実施形態では、電子基板10は、基板11及び発熱素子12を有する例を示した。これに対し、本実施形態では、電子基板10は、基板11及び発熱素子12の他に、基板11に搭載されたコネクタ14を有する点を特徴とする。
図8に示すように、固定部40の少なくとも一つがコネクタ14に接触しており、固定部40が電子基板10に接触して撓むことで生じた付勢力によって、電子基板10が放熱部20に押し付けられている。これによれば、付勢力によって、コネクタ14と基板11との接続部位が固定される。したがって、コネクタ14と外部コネクタとを挿抜する際に生じる応力(以下、挿抜力と示す)によって、コネクタ14と基板11との接続部位に接続不良が生じることが抑制される。
本実施形態では、図8に示すように、コネクタ14は、基板11の第2面11bに平行な方向にて外部コネクタと挿抜される構造である示した。しかしながら、図9〜図11に示すように、コネクタ14としては、基板11の第2面11bに直交する方向にて、外部コネクタと挿抜される構造のものを採用することもできる。これによれば、付勢力の印加方向と挿抜力の印加方向とが平行となる。そのため、付勢力の印加方向と挿抜力の印加方向とが交叉する構成と比べて、挿抜力によって、コネクタ14と基板11との接続部位に接続不良が生じることが抑制される。
図9〜図11に示すように、コネクタ14は、コネクタピン15と、該コネクタピン15を固定するホルダー16と、固定部40が接触される接触部17と、を有する。接触部17に、複数のホルダー16が連結され、接触部17に固定部40が接触して撓むことで生じた付勢力が、接触部17に連結された複数のホルダー16を介して、基板11に印加される構成となっている。これによれば、1つの固定部40にて生じた付勢力を、ホルダー16と同数の付勢力に分けて、基板11に印加することができる。これにより、電子基板10と放熱部20との固定状態が安定化される。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上記した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することが可能である。
10・・・電子基板
11・・・基板
12・・・発熱素子
20・・・放熱部
30・・・収納部
40・・・固定部
100・・・半導体装置

Claims (10)

  1. 基板(11)、及び、該基板に搭載された発熱素子(12)を有する電子基板(10)と、
    該電子基板にて生じた熱を放熱する放熱部(20)と、
    前記電子基板を収納する収納部(30)と、
    前記電子基板を前記放熱部に固定する固定部(40)と、を有する半導体装置であって、
    前記収納部と前記固定部それぞれは、絶縁材料から成り、
    前記固定部は、前記収納部に一体的に設けられたバネであり、
    前記収納部が前記放熱部に固定されることで、前記固定部が前記電子基板に接触して撓み、その撓みによって生じた付勢力によって、前記電子基板が前記放熱部に押し付けられて、前記電子基板が前記放熱部に本固定されていることを特徴とする半導体装置。
  2. 前記電子基板の重心とは異なる複数の位置に前記付勢力が印加される、若しくは、前記電子基板の重心に前記付勢力が印加されることで、前記電子基板が前記放熱部に固定されていることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記電子基板は、前記基板に搭載されたコネクタ(14)を有し、
    前記固定部の少なくとも一つが前記コネクタに接触しており、
    前記固定部が前記電子基板に接触して撓むことで生じた付勢力によって、前記電子基板が前記放熱部に押し付けられていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記コネクタは、前記基板の主面(11b)に直交する方向にて、外部コネクタと挿抜される構造を有することを特徴とする請求項3に記載の半導体装置。
  5. 前記コネクタは、コネクタピン(15)と、該コネクタピンを固定するホルダー(16)と、前記固定部が接触される接触部(17)と、を有し、
    前記接触部に、複数の前記ホルダーが連結されており、
    前記接触部に前記固定部が接触して撓むことで生じた付勢力が、前記接触部に連結された複数の前記ホルダーを介して前記基板に印加され、前記電子基板が前記放熱部に押し付けられていることを特徴とする請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記固定部の少なくとも一つが、前記発熱素子に接触していることを特徴とする請求項1〜5いずれか1項に記載の半導体装置。
  7. 前記固定部の撓みが緩んだ際に、前記電子基板と前記放熱部との接触状態が解かれることを抑制するストッパー(41)を有することを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の半導体装置。
  8. 前記放熱部における前記電子基板との対向面には、前記電子基板側に突起した突起部(22)が複数形成されており、
    前記突起部と前記電子基板とが接触していることを特徴とする請求項1〜7いずれか1項に記載の半導体装置。
  9. 前記付勢力の印加方向に、前記突起部が位置していることを特徴とする請求項8に記載の半導体装置。
  10. 前記電子基板にて生じた熱を前記放熱部に伝熱する伝熱媒体(23)を有し、
    該伝熱媒体は、複数の前記突起部の間に形成された空間に設けられ、前記電子基板と前記放熱部とに接触していることを特徴とする請求項7〜9いずれか1項に記載の半導体装置。
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