JP2014043761A - 引戸用引手 - Google Patents

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Abstract

【課題】引戸の厚みが経年変化等によって取り付け当時より薄くなってもガタ付きの発生を防止することができると共に、引戸の貫通孔の大きさが経年変化等によって取り付け当時より大きくなってもずれを防止するガイドを必要としない引戸用引手を提供する。
【解決手段】引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部1−1とケーシング1−2から成る一対の引手本体1を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿することにより一体化するようにした引戸用引手において、引手本体の上、下のそれぞれに互いに係合する第1連結具2と第2連結具3を装着する。第1連結具は、第1傾斜部2−2aと第2傾斜部2−2bを形成した弾性を有する左右対称的な一対の係止片2−2から構成され、第2連結具は、係止片の第1傾斜部が当接して変形するための第1傾斜部と同係止片の第2傾斜部が当接して係止する左右対称的な一対の係合片から構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、建具や間仕切等の引戸や扉類にワンタッチで取り付けることができる引手に関するものである。
特許第3822671号公報
従来から引戸の掘込孔に簡単にワンタッチで取り付けることができる引手は特許第3822671号公報に記載される通り既に公知である。
上記特許第3822671号公報の発明の構成は、指掛凹部とフランジ部とを備えてなる一組の引手本体にそれぞれ係止受部と、この係止受部に係入する弾性係止片とが対向して設けられた構成を特徴とし、引戸に穿設された貫通孔の両面から一組の引手本体双方のケーシングを嵌入させることによって弾性係止片が対向して設けられた係止受部に係入し、その結果、弾性作用によって係止された状態で一組の引手本体同士がワンタッチで引戸に取付けされるようになっておるものであった。
然しながら、この発明では、木製の引戸の場合、引手が取り付けられた後、引戸の厚みが、経年変化等によって取り付け当時より薄くなった場合には対応できず、引戸表面と引手のフランジの間に隙間が生じてガタ付き生じる等の問題点があり、引戸の厚みが湿度等によって膨張して厚くなった後、収縮があった場合には更に大きなガタ付きが生じるという問題点があった。
また、この構造では引戸の厚さの変化だけでなく引戸に穿設された貫通孔の大きさが変化した場合、両引手間で左右にずれが生じる問題点があるため、両引手本体にはずれを防止するガイドを必要としていた。
発明の目的
本発明は、引戸の厚みが、経年変化等によって取り付け当時より薄くなっても、対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタ付きの発生を防止することができると共に、引戸の貫通孔つまり掘り込み孔の大きさが経年変化等によって取り付け当時より大きくなっても両引手本体にずれを防止するガイドを必要としない引戸用引手を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明に係る引戸用引手は、引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手本体を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿することにより一体化するようにした引戸用引手において、上記引手本体の上、下のそれぞれに互いに係合する第1連結具と第2連結具を装着乃至取着した引手であって、前記第1連結具は、第1傾斜部と第2傾斜部を形成した弾性を有する左右対称的な一対の係止片から構成され、第2連結具は、上記係止片の第1傾斜部が当接して変形するための第1傾斜部と同係止片の第2傾斜部が当接して係止する左右対称的な一対の係合片から構成されていることを特徴とするものである。
本発明に係る引戸用引手の2番目の発明は、前記引戸用引手において、引手本体の上、下部のいずれかに設けられる第1連結具は引手本体に着脱自在に装着されていること特徴とするものである。
発明の作用
本発明に係る第1の引戸用引手では、戸板が経年変化等によって取り付け当時より薄くなった場合には対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタつきの発生を防止することができ、戸板が厚くなった場合には戸板の厚みに応じて対向する引手本体の間隔を自動的に広くすることができるだけでなく、引戸の貫通孔つまり掘り込み孔の大きさが経年変化等によって取り付け当時より大きくなっても両引手本体にずれを防止するガイドを必要としない。
2番目の発明では、前記引戸用引手において、引手本体の上下又は左右のそれぞれに互いに係合する第1連結具、第2連結具の内少なくとも第1連結具は引手本体に着脱自在に装着されているので、引手本体を合成樹脂で製作してあっても、第1連結具の係止片を金属のバネ材で製作したり、合成樹脂の材質を変えることによって強力な係止力を有するものとすることができ、また、長さを変えたものを製作することで引手本体を1種類としても戸板の厚さの種類に応じた引手を自在に提供することができる。
図1は、本発明引手の背面側から見た状態の斜視図、図2は、同引手の第1連結具を引手本体に装着する状態の斜視図、図3は、本発明引手を引戸に取り付ける状態の分解斜視図、図4〜図8は、本発明引手を引戸に取り付けるときの第1連結具、第2連結具の状態を示す説明図である。
図示において、1は、戸板に面接するフランジ部1−1と手掛部を有するケーシング1−2から構成される引手本体である。
2は、ケーシング1−2の上部に装着される第1連結具であって、基板2−1に一体形成された弾性を有する合成樹脂製または金属製の一対の左右対称の係止片2−2、2−2とから構成され、各係止片2−2には第1傾斜部2−2aと第2傾斜部2−2bが形成されており、基板2−1には引手本体が嵌めこまれる引戸Dの掘り込み孔の下端に当接してガタ付きを防止するストッパー2−1aが形成されており、引手本体の第1連結具とは反対側の部分にも同じ作用をするストッパーが形成されている。
この第1連結具2は、図2のように合成樹脂製のケーシング1−2の上部に一体形成された取付部材1−2a、1−2a間のスリット部に基板2−1を差し入れて樹脂の弾性による圧入によって固着するものである。
3は、前記第1連結具2の相手方となる第2連結具であって、前記第1連結具2の第1傾斜部2−2aが当接して内方向に曲がるように作用する第1傾斜部3−1とこの第1傾斜部3−1を乗り越えたところで第2傾斜部2−2bが弾性的に接合する第2傾斜部3−2を形成してあり、この一対の第2連結具3、3は左右対称的に形成されている。
次に、本発明引手の取付方法を説明すれば、先ず、板厚ammの引戸Dの引手1を取り付ける個所に上下左右にガタ付きがないように挿通できる貫通孔D−1を穿つ。
穿った貫通孔D−1の一方側に第1連結具2が上部となるようにした引手1−Aを、他方側に第2連結具3が上部となるようにした引手1−Bをそれぞれ図3のように対向するように配置して、両引手1−A、1−Bを貫通孔D−1内に押し込む。
図4の両引手1−A、1−Bが離れている状態から両引手1−A、1−Bを貫通孔D−1内に押し込むと先ず第1傾斜部2−2aの端部が第2連結具3の第1傾斜部3−1当接して図5の状態となる。
この状態から更に押し込むと、第1傾斜部2−2aの端部が第2連結具3の第1傾斜部3−1のテーパーの作用で内方向に片形して図6の状態となる。
この状態から更に押し込むと、図7の状態を経て第1連結具2、第2連結具3による引き寄せる方向の力によって図8の状態となって引戸Dを引手1−A、1−Bのフランジ部で挟み付けた状態で両引手が板厚ammの引戸Dに取り付けられるものである。
乾燥により薄くなる傾向のある戸板の場合、板厚がamm−αmmのときに図8の状態となるように設定しておけば、板厚ammの引戸Dに取り付けたときには図7のような状態で両引手が板厚ammの引戸Dに取り付けられるものである。
而して、図7のように両引手が板厚ammの引戸Dに取り付けられた状態において、引戸Dの板厚が経年変化等によってammよりαmmだけ薄くなった場合には第1、第2連結具双方の引き寄せ方向の力によって図8のように薄くなった分だけ接近し、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせない。
また、逆に戸板が初めから乾燥しており、これ以上戸板の板厚が薄くならないときには板厚がammのときに図8の状態となるように設定しておけば、湿度の吸収等によって膨張してammより厚くなった場合には戸板の膨張力が前記引き寄せる方向の力より勝って図7のように拡がる。
つまり、戸板の厚みが変化しても設定厚さよりもαの範囲内で対応して確実に取り付けることができるもので、一種類の引手で一定の戸厚の異なる引戸に対応でき、また、第1連結具2の長さを変えることによって戸厚が大きく異なる引戸にも対応できるものである。
発明の効果
本発明に係る引戸用引手によれば、引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手本体を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿することにより一体化するようにした引戸用引手において、上記引手本体の上下又は左右のそれぞれに互いに係合する第1連結具と第2連結具を装着乃至取着した引手であって、前記第1連結具は、第1傾斜部と第2傾斜部を形成した弾性を有する左右対称的な一対の係止片から構成され、第2連結具は、上記係止片の第1傾斜部が当接して変形するための第1傾斜部と同係止片の第2傾斜部が当接して係止する左右対称的な一対の係合片から構成されているため、戸板が経年変化等によって取り付け当時より薄くなった場合には対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタつきの発生を防止することができ、戸板が厚くなった場合には戸板の厚みに応じて対向する引手本体の間隔を自動的に広くすることができるだけでなく、引戸の貫通孔つまり掘り込み孔の大きさが経年変化等によって取り付け当時より大きくなっても両引手本体にずれを防止するガイドを必要としないものである。
また、2番目の発明のように、引手本体の上下又は左右に設けられる第1連結具を引手本体に着脱自在に装着しておけば、引手本体を合成樹脂で製作してあっても、第1連結具の係止片を金属のバネ材で製作すれば強力な係止力を有するものとすることができ、また、長さを変えたものを製作することで引手本体を1種類としても戸板の厚さの種類に応じた引手を自在に提供することができ、戸厚が通常のものより極めて厚いものに使用したいという特別注文があっても、着脱できる第1連結具を製作するだけで既存の引手本体を使用して対応できる等合理的な製品管理ができるものである。
本発明引手の背面側から見た状態の斜視図である。 同引手の第1連結具を引手本体に装着する状態の斜視図である。 本発明引手を引戸に取り付ける状態の分解斜視図である。 本発明引手を引戸に取り付けるときの第1連結具、第2連結具の状態を示す説明図である。 本発明引手を引戸に取り付けるときの第1連結具、第2連結具の状態を示す説明図である。 本発明引手を引戸に取り付けるときの第1連結具、第2連結具の状態を示す説明図である。 本発明引手を引戸に取り付けるときの第1連結具、第2連結具の状態を示す説明図である。 本発明引手を引戸に取り付けるときの第1連結具、第2連結具の状態を示す説明図である。
1 引手本体
2 第1連結具
3 第2連結具

Claims (2)

  1. 引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手本体を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿することにより一体化するようにした引戸用引手において、上記引手本体の上下それぞれに互いに係合する第1連結具と第2連結具を装着乃至取着した引手であって、前記第1連結具は、第1傾斜部と第2傾斜部を形成した弾性を有する左右対称的な一対の係止片から構成され、第2連結具は、上記係止片の第1傾斜部が当接して変形するための第1傾斜部と同係止片の第2傾斜部が当接して係止する左右対称的な一対の係合片から構成されていることを特徴とする引戸用引手。
  2. 請求項1記載の引戸用引手において、引手本体の上、下部のいずれかに設けられる第1連結具は引手本体に着脱自在に装着されていること特徴とする引戸用引手。
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