JP2013217176A - 引戸用引手 - Google Patents

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Tadashi Goto
正 後藤
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Abstract

【課題】引戸の厚みが、経年変化等によって取り付け当時より薄くなっても、対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタ付きの発生を防止することができる引戸用引手を提供する。
【解決手段】引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手1−A、1−Bを引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿してなる引戸用引手において、引手本体の上下又は左右のそれぞれに第1傾斜部と第2傾斜部を有する係止段部2と、第1傾斜部に当接して変形し、第1傾斜部を乗り越えたところで第2傾斜部に弾性的に接合する突起部を形成した係合片3を設けた。
【選択図】図4

Description

本発明は、建具や間仕切等の引戸や扉類にワンタッチで取り付けることができる引手に関するものである。
特許第3822671号公報
従来から掘込孔に簡単にワンタッチで取り付けることができる引手は特許第3822671号公報に記載される通り既に公知である。
上記特許第3822671号公報の発明の構成は、指掛凹部とフランジ部とを備えてなる一組の引手本体にそれぞれ係止受部と、この係止受部に係入する弾性係止片とが対向して設けられた構成を特徴とし、引戸に穿設された貫通孔の両面から一組の引手本体双方のケーシングを嵌入させることによって弾性係止片が対向して設けられた係止受部に係入し、その結果、弾性作用によって係止された状態で一組の引手本体同士がワンタッチで引戸に取付けされるようになっておるものであった。
然しながら、この発明では、木製の引戸の場合、引手が取り付けられた後、引戸の厚みが、経年変化等によって取り付け当時より薄くなった場合には対応できず、引戸表面と引手のフランジの間に隙間が生じてガタ付き生じる等の問題点があり、引戸の厚みが湿度等によって膨張して厚くなった後、収縮があった場合には更に大きなガタ付きが生じるという問題点があった。
発明の目的
本発明は、引戸の厚みが、経年変化等によって取り付け当時より薄くなっても、対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタ付きの発生を防止することができる引戸用引手を提供することを目的とするものである。
課題を解決するための手段
本発明に係る引戸用引手は、引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手本体を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿してなる引戸用引手において、上記引手本体の上下又は左右のそれぞれに第1傾斜部と第2傾斜部を有する係止段部と、この第1傾斜部に当接して変形し、第1傾斜部を乗り越えたところで第2傾斜部に弾性的に接合する突起部を形成した係合片を設けたことを特徴とするものである。
本発明に係る引戸用引手の2番目の発明は、前記引手のケーシング部に設けられる係合片を引手本体とは別体に製作したこと特徴とするものである。
発明の作用
本発明に係る引戸用引手では、戸板が経年変化等によって取り付け当時より薄くなった場合には対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタつきの発生を防止することができ、戸板が厚くなった場合には戸板の厚みに応じて対向する引手本体の間隔を自動的に広くすることができる。
2番目の発明では、係合片を引手本体とは別体に製作してあるので、引手本体を合成樹脂で製作し、係合片を金属のバネ材で製作すれば強力な復原力を有する係合片とすることができ、長さを変えたものを製作することで引手本体を1種類としても戸板の厚さの種類に応じた引手を自在に提供することができる。
図1は、本発明引手の正面側から見た状態の斜視図、図2は、同引手の裏面側から見た状態の斜視図、図3は、本発明引手を引戸に取り付ける状態の分解斜視図、図4は、本発明引手を引戸に取り付ける前の状態を表す側面図、図5は、同要部拡大図、図6は、本発明引手を引戸に取り付けた状態における係止段部と係合片との関係を表す要部拡大図、図7は、戸板の厚さが薄くなった場合の図6と同じ要部拡大図、図8は、戸板の厚さが厚くなった場合の図6と同じ要部拡大図、図9は、係合片を引手本体とは別体に製作して引手本体に装着する状態を表す要部拡大図である。
図示において、1は、戸板に面接するフランジ部1−1と手掛部を有するケーシング1−2から構成される引手本体である。
2は、ケーシング1−2の上部に一体形成された第1傾斜部2−1と第2傾斜部2−2を有する係止段部である。
3は、係止段部2の第1傾斜部2−1を乗り越えたところで第2傾斜部2−2に弾性的に接合する突起部3−1を形成した係合片であって、4は、引戸Dの引手取付用の貫通孔D−1に挿通するときの案内用のガイドプレートである。
次に、本発明引手の取付方法を説明すれば、先ず、板厚ammの引戸Dの引手1を取り付ける個所に上下左右にガタ付きがないように挿通できる貫通孔D−1を穿つ。
穿った貫通孔D−1の一方側に係合片3が上部となるようにした引手1−Aを、他方側に係止段部2が上部となるようにした引手1−Bをそれぞれ図3、4、5のように対向するように配置して、両引手1A、1Bを貫通孔D−1内に押し込む。
このとき、引手1−Aの係合片3の突起部3−1が引手1−Bの係止段部2の第1傾斜部2−1に当接し、同第1傾斜部2−1のテーパー面の作用で係合片3は弾性を保持した儘変形しながら第1傾斜部2−1の山部を乗り越えて図6のように第2傾斜部2−2に達する。
係合片3の突起部3−1が係止段部2の第2傾斜部2−2に当接しているときには係合片3の弾性力によって常時係止段部2を引き寄せる方向に力が働き、この作用は引手本体の下部でも同じように起こり、引戸Dを引手1−A、1−Bのフランジ部で挟み付けた状態で両引手が板厚ammの引戸Dに取り付けられるものである。
而して、両引手が板厚aの引戸Dに取り付けられた状態において、引戸Dの板厚が経年変化等によってammより薄くなった場合には前記常時係止段部2を引き寄せる方向の力によって図7のように薄くなった分だけ接近し、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせない。
また、引戸Dの板厚が湿度の吸収等によって膨張してammより厚くなった場合には戸板の膨張力が前記引き寄せる方向の力より勝って図8のように拡がる。
発明の効果
本発明に係る引戸用引手によれば、引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手本体を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿してなる引戸用引手において、上記引手本体の上下又は左右のそれぞれに第1傾斜部と第2傾斜部を有する係止段部と、この第1傾斜部に当接して変形し、第1傾斜部を乗り越えたところで第2傾斜部に弾性的に接合する突起部を形成した係合片を設けたもので、戸板が経年変化等によって取り付け当時より薄くなった場合には対向する引手本体の間隔を自動的に狭めることにより、引戸と引戸用引手との間に隙間を生じさせず、ガタつきの発生を防止することができ、戸板が厚くなった場合にも戸板の厚みに応じて対向する引手本体の間隔を自動的に広くすることができるものである。
また、図9のように、係合片を引手本体とは別体に製作して引手本体に溝に挿通するような方法等で装着するようにすれば、係合片を金属のバネ材で製作すれば強力な復原力を有する係合片とすることができ、長さを変えたものを製作することで引手本体を1種類としても戸板の厚さの種類に応じた引手を自在に提供することができるものである。
本発明引手の正面側から見た状態の斜視図である。 同引手の裏面側から見た状態の斜視図である。 本発明引手を引戸に取り付ける状態の分解斜視図である。 本発明引手を引戸に取り付ける前の状態を表す側面図である。 同要部拡大図である。 本発明把手の他の実施例を表す分解斜視図である。 戸板の厚さが薄くなった場合の図6と同じ要部拡大図である。 戸板の厚さが厚くなった場合の図6と同じ要部拡大図である。 係合片を引手本体とは別体に製作して引手本体に装着する状態を表す要部拡大図である。
1 引手本体
2 係止段部
3 係合片

Claims (2)

  1. 引戸の側面に形成されている貫通孔に、戸板に面接するフランジ部とケーシング部から成る一対の引手本体を引戸の両面から対向してそれぞれ嵌挿してなる引戸用引手において、上記引手本体の上下又は左右のそれぞれに第1傾斜部と第2傾斜部を有する係止段部と、この第1傾斜部に当接して変形し、第1傾斜部を乗り越えたところで第2傾斜部に弾性的に接合する突起部を形成した係合片を設けたことを特徴とする引戸用引手。
  2. 請求項1記載の引戸用引手において、同引手のケーシング部に設けられる係合片を引手本体とは別体に製作したこと特徴とする引戸用引手。
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