JP2014040058A - 虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】虚像現出装飾体に現出させる虚像の濃さなどを調整可能な虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法を提供する。
【解決手段】虚像現出装飾体は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、集光素が画素ユニットと関連付けられた位置に配列された集光素集合体と、を備え、画素ユニット又は集光素の一方の配列ピッチは、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含む。
【選択図】図6

Description

本発明は、規則的に配設された画素ユニットと、画素ユニットを覆う位置に規則的に配設されたレンズ状の集光素とを備え、画素ユニットが拡大された虚像を現出させる虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法に関する。
従来から、規則的に配設された画素ユニットを備えるユニット集合体と、画素ユニットを覆う位置に規則的に配設されたレンズ状の集光素を備える集光素集合体とを備え、画素ユニットが拡大された虚像を現出させる虚像現出装飾体が知られている。
特許文献1には、格子状に配列されたレンズ状の集光素からなる平凸レンズ状集光層と、集光素の格子の枡目の大きさに対して20〜80%の大きさに形成された画素(画素ユニット)からなる画像(ユニット集合体)を形成することで、いかなる文字列も虚像として上方又は下方に現出させることができるとする虚像現出装飾体が開示されている。
特開2005−7593号公報
しかしながら、現出させることができる虚像は、画素(画素ユニット)の拡大像であり、形状や色調などは、画素(画素ユニット)によって画一的に定まるものであった。このため、色調が異なる虚像を現出させるためには、現出させる虚像ごとに、専用の画素(画素ユニット)を形成しなければならないという課題があった。特に、色が薄い虚像を現出させるためには、色が薄い画像を形成する必要があり、色が薄いインクを用いる必要があるという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる虚像現出装飾体は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配列された集光素集合体と、を備え、前記画素ユニット又は前記集光素の一方の配列ピッチは、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含むことを特徴とする。
本適用例にかかる虚像現出装飾体によれば、画素ユニット又は集光素の一方は、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設されているものを含んでいる。
虚像現出装飾体は、画素ユニットに対して関係付けられた位置に配設された集光素によって、画素ユニットの拡大虚像を現出させるものである。集光素集合体が備えるそれぞれの集光素は、ユニット集合体を構成する画素ユニットの拡大虚像を現出させる。しかし、虚像の倍率が非常に大きいため、1個の集光素によって視認できるのは、画素ユニットの拡大虚像の一部分である。集光素集合体の全体においては、集光素集合体が備えるそれぞれの集光素が現出させる拡大虚像の一部分が、全体として1個の拡大虚像のように視認される。
配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設されている画素ユニット又は集光素は、配置間隔が大きくなっているため、虚像現出装飾体に配設されている数が少なくなっている。画素ユニット又は集光素の数が少ないため、「1個の集光素によって視認できる画素ユニットの拡大虚像の一部分」の数が少なくなっている。すなわち、1個の拡大虚像のように視認される虚像を構成する「拡大虚像の一部分」の数が少なくなっている。このため、略同数の画素ユニットと集光素とが配設されて構成されている虚像現出装飾体において現出される虚像とくらべて、色の彩度であれば、淡く見える虚像を現出させることができる。色の明度であれば、暗く見える虚像を現出させることができる。
[適用例2]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記画素ユニットおよび前記集光素は2次元配列されていて、前記2次元配列の配列方向ごとに、前記整数倍の倍数が異なることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、2次元配列の配列方向ごとに、整数倍の倍数が異なっている。2次元配列の配列方向の一方を行方向と表記し、もう一方を列方向と表記する。行方向及び列方向において、整数倍の配列ピッチで配設されている画素ユニットや集光素の数は、整数倍の倍数の逆数に比例する。行方向と列方向における倍数が等しい場合、2次元配列されている画素ユニットや集光素の数は、整数倍の倍数の二乗の逆数に比例する。すなわち、整数倍の倍数を例えば2倍にすると、2次元配列されている画素ユニットや集光素の数は、1/4になる。行方向と列方向における倍数が異なることで、行方向と列方向における倍数を個別に選択することができる。すなわち、行方向と列方向のどちらか一方において、整数倍の倍数を例えば2倍にすると、2次元配列されている画素ユニットや集光素の数は、1/2になる。このように、行方向と列方向における倍数を個別に選択することで、2次元配列されている画素ユニットや集光素の数の変化量を小さくすることができる。これにより、画素ユニットや集光素の数を繊細に調整することができる。すなわち、現出される虚像の色の彩度などを繊細に調整することができる。
[適用例3]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記画素ユニットの配列ピッチが、前記集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含むことが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、画素ユニットが、集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設されている。倍数が例えば2の場合、画素ユニットの配列ピッチは、集光素の配列ピッチの約2倍である。この構成では、画素ユニットが集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた配列ピッチで配設されている構成においては画素ユニットの虚像を現出させることができる位置に配設された集光素の約半分は、対応する画素ユニットが存在しない。すなわち、1個の拡大虚像のように視認される虚像を構成する「拡大虚像の一部分」の数が約半分となる。このように、略同数の画素ユニットと集光素とが配設されて構成されている虚像現出装飾体において現出される虚像とくらべて、色の彩度であれば、淡く見える虚像を現出させることができる。
[適用例4]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記集光素の配列ピッチの値が、前記画素ユニットの配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含むことが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、集光素が、画素ユニットの配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設されている。倍数が例えば2の場合、集光素の配列ピッチは、画素ユニットの配列ピッチの約2倍である。この構成では、画素ユニットが集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた配列ピッチで配設されている構成においては画素ユニットの虚像を現出させることができる位置に配設された集光素の約半分は、存在しない。対応する集光素が存在しない画素ユニットの虚像は形成されない。すなわち、1個の拡大虚像のように視認される虚像を構成する「拡大虚像の一部分」の数が約半分となる。このように、略同数の画素ユニットと集光素とが配設されて構成されている虚像現出装飾体において現出される虚像とくらべて、色の彩度であれば、淡く見える虚像を現出させることができる。
[適用例5]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、2次元配列の一方の配列方向において、前記画素ユニットの配列ピッチが、前記集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含み、2次元配列のもう一方の配列方向において、前記集光素の配列ピッチが、前記画素ユニットの配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含むことが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、2次元配列の一方の配列方向において画素ユニットの数を少なくし、もう一方の配列方向において、集光素の数を少なくして、略同数の画素ユニットと集光素とが配設されて構成されている虚像現出装飾体において現出される虚像とくらべて、色の彩度であれば、淡く見える虚像を現出させることができる。
[適用例6]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記ユニット集合体と前記集光素集合体との組である虚像ユニットを複数備え、前記虚像ユニットごとに、前記整数倍の倍数が異なることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、虚像ユニットごとに、整数倍の倍数が異なっている。これにより、同じ画素ユニットを備えるユニット集合体を用いて、虚像ユニットごとに例えば色の濃さが異なる虚像を現出させることができる。
[適用例7]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記整数倍の値が、場所によって異なることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、整数倍の値が、場所によって異なっている。すなわち、配列ピッチが場所によって変化する。配列ピッチが変化すると、現出させられる虚像の、例えば色の濃度が変化する。これにより、同じ画素ユニットが整列したユニット集合体を用いて、ひとつの虚像において、色の濃さを部分的に変えることができる。ひとつの虚像において、例えば色の濃さのグラデーションを形成することができる。
[適用例8]本適用例にかかる虚像現出装飾体の製造方法は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配列された集光素集合体と、を備える虚像現出装飾体の製造方法であって、前記画素ユニット又は前記集光素の一方の少なくとも一部を、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設し、前記画素ユニット及び前記集光素の両方、又はいずれか一方を、液滴を吐出する液滴吐出装置を用いて形成することを特徴とする。
本適用例にかかる虚像現出装飾体の製造方法によれば、画素ユニット又は集光素の一方の少なくとも一部は、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設される。
虚像現出装飾体は、画素ユニットに対して関係付けられた位置に配設された集光素によって、画素ユニットの拡大虚像を現出させるものである。集光素集合体が備えるそれぞれの集光素は、ユニット集合体を構成する画素ユニットの拡大虚像を現出させる。しかし、虚像の倍率が非常に大きいため、1個の集光素によって視認できるのは、画素ユニットの拡大虚像の一部分である。集光素集合体の全体においては、集光素集合体が備えるそれぞれの集光素が現出させる拡大虚像の一部分が、全体として1個の拡大虚像のように視認される。
配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の整数倍の配列ピッチで配設されている画素ユニット又は集光素は、配置間隔が大きくなっているため、虚像現出装飾体に配設されている数が少なくなっている。画素ユニット又は集光素の数が少ないため、「1個の集光素によって視認できる画素ユニットの拡大虚像の一部分」の数が少なくなっている。すなわち、1個の拡大虚像のように視認される虚像を構成する「拡大虚像の一部分」の数が少なくなっている。このため、略同数の画素ユニットと集光素とが配設されて構成されている虚像現出装飾体において現出される虚像とくらべて、色の彩度であれば、淡く見える虚像を現出させることができる虚像現出装飾体を製造することができる。色の明度であれば、暗く見える虚像を現出させることができる虚像現出装飾体を製造することができる。
また、液滴吐出装置を用いて、画素ユニット及び集光素の両方、又はいずれか一方を、形成する。すなわち、液滴吐出装置を用いて、所定の位置関係に配設される位置に画素ユニットを描画する。液滴吐出装置を用いることで、正確な体積の液滴を、正確な位置に配置することができる。これにより、正確な形状を有し正確な位置関係に配設された画素ユニットを形成することができる。また、液滴吐出装置を用いて、所定の位置関係に配設される位置に集光素を描画する。これにより、正確な形状を有し正確な位置関係に配設された集光素を形成することができる。さらに、液滴吐出装置を用いることで、配列ピッチを容易に変えることができるため、異なる配列ピッチの集光素集合体やユニット集合体を備える虚像現出装飾体を容易に形成することができる。
(a)は、液滴吐出装置全体の概略構成を示す外観斜視図。(b)は、液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図。 (a)は、吐出ノズルの配置位置を示す説明図。(b)は、液滴をノズル列の延在方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図。(c)は、液滴を吐出走査方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図。(d)は、液滴を面状に着弾させた状態を示す説明図。 (a)は、虚像現出装飾体の構成の要部を示す断面図。(b)は、虚像現出装飾体に形成される虚像を示す模式平面図。 (a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す平面図。(b)は、レンズアレイの拡大平面図。(c)は、虚像現出装飾体の画素集合体の構成を示す平面図。(d)は、画素集合体のひとつの拡大平面図。(e)は、虚像現出装飾体のレンズアレイと画素集合体との構成を示す平面図。(f)は、レンズアレイと(d)に示した画素集合体との拡大平面図。 (a)は、A画素集合体の構成を示す平面図。(b)は、A画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。 (a)は、B画素集合体の構成を示す平面図。(b)は、B画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。(c)は、C画素集合体の構成を示す平面図。(d)は、C画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。(e)は、D画素集合体の構成を示す平面図。(f)は、D画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。 (a)は、虚像現出装飾体に形成される虚像を示す模式平面図。(b)は、虚像現出装飾体のレンズアレイと画素集合体との構成を示す平面図。 (a)は、レンズアレイ161aにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図。(b)は、レンズアレイ161bにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図。(c)は、レンズアレイ161bを備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。 (a)は、レンズアレイ161cにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図。(b)は、レンズアレイ161cを備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。(c)は、レンズアレイ161dにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図。(d)は、レンズアレイ161dを備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図。
以下、本発明に係る虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する図面では、図示の便宜上、部材又は部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
<液滴吐出装置>
最初に、液滴吐出装置1について、図1を参照して説明する。図1は、液滴吐出装置の概略構成を示す外観斜視図である。図1(a)は、液滴吐出装置全体の概略構成を示す外観斜視図であり、図1(b)は、液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図である。
図1に示すように、液滴吐出装置1は、ヘッド機構部2と、ワーク機構部3と、機能液供給部4と、メンテナンス装置部5と、吐出装置制御部7と、を備えている。ヘッド機構部2は、機能液を液滴として吐出する液滴吐出ヘッド20を備えている。ヘッド機構部2は、また、図示省略した紫外線照射部を有している。ワーク機構部3は、液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴の吐出対象(描画対象物)であるワークWを載置するワーク載置台33を備えている。機能液供給部4は、液滴吐出ヘッド20へ機能液を供給する。メンテナンス装置部5は、液滴吐出ヘッド20の保守を行う。吐出装置制御部7は、これら各機構部などを総括的に制御する。さらに、液滴吐出装置1は、床上に設置された複数の支持脚8と、支持脚8の上側に設置された定盤9とを備えている。
定盤9の上面には、ワーク機構部3が配設されている。ワーク機構部3は、定盤9の長手方向(X軸方向)に延在している。ワーク機構部3の上方には、定盤9に固定された2本の支持柱で支持されているヘッド機構部2が配設されている。ヘッド機構部2は、ワーク機構部3と略直交する方向(Y軸方向)に延在している。定盤9の傍らには、ヘッド機構部2の液滴吐出ヘッド20に連通する供給管を有する機能液供給部4の機能液タンクなどが配置されている。ヘッド機構部2の一方の支持柱の近傍には、メンテナンス装置部5がワーク機構部3と並んでX軸方向に延在して配設されている。さらに、定盤9の下側に、吐出装置制御部7が収容されている。
ヘッド機構部2は、液滴吐出ヘッド20を有するヘッドユニット21と、ヘッドユニット21を支持するヘッドキャリッジ22とを備えている。ヘッドキャリッジ22をY軸方向に移動させることで、液滴吐出ヘッド20をY軸方向に自在に移動させる。また、移動した位置に保持する。ワーク機構部3は、ワーク載置台33をX軸方向に移動させることで、ワーク載置台33に載置されたワークWをX軸方向に自在に移動させる。また、移動した位置に保持する。
液滴吐出ヘッド20を、Y軸方向の吐出位置まで移動させて停止させ、下方にあるワークWのX軸方向の移動に同調させて、機能液を液滴として吐出させる。液滴吐出ヘッド20からの機能液の吐出をともなう、液滴吐出ヘッド20とワークWとの相対移動方向(走査方向)であるX軸方向を、吐出走査方向と表記する。
X軸方向に移動させるワークWと、Y軸方向に移動させる液滴吐出ヘッド20とを相対的に制御することにより、ワークW上の任意の位置に液滴を着弾させることで、所望する描画などを行うことが可能である。
図1(b)に示すように、液滴吐出ヘッド20は、ノズル基板25を備えている。ノズル基板25には、多数の吐出ノズル24が略一直線状に並んだノズル列24Aが2列形成されている。吐出ノズル24から機能液を液滴として吐出し、対向する位置にあるワークWなどに着弾させることで、当該位置に機能液を配置する。ノズル列24Aは、液滴吐出ヘッド20が液滴吐出装置1に装着された状態で、図1(a)に示したY軸方向に延在している。ノズル列24Aにおいて吐出ノズル24は等間隔のノズルピッチで並んでおり、2列のノズル列24A間で、吐出ノズル24の位置がY軸方向に半ノズルピッチずれている。したがって、液滴吐出ヘッド20としては、Y軸方向に半ノズルピッチ間隔で機能液の液滴を配置することができる。
Y軸方向の描画範囲を広げるためには、液滴吐出ヘッド20をY軸方向に連ねてもよいし、液滴吐出ヘッド20をY軸方向に移動させて、液滴吐出ヘッド20のY軸方向における位置ごとに、ワークWのX軸方向の移動と液滴吐出ヘッド20からの吐出を実施してもよい。
Y軸方向の液滴の配置ピッチを小さくするためには、複数の液滴吐出ヘッド20を、Y軸方向における吐出ノズル24の位置を互いにずらしてX軸方向に並べてもよいし、3列以上のノズル列を備える液滴吐出ヘッドを用いてもよい。もちろん、製造可能な範囲であれば、ノズルピッチが小さい液滴吐出ヘッドを用いることもできる。
<着弾位置>
次に、液滴吐出ヘッド20の吐出ノズル24と、それぞれの吐出ノズル24から吐出された液滴の着弾位置と、の関係について、図2を参照して説明する。図2は、吐出ノズルと、それぞれの吐出ノズルから吐出された液滴の着弾位置と、の関係を示す説明図である。図2(a)は、吐出ノズルの配置位置を示す説明図であり、図2(b)は、液滴をノズル列の延在方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図であり、図2(c)は、液滴を吐出走査方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図であり、図2(d)は、液滴を面状に着弾させた状態を示す説明図である。図2に示したX軸方向及びY軸方向は、ヘッドユニット21が液滴吐出装置1に取り付けられた状態において、図1に示したX軸方向又はY軸方向と一致している。X軸方向が吐出走査方向であって、図2に示した矢印aの方向に吐出ノズル24(液滴吐出ヘッド20)を相対移動させながら、任意の位置において機能液の液滴を吐出することによって、X軸方向の任意の位置に液滴を着弾させることができる。
図2(a)に示すように、ノズル列24Aを構成する吐出ノズル24は、Y軸方向にノズルピッチPの中心間距離で配列されている。上述したように、2列のノズル列24Aをそれぞれ構成する吐出ノズル24同士は、Y軸方向において、相互に、ノズルピッチPの1/2ずつ位置がずれている。
図2(b)に示すように、着弾位置を示す着弾点91と、着弾した液滴の濡れ広がり状態を示す着弾円91Aとで、着弾した1滴の液滴の状態を示している。2列のノズル列24Aの全部の吐出ノズル24から、図2(b)に二点鎖線で示した仮想線L上に着弾させるタイミングで、それぞれ液滴を吐出させることによって、ノズルピッチPの1/2の中心間間隔で着弾円91Aが直線状に連なるパターンが形成される。
図2(c)に示すように、一つの吐出ノズル24から連続して液滴を吐出させることによって、X軸方向に着弾円91Aが直線状に連なるパターンが形成される。X軸方向における着弾点91間の中心間距離の最小値を、最小着弾距離dと表記する。最小着弾距離dは、X軸方向における相対移動速度と、吐出ノズル24の最小吐出間隔(時間)との積である。
図2(d)に示すように、二点鎖線で示した仮想線L1,L2,L3上に着弾させるタイミングで、それぞれ液滴を吐出させることによって、ノズルピッチPの1/2の中心間間隔で着弾円91Aが連なる直線が、X軸方向に並列した着弾面が形成される。図2(d)に示した仮想線L1,L2,L3間の距離が最小着弾距離dの場合のそれぞれの着弾点91が、液滴吐出装置1によって機能液の液滴を配置可能な位置である。
画像の描画に際しては、画像の情報に従って、図2(d)に示したそれぞれの着弾点91の位置について、液滴を配置する位置を定める。例えば、当該配置位置、及び配置位置に液滴を吐出する吐出ノズル24を指定した画素配置図を形成し、当該画素配置図に従って機能液を着弾させることによって、画像の情報によって規定される画像を描画する。なお、図2(d)に示した例では、着弾円91Aの間に隙間が存在するが、ノズルピッチPや最小着弾距離dに対して、吐出する液滴の1滴あたりの吐出重量を適切に定めることによって、隙間なく機能液を配置することも可能であり、機能液を硬化させて盛上った塊を形成することもが可能である。もちろん、他の液滴と重ねることなく、1滴の液滴を独立させて配置することも可能である。
<虚像現出装飾体>
次に、画素ユニットを有する画素集合体、及びマイクロレンズを有するレンズアレイを備える虚像現出装飾体の構成について、図3及び図4を参照して説明する。図3は、虚像現出装飾体の構成を示す模式図である。図3(a)は、虚像現出装飾体の構成の要部を示す断面図であり、図3(b)は、虚像現出装飾体に形成される虚像を示す模式平面図である。図4は、虚像現出装飾体を構成する要素の構成を示す模式図である。図4(a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す平面図であり、図4(b)は、レンズアレイの拡大平面図であり、図4(c)は、虚像現出装飾体の画素集合体の構成を示す平面図であり、図4(d)は、画素集合体のひとつの拡大平面図であり、図4(e)は、虚像現出装飾体のレンズアレイと画素集合体との構成を示す平面図であり、図4(f)は、レンズアレイと(d)に示した画素集合体との拡大平面図である。
図3(a)に示すように、虚像現出装飾体51は、基材53と、レンズアレイ61と、画素集合体71とを備えている。基材53は、透明な素材で形成されたフィルム状の部材である。基材53の素材としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリビニルアルコール(PVA)などが挙げられる。
基材53の一面には、撥液層55が形成されている。撥液層55の上には、レンズアレイ61を構成するマイクロレンズ62が形成されている。マイクロレンズ62は、上述した液滴吐出装置1を用いて、マイクロレンズ62の材料を含む機能液を、所定の平面視形状を形成し、所定の量が配置されるように、所定の位置に配置することによって形成することができる。
基材53の撥液層55が形成されている面の反対側の面には、画素集合体71を構成する画素ユニット72が形成されている。画素ユニット72は、上述した液滴吐出装置1を用いて機能液の液滴を所定の位置に配置し、所定の形状を描画することによって形成することができる。
図3(a)に示した矢印sの方向から見ると、図3(b)に示すように、画素虚像73を視認することができる。図3(b)には、画素虚像73として、文字A、文字B、文字C、及び文字Dが例示してある。文字A、文字B、文字C、又は文字Dの形状を有する画素虚像73を、画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dと表記する。1個の画素虚像73が形成される領域を虚像領域730と表記する。画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dが形成される虚像領域730を、虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、又は虚像領域730dと表記する。
レンズアレイ61は、マイクロレンズ62が格子状に等ピッチ間隔で並べられて形成されている。1個の虚像領域730に形成されているマイクロレンズ62の集合をレンズアレイ61と表記し、虚像現出装飾体51全体に形成されているマイクロレンズ62の集合をレンズアレイ610と表記する。図4(a)に二点鎖線で示した領域に、レンズアレイ610が形成されている。図4(b)に示すように、レンズアレイ61は、マイクロレンズ62がピッチP1で、縦横に配設されている。レンズアレイ61には、例えば、45行×45列で、2025個のマイクロレンズ62が形成されている。ピッチP1は、例えば180μmである。
図4(c)に示した二点鎖線で囲まれた領域が、1個所の虚像領域730を示している。1個所の虚像領域730には、1個の画素集合体71が形成されている。虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、又は虚像領域730dに形成されている画素集合体71を、A画素集合体71a、B画素集合体71b、C画素集合体71c、又はD画素集合体71dと表記する。図4(d)に示すように、A画素集合体71aは、画素ユニット72がピッチP2で、縦横に配設されている。ピッチP2と、ピッチP1とは、ピッチP1×(レンズアレイ61におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP2×(画素集合体71における画素ユニット72の行数又は列数)の関係を満たす値に設定されている。図4(d)に示した画素集合体71は、A画素集合体71aであり、画素虚像73Aと略相似形状を有する画素ユニット72aがピッチP2で配設されている。図4(c)に示したB画素集合体71b、C画素集合体71c、及びD画素集合体71dには、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dと略相似形状を有する画素ユニット72b、画素ユニット72c、又は画素ユニット72dが配設されている。画素虚像73B、画素虚像73C、及び画素虚像73Dにおける画素ユニット72b、画素ユニット72c、又は画素ユニット72dの配列の詳細は、後述する。
A画素集合体71aには、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72aが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmである。
図4(e)に示すように、虚像現出装飾体51では、レンズアレイ61と画素集合体71とが、基材53の面に平行な方向において重なる状態で形成されている。画素虚像73を現出させるレンズアレイ61と画素集合体71との組を、虚像ユニット76と表記する。画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dを現出させる虚像ユニット76を、虚像ユニット76a、虚像ユニット76b、虚像ユニット76c、又は虚像ユニット76dと表記する。
図4(f)に示すように、虚像ユニット76(虚像ユニット76a)において、レンズアレイ61のマイクロレンズ162と、画素集合体71の画素ユニット172とが、中心が合致している。マイクロレンズ162は、レンズアレイ61の中央のマイクロレンズ62であり、画素ユニット172は、画素集合体71の中央の画素ユニット72である。マイクロレンズ162の隣のマイクロレンズ62と、画素ユニット172の隣の画素ユニット72とは、中心位置が、ピッチP1とピッチP2との差に相当する量(所定の差分)だけずれている。ピッチP1が180μmであり、ピッチP2が176μmである場合、4μmが所定の差分に相当する。ピッチP1、P2や所定の差分はこれらの値に限定されるものではなく、目的とする視覚的効果等に応じて適宜設定することができる。
虚像ユニット76の端においては、画素集合体71が有する画素ユニット72の行又は列における端の行又は列を構成する画素ユニット72の中心位置は、レンズアレイ61が有するマイクロレンズ62の行又は列における端の行又は列を構成するマイクロレンズ62の中心位置と端から2番目の行又は列を構成するマイクロレンズ62の中心位置との中点に位置する。
画素集合体71が、ユニット集合体に相当する。マイクロレンズ62が、集光素に相当する。レンズアレイ61が、集光素集合体に相当する。
このように構成された虚像現出装飾体51において、画素ユニット72と対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72の一部分の拡大虚像が形成される。ピッチP1とピッチP2は所定の差分のずれがあるので、虚像ユニット76において、画素ユニット72と対応するマイクロレンズ62ごとに、拡大虚像として形成する画素ユニット72の部分が異なっている。このため、虚像ユニット76において、マイクロレンズ62を備えるレンズアレイ61によって画素ユニット72が拡大された画素虚像73が、視認可能に形成される。
<画素集合体>
次に、虚像現出装飾体51が備える画素集合体71の構成について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、A画素集合体の構成を示す模式図である。図5(a)は、A画素集合体の構成を示す平面図であり、図5(b)は、A画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図である。図6は、画素集合体の構成を示す模式図である。図6(a)は、B画素集合体の構成を示す平面図であり、図6(b)は、B画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図であり、図6(c)は、C画素集合体の構成を示す平面図であり、図6(d)は、C画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図であり、図6(e)は、D画素集合体の構成を示す平面図であり、図6(f)は、D画素集合体を備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図である。
図5(a)に示すように、また、上述したように、A画素集合体71aは、画素ユニット72aがピッチP2で、縦横に配設されている。
図5(b)に示した図は、図4(f)に示した図と同様である。図4(f)を参照して説明したように、画素ユニット72aと対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72の一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット76aにおいて、マイクロレンズ62によって画素ユニット72aが拡大された画素虚像73Aが、視認可能に形成される。画素虚像73Aは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の集合体である。
図6(a)に示すように、虚像ユニット76bが備えるB画素集合体71bは、画素ユニット72bがピッチ(2×P2)で、縦横に配設されている。A画素集合体71aに45行×45列で、2025個の画素ユニット72aが形成されている場合、B画素集合体71bには、23行×23列で、529個の画素ユニット72bが形成されている。ピッチ(2×P2)は、例えば352μmである。
上述したように、虚像ユニット76bが備えるレンズアレイ61のマイクロレンズ62は、虚像ユニット76aが備えるレンズアレイ61と同じレンズアレイ610に含まれる。図6(b)に示したように、虚像ユニット76bが備えるレンズアレイ61のマイクロレンズ62は、配列ピッチP1で配設されている。上述したように、ピッチP1は、例えば180μmである。
虚像ユニット76aと同様に、虚像ユニット76bにおいて、画素ユニット72bと対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72bの一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット76bにおいて、レンズアレイ61によって画素ユニット72bが拡大された画素虚像73Bが、視認可能に形成される。画素虚像73Bは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の集合体である。
ただし、B画素集合体71bが備える画素ユニット72bは、ピッチ(2×P2)で、縦横に配設されている。すなわち、画素虚像73Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像73Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/4である。このため、画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像73Aにくらべて画素虚像73Bのほうが、例えば薄くみえる。
図6(c)に示すように、虚像ユニット76cが備えるC画素集合体71cは、画素ユニット72cが、X軸方向の配列ピッチがピッチ(2×P2)であり、Y軸方向の配列ピッチがピッチP2で配設されている。A画素集合体71aに45行×45列で、2025個の画素ユニット72aが形成されている場合、C画素集合体71cには、45行×23列で、1035個の画素ユニット72cが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmであり、ピッチ(2×P2)は、例えば352μmである。
上述したように、虚像ユニット76cが備えるレンズアレイ61のマイクロレンズ62は、虚像ユニット76aが備えるレンズアレイ61と同じレンズアレイ610に含まれる。図6(d)に示したように、虚像ユニット76cが備えるレンズアレイ61のマイクロレンズ62は、配列ピッチP1で配設されている。上述したように、ピッチP1は、例えば180μmである。
虚像ユニット76aと同様に、虚像ユニット76cにおいて、画素ユニット72cと対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72cの一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット76cにおいて、レンズアレイ61によって画素ユニット72cが拡大された画素虚像73Cが、視認可能に形成される。画素虚像73Cは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72cの一部分の拡大虚像の集合体である。
ただし、C画素集合体71cが備える画素ユニット72cは、X軸方向にピッチ(2×P2)で、Y軸方向にピッチP2で配設されている。このため、画素虚像73Cを構成する画素ユニット72cの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像73Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/2であり、画素虚像73Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数にくらべて約2倍である。このため、画素ユニット72cと画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像73Cは、色の濃さが、画素虚像73Aと画素虚像73Bの中間である。
図6(e)に示すように、虚像ユニット76dが備えるD画素集合体71dは、画素ユニット72dが、X軸方向の配列ピッチがピッチP2であり、Y軸方向の配列ピッチがピッチ(2×P2)で配設されている。A画素集合体71aに45行×45列で、2025個の画素ユニット72aが形成されている場合、D画素集合体71dには、23行×45列で、1035個の画素ユニット72dが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmであり、ピッチ(2×P2)は、例えば352μmである。
上述したように、虚像ユニット76dが備えるレンズアレイ61のマイクロレンズ62は、虚像ユニット76aが備えるレンズアレイ61と同じレンズアレイ610に含まれる。図6(f)に示したように、虚像ユニット76dが備えるレンズアレイ61のマイクロレンズ62は、配列ピッチP1で配設されている。上述したように、ピッチP1は、例えば180μmである。
虚像ユニット76aなどと同様に、虚像ユニット76dにおいて、画素ユニット72dと対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72dの一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット76dにおいて、レンズアレイ61によって画素ユニット72dが拡大された画素虚像73Dが、視認可能に形成される。画素虚像73Dは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72dの一部分の拡大虚像の集合体である。
ただし、D画素集合体71dが備える画素ユニット72dは、X軸方向にピッチP2で、Y軸方向にピッチ(2×P2)で配設されている。このため、画素虚像73Dを構成する画素ユニット72dの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像73Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/2であり、画素虚像73Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数にくらべて約2倍である。このため、画素ユニット72cと画素ユニット72aと画素ユニット72dとが同じ色である場合、画素虚像73Dは、色の濃さが、画素虚像73Aと画素虚像73Bの中間である。
<虚像現出装飾体の他の例>
次に、虚像現出装飾体51とは一部の構成が異なる虚像現出装飾体151について、図7、図8、及び図9を参照して説明する。最初に、虚像現出装飾体151の全体構成について、図7を参照して説明する。図7は、虚像現出装飾体の構成を示す模式図である。図7(a)は、虚像現出装飾体に形成される虚像を示す模式平面図であり、図7(b)は、虚像現出装飾体のレンズアレイと画素集合体との構成を示す平面図である。
虚像現出装飾体151は、虚像現出装飾体51と同様に、基材153と、マイクロレンズ62を備えるレンズアレイ161と、画素ユニット72を備える画素集合体171とを備えている。基材153は、上述した基材53と同様の部材であり、透明な素材で形成されたフィルム状の部材である。基材153の一面には、撥液層55が形成されている。撥液層55の上には、レンズアレイ161を構成するマイクロレンズ62が形成されている。基材53の撥液層55が形成されている面の反対側の面には、画素集合体171を構成する画素ユニット72が形成されている。
虚像現出装飾体151に対して、図3(a)に示した矢印sと同様の方向から見ると、図7(a)に示すように、画素虚像173を視認することができる。図7(a)には、画素虚像173として、文字A、文字B、文字C、及び文字Dが例示してある。文字A、文字B、文字C、又は文字Dの形状を有する画素虚像173を、画素虚像173A、画素虚像173B、画素虚像173C、又は画素虚像173Dと表記する。1個の画素虚像173が形成される領域を虚像領域740と表記する。画素虚像173A、画素虚像173B、画素虚像173C、又は画素虚像173Dが形成される虚像領域740を、虚像領域740a、虚像領域740b、虚像領域740c、又は虚像領域740dと表記する。
レンズアレイ161は、マイクロレンズ62が格子状に等ピッチ間隔で並べられて形成されている。1個の虚像領域740に形成されているマイクロレンズ62の集合をレンズアレイ161と表記する。図7(b)に二点鎖線で示した領域に、レンズアレイ161が形成されている。虚像領域740a、虚像領域740b、虚像領域740c、又は虚像領域740dに形成されているレンズアレイ161を、レンズアレイ161a、レンズアレイ161b、レンズアレイ161c、又はレンズアレイ161dと表記する。
レンズアレイ161aは、上述したレンズアレイ61と同様に、マイクロレンズ62がピッチP1で、縦横に配列されている。レンズアレイ161aには、例えば、45行×45列で、2025個のマイクロレンズ62が形成されている。ピッチP1は、例えば180μmである。レンズアレイ161b、レンズアレイ161c、及びレンズアレイ161dは、マイクロレンズ62の配列間隔が、レンズアレイ161aとは異なっている。レンズアレイ161b、レンズアレイ161c、及びレンズアレイ161dの詳細は、後述する。
図7(b)に一点鎖線で示した領域に、1個の画素集合体171が形成されている。虚像領域740a、虚像領域740b、虚像領域740c、又は虚像領域740dに形成されている画素集合体171を、画素集合体171a、画素集合体171b、画素集合体171c、又は画素集合体171dと表記する。画素集合体171aは、上述したA画素集合体71aと同様の構成を有している。画素集合体171aは、A画素集合体71aと同様に、画素ユニット72aがピッチP2で、縦横に配列されている。
上述した虚像現出装飾体51におけるピッチP2及びピッチP1と同様に、ピッチP2と、ピッチP1とは、ピッチP1×(レンズアレイ161におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP2×(画素集合体171における画素ユニット72の行数又は列数)の関係を満たす値に設定されている。
画素集合体171aには、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72aが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmである。
図7(b)に一点鎖線で示した画素集合体171b、画素集合体171c、及び画素集合体171dには、画素虚像173B、画素虚像173C、又は画素虚像173Dと略相似形状を有する画素ユニット72b、画素ユニット72c、又は画素ユニット72dが配列されている。画素集合体171b、画素集合体171c、及び画素集合体171dにおいて、画素ユニット72b、画素ユニット72c、又は画素ユニット72dは、画素集合体171aにおける画素ユニット72aの配列と同様に配列されている。
画素集合体171b、画素集合体171c、及び画素集合体171dには、画素集合体171aと同様に、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72b、画素ユニット72c、又は画素ユニット72dが形成されている。
レンズアレイ161と画素集合体171の組を虚像ユニット176と表記する。レンズアレイ161aと画素集合体171aの組を虚像ユニット176aと表記し、レンズアレイ161bと画素集合体171bの組を虚像ユニット176bと表記し、レンズアレイ161cと画素集合体171cの組を虚像ユニット176cと表記し、レンズアレイ161dと画素集合体171dの組を虚像ユニット176dと表記する。
画素集合体171が、ユニット集合体に相当する。マイクロレンズ62が、集光素に相当する。レンズアレイ161が、集光素集合体に相当する。
<レンズアレイ>
次に、虚像現出装飾体151が備えるレンズアレイ161の構成について、図8及び図9を参照して説明する。図8及び図9は、虚像現出装飾体が備えるレンズアレイにおけるマイクロレンズの配列、及びマイクロレンズと画素ユニットとの位置関係を示す説明図である。図8(a)は、レンズアレイ161aにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図であり、図8(b)は、レンズアレイ161bにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図であり、図8(c)は、レンズアレイ161bを備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図である。図9(a)は、レンズアレイ161cにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図であり、図9(b)は、レンズアレイ161cを備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図であり、図9(c)は、レンズアレイ161dにおけるマイクロレンズの配列を示す平面図であり、図9(d)は、レンズアレイ161dを備える虚像ユニットの構成を示す拡大平面図である。
最初に、レンズアレイ161aを備える虚像領域740aに現出させられる画素虚像173Aについて、説明する。図8(a)に示すように、虚像領域740aに配設されたレンズアレイ161aは、上述したレンズアレイ61と同様に、マイクロレンズ62がピッチP1で、縦横に配設されている。レンズアレイ161aには、例えば、45行×45列で、2025個のマイクロレンズ62が形成されている。ピッチP1は、例えば180μmである。虚像領域740aに配設された画素集合体171aには、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72aが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmである。
虚像領域740aに配設されたマイクロレンズ62と画素ユニット72aとの位置関係は、図4(f)を参照して説明した虚像領域730aに配設されたマイクロレンズ62と画素ユニット72aとの位置関係と同様である。この構成により、虚像領域740aには、虚像領域730aに現出させられる画素虚像73Aと同様の画素虚像173Aが現出させられる。
次に、レンズアレイ161bを備える虚像領域740bに現出させられる画素虚像173Bについて、説明する。図8(b)に示すように、虚像領域740bに配設されたレンズアレイ161bは、マイクロレンズ62がピッチ(2×P1)で、縦横に配列されている。レンズアレイ161aに45行×45列で、2025個のマイクロレンズ62が形成されている場合、レンズアレイ161bには、例えば、23行×23列で、529個のマイクロレンズ62が形成されている。ピッチP1は、例えば180μmであり、ピッチ(2×P1)は、360μmである。
上述したように、虚像領域740bに配設された画素集合体171bには、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72bが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmである。
虚像ユニット176aと同様に、虚像ユニット176bにおいて、画素ユニット72bと当該画素ユニット72bに対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72bの一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット176bにおいて、レンズアレイ161bによって画素ユニット72bが拡大された画素虚像173Bが、視認可能に形成される。画素虚像173Bは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の集合体である。
ただし、レンズアレイ161bには、マイクロレンズ62がピッチ(2×P1)で、縦横に配列されている。すなわち、画素虚像173Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像173Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/4である。このため、画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像173Aにくらべて画素虚像173Bのほうが、例えば薄くみえる。
なお、画素虚像173Bと上述した画素虚像73Bとは、虚像を構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数及び配置は略同等である。
画素虚像73Bにおいては、画素ユニット72bの一部分の拡大虚像を現出させているマイクロレンズ62の間に、背景(画素ユニット72bの周囲)の一部分の拡大虚像を現出させているマイクロレンズ62が存在する。画素虚像73Bは、拡大虚像を構成する画素ユニット72bの色の点の間に、画素ユニット72bの背景色の点が配置された構成を有している。
画素虚像173Bにおいては、画素ユニット72bの一部分の拡大虚像を現出させているマイクロレンズ62の間に、撥液層55の面が存在する。当該部分では、基材153の反対側に形成された画素ユニット72bが、撥液層55及び基材153を介して、原寸大で視認可能である。画素ユニット72bは微小であり、形状を視認することは、実質的に不可能である。マイクロレンズ62の間の部分は、背景色が画素ユニット72bの色の影響をうけた色を有しているように視認される。画素虚像173Bは、画素ユニット72bの色の影響をうけた背景色の中に拡大虚像を構成する画素ユニット72bの色の点が配置された構成を有している。
画素虚像173Bと画素虚像73Bとは、例えば「いわゆる風合いの違い」と表現されるような違いを有している。
次に、レンズアレイ161cを備える虚像領域740cに現出させられる画素虚像173Cについて、説明する。図9(a)に示すように、虚像領域740cに配設されたレンズアレイ161cは、マイクロレンズ62が、X軸方向の配列ピッチがピッチ(2×P1)であり、Y軸方向の配列ピッチがピッチP1で配設されている。レンズアレイ161aに45行×45列で、2025個のマイクロレンズ62が形成されている場合、レンズアレイ161cには、例えば、45行×23列で、1035個のマイクロレンズ62が形成されている。ピッチP1は、例えば180μmであり、ピッチ(2×P1)は、360μmである。
上述したように、虚像領域740cに配設された画素集合体171cには、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72cが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmである。
虚像ユニット176aと同様に、虚像ユニット176cにおいて、画素ユニット72cと当該画素ユニット72cに対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72cの一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット176cにおいて、レンズアレイ161cによって画素ユニット72cが拡大された画素虚像173Cが、視認可能に現出させられる。画素虚像173Cは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72cの一部分の拡大虚像の集合体である。
ただし、レンズアレイ161cには、マイクロレンズ62が、X軸方向の配列ピッチがピッチ(2×P1)であり、Y軸方向の配列ピッチがピッチP1で配設されている。すなわち、画素虚像173Cを構成する画素ユニット72cの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像173Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/2であり、画素虚像173Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数にくらべて約2倍である。このため、画素ユニット72cと画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像173Cは、色の濃さが、画素虚像173Aと画素虚像173Bの中間である。
次に、レンズアレイ161dを備える虚像領域740dに現出させられる画素虚像173Dについて、説明する。図9(c)に示すように、虚像領域740dに配設されたレンズアレイ161dは、マイクロレンズ62が、X軸方向の配列ピッチがピッチP1であり、Y軸方向の配列ピッチがピッチ(2×P1)で配設されている。レンズアレイ161aに45行×45列で、2025個のマイクロレンズ62が形成されている場合、レンズアレイ161dには、例えば、23行×45列で、1035個のマイクロレンズ62が形成されている。ピッチP1は、例えば180μmであり、ピッチ(2×P1)は、360μmである。
上述したように、虚像領域740dに配設された画素集合体171dには、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72dが形成されている。ピッチP2は、例えば176μmである。
虚像ユニット176aと同様に、虚像ユニット176dにおいて、画素ユニット72dと当該画素ユニット72dに対応するマイクロレンズ62とによって、画素ユニット72dの一部分の拡大虚像が形成される。虚像ユニット176dにおいて、レンズアレイ161dによって画素ユニット72dが拡大された画素虚像173Dが、視認可能に現出させられる。画素虚像173Dは、マイクロレンズ62によって形成される画素ユニット72dの一部分の拡大虚像の集合体である。
ただし、レンズアレイ161dには、マイクロレンズ62が、X軸方向の配列ピッチがピッチP1であり、Y軸方向の配列ピッチがピッチ(2×P1)で配列されている。すなわち、画素虚像173Dを構成する画素ユニット72dの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像173Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/2であり、画素虚像173Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数にくらべて約2倍である。このため、画素ユニット72dと画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像173Dは、色の濃さが、画素虚像173Aと画素虚像173Bの中間である。
以下、実施形態による効果を記載する。本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)B画素集合体71bが備える画素ユニット72bは、ピッチ(2×P2)で、縦横に配設されている。すなわち、画素虚像73Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像73Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/4である。これにより、画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像73Aにくらべて画素虚像73Bのほうが、例えば薄くみえるようにすることができる。
(2)C画素集合体71c及びD画素集合体71dが備える画素ユニット72c又は画素ユニット72dは、一方の方向にピッチ(2×P2)で、もう一方の方向にピッチP2で配設されている。このため、画素虚像73C及び画素虚像73Dを構成する画素ユニット72c又は画素ユニット72dの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像73Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/2であり、画素虚像73Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数にくらべて約2倍である。これにより、画素ユニット72c及び画素ユニット72dと、画素ユニット72aと、画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像73C及び画素虚像73Dは、色の濃さが、画素虚像73Aと画素虚像73Bの中間にみえるようにすることができる。
(3)レンズアレイ161bには、マイクロレンズ62がピッチ(2×P1)で、縦横に配設されている。すなわち、画素虚像173Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像173Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/4である。これにより、画素ユニット72aと画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像173Aにくらべて画素虚像173Bのほうが、例えば薄くみえるようにすることができる。
(4)レンズアレイ161c及びレンズアレイ161dには、マイクロレンズ62が、一方の方向にピッチ(2×P1)で、もう一方の方向にピッチP1で配設されている。このため、画素虚像173C及び画素虚像173Dを構成する画素ユニット72c又は画素ユニット72dの一部分の拡大虚像の数が、画素虚像173Aを構成する画素ユニット72aの一部分の拡大虚像の数にくらべて約1/2であり、画素虚像173Bを構成する画素ユニット72bの一部分の拡大虚像の数にくらべて約2倍である。これにより、画素ユニット72c及び画素ユニット72dと、画素ユニット72aと、画素ユニット72bとが同じ色である場合、画素虚像173C及び画素虚像173Dは、色の濃さが、画素虚像173Aと画素虚像173Bの中間にみえるようにすることができる。
(5)B画素集合体71bなどが備える画素ユニット72は、ピッチ(2×P2)で、配設されている。レンズアレイ161bには、マイクロレンズ62がピッチ(2×P1)で、配設されている。配列ピッチを2倍にすることで、所定の配置位置に配置される画素ユニット72又はマイクロレンズ62を間引いて、容易に画素ユニット72又はマイクロレンズ62の数を少なくすることができる。規則的に間引くため、画素ユニット72及びマイクロレンズ62の配設位置を新たに計算することを不要にすることができる。
(6)B画素集合体71bなどが備える画素ユニット72は、ピッチ(2×P2)で、配設されている。レンズアレイ161bには、マイクロレンズ62がピッチ(2×P1)で、配設されている。配列ピッチを2倍にすることで、B画素集合体71bなどやレンズアレイ161bなどの全面にわたって均等に、画素ユニット72及びマイクロレンズ62を配設することができる。これにより、画素ユニット72及びマイクロレンズ62を減少させて虚像の濃さなどを調整した虚像現出装飾体においても、画素ユニット72と略相似形状の虚像を現出させることができる。
(7)基材53の一面には、撥液層55が形成されており、マイクロレンズ62が、撥液層55の上に形成されている。これにより、マイクロレンズ62の材料を含む機能液を配置してマイクロレンズ62を形成する際に、基材53上に配置された機能液が濡れ広がることを抑制して、盛上ったレンズ形状を形成し易くすることができる。
以上、添付図面を参照しながら好適な実施形態について説明したが、好適な実施形態は、前記実施形態に限らない。実施形態は、要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であり、以下の変形例のように実施することもできる。
(変形例1)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51は、画素ユニット72が所定の配列ピッチの倍の配列ピッチで配設されている画素ユニット72を備えており、虚像現出装飾体151は、マイクロレンズ62が所定の配列ピッチの倍の配列ピッチで配設されているレンズアレイ161を備えていた。しかし、1個の虚像現出装飾体において、所定の配列ピッチの整数倍ピッチで配設されるのが画素ユニット又は集光素の一方のみであることは必須ではない。2次元配列の行方向では、画素ユニット又は集光素の一方を所定の配列ピッチの整数倍ピッチで配設し、列方向では他方を整数倍ピッチで配設する構成であってもよい。
(変形例2)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51は、画素ユニット72が所定の配列ピッチの倍の配列ピッチで配設されている画素ユニット72を備えており、虚像現出装飾体151は、マイクロレンズ62が所定の配列ピッチの倍の配列ピッチで配設されているレンズアレイ161を備えていた。しかし、配列ピッチが所定の配列ピッチの倍であることは必須ではない。画素ユニット及び集光素の両方、又はいずれか一方が、所定の配列ピッチの3倍以上の配列ピッチで配設されている構成であってもよい。もちろん、倍数が過大であることは好ましくない。倍数は、形成される虚像の形状が視認できるように素ユニット又は集光素が残るような倍数であることが好ましい。例えば、画素ユニット又は集光素の一方向における配列数が、倍数が1である場合の1/10以上であるように、倍数は10以下であることが好ましい。
(変形例3)前記実施形態においては、1個の画素集合体71、画素集合体171、レンズアレイ61、及びレンズアレイ161の中で、画素ユニット72、及びマイクロレンズ62の配列ピッチは、同じ配列方向において均一であった。しかし、1個のユニット集合体及び集光素集合体における画素ユニット又は集光素の配列ピッチが同じ配列方向において均一であることは必須ではない。画素ユニット及び集光素は、同じ配列方向において複数の配列ピッチで配列されていてもよい。たとえば、配列ピッチを徐々に大きくしたり、小さくしたりしてもよい。配列ピッチを徐々に大きくしたり、小さくしたりすることで、いわゆるグラデーションをつけることができる。
(変形例4)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51及び虚像現出装飾体151は、複数の虚像領域730(虚像ユニット76)又は虚像領域740(虚像ユニット176)を備えており、それぞれの虚像領域730又は虚像領域740は、互いに異なる画素集合体71又はレンズアレイ161を備えていた。しかし、虚像現出装飾体が備える複数のユニット集合体及び集光素集合体が互いに異なる構成であることは必須ではない。虚像現出装飾体は、同じ構成のユニット集合体又は集光素集合体を複数備える構成であってもよい。
(変形例5)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51及び虚像現出装飾体151は、複数の虚像領域730(虚像ユニット76)又は虚像領域740(虚像ユニット176)を備えており、それぞれの虚像領域730の画素集合体71又は虚像領域740の画素集合体171は、互いに異なる画素ユニット72を備えていた。しかし、虚像現出装飾体が備える複数のユニット集合体が備える画素ユニットが互いに異なる画素ユニットであることは必須ではない。虚像現出装飾体は、備えている複数のユニット集合体が共通の画素ユニットを備える構成であってもよい。虚像現出装飾体が備える複数の虚像ユニットを構成するユニット集合体が、一体のユニット集合体であってもよい。
(変形例6)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51及び虚像現出装飾体151のレンズアレイ61又はレンズアレイ161におけるマイクロレンズ62の配列ピッチP1と、画素集合体71又は画素集合体171における画素ユニット72の配列ピッチP2との関係は、ピッチP1>ピッチP2であった。また、ピッチP1×(レンズアレイ61におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP2×(画素集合体71における画素ユニット72の行数又は列数)を満たす関係であった。または、ピッチP1×(レンズアレイ161におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP2×(画素集合体171における画素ユニット72の行数又は列数)を満たす関係であった。しかし、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配列ピッチP1と、画素集合体における画素ユニットの配列ピッチP2との関係は、ピッチP1<ピッチP2であってもよい。ピッチP1<ピッチP2の場合、ピッチP1×(レンズアレイにおけるマイクロレンズの行数又は列数+1)=ピッチP2×(画素集合体における画素ユニットの行数又は列数)となるように、ピッチP1、ピッチP2、レンズアレイにおけるマイクロレンズの行数及び列数、及び画素集合体における画素ユニットの行数及び列数を設定する。
ピッチP1>ピッチP2の場合、形成される虚像は、画素集合体の位置より沈んで(奥側に)見える。ピッチP1<ピッチP2の場合、形成される虚像は、画素集合体の位置より浮かんで(手前側に)見える。
(変形例7)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51及び虚像現出装飾体151が備える虚像ユニット76又は虚像ユニット176は4個であった。しかし、虚像現出装飾体が備える虚像ユニットは、何個であってもよい。虚像現出装飾体において現出させられる虚像の数は、何個であってもよい。
(変形例8)前記実施形態においては、画素ユニット72の形状はアルファベットの文字であった。しかし、画素ユニットの形状は文字に限らない。画素ユニットの形状は他の形状であってもよい。また、画素ユニットが単独の像であることも必須ではない。画素ユニットは、複数の像からなるものであってもよい。
(変形例9)前記実施形態においては、インクジェット方式の液滴吐出装置1を用いて、虚像現出装飾体51などが備える画素集合体71などを構成する画素ユニット72を描画することによって、画素集合体71などを形成していた。しかし、液滴吐出装置を用いて、画素ユニットを形成するための材料を配置することは必須ではない。画素ユニットは、他の印刷方法などを用いて形成してもよい。
(変形例10)前記実施形態においては、インクジェット方式の液滴吐出装置1を用いて、虚像現出装飾体51などが備えるレンズアレイ61などを構成するマイクロレンズ62を形成することによって、レンズアレイ61を形成していた。しかし、液滴吐出装置を用いて、マイクロレンズ62(集光素)の材料を配置することは必須ではない。マイクロレンズ62(集光素)は、他の印刷方法などを用いて形成してもよい。
(変形例11)前記実施形態においては、画素ユニットおよび集光素は平面上の直交する2つの方向に配列する2次元配列であったが、これに限定されず、配列方向が直交していない配列や、曲面に沿って配列されるもの、1方向にのみ配列されるものや、これらの複合体であってもよい。
1…液滴吐出装置、20…液滴吐出ヘッド、24…吐出ノズル、51…虚像現出装飾体、53…基材、55…撥液層、61…レンズアレイ、62…マイクロレンズ、71…画素集合体、71a…A画素集合体、71b…B画素集合体、71c…C画素集合体、71d…D画素集合体、72…画素ユニット、72a,72b,72c,72d…画素ユニット、73…画素虚像、73A,73B,73C,73D…画素虚像、76…虚像ユニット、76a,76b,76c,76d…虚像ユニット、151…虚像現出装飾体、153…基材、161…レンズアレイ、161a,161b,161c,161d…レンズアレイ、162…マイクロレンズ、171…画素集合体、171a,171b,171c,171d…画素集合体、172…画素ユニット、173…画素虚像、173A,173B,173C,173D…画素虚像、176…虚像ユニット、176a,176b,176c,176d…虚像ユニット、610…レンズアレイ、730…虚像領域、730a,730b,730c,730d…虚像領域、740…虚像領域、740a,740b,740c,740d…虚像領域。

Claims (8)

  1. 画素ユニットが配列されたユニット集合体と、
    複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配列された集光素集合体と、を備え、
    前記画素ユニット又は前記集光素の一方の配列ピッチは、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含む、
    ことを特徴とする虚像現出装飾体。
  2. 前記画素ユニットおよび前記集光素は2次元配列されていて、前記2次元配列の配列方向ごとに、前記整数倍の倍数が異なることを特徴とする、請求項1に記載の虚像現出装飾体。
  3. 前記画素ユニットの配列ピッチが、前記集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の虚像現出装飾体。
  4. 前記集光素の配列ピッチが、前記画素ユニットの配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の虚像現出装飾体。
  5. 前記2次元配列の一方の配列方向において、前記画素ユニットの配列ピッチが、前記集光素の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含み、
    前記2次元配列のもう一方の配列方向において、前記集光素の配列ピッチが、前記画素ユニットの配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の値を有する配列ピッチを含む、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の虚像現出装飾体。
  6. 前記ユニット集合体と前記集光素集合体との組である虚像ユニットを複数備え、
    前記虚像ユニットごとに、前記整数倍の倍数が異なる、
    ことを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の虚像現出装飾体。
  7. 前記整数倍の値が場所によって異なることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一項に記載の虚像現出装飾体。
  8. 画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配列された集光素集合体と、を備える虚像現出装飾体の製造方法であって、
    前記画素ユニット又は前記集光素の一方の少なくとも一部を、他方の配列ピッチの値に所定の差分を加えた値の2以上の整数倍の配列ピッチで配設し、
    前記画素ユニット及び前記集光素の両方、又はいずれか一方を、液滴を吐出する液滴吐出装置を用いて形成することを特徴とする虚像現出装飾体の製造方法。
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