JP2014030903A - 虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法 - Google Patents

虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】同一の画素(画素ユニット)を用いて異なる形状の虚像を現出させる虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法を提供する。
【解決手段】虚像現出装飾体は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が画素ユニットと関連付けられた位置に配設された集光素集合体と、を備え、集光素集合体は、平面視形状が長円である集光素を含む。また、虚像現出装飾体の製造方法は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が画素ユニットと関連付けられた位置に配設された集光素集合体と、を備える虚像現出装飾体の製造方法であって、集光素集合体は、平面視形状が長円形状である集光素を含み、画素ユニット及び集光素の両方、又はいずれか一方を、液滴を吐出する液滴吐出装置を用いて形成する。
【選択図】図9

Description

本発明は、規則的に配設された画素ユニットと、画素ユニットを覆う位置に規則的に配設された集光素とを備え、画素ユニットが拡大された虚像を現出させる虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法に関する。
従来から、規則的に配設された画素ユニットを備えるユニット集合体と、画素ユニットを覆う位置に規則的に配設されたレンズ状の集光素を備える集光素集合体とを備え、画素ユニットが拡大された虚像を現出させる虚像現出装飾体が知られている。
特許文献1には、格子状に配列されたレンズ状の集光素からなる平凸レンズ状集光層(集光素集合体)と、集光素の格子の枡目の大きさに対して20〜80%の大きさに形成された画素(画素ユニット)からなる画像(ユニット集合体)を形成することで、いかなる文字列も虚像として上方又は下方に現出させることができるとする虚像現出装飾体が開示されている。
特開2005−7593号公報
しかしながら、現出させることができる虚像は、画素(画素ユニット)の拡大像であり、形状や色調などは、画素(画素ユニット)によって画一的に定まるものであった。このため、異なる形状の虚像を現出させるためには、現出させる虚像ごとに、専用の画素(画素ユニット)を形成しなければならないという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる虚像現出装飾体は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配設された集光素集合体と、を備え、前記集光素集合体は、平面視形状が長円である前記集光素を含むことを特徴とする。
本適用例にかかる虚像現出装飾体によれば、虚像現出装飾体を構成する集光素集合体は、平面視形状が長円である集光素を含む。虚像現出装飾体は、画素ユニットに対して関係付けられた位置に配設された集光素によって、画素ユニットの拡大虚像を現出させるものである。集光素集合体が備えるそれぞれの集光素は、ユニット集合体を構成する画素ユニットの拡大虚像を現出させる。しかし、虚像の倍率が非常に大きいため、1個の集光素によって視認できるのは、画素ユニットの拡大虚像の一部分である。集光素集合体の全体においては、集光素集合体が備えるそれぞれの集光素が現出させる拡大虚像の一部分が、全体として1個の拡大虚像のように視認される。
平面視形状が長円である集光素は、平面視の方向が異なる断面ごとに、曲面側の曲率半径が異なっており、焦点距離が一律ではない。すなわち、方向によって拡大率が異なっている。平面視形状が長円である集光素による虚像は、例えば、画素ユニットが一方向に引き伸ばされたような形状となる。したがって、当該虚像は、画素ユニットの形状が変形させられた形状となる。集光素の平面視形状が長円であることによって、画素ユニットの形状が変形した形状を有する虚像を現出させることができる。集光素の平面視形状を異ならせることによって、同一の形状を有する画素ユニットを用いて、異なる形状の虚像を現出させることができる。
[適用例2]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記長円の長手方向の向きが第1の方向である第1の集光素と、前記長円の長手方向の向きが前記第1の方向とは異なる第2の方向である第2の集光素と、を含むことが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、長円の長手方向の向きが互いに異なる第1の集光素と第2の集光素とを備えている。備える集光素が全て第1の集光素である虚像現出装飾体が現出させる虚像を第1の虚像と表記し、備える集光素が全て第2の集光素である虚像現出装飾体が現出させる虚像を第2の虚像と表記する。
本適用例の虚像現出装飾体においては、第1の集光素を介して視認される部分は、第1の虚像の形状であり、第2の集光素を介して視認される部分は、第2の虚像の形状である。虚像現出装飾体において視認される虚像は、一部分が第1の虚像の形状であり、他の一部分が第2の虚像の形状であるような虚像である。集光素の向きの組合せによって、同一の形状を有する画素ユニットを用いて、異なる形状の虚像が組み合わされた多彩な形状の虚像を現出させることができる。
[適用例3]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、平面視形状が第1の長円である第3の集光素と、平面視形状が前記第1の長円とは異なる第4の集光素と、を含むことが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、形状が互いに異なる第3の集光素と第4の集光素とを備えている。備える集光素が全て第3の集光素である虚像現出装飾体が現出させる虚像を第3の虚像と表記し、備える集光素が全て第4の集光素である虚像現出装飾体が現出させる虚像を第4の虚像と表記する。第3の集光素と第4の集光素とは平面視形状が異なっているため、第3の虚像と第4の虚像とでは形状が異なっている。
本適用例の虚像現出装飾体においては、第3の集光素を介して視認される部分は、第3の虚像の形状であり、第4の集光素を介して視認される部分は、第4の虚像の形状である。虚像現出装飾体において視認される虚像は、一部分が第3の虚像の形状であり、他の一部分が第4の虚像の形状であるような虚像である。集光素の形状の組合せによって、同一の形状を有する画素ユニットを用いて、異なる形状の虚像が組み合わされた多彩な形状の虚像を現出させることができる。
[適用例4]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記第1の集光素及び前記第2の集光素を備える第1の集光素集合体を備えることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、1個の第1の集光素集合体が第1の集光素及び第2の集光素を備えている。第1の集光素集合体において、第1の集光素を介して視認される部分は、第1の虚像の形状であり、第2の集光素を介して視認される部分は、第2の虚像の形状である。第1の集光素集合体を介して視認される虚像は、一部分が第1の虚像の形状であり、他の一部分が第2の虚像の形状であるような虚像である。1個の集光素集合体の範囲において、集光素の向きの組合せによって、同一の形状を有する画素ユニットを用いて、異なる形状の虚像が組み合わされた多彩な形状の虚像を現出させることができる。
[適用例5]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記第3の集光素及び前記第4の集光素を備える第2の集光素集合体を備えることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、1個の第2の集光素集合体が第3の集光素及び第4の集光素を備えている。第2の集光素集合体において、第3の集光素を介して視認される部分は、第3の虚像の形状であり、第4の集光素を介して視認される部分は、第4の虚像の形状である。第2の集光素集合体を介して視認される虚像は、一部分が第3の虚像の形状であり、他の一部分が第4の虚像の形状であるような虚像である。1個の集光素集合体の範囲において、同一の形状を有する画素ユニットを用いて、異なる形状の集光素の組合せによって、異なる形状の虚像が組み合わされた多彩な形状の虚像を現出させることができる。
[適用例6]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記第1の集光素を備える第3の集光素集合体と、前記第2の集光素を備える第4の集光素集合体と、を備えることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、虚像現出装飾体は、第3の集光素集合体及び第4の集光素集合体を備えている。虚像現出装飾体における第3の集光素集合体の部分には、第1の集光素による第1の虚像が現出させられる。虚像現出装飾体における第4の集光素集合体の部分には、第2の集光素による第2の虚像が現出させられる。第3の集光素集合体の部分に現出させられる虚像と、第4の集光素集合体の部分に現出させられる虚像とで、形状が異なっている。すなわち、同じ形状の画素ユニットを用いて、集光素集合体ごとに異なる形状の虚像を現出させることができる。
[適用例7]上記適用例にかかる虚像現出装飾体は、前記第3の集光素を備える第5の集光素集合体と、前記第4の集光素を備える第6の集光素集合体と、を備えることが好ましい。
この虚像現出装飾体によれば、虚像現出装飾体は、第5の集光素集合体及び第6の集光素集合体を備えている。虚像現出装飾体における第5の集光素集合体の部分には、第3の集光素による第3の虚像が現出させられる。虚像現出装飾体における第6の集光素集合体の部分には、第4の集光素による第4の虚像が現出させられる。第5の集光素集合体の部分に現出させられる虚像と、第6の集光素集合体の部分に現出させられる虚像とで、形状が異なっている。すなわち、同じ形状の画素ユニットを用いて、集光素集合体ごとに異なる形状の虚像を現出させることができる。
[適用例8]本適用例にかかる虚像現出装飾体の製造方法は、画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配設された集光素集合体と、を備える虚像現出装飾体の製造方法であって、前記集光素集合体は、平面視形状が長円形状である前記集光素を含み、前記画素ユニット及び前記集光素の両方、又はいずれか一方を、液滴を吐出する液滴吐出装置を用いて形成することを特徴とする。
本適用例にかかる虚像現出装飾体の製造方法によれば、虚像現出装飾体を構成する集光素の平面視形状が長円形である虚像現出装飾体が製造される。虚像現出装飾体は、画素ユニットに対して関係付けられた位置に配設された集光素によって、画素ユニットの拡大虚像を現出させるものである。集光素集合体が備えるそれぞれの集光素は、ユニット集合体を構成する画素ユニットの拡大虚像を現出させる。しかし、虚像の倍率が非常に大きいため、1個の集光素によって視認できるのは、画素ユニットの拡大虚像の一部分である。集光素集合体の全体においては、集光素集合体が備えるそれぞれの集光素が現出させる拡大虚像の一部分が、全体として1個の拡大虚像のように視認される。
平面視形状が長円である集光素は、平面視の方向が異なる断面ごとに、曲面側の曲率半径が異なっており、焦点距離が一律ではない。すなわち、方向によって拡大率が異なっている。平面視形状が長円である集光素による虚像は、例えば、画素ユニットが一方向に引き伸ばされたような形状となる。したがって、当該虚像は、画素ユニットの形状が変形させられた形状となる。集光素の平面視形状を長円形状にすることによって、画素ユニットの形状が変形した形状を有する虚像を現出させる虚像現出装飾体を製造することができる。集光素の平面視形状を異ならせることによって、同一の形状を有する画素ユニットを用いて、異なる形状の虚像を現出させることができる虚像現出装飾体を製造することができる。
また、本適用例にかかる虚像現出装飾体の製造方法によれば、液滴吐出装置を用いて、画素ユニット及び集光素の両方、又はいずれか一方を、形成する。すなわち、液滴吐出装置を用いて、所定の位置関係に配設される位置に画素ユニットを描画する。液滴吐出装置を用いることで、正確な体積の液滴を、正確な位置に配置することができる。これにより、正確な形状を有し正確な位置関係に配設された画素ユニットを形成することができる。また、液滴吐出装置を用いて、所定の位置関係に配設される位置に集光素を描画する。これにより、正確な形状を有し正確な位置関係に配設された集光素を形成することができる。さらに、液滴吐出装置を用いることで、描画する形状を容易に変えることができるため、異なる形状の集光素を備える虚像現出装飾体を容易に形成することができる。
(a)は、液滴吐出装置全体の概略構成を示す外観斜視図。(b)は、液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図。 (a)は、吐出ノズルの配設位置を示す説明図。(b)は、液滴をノズル列の延在方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図。(c)は、液滴を吐出走査方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図。(d)は、液滴を面状に着弾させた状態を示す説明図。 (a)は、虚像現出装飾体の構成の要部を示す断面図。(b)は、虚像現出装飾体に現出させられる虚像を示す模式平面図。 (a)は、虚像現出装飾体の画素集合体を示す平面図。(b)は、画素集合体の拡大平面図。(c)は、虚像現出装飾体の虚像領域を示す平面図。(d)は、(c)に示した虚像領域のひとつに配設されたレンズアレイの拡大平面図。 (g)は、虚像現出装飾体の虚像領域を示す平面図。(h)は、(g)に示した虚像領域に配設されたレンズアレイの拡大平面図。(i)は、虚像現出装飾体の虚像領域と画素集合体との構成を示す平面図。(j)は、(i)に示した虚像領域に配設されたレンズアレイと画素集合体との拡大平面図。(k)は、虚像領域に配設されたレンズアレイと画素集合体との拡大平面図。(m)は、虚像領域に配設されたレンズアレイと画素集合体との拡大平面図。 (a)は、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配置を示す平面図。(b)は、マイクロレンズの形状を示す平面図。(c)は、(b)に示したマイクロレンズによって現出させられる虚像の形状を示す説明図。(d)は、マイクロレンズの形状を示す平面図。(e)は、(d)に示したマイクロレンズによって現出させられる虚像の形状を示す説明図。 (f)、(g)、(h)、及び(i)、は、サブレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図。(k)は、マイクロレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図。 (a)は、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配置を示す平面図。(b)及び(c)は、(a)に示したマイクロレンズの一部によって現出させられる虚像の形状を示す説明図。(d)は、(a)に示したマイクロレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図。 (a)は、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配置を示す平面図。(b)、(c)及び(d)は、(a)に示したマイクロレンズの一部によって現出させられる虚像の形状を示す説明図。(e)は、(a)に示したマイクロレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図。 (a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す説明図。(b)は、現出させられる虚像の形状を示す平面図。 (a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す説明図。(b)は、現出させられる虚像の形状を示す平面図。 (a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す説明図。(b)は、現出させられる虚像の形状を示す平面図。
以下、本発明に係る虚像現出装飾体、及び虚像現出装飾体の製造方法の一実施形態について、図面を参照して説明する。なお、以下の説明において参照する図面では、図示の便宜上、部材又は部分の縦横の縮尺を実際のものとは異なるように表す場合がある。
<液滴吐出装置>
最初に、液滴吐出装置1について、図1を参照して説明する。図1は、液滴吐出装置の概略構成を示す外観斜視図である。図1(a)は、液滴吐出装置全体の概略構成を示す外観斜視図であり、図1(b)は、液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図である。
図1に示すように、液滴吐出装置1は、ヘッド機構部2と、ワーク機構部3と、機能液供給部4と、メンテナンス装置部5と、吐出装置制御部7と、を備えている。ヘッド機構部2は、機能液を液滴として吐出する液滴吐出ヘッド20を備えている。ヘッド機構部2は、また、図示省略した紫外線照射部を有している。ワーク機構部3は、液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴の吐出対象(描画対象物)であるワークWを載置するワーク載置台33を備えている。機能液供給部4は、液滴吐出ヘッド20へ機能液を供給する。メンテナンス装置部5は、液滴吐出ヘッド20の保守を行う。吐出装置制御部7は、これら各機構部などを総括的に制御する。さらに、液滴吐出装置1は、床上に設置された複数の支持脚8と、支持脚8の上側に設置された定盤9とを備えている。
定盤9の上面には、ワーク機構部3が配設されている。ワーク機構部3は、定盤9の長手方向(X軸方向)に延在している。ワーク機構部3の上方には、定盤9に固定された2本の支持柱で支持されているヘッド機構部2が配設されている。ヘッド機構部2は、ワーク機構部3と略直交する方向(Y軸方向)に延在している。定盤9の傍らには、ヘッド機構部2の液滴吐出ヘッド20に連通する供給管を有する機能液供給部4の機能液タンクなどが配設されている。ヘッド機構部2の一方の支持柱の近傍には、メンテナンス装置部5がワーク機構部3と並んでX軸方向に延在して配設されている。さらに、定盤9の下側に、吐出装置制御部7が収容されている。
ヘッド機構部2は、液滴吐出ヘッド20を有するヘッドユニット21と、ヘッドユニット21を支持するヘッドキャリッジ22とを備えている。ヘッドキャリッジ22をY軸方向に移動させることで、液滴吐出ヘッド20をY軸方向に自在に移動させる。また、移動した位置に保持する。ワーク機構部3は、ワーク載置台33をX軸方向に移動させることで、ワーク載置台33に載置されたワークWをX軸方向に自在に移動させる。また、移動した位置に保持する。
液滴吐出ヘッド20を、Y軸方向の吐出位置まで移動させて停止させ、下方にあるワークWのX軸方向の移動に同調させて、機能液を液滴として吐出させる。液滴吐出ヘッド20からの機能液の吐出をともなう、液滴吐出ヘッド20とワークWとの相対移動方向(走査方向)であるX軸方向を、吐出走査方向と表記する。
X軸方向に移動させるワークWと、Y軸方向に移動させる液滴吐出ヘッド20とを相対的に制御することにより、ワークW上の任意の位置に液滴を着弾させることで、所望する描画などを行うことが可能である。
図1(b)に示すように、液滴吐出ヘッド20は、ノズル基板25を備えている。ノズル基板25には、多数の吐出ノズル24が略一直線状に並んだノズル列24Aが2列形成されている。吐出ノズル24から機能液を液滴として吐出し、対向する位置にあるワークWなどに着弾させることで、当該位置に機能液を配置する。ノズル列24Aは、液滴吐出ヘッド20が液滴吐出装置1に装着された状態で、図1(a)に示したY軸方向に延在している。ノズル列24Aにおいて吐出ノズル24は等間隔のノズルピッチで並んでおり、2列のノズル列24A間で、吐出ノズル24の位置がY軸方向に半ノズルピッチずれている。したがって、液滴吐出ヘッド20としては、Y軸方向に半ノズルピッチ間隔で機能液の液滴を配置することができる。
Y軸方向の描画範囲を広げるためには、液滴吐出ヘッド20をY軸方向に連ねてもよいし、液滴吐出ヘッド20をY軸方向に移動させて、液滴吐出ヘッド20のY軸方向における位置ごとに、ワークWのX軸方向の移動と液滴吐出ヘッド20からの吐出を実施してもよい。
Y軸方向の液滴の配置ピッチを小さくするためには、複数の液滴吐出ヘッド20を、Y軸方向における吐出ノズル24の位置を互いにずらしてX軸方向に並べてもよいし、3列以上のノズル列を備える液滴吐出ヘッドを用いてもよい。もちろん、製造可能な範囲であれば、ノズルピッチが小さい液滴吐出ヘッドを用いることもできる。
<着弾位置>
次に、液滴吐出ヘッド20の吐出ノズル24と、それぞれの吐出ノズル24から吐出された液滴の着弾位置と、の関係について、図2を参照して説明する。図2は、吐出ノズルと、それぞれの吐出ノズルから吐出された液滴の着弾位置と、の関係を示す説明図である。図2(a)は、吐出ノズルの配設位置を示す説明図であり、図2(b)は、液滴をノズル列の延在方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図であり、図2(c)は、液滴を吐出走査方向に直線状に着弾させた状態を示す説明図であり、図2(d)は、液滴を面状に着弾させた状態を示す説明図である。図2に示したX軸方向及びY軸方向は、ヘッドユニット21が液滴吐出装置1に取り付けられた状態において、図1に示したX軸方向又はY軸方向と一致している。X軸方向が吐出走査方向であって、図2に示した矢印aの方向に吐出ノズル24(液滴吐出ヘッド20)を相対移動させながら、任意の位置において機能液の液滴を吐出することによって、X軸方向の任意の位置に液滴を着弾させることができる。
図2(a)に示すように、ノズル列24Aを構成する吐出ノズル24は、Y軸方向にノズルピッチPの中心間距離で配列されている。上述したように、2列のノズル列24Aをそれぞれ構成する吐出ノズル24同士は、Y軸方向において、相互に、ノズルピッチPの1/2ずつ位置がずれている。
図2(b)に示すように、着弾位置を示す着弾点91と、着弾した液滴の濡れ広がり状態を示す着弾円91Aとで、着弾した1滴の液滴の状態を示している。2列のノズル列24Aの全部の吐出ノズル24から、図2(b)に二点鎖線で示した仮想線L上に着弾させるタイミングで、それぞれ液滴を吐出させることによって、ノズルピッチPの1/2の中心間間隔で着弾円91Aが直線状に連なるパターンが形成される。
図2(c)に示すように、一つの吐出ノズル24から連続して液滴を吐出させることによって、X軸方向に着弾円91Aが直線状に連なるパターンが形成される。X軸方向における着弾点91間の中心間距離の最小値を、最小着弾距離dと表記する。最小着弾距離dは、X軸方向における相対移動速度と、吐出ノズル24の最小吐出間隔(時間)との積である。
図2(d)に示すように、二点鎖線で示した仮想線L1,L2,L3上に着弾させるタイミングで、それぞれ液滴を吐出させることによって、ノズルピッチPの1/2の中心間間隔で着弾円91Aが連なる直線が、X軸方向に並列した着弾面が形成される。図2(d)に示した仮想線L1,L2,L3間の距離が最小着弾距離dの場合のそれぞれの着弾点91が、液滴吐出装置1によって機能液の液滴を配置可能な位置である。
画像の描画に際しては、画像の情報に従って、図2(d)に示したそれぞれの着弾点91の位置について、液滴を配置する位置を定める。例えば、当該配置位置、及び配置位置に液滴を吐出する吐出ノズル24を指定した画素配置図を形成し、当該画素配置図に従って機能液を着弾させることによって、画像の情報によって規定される画像を描画する。なお、図2(d)に示した例では、着弾円91Aの間に隙間が存在するが、ノズルピッチPや最小着弾距離dに対して、吐出する液滴の1滴あたりの吐出重量を適切に定めることによって、隙間なく機能液を配置することが可能である。所定の領域に液滴を配置して、当該領域に機能液を盛り上げた塊を形成することも可能であり、機能液を硬化させて盛上った塊を形成することも可能である。もちろん、他の液滴と重ねることなく、1滴の液滴を独立させて配置することも可能である。
<虚像現出装飾体>
次に、画素ユニットを有する画素集合体、及びマイクロレンズのレンズアレイを備える虚像現出装飾体の構成について、図3、図4、及び図5を参照して説明する。図3は、虚像現出装飾体の構成を示す模式図である。図3(a)は、虚像現出装飾体の構成の要部を示す断面図であり、図3(b)は、虚像現出装飾体に現出させられる虚像を示す模式平面図である。
図4及び図5は、虚像現出装飾体を構成する要素の構成を示す模式図である。図4(a)は、虚像現出装飾体の画素集合体を示す平面図であり、図4(b)は、画素集合体の拡大平面図であり、図4(c)は、虚像現出装飾体の虚像領域を示す平面図であり、図4(d)は、図4(c)に示した虚像領域のひとつに配設されたレンズアレイの拡大平面図である。図4(e)は、虚像現出装飾体の虚像領域と画素集合体との構成を示す平面図であり、図4(f)は、図4(e)に示した虚像領域のひとつに配設されたレンズアレイと画素集合体との拡大平面図である。図5(g)は、虚像現出装飾体の虚像領域を示す平面図であり、図5(h)は、図5(g)に示した虚像領域に配設されたレンズアレイの拡大平面図であり、図5(i)は、虚像現出装飾体の虚像領域と画素集合体との構成を示す平面図であり、図5(j)は、図5(i)に示した虚像領域に配設されたレンズアレイと画素集合体との拡大平面図である。図5(k)及び図5(m)は、虚像領域に配設されたレンズアレイと画素集合体との拡大平面図である。
図3(a)に示すように、虚像現出装飾体51は、基材53と、レンズアレイ61と、画素集合体71とを備えている。基材53は、透明な素材で形成されたフィルム状の部材である。基材53の素材としては、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリカーボネート(PC)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリビニルアルコール(PVA)などが挙げられる。基材53の一面には、撥液層55が形成されている。撥液層55の上には、レンズアレイ61を構成するマイクロレンズ62が形成されている。撥液層55は、マイクロレンズ62を形成するための機能液に対して撥液性を有する層である。マイクロレンズ62は、上述した液滴吐出装置1を用いて、マイクロレンズ62の材料を含む機能液を、所定の平面視形状を形成し、所定の量が配置されるように、所定の位置に配置することによって形成することができる。
基材53の撥液層55が形成されている面の反対側の面には、画素集合体71を構成する画素ユニット72が形成されている。画素ユニット72は、上述した液滴吐出装置1を用いて機能液の液滴を所定の位置に配置し、所定の形状を描画することによって形成することができる。
図3(a)に示した矢印sの方向から見ると、図3(b)に示すように、画素虚像73を視認することができる。図3(b)には、画素虚像73として、形状A、形状B、形状C、及び形状Dが例示してある。形状A、形状B、形状C、又は形状Dの形状を有する画素虚像73を、画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dと表記する。1個の画素虚像73が現出させられる領域を虚像領域730と表記する。画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dが現出させられる虚像領域730を、虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、又は虚像領域730dと表記する。
基材53の面に略平行であって、虚像領域730の並び方向と略平行な方向をX軸方向と表記し、基材53の面に略平行であって、X軸方向と直交する方向をY軸方向と表記する。X軸方向及びY軸方向と直交する方向をZ軸方向と表記する。
画素集合体71は、画素ユニット72が格子状に等ピッチ間隔で並べられて形成されている。図4(b)に示した画素ユニット72の形状は、略円形である。画素ユニット72の並び方向は、X軸方向及びY軸方向である。1個の虚像領域730に形成されている画素ユニット72の集合を画素集合体71と表記し、虚像現出装飾体51全体に形成されている画素ユニット72の集合を画素集合体720と表記する。図4(a)に二点鎖線で示した領域に、画素集合体720が形成されている。図4(b)に示すように、画素集合体720(画素集合体71)には、画素ユニット72がピッチP1で、縦横に配列されている。画素集合体71には、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72が形成されている。ピッチP1は、例えば176μmである。
図4(c)に示した二点鎖線で囲まれた領域が、1個所の虚像領域730を示している。1個所の虚像領域730には、1個のレンズアレイ61が形成されている。虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、又は虚像領域730dに形成されているレンズアレイ61を、レンズアレイ61a、レンズアレイ61b、レンズアレイ61c、又はレンズアレイ61dと表記する。
図4(d)に示したレンズアレイ61は、レンズアレイ61aであり、マイクロレンズ62aがピッチP2で配列されている。マイクロレンズ62の並び方向は、X軸方向及びY軸方向である。マイクロレンズ62aは、平面視で長円形状を有している。マイクロレンズ62aは、長円の長手方向が、Y軸方向に対して時計回りに約45度傾いている。
マイクロレンズ62aは長円形状を有するため、平面視の方向によって像の拡大率が異なっている。長円形状の長手方向は、レンズ面の曲率半径が大きいため焦点距離が長く、現出させられる虚像の倍率が小さい。マイクロレンズ62aによって現出させられる画素ユニット72の虚像は、図3(b)に示した画素虚像73Aのように、円形形状がマイクロレンズ62aの長手方向と略直交する方向に伸ばされた形状となる。マイクロレンズ62aの倍率は数十倍であるため、1個のマイクロレンズ62aを介して視認できる虚像は、画素ユニット72の虚像の一部分である。
図4(d)に示すように、レンズアレイ61は、マイクロレンズ62がピッチP2で、縦横に配列されている。ピッチP2と、ピッチP1とは、ピッチP2×(レンズアレイ61におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP1×(画素集合体71における画素ユニット72の行数又は列数)の関係を満たす値に設定されている。画素集合体71には、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72が形成されている。ピッチP2は、例えば180μmである。
図4(e)に示すように、虚像現出装飾体51では、レンズアレイ61と画素集合体720の画素集合体71とが、基材53の面に平行な方向において重なる状態で形成されている。画素虚像73を現出させるレンズアレイ61と画素集合体71との組を、虚像ユニット76と表記する。画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dを現出させる虚像ユニット76を、虚像ユニット76a、虚像ユニット76b、虚像ユニット76c、又は虚像ユニット76dと表記する。
図4(f)に示すように、虚像ユニット76(虚像ユニット76a)において、レンズアレイ61aのマイクロレンズ162aと、画素集合体71の画素ユニット172とは、中心が合致している。マイクロレンズ162aは、レンズアレイ61aの中央のマイクロレンズ62aであり、画素ユニット172は、画素集合体71の中央の画素ユニット72である。マイクロレンズ162aの隣のマイクロレンズ62aと、画素ユニット172の隣の画素ユニット72とは、中心位置が、ピッチP1とピッチP2との差に相当する量だけずれている。P2が180μmであり、ピッチP1が176μmである場合、4μmずれている。
虚像ユニット76の端においては、画素集合体71が有する画素ユニット72の行又は列における端の行又は列を構成する画素ユニット72の中心位置は、レンズアレイ61が有するマイクロレンズ62の行又は列における端の行又は列を構成するマイクロレンズ62の中心位置と端から2番目の行又は列を構成するマイクロレンズ62の中心位置との中点に位置する。
このように、レンズアレイ61aのマイクロレンズ62aと、画素集合体71の画素ユニット72とは、相対位置が少しずつずれている。上述したように、1個のマイクロレンズ62aを介して視認できる虚像は、画素ユニット72の虚像の一部分である。画素ユニット72と対応するマイクロレンズ62aとによって、画素ユニット72の一部分の虚像が現出させられる。虚像ユニット76aにおいて、マイクロレンズ62aと画素ユニット72とは、相対位置が少しずつずれているため、虚像ユニット76aにおいて、画素ユニット72と対応するマイクロレンズ62ごとに、虚像として現出させられる画素ユニット72の部分が異なっている。レンズアレイ61aを介して視認できる虚像は、レンズアレイ61aが備えるマイクロレンズ62aを介して視認できる虚像の集合体であり、画素虚像73Aのような形状として視認される。このように、虚像領域730aに配設された虚像ユニット76aにおいて、マイクロレンズ62aによって画素ユニット72が拡大された画素虚像73Aが、視認可能に現出させられる。
画素集合体71が、ユニット集合体に相当する。マイクロレンズ62が、集光素に相当する。レンズアレイ61が、集光素集合体に相当する。
図5(g)に示した二点鎖線で囲まれた領域は、虚像領域730bを示している。虚像領域730bには、レンズアレイ61bが形成されている。
図5(h)に示したレンズアレイ61bは、マイクロレンズ62bがピッチP2で配列されている。マイクロレンズ62bの並び方向は、X軸方向及びY軸方向である。マイクロレンズ62bは、マイクロレンズ62aと同じ形状であって、平面視で長円形状を有している。マイクロレンズ62bは、長円の長手方向が、Y軸方向に対して反時計回りに約45度傾いている。
マイクロレンズ62aとマイクロレンズ62bのいずれか一方が、第1の集光素に相当し、もう一方が、第2の集光素に相当する。マイクロレンズ62aとマイクロレンズ62bのいずれか一方の長手方向の向きが、第1の方向に相当し、もう一方の長手方向の向きが、第2の方向に相当する。
上述したように、マイクロレンズ62aによって現出させられる画素ユニット72の虚像は、図3(b)に示した画素虚像73Aのように、円形形状がマイクロレンズ62aの長手方向と略直交する方向に伸ばされた形状となる。マイクロレンズ62bはマイクロレンズ62aと同じ形状であるため、マイクロレンズ62bによって現出させられる画素ユニット72の虚像の形状は、画素虚像73Aと同様の形状となる。しかし、マイクロレンズ62bは長円形状の長手方向の向きがマイクロレンズ62aとは異なるため、マイクロレンズ62bによって現出させられる画素ユニット72の虚像は、画素虚像73Aとは長手方向の方向が異なる画素虚像73Bのような形状となる。マイクロレンズ62aと同様に、マイクロレンズ62bの倍率は数十倍であるため、1個のマイクロレンズ62bを介して視認できる虚像は、画素ユニット72の虚像の一部分である。
図5(h)に示すように、レンズアレイ61bは、マイクロレンズ62bがピッチP2で、縦横に配列されている。ピッチP2と、ピッチP1とは、ピッチP2×(レンズアレイ61におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP1×(画素集合体71における画素ユニット72の行数又は列数)の関係を満たす値に設定されている。画素集合体71には、例えば、45行×45列で、2025個の画素ユニット72が形成されている。ピッチP2は、例えば180μmである。
図5(i)に示すように、レンズアレイ61bと画素集合体720の画素集合体71とが、基材53の面に平行な方向において重なって、虚像ユニット76bが形成されている。
図5(j)に示すように、虚像ユニット76bにおいて、レンズアレイ61bのマイクロレンズ62bは、画素集合体71の画素ユニット72に対して、虚像ユニット76aにおけるレンズアレイ61aのマイクロレンズ62aと同様に配設されている。
虚像ユニット76aと同様に、虚像ユニット76bにおいて、レンズアレイ61bを介して視認できる虚像は、レンズアレイ61bが備えるマイクロレンズ62bを介して視認できる虚像の集合体である。虚像領域730bに配設された虚像ユニット76bにおいて、マイクロレンズ62bによって画素ユニット72が拡大された画素虚像73Bが、視認可能に現出させられる。
図5(k)は、虚像領域730cに配設された虚像ユニット76cを構成するレンズアレイ61cと画素集合体71との拡大平面図である。
図5(k)に示したレンズアレイ61cは、マイクロレンズ62cがピッチP2で配列されている。マイクロレンズ62cの並び方向は、X軸方向及びY軸方向である。マイクロレンズ62cは、平面視でほぼ円形を有している。
マイクロレンズ62a及びマイクロレンズ62bのいずれか一方が、第3の集光素に相当し、マイクロレンズ62cが、第4の集光素に相当する。マイクロレンズ62a及びマイクロレンズ62bいずれか一方の平面視形状が、第1の長円に相当する。
平面視でほぼ円形形状を有するマイクロレンズ62cによって現出させられる画素ユニット72の虚像は、図3(b)に示した画素虚像73Cのように、略円形形状となる。マイクロレンズ62aなどと同様に、マイクロレンズ62cの倍率は数十倍であるため、1個のマイクロレンズ62cを介して視認できる虚像は、画素ユニット72の虚像の一部分である。
レンズアレイ61cにおけるマイクロレンズ62cの配列は、レンズアレイ61bにおけるマイクロレンズ62bの配列と同様である。虚像ユニット76cにおける画素ユニット72とマイクロレンズ62cとの相対位置も、虚像ユニット76aにおける画素ユニット72とマイクロレンズ62aとの相対位置や、虚像ユニット76bにおける画素ユニット72とマイクロレンズ62bとの相対位置と同様である。
虚像ユニット76aなどと同様に、虚像ユニット76cにおいて、レンズアレイ61cを介して視認できる虚像は、レンズアレイ61cが備えるマイクロレンズ62cを介して視認できる虚像の集合体である。虚像領域730cに配設された虚像ユニット76cにおいて、マイクロレンズ62cによって画素ユニット72が拡大された画素虚像73Cが、視認可能に現出させられる。
図5(m)は、虚像領域730dに配設された虚像ユニット76dを構成するレンズアレイ61dと画素集合体71との拡大平面図である。
図5(m)に示したように、レンズアレイ61dは、マイクロレンズ62aとマイクロレンズ62bとを備えている。レンズアレイ61dにおいて、図5(m)における上側半分にはマイクロレンズ62bが配設されており、図5(m)における下側半分にはマイクロレンズ62aが配設されている。レンズアレイ61dが、第1の集光素集合体に相当する。
レンズアレイ61dにおけるマイクロレンズ62a及びマイクロレンズ62bの配列は、レンズアレイ61aにおけるマイクロレンズ62aの配列、又はレンズアレイ61bにおけるマイクロレンズ62bの配列と同様である。
レンズアレイ61dにおけるマイクロレンズ62a及びマイクロレンズ62bによって現出させられる虚像は、レンズアレイ61aにおけるマイクロレンズ62aによって現出させられる虚像、又はレンズアレイ61bにおけるマイクロレンズ62bによって現出させられる虚像と同様である。
虚像ユニット76dにおいて、レンズアレイ61dを介して視認できる虚像は、マイクロレンズ62bが配設された側が画素虚像73Aの半分であり、マイクロレンズ62aが配設された側が画素虚像73Bの半分である虚像である。虚像領域730dに配設された虚像ユニット76dにおいて、レンズアレイ61dを介して、画素虚像73Dが、視認可能に現出させられる。
<レンズアレイの他の構成例1>
次に、上述したレンズアレイ61aなどとは、備えているマイクロレンズ62の構成が異なるレンズアレイ61e、及びレンズアレイ61eによって現出させられる画素虚像73Gについて、図6及び図7を参照して説明する。図6は、レンズアレイの構成を示す説明図である。図7は、現出させられる虚像の形状を示す説明図である。図6(a)は、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配置を示す平面図であり、図6(b)は、マイクロレンズの形状を示す平面図であり、図6(c)は、図6(b)に示したマイクロレンズによって現出させられる虚像の形状を示す説明図である。図6(d)は、マイクロレンズの形状を示す平面図であり、図6(e)は、図6(d)に示したマイクロレンズによって現出させられる虚像の形状を示す説明図である。図7(f)、図7(g)、図7(h)、及び図7(i)、は、サブレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図であり、図7(k)は、図6(a)に示したマイクロレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図である。
図6(a)に示すように、レンズアレイ61eは、マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fとを備えている。レンズアレイ61eを図6(a)に示したように4分割し、図6(a)において左上の部分をサブレンズアレイ611、右上の部分をサブレンズアレイ612、左下の部分をサブレンズアレイ621、右下の部分をサブレンズアレイ622と表記する。サブレンズアレイ611、及びサブレンズアレイ622には、マイクロレンズ62eが配設されている。マイクロレンズ62eを備えるサブレンズアレイ611及びサブレンズアレイ622を、サブレンズアレイ611e、又はサブレンズアレイ622eと表記する。サブレンズアレイ612、及びサブレンズアレイ621には、マイクロレンズ62fが配設されている。マイクロレンズ62fを備えるサブレンズアレイ612及びサブレンズアレイ621を、サブレンズアレイ612f、又はサブレンズアレイ621fと表記する。
マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fのいずれか一方が、第1の集光素に相当し、もう一方が、第2の集光素に相当する。マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fのいずれか一方の長手方向の向きが、第1の方向に相当し、もう一方の長手方向の向きが、第2の方向に相当する。レンズアレイ61eが、第1の集光素集合体に相当する。
図6(b)に示すように、マイクロレンズ62eは、平面視形状が、2個の半円と2個の半円の端と端とを結ぶ直線とで構成されたいわゆるトラック形状である。マイクロレンズ62eは、トラック形状の長手方向が、Y軸方向に対して時計回りに約45度傾いている。
マイクロレンズ62eはトラック形状を有するため、平面視の方向によって像の拡大率が異なっている。トラック形状の長手方向は、レンズ面の曲率半径が大きいため焦点距離が長く、現出させられる虚像の倍率が小さい。マイクロレンズ62eからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図6(c)に示した画素虚像73Eのような形状になる。画素虚像73Eは、円形形状がマイクロレンズ62eの長手方向と略直交する方向に伸ばされた形状である。
図6(d)に示すように、マイクロレンズ62fは、平面視形状が、マイクロレンズ62eと同じトラック形状である。マイクロレンズ62fは、トラック形状の長手方向が、Y軸方向に対して反時計回りに約45度傾いている。
マイクロレンズ62eの場合と同様に、マイクロレンズ62fからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図6(e)に示した画素虚像73Fのような形状になる。画素虚像73Fは、円形形状がマイクロレンズ62fの長手方向と略直交する方向に伸ばされた形状である。
サブレンズアレイ611によって現出させられる画素集合体71の虚像は、図7(f)に示すように、画素虚像73Eにおけるサブレンズアレイ611に重なる部分に相当する画素虚像731Eのような形状になる。
サブレンズアレイ612によって現出させられる画素集合体71の虚像は、図7(g)に示すように、画素虚像73Fにおけるサブレンズアレイ612に重なる部分に相当する画素虚像731Fのような形状になる。
サブレンズアレイ621によって現出させられる画素集合体71の虚像は、図7(h)に示すように、画素虚像73Fにおけるサブレンズアレイ621に重なる部分に相当する画素虚像732Fのような形状になる。
サブレンズアレイ622によって現出させられる画素集合体71の虚像は、図7(i)に示すように、画素虚像73Eにおけるサブレンズアレイ622に重なる部分に相当する画素虚像731Eのような形状になる。
レンズアレイ61eによって現出させられる画素集合体71の虚像は、画素虚像731Eと画素虚像731Fと画素虚像732Fと画素虚像732Eとを含んでいる。レンズアレイ61eによって画素集合体71の虚像を現出させることによって、図7(j)に示した画素虚像73Gのような虚像が視認可能に現出させられる。
<レンズアレイの他の構成例2>
次に、上述したレンズアレイ61aなどとは、備えているマイクロレンズ62の構成が異なるレンズアレイ61f、及びレンズアレイ61fによって現出させられる画素虚像73Kについて、図8を参照して説明する。図8は、レンズアレイの構成及び現出させられる画素虚像を示す説明図である。図8(a)は、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配置を示す平面図であり、図8(b)及び(c)は、図8(a)に示したマイクロレンズの一部によって現出させられる虚像の形状を示す説明図であり、図8(d)は、図8(a)に示したマイクロレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図である。
図8(a)に示すように、レンズアレイ61fは、マイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fを備えている。マイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fは、上述したレンズアレイ61eが備えていたマイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fである。レンズアレイ61fは、マイクロレンズ62eをX軸方向に並べたレンズ行630eと、マイクロレンズ62fをX軸方向に並べたレンズ行630fとを備えている。レンズアレイ61fでは、2行のレンズ行630eと2行のレンズ行630fとが、Y軸方向において交互に並べられている。
マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fのいずれか一方が、第1の集光素に相当し、もう一方が、第2の集光素に相当する。マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fのいずれか一方の長手方向の向きが、第1の方向に相当し、もう一方の長手方向の向きが、第2の方向に相当する。レンズアレイ61fが、第1の集光素集合体に相当する。
レンズ行630e及びレンズ行630fは、例えば45個のマイクロレンズ62e又はマイクロレンズ62fで構成されている。レンズアレイ61fは、レンズ行630eとレンズ行630fとを、例えば、あわせて45行備えている。
レンズアレイ61fが備えるマイクロレンズ62eによって現出させられる画素集合体71の虚像は、図8(b)に示した画素虚像73Hのような形状になる。上述したように、マイクロレンズ62eからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図6(c)に示した画素虚像73Eのような形状になる。
1個のマイクロレンズ62によって現出させられる画素ユニット72の虚像をレンズ虚像と表記する。レンズアレイ61fが備えるマイクロレンズ62eの数は、マイクロレンズ62eからなるレンズアレイ61が備えるマイクロレンズ62eの数の概ね半分である。したがって、画素虚像73Hは、画素虚像73Eにくらべて概ね半分の数のレンズ虚像で構成されており、画素虚像73Hは、例えば階調が、画素虚像73Eとは異なっているように視認される。
レンズアレイ61fが備えるマイクロレンズ62fによって現出させられる画素集合体71の虚像は、図8(c)に示した画素虚像73Jのような形状になる。上述したように、マイクロレンズ62fからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図6(e)に示した画素虚像73Fのような形状になる。
上述した画素虚像73Eと同様に、画素虚像73Jは、例えば階調が、画素虚像73Fとは異なっているように視認される。
レンズアレイ61fによって現出させられる画素集合体71の虚像は、画素虚像73Hと画素虚像73Jとを含んでいる。図8(d)に示した画素虚像73Kは、画素虚像73Hと画素虚像73Jとを含む形状を有している。レンズアレイ61fによって画素集合体71の虚像を現出させることによって、画素虚像73Kのような虚像が視認可能に現出させられる。
<レンズアレイの他の構成例3>
次に、上述したレンズアレイ61aなどとは、備えているマイクロレンズ62の構成が異なるレンズアレイ61g、及びレンズアレイ61gによって現出させられる画素虚像73Pについて、図9を参照して説明する。図9は、レンズアレイの構成及び現出させられる画素虚像を示す説明図である。図9(a)は、レンズアレイにおけるマイクロレンズの配置を示す平面図であり、図8(b)、(c)及び(d)は、図9(a)に示したマイクロレンズの一部によって現出させられる虚像の形状を示す説明図であり、図8(e)は、図9(a)に示したマイクロレンズアレイによって現出させられる虚像の形状を示す説明図である。
図9(a)に示すように、レンズアレイ61gは、マイクロレンズ62c、マイクロレンズ62e、及びマイクロレンズ62fを備えている。マイクロレンズ62cは、上述したレンズアレイ61cが備えていたマイクロレンズ62cである。マイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fは、上述したレンズアレイ61eが備えていたマイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fである。
マイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fと、マイクロレンズ62cとのいずれか一方が、第3の集光素に相当し、もう一方が、第4の集光素に相当する。マイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fと、マイクロレンズ62cとのいずれか一方の平面視形状が、第1の長円に相当する。レンズアレイ61gが、第2の集光素集合体に相当する。
4個のマイクロレンズ62の塊をレンズ塊640と表記する。レンズアレイ61gは、4個のマイクロレンズ62cで構成されたレンズ塊640cと、4個のマイクロレンズ62eで構成されたレンズ塊640eと、4個のマイクロレンズ62fで構成されたレンズ塊640fとを備えている。レンズアレイ61gにおいて、レンズ塊640cとレンズ塊640eとは、X軸方向及びY軸方向において、交互に配設されている。レンズ塊640cとレンズ塊640fとも、X軸方向及びY軸方向において、交互に配設されている。レンズ塊640e及びレンズ塊640fは、X軸方向及びY軸方向にける両側に、レンズ塊640cが配設されている。レンズ塊640cのX軸方向における両隣にレンズ塊640eが配設されている場合、当該レンズ塊640cのY軸方向における両隣には、レンズ塊640fが配設されている。
レンズアレイ61gは、X軸方向及びY軸方向において、例えば、45個のマイクロレンズ62が並べて配設されて形成されている。
レンズアレイ61gが備えるマイクロレンズ62eによって現出させられる画素集合体71の虚像は、図9(b)に示した画素虚像73Lのような形状になる。上述したように、マイクロレンズ62eからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図6(c)に示した画素虚像73Eのような形状になる。
レンズアレイ61gが備えるマイクロレンズ62eの数は、マイクロレンズ62eからなるレンズアレイ61が備えるマイクロレンズ62eの数の概ね1/4である。したがって、画素虚像73Lは、画素虚像73Eにくらべて概ね1/4の数のレンズ虚像で構成されており、画素虚像73Lは、例えば階調が、画素虚像73Eとは異なっているように視認される。
レンズアレイ61gが備えるマイクロレンズ62fによって現出させられる画素集合体71の虚像は、図9(c)に示した画素虚像73Mのような形状になる。上述したように、マイクロレンズ62fからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図6(e)に示した画素虚像73Fのような形状になる。
上述した画素虚像73Lと同様に、画素虚像73Mは、例えば階調が、画素虚像73Fとは異なっているように視認される。
レンズアレイ61gが備えるマイクロレンズ62cによって現出させられる画素集合体71の虚像は、図9(d)に示した画素虚像73Nのような形状になる。上述したように、マイクロレンズ62cからなるレンズアレイ61によって現出させられる画素集合体71の虚像は、例えば、図3(b)に示した画素虚像73Cのような形状になる。
レンズアレイ61gが備えるマイクロレンズ62cの数は、マイクロレンズ62cからなるレンズアレイ61が備えるマイクロレンズ62cの数の概ね半分である。したがって、画素虚像73Nは、画素虚像73Cにくらべて概ね半分の数のレンズ虚像で構成されており、画素虚像73Nは、例えば階調が、画素虚像73Cとは異なっているように視認される。
レンズアレイ61gによって現出させられる画素集合体71の虚像は、画素虚像73Lと画素虚像73Mと画素虚像73Nとを含んでいる。図9(e)に示した画素虚像73Pは、画素虚像73Lと画素虚像73Mと画素虚像73Nとを含む形状を有している。レンズアレイ61gによって画素集合体71の虚像を現出させることによって、画素虚像73Pのような虚像が視認可能に現出させられる。
<虚像現出装飾体の他の構成例>
次に、虚像現出装飾体51とは、備えるレンズアレイ61の構成などが異なる虚像現出装飾体151のレンズアレイ61の構成及び虚像現出装飾体に現出させられる虚像について、図10、図11、及び図12を参照して説明する。
最初に、虚像現出装飾体151のレンズアレイ61の構成、及び虚像現出装飾体151に現出させられる虚像について、図10を参照して説明する。図10は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成、及び現出させられる虚像を示す説明図である。図10(a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す説明図であり、図10(b)は、現出させられる虚像の形状を示す平面図である。
図10(a)に示すように、虚像現出装飾体151は、4個の虚像領域730を備えている。4個の虚像領域730のそれぞれを、虚像領域741、虚像領域742、虚像領域743、虚像領域744と表記する。虚像領域741と虚像領域742と、及び虚像領域743と虚像領域744とが、X軸方向に並んでおり、虚像領域741と虚像領域743と、及び虚像領域742と虚像領域744とが、Y軸方向に並んでいる。
虚像領域741には、マイクロレンズ62fで構成されたレンズアレイ61iが配設されている。虚像領域742には、マイクロレンズ62eで構成されたレンズアレイ61hが配設されている。虚像領域743には、虚像領域742と同様に、レンズアレイ61hが配設されている。虚像領域744には、虚像領域741と同様に、レンズアレイ61iが配設されている。
マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fのいずれか一方が、第1の集光素に相当し、もう一方が、第2の集光素に相当する。マイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fのいずれか一方の長手方向の向きが、第1の方向に相当し、もう一方の長手方向の向きが、第2の方向に相当する。レンズアレイ61hとレンズアレイ61iのいずれか一方が、第3の集光素集合体に相当し、もう一方が、第4の集光素集合体に相当する。
虚像現出装飾体151は、それぞれの虚像領域730に対応する画素集合体71を備える画素集合体721を備えている。画素集合体721は、虚像領域741、虚像領域742、虚像領域743、及び虚像領域744を包含する範囲に、画素ユニット72が所定の間隔で二次元的に配列されたものである。画素集合体721において画素ユニット72の配列は一様であり、画素集合体71の区画は明確ではない。画素集合体721における、レンズアレイ61に対応する部分が、画素集合体71である。
図10(b)に示すように、レンズアレイ61iが配設されている虚像領域741及び虚像領域744には、図6(e)に示した画素虚像73Fが現出させられる。レンズアレイ61hが配設されている虚像領域742及び虚像領域743には、図6(c)に示した画素虚像73Eが現出させられる。
虚像現出装飾体151には、中央部分を2個の画素虚像73Eと2個の画素虚像73Fとで囲んだ形状の虚像が現出させられる。
次に、虚像現出装飾体251のレンズアレイ61の構成、及び虚像現出装飾体251に現出させられる虚像について、図11を参照して説明する。図11は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成、及び現出させられる虚像を示す説明図である。図11(a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す説明図であり、図11(b)は、現出させられる虚像の形状を示す平面図である。
図11(a)に示すように、虚像現出装飾体251は、4個の虚像領域730を備えている。4個の虚像領域730のそれぞれを、虚像領域751、虚像領域752、虚像領域753、虚像領域754と表記する。虚像領域751と虚像領域752と、及び虚像領域753と虚像領域754とが、X軸方向に並んでおり、虚像領域751と虚像領域753と、及び虚像領域752と虚像領域754とが、Y軸方向に並んでいる。
虚像領域751には、マイクロレンズ62eで構成されたレンズアレイ61hが配設されている。虚像領域752には、マイクロレンズ62fで構成されたレンズアレイ61iが配設されている。虚像領域753には、虚像領域752と同様に、レンズアレイ61iが配設されている。虚像領域754には、虚像領域751と同様に、レンズアレイ61hが配設されている。レンズアレイ61hとレンズアレイ61iのいずれか一方が、第3の集光素集合体に相当し、もう一方が、第4の集光素集合体に相当する。
虚像現出装飾体251は、虚像現出装飾体151と同様に、それぞれの虚像領域730に対応する画素集合体71を備える画素集合体721を備えている。画素集合体721における、レンズアレイ61に対応する部分が、画素集合体71である。
図11(b)に示すように、レンズアレイ61iが配設されている虚像領域752及び虚像領域753には、図6(e)に示した画素虚像73Fが現出させられる。レンズアレイ61hが配設されている虚像領域751及び虚像領域754には、図6(c)に示した画素虚像73Eが現出させられる。
虚像現出装飾体251には、中央部分から2個の画素虚像73Eと2個の画素虚像73Fとが放射状に配置された虚像が現出させられる。
次に、虚像現出装飾体351のレンズアレイ61の構成、及び虚像現出装飾体351に現出させられる虚像について、図12を参照して説明する。図12は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成、及び現出させられる虚像を示す説明図である。図12(a)は、虚像現出装飾体のレンズアレイの構成を示す説明図であり、図12(b)は、現出させられる虚像の形状を示す平面図である。
図12(a)に示すように、虚像現出装飾体351は、4個の虚像領域730を備えている。4個の虚像領域730のそれぞれを、虚像領域761、虚像領域762、虚像領域763、虚像領域764と表記する。虚像領域761と虚像領域762と、及び虚像領域763と虚像領域764とが、X軸方向に並んでおり、虚像領域761と虚像領域763と、及び虚像領域762と虚像領域764とが、Y軸方向に並んでいる。
虚像領域761には、マイクロレンズ62cで構成されたレンズアレイ61cが配設されている。虚像領域762には、マイクロレンズ62fで構成されたレンズアレイ61iが配設されている。虚像領域763には、虚像領域762と同様に、レンズアレイ61iが配設されている。虚像領域764には、虚像領域761と同様に、レンズアレイ61cが配設されている。
マイクロレンズ62fと、マイクロレンズ62cとのいずれか一方が、第3の集光素に相当し、もう一方が、第4の集光素に相当する。マイクロレンズ62fと、マイクロレンズ62cとのいずれか一方の平面視形状が、第1の長円に相当する。レンズアレイ61cとレンズアレイ61iのいずれか一方が、第5の集光素集合体に相当し、もう一方が、第6の集光素集合体に相当する。
虚像現出装飾体351は、虚像現出装飾体151と同様に、それぞれの虚像領域730に対応する画素集合体71を備える画素集合体721を備えている。画素集合体721における、レンズアレイ61に対応する部分が、画素集合体71である。
図12(b)に示すように、レンズアレイ61iが配設されている虚像領域762及び虚像領域763には、図6(e)に示した画素虚像73Fが現出させられる。レンズアレイ61cが配設されている虚像領域761及び虚像領域764には、図3(b)に示した画素虚像73Cが現出させられる。
虚像現出装飾体351には、2個の画素虚像73Fが斜めの一直線状に並び、一直線状の2個の画素虚像73Fをはさんで画素虚像73Cが1個ずつ配置された虚像が現出させられる。
以下、実施形態による効果を記載する。本実施形態によれば、以下の効果が得られる。
(1)画素集合体71は、画素ユニット72が格子状に等ピッチ間隔で並べられて形成されている。レンズアレイ61は、マイクロレンズ62の位置が、画素ユニット72の位置と関係付けられて、格子状に等ピッチ間隔で並べられて形成されている。これにより、レンズアレイ61によって、画素集合体71の拡大虚像を現出させることができる。当該虚像を、恰も1個の画素ユニット72が拡大された像のように視認される形状にすることができる。
(2)マイクロレンズ62は、平面視で長円形状を有しており、中央から端までの距離が周方向の位置によって異なっている。すなわち、マイクロレンズ62は、中央を通る光軸を含む断面形状は、断面の端の周方向の位置によって異なっている。これにより、現出させられる虚像の倍率が、断面ごとに異なっている。このため、マイクロレンズ62によって現出させられる画素ユニット72の虚像は、画素ユニット72の平面視形状が変形させられた形状となる。これにより、画素ユニット72とは形状が異なる虚像を現出させることができる。さらに、マイクロレンズ62の形状を変えることで、マイクロレンズ62の形状によって、異なる形状の虚像を現出させることができる。
(3)虚像現出装飾体51は、虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、及び虚像領域730dを備えている。虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、及び虚像領域730dには、レンズアレイ61a、レンズアレイ61b、レンズアレイ61c、又はレンズアレイ61dが形成されている。レンズアレイ61a、レンズアレイ61b、レンズアレイ61c、及びレンズアレイ61dは、備えているマイクロレンズ62が互いに異なっている。これにより、同じ形状の画素ユニット72を備える画素集合体71を備える、虚像領域730a、虚像領域730b、虚像領域730c、及び虚像領域730dにおいて、視認される形状が互いに異なる画素虚像73A、画素虚像73B、画素虚像73C、又は画素虚像73Dを現出させることができる。
(4)レンズアレイ61d、レンズアレイ61e、及びレンズアレイ61fは、長円の長手方向の方向が互いに異なる、マイクロレンズ62aとマイクロレンズ62b、又はマイクロレンズ62eとマイクロレンズ62fを備えている。これにより、レンズアレイ61dによっては、マイクロレンズ62aによって現出させられる虚像とマイクロレンズ62bによって現出させられる虚像とからなる画素虚像73Dを現出させることができる。レンズアレイ61e、及びレンズアレイ61fによっては、マイクロレンズ62eによって現出させられる虚像とマイクロレンズ62fによって現出させられる虚像とからなる画素虚像73G又は画素虚像73Kを現出させることができる。また、2種類のマイクロレンズ62の配置位置によって、画素虚像73Gと画素虚像73Kとのように、互いに異なる画素虚像73を現出させることができる。
(5)レンズアレイ61gは、長円の長手方向の方向が互いに異なる、マイクロレンズ62aとマイクロレンズ62bとに加えて、平面視形状が異なるマイクロレンズ62cを備えている。これにより、レンズアレイ61gによっては、レンズアレイ61gが備えるマイクロレンズ62eによって現出させられる画素虚像73Lとマイクロレンズ62bによって現出させられる画素虚像73Mとマイクロレンズ62cによって現出させられる画素虚像73Nとからなる画素虚像73Pを現出させることができる。
(6)虚像現出装飾体151及び虚像現出装飾体251は、マイクロレンズ62eで構成されたレンズアレイ61hを備える虚像領域730と、マイクロレンズ62fで構成されたレンズアレイ61iを備える虚像領域730とを備えている。虚像現出装飾体151及び虚像現出装飾体251には、画素虚像73Eと画素虚像73Fとを備える虚像を現出させることができる。
また、2種類の虚像領域730の配置位置によって、虚像現出装飾体151と虚像現出装飾体251とのように、互いに異なる虚像を現出させることができる。
(7)虚像現出装飾体351、は、マイクロレンズ62cで構成されたレンズアレイ61cを備える虚像領域730と、マイクロレンズ62fで構成されたレンズアレイ61iを備える虚像領域730とを備えている。虚像現出装飾体351には、画素虚像73の形状が互いに異なる画素虚像73Cと画素虚像73Fとを備える虚像を現出させることができる。
また、2種類の虚像領域730の配置位置によって、画素虚像73Cと画素虚像73Fとの配置位置が異なる虚像を現出させることができる。
(8)基材53の一面には、撥液層55が形成されており、マイクロレンズ62が、撥液層55の上に形成されている。これにより、マイクロレンズ62の材料を含む機能液を配置してマイクロレンズ62を形成する際に、基材53上に配置された機能液が濡れ広がることを抑制して、盛上ったレンズ形状を形成し易くすることができる。
以上、添付図面を参照しながら好適な実施形態について説明したが、好適な実施形態は、前記実施形態に限らない。実施形態は、要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論であり、以下の変形例のように実施することもできる。
(変形例1)前記実施形態においては、画素ユニット72の形状は円形であった。しかし、画素ユニットの形状は円形に限らない。画素ユニットの形状は他の形状であってもよい。また、画素ユニットが単独の像であることも必須ではない。画素ユニットは、複数の像からなるものであってもよい。
(変形例2)前記実施形態においては、虚像現出装飾体151や虚像現出装飾体251では、長手方向の方向が互いに異なるマイクロレンズ62e又はマイクロレンズ62fを備えるレンズアレイ61h及びレンズアレイ61iを備えていた。虚像現出装飾体は、平面視形状が同じであって長手方向の方向が異なる他のマイクロレンズ62(集光素)を備えるレンズアレイ61(集光素集合体)をさらに備える構成であってもよい。
(変形例3)前記実施形態においては、レンズアレイ61eやレンズアレイ61fでは、長手方向の方向が互いに異なるマイクロレンズ62e及びマイクロレンズ62fを備えていた。レンズアレイ61(集光素集合体)は、平面視形状が同じであって長手方向の方向が異なる他のマイクロレンズ62(集光素)をさらに備える構成であってもよい。
(変形例4)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51は、平面視形状が互いに異なるマイクロレンズ62a(マイクロレンズ62b)、又はマイクロレンズ62cを備えるレンズアレイ61a(レンズアレイ61b)、及びレンズアレイ61cを備えていた。虚像現出装飾体351は、平面視形状が互いに異なるマイクロレンズ62c又はマイクロレンズ62fを備える、レンズアレイ61c及びレンズアレイ61iを備えていた。しかし、虚像現出装飾体は、平面視形状が互いに異なる他のマイクロレンズ62(集光素)を備えるレンズアレイ61(集光素集合体)をさらに備える構成であってもよい。
(変形例5)前記実施形態においては、レンズアレイ61gは、平面視形状が互いに異なるマイクロレンズ62e(マイクロレンズ62f)、及びマイクロレンズ62cを備えていた。しかし、レンズアレイ61(集光素集合体)は、平面視形状が互いに異なる他のマイクロレンズ62(集光素)をさらに備える構成であってもよい。
(変形例6)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51、虚像現出装飾体151、虚像現出装飾体251、及び虚像現出装飾体351が備えるレンズアレイ61は4個であった。しかし、虚像現出装飾体が備えるレンズアレイ61(集光素集合体)の数は4個に限らない。虚像現出装飾体が備えるレンズアレイ61(集光素集合体)は、何個であってもよい。
(変形例7)前記実施形態においては、マイクロレンズ62の形状に対応させて画素虚像73の形状を例示したが、実際に現出させられる虚像の形状は様々である。平面視形状が同じであっても、マイクロレンズ62(集光素)の厚さによって、現出させられる虚像の形状は異なる形状になる。また、マイクロレンズ62(集光素)を形成するために用いる機能液の基材面に対する接触角によってもマイクロレンズ62(集光素)の断面形状が異なり、現出させられる虚像の形状は異なる形状になる。
(変形例8)前記実施形態においては、虚像現出装飾体51のレンズアレイ61におけるマイクロレンズ62の配設ピッチP2と、画素集合体71における画素ユニット72の配設ピッチP1との関係は、ピッチP1<ピッチP2であった。また、ピッチP2×(レンズアレイ61におけるマイクロレンズ62の行数又は列数−1)=ピッチP1×(画素集合体71における画素ユニット72の行数又は列数)を満たす関係であった。しかし、レンズアレイ61(集光素集合体)におけるマイクロレンズ62(集光素)の配設ピッチP2と、画素集合体71(ユニット集合体)における画素ユニットの配設ピッチP1との関係は、ピッチP1>ピッチP2であってもよい。ピッチP1>ピッチP2の場合、ピッチP2×(レンズアレイ61(集光素集合体)におけるマイクロレンズ62(集光素)の行数又は列数)=ピッチP1×(画素集合体71(ユニット集合体)における画素ユニットの行数又は列数−1)となるように、ピッチP1、ピッチP2、レンズアレイ61(集光素集合体)におけるマイクロレンズ62(集光素)の行数及び列数、及び画素集合体71(ユニット集合体)における画素ユニットの行数及び列数を設定する。
ピッチP1<ピッチP2の場合、現出させられる虚像は、画素集合体71(ユニット集合体)の位置より沈んで(奥側に)見える。ピッチP1>ピッチP2の場合、現出させられる虚像は、画素集合体71(ユニット集合体)の位置より浮かんで(手前側に)見える。
(変形例9)前記実施形態においては、インクジェット方式の液滴吐出装置1を用いて、虚像現出装飾体51などが備えるレンズアレイ61を構成するマイクロレンズ62を形成することによって、レンズアレイ61を形成していた。しかし、液滴吐出装置を用いて、マイクロレンズ62(集光素)の材料を配置することは必須ではない。マイクロレンズ62(集光素)は、他の印刷方法などを用いて形成してもよい。
(変形例10)前記実施形態においては、マイクロレンズ62cは、平面視でほぼ円形を有していた。しかしこれに限らず平面視形状がマイクロレンズ62aやマイクロレンズ62bと異なる長円形状や多角形状であってもよい。
1…液滴吐出装置、51…虚像現出装飾体、53…基材、55…撥液層、61…レンズアレイ、61a,61b,61c,61d,61e,61f,61g,61h,61i…レンズアレイ、62…マイクロレンズ、62a,62b,62c,62e,62f…マイクロレンズ、71…画素集合体、72…画素ユニット、73…画素虚像、73A,73B,73C,73D,73E,73F,73G,73H,73J,73K,73L,73M,73N,73P…画素虚像、76…虚像ユニット、151,251,351…虚像現出装飾体、162a…マイクロレンズ、172…画素ユニット、611,612,621,622…サブレンズアレイ、630e,630f…レンズ行、640,640c,640e,640f…レンズ塊、720,721…画素集合体、730…虚像領域、730a,730b,730c,730d…虚像領域、731E,731F,732E,732F…画素虚像、741,742,743,744,751,752,753,754,761,762,763,764…虚像領域。

Claims (8)

  1. 画素ユニットが配列されたユニット集合体と、
    複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配設された集光素集合体と、を備え、
    前記集光素集合体は、平面視形状が長円である前記集光素を含む、
    ことを特徴とする虚像現出装飾体。
  2. 前記長円の長手方向の向きが第1の方向である第1の集光素と、
    前記長円の長手方向の向きが前記第1の方向とは異なる第2の方向である第2の集光素と、を含む、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の虚像現出装飾体。
  3. 平面視形状が第1の長円である第3の集光素と、
    平面視形状が前記第1の長円とは異なる第4の集光素と、を含む、
    ことを特徴とする、請求項1に記載の虚像現出装飾体。
  4. 前記第1の集光素及び前記第2の集光素を備える第1の集光素集合体を備えることを特徴とする、請求項2に記載の虚像現出装飾体。
  5. 前記第3の集光素及び前記第4の集光素を備える第2の集光素集合体を備えることを特徴とする、請求項3に記載の虚像現出装飾体。
  6. 前記第1の集光素を備える第3の集光素集合体と、
    前記第2の集光素を備える第4の集光素集合体と、を備える、
    ことを特徴とする、請求項2に記載の虚像現出装飾体。
  7. 前記第3の集光素を備える第5の集光素集合体と、
    前記第4の集光素を備える第6の集光素集合体と、を備える、
    ことを特徴とする、請求項3に記載の虚像現出装飾体。
  8. 画素ユニットが配列されたユニット集合体と、複数の集光素からなり、前記集光素が前記画素ユニットと関連付けられた位置に配設された集光素集合体と、を備える虚像現出装飾体の製造方法であって、
    前記集光素集合体は、平面視形状が長円形状である前記集光素を含み、
    前記画素ユニット及び前記集光素の両方、又はいずれか一方を、液滴を吐出する液滴吐出装置を用いて形成することを特徴とする虚像現出装飾体の製造方法。
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