JP2014039771A - 医療用弁装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】止血性が良好な医療用弁装置を提供する。
【解決手段】Yコネクタ1は、生体内に導入される細長形状の導入部材2を挿通可能な挿通孔3を有する本体ユニット4と、挿通孔3を塞ぐように本体ユニット4に組付けられた止血弁5とを備えており、止血弁5は、自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように圧縮変形されることによって第1スリット48が閉じ、第2スリット49が開くように本体ユニットに組付けられている。
【選択図】図1

Description

本発明は、カテーテルなどを挿入する際に使用される医療用弁装置に関する。
カテーテルを用いた血管内治療などを行う場合、血管からの出血を抑制するために医療用弁装置が用いられる。医療用弁装置としては、血管と体外との間に通路を形成しガイドワイヤなどの細長の導入部材が挿通されるイントロデューサ(特許文献1、2)、ガイディングカテーテルの基端部に接続され、治療用カテーテルなどの細長の導入部材が挿通されるコネクタ(特許文献3〜7)などが知られている。これら医療用弁装置は、生体内に導入される細長形状の導入部材を挿通可能な挿通孔を有する本体ユニットと、挿通孔内に設置された止血弁とを備える。
特開平8−276021号公報 特開平6−216155号公報 特開2000−316986号公報 特開2000−261760号公報 特開2005−261759号公報 再表2008−078393号公報 特開2009−006051号公報
医療用弁装置を血管、血流が挿通孔を逆流し、止血弁に圧力が加わることによって導入部材と止血弁との間に隙間が形成され、隙間から血液が漏れることがあり、止血性が充分に発揮できないおそれがある。特に動脈血管に医療用弁装置を接続した場合、血圧相当の圧力が止血弁に加えられ、止血弁と導入部材との間に隙間が形成され易い。止血性を高めるという点において、上記先行技術文献に記載の医療用弁装置には改良の余地がある。
本発明は、止血性が良好な医療用弁装置を提供することを目的とする。
本発明は、生体内に導入される細長形状の導入部材を挿通可能な挿通孔を有する本体ユニットと、前記挿通孔を塞ぐように前記本体ユニットに組付けられた止血弁とを備えており、前記止血弁は本体ユニットに組付けられていない自然状態で上面と下面とを有する平板状であり、上面から下面側に向かって前記止血弁の厚みの途中まで延びる第1スリットと、該第1スリットと交差し下面から上面側に向かって前記止血弁の厚みの途中まで延びる第2スリットとが形成され、第1スリットおよび第2スリットによって前記止血弁の中心に前記止血弁の中心に前記導入部材を挿通可能な通路が形成され、前記止血弁は、前記本体ユニットに前記上面が前記導入部材の挿通方向上流側に配置され、前記下面が前記導入部材の挿通方向下流側に配置され、前記自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように圧縮変形されることによって前記第1スリットが閉じ、前記第2スリットが開くように前記本体ユニットに組付けられていることを特徴とする医療用弁装置である。
本発明によれば、止血弁は、本体ユニットに組付けられた状態では、自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように圧縮変形される。したがって本体ユニットの挿通孔に血液が逆流した場合でも挿通孔周辺の止血弁が上流側に変位することを抑制し、止血弁と導入部材との間に隙間が形成されることを抑制することができる。また止血弁は、上記のように圧縮変形されているので、組付け状態では、自然状態と比べて第1スリットがより密接して閉じる構成となっている。したがって止血弁の通路を通された導入部材と止血弁とがより密接する。これによって本体ユニットの挿通孔に血流が逆流した場合であっても、止血弁と導入部材との間に隙間が形成されることを抑制することができる。さらに止血弁に下流側から圧力が加えられ、止血弁の中心が上流側に変位することがあっても下流側の第2スリットが閉じる方向に変位するので、止血弁と導入部材との間に隙間が形成されることを抑制することができる。このように医療用弁装置の止血性を良好なものとすることができる。
また本発明は、前記第1スリットおよび第2スリットの前記止血弁の厚み方向の終端位置が一致しており、前記1スリットの厚み方向の長さをT1、前記第2スリットの厚み方向の長さをT2としたとき、0.75≧T1/T2≧0.35であることを特徴とする医療用弁装置である。
本発明によれば、前記1スリットの厚み方向の長さをT1、前記第2スリットの厚み方向の長さをT2としたとき、0.75≧T1/T2≧0.35である。T1およびT2を0.75≧T1/T2≧0.35に設定することにより、上記止血性を良好にする、という効果に加えて止血弁に通された導入部材の操作性も良好なものとすることができる。
また本発明は、前記止血弁は、前記第1スリットおよび第2スリットが形成された中央部と、中央部の周りの周縁部とを有し、前記本体ユニットは、前記止血弁の上面に当接するキャップ部材と、前記止血弁の下面のうち前記周縁部の下面のみに当接する弁保持部材とを有しており、前記止血弁は、前記キャップ部材と、弁保持部材とで挟持されることによって圧縮変形されることを特徴とする医療用弁装置。
本発明によれば、弁保持部材は、第1スリットおよび第2スリットが形成された中央部を避けて、前記止血弁の下面のうち前記周縁部の下面のみに当接する。したがってキャップ部材と弁保持部材と挟持されることによって止血弁が圧縮変形されたとき、止血弁の中央に直接力が加わることを抑制することができる。これによって止血弁が本体ユニットに組付けられたとき、各スリットが止血弁の厚み方向につぶされることを抑制し、医療用弁装置の止血性および導入部材の操作性を良好なものとすることができる。
Yコネクタの断面図。 キャップ部材と弁保持部材とを分解して示す断面図。 自然状態の止血弁を示す図であり、(a)止血弁の上面図、(b)止血弁の側面図、(c)止血弁の下面図。 組付け状態の止血弁を説明するための断面図。
以下、本発明の医療用弁装置の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は医療用弁装置の一実施形態であるYコネクタ1の断面図である。図2は、キャップ部材7と弁保持部材8とを分解して示す断面図である。以下の説明では図1の状態で上側を導入部材2の挿入方向上流側である基端側とし、下側を導入部材2の挿入方向下流側である先端側として説明する。
Yコネクタ1は、生体内に導入されるカテーテルやガイドワイヤなど細長形状の導入部材2を挿通可能な挿通孔3を有する本体ユニット4と、前記挿通孔3を塞ぐように前記本体ユニット4に組付けられた止血弁5とを備える。
本体ユニット4は、主管部材6と、キャップ部材7と、止血弁5を保持する弁保持部材8とを有する。主管部材6は、ポリカーボネート等の合成樹脂材料によりY字状に形成され、管状をなすメインブランチ9と、メインブランチ9の途中位置から分岐させて設けられ、管状をなすサブブランチ10とを有している。メインブランチ9のメイン孔11とサブブランチ10のサブ孔12とは連通されている。
メインブランチ9の先端部には、Yコネクタ1をガイディングカテーテルに装着するためのローテータ13が取付けられている。ローテータ13は二重円筒状をなしており、内孔14はメイン孔11と同一軸線上にあり、外孔15にはその周壁にガイディングカテーテルを装着するための装着溝が形成されている。Yコネクタ1に挿通されるカテーテルやガイドワイヤなどといった導入部材2は、メイン孔11内を通りガイディングカテーテル内に導入される。サブブランチ10の延出方向の端部には、生理食塩水や造影剤などといった液剤を供給するための液剤供給器等が接続される。
メインブランチ9のメイン孔11の基端側はテーパ状段差部16を介して拡径されており、その拡径部18には固定弁19が収容されている。固定弁19は、シリコンゴムなどといった弾性を有する合成樹脂により筒状に形成されている。固定弁19は、外面を拡径部18の内面に対して密接状として、さらにテーパ状となった端面をテーパ状段差部16に対して密接状として保持されている。この場合、固定弁19の固定弁孔20はメイン孔11と同一軸線上にある。主管部材6の基端部17、具体的にはメインブランチ9の基端部17にはキャップ部材7が組付けられており、キャップ部材7の内部には止血弁5を保持する弁保持部材8が収容されている。
キャップ部材7は、透明性を有する合成樹脂により有底の円筒状に形成され、周壁部21と底部22とを有する。キャップ部材7の底部22にはその中央に底部22を貫通するキャップ孔23が形成されており、キャップ孔23の周縁にはキャップ部材7の底部22から外方に向けて突出するように周縁部24が形成されている。
キャップ部材7はメインブランチ9に螺着されることによって組付けられる。キャップ部材7の周壁部21の内面にねじ山28が形成されている。またキャップ部材7の周壁部21のねじ山28に対応させてメインブランチ9の基端部17の外面にはねじ溝29が形成されている。キャップ部材7の先端側の開口25に対してメインブランチ9の基端部17が挿入され、ねじ山28とねじ溝29とが噛み合っている。この場合、キャップ部材7はメインブランチ9と同一軸線上にある。なお、キャップ部材7の開口25側にはワッシャ30が嵌め込まれており、当該ワッシャ30がメインブランチ9の外面と当接し、キャップ部材7の抜けが防止されている。
弁保持部材8は、透明性を有する合成樹脂により円筒状に形成されており、弁保持部材8を貫通する保持部材孔31の先端の開口側には基端の開口側に向けて拡径されたテーパ面32が形成されており、基端の開口側には段差部33を介して拡径された拡径部34が形成されている。具体的には拡径部34の内径D1が段差部33の内径D2よりも大きくなるように形成されている。段差部33および拡径部34によって止血弁5を受入れる弁受入部35が形成されている。またキャップ孔23は、その直径D3が段差部33の内径D2よりも小さくなるように形成されている。
段差部33の基端側の外面は、後述する止血弁5の周縁部52と当接する当接面36とされている。また段差部33には当接面36から導入部材2の挿通方向上流側に向かって突出する突出部37が形成されている。具体的には段差部33の当接面36の最内周に基端側に向かって突出する環状の突出部37が形成されている。突出部37の外表面は丸みを帯びた形状となるように形成されている。このように突出部37の外表面に丸みを帯びさせることによって、止血弁5をキャップ部材7と、弁保持部材8とで挟持したときに、止血弁5が損傷することを抑制することができる。突出部37は、弁保持部材8の基端側端面である弁受入部35の基端側端面39から基端側に突出しないように形成されている。
弁保持部材8はキャップ部材7に螺着されることによって組付けられる。弁受入部35の外面にはキャップ部材7のねじ山28に対応させてねじ溝38が形成されている。弁保持部材8はキャップ部材7にねじ込まれることによって、弁受入部35の基端側端面39がキャップ部材7の底部22に密接可能な構成となっている。弁保持部材8は、弁受入部35に止血弁5を保持した状態で、弁受入部35が形成された側の端面をキャップ部材7の底部22に向くようにキャップ部材7の開口25に挿入され、キャップ部材7のねじ山28とねじ溝38とをかみ合わせキャップ部材7にねじ込まれ、弁受入部35の基端側端面39がキャップ部材7の底部22に密接した状態でキャップ部材7に接着されている。
キャップ部材7がメインブランチ9に取り付けられた状態において、弁保持部材8のテーパ面32が形成された側の端部はメイン孔11に入り込んでいる。そして、弁保持部材8はメインブランチ9の内面に密接状となっており、さらには固定弁19の基端側端面39と密接状となっている。
上記のようにキャップ部材7及び弁保持部材8が設けられていることにより、固定弁孔20を収縮させる収縮操作が可能である。キャップ部材7を回転操作することにより、キャップ部材7はネジ山28とメインブランチ9の基端部17に形成されたネジ溝29との噛み合わせにより、メインブランチ9の先端に向けて移動する。そして、このキャップ部材7の移動に合わせて弁保持部材8も一体的に移動し、弁保持部材8が固定弁19を押圧する。固定弁19は、メインブランチ9のテーパ状段差部16に当接しているため弁保持部材8に押圧されることで圧縮状態となり、固定弁孔20が収縮される。固定弁孔20が収縮されることにより、Yコネクタ1に挿通されたカテーテルやガイドワイヤなどといった導入部材2を固定弁19によって固定することができる。なお、キャップ部材7を上記回転操作とは逆方向に回転操作することにより、キャップ部材7がメインブランチ9の基端に向けて移動し、これにともなって弁保持部材8が基端に向けて移動することによって固定弁19の収縮状態が解除される。本実施形態では、Yコネクタ1の挿通孔3は、メイン孔11と、キャップ孔23と、固定弁孔20、弁保持部材孔31とが同一軸線上に配置されて形成されている。
キャップ部材7には止血弁5を開閉するためのオープナ40が取り付けられている。オープナ40は円筒状をなす筒体41と、筒体41の基端部17に固定され筒体41に一体化されたフランジ体42とを備え、筒体41を貫通するオープナ孔64が形成されている。筒体41は、止血弁5を収容する前の状態において開口25からキャップ部材7の外方に突出するように装着されており、その装着後においてキャップ部材7の外方に突出した端部にフランジ体42が固定されている。筒体41の先端部に形成された突起部がキャップ部材7の底部22にて受けられることで、筒体41のキャップ部材7からの抜けが防止されている。上記のように取り付けられた状態において、オープナ40はキャップ部材7および止血弁5と同一軸線上にあり、軸線方向に移動可能となっている。そして、オープナ40がキャップ部材7から最も突出した最大突出位置にある場合、筒体41の先端部は止血弁5の上面44と接しているか僅かに離間された位置にある。
図3は、自然状態の止血弁5を示す図であり、(a)は止血弁5の上面図、(b)は止血弁5の側面図、(c)は止血弁5の下面図である。図3(b)では第1スリット48および第2スリット49は破線で示されている。止血弁5は、弾性材料を用いて形成されている。具体的には止血弁5は、弾性材料としてシリコンゴムを用いて、例えば射出成形により形成されている。なお、シリコンゴムに限定されることはなく、ウレタンゴム、ブタジエンゴムなどの他の合成ゴム、ラテックスゴムなどの天然ゴム、オレフィン系エラストマ(例えば、ポリスチレンエラストマ、ポリプロピレンエラストマ)、ポリアミドエラストマ、スチレン系エラストマ、ポリウレタン、ウレタン系エラストマ、フッ素樹脂系エラストマ等を用いてもよい。
止血弁5は本体ユニット4に組付けられていない自然状態で上面44と下面45とを有する平板状である。止血弁5には上面44から下面45側に向かって止血弁5の厚みの途中まで延びる第1スリット48と、第1スリット48と交差し下面45から上面44側に向かって止血弁5の厚みの途中まで延びる第2スリット49とが形成されている。第1スリット48および第2スリット49によって止血弁5の中心に導入部材2を挿通可能な通路50が形成されている。通路50は導入部材2を挿通可能であれば、自然状態で閉じた通路50でも良い。
止血弁5は、第1スリット48および第2スリット49が形成された中央部51と、中央部51の周りの周縁部52とを有し、中央部51の下面45は、周縁部52の下面45から突出している。具体的には止血弁5は自然状態で全体として円盤状に形成され、基端側に配置される円盤状の第1弁部55と、先端側に配置され、第1弁部55よりも外径が小さい円盤状の第2弁部56とを有する。第1弁部55と第2弁部56との中心は一致し、第2弁部56の径方向外側に突出する第1弁部55によって止血弁5の周縁部52が形成されている。
また止血弁5は、自然状態で周辺から中心に向かうほど厚みが小さくなるように形成されている。具体的には止血弁5の上面44の中心である上面側中心57が中央部51の上面44の周辺縁である上面側周辺縁58から下面45側に向かって凹むように形成されている。下面45の中心である下面側中心59が中央部51の下面45の周辺縁である下面側周辺縁60から上面44側に向かって凹むように形成されている。止血弁5をこのように形成することによって、挿通孔3に導入部材2を挿通させたとき、止血弁5と導入部材2との接触面積を小さくすることができるので、挿通された導入部材2の操作性を良好なものとすることができる。本実施形態では上面44側の凹み量に比べて下面45側の凹み量が大きくなるように設定されている。中央部51の上面側周辺縁58を基準とした上面側中心57の凹み量は0.09mm以上、0.10mm以下に設定される。また中央部51の下面側周辺縁60を基準とした下面側中心59の凹み量は、0.30mm以上、0.35mm以下に設定される。
本実施形態では第1スリット48は、2つの切れ込み61a,61bによって形成されている。第1スリット48を形成する2つの切れ込み61a,61bは互いに90度の角を形成するように止血弁5の中心で交わっている。また第2スリット49も第1スリット48と同様に、2つの切れ込み62a,62bによって形成されている。第1スリット48を形成する2つの切れ込みは互いに90度の角を形成するように血弁の中心で交わっている。第1スリット48を形成する切れ込み61a,61bと、第2スリット49を形成する切れ込み62a,62bとは止血弁5を上面44側または下面45側から見たとき(平面視したとき)に45度の角度を形成するように交差している。なお第1スリット48および第2スリット49は、止血弁5の中心に導入部材2を挿通可能な通路50を形成する構成であればよく、たとえば各スリットを1の切れ込みで形成してもよく、2以上の切れ込みで形成してもよく、各スリットの各切れ込み同士が形成する角度も任意である。また止血弁5に第1スリット48および第2スリット49に加えて、他のスリット、孔などを形成し通路50を形成してもよい。
自然状態の第1スリット48および第2スリット49の切れ込み61a,61b,62a,62bの切れ込み幅は0.10mm以上、0.13mm以下となるように設定されている。第1スリット48は、その切れ込み61a,61bが第1弁部55の厚み途中で終端するように形成されている。第2スリット49は、その切れ込み62a,62bが第2弁部56を超えて第1スリット48の終端位置で終端している。第1スリット48が第1弁部55の厚み途中で終端することによって、止血弁5が本体ユニット4に組付けられた状態(以下、組付け状態という場合がある)で、第1スリット48が厚み方向全体で好適に密接して閉じることができる。第1スリット48の厚み方向の長さをT1、第2スリット49の厚み方向の長さをT2としたとき、0.75≧T1/T2≧0.35に設定されるとよい。より好ましくは0.75≧T1/T2≧0.50に設定されるとよい。なお本実施形態のように止血弁5が、自然状態で周辺から中心に向かうほど厚みが小さくなるように形成されている場合、第1スリット48および第2スリット49の各厚み方向の長さT1,T2は、各切れ込み61a,61b,62a,62bの最大の厚み方向の長さとする。
止血弁5の最大外径、言い換えれば、第1弁部55の外径D4は、自然状態で止血弁5が弁保持部材8に保持可能で、止血弁5が厚み方向に圧縮されたとき、止血弁5の半径方向外方への変形が弁保持部材8によって規制されるような外径であればよい。具体的には自然状態で弁保持部材8の拡径部34に止血弁5の周縁部52がはまり込み、周縁部52が厚み方向に圧縮されたとき弁受入部35の拡径部34によって止血弁5の半径方向外方への変形が規制されるような外径であればよい。止血弁5の第1弁部55は、弁受入部35の拡径部34の内径D1と同一か若干小さい外径D4に設定される。より具体的には第1弁部55の外径D4は10.0mm≧D4≧9.9mmに設定される。このとき弁受入部35の拡径部34の内径D1は、10.1mm≧D1≧10.0mmに設定される。また第1弁部55の厚みT3は、止血弁5を弁受入部35に保持したときに、止血弁5の上面44が弁受入部35の基端側端面39から若干基端側に突出する厚みであればよい。第1弁部55の厚みT3は具体的には1.5mm≧T3≧1.4mmに設定される。このとき弁受入部35の当接面36を基準としたときの弁受入部35の基端側端面39の高さT5は、1.0mm≧T5≧0.9mmに設定される。また突出部37の当接面36からの突出量T6は、0.3mm≧T6≧0.2mmに設定される。第2弁部56の内径D5は、段差部33の内径D2よりも若干小さい外径に設定されている。具体的には第2弁部56の外径D5は6.8mm≧D5≧6.6mmに設定される。このとき段差部33の内径D2は6.9mm≧D2≧6.7mmに設定される。また第2弁部56の厚みT4は、止血弁5を弁受入部35に保持したときに、第2弁部56が段差部33を導入部材2の挿入方向下流側に越えて入り込む厚みであればよい。第2弁部56の厚みT4は具体的には1.0mm≧T4≧0.9mmに設定される。
図4は、組付け状態の止血弁5を説明するための断面図である。なお図4ではキャップ部材7、弁保持部材8および止血弁5のみを記載し、その他の主管部材6などの構成は省略する。止血弁5は、本体ユニット4に上面44が導入部材2の挿通方向上流側に配置され、下面45が導入部材2の挿通方向下流側に配置されるように組付けられる。止血弁5は本体ユニット4に組付けられた状態では、自然状態と比べて止血弁5の周辺から中心に向かうほど導入部材2の挿通方向下流側に位置するように変形するように圧縮される。止血弁5は圧縮変形されることによって自然状態と比較して第1スリット48が密接するように閉じ、第2スリット49が開くように本体ユニット4に組付けられている。ここで止血弁5の通路50は、挿通孔3と同一軸線上となるように組付けられている。具体的には、止血弁5は組付け状態では、止血弁5の上面44に当接するキャップ部材7と、止血弁5の下面45のうち周縁部52の下面45のみに当接する弁保持部材8とで挟持されることによって圧縮変形される。
止血弁5の本体ユニット4への組付け作業を簡単に説明する。弁保持部材8は上述したように、止血弁5の周縁部52の下面45に当接する当接面36を有し、当該当接面36には、当接面36から前記導入部材2の挿通方向上流側に向かって突出する突出部37が形成されている。組付け前には、止血弁5を弁保持部材8に保持させた組付け前状態とする。組付け前状態では、止血弁5は、弁保持部材8の突出部37に止血弁5の周縁部52の下面45が接し、第1弁部55が弁受入部35から挿通方向上流側に突出し、また第2弁部56が段差部33を導入部材2の挿入方向下流側に越えて入り込むように保持される状態とする。
組付け前状態で、弁保持部材8がキャップ部材7にねじ込まれ、止血弁5の上面44に当接するキャップ部材7と、止血弁5の下面45のうち周縁部52の下面45のみに当接する弁保持部材8とで挟持されることによって圧縮変形される。弁保持部材8の当接面36と、キャップ部材7の底部22の底面65とで止血弁5の周縁部52が挟持されることによって止血弁5の周縁部52が圧縮される。第1弁部55は半径方向の外側への広がりが、弁保持部材8によって規制されている。具体的には第1弁部55は、弁受入部35の拡径部34によって半径方向外側への広がりが規制されている。したがって止血弁5の周縁部52の肉厚が小さくなった分、止血弁5の中央部51が撓むように変形する。ここでキャップ孔23の内径D3が弁保持部材8の段差部33の内径D2よりも小さく設定されているので、キャップ部材7の底部22が止血弁5の通路50を避けて止血弁5の周縁部52の上面44と中央部51の上面44に当接するように構成されている。また第2弁部56の外径D5が段差部33の第2内径D2よりも小さく設定されている。キャップ部材7の底部22が止血弁5の通路50を避けて止血弁5の周縁部52の上面44と中央部51の上面44に当接するように構成および段差部33の内径D2と第2弁部56の外径D5との設定により、上記圧縮によって止血弁5が撓んだ場合、止血弁5が自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように変形する。また突出部37が形成されているので、止血弁5を圧縮変形させたとき、止血弁5が導入部材2の下流側に脱落することを抑制することができる。
以上説明したYコネクタ1の使用について簡単に説明する。カテーテルやガイドワイヤなどといった導入部材2は、Yコネクタ1の基端側からオープナ40のオープナ孔64に挿入され、挿通孔3に挿通される。この場合、導入部材2の外面に対して止血弁5が密接状態となる。よって、止血弁5よりもYコネクタ1の基端側への血液の漏れが抑制されている。挿通孔3に挿通された導入部材2はローテータ13に装着されたガイディングカテーテル内に導入され、ガイディングカテーテルを介して体内に導入される。
導入部材2の導入操作時において、止血弁5よりも先端側にエアーが混入した場合や、一時的に複雑な操作が必要となった場合には、オープナ40を押圧操作することでオープナ40の筒体41が止血弁5の通路50に挿通され止血弁5が開放状態となる。開放状態ではオープナ40の筒体41の先端が止血弁5の通路50を先端側に越えて完全に貫通する。このように筒体41の先端が通路50を完全に貫通することによってエアー抜きや複雑な操作を容易に行うことができる。各操作が終了した場合には、オープナ40を最大突出位置に移動させることによって、止血弁5が自ずと閉塞状態となる。
その後、導入部材2が治療対象位置に到達した場合などには、キャップ部材7を回転操作する。これにより、固定弁19が圧縮状態となり、導入部材2がその位置からずれないように留置される。当該留置が完了したら、適宜治療を行う。治療に際しては、主管部材6のサブブランチ10に液剤供給器等の機器を接続し、造影剤などの液剤を供給する。この供給された液剤は、メインブランチ9のメイン孔11を介してガイディングカテーテル内に入り、治療対象位置に投与される。なお、留置位置の変更、さらには治療終了後の導入部材2の抜き取りにあたっても、上記と同様あるいは逆の操作が可能である。
本実施形態のYコネクタ1は、生体内に導入される細長形状の導入部材2を挿通可能な挿通孔3を有する本体ユニット4と、挿通孔3を塞ぐように本体ユニット4に組付けられた止血弁5とを備えており、止血弁5は本体ユニット4に組付けられていない自然状態で上面44と下面45とを有する平板状であり、上面44から下面45側に向かって止血弁5の厚みの途中まで延びる第1スリット48と、第1スリット48と交差し下面45から上面44側に向かって止血弁5の厚みの途中まで延びる第2スリット49とが形成され、第1スリット48および第2スリット49によって止血弁5の中心に導入部材2を挿通可能な通路50が形成され、止血弁5は、本体ユニット4に上面44が導入部材2の挿通方向上流側に配置され、下面45が導入部材2の挿通方向下流側に配置され、自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように圧縮変形されることによって第1スリット48が閉じ、第2スリット49が開くように本体ユニット4に組付けられている。
上記構成のYコネクタ1によれば、止血弁5は、本体ユニット4に組付けられた状態では、自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように圧縮変形される。したがって本体ユニット4の挿通孔3に血液が逆流した場合でも止血弁5の中心が上流側に変位して止血弁5と導入部材2との間に隙間が形成されることを抑制することができる。また止血弁5は、上記のように圧縮変形されているので、組付け状態では、自然状態と比べて第1スリット48がより密接して閉じる構成となっている。したがって止血弁5を通された導入部材2と止血弁5とがより密接する。これによって本体ユニット4の挿通孔3に血流が逆流した場合であっても、止血弁5と導入部材2との間に隙間が形成されることを抑制することができる。さらに止血弁5に下流側から圧力が加えられ、止血弁5の中心が上流側に変位することがあっても下流側の第2スリット49が閉じる方向に変位するので、止血弁5と導入部材2との間に隙間が形成されることを抑制することができる。このようにYコネクタ1の止血性を良好なものとすることができる。
また本実施形態のYコネクタ1は、第1スリット48および第2スリット49の止血弁5の厚み方向の終端位置が一致しており、第1スリット48の厚み方向の長さをT1、第2スリット49の厚み方向の長さをT2としたとき、0.75≧T1/T2≧0.35である。
上記構成のYコネクタ1によれば、T1およびT2を0.75≧T1/T2≧0.35に設定される。T1/T2が0.75より大きい場合、止血弁5の第1スリット48が形成された領域が大きくなり、止血弁5の通路50に通された導入部材2と止血弁5との接触面積が大きくなり、導入部材2の操作性が低下するおそれがある。またT1/T2が0.35より小さい場合、止血弁5の第1スリット48が形成された領域の厚みが小さくなるので、止血弁5の組付け状態において充分な止血性を発揮できないおそれがある。0.75≧T1/T2≧0.35に設定することによって止血性を良好にする、という効果に加えて止血弁5に通された導入部材2の操作性も良好なものとすることができる。より好ましくは0.75≧T1/T2>0.50に設定されるとよい。
また本実施形態のYコネクタ1は、止血弁5は、第1スリット48および第2スリット49が形成された中央部51と、中央部51の周りの周縁部52とを有し、本体ユニット4は、止血弁5の上面44に当接するキャップ部材7と、止血弁5の下面45のうち周縁部52の下面45のみに当接する弁保持部材8とを有しており、止血弁5は、キャップ部材7と、弁保持部材8とで挟持されることによって圧縮変形される。
上記構成のYコネクタ1によれば、弁保持部材8は、第1スリット48および第2スリット49が形成された中央部51を避けて、止血弁5の下面45のうち周縁部52の下面45のみに当接する。したがってキャップ部材7と弁保持部材8と挟持されることによって止血弁5が圧縮変形されたとき、止血弁5の中央部51に直接力が加わることを抑制することができる。これによって第1スリット48が厚み方向につぶされて、組付け状態で不所望に開いてしまうことを抑制することができ、Yコネクタ1の止血性を良好なものとすることができる。
また本実施形態のYコネクタ1は、弁保持部材8は、止血弁5の周縁部52の下面45に当接する当接面36を有し、当接面36に当接面36の一部が導入部材2の挿通方向上流側に向かって突出するように突出部37が形成されている。
上記構成のYコネクタ1によれば、弁保持部材8の止血弁5の周縁部52との当接面36には突出部37が形成されているので、止血弁5がキャップ部材7と弁保持部材8とで挟持されることによって圧縮変形されるときに、周縁部52に突出部37がくい込み、止血弁5の位置ずれ、具体的には通路50と挿通孔3またはキャップ孔23との位置ずれを抑制することができる。また突出部37が止血機能を発揮する第1スリット48および第2スリット49が形成された中央部51を避けて止血弁5の周縁部52にくい込むので、止血機能の低下を抑制しつつ、通路50と挿通孔3との位置ずれを抑制することができる。
また本実施形態のYコネクタ1を、止血弁5の通路50にオープナ40の筒体41がオープナ40の筒体41が挿通され止血弁5が開放状態になったとき、筒体41の先端が止血弁5の下面45よりも基端側となるように位置するように構成してもよい。このように構成することによって、オープナ40の押圧操作を解除するだけで、開放状態の止血弁5の弾性によって筒体41の先端が基端側に戻され、止血弁5が自ずと閉塞状態となる。具体的にはオープナ40を最大突出位置に移動させる移動操作を行わずに、止血弁5の開放状態から閉塞状態に変移させることができる。したがってばねなどの弾性部材を追加することなくYコネクタ1の操作性を向上させることができる。
上記実施形態では、Yコネクタ1に対して本発明を適用したが、導入部材2を挿通可能な挿通孔3を有する本体ユニット4と、挿通孔3を塞ぐように組付けられた止血弁5とを備える他の医療用弁装置(たとえばシースイントロデューサ)に適用してもよい。
1…Yコネクタ、2…導入部材、3…挿通孔、4…本体ユニット、5…止血弁、7…キャップ部材、8…弁保持部材、44…止血弁の上面、45…止血弁の下面、48…第1スリット、49…第2スリット、50…通路、51…中央部、52…周縁部。

Claims (3)

  1. 生体内に導入される細長形状の導入部材を挿通可能な挿通孔を有する本体ユニットと、
    前記挿通孔を塞ぐように前記本体ユニットに組付けられた止血弁とを備えており、
    前記止血弁は本体ユニットに組付けられていない自然状態で上面と下面とを有する平板状であり、上面から下面側に向かって前記止血弁の厚みの途中まで延びる第1スリットと、該第1スリットと交差し下面から上面側に向かって前記止血弁の厚みの途中まで延びる第2スリットとが形成され、これら第1スリットおよび第2スリットによって前記止血弁の中心に前記導入部材を挿通可能な通路が形成され、
    前記止血弁は、前記本体ユニットに前記上面が前記導入部材の挿通方向上流側に配置され、前記下面が前記導入部材の挿通方向下流側に配置され、前記自然状態と比べて周辺から中心に向かうほど下流側に位置するように圧縮変形されることによって前記第1スリットが閉じ、前記第2スリットが開くように前記本体ユニットに組付けられていることを特徴とする医療用弁装置。
  2. 前記第1スリットおよび第2スリットの前記止血弁の厚み方向の終端位置が一致しており、
    前記1スリットの厚み方向の長さをT1、前記第2スリットの厚み方向の長さをT2としたとき、0.75≧T1/T2≧0.35であることを特徴とする請求項1に記載の医療用弁装置。
  3. 前記止血弁は、前記第1スリットおよび第2スリットが形成された中央部と、中央部の周りの周縁部とを有し、
    前記本体ユニットは、前記止血弁の上面に当接するキャップ部材と、前記止血弁の下面のうち前記周縁部の下面のみに当接する弁保持部材とを有しており、
    前記止血弁は、前記キャップ部材と弁保持部材とで挟持されることによって圧縮変形されることを特徴とする請求項1または2に記載の医療用弁装置。
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