JP2014036488A - 界磁子製造方法及び射出成形装置 - Google Patents

界磁子製造方法及び射出成形装置 Download PDF

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Abstract

【課題】コアに埋め込まれてコアの外周面に対して重なる複数の永久磁石を、良好に着磁する技術を提供する。
【解決手段】埋設孔21の次に外周面16に近い埋設孔22へ磁石材料50が注入され、埋設孔22の形状に整合して射出成形する。磁石材料50は、磁束φ0、φ1によって着磁される。埋設孔22は埋設孔21よりも外周面16から遠いので、外部磁界が埋設孔21,22の間のコア1を経由して漏れ、埋設孔22を通る磁束φ0の量は埋設孔21を通る磁束φ0の量よりも少ない。また樹脂磁石51からの磁束φ1も、埋設孔21,22の間のコア1を経由する「漏れ」によって、樹脂磁石51から離れるとともに減少する。しかしながら、磁束φ1によって磁束φ0の減少分は完全ではないにせよ補償され、埋設孔22中の磁石材料50の着磁を良好に行うことができる。
【選択図】図7

Description

この発明は回転電機の界磁子を製造する技術に関し、特にいわゆるインナーロータ型の埋込磁石型回転電機の界磁子を製造する技術に関する。
埋込磁石型回転電機においてリラクタンストルクを増大させるために、界磁子のコアに埋設する永久磁石が外周面に対して重なる構成が提案されている。またかかる積層された永久磁石を樹脂磁石(「ボンド磁石」とも称される)によって形成する手法も、例えば特許文献1,2で提案されている。永久磁石の形成には着磁が必要であり、着磁の手法は例えば特許文献1,2,3で提案されている。
特開平11−206075号公報 特開2003−47212号公報 特開平4−75449号公報
特許文献1,2に示された方法では、着磁のための外部磁界を印加しつつ、外周面に対して積層される樹脂磁石の材料を射出成形してから冷却が行われる。しかし積層される樹脂磁石が多いと、積層された樹脂磁石同士の間のコアを経由して外部磁界が流れてしまう。これは樹脂磁石の着磁、特に内側に位置する樹脂磁石の着磁が不十分となる原因となる。
即ち、リラクタンストルクを増大させるために、界磁子の永久磁石を多層化し、いわゆるq軸磁路をコア中で増大させると、当該q軸磁路となるコア自体が永久磁石の着磁を不十分としてしまい、マグネットトルクを低下させてしまう。
このような外部磁界の、いわば「漏れ」を低減するには、特許文献3に開示されたように、永久磁石の外周側と内周側の双方から外部磁界を印加することも一法ではある。しかしながら、このような手法は、界磁子が環状でなければ採用することは困難である。よってかかる手法は、いわゆるインナーロータ型回転電機に採用される、円筒形の界磁子には特に不向きであると言える。
この発明は上記の観点に鑑みたもので、コアに埋め込まれてコアの外周面に対して重なる複数の永久磁石を、良好に着磁する技術を提供することを目的とする。
この発明にかかる界磁子製造方法の第1の態様は、外周面(16)を有し、前記外周面に対して重なる複数の埋設孔(21,22,23)が穿たれた円筒形のコア(1)と、前記複数の埋設孔の中にある樹脂磁石(51,52,53)とを含む界磁子を製造する方法である。そして前記外周面よりも外側から外部磁界を引加しつつ、前記埋設孔中への磁石材料(50)の射出成形及び冷却を、前記外周面側から順次に行って前記樹脂磁石を形成する。
この発明にかかる界磁子製造方法の第2の態様は、その第1の態様であって、前記埋設孔の前記外周面に近い側が、前記外周面に対して凹む。
この発明にかかる射出成形装置の第1の態様は、この発明にかかる界磁子製造方法に用いる射出成形装置であって、前記埋設孔(21,22,23)のそれぞれに対応し、前記磁石材料を前記埋設孔に供給する複数のスプルー(131,132,133)と、前記外周面に近い方から前記スプルーへ前記磁石材料を供給するランナー(12)とが穿たれた金型(9)を備える。
望ましくは、前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路抵抗が増大する。例えば前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路断面積が減少する。あるいは例えば前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路長が増大する。
あるいは望ましくは、前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、前記ランナー(12)との接続位置が上昇する。
あるいは望ましくは前記ランナー(12)側において、前記スプルー(131,132,133)同士の間に設けられたバルブ(134,135)を更に備える。
この発明にかかる射出成形装置の第2の態様は、この発明にかかる界磁子製造方法に用いる射出成形装置であって、前記埋設孔(21,22,23)のそれぞれに対応して穿たれる複数のスプルー(131,132,133)と、前記スプルーへ前記磁石材料を供給するランナー(12)とが穿たれた金型(9)を備える。前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路断面積が減少する。
この発明にかかる射出成形装置の第3の態様は、この発明にかかる界磁子製造方法に用いる射出成形装置であって、前記円筒形の軸に対して垂直に可動して、前記埋設孔(21,22,23)に共通して前記磁石材料を供給するスプルー(137)と、前記スプルーへ前記磁石材料を供給するランナー(12)と、前記スプルーの可動範囲において前記ランナーと前記スプルーとを連通させる連通孔(136)とが穿たれた金型(90)を備える。
この発明にかかる界磁子製造方法の第4の態様は、その第1の態様乃至第3の態様のいずれかであって、前記外周面(16)を冷却する冷却部(15)と、前記外周面よりも外側から前記外部磁界を引加する外部磁界発生部(5,6)とを更に備える。
この発明にかかる界磁子製造方法の第1の態様によれば、最外周の樹脂磁石以外の樹脂磁石を形成する際には、外部磁界のみならず、既に形成された樹脂磁石から得られる磁束も、磁石材料に対する着磁磁界として作用する。よって複数の埋設孔同士の間のコアを経由して外部磁界が外に漏れても、内側の樹脂磁石が良好に着磁される。
この発明にかかる界磁子製造方法の第2の態様によれば、界磁子の一極あたりの樹脂磁石の磁極面積を拡げて界磁磁束を稼ぐのみならず、磁石材料の着磁方向が磁極面に垂直になりやすい。
この発明にかかる射出成形装置の第1の態様乃至第4の態様によれば、この発明にかかる界磁子製造方法の実現に資する。
特にこの発明にかかる射出成形装置の第4の態様によれば、磁石材料の冷却を促進し、以て工程が迅速化される。
第1の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第1の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す平面図である。 ボンド磁石のBH曲線を示すグラフである。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す平面図である。 本実施の形態にかかる界磁子の製造方法で得られる界磁子を示す平面図である。 第2の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第2の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す平面図である。 第3の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第3の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第3の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第4の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第4の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第4の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第5の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第6の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第7の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第7の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す平面図である。 第7の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第7の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す平面図である。 第7の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す断面図である。 第7の実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型の構造を示す平面図である。
第1の実施の形態.
図1は図2の位置I−Iにおける断面図であり、図2は図1の位置II−IIにおける平面図である。第1の実施の形態にかかる界磁子の製造方法には、3つの金型8,9,10が採用される。
上方の金型(以下「上型」)8には垂直方向に注入口11が貫通している。
下方の金型(以下「下型」)10は収納部材14と、これに収納された永久磁石5及びポールピース6を備えている。永久磁石5とポールピース6とは内周面4を形成する。内周面4は円筒形のコア1を収納する。永久磁石5はポールピース6を介して、コア1へと着磁用の外部磁界を印加する。よって永久磁石5はポールピース6と共に、外部磁界発生部として把握することができる。なお、外部磁界を有効に発生させるため、収納部材14は非磁性材料であることが望ましい。
上型8と下型10の構造は、例えば特許文献2に開示された構造を採用することができる。
コア1は外周面16を有し、外周面16が内周面4に近接、もしくは当接する。コア1には、外周面16に対して重なる複数の埋設孔21,22,23が穿たれている。埋設孔21,22,23には後述する工程によって樹脂磁石(不図示)が埋設される。
なお、コア1は内周面19をも有している。内周面19には界磁子と連結されるシャフト(不図示)が貫通する。もちろん、界磁子とシャフトとの連結が可能な他の公知の手段を用いることによって、内周面19を設けない構成を採用してもよい。
上型8と下型10の間の金型(以下「中間型」)9には、ランナー12と、複数のスプルー13が穿たれている。ランナー12とスプルー13は中間型9の上方から下方までを貫通する貫通孔を形成する。
なお、本実施の形態におけるランナー12及びスプルー13は、特許文献2ではそれぞれ「スプルーランナー12」「ゲート13」と称呼されている。
スプルー13の下端は埋設孔21,22,23と連通する。但しスプルー13は平面視上、埋設孔21,22,23からはみ出ることは望ましくない。スプルー13がその下端から、磁石材料を埋設孔21,22,23に供給するからである。
本実施の形態における中間型9では、スプルー13は埋設孔21,22,23のそれぞれに対応して設けられている。
ランナー12は注入口11とスプルー13とを連通させる。樹脂磁石の材料となる磁石材料(不図示)は、注入口11から注入され、ランナー12、スプルー13をこの順に経由して埋設孔21,22,23に至る。但し、磁石材料は外周面側の埋設孔21から、内側の埋設孔22、23へとこの順に注入されて、射出成形される。
ここではランナー12は外周面16に近い方から順次にスプルー13へと磁石材料を供給すべく、外周面16に近い方からスプルー13へ磁石材料を供給する。
上記射出成形の際、外部磁界発生部によって、外周面16よりも外側からコア1に外部磁界が引加される。当該外部磁界は埋設孔21,22,23にも印加されるので、埋設孔21,22,23へと注入される磁石材料は、当該外部磁界を受けながら射出成形されることになる。
しかも、埋設孔21において磁石材料が射出成形され、かつこれが冷却されてから、埋設孔22への磁石材料の注入が行われる。つまり、外部磁界を印加しつつ、埋設孔中への磁石材料の射出成形及び冷却が、埋設孔毎に、外周面側の埋設孔から順次に行われる。
図3はいわゆるBH曲線(磁束密度と印加磁界の関係を示す曲線)をパーミアンス線と共に示している。磁石材料は、その射出成形において外部磁界が印加されるので、射出成形直後においてすら磁石として機能する。このときのBH曲線が破線で示されている。
その後、冷却されることにより、磁石材料は樹脂磁石として形成され、このときのBH曲線は実線で示される。このような温度低下によって磁束密度は上昇するので、コア1中におけるパーミアンス線上で、樹脂磁石の磁力は増加することになる。かかる作用は、外部磁界の補助として機能し、課題となっていた外部磁界の「漏れ」を補償する効果をもたらす。
図4乃至図10は、図2に対応する平面図の一部を拡大した図であり、本実施の形態にかかる界磁子の製造方法を順次に示す。但し、これらの図は平面図ではあるが、構成を明解にするため、埋設孔21,22,23が埋め込まれた領域にはハッチングを付記した。
図4は磁石材料を注入する前の状態を示す。@6@によって外部磁界による磁束φ0が埋設孔21,22,23を通ることが分かる。より具体的には、磁束φ0は、外周面16に対して重なったコア1の周方向に隣接する埋設孔21,22,23と、これらにコア1の周方向に隣接する他の埋設孔21,22,23との間を流れる。もちろん、上述のように外部磁界には、埋設孔21,22,23を回避して流れて「漏れ」となる成分も存在する。そこで磁束φ0では、「漏れ」となる外部磁界については、その磁束量の減少として反映される。
一般的に、界磁子が積層された永久磁石を備えるとき、界磁子の一極あたりの永久磁石の磁極面積を拡げて界磁磁束を稼ぐ。この目的のため、永久磁石は外周面に対して凹む形状を呈する。
よって本実施の形態においても樹脂磁石が埋設される埋設孔21,22,23は、その外周面16に近い側が、外周面16に対して凹む。この形状は更に、上記の磁束φ0の流れる経路に鑑みて、磁石材料の着磁方向を磁極面に垂直にし易い観点でも望ましい。
図5は埋設孔21,22,23のうち、最も外周面16に近い埋設孔21へ磁石材料50が注入され、埋設孔21の形状に整合して射出成形された状態を示す。磁石材料50は、射出成形時に流動性を有するように、溶融されており、磁束φ0によって着磁される。
埋設孔21は他の埋設孔22,23よりも外周面16に近いので、埋設孔21を通る磁束φ0の量は他の埋設孔22,23を通る磁束φ0の量よりも多い。
図6は埋設孔21中の磁石材料50が冷却されて固化し、樹脂磁石51が形成された状態を示す。図3で説明されたように、樹脂磁石51はパーミアンス線上における磁束密度Bが増大するので、磁束φ0と同じ向きの磁束φ1を発生する。これにより、外部磁束による磁束φ0のみならず、磁束φ1も埋設孔22,23を流れる。
図7は埋設孔21の次に外周面16に近い埋設孔22へ磁石材料50が注入され、埋設孔22の形状に整合して射出成形された状態を示す。磁石材料50は、磁束φ0、φ1によって着磁される。
埋設孔22は埋設孔21よりも外周面16から遠いので、外部磁界が埋設孔21,22の間のコア1を経由して漏れ、埋設孔22を通る磁束φ0の量は埋設孔21を通る磁束φ0の量よりも少ない。また樹脂磁石51からの磁束φ1も、埋設孔21,22の間のコア1を経由する「漏れ」によって、樹脂磁石51から離れるとともに減少する。
しかしながら、磁束φ1によって磁束φ0の減少分は完全ではないにせよ補償され、埋設孔22中の磁石材料50の着磁を良好に行うことができる。
図8は埋設孔22中の磁石材料50が冷却されて固化し、樹脂磁石52が形成された状態を示す。樹脂磁石52は磁束φ0と同じ向きの磁束φ2を発生する。これにより、埋設孔23には外部磁束による磁束φ0のみならず、磁束φ1,φ2も流れる。
図9は埋設孔21,22の次に外周面16に近い埋設孔23へ磁石材料50が注入され、埋設孔23の形状に整合して射出成形された状態を示す。磁石材料50は、磁束φ0、φ1、φ2によって着磁される。
埋設孔23は埋設孔21,22よりも外周面16から遠いので、外部磁界が埋設孔21,22,23の間のコア1を経由して漏れ、埋設孔23を通る磁束φ0の量は埋設孔21、22を通る磁束φ0の量よりも少ない。また樹脂磁石51,52からの磁束φ1、φ2も、埋設孔21,22、23の間のコア1を経由する「漏れ」によって、樹脂磁石51,52から離れるとともに減少する。
しかしながら、磁束φ1,φ2によって磁束φ0の減少分は完全ではないにせよ補償され、埋設孔232中の磁石材料50の着磁を良好に行うことができる。
図10は埋設孔23中の磁石材料50が冷却されて固化し、樹脂磁石53が形成された状態を示す。樹脂磁石53は磁束φ0と同じ向きの磁束φ3を発生する。これにより、埋設孔23には外部磁束による磁束φ0のみならず、磁束φ1,φ2、φ3も流れる。
図11は上記の工程によって製造された界磁子30の構造を示す平面図である。埋設孔21,22,23にはそれぞれ樹脂磁石51,52,53が埋設されている。積層された樹脂磁石51,52,53は一つの極を形成し、ここでは4極の界磁子30が例示されている。
第2の実施の形態.
図12は図13の位置XII−XIIにおける断面図であり、図13は図12の位置XIII−XIIIにおける平面図である。第2の実施の形態にかかる界磁子の製造方法でも、第1の実施の形態と同様に、上型8、中間型9、下型10が採用される。
但し、本実施の形態における下型10は、第1の実施の形態におけるそれぞれとは異なり、冷却孔15が設けられている。
冷却孔15はポールピース6及び永久磁石5中に穿たれており、外周面16を露出させている。図12及び図13では外周面16が完全に露出している場合が例示されているが、部分的に露出させてもよい。あるいは冷却孔15と外周面16の間にポールピース6及び永久磁石5を残置させてもよい。この場合、外周面16と近接もしくは当接する内周面4(図1,図2参照)が現れる。また図13では冷却孔15は外周面16の全体を囲んでいる態様が示されているが、周方向に部分的に冷却孔15が設けられてもよい。
樹脂磁石51,52,53を形成する際、この冷却孔15に冷媒(空気を含む)を流すことにより、コア1の、引いては磁石材料50の冷却及び固化を促進し、以て工程が迅速化される。
冷却孔15の代わりに、熱伝導が高い非磁性材料、例えばアルミニウム合金がポールピース6及び永久磁石5中を貫通してもよい。あるいは当該アルミニウム合金が貫通せず、これと外周面16の間にポールピース6及び永久磁石5を残置させてもよい。このような冷却孔15やアルミニウム合金は冷却機能を果たす冷却部として把握することができる。
かかる冷却部は、以下のいずれの実施の形態において採用してもよい。
第3の実施の形態.
図14乃至図16は、図1に対応する断面図の一部を拡大した図であり、本実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される中間型9の構成を示す。
本実施の形態以降第6の実施の形態迄に示される中間型9では、埋設孔21,22,23のそれぞれに対応して、スプルー131,132,133が設けられる。スプルー131,132,133は、それぞれ埋設孔21,22,23に磁石材料(第1の実施の形態の磁石材料50を参照)を供給する。ランナー12は外周面16に近い方からスプルー131,132,133へ磁石材料を供給する。但し、ここでは樹脂材料は図示を省略した。
図14に示された構成では、スプルー131よりも外周面側にランナー12が設けられており、スプルー131,132,133の流入端がこの順にランナー12と連通している。よってランナー12は外周面16に近い方からスプルー131,132,133へ磁石材料を順次に供給する。
埋設孔21に磁石材料が射出されて図5に示される構成が得られ、さらに冷却されて図6に示される構成が得られる。そしてスプルー131にも磁石材料が充填されると埋設孔22へと磁石材料が充填されて図7に示される構成が得られ、さらに冷却されて図8に示される構成が得られる。更にスプルー132にも磁石材料が充填されてから、埋設孔23へと磁石材料が充填され、図9に示される構成が得られる。さらに冷却されて図10、図11に示される構成が得られる。
このような態様で磁石材料が充填されるので、第1の実施の形態で説明されたような順序で樹脂磁石を形成することができる。
更に、図15や図16に示されるように、外周面16に近い方から順次、スプルー131,132,133とランナー12との接続位置が上昇する配置を採用することにより、上記の態様での充填がより確実に行われる。
スプルー131,132,133とランナー12との接続位置が上昇する配置として、図15にはランナー12が直線状に傾斜して上昇する場合を、図16にはランナー12が階段状に上昇する場合を例示した。
第4の実施の形態.
図17乃至図19は、図1に対応する断面図の一部を拡大した図であり、本実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される中間型9の構成を示す。
図17に示された構成では、スプルー131,132,133は外周面16に近い側から順次、その流路長が増大する。具体的にはスプルー133はスプルー131,132よりも流路長が長く、スプルー132はスプルー131よりも流路長が長い。より具体的には、スプルー131は屈曲せず、スプルー132は屈曲し、スプルー133はスプルー132よりも多い箇所で屈曲する。
図18及び図19に示された構成では、スプルー131,132,133は外周面16に近い側から順次、その流路断面積が減少する。具体的にはスプルー133はスプルー131,132よりも流路断面積が小さく、スプルー132はスプルー131よりも流路断面積が小さい。
このように、本実施の形態で例示される中間型9では、スプルー131,132,133は、外周面16に近い方から順次、その流路抵抗が増大する。これにより、第3の実施の形態で説明されたようにして磁石材料が充填され易くなり、第1の実施の形態で説明されたような順序で樹脂磁石を形成することができる。
なお、図19に示される構成は、第3の実施の形態で説明されたように、スプルー131,132,133とランナー12との接続位置が上昇する配置として把握することもできる。
第5の実施の形態.
図20は、図1に対応する断面図の一部を拡大した図であり、本実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される中間型9の構成を示す。
本実施の形態でも第4の実施の形態と同様にして、スプルー131,132,133は、外周面16に近い方から順次、その流路抵抗が増大する。図20では図18と類似してスプルー131,132,133が外周面16に近い側から順次、その流路断面積が減少する場合が例示されている。
スプルー131,132,133においてこのように流路抵抗の大小関係が設定されている場合、図20に示されるようにランナー12はスプルー131,132,133よりも内側から(例えば内周面19側から)、スプルー131,132,133に連通してもよい。ランナー12からスプルー133,132,131へとこの順に磁石材料が到達しても、流路抵抗の大小関係が存在するので、磁石材料は埋設孔21,22,23へとこの順に射出されるからである。
もちろん、図17と同様に流路抵抗の増大を流路長の増大によって実現し、かつランナー12はスプルー131,132,133よりも内側からスプルー131,132,133に連通してもよい。
第6の実施の形態.
図21は、図1に対応する断面図の一部を拡大した図であり、本実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される中間型9の構成を示す。
本実施の形態における中間型9においては、ランナー12側において、スプルー131,132同士の間にはバルブ134が、スプルー132,133同士の間にはバルブ135が、それぞれ設けられている。
バルブ134は例えばスプルー131,132同士を連通させるランナー12をシリンダーとして、これを閉鎖/開放するピストンを用いて実現することができる。バルブ135についても同様である。もちろん、他の構成を採用してもよい。
まずバルブ134,135を閉鎖してランナー12から磁石材料をスプルー131のみに供給し、以て埋設孔21へと磁石材料を射出する。磁石材料が埋設孔21を充填した後、バルブ134を開けることにより、ランナー12から磁石材料をスプルー132にも供給し、以て埋設孔22へと磁石材料を射出する。磁石材料が埋設孔22を充填した後、バルブ135を開けることにより、ランナー12から磁石材料をスプルー133にも供給し、以て埋設孔23へと磁石材料を射出する。
これにより、第3の実施の形態で説明されたようにして磁石材料が充填され易くなり、第1の実施の形態で説明されたような順序で樹脂磁石を形成することができる。
第7の実施の形態.
図22、図24、図26は図1に対応する断面図であり、図23、図25、図27は図2に対応する平面図であり、いずれも本実施の形態にかかる界磁子の製造方法に採用される金型8,9,10の構成を示す。
図22は図23の位置XXII−XXIIにおける断面図であり、図23は図22の位置XXIII−XXIIIにおける平面図である。図24は図25の位置XXIV−XXIVにおける断面図であり、図25は図24の位置XXV−XXVにおける平面図である。図26は図27の位置XXVI−XXVIにおける断面図であり、図27は図26の位置XXVII−XXVIIにおける平面図である。但し、図23、図25、図27では図面の繁雑を避けるため、図2で示された永久磁石5及びポールピース6、並びにコア1は省略した。
本実施の形態において上型8と下型10は第1の実施の形態と同じ構成が採用される。但し第1の実施の形態における中間型9は本実施の形態において中間型90に置換されている。
中間型90には、ランナー12、スプルー137及び連通孔136が穿たれている。但しスプルー137はコア1が呈する円筒形の軸に対して垂直に可動し、埋設孔131,132,133に共通して磁石材料を供給する。連通孔136は、スプルー137の可動範囲においてランナー12とスプルー137とを連通させる。
具体的には、中間型90はランナー12が穿たれた上部91と、案内溝92が穿たれた下部93とに区分される。本実施の形態では案内溝92は、ここではコア1の円筒形についての径方向の四方に延びている。案内溝92は、その内部で可動部130の移動を案内する。第1の実施の形態において図11で例示されるように、4極の界磁子30を形成する場合には案内溝92及び可動部130はそれぞれ4個採用される。同様にして2N極(Nは1以上の整数)の界磁子を形成する場合には、案内溝92及び可動部130はそれぞれ2N個採用される。
可動部130は本体138及びこれに連結した移動桿139を備えている。本体138はその上方に連通孔136が、下方にスプルー137が、それぞれ穿たれている。移動桿139を外部から操作することにより、スプルー137が埋設孔21,22,23と連通する位置に移動する。そしてスプルー137が埋設孔21、22,23のいずれと連通する位置においても、連通孔136がランナー12とスプルー137とを連通させる。
まず、図22及び図23に示されるように、スプルー137が埋設孔21と連通する位置に、可動部130を配置する。このとき、スプルー137は埋設孔22,23とは連通しない。このような配置において磁石材料を、注入口11、ランナー12,連通孔136、スプルー137を介して埋設孔21へ射出し、図5に示される構成が得られる。その後の冷却により、図6に示される構成が得られる。
そして図24及び図25に示されるように、スプルー137が埋設孔22と連通する位置に、可動部130を移動させる。このとき、スプルー137は埋設孔21,23とは連通しない。このような配置において磁石材料を、注入口11、ランナー12,連通孔136、スプルー137を介して埋設孔22へ射出し、図7に示される構成が得られる。その後の冷却により、図8に示される構成が得られる。
そして図26及び図27に示されるように、スプルー137が埋設孔23と連通する位置に、可動部130を移動させる。このとき、スプルー137は埋設孔21,22とは連通しない。このような配置において磁石材料を、注入口11、ランナー12,連通孔136、スプルー137を介して埋設孔23へ射出し、図9に示される構成が得られる。その後の冷却により、図10、図11に示される構成が得られる。
本実施の形態では、以上のようにして、第1の実施の形態で説明されたような順序で樹脂磁石を形成することができる。
なお、スプルー137は、必ずしも、埋設孔21、22,23と排他的に連通する必要はない。埋設孔22に磁石材料を射出する際には既に埋設孔21には樹脂磁石が存在するからである。同様に、埋設孔23に磁石材料を射出する際、既に埋設孔21、22には樹脂磁石が存在する。よって、スプルー137はコア1が呈する円筒形の径方向において埋設孔21、22,23に跨る長さを呈していても良い。この場合、当該スプルー137の際内周側(例えば内周面19に近い方)が順次に埋設孔21、22,23へと移動するように可動部130を移動させればよい。例えばスプルー137が連通孔136と同形であってもよい。
1 コア
12 ランナー
131,132,133,137 スプルー
134,135 バルブ
136 連結孔
15 冷却孔
16 外周面
21,22,23 埋設孔
5 永久磁石
50 磁石材料
51,52,53 樹脂磁石
6 ポールピース
9,90 中間型(金型)

Claims (11)

  1. 外周面(16)を有し、前記外周面に対して重なる複数の埋設孔(21,22,23)が穿たれた円筒形のコア(1)と、
    前記複数の埋設孔の中にある樹脂磁石(51,52,53)と
    を含む界磁子を製造する方法であって、
    前記外周面よりも外側から外部磁界を引加しつつ、前記埋設孔中への磁石材料(50)の射出成形及び冷却を、前記外周面側から順次に行って前記樹脂磁石を形成する、界磁子製造方法。
  2. 前記埋設孔の前記外周面に近い側が、前記外周面に対して凹む、請求項1記載の界磁子製造方法。
  3. 請求項1記載の界磁子製造方法に用いる射出成形装置であって、
    前記埋設孔(21,22,23)のそれぞれに対応し、前記磁石材料を前記埋設孔に供給する複数のスプルー(131,132,133)と、
    前記外周面に近い方から前記スプルーへ前記磁石材料を供給するランナー(12)と
    が穿たれた金型(9)を備える、射出成形装置。
  4. 前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路抵抗が増大する、請求項3記載の射出成形装置。
  5. 前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路断面積が減少する、請求項4記載の射出成形装置。
  6. 前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路長が増大する、請求項4記載の射出成形装置。
  7. 前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、前記ランナー(12)との接続位置が上昇する、請求項3記載の射出成形装置。
  8. 請求項1記載の界磁子製造方法に用いる射出成形装置であって、
    前記埋設孔(21,22,23)のそれぞれに対応して穿たれる複数のスプルー(131,132,133)と、
    前記スプルーへ前記磁石材料を供給するランナー(12)と
    が穿たれた金型(9)を備え、
    前記スプルー(131,132,133)は、前記外周面に近い方から順次、その流路断面積が減少する、射出成形装置。
  9. 請求項1記載の界磁子製造方法に用いる射出成形装置であって、
    前記円筒形の軸に対して垂直に可動して、前記埋設孔(21,22,23)に共通して前記磁石材料を供給するスプルー(137)と、
    前記スプルーへ前記磁石材料を供給するランナー(12)と、
    前記スプルーの可動範囲において前記ランナーと前記スプルーとを連通させる連通孔(136)と
    が穿たれた金型(90)を備える、射出成形装置。
  10. 前記ランナー(12)側において、前記スプルー(131,132,133)同士の間に設けられたバルブ(134,135)
    を更に備える、請求項3記載の射出成形装置。
  11. 前記外周面(16)を冷却する冷却部(15)と、
    前記外周面よりも外側から前記外部磁界を引加する外部磁界発生部(5,6)と
    を更に備える、請求項3〜10のいずれか一つに記載の射出成形装置。
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