JP2014034807A - 窓ユニット - Google Patents
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Abstract
【解決手段】障子取付け枠21に開閉障子5を丁番36で連結した窓ユニット3aとする。開閉障子5は、閉じた状態において障子取付け枠の屋外側に重なる外側部分23を有する。外側部分23は、障子取付け枠の外形と略同じ大きさの外形を備えると共に室内外を遮断する遮蔽パネルを装着した部分である。丁番36は、丁番軸を開閉障子5の屋外側端に配置して、開閉障子5の外側部分の外周面と障子取付け枠の外周面とを、枠側の固定位置を開閉障子5の室内側として連結する。
【選択図】図2
Description
この発明は、隣接する窓ユニット間あるいは窓ユニットと建物の開口部内周面間の見付け幅を大きくすることなく配置できる、開閉障子を備えた窓ユニットに関する。
開閉障子は、閉じた状態において障子取付け枠の屋外側に重なる外側部分を有する。開閉障子の外側部分は障子取付け枠の外形と略同じ大きさの外形を備えると共に、ガラス板のようなパネルを装着した部分である。
丁番の枠側羽根の丁番軸方向一端に枠側羽根と一体で、直角に屈曲され、障子取付け枠に固定される補強片を設けてある。
また、開閉障子は、外形が障子取付け枠と略同じになっているので、外部に障子取付け枠が現れないすっきりしたデザインの段窓、連窓あるいはカーテンウォールを構成することができる。
窓ユニットにおいて、開閉障子の外側部分は屋外側から障子取付け枠に当接し、また、外形が障子取付け枠と略同じにされているので、開閉障子におけるガラス板などを大きく設定することができる。
図1A、Bに示すカーテンウォール1は、正面視において等間隔に立設された方立2と、複数のパネルユニット3とで構成されている。
図1において、パネルユニット3は、大きさや形態に関して複数種のものが使用されているが、図1に見るように、目地線4を上下方向、左右方向共に直線とし、且つ、直交した配置となるようにされている。このうち、パネルユニット3aは、開閉障子5(図2)を備えた窓ユニットとなっている(以下、窓ユニット3aとする)。
この実施例において、開閉障子5はユニット構成枠6が形成する窓開口7の上半を開閉するものとされており、窓ユニット3aの上半が突出し窓8として構成されている。下半は、その他のパネルユニット3と同様に、ガラス板9を嵌め殺した嵌め殺し部10となっている。
開閉障子5は、図2〜4に図示されているように、上框16、下框17、左右の縦框18,19及びこれらによる框組20の内側に装着されたガラス板22とからなる。この実施例において、上枠16と左右の縦枠13,14及び無目15の立上り部26で構成される枠状部分が開閉障子5の障子取付け枠21となる。
前記の開閉障子5は、ガラス板22が装着された外側部分23と障子取付け枠21の内側に嵌り込む内側部分24を有する。ガラス板22はパネルの一つである。パネルとしては他に、アクリル板とか金属の薄板あるいやガラリなどがある。
ユニット構成枠6は、上半の突出し窓8の部分で室外側が開閉障子5を収容するための空間25とされ、ユニット構成枠6の上半は、下半に対して室内側に寄り、かつ、室内外方向の寸法が小さな部分となっている。無目15における立上り部26と上枠11からの垂下部27及び左右縦枠13,14の内周突出部28,29(図3、右縦枠14部分は図示を省略しているが、左右対称に現れる)とで、枠状に開閉障子5の戸当たり部30を構成している。符号31はタイト材であり、四周に巡らされている。タイト材31には、開閉障子5を閉じたとき、開閉障子の内側部分24の室内側辺縁が当接する(図3、図5)。
符号35はタイト材であり、丁番取付け縁34のすぐ下方に取付けられている。このタイト材35は左右縦枠13,14の内面にわたって巡らされており、開閉障子5が閉じられたとき、開閉障子5の外側部分23の室内側面が当接する。
丁番36は、図6A,B,Cに示すように、枠側取付け羽根37、障子側取付け羽根38、丁番軸39及び補強片40を備え、枠側取付け羽根37と障子側取付け羽根38が丁番軸39で開閉可能とされている。補強片40は、枠側取付け羽根37の、丁番軸39の長手方向に沿った一側に、丁番軸39の長手方向と直交し、枠側取付け羽根37の面に直交する方向に丁番軸39側から室内側に延びた、この実施例において直角三角形状の構造とされている。
また、枠側取付け羽根37と丁番取付け縁34とのねじ止めに裏板を用いていないので、この部分が外周側へ突出する量が小さくなっている。
また、障子取付け枠21の外周面と開閉障子5の外周面とは室内外方向でほぼ同一面にあるので、窓ユニット3a間を近接して配置し、目地線4を細くすることが出来る。これにより、シンプルなデザインのカーテンウォール等の壁面を構成することが出来る。
図7は、窓ユニット3aにおいて、開閉障子5の外周囲とユニット構成枠6の外周囲をほぼ同じ大きさに構成し、かつ、ユニット構成枠6は開閉障子5の周辺よりも室外側及び外周側に突出しない構成としたものである。ユニット構成枠6は同時に全体が障子取付け枠21でもある。開閉障子5は上枠11における上面の左右両側に配置固定された丁番36で開閉可能に取付けられている。この障子取付け枠21は実施例1のユニット構成枠6の上半と無目15とからなるものに相当する。障子取付け枠21と開閉障子5の具体的な構成は実施例1の場合と同様である。
以上、突出し窓を例として窓ユニット3aを説明したが、外倒し窓、外開き窓であってもよい。さらに、丁番36を取り付ける箇所は上枠11や下枠12など横枠の位置にかぎらず、左右の縦枠13,14の位置とすることもできる。
2 方立
3 パネルユニット
3a 窓ユニット
4 目地線
5 開閉障子
6 ユニット構成枠
7 窓開口
8 突出し窓
9 ガラス板
10 嵌め殺し部
12 下枠
13 左縦枠
14 右縦枠
15 無目
16 上框
17 下框
18 左框
19 右框
20 框組
22 ガラス板
23 外側部分
24 内側部分
25 空間
26 立上り部
27 垂下部
28 内周突出部(左)
29 内周突出部(右)
30 戸当り部
32 一次気密材
33 二次気密材
34 丁番取付け縁
35 受け部
36 丁番
37 枠側取付け羽根
38 障子側取付け羽根
39 丁番軸
40 補強片
42 ねじ
43 ねじ
44 補強片ねじ止め箇所
Claims (1)
- 障子取付け枠と、開閉障子と、丁番を備え、
開閉障子は、閉じた状態において障子取付け枠の屋外側に重なる外側部分を有し、外側部分は障子取付け枠の外形と略同じ大きさの外形を備えると共にパネルを装着した部分であり、
丁番は丁番軸を開閉障子の屋外側端に配置して開閉障子を障子取付け枠へ開閉可能に連結するものであり、開閉障子の外側部分の外周と障子取付け枠の外周にわたり取り付けられており、
丁番の枠側羽根の丁番軸方向一端に枠側羽根と一体で、直角に屈曲され、障子取付け枠に固定される補強片を設けてある窓ユニット。
Priority Applications (1)
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JP2012176510A JP5995601B2 (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | 窓ユニット |
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JP2012176510A JP5995601B2 (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | 窓ユニット |
Related Child Applications (1)
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JP2013186627A Division JP6010512B2 (ja) | 2013-09-09 | 2013-09-09 | 窓ユニット |
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ID=50283965
Family Applications (1)
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JP2012176510A Active JP5995601B2 (ja) | 2012-08-08 | 2012-08-08 | 窓ユニット |
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---|---|---|---|---|
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JP2010281098A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | サッシ |
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2012
- 2012-08-08 JP JP2012176510A patent/JP5995601B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2001504184A (ja) * | 1996-11-19 | 2001-03-27 | ベルックス・インドゥストリー・アクティーゼルスカブ | 改良したサッシ構造を有する窓 |
JP2010281098A (ja) * | 2009-06-04 | 2010-12-16 | Sankyo Tateyama Aluminium Inc | サッシ |
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JP5995601B2 (ja) | 2016-09-21 |
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