JP2022072177A - 室内用のパネル体 - Google Patents

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Abstract

Figure 2022072177000001
【課題】意匠性を向上できるヒンジを備える室内用のパネル体を提供すること。
【解決手段】室内用のパネル体3は、枠体2の開口2aを開閉可能な室内用のパネル体3であって、縦材33を有するフレーム体35と、フレーム体35内に配置される面材36と、枠体2の開口2aを開閉可能に枠体2に対してフレーム体35が支持されるように枠体2の縦枠23と縦材33とを接続するヒンジ4と、を備え、縦材33は、縦ベース部材37と、縦ベース部材37を覆うように配置される縦カバー部材38と、縦ベース部材37及び縦カバー部材38の少なくとも一部に形成される切り欠き部373,385と、を有し、ヒンジ4の少なくとも一部は、切り欠き部373,385に配置される。
【選択図】図10

Description

本発明は、室内用のパネル体に関する。
従来、ヒンジを介して枠体の開口を開閉可能な室内用のパネル体が知られている(特許文献1参照)。ヒンジは、枠体の開口を開閉可能に枠体に対してパネル体のフレーム体が支持されるように、枠体の縦枠とパネル体の縦材とを接続する。
特開2005-336851号公報
特許文献1に記載のヒンジは、パネル体の縦材に接続されている。縦材が見付方向に厚さを有しているため、縦材の見付方向の厚さ部分にヒンジの接続部を重ねて配置すると、見付方向の寸法が大きくなって、見た目が低下する可能性がある。そのため、意匠性を向上させる余地がある。
本発明は、意匠性を向上できるヒンジを備える室内用のパネル体を提供することを目的とする。
本発明は、枠体の開口を開閉可能な室内用のパネル体であって、縦材を有するフレーム体と、前記フレーム体内に配置される面材と、前記枠体の開口を開閉可能に前記枠体に対して前記フレーム体が支持されるように前記枠体の縦枠と前記縦材とを接続するヒンジと、を備え、前記縦材は、縦ベース部材と、前記縦ベース部材を覆うように配置される縦カバー部材と、前記縦ベース部材及び前記縦カバー部材の少なくとも一部に形成される切り欠き部と、を有し、前記ヒンジの少なくとも一部は、前記切り欠き部に配置される、室内用のパネル体に関する。
第1実施形態の建具の正面図である。 建具の吊元側のヒンジが配置される部分の構成を示す斜視図である。 ヒンジを介して枠体の吊元側縦枠及び障子の吊元側縦框が接続される構成を示す斜視図である。 障子が閉位置に位置する場合を示す図である。 障子が開位置に位置する場合を示す図である。 ヒンジの取り付け構造を障子の吊元側縦框側の斜め上方側から見た場合の分解斜視図である。 ヒンジの取り付け構造を枠体の吊元側縦枠側の斜め上方側から見た場合の分解斜視図である。 ヒンジを示す斜視図である。 図2のA-A線断面図である。 図2のB-B線断面図である。 図2のC-C線断面図である。 図2のD-D線断面図である。 第2実施形態のヒンジと吊元側縦框とが接続される構成を示す断面図である。 第3実施形態のヒンジと吊元側縦框とが接続される構成を示す断面図である。
以下、本開示の第1実施形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。なお、本明細書において、「見付方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた障子におけるガラスの面方向を意味し、「見込方向」とは、建物の壁に形成された開口部に納められた障子におけるガラスの厚さ方向を意味する。
本実施形態の室内用の障子3(パネル体)を含む室内用の建具1について説明する。図1に示すように、本実施形態の障子3は、室内の空間に配置される室内用のパネル体である。障子3は、室内において建物の壁の開口部100に設けられた枠体2に納められる。
建具1は、連続する2つの空間において、手間側の空間と奥側の空間との間の開口部100に配置される。建具1は、手前側の空間と奥側の空間とを仕切る壁状に形成される。
本実施形態の建具1は、図1に示すように、開口部100において建物構造物に固定される枠体2と、枠体2の内側に配置される障子3と、を備える。障子3は、枠体2の内側の開口2aを開閉可能に取り付けられ、見付方向の一方側に片開きで配置される室内用のパネル体である。
枠体2は、上枠21と、下枠22と、吊元側縦枠23(縦枠)と、戸先側縦枠24と、が矩形に枠組みされて構成される。本実施形態の枠体2は、例えば、アルミニウム合金の押出し形材によって成形される。
障子3は、障子本体30と、ヒンジ4と、を備える。障子本体30は、框体35(フレーム体)と、框体35内に嵌め込まれて固定されたガラス36(面材)と、を含んで構成される。框体35は、上框31と、下框32と、吊元側縦框33(縦材)と、戸先側縦框34と、が矩形に枠組みされて構成される。框体35は、例えば、アルミニウム合金の押出し形材で構成される。本実施形態においては、ヒンジ4は、上下方向に離間して複数配置される。
戸先側縦框34には、レバーハンドル341と、レバーハンドル341に連動するラッチ機構(図示省略)と、が配置される。障子本体30の開閉はレバーハンドル341の操作によって行われる。
ヒンジ4は、図2及び図3に示すように、枠体2に対して障子本体30の框体35が支持されるように、枠体2の吊元側縦枠23と吊元側縦框33とを接続する。ヒンジ4は、図4A及び図4Bに示すように、障子本体30が枠体2の開口2aを閉鎖する障子3の閉位置(図4A参照)と、障子本体30が枠体2の開口2aを開放する障子3の開位置(図4B参照)と、の間において枠体2の開口2aを開閉可能に、障子本体30を支持する。
ヒンジ4は、図5~図7に示すように、吊元側縦枠23に接続される枠側固定部材41(縦枠側ヒンジ部材)と、吊元側縦框33に接続される框側固定部材42(縦材側ヒンジ部材)と、枠側カバー部材43と、框側カバー部材44と、回転軸部材45と、を備える。回転軸部材45は、框側固定部材42に対して枠側固定部材41を回転可能に支持する。回転軸部材45により、障子3は、枠体2に対して開閉可能である。
まず、ヒンジ4の枠側固定部材41が接続される吊元側縦枠23の構成について説明する。図5、図6及び図8~図11に示すように、吊元側縦枠23は、吊元側縦枠本体231と、上下に離間して配置される一対の縦枠カバー部材232と、を有する。
吊元側縦枠本体231の手前側の見込面231aには、図9及び図10に示すように、ネジ411により、ヒンジ4の枠側固定部材41が固定される。ヒンジ4の枠側固定部材41は、吊元側縦枠23の手前側の見込面231aに固定される板状に形成される。
一対の縦枠カバー部材232は、吊元側縦枠本体231の手前側の見込面231aにおけるヒンジ4の枠側固定部材41が配置されない部分に取り付けられる。本実施形態においては、一対の縦枠カバー部材232は、ヒンジ4の上下の位置に取り付けられる。
吊元側縦枠本体231の手前側の見込面231aにおけるヒンジ4の枠側固定部材41が配置された部分には、図9に示すように、ヒンジ4の枠側固定部材41における吊元側縦枠本体231と反対側の部分を覆うように、枠側カバー部材43が配置される。枠側カバー部材43は、一対の縦枠カバー部材232の間の開放された部分を塞いだ状態で、一対の縦枠カバー部材232に係合されて取り付けられる。
次に、ヒンジ4の框側固定部材42が接続される吊元側縦框33の構成について説明する。図5、図6及び図8~図11に示すように、吊元側縦框33は、縦ベース部材37と、縦ベース部材37を覆うように配置される縦カバー部材38と、裏板部材39と、を有する。
縦ベース部材37は、一対のベース平面板371と、一対のベース側凸状U字係合部372(ベース側係合部)と、ベース側切り欠き部373(切り欠き部)と、一対の裏板配置部374と、を有する。
一対のベース平面板371は、見込方向及び上下方向に延びる縦長の板状に形成され、見込方向に離間して配置される。
一対のベース側凸状U字係合部372は、それぞれ、一対のベース平面板371の上部及び下部において、一対のベース平面板371を見込方向に接続するように見込方向に延びると共に、上下に離間して配置される。ベース側凸状U字係合部372は、縦カバー部材38側が凸となる断面視U字状に突出した凸形状に形成され、縦ベース部材37の長手方向に延びる。ベース側凸状U字係合部372は、縦カバー部材38に係合可能に構成される。
図4Aに示すように、ベース側凸状U字係合部372は、一対のベース平面板371の幅方向(見込方向)の内側の端部から縦カバー部材38側に立ち上がる一対の立ち上がり板372aと、一対の立ち上がり板372aを繋いで見込方向に延びる接続板372cと、を有する。
立ち上がり板372aの見込方向の外側の面には、縦カバー部材38のカバー側係合凸部382bに係合するベース側係合凸部372bが形成される。左右方向においてベース側凸状U字係合部372の縦カバー部材38と反対側の部分は、凹状のガラス配置溝372dが形成される。ガラス配置溝372dには、ガラス36の端部が配置される。
ベース側切り欠き部373は、図5及び図6に示すように、ベース側凸状U字係合部372の長手方向の中央(途中)における所定領域において、ヒンジ4の框側固定部材42(一部)が配置される部分を切り欠いて形成される。ベース側切り欠き部373は、図9~図11に示すように、縦カバー部材38におけるヒンジ4の框側固定部材42が配置される部分を避けて、切り欠かれて形成される。図9に示すように、縦ベース部材37のベース側凸状U字係合部372の接続板372cの面方向において、ベース側切り欠き部373の内側には、ヒンジ4の框側固定部材42(一部)が配置される。
一対の裏板配置部374は、それぞれ、図5及び図6に示すように、ベース側凸状U字係合部372における吊元側縦框33の幅方向の両側において、縦ベース部材37の一対のベース平面板371それぞれにおける縦カバー部材38側に形成される。一対の裏板配置部374には、それぞれ、裏板部材39が配置される。
一対の裏板配置部374は、図4Aに示すように、それぞれ、見込方向の外側に向けて開放するL字状部分374aとベース平面板371との間の部分である。L字状部分374aは、ベース平面板371から縦カバー部材38側に立ち上がる立ち上がり片374bと、立ち上がり片374bの縦カバー部材38側の端部から見込方向の外側に延びる裏板部材固定板374cと、を有する。
縦カバー部材38は、縦ベース部材37におけるベース側凸状U字係合部372の凸となる側に配置され、縦ベース部材37に取り付けられる。縦カバー部材38は、縦ベース部材37に係合可能に構成される。縦カバー部材38は、図5及び図6に示すように、カバー平面板381と、カバー側開放U字係合部382(カバー側係合部)と、一端部立設板383と、他端部立設板384と、カバー側切り欠き部385と、を有する。
カバー平面板381は、上下方向に延びる板状に形成される。カバー平面板381は、見込方向及び上下方向に延びる板状に形成される。カバー平面板381は、ヒンジ4が配置されない部分において、ヒンジ4の上下に離間した位置に配置される。
カバー側開放U字係合部382は、図4及び図5に示すように、縦カバー部材38の長手方向に延びる。カバー側開放U字係合部382は、カバー平面板381の縦ベース部材37側の面から縦ベース部材37側に立設される一対の係合部立設板382aを有し、縦ベース部材37側が開放した断面視U字状の凹形状に形成される。カバー側開放U字係合部382は、縦ベース部材37に係合可能に構成される。
カバー側開放U字係合部382の一対の係合部立設板382aの内側の面には、図4Aに示すように、縦ベース部材37のベース側係合凸部372bに係合するカバー側係合凸部382bが形成される。
カバー側切り欠き部385は、図5及び図6に示すように、カバー側開放U字係合部382の長手方向の途中においてヒンジ4の框側固定部材42(一部)が配置される部分を切り欠いて形成される。カバー側切り欠き部385は、図8~図11に示すように、縦カバー部材38におけるヒンジ4の框側固定部材42が配置される部分を避けて、切り欠かれて形成される。図9に示すように、縦カバー部材38のカバー平面板381の面方向において、カバー側切り欠き部385の内側には、ヒンジ4の框側固定部材42(一部)が配置される。
一端部立設板383は、図5及び図6に示すように、縦カバー部材38における幅方向の一方側の端部から立設して形成される。一端部立設板383は、縦カバー部材38におけるカバー側切り欠き部385の一方の側部において上方側部分と下方側部分とを上下方向に接続するように上下方向に延びる。他端部立設板384は、縦カバー部材38における幅方向の他方側から立設して形成される。他端部立設板384は、カバー側切り欠き部385が形成される部分の上下に離間して配置され、上下方向に延びる。
吊元側縦框33には、ヒンジ4の框側固定部材42が固定される。框側固定部材42は、板状に形成され、図9に示すように、縦カバー部材38のカバー平面板381の面方向において、吊元側縦枠23の縦カバー部材38のカバー側切り欠き部385の内側に配置されると共に、縦ベース部材37のベース側凸状U字係合部372の接続板372cの面方向において、吊元側縦枠23の縦ベース部材37の縦ベース側切り欠き部373の内側に配置された状態で、吊元側縦框33にネジ421(連結部材)により固定される。
ネジ421は、図8及び図10に示すように、框側固定部材42と裏板配置部374に配置された裏板部材39とにより、縦ベース部材37の裏板配置部374を構成するL字状部分374aの裏板部材固定板374cを挟み込んだ状態で、框側固定部材42と裏板部材39とを締結する。
具体的には、図10に示すように、ネジ421により、框側固定部材42と裏板部材39とを、縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374cを挟み込んだ状態で締結する場合には、ヒンジ4の框側固定部材42、縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374c、裏板部材39の順に配置された状態において、ネジ421の先端側を、縦カバー部材38側から縦ベース部材37側に向かうように移動させて、ヒンジ4の框側固定部材42、縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374c、裏板部材39の順に貫通させて、裏板部材39において、ネジ421の先端のネジを効かせて固定する。
これにより、ヒンジ4の框側固定部材42、縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374c、裏板部材39を、ネジ421により共締めできる。本実施形態においては、ヒンジ4の框側固定部材42及び縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374cにネジ421のネジを効かせていない。しかし、これに限定されない。ヒンジ4の框側固定部材42及び縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374cのいずれか一方又は両方に、ネジ421のネジを効かせるように構成してもよい。
框側固定部材42が、縦カバー部材38のカバー側切り欠き部385の内側に配置されると共に、縦ベース部材37の縦ベース側切り欠き部373の内側に配置された状態において、縦カバー部材38のカバー側切り欠き部385の内側の開放された部分を塞ぐように、框側カバー部材44が配置される。框側カバー部材44は、図8~図11に示すように、縦カバー部材38のカバー側切り欠き部385の内側の開放された部分を塞いだ状態で、縦カバー部材38に係合されて取り付けられる。
本実施形態によれば、以下の効果が奏される。本実施形態の室内用の障子3は、吊元側縦框33を有する框体35と、框体35内に配置されるガラス36と、枠体2の開口2aを開閉可能に枠体2に対して框体35が支持されるように枠体2の吊元側縦枠23と吊元側縦框33とを接続するヒンジ4と、を備え、吊元側縦框33は、縦ベース部材37と、縦ベース部材37を覆うように配置される縦カバー部材38と、縦ベース部材37及び縦カバー部材38の少なくとも一部に形成される切り欠き部(ベース側切り欠き部373、カバー側切り欠き部385)と、を有し、ヒンジ4の一部である框側固定部材42は、切り欠き部(ベース側切り欠き部373、カバー側切り欠き部385)に配置される。
これにより、縦カバー部材38の板厚部分及び縦ベース部材37の板厚部分を避けて、ヒンジ4を縦ベース部材37に固定することができる。よって、ヒンジ4の固定構造において見付方向の厚さを薄くできるため、意匠性を向上できる。
本実施形態においては、縦ベース部材37は、縦カバー部材38に係合可能に構成され縦ベース部材37の長手方向に延びると共に縦カバー部材38側が凸となる突出形状のベース側凸状U字係合部372を有し、ベース側凸状U字係合部372の長手方向の途中においてヒンジ4の一部が配置される部分を切り欠いて形成されるベース側切り欠き部373を有する。これにより、ベース側切り欠き部373にヒンジ4の一部が配置されるため、ヒンジ4の固定構造において見付方向の厚さを薄くでき、意匠性を向上できる。
本実施形態においては、縦カバー部材38は、縦ベース部材37に係合可能に構成され縦カバー部材38の長手方向に延びると共に縦ベース部材37側が開放した断面視U字状の凹形状のカバー側開放U字係合部382を有し、カバー側開放U字係合部382の長手方向の途中においてヒンジ4の一部が配置される部分を切り欠いて形成されるカバー側切り欠き部385を有する。これにより、カバー側切り欠き部385にヒンジ4の一部が配置されるため、ヒンジ4の固定構造において見付方向の厚さを薄くできるため、意匠性を向上できる。
本実施形態においては、ヒンジ4は、縦ベース部材37に接続される框側固定部材42を有し、縦ベース部材37は、裏板部材39が配置される裏板配置部374を有し、ヒンジ4の框側固定部材42と裏板部材39とにより縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374cを挟み込んだ状態でヒンジ4の框側固定部材42と裏板部材39とを締結するネジ421を備える。これにより、ヒンジ4の框側固定部材42と裏板部材39とにより縦ベース部材37のL字状部分374aの裏板部材固定板374cを挟みこんで固定できるため、ヒンジ4の固定構造において見付方向の厚さを薄くしつつ、縦ベース部材37及び框側固定部材42を強固に固定できる。よって、ヒンジ4を介しての障子3の開閉安定性を確保できる。
次に、第2実施形態及び第3実施形態について説明する。第2実施形態及び第3実施形態は、第1実施形態の変形形態であり、第1実施形態と比べて、吊元側縦枠23とヒンジ4とを接続する構成が異なる。第2実施形態及び第3実施形態のその他の構成は、第1実施形態と同様であるため、第1実施形態の説明を適用して、その説明を省略する。
まず、第2実施形態について説明する。第2実施形態は、図12に示すように、第1実施形態と比べて、ヒンジ4の框側固定部材42と吊元側縦框33Aの縦ベース部材37Aとの固定構造が異なる。第2実施形態の障子3は、裏板部材39を備えていない点において、第1実施形態の障子3と異なる。
図12に示すように、第2実施形態においては、縦ベース部材37Aの一対のベース平面板371Aそれぞれにおける縦カバー部材38側には、第1実施形態における裏板配置部374(図11参照)を設けておらず、ベース平面板371Aの縦カバー部材38側の部分を見付方向に肉厚にして形成した肉厚部分375が設けられている。
第2実施形態によれば、ヒンジ4の框側固定部材42と吊元側縦框33の縦ベース部材37Aとを固定する場合に、ネジ421により、ヒンジ4の框側固定部材42及び縦ベース部材37Aの肉厚部分375を共締めすることで、框側固定部材42及び縦ベース部材37Aを固定できる。従って、第2実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ヒンジ4の固定構造において見付方向の厚さを薄くしつつ、縦ベース部材37A及び框側固定部材42を強固に固定できる。よって、ヒンジ4を介しての障子3Aの開閉安定性を確保できる。
次に、第3実施形態について説明する。第3実施形態は、図13に示すように、第1実施形態と比べて、裏板配置部374Bの形状が異なる。第1実施形態では、裏板配置部374は、見込方向の外側に向けて開放して形成されるのに対して、第2実施形態では、縦カバー部材38側が開放するC字形状に開放して形成される。
図13に示すように、第3実施形態においては、裏板配置部374Bは、第1実施形態と同様に、縦ベース部材37Bの一対のベース平面板371それぞれにおける縦カバー部材38側に形成される。裏板配置部374Bは、断面形状が、縦カバー部材38側が開放するC字形状の溝状に形成される。裏板配置部374Bは、第1実施形態では見込方向の外側に向けて開放しているのに対して、見込方向の外側の部分は閉じられている。裏板配置部374Bは、裏板部材39が配置される。
第3実施形態によれば、ヒンジ4の框側固定部材42と吊元側縦框33の縦ベース部材37Bとを固定する場合に、ネジ421は、框側固定部材42と裏板配置部374に配置された裏板部材39とにより、縦ベース部材37の裏板配置部374Bの一部を構成する裏板部材固定板374cを挟み込んだ状態で、框側固定部材42と裏板部材39とを締結する。これにより、ヒンジ4の框側固定部材42と裏板部材39とにより縦ベース部材37Bの裏板配置部374Bの裏板部材固定板374cを挟みこんで固定できる。従って、第3実施形態によれば、第1実施形態と同様に、ヒンジ4の固定構造において見付方向の厚さを薄くしつつ、縦ベース部材37B及び框側固定部材42を強固に固定できる。よって、ヒンジ4を介しての障子3Bの開閉安定性を確保できる。
なお、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、本開示の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本開示に含まれる。
2 枠体、2a 開口、3 障子(パネル体)、4 ヒンジ、23 吊元側縦枠(縦枠)、33 吊元側縦框(縦材)、35 框体(フレーム体)、36 ガラス(面材)、37 縦ベース部材、38 縦カバー部材、39 裏板部材、42 框側固定部材(縦材側ヒンジ部材)、421 ネジ(連結部材)、372 ベース側凸状U字係合部(ベース側係合部)、373 ベース側切り欠き部(切り欠き部)、374 裏板配置部、382 カバー側開放U字係合部(カバー側係合部)、385 カバー側切り欠き部(切り欠き部)

Claims (4)

  1. 枠体の開口を開閉可能な室内用のパネル体であって、
    縦材を有するフレーム体と、前記フレーム体内に配置される面材と、前記枠体の開口を開閉可能に前記枠体に対して前記フレーム体が支持されるように前記枠体の縦枠と前記縦材とを接続するヒンジと、を備え、
    前記縦材は、縦ベース部材と、前記縦ベース部材を覆うように配置される縦カバー部材と、前記縦ベース部材及び前記縦カバー部材の少なくとも一部に形成される切り欠き部と、を有し、
    前記ヒンジの少なくとも一部は、前記切り欠き部に配置される、室内用のパネル体。
  2. 前記縦ベース部材は、前記縦カバー部材に係合可能に構成され前記縦ベース部材の長手方向に延びると共に前記縦カバー部材側が凸となる凸形状のベース側係合部を有し、
    前記切り欠き部は、前記ベース側係合部における長手方向の途中において前記ヒンジの一部が配置される部分を切り欠いて形成されるベース側切り欠き部を有する、請求項1に記載の室内用のパネル体。
  3. 前記縦カバー部材は、前記縦ベース部材に係合可能に構成され前記縦カバー部材の長手方向に延びると共に前記縦ベース部材側が開放した凹形状のカバー側係合部を有し、
    前記切り欠き部は、前記カバー側係合部の長手方向の途中において前記ヒンジの一部が配置される部分を切り欠いて形成されるカバー側切り欠き部を有する、請求項1又は2に記載の室内用のパネル体。
  4. 前記ヒンジは、前記縦ベース部材に接続される縦材側ヒンジ部材を有し、
    前記縦ベース部材は、裏板部材が配置される裏板配置部を有し、
    前記縦材側ヒンジ部材と前記裏板配置部に配置された裏板部材とにより前記縦ベース部材の一部を挟み込んだ状態で、前記縦材側ヒンジ部材と前記裏板部材とを締結する締結部材を備える、請求項1~3のいずれかに記載の室内用のパネル体。
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