JP2014033011A - 多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】バイアホールの接続信頼性の向上を図ることが可能な多層プリント配線板を提供する。
【解決手段】多層プリント配線板1は、第1の開口111を有する第1の絶縁層11と、第1の絶縁層11の一方面に設けられた第1の配線層12と、第2の絶縁層21と、第2の絶縁層21の一方面に設けられた第2の配線層22と、第1の開口111に対応する第2の開口131を有すると共に、第1の絶縁層11の他方面と第2の絶縁層21の一方面との間に介在して、第1の絶縁層11と第2の絶縁層21を接着する接着層13と、第1及び第2の開口111,131内に形成され、第1の配線層12と第2の配線層22を電気的に接続するバイアホール14を少なくとも備え、第2の開口121の幅Wは第1の開口111の幅Wに対して相対的に小さい。
【選択図】図2

Description

本発明は、バイアホールを有する多層プリント配線板、及びその製造方法に関するものである。
バイアホールを有するビルトアップ多層配線板の製造方法として、回路基板、絶縁層、及び金属層を積層し、回路基板の回路導体が露出するまでレーザ光を照射し、その凹部の内壁面に無電解めっきを行う方法が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2000−36662号公報
上記の凹部の内壁面が垂直に形成されているため、DPPや無電解めっき工程において、当該凹部の隅部でめっき液が滞留してめっき不良が発生し、バイアホールの接続の信頼性に劣る場合があるという問題があった。
本発明が解決しようとする課題は、バイアホールの接続信頼性の向上を図ることが可能な多層プリント配線板及び多層プリント配線板の製造方法を提供することである。
[1]本発明に係る多層プリント配線板は、第1の開口を有する第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の一方面に設けられた第1の配線層と、第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層の一方面に設けられた第2の配線層と、前記第1の開口に対応する第2の開口を有すると共に、前記第1の絶縁層の他方面と前記第2の絶縁層の一方面との間に介在して、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層を接着する接着層と、前記第1の開口及び前記第2の開口内に形成され、前記第1の配線層と前記第2の配線層を電気的に接続する導電路と、を少なくとも備え、前記第2の開口の幅は、前記第1の開口の幅に対して相対的に小さいことを特徴とする。
[2]本発明に係る多層プリント配線板の製造方法は、第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の一方面に設けられた第1の導電層と、前記第1の絶縁層の他方面に設けられた接着層と、を少なくとも有する第1の基板を準備する第1の工程と、前記第1の基板に貫通孔を形成する第2の工程と、第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層の一方面に設けられた第2の導電層と、を少なくとも有する第2の基板を準備する第3の工程と、前記接着層と前記第2の導電層を対向させるように、前記第1の基板と前記第2の基板を前記接着層を介して貼り合わせる第4の工程と、前記第1の導電層と前記第2の導電層とを電気的に接続する導電路を前記貫通孔内に形成する第5の工程と、を備えており、前記第4の工程は、前記接着層が前記貫通孔内にはみ出るように、前記第1の基板と前記第2の基板とを加熱及び押圧することを含むことを特徴とする。
本発明によれば、接着層が第1の絶縁層の貫通孔内にはみ出て、第2の開口の幅が第1の開口の幅に対して相対的に小さくなっているので、DPP処理や無電解めっき処理の際に処理液の流れがスムーズになり、バイアホールの接続信頼性の向上を図ることができる。
図1は、本発明の実施形態における多層プリント配線板を示す断面図である。 図2は、図1のII部の詳細な拡大図である。 図3は、本実施形態における多層プリント配線板の製造方法を示すフローチャートである。 図4(a)〜図4(c)は、図3のステップS11〜S13における第1の基板の断面図である。 図5(a)〜図5(c)は、図3のステップS21〜S23における第2の基板の断面図である。 図6(a)〜図6(b)は、図3のステップS31〜S32における多層プリント配線板の断面図である。 図7(a)は、図3のステップS31における第1の貫通孔の詳細を示す断面図であり、図7(b)は、図3のステップS32における第1の貫通孔の詳細を示す断面図である。 図8(a)〜図8(c)は、図3のステップS33〜S35における多層プリント配線板の断面図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
先ず、本実施形態における多層プリント配線板の構成について、図1及び図2を参照しながら説明する。図1は本実施形態における多層プリント配線板の断面図、図2は図1のII部の詳細な拡大図である。
本実施形態における多層プリント配線板1は、後述するように、接着層13を介して2枚の基板10,20を積層して形成された多層フレキシブルプリント配線板である。なお、以下に説明する多層プリント配線板1の層数や配線パターンの配置等は一例に過ぎず、特にこれに限定されない。
この多層プリント配線板1は、第1の絶縁層11と、第1の配線層12と、接着層13と、第2の絶縁層21と、第2の配線層22と、第3の配線層23と、を備えている。なお、第1の絶縁層11と接着層13との間に他の配線層をさらに備えてもよい。
第1の絶縁層11は、電気絶縁性及び可撓性を有する材料から構成されている。この第1の絶縁層11を構成する材料としては、例えば、ポリイミド、ポリエステル、ガラスエポキシ樹脂等を例示することができる。なお、第1の絶縁層11を、ガラスエポキシ樹脂、セラミックス、ガラス等から構成されるリジッドな絶縁層としてもよい。
この第1の絶縁層11の上面には第1の配線層12が形成されている。この第1の配線層12は、後述するように、第1の絶縁層11の上面に貼り付けられた第1の銅箔12Aをエッチング等することで、所定のパターン形状に形成されている。本例における第1の配線層12は、同図に示すように、第1のランド部121及び第2のランド部122を含んでいる。
一方、第1の絶縁層11の下面には接着層13が積層されている。この接着層13は、例えば、エポキシ樹脂等の熱硬化性接着剤から構成されている。この接着層13は、第2の導電層22を部分的に介在させつつ第1の絶縁層11と第2の絶縁層21とを接着している。
第2の絶縁層21も、上述の第1の絶縁層11と同様に、電気絶縁性及び可撓性を有する材料から構成されている。この第2の絶縁層21を構成する材料としては、例えば、ポリイミド、ポリエステル、ガラスエポキシ樹脂等を例示することができる。なお、第2の絶縁層21をガラスエポキシ樹脂、セラミックス、ガラス等から構成されるリジッドな絶縁層としてもよい。
この第2の絶縁層21の上面には第2の配線層22が形成されている。この第2の配線層22は、後述するように、第2の絶縁層21の上面に貼り付けられた第2の銅箔22Aをエッチング等することで、所定のパターン形状に形成されている。本例における第2の配線層22は、同図に示すように、第3及び第4のランド部221,222を含んでいる。
第2の絶縁層21の下面にも第3の配線層23が形成されている。この第3の配線層23も、第2の絶縁層21の下面に貼り付けられた第3の銅箔23Aをエッチング等することで、所定のパターン形状に形成されている。
さらに、本実施形態では、図1に示すように、第1の絶縁層11に第1の開口111,112が形成されていると共に、接着層13に第2の開口131,132が形成されており、第2の開口131,132は、第1の開口111,112にそれぞれ対向するように形成されている。
そして、相互に対向する第1の開口111と第2の開口131の中に第1のバイアホール14が形成されている。同様に、相互に対向する第1の開口112と第2の開口132の中に第2のバイアホール15が形成されている。なお、図1に示す例におけるバイアホール14,15の数や配置等は一例に過ぎず、特にこれに限定されない。
第1のバイアホール14は、第1の絶縁層11と接着層13を貫通しているが第2の絶縁層21は貫通していないブラインドバイアホール(BVH:Blind Via Hole)であり、最外に位置する第1の配線層12の第1のランド部121と、内側に位置する第2の配線層22の第3のランド部221とを接続している。
特に、本実施形態では、図2に示すように、接着層13が、平面視(同図のA方向矢視)において第1の絶縁層11の第1の開口111よりも内側に突出した膨出部133を有している。この膨出部133は、後述するように、熱プレス時に接着層13を意図的にはみ出させることで形成されている。これにより、接着層13の第2の開口131の幅Wが、第1の絶縁層11の第1の開口111の幅Wよりも相対的に小さくなっており(W<W)、第2の開口131の周縁が第1の開口111の周縁よりも内側に位置している。このため、本実施形態では、第1のバイアホール14は、図中下方に向かうに従って先細となる略テーパ形状を有している。
図1に示すように、第2のバイアホール15も、第1のバイアホール14と同様に、第1の絶縁層11と接着層13を貫通しているが第2の絶縁層21は貫通していないブラインドバイアホールであり、最外に位置する第1の配線層12の第2のランド部122と、内側に位置する第2の配線層22の第2のランド部222とを接続している。
特に図示しないが、接着層13の第2の開口132の幅が第1の絶縁層11の第1の開口112の幅よりも相対的に小さくなっているので、この第2のバイアホール15も下方に向かうに従って先細となる略テーパ形状を有している。
次に、本実施形態における多層プリント配線板1の製造方法について、図3〜図8を参照しながら説明する。図3は本実施形態における多層プリント配線板の製造方法を示すフローチャート、図4(a)〜図8(c)は図3の各ステップにおける多層プリント配線板の断面図である。
本実施形態では、図3に示すように、第1の基板10を形成すると共に(ステップS10)、第2の基板20を第1の基板10とは別に形成し(ステップS20)、その後に第1の基板10と第2の基板20とを接着層13を介して貼り付けることで(ステップS30)、多層プリント配線板1を形成する。
具体的には、先ず、図3のステップS11において、図4(a)に示すように、第1の銅張積層板10Aを準備する。この第1の銅張積層板10Aは、第1の絶縁層11と、その第1の絶縁層11の上面に貼り付けられた第1の銅箔12Aと、を有する、いわゆる片面銅張積層板(片面CCL)である。
次いで、図3のステップS12において、図4(b)に示すように、この第1の銅張積層板10Aの下面に接着層13を積層して、第1の基板10を形成する。この接着層13は、上述のように例えばエポキシ系接着剤等の熱硬化性接着剤から構成されており、このステップS12では、接着剤が完全に硬化しきらない温度及び圧力で、シート状の接着剤を第1の銅張積層板10Aに熱プレスして仮貼りする。
なお、第1の基板10が第1の絶縁層11と接着層13との間に他の配線層をさらに備える場合には、両面銅張積層板を用いて第1の基板を形成し、このステップS12の前に、絶縁層11の下面に貼り付けられた銅箔をエッチングする等して当該他の配線層を形成しておく。
次いで、図3のステップS13において、図4(c)に示すように、第1の基板10に第1及び第2の貫通孔14A,15Aを形成する。この際、本実施形態では、例えばNC加工装置を用いて、ドリル加工によって第1及び第2の貫通孔14A,15Aを形成する。
このように、本実施形態では、第1の基板10と第2の基板20とを貼り合わせる前に、第1及び第2の貫通孔14A,15Aを形成してしまうので、第2の配線層22の第3及び第4のランド部221,222の上にスミアが付着することがない。そのため、デスミア工程を省略することができ、多層プリント配線板1の生産性が向上する。
また、第1及び第2のバイアホール14,15がスミアによって第3及び第4のランド部221,222から剥がれてしまうのを抑制することができるので、第1及び第2のバイアホール14,15と第3及び第4のランド部221,222との接続部分の信頼性も向上する。
また、ドリル加工の場合には、複数の第1の基板10を重ねた状態で当該複数の第1の基板10をまとめて加工することができるので、生産性がさらに向上する。
さらに、本実施形態では、レーザ加工装置やデスミア装置を必要としないので、多層プリント配線板1の低コスト化も図ることができる。
なお、ドリル加工に代えて、レーザ加工や金型を用いたパンチ加工等によって第1及び第2の貫通孔14A,15Aを形成してもよい。
次いで、図3のステップS21において、図5(a)に示すように、第2の銅張積層板20Aを準備する。この第2の銅張積層板20Aは、第2の絶縁層21と、その第2の絶縁層21の両面に貼り付けられた第2及び第3の銅箔22A,23Aと、を有する、いわゆる両面銅張積層板(両面CCL)である。
次いで、図3のステップS22において、図5(b)に示すように、第2の銅箔22Aの上に第1のレジスト層31aを形成すると共に、第3の銅箔23Aの上にも第1のレジスト層31bを形成する。上側の第1のレジスト層31aは、第2の配線層22に対応した形状を有しており、例えば、第2の銅箔22Aの全面にドライフィルムをラミネートし、このドライフィルムを露光及び感光させることで形成されている。これに対し、下側の第1のレジスト層31bは、第3の銅箔23Aの全面を覆っている。
次いで、図3のステップS23において、図5(c)に示すように、塩化鉄エッチング液、塩化銅エッチング液、又はアルカリエッチント等を用いて、第2の銅箔22Aに対してエッチング処理を行う。これにより、当該第2の銅箔22Aにおいて上側の第1のレジスト層31aから露出している部分が除去されて、第2の配線層22が形成される。そして、強アルカリ溶液等を用いて、上側の第1のレジスト層31aを第2の配線層22から剥離すると共に、下側の第1のレジスト層31bを第3の銅箔23Aから剥離することで、第2の基板20が完成する。
次いで、図3のステップS31において、図6(a)に示すように、第1の基板10と第2の基板20とを貼り合わせる。具体的には、先ず、第1の基板10の接着層13と第2の基板20の第2の配線層22とを対向させた状態で、第1の基板10と第2の基板20とを積層する。次いで、基板10,20を熱プレスすることで、接着層13を介して第1の基板10と第2の基板20とを接着する。
この際、本実施形態では、熱プレスの圧力及び温度の少なくとも一方を、接着層13が完全に硬化する通常の圧力及び温度よりも高く設定しておく。具体的には、例えば、圧力10[kgf/cm2]、温度100[℃]で真空プレスを行った後に、150[℃]でベークを行い接着剤を硬化させる。これにより、図7(a)に示すように、接着層13が第1の絶縁材11の第1の開口111,112の端面よりも内側に押し出されて、第1の貫通孔14A内に突出する膨出部133が形成される。
次いで、図3のステップS32において、図6(b)に示すように、DPP処理(Direct Plating Process)によって、第1の絶縁層11及び接着層13における第1〜第2の貫通孔14A,15Aの内壁面(すなわち、上述の開口111,112,131,132の内壁面)に導体膜14B,15Bを形成する。この導体膜14B,15Bは、例えば、カーボンブラック、グラファイト、或いはパラジウム等を含有している。
ここで、DPP処理において、例えばカーボンブラックの導体膜を形成する場合には、先ず、カーボンブラックを含有したコロイド溶液中に基板を浸漬させる。この際、本実施形態では、図7(b)に示すように、接着層131の膨出部133が第1の貫通孔14A内に突出しており、第1の貫通孔14Aの隅部が膨出部13によって鈍角となっている。このため、当該貫通孔14A内でのコロイド溶液の流れがスムーズとなり、カーボンブラックを貫通孔14A内に隈なく付着させることができる。
さらに、このDPP処理では、基板全体にカーボンブラックを付着させた後に、例えば硫酸/過酸化水素系のエッチング液を用いて、第3のランド部221上に付着したカーボンをソフトエッチングによって除去する。この際にも、本実施形態では、接着層131の膨出部133が第1の貫通孔14A内に突出しているので、当該貫通孔14A内でのエッチング液の流れがスムーズとなり、第3のランド部221上からカーボンブラックを隈なく除去することができる。
なお、特に図示しないが、第2の貫通孔15A内にも接着層13の膨出部が突出しているので、コロイド溶液やエッチング液の流れがスムーズとなる。
なお、このステップS32において、DPP処理に代えて、無電解めっき処理によって導体膜を形成してもよい。この場合にも、第1及び第2の貫通孔14A,15A内に接着層13の膨出部133が突出しているので、めっき液の流れがスムーズとなる。
次いで、図3のステップS33において、図8(a)に示すように、電解銅めっき処理によって、第1〜第4の貫通孔14A,15A内に銅を充填する。これにより、第1及び第2のバイアホール14,15が形成される。
次いで、図3のステップS34において、図8(b)に示すように、上述の第1のレジスト層31と同様の要領で、第1の銅箔12Aの上に第2のレジスト層32を形成すると共に、第3の銅箔23Aの上に第3のレジスト層33を形成する。第2のレジスト層32は、第1の配線層12に対応した形状を有しており、第3のレジスト層33は、第3の配線層23に対応した形状を有している。
次いで、図3のステップS35において、図8(c)に示すように、上述のステップS23と同様の要領で、第1及び第3の銅箔12A,23Aに対してエッチング処理を行う。これにより、第1の銅箔12Aにおいて第2のレジスト層32から露出している部分が除去されて第1の配線層12が形成されると共に、第3の銅箔23Aにおいて第3のレジスト層33から露出している部分が除去されて第3の配線層23が形成される。
そして、強アルカリ溶液等を用いて第2のレジスト層32を第1の配線層12から剥離すると共に、第3のレジスト層33を第3の配線層23から剥離することで、多層プリント配線板1が完成する。なお、ステップS35の後に、第1及び第3の配線層12,23を保護するカバーレイを積層してもよい。
以上のように、本実施形態では、接着層13が第1及び第2の貫通孔14A,15A内にはみ出て、接着層13の第2の開口131,132の幅Wが第1の絶縁層11の第1の開口111,112の幅Wに対して相対的に小さくなっているので(W<W)、DPP処理や無電解めっき処理の際に当該貫通孔14A,15A内での処理液の流れがスムーズになる。このため、貫通孔14A,15A内に導体膜14B,15Bを隈なく形成することができるので、第1及び第2のバイアホール14,15の接続信頼性の向上を図ることができる。
本実施形態における図3のステップS11,S12が本発明における第1の工程の一例に相当し、本実施形態における図3のステップS13が本発明における第2の工程の一例に相当し、本実施形態における図3のステップS21〜S23が本発明における第3の工程の一例に相当し、本実施形態における図3のステップS31が本発明における第4の工程の一例に相当し、本実施形態における図3のステップS32〜S33が本発明にける第5の工程の一例に相当する。
なお、以上説明した実施形態は、本発明の理解を容易にするために記載されたものであって、本発明を限定するために記載されたものではない。したがって、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨である。
1…多層プリント配線板
10…第1の基板
11…第1の絶縁層
111,112…第1の開口
12…第1の配線層
121…第1のランド部
122…第2のランド部
13…接着層
131,132…第2の開口
133…膨出部
14…第1のバイアホール
14A…第1の貫通孔
15…第2のバイアホール
15A…第2の貫通孔
20…第2の基板
21…第2の絶縁層
22…第2の配線層
22A…第2の銅箔
221…第3のランド部
222…第4のランド部
23…第3の配線層
23A…第3の銅箔

Claims (2)

  1. 第1の開口を有する第1の絶縁層と、
    前記第1の絶縁層の一方面に設けられた第1の配線層と、
    第2の絶縁層と、
    前記第2の絶縁層の一方面に設けられた第2の配線層と、
    前記第1の開口に対応する第2の開口を有すると共に、前記第1の絶縁層の他方面と前記第2の絶縁層の一方面との間に介在して、前記第1の絶縁層と前記第2の絶縁層を接着する接着層と、
    前記第1の開口及び前記第2の開口内に形成され、前記第1の配線層と前記第2の配線層を電気的に接続する導電路と、を少なくとも備え、
    前記第2の開口の幅は、前記第1の開口の幅に対して相対的に小さいことを特徴とする多層プリント配線板。
  2. 第1の絶縁層と、前記第1の絶縁層の一方面に設けられた第1の導電層と、前記第1の絶縁層の他方面に設けられた接着層と、を少なくとも有する第1の基板を準備する第1の工程と、
    前記第1の基板に貫通孔を形成する第2の工程と、
    第2の絶縁層と、前記第2の絶縁層の一方面に設けられた第2の導電層と、を少なくとも有する第2の基板を準備する第3の工程と、
    前記接着層と前記第2の導電層を対向させるように、前記第1の基板と前記第2の基板を前記接着層を介して貼り合わせる第4の工程と、
    前記第1の導電層と前記第2の導電層とを電気的に接続する導電路を前記貫通孔内に形成する第5の工程と、を備えており、
    前記第4の工程は、前記接着層が前記貫通孔内にはみ出るように、前記第1の基板と前記第2の基板とを加熱及び押圧することを含むことを特徴とする多層プリント配線板の製造方法。
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