JP2014031758A - 燃料噴射弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】スワール付与室に対して燃料噴射孔がオフセットしているときであっても、噴射した燃料の分布を均一とすることができる燃料噴射弁を提供する。
【解決手段】燃料噴射孔44を、スワール付与室46を軸方向から見て、スワール付与室46の中心Osからオフセットした位置を中心とする円を描いたときに、この円を歪ませた形状とし、該形状の重心が円の中心よりもスワール付与室46の中心側にあるように構成したため、燃料噴射孔44の内周形状を滑らかすることができ、また燃料噴射孔44内の液膜の厚さを均一にすることができる。
【選択図】図4

Description

本発明は、エンジンの燃料噴射に用いられる燃料噴射弁に関する。
この種の技術としては、下記の特許文献1に記載の技術が開示されている。この公報には、通路プレートにスワール室と燃料噴射孔とが形成され、燃料噴孔の中心がスワール室の中心から通路プレートの中心側に所定距離オフセットしている燃料噴射弁が開示されている。
特許3837389号公報
上記特許文献1の燃料噴射弁では、スワール室の中心から燃料噴射孔の中心が横方向通路上流側にオフセットされている。ところが、噴霧干渉を避けて噴孔間距離を確保するためには、燃料噴射孔をインジェクタプレートの径方向外側にオフセットする必要がある。そのままオフセットすると燃料噴射孔内で液膜分布が不均等となり、粒径が大きくなり内燃機関の燃料効率が低下するおそれがある。
本発明は上記問題に着目してなされたもので、その目的とするところは、噴霧干渉を避けつつ微粒化を促進させることができる燃料噴射弁を提供することである。
上記目的を達成するため本願発明では、燃料噴射孔を、スワール付与室を軸方向弁座部材側から見て、スワール付与室の中心からオフセットした位置を中心とする円を描いたときに、この円を歪ませた形状とし、該形状の重心が円の中心よりもスワール付与室の中心側にあるようにした。
本発明により、噴霧干渉を避けつつ微粒化を促進することができる。
実施例1の燃料噴射弁の軸方向断面図である。 実施例1の燃料噴射弁のノズルプレート付近の拡大断面図である。 実施例1のノズルプレートの斜視図である。 実施例1のスワール室および燃料噴射孔の平面図である。 実施例1のスワール付与室の中心を説明する図である。 実施例1のスワール付与室の中心を説明する図である。 実施例1のスワール室および燃料噴射孔の斜視図に燃料の流れを記載した図である。 実施例1のノズルプレートを軸方向から見た図である。 実施例1の燃料噴射孔から噴射された液膜状態の噴霧の範囲を示す図である。 実施例1の弁座部材側から見たときの燃料噴射孔を円形状とした燃料噴射孔の中心をスワール付与室の中心に一致させて配置した状態を示す図である。 実施例1の燃料噴射孔内の液膜の状態を示す図である。 実施例2のスワール室及び燃料噴射孔の平面図である。 実施例2の燃料噴射孔内の液膜の状態を示す図である。 他の実施例のスワール室及び燃料噴射孔の平面図である。 他の実施例のノズルプレートの斜視図である。 他の実施例のノズルプレートを示す図である。 他の実施例のノズルプレートを示す図である。 他の実施例のスワール室を3つ形成したときのノズルプレートの斜視図である。 他の実施例のスワール室を2つ形成したときのノズルプレートの斜視図である。 他の実施例の燃料噴射弁のノズルプレート付近の拡大断面図である。 他の実施例のノズルプレートの斜視図である。 他の実施例の燃料噴射弁のノズルプレート付近の拡大断面図である。 他の実施例の中間プレートの斜視図である。 他の実施例のノズルプレートの斜視図である。
〔実施例1〕
実施例1の燃料噴射弁1について説明する。
[燃料噴射弁の構成]
図1は燃料噴射弁1の軸方向断面図である。この燃料噴射弁1は、自動車用ガソリンエンジンに用いられるものであって、インテークマニホールド内に向けて燃料を噴射する、所謂低圧用の燃料噴射弁である。
燃料噴射弁1は、磁性筒体2と、磁性筒体2内に収容されるコア筒体3と、軸方向に摺動可能な弁体4と、弁体4と一体に形成された弁軸5と、閉弁時に弁体4により閉鎖される弁座6を有する弁座部材7と、開弁時に燃料が噴射される燃料噴射孔を有するノズルプレート8と、通電時に弁体4を開弁方向に摺動させる電磁コイル9と、磁束線を誘導するヨーク10とを有している。
磁性筒体2は、例えば電磁ステンレス鋼等の磁性金属材料により形成された金属パイプ等からなり、深絞り等のプレス加工、研削加工等の手段を用いることにより、図1に示すように段付き筒状をなして一体に形成されている。磁性筒体2は、一端側に形成された大径部11と、大径部11よりも小径であって他端側に形成された小径部12とを有している。
小径部12には、一部を薄肉化した薄肉部13が形成されている。小径部12は、薄肉部13より一端側にコア筒体3を収容するコア筒体収容部14と、薄肉部13より他端側に弁部材15(弁体4、弁軸5、弁座部材7)を収容する弁部材収容部16とに分けられている。薄肉部13は、後述するコア筒体3と弁軸5が磁性筒体2に収容された状態で、コア筒体3と弁軸5との間の隙間部分を取り囲むように形成されている。薄肉部13は、コア筒体収容部14と弁部材収容部16との間の磁気抵抗を増大させ、コア筒体収容部14と弁部材収容部16間を磁気的に遮断している。
大径部11の内径は弁部材15に燃料を送る燃料通路17を構成しており、大径部11の一端部には燃料を濾過する燃料フィルタ18が設けられている。燃料通路17にはポンプ47が接続されている。このポンプ47は、ポンプ制御装置54により制御されている。
コア筒体3は中空部19を有する円筒形に形成されており、磁性筒体2のコア筒体収容部14に圧入されている。中空部19には、圧入等の手段により固定されたばね受20が収容されている。このばね受20の中心には軸方向に貫通した燃料通路43が形成されている。
弁体4の外形は略球体状に形成されており、周上に燃料噴射弁1の軸方向に対して並行に削られた燃料通路面21を有している。弁軸5は大径部22と、外形が大径部22より小径に形成された小径部23とを有している。
小径部23の先端には弁体4が溶接により一体に固定されている。なお図中の黒半円や黒三角は溶接箇所を示している。大径部22の端部にはばね挿入孔24が穿設されている。このばね挿入孔24の底部は、ばね挿入孔24よりも小径に形成されたばね座り部25が形成されるとともに、段部のばね受部26が形成されている。小径部23の端部には燃料通路孔27が形成されている。この燃料通路孔27はばね挿入孔24と連通している。小径部23の外周と燃料通路孔27とは貫通した燃料流出孔28が形成されている。
弁座部材7は、略円錐状の弁座6と、弁座6より一端側に弁体4の径とほぼ同型に形成された弁体保持孔30と、弁体保持孔30から一端開口側に向かうにつれて大径に形成された上流開口部31と、弁座6の他端側に開口する下流開口部48とが形成されている。
弁軸5および弁体4は、磁性筒体2に軸方向摺動可能に収装されている。弁軸5のばね受部26とばね受20との間にコイルバネ29が設けられ、弁軸5および弁体4を他端側に付勢している。弁座部材7は磁性筒体2に挿入され、溶接により磁性筒体2に固定されている。弁座6は、角度45°で弁体保持孔30から下流開口部48へ向かって径が小さくなるように形成され、閉弁時には弁体4が弁座6に座るようになっている。
磁性筒体2のコア筒体3の外周には電磁コイル9が挿嵌されている。すなわち、電磁コイル9はコア筒体3の外周に配置されることとなる。電磁コイル9は、樹脂材料により形成されたボビン32と、このボビン32に巻回されたコイル33とから構成されている。コイル33は、コネクタピン34を介して電磁コイル制御装置55に接続されている。
電磁コイル制御装置55は、クランク角を検出するクランク角センサからの情報に基づいて計算した燃焼室側に燃料を噴射するタイミングに応じて、電磁コイル9のコイル33に通電して燃料噴射弁1を開弁させる。
ヨーク10は中空の貫通孔を有し、一端開口側に形成された大径部35と、大径部35より小径に形成された中径部36と、中径部36より小径に形成され他端開口側に形成された小径部37から構成されている。小径部37は、弁部材収容部16の外周に嵌合されている。中径部36の内周には電磁コイル9が収装されている。大径部35の内周には連結コア38が配置されている。
連結コア38は磁性金属材料等により略C字状に形成されている。ヨーク10は、小径部37および連結コア38を介して大径部35において磁性筒体2と接続しており、すなわち電磁コイル9の両端部で磁性筒体2と磁気的に接続されていることとなる。ヨーク10の他端側先端には、燃料噴射弁1をエンジンの吸気ポートと接続するためのOリング40を保持し、かつ磁性筒体先端を保護するためのプロテクタ52が取り付けられている。
コネクタピン34を介して電磁コイル9に給電されると磁界が発生し、この磁界の磁力によって、弁体4および弁軸5をコイルばね29の付勢力に抗して開弁させる。
燃料噴射弁1の図1に示すように、大部分が樹脂カバー53により被覆されている。樹脂カバー53に被覆されている部分は、磁性筒体2の大径部11の一端部を除いた部分から小径部12の電磁コイル9設置位置まで、電磁コイル9とヨーク10の中径部36との間、連結コア38の外周と大径部35との間、大径部35の外周、中径部36の外周、およびコネクタピン34の外周である。コネクタピン34の先端部分は樹脂カバー53が開口して形成されており、コントロールユニットのコネクタが差し込まれるようになっている。
磁性筒体2の一端部外周にはOリング39が、ヨーク10の小径部37の外周にはOリング40が設けられている。
弁座部材7の他端側にはノズルプレート8が溶接されている。このノズルプレート8には、燃料にスワール(旋回流)を与える複数のスワール室41と、各スワール室41に燃料を分配する中央室42と、スワール室41においてスワールが与えられた燃料が噴射される燃料噴射孔44が形成されている。
[ノズルプレートの構成]
図2は燃料噴射弁1のノズルプレート8付近の拡大断面図である。図3はノズルプレート8の斜視図である。図2、図3を用いてノズルプレート8の構成について説明する。
ノズルプレート8の一端側側面にはスワール室41と中央室42が形成されている。中央室42は、ノズルプレート8の中心付近に有底の円形凹状に形成されている。スワール室41は3つ形成されており、それぞれ連通路45とスワール付与室46とから構成されている。各連通路45はノズルプレート8の中心付近で接続し、接続部分に中央室42が形成されている。連通路45の先にはスワール付与室46が形成され、連通路45はスワール付与室46の接線方向に接続している。スワール付与室46は内側面と底部とを有する有底凹状に形成されており、その断面は螺旋状に形成されている。スワール付与室46の底部には貫通孔である燃料噴射孔44が形成されている。
[スワール室および燃料噴射孔の詳細]
図4はスワール室41及び燃料噴射孔44の平面図である。図5および図6は、スワール付与室46の中心を説明する図である。図4乃至図6を用いてスワール室41および燃料噴射孔44の構成を説明する。
スワール付与室46は、軸方向から見たときにその外周壁の形状は螺旋状に形成されている。スワール付与室46の中心Osはスワール付与室46の形状によって決まり、次のようにしてスワール付与室46の中心Osの位置を求めることができる。
第一の方法は螺旋形状から求める方法であって、図5に示すように、スワール付与室46の外周壁に沿って螺旋形状を延長すると、その延長曲線の先端がスワール付与室46の中心Osとなる。
燃料噴射孔44の軸方向弁座部材7側から見た形状(以下、燃料噴射孔44の断面形状と記す)は、円形と楕円とを組み合わせた形状であって、言い換えると円形を歪ませた形状となっている。そして、その形状は以下のようにして決められる。図4を用いて説明すると、スワール付与室46を軸方向から見た状態で、スワール付与室46の中心Osからオフセットした位置を中心Ocとする円44aを作図する。そして中心Ocに対してスワール付与室46の中心Os側を円形状とし、中心Ocに対してスワール付与室46の中心Osと反対側を楕円形状としている。このとき楕円形状部分は、楕円の長軸が円44aの直径となるように設けられ、楕円の中心は円44aの中心Ocと一致する。これにより燃料噴射孔44の断面形状の重心Gは、中心Ocよりもスワール付与室46の中心Os側となる。
[作用]
(閉弁時の燃料の流れ)
電磁コイル9のコイル33に通電されていないときには、弁体4が弁座6に座るようにコイルバネ29により弁軸5を他端側に付勢している。そのため弁体4と弁座6との間が閉鎖され、ノズルプレート8側には燃料は供給されないようになっている。
(開弁時の燃料の流れ)
図7はスワール室41および燃料噴射孔44の斜視図に燃料の流れを記載した図である。
電磁コイル9のコイル33に通電されているときには、コイルバネ29の付勢力に抗して電磁力により弁軸5が一端側に引き上げられる。そのため、弁体4と弁座6との間が解放され、燃料がノズルプレート8側に供給される。
ノズルプレート8に供給された燃料はまず中央室42に入り、中央室42の底部と衝突することで軸方向の流れから径方向の流れに変換されて各連通路45に流れ込む。連通路45はスワール付与室46の接線方向に接続しているため、連通路45を通過した燃料はスワール付与室46の内側面に沿って旋回する。
スワール付与室46において燃料に旋回力(スワール力)が付与されて、旋回力を持った燃料は燃料噴射孔44の側壁部分に沿うように旋回しながら噴射される。そのため、燃料噴射孔44から噴射された燃料は、燃料噴射孔44の接線方向に飛散する。燃料噴射孔44から噴射された直後の燃料噴霧は、燃料噴射孔44開口部のエッジ部分によって略中空円錐状の噴霧表面で燃料が膜状となる液膜状態となる。その後、膜状であった燃料噴霧が次第に分裂し始めて液糸状態となる。そして更に分裂が進み、燃料が粒状に分裂した液滴状態となる。
(燃料噴射孔内の液膜の厚さの均一化)
図8はノズルプレート8を軸方向から見た図であり、ハッチング部分は溶接箇所を示す。前述のように、ノズルプレート8は弁座部材7に溶接されている。スワール付与室46を溶接箇所に設けることができないことは当然のこと、スワール付与室46の熱変形を抑制するため、スワール付与室46を溶接箇所に接近して設けることもできない。そのため、ノズルプレート8内にスワール付与室46を設けることができる範囲は限られる。
図9は燃料噴射孔44から噴射された液膜状態の噴霧の範囲を示す図であり、図9(b)に示す2つの燃料噴射孔44の距離は、図9(a)に示す2つの燃料噴射孔44の距離よりも離れた位置に配置している状態を示している。
図9(a)に示すように燃料噴射孔44の距離が近いと、隣り合う燃料噴射孔44から噴射された燃料噴霧が液膜状態で接触することとなる。燃料噴霧が液膜状態で接触すると液膜が厚くなり、最終的に液滴状態となったときの粒径が大型化してしまう。粒径が大きいと吸気ポート内での燃料の気化が十分に行われず、内燃機関の燃焼効率を悪化させることとなる。更に内燃機関の燃焼効率が悪化することで低温始動時の窒素酸化物等の発生量が多くなるおそれがある。すなわち、燃料噴射孔44同士の距離はできるだけ離れていた方が望ましい。
スワール付与室46をノズルプレート8内に配置する際の制限と、燃料噴射孔44をノズルプレート8の外周側に配置することとを考慮すると、燃料噴射孔44の中心を、スワール付与室46の中心に一致させて配置させることができない場合がある。
また次の理由からも、燃料噴射孔44の中心をスワール付与室46の中心に一致させて配置させることができない場合がある。図10は、断面形状を円形状とした燃料噴射孔44の中心をスワール付与室46の中心に一致させて配置した状態を示す図である。この場合、図10に示すように燃料噴射孔44とスワール付与室46の外周壁とが接近し(図10のDで示す位置)、燃料噴射孔44を加工することができないおそれがある。よって、燃料噴射孔44とスワール付与室46の外周との距離を確保するため、燃料噴射孔44の中心を、スワール付与室46の中心に対してオフセットして設ける必要がある。
燃料噴射孔44の中心をスワール付与室46のスワール付与室46の中心に一致させて配置できないときには次に説明するような問題が生じるおそれがある。
図11は、燃料噴射孔44内の液膜の状態を示す図であり、図11(a)は燃料噴射孔44の断面形状を円形状に形成し、その中心をスワール付与室46のスワール付与室46の中心からオフセットした位置に配置したときの燃料噴射孔44内の液膜の状態を示し、図11(b)は図11(a)の燃料噴射孔44の断面形状の一部を楕円形状としたときの燃料噴射孔44内の液膜の状態を示している。
図11(a)に示すように、燃料噴射孔44の中心がスワール付与室46の中心からオフセットしている場合には、空気層がスワール付与室46の中心側に偏って形成されるため、液膜の厚さが不均等となる。燃料噴射孔44内の液膜が厚い部分から噴射された燃料噴霧は、燃料噴射孔44内の液膜が薄い部分から噴射された燃料噴霧に比べて、液滴状態となったときに燃料の粒径は大きくなる。前述したように、燃料の粒径が大きくなると内燃機関の燃料効率の悪化や、それに伴う低温始動時の窒素酸化物等の発生量が多くなるおそれがある。
そこで実施例1では、燃料噴射孔44内の液膜が厚くなる部分に相当する燃料噴射孔44の径を円44aの径よりも小さくなるようにし、円44aを歪ませた形状に設定した。具体的には、燃料噴射孔44のうち、円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Os側部分の周を円形状とし、円44aの中心Ocにスワール付与室46の中心Osと反対側部分の周を円形状の直径を長軸とする楕円形状とした。言い換えると、燃料噴射孔44の断面形状の重心Gを、燃料噴射孔44の断面形状を円形状としたときの中心Ocよりもスワール付与室46の中心Os側とするようにした。
これにより図11(b)に示すように、燃料噴射孔44の断面形状を円形状に形成したときに比べて液膜の厚さを均一にすることが可能となる。
[効果]
実施例1の燃料噴射弁1の効果について以下に列記する。
(1)弁体4と、閉弁時に弁体4が座る弁座6が一端側に形成された弁座部材7と、弁座部材7の他端側に形成され、燃料に旋回力を付与する複数のスワール付与室46と、各スワール付与室46に連通して旋回力が付与された燃料を噴射する燃料噴射孔44を形成したノズルプレート8と、を設け、燃料噴射孔44を、スワール付与室46を軸方向から見て、スワール付与室46の中心Osからオフセットした位置を中心Ocとする円を描いたときに、この円を歪ませた形状とし、該形状の重心Gを円の中心Ocよりもスワール付与室46の中心Os側に位置するようにした。
これにより、燃料噴射孔44内の液膜の厚さを均一にすることが可能となる。
(2)燃料噴射孔44は、スワール付与室46を軸方向から見たときに、全周のうちの一部を円44aの周とし、残りを円の中心Ocを中心とし、円44aに接続する楕円の周とした。
これにより、燃料噴射孔44の内周形状を滑らかすることができ、燃料の旋回力低下を抑制して、燃料の噴射を行うことが可能となる。そのため、燃料噴霧の微粒化を促進し、内燃機関の燃焼効率を向上させることができる。
(3)燃料噴射孔44は、スワール付与室46を軸方向から見たときに、円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Osの反対側を、円44aの直径を長軸とする楕円とした。
これにより、燃料噴射孔44を円と楕円との組み合わせで形成したときに、燃料噴射孔44の断面形状の重心Gを円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Os側に配置することが可能となる。そのため、燃料噴射孔44の内周形状を滑らかすることができ、また燃料噴射孔44内の液膜の厚さを均一にすることで、燃料噴霧の微粒化の促進図り、燃料噴霧の形状を整えることができ、内燃気化間の燃焼効率を向上させることができる。
〔実施例2〕
実施例1の燃料噴射弁1は、燃料噴射孔44をスワール付与室46を軸方向から見たときに、円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Osの反対側を、円44aの直径を長軸とする楕円とした。実施例2の燃料噴射弁1では、この燃料噴射孔44の形状が異なる。以下、実施例2の燃料噴射弁1について説明するが、実施例1の燃料噴射弁1と同様の構成については同一の符号を付して説明を省略する。
[スワール室および燃料噴射孔の詳細]
図12はスワール室41及び燃料噴射孔44の平面図である。実施例1と同じく、スワール付与室46は、軸方向から見たときにその外周壁の形状は螺旋形状に形成され、スワール付与室46の中心Osは実施例1と同様の方法で求めることができる。
燃料噴射孔44の断面形状は、円形と楕円とを組み合わせた形状であって、言い換えると円形を歪ませた形状となっている。そして、その形状は以下のようにして決められる。まずスワール付与室46を軸方向から見た状態で、スワール付与室46の中心Osからオフセットした位置を中心Ocとする円44aを作図する。そして中心Ocに対してスワール付与室46の中心Osと反対側の約半周を円形状とし、中心Ocに対してスワール付与室46の中心Os側の約半周を楕円形状としている。このとき楕円形状部分は、楕円の短軸が円44aの直径となるように設けられ、楕円の中心は円44aの中心Ocと一致する。これにより燃料噴射孔44の断面形状の重心Gは、中心Ocよりもスワール付与室46の中心Os側となる。
[作用]
図13は、燃料噴射孔44内の液膜の状態を示す図であり、図13(a)は燃料噴射孔44の断面形状を円形状に形成し、その中心をスワール付与室46の中心からオフセットした位置に配置したときの燃料噴射孔44内の液膜の状態を示し、図13(b)は図13(a)の燃料噴射孔44の断面形状の一部を楕円形状としたときの燃料噴射孔44内の液膜の状態を示している。
図13(a)に示すように、燃料噴射孔44の中心がスワール付与室46の中心からオフセットしている場合には、空気層がスワール付与室46の中心側に偏って形成されるため、液膜の厚さが不均等となる。
実施例2では、燃料噴射孔44内の液膜が薄くなる部分に相当する燃料噴射孔44の径を円44aの径よりも大きくなるようにし、円44aを歪ませた形状に設定した。具体的には、燃料噴射孔44のうち、円44aの中心Ocに対してのスワール付与室46の中心Osと反対側部分の周を円形状とし、円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Os側部分の周を円形状の直径を短軸とする楕円形状とした。言い換えると、燃料噴射孔44の断面形状の重心Gを、燃料噴射孔44の断面形状を円形状としたときの中心Ocよりもスワール付与室46の中心側とするようにした。
これにより図13(b)に示すように、燃料噴射孔44の断面形状を円形状に形成したときに比べて液膜の厚さを均一にすることが可能となる。
[効果]
実施例2の燃料噴射弁1の効果について以下に列記する。
(4)燃料噴射孔44は、スワール付与室46を軸方向から見たときに、円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Osの側を、円44aの直径を短軸とする楕円とした。
これにより、燃料噴射孔44を円と楕円との組み合わせで形成したときに、燃料噴射孔44の断面形状の重心Gを円44aの中心Ocに対してスワール付与室46の中心Os側に配置することが可能となる。そのため、燃料噴射孔44の内周形状を滑らかすることができ、また燃料噴射孔44内の液膜の厚さを均一にすることで、燃料噴霧の微粒化の促進図り、燃料噴霧の形状を整えることができ、内燃気化間の燃焼効率を向上させることができる。
〔他の実施例〕
以上、本願発明を実施例1及び実施例2に基づいて説明してきたが、各発明の具体的な構成は実施例1及び実施例2に限定されるものではなく、発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても、本発明に含まれる。
(スワール付与室形状の変更)
実施例1及び実施例2の燃料噴射弁では、スワール付与室46を軸方向から見たときにその外周壁の形状を螺旋状に形成していたが、他の形状であっても良い。
図14はスワール室41及び燃料噴射孔44の平面図である。例えば、図14(a)、(b)に示すように、スワール付与室46を軸方向から見たときにその外周壁の形状を円形状としても良い。
(スワール室の数の変更)
実施例1の燃料噴射弁1ではスワール室41を3つ形成したが、スワール室41の個数は燃料噴射量の設計に応じて適宜変更しても良い。
図15はノズルプレート8の斜視図である。例えば、図15に示すようにスワール室41を2つ形成するようにしても良い。
図16はノズルプレート8を示す図であり、図16(a)はノズルプレート8を軸方向から見た図、図16(b)はノズルプレート8の斜視図である。例えば、図9に示すようにスワール室41を4つ形成するようにしても良い。
図17はノズルプレート8を示す図であり、図17(a)はノズルプレート8を軸方向から見た図、図17(b)はノズルプレート8の斜視図である。例えば、図17に示すようにスワール室41を6つ形成するようにしても良い。
(中央室の形状の変更)
実施例1の燃料噴射弁1では中央室42を円形凹状に形成したが、中央室42の形状は異なっても良い。
図18はスワール室41を3つ形成したときのノズルプレート8の斜視図である。図19はスワール室41を2つ形成したときのノズルプレート8の斜視図である。例えば、図18、図19に示すように各連通路45を直接接続し、その接続部分を中央室42としても良い。
(ノズルプレートの変更)
実施例1の燃料噴射弁1ではノズルプレート8に中央室42、スワール室41および燃料噴射孔44を形成したが、ノズルプレート8にこれら全てを形成しないようにしても良い。
図20は燃料噴射弁1のノズルプレート8付近の拡大断面図、図21はノズルプレート8の斜視図である。例えば、図20、図21に示すように、弁座部材7の他端側に中央室42、スワール室41を形成し、ノズルプレート8には燃料噴射孔44のみを形成するようにしても良い。
(中間プレートの追加)
実施例1の燃料噴射弁1ではノズルプレート8に中央室42、スワール室41および燃料噴射孔44を形成したが、ノズルプレート8にこれら全てを形成しないようにしても良い。
図22は燃料噴射弁1のノズルプレート8付近の拡大断面図、図23は中間プレート50の斜視図、図24はノズルプレート8の斜視図である。例えば、図22ないし図24に示すように、中間プレート50に中央室42、スワール室41を形成し、ノズルプレート8には燃料噴射孔44のみを形成するようにしても良い。
1 燃料噴射弁
4 弁体
6 弁座
7 弁座部材
8 ノズルプレート
44 燃料噴射孔
45 連通路
46 スワール付与室
48 下流開口部(開口部)

Claims (4)

  1. 弁体と、
    閉弁時に前記弁体が座る弁座が一端側に形成された弁座部材と、
    前記弁座部材の他端側に形成され、燃料に旋回力を付与する複数のスワール付与室と、
    各スワール付与室に連通して前記旋回力が付与された燃料を噴射する燃料噴射孔を形成したノズルプレートと、
    を設け、
    前記燃料噴射孔を、前記スワール付与室を軸方向から見て、スワール付与室の中心からオフセットした位置を中心とする円を描いたときに、この円を歪ませた形状とし、該形状の重心が前記円の中心よりも前記スワール付与室の中心側にあることを特徴とする燃料噴射弁。
  2. 請求項1に記載の燃料噴射弁において、
    前記燃料噴射孔は、前記スワール付与室を軸方向から見たときに、全周のうちの一部を前記円の周とし、残りを前記円の中心を中心とし、前記円に接続する楕円の周としたことを特徴とする燃料噴射弁。
  3. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記燃料噴射孔は、前記スワール付与室を軸方向から見たときに、前記円の中心に対して前記スワール付与室の中心反対側を、前記円の直径を長軸とする前記楕円としたことを特徴とする燃料噴射弁。
  4. 請求項2に記載の燃料噴射弁において、
    前記燃料噴射孔は、前記スワール付与室を軸方向から見たときに、前記円の中心に対して前記スワール付与室の中心側を、前記円の直径を短軸とする前記楕円としたことを特徴とする燃料噴射弁。
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