JP2014030422A - 飲料 - Google Patents

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Abstract

【課題】コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感のある飲料を提供する。
【解決手段】コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンと、を含有する飲料。
【選択図】なし

Description

本発明は、飲料に関する。
コラーゲン又はコラーゲンペプチドは、食品分野で従来から用いられている動物性蛋白質であるが、真皮や結合組織などの主成分であることから、近年、美容分野の面から特に注目を集めている。また、摂取したコラーゲンを体内で効率的に利用するために、高分子のコラーゲンを低分子量化した低分子コラーゲン入りの飲料も開発されている。
一方、このようなコラーゲンを用いた飲料には、動物や魚などに由来するコラーゲン独特の生臭い臭気や味に起因した嗜好性の観点での課題が存在する。
このように不快臭及び不快味を有するコラーゲンを含む飲料について、例えば、特許文献1には、スクラロース及びステビア抽出物を配合することにより、コラーゲンの呈味を改善する技術が開示されている。
また、ビタミンB1(以下、「チアミン」と称する場合がある。)は、糖代謝酵素の補酵素として働くため、滋養強壮、疲労回復に効果があるとされ、従来から医薬部外品や清涼飲料水に広く使用されている。
しかし、ビタミンB1をドリンク剤などの飲料に供する場合には、ビタミン臭と呼ばれる異臭及び独特な味が問題となる。
このような異臭及び独特な味を有するビタミンB1を含む飲料について、例えば、特許文献2には、テアニン及びピログルタミン酸の混合物を含有させることで、ビタミンB1に由来する異臭及び独特な味を抑制する技術が開示されている。
特開2006−204287号公報 特開2012−010686号公報
コラーゲン及びチアミンの双方を飲料に含有する場合、コラーゲン及びチアミンのそれぞれに対応するマスキングが必要となる。
しかしながら、本発明者らの検討によれば、従来知られていた技術では、コラーゲン及びチアミンの双方に対する十分なマスキング効果は得られなかった。
このような状況において、コラーゲン及びチアミンの双方の臭い及び味に対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感を得ることができる飲料の開発が待ち望まれていた。
本発明は、コラーゲン及びチアミンの双方の臭い及び味に対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感を得ることができる飲料、及びそれを容器に含む容器詰飲料を提供することを課題とする。
前記の課題を解決するための具体的手段は以下の通りである。
<1> コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンと、を含有する飲料。
<2> 飲料のpHが3.0以上5.0以下である<1>に記載の飲料。
<3> 酸味料が、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸及び酒石酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である<1>又は<2>に記載の飲料。
<4> 甘味料及び香料からなる群より選ばれる少なくとも1種をさらに含有する<1>〜<3>のいずれか1つに記載の飲料。
<5> コラーゲンの濃度が、250mg/50mL以上17000mg/50mL以下である<1>〜<4>のいずれか1つに記載の飲料。
<6> カプサイシンの濃度が0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下である<1>〜<5>のいずれか1つに記載の飲料。
<7> チアミンの濃度が、0.01mg/50mL以上30mg/50mL以下である<1>〜<6>のいずれか1つに記載の飲料。
<8> 飲料のpHが3.0以上4.3以下である<1>〜<7>のいずれか1つに記載の飲料。
<9> 容器に<1>〜<8>のいずれか1つに記載の飲料を含む容器詰飲料。
本発明によれば、コラーゲン及びチアミンの双方の臭い及び味に対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感を得ることができる飲料、及びそれを容器に含む容器詰飲料を提供することができる。
本発明に係る飲料は、コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンと、を含有する飲料である。
本発明によれば、酸味料及びカプサイシンを含有するため、コラーゲン及びチアミンの双方を含んでいても、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感を得ることができる飲料を提供することができる。
本明細書において「工程」との語は、独立した工程だけでなく、他の工程と明確に区別できない場合であってもその工程の所期の目的が達成されれば、本用語に含まれる。
また、本明細書において「〜」を用いて示された数値範囲は、「〜」の前後に記載される数値をそれぞれ最小値及び最大値として含む範囲を示す。
本明細書において、組成物中のそれぞれの成分の量は、それぞれの成分に該当する物質が組成物中に複数存在する場合には、特に断らない限り、組成物中に存在する当該複数の物質の合計量を意味する。
本明細書において、「効果感」とは、本発明に係る飲料に含有される成分に起因した効果(例えば、コラーゲンに起因した美肌及び/又は美容効果などの効果、チアミンに起因した滋養強壮及び/又は疲労回復効果などの効果、カプサイシンに起因した脂質分解(促進)、脂肪分解(促進)、脂質燃焼、及び/又は脂肪燃焼などの効果、酸味料に起因した代謝促進などの効果)を何らかの形で、飲んでいるとき、飲み終わったとき、及び/又は飲むことを一定期間継続しているとき(例えば、1週間〜1ヶ月)に体感できることを意味する。
以下、本発明について説明する。
<飲料>
本発明に係る飲料は、コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンと、を含有する飲料である。
以下、飲料を構成する各成分について説明する。
[コラーゲン]
コラーゲンとしては、公知の方法により、哺乳類又は魚類由来の原料を加熱して抽出して得られたゼラチンを酵素処理により分解したものを使用することができる。具体的には、コラーゲンとしては、哺乳類由来のコラーゲンであっても、魚類由来のコラーゲンであってもよく、特に限定されるものではない。近年、商品イメージや安全性(例えば、BSE(牛海綿状脳症)などの感染に対する安全性)等の観点から、コラーゲンは魚類由来のコラーゲンであることが好ましい。魚類由来のコラーゲンが好ましい理由として、コラー
ゲンの純度が高く、雑味、においが少ないことが挙げられる。
これらの魚類由来のコラーゲンは、魚類の鱗や皮から抽出したものであり、ヒトや他の動物のコラーゲンに比較してプロリンやリジン等の含有量が少ない特徴がある。魚類由来のコラーゲンの原料としては、海水魚であっても淡水魚であってもよく、好ましくはマグロ(キハダ)、サメ、タラ、ヒラメ、カレイ、タイ、テラピア、サケ、ナマズ、スズキ等の皮が挙げられる。
哺乳類由来のコラーゲンの原料としては、ブタ、牛などが挙げられる。
また、飲食用途のコラーゲン原料としては、市販品を使用することができ、例えば、「イクオス」シリーズ、「コラペプ」シリーズ(新田ゼラチン株式会社製)、マリンマトリックス(焼津水産化学工業株式会社製)、NatiColシリーズ(ヴァイスハルト・インターナショナル社製)等を使用することができる。
また、コラーゲンとしては、コラーゲンを酵素処理により分解し、低分子量化した低分子コラーゲンを使用することもできる。本発明において、コラーゲンとして、低分子量化した低分子コラーゲンを実質的に含むことが好ましい。ここで、「実質的に含む」とは、コラーゲン由来の不純物が共存することを妨げないが、低分子量化した低分子コラーゲンを、本発明に係る飲料のコラーゲンの質量の60質量%以上含むことが好ましく、80質量%以上含むことがより好ましく、90質量%以上含むことがさらに好ましく、95質量%以上含むことが特に好ましく、100質量%含むことが最も好ましい。
コラーゲンの平均分子量は、500以上10000以下の範囲であることが好ましく、1000以上5000以下の範囲であることがより好ましく、1000以上3000以下の範囲であることがさらに好ましい。平均分子量を500以上とすることにより、好ましいテクスチャーを有する粘性が得られる傾向がある。
本発明の飲料において、低分子コラーゲンとは、平均分子量500以上3000以下の範囲の低分子量コラーゲンを意味する。
平均分子量を3000以下とすることにより、飲料として摂取したときの低分子コラーゲンの吸収性が高くなること、又は室温と冷蔵とにおける粘性に大きな差が生じることを回避できる傾向があることなどの利点がある。
コラーゲンの平均分子量は、ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(GPC)にて測定した値を意味するが、市販品の場合には、供給元から提供される製品情報に従えばよい。
本発明における平均分子量とは、この手法に従ってPEG換算で算出した重量平均分子量を指す。
本発明にかかる飲料において、コラーゲンは、いずれかの種類を1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
飲料におけるコラーゲンの濃度は、250mg/50mL〜17000mg/50mLであることが好ましく、750mg/50mL〜10000mg/mLであることがより好ましい(なお、本発明では、濃度として、飲料の単位体積あたりにおけるある成分の含有量(例えば、質量)で示されることがある。例えば、750mg/50mLとは、飲料50mL中に、ある成分750mgを含有することを意味する)。コラーゲンの濃度が、250mg/50mL以上であれば、十分な美容効果を得ることができ、17000mg/50mL以下であれば十分なマスキング効果が得られ、且つ飲料を調製する際のコラーゲンの溶解効率も良好である。
[チアミン]
チアミンは、ビタミンB1(vitamin B1)とも呼ばれ、ビタミンの中で水溶性ビタミンに分類される生理活性物質である。分子式はC1217OSである。
チアミンには、チアミン誘導体も包含される。チアミン誘導体としては、チアミン塩酸塩、ジベンゾイルチアミン塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンナフタレン−1,5−ジス
ルホン酸塩、ビスベンチアミン、フルスルチアミンなどが挙げられ、特に限定されるものではない。水への溶解性及び安定性の観点から、チアミンとしては、チアミン硝酸塩が好ましい。
本発明にかかる飲料において、チアミンは、いずれかの種類を1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
飲料におけるチアミンの濃度は、0.01mg/50mL〜30mg/50mLが好ましく、0.05mg/50mL〜20mg/50mLがより好ましく、0.1mg/50mL〜15mg/50mLが更に好ましい。チアミンの濃度が0.01mg/50mL以上であれば、十分な滋養強壮及び/又は疲労回復等の効果を得ることができ、30mg/50mL以下であれば、チアミンの独特の風味も制御可能である。
[酸味料]
本発明の飲料は酸味料を含有する。これにより、コラーゲン及びチアミンの双方の臭い及び味に対してある程度のマスキング効果が得られる。また、本発明の飲料のpH(飲料の温度が25℃の場合)を3.0〜5.0の範囲に維持することができる。
酸味料は、飲食品として使用可能なものであれば特に制限はなく、公知のものを使用することができるが、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られ、且つ飲料のpHを3.0〜5.0の範囲に容易に調整することができる酸味料を使用することが好ましい。
酸味料としては、良好なマスキング効果及び好ましい風味を実現できる観点から、クエン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸が好ましい。また、酸味料としてクエン酸を用いることで、チアミンとの組み合わせによる代謝促進の相乗効果が期待できることから、クエン酸を使用することが好ましい。
本発明にかかる飲料において、酸味料は、いずれかの種類を1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
酸味料の濃度は飲料のpHを所望の値に調整するために、適宜設定することができるが、飲料における酸味料の濃度としては、100mg/50mL〜2000mg/50mLが好ましい。酸味料の濃度が、100mg/50mL以上であれば、十分なマスキング効果を得ることができ、2000mg/50mL以下であれば、酸味刺激を感じる可能性も低い。
[カプサイシン]
本発明の飲料は、カプサイシンを含有する。これにより、コラーゲン及びチアミンの双方の臭い及び味に対してある程度のマスキング効果が得られ、飲みやすさを付与できる。
カプサイシンは、下記構造式で表される化合物(CAS番号;404−86−4)である。
カプサイシンは、飲食品として使用可能なものであれば特に制限はなく、公知のものを使用することができ、飲食用途には、ナス科トウガラシ属(Capsicum)植物から抽出されたカプサイシンが主に用いられる。
カプサイシンとしては、カプサイシンを含有する天然物から、溶媒を用いて分離抽出したカプサイシン抽出液(以下、天然物がトウガラシの場合には「トウガラシエキス」又は「トウガラシ抽出液」と称する場合がある。)であっても、又は合成されたカプサイシン
であってもよい。
本発明の飲料に用いるカプサイシンとしては、飲食用途としての適性の観点から、カプサイシン抽出物を、水、エタノール、又は水とエタノールとの混合液のいずれかを用いて希釈した、カプサイシンを含有する液剤又はエッセンスが好ましい。
本発明にかかる飲料において、カプサイシンは、いずれかの種類を1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
飲料におけるカプサイシンの濃度は、0.003mg/100mL〜0.035mg/100mLであることが好ましい。カプサイシンの濃度が、0.003mg/100mL以上であれば、十分なマスキング効果を得ることができ、0.035mg/100mL以下であれば、喉や舌への刺激が強すぎて不快に感じられることもない。
カプサイシンの濃度としては、0.005mg/100mL〜0.030mg/100mLがより好ましく、0.007mg/100mL〜0.025mg/100mLがさらに好ましい。
なお、カプサイシンの濃度は、公知の方法に従い測定することができる。また、カプサイシンエキスを用いた場合のカプサイシン濃度は、HPLC法に基づき算出することができる。
[甘味料]
飲料は、さらに甘味料を含有することができる。
これにより、飲料をより好ましい風味に調整することができる。
甘味料としては、高甘味度甘味料及び高甘味度甘味料以外の甘味料からなる群より選択された少なくとも1種が挙げられる。
高甘味度甘味料とは、砂糖の数十倍〜数千倍の甘みを有する合成甘味料または天然甘味料の総称である。
高甘味度甘味料の例としては、風味を好ましく調整できる範囲において制限はないが、本発明においては、アスパルテーム、ネオテーム、ソーマチン、ステビア、スクラロース、又はアセスルファムカリウムを好ましく使用でき、更には、アセスルファムカリウム、又はスクラロースが好ましい。
高甘味度甘味料は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい。
飲料における前記高甘味度甘味料の濃度としては、5mg/50mL〜250mg/50mLが好ましく、15mg/50mL〜125mg/50mLがより好ましい。5mg/50mL以上であれば、適度な甘味を実現できる傾向があり、250mg/50mL以下であれば、適度な風味を実現できる傾向がある。
高甘味度甘味料以外の甘味料としては、糖類、糖アルコール及び粉糖を挙げることができる。
糖類としては、ブドウ糖、果糖、ガラクトース、異性化糖等の単糖類;砂糖、乳糖、パラチノース等の二糖類;フラクトオリゴ糖、イソマルトオリゴ糖、ガラクトオリゴ糖等のオリゴ糖類などを挙げることができる。
糖アルコールとしては、エリスリトール、キシリトール、ソルビトール、マンニトール等の単糖アルコール類;マルチトール、イソマルチトール、ラクチトール等の二糖アルコール類;マルトトリイトール、イソマルトトリイトール、パニトール等の三糖アルコール類;オリゴ糖アルコール等の四糖以上アルコール類;粉末還元麦芽糖水飴等の糖アルコールなどが挙げられる。
高甘味度甘味料以外の甘味料としては、ブドウ糖、粉糖、エリスリトール、キシリトール、ソルビトールがより好ましく、エリスリトールが更に好ましい。
高甘味度甘味料以外の甘味料は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせ使用してもよい。
飲料における高甘味度甘味料以外の甘味料の濃度としては、500mg/50mL〜25000mg/50mLが好ましく、1500mg/50mL〜12500mg/50mLがより好ましい。
高甘味度甘味料以外の甘味料は、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせて使用してもよい
また、高甘味度甘味料及びそれ以外の甘味料をそれぞれ単独で使用してもよく、これらを組み合わせて使用してもよい。
甘味料としては、高甘味度甘味料及びそれ以外の甘味料のいずれかの種類から選択することができるが、飲料の風味を好ましくするという観点から、エリスリトール、スクラロース、アセスルファムカリウムがより好ましい。
これらは、1種を単独で使用してもよく、2種以上を組み合わせ使用してもよい。
[香料]
飲料は、さらに香料を含有することができる。
これにより、飲料をより好ましい風味に調整することができる。
香料としては、食品一般に用いられるものであれば特に制限はないが、飲料の風味を好ましくするという観点から、フルーツ系の香料が好ましい。
フルーツ系香料としては、アセロラ、アップル、オレンジ、カシス、クランベリー、グレープ、グレープフルーツ、ストロベリー、チェリー、パイナップル、パッションフルーツ、バナナ、パパイヤ、ピーチ、プラム、ブルーベリー、プルーン、ペアー、マスカット、マンゴー、メロン、ライチ、ライム、レモン等が挙げられる。
これらのフルーツ系の香料は、いずれかの種類を1種単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
またヨーグルト、スイート、ハニー、ビター等のフルーツ系の香料以外の香料と組み合わせることも出来る。
飲料における香料の濃度としては、50μL/50mL〜1000μL/50mLが好ましく、150μL/50mL〜500μL/50mLがより好ましい。
[その他の添加成分]
本発明における飲料には、その他の添加成分を含有してもよい。このような添加成分としては、ビタミンB2、ビタミンB6、ナイアシン等の各種ビタミン、アミノ酸類、ミネラル、着色料、酸化防止剤、安定剤、保存料、乳化剤、消泡剤等を挙げることができる。
(ビタミンB2)
本発明における飲料は、ビタミンB2を含有することができる。これにより、眼精疲労等のビタミンB2固有の生理活性に基づく効果が得られる。
ビタミンB2の濃度は、0.01mg/50mL〜30mg/50mLが好ましく、0.05mg/50mL〜20mg/50mLがより好ましく、0.1mg/50mL〜15mg/50mLが更に好ましい。
ビタミンB2の濃度が、0.01mg/50mL以上である場合には、より高い効果を得ることができ、30mg/50mL以下である場合には、苦味を感じることもない。
(ビタミンB6)
本発明における飲料は、ビタミンB6を含有することができる。これにより、皮膚や粘膜の健康維持等の生理的効果が得られる。
ビタミンB6の濃度は、0.01mg/50mL〜30mg/50mLが好ましく、0.05mg/50mL〜20mg/50mLがより好ましく、0.1mg/50mL〜15mg/50mLが更に好ましい。
ビタミンB6の濃度が、0.01mg/50mL以上である場合には、より高い効果を
得ることができ、30mg/50mL以下である場合には、苦味を感じることもない。
(ナイアシン)
本発明における飲料は、ナイアシンを含有することができる。これにより、皮膚や粘膜の健康維持等の生理的効果が得られる。
なお、ナイアシンは、ニコチン酸及びニコチン酸アミドのいずれであってもよい。
ナイアシンの濃度は、0.5mg/50mL〜120mg/50mLが好ましく、2mg/50mL〜80mg/50mLがより好ましく、5mg/50mL〜50mg/50mLが更に好ましい。
ナイアシンの濃度が、0.5mg/50mL以上である場合には、より高い効果を得ることができ、120mg/50mL以下である場合には、苦味を感じることもない。
(アミノ酸類)
本発明における飲料は、アミノ酸類を含有することができる。
アミノ酸類としては、アルギニン、オルニチン、シトルリン、グリシン、アラニン、リジン、プロリン、バリン、ロイシン、イソロイシン等が挙げられる。アミノ酸類としては、1種単独で使用してもよく、2種以上を併用することもできる。
アミノ酸類の含有量は、その目的等により適宜設定すればよい。
[飲料]
本発明では、飲料のpHは、特に限定されないが、3.0〜5.0の範囲であることが好ましい。pHが3.0以上であれば、酸味刺激が強すぎることもなく飲料に適する。また、pHが5.0以下であれば、コラーゲン及びチアミンの臭いに対するマスキング性を十分に得ることができる。
pHは上記の範囲の中でも、3.0〜4.3が好ましく、3.3〜4.0がより好ましく、3.5〜3.8がさらに好ましい。
なお、本発明において、飲料のpHは、飲料の温度を25℃にして測定する。
本発明の飲料の製造方法は、特に制限されることはないが、コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンとを混合し、調製することによりできる。
コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシン等の各成分は、水性媒体に混合すればよい。本発明の飲料の媒体(溶媒)としては、通常、水が用いられる。
各成分を混合する場合の温度等の条件については、特に制限はなく、各成分が十分に溶解する温度、例えば、20℃〜80℃の温度範囲内で行われる。混合は、撹拌しながら行うことが好ましい。また、各成分の添加順序については、各成分が均一に混合される範囲内であれば、特に制限はない。
[容器詰飲料]
本発明の容器詰飲料は、所望の容器に本発明の飲料を含むものである。
飲料の詳細については、前述した事項をそのまま適用する。
容器詰飲料に使用される容器としては、通常飲料用容器として使用されているものであればよく、例えば、PETボトル、紙パック、ガラス容器、アルミ缶、スチール缶、パウチ等を挙げることができる。
以下、本発明を実施例にて詳細に説明する。しかしながら、本発明はそれらに何ら限定されるものではない。
(飲料の調製)
[実施例1]
コラーゲンペプチド3000mg(分子量2000〜3000、新田ゼラチン社製)に、チアミン硝酸塩5mg(DSMニュートリション製)、アスコルビン酸1500mg(三菱商事フードテック製)、トウガラシ抽出液25mg(日本粉末薬品製)を添加したのち40gの水を加え、45℃に加温して、各成分が完全に溶解するまで混合した。
さらに水を追加で加え、全体が50mLになるようにして、飲料を調製した。
得られた飲料のpHは、3.84(飲料の温度 25℃)であり、カプサイシン濃度は0.011mg/100mLであった。
カプサイシン濃度は、HPLC法に基づき算出した。
[実施例2〜15、参考例1〜8]
各成分の含有量を表1及び表2に記載の含有量に変更した以外は、全て実施例1と同様の手順で飲料を調製した。得られた飲料のpH及びカプサイシン濃度は、表1及び表2に記載した。表1及び表2中、「−」は未配合を示す。
[評価]
(マスキング性についての評価)
実施例1〜15及び参考例1〜8の飲料について、それぞれ少量を口に含み、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキング性について、以下の基準で評価した。結果を表1及び表2に示した。
〜評価基準〜
A;コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキング効果が十分
B;コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキングの程度が弱い
C;コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキング効果がほとんどない
D;刺激が強すぎる

表1及び表2の結果から明らかである通り、本発明に係る飲料は、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られることが明らかになった。
また、表1及び表2の結果より、飲料のpHを3.0以上4.3以下の範囲に設定した場合、カプサイシン濃度を0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下の範囲に設定した場合に、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対してより高いマスキング効果が得られることが明らかになった。
[実施例16]
コラーゲンペプチド3000mg、チアミン硝酸塩5mg、リボフラビン5’リン酸エステルナトリウム5mg、ピリドキシン塩酸塩5mg、ニコチン酸アミド20mg、アルギニン200mg、オルニチン塩酸塩100mg、シトルリン100mg、ビタミンC250mg、クエン酸500mg、DL−リンゴ酸200mg、エリスリトール3500mg、スクラロース10mg及びアセスルファムカリウム8mgを容器に投入し、40gの水を加え、45℃で完全に溶解するまで混合した。
溶解後トウガラシ抽出液(日本粉末薬品製)25mg、香料(フルーツミックス、長谷川香料、小川香料、高砂香料、稲畑香料製フルーツ香料の混合)100μLを加え混合し、さらに水を追加で加え全体が50mLになるようにして、実施例16の飲料サンプルを調製した。得られた飲料を50mlのガラス瓶容器に分注、密閉した後、85℃で10分間過熱殺菌したのち常温まで冷却して、容器詰飲料を調整した。
得られた飲料のpHは、3.60であり、カプサイシン濃度は0.011mg/100mLであった。
[実施例17〜37、参考例9及び10]
各成分の含有量を表3及び表4に記載の含有量に変更した以外は、全て実施例16と同様の手順で容器詰飲料を調製した。得られた飲料のpH及びカプサイシン濃度は、表3及び表4に記載した。表3及び表4中、「−」は未配合を示す。
[評価]
25〜34歳の女性被験者10名の評価パネルに、表3及び表4に記載の各飲料を飲んでもらった上で、マスキング効果(コラーゲン、ビタミン由来の臭い、味が気にならないか)、飲みやすさ(継続して飲みたいか)及び効果感(効果を体感できるか)の各項目について、アンケートを実施し、0点(悪い)〜3点(良い)の4段階で各項目ごとに点数をつけてもらった。
点数の合計を以下に示す基準で分けた。A及びBは実用上問題がないと判断した。
A:25〜30点
B:18点〜24点
C:9点〜17点
D:0点〜8点
表3及び表4の結果から明らかである通り、本発明に係る飲料は、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感があることが明らかになった。なお、参考例9の飲料は、実施例16〜37の飲料に比べてカプサ
イシン量が少なく、マスキング効果及び効果感は劣っていた。参考例10は、カプサイシン量が過剰であり、刺激が強かった。
前記の課題を解決するための具体的手段は以下の通りである。
<1> コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンと、を含有する飲料であって、
コラーゲンの濃度が、250mg/50mL以上17000mg/50mL以下であり、
チアミンの濃度が、0.01mg/50mL以上30mg/50mL以下であり、
酸味料の濃度が、100mg/50mL以上2000mg/50mL以下であり、
カプサイシンの濃度が、0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下であり、
飲料のpHが3.0以上4.3以下である、飲料
<2> 酸味料が、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸及び酒石酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である<1>に記載の飲料。
3> 甘味料及び香料からなる群より選ばれる少なくとも1種をさらに含有する<1>又は<2>に記載の飲料
<4> 容器に<1>〜<3>のいずれか1つに記載の飲料を含む容器詰飲料。
本発明に係る飲料は、250mg/50mL以上17000mg/50mL以下のコラーゲンと、0.01mg/50mL以上30mg/50mL以下のチアミンと、100mg/50mL以上2000mg/50mL以下の酸味料と、0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下のカプサイシンと、を含有する飲料である。
本発明によれば、100mg/50mL以上2000mg/50mL以下の酸味料及び0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下のカプサイシンを含有するため、特定量のコラーゲン及びチアミンの双方を含んでいても、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感を得ることができる飲料を提供することができる。
<飲料>
本発明に係る飲料は、250mg/50mL以上17000mg/50mL以下のコラーゲン(以下、「コラーゲン」と略称する。)と、0.01mg/50mL以上30mg/50mL以下のチアミン(以下、「チアミン」と略称する。)と、100mg/50mL以上2000mg/50mL以下の酸味料(以下、「酸味料」と略称する。)と、0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下のカプサイシン(以下、「カプサイシン」と略称する。)と、を含有する飲料である。
以下、飲料を構成する各成分について説明する。
飲料におけるコラーゲンの濃度は、250mg/50mL〜17000mg/50mLである。飲料におけるコラーゲンの濃度は、750mg/50mL〜10000mg/mLであることがより好ましい(なお、本発明では、濃度として、飲料の単位体積あたりにおけるある成分の含有量(例えば、質量)で示されることがある。例えば、750mg/50mLとは、飲料50mL中に、ある成分750mgを含有することを意味する)。コラーゲンの濃度が、250mg/50mL以上であれば、十分な美容効果を得ることができ、17000mg/50mL以下であれば十分なマスキング効果が得られ、且つ飲料を調製する際のコラーゲンの溶解効率も良好である。
飲料におけるチアミンの濃度は、0.01mg/50mL〜30mg/50mLである。飲料におけるチアミンの濃度は、0.05mg/50mL〜20mg/50mLがより好ましく、0.1mg/50mL〜15mg/50mLが更に好ましい。チアミンの濃度が0.01mg/50mL以上であれば、十分な滋養強壮及び/又は疲労回復等の効果を得ることができ、30mg/50mL以下であれば、チアミンの独特の風味も制御可能である。
酸味料の濃度は飲料のpHを所望の値に調整するために、適宜設定することができるが、飲料における酸味料の濃度は、100mg/50mL〜2000mg/50mLである。酸味料の濃度が、100mg/50mL以上であれば、十分なマスキング効果を得ることができ、2000mg/50mL以下であれば、酸味刺激を感じる可能性も低い。
飲料におけるカプサイシンの濃度は、0.003mg/100mL〜0.035mg/100mLである。カプサイシンの濃度が、0.003mg/100mL以上であれば、十分なマスキング効果を得ることができ、0.035mg/100mL以下であれば、喉や舌への刺激が強すぎて不快に感じられることもない。
カプサイシンの濃度としては、0.005mg/100mL〜0.030mg/100mLがより好ましく、0.007mg/100mL〜0.025mg/100mLがさらに好ましい。
なお、カプサイシンの濃度は、公知の方法に従い測定することができる。また、カプサイシンエキスを用いた場合のカプサイシン濃度は、HPLC法に基づき算出することができる。
[飲料]
本発明では、飲料のpHは、特に限定されないが、3.0〜5.0の範囲であることが好ましい。pHが3.0以上であれば、酸味刺激が強すぎることもなく飲料に適する。また、pHが5.0以下であれば、コラーゲン及びチアミンの臭いに対するマスキング性を十分に得ることができる。
pHは上記の範囲の中でも、3.0〜4.3である。3.3〜4.0がより好ましく、3.5〜3.8がさらに好ましい。
なお、本発明において、飲料のpHは、飲料の温度を25℃にして測定する。
[実施例2〜15、比較例1〜8]
各成分の含有量を表1及び表2に記載の含有量に変更した以外は、全て実施例1と同様の手順で飲料を調製した。得られた飲料のpH及びカプサイシン濃度は、表1及び表2に記載した。表1及び表2中、「−」は未配合を示す。
[評価]
(マスキング性についての評価)
実施例1〜15及び比較例1〜8の飲料について、それぞれ少量を口に含み、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキング性について、以下の基準で評価した。結果を表1及び表2に示した。
〜評価基準〜
A;コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキング効果が十分
B;コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキングの程度が弱い
C;コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対するマスキング効果がほとんどない
D;刺激が強すぎる
[実施例17〜37、比較例9及び10]
各成分の含有量を表3及び表4に記載の含有量に変更した以外は、全て実施例16と同様の手順で容器詰飲料を調製した。得られた飲料のpH及びカプサイシン濃度は、表3及び表4に記載した。表3及び表4中、「−」は未配合を示す。
表3及び表4の結果から明らかである通り、本発明に係る飲料は、コラーゲン及びチアミンの双方の臭いに対して十分なマスキング効果が得られ、飲みやすく、効果感があることが明らかになった。なお、比較例9の飲料は、実施例16〜37の飲料に比べてカプサ
イシン量が少なく、マスキング効果及び効果感は劣っていた。比較例10は、カプサイシン量が過剰であり、刺激が強かった。

Claims (9)

  1. コラーゲンと、チアミンと、酸味料と、カプサイシンと、を含有する飲料。
  2. 飲料のpHが3.0以上5.0以下である請求項1に記載の飲料。
  3. 酸味料が、アスコルビン酸、クエン酸、リンゴ酸及び酒石酸からなる群より選ばれる少なくとも1種である請求項1又は請求項2に記載の飲料。
  4. 甘味料及び香料からなる群より選ばれる少なくとも1種をさらに含有する請求項1〜請求項3のいずれか1項に記載の飲料。
  5. コラーゲンの濃度が、250mg/50mL以上17000mg/50mL以下である請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載の飲料。
  6. カプサイシンの濃度が、0.003mg/100mL以上0.035mg/100mL以下である請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載の飲料。
  7. チアミンの濃度が、0.01mg/50mL以上30mg/50mL以下である請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載の飲料。
  8. 飲料のpHが3.0以上4.3以下である請求項1〜請求項7のいずれか1項に記載の飲料。
  9. 容器に請求項1〜請求項8のいずれか1項に記載の飲料を含む容器詰飲料。
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