JP2014029578A - 電源装置、処理装置、情報処理システム、及び電源制御方法 - Google Patents

電源装置、処理装置、情報処理システム、及び電源制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の電源ユニットを備えるシステムにおいて、一部の電源ユニットが故障しても、システムの性能を可能な限り高い状態に維持する。
【解決手段】電源装置が備える電源ユニット20の各々は、入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する電圧変換回路21と、前記電圧変換回路21が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力する出力コンデンサ22と、前記出力コンデンサ22の過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する装置3に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する過負荷検出回路23と、を有する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電源装置、処理装置、情報処理システム、及び電源制御方法に関する。
複数の電源ユニットを備える情報処理システムは、システムの設計上要求されるN(Nは2以上の整数)台の電源ユニットにより動作する場合、電源ユニットが1台でも故障すると、システムが電力不足となり、システムダウンする可能性がある。そこで、従来、システムダウンを回避するため、電源ユニットをN+1台の冗長構成とする運用が行なわれる場合がある。
また、N台の電源ユニットを備える情報処理システムにおいて、1台の電源ユニットが故障した場合でもシステムを継続稼働させるため、故障した電源ユニットの故障信号を利用してパワーセービングを実行する技術も知られている(例えば、特許文献1又は特許文献2参照)。
図6は、情報処理システム100における電源制御処理の一例を説明する図である。図6に示すように、情報処理システム100は、複数、例えば2つの電源ユニット200−1及び200−2(以下、電源ユニット200−1及び200−2を区別しない場合には、単に電源ユニット200という)と負荷ユニット300とを有する。
各電源ユニット200は、それぞれ電圧変換回路210、出力コンデンサ220、故障信号送出回路240、及び異常検出回路241を有する。
電圧変換回路210は、AC(L)及びAC(N)からのAC200Vの入力電圧を一定の出力電圧(DC+12Vの直流電圧)に変換し、電力線110及び120を介して、負荷ユニット300へ電力を供給する。出力コンデンサ220は、電圧変換回路210が変換した出力電圧を安定化して出力する。異常検出回路241は、電源ユニット200の異常(例えば出力電圧の異常や温度の異常)を検出する。故障信号送出回路240は、異常検出回路241により電源ユニット200の異常が検出されると、制御線130−1、130−2、140−1、又は140−2を介して、負荷ユニット300等へ故障信号を送出する。
負荷ユニット300は、電源ユニット200から供給される供給電源を用いて動作するものであり、電力低下信号送出回路310と、CPU(Central Processing Unit)、メモリ、及びIO(Input Output)装置等を備える処理部320とを有する。電力低下信号送出回路310は、電源ユニット200から故障信号を受信すると、制御線150を介して、処理部320に対して、消費する電力の低下を指令する。処理部320は、電力低下指令を受けると、パワーセービングを実行する。
以下、図6を用いて具体例を説明する。一例として、システム(負荷ユニット300)の負荷電流は、システムの負荷が最大のとき140Aであり、電源ユニット200−1及び200−2は、正常に動作している場合それぞれ70Aの出力電流を出力する。
図6において、例えば電源ユニット200−2が故障すると、電源ユニット200−2の出力電流は70Aから0Aとなり(図6中(i)参照)、電源ユニット200−2は、故障信号を負荷ユニット300へ送出する(図6中(ii)参照)。負荷ユニット300の電力低下信号送出回路310は、電源ユニット200−2から故障信号を受け、処理部320へ電力低下を指令する(図6中(iii)参照)。処理部320は、電力低下指令を受けて例えば動作周波数を低下させ(図6中(iv)参照)、システムの負荷電流を電源ユニット200−1の供給電流70Aに抑える(図6中(v)参照)。これにより、電源ユニット200−2が故障しても、システムは電源ユニット200−1の供給電流70Aで動作できるため電力不足とならず、システムを継続稼働させることができる。また、電源ユニット200−2の故障に伴い、電源ユニット200−1の出力電流は70Aから140Aに増えようとするが、負荷ユニット300の負荷電流が70Aに低下するため、電源ユニット200−1は70Aを継続して出力すれば良い(図6中(vi)参照)。
特開平11−338555号公報 特開平11−18295号公報 特開2001−352750号公報 特開平5−181430号公報
上述のように、電源ユニットをN+1台の冗長構成とする情報処理システムは、必要な台数(N台)以上の電源ユニットを備えることになり、コストが増加することになる。
また、図6に示す例では、2台(N台)の電源ユニットを備える情報処理システム100は、電源ユニット200からの故障信号を利用して、負荷ユニット300において画一的にパワーセービングを実行する。このため、例えばIOの空きスロットが多くシステムの負荷電力が極端に少ない状態等、電源ユニット1台(N−1台)の供給電力でシステムを稼働できる状態であっても、システムにより1台の電源ユニット200−2の故障を検出すると、処理部320において不必要なパワーセービングが実行されることになる。また、このパワーセービングは、故障した電源ユニット200−2が正常な電源ユニット200と交換されるまで継続されるため、システムのパフォーマンス(性能)が低下し続けることになる。
一つの側面で、本件は、複数の電源ユニットを備えるシステムにおいて、一部の電源ユニットが故障しても、システムの性能を可能な限り高い状態に維持することを目的とする。
なお、前記目的に限らず、後述する発明を実施するための最良の形態に示す各構成により導かれる作用効果であって、従来の技術によっては得られない作用効果を奏することも本件の他の目的の一つとして位置付けることができる。
本件の電源装置は、電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置であって、前記電源ユニットの各々は、入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する電圧変換回路と、前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力する出力コンデンサと、前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する過負荷検出回路と、を有する。
また、本件の処理装置は、電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部と、前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記電源ユニットの過負荷を示す過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行なうタイマ回路と、前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する電力低下信号送出部と、を有する。
一実施形態によれば、複数の電源ユニットを備えるシステムにおいて、一部の電源ユニットが故障しても、システムの性能を可能な限り高い状態に維持することができる。
一実施形態に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 図1に示す情報処理システムの詳細な構成例を示すブロック図である。 図2に示す情報処理システムの動作例を説明するフローチャートである。 図2に示す情報処理システムにおける電源制御処理の一例を説明する図である。 図4に示す情報処理システムにおける電源制御処理の一例を説明するタイムチャートである。 情報処理システムにおける電源制御処理の一例を説明する図である。
以下、図面を参照して実施の形態を説明する。
〔1〕一実施形態
〔1−1〕情報処理システムの説明
図1は、一実施形態に係る情報処理システム1の構成例を示すブロック図であり、図2は、図1に示す情報処理システム1の詳細な構成例を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、電源を供給する電源ユニット20−1〜20−Nを複数(例えばN台)備えた電源装置2と、電源装置2から供給される供給電源を用いて動作する負荷ユニット3と、を有する。
電源ユニット20−1〜20−N(Nは2以上の整数;以下、電源ユニット20−1〜20−Nを区別しない場合には、単に電源ユニット20という)は、それぞれ電力線10(後述する電力線11及び12)を介して負荷ユニット3に対して電源を供給する。以下、図2を参照して電源ユニット20及び負荷ユニット3の詳細な構成を説明する。なお、図2では、システムの設計上要求される電源ユニット20の台数Nが2である場合を示す。また、各電源ユニット20は、互いに同様の構成を有しているが、図2では、図の簡略化のため、電源ユニット20−2の構成の図示を省略している。
電源ユニット20は、電圧変換回路21、出力コンデンサ22、過負荷検出回路23、及び故障検出回路24を有する。
電圧変換回路21は、入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する。電圧変換回路21により変換された出力電圧は、出力コンデンサ22を通じて、電力線11及び12を介して負荷ユニット3に対して供給される。図2に示す例では、電圧変換回路21は、AC(L)及びAC(N)の端子から入力される交流電圧を、一定の電圧範囲の直流電圧に変換して、DC(H)及びDC(L)の端子から出力する。
なお、電圧変換回路21から出力される出力電流には、電源ユニット#0から出力される出力電流分のバイアス(直流成分)と脈流成分とが含まれる。
出力コンデンサ22は、電圧変換回路21により変換された出力電圧を安定化する。また、出力コンデンサ22は、電圧変換回路21が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、負荷ユニット3への供給電源を出力する。
具体的には、出力コンデンサ22は、電発変換回路21からの出力電流に含まれる脈流成分を充放電により平滑化し、バイアスとしての出力電流を電源ユニット#0から出力する。また、出力コンデンサ22は、電源ユニット20が過負荷となった場合、負荷ユニット3に対して過負荷電流を供給する。なお、過負荷電流は、電源ユニット20の過負荷に対する応答速度が遅い電圧変換回路21によっては供給することができない。そこで、本実施形態に係る出力コンデンサ22は、負荷ユニット3に対する過負荷電流を内部に蓄えた電荷によって供給する。なお、図2に示す例では、出力コンデンサ22は、電圧変換回路21のDC(H)及びDC(L)の端子間に並列に接続される。
過負荷検出回路23は、出力コンデンサ22の過負荷を検出する。また、過負荷検出回路23は、過負荷を検出した場合に、負荷ユニット3に対して、電源ユニット20の過負荷を示す信号であって消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する。
具体的には、過負荷検出回路23は、電源ユニット20からの出力電流が予め設定された過負荷検出閾値(所定の閾値)を越えると、過負荷を検出する。そして、過負荷検出回路23は、負荷ユニット3におけるパワーセービングのトリガとなる過負荷信号(過負荷検出信号)を、即座に負荷ユニット3へ通知する。なお、過負荷検出回路23は、電源ユニット20からの出力電流の測定に、例えば電力線12を介して負荷ユニット3から入力される出力電流Iを用いることができる。以下、過負荷検出回路23は、図2に示すように、負荷ユニット3からの出力電流Iに基づいて、電源ユニット20の過負荷を検出するものとして説明する。
過負荷検出回路23が過負荷を検出する場合としては、例えば複数の電源ユニット20のうちの少なくとも1台の電源ユニット20が故障したこと等により、残りの電源ユニット20が負担する出力電流が増加した場合が挙げられる。なお、複数の電源ユニット20が互いに同様の性能(電源の供給能力等)を有する場合、これらの電源ユニット20の過負荷検出回路23は、それぞれが過負荷を検出し、過負荷信号を送出する。
過負荷信号は、電源ユニット20(過負荷検出回路23)が過負荷を検出したときにのみ送出される。従って、電源ユニット20が1台だけ故障しても、残りの正常な電源ユニット20の過負荷検出回路23が過負荷を検出しなければ、過負荷信号は送出されないため、負荷ユニット3におけるパワーセービングを抑止することができる。
また、過負荷検出回路23は、過負荷を検出している状態で、過負荷を検出しなくなると、過負荷信号の通知を抑止する。
過負荷検出回路23は、図2に示すように、基準電圧源23a、出力電流検出抵抗23b、及び比較回路23cを有する。
基準電圧源(電圧源)23aは、過負荷検出閾値を示す基準電圧Vrefを出力する電圧源である。基準電圧源23aとしては、電圧変換回路21又は他の電源から定電圧を出力する定電圧回路等の定電圧を発生する回路を用いることができる。
出力電流検出抵抗(抵抗)23bは、抵抗値Rを持ち、負荷ユニット3からの出力電流Iに応じた電圧Vi=I×Rを発生させる抵抗素子である。
比較回路23cは、基準電圧源23aからの基準電圧Vrefと、出力電流検出抵抗23bにより発生した電圧Viとを入力される。そして、比較回路23cは、電源ユニット20からの出力電流(負荷ユニット3からの出力電流I)と出力電流検出抵抗23bの抵抗値Rとによって生じる電圧Viが基準電圧Vrefを超えると、内部比較器が過負荷信号を送出する。なお、比較回路23cとしては、オペアンプやコンパレータ等の比較器を用いることができる。
故障検出回路24は、電源ユニット20の故障が検出されると、故障が発生したことを示す故障信号を送出するものであり、故障信号送出回路24a、出力過電圧検出回路24b、出力低電圧検出回路24c、及び過熱検出回路24dを有する。
出力過電圧検出回路24bは、電力線11における電圧が、電源ユニット20からの出力電圧の目標電圧又は目標電圧よりも高く設定された過電圧検出閾値よりも高い場合に、出力過電圧を検出し、出力過電圧信号を故障信号送出回路24aへ出力する。また、出力低電圧検出回路24cは、電力線11における電圧が、目標電圧又は目標電圧よりも低く設定された低電圧検出閾値よりも低い場合に、出力低電圧を検出し、出力低電圧信号を故障信号送出回路24aへ出力する。
過熱検出回路24dは、電源ユニット20内部に設けられた図示しない温度センサ等が、過熱検出閾値よりも高い場合に、電源ユニット20の過熱を検出し、過熱信号を故障信号送出回路24aへ出力する。
故障信号送出回路24aは、出力過電圧検出回路24b、出力低電圧検出回路24c、及び過熱検出回路24dの少なくとも1つから電源ユニット20の異常を示す上記信号を受信すると、制御線14−1又は14−2を介して、負荷ユニット3や情報処理システム1の監視装置等へ故障信号を送出する。なお、故障信号が通知された負荷ユニット3や監視装置等により、情報処理システム1の管理者等へ故障を知らせる通知(図示しないモニタ等の出力装置への表示等)が行なわれても良い。
負荷ユニット(装置,処理装置)3は、情報処理システム1における負荷であり、電力制御回路31及び処理部32を有する。
処理部32は、電源装置2から供給される供給電源を用いて動作するものであり、例えば情報処理システム1における種々の処理を実行するプロセッサとして機能する。処理部32としては、CPU、CPUが実行するプログラムを展開するメモリ、及びプログラムやデータ等を保持するディスク装置を含むIO装置等が挙げられる。なお、処理部32には、例えばUSB(Universal Serial Bus)バスパワーのIO装置等のように、物理的に負荷ユニット3に搭載されていなくても、処理部32を介して、電源装置2から供給される供給電力を用いて動作する装置も含まれる。
電力制御回路31は、処理部32によるパワーセービングの実行を制御する回路であり、電源ユニット20(過負荷検出回路23)から過負荷信号を受信すると、処理部32に対して、消費する電力の低下を指令する。電力制御回路31は、タイマ回路31a及び電力低下信号送出回路31bを有する。
タイマ回路31aは、複数の電源ユニット20のうちの少なくとも1台の電源ユニット20から、過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行なう回路である。
なお、所定期間は、出力コンデンサ22の特性に応じて予め決定される。例えば、所定期間は、出力コンデンサ22が過負荷電流として放電した電荷をチャージする時間を確保するための期間であることが好ましい。この場合、タイマ回路31aには、出力コンデンサ22の容量と電力制御回路31の出力電圧とに基づいて、計時を行なう所定期間が設定される。
電力低下信号送出回路31bは、過負荷信号を通知されてからタイマ回路31aが満了するまでの間、処理部32に対して、消費電力の抑制(パワーセービング)を指示する電力低下指令(電力低下信号)を送出する。なお、電力低下信号は、一例として、処理部32に対して、1台の電源ユニット20から供給される供給電力分の消費電力の抑制を指示する信号である。
具体的には、電力低下信号送出回路31bは、電源ユニット20から過負荷信号を受信すると、制御線15を介して、処理部32へ電源ユニット1台分の電力低下を指令する。この電力低下指令(電力低下信号)は、電力低下信号送出回路31bにより、電源ユニット20から過負荷信号を受信してからタイマ回路31aによる計時が満了するまで、一定時間(所定期間)継続して送出される。
なお、電源装置2が3台以上の電源ユニット20を備える場合であって、1台の電源ユニット20が故障して残りの複数の電源ユニット20から過負荷信号が通知された場合、電力制御回路31は、以下のように動作する。すなわち、タイマ回路31aは、最初に過負荷信号を通知されたときに所定期間の計時を開始し、電力低下信号送出回路31bは、最初に過負荷信号を通知されてからタイマ回路31aが満了するまでの間、処理部32に対して電力低下信号を送出する。
処理部32は、電力低下信号送出回路31bから電力低下信号が入力される間、消費電力を抑制する(パワーセービングを実行する)。なお、パワーセービングは、情報処理システム1の負荷電力を電源装置2(稼働している全電源ユニット20)から供給される供給電力以下に抑えることをいう。処理部32によるパワーセービングの一例としては、CPUの動作周波数の低下、非アクティブなIO装置への供給電力の停止又は低下等が挙げられる。
なお、処理部32によるパワーセービングによって、実際に負荷電流が低下するまでにタイムラグが発生する。従って、タイマ回路31aが計時する所定期間には、電力低下信号が送出されてから処理部32における負荷電流が低下するまでのタイムラグを含んだ余裕を持たせることが好ましい。
処理部32は、一部の電源ユニット20が故障して、残りの電源ユニット20が過負荷を検出した場合、パワーセービングにおいて、1台の電源ユニット20から供給される供給電力分の消費電力の抑制を行なう。つまり、処理部32は、パワーセービングにおいて、消費電力を、残りの電源ユニットN−1台分が供給する供給電力まで下げる。これにより、1台の電源ユニット20が故障した場合でも、処理部32は、パワーセービングにより、残りの電源ユニット20から供給される供給電源で動作することができる。
なお、処理部32は、故障が発生した電源ユニット20の故障検出回路24から故障信号を受信して、故障した電源ユニット20の台数又は故障した電源ユニット20の電源の供給能力等をメモリ等に保持しても良い。これにより、処理部32は、故障信号を通知した電源ユニット20の情報に基づいて、パワーセービングにおいて抑制する消費電力を決定することができる。例えば電源ユニット20が2台以上故障した場合、処理部32は、パワーセービングにおいて、故障した2台以上の電源ユニット20から供給される供給電力分の消費電力の抑制を行なうこととしても良い。つまり、処理部32は、パワーセービングにおいて、消費電力を、残りのN−2台以下の電源ユニット20が供給する供給電力まで下げることとしても良い。
このように、電源装置2では、1台の電源ユニット20が故障しても、残りの電源ユニット20により負荷ユニット3で消費される電力を供給できる場合、残りの電源ユニット20(過負荷検出回路23)は、過負荷を検出しない。また、電力制御回路31は、処理部32によるパワーセービングの実行を指示するトリガを過負荷信号としているため、残りの電源ユニット20からの過負荷信号を受信しない場合、電力低下信号も出力せず、処理部32は、パワーセービングを実行しない。
従って、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、一部の電源ユニット20が故障しても、残りの電源ユニット20が過負荷を検出しなければ、システムはパワーセービングを実行せず、システムの性能(パフォーマンス)を可能な限り高い状態に維持することができる。
ところで、上述のように、電源ユニット20は、過負荷が検出されると、出力コンデンサ22に蓄積された電荷を過負荷電流として放電する。従って、過負荷が継続して検出されてしまうと、出力コンデンサ22の電荷が減少して過負荷電流が不足し、電源ユニット20は、出力電圧を低下させてしまう。この状態に陥ると、電源ユニット20は一定の電圧範囲の出力電圧を負荷ユニット3へ供給することができず、システムダウンとなる可能性がある。
これに対して、本実施形態に係る電力制御回路31は、電源ユニット20から過負荷信号を受信した場合に、処理部32に対してパワーセービングを指示する。従って、電力制御回路31により、電源ユニット20に連続した過負荷を発生させないようにすることができ、システムダウンとなる可能性を低下させることができる。
なお、電力低下信号が停止した後(つまりタイマ回路31aの計時が満了した後)、処理部32では、パワーセービングが解除され、パワーセービングが実行される前と同様に負荷電流が増加することが予想される。
そこで、本実施形態に係る電力制御回路31によれば、電力低下信号を送信する所定期間において、出力コンデンサ22から放電された電荷を、出力コンデンサ22にチャージさせる時間が確保される。従って、電源ユニット20は、所定期間行なわれる処理部32のパワーセービングの間に、予想される次の過負荷に備えて、出力コンデンサ22を充電することができる。これにより、電源ユニット20は、パワーセービング後に過負荷が検出された場合でも、出力コンデンサ22からの過負荷電流が不足して、出力電圧を低下させることがなく、システムダウンの可能性を低下させることができる。
このように、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、一部の電源ユニット20が故障して、残りの電源ユニット20が過負荷を検出した場合、負荷ユニット3の消費電力を、残りの電源ユニットN−1台分が供給する供給電力まで下げる(パワーセービングを実行する)ため、システムを継続稼働させることができる。また、出力コンデンサ22を充電させる時間を確保した所定期間だけパワーセービングが実行されるため、システムダウンの可能性を低下させてシステムを継続稼働させつつ、システムの性能を可能な限り高い状態に維持することができる。
〔1−2〕情報処理システムの動作例
次に、上述の如く構成された情報処理システム1の動作例を、図3〜図5を参照して説明する。
〔1−2−1〕全体の動作例
はじめに、図3を参照して、情報処理システム1の全体の動作例を説明する。図3は、図2に示す情報処理システム1の動作例を説明するフローチャートである。
図3に示すように、各電源ユニット20の過負荷検出回路23により、負荷ユニット3へ供給電源を供給する出力コンデンサ22の過負荷が検出されるまで、負荷ユニット3からの出力電流Iに基づいて判定が行なわれる(ステップS1,ステップS1のNoルート)。過負荷が検出されると(ステップS1のYesルート)、電源ユニット20では、負荷ユニット3への過負荷電流分が、出力コンデンサ22から電力線11を介して供給される(ステップS2)。また、過負荷検出回路23により、制御線13−1又は13−2を介して負荷ユニット3へ過負荷信号が送出される(ステップS3)。
次いで、電力制御回路31により過負荷信号が受信されると、電力低下信号送出回路31bにより、処理部32へ電力低下指令(電圧低下信号)が出力されるとともに(ステップS4)、タイマ回路31aにより、電力低下指令タイマ(所定期間の計時)がスタートされる(ステップS5)。このとき、電力低下指令を受信した処理部32により、パワーセービングが実行される。
電源ユニット20では、過負荷検出回路23により、過負荷が解消され、過負荷信号の送出が解除されるまで判定が行なわれ(ステップS6,ステップS6のNoルート)、過負荷信号の送出が解除されると(ステップS6のYesルート)、過負荷信号の送出が解除される。過負荷が解消されると、電圧変換回路21により、出力コンデンサ22がチャージされる(ステップS7)。
一方、電力制御回路31では、タイマ回路31aにより、電圧低下指令タイマが終了時間になるまで計時が行なわれる(ステップS8,ステップS8のNoルート)。電圧低下指令タイマが満了時間になると(ステップS8のYesルート)、電力低下信号送出回路31bにより、処理部32に対する電圧低下指令の送出が終了され(ステップS9)、ステップS1に移行する。なお、ステップS7における出力コンデンサ22のチャージは、ステップS9が実行されるまで行なわれる。
以上のように、情報処理システム1においては、ステップS1〜S9の処理が繰り返し実行されて、電源制御が行なわれる。
〔1−2−2〕具体的な動作例
次に、図4及び図5を参照して、情報処理システム1の具体的な動作例を説明する。図4は、図2に示す情報処理システム1における電源制御処理の一例を説明する図であり、図5は、図4に示す情報処理システム1における電源制御処理の一例を説明するタイムチャートである。なお、図4では、システムの設計上要求される電源ユニット20の台数Nが2である場合を示す。また、図4では、図の簡略化のため、一部の構成要素の図示を省略している。なお、図4及び図5において、電源ユニット20−1及び20−2を、それぞれ電源ユニット#0及び#1ともいう。
なお、図4に示す例では、電圧変換回路21は、AC(L)及びAC(N)からのAC200Vを、DC+12Vの直流電圧に変換する。また、システム(負荷ユニット3)の負荷電流は、システムの負荷が最大のとき140Aであり、電源ユニット20−1及び20−2は、正常に動作している場合それぞれ電力線11を介して70Aの出力電流を出力する。さらに、過負荷検出回路23の基準電圧源23aには、過負荷検出閾値である基準電圧Vrefとして、出力電流Iが71Aのときに比較回路23cにより過負荷が検出される電圧が設定される。よって、2つの電源ユニット20が正常である場合、システムの負荷が最大でも、負荷ユニット20は過負荷を検出せず、負荷ユニット3ではパワーセービングは実行されない(図5の時間t0参照)。
ここで、システムの負荷が最大の場合に、電源ユニット#1が故障すると、電源ユニット#1の出力電流は70Aから0Aとなり、電源ユニット#0の出力電流は70Aから140Aに増加する(図4の(I)及び(II),図5の時間t1参照)。また、電源ユニット#0の過負荷検出回路23では、出力電流Iが71Aを超えて電圧Vi>基準電圧Vrefとなり、比較回路23cが過負荷を検出して、過負荷信号が“H”(有効)になる(図4の(III),図5の時間t1+T1(t1から5μs経過後)参照)。
また、電力低下信号送出回路31bは、過負荷信号を受けて処理部32への電力低下指令が“H”になる(図4の(IV),図5の時間t1+T2(t1から10μs経過後)参照)。電力低下指令は、10ms間継続して“H”に維持される(図5の期間T4参照)。なお、期間T4は、タイマ回路31aにより計時される所定期間である。
処理部32は、電力低下指令を受けると、例えば動作周波数を低下させ(図4の(V)参照)、負荷電流を電源ユニット#0の供給電流70Aに抑える(図4の(VI),図5の時間t1+T2〜時間t2参照)。なお、パワーセービングにより、負荷ユニット3の負荷電流が70Aに低下するまでに、電源ユニット#1が故障してから40μs(図5の期間T3参照)、及び、電力低下指令が送出されてから30μsのタイムラグが発生する。
ここで、図5の時間t1〜t2において、電源ユニット#0の過負荷が検出されている場合、出力コンデンサ22は、蓄積する電荷を過負荷電流分として、電力制御回路31からの充放電分に加えて出力する。図5に示す例では、出力コンデンサ22は、時間t1〜t2において、60A〜80A程度の電流を出力する。なお、図5において、出力コンデンサ22への充電は“+”の電流、出力コンデンサ22からの放電は“−”の電流として示している。
また、上述のように、過負荷電流は、電圧変換回路21から供給することができないため、出力コンデンサ22に蓄えられた電荷によって供給される。つまり、図5の時間t1〜t2において、電源ユニット#0からの出力電流は、電圧変換回路21からの出力電流70Aと、出力コンデンサ22からの放電電流である60A〜80Aと、が加算された電流となる。
なお、出力コンデンサ22は、電圧変換回路21からの出力電圧(脈流成分)に応じた電荷の充電と蓄積する電荷の放電とを交互に繰り返すことで供給電源を発生させる。出力コンデンサ22が定常状態である場合には、放電時間=充電時間となる(例えば図5の時間t1〜t2参照)。図5の時間t2において、処理部32がパワーセービングを実行すると、時間t2〜t4の間(所定期間中)において、電圧変換回路21からの出力コンデンサ22への充放電電流は、供給電源を出力する放電時間よりも電荷を蓄積する充電時間の方が長くなり、出力コンデンサ22に電荷がチャージされる。
図5の時間t4において、タイマ回路31aが満了して電力低下信号が“L”(無効)となった場合、処理部32はパワーセービングを終了する。しかし、システムの稼働状況によっては、パワーセービング終了後も負荷電流が70Aを超えない場合がある。
ところで、電源システム(電源装置2)の供給電力は、システムの負荷電力以上であって、且つマージンを見込んで設計される。また、システム(負荷ユニット3)は、電源システム(電源装置2)の定格電力の70%程度の負荷電力で使用されることが多い。さらに、サーバ装置等の情報処理システム1の実運用において、IO等のオプション構成がフル搭載されることは少なく、搭載されない構成の消費電力分、システムの負荷電力は低下する。また、CPUは、常時稼働率100%で使用されることは少なく、通常は30%程度で動作する。
以上の点を考慮すると、負荷ユニット3は、電源装置2の定格電力の30%〜70%程度の負荷電力で使用されると考えられる。
従って、例えば、システムの負荷が中間程度のとき、電源ユニット#1が故障してもシステムの負荷電流が電源ユニット#0の過負荷検出閾値71Aを超えなければ、電源ユニット20は過負荷信号を送信せず、電力低下信号送出回路31bは電力低下信号を送信しない。従って、処理部32はパワーセービングを実行しない(図5の時間t4〜t6参照)。
一方、図5の時間t6において、負荷ユニット3(処理部32)の負荷電流が増加すると、時間t1〜t2と同様に、電源ユニット#0が過負荷信号を“H”にし(時間t6+T1参照)、電力低下信号送出回路31bは電力低下指令を“H”にする(時間t6+T2参照)。また、時間t7〜t8において、時間t6〜t7の期間T3において消費された出力コンデンサ22の電荷がチャージされる。
以上のように、本実施形態の電源装置2によれば、過負荷検出回路23により、出力コンデンサ22の過負荷が検出された場合に、負荷ユニット3に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号が通知される。従って、複数の電源ユニット20のうちの一部が故障したとしても、システムの負荷電力が稼働中の電源ユニット20の供給電力を超えなければ(過負荷が検出されなければ)、システムのパワーセービングの要求が行なわれない。
図6に示す情報処理システム100と対比すると、負荷ユニット300の電力低下指令は、故障した電源ユニット200が正常な電源ユニット200と交換されるまで継続して送出される。また、実運用でのシステムの負荷電力は、電源ユニット200の供給電力の30〜70%程度で動作する。つまり、システムの稼働状態によっては、パワーセービングが不要な状態でも、電源ユニット200の故障により、パワーセービングが実行されてしまう。
このように、図6に示す情報処理システム100において、電源ユニット200が故障すると、システムのパフォーマンスは落ち続けることになる。従って、情報処理システム100は、サーバ装置等として実際に運用される観点において非効率な制御である。
これに対して、本実施形態に係る電源装置2においては、システムの負荷電力が稼働中の電源ユニット20の供給電力を超えなければ、パワーセービングの要求が行なわれない。従って、システムのパフォーマンスを可能な限り有効活用して、システムの性能を可能な限り高い状態に維持することができる。
また、一部の電源ユニット20が故障後に未交換(実装)であっても、残りの電源ユニット20により過負荷が検出されると、負荷ユニット3へパワーセービングが要求される。従って、残りの電源ユニット20において連続した過負荷を発生させないようにすることができる。
さらに、本実施形態に係る負荷ユニット3によれば、電力低下信号送出部31bにより、過負荷信号を通知されてからタイマ回路31aが満了するまでの間、処理部32に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号が送出される。従って、タイマ回路31aが計時する所定期間、出力コンデンサ22が放電した電荷をチャージする時間を確保でき、電源ユニット20は、電力低下信号終了後の負荷電流増加による過負荷に備えることができる。また、タイマ回路31aが満了すると、電圧低下信号の送出が停止するため、処理部32によるパワーセービングの実行が解除される。従って、システムの性能を可能な限り高い状態に維持することができる。
また、本実施形態に係る情報処理システム1によれば、電源ユニット20を、冗長構成としていた従来のN+1台ではなく、N台で構成でき、電源ユニット20の台数および実装面積を減らすことができる。
〔2〕その他
以上、本発明の好ましい実施形態及び変形例について詳述したが、本発明は、係る特定の実施形態又は変形例に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変形、変更して実施することができる。
例えば、上述した電源ユニット20の各回路は、任意の組合せで分離又は併合しても良い。
一例として、過負荷検出回路23(比較回路23c)による負荷ユニット3へ過負荷信号を送出する機能を、過負荷検出回路23の外部の回路に持たせても良い。つまり、過負荷検出回路23は、電源ユニット20の過負荷を検出した場合、図示しない回路(通知回路)へ過負荷を検出したことを示す信号を送出し、通知回路が、過負荷信号を負荷ユニット3へ送出することとしても良い。
〔3〕付記
以上の実施形態及び変形例に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)
電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置であって、
前記電源ユニットの各々は、
入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する電圧変換回路と、
前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力する出力コンデンサと、
前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する過負荷検出回路と、
を有することを特徴とする、電源装置。
(付記2)
前記過負荷検出回路は、前記装置からの出力電流が所定の閾値を超えた場合に、前記過負荷を検出するとともに、前記装置に対して過負荷信号を通知することを特徴とする、付記1記載の電源装置。
(付記3)
前記過負荷検出回路は、
前記所定の閾値を示す基準電圧を出力する電圧源と、
前記装置からの出力電流に応じた電圧を発生させる抵抗と、
前記基準電圧と前記抵抗により発生した電圧とを入力され、前記抵抗により発生した電圧が前記基準電圧を超えると、前記過負荷信号を出力する比較回路と、
を有することを特徴とする、付記2記載の電源装置。
(付記4)
前記過負荷検出回路により前記過負荷が検出され、前記装置に対して前記過負荷信号が通知された後、前記装置において前記消費電力の抑制が行なわれる所定期間中において、前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を前記出力コンデンサに蓄積する時間は、前記供給電源を出力する時間よりも長いことを特徴とする、付記1〜3のいずれか1項記載の電源装置。
(付記5)
前記過負荷検出回路は、前記過負荷を検出している間、前記装置に対して、前記過負荷信号を継続して通知し、前記過負荷を検出しなくなると、前記過負荷信号の通知を抑止することを特徴とする、付記1〜4のいずれか1項記載の電源装置。
(付記6)
電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部と、
前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記電源ユニットの過負荷を示す過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行なうタイマ回路と、
前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する電力低下信号送出部と、
を有することを特徴とする、処理装置。
(付記7)
前記所定期間は、前記電源ユニットが有するコンデンサであって、入力される電圧に応じた電荷を蓄積するとともに前記電源ユニットからの供給電源を出力する出力コンデンサの特性に応じて決定されることを特徴とする、付記6記載の処理装置。
(付記8)
前記電力低下信号送出部は、前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、前記電力低下信号を継続して送出し、
前記処理部は、前記電力低下信号が入力される間、消費電力を抑制することを特徴とする、付記6又は付記7記載の処理装置。
(付記9)
前記電力低下信号は、前記処理部に対して、故障した電源ユニットから供給される供給電力分の消費電力の抑制を指示する信号であり、
前記処理部は、前記電力低下信号が入力される間、消費電力を、前記故障した電源ユニット以外の他の電源ユニットが供給する供給電力まで低下させることを特徴とする、付記6〜8のいずれか1項記載の処理装置。
(付記10)
電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置と、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理装置と、を有する情報処理システムであって、
前記電源ユニットの各々は、
入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する電圧変換回路と、
前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力する出力コンデンサと、
前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する過負荷検出回路と、を有し、
前記処理装置は、
前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部と、
前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行なうタイマ回路と、
前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する電力低下信号送出部と、
を有することを特徴とする、情報処理システム。
(付記11)
前記過負荷検出回路は、前記処理装置からの出力電流が所定の閾値を超えた場合に、前記過負荷を検出するとともに、前記処理装置に対して過負荷信号を通知することを特徴とする、付記10記載の情報処理システム。
(付記12)
前記所定期間は、前記出力コンデンサの特性に応じて決定されることを特徴とする、付記10又は付記11記載の情報処理システム。
(付記13)
前記電力低下信号送出部は、前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、前記電力低下信号を継続して送出し、
前記処理部は、前記電力低下信号が入力される間、消費電力を抑制することを特徴とする、付記10〜12のいずれか1項記載の情報処理システム。
(付記14)
前記電源装置は、N(Nは2以上の整数)台の前記電源ユニットを備え、
前記電力低下信号は、前記処理部に対して、故障した電源ユニットから供給される供給電力分の消費電力の抑制を指示する信号であり、
前記処理部は、前記電力低下信号が入力される間、消費電力を、前記故障した電源ユニット以外のN−1台の電源ユニットが供給する供給電力まで低下させることを特徴とする、付記10〜13のいずれか1項記載の情報処理システム。
(付記15)
前記電源ユニットの各々は、
前記電源ユニットの故障を検出するとともに、前記故障を検出した場合に、前記処理装置に対して、故障が発生したことを示す故障信号を通知する故障検出回路をさらに有し、
前記処理部は、前記故障信号を通知した電源ユニットの情報に基づいて、抑制する消費電力を決定することを特徴とする、付記14記載の情報処理システム。
(付記16)
電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置と、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理装置と、を有する情報処理システムにおける電源制御方法であって、
前記電源ユニットの各々は、
入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換し、
出力コンデンサにより、前記出力電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力し、
前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記処理装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知し、
前記処理装置は、
前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行ない、
前記過負荷信号を通知されてから前記所定期間の計時が満了するまでの間、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する、
ことを特徴とする、電源制御方法。
(付記17)
前記過負荷信号の通知において、前記処理装置からの出力電流が所定の閾値を超えた場合に、前記過負荷を検出するとともに、前記処理装置に対して過負荷信号を通知することを特徴とする、付記16記載の電源制御方法。
(付記18)
前記所定期間は、前記出力コンデンサの特性に応じて決定されることを特徴とする、付記16又は付記17記載の電源制御方法。
(付記19)
前記電力低下信号の送出において、前記過負荷信号を通知されてから前記所定期間の計時が満了するまでの間、前記処理部に対して、前記電力低下信号を継続して送出し、
前記処理部により、前記電力低下信号が入力される間、消費電力が抑制されることを特徴とする、付記16〜18のいずれか1項記載の電源制御方法。
(付記20)
処理部と、
電力制御回路と、を有し、
前記処理部は、
電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置から供給される供給電源を用いて動作し、
前記電源制御回路は、
前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記電源ユニットの過負荷を示す過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行ない、
前記過負荷信号を通知されてから前記所定期間の計時が満了するまでの間、前記処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する、
ことを特徴とする、処理装置。
1,100 情報処理システム
10〜12,110,120 電力線
13−1,13−2,14−1,14−2,15 制御線
130−1,130−2,140−1,140−2,150 制御線
2 電源装置
20,20−1〜20−N,200,200−1〜200−N 電源ユニット
21,210 電圧変換回路
22,220 出力コンデンサ
23 過負荷検出回路
23a 基準電圧源(電圧源)
23b 出力電流検出抵抗(抵抗)
23c 比較回路
24 故障検出回路
24a,240 故障信号送出回路
24b 出力過電圧検出回路
24c 出力低電圧検出回路
24d 過熱検出回路
241 異常検出回路
3 負荷ユニット(装置,処理装置)
31 電力制御回路
31a タイマ回路
31b,310 電力低下信号送出回路
32,320 処理部

Claims (10)

  1. 電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置であって、
    前記電源ユニットの各々は、
    入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力する出力コンデンサと、
    前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する過負荷検出回路と、
    を有することを特徴とする、電源装置。
  2. 前記過負荷検出回路は、前記装置からの出力電流が所定の閾値を超えた場合に、前記過負荷を検出するとともに、前記装置に対して過負荷信号を通知することを特徴とする、請求項1記載の電源装置。
  3. 前記過負荷検出回路は、
    前記所定の閾値を示す基準電圧を出力する電圧源と、
    前記装置からの出力電流に応じた電圧を発生させる抵抗と、
    前記基準電圧と前記抵抗により発生した電圧とを入力され、前記抵抗により発生した電圧が前記基準電圧を超えると、前記過負荷信号を出力する比較回路と、
    を有することを特徴とする、請求項2記載の電源装置。
  4. 前記過負荷検出回路により前記過負荷が検出され、前記装置に対して前記過負荷信号が通知された後、前記装置において前記消費電力の抑制が行なわれる所定期間中において、前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を前記出力コンデンサに蓄積する時間は、前記供給電源を出力する時間よりも長いことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項記載の電源装置。
  5. 電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部と、
    前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記電源ユニットの過負荷を示す過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行なうタイマ回路と、
    前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する電力低下信号送出部と、
    を有することを特徴とする、処理装置。
  6. 前記所定期間は、前記電源ユニットが有するコンデンサであって、入力される電圧に応じた電荷を蓄積するとともに前記電源ユニットからの供給電源を出力する出力コンデンサの特性に応じて決定されることを特徴とする、請求項5記載の処理装置。
  7. 前記処理部は、前記電力低下信号が入力される間、消費電力を抑制することを特徴とする、請求項5又は請求項6記載の処理装置。
  8. 前記電力低下信号は、前記処理部に対して、一つの前記電源ユニットから供給される供給電力分の消費電力の抑制を指示する信号であることを特徴とする、請求項5〜7のいずれか1項記載の処理装置。
  9. 電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置と、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記電源ユニットの各々は、
    入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換する電圧変換回路と、
    前記電圧変換回路が変換した電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力する出力コンデンサと、
    前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記処理装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知する過負荷検出回路と、を有し、
    前記処理装置は、
    前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部と、
    前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行なうタイマ回路と、
    前記過負荷信号を通知されてから前記タイマ回路が満了するまでの間、前記処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する電力低下信号送出部と、
    を有することを特徴とする、情報処理システム。
  10. 電源を供給する電源ユニットを複数備えた電源装置と、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理装置と、を有する情報処理システムにおける電源制御方法であって、
    前記電源ユニットの各々は、
    入力電圧を一定の電圧範囲の出力電圧に変換し、
    出力コンデンサにより、前記出力電圧に応じた電荷を蓄積するとともに、供給電源を出力し、
    前記出力コンデンサの過負荷を検出するとともに、前記過負荷を検出した場合に、前記処理装置に対して、消費電力の抑制を要求する過負荷信号を通知し、
    前記処理装置は、
    前記複数の電源ユニットのうちの少なくとも1つの電源ユニットから、前記過負荷信号を通知されると、所定期間の計時を行ない、
    前記過負荷信号を通知されてから前記所定期間の計時が満了するまでの間、前記電源装置から供給される供給電源を用いて動作する処理部に対して、消費電力の抑制を指示する電力低下信号を送出する、
    ことを特徴とする、電源制御方法。
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