JP2002091629A - 計算機システム - Google Patents

計算機システム

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JP2002091629A
JP2002091629A JP2000282415A JP2000282415A JP2002091629A JP 2002091629 A JP2002091629 A JP 2002091629A JP 2000282415 A JP2000282415 A JP 2000282415A JP 2000282415 A JP2000282415 A JP 2000282415A JP 2002091629 A JP2002091629 A JP 2002091629A
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JP
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power
storage battery
unit
power supply
computer system
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Takashi Omizo
孝 大溝
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 蓄電池を利用してより小容量電源で消費電力
に見合う電力が供給され得る計算機システムを提供する
こと。このような電源を用いて効果的に装置の省電力モ
ードを利用することが可能な計算機システムを提供する
こと。 【解決手段】 電源部から装置各部への供給電力量の検
出を行う。検出される電力量が所定の量を超える場合に
は、一時的かつ自動的に蓄電池側からの出力電力をも装
置各部に供給する。したがって、変動する装置各部の消
費電力が大きい場合に対応して蓄電池が加勢的に電力供
給を行なうので、電源部が必要とする容量はその分小さ
くすることができる。また、蓄電池残容量の低下がある
程度進行したならば、蓄電池が電力出力をしなければな
らない状態が発生する確度が低い省電力モードに装置を
移行させる。これにより、効果的な装置の省電力モード
利用を実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータ等の計算機システムに係り、特に、より小容量で
消費電力に見合う電力を供給するのに好適な電源システ
ムを有する計算機システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ等の計算機シス
テムは、電源部を有し、この電源部は、外部商用交流電
源を利用してこれから電気供給を受け、装置内部の各部
に応じた電圧(多くの場合、直流)に変換の上、装置各
部に供給する。
【0003】装置各部は、それぞれ動作状態(停止、起
動、省電力動作などの状態)により消費される電力が刻
々と変化する。したがって、通常、電源部は、装置各部
の合計消費電力が最大になる場合でも支障なく電力を供
給できるだけの容量を有する必要がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特に、
パーソナルコンピュータ等の計算機システムでは、動作
状態により合計消費電力の時間変動が大きい。このよう
な変動要因の主たるものは、マイクロプロセッサの内部
動作状態や入出力部(各種のドライブ装置、表示装置な
ど)の動作状態であるが、さらには、積極的に省電力モ
ードに移行することで変動する場合もある。
【0005】(なお、省電力モードを有するマイクロプ
ロセッサには、例えば動作速度を外部からの制御信号に
より50%、25%などと変化させて消費電力を減少さ
せるものがある(これはACPIにより規定されクロッ
クスロットリング機構などと呼ばれている。ACPI
は、advanced configuration a
nd power interface。)。また、装置
各部としてのハードウエア間を接続し情報をやり取りす
るバスの動作速度を外部からの制御信号により半分にす
るなどしてハードウエアの消費電力を減少させるものが
ある(例えばPCIバスにおいては、バスクロックを半
分に設定できる。PCIは、peripheral c
omponent interconnect)。)こ
れらの省電力モードを利用することはさておき、パーソ
ナルコンピュータ等の計算機システムは、通常、刻々と
変化する消費電力に対応して、合計消費電力が最大にな
る場合に対応するだけの電源容量を必要とする。電源部
は、電力変換部であり構成部材にはエネルギを一時的に
蓄え放出するため物理的構成を要する。このため、一般
的に電源部は寸法が大きく重量も重い。
【0006】このように平均的な消費電力に比較して重
量・寸法が相当に大型の電源部を要することは、装置の
小型・軽量化のネックになり易く、また各部位との衡平
が損なわれた装置設計を余儀なくされる結果をもたら
す。
【0007】本発明は、上記した状況を考慮してなされ
たもので、パーソナルコンピュータ等の計算機システム
において、蓄電池を利用してより小容量電源で消費電力
に見合う電力が供給され得る計算機システムを提供する
ことを目的とする。
【0008】また、上記のような電源を用いて効果的に
装置の省電力モードを利用することが可能な計算機シス
テムを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、本発明は、供給される電力を消費する電力消費部を
持つ計算機システムであって、電源装置と、前記電源装
置から前記電力消費部へ供給され消費される電力を検出
する電力検出手段と、蓄電池と、前記蓄電池の出力電力
から必要な電圧を作る電圧変換手段と、前記電源装置か
ら前記蓄電池を充電する充電装置と、前記電力検出手段
で検出された消費電力と所定の閾値とを比較する比較手
段と、前記比較手段の比較の結果、前記電力検出手段で
検出された消費電力が前記所定の閾値以上の場合には、
前記蓄電池から前記電圧変換手段を介して前記電力消費
部へ電力を供給するよう制御する制御手段とを具備する
ことを特徴とする(請求項1)。
【0010】電源部から装置各部への供給電力量の検出
を行う。検出される電力量が所定の量を超える場合に
は、一時的かつ自動的に蓄電池側からの出力電力をも装
置各部に供給する。したがって、変動する装置各部の消
費電力が大きい場合に対応して蓄電池が加勢的に電力供
給を行なうので、電源部が必要とする容量はその分小さ
くすることができる。
【0011】ここで、蓄電池には、ニッケル水素電池、
ニッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池、鉛蓄電
池などを使用することができる。
【0012】また、省電力動作モードを持つ装置を含む
電力消費部を持つ計算機システムであって、電源装置
と、電源装置から供給され前記電力消費部で消費される
電力を検出する電力監視手段と、蓄電池と、前記蓄電池
の残容量を検出する残容量検出手段と、前記残容量検出
手段で検出された蓄電池の残容量と最低必要容量とを比
較する第1の比較手段と、前記蓄電池から必要な電圧を
作る電圧変換手段と、前記電源装置から前記蓄電池を充
電する充電手段と、前記電力検出手段で検出された消費
電力を所定の閾値と比較する第2の比較手段と、前記第
2の比較手段の比較の結果、前記電力検出手段で検出さ
れた消費電力が前記所定の閾値を超えた際に、前記第1
の比較手段の比較の結果、前記蓄電池の残容量が前記最
低必要容量以上であれば前記蓄電池から前記電圧変換手
段を介して前記電力消費部へ電力を供給するよう制御
し、前記蓄電池の残容量が最低必要容量に満たない場合
には前記装置を省電力モードへ移行するよう制御する制
御手段とを具備することを特徴とする(請求項4)。
【0013】蓄電池残容量が低下した場合そのまま通常
動作を継続すると、早期の蓄電池容量切れをもたらし、
停電などの非常時への対応も不能となる。そこで、蓄電
池残容量の低下がある程度進行したならば、蓄電池が電
力出力をしなければならない状態が発生する確度が低い
省電力モードに装置を移行させる。これにより、効果的
な装置の省電力モード利用を実現する。
【0014】また、前記装置の省電力動作モード状態が
所定時間以上継続した場合には、システムを一時停止状
態または停止状態にする状態制御手段を更に具備したこ
とを特徴とする(請求項6)。
【0015】これは、上記に加え、例えば、蓄電池が電
力出力をしなければならない状態が発生する確度が低い
省電力モードに移行させても、なお蓄電池が電力出力を
しなければならない状態がある程度の時間継続するのを
検出するものである。この検出により、装置の何らかの
異常を予想できる。そこで、その場合に安全に装置を停
止状態等に移行させるものである。したがって、上記に
増して効果的な装置の省電力モードの利用と言える。
【0016】ここで、前記蓄電池から前記装置各部へ電
力供給が所定の時間を超えて連続し異常が発生している
旨を外部に報知するようにしてもよい。このためには、
例えば、電源システムから装置のシステム管理バスを経
由してその装置のオペレーティングシステムに通知すれ
ばよい。
【0017】また、電源装置にその出力電力の急激な変
動を抑止するための緩衝コンデンサを設けてもよい(請
求項2、5)。装置各部への供給電力は、その消費電力
により、電源部と蓄電池側とで切り換えられて割り当て
られる。この切り換えによる電圧変動を抑圧する。
【0018】また、マイクロプロセッサと、このマイク
ロプロセッサが発生する熱に基づいて起電力を発生させ
る起電力発生手段と、この起電力発生手段で発生された
起電力に基づいて前記蓄電池を充電する第2の充電手段
とを更に具備することを特徴とする(請求項3、7)。
【0019】マイクロプロセッサは、特に、近年の高速
動作化により消費電力が大きく消費された電力は熱にな
る。そこで、発生した熱を伝導されて起電力を生ずる熱
電力変換部を設け、発生された起電力をもとに蓄電池へ
の電力回収を行う。これにより、蓄電池の残容量をより
高く保つことが可能になる。したがって、蓄電池をより
頻繁に利用可能な状態が作り出されるので、より小容量
の電源部で装置の消費電力に見合う電力を供給すること
が可能になる。
【0020】ここで、起電力発生手段には、例えば、マ
イクロプロセッサと放熱フィンとに挟持されたペルチェ
素子を用いることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面を
参照しながら説明する。
【0022】図1は、本発明の実施の形態に係るパーソ
ナルコンピュータの構成を示すブロック図である。この
パーソナルコンピュータは、その内部に処理部と電源シ
ステムとを有するが、処理部のうち本発明の実施に直接
関係しない部位は図示を省略してある。
【0023】処理部には、プロセサ11、クロックスロ
ットリング機構部12、バスブリッジ13、メモリ1
4、PCIクロック制御部15、PCIバス16、バス
ブリッジ17、表示処理部18、ネットワーク処理部1
9、VGA(video graphics arra
y)コネクタ20、ディスプレイ21、ディスク22が
存在する。
【0024】また、電源システムには、電源装置23、
コンデンサ24、電力監視部25、充電装置26、蓄電
池27、直流電圧変換回路28、電源コントローラ29
が存在する。
【0025】処理部のプロセサ11は、バスブリッジ1
3を介してPCIバス16、メモリ14と接続され、そ
れらとの間で情報のやり取りを行いつつ所定の演算処理
を行う。また、クロックスロットリング機構部12が作
動することにより、動作速度が可変する。
【0026】クロックスロットリング機構部12は、電
源コントローラ29からの制御信号により、プロセサ1
1の動作速度を変化させるべく作動する。
【0027】バスブリッジ13は、PCIバス16、プ
ロセサ11、メモリ14間の情報伝送の橋渡しするもの
である。
【0028】メモリ14は、処理に必要なデータ、プロ
グラムなどを格納可能で、バスブリッジ13を介し必要
なデータ等を読み出し書き込むものである。
【0029】PCIバスクロック制御部15は、PCI
バス16上を走る情報のクロック周波数を制御するもの
である。この制御の結果により、PCIバス16に接続
されるデバイス(ハードウエア)の動作クロック速度が
変化する。
【0030】PCIバス16は、バスブリッジ13、1
7を有することができかつ複数のデバイス(ここでは表
示処理部18、ネットワーク処理部19)を接続可能な
バスである。PCIとは、バスインターフェースの設計
が低負担で実現できるよう考慮して策定された規格であ
る。
【0031】バスブリッジ17は、PCIバス16、デ
ィスク22間の情報伝送を橋渡しするものである。ま
た、電源コントローラ29との間に存在するシステム管
理バスとも情報伝送を橋渡しする。
【0032】表示処理部18は、PCIバス16に接続
され、ディスプレイ21に表示するための情報処理を行
うものである。
【0033】ネットワーク処理部19は、PCIバス1
6に接続され、ネットワークと情報をやり取りするため
の情報処理を行うものである。
【0034】VGAコネクタ20は、表示処理部18と
ディスプレイ21とを接続するための専用のコネクタで
ある。
【0035】ディスク22は、例えばハードディスクで
あり、バスブリッジ17と接続されて、これを介し、処
理に必要なデータ、プログラムなどを読み出し書き込む
ものである。
【0036】また、電源システムに存在する電源装置2
3は、商用交流電源から電力を供給され、必要な直流出
力に変換するものである。変換された直流出力は、電力
監視部25を介して各部に供給される。また、その直流
出力の一部は充電装置26を介して蓄電池27に供給さ
れる。ここで、例えば、直流出力は単一の電圧のみでは
なく、3.3V、5V、12Vのように複数の場合も考
えられる。
【0037】コンデンサ24は、電源装置23の出力に
接続され、その出力の電圧変動を抑圧する。例えば、数
万μF程度のものを用いることができる。
【0038】電力監視部25は、電源装置23の出力と
電力が供給されるべき各部との間に設けられ、各部への
電力値を監視するためのものである。監視のため検出さ
れた電力値は電源コントローラ29に供給される。電力
値を監視するには、例えば、低抵抗(例えば3mΩ〜5
mΩ程度)を直列接続しその両端電圧を測定し検出する
ことにより実現できる。
【0039】充電装置26は、蓄電池27を充電すべ
く、電源装置23の直流出力を、蓄電池27に供給する
ものである。充電をするか否かは電源コントローラ29
により制御される。また、充電する電流値を検出するこ
とにより蓄電池27の蓄電容量を検出可能であり検出出
力を電源コントローラ29に供給する。
【0040】蓄電池27は、充電装置26により充電さ
れ、また、直流電圧変換回路28が動作することにより
放電されるものである。例えば、ニッケル水素電池、ニ
ッケルカドミウム電池、リチウムイオン電池、鉛蓄電池
などの2次電池を用いることができる。出力電圧は、例
えば、名目値で7.2Vや14.4Vのものを用いるこ
とができる。
【0041】直流電圧変換回路28は、蓄電池27の出
力電圧を変換し、変換された直流電圧による出力電流を
電源装置23の出力に加え供給するものである。
【0042】電源コントローラ29は、以上の説明のよ
うに、クロックスロットリング機構部12およびPCI
バスクロック制御部15を制御し、充電装置26および
直流電圧変換回路28の動作を制御する。また、バスブ
リッジ17との間にシステム管理バスが接続される。さ
らに、電力監視部25で検出された電力値が供給され、
充電装置26で検出された蓄電池27の蓄電容量値が供
給される。上記の制御出力は、各供給された値をもとに
生成される。システム管理バスは、電源コントローラか
らシステムの停止(シャットダウン)や一時停止(サス
ペンド)を要求する場合に用いられる。
【0043】なお、電源コントローラ29は、マイクロ
プロセッサとこのマイクロプロセッサ上で動作する電源
制御プログラムにより実現することができる。
【0044】ここで、この実施形態の動作について図1
および図2、図3を参照して説明する。図2は、この実
施形態の動作を示す流れ図である。図3は、通常時にお
いて、図1に示したブロック図の動作状態と択一的に取
られる状態を説明するブロック図である。なお、図3に
おいては、すでに説明した構成要素には同一番号を付し
てある。
【0045】図2のうち、ステップ31〜ステップ39
は、通常時(蓄電池の残容量に問題ない場合)における
動作フローを示す。
【0046】まず、電源コントローラ29の制御出力が
初期化される(ステップ31)。初期化された制御出力
により、充電装置26(充電回路)がオン状態、直流電
圧変換回路28(放電回路)がオフ状態になる。
【0047】この状態は、図1に示すように、電源装置
23から電力監視部25を介して各部に電力供給され、
また、電源装置23から充電装置26を介して蓄電池2
7に電力供給される状態であり、蓄電池27から直流電
圧変換回路28を介しての各部への電力供給はなされな
い。ここで、例えば、電源装置23から電力監視部25
を介して電力供給され得る最大値は100Wであり、電
源装置23から充電装置26を介して蓄電池27に電力
供給される最大値は10Wであるとして以下の説明を行
う。
【0048】この状態で、常時または適切な間隔をもっ
て消費電力がチェックされる(ステップ32)。これ
は、電力監視部25から電源コントローラ29に供給さ
れた検出出力値によりなされる。
【0049】ここで、所定の閾値(100W)を超えて
いるかが調べられ(ステップ33)、超えていなければ
ステップ32に戻り、ステップ32、33のループを繰
り返す。
【0050】所定の閾値(100W)を超えている場合
は、蓄電池27の残容量をチェックする(ステップ3
4)。このチェックは、充電装置26で検出される充電
電流の値が電源コントローラ29に供給されることによ
りなされる。
【0051】問題がある場合の動作については後述す
る。蓄電池27の残容量に問題がない場合は、充電装置
26(充電回路)をオフ状態に移行し、直流電圧変換回
路28(放電回路)をオン状態に移行する(ステップ3
6)。これらの状態の移行は、電源コントローラ29か
らの制御信号によりなされる。
【0052】この状態は、図3に示すように、電源装置
23と、直流電圧変換回路28を介した蓄電池27とか
ら各部に電力供給される状態であり、電源装置23から
充電装置26を介する蓄電池27への充電はなされな
い。
【0053】また、この状態においては、電源装置23
から最大電力出力である100Wが出力され、また、蓄
電池27から直流電圧変換回路28を介した経路からも
最大で例えば100Wの電力が供給可能な状態である。
すなわち、一時的に200Wまでの電力が必要とされる
場合に対応することができる。
【0054】したがって、電源装置23として200W
が出力可能なものを設ける場合に比べ、電源装置23の
規模をほとんど半分にしていることになる。よって、よ
り小容量の電源装置で消費電力に見合う電力を供給する
ことが可能である。
【0055】ステップ36の後、消費電力のチェックが
なされ(ステップ37)、所定の閾値(100W)以下
になっているかが調べられる(ステップ38)。このチ
ェックは、電力監視部25で検出される消費電力の値が
電源コントローラ29に供給されることによりなされ
る。所定の閾値以下になっていない場合は、ステップ3
7、38のループを繰り返す。
【0056】所定の閾値以下になっている場合は、充電
装置26(充電回路)をオン状態に、直流電圧変換回路
28(放電回路)をオフ状態にそれぞれ戻し(ステップ
39)、以下、ステップ32から処理を繰り返す。これ
らの状態の移行も、電源コントローラ29からの制御信
号によりなされる。
【0057】なお、ステップ33の「閾値を超えている
か否かの判断」は、「閾値を超えているかあるいは閾値
を超えそうであるか否かの判断」に置き換えることもで
きる。これは、閾値を超えているのを検出した後、蓄電
池27からの加勢が実際に得られるまでにはある程度時
間を要するからである。すなわち、その時間は、電源コ
ントローラ29における実行時間および直流電圧変換回
路28の遅れ時間の分、例えば数μ秒は必要である。
【0058】そこで、閾値を超えそうであるか否かの判
断によれば、閾値を超えるに先立ちあらかじめ蓄電池2
7の出力を直流電圧変換回路28を介して利用可能な状
態にすることができる。
【0059】この様子を図7を参照して説明する。同図
は、消費電力の時間変化と、この消費電力をチェックす
るステップ32、33の時間間隔との関係を示す図であ
る。
【0060】この図のような消費電力の変化が生じた場
合、消費電力が閾値に達するのは時刻tcである。ここ
で、例えば、tN、tN+1と消費電力をチェックした
場合には、その差の大きさにより次回にチェックされる
消費電力値が閾値を上回ると予想できる。そこで、時刻
tN+1において、ステップ36を実行し、充電装置2
6(充電回路)をオフ状態に移行し、直流電圧変換回路
28(放電回路)をオン状態に移行する。
【0061】これによれば、閾値を実際に超える前に蓄
電池27からの加勢が得られる状態が作られるので、電
源装置23に所定以上の負荷がぶら下がる時間が減少し
その分出力電圧の安定化につながる。
【0062】次に、この実施形態の動作について、さら
に、図4、図5および図2を参照して説明する。図4
は、図2のステップ35において蓄電池27の容量が所
定の閾値を切っていると判断された場合の動作を説明す
るブロック図である。図5は、図4の状態からさらに変
化する可能性のある状態を説明するブロック図である。
なお、図4、図5においては、すでに説明した構成要素
には同一番号を付してある。
【0063】図2の流れ図において、ステップ35で残
容量に問題があると判断されると、ステップ40の判断
処理が行われる。ステップ40では、省電力モードとシ
ャットダウンとの選択が行われるが、これは、いずれに
するかあらかじめ設定しておくようにする。これによれ
ば、蓄電池27の残容量不足を検出したら省電力モード
を利用することなくシャットダウンに移行させるように
もできるし、蓄電池27の残容量不足を検出したら省電
力モード移行にするようにもできる。
【0064】ここでは、省電力モードが選択されるよう
に設定されている場合の動作を説明する。省電力モード
が選択されると、電源コントローラ29は、図4に示す
ように、クロックスロットリング機構部12およびPC
Iバスクロック制御部15に制御信号を発信する(ステ
ップ41)。例えば、クロックスロットリング機構部1
2には、プロセサ11のクロック速度を25%に減速す
るように、また、PCIバスクロック制御部15には、
PCIバス16のクロック速度を50%にするように制
御信号が発信される。
【0065】なお、このような省電力モードに移行した
ことを、電源コントローラ29からシステム管理バス、
バスブリッジ17、同13、プロセサ11を経路でシス
テムに通知するようにしてもよい。これにより、プロセ
サ11で所定の処理がなされ例えばディスプレイ21上
にその旨を表示することができる。
【0066】省電力モードにより、装置(パーソナルコ
ンピュータ)全体として消費電力は大幅に減少するの
で、電力監視部25で検出される電力値は、蓄電池27
の出力を電源装置23の出力に加勢する必要があるもの
とは通常ならない。したがって、図4に示すように、蓄
電池27から直流電圧変換回路28を介して電源装置2
3の出力へ達する経路は破線で示したように動作状態で
はない。一方、電源装置23から充電装置26を介し蓄
電池27には電力が供給され充電される。
【0067】ステップ41で省電力モードが設定された
後、電力監視部25の検出出力により消費電力値が、充
電装置26の検出出力により蓄電池27の残容量値が、
それぞれ電源コントローラ29で調べられる(ステップ
42)。このチェックで問題がなければ(ステップ4
3)、ステップ42に戻り、ステップ42、43を繰り
返す。
【0068】例えば、ステップ42では、消費電力値が
100Wを超えれば直流電圧変換回路28(放電回路)
をオンとし、充電装置26(充電回路)をオフとする。
この状態が図5に示す状態である。この状態移行自体
は、すでにステップ36で説明した通りである。また、
消費電力値が100Wを切れば逆に切り換える。この状
態移行は、すでにステップ39で説明した通りである。
【0069】また、ステップ42では、消費電力が10
0Wを超えるだけの量を必要とされる時間が所定の時間
以上継続する場合を問題ありとして判断する。これは、
省電力モードであるにもかかわらずこのような状態が継
続するのは、装置(パーソナルコンピュータ)に何らか
の異常が発生したと予想されるからである。このような
状態は、早晩、蓄電池27の残容量も減少させる。
【0070】そこで、このような場合は、装置(パーソ
ナルコンピュータ)のシャットダウン(サスペンドのよ
うな一時停止モードを有する場合は一時停止でもよ
い。)を行い、安全に装置(パーソナルコンピュータ)
を停止状態または一時停止状態に導く。このため、電源
コントローラ29からシステム管理バスを介してバスブ
リッジ17、同13、プロセサ11の経路でシステムに
蓄電池切れを通知する(ステップ44)。このとき、異
常が発生した旨を通知するようにしてもよい。これによ
り、電源コントローラ29は、システムからの終了通知
待ちになり(ステップ45)、処理を終了する。
【0071】なお、上記で述べたように、ステップ40
において省電力モードを選択しないように設定されてい
る場合は、ステップ40からステップ44、45の処理
によりシャットダウンまたはサスペンドの処理を行う。
【0072】次に、この実施形態において、停電などの
非常時に対応する場合について図6を参照して説明す
る。同図は、図1に示した実施形態における非常時の対
応を説明するブロック図である。
【0073】停電などが起こると電源装置23への電力
供給が止まる。これにより、電源装置23への入力電圧
が低下するので、例えば、この電圧低下を検出するよう
にする。検出された電圧低下により電源コントローラ2
9は、直ちに、クロックスロットリング機構部12、P
CIバスクロック制御部15に制御出力を発しそれらを
省電力モードにする。また、同時に直流電圧変換回路2
8をオン状態に、充電装置26をオフ状態に移行させ、
蓄電池27の出力で装置(パーソナルコンピュータ)を
省電力モードで動作させる。
【0074】さらに、所定の時間経過しても停電が解消
しない場合は、装置(パーソナルコンピュータ)をシャ
ットダウンまたはサスペンドにすべく処理を行う。この
シャットダウン等の動作については、図2のステップ4
4、45においてすでに説明した通りである。このよう
な処理により、停電などの非常時にも装置(パーソナル
コンピュータ)を安全に停止状態または一時停止状態に
移行させることができる。
【0075】次に、本発明の他の実施形態に係るパーソ
ナルコンピュータについて図8を参照して説明する。同
図は、本発明の他の実施形態に係るパーソナルコンピュ
ータの構成を示すブロック図であり、すでに説明した構
成要素には同一番号を付しその構成・動作説明を省略す
る。
【0076】この実施の形態は、プロセサ11が発する
熱により起電力を発生させこれを電気エネルギとして蓄
電池27に回収するものである。
【0077】このため、プロセサ11と放熱フィン72
に挟持されるように熱電力変換器71を設ける。プロセ
サ11で発生した熱は熱電力変換器71を経て放熱フィ
ン72に達しさらに空中に放熱される。この熱の流れに
より熱電力変換器71には、温度勾配が生じる。熱電力
変換器72は、温度勾配を与えると起電力を発生するも
のであり、例えば、ペルチェ素子が代表的なものであ
る。
【0078】熱電力変換器71により発生された起電力
は、直流電圧変換回路73により安定した電圧に変換さ
れ、さらに、充電装置74により蓄電池27に充電され
る。
【0079】このような熱回収を行うことにより、蓄電
池27はより大きな残容量の状態を保つことができる。
したがって、蓄電池27をより頻繁に利用可能な状態が
作り出されるので、その分、実際頻繁に利用することが
できる。よって、より小容量の電源装置23で装置(パ
ーソナルコンピュータ)の消費電力に見合う電力を供給
することが可能になる。
【0080】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明によれば、
電源部から装置各部への供給電力量の検出を行い、検出
される電力量が所定の量を超える場合には、一時的かつ
自動的に蓄電池側からの出力電力をも装置各部に供給す
るので、変動する装置各部の消費電力が大きい場合に対
応して蓄電池が加勢的に電力供給を行い電源部が必要と
する容量をその分小さくすることができる。
【0081】また、蓄電池の残容量を検出するので、装
置に上記のような電源部を有しつつ効果的な省電力モー
ドの利用を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るパーソナルコンピュ
ータの構成を示すブロック図。
【図2】図1に示す実施形態の動作を示す流れ図。
【図3】通常時において、図1に示したブロック図の動
作状態と択一的に取られる状態を説明するブロック図。
【図4】図2のステップ35において蓄電池27の容量
が所定の閾値を切っていると判断された場合の動作を説
明するブロック図。
【図5】図4の状態からさらに変化する可能性のある状
態を説明するブロック図。
【図6】図1に示した実施形態における非常時の対応を
説明するブロック図。
【図7】消費電力の時間変化と、この消費電力をチェッ
クするステップ32、33の時間間隔との関係を示す
図。
【図8】本発明の他の実施形態に係るパーソナルコンピ
ュータの構成を示すブロック図。
【符号の説明】
11 プロセサ 12 クロックスロットリング機構部 13、17 バスブリッジ 14 メモリ 15 PCIバスクロック制御部 16 PCIバス 18 表示処理部 19 ネットワーク処理部 20 VGAコネクタ 21 ディスプレイ 22 ディスク 23 電源装置 24 コンデンサ 25 電力監視部 26 充電装置 27 蓄電池 28 直流電圧変換回路 29 電源コントローラ 71 熱電力変換器 72 放熱フィン 73 直流電圧変換回路 74 充電装置

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 供給される電力を消費する電力消費部を
    持つ計算機システムであって、 電源装置と、 前記電源装置から前記電力消費部へ供給され消費される
    電力を検出する電力検出手段と、 蓄電池と、 前記蓄電池の出力電力から必要な電圧を作る電圧変換手
    段と、 前記電源装置から前記蓄電池を充電する充電装置と、 前記電力検出手段で検出された消費電力と所定の閾値と
    を比較する比較手段と、 前記比較手段の比較の結果、前記電力検出手段で検出さ
    れた消費電力が前記所定の閾値以上の場合には、前記蓄
    電池から前記電圧変換手段を介して前記電力消費部へ電
    力を供給するよう制御する制御手段とを具備することを
    特徴とする計算機システム。
  2. 【請求項2】 前記電源装置にその出力電力の急激な変
    動を抑止するための緩衝コンデンサを設けたことを特徴
    とする請求項1記載の計算機システム。
  3. 【請求項3】 マイクロプロセッサと、 このマイクロプロセッサが発生する熱に基づいて起電力
    を発生させる起電力発生手段と、 この起電力発生手段で発生された起電力に基づいて前記
    蓄電池を充電する第2の充電手段とを更に具備すること
    を特徴とする請求項1記載の計算機システム。
  4. 【請求項4】 省電力動作モードを持つ装置を含む電力
    消費部を持つ計算機システムであって、 電源装置と、 電源装置から供給され前記電力消費部で消費される電力
    を検出する電力監視手段と、 蓄電池と、 前記蓄電池の残容量を検出する残容量検出手段と、 前記残容量検出手段で検出された蓄電池の残容量と最低
    必要容量とを比較する第1の比較手段と、 前記蓄電池から必要な電圧を作る電圧変換手段と、 前記電源装置から前記蓄電池を充電する充電手段と、 前記電力検出手段で検出された消費電力を所定の閾値と
    比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段の比較の結果、前記電力検出手段で
    検出された消費電力が前記所定の閾値を超えた際に、前
    記第1の比較手段の比較の結果、前記蓄電池の残容量が
    前記最低必要容量以上であれば前記蓄電池から前記電圧
    変換手段を介して前記電力消費部へ電力を供給するよう
    制御し、前記蓄電池の残容量が最低必要容量に満たない
    場合には前記装置を省電力モードへ移行するよう制御す
    る制御手段とを具備することを特徴とする計算機システ
    ム。
  5. 【請求項5】 前記電源装置にその出力電圧の急激な変
    動を抑止するための緩衝コンデンサを設けたことを特徴
    とする請求項4記載の計算機システム。
  6. 【請求項6】 前記装置の省電力動作モード状態が所定
    時間以上継続した場合には、システムを一時停止状態ま
    たは停止状態にする状態制御手段を更に具備したことを
    特徴とする請求項4記載の計算機システム。
  7. 【請求項7】 マイクロプロセッサと、 このマイクロプロセッサが発生する熱に基づいて起電力
    を発生させる起電力発生手段と、 この起電力発生手段で発生された起電力に基づいて前記
    蓄電池を充電する第2の充電手段とを更に具備すること
    を特徴とする請求項4記載の計算機システム。
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