JP2014027900A5 - - Google Patents

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薬液散布車両
本発明は、薬液を圃場に散布する薬液散布車両に関する。
特許文献1において、ステアリングハンドルの回動中心を挟んで左右方向一側には変速レバーを、他側には前記噴霧管を昇降させるアクチュエータの操作スイッチとサイド噴霧管を回動させるアクチュエータの操作スイッチを設けた乗用自走式噴霧装置が記載されている。
特開2002-238377号公報
本発明は、操作性が良い薬液散布車両にすることを課題とする。
本発明は、かかる技術的課題を解決するために次のような技術的手段を講じる。
請求項1記載の発明は、
走行車体に薬液を収容する薬液タンクと、薬液を散布する散布装置と薬液タンク内の薬液を散布装置へ供給するポンプを搭載した薬液散布車両において、
薬液タンク内からポンプで汲む薬液が通過する第一薬液通過管と、ポンプにより散布装置に薬液を供給する第二薬液通過管を設け、
第二薬液通過管を通過する薬液を散布装置へ供給しないで薬液タンクへ戻す戻し管を設け、第二薬液通過管と戻し管は戻し管用切換用操作具を介して連通し、戻し管用切換用操作具の操作により、該戻し管側へ薬液を案内するか、又は散布装置側へ薬液を案内するかを切り換える構成としたことを特徴とする。
請求項2記載の発明は、
走行用のミッションケース内にエンジンからの動力を入力する入力軸を設け、該入力軸の伝動上手側には、クラッチペダルの操作により入り切りするクラッチを設け、入力軸の伝動下手側には、ポンプの駆動を入り切りする入切ギアを設け、該入切ギアをポンプ用入切操作レバーで入り切り操作する構成とすることを特徴とする請求項1記載の薬液散布車両とする。
請求項3記載の発明は、薬液タンク内からポンプで汲む薬液が通過する第一薬液通過管と、ポンプにより散布装置に薬液を供給する第二薬液通過管を設け、
第二薬液通過管を通過する薬液の一部を散布装置へ供給しないで薬液タンクの底部へ供給する撹拌用管を設け、該撹拌用管へ薬液を供給するか否かを切り換える撹拌用管コックを設け、該撹拌用管コックを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の薬液散布車両とする。
本発明により、ポンプが駆動状態で散布装置(17)への薬液散布を一時的に停止ができる。また、一旦供給を停止した薬液散布を迅速に再開できる。また、走行中に戻し管用切換操作具(50)を操作可能なので、操作しやすい。
すなわち、ポンプ(21)の駆動を継続した状態で薬液の散布を一時停止するときに利用することができる。ポンプ入切操作レバー(44)でポンプ(21)の駆動を停止して薬液散布を停止することも可能であるが、ポンプ入切操作レバー(44)はクラッチペダル(56)を踏みながら操作を行う必要があるので操作が煩わしく、しかも走行停止中しか操作できないのに対し、戻し管用切換コック(50)はコックの操作により操作できるので操作が簡単で、しかも、走行中も操作可能である
また、薬液散布作業時は、薬液の一部を薬液タンク(8)の底部へ供給することで、薬液タンク(8)内の薬液に拡散作用を与えて薬液の濃度を一定にすることができる。また、薬液散布作業中に薬液タンク(8)内の薬液が少量になると、撹拌用管コック(51)を撹拌用管(35)が閉じ側になるように操作して、撹拌用管(35)への薬液の供給を停止し、散布装置(17)へ供給する。そのため、薬液タンク(8)内の薬液が無くなる手前まで安定した圧力の薬液を散布装置(17)へ供給することができる。
薬液散布車両の正面図 薬液散布車両の側面図 薬液散布車両の背面図 薬液散布車両の平面図 ポンプ駆動の伝動構成を示す図 薬液散布配管を示す図 正面から見た薬液散布作業を示す図 ミッションケースの内部を示す図 側面から見た昇降リンクの周辺の拡大図 平面から見た薬液供給操作部の周辺の拡大図 平面から見た畦際での旋回動作を説明する図
本発明の実施の形態の薬液散布車両について、以下説明する。本実施の形態では車両の進行方向側を前側と呼ぶ。
左右一対の前輪1と後輪2とを備える走行車体3の前側にはエンジン4を内装するボンネット5を設ける。ボンネット5の後方にはステアリングハンドル6を設け、ステアリングハンドル6の後方には運転座席7を設ける。運転座席7の後方には薬液を収容する薬液タンク8を設ける。ステアリングハンドル6の下方にはフロワ9を設け、フロワ9の左右一側にはオペレータが乗降するステップ10を設けている。ステップ10の内側には燃料タンク67を設け、燃料タンク67はフロワ9の左右一側の下方に取付けている。ボンネット5の一側にはバッテリ73を露出して設けている。薬液タンク8の後方には架台75を設け、架台75にはオペレータの手を洗浄する水を収容するためのポリタンク76を搭載している。
ステアリングハンドル6の前方には、操作パネル11を設け、スピードメータ12、昇降シリンダ15を伸縮させて昇降リンク16を昇降させる昇降スイッチ13、エンジン始動スイッチ14を設けている。
ボンネット5の前側には油圧又は電動の昇降シリンダ15で昇降する昇降リンク16を設け、昇降リンク16の前部には薬液を散布する散布装置、すなわちブーム17を取付けている。ブーム17は走行車体3の前側にある中ブーム17aと、散布時に走行車体3の左右両側に広がる左ブーム17bと右ブーム17cとを備え、中ブーム17a、右ブーム17c、左ブーム17bにはそれぞれ薬液を噴霧する多数のノズル18を取付けている。右ブーム17cと左ブーム17bは非散布時、すなわち走行時には走行車体3の左右両側に後上がり傾斜姿勢とし、ブーム受け、すなわち前ブーム受け52と後ブーム受け54で受けられて収納姿勢となるようにしている。
運転座席7の左右一側には薬液タンク8内の薬液をブーム17に供給するための操作を行うための各種操作具を設ける薬液供給操作部19を設け、運転座席7の左右他側には、走行用の変速レバー20を設けている。本実施の形態の走行用の変速レバー20では、前側に主変速レバー20b、後側に副変速レバー20aを隣接して配置し、それぞれ前後方向に操作する構成である。
ステアリングハンドル6の左右一側で、かつ薬液供給操作部19の前方には左ブーム17bを収納位置又は散布位置に操作する左ブーム用操作レバー57と、右ブーム17cを収納位置又は散布位置に操作する右ブーム用操作レバー58を並設している。左ブーム用操作レバー57と左ブーム17bを左ブーム用操作ワイヤー70で連結し、右ブーム用操作レバーと右ブーム17cを右ブーム用操作ワイヤー71で連結する。
次に、薬液供給回路について説明する。
薬液タンク8内の薬液を汲むポンプ21は、薬液タンク8の底部に接続する第一薬液通過管22と連通する。第一薬液通過管22の途中には薬液に混じる異物を除去するフィルタ24及び薬液をポンプ21側に供給するか又は機外に排出するかを切り換える機外排出用切換弁25を設ける。ポンプ21には第二薬液通過管23を連結し、第二薬液通過管23から左ブーム用管26・中ブーム用管27・右ブーム用管28に分岐する構成である。左ブーム用管26・中ブーム用管27・右ブーム用管28にはそれぞれ左ブーム用コック29・中ブーム用コック30・右ブーム用コック31を設け、左ブーム17b・中ブーム17a・右ブーム17cそれぞれに薬液を供給したり、供給を停止することを操作できる。また、第二薬液通過管23内の薬液の圧力を計測して表示する圧力計32と、薬液の圧力を調整する圧力調整弁33を設ける。
第二薬液通過管23は、圧力調整弁33を通過しないで薬液タンク8へ薬液を戻す戻し管34と、薬液散布作業中に薬液タンク8の底部に薬液を戻すことで薬液タンク8内の薬液に撹拌作用を与えて薬液の濃度を一定にする撹拌用管35と、圧力調整弁33の調整により余剰の薬液を薬液タンク8に戻す余剰薬液用管36をそれぞれ連通している。
戻し管34と第二薬液通過管23は戻し管用切換コック50を介して連通し、撹拌用管35と第二薬液通過管23は撹拌用コック51を介して連通し、余剰薬液用管36と第二薬液通過管23は圧力調整弁33を介して連通する構成である。
次に、ミッションケース38について説明する。
前後方向に延びる入力軸42の上手側にクラッチ37を設け、クラッチペダル56の操作で入り切りする構成である。入力軸42の上手側にエンジン4からの動力が伝動する構成である。入力軸の下手側には主変速39及び副変速40用のギア、及びポンプ21の入切ギア41を設ける。そして、入力軸42の下手側のミッションケース38を貫通してミッションケース外に突出する部分にはポンプ21の伝動用プーリ43を取付け、ポンプ21の入力用プーリ48とベルトで伝動する構成である。ポンプ21の入切ギア41をシフタ46を介してポンプ用入切操作レバー44で操作する構成としている。ミッションケース38は運転座席7の前側のフロワ9の左右中央部の下方でかつ燃料タンク67の側方に配置し、ポンプ21は運転座席7の下方に設ける。そして、ポンプ用入切操作レバー44を運転座席7の一側に設けることで、ポンプ用入切操作レバー44と入力軸42の下手側にある入切ギア41を接近して設けることができるため、構成を簡単にすることができる。
走行軸45は、入力軸42から伝動する構成としている。47はブレーキであり、フロワのブレーキペダル49で操作される。
薬液供給操作部19の詳細について説明する。
薬液供給操作部19の上面側には戻し管用切換コック50と、撹拌管用コック51と圧力調整弁33の圧力調整ダイヤル33aと、ポンプ用入切操作レバー44と、圧力計32を設けている。また、薬液供給操作部19の前面側には左ブーム用コック29・中ブーム用コック30・右ブーム用コック31を並設している。
次に、左ブーム用17b及び右ブーム17cをそれぞれ受ける左右一対のブーム受けの構成について説明する。
前ブーム受け52は、昇降リンク16を支持するリンク支持部材53に取付ける取付け軸52aと、取付軸52aから延びて湾曲する形状の軸で形成する湾曲軸52bと、湾曲軸52bから延びて二股状に形成する受け体52cで形成する。受け体52cは前輪1の上方に位置している。
後ブーム受け54は、薬液タンク8の背面上部に対向する位置で左右方向に延びる後ブーム取付軸54aと、後ブーム取付軸54aから薬液タンク8の左右外側に向かって延びる延長軸部54bと、左右の延長軸部54bの先端部を二股状に形成する受け体54cで形成する。そして、後ブーム取付軸54aは薬液タンク8の背面に取り付け具55により着脱可能に構成している。
この後ブーム受け54の構成によると、左右の延長軸部54bの長さを短くすることができるため、走行時の振動を小さくすることができ、ブームを破損させ難くすることができる。
次に、薬液散布車両による薬液散布作業について説明する。
オペレータが運転座席7に着座し、エンジン始動スイッチ14を操作するとエンジン4の駆動が開始する。クラッチペダル56を踏みながら走行変速レバー20を操作すると走行する。圃場に入って、薬液散布位置で左ブーム用操作レバー57及び右ブーム用操作レバー58を操作し、左ブーム17bと右ブーム17cを走行車体3の左右両側に広げて散布姿勢とする。また、昇降スイッチ13を操作してブーム17を作物の高さに応じた位置とする。そして、クラッチペダル56を踏みながらポンプ入切操作レバー44を操作し、入切ギア41を入り側に操作すると、ポンプ21が駆動を開始し、薬液がブーム17のノズル18から散布される。圃場を走行しながら薬液を散布するが、オペレータはスピードメータ12と圧力計32を視認しながら、車速に応じた圧力で散布するように運転することで、単位面積に対して均一の薬液を散布する。
圃場の畦際まで薬液を散布しながら走行し、畦際で旋回するときには、旋回外側となるブームのコック(図11では右ブーム用コック31)を供給停止側に操作する。すなわち、旋回内側の左ブーム17bと中ブーム17aは薬液の散布を行いながら旋回することで、未散布となる領域がでることを防止し、圃場全体に満遍なく薬液を散布することが可能となる。そして、旋回外側の右ブーム17cは薬液散布を停止することで、畦際に薬液を散布することを防止できる。旋回時には旋回外側のブームを非散布姿勢に上昇させる操作を行うことで畦際にブームが当接するのを防止しても良い。
次に、戻し管用切換コック50と、撹拌用管コック51それぞれの役割について説明する。
戻し管用切換コック50は、薬液散布時には戻し管34側を閉鎖している。そして、薬液散布を一時停止するときに、戻し管34側が開になるように切換操作することで、第一薬液通過管23内を通過する薬液をブーム17側に供給しないで戻し管34から薬液タンク8に戻る。すなわち、ポンプ21の駆動を継続した状態で薬液の散布を一時停止するときに利用する。ポンプ入切操作レバー44でポンプ21の駆動を停止して薬液散布を停止することも可能であるが、ポンプ入切操作レバー44はクラッチペダル56を踏みながら操作を行う必要があるので操作が煩わしく、しかも走行停止中しか操作できないのに対し、戻し管用切換コック50はコックの操作により操作できるので操作が簡単で、しかも、走行中も操作可能であるというメリットがある。
撹拌用管コック51は、薬液散布状態では撹拌用管35側を開状態としている。すなわち、薬液をブーム17側に供給すると共に、薬液の一部を撹拌用管35に供給している。すると、撹拌用管35から薬液タンク8の底部に戻る薬液が、薬液タンク8内の薬液に撹拌作用を与え、薬液タンク8内の薬液の濃度を一定にすることができる。薬液散布作業中に薬液タンク8内の薬液が少量になると、撹拌用管コック51を撹拌用管35が閉じ側になるように操作することで、薬液タンクからの薬液が全てブーム17に供給するため、薬液が無くなる手前まで薬液の圧力を保つことができる。薬液タンク8内の薬液量は、薬液タンク8の正面側に設ける液面計をオペレータが視認して確認する。
次に、昇降リンク位置決めプレート65の構成について説明する。
昇降リンク位置決めプレート65は、ブーム17をブーム受け(52,54)に収納姿勢にした状態での走行による振動で昇降リンク16が揺動するのを低減することで、ブーム17のハンチングによるブーム受け(52,54)との衝突を低減するためのものである。昇降リンク位置決めプレート65は一対のプレート65aを昇降リンク16を挟んでボルト65bで締め、ボルト65bにそれぞれに遊転するローラを65c取付けることで構成される。そしてローラ65cの作用で昇降リンク位置決めプレート65が昇降リンク16に沿ってスライドする。また、昇降リンク位置決めプレート65の後部にフック65dを設け、下部にV字型ステー65eを設けている。
薬液散布作業時には、昇降リンク位置決めプレート65をスライドし、昇降リンク16の基部側に設けるハンガー66にフック65dを取付けることで昇降リンク位置決めプレート65は位置固定される。そして、昇降リンク16の昇降動作にかかわらず位置固定した状態を保つ。
ブーム17を前ブーム受け52及び後ブーム受け54に収納した場合に、フック65dをハンガー66から外して昇降リンク位置決めプレート65を昇降リンク16に形成する位置決めピン67に当接するまで摺動させる。そして、走行車体3のバンパー68から左右方向に延びる位置決め用シャフト69上にV字型ステーを載置する。すると、昇降リンク16はV字型ステーの作用で位置が定まり、走行中の振動に伴う昇降リンクの揺動が小さくなる。そのため、ブーム17の揺動も小さくなり、ブーム受け52,54との衝突が小さくなり、破損等を防止できる。
なお、昇降リンク位置決めプレート65と位置決め用シャフト69は、全体図においては平面図(図4)に図示しているが、正面図(図1)においては省略している。
次に、薬液散布作業後に薬液タンク8内に残留する少量の薬液の機外取り出し作業について説明する。
まず、機外排出用切換弁25の機外排出側に設けるキャップ72を外し、機外排出用切換弁25を薬液供給側から機外排出側に切り換える。すると、薬液タンク8の底部から薬液が流下し、機外に排出する。従来は、薬液タンクの底部にドレンを設け、ドレンから薬液を排出する構成であったが、ドレンを開口する際に、薬液がオペレータの手に付着する場合があった。本実施の形態の構成により、薬液がオペレータの手に付着することが無く、安全に薬液排出を行うことができる。
次に薬液タンク8に河川等の水源から水を供給するための取水装置80について説明する。通常、薬液は原液に水を加えることで希釈化して散布用の薬液としている。そのため、水源から多量の水を迅速に供給する場合に取水装置を取付け、取水作業を行う。
取水装置40は水源から取水するタービン(図示せず)を内蔵する取水部81と、取水用第一管82と、取水部81から取水した水が通過する取水用第二管83から構成している。
取水作業時に取水用第一管82を薬液タンク8の左右一側に設ける撹拌用管35に設ける切換部84に連結し、取水部81を水源に投入し、取水用第二管83を薬液タンク8の開閉蓋8aを開けて薬液タンク8内に挿入する。そして、ポンプ21を駆動し、切換バルブ85を操作し、取水用第一管82と撹拌用管35を連通させると、駆動するポンプ21の空気が撹拌用管35から取水用第一管82を経て取水部81に供給され、取水部81のタービンが駆動する。すると、水源から汲み上げられた水が取水用第二管83を通過し、薬液タンク8内に給水される。
取水作業の別の実施の形態について説明する。
薬液タンク8内に若干の水をあらかじめ収容しておき、切換バルブ85を操作し、取水用第一管82と撹拌用管35を連通させ、ポンプ21を駆動を開始する。すると、薬液タンク8内の水がポンプ21で吸引され、ポンプ21から第二薬液通過管23から撹拌用管35を経た水が取水用第一管82を通過し、取水部81に供給され、水力でタービンが駆動を開始する。以後、ポンプ21は薬液タンク8内から水を吸引して取水部41に水を供給しながら、取水部81から水を汲み上げて薬液タンク8内に水を給水する。すなわち、ポンプ21から取水部81に供給される水量よりも、取水部81から汲み上げられる水量を多くすることで薬液タンク8内の水量が増加する。
3 走行車体
4 エンジン
6 ステアリングハンドル
7 運転座席
8 薬液タンク
9 フロワ
13 昇降スイッチ
15 昇降シリンダ
16 昇降リンク
17 散布装置(ブーム)
17a 中ブーム
17b 左ブーム
17c 右ブーム
19 薬液供給操作部
20 走行変速用の操作レバー(主変速レバー20b及び副変速レバー20a)
21 ポンプ
22 第一薬液通過管
23 第二薬液通過管
32 圧力計
33 圧力調整弁(
33a 圧力調整具(33a)
34 戻し管
35 撹拌用管
38 ミッションケース
39 主変速
40 副変速
41 入切ギア
44 ポンプ用入切操作レバー
50 戻し管用切換操作具(戻し管用切換コック)
51 撹拌用管コック
57 左ブーム用操作レバー
58 右ブーム用操作レバー

Claims (3)

  1. 走行車体に薬液を収容する薬液タンクと、薬液を散布する散布装置と薬液タンク内の薬液を散布装置へ供給するポンプを搭載した薬液散布車両において、
    薬液タンク内からポンプで汲む薬液が通過する第一薬液通過管と、ポンプにより散布装置に薬液を供給する第二薬液通過管を設け、
    第二薬液通過管を通過する薬液を散布装置へ供給しないで薬液タンクへ戻す戻し管を設け、第二薬液通過管と戻し管は戻し管用切換用操作具を介して連通し、戻し管用切換用操作具の操作により、該戻し管側へ薬液を案内するか、又は散布装置側へ薬液を案内するかを切り換える構成としたことを特徴とする薬液散布車両。
  2. 走行用のミッションケース内にエンジンからの動力を入力する入力軸を設け、該入力軸の伝動上手側には、クラッチペダルの操作により入り切りするクラッチを設け、入力軸の伝動下手側には、ポンプの駆動を入り切りする入切ギアを設け、該入切ギアをポンプ用入切操作レバーで入り切り操作する構成とすることを特徴とする請求項1記載の薬液散布車両。
  3. 薬液タンク内からポンプで汲む薬液が通過する第一薬液通過管と、ポンプにより散布装置に薬液を供給する第二薬液通過管を設け、
    第二薬液通過管を通過する薬液の一部を散布装置へ供給しないで薬液タンクの底部へ供給する撹拌用管を設け、該撹拌用管へ薬液を供給するか否かを切り換える撹拌用管コックを設け、該撹拌用管コックを設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の薬液散布車両。
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