JP2014026572A - カセット式コインチューブ - Google Patents

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Abstract

【課題】カセット式コインチューブの硬貨出口を素早く、確実に閉塞するためにシャッタの配設位置を収納硬貨に出来るだけ近づける。
【解決手段】カセット式コインチューブ1において、硬貨出口4には、硬貨払出装置に対する装着時に開放し離脱時に閉塞するシャッタ手段5と、硬貨払出し時に払い出される硬貨の移動をガイドするガイド壁を設け、前記シャッタ手段5と前記ガイド壁によって払い出す硬貨の移動を規制するようにしたカセット式コインチューブ1であって、前記シャッタ手段5は、硬貨の移動を阻止するシャッタ部材6と、該シャッタ手段5を下方向へ付勢する付勢手段7を含み、前記シャッタ部材6は、前記硬貨収納部を形成する壁面の一部を構成している。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動販売機や両替機などに利用される硬貨払出装置の構成に関し、特に装置本体から脱着可能なカセット式コインチューブについて、その脱着時に硬貨抜け落ち防止機構に関する。
従来自動販売機等で利用される硬貨払出装置は、硬貨釣銭払出装置とも称され、カセット式コインチューブを備えていて、そのコインチューブの最下段から硬貨を1枚ずつ払い出す装置である。例えば上記のようなカセット式コインチューブを備える硬貨払出装置は、特許文献1(実開昭60−44160号)に開示されている。
当該硬貨払出装置が自動販売機等に搭載される場合、該装置をコインチェンジャー(自動販売機の硬貨投入口から投入された硬貨を識別して収容するとともに釣銭を払い出す硬貨処理装置)の側面に螺着固定するか、若しくは硬貨払出口を正面側にして、その背面側を螺着固定する。よってカセット式コインチューブは、正面側から装置本体に脱着可能なようになっている。
前記カセット式コインチューブは、硬貨押し出し機構の上に位置し、その位置から離脱装着が可能であり、硬貨を収納する本体と本体下部に位置するベース部からなるもので、収納機能を主な機能とするが、硬貨払出し機能の一部も担っている。
上記のようなカセット式コインチューブを備える硬貨払出しは、該コインチューブに整列積載収納された硬貨の最下段にある硬貨を押し出すことで行われ、前記ベース部は、押し出される硬貨の出口となる硬貨出口と、積載された硬貨を支えるコインチューブの底部であり、前記硬貨押し出し機構の押し出し部材の通過溝を形成する基部からなる。
前記硬貨押し出し部材と前記硬貨出口の特徴としては、次のようなものである。先ず、硬貨の押し出し部材は硬貨1枚のみを押し出すものであり、常に硬貨の近くに位置させることになるが、コインチューブを本体から離脱させた時には、コインチューブとは完全に切り離される。そして、硬貨出口は硬貨1枚のみを通過させることが出来る。
これらの特徴から、カセット式コインチューブは、本体から離脱すると、収納している硬貨を前記基部で支えることになり、収納枚数が1〜2枚程度等の少ない枚数であった場合には、積載硬貨重量による力よりもコインチューブを振り動かしたり傾倒させたりする取扱いでの力の方が上回り、前記硬貨出口から飛び出してしまうことがある。
この問題を解決する為に、特許文献2(実開平01−96076号)では、硬貨放出口(前記硬貨出口と同じもの。)に、硬貨処理装置に対する装着時に開放し、離脱時に閉塞するシャッタ手段を設けた硬貨カートリッジ(前記カセット式コインチューブと同じ。)を開示している。
前記特許文献2の硬貨カートリッジは、硬貨を収納する整列収納部の外にシャッタを配している。当該シャッタは、下方向へバネ付勢されていて、カートリッジを上方へ垂直に持ち上げると該シャッタが硬貨放出口を閉塞するようになっている。
実開昭60−44160号公報 実開平01−96076号公報
硬貨払出装置本体の取付状態とカセット式コインチューブの脱着とを考慮した場合、自動販売機等でのコインチューブ脱着は、装置正面側から該コインチューブの上部を持ち、下部を支点として上部を手前に倒すようにして行う。
この脱着操作を行うカセット式コインチューブに前記特許文献1記載の硬貨カートリッジ技術を応用した場合、カセット式コインチューブを前側に傾倒させながら本体から離脱する際に、硬貨出口から硬貨が出て、硬貨の上にシャッタが乗った状態となり、シャッタで出口を閉塞することができないという問題があった。
上記問題を解決するために、本件発明の技術的課題は、カセット式コインチューブの硬貨出口を素早く、確実に閉塞するためにシャッタの配設位置を収納硬貨に出来るだけ近づける点にある。
上記問題を解決するために、本件発明のカセット式コインチューブは、本件発明の主な特徴は、コインチューブを形成する壁面の一部をシャッタとして形成する点にある。
すなわち、請求項1の発明は、硬貨を整列積載収納する硬貨収納部と、前記積載収納した硬貨の最下段の硬貨を1枚ずつ払い出すための硬貨出口とを備え、硬貨払出装置に対して脱着可能なカセット式コインチューブであり、前記硬貨出口には、前記硬貨払出装置に対する装着時に開放し、離脱時に閉塞するシャッタ手段と、硬貨払出し時に払い出される硬貨の移動をガイドするガイド壁を設け、前記シャッタ手段と前記ガイド壁によって払い出す硬貨の移動を規制するようにしたカセット式コインチューブであって、
前記シャッタ手段は、硬貨の移動を阻止するシャッタ部材と、該シャッタ手段を下方向へ付勢する付勢手段を含み、前記シャッタ部材は、前記硬貨収納部を形成する壁面の一部を構成している。
また請求項2の発明は、前記シャッタ部材は、硬貨積載方向の上部に傾斜面を設けている。
また請求項3の発明は、請求項1乃至請求項2に記載のカセット式コインチューブにおいて、前記硬貨収納部は、円筒状の収納部本体と、該収納部本体の下方であって収納硬貨を支える基部とで構成され、前記収納部本体は、前記シャッタ手段の前記付勢手段を含み、前記基部は、前記シャッタ手段の前記シャッタ部材の可動領域を含み、前記収納部本体と前記基部との境界は、傾斜面を形成する。
また請求項4は、請求項3に記載のカセット式コインチューブにおいて前記収納部本体と前記基部との境界に形成される傾斜面は、前記硬貨出口側から下方へ形成される。
上記の通り、硬貨収納部を形成する壁面の一部をシャッタ部材としたので、シャッタの配設位置を収納硬貨に出来るだけ近づけることになり、カセット式コインチューブを前側に傾倒させながら本体から離脱する際に、シャッタ部材は硬貨出口を素早く確実に閉塞することができる。
また、硬貨ガイド壁は、硬貨払出し時に払い出される硬貨については、その移動方向をガイドし、シャッタ部材で移動を阻止された硬貨については、シャッタ部材にあたる箇所を中心とした振れを規制することで硬貨をより安定させ、硬貨出口を開放する直前にシャッタ部材と硬貨が接触していてもシャッタ部材が円滑に動くようにすることができる。これにより、カセット式コインチューブを前側に傾倒させながら本体から離脱する際に、硬貨の上にシャッタが乗った状態の発生を抑えて、確実にシャッタで硬貨出口を閉塞することができる。
図1aは、本発明に係る実施形態のカセット式コインチューブの下部の正面図。図1bは図1aのA−A断面図。図1cは本発明に係るカセット式コインチューブの底面図。 図2aは、図1のカセット式コインチューブを硬貨払出装置の本体にセットした状態の下部の正面図。図2bは図2aのA−A断面図。
本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1に示すようにカセット式コインチューブ1は、主にコインチューブ2(硬貨収納部本体)と基部3とで構成される。
図2に示す硬貨払出装置100は、カセット式コインチューブ1がセットされた状態であって、硬貨押し出し部材101が硬貨Aを払い出す動作の途中を示している。硬貨押し出し部材101の下方には図示しない硬貨押し出し機構が配置している。硬貨押し出し機構の図と詳細な説明は省略する。
コインチューブ2はその内径を対象硬貨径より若干大きな円筒形状のものであり、基部3は収納硬貨を支える収納部の底部であって、硬貨出口4を備え図2に示す硬貨払出装置100の硬貨押し出し機構が備える硬貨押し出し部材101が通過するように形成されたものである。
これらコインチューブ2と基部3との境界面は傾斜3aを形成している。この傾斜3aは、コインチューブ内で移動する硬貨が境界面で引っかかるのを防止する。
シャッタ手段5は、硬貨出口を閉塞するシャッタ部材6と、シャッタ部材6を下方向に付勢する付勢手段(バネ)7と、シャッタ部材の動作ガイド8と、前記硬貨出口に設けられた硬貨ガイド壁9から構成される。
尚、この硬貨ガイド壁は、硬貨払出し時に払い出される硬貨については、その移動方向をガイドし、シャッタ部材6で移動を阻止された硬貨については、シャッタ部材6にあたる箇所を中心とした振れを規制することで硬貨をより安定させ、硬貨出口4を開放する直前にシャッタ部材6と硬貨が接触していてもシャッタ部材6が円滑に動くようにすることができる。
前記基部3には前記動作ガイド8を設け、前記コインチューブ2には前記付勢手段取付部10を設けて、前記シャッタ部材が下方向に付勢されて前記硬貨出口を閉塞する。
図2に示す、カセット式コインチューブを装置本体100にセットした際には、シャッタ部材6が備える係止部11が、装置本体に設けられた当接部102に当接することで、シャッタ部材6が上方へ移動し硬貨払出口4を開くとともに、その位置が決まる。この時シャッタ部材6は硬貨一枚が通過できるように開き、払い出す硬貨以外の硬貨(積載収容された硬貨)は、シャッタ部材6によって払い出されないように規制される。
コインチューブ2内を移動する硬貨Aは、シャッタ手段5に接することになる。しかし、カセット式コインチューブ1が装置本体100にセットされた状態では、シャッタ手段5の位置は一定であり、動くことはないので、カセット式コインチューブ1を形成する壁面の一部となる。但し、あくまでもカセット式コインチューブ1とは別体であるので、カセット式コインチューブ1とシャッタ手段5との境界面に傾斜6aを設けることで、移動する硬貨の引っかかりを防止し、円滑な硬貨移動ができ、払出し動作に障害を伴うことはない。
1 カセット式コインチューブ
2 コインチューブ(硬貨収納部本体)
3 基部
3a 傾斜
4 硬貨出口
5 シャッタ手段
6 シャッタ部材
6a 傾斜
7 付勢手段
8 動作ガイド
9 硬貨ガイド壁
10 付勢手段取付部
11 係止部
100 硬貨払出装置
101 硬貨押し出し部材
102 当接部
A コイン

Claims (4)

  1. 硬貨を整列積載収納する硬貨収納部と、該積載収納した硬貨の最下段の硬貨を1枚ずつ払い出すための硬貨出口とを備え、硬貨払出装置に対して脱着可能なカセット式コインチューブであり、前記硬貨出口には、前記硬貨払出装置に対する装着時に開放し、離脱時に閉塞するシャッタ手段と、硬貨払出し時に払い出される硬貨の移動をガイドするガイド壁を設け、前記シャッタ手段と前記ガイド壁によって払い出す硬貨の移動を規制するようにしたカセット式コインチューブであって、
    前記シャッタ手段は、硬貨の移動を阻止するシャッタ部材と、該シャッタ手段を下方向へ付勢する付勢手段を含み、
    前記シャッタ部材は、前記硬貨収納部を形成する壁面の一部を構成していることを特徴とするカセット式コインチューブ。
  2. 前記シャッタ部材は、硬貨積載方向の上部に傾斜面を設けていることを特徴とする請求項1に記載のカセット式コインチューブ。
  3. 前記硬貨収納部は、円筒状の収納部本体と、該収納部本体の下方であって収納硬貨を支える基部とで構成され、前記収納部本体は、前記シャッタ手段の前記付勢手段を含み、前記基部は、前記シャッタ手段の前記シャッタ部材の可動領域を含み、前記収納部本体と前記基部との境界は、傾斜面を形成することを特徴とする請求項1乃至請求項2に記載のカセット式コインチューブ。
  4. 前記収納部本体と前記基部との境界に形成される傾斜面は、前記硬貨出口側から下方へ形成されることを特徴とする前記3項記載のカセット式コインチューブ。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS614272U (ja) * 1984-06-15 1986-01-11 沖電気工業株式会社 振込振替専用機
JPS61216094A (ja) * 1985-03-22 1986-09-25 株式会社日立製作所 硬貨収納支払装置

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