JP2014024047A - 塗装装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】塗料30の自然流下を利用して、被塗装面200上の塗装を移動しながら行う塗装装置100であって、塗料供給部から自然流下してきた塗料30を吐出させる吐出口11と、この吐出口11から被塗装面200上に吐出された塗料30の均しを行う均し板20と、を備えたこと。
【選択図】図1
Description
「断面形状が台形又はV字形の金属折板を用いて構成された屋根の並列する突条部をレールとし、該突条部に沿って転動する車輪を有する台車に、前記車輪を駆動する駆動装置と、吹付け式塗装装置と、前記台車に揺動自在に取付けられた前記吹付け式塗装装置の噴射ノズルの揺動装置とが搭載され、かつ前記車輪がその車軸に軸方向移動可能に取り付けられていることを特徴とする走行式自動屋根塗装機」
である。
「近年、長尺突条又は長尺溝に沿って走行台車を移動しながら、走行台車上に搭載した塗装スプレー装置を駆動して折板屋根の外表面に塗料を吹き付ける塗装装置が提示されている。しかし、この塗装装置においては、各長尺突条又は長尺溝の塗装が終了した後、隣接する長尺突条又は長尺溝を塗装する際には、数人の作業者が手で重量物である塗装装置を持ち抱えて次の長尺突条又は長尺溝に横移動する必要がある、このような横移動作業は作業者に重労働を強いることになり、また、塗装作業の連続性が途切れるので、単位時間当たりの塗装面積も、手作業に比較すれば増大することができるが、限られたものとなる。」
ことも記載されている。
「塗料30の自然流下を利用して、被塗装面200上の塗装を移動しながら行う塗装装置100であって、
塗料供給部から自然流下してきた塗料30を吐出させる吐出口11と、この吐出口11から被塗装面200上に吐出された塗料30の均しを行う均し板20と、を備えたことを特徴とする塗装装置100」
である。
「被塗装面200は、少なくとも傾斜面220を有する折板屋根の上面であって、吐出口11は、少なくとも傾斜面220上に開口する複数のものとしたこと」
である。
「前記塗料供給部は、所定容量を有する塗料槽10であり、この塗料槽10下側面に吐出口11を開口させるとともに、均し板20を塗料槽10に連結したこと」
である。
「塗装装置100の移動を、当該塗装装置100の外面に取り付けられて、被塗装面200上に当接し得る転動部材40によって可能となるようにし、当該塗装装置100の移動によって、均し板20による塗料30の均しが自動的に行えるようにしたこと」
である。
「各均し板20に、被塗装面200上に吐出された塗料30の厚さを規定する突起21を設けたこと」
である。
「吐出口11及び均し板20をそれぞれ備えた塗装装置100の複数を、被塗装面200上の形状に合わせて連結したこと」
である。
「吐出口11の開閉は、上下動可能に配置したハンドル51と、このハンドル51の上下動によって前後方向に進退する作動バー52と、この作動バー52に連結されて吐出口11の開閉を行うシャッター53と、作動バー52を原位置に復帰させる復帰スプリング54とを備えた開閉機構50により行うようにしたこと」
である。
「前記塗料供給部に、これに連通して塗料30の追加が行えるタンク60を設けたこと」
である。
「タンク60に、当該タンク60内の圧力が外気圧と同じになるようにする圧力調整器61を設けたこと」
である。
「流下してきた塗料30を、その流下方向とは異なる方向に分散させる分散板13を、前記塗料供給部内に設けたこと」
である。
「当該塗装装置100の一部に一端が連結された索条71の巻き取りまたは巻き戻しを行うウインチ70を備えたこと」
である。
「塗料30の自然流下を利用して、被塗装面200上の塗装を移動しながら行う塗装装置100であって、
塗料供給部から自然流下してきた塗料30を吐出させる吐出口11と、この吐出口11から被塗装面200上に吐出された塗料30の均しを行う均し板20と、を備えたこと」
にその構成うえの主たる特徴があり、これにより、高粘性の塗料30を使用することができて、被塗装面200全体への塗装が容易に行うことができ、しかも全体の構成を簡単なものとすることのできる折板屋根用の塗装装置100を提供することができるのである。
図1及び図2には本発明の第1実施例に係る塗装装置100が示してあるが、この塗装装置100は、塗料30の自然流下を利用して、被塗装面200上の塗装を移動しながら行うものであって、塗料供給部から自然流下してきた塗料30を吐出させる吐出口11と、この吐出口11から被塗装面200上に吐出された塗料30の均しを行う均し板20と、を備えたものである。
図3及び図4には、第2実施例に係る塗装装置100が示して在るが、この第2実施例に係る塗装装置100は、図7に示したような、折板屋根を構成している水平面210及び傾斜面220の塗装が行えるようにしたものである。なお、この第2実施例に係る塗装装置100は、上述した第1実施例に係る塗装装置100の構成の一部を備えているものであるため、その共通する構成については、図3及び図4中に第1実施例で使用したのと同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
図5には、第3実施例に係る塗装装置100が示してあるが、この第3実施例の塗装装置100は、上述してきた各実施例の塗装装置100を2台連結したものであり、折板屋根の2つの傾斜面220とその間の水平面210からなる組の2組の部分を同時に塗装できるようにしたものである。
図6には、本発明の第4実施例に係る塗装装置100が示してあるが、この塗装装置100では、折板屋根の水平面210部分に対向する吐出口11を備えていないものとしたものである。換言すれば、この塗装装置100の正面からみた下部の様子が、図6に示したように、「逆三角形」となっているものであり、この逆三角形部分が、図7の(b)に示した折板屋根のように、2つの傾斜面220が交互に連続する部分の「谷部分」に挿入できるようにしたものである。その他の構成は、上述した各実施例に係る塗装装置100と同じである。
図8には、本発明の第5実施例に係る塗装装置100が示してあるが、この塗装装置100は、当該塗装装置100の一部に一端が連結された索条71の巻き取りまたは巻き戻しを行うウインチ70を備えたこと以外は、上述してきた各実施例の塗装装置100と同じである。
10 塗料槽
11 吐出口
13 分散板
14a 連結アーム
14b 係合部
15 整流筒
20 均し板
21 突起
22 バネ板
30 塗料
40 転動部材
41 転動溝
50 開閉機構
51 ハンドル
52 作動バー
53 シャッター
54 復帰スプリング
60 タンク
61 圧力調整器
70 ウインチ
71 索条
80 整流部材
81 開口
200 (折板屋根を含む)被塗装面
210 (折板屋根の)水平面
220 (折板屋根の)傾斜面
Claims (11)
- 塗料の自然流下を利用して、被塗装面上の塗装を移動しながら行う塗装装置であって、
塗料供給部から自然流下してきた前記塗料を吐出させる吐出口と、この吐出口から前記被塗装面上に吐出された前記塗料の均しを行う均し板と、を備えたことを特徴とする塗装装置。 - 前記被塗装面は、少なくとも傾斜面を有する折板屋根の上面であって、前記吐出口は、少なくとも前記傾斜面上に開口する複数のものとしたことを特徴とする請求項1に記載の塗装装置。
- 前記塗料供給部は、所定容量を有する塗料槽であり、この塗料槽下側面に前記吐出口を開口させるとともに、前記均し板を前記塗料槽に連結したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の塗装装置。
- 前記塗装装置の移動を、当該塗装装置の外面に取り付けられて、前記被塗装面上に当接し得る転動部材によって可能となるようにし、当該塗装装置の移動によって、前記均し板による前記塗料の均しが自動的に行えるようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の塗装装置。
- 前記各均し板に、前記被塗装面上に吐出された塗料の厚さを規定する突起を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の塗装装置。
- 前記吐出口及び均し板をそれぞれ備えた前記塗装装置の複数を、前記被塗装面上の形状に合わせて連結したことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の塗装装置。
- 前記吐出口の開閉は、上下動可能に配置したハンドルと、このハンドルの上下動によって前後方向に進退する作動バーと、この作動バーに連結されて前記吐出口の開閉を行うシャッターと、前記作動バーを原位置に復帰させる復帰スプリングとを備えた開閉機構により行うようにしたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の塗装装置。
- 前記塗料供給部に、これに連通して前記塗料の追加が行えるタンクを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の塗装装置。
- 前記タンクに、当該タンク内の圧力が外気圧と同じになるようにする圧力調整器を設けたことを特徴とする請求項8に記載の塗装装置。
- 流下してきた前記塗料を、その流下方向とは異なる方向に分散させる分散板を、前記塗料供給部内に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項9のいずれかに記載の塗装装置。
- 当該塗装装置の一部に一端が連結された索条の巻き取りまたは巻き戻しを行うウインチを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項10のいずれかに記載の塗装装置。
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