JP2014021640A - メッセージ管理装置、メッセージ管理方法およびプログラム - Google Patents

メッセージ管理装置、メッセージ管理方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】利用者からみて、所望するメッセージを容易に閲覧できるようにする。
【解決手段】利用者の端末装置で指定された地点情報を受け付ける受付部と、複数の端末装置のそれぞれから送信されたメッセージを位置情報に関連付けて記憶するメッセージ登録テーブルアクセスして、受け付けられた地点情報で定められるエリア内に位置情報が関連付けられているメッセージを特定する特定部と、特定されたメッセージの数が所定の数値範囲内であるか否かを判別する判別部と、特定されたメッセージの数が数値範囲よりも下回る場合、特定部に対してエリアを拡大させて、当該拡大させたエリア内に位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示する指示部と、特定されたメッセージを、前記地点情報を指定した端末装置に閲覧可能となるように送信する送信部と、を具備する。
【選択図】図6

Description

本発明は、位置情報に関連付けられたメッセージを閲覧させる技術に関する。
近年、インターネットを利用してメッセージの閲覧などができるサービスが普及している。このようなサービスにおいては、所定の主題に関して複数の利用者の相互間による結び付きの度合いであるリンク強度に基づいてメッセージの送信先を選択する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2005−92579号公報
ところで、送信されたメッセージを閲覧する利用者からすれば、多数のメッセージのなかから実際に欲しいメッセージを探し出すのは容易ではない。特に携帯電話機のような小型の端末装置では、表示スペースに制約を受けるので、所望のメッセージを探し出すのが困難化する傾向にある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的の一つは、利用者からみて、所望するメッセージを容易に閲覧することができる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明が採用する手段を説明する。なお、本発明の理解を容易にするために、以下では図面の参照符号を便宜的に括弧書で付記するが、本発明を図示の形態に限定する趣旨ではない。
本発明に係るメッセージ管理装置(10)は、利用者の端末装置(20)で指定された地点情報を受け付ける受付部(121)と、複数の端末装置(20)のそれぞれから送信されたメッセージを位置情報に関連付けて記憶する記憶部(TB2)にアクセスして、前記受付部(121)により受け付けられた地点情報で定められるエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージを特定する特定部(123)と、特定されたメッセージの数が所定の数値範囲内であるか否かを判別する判別部(124)と、特定されたメッセージの数が前記数値範囲よりも下回る場合、前記特定部(123)に対して前記エリアを拡大させて、当該拡大させたエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示する指示部(125)と、前記特定部(123)で特定されたメッセージを、前記地点情報を指定した端末装置(20)に閲覧可能となるように送信する送信部(127)と、を具備することを特徴とする。
本発明によれば、特定部で特定されたメッセージは、数値範囲内にあると判別されたメッセージまたは特定し直されたメッセージとなる。このため、地点情報を指定した端末装置に、当該地点情報の周辺に位置情報が関連付けられたメッセージが適切な数で閲覧可能に提供されるので、地点情報を指定した利用者からみれば、所望するメッセージの閲覧が容易となる。
なお、地点情報としては、GPSなどの測位機能で取得した現在位置でも良いし、地図上で指定された地点でも良い。地点情報で定められるエリアとは、地点情報で定められる地点を基準としたエリアという意味であり、例えば平面視で当該地点を中心とする円領域や、当該地点を重心とする多角形領域などである。また、所定の数値範囲とは、例えば5件以上というように下限が定められた数値範囲や、5件以上11件未満のように下限および上限が定められた数値範囲などである。
メッセージとしては、記号、数字を含む文字情報のみならず、音声、静止画、動画などであっても良いし、これらを組み合わせたものであっても良い。メッセージの閲覧させる態様としては、例えばメッセージが投稿(送信)された順に配列させたタイムライン表示が好ましい。
本発明において、前記指示部(125)は、特定されたメッセージの数が前記数値範囲内になるまで、または、前記エリアが規定値に達するまで、前記特定部(123)に対し前記エリアを順次拡大させて前記特定し直しを指示する構成が好ましい。
また、特定されたメッセージの数が前記数値範囲よりも上回る場合、前記指示部(125)は、前記特定部(123)に対して、前記エリアを縮小させて、当該縮小させたエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示する構成としても良い。この構成において、数値範囲よりも上回るメッセージを一時記憶しておき、このうち、縮小したエリアに位置情報が関連付けられたメッセージを抜き出せば、記憶部に再アクセスしないで済む。
本発明は、メッセージ管理装置のみならず、メッセージ管理方法や、コンピュータをメッセージ管理装置(10)として機能させるプログラムでも概念することができる。
また、上記プログラムは記録媒体に記憶させても良い。この記録媒体を用いれば、例えば上記コンピュータに上記プログラムをインストールすることができる。ここで、上記プログラムを記憶した記録媒体は、CD−ROM等の非一過性の記録媒体であっても良い。
実施形態に係るシステムの概要動作を示す図である。 実施形態に係るシステムの構成を示す図である。 同システムにおける管理サーバの構成を示すブロック図である。 同システムにおける端末装置の構成を示すブロック図である。 同システムにおけるメッセージの登録(投稿)時の機能ブロック図である。 同システムにおけるメッセージの検索(要求)時の機能ブロック図である。 利用者登録テーブルの一例を示す図である。 メッセージ登録テーブルの一例を示す図である。 同システムの動作を示すフローチャートである。 端末装置における表示画面の一例を示す図である。 端末装置における表示画面の一例を示す図である。 端末装置における表示画面の一例を示す図である。 応用例に係るシステムの構成を示す図である。
<実施形態の概要>
まず、実施形態を含むシステムの動作概要について説明する。
図1は、この動作概要を説明するための図である。この図において、メッセージ管理装置に相当する管理サーバは、端末装置に対し通信可能であって、複数のメッセージをデータベースにすでに蓄積した状態にある(S1)。複数のメッセージのそれぞれは、本実施形態にあっては様々な場所における感想や、出来事、状況などを示す文字情報であり、その場所を示す位置情報や、そのメッセージの投稿日時情報などと関連付けられて、データベースに蓄積されている。
この状態において、管理サーバが、端末装置から地点情報を受け付けると、データベースにアクセスして、例えば平面視で当該地点情報を中心としたエリア内に位置情報が関連付けられているメッセージを検索して特定する(S2)。管理サーバは、特定したメッセージの数が所定の数値範囲内、例えば5件以上の範囲にあるか否かを判別し(S3)、5件以上であれば、特定したメッセージを、地点情報を送信した端末装置に返信する(S4)。端末装置では、管理サーバから送信されたメッセージを、例えば投稿日時が新しい順にタイムライン(時系列)で表示させる(S10)。これにより、端末装置の利用者は、指定した地点周辺に、位置情報が関連付けられたメッセージを閲覧することができる。
一方、管理サーバは、特定したメッセージの数が5件未満であれば、検索結果が増える方向に検索条件を変更して(S5)、具体的には、検索エリアを拡大して、拡大したエリア内に位置情報が関連付けられているメッセージを再度特定する(S2)。
管理サーバは、再度の特定の結果、特定したメッセージ数が5件以上であれば、特定したメッセージを端末装置に返信する(S4)。一方で、5件未満であれば、管理サーバは、検索エリアをさらに拡大して(S5)、メッセージを再々度特定する(S2)。換言すれば、特定したメッセージ数が5件以上になった時点で、当該メッセージが端末装置に返信されて(S4)、端末装置では、タイムライン表示されることになる(S10)。
このため、本実施形態によれば、地点情報を指定した端末装置に、当該地点情報の周辺に位置情報が関連付けられたメッセージが適切な数で閲覧可能に提供されるので、地点情報を指定した利用者からみれば、表示スペースが限られた端末装置において所望するメッセージの閲覧が容易となる。
次に、実施形態の詳細について図面を参照して説明する。
<全体構成>
図2は、実施形態に係るシステムの全体的な構成を示すブロック図である。
この図に示されるように、システム1では、複数の端末装置20−1、20−2、20−3、…が、移動通信網Nb、ゲートウェイ15およびインターネットNaを介して管理サーバ10に接続された構成となっている。なお、以降において、端末装置20−1、20−2、20−3、…については、端末装置を特定せずに一般的に説明するので、符号における「−(ハイフン)」以下を省略して単に「20」とする。
管理サーバ10は、投稿が可能な利用者の情報や、投稿されたメッセージなどを管理する。このため、管理サーバ10では、各種の情報をテーブル化して管理している。
図3は、管理サーバ10のハードウェア的な構成を示すブロック図である。この図に示されるように、管理サーバ10は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)101と、CPU101の主記憶として機能するRAM(Random Access Memory)102と、ブートプログラムなどを記憶したROM(Read Only Memory)103と、ネットワークを介して通信するためのインターフェース(I/F)105と、時間情報を出力するRTC(Real Time Clock)106と、各種のプログラムやデータを記憶するストレージユニット108と、を含む。ストレージユニット108では、CPU101によって管理されるデータベース118が構築される。
なお、データベース118によって管理される各種のテーブル等の詳細については後述する。また、管理サーバ10は、図2においては1台で構築されているが、2台以上に分散させるとともに外部からみたときに仮想的に1台であるかのようにみえる構成としても良い。一方で、管理サーバ10の一部の機能を他のサービスを提供しているサーバで構築しても良い。また、管理サーバ10が中継サーバを介して端末装置20と接続するように構成しても良い。
端末装置20は、例えば利用者が操作する携帯電話機である。この端末装置20は、表示パネル210に重ねられたタッチパネル220を有し、利用者が表示パネル210に表示された画面に対してタッチ操作等することで、必要な情報の入力や各種の指示が与えられる構成となっている。
図4は、端末装置20のハードウェア構成を示すブロック図である。この図に示されるように、端末装置20は、CPU201と、メモリ202と、I/F204と、RTC206と、GPS受信部209と、表示パネル210と、タッチパネル220と、を含む。
このうち、CPU201は、端末装置20の全体を制御し、メモリ202は基本プログラムや、管理サーバ10から各種のサービスの提供を受けるためのアプリケーションプログラム、地図等の各種のデータなどを記憶する。ここでいう、アプリケーションプログラムは、自己の端末装置20において位置情報と関連付けられたメッセージを管理サーバ10に送信したり、メッセージの要求時に地点情報を管理サーバ10に送信したり、管理サーバ10から返信されたメッセージをタイムライン表示したりするものであって、特定のサイトからダウンロードされて、端末装置20にインストールされたものである。
I/F204は、移動通信網Nbや無線LAN網など介して管理サーバ10と通信する。RTC206は、現在時刻の時間情報を出力する。GPS受信部209は、端末装置20の現在位置を取得するために、GPS(Global Positioning System)の衛星信号を受信するものである。なお、現在位置についてはGPSに限られず、複数の無線基地局BSによる電波強度や電波到達時間などを比較して取得しても良いし、これらを組み合わせて取得しても良い。
表示パネル210は、例えば液晶表示装置や有機EL(Electro Luminescence)装置などのフラットディスプレイである。タッチパネル220は、詳細な説明については省略するが、表示パネル210によって表示された画面に対する操作位置(二次元座標値)を検出し、検出した操作位置を示す操作情報をCPU201に供給する。CPU201は、タッチパネル220からの操作情報に基づいて、タッチ位置の移動方向や、移動速度、タッチ操作の種類等を検出する。
ここで、検出可能なタッチ操作の種類には、例えばタップ、フリック、ドラッグ、ピンチ等が含まれる。このうち、タップとは、表示画面を指で軽く叩く操作である。フリックとは、画面に表示された対象物を指で軽く払う操作である。ドラッグとは、画面に表示された対象物を指で接触させた状態で移動させる操作である。ピンチとは、表示画面に二本の指を接触させた状態で広げたり狭めたりする操作である。
なお、端末装置20は、移動通信網Nbに限られず、無線LAN(Local Area Network)に接続される構成であっても良い。無線LANに接続される場合、端末装置20は、無線基地局(アクセスポイント)およびインターネットNbを経由して、上記管理サーバ10に接続される。端末装置20は、携帯電話機に限られず、タブレット型コンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)などでも良い。
上述したように、管理サーバ10は、複数のメッセージのそれぞれを位置情報に関連付けてメッセージ登録テーブルTB2に登録する一方で、地点情報を受け付けると、地点情報の周辺に位置情報が関連付けられたメッセージを検索して特定する。そこで、システム1において、管理サーバ10等で構築される機能ブロックについて、メッセージの登録時(端末装置20からみれば投稿時)とメッセージの特定時(要求時)とに分けて説明する。
<メッセージ登録時の機能ブロック>
図5は、メッセージの登録時において、管理サーバ10およびメッセージを送信する端末装置20で構築される機能ブロックを示す図である。
この図に示されるように、メッセージの登録時において当該端末装置20では、CPU201がアプリケーションプログラムを実行することによって、操作検出部231、表示制御部232および現在位置取得部233が構築される。
現在位置取得部233は、GPS受信部209によって受信した衛星信号から端末装置20の現在位置を演算して、その位置情報を出力する。
表示パネル210の表示領域には、位置指定部212およびメッセージ入力部214が設けられる。位置指定部212は、表示された地図上の位置を利用者に指定させるための領域であり、メッセージ入力部214は、メッセージ本文を利用者に入力させるための領域である。
操作検出部231は、タッチパネル220の操作情報に基づいて、タッチ位置や、その移動方向、移動速度、タッチ操作の種類等を検出して出力するほか、メッセージ入力部214に入力された本文を、現在位置取得部233により演算された位置情報または位置指定部212で指定された位置情報に関連付けて、管理サーバ10に送信する。表示制御部232は、操作検出部231から出力される情報に基づいて表示領域の表示を制御する。
一方、メッセージの登録時において管理サーバ10側では、CPU101が所定のプログラムを実行することによって、データベース118とともに、受付部121および登録部122が構築される。受付部121は、端末装置20からメッセージを受け付け、登録部122は、受け付けられたメッセージをデータベース118におけるメッセージ登録テーブルTB2に登録する。
<メッセージ特定時の機能ブロック>
図6は、メッセージの特定時において管理サーバ10および地点情報を送信する端末装置20で構築される機能ブロックを示す図である。
この図に示されるように、メッセージの特定時において当該端末装置20では、メッセージの登録時と同様に、操作検出部231、表示制御部232および現在位置取得部233が構築される。ただし、表示パネル210の表示領域には、地点指定部216およびメッセージ表示部218が設けられる。このうち、地点指定部216は、利用者がメッセージを要求する際に検索エリアの基準となる地点情報を取得するために、表示された地図上の位置を利用者に指定させるための領域であり、メッセージ表示部218は、管理サーバ10から送信されたメッセージを閲覧させるための領域である。
また、メッセージの特定時において、現在位置取得部233は、当該端末装置20の現在位置を地点情報として出力し、表示制御部232は、管理サーバ10で特定されて送信されたメッセージを、投稿日時の順にメッセージ表示部218においてタイムライン表示させる。
一方、メッセージの特定時において管理サーバ10側では、メッセージの登録時と比較して、特定部123、判別部124、指示部125および送信部127が構築される。メッセージの特定時において受付部121は、地点情報を受け付け、特定部123は、データベース118のメッセージ登録テーブルTB2にアクセスして、受け付けられた地点情報を基準とするエリア内に位置情報が関連付けられたメッセージを検索して特定する。判別部124は、検索されたメッセージの数が、例えば5件以上であるか否かを判別して、「Yes」すなわち5件以上であれば、その旨を特定部123に通知し、この通知を受けた特定部123は、検索した5件以上のメッセージを送信部127に供給する。
一方、判別部124は、「No」すなわち5件未満であれば、その旨を指示部125に通知し、この通知を受け取った指示部125は、特定部123に対し、検索エリアを拡大させた状態での再検索を特定部123に指示する。
なお、図5および図6においては、説明の便宜上、ある1つ(1人の利用者)の端末装置20に着目して、管理サーバ10と当該端末装置20との情報やメッセージなどの授受について図示しているに過ぎない。管理サーバ10は、実際には、位置情報が関連付けられたメッセージや、地点情報を複数の端末装置20から受け付け、逆に、メッセージ等を複数の端末装置20に送信する。図5および図6において、受付部121に向かう多数の矢印は、着目した端末装置20を除いて他の端末装置からも情報等を受け付けることを示し、送信部127から向かう多数の矢印は、当該端末装置20以外の端末装置にも情報等が送信されることを示している。
また、管理サーバ10は、ある端末装置20からメッセージを受け付けて図5の機能ブロックを構築する一方で、他の端末装置20から地点情報を受け付けて図6の機能ブロックを構築することもある。すなわち、異なる端末装置20に対して図5および図6の機能ブロックを同時に複数構築する場合もある。
図2におけるインターネットNaや、ゲートウェイ15、移動通信網Nb、また、図3におけるI/F105、図4におけるI/F204などについては、情報やメッセージ等の伝送経路に過ぎないので、図5および図6において図示を省略している。
さて、データベース118には、メッセージのタイムライン表示等の際に、投稿者(利用者)に関する情報を参照するための利用者登録テーブルTB1が設けられる。
<利用者登録テーブル>
図7は、利用者登録テーブルTB1における登録内容の一例を示す図である。
この図に示されるように、利用者登録テーブルTB1は、利用者IDと、利用者の名前情報と、プロフィール画像とを利用者毎に対応付けて記憶する。
これらのうち、利用者IDは、利用者(投稿者)を一意に識別する情報であり、数字や記号などを組み合わせたものが用いられる。利用者の名前情報は、メッセージの閲覧時において投稿者として表示させる名前を規定し、例えば実名やニックネームが用いられる。プロフィール画像情報は、利用者を示す写真画像やイラスト画像であり、利用者によって登録や、選択、編集などされたものが用いられる。
なお、プロフィール画像情報については必ず登録すべきものではなく、利用者が登録しないことを選択することも可能である。登録しないことを選択した場合には、予め用意された画像を表示するようにしても良いし、何も表示しないようにしても良い。また、プロフィール画像情報については、実体そのものではなく、実体のリンク先(参照先)であっても良い。いずれにしても、利用者ID等から、プロフィール画像情報を取得できる手段が講じられていれば良い。
また、データベース118には、投稿されたメッセージを蓄積するメッセージ登録テーブルTB2も構築される。
<メッセージ登録テーブル>
図8は、メッセージ登録テーブルTB2における登録内容の一例を示す図である。この図に示されるように、メッセージ登録テーブルTB2は、投稿されたメッセージを一意に識別する投稿IDと、利用者IDと、メッセージの本文と、位置情報と、投稿日時情報とを投稿毎に対応付けて記憶する。このうち、位置情報については、地図における地点を特定する座標情報であって、本実施形態では例えば所定精度(桁数)の経度情報および緯度情報が「、」(カンマ)で区切られて登録されている。投稿日時情報は、例えば投稿されたメッセージが登録される時間情報であり、西暦年、月、日、時、分、秒がカンマ等で区切られずに登録されている。
<システムの動作>
次に、システム1の動作について説明する。
図9は、システム1においてメッセージの登録時とメッセージの特定時との動作をあわせて示すフローチャートである。
まず便宜上、メッセージの登録時の動作について説明する。ある利用者A1が端末装置20においてメッセージを位置情報に関連付けて投稿する。詳細には、当該利用者が自己の端末装置20におけるメッセージ入力部214にメッセージを入力するとともに、関連付ける位置情報を指定する操作をする。
なお、本実施形態において、位置の指定については、利用者の現在位置が指定される場合、および、表示された地図で指定される場合の2通りを想定している。操作検出部231は、利用者の現在位置が指定されたのであれば、現在位置取得部233から取得した現在位置の情報を位置情報とし、表示された地図で指定されたのであれば、当該地図上の地点を示す情報を位置情報とする。
当該端末装置20では操作検出部231が、メッセージおよび位置情報とともに、当該メッセージを投稿した利用者Aの利用者IDを、管理サーバ10に送信する(ステップSa1)。当該メッセージを受信した管理サーバ10では、受付部121が当該メッセージを受け付けて、登録部122が、利用者ID、位置情報および投稿日時情報を1つのレコードにして、一意の投稿IDを付与してメッセージ登録テーブルTB2に登録する(Sb1)。
同様にして、他の利用者A2〜Amがそれぞれメッセージを投稿するほか、同じ利用者が複数のメッセージのそれぞれに異なる位置情報を関連付けて投稿する場合もある。管理サーバ10では、メッセージが受け付けられる毎に、投稿ID、利用者ID、当該メッセージ、位置情報および投稿日時情報が1つのレコードでメッセージ登録テーブルTB2に登録される。これによって、複数のメッセージがメッセージ登録テーブルTB2に蓄積されることになる(ステップSb11)。
なお、本実施形態では、投稿日時情報としては、メッセージを受付部121が受け付けたときにRTC106から取得した時刻情報が用いられる。端末装置20が送信時にRTC206から取得した時刻情報をメッセージに添付する構成とした場合、当該メッセージに添付された当該時刻情報を用いても良いが、各端末装置20同士で時刻が同期していない状況を考慮する必要がある。
続いて、メッセージの特定時の動作について説明する。
ある利用者Bが、自己の端末装置20においてある地点を指定して当該地点で定められるエリア内に位置情報が関連付けられたメッセージの閲覧を要求する。具体的には、当該端末装置20では操作検出部231が、地点情報とともに利用者IDを管理サーバ10に送信する(ステップSc21)。
なお、本実施形態において、地点の指定についても、利用者の現在位置が指定される場合、および、表示された地図で指定される場合の2通りを想定している。操作検出部231は、利用者の現在位置が指定されたのであれば、現在位置取得部233から取得した現在位置の情報を地点情報として送信し、表示された地図で指定されたのであれば、当該地図上の地点を示す情報を地点情報とする。
管理サーバ10では受付部121が当該地点情報を受け付けて、特定部123に転送する(ステップSb21)。特定部123は、検索前に当該地点情報で定められるエリアの初期状態を設定する(ステップSb22)。本実施形態では、検索エリアが、例えば平面視で当該地点情報により定められる地点を中心とする円領域として規定されるとともに、当該半径を(第1番目)187.5メートル→(第2番目)300メートル→(第3番目)500メートル→(第4番目)1キロメートル→(第5番目)3キロメートル→(第6番目)5キロメートル→(第7番目)10キロメートルの7段階で拡大するものとする。このとき、特定部123は、検索エリアの半径を第1番目の187.5メートルに設定する。
次に、特定部123は、メッセージ登録テーブルTB2にアクセスして、設定された検索エリア内に位置情報が関連付けられているメッセージを検索して特定する(ステップSb23)。このとき、古いメッセージを排除する意味で、検索対象とするメッセージを、投稿日時情報がRTC106で取得される現在時刻から所定期間、例えば1ヶ月以内のものに限定しても良い。あるいは、メッセージ登録テーブルTB2に登録されたメッセージを、投稿日時情報から所定期間経過した時点で削除するように管理しても良い。
特定部123は、特定したメッセージの数を判別部124に通知する。
判別部124は、特定部123から通知されたメッセージの数が所定数、例えば5件以上であるか否かを判別する(ステップSb24)。通知されたメッセージの数が5件以上であれば(ステップSb24の判別結果が「Yes」であれば)、判別部124は、その旨を特定部123に通知し、この通知を受けた特定部123は、特定した5件以上のメッセージ(本文)のそれぞれについて次の情報を付帯させて送信部127に供給する。すなわち、特定部123は、当該5件以上のメッセージ(本文)のそれぞれについて、利用者の名前情報、プロフィール画像、位置情報および投稿日時情報を付帯させる。このうち、利用者の名前情報およびプロフィール画像については、利用者登録テーブルTB1において当該メッセージの利用者IDに関連付けられたものが用いられる。
送信部127は、これらの各種情報が付帯するメッセージを、地点情報を送信した端末装置20に返信する(ステップSb25)。
一方、通知されたメッセージの数が5件未満であれば(ステップSb24の判別結果が「No」であれば)、判別部124は、その旨を指示部125に通知し、この通知を受けた指示部125は、現時点において検索エリアの半径が最終の第7番目の10キロメートルに設定されているか否かを判別する(ステップSb26)。
検索エリアの半径が最終値に設定されていなければ(ステップSb26の判別結果が「No」であれば)、判別部124は、特定部123に対して、検索エリアの半径を次の番目に拡大させた状態での再検索を特定部123に指示する(ステップSb26)。
この後、処理手順がステップSb23に戻るので、特定部123は、検索エリアを拡大させた状態での再度検索を実行することになる(ステップSb23)。
検索エリアに伴ってメッセージが増加するので、やがて特定部123によって特定されるメッセージの数が5件以上となる場合がある。5件以上となった時点で、ステップSb24の判別結果が「Yes」になって、当該5件以上のメッセージが付帯情報とともに端末装置20に返信される。
ただし、検索エリアの半径が最終値(最大値)に設定されてもなお、特定されるメッセージの数が5件に満たない場合、すなわち、ステップSb26の判別結果が「Yes」に判別される場合もあり得る。この場合、特定部123は、当該5件未満のメッセージのそれぞれについて上記情報を付帯させて送信部127に供給する。メッセージが5件未満である場合には、該当するメッセージが0件のときも含まれるので、このときには、該当するメッセージが存在しない旨の定型のメッセージを特定部123が送信部127に供給する。
送信部127は、これらの各種情報が付帯するメッセージ、または、定型のメッセージを、地点情報を送信した端末装置20に返信する(ステップSb25)。
端末装置20では、メッセージの返信を受けた表示制御部232が、当該メッセージの本文、利用者の名前情報およびプロフィール画像を、投稿日時情報で示される時間の順に、すなわちタイムライン表示させる(ステップSc22)。
<画面の表示例>
次に、端末装置20において、メッセージの投稿時およびメッセージの要求時における表示パネル210に表示される画面の例について説明する。
図10は、メッセージの投稿時における画面の表示例を示す図である。
この図に示される例では、登録時において端末装置20では、現在位置取得部233によって取得された位置情報で示される地点を、画面上側の領域に表示させた地図上に重ねて示す地図アプリケーションプログラムが実行されている。詳細には、当該地図アプリケーションプログラムは、位置情報で示される地点に当該端末装置20の利用者を表象するアバターを配置させるとともに、当該アバターの視点を、位置情報で示される地点の時間的変化(軌跡)から求められる進行方向に一致するように表示させるという処理を実行している。これにより、利用者は、現在位置および進行方向を視覚的に認識することができる。なお、この表示例では、北方向が上側になるようにして方位を一定としているが、進行方向が常に上側となるような方位を変動させても良い。
一方、画面の下方には、メッセージの本文を入力するためのメッセージ入力部214が表示されるとともに、入力したメッセージの投稿を指示するソフトウェアボタン271が表示されている。
利用者が、メッセージ入力部214に対し別途のソフトウェアキーボード(図示省略)によってメッセージの本文を入力した状態で、ソフトウェアボタン271をタップしたとき、入力されたメッセージ本文に、現在位置取得部233によって取得された現在位置の情報が位置情報として関連付けられて、当該利用者の利用者IDとともに管理サーバ10に送信される。
なお、位置情報については、現在位置取得部233によって取得される現在位置に限られず、表示された地図に対して指定された位置の情報を用いても良い。すなわち、地図が表示された領域を位置指定部212として機能させて、当該位置指定部212に対して指定された位置の情報を位置情報として用いても良い。表示される地図については、フリックやドラッグなどの操作によって移動し、ピンチなどの操作によって縮小、拡大される点については特に説明を要しないであろう。
このメッセージは、管理サーバ10における受付部121によって受け付けられ、登録部122に転送されるとともに、図8において矢印で示されるようにメッセージ登録テーブルTB2に新規に登録される。
この登録時において、登録部122は、利用者IDが利用者登録テーブルTB1に登録された利用者から投稿されたメッセージのみをメッセージ登録テーブルTB2に登録するようにしても良いし、利用者IDが未登録であれば、利用者IDを利用者登録テーブルTB1に新規に登録することを条件に、当該利用者から投稿されたメッセージをメッセージ登録テーブルTB2に登録するようにしても良い。
図11は、メッセージの要求時において検索エリアの基準となる地点を指定する画面の表示例を示す図である。
この図に示される例において、端末装置20では登録時と同様に地図アプリケーションプログラムが実行されて、画面上側の領域に地図が表示されている。このように表示された地図には、表示の中心を示すクロスライン状のマークLが重ねられて表示されている。すなわち、表示された地図を移動させても、表示された地図の中心にはマークLが表示される構成となっている。このような構成において、利用者は、地点情報を地図で指定する場合、目的とする地点がマークLに合致するように、図に示されるようにフリックやドラッグ等の操作によって地図を移動させてソフトウェアボタン275をタップする。これにより、表示された地図において当該マークLのクロス点(表示された地図の中心点)を示す情報が地点情報として当該利用者の利用者IDとともに操作検出部231によって管理サーバ10に送信される。すなわち、メッセージの要求時にあっては、地図が表示された画面上側の領域が地点指定部216として機能するとともに、当該地点指定部216によって指定された地点の情報が地点情報として用いられる。
なお、地点情報については、地点指定部216によって指定された地点情報に限られず、現在位置取得部233によって取得される現在位置を用いても良い。例えば、図11において画面に表示されたソフトウェアボタン273を、利用者がタップしたとき、現在位置取得部233によって取得された現在位置の情報が地点情報として利用者IDとともに管理サーバ10に送信される。
本実施形態においては上述したように、管理サーバ10は、端末装置20から地点情報を受け付けると、当該地点情報を基準とした検索エリア内に、位置情報が含まれるメッセージの数が5件以上となるまで検索エリアを順次拡大させる。換言すれば、検索エリア内に位置情報が含まれるメッセージの数が5件以上となった時点で、当該5件以上のメッセージおよび付帯情報が、地点情報を送信した端末装置20に返信される。
上述したようにメッセージに付帯する情報は、利用者の名前情報、プロフィール画像、位置情報および投稿日時情報であり、これらの付帯情報が用いられてメッセージが表示される。
図12は、このようなメッセージの表示例を示す図である。
画面下側のメッセージ表示部218においては、管理サーバ10で返信されたメッセージが、投稿日時が古いものほど下方に向かうように(1)、(2)、(3)、…の順で配列されて表示、すなわちタイムライン表示されている。1つのメッセージの表示では、投稿者を示すプロフィール画像が画面右端に表示されるとともに、メッセージ本文を囲む吹き出しが当該プロフィール画像から発せられたように表現されているほか、投稿者のプロフィール画像の近傍には、投稿者の名前情報や、投稿日時が表示されている。
一方、画面の上側部分では地図が表示される。このときに表示される地図では、左手首を模したマークMによって示される検索エリアの中心、すなわちタップされた地点または利用者の現在位置が確認的に示されている。また、地図の中心は、検索エリアの中心に一致するように位置合わせされて表示されている。
さらに、地図には、メッセージ表示部218にタイムライン表示されたメッセージの位置情報を示す地点が、メッセージを識別する符号を囲む吹き出しによって表示されている。これにより、タイムライン表示されたメッセージに関連付けられた位置情報が、地図上において具体的にどの地点に位置しているのかが示される。
なお、この画面の例では、タップされた地点を中心とする半径187.5メートルの円領域、すなわち図においてr187.5と記された円領域が検索エリアとして初期設定された場合に、当該検索エリア内にはメッセージが(4)、(5)、(7)の3件しか存在しないので、検索エリアが半径300メートルの円領域、すなわち図においてr300と記された円領域に拡大された結果、メッセージが(1)〜(8)の8件が検索された例である。
なお、図の例においては、メッセージ表示部218には、返信された8件のうち一部しか表示されていないが、例えばフリックや、別途表示させたスライドバー(図示省略)の移動などの操作にしたがって上下にスクロール表示させることによって、容易に全件の閲覧が可能になっている。
タイムライン表示については、投稿日時が新しいものほど画面の下方に向かうように配列させても良いし、タイムライン表示に限られず、地点情報から近い(または遠い)順に配列させた表示であっても良い。
図の例において破線で示した円は、説明の便宜のために記したものであって、実際には表示させる必要はない。また、地図を示す場合には、中心を示すマークL(またはM)だけを表示し、メッセージの位置(1)〜(8)を示す表示をしない態様であっても良いし、地図を表示せずに、メッセージ表示部218においてメッセージをタイムライン表示するのみの態様であっても良い。
上述した実施形態では、検索エリアを狭い領域から順次拡大させるので、メッセージ登録テーブルTB2を検索したときに多数のメッセージがヒットして、その後の処理が停滞することが避けられる。
また、投稿されるメッセージは、都心部では多数であるのに対し、郊外では小数になると考えられる。本実施形態においては、都市部であれば検索エリアが縮小された状態となるので、端末装置20で閲覧されるメッセージを抑えることができるし、反対に、郊外であれば検索エリアが拡大された状態となるので、閲覧されるメッセージをある程度まで確保することができる。
一方、都市部であっても、この閲覧サービスの提供の開始時においては、投稿されたメッセージが少数になるが、そのような状態であっても、検索エリアを拡大されるので、閲覧されるメッセージをある程度まで確保することができる。
<応用・変形例>
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、例えば次に述べるような各種の応用・変形が可能である。なお、次に述べる応用・変形の態様は、任意に選択された一または複数を適宜に組み合わせることもできる。
<メッセージの検索・特定>
実施形態では、初期設定の検索エリアを最小にして当該検索エリア内に位置情報が関連付けられるメッセージを検索して特定し、特定された数が少ない場合に検索エリアを拡大して再検索を指示する構成であったが、本発明は、これに限られない。例えば、第1に、特定部123が、検索エリアを最大にして当該検索エリア内に位置情報が関連付けられるメッセージを検索するとともに、得たメッセージを位置情報が地点情報に近いもの順にソートし、第2に、特定部123は、エリアを最小に設定したときのメッセージを特定して、その数を判別部124に通知し、第3に、特定されたメッセージの数が数値範囲よりも下回ると判別部124によって判別された場合に、指示部125が、特定部123に対して、エリアを拡大させるとともに、拡大させたエリアでの特定し直しを指示する構成としても良い。この構成では、メッセージが検索されるのは最初の1回のみである点で実施形態と相違するが、特定されるメッセージが数値範囲内となるまで、エリアが拡大されるとともに拡大させたエリア内に位置情報が関連付けられるメッセージの特定し直しが指示される点において実施形態と同様である。
<検索エリアの縮小・拡大>
実施形態では、検索エリアを順次拡大させていたが、初期設定される検索エリアを例えば第1番目から第7番目までのセンターである第4番目の半径1キロメートルの円領域とし、この結果、検索されたメッセージが少なければ実施形態と同様に検索エリアを拡大させる一方で、検索されたメッセージが多ければ検索エリアを縮小させるように構成しても良い。
この構成において、検索されたメッセージが多い場合には、当該検索したメッセージをキャッシュ(一時記憶)しておくとともに、検索エリアを縮小するときに、キャッシュしたメッセージのうち、地点情報から近い順に規定数のメッセージを抽出すれば、メッセージ登録テーブルTB2への再アクセスを不要とすることができる。
なお、この構成では、検索されたメッセージの数が、下限の閾値と上限の閾値とで規定される数値範囲内であるか否かが判別されて、この判別結果に応じて検索エリアを拡大または縮小させることになる。
また、第1番目から第7番目までに限られないことはいまでもないが、エリアを段階的ではなく、検索結果が所定数となるように、エリアをズーミングさせる(無段階で変化させる)構成でも良い。
<検索エリアの形状>
実施形態では、エリアの形状については、地点情報で示される地点を中心とする円としたが、端末装置20で表示される地図の形状に合わせて、所定のアスペクトレシオ、例えば縦3:横4の比を有する長方形としても良い。このときの長方形における対角線の交点を地点情報で定めても良い。また、検索エリアの形状については、円や長方形以外であっても良い。
<メッセージの形式>
メッセージについては、文字のみならず、音声信号や、静止画像、動画像としても良いし、これらを適宜組み合わせたものであっても良い。メッセージに、音声信号や、動画像を含ませる場合、これらを再生することがメッセージの閲覧となる。
<位置情報、地点情報>
実施形態では、位置情報および地点情報については、地図における地点を平面視で特定する情報としたので、経度、緯度のような二次元座標としたが、高度情報を選択的必須的に加えても良い。高度を加えることによって、平面視では区別できなかった2以上の地点、例えば高層階の地点と低層階の地点とを区別することができるようになる。
<クラウド>
実施形態では、管理サーバ10がデータベース118を内包して管理する構成としていたが、管理サーバ10以外のサーバで管理する構成、すなわちクラウドコンピューティングで管理するようにしても良い。
<ウェブ型>
実施形態においては、端末装置20にインストールされたアプリケーションプログラムの実行によってメッセージを利用者に閲覧させる、いわゆるネイティブ型の構成としたが、本発明は、この構成に限られない。例えば、管理サーバ10側で表示の制御・態様を記述したウェブ画面を作成して端末装置20に送信する一方、端末装置20側のブラウザがウェブ画面を表示するとともに、ウェブ画面(タッチパネル)に対する操作に応じた処理を実行するウェブ型の構成としても良い。
図13は、ウェブ型とした応用例に係るシステム1において、メッセージの投稿時および検索時(要求時)に管理サーバ10および端末装置20で構築される機能ブロックを示す図である。なお、図13においては、実施形態における登録部122(図5参照)および特定部123(図6参照)を1つにまとめて管理部128として表している。
ウェブ側とする場合、端末装置20においては、ブラウザ234が構築されて、表示の制御が記述されたウェブ画面を表示パネル210における表示領域に表示させる。メッセージの投稿時には、管理サーバ10側では送信部127が、位置指定部212およびメッセージ入力部214を含むウェブ画面を作成してブラウザ234に送信し、端末装置20側ではブラウザ234が、当該ウェブ画面を表示させて、当該ウェブ画面に対する操作を操作検出部231が検出することになる。
一方、メッセージの検索時には、送信部127が、地点指定部216およびメッセージ表示部218を含むウェブ画面を作成してブラウザ234に送信し、端末装置20側ではブラウザ234が、当該ウェブ画面を表示させることになる。
このため、ウェブ型では、送信部127が、ブラウザ234を介してメッセージ等を間接的に表示させることになる。
1…システム、10…管理サーバ、20…端末装置、101、201…CPU、118…データベース、121…受付部、122…登録部、123…特定部、124…判別部、125…指示部、127…送信部、218…メッセージ表示部、231…操作検出部、232…表示制御部。

Claims (5)

  1. 利用者の端末装置で指定された地点情報を受け付ける受付部と、
    複数の端末装置のそれぞれから送信されたメッセージを位置情報に関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部により受け付けられた地点情報で定められるエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージを特定する特定部と、
    特定されたメッセージの数が所定の数値範囲内であるか否かを判別する判別部と、
    特定されたメッセージの数が前記数値範囲よりも下回る場合、前記特定部に対して前記エリアを拡大させて、当該拡大させたエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示する指示部と、
    前記特定部で特定されたメッセージを、前記地点情報を指定した端末装置に閲覧可能となるように送信する送信部と、
    を具備することを特徴とするメッセージ管理装置。
  2. 前記指示部は、
    特定されたメッセージの数が前記数値範囲内になるまで、または、前記エリアが規定値に達するまで、前記特定部に対し前記エリアを順次拡大させて前記特定し直しを指示する ことを特徴とする請求項1に記載のメッセージ管理装置。
  3. 特定されたメッセージの数が前記数値範囲よりも上回る場合、前記指示部は、前記特定部に対して、前記エリアを縮小させて、当該縮小させたエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のメッセージ管理装置。
  4. 利用者の端末装置で指定された地点情報を受け付けるステップと、
    複数の端末装置のそれぞれから送信されたメッセージを位置情報に関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部により受け付けられた地点情報で定められるエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージを特定するステップと、
    特定したメッセージの数が所定の数値範囲内であるか否かを判別するステップと、
    特定したメッセージの数が前記数値範囲よりも下回る場合、前記特定部に対して前記エリアを拡大して、当該拡大させたエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示するステップと、
    特定したメッセージを、前記地点情報を指定した端末装置に閲覧可能となるように送信するステップと、
    を具備することを特徴とするメッセージ管理方法。
  5. 端末装置と通信可能なコンピュータを、
    利用者の端末装置で指定された地点情報を受け付ける受付部、
    複数の端末装置のそれぞれから送信されたメッセージを位置情報に関連付けて記憶する記憶部にアクセスして、前記受付部により受け付けられた地点情報で定められるエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージを特定する特定部、
    特定されたメッセージの数が所定の数値範囲内であるか否かを判別する判別部、
    特定されたメッセージの数が前記数値範囲よりも下回る場合、前記特定部に対して前記エリアを拡大させて、当該拡大させたエリア内に前記位置情報が関連付けられているメッセージの特定し直しを指示する指示部、および、
    前記特定部で特定されたメッセージを、前記地点情報を指定した端末装置に閲覧可能となるように送信する送信部、
    として機能させる特徴とするプログラム。
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