JP2014021578A - アイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラム - Google Patents

アイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】レビュー等の推薦メッセージの質を向上させることができるアイテム選択支援装置等を提供する。
【解決手段】ユーザ端末1より指定されたアイテムの推薦メッセージの要求を受けると、関連付け情報格納部24に格納された関連付け情報を参照して、ユーザ端末1より指定されたアイテムに対する推薦メッセージ情報をメッセージ格納部23より取得し、取得した推薦メッセージ情報をユーザ端末1に対し送信するメッセージ処理部213と、推薦メッセージ情報に基づいてアイテムを利用した閲覧利用ユーザが返信した返信メッセージ情報を推薦メッセージ情報として登録するための推薦メッセージ特定情報をユーザ端末1より受信し、その推薦メッセージ特定情報に基づいて返信メッセージ情報が推薦メッセージ情報として関連付けて登録される推薦メッセージ情報を記入した所定人数の先行利用ユーザにポイントを付与するポイント処理部214とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、インターネットなどを通じてユーザに各種アイテムを販売するアイテム販売サイトにおけるアイテムの選択を支援するアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムとに関するものである。
近年、膨大な量の楽曲や電子書籍など各種アイテムや、ショップやレストランなどの各種サービス店舗の中から、ユーザが所望のアイテムやサービスを選択する際の選択支援システムとして各種レビューサイトが盛況をなしている。これらは、実際に当該アイテムやサービスを利用した他のユーザからの利用経験に基づくコメントや、当該アイテムやサービスの領域において豊富な知識を有する他のユーザからの知見を得られるため、ユーザは有益な情報源として活用することができる。
このような選択支援システムにおいてレビュー等の推薦メッセージの質を高くするための技術として、例えば、商品に関する情報を実際の利用者が記事として投稿し、記事を閲覧した他のユーザがその商品を購入した際に、当該記事に対する事前の閲覧状況などを鑑みて記事投稿者に対しポイントを付与するアイテム選択支援方法が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このアイテム選択支援方法においては、記事投稿者はより確実に多くのポイントを得るために、多数のユーザから閲覧されるような有用な記事を書かなくてはならない。そのため、各記事投稿者のレビュー等の推薦メッセージの質が総体的に向上し、サイトの信頼性の維持が見込める。
特開2003−167990号公報
しかし、特許文献1に記載のアイテム選択支援方法では、投稿記事を閲覧したユーザが商品の利用や購入を目的として閲覧した訳ではない場合でも、その閲覧結果が記事への評価に反映される。このように、特許文献1に記載のアイテム選択支援方法は、記事の閲覧目的と商品の利用や購入とが直接結びつかない事態が発生することを考慮していない。そのため、質の悪い記事であってもポイントが付与されてしまう可能性があるので、必ずしも記事の質を安定して良好に保つことができるとは限らないという課題があった。
そこで、本発明は、ユーザによるアイテム利用と明確に関連づけられた推薦メッセージ情報を記入した先行利用ユーザに対しポイントを付与することにより、レビュー等の推薦メッセージ情報の質を向上させることができるアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムを提供することを目的とする。
前記課題を解決するため第1の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、一のアイテムと、一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納するメッセージ格納部(23)と、前記推薦メッセージ情報の集合と前記アイテムとの関連付け情報を格納する関連付け情報格納部(24)と、ユーザ端末(1)より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、前記関連付け情報格納部(24)に格納された関連付け情報を参照してユーザ端末(1)より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を前記メッセージ格納部(23)より取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末(1)に対し送信すると共に、前記推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末(1)から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を前記推薦メッセージ情報として前記メッセージ格納部(23)に格納するメッセージ処理部(213)と、前記ユーザのユーザ端末(1)から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するポイント処理部(214)と、を備えることを特徴とする。
また、第2の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記メッセージ格納部(23)が、一のアイテムと、一のアイテムを利用し、かつその一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納することを特徴とする。
また、第3の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記ポイント処理部(214)が、前記返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報を記入した一のユーザに対しポイントを付与することを特徴とする。
また、第4の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記推薦メッセージ情報が、アイテムの基本メッセージ情報と、その基本メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報と、その返信メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報とからなり、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与対象とするユーザを、ユーザが返信対象とした推薦メッセージ情報を構成する前記返信メッセージ情報を記入したユーザとすることを特徴とする。
また、第5の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記推薦メッセージ情報が、アイテムの基本メッセージ情報と、その基本メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報と、その返信メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報とからなり、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与対象となる先行利用ユーザを、ユーザが返信対象とした推薦メッセージ情報の基点となる推薦メッセージ情報を記入したユーザと、前記基点となる推薦メッセージ情報に対し返信メッセージ情報を記入した全てのユーザとすることを特徴とする。
また、第6の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記推薦メッセージ情報が、アイテムの基本メッセージ情報と、その基本メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報と、その返信メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報とからなり、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与対象となる先行利用ユーザを、利用対象としたアイテムに対して返信メッセージ情報を記入した全てのユーザとすることを特徴とする。
また、第7の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した各ユーザに対しポイントを等分配することを特徴とする。
また、第8の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記ポイント処理部が、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、閲覧利用ユーザのメッセージと関連の強いメッセージを記入した先行利用ユーザに対しより多くのポイントを付与することを特徴とする。
また、第9の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、そのメッセージに対し返信された返信メッセージの数が多くついているメッセージを記入したユーザに対し多くのポイントを付与することを特徴とする。
また、第10の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与方法として、閲覧利用ユーザである起点ユーザとポイント付与対象として選択した先行利用ユーザとの類似度を算出し、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、類似度の高い先行利用ユーザに対しより多くのポイントを付与することを特徴とする。
また、第11の発明に係るアイテム選択支援装置(2)は、前記ポイント処理部(214)が、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、記入文字数の多い先行利用ユーザに対し多くのポイントを付与することを特徴とする。
また、第12の発明に係るアイテム選択支援方法は、前記ポイント処理部(214)が、一のアイテムと、一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納するステップと、前記推薦メッセージ情報の集合と前記アイテムとの関連付け情報を格納するステップと、ユーザ端末より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、前記関連付け情報を参照してユーザ端末より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末に対し送信すると共に、前記推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を前記推薦メッセージ情報として格納するステップと、前記ユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するステップと、を備えることを特徴とする。
また、第13の発明に係るアイテム選択支援プログラムは、コンピュータに、一のアイテムと、一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納するステップと、前記推薦メッセージ情報の集合と前記アイテムとの関連付け情報を格納するステップと、ユーザ端末より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、前記関連付け情報を参照してユーザ端末より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末に対し送信すると共に、前記推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を前記推薦メッセージ情報として格納するステップと、前記ユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するステップと、を実行させることを特徴とする。
本発明に係るアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムによれば、ユーザ端末より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、関連付け情報を参照してユーザ端末より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末に対し送信すると共に、推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を推薦メッセージ情報として格納し、そのユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報の返信対象となった推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するようにしたので、ユーザは、ポイントを獲得するために閲覧利用ユーザから返信がもらえるような有用な推薦メッセージ情報を記入するようになる。これにより、質の高いレビュー等の推薦メッセージ情報が確保されるという効果を得ることができる。
本発明に係るアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムの実施形態を示すブロック図である。 ユーザ端末の表示部へのアイテム利用ページの表示例を示すイメージ図である。 ユーザ端末の表示部への推薦メッセージの表示例を示すイメージ図である。 ユーザ端末の表示部への推薦メッセージの表示例を示すイメージ図である。 メッセージ情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 アイテム関連付け情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 アイテム属性関連付け情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 ポイントデータ情報の格納イメージを示すデータテーブルである。 利用履歴情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 返信情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 ユーザプロフィール情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 アイテムの格納イメージを示すデータテーブル例である。 アイテム属性情報の格納イメージを示すデータテーブル例である。 本実施形態における一連の処理動作を説明するためのフローチャートである。 本実施形態における推薦メッセージ選択処理を説明するためのフローチャートである。 本実施形態におけるポイント付与処理を説明するためのフローチャートである。 本実施形態のポイント付与処理における分配対象選出の第一の例を説明するイメージ図である。 本実施形態のポイント付与処理における分配対象選出の第2の例を説明するイメージ図である。 本実施形態のポイント付与処理における分配対象選出の第3の例を説明するイメージ図である。 本実施形態のポイント付与処理における分配対象選出の第4の例を説明するイメージ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係るアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムの実施形態の構成を示すブロック図である。本発明の実施形態は、アイテムとして楽曲を販売する楽曲販売サイトのアイテム推薦支援システムにおけるアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムに関するものである。ただし、本発明に係るアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムは、アイテムとして楽曲を販売するものに限られるものではない。また、以下に説明する実施形態では、アイテムを利用した先行利用ユーザのみ、そのアイテムに対して推薦メッセージを記入できるものとするが、本発明では、これに限らず、アイテムを利用していないユーザも、推薦メッセージを記入できるようにしても良い。
まず、本発明に係るアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムの実施形態の構成について詳しく説明する前に、後述するユーザ端末1と、推薦メッセージサーバであるアイテム選択支援装置2との間でやりとりする情報の定義について説明する。
まず、「メッセージ情報」とは、ユーザにより記入されたメッセージおよびメッセージに付加される種々の情報の総称であり、少なくとも、メッセージ情報を一意に特定するための「メッセージID」と、当該メッセージの記入者を識別するための「ユーザID」と、メッセージの本文である「メッセージ」と、当該メッセージに対する返信メッセージを識別するメッセージIDの集合である「子メッセージIDs」と、当該メッセージの記入日を示す「記入日」を関連付けた情報である。
次に、「メッセージ登録情報」とは、「メッセージ情報」を登録する際にユーザ端末1から、アイテム選択支援装置2に対し送信される種々の情報の総称であり、少なくとも、メッセージの記入者を識別するための「ユーザID」と、メッセージの本文である「メッセージ」と、当該メッセージの記入日を示す「記入日」を関連付けた情報である。
次に、「基準メッセージ情報」とは、あるアイテムないしアイテム属性を対象として記入されたメッセージおよびメッセージに関連する種々の情報の総称であり、アイテムを対象とした基準メッセージ情報は、対象となったアイテムを識別するための「アイテムID」とメッセージ情報とを関連付けた情報である。また、アイテム属性を対象とした基準メッセージ情報は、対象となったアイテム属性を識別するための「アイテム属性ID」とメッセージ情報とを関連付けた情報である。
次に「基準メッセージ登録情報」とは、「基準メッセージ情報」を登録する際にユーザ端末1から、アイテム選択支援装置2に対し送信される種々の情報の総称であり、アイテムを対象とした基準メッセージ情報に対する基準メッセージ登録情報は、対象となったアイテムを識別するための「アイテムID」とメッセージ登録情報とを関連付けた情報である。また、アイテム属性を対象とした基準メッセージ情報に対する基準メッセージ登録情報は、対象となったアイテム属性を識別するための「アイテム属性ID」とメッセージ登録情報とを関連付けた情報である。
次に「返信メッセージ情報」とは、あるメッセージに対して、返信されたメッセージおよびメッセージに関連する種々の情報の総称であり、返信の対象となったメッセージを特定するためのメッセージIDと、メッセージ情報とを関連付けた情報である。
次に、「推薦メッセージ特定情報」とは、「返信メッセージ情報」を登録する際にユーザ端末1から、アイテム選択支援装置2に対し送信される種々の情報の総称であり、返信の対象となったメッセージを特定するメッセージIDとメッセージ登録情報とが関連付けられた情報である。
「推薦メッセージ情報」とは、ある「基準メッセージ情報」と、その「基準メッセージ情報」からたどることのできる全ての「返信メッセージ情報」とを関連付けた情報の総称である。
なお、ユーザIDは、利用ユーザを識別するための識別番号ないし文字列であり、例えば携帯電話の個体識別番号であったり、サイト利用者に付与されるユーザ名などである。また、アイテムIDは、利用対象アイテムを識別するために個別に割り振られた識別番号ないし文字列である。利用履歴IDは、対象アイテムに対する該ユーザの利用履歴を管理するための識別番号ないし文字列である。また、メッセージIDは、対象アイテムに対し該ユーザおよび各ユーザが送信したメッセージを管理するための識別番号ないし文字列である。
最後に、「親メッセージ」と「子メッセージ」について説明する。本発明のアイテム販売サイトにおいては、メッセージを用いたユーザ間のやり取りを可能としている。「親メッセージ」とは、このやり取りにおける返信対象となるメッセージであり、「子メッセージ」とは、この「親メッセージ」に対して返信されたメッセージを示すものである。
次に、図1の本発明に係るアイテム選択支援装置、アイテム選択支援方法、およびアイテム選択支援プログラムの実施形態の構成を示すブロック図を用いて、各部について説明する。
本発明のアイテム選択支援システムは、ユーザが各種操作を行うためのユーザ端末1と、アイテムに対する推薦メッセージ情報やユーザに付与されたポイントの管理などを行う推薦メッセージサーバであるアイテム選択支援装置2とが、インターネット等のネットワーク3を介して接続されて構成されている。
<ユーザ端末1の構成>
ユーザ端末1は、例えばPCやPDAやスマートフォン・携帯電話などの情報通信端末であり、端末制御部11、端末通信部13、操作入力部12、表示部14を備える。以下、ユーザ端末1を構成する各部について具体的に説明する。
端末制御部11は、中央制御装置(CPU)であり、以下の処理を行う。
端末制御部11の第1の処理は、操作入力部12よりある取得対象アイテムに対する推薦メッセージ情報の取得を行う操作を受けた場合に、アイテム選択支援装置2より、取得対象アイテムに対する推薦メッセージ情報を取得するために、アイテム選択支援装置2に対し推薦メッセージ要求を送信する処理である。推薦メッセージ要求は、少なくとも取得対象アイテムのアイテムIDを含む。また、アイテム選択支援装置2にて、推薦メッセージ要求に対応する推薦メッセージ情報を取得する際に、ユーザ端末1を利用中のユーザの情報を利用する場合は、推薦メッセージ要求に、ユーザ端末1を利用中のユーザのユーザIDも関連付けて送信すればよい。
端末制御部11の第2の処理は、第1の処理にて送信した推薦メッセージ要求に対応する推薦メッセージ情報をアイテム選択支援装置2より受信し、受信した推薦メッセージ情報を表示部14に表示する処理である。推薦メッセージ情報の表示例については後述する。
端末制御部11の第3の処理は、操作入力部12より利用対象アイテムの購入操作や利用操作を受けた場合に、アイテム選択支援装置2に、利用情報を送信する処理である。利用情報は、少なくともユーザ端末1を利用中のユーザのユーザIDと利用対象アイテムのアイテムIDと利用した時間情報を示す利用日とを含む。なお、購入対象アイテムがデジタルコンテンツの場合、端末制御部11は利用情報を送信後、アイテム選択支援装置2にて購入処理が行われた上で、アイテム選択支援装置2より、利用情報に含まれるアイテムIDに対応するデジタルコンテンツを取得できるようにしてもよい。
端末制御部11の第4の処理は、操作入力部12よりアイテムに対する推薦メッセージの書き込みを受けた場合に、アイテム選択支援装置2に、基準メッセージ登録情報を送信する処理である。基準メッセージ登録情報は、過去に購入、または、利用したアイテムに対応するもののみ、アイテム選択支援装置2にて登録処理が行われる。このとき、アイテム選択支援装置2にて必ずしも登録されるわけではないので、基準メッセージ登録情報の登録の成否を、アイテム選択支援装置2より受信し、受信した登録の成否を表示部14に表示してもよいし、過去に購入、または、利用したアイテムに対してのみ、基準メッセージ登録情報を作成できるようにしてもよい。
端末制御部11の第5の処理は、操作入力部12よりアイテムのあるメッセージに対する返信メッセージの書き込みを受けた場合に、アイテム選択支援装置2に、推薦メッセージ特定情報を送信する処理である。推薦メッセージ特定情報は、過去に購入、または、利用したアイテムに対応するもののみ、アイテム選択支援装置2にて登録処理が行われる。なお、推薦メッセージ特定情報を送信するタイミングとして、端末制御部11の第3の処理後に、自動的に利用対象アイテムに対する返信メッセージ送信状態に遷移してもよい。この場合、推薦メッセージ特定情報は必ず登録される。また、常時返信メッセージを登録できるようにしてもよい。このとき、推薦メッセージ特定情報が、アイテム選択支援装置2にて必ずしも登録されるわけではないので、推薦メッセージ特定情報の登録の成否を、アイテム選択支援装置2より受信し、受信した登録の成否を表示部14に表示してもよいし、過去に購入、または、利用したアイテムに対してのみ、推薦メッセージ特定情報を作成できるようにしてもよい。なお、アイテム選択支援装置2にて、この推薦メッセージ特定情報の受信に対応して後述するポイント付与処理が行われる場合、アイテム選択支援装置2より、ポイント付与処理によりポイントが付与された人数を受信し、受信した人数を表示部14に表示できるようにすれば、ユーザ端末1を利用中のユーザが、自身がメッセージを返信したことで、何人のユーザがポイントを獲得することができたのかを確認することができる。
操作入力部12は、ユーザが入力操作を行うための、タクトボタンなどのハードキーデバイスや静電容量センサデバイスなどの各種入力デバイスである。なお、タッチパネルデバイスを用いる場合は後述の表示部14と兼用してもよい。
端末通信部13は、Wi-Fi Alliance の定める相互接続性認証試験にパスし、Wi-Fi 認証を取得した、Wi-Fi(登録商標)ボードやLANボードやアンテナなどの各種通信部であり、ネットワーク3との接続を行う。
表示部14は、液晶ディスプレイ装置や有機ELディスプレイ装置などの表示デバイスであり、前述の端末制御部11において表示処理された情報を表示する。また前述の通り、タッチパネルデバイスを用いて操作入力部12と兼用してもよい。
図2は、表示部14に、アイテムの詳細ページを表示した際の表示例である。図2の表示例によるとアイテムの詳細ページは、アイテムの名称にあたるアイテム名T、アーティストの名称にあたるアーティスト名A、ジャケット画Pi、価格Prと、アイテムの利用を決定した際に利用手続きをするための購入ボタン12a、前の状態に戻すための操作を行う戻るボタン12bにより構成されている。
図3、図4は、前述の図2のアイテム利用ページ例に対し、それぞれ、前述の端末制御部11の第2の処理にて受信した推薦メッセージ情報を提示する際の表示例を示すものである。
まず、図3の例では、アイテム利用ページに、既にそのアイテムを利用したユーザである先行利用ユーザの作成した推薦メッセージを3つ表示している。図中のRx,Ry,Rzは、それぞれ別々の先行利用ユーザにより書かれた推薦メッセージである。この際の表示メッセージ数については、表示部14の表示領域に合わせて予め設定した数を表示すればよい。
図4は、推薦メッセージに対し、別のユーザからの返信がついた状態を例示するものである。前述した通り、返信対象となるメッセージを「親メッセージ」、返信メッセージを「子メッセージ」と定義する。すなわち、図4は、「親メッセージ」と「子メッセージ」とを一覧表示した際の表示例であり、Rx,Ryなどの推薦メッセージが「親メッセージ」にあたり、それに対する返信メッセージであるREx1,REx2は、それぞれ「親メッセージRx」に対する「子メッセージ」となる。さらに、REx1−1は、REx1に対する「子メッセージ」である。
なお、上記一連の表示例はあくまでも一例に過ぎず、アイテム利用ページの表示方法や表示内容はここで示した例に限定されるものではない。
<アイテム選択支援装置2の構成>
図1に戻り、アイテム選択支援装置2は、データベース管理システムなどのソフトウエアを備えたサーバコンピュータであり、以下の7つの格納部23〜29を備えている。各格納部23〜29は、それぞれハードディスクドライブやフラッシュメモリなどの書き換え可能な記憶装置上に設けられている。
メッセージ格納部23は、メッセージ情報を複数格納している。図5は、メッセージ格納部23の格納状態を示すものである。メッセージ情報は、前述の通りメッセージ情報を一意に特定するための「メッセージID」と、当該メッセージの記入者を識別するための「ユーザID」と、メッセージの本文である「メッセージ」と、当該メッセージに対する返信メッセージを識別するメッセージIDの集合である「子メッセージIDs」と、当該メッセージの記入日を示す「記入日」を関連付けたものである。メッセージ格納部23は、図5に示すようにテーブル形式で複数格納する。この「子メッセージIDs」について、前述の図4に示したRx,REx1,REx2,REx1−1を例にあげて具体的に説明する。Rx,REx1,REx2,REx1−1の各メッセージを、図5中のメッセージIDであるM_000001,M_000002,M_004542,M_001220にそれぞれ対応付けた場合、RxのメッセージID「M_000001」に対応する子メッセージIDsは、REx1のメッセージID「M_000002」とREx2のメッセージID「M_004542」とで構成される。さらに、REx1のメッセージID「M_000002」に対応する子メッセージIDsは、REx1−1のメッセージID「M_001220」となる。
関連付け情報格納部24は、基準メッセージ情報がどのアイテムに対してのものかを示すアイテム関連付け情報と、基準メッセージ情報がどのアイテム属性に対してのものかを示すアイテム属性関連付け情報を複数格納する。図6は、アイテム関連付け情報を複数格納するアイテム関連付けテーブルの格納状態を示している。アイテム関連付け情報は、アイテムIDとユーザIDと基準メッセージ情報のメッセージIDである基準メッセージIDとを関連付けたものであり、関連付け情報格納部24は、図6のようにテーブル形式で複数格納する。図7は、アイテム属性関連付け情報を複数格納するアイテム属性関連付けテーブルの格納状態を示している。アイテム属性関連付け情報は、アイテム属性IDとユーザIDと基準メッセージ情報のメッセージIDである基準メッセージIDとを関連付けたものであり、図7のようにテーブル形式で複数格納する。図7の例においては、アイテム属性として「アーティスト」との関連付けテーブルの例を示している。これら2種類の関連付け情報は、閲覧利用ユーザがアイテムに対する推薦メッセージ情報を要求した際に、当該アイテムに関する基準メッセージ情報の選択時に活用される。なお、図6および図7の例においてメッセージIDの格納フィールドを「親メッセージID」としているが、これは、図4のアイテム利用ページにおける推薦メッセージ表示例での説明と関連する。すなわち、推薦メッセージ選択時は図4における親メッセージRxを指定しさえすれば、図5のメッセージデータテーブルに基づき子メッセージも指定することができるので、前述の関連付けは親メッセージとのみ行っておけばよい。なお、ユーザの推薦メッセージを1つのアイテムにつき1つだけに制限する場合は、アイテム関連付けデータテーブルにおいて、(アイテムID,ユーザID)の組合せにおいて重複を許容しなければよい。また、ユーザの推薦メッセージを1つのアイテム属性につき1つだけに制限する場合は、アイテム属性関連付けデータテーブルにおいて、(アイテム属性ID,ユーザID)の組合せにおいて重複を許容しなければよい。
ポイント格納部25は、ユーザが保持しているポイントデータ情報を格納している。図8は、ポイント格納部25の格納状態を示している。ポイントデータ情報は、「ユーザID」と「ポイント」とを関連付けたものであり、図8に示すようにテーブル形式で複数格納する。なお、当該ユーザにポイントが付与される、ないし、当該ユーザがポイントを使用した際に、それぞれ加算減算後の値を上書きし格納する。
利用履歴格納部26は、各ユーザがそれぞれどのアイテムを利用したかの履歴情報である利用履歴を格納する。図9は、利用履歴格納部26の格納状態を示すものである。利用履歴は、利用履歴を一意に特定するための「利用履歴ID」と、利用したユーザを特定する「ユーザID」と、利用したアイテムを特定する「アイテムID」と、利用日に関する情報である「利用日」を関連付けたものであり、図9に示すようにテーブル形式で複数格納する。
返信状況格納部27は、ユーザがどのアイテムを利用し、どのメッセージに対して返信を行ったかを示す返信情報を複数格納する。図10は、返信状況格納部27の格納状態を示すものである。返信情報は、ユーザのアイテムの利用状況を示す利用履歴を特定する「利用履歴ID」と、返信の対象となったメッセージを特定するメッセージIDである「親メッセージID」と、返信メッセージを特定するメッセージIDである「子メッセージID」とを関連付けたものであり、図10に示すように、テーブル形式で複数格納する。なお、1回の利用につき、第一の所定数までのメッセージの返信を許容する場合は、利用履歴IDの重複を第一の所定数までに制限すればよい。第一の所定数については、サービス提供側が予め設定すればよい。第一の所定数を大きく設定することで、先行利用ユーザがポイントを得る機会を増やすことができる。
ユーザ情報格納部28は、ユーザプロフィール情報などのユーザについての詳細な情報を記憶している。ユーザプロフィール情報とは、図11のデータテーブル例に示す通り、例えば、「年齢」「性別」「居住地域」などのデモグラフィック属性を示す情報や、「好きなジャンル」などのユーザの嗜好の属性を示す情報である。
アイテム格納部29は、アイテム格納テーブル、および、アイテム属性テーブルにより構成されている。アイテム格納テーブルは、図12のデータテーブルに示すとおり、「アイテムID」と「アイテム属性ID」とを格納するテーブルである。アイテム属性テーブルは、図13のデータテーブルに示すとおり、「アイテム属性ID」と、アイテムの特徴を示す「ジャンル」や「アーティスト」などの情報を格納するテーブルであり、アイテムの持つ種々の属性情報を格納する。
サーバ制御部21は、中央制御装置(CPU)であり、ハードディスク等の記憶部(図示せず)に記憶された本実施形態のアイテム選択支援プログラムを実行することにより本実施形態のアイテム選択支援方法などのアイテム選択支援装置2の全ての動作の制御を行う。サーバ制御部21は、ユーザ端末情報処理部211と、利用処理部212と、メッセージ処理部213と、ポイント処理部214とにより構成されている。
ユーザ端末情報処理部211は、サーバ通信部22を介しユーザ端末1からの操作入力情報を受信し、ユーザ情報記憶部23にアクセスしユーザの特定を行う。ここでのユーザの特定方法はBasic認証などにより行えばよい。ユーザ特定後は、利用処理部212とメッセージ処理部213とポイント処理部214に対し、ユーザ端末1からの入力情報を引き渡す。また、アイテム選択支援装置2において行われた処理結果を、サーバ通信部22およびネットワーク3を介し、ユーザ端末1に送信する。
利用処理部212は、ユーザ端末1より利用情報を受信すると、利用処理を行う。利用処理とは、利用履歴格納部26に、受信した利用情報を利用履歴として格納する処理であり、具体的には、利用履歴格納部26に、利用履歴を一意に識別する利用履歴IDと受信した利用情報とを関連付けた利用履歴を格納する。なお、受信した利用情報が、アイテムの購入に対応するものであれば、利用情報に含まれるアイテムIDに対応するアイテムの購入手続きを行えばよい。また、購入対象のアイテムがデジタルコンテンツである場合、購入手続きが完了後に、利用情報を送信したユーザ端末1に対して、その購入対象アイテムであるデジタルコンテンツを送信してもよい。
メッセージ処理部213は、ユーザ端末1より推薦メッセージ要求を受信すると、推薦メッセージ送信処理を行う。また、ユーザ端末1より、基準メッセージ登録情報を受信すると、基準メッセージ登録処理を行う。また、ユーザ端末1より推薦メッセージ特定情報を受信すると、返信メッセージ登録処理を行う。
ポイント処理部214は、所定のタイミングごとに、ポイント付与処理を行う。所定のタイミングとしては、所定の時間間隔ごとに(例えば24時間ごと)としてもよい。また、月曜日〜金曜日までは3時間ごと、土曜日は6時間ごと、日曜日は12時間ごと、というように時間間隔が変動してもよい。また、夏は時間間隔を短くして、冬は時間間隔を長くするなど、季節に応じて時間間隔を変えてもよい。また、ポイント付与のトリガーとなる返信メッセージを受信するたびにポイント付与処理を行ってもよい。
サーバ通信部22は、インターネットや携帯電話網などの各種通信網との通信部であり、具体的には、Wi-Fi(登録商標)ボードなどの無線伝送装置やLANボードなどである。
ネットワーク3は、インターネットや携帯電話網などの通信網であり、ユーザ端末1とアイテム選択支援装置2との情報の受け渡しを媒介する。
次に、本実施形態の動作について、一連の処理と本発明における重要なステップにおける処理の詳細とについて順に説明する。
まず、本発明における実施形態における代表的な事例について、一連の処理の流れを図14のフローチャートを用いて説明する。各ステップにおける本発明の重要な処理の詳細については後段にて改めて説明する。
なお、以下の各処理におけるユーザ端末1とアイテム選択支援装置2との情報送受信は全て端末通信部13、ならびに、サーバ通信部22を介して行われるため、以降の説明における端末通信部13およびサーバ通信部22に関する記入は省略する。
まず、ユーザ端末1が、アイテム選択支援装置2に、推薦メッセージ要求を送信する(ステップS101)。ステップS101の処理は、ユーザ端末1を構成する端末制御部11の第1の処理に対応する。
次に、アイテム選択支援装置2が、ユーザ端末1より推薦メッセージ要求を受信する(ステップS102)。
次に、アイテム選択支援装置2のメッセージ処理部213が、推薦メッセージ送信処理を行い、ステップS102にて受信した推薦メッセージ要求に対応する推薦メッセージ情報をユーザ端末1に送信する(ステップS103)。推薦メッセージ送信処理については後述する。
次に、ユーザ端末1が、アイテム選択支援装置2より、推薦メッセージ情報を受信すると、ユーザ端末1の表示部14に、受信した推薦メッセージ情報を表示する(ステップS104)。ステップS104の処理は、ユーザ端末1を構成する端末制御部11の第2の処理に対応する。
次に、ユーザ端末1が、操作入力部12より、ユーザによるアイテムの購入操作を受けると、アイテム選択支援装置2に、利用操作や購入操作に基づいた利用情報を送信する(ステップS105)。ステップS105の処理は、ユーザ端末1を構成する端末制御部11の第3の処理に対応する。
次に、アイテム選択支援装置2が、ユーザ端末1より、利用情報を受信する(ステップS106)。
次に、アイテム選択支援装置2の利用処理部212が、ステップS106にて受信した利用情報を基に利用処理を行う(ステップS107)。
次に、ユーザ端末1が、操作入力部12より、ユーザによる推薦メッセージ情報に対する返信操作を受けると、アイテム選択支援装置2に、返信操作に基づいた推薦メッセージ特定情報を送信する(ステップS108)。ステップS108の処理は、ユーザ端末1を構成する端末制御部11の第5の処理に対応する。
次に、アイテム選択支援装置2が、ユーザ端末1より、推薦メッセージ特定情報を受信する(ステップS109)。
次に、アイテム選択支援装置2のメッセージ処理部213が、ステップS109にて受信した推薦メッセージ特定情報を基に返信メッセージ登録処理を行う(ステップS110)。返信メッセージ登録処理については後述する。
次に、アイテム選択支援装置2のポイント処理部214が、ポイント付与処理を行う(ステップS111)。ポイント付与処理については後述する。
次に、アイテム選択支援装置2のポイント処理部214が、ユーザ端末1に、ステップS109にて受信した推薦メッセージ特定情報に対応する返信情報に関するポイント付与処理によりポイントを付与した人数であるポイント付与人数を送信する(ステップS112)。
次に、ユーザ端末1が、アイテム選択支援装置2よりポイント付与人数を受信すると、ユーザ端末1の表示部14に、受信したポイント付与人数を表示し(ステップS113)、ステップS101からステップS113までの一連の処理を終了する。
<ステップS103における推薦メッセージ送信処理の手順>
次に、ステップS103における推薦メッセージ送信処理の手順を、図15のフローチャートを用いて説明する。
まず、メッセージ処理部213が、ユーザ端末1より、推薦メッセージ要求を受信する(S201)。
次に、メッセージ処理部213が、関連付け情報格納部24のアイテム関連付けデータテーブルより、ステップS201にて受信した推薦メッセージ要求に含まれるアイテムIDと一致するアイテムIDを有するアイテム関連付け情報より基準メッセージIDを全て抽出する(S202)。
次に、メッセージ処理部213が、ステップS202にて抽出した基準メッセージIDに対して、1位から順番に表示順位を付与する(S203)。このとき付与された表示順位に従って、ユーザ端末1で表示されることになる。つまり、表示順位が上位になるほど、その基準メッセージIDに対応する基準メッセージ情報がユーザに閲覧される可能性が高くなる。表示順位付与方法を以下に示す。
表示順位付与の第1の方法は、ランダムに表示順位を付与する方法である。表示順位付与の第1の方法は、基準メッセージIDに対応するメッセージ情報の内容に関らず、等価に扱うため、全ての基準情報が上位に表示される可能性がある。
表示順位付与の第2の方法は、子メッセージ数が多いほど上位の順位を付与する方法である。具体的には、取得した基準メッセージIDを、基準メッセージIDに対応するメッセージ情報の子メッセージIDsに存在する子メッセージIDの数を子メッセージ数として計数した値の降順に並び変え、1番から順番に表示順位を付与する。表示順位付与の第2の方法は、多くのユーザに直接返信が得られる基準メッセージ情報が上位に表示される。
表示順位付与の第3の方法は、返信メッセージ情報の数が多いほど上位の順位を付与する方法である。返信メッセージ情報の数を計数するには、まず、メッセージ格納部23より、基準メッセージIDに対応するメッセージ情報の子メッセージIDsに存在する子メッセージIDを全て取得する。次に、取得した子メッセージIDに対応するメッセージ情報の子メッセージIDsに存在する場合は、子メッセージIDを取得する。子メッセージIDの取得は、子メッセージIDsに子メッセージIDが存在する限り繰り返す。そして、取得した全ての子メッセージIDの数を返信メッセージ情報の数とすればよい。表示順位付与の第3の方法は、多くの返信メッセージ情報が連なっている基準メッセージ情報が上位に表示される。
表示順位付与の第4の方法は、推薦メッセージ要求を送信したユーザ端末1を利用中のユーザ(要求ユーザ)との類似性の高いユーザの基準メッセージ情報ほど上位の順位を付与する方法である。具体的には、要求ユーザと基準メッセージIDに対応するメッセージ情報に含まれるユーザIDに対応するユーザとの類似性が高いほど高い値となる類似度を算出し、類似度の高い順に、1番から順番に表示順位を付与する。このとき、要求ユーザを特定するために、推薦メッセージ要求にユーザIDが含まれている必要がある。類似度を算出するには、例えば、利用履歴格納部26に格納されている利用履歴を用いることができる。具体的には、過去に利用したアイテムにおいて、同じアイテムを利用している割合が高いユーザほど類似度が高くなるように、ジャカード係数を用いて、2ユーザが利用したアイテムのうち、共に利用したアイテムの割合を類似度として算出すればよい。もちろん他の方法を用いて類似度を算出してもよい。表示順位付与の第4の方法は、要求ユーザとの類似性の高いユーザによって作成された基準メッセージ情報が上位に表示される。
次に、メッセージ処理部213が、ステップS202にて抽出した基準メッセージIDの総数が第2の所定数以上であるか否かを判定する(S204)。第2の所定数以上の場合は、ステップS205へ進み、第2の所定数未満の場合は、ステップS206へ進む。第2の所定数とは、ユーザ端末1に送信する基準メッセージ情報の総数であり、サービス提供側が予め設定すればよい。
ステップS205では、メッセージ処理部213が、ステップS202にて抽出した基準メッセージIDを、ステップS203にて付与した表示順位の順に第2の所定数まで選択し、メッセージ格納部23より、選択した全ての基準メッセージIDに対応するメッセージ情報である基準メッセージ情報を取得する。次に、ステップS210へ進む。
ステップS206では、メッセージ処理部213が、アイテム格納部24より、ステップS201にて受信した推薦メッセージ要求に含まれるアイテムIDに対応するアイテム属性IDを取得する。ここで取得するアイテム属性IDは、アイテム属性関連付けデータテーブルに格納されているアイテム属性関連付け情報に含まれるアイテム属性の種別に合わせて取得すればよい。例えば、アイテム属性関連付け情報のアイテム属性IDとして、「アーティスト」と「アルバム名」に対応するアイテム属性IDが利用されていた場合、ステップS201にて受信した推薦メッセージ要求に含まれるアイテムIDに対応する「アーティスト」と「アルバム名」に対応するアイテム属性IDを取得すればよい。
次に、メッセージ処理部213が、関連付け情報格納部24のアイテム属性関連付けデータテーブルより、ステップS206にて取得したアイテム属性IDと一致するアイテム属性IDを有するアイテム属性関連付け情報より基準メッセージIDを抽出する(S207)。
次に、メッセージ処理部213が、ステップS207にて抽出した基準メッセージIDに、ステップS203にて最後に付与した表示順位の次の順位から順番に表示順位を付与する(S208)。例えば、ステップS203にて最後に付与した順位が10位なら、11位から順番に表示順位を付与すればよい。表示順位付与方法は、ステップS203の方法を流用すればよい。
メッセージ処理部213が、ステップS202にて抽出した基準メッセージIDとステップS207にて抽出した基準メッセージIDを、ステップS203とステップS208にて付与した表示順位の順に第2の所定数まで選択し、メッセージ格納部23より、選択した全ての基準メッセージIDに対応するメッセージ情報である基準メッセージ情報を取得する(S209)。なお、ステップS202にて抽出した基準メッセージIDに付与した表示順位は全て、ステップS207にて抽出した基準メッセージIDに付与した表示順位よりも高くなるため、ステップS202にて抽出した基準メッセージIDは全て選択されることになる。
ステップS210では、メッセージ処理部213が、メッセージ格納部23より、ステップS205、または、ステップS209にて取得した基準メッセージ情報に対する返信メッセージ情報を全て取得する。基準メッセージ情報に対する返信メッセージ情報を取得するには、まず、基準メッセージ情報に含まれる子メッセージIDsの子メッセージIDと、メッセージ格納部23に格納されたメッセージ情報のメッセージIDとを照合し、一致するメッセージ情報を全て返信メッセージ情報として取得する。そして、取得した返信メッセージ情報の子メッセージIDsに子メッセージIDが存在する場合は、その子メッセージIDに対応する返信メッセージ情報を取得する。子メッセージIDが存在する限り、繰り返し返信メッセージ情報を取得することで、基準メッセージ情報に対応する返信メッセージ情報を全て取得することができる。ステップS205、または、ステップS209にて取得した基準メッセージ情報のうちの1つと、その1つの基準メッセージ情報に対応する全ての返信メッセージ情報とで構成されるものが、推薦メッセージ情報となる。
次に、メッセージ処理部213が、ユーザ端末1に、上記一連の処理で取得した推薦メッセージ情報を、表示順位の順に並び変えて送信し(S211)、ステップS201からステップS211までの一連の処理を終了する。
以上が、推薦メッセージ送信処理の手順の説明である。
<ステップS110の返信メッセージ登録処理>
次に、ステップS110の返信メッセージ登録処理について説明する。
返信メッセージ登録処理は、受信した推薦メッセージ特定情報が登録条件を満たしていた場合にのみ、メッセージ格納部23に、受信した推薦メッセージ特定情報のユーザIDとメッセージと記入日とを関連付けたものにメッセージIDを付与したメッセージ情報を格納し、さらに、受信した推薦メッセージ特定情報の親メッセージIDと一致するメッセージIDを有するメッセージ情報の子メッセージIDsに、先ほど付与したメッセージIDを子メッセージIDとして追加する。そして、返信状況格納部27に、返信情報を格納する処理である。推薦メッセージ特定情報の登録条件は、利用履歴格納部26に、受信した推薦メッセージ特定情報に含まれるユーザIDとアイテムIDに対応する利用履歴が少なくとも1つ存在する場合に登録条件を満たすと判定し、1つも存在しない場合は登録条件を満たさないと判定する。なお、返信状況格納部27に格納する返信情報の利用履歴IDは、受信した推薦メッセージ特定情報に対応する利用履歴のうち、利用日が最も古い利用履歴のものを利用すればよい。また、1回の利用につき、第一の所定数までのメッセージの返信を許容する場合は、推薦メッセージ特定情報の登録条件に、さらに、メッセージの返信回数が第一の所定数未満の利用履歴といった条件を追加すればよい。ある利用履歴に対応するメッセージの返信回数は、返信状況格納部27にて、その利用履歴の利用履歴IDを有する返信情報の数に等しくなる。返信メッセージがポイントを付与するトリガーになるので、一回の利用に対する返信メッセージ情報の登録数を制限することで、ポイントを付与する回数を制御できる。
なお、受信した基準メッセージ登録情報や推薦メッセージ特定情報が登録条件を満たしていなかった場合には、未利用のため返信できないというメッセージをユーザ端末1に送信すればよい。また、受信した基準メッセージ登録情報や推薦メッセージ特定情報を基に、登録判定を行い登録の可否を判定しているが、登録判定とメッセージの登録を分けてもよい。具体的には、メッセージ処理部213が、まず、ユーザ端末1より、ユーザIDとアイテムIDとの組合せを受信し、受信したユーザIDとアイテムIDとの組合せを基に、登録判定を行いその結果をユーザ端末1に送信する。そして、登録判定により登録条件を満たしていた場合のみ、ユーザ端末1より、基準メッセージ登録情報や推薦メッセージ特定情報を受信し、登録を行えばよい。
<ステップS111のポイント付与処理>
次に、ステップS111における所定のタイミングごとに行うポイント付与処理の詳細について、図16のフローチャートを用いて説明する。
まず、ポイント処理部214が、返信状況格納部27より、ポイント付与対象となる返信情報を取得する(S301)。
ポイント付与対象となる返信情報は、返信状況格納部27に格納されている返信情報のうち、以前に行われたポイント付与処理にて一度も利用されていない返信情報となる。
ポイント処理部214が一度も利用されていない返信情報を取得するには、前回のポイント付与処理を行った時刻を返信状況格納部27に格納しておき、前回のポイント付与処理を行った時刻以降に追加された返信情報を取得するようにすればよい。返信情報を追加した時刻は、返信状況格納部27に、返信情報に関連付けて格納時の時刻を格納するようにしてもよいし、返信情報のメッセージIDから記入日を取得し、その記入日を返信情報を追加した時刻として取り扱うようにしてもよい。また、返信情報に、ポイント付与処理を行ったか否かを示すフラグを追加し、そのフラグを用いて、一度も利用されていない返信情報を特定してもよい。
次に、ポイント処理部214が、ステップS301にて取得した返信情報のうち、例えば、取得した順に1つ選択する(S302)。
<ステップS303の総支給ポイントを算出する方法>
次に、ポイント処理部214が、ステップS302にて選択した返信情報に対して、総支給ポイントを算出する(S303)。
総支給ポイントを算出する方法を以下に示す。
総支給ポイント算出の第1の方法は、少なくとも同じアイテムに対する返信情報であれば、同一のポイントを算出する方法である。例えば、返信情報に含まれる利用履歴IDから利用したアイテムを特定し、そのアイテムの価格に応じた総支給ポイントを算出すればよい。また、アイテムに関らず、サービス提供側が予め定めたポイント数を総支給ポイントとしてもよい。総支給ポイント算出の第1の方法は、同じアイテムに対する全ての返信メッセージ情報を等価に扱うことができる。
総支給ポイント算出の第2の方法は、同一のユーザの同一アイテムにおける以前に返信した回数に応じて、減衰していくような総支給ポイントを算出する方法である。以前に返信した回数は、同一の利用履歴IDの返信情報を記入日の昇順に並び変えた時に何番目になるかで容易に特定できる。例えば、総支給ポイントの最大値をPmaxとし、以前に返信した回数をnとし、減衰率をk1(0<k1<1)とすると、n回目の総支給ポイントP(n)は、式(1)で表わされる。
Figure 2014021578
これ以外にも、以前に返信した回数が0回なら「5」ポイント、1回なら「3」ポイント、2回なら「1」ポイント、それ以降は「0」ポイントといったように、以前に返信した回数ごとに総支給ポイントを予め設定しておいてもよい。総支給ポイントの最大値は、総支給ポイント算出の第1の方法を用いて算出すればよい。総支給ポイント算出の第2の方法は、返信回数に応じて減衰していくので、ユーザが同一アイテムに対する様々なメッセージに対して繰り返し返信した場合でも、同一のユーザの同一アイテムの利用に関する総支給ポイントの総和をコントロールすることができる。
どちらの方法においても、返信回数がサービス提供側が予め定めた所定回数を超えた場合に、総支給ポイントを「0」とすることもできる。
以上が、総支給ポイントの算出方法の説明である。
<ステップS304の分配対象ユーザを選出する方法>
次に、ポイント処理部214が、ステップS303にて算出した総支給ポイントを分配するユーザ(分配対象ユーザ)を選出する(S304)。
分配対象ユーザを選出する方法を以下に説明する。なお、ステップS302にて選択した返信情報のメッセージIDに対応する返信メッセージ情報を起点メッセージ情報とする。
分配対象ユーザ選出の第1の方法は、直接返信したメッセージを作成したユーザのみを分配対象ユーザとして選出する方法である。具体的には、メッセージ格納部23より、ステップS302にて選択した返信情報のメッセージIDが子メッセージIDsに存在するメッセージ情報を特定し、その特定したメッセージ情報のユーザIDを抽出すればよい。分配対象ユーザ選出の第1の方法は、直接返信したメッセージを作成したユーザにのみポイントが付与されるので、その特性をユーザに公開することで、ユーザがアイテムに対するメッセージを書く際に、「メッセージの内容を充実させれば、多くのユーザに返信がもらえ、たくさんポイントを得ることができる」といったインセンティブが働き、ユーザに対して内容の充実したメッセージを書くモチベーションを向上させることができる。なお、分配対象ユーザ選出の第1の方法を用いた場合、分配対象ユーザは1人となるため、後述するステップS305にて分配率を算出する必要がなくなるため、ステップS305を省略することができる。図17を用いて、分配対象ユーザ選出の第1の方法を用いた場合の分配対象ユーザ選出例を示す。図17に示すように、起点メッセージ情報B1R2−2−1の返信対象となったメッセージ情報は、線LC1で囲まれている返信メッセージ情報B1R2−2となるので、返信メッセージ情報B1R2−2に対応するユーザを分配対象ユーザとすればよい。
分配対象ユーザ選出の第2の方法は、直系メッセージに関わるユーザを分配対象ユーザとして選出する方法である。直系メッセージとは、起点メッセージ情報から遡っていける基準メッセージ情報と、遡って行く途中に存在する返信メッセージ情報のことである。具体的には、まず、メッセージ格納部23より、起点メッセージ情報のメッセージIDが子メッセージIDsに存在するメッセージ情報を特定し、その特定したメッセージ情報(第1の親メッセージ)のユーザIDを抽出する。次に、メッセージ格納部23より、第1の親メッセージのメッセージIDが子メッセージIDsに存在するメッセージ情報(第2の親メッセージ)の有無を判定する。第2の親メッセージが存在しない場合は第1の親メッセージが基準メッセージ情報となるので、そこで遡ることを終了する。第2の親メッセージが存在する場合は、第2の親メッセージのユーザIDを抽出し、基準メッセージ情報に到達するまで、第3、第4と親メッセージを遡ることを繰り返す。以上の手順により抽出したユーザIDに対応するユーザを分配対象ユーザとする。分配対象ユーザ選出の第2の方法は、直接返信したメッセージの内容は、一連のメッセージのやり取りの中で生まれたものであるため、一連のメッセージのやり取りに関った全てのメッセージが、ユーザのメッセージの返信につながったとみなし、ポイントを付与する分配対象ユーザを選出している。このため、一連のメッセージのやり取りに関ったユーザに公平にポイントを付与することができる。また、分配ユーザ選出の第1の方法を用いた場合よりも多くのユーザにポイントを付与することができる。図18を用いて、分配対象ユーザ選出の第2の方法を用いた場合の分配対象ユーザ選出例を示す。図18に示すように、起点メッセージ情報B1R2−2−1の直系メッセージは、線LC2で囲まれている基準メッセージ情報B1と、返信メッセージ情報B1R2と、返信メッセージ情報B1R2−2となるので、そのいずれかのメッセージ情報に対応するユーザを分配対象ユーザとすればよい。
分配対象ユーザ選出の第3の方法は、起点メッセージ情報が属する推薦メッセージ情報を構成する全てのユーザを分配対象ユーザとして選出する方法である。分配対象ユーザ選出の第3の方法は、起点メッセージ情報が属する推薦メッセージ情報を構成する全てのユーザにポイントを付与するため、分配対象ユーザ選出の第2の方法より多くのユーザにポイントを付与することができる。なお、推薦メッセージ情報を構成する返信メッセージ情報からユーザIDを抽出する際に、ステップS302にて選択した返信情報のメッセージIDに対応する返信メッセージ情報の記入日より以前の記入日を有する返信メッセージ情報のユーザIDのみを分配対象ユーザとして抽出してもよい。基準メッセージ情報に関しては、どの返信メッセージ情報よりも記入日が古いため、基準メッセージ情報のユーザIDは確実に抽出される。図19を用いて、分配対象ユーザ選出の第3の方法を用いた場合の分配対象ユーザ選出例を示す。図19に示すように、起点メッセージ情報B1R2−2−1が属する推薦メッセージ情報は、線LC3で囲まれている基準メッセージ情報B1と、返信メッセージ情報B1R1と、返信メッセージ情報B1R2と、返信メッセージ情報B1R2−1と、返信メッセージ情報B1R2−1−1と、返信メッセージ情報B1R2−2となるので、そのいずれかのメッセージ情報に対応するユーザを分配対象ユーザとすればよい。
分配対象ユーザ選出の第4の方法は、起点メッセージ情報が属する推薦メッセージ情報だけでなく、ステップS302にて選択した返信情報の利用履歴IDに対応する利用アイテムにおけるその他全ての推薦メッセージ情報を構成するユーザも分配対象ユーザとして抽出する方法である。分配対象ユーザ選出の第4の方法は、ステップS302にて選択した返信情報の利用履歴IDに対応する利用アイテムに関わる全ての推薦メッセージ情報を対象にユーザIDを抽出しているため、分配対象ユーザ選出の第3の方法より多くのユーザにポイントを付与することができる。なお、推薦メッセージ情報を構成する基準メッセージ情報や返信メッセージ情報からユーザIDを抽出する際に、起点メッセージ情報の記入日より以前の記入日を有する基準メッセージ情報や返信メッセージ情報のユーザIDのみを分配対象ユーザとして抽出してもよい。
図20を用いて、分配対象ユーザ選出の第4の方法を用いた場合の分配対象ユーザ選出例を示す。図20に示すように、ステップS302にて選択した返信情報の利用履歴IDに対応する利用アイテムの基準メッセージ情報がB1とB2の2つであった場合、線LC4及びLC5で囲まれている基準メッセージ情報B1と、返信メッセージ情報B1R1と、返信メッセージ情報B1R2と、返信メッセージ情報B1R2−1と、返信メッセージ情報B1R2−1−1と、返信メッセージ情報B1R2−2と、基準メッセージ情報B2と、返信メッセージ情報B2R1と、返信メッセージ情報B2R2と、返信メッセージ情報B2R2−1と、返信メッセージ情報B1R2−2となるので、そのいずれかのメッセージ情報に対応するユーザを分配対象ユーザとすればよい。
以上が分配対象ユーザの選出方法である。
<ステップS305の分配率算出処理>
次に、ポイント処理部214が、ステップS304にて選出した分配対象ユーザごとに、分配率を算出する(S305)。分配率は、総支給ポイントをどの程度の割合で分配対象ユーザに付与するかを示す値であり、分配対象ユーザの分配率の総和は「1」となる。
分配率を算出の方法について以下に説明する。なお、全ての分配対象ユーザの集合をUrとする。
分配率算出の第1の方法は、全ての分配対象ユーザの分配率を等しく算出する方法である。例えば、分配対象ユーザが10人いた場合、全ての分配対象ユーザの分配率は「0.1」となる。分配率算出の第1の方法は全ての分配対象ユーザを等価に扱っている。
分配率算出の第2の方法は、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、閲覧利用ユーザのメッセージと関連の強いメッセージを記入した先行利用ユーザに対しより多くのポイントを付与する方法である。具体的には、起点メッセージ情報に対応するユーザ(起点ユーザ)の返信メッセージ情報から、分配対象ユーザのメッセージ情報にたどり着くために経由するメッセージ情報の数(経由数)が少ないほど、関連性が強いものとしてポイントが大きくなるような分配率を算出する方法である。経由数は、例えば、分配対象ユーザのメッセージ情報が、起点メッセージの親メッセージの場合に経由数は「0」となり、起点メッセージの親メッセージの親メッセージの子メッセージの場合に経由数は「2」となる。例えば、起点ユーザubの返信メッセージ情報から分配対象ユーザur(∈Ur)のメッセージ情報までの経由数をdist(ub,ur)としたとき、分配率rate(ub,ur)は、式(2)にて算出できる。
Figure 2014021578
式(2)の定数k2(>0)は、経由数による変化をコントロールするための数値であり、k2が小さいほど、経由数による分配率の変化が大きくなる。もちろん経由数が大きくなるほど分配率が小さくなるような算出方法であれば、他の方法を用いてもよい。分配率算出の第2の方法は、起点ユーザの返信メッセージ情報に近いほど関連性が強いものとしてポイントを多く付与することができるので、直接返信されたメッセージ情報に対応する分配対象ユーザに最も多くポイントが付与され、直接返信したメッセージ情報に近い(=直接返信したメッセージ情報との関わりが強い)メッセージ情報の分配対象ユーザほど多くのポイントが付与される。これは、直接返信されたメッセージ情報を重視した分配率算出方法となる。
分配率算出の第3の方法は、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、そのメッセージに対し返信された返信メッセージが多くついているメッセージを記入したユーザに対し多くのポイントを付与する方法である。つまり、この第3の方法では、返信メッセージの数とポイントとが比例する方法で、分配対象ユーザのメッセージ情報にぶら下がっている全ての返信メッセージ情報の数(従属数)が多いほど高くなる分配率を算出する方法である。
従属数は、分配対象ユーザのメッセージ情報の基準メッセージ情報とみたてて、表示順位付与の第3の方法と同様に、分配対象ユーザのメッセージ情報からたどれる子メッセージIDの総数として算出すればよい。このとき、起点ユーザの記入日より古い記入日を有する返信メッセージ情報のみに限定してもよい。例えば、分配対象ユーザur(∈Ur)に対応するメッセージ情報の従属数をslave(ub)としたとき、分配率rate(ur)は、式(3)にて算出できる。
Figure 2014021578
式(3)の定数α3(>0)は、従属数の累乗であり、定数β3(>0)は、従属数が「0」の分配対象ユーザでもポイントを付与できるようにするための加算値である。定数α3が大きいほど、また、定数β3が小さいほど、分配率における従属数の影響力が大きくなる。分配率算出の第3の方法は、従属数が多いほど、つまり多くのユーザに返信されるメッセージを書いた分配対象ユーザほど高い分配率となる。このため、その特性をユーザに公開することで、ユーザがアイテムに対するメッセージを書く際に、「メッセージの内容を充実させれば、多くのユーザに返信がもらえ、たくさんポイントを得ることができる」といったインセンティブが働き、ユーザに対して内容の充実したメッセージを書くモチベーションを向上させることができる。
分配率算出の第4の方法は、ポイント付与方法として、閲覧利用ユーザである起点ユーザとポイント付与対象として選択した先行利用ユーザとの類似度を算出し、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、類似度の高い先行利用ユーザに対しより多くのポイントを付与する方法である。つまり、この第4の方法は、起点ユーザと分配対象ユーザとの類似度に応じて分配率を算出する。類似度は、表示順位付与の第4の方法で説明した類似度の算出方法を流用すればよい。例えば、起点ユーザubと分配対象ユーザur(∈Ur)との類似度をsim(ub,ur)としたとき、分配率rate(ub,ur)は、式(4)にて算出できる。
Figure 2014021578
式(4)の定数α4(>0)は、類似度の累乗であり、定数β4(>0)は、類似度が「0」の分配対象ユーザでもポイントを付与できるようにするための加算値である。定数α4が大きいほど、また、定数β4が小さいほど、分配率における類似度の影響力が大きくなる。分配率算出の第4の方法は、分配対象ユーザ選出の第4の方法と組み合わせるのに適している。これは、分配対象ユーザ選出の第4の方法を利用した場合、分配率算出の第1の方法を用いると、全ての分配対象ユーザに平等にポイントが付与されるため、内容の充実したメッセージを書いたユーザも、とりあえずアイテムに対して何も考えずにメッセージを返信したユーザでも同じポイント数が付与されてしまう。また、分配率算出の第2の方法では、起点ユーザの返信メッセージ情報が属する推薦メッセージ情報以外の推薦メッセージ情報を構成する返信メッセージ情報の中で、基準メッセージ情報から経由数の大きい返信メッセージ情報(他従属末端返信メッセージ情報)に対応する分配対象ユーザの分配率はかなり小さくなってしまう。また、他従属末端返信メッセージ情報は、従属数も小さくなりやすいため、分配率算出第3の方法を用いた場合でも、分配率がかなり小さくなってしまう。分配率がかなり小さくなってしまった場合は、ほとんどポイントが付与されないため、そのような分配対象ユーザはポイントの付与を実感することができない。そこで、分配率算出の第4の方法を用いることで、起点ユーザと類似性の高い分配対象ユーザに多くのポイントを付与することで、ユーザに納得感を与えつつ、他従属末端返信メッセージ情報に対応する分配対象ユーザにも多くのポイントを得る機会を与えるような分配率を算出している。
分配率算出の第5の方法は、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、特に記入文字数の多い先行利用ユーザに対し多くのポイントを付与する方法、すなわち分配対象ユーザのメッセージ情報のメッセージの文字数が多いほど高い分配率を算出する方法である。例えば、分配対象ユーザur(∈Ur)のメッセージの文字数をtext(ur)としたとき、分配率rate(ur)は、式(5)にて算出できる。
Figure 2014021578
式(5)の定数α5(>0)は、文字数の累乗であり、定数β5(>=0)は加算値である。定数α5が大きいほど、また、定数β5が小さいほど、分配率における文字数の影響力が大きくなる。分配率算出の第5の方法は、メッセージの文字数が多い、つまり、メッセージの内容が充実しているメッセージ情報に対応する分配対象ユーザほど多くのポイントを付与することができる。
以上が、分配率の算出方法の説明である。
<ステップS306のポイント更新処理>
次に、ポイント処理部214が、ステップS304にて選出した分配対象ユーザごとに、ポイント更新処理を行う(S306)。
ポイント更新処理とは、ポイント格納部25において、分配対象ユーザのユーザIDと一致するポイントデータ情報を特定し、特定したポイントデータ情報のポイント値に、ステップS303にて算出した総支給ポイントにステップS305にて算出した分配率を掛け合わせた値を加算することでポイント値を更新する処理である。
次に、ポイント処理部214が、ステップS301にて取得した返信情報を、ステップS302にて選択したか否かを判定する(ステップS307)。全て選択した場合は、ステップS301からステップS307までの一連の処理を終了し、まだ未選択のものが残っていた場合は、ステップS302へ進む。
なお、ステップS111のように、返信メッセージを受信するたびにポイント付与処理を行う場合は、返信メッセージに対する返信情報は1つだけであるため、受信した返信メッセージに対応する返信情報に対して、ステップS303からステップS306までの処理のみを行えばよい。さらに、ステップS112のように、ポイント付与処理終了後に、ポイントを付与した人数をユーザ端末1に通知してもよい。
以上が、ポイント付与処理の説明である。
最後に、メッセージ処理部213における処理の1つである基準メッセージ登録処理について詳細を説明する。
基準メッセージ登録処理は、受信した基準メッセージ登録情報が登録条件を満たしていた場合にのみ、メッセージ格納部23に、受信した基準メッセージ登録情報のユーザIDとメッセージと記入日とを関連付けたものにメッセージIDを付与したメッセージ情報を格納し、関連付け情報格納部24に、アイテム関連付け情報、または、アイテム属性関連付け情報を格納する処理である。なお、アイテム関連付け情報を格納するのは、基準メッセージ登録情報にアイテムIDが含まれている場合である。
また、アイテム属性関連付け情報を格納するのは、基準メッセージ登録情報にアイテム属性IDが含まれている場合である。基準メッセージ登録情報にアイテムIDが含まれる場合の基準メッセージ登録情報の登録条件は、利用履歴格納部26に、受信した基準メッセージ登録情報に含まれるユーザIDに対応するユーザのアイテムIDに対応するアイテムの利用に関する利用履歴が少なくとも1つ存在する場合に登録条件を満たすと判定し、1つも存在しない場合は登録条件を満たさないと判定する。このとき、ユーザに対して、同一アイテムに対する基準メッセージ情報を1つに制限する場合は、登録判定の際に、既に基準メッセージ登録情報に含まれるユーザIDとアイテムIDに対応するアイテム関連付け情報が、関連付け情報格納部24に格納されている場合は登録条件を満たさないと判定することで実現してもよいし、既に格納されているアイテム関連付け情報の基準メッセージIDを、受信した基準メッセージ登録情報に付与したメッセージIDに置き換えることで実現してもよい。
基準メッセージ登録情報にアイテム属性IDが含まれる場合の基準メッセージ登録情報の登録条件は、利用履歴格納部26より、受信した基準メッセージ登録情報に含まれるユーザIDに対応するユーザのアイテム属性IDに対応するアイテム属性を有するいずれかのアイテムの利用に関する利用履歴が少なくとも1つ存在する場合に登録条件を満たすと判定し、利用履歴が少なくとも1つ存在する場合に登録条件を満たすと判定し、1つも存在しない場合は登録条件を満たさないと判定する。このとき、ユーザに対して、同一アイテム属性に対する基準メッセージ情報を1つに制限する場合は、登録判定の際に、既にユーザIDとアイテム属性IDに対応するアイテム属性関連付け情報が、関連付け情報格納部24に格納されている場合は登録条件を満たさないと判定することで実現してもよいし、既に格納されているアイテム属性関連付け情報の基準メッセージIDを、受信した基準メッセージ登録情報に付与したメッセージIDに置き換えることで実現してもよい。また、登録数をサービス提供側が予め定めた所定数までに制限するとしてもよい。基準メッセージ情報の登録数を制限することで、ユーザがポイントの獲得の機会を増やすために同一アイテムに対して何個も基準メッセージ情報を登録しようとすることを防ぐことができる。
上記の各処理を行うことにより、閲覧利用ユーザは利用を検討しているアイテムに関する先行利用ユーザによる推薦メッセージを参照した上でアイテムを利用することができる。また、閲覧利用ユーザが推薦メッセージに対して返信をすることにより、先行利用ユーザはポイントを得ることができる。
さらに、閲覧利用ユーザが推薦メッセージに対し、簡易な返信メッセージを送信するだけで、アイテムに対するレビューコメントが蓄積されることになる。これにより、返信メッセージが、他のユーザに対する推薦メッセージともなるため、簡易な返信作業をするだけでポイントが付与される機会を得ることが可能となる。そのため、推薦メッセージの内容が質量ともに充実するこという効果を得ることができる。
なお、本実施形態の説明に用いた一連の処理におけるユーザ端末1の表示部14の表示例は、あくまでも一例であり、表記内容や表示形態はこれに限定されるものではない。
また、本実施形態の説明においては、ユーザ端末1は、アイテム選択支援装置2からの受信情報を表示する例を示したが、これに限らずアイテム選択支援装置2において行った処理を、部分的にユーザ端末1が行うようにしてもよい。また、アイテム選択支援装置2で行った各処理において1つのサーバコンピュータ内で行う例を示したが、アイテム利用、メッセージ処理、ポイント付与の各処理を個別のサーバコンピュータで行いネットワーク2を介して連携する形式で実行してもよい。
1 ユーザ端末
2 アイテム選択支援装置
3 ネットワーク
11 端末制御部
12 操作入力部
12a 操作入力部「購入」ボタン
12b 操作入力部「戻る」ボタン
12c 操作入力部「確認」ボタン
12d 操作入力部「送信」ボタン
12x 操作入力部「返信」ボタン
12y 操作入力部「返信」ボタン
12z 操作入力部「返信」ボタン
13 端末通信部
14 表示部
21 サーバ制御部
22 サーバ通信部
23 ユーザ情報記憶部
24 アイテム記憶部
25 メッセージ格納部
211 ユーザ端末情報処理部
212 利用処理部
213 メッセージ処理部
214 ポイント処理部
A アイテム関連情報「アーティスト名」
T アイテム関連情報「アイテム名」
Tc 閲覧利用ユーザによる返信メッセージ
Tp ポイント付与通知メッセージ
Tx 先行利用ユーザによる推薦メッセージ
Pi アイテム関連情報「アイテムジャケット画像」
Pr アイテム関連情報「アイテム価格」
RBr 関連付け選択ラジオボタン
Rx 先行利用ユーザからの推薦メッセージ
Ry 先行利用ユーザからの推薦メッセージ
Rz 先行利用ユーザからの推薦メッセージ

Claims (13)

  1. 一のアイテムと、一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納するメッセージ格納部と、
    前記推薦メッセージ情報の集合と前記アイテムとの関連付け情報を格納する関連付け情報格納部と、
    ユーザ端末より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、前記関連付け情報格納部に格納された関連付け情報を参照してユーザ端末より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を前記メッセージ格納部より取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末に対し送信すると共に、前記推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を前記推薦メッセージ情報として前記メッセージ格納部に格納するメッセージ処理部と、
    前記ユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するポイント処理部と、
    を備えることを特徴とするアイテム選択支援装置。
  2. 前記メッセージ格納部は、一のアイテムと、一のアイテムを利用し、かつその一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納することを特徴とする請求項1記載のアイテム選択支援装置。
  3. 前記ポイント処理部は、
    前記返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報を記入した一のユーザに対しポイントを付与することを特徴とする請求項1または請求項2記載のアイテム選択支援装置。
  4. 前記推薦メッセージ情報は、アイテムの基本メッセージ情報と、その基本メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報と、その返信メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報とからなり、
    前記ポイント処理部は、ポイント付与対象とするユーザを、ユーザが返信対象とした推薦メッセージ情報を構成する前記返信メッセージ情報を記入したユーザとすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のアイテム選択支援装置。
  5. 前記推薦メッセージ情報は、アイテムの基本メッセージ情報と、その基本メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報と、その返信メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報とからなり、
    前記ポイント処理部は、ポイント付与対象となる先行利用ユーザを、ユーザが返信対象とした推薦メッセージ情報の基点となる推薦メッセージ情報を記入したユーザと、前記基点となる推薦メッセージ情報に対し返信メッセージ情報を記入した全てのユーザとすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のアイテム選択支援装置。
  6. 前記推薦メッセージ情報は、アイテムの基本メッセージ情報と、その基本メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報と、その返信メッセージ情報を閲覧してユーザ端末から返信された前記返信メッセージ情報とからなり、
    前記ポイント処理部は、ポイント付与対象となる先行利用ユーザを、利用対象としたアイテムに対して返信メッセージ情報を記入した全てのユーザとすることを特徴とする請求項1または請求項2記載のアイテム選択支援装置。
  7. 前記ポイント処理部は、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した各ユーザに対しポイントを等分配することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一の請求項に記載のアイテム選択支援装置。
  8. 前記ポイント処理部は、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、閲覧利用ユーザのメッセージと関連の強いメッセージを記入した先行利用ユーザに対しより多くのポイントを付与することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一の請求項に記載のアイテム選択支援装置。
  9. 前記ポイント処理部は、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、そのメッセージに対し返信された返信メッセージの数が多くついているメッセージを記入したユーザに対し多くのポイントを付与することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一の請求項に記載のアイテム選択支援装置。
  10. 前記ポイント処理部は、ポイント付与方法として、閲覧利用ユーザである起点ユーザとポイント付与対象として選択した先行利用ユーザとの類似度を算出し、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、類似度の高い先行利用ユーザに対しより多くのポイントを付与することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一の請求項に記載のアイテム選択支援装置。
  11. 前記ポイント処理部は、ポイント付与方法として、ポイント付与対象として選択した先行利用ユーザの中で、記入文字数の多い先行利用ユーザに対し多くのポイントを付与することを特徴とする請求項4〜請求項6のいずれか一の請求項に記載のアイテム選択支援装置。
  12. 一のアイテムと、一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納するステップと、
    前記推薦メッセージ情報の集合と前記アイテムとの関連付け情報を格納するステップと、
    ユーザ端末より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、前記関連付け情報を参照してユーザ端末より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末に対し送信すると共に、前記推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を前記推薦メッセージ情報として格納するステップと、
    前記ユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するステップと、
    を備えることを特徴とするアイテム選択支援方法。
  13. コンピュータに、
    一のアイテムと、一のアイテムに対する推薦メッセージ情報を記入した一または複数のユーザと、前記一または複数のユーザが前記一のアイテムに対して記入した推薦メッセージ情報の集合とを関連付けて格納するステップと、
    前記推薦メッセージ情報の集合と前記アイテムとの関連付け情報を格納するステップと、
    ユーザ端末より指定されたアイテムの推薦メッセージ情報の要求を受信した場合、前記関連付け情報を参照してユーザ端末より指定されたアイテムに関連付けられた推薦メッセージ情報の集合を取得して、推薦メッセージ情報を要求したユーザ端末に対し送信すると共に、前記推薦メッセージ情報の集合に含まれる推薦メッセージ情報を閲覧してアイテムを利用したユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる返信メッセージ情報を前記推薦メッセージ情報として格納するステップと、
    前記ユーザのユーザ端末から返信メッセージ登録情報を受信して、その返信メッセージ登録情報に含まれる前記返信メッセージ情報の返信対象となった前記推薦メッセージ情報に基づいてユーザにポイントを付与するステップと、
    を実行させるためのアイテム選択支援プログラム。
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