JP2014085881A - 広告配信装置及び広告配信方法 - Google Patents

広告配信装置及び広告配信方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2014085881A
JP2014085881A JP2012234948A JP2012234948A JP2014085881A JP 2014085881 A JP2014085881 A JP 2014085881A JP 2012234948 A JP2012234948 A JP 2012234948A JP 2012234948 A JP2012234948 A JP 2012234948A JP 2014085881 A JP2014085881 A JP 2014085881A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
advertisement
user
terminal
distribution
mail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012234948A
Other languages
English (en)
Inventor
Rei Tajima
玲 田島
Koji Tsukamoto
浩司 塚本
Shingo Hoshino
真吾 星野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yahoo Japan Corp
Original Assignee
Yahoo Japan Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yahoo Japan Corp filed Critical Yahoo Japan Corp
Priority to JP2012234948A priority Critical patent/JP2014085881A/ja
Publication of JP2014085881A publication Critical patent/JP2014085881A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Information Transfer Between Computers (AREA)

Abstract

【課題】より効果的な広告の配信を行う。
【解決手段】本発明にかかる広告配信装置は、ユーザの属性に基づき配信される広告を記憶した記憶手段と、第一端末に、第二端末のユーザの属性に基づき配信される広告を、広告候補として配信する広告候補配信手段と、第二端末に、第一端末のユーザにより広告候補の中から選択された配信広告を配信する広告配信手段とを備える。
【選択図】図8

Description

本発明は、効果的な広告の配信を行う技術に関する。
従来より、効果的に広告を配信するための手法の一つとして、広告の配信対象となるユーザに対し、当該ユーザの属性や嗜好等にマッチした広告を配信するというターゲティング広告が知られている。
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、携帯端末同士でやり取りされるメール本文に、属性情報等に基づく広告を付加することでメール本文を広告媒体として活用する装置が記載されている。
また例えば、特許文献2には、モバイル広告において、事前の登録をすることなく嗜好に合った広告を表示し、無線リソースを効率的に利用する通信端末及び広告配信システムが記載されている。
ターゲティング広告においては、無作為の広告を配信する方法に比べ、ユーザに対しユーザの属性や嗜好等にマッチした広告が配信される。このため、広告主や広告配信業者として、高い広告効果(例えば、広告リンク先に対するクリック率向上等)を得ることができるという利点がある。
特開2007−156368号公報 特開2008−076906号公報
ところで、近年、例えば広告リンク先に対しクリックされたときにのみ、広告料の課金を行うという成果報酬型の課金方法も採用されるようになってきた。この場合、配信広告の広告効果(例えば、クリックの有無)は、直接的に収入に反映されるため、広告配信サイド(例えば、広告配信業者)からすると、常に新しく、より高い広告効果を実現しうる広告配信手法が望まれている。なお、広告主サイドにとっても、広告を掲載する以上、より高い広告効果を望んでいることは言うまでもない。
本発明は上記の点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、より効果的な広告の配信を実現することにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、ユーザの属性に基づき配信される広告を記憶した記憶手段と、第一端末に、第二端末のユーザの属性に基づき配信される広告を、広告候補として配信する広告候補配信手段と、前記第二端末に、前記第一端末のユーザにより前記広告候補の中から選択された配信広告を配信する広告配信手段とを備えるようにしている。
本発明の実施の形態によれば、より効果的な広告の配信を実現することができる。
広告配信システムの概要図である。 広告配信システムのネットワーク構成図である。 広告配信サーバ1及びメールサーバ2のハードウェア構成例を示す図である。 広告配信システムのソフトウェア構成例を示す図である。 広告DB111のデータ構成例を示す図である。 ユーザDB112のデータ構成例を示す図である。 利用例(その1)を示す図である。 利用例(その2)を示す図である。 利用例(その3)を示す図である。 利用例(その4)を示す図である。 広告配信システムの処理例を示すシーケンス図である。 利用例(その5)を示す図である。 利用例(その6)を示す図である。 広告配信システムの処理例を示すシーケンス図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<概要>
図1は、本発明の一実施形態にかかる広告配信システムの概要図である。
まず、はじめに、(1)本実施形態にかかる広告配信システムは、メールの受信者のユーザ属性(嗜好属性等)に向けてターゲティングされた広告の一覧を、一旦友人・知人関係にある者に配信する。
次に、(2)広告配信システムは、友人・知人関係にある者により、広告の一覧の中からメールの受信者が好むであろう広告が選択されるので、その選択された広告をメールの受信者本人に送信する。
具体的に、広告配信システムは、メール受信者のBさんのユーザ属性(嗜好属性等)に向けてターゲティングされた広告の一覧を、メール送信者のAさん(ユーザA)に提示する。Aさんは、メール送信相手のBさんとは、例えば友人・知人関係にあるところ、広告の一覧の中から、Bさん(ユーザB)が好むであろう広告を選択してから、Bさんにメールを送信する。Bさんは、受信したメールを開封すると、メールには広告の一覧の中から選択された広告が付加されている。この広告は、Bさんと友人・知人関係にあるAさんにより選択されたものであるため、Bさんの嗜好等にマッチした広告である可能性が高い。
このように、本実施形態にかかる広告配信システムは、メールの受信者のユーザに対し、2重にターゲティングされた広告を配信することができるため、よりターゲットの嗜好等にマッチした効果的な広告を配信可能とするものである。以下、詳しく説明する。
<構成>
(ネットワーク構成)
図2は、本発明の一実施形態にかかる広告配信システムのネットワーク構成図である。広告配信システムは、広告配信サーバ1、メールサーバ2、端末3、端末4が、ネットワーク5を介して接続される。
広告配信サーバ1は、メールを介して、ユーザの端末に対し広告の配信を行なう広告配信装置である。また、本実施形態にかかる広告は、いわゆるターゲティング広告であって、配信対象となるユーザの属性や嗜好等にマッチした広告となっている。
メールサーバ2は、広告を付加したメールの送受信を実現するメールサーバである。メールサーバは、メール本文が記述されたメールがメールサーバに到達すると、メール内に広告を生成し付加する。そして、メール本文及び広告を含むメールを、メール送信先に対し送信(転送)する。
端末3、端末4は、スマートフォン、携帯電話、PC(Personal Computer)、PDA(Personal Digital Assistants)等の情報処理機器から構成され、ユーザがメールの送受信を行うために使用されるユーザ端末である。このため、端末は、メールの送受信を行うためのツールとして、例えば、メールソフトやウェブブラウザ(ウェブメール用)など、各種アプリケーションを備える。
ネットワーク5は、有線、無線を含むネットワークで、例えば、メールを実現するためのインターネット網である。
なお、図2は本発明の一実施形態を説明するにあたっての一構成例を示したものであり、広告配信サーバ1は、メールサーバ2と共通のサーバ上に構築してもよいし、さらに後述する内部の機能部やDB(Data Base)を異なるサーバ上に構築してネットワーク5上に配置(接続)してもよい。
(ハードウェア構成)
図3は、本発明の一実施形態にかかる広告配信サーバ1及びメールサーバ2のハードウェア構成例を示す図である。具体的に、これらハードウェア構成は、一般的なパソコンやワークステーションなどと同様の構成であり、図に示されるように、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、入力装置14と、出力装置15と、通信装置16と、HDD(Hard Disk Drive)17とを有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする。入力装置14は、キーボードやマウスである。出力装置15は、ディスプレイである。通信装置16は、ネットワーク5を介し他装置との通信を行う。HDD17は、各種データ及びプログラムを格納する。
(ソフトウェア構成)
図4は、本発明の一実施形態にかかる広告配信システムのソフトウェア構成例を示す図である。
まず、広告配信サーバ1は、機能部として、記憶部110、広告候補配信部120、広告配信部130、カウント部140を有する。
記憶部110は、広告DB111、ユーザDB112などを記憶する機能を有している。
広告候補配信部120は、広告候補取得要求に応じて、配信すべき広告の候補となる広告(広告候補という)を複数配信する機能を有している。具体的に、端末(例えば、端末3)からユーザ識別子と共に広告候補取得要求を受信したとき、広告候補取得要求元の端末(例えば、端末3)に、該ユーザ識別子に対応するユーザの属性に基づく広告の中から、ユーザの端末(例えば、端末4)に対し配信すべき広告の候補となる広告候補を複数配信する。
広告配信部130は、広告候補を配信した端末(例えば、端末3)から、該端末のユーザにより広告候補の中から選択された配信すべき広告(配信広告という)を受信すると、端末(例えば、端末4)に対し当該配信広告を配信する機能を有している。
カウント部140は、広告が閲覧されたことを示す情報を受信したとき、広告閲覧回数のカウント情報をカウントアップする機能を有している。具体的に、例えば広告にはリンク情報が埋め込まれており、ユーザが広告の詳細を閲覧したい場合に広告をクリックすると、広告サイトのURL等に接続される。またこのとき、リンク情報には広告配信サーバ1のアドレス及び当該広告の広告IDなどが含まれており、クリックにより、当該広告がクリックされたことを示す情報が広告配信サーバ1(カウント部150)で捕捉し、クリック回数をカウント可能である。なお、広告閲覧回数のカウント情報は、成果報酬型広告料の課金などに用いられうる。
次に、メールサーバ2は、機能部として、広告取得部210、広告付加部220、メール転送部230を有する。
広告取得部210は、広告配信サーバ1から、配信すべき配信広告を取得する機能を有している。
広告付加部220は、広告配信サーバ1から取得した配信広告を、メールに付加する機能を有している。具体的には、例えば広告がテキストの場合、メール本文内の広告スペースに広告を付加する。また例えば広告が画像の場合、HTMLメール本文内の広告スペースに広告を付加する。
メール転送部230は、メールアドレスなどで特定される転送先に対し、配信広告が付加されたメールを転送(送信)する。
次に、端末3、4は、機能部として、メール送信部310、広告候補取得部320、配信広告選択部330を有する。
メール送信部310は、他の端末に対しメールを送信する機能を有している。なお実際は、メール送信部310が他の端末に対し直接メールを送信するのではなく、メールサーバ2を介しメールを送信する。
広告候補取得部320は、他の端末に対しメールを送信しようとするとき、広告配信サーバ1から、メールに付加して配信される広告の候補となる広告候補(複数)を取得する機能を有している。
配信広告選択部330は、取得された広告候補(複数)の中から、1ないし複数の配信広告を選択する機能を有している。実際は、ユーザにより広告候補(複数)の中から配信広告が選択されるので、配信広告選択部330は、選択された配信広告の選択を検知し認識する。
なお、これらの機能部は、各装置を構成するコンピュータのCPU、ROM、RAM等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。但し、これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
広告配信サーバ1及びメールサーバ2は、一のサーバ筐体により実現され、単一のコンピュータ上に配置される形態であってもよい。この場合、広告配信サーバ1は、広告配信サーバ1の機能のみならず、メールサーバ2の機能を含む。又は、これらの機能部は、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される形態であってもよい。
また、記憶部110は、サーバ・コンピュータ内のHDD等の記憶媒体上に所定のデータを体系的に保持するものである。勿論、サーバ内に配置される必要はなく、他の装置上に配置してもよい。
(広告DB)
図5は、本発明の一実施形態にかかる広告DB111のデータ構成例を示す図である。広告DB111は、図に示されるように、「広告ID」、「広告カテゴリ」、「T/D(Title/Description)」、「画像」、「URL」、「クリック回数」を含む。
「広告ID」は、管理上、広告毎に付番された固有の広告識別子を示す。例えば、広告DB111に広告が登録されるたびに、「広告ID」が順次自動発番される。
「広告カテゴリ」は、ユーザの属性情報(例えば、嗜好属性)と対応させるべく、広告内容に応じて分類された広告分類を示す。例えば、車、スポーツ、旅行、健康、ゲーム、音楽等々の広告カテゴリがある。
「T/D」は、広告のTitle及びDescriptionである。例えば、Titleは「ミニバン○○」、Descriptionは「モデルチェンジ、試乗会開催」といった情報が登録される。なお、「T/D」の情報は、広告がテキスト広告の場合、広告コンテンツとして用いられてもよい。
「画像」は、広告画像を特定するための情報を示す。具体的には、画像ファイルが登録される。なお、「画像」の情報は、広告がバナー広告の場合、バナー広告として表示される画像データとして用いられうる。
「URL」は、広告の特定文字や画像の箇所に対し操作(例えば、タップやクリック操作等)がなされたときに遷移する、遷移先のURLリンク情報を示す。通常、「URL」には、広告主の広告サイトなど、広告主が指定するURL(Uniform Resource Locator)が登録される。
「クリック回数」は、広告が何回クリック(又はタップ等を含む)されたかを示すカウント情報である。例えば、広告のリンク情報には広告配信サーバ1のアドレス及び当該広告の広告IDなどが含まれており、クリックにより、当該広告がクリックされたことを示す情報が広告配信サーバ1(カウント部150)で捕捉され、「クリック回数」がカウントアップされる。なお、「クリック回数」の情報は、広告効果を計るデータとして活用できると共に、成果報酬型広告料の課金などにも用いられる。
以上のように、広告DB111の広告は、「広告カテゴリ」毎に応じて分類され登録されているため、ユーザの属性(例えば、嗜好属性)に基づいて、広告を配信し分けることができるようになっている。
なお、図に示される広告DB111のデータ構成例は、あくまで一例である。よって例えば、広告DB111には、「広告カテゴリ」のほか、生活圏、性別、年齢、職業、家族構成、又は過去の行動傾向といった情報があってもよく、広告DB111に登録される広告は、これら情報に応じて分類され登録されもよい。広告主は、広告DB111に広告を登録する際、予め広告に対するターゲットユーザの属性が想定される場合には、登録広告を所望のユーザの属性に対応付けて登録することができる。例えば、化粧品広告の場合、ターゲットユーザの性別属性は「女性」であるので、広告主は、化粧品広告を登録する際、広告DB111に登録される化粧品広告を、ユーザの性別属性を「女性」として対応付け登録することができる。これにより、「広告カテゴリ」のみならず、より細分化されたユーザの属性情報に基づいて、広告を配信し分けることができる。
(ユーザDB)
図6は、本発明の一実施形態にかかるユーザDB112のデータ構成例を示す図である。ユーザDB112は、図に示されるように、「ユーザID」、「嗜好カテゴリ」、「メールアドレス」、「許可ユーザ」を含む。
「ユーザID」は、管理上、ユーザ毎に付番された固有のユーザ識別子を示す。例えば、ユーザDB112にユーザが登録されるたびに、「ユーザID」が登録される。
「嗜好カテゴリ」は、ユーザの嗜好属性を示す。例えば、ユーザによるユーザ登録時、予め受け取りを許可する広告のカテゴリを登録してもらうことができる。
「メールアドレス」は、ユーザのメールアドレスを示す。
「許可ユーザ」は、配信広告の選択許可者を示す。本実施形態において、後述するように、配信広告は、例えば友人や知人など、予め登録されている「許可ユーザ」により選択された広告が配信される。このため、広告の配信を受ける側のユーザは、ユーザ登録時、例えば友人や知人などの自分自身をよく知る人物を、「許可ユーザ」として登録しておくものである。
なお、図に示されるユーザDB112のデータ構成例は、あくまで一例である。よって例えば、ユーザの属性情報として、ユーザDB112には、「嗜好カテゴリ」のほか、ユーザの住所、性別、年齢、職業、家族構成、又は過去の行動履歴(購買履歴含む)といった情報があってもよい。これにより、「嗜好カテゴリ」(嗜好属性)のみならず、住所、性別、年齢、職業、家族構成、又は過去の行動履歴といったユーザの属性情報に基づいて、広告を配信し分けることができる。
また、「許可ユーザ」は、広告の配信を受ける側のユーザが、ユーザ登録時に「許可ユーザ」として登録する場合、公開する興味範囲や属性を設定できるようにしてもよい。また、これをユーザ毎に設定できるようにしてもよい。例えば、ユーザB(ユーザID:00002)は、公開する興味範囲として、「車、スポーツ、旅行」を設定しつつ、ユーザA(ユーザID:00001)に対しては、公開する興味範囲を「車、スポーツ」と設定したものとする。この場合、図6のユーザDB112において、ユーザID:00001の「許可ユーザ」は、00001(旅行を除く)、00005、000008・・・となる。これにより、ユーザAの興味うち一部の興味を公開したくない場合、公開する興味範囲を限定することができる。
<利用例>
次に、本実施形態にかかる広告配信システムの利用例について具体的に説明する。なお、説明においては、以下の前提があるものとする。
・ユーザAは、友人・知人関係にあるユーザBに対し、広告付きのメールを送信する。
・ユーザBもまた、ユーザAを友人・知人関係にあるものと認識し、このため、ユーザBを広告付きのメールの送信許可者として予め登録している。
・ユーザAは、ユーザBの趣味等の嗜好に多少なりとも知識がある。
図7は、本発明の一実施形態にかかる利用例(その1)を示す図である。まず、ユーザAは、端末3を使用して、メールサーバ2のメール送信用の画面(例えば、Webメールとする)700にアクセスする。
ユーザAは、ユーザBに対しメールを送信すべく、以下の必要事項を入力、記入する。
「From」701:メール送信元のメールアドレス(自動入力でもよい)
「To」702:メール送信先のメールアドレス
「Subject」703:主題
「本文」704:任意の内容
上記必要事項の入力、記入を終えると、ユーザAは、メール画面700の「広告候補取得」705を押下する。
図8は、本発明の一実施形態にかかる利用例(その2)を示す図である。メール画面700の「広告候補取得」705を押下すると、画面800に遷移する。なお、画面800は、ポップアップ画面として表示されてもよい。
画面800には、ユーザBに対し配信される広告の候補となる広告候補の一覧801が表示される。広告候補は、広告配信サーバ1から、メール送信先のユーザの嗜好属性に基づいて取得され表示される。具体的にここでは、ユーザBの嗜好属性に基づくもので、特に、車、スポーツ、旅行に関する広告が表示される。
ユーザAは、画面800に表示された広告候補の一覧801の中から、ユーザAが知る所のユーザBの趣味等を踏まえ、ユーザBの嗜好によりマッチすると考えられる広告を、チェックボックス802において選択する。ユーザAは、広告の選択後、「決定」803を押下する。
なお、ここでは、ユーザAは、ユーザB本人から特に車(さらに軽自動車やエコカー)に関心を持っていることを聞いて知っているものとする。このため、ユーザAは、広告候補の一覧の中から、特に車に関する広告のうち、軽自動車やエコカーに関する広告(広告ID:AD10002、AD10003)の2つを選択したものとする。
また、ユーザAが広告候補の一覧801の中から広告を選択する際、それぞれの広告内容をよく確認して、ユーザBの嗜好によりマッチすると考えられる広告を選択したい場合がある。この場合、広告候補のリンク情報にも、広告配信サーバ1のアドレス及び当該広告の広告IDなどが含まれており、ユーザAは、広告候補をクリックすることにより、リンク先の広告サイトを閲覧できる。なお、このときのクリックにより、当該広告候補がクリックされたことを示す情報が広告配信サーバ1(カウント部150)で捕捉され、「クリック回数」がカウントアップされる。
なお、ユーザAが選択した広告がユーザBによりクリックされた場合には、ユーザAの貢献に対し何らかのインセンティブ(例えば、ポイントや金銭的報酬等)を与えるようにするとよい。これにより、ユーザAは、広告候補の一覧801の中からユーザBに対し配信される広告を選択する際、ユーザBの嗜好によりマッチしユーザBがクリックするであろうと考える広告をより真剣に選択しようとするインセンティブが働くためである。具体的に、広告配信側は、成果報酬型の場合、広告のクリック回数等に応じて広告主から広告料を受け取るところ、ユーザAが選択した広告がユーザBによりクリックされた場合には、ユーザAの貢献に報いるため、ユーザAに対しその広告料の一部を与えるようにすることができる。
図9は、本発明の一実施形態にかかる利用例(その3)を示す図である。「決定」803押下により、再び画面700に遷移する。
画面700の「選択欄」706では、画面800で選択された広告(例えば、広告ID)がここに登録される。上述の如く、ユーザAは、広告候補の一覧の中から、特に車に関する広告のうち、軽自動車やエコカーに関する広告(広告ID:AD10002、AD10003)の2つを選択したため、「選択欄」706では、AD10002、AD10003が登録された。
以上の操作を完了させると、ユーザAは、画面800の「送信」707を押下することにより、メールを送信する。これにより、当該メールは、端末3からメールサーバ2へ転送される。
メールサーバ2は、端末3からメールが転送されてくると、「選択欄」706で登録されている広告(例えば、広告ID)を、広告配信サーバ1から取得し、メールの例えば「本文」704内に、取得した広告を付加する。その後、「To」702:メール送信先のメールアドレスに従って、当該広告付きのメールを転送する。
図10は、本発明の一実施形態にかかる利用例(その4)を示す図である。次に、ユーザBは、端末4を使用して、メールサーバ2のメール受信用の画面1000にアクセスする。ユーザBは、自身のメールボックスを確認すると、ユーザAからのメールが届いており、このメールを開いて、内容を閲覧する。
ここで、上述の如く、メールの「本文」704内には、ユーザAにより選択された広告(広告ID:AD10002、AD10003)が2つ付加されている。これら広告は、具体的に、軽自動車及びエコカーに関する広告である。
ユーザBは、メールの本文を閲覧するほか、これら広告に対し興味を覚えた場合には、広告内のリンク情報(URL)をクリックすることにより、当該広告の広告サイトを閲覧することができる。
一方、広告内のリンク(URL)がクリックされると、上述の如く、当該広告がクリックされたことを示す情報が広告配信サーバ1(カウント部150)で捕捉され、「クリック回数」がカウントアップされる。
以上、本実施形態にかかる広告配信システムの利用例によれば、まず、(1)メールの受信者のユーザ属性(嗜好属性等)に向けてターゲティングされた広告の一覧を、一旦友人・知人関係にある者に配信する。(2)友人・知人関係にある者により、広告の一覧の中からメールの受信者が好むであろう広告が選択され、その選択された広告をメールの受信者本人に送信する。これにより、メールの受信者のユーザに対し、嗜好属性に基づく2重にターゲティングされた広告配信することができるため、よりターゲットの嗜好等にマッチした効果的な広告を配信することが可能である。
また、広告が2人のユーザによって閲覧されることになるため、広告主にとっては、より多くのユーザに広告を閲覧してもらう機会が増えるという効果を奏する。また、広告配信側にとっては、広告がクリックされうる機会が増加するという効果、ひいてはクリック回数増に基づく収入増加という効果を奏する。
なお、本実施形態において、送信側はWebメールによりメールを送信するものとした。しかしながら、送信側は専用のメールアプリケーションを用いてメールを送信することも可能である。但し、この場合、所定プログラムをプラグインすることにより、広告候補取得機能(例えば、「広告候補取得」705)、及び広告選択機能(例えば、「選択欄」706)をメールアプリケーションに組み込んでおく。
<動作>
次に、本実施形態にかかる広告配信システムの処理動作について説明する。図11は、本実施形態にかかる広告配信システムの処理例を示すシーケンス図である。以下、図面を参照しながら、詳しく説明する。なお、当該シーケンス図の開始場面は、例えば図7のように、ユーザAが端末3を使用して、メール送信用の画面700において、必要事項の入力、記入を完了させた時点である。
S1:例えばユーザAの端末3(広告候補取得部320)は、広告配信サーバ1に対し、広告候補取得要求元のユーザ識別子と、広告配信先のユーザ識別子とを含む広告候補取得要求を送信する。
具体的には、図7のメール画面700の「広告候補取得」705の押下により、広告候補取得要求が送信される。またこのとき、広告候補取得要求元のユーザ識別子として、「From」701に入力されたユーザAのメールアドレスが送信される。また、広告配信先のユーザ識別子として、「To」702に入力されたユーザBのメールアドレスが送信される。
S2:広告配信サーバ1(広告候補配信部120)は、端末3からの広告候補取得要求を受信すると、まず、広告配信先のユーザにとって、広告候補取得要求元のユーザは、配信広告の選択許可者であるか否かを判定する。具体的には例えば以下のように判定できる。
広告候補配信部120は、ユーザDB112(図6)を参照する。ユーザDB112より、広告候補取得要求元のユーザIDは、ユーザAのメールアドレス(00001@xxxx.co.jp)によれば、00001である。また、広告配信先のユーザIDは、ユーザBのメールアドレス(00002@xxxx.co.jp)によれば、00002である。
次に、ユーザDB112において、広告配信先のユーザID:00002は、「許可ユーザ」に、広告候補取得要求元のユーザID:00001を許可しているか否かを判定する。図6のユーザDB112では、「許可ユーザ」:00001を含むため、ユーザID:00002は、「許可ユーザ」に、ユーザID:00001を許可していると判定する。
なおここで、広告候補配信部120は、ユーザID:00002は、「許可ユーザ」に、ユーザID:00001を許可していないと判定した場合、端末3には広告候補を送信せず、例えば、広告候補配信不可を示すエラー等を応答すればよい。
S3:広告配信サーバ1(広告候補配信部120)は、広告配信先のユーザにとって、広告候補取得要求元のユーザは、配信広告の選択許可者であると判定すると、広告配信先のユーザ属性に基づく、広告(広告候補)を決定する。具体的には例えば以下のように決定できる。
広告候補配信部120は、ユーザDB112(図6)を参照する。ユーザDB112より、広告配信先であるユーザB(ユーザID:0002)の「嗜好カテゴリ」:車、スポーツ、旅行を取得する。
なお、上述したように、例えば、図6のユーザDB112において、ユーザID:00001の「許可ユーザ」は、00001(旅行を除く)、00005、000008・・・となっている場合には、広告候補配信部120は、広告配信先であるユーザB(ユーザID:0002)の「嗜好カテゴリ」:車、スポーツを取得する(「旅行」は取得しない)。
次に、広告候補配信部120は、広告DB111(図5)を参照する。そして、広告DB111の「広告カテゴリ」が、先に取得した「嗜好カテゴリ」に該当する広告を、広告候補として抽出し決定する。
具体的に、広告配信先であるユーザB(ユーザID:0002)の「嗜好カテゴリ」は、車、スポーツ、旅行である。このため、広告DB111(図5)の「広告カテゴリ」が、当該「嗜好カテゴリ」と一致する広告として、例えば、AD10001、AD10002、AD10003、AD20001、AD30001の広告が、広告候補として抽出され決定される。
但し、広告配信先であるユーザB(ユーザID:0002)の「嗜好カテゴリ」:車、スポーツを取得した場合(「旅行」は取得しない場合)、広告DB111(図5)の「広告カテゴリ」が、当該「嗜好カテゴリ」と一致する広告として、例えば、AD10001、AD10002、AD10003、AD20001の広告が、広告候補として抽出され決定される。この場合、旅行に関する広告であるAD30001は抽出されないため、ユーザBはユーザAに対し、自身の興味範囲に旅行が含まれることを知られないこととなる。
なお、上述したように、ユーザ属性は、ユーザDB112の「嗜好カテゴリ」のみならず、ユーザDB112において、例えばユーザの住所、性別、年齢、職業、家族構成、又は過去の行動履歴(購買履歴含む)などが登録されていてもよい。この場合、広告DB111にも、生活圏、性別、年齢、職業、家族構成、又は過去の行動傾向といった情報毎に広告を登録しておくことにより、より細分化されたユーザBのユーザ属性に基づいて、広告候補を抽出してよい。
S4:広告配信サーバ1(広告候補配信部120)は、S3で決定した広告候補を、端末3に応答(送信)する。なお、広告候補は、広告の「広告ID」、「広告カテゴリ」、「T/D」、「画像」、「URL」などの情報を含んで送信される。
S5:端末3は、広告候補を取得すると、広告候補の一覧を表示する(例えば、図8)。
S6:端末3(配信広告選択部330)は、広告候補(複数)の中から、1ないし複数の配信広告を選択する。実際は、ユーザにより広告候補(複数)の中から1ないし複数の配信広告が選択されるので(例えば、図8、9)、配信広告選択部330は、選択された広告の選択を検知し認識する。
S7:端末3(メール送信部310)は、メールサーバ2に対し、S6で広告候補の中から選択された配信広告(例えば、広告IDの情報)を含むメールを送信する。
S8:メールサーバ2(広告取得部210)は、端末3からメールを受信すると、広告配信サーバ1に対し、配信広告(例えば、広告ID)を指定することにより、配信広告の広告取得要求を送信する。
S9:広告配信サーバ1(広告配信部130)は、広告候補を配信した端末3から広告取得要求を受信すると、広告DB111から、指定された配信広告を取得し、取得した配信広告を送信(応答)する。配信広告は、広告の「広告ID」、「広告カテゴリ」、「T/D」、「画像」、「URL」の情報を含んで送信される。
なお、S8、9において、メールサーバ2は、広告配信サーバ1に対し配信広告を取得した。しかしながら、S4において、メールサーバ2が事実上、配信広告の情報(「広告ID」、「広告カテゴリ」、「T/D」、「画像」、「URL」の情報)を保持している場合、S8、9は省略することもできる。又は、S7で、メールサーバ2が端末3から受信したメールと共に、配信広告の情報(「広告ID」、「広告カテゴリ」、「T/D」、「画像」、「URL」の情報)が含まれる場合、同様に、S8、9は省略することができる。
S10:メールサーバ2(広告付加部220)は、広告配信サーバ1から取得した配信広告を、メールに付加する。具体的には、例えば広告がテキストの場合、メール本文内の広告スペースに広告を付加する。また例えば広告が画像の場合、HTMLメール本文内の広告スペースに広告を付加する。
S11:メールサーバ2(メール転送部230)は、転送先の端末4(例えば、ユーザBの端末)に対し、配信広告が付加されたメールを転送(送信)する。具体的には、例えば図10に示されるメールが送信される。
以上、本実施形態にかかる広告配信システムの利用例によれば、S1〜4において、メールの受信者のユーザ属性(嗜好属性等)に向けてターゲティングされた広告の一覧を、一旦友人・知人関係にある者に配信する。次に、S5〜7において、友人・知人関係にある者により、広告の一覧の中からメールの受信者が好むであろう広告が選択されてから、メールが送信される。次に、S8〜11において、友人・知人関係にある者により選択された広告付きのメールが、メールの受信者本人に送信される。
このように、メールの受信者のユーザに対し、ユーザの嗜好属性に基づく2重にターゲティングされた広告配信することができるため、よりターゲットの嗜好等にマッチした効果的な広告を配信することが可能である。
なお、S6において、端末3において、ユーザAが広告候補の一覧の中から広告を選択するに伴い、ユーザAにより広告候補がクリックされた場合には、当該広告候補がクリックされたことを示す情報が広告配信サーバ1(カウント部150)で捕捉され、「クリック回数」がカウントアップされる。また、S11でユーザBの端末4にメールが転送された後、ユーザBによりメール内の配信広告がクリックされた場合には、当該配信広告がクリックされたことを示す情報が広告配信サーバ1(カウント部150)で捕捉され、「クリック回数」がカウントアップされる。
これにより、広告が2人のユーザによって閲覧されることになるため、広告主にとっては、より多くのユーザに広告を閲覧してもらう機会が増えるという効果を奏する。また、広告配信側にとっては、広告がクリックされうる機会が増加するという効果、ひいてはクリック回数増に基づく収入増加という効果を奏する。
また、ユーザAは、ユーザBに対する効果的な広告配信に貢献するユーザである。従って、ユーザBが広告をクリックした場合には、ユーザAの貢献度を、例えばポイント付与などの形で、ユーザAに還元するようにしてもよい。この点に関し、図8の画面800には、「あなたが、メール送信先の方がお好みになると考える広告を選択して下さい。メール送信先の方が、広告をクリックすると、あなたにもポイントが付与されます。」と表示されている。
<変形例>
上述の実施形態における利用例において、ユーザAは、ユーザBに配信すべき配信広告を選択した。一方、配信広告それ自体(広告そのもの)ではなく、ユーザAは、例えば、ユーザBに配信すべき配信広告を、広告カテゴリ・レベルで選択を行うことも可能である。以下、詳しく説明する。
図12は、本発明の一実施形態にかかる利用例(その5)を示す図である。
図8と比べ、画面1200には、ユーザBに対し配信される配信広告の候補カテゴリ一覧1201が表示される。配信広告の候補カテゴリは、広告配信サーバ1から、メール送信先のユーザの嗜好属性に基づいて取得され表示される。具体的にここでは、ユーザBの嗜好属性に基づくもので、特に、車、スポーツ、旅行のカテゴリが表示される。
ユーザAは、画面1200に表示された配信広告の候補カテゴリ一覧1201の中から、ユーザAが知る所のユーザBの趣味等を踏まえ、ユーザBの嗜好によりマッチすると考えられる広告のカテゴリを、チェックボックス1202において選択する。ユーザAは、広告の選択後、「決定」1203を押下する。
なお、ここでは、ユーザAは、ユーザB本人から特に車(さらに軽自動車やエコカー)に関心を持っていることを聞いて知っているものとする。このため、ユーザAは、配信広告の候補カテゴリ一覧1201の中から、車のカテゴリを選択したものとする。
図13は、本発明の一実施形態にかかる利用例(その6)を示す図である。
画面1300の「選択欄」1301では、画面1200で選択された広告のカテゴリ(例えば、車)がここに登録される。上述の如く、ユーザAは、配信広告の候補カテゴリ一覧の中から、車のカテゴリを選択したため、「選択欄」1301では、車が登録された。
以上の操作を完了させると、ユーザAは、画面1300の「送信」1302を押下することにより、メールを送信する。これにより、当該メールは、端末3からメールサーバ2へ転送される。
メールサーバ2は、端末3からメールが転送されてくると、「選択欄」1301で登録されているカテゴリ(例えば、車)に関する広告を、広告配信サーバ1から取得し、メールの例えば「本文」内に、取得した広告(この広告は例えば車のカテゴリに属する広告)を付加する。その後、「To」702:メール送信先のメールアドレスに従って、当該広告付きのメールを転送する。
(動作)
次に、本変形例にかかる広告配信システムの処理動作について説明する。図14は、本変形例にかかる広告配信システムの処理例を示すシーケンス図である。以下、図面を参照しながら、詳しく説明する。
S21:例えばユーザAの端末3(広告候補取得部320)は、広告配信サーバ1に対し、広告候補取得要求元のユーザ識別子と、広告配信先のユーザ識別子とを含む広告候補取得要求を送信する。
また、広告候補取得要求元のユーザ識別子として、「From」701に入力されたユーザAのメールアドレスが送信される。また、広告配信先のユーザ識別子として、「To」702に入力されたユーザBのメールアドレスが送信される。
S22:広告配信サーバ1(広告候補配信部120)は、端末3からの広告候補取得要求を受信すると、まず、広告配信先のユーザにとって、広告候補取得要求元のユーザは、配信広告の選択許可者であるか否かを判定する。
S23:広告配信サーバ1(広告候補配信部120)は、広告配信先のユーザにとって、広告候補取得要求元のユーザは、配信広告の選択許可者であると判定すると、広告配信先のユーザ属性に基づいて、配信広告の候補カテゴリを決定する。具体的には例えば以下のように決定できる。
広告候補配信部120は、ユーザDB112(図6)を参照する。ユーザDB112より、広告配信先であるユーザB(ユーザID:0002)の「嗜好カテゴリ」:車、スポーツ、旅行を取得し、取得した「嗜好カテゴリ」を、配信広告の候補カテゴリと決定する。
具体的に、広告配信先であるユーザB(ユーザID:0002)の「嗜好カテゴリ」は、車、スポーツ、旅行である。このため、配信広告の候補カテゴリを、車、スポーツ、旅行と決定する。
S24:広告配信サーバ1(広告候補配信部120)は、S3で決定した配信広告の候補カテゴリを、端末3に応答(送信)する。
S25:端末3は、広告候補を取得すると、配信広告の候補カテゴリ一覧を表示する(例えば、図12)。
S26:端末3(配信広告選択部330)は、候補カテゴリ一覧の中から、1ないし複数のカテゴリを選択する。実際は、ユーザにより候補カテゴリ一覧の中から1ないし複数のカテゴリが選択されるので(例えば、図12、13)、配信広告選択部330は、選択されたカテゴリの選択を検知し認識する。
S27:端末3(メール送信部310)は、メールサーバ2に対し、S6で候補カテゴリ一覧の中から選択されたカテゴリ(例えば、車)を含むメールを送信する。
S28:メールサーバ2(広告取得部210)は、端末3からメールを受信すると、広告配信サーバ1に対し、配信広告のカテゴリ(例えば、車)を指定することにより、配信広告の広告取得要求を送信する。
S29:広告配信サーバ1(広告配信部130)は、配信広告の候補カテゴリを配信した端末3から広告取得要求を受信すると、広告DB111から、指定された配信広告のカテゴリに属する広告を配信広告として取得し、取得した配信広告を送信(応答)する。配信広告は、広告の「広告ID」、「広告カテゴリ」、「T/D」、「画像」、「URL」の情報を含んで送信される。
具体的に、広告DB111(図5)を参照する。広告DB111(図5)の「広告カテゴリ」が、指定された配信広告のカテゴリ(ここでは、車)と一致する広告として、例えば、AD10001、AD10002、AD10003がある。よって、ここでは、車のカテゴリに属するAD10002、AD10003の何れか、又は全ての広告が配信されうる。なお、これら広告のうちどれを最終的に配信するかは、例えば、全部でもよいし、ランダムに選択して決定してもよいし、又は、他のユーザ属性があればその属性に基づいてさらに配信広告を決定してもよい。
S30:メールサーバ2(広告付加部220)は、広告配信サーバ1から取得した配信広告を、メールに付加する。具体的には、例えば広告がテキストの場合、メール本文内の広告スペースに広告を付加する。また例えば広告が画像の場合、HTMLメール本文内の広告スペースに広告を付加する。
S11:メールサーバ2(メール転送部230)は、転送先の端末4(例えば、ユーザBの端末)に対し、配信広告が付加されたメールを転送(送信)する。具体的には、例えば図10に示されるメールが送信される。
以上、本実施形態にかかる広告配信システムの利用例によれば、S21〜24において、メールの受信者のユーザ属性(嗜好属性等)に向けてターゲティングされた配信広告の候補カテゴリ一覧を、一旦友人・知人関係にある者に配信する。次に、S25〜27において、友人・知人関係にある者により、配信広告の候補カテゴリ一覧の中からメールの受信者が好むであろうカテゴリ(いわば嗜好カテゴリ)が選択されてから、メールが送信される。次に、S28〜31において、友人・知人関係にある者により選択されたカテゴリに属する広告付きのメールが、メールの受信者本人に送信される。
このように、メールの受信者のユーザに対し、ユーザの嗜好属性に基づく2重にターゲティングされた広告配信することができるため、よりターゲットの嗜好等にマッチした効果的な広告を配信することが可能である。
<総括>
以上、本実施形態にかかる広告配信システムにおいて、ユーザに対し配信される広告を決定する場合には、まず広告配信システムのユーザDB111のユーザ属性に基づく広告(広告候補)が決定される(第一ターゲティング)。次に、広告配信システムにより決定された広告候補のうち、ユーザの例えば友人・知人により選択された広告が、最終的な配信広告として決定される(第二ターゲティング)。
このように、本実施形態にかかる広告配信システムによれば、2重にターゲティングされた広告を配信することができるため、よりターゲットの嗜好等にマッチした効果的な広告を配信することが可能である。即ち、より効果的な広告の配信を実現することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 広告配信サーバ
2 メールサーバ
3、4 端末
5 ネットワーク
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 出力装置
16 通信装置
17 HDD
110 記憶部
120 広告候補配信部
130 広告配信部
140 カウント部
210 広告取得部
220 広告付加部
230 メール転送部
310 メール送信部
320 広告候補取得部
330 配信広告選択部

Claims (12)

  1. ユーザの属性に基づき配信される広告を記憶した記憶手段と、
    第一端末に、第二端末のユーザの属性に基づき配信される広告を、広告候補として配信する広告候補配信手段と、
    前記第二端末に、前記第一端末のユーザにより前記広告候補の中から選択された配信広告を配信する広告配信手段と、
    を備えたことを特徴とする広告配信装置。
  2. 前記広告候補配信手段は、ユーザ識別子と共に広告候補取得要求を受信したとき、該ユーザ識別子に対応するユーザの属性に基づき配信される広告を、前記広告候補として配信すること、
    を特徴とする請求項1記載の広告配信装置。
  3. 前記広告配信手段は、前記第一端末のユーザにより前記広告候補の中から選択された配信広告を受信すること、
    を特徴とする請求項2記載の広告配信装置。
  4. 前記第一端末は、メール送信元の端末であって、
    前記第二端末は、メール受信先の端末であって、
    前記広告配信手段は、前記第一端末から前記第二端末への送信メールに付加された前記選択された配信広告を配信すること、
    を特徴とする請求項3記載の広告配信装置。
  5. 前記記憶手段は、ユーザ毎に、該ユーザをメール受信先として、前記配信広告が付加されたメールの送信を前記第二端末のユーザが許可するメール送信元のユーザを記憶し、
    前記広告候補配信手段は、前記第二端末のユーザが、前記第一端末のユーザを前記許可するメール送信元のユーザとしているとき、前記第一端末に前記広告候補を配信すること、
    を特徴とする請求項4記載の広告配信装置。
  6. 前記第一端末のユーザにより前記広告候補が閲覧されたことを示す情報、又は前記第二端末ユーザにより前記配信広告が閲覧されたことを示す情報の何れかを受信したとき、広告閲覧回数のカウント情報をカウントアップするカウント手段と、
    を備えたことを特徴とする請求項1ないし5何れか一項記載の広告配信装置。
  7. ユーザの属性に基づき配信される広告を記憶した記憶手段と、
    第一端末に、第二端末のユーザの属性に基づき配信される広告の広告カテゴリを、広告候補カテゴリとして配信する広告候補配信手段と、
    前記第二端末に、前記第一端末のユーザにより前記広告候補カテゴリの中から選択された広告カテゴリに属する配信広告を配信する広告配信手段と、
    を備えたことを特徴とする広告配信装置。
  8. 前記広告配信手段は、前記第一端末のユーザにより前記広告候補カテゴリの中から選択された広告カテゴリを受信すること、
    を特徴とする請求項7記載の広告配信装置。
  9. 前記第一端末は、メール送信元の端末であって、
    前記第二端末は、メール受信先の端末であって、
    前記広告配信手段は、前記第一端末から前記第二端末への送信メールに付加された前記選択された広告カテゴリに属する配信広告を配信すること、
    を特徴とする請求項8記載の広告配信装置。
  10. 前記記憶手段は、ユーザ毎に、該ユーザをメール受信先として、前記配信広告が付加されたメールの送信を前記第二端末のユーザが許可するメール送信元のユーザを記憶し、
    前記広告候補配信手段は、前記第二端末のユーザが、前記第一端末のユーザを前記許可するメール送信元のユーザとしているとき、前記第一端末に前記広告候補カテゴリを配信すること、
    を特徴とする請求項9記載の広告配信装置。
  11. ユーザの属性に基づき配信される広告を記憶手段から読み出す工程と、
    第一端末に、第二端末のユーザの属性に基づき配信される広告を、広告候補として配信する工程と、
    前記第二端末に、前記第一端末のユーザにより前記広告候補の中から選択された配信広告を配信する工程と、
    を備えたことを特徴とする広告配信方法。
  12. ユーザの属性に基づき配信される広告を記憶手段から読み出す工程と、
    第一端末に、第二端末のユーザの属性に基づき配信される広告の広告カテゴリを、広告候補カテゴリとして配信する工程と、
    前記第二端末に、前記第一端末のユーザにより前記広告候補カテゴリの中から選択された広告カテゴリに属する配信広告を配信する工程と、
    を備えたことを特徴とする広告配信方法。
JP2012234948A 2012-10-24 2012-10-24 広告配信装置及び広告配信方法 Pending JP2014085881A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012234948A JP2014085881A (ja) 2012-10-24 2012-10-24 広告配信装置及び広告配信方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012234948A JP2014085881A (ja) 2012-10-24 2012-10-24 広告配信装置及び広告配信方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014085881A true JP2014085881A (ja) 2014-05-12

Family

ID=50788880

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012234948A Pending JP2014085881A (ja) 2012-10-24 2012-10-24 広告配信装置及び広告配信方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014085881A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021081983A (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 株式会社ラストワンマイル 情報処理装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079711A (ja) * 1996-09-02 1998-03-24 Toshiba Corp コマーシャル情報選択再生方法および放送システム
JP2002074147A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp 電子メール広告添付方法、広告付き電子メール配信システム
JP2009282833A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Ntt Docomo Inc 広告提供システム、広告提供方法及び広告提供プログラム

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1079711A (ja) * 1996-09-02 1998-03-24 Toshiba Corp コマーシャル情報選択再生方法および放送システム
JP2002074147A (ja) * 2000-08-24 2002-03-15 Mitsubishi Electric Corp 電子メール広告添付方法、広告付き電子メール配信システム
JP2009282833A (ja) * 2008-05-23 2009-12-03 Ntt Docomo Inc 広告提供システム、広告提供方法及び広告提供プログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2021081983A (ja) * 2019-11-19 2021-05-27 株式会社ラストワンマイル 情報処理装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10990983B2 (en) Managing internet advertising and promotional content
CN108446410B (zh) 信息推荐方法、装置、系统、设备及可读存储介质
JP5429498B2 (ja) 電子プロファイルの開発、格納、使用、およびそれらに基づいてアクション行うためのシステム
CA2789224C (en) Communicating information in a social network system about activities from another domain
US10068258B2 (en) Sponsored stories and news stories within a newsfeed of a social networking system
TWI549079B (zh) 用於導引內容至一社群網路引擎之使用者的系統及方法
KR101895536B1 (ko) 어플리케이션 사용에 따른 어플리케이션 추천 서버 및 단말, 그리고 어플리케이션 추천 방법
JP4834042B2 (ja) ユーザ作成コンテンツ管理装置、ユーザ作成コンテンツ管理システムおよび閲覧者の嗜好調査方法
US20160379273A1 (en) Propagating promotional information on a social network
US20090182589A1 (en) Communicating Information in a Social Networking Website About Activities from Another Domain
US20130124322A1 (en) Targeting information to a user based on viewed profile pages
CN102834840A (zh) 用于将目标内容递送给社交网络上的成员的设备和方法
JP2008176570A (ja) 配信システム、口コミ情報管理サーバ、配信サーバ、ユーザ端末及び配信方法
JP2008282136A (ja) ソーシャルネットワーキングサービス提供装置、提供方法および提供プログラム
US20160005084A1 (en) Systems, methods, and computer program products for user-specific product related activity
JP2014085881A (ja) 広告配信装置及び広告配信方法
KR20130021797A (ko) 친구 추천 서비스 제공방법 및 그 시스템
KR102048087B1 (ko) 개인과 객체의 관계 관리방법 및 그 시스템
JP2017040996A (ja) メール配信用サーバ
JP2014197420A (ja) 情報提供装置、情報提供方法、情報提供プログラム、及び情報提供プログラムが記録された記録媒体
JP5599843B2 (ja) 情報提供装置、広告配信システム、情報提供方法及び情報提供プログラム
JP2008040931A (ja) 動画管理方法、動画管理システム、および当該システムを機能させるためのプログラム
JP2020181426A (ja) 情報処理システム、サービス出力端末及び情報処理プログラム
KR20110016754A (ko) 프로필 서비스 제공 방법 및 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140425

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140826