JP4834042B2 - ユーザ作成コンテンツ管理装置、ユーザ作成コンテンツ管理システムおよび閲覧者の嗜好調査方法 - Google Patents

ユーザ作成コンテンツ管理装置、ユーザ作成コンテンツ管理システムおよび閲覧者の嗜好調査方法 Download PDF

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本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント端末にユーザ作成コンテンツ(UGC:User−Generated Content)サービスを提供するユーザ作成コンテンツ管理装置、ユーザ作成コンテンツ管理システムおよび閲覧者の嗜好調査方法に関する。
従来、ユーザが日記やプロフィール等のUGCを作成し、インターネットなどのネットワーク上に公開するサービスが知られている。
このようなUGCを提供するサービスとして、例えば、友人・知人間のコミュニケーションを促進するコミュニティ型の会員制サービスであるソーシャルネットワーキングサービス(SNS:Social Networking Service)やブログサービスがある。これらのサービスでは、自分の日記やプロフィール等を作成してインターネット上に公開でき、それらの内容を閲覧した他人とその内容についてコミュニケーションをとる手段や場が提供される。すなわち、ネットワークサービスは新たな人間関係を構築する場を提供するサービスである。
また、ユーザがUGCを作成する場合、それを他のユーザに閲覧してもらえることがモチベーションの向上につながる。そこで、他のユーザに閲覧してもらうには、ユーザが興味のある内容でUGCを作成することが有効である。
特許文献1には、既存メンバからの紹介により新規メンバが参加可能なネットワークサービスが記載されている。このネットワークサービスにおいては、既存メンバと新規メンバには何らかの共通点があるという観点から、新規メンバに対して紹介者の趣味や属性に一致した広告を配信している。
特開2007−178776号公報
しかしながら、特許文献1では、新規メンバの趣味や興味に応じた広告を配信する方法として、新規メンバやその紹介者の趣味や属性等(嗜好)を参照しなければならず、処理が煩雑であるという問題があった。
本発明の目的は、ユーザ作成コンテンツを閲覧する閲覧者の嗜好を簡単に調査することができるユーザ作成コンテンツ管理装置、ユーザ作成コンテンツ管理システムおよび閲覧者の嗜好調査方法を提供することである。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置は、ネットワークを介して接続されたクライアント端末に対して、ユーザ作成コンテンツの作成および閲覧が可能なサービスを提供するユーザ作成コンテンツ管理装置であって、前記クライアント端末で前記サービスを利用するユーザによって作成されたユーザ作成コンテンツを記憶するユーザ作成コンテンツ記憶手段と、前記クライアント端末からの要求に応じて前記ユーザ作成コンテンツの前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段に対する書込処理または読出処理を行うとともに、前記ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられ、前記ユーザにより作成されたリンク部分を検出し、このリンク部分に対するアクセス要求を自装置に送信させるためのコードを前記リンク部分に挿入するユーザ作成コンテンツ処理手段と、前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶された前記ユーザ作成コンテンツに基づいて前記リンク部分を含むユーザ作成コンテンツページを作成し、このユーザ作成コンテンツページを前記クライアント端末に送信するページ送信手段と、前記コードに基づいて自装置に送信された前記リンク部分への閲覧者による前記アクセス要求を受信するとともに、前記リンク部分が示すリンク先へアクセスさせるための転送処理を行う転送処理手段と、前記リンク部分ごとに、前記アクセス要求を集計する集計処理手段と、前記集計処理手段による集計結果を表示させた集計結果ページを前記クライアント端末に送信する集計結果送信手段と、を具備したことを特徴とする。
ここで、ユーザ作成コンテンツ(UGC:User−Generated Content)とは、一般のユーザによって作成された様々なコンテンツの総称であり、サービス提供会社から提供されたネットワークサービスなどに書き込まれた文章や、アップロードされた画像・写真・音声・動画・アニメーションなどのコンテンツをいう。
このようなサービスとしては、例えば、ソーシャルネットワーキングサービス(Social Networking Service:SNS)やブログサービスなどがある。一般には、それぞれのサービスにユーザ登録することによりそのユーザ専用の情報表示領域を与えられ、情報表示領域内に文章などを書き込んだり、写真、画像、動画等をアップロードすることができる。具体的なコンテンツとしては、プロフィール、コメント、日記、アルバム等が挙げられる。
なお、本発明では、ユーザがUGCを作成可能であればよいので、ユーザ登録はしなくてもよい。
ユーザはクライアント端末を操作してUGC管理装置が提供するサービスにアクセスし、例えば、ログインすることでユーザ専用のページを開き、プロフィール、コメント、日記等のUGCを作成することができる。
UGC管理装置は、クライアント端末でウェブページへのリンクが挿入されて作成されたこれらのUGCに対して、ユーザ作成コンテンツ受付手段、ユーザ作成コンテンツ記憶手段、ページ送信手段、集計処理手段および集計結果送信手段により、閲覧者のリンク部分へのアクセス状況を集計し、集計結果をネットワークを介して接続されたクライアント端末に送信するものである。
ユーザ作成コンテンツ記憶手段は、UGCの種類ごとにUGCに関する情報を記憶する。例えば、UGCとしてプロフィールと日記がある場合、それぞれの内容がそれぞれのUGC記憶手段に記憶される。
ユーザ作成コンテンツ処理手段は、クライアント端末からの要求に応じてUGCをユーザ作成コンテンツ記憶手段に書き込んだり読み出したりする。また、UGC内に貼り付けられたリンク部分を検出し、このリンク部分にコードを挿入する。コードは、リンク部分にアクセスされた場合に自装置にアクセス要求を送信できるものであればよく、例えば、自装置にアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)が用いられる。なお、コードの挿入は、ユーザ作成コンテンツ記憶手段からUGCに関する情報を読み出した後にリンク部分に挿入されてもよいし、コードをリンク部分に挿入した状態でユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶させてもよい。
ページ送信手段は、ユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶されたUGC情報に基づいてウェブページへのアクセス可能なリンク部分を含むユーザ作成コンテンツページを作成し、このユーザ作成コンテンツページをクライアント端末に送信する。
転送処理手段は、閲覧者によるリンク部分へのアクセスがあった場合に機能する。リンク部分には、自装置へアクセス要求を送信するためのコードが挿入されているため、閲覧者がリンク部分を選択すると、このコードに基づいて、クライアント端末から自装置へアクセス要求が送信される。転送処理手段はこのアクセス要求を受信するとともに、リンク部分が示すリンク先のURLをクライアント端末へ送信する(リダイレクト処理)。
集計処理手段は、転送処理手段でアクセス要求が受信されると、UGC内に挿入されたリンク部分へのアクセス数を集計する。具体的には、各リンク部分への総アクセス数、1000回表示あたりのアクセス数を示すクリック率などを集計する。
集計結果送信手段は、集計処理手段によって集計された内容に基づいて集計結果ページを作成し、この集計結果ページをクライアント端末に送信する。集計結果の表示方法としては、例えば、表やグラフなどが挙げられる。
この発明では、ユーザ作成コンテンツ処理手段が、クライアント端末で作成されたUGC情報をユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶させる。また、クライアント端末からの要求に応じてユーザ作成コンテンツ記憶手段から該当するUGC情報を取得する。このとき、ユーザ作成コンテンツ処理手段は、UGC情報であるリンク部分にコード、例えば自装置にアクセスするためのURL、を挿入する。そして、ページ送信手段が、これらのUGC情報に基づいてユーザ作成コンテンツページを作成し、クライアント端末に送信する。
クライアント端末では、ユーザ作成コンテンツページを閲覧可能に画像表示され、閲覧者はユーザ作成コンテンツページを閲覧することができる。そして、閲覧者は、ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられたリンク部分にアクセスする。閲覧者によりリンク部分にアクセスされると、リンク部分に埋め込まれたコードに基づいて、クライアント端末から自装置へアクセス要求が送信される。転送処理手段は、このアクセス要求を受信するとともに、リンク部分のリンク先のURLをクライアント端末に送信する。
集計処理手段は、転送処理手段でアクセス要求が受信されると、該当するリンク部分へのアクセス数やクリック率などを集計する。そして、集計結果送信手段によりこれらの集計結果が集計結果ページとしてクライアント端末に配信される。
したがって、ユーザは、自分が作成したUGC内に貼り付けたリンク部分に対するアクセス状況を把握することができ、閲覧者の興味や嗜好を分析することができる。そして、これらの分析結果に基づいて、閲覧者の興味を引く内容のUGCを作成することができ、ユーザのUGC作成に対するモチベーションが向上する。すなわち、閲覧者の閲覧回数も多くなるとともにUGCの更新頻度も高まり、ウェブサイトの活性化を図ることができる。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置において、前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段は、前記閲覧者による前記リンク部分へのアクセス要求を前記リンク部分ごとにアクセスログとして記憶するアクセスログ記憶手段を備え、前記ユーザ作成コンテンツ処理手段は、前記アクセス要求を受信するたびに前記アクセスログを前記アクセスログ記憶手段に記憶させ、前記集計処理手段は、前記アクセスログ記憶手段に記憶された前記アクセスログに基づいて前記閲覧者による前記リンク部分への前記アクセス要求を集計することが好ましい。
ユーザ作成コンテンツ記憶手段は、UGC情報とともに、各UGC内に貼り付けられたリンク部分ごとのリンク情報を記憶するとともに、各リンク部分にアクセスした閲覧者のアクセスログがアクセスごとに記憶されるアクセスログ記憶手段を備えている。アクセスログとしては、例えばリンク情報、ユーザごとに日時等が記憶される。
この発明では、閲覧者によるリンク部分へのアクセスがあるたびに、ユーザ作成コンテンツ処理手段が、UGC内に貼り付けられたリンク部分に関連するリンク情報と閲覧者の情報および日時をアクセスログとしてアクセスログ記憶手段に記憶させる。
集計処理手段は、アクセスログ記憶手段に記憶されたアクセスログに基づいて、各リンク部分にアクセスした閲覧者の人数やクリック率などを集計する。
このように、集計処理手段は、アクセスログ記憶手段に蓄積されたアクセスログに基づいて、各リンク部分に対するアクセス数を集計することができる。また、アクセスログとして様々な情報を記憶させることにより、様々な条件で集計することもできる。
例えば、リンク部分に関するリンク情報としてはリンク先のウェブページに関する情報が挙げられ、閲覧者情報としては、年齢、性別などの属性が挙げられる。このようなリンク情報および閲覧者情報により、各リンク部分にアクセスした閲覧者の嗜好、年齢層、性別ごとの集計を行うことができる。
したがって、様々な集計結果を提供することができるので、ユーザは閲覧者の興味や嗜好をより詳細に分析することができ、閲覧者の興味や嗜好に合ったUGCを作成することができる。閲覧者の閲覧回数も多くなるので、ユーザのモチベーションも向上し、UGCの更新頻度も高まり、ウェブサイトの活性化を図ることができる。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置において、前記リンク情報は、前記リンク部分が示すリンク先のウェブページのタイトル情報を含み、前記集計処理手段は、前記タイトル情報ごとに前記アクセス要求を集計することが好ましい。
この発明では、リンク情報としてリンク部分が示すリンク先のウェブページに掲載されているコンテンツのタイトル情報を含んでいる。
したがって、集計処理手段は、タイトル情報ごとの集計を行うことができるので、閲覧者の嗜好の傾向を把握しやすい集計結果を得ることができる。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置において、前記ユーザの属性情報をユーザごとに記憶するユーザ情報記憶手段をさらに備え、前記集計処理手段は、前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記閲覧者に対応する前記属性情報に基づいて前記アクセス要求を集計することが好ましい。
ユーザ情報記憶手段には、ユーザ作成コンテンツ管理装置が提供するサービスを利用するユーザに関する情報が記憶される。ユーザに関する情報としては、例えば、名前、ニックネーム、年齢、性別、趣味等が挙げられる。
したがって、ユーザ作成コンテンツを作成したユーザやそれを閲覧する閲覧者の属性情報が記憶されているため、集計処理手段は、ユーザ情報データベースから閲覧者の属性情報を簡単に取得することができ、閲覧者の属性情報に基づいて、アクセスログ記憶手段に記憶されているアクセスログをより詳細かつ簡単に集計することができる。具体的には、年齢または年代ごとの集計、性別ごとの集計等を行うことができる。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置において、前記ユーザと前記閲覧者との間の友人関係に関する情報が記憶された友人関係記憶手段を備え、前記集計処理手段は、前記友人関係記憶手段に記憶された前記友人関係に関する情報に基づいて、前記ユーザと友人関係を有する前記閲覧者の前記アクセス要求を集計することが好ましい。
この発明では、ユーザ作成コンテンツを作成したユーザとそれを閲覧する閲覧者との間に友人関係を設定することができる。例えば、ユーザの友人関係記憶手段にその閲覧者を記憶させることにより友人関係を成立させる。ここで記憶させる閲覧者の情報としては、例えば、閲覧者の年齢や性別等の属性、閲覧者の趣味等の属性情報である。
このように、ユーザが作成したUGCを閲覧する閲覧者が、友人関係記憶手段に該ユーザの友人として記憶されているため、その閲覧者の属性情報を取得することができる。したがって、集計処理手段は、友人である閲覧者の属性情報に基づいた集計を行うことができ、より詳細な集計結果を得ることができる。その結果、ユーザはこの集計結果に基づいて、より閲覧者が興味を引く内容のUGCを作成することができる。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置において、前記リンク部分のリンク先のウェブページの内容が分類されるカテゴリとこのカテゴリを表すキーワードとを関連付けて記憶するカテゴリ分類記憶手段と、前記リンク部分のリンク先のウェブページの内容を特徴づけるキーワードに基づいて、前記カテゴリ分類記憶手段から前記リンク部分のリンク先の内容のカテゴリを判定するカテゴリ判定手段と、を備え、前記集計処理手段は、前記カテゴリごとに前記アクセス要求を集計することが好ましい。
カテゴリ分類記憶手段には、カテゴリとそのカテゴリを表すキーワードとが関連付けられて予め記憶されている。なお、必要に応じて新しいカテゴリや新しいキーワードを適宜追加することもできる。
カテゴリ判定手段は、UGC内に貼り付けられたリンク部分のリンク先のウェブページにアクセスし、そのウェブページ内のコンテンツを解析する。そして、コンテンツを特徴付けるキーワードを抽出し、そのキーワードとカテゴリ分類記憶手段に記憶されているキーワードとを対応付けて、そのコンテンツのカテゴリを判定する。なお、リンク先のウェブページ内のコンテンツを解析する方法としては、例えば、固有名詞を抽出してキーワードとすることができる。そして、判定されたカテゴリは、UGC記憶手段にリンク情報とともに登録される。集計処理手段は、このカテゴリに基づいて集計を行うことができる。
このように、集計処理手段は、リンク部分ごとに判定したカテゴリに基づいて集計を行うことができる。カテゴリごとに集計された集計結果は、ユーザにとってもアクセス状況を把握しやすいものとなり、分析しやすい集計結果を得ることができる。特に、UGC内に多数のリンク部分が存在する場合には、カテゴリごとの集計結果を得ることにより、閲覧者のアクセス状況を容易に把握することができる。
本発明のユーザ作成コンテンツ管理システムは、前述のユーザ作成コンテンツ管理装置と、前記ユーザ作成コンテンツ管理装置が提供するサービスを利用してユーザ作成コンテンツの作成および閲覧が可能な複数のクライアント端末と、前記ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられたリンク部分のリンク先のウェブサイトを提供する情報提供サーバと、を具備したことを特徴とする。
この発明によれば、ネットワークを介して接続されたクライアント端末、ユーザ作成コンテンツ管理装置、および情報提供サーバが協働することにより、前述と同様の作用効果を奏することができる。
具体的には、ユーザはクライアント端末を操作してユーザ作成コンテンツ管理装置が提供するサービスを利用してプロフィールや日記等のUGCを作成する。UGC内にはリンク部分が貼り付けられ、リンク部分は情報提供サーバが提供するニュースなどのウェブサイトにリンクされる。そして、リンク部分およびリンク先の情報はユーザ作成コンテンツ管理装置に記憶され、閲覧者がリンク部分にアクセスするたびにアクセスログが記憶される。ユーザ作成コンテンツ管理装置では、前述の集計処理手段によりアクセスログを集計して集計結果ページとしてクライアント端末に送信する。
したがって、ユーザはクライアント端末で集計結果ページを確認することができ、リンク部分に対する閲覧者のアクセス状況を把握することができる。すなわち、閲覧者の興味や嗜好を分析してUGC作成の指標とすることができ、UGC作成に対するモチベーションの向上を図ることができる。その結果、閲覧者の閲覧回数も増え、サイトの活性化を図ることができる。
本発明の閲覧者の嗜好調査方法は、ネットワークを介して接続されたクライアント端末に対してユーザ作成コンテンツの作成および閲覧が可能なサービスを提供し、前記クライアント端末で前記サービスを利用するユーザによって作成されたユーザ作成コンテンツに関する情報と前記ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられ、前記ユーザにより作成されたリンク部分ごとのリンク情報とを記憶するユーザ作成コンテンツ記憶手段と、閲覧者による前記リンク部分へのアクセス要求を前記リンク部分ごとにアクセスログとして記憶するアクセスログ記憶手段と、を備えたユーザ作成コンテンツ管理装置による閲覧者の嗜好調査方法であって、前記ユーザ作成コンテンツに関する情報と前記リンク情報とを前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶させるステップと、前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段から取得したリンク情報に基づいて自装置へのアクセス要求を送信させるためのコードを前記リンク部分に挿入するステップと、前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段から取得した前記ユーザ作成コンテンツに関する情報と前記コードが挿入された前記リンク部分に基づいて作成したユーザ作成コンテンツページをクライアント端末に送信するステップと、前記リンク部分にアクセスした前記閲覧者によるアクセス要求を、前記リンク部分ごとに、アクセスログとして前記アクセスログ記憶手段に記憶させるステップと、前記アクセスログ記憶手段に記憶された前記アクセスログに基づいて前記リンク部分への閲覧者によるアクセス要求を、前記リンク部分ごとに集計するステップと、前記集計による結果を集計結果ページとして前記クライアント端末に送信するステップと、を実施することを特徴とする。
この発明によれば、ユーザによって作成されたUGC内に貼り付けられたリンク部分へのアクセスに対するアクセスログを記憶させ、このアクセスログを集計することによって閲覧者の嗜好を調査することができる。
したがって、UGCの作成者は、この集計結果に基づいて閲覧者の興味や嗜好を分析し、UGC作成の指標とすることができる。すなわち、UGC作成に対するモチベーションの向上を図ることができる。また、閲覧者の閲覧回数も増え、SNSサイトの活性化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
本実施形態では、ユーザ作成コンテンツ管理システムとして、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を利用できるSNS管理システムを例示して説明する。
[SNS管理システムの構成の概略]
図1は、本発明の実施形態にかかるSNSサーバを含むSNS管理システムの構成の概略を示す図である。
図1に示すように、SNS管理システム10は、UGCを作成する場であるソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を提供するSNSサーバ100と、SNSサーバ100から提供されたSNSを利用してUGCを作成可能なクライアント端末200と、ニュースなどの情報提供サイトを配信するニュースサーバ300と、UGCを作成する場であるブログサービスを提供するブログサーバ400と、がインターネット20を介して接続されている。
SNSサーバ100とブログサーバ400は本発明のユーザ作成コンテンツ管理装置としてUGCを作成可能なサービスを提供する。本実施形態では、SNSサーバ100とクライアント端末200とニュースサーバ300について詳述する。
インターネット20はTCP/IPなどの汎用のプロトコルに基づくインターネットであるが、これに限られない。例えば、LAN(Local Area Network)などのイントラネット、無線媒体により情報が送受信可能な複数の基地局がネットワークを構成する通信回線網や放送網などのネットワーク、さらには、データを直接受信するための媒体となる無線媒体自体など、データを送受信させるいずれの構成が利用できる。
SNSサーバ100は、クライアント端末200およびニュースサーバ300にネットワークを介して接続され、クライアント端末200に対してSNSを提供し、クライアント端末200で作成されたUGCを管理する。
SNSは、コミュニティ型のウェブサイトであり、他のユーザとのコミュニケーションを円滑にする手段や場を提供したり、趣味や嗜好、居住地域、出身校といったつながりを通じて新たな人間関係を構築する場を提供する。
UGCとしては、クライアント端末200で作成可能なものであれば特に限定されず、例えば、テキスト入力、写真および画像等をアップロードすることのできるプロフィールや日記のほか、アルバムや動画等も挙げられる。
クライアント端末200は、SNSサーバ100にインターネット20を介してアクセスし、SNSを利用してプロフィールや日記などのUGCを作成する。
ニュースサーバ300は、クライアント端末200に対してニュースなどの情報提供サイトを配信する。
[SNS管理システムの構成の詳細]
図2は、本発明の実施形態にかかるSNSサーバを含むSNS管理システムの構成の詳細を示すブロック図である。
なお、本実施形態では、SNSが提供するUGCとしてプロフィールページのコメントと日記ページとを例示して説明する。プロフィールページにはユーザの写真や属性等の情報とともに1つのコメントが入力可能とされ、日記ページには日付ごとの日記が入力可能とされている。
SNSサーバ100は、記憶手段および演算処理手段を備えている。また、図示しないが、ウェブページを画面表示として出力させたり印刷出力する出力手段およびキーボード入力やファイル入力等の入力手段なども備えている。
記憶手段としては、SNSを利用しているユーザの情報を記憶するユーザ情報記憶手段としてのユーザ情報データベース110と、クライアント端末200でプロフィールページに作成されたコメントの情報を記憶するコメント情報記憶手段120と、クライアント端末200で日記ページに作成された日記の情報を記憶する日記情報記憶手段130と、カテゴリとそのカテゴリを表すキーワードが関連付けられて記憶されたカテゴリ分類記憶手段としてのカテゴリ分類データベース140と、ユーザの友人関係を記憶する友人関係記憶手段としての友人関係データベース150を備えている。
ユーザ情報データベース110は、例えば、以下の表1に示すように、ユーザごとのニックネーム、性別、生年月日、趣味などが1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。なお、ユーザ情報データベース110に格納される情報はこれらに限られず、例えば、現住所、出身地、年齢などの情報が格納されていてもよい。
Figure 0004834042
コメント情報記憶手段120には、SNSのプロフィールページで表示されるコメントに関する情報が記憶され、コメント情報データベース121とコメントアクセスログデータベース122とを備えている。コメント情報データベース121は本発明のユーザ作成コンテンツ記憶手段の一部として機能し、コメントアクセスログデータベース122は本発明のアクセスログ記憶手段の一部として機能する。
本実施形態では、SNSのプロフィールページには1つのコメントが入力可能とされているため、1ユーザに対して1コメントが入力可能である。したがって、コメント情報データベース121は、例えば、以下の表2に示すように、ユーザごとのコメント情報、リンク情報、カテゴリなどが1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。
コメント情報としてはコメントとして入力された内容が記憶され、リンク情報としてはコメントに貼り付けられたリンク部分のリンク先のアドレスが記憶されているが、この他にもリンク先のウェブページのタイトル情報などが記憶されていてもよい。カテゴリは、リンク部分のリンク先の内容をカテゴリ分類したものであり、後述のカテゴリ判定部166により判定される。
なお、リンク情報およびカテゴリは、コメントにリンク部分が存在しない場合は何も設定されない。
また、コメント情報の中に複数のリンク部分を含む場合は、リンク情報ごとのデータが記憶される。
Figure 0004834042
コメントアクセスログデータベース122は、例えば、以下の表3に示すように、ユーザのコメントに対するアクセスごとの閲覧日時と閲覧ユーザIDなどが1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。本実施形態では、1ユーザに対して表示できるコメントは1つであるため、ユーザごとのレコードとしているが、1ユーザに対して複数のコメントを入力可能であれば、ユーザおよびコメント情報ごとのアクセスログを記憶させるようにすればよい。
プロフィールページのコメントに貼り付けられたリンク部分が選択されるたびにそのアクセスログがコメントアクセスログデータベース122に蓄積される。
Figure 0004834042
日記情報記憶手段130は、SNSの日記ページで表示される日記に関する情報が記憶されている。本実施形態では、1日の日記本文中において、複数のリンク部分を貼り付けることが可能であるため、日記情報記憶手段130は、日記データベース131とリンク情報データベース132と日記アクセスログデータベース133とを備えている。なお、日記データベース131とリンク情報データベース132は本発明のユーザ作成コンテンツ記憶手段の一部として機能し、日記アクセスログデータベース133は本発明のアクセスログ記憶手段として機能する。
日記データベース131は、例えば、以下の表4に示すように、ユーザおよび日付ごとの日記本文が1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。日付および日記本文は、SNSの日記ページにおいて入力された内容である。日記本文中に示す下線部はリンク部分である。
Figure 0004834042
リンク情報データベース132は、例えば、以下の表5に示すように、上記の日記データベース131のユーザID、日付および日記本文中のリンク部分と関連付けられており、リンク部分ごとのリンク先のアドレスおよびカテゴリが1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。リンク先は、リンク部分のリンク先アドレスである。カテゴリは、リンク部分のリンク先の内容をカテゴリ分類したもので、後述のカテゴリ判定部166により判定される。
Figure 0004834042
日記アクセスログデータベース133は、例えば、以下の表6に示すように、上記のリンク情報データベース132のユーザIDおよびリンク部分と関連付けられており、アクセスされたリンク部分ごとの閲覧日時と閲覧ユーザIDなどが1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。
日記本文中に貼り付けられたリンク部分が選択されるたびにそのアクセスログが日記アクセスログデータベース133に蓄積される。
Figure 0004834042
カテゴリ分類データベース140では、カテゴリとカテゴリを表すキーワードが関連付けられて記憶されている。具体的には、以下の表7に示すように、あるカテゴリに分類されるキーワード群が1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。使用方法としては、あるキーワードのカテゴリを判定する場合に、カテゴリ分類データベース140を検索し、そのキーワードが分類されているカテゴリをそのキーワードのカテゴリとする。
なお、カテゴリ分類データベース140は、頻出のキーワードについてのカテゴリは予め登録されており、必要に応じて適宜登録することができる。
Figure 0004834042
友人関係データベース150は、UGCを作成したユーザと友人関係にある他のユーザ(閲覧者)が記憶されている。具体的には、以下の表8に示すように、ユーザID、友人ID、公開レベルが1つのレコードとして記憶されたテーブル構造となっている。友人IDは、ユーザ情報データベース110に登録されているユーザIDである。公開レベルは、ユーザが作成したUGCをその友人に対してどこまで公開するかを示す指標であり、例えば、A:全て公開、B:プロフィールのみ公開、C:日記のみ公開 などを設定することができるが、これに限定されない。
なお、閲覧者がユーザ情報データベース110に登録されていない場合は、ユーザの属性に関する情報(名前、性別、年齢など)を登録できるように項目を増やすこともできる。
Figure 0004834042
一方、演算処理手段としては、クライアント端末200からのページ要求を受信する要求受信部161と、要求されたページを作成するページ作成部162と、作成したページをクライアント端末200に送信するページ送信部163と、コメント情報記憶手段120に対してデータの書き込みおよび読み出しを行うコメント処理部164と、日記情報記憶手段130に対してデータの書き込みおよび読み出しを行う日記処理部165と、コメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130に記憶されたリンク部分のリンク先の内容のカテゴリを判定するカテゴリ判定部166と、リンク先のウェブページを取得するページ取得部167と、コメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130に記憶されたアクセスログを集計するアクセスログ収集部168と、を備えている。
なお、本実施形態では、コメント処理部164および日記処理部165が本発明のユーザ作成コンテンツ処理手段および転送処理手段として機能し、アクセスログ収集部168が本発明の集計処理手段として機能する。また、ページ作成部162およびページ送信部163は本発明のページ送信手段および集計結果送信手段として機能する。さらに、カテゴリ判定部166とページ取得部167がカテゴリ判定手段として機能する。
要求受信部161は、クライアント端末200からのページ要求を受信する。
ページ作成部162は、クライアント端末200が要求したページを作成する。ここではプロフィールページ、日記ページ、集計結果ページなどが要求されるがこれらに限定されず、SNSの仕様に基づいて要求受信部161で受信した要求に応じたページが作成される。プロフィールページにはコメント情報記憶手段120に記憶されたコメント情報が表示され(図3参照)、日記ページには日記情報記憶手段130に記憶された日記情報が表示され(図6参照)、集計結果ページにはコメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130に記憶されたアクセスログを集計した結果が表示される(図10、図11および図12参照)。集計結果の表示方法としては、特に限定されず、表やグラフなど集計結果に応じた形式で表示することができる。
ページ送信部163は、作成されたウェブページをクライアント端末200に送信する。
コメント処理部164は、要求受信部161でクライアント端末200から送信されたコメント情報が受信されると、コメント情報記憶手段120のコメント情報データベース121にコメント情報を記憶させる。また、クライアント端末200からプロフィールページが要求された場合には、コメント情報データベース121から該当ユーザのコメント情報を取得する。
コメントの全体または一部がリンク情報を有する場合、このリンク情報に集計コードとして、SNSサーバ100のURLを挿入する。具体的には、リンク先のURLの前に挿入することができる。なお、集計コードが挿入されたリンク情報は、ページ作成部162によってプロフィールページに埋め込まれ、クライアント端末200の入力手段によりリンク部分が選択されると、集計コードのURL(SNSサーバ100のURL)にアクセス要求を送信する。
このとき、要求受信部161がこのアクセス要求を受信するたびに、コメント情報記憶手段120のコメントアクセスログデータベース122にアクセスログを記憶させる。
また、コメント処理部164は、リンク情報のリンク先のURLをクライアント端末200に送信してリダイレクト処理を行う。
日記処理部165は、クライアント端末200から送信された日記情報を受信すると、日記情報記憶手段130の日記データベース131とリンク情報データベース132に日記情報およびリンク情報を記憶させる。また、クライアント端末200から日記ページが要求された場合には、日記データベース131およびリンク情報データベース132から該当ユーザの該当日付の日記情報とリンク情報とを取得する。
日記処理部165は、リンク情報には、集計コードとして、SNSサーバ100のURLを挿入する。具体的には、リンク情報の一部であるリンク先のURLの前に挿入することができる。なお、集計コードが挿入されたリンク情報は、ページ作成部162によって日記ページに埋め込まれ、クライアント端末200の入力手段によりリンク部分が選択されると、クライアント端末200は、集計コードのURL(SNSサーバ100のURL)にアクセス要求を送信する。
このとき、SNSサーバ100の要求受信部161がこのアクセス要求を受信するたびに、日記情報記憶手段130の日記アクセスログデータベース133にアクセスログを記憶させる。
また、日記処理部165は、リンク情報のリンク先のURLをクライアント端末200に送信してリダイレクト処理を行う。
カテゴリ判定部166は、コメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130に記憶されたリンク部分のリンク先のウェブページのコンテンツを解析して特徴的なキーワードを抽出し、そのキーワードとカテゴリ分類データベース140に記憶されているキーワードとを対応付けてカテゴリを判定する。そして、判定したカテゴリをコメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130の該当するリンク部分のカテゴリとして登録する。
ページ取得部167は、カテゴリ判定部166からの通知により、リンク先のウェブページを取得する。
アクセスログ収集部168は、コメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130に記憶されたアクセスログを集計する。集計方法としては、閲覧者のアクセス状況が把握できれば特に限定されない。例えば、コメントまたは日記本文中のリンク部分ごとの閲覧者数、クリック率、男女比などを集計してもよいし、1つのカテゴリに対する閲覧者を集計してもよい。
クライアント端末200は、SNSサーバ100およびニュースサーバ300にネットワークを介して接続され、各種フォーム等を記憶する記憶手段および演算処理手段のほか、受信したウェブページを画面表示として出力させたり印刷出力させる出力手段と、キーボードなどの入力手段などを備えている。クライアント端末200は、定期的または必要に応じて、SNSサーバ100またはニュースサーバ300にアクセスし、これらからネットワークを介して送出する各種データを送受信する。
演算処理手段は、閲覧したいウェブページをSNSサーバ100やニュースサーバ300に要求したり、要求したウェブページをSNSサーバ100やニュースサーバ300から受信して出力手段により画面表示させる。また、表示されたウェブページに対して、入力手段によるアクションがあるとそれを検知して、入力内容をSNSサーバ100やニュースサーバ300に送信する。
クライアント端末200としては、インターネットを介してSNSサーバ100およびニュースサーバ300に接続可能な機器であればよく、特に限定されないが、例えば、携帯電話やノートパソコンなどが挙げられる。なお、図2においては、1つのクライアント端末200と1つのニュースサーバ300とがSNSサーバ100に接続された構成を例示したが、実際には、複数のクライアント端末200とニュースサーバ300を含む複数の情報提供サイトを提供するサーバが接続されているものである。
ニュースサーバ300は、SNSサーバ100およびクライアント端末200にネットワークを介して接続され、記憶手段および演算処理手段を備えている。ニュースサーバ300は、定期的または必要に応じて、SNSサーバ100またはクライアント端末200にアクセスし、これらからネットワークを介して送出する各種データを送受信する。
記憶手段としては、クライアント端末に配信するウェブサイト上に掲載するニュースの情報を蓄積するニュースデータベース310を備えている。
ニュースデータベース310は、例えば、以下の表9に示すように、ウェブページに掲載するニュースごとのタイトル、記事、カテゴリなどが1つのレコードとして記憶されるテーブル構造となっている。カテゴリは、ニュースの内容を分類したものであり、前述のカテゴリ分類データベース140で示されたカテゴリと同等の意義をもつ。
Figure 0004834042
一方、演算処理手段としては、クライアント端末200からのページ要求を受信するページ要求受信部351と、クライアント端末200が要求したページを作成するページ作成部352と、作成されたページをクライアント端末200に送信するページ送信部353と、クライアント端末200からのUGC挿入の要求を検知するUGC挿入要求検知部354と、リダイレクト処理部355と、を備えている。
ページ要求受信部351は、クライアント端末200からのページ要求を受信する。ここで受信するページ要求の種類としては、ニュースサーバ300が配信するニュースページを要求する場合と、このニュースページに掲載されている内容をプロフィールページのコメントとして挿入するためのボタンが押された場合(コメント挿入の要求)とがある。
ページ作成部352は、ページ要求受信部351がニュースページの要求を受信すると、ニュースページを作成する。
ページ送信部353は、ページ作成部352で作成されたニュースページをクライアント端末200へ送信する。
UGC挿入要求検知部354は、ページ要求受信部351が受信した要求のうち、コメント挿入の要求を検知する。
リダイレクト処理部355は、UGC挿入要求検知部354がコメント挿入の要求を検知すると、クライアント端末200に対してリダイレクト処理を行う。
リダイレクト処理とは、アクセスしてきたクライアント端末200に対して別のサーバにアクセスするための宛先URLを送り返す処理である。
したがって、ここでは、リダイレクト処理部355は、SNSサーバ100が提供するSNSのプロフィールページのURLをクライアント端末200に送信することにより、クライアント端末200は自動的にSNSサーバ100に対してプロフィールページを要求することになる。
[SNS管理システムの動作]
以下、図面に沿ってSNS管理システム10の動作を説明する。
SNS管理システム10の動作としては、1.プロフィールページにコメントを挿入する場合、2.日記ページに日記を作成する場合、3.閲覧者がプロフィールページおよび日記ページのリンク部分にアクセスする場合、4.リンク情報のアクセス状況を集計する場合についてそれぞれ説明する。
[1.コメント挿入の動作]
まず、プロフィールページにコメントを挿入する動作について、図2を適宜参照しながら図3、図4および図5に沿って説明する。
図3は本発明の実施形態において出力手段により表示されたプロフィールページの画像を示す第1説明図、図4は本発明の実施形態にかかるSNS管理システムにおいてプロフィールページにコメントを挿入する動作を示すフローチャート、図5は本発明の実施形態において出力手段により表示されたニュースページの画像を示す第2説明図である。
まず、ユーザは、クライアント端末200の図示しない入力手段を入力操作し、SNSサーバ100にアクセスするために、例えば、ウェブブラウザを起動させてアドレスを入力する。このアドレスの入力により、クライアント端末200はページSNSサーバ100に対してSNSページを要求する。
このとき、ログイン画面をウィンドウ表示してユーザIDおよびパスワードを入力することでログインする。また、ユーザが登録されていない場合には、新規登録用のウェブページを表示させ、希望するユーザIDなどの所定事項を入力してSNSサーバ100に送信することでユーザ情報データベース110への登録を受けることができる。ユーザIDの新規登録に際して記入する所定事項としては、希望するユーザID、パスワード、ニックネーム、性別、趣味などが挙げられるが、これに限定されず、必要に応じて任意に設定することができる(表1参照)。
SNSサーバ100は、このSNSページの要求を要求受信部161で受信すると、ページ作成部162でSNSのトップページを作成し、ページ送信部163からクライアント端末200へ送信する。
クライアント端末200は、トップページを受信すると、図示しない出力手段によりトップページを画面表示する。
トップページには、SNSに登録した該ユーザの情報が記載されており、プロフィールページ、日記ページおよびその他のページへのアクセスが可能とされている。
プロフィールページとしては、例えば、図3に示すプロフィールページ500がクライアント端末200の出力手段により画面表示される。プロフィールページ500には、ログインユーザの写真を表示する写真欄510、ログインユーザの属性(性別、血液型、年齢、誕生日など)を表示する属性表示欄520、コメントを表示するコメント欄530およびログインユーザと友人関係にある(友人関係データベース150に登録されている)友人情報を表示する友人欄540が表示され、「お友達の興味」と表示された集計ボタン550が設けられる。なおプロフィールページ500に表示される項目はこれらに限定されず、公開したい内容に応じて適宜表示することができる。
本実施形態では、友人関係データベース150とユーザ情報データベース110とを関連付け、該当する友人の属性情報をユーザ情報データベース110から取得して友人欄540に表示する。
ここで説明する動作は、コメント欄530にコメントを挿入する場合の動作である。コメント欄530には、クライアント端末200の入力手段により直接テキスト入力することも可能であるが、ここでは、ニュースサーバ300が提供するニュースページに掲載された内容をコメント欄530に挿入する動作について説明する。
以下、ユーザがSNSにログインした状態における、SNSサーバ100、クライアント端末200およびニュースサーバ300の動作を説明する。
クライアント端末200は、入力手段を用いてニュースサーバ300へアクセスし、ニュースページを要求する。
ニュースサーバ300は、ステップS1において、ページ要求受信部351がページ要求を受信すると、ページ作成部352が要求されたニュースページを作成し、ページ送信部353によりクライアント端末200に送信する。
クライアント端末200は、ステップS2において、ニュースページを受信すると、例えば、図5に示すようなニュースページ600を出力手段により画像表示してステップS3へ進む。
ニュースページ600には、ニュースのタイトルと記事内容が掲載され、「コメントへ追加」と表示された追加ボタン610が設けられている。追加ボタン610は、ニュースページ600に掲載された内容を、SNSサーバ100が提供するプロフィールページ500のコメント欄530に挿入するための処理を行うものである。
クライアント端末200の入力手段により追加ボタン610が選択されると、ステップS3において、クライアント端末200の演算処理手段は追加ボタン610が選択されたことを検知してステップS4へ進む。
ステップS4では、クライアント端末200は、ニュースサーバ300に対してSNSのプロフィールページ500を要求する。
ニュースサーバ300は、ページ要求受信部351で要求を受信すると、UGC挿入要求検知部354により、その要求が追加ボタン610を選択したことによるものであることを検知する。
そして、ステップS5において、リダイレクト処理部355は、クライアント端末200およびSNSサーバ100に対してリダイレクト処理を行う。具体的には、クライアント端末200に対してSNSサーバ100にアクセスするための宛先URLを送り返す。
このとき、ニュースページ600の内容をプロフィールページ500のコメントとして挿入するため、コメントとして表示する内容およびURLを入力可能なウィンドウを表示してもよい。このウィンドウで設定されたコメント情報(タイトル、URL)もクライアント端末200へ送信される。
クライアント端末200は、ステップS6において、宛先URLとコメント情報を受信し、ステップS7へ進む。
ステップS7では、受信した宛先URLに基づいてSNSサーバ100へアクセスし、プロフィールページ500を要求するとともにニュースサーバ300から受信したコメント情報を送信する。
SNSサーバ100は、要求受信部161でプロフィールページ500の要求を受信すると、ステップS8において、コメント処理部164が、受信したコメント情報をコメント情報記憶手段120に記憶させる。
このとき、ステップS9において、ページ取得部167は受信したコメント情報に含まれるURL(ニュースページ600)を提供するニュースサーバ300にアクセスしてそのニュースページ600のコンテンツを取得する。そして、カテゴリ判定部166は取得したコンテンツを解析してニュースページ600の内容を特徴付けるキーワードを抽出し、抽出したキーワードとカテゴリ分類データベース140に記憶されているキーワードとを対応付けて、受信したコメント情報のカテゴリを判定する。
また、ニュースサーバ300には、ニュースページ600に掲載された内容とその内容が分類されるカテゴリがニュースデータベース310に格納されているので、ニュースデータベース310の該ニュースのカテゴリを取得して、そのカテゴリを受信したコメント情報のカテゴリとすることもできる。
判定したカテゴリは、コメント処理部164によりコメント情報記憶手段120に記憶される。
また、コメント処理部164は、コメント情報にリンク部分が含まれる場合は、このリンク部分に集計コードとしてSNSサーバ100のURLを挿入する。
そして、ステップS10において、ページ作成部162は受信したコメント情報をコメント欄530に挿入したプロフィールページ500を作成し、ページ送信部163によりクライアント端末200へ送信する。
クライアント端末200は、ステップS11において、プロフィールページ500を受信し、出力手段により図3に示すようなプロフィールページ500を画面表示する。ここで、コメント欄530に表示されたコメントにはリンク部分が貼り付けられており、リンク部分は、集計コードであるSNSサーバ100のURLとニュースサーバ300が配信するニュースページ600のURLが含まれている。そして、リンク部分を選択することによって、SNSサーバ100およびニュースサーバ300にアクセスしてニュースページ600を閲覧することができる。
[2.日記作成の動作]
次に、日記ページに日記を作成する動作について、図2を適宜参照しながら図6および図7に沿って説明する。
図6は本発明の実施形態において出力手段により表示された日記ページの画像を示す第3説明図である。図7は前記実施形態にかかるSNS管理システムにおいて日記を作成する動作を示すフローチャートである。
ユーザは、クライアント端末200の出力手段に表示されたSNSのトップページからSNSサーバ100に対して日記ページを要求する。
SNSサーバ100は、ステップS21において、要求受信部161が日記ページの要求を受信すると、ページ作成部162が日記ページを作成し、ページ送信部163によりクライアント端末200へ送信する。
クライアント端末200は、日記ページを受信すると、例えば図6に示すような日記ページ700を出力手段により画像表示する。
そして、ステップS22において、日記ページ上に日記を作成する。日記ページ700は、ユーザの簡単なプロフィール(ニックネーム、写真、趣味など)欄とともに、日記作成欄710が設けられている。ユーザは、入力手段を用いて日記作成欄710に日記を作成する。このとき、日記本文中にリンクを貼りたい場合は、例えば、リンク部分とそのリンク先を入力可能なダイアログを表示させ、リンク部分とリンク先の情報を入力させる方法がある。日記本文中に貼り付けられたリンク部分は、図6に示すように下線付きで表示される。
そして、ステップS23において、日記ページ700に設けられた図示しない作成ボタンなどを選択することにより作成した日記情報をSNSサーバ100に対して送信する。
SNSサーバ100は、要求受信部161で日記情報を受信すると、ステップS24において、日記処理部165が受信した日記情報を日記情報記憶手段130に記憶させる。
このとき、ステップS25において、日記処理部165は、受信した日記情報の日記本文中に挿入された複数のリンク部分とそのリンク先を取得してステップS26へ進む。
ステップS26では、ページ取得部167が受信した日記情報の各リンク部分のリンク先であるURL(例えば、情報提供サイトのアドレス)を提供する情報提供サーバにアクセスし、そのウェブページのコンテンツを取得する。そして、カテゴリ判定部166は取得したコンテンツを解析してウェブページの内容を特徴付けるキーワードを抽出し、抽出したキーワードとカテゴリ分類データベース140に記憶されているキーワードとを対応付けて、各リンク部分のカテゴリを判定する。
また、前述のニュースサーバ300と同様に、情報提供サーバにおいて、ウェブページに掲載された内容とその内容が分類されるカテゴリがデータベースに格納されている場合は、データベースに記憶されている該コンテンツのカテゴリを取得して、そのカテゴリを日記本文中に貼り付けられた各リンク部分のカテゴリとすることもできる。
判定したカテゴリは、日記処理部165により、日記情報記憶手段130のリンク情報データベース132に記憶される。
また、日記処理部165は、日記情報にリンク部分が含まれる場合は、このリンク部分に集計コードとしてSNSサーバ100のURLを挿入する。
以上の動作により日記情報は日記記憶手段130に記憶され、ページ作成部162は集計コードの挿入されたリンク部分が埋め込まれた日記ページを作成し、作成した日記ページをSNSサーバ100からクライアント端末200に対して送信する。
[3.閲覧の動作]
次に、上記のように、ユーザが作成したプロフィールページ500および日記ページ700を別のユーザが閲覧する際の動作について、図2を適宜参照しながら図8に沿って説明する。
図8は本発明の実施形態におけるUGCを閲覧する動作を示すフローチャートである。
この動作は、ユーザが作成したプロフィールページ500または日記ページ700に別のユーザである閲覧者が訪問した場合の動作である。ユーザおよび閲覧者は互いの友人関係データベース150に登録されており、ユーザおよび閲覧者のプロフィールページまたは日記ページに互いにアクセス可能とされている。なお、ここで説明するクライアント端末200は閲覧者が操作するものである。
閲覧者は、クライアント端末200の図示しない入力手段を入力操作し、SNSサーバ100にアクセスするために、例えば、ウェブブラウザを起動させてアドレスを入力する。このアドレスの入力により、クライアント端末200はSNSサーバ100に対してSNSページを要求する。このとき、ログイン画面をウィンドウ表示してユーザIDおよびパスワードを入力することでログインする。
そして、クライアント端末200は、ステップS31において、ユーザのプロフィールページの表示の有無を判断する。閲覧者の入力操作により、ユーザが作成するプロフィールページにアクセスする場合はYesとなりステップS32へ進む。アクセスしない場合はNoとなりステップS40へ進む。
ステップS32では、クライアント端末200はSNSサーバ100に対してユーザのプロフィールページを要求する。
SNSサーバ100は、要求受信部161でプロフィールページの要求を受信すると、ステップS33において、コメント処理部164が該ユーザのコメント情報をコメント情報記憶手段120から取得し、取得したコメント情報にリンク部分が含まれる場合はリンク部分に集計コードとしてSNSサーバ100のURLを挿入する。また、ページ作成部162は、該ユーザのユーザ情報をユーザ情報データベース110から取得し、取得したユーザ情報とコメント情報に基づいてプロフィールページを作成する。ここでプロフィールページ500のコメント欄530に表示されるコメントは、「メタボリックシンドロームの原因は肥満でなく過食」であり、リンク先はニュースサーバ300が配信するニュースページ600である。そして、作成されたページは、ページ送信部163によりクライアント端末200へ送信される。
クライアント端末200は、ステップS34において、プロフィールページを受信して出力手段により画面表示してステップS35へ進む。
ステップS35は、プロフィールページ500のコメント欄530に表示されたコメント(リンク部分)の選択の有無を判断する。コメントが選択されるとYesとなりステップS36へ進む。コメントがクリックされない場合はNoとなり待機状態となる。
ステップS36では、選択したコメントに埋め込まれた集計コード(SNSサーバ100のURL)に基づいてSNSサーバ100にアクセス要求を送信する。
SNSサーバ100は、ステップS37において、要求受信部161がアクセス要求を受信すると、コメント処理部164が該コメントに対するアクセスログをコメントアクセスログデータベース122に格納してステップS38へ進む。
ステップS38では、コメント処理部164がページ送信部163を介してニュースサーバ300へのリダイレクト処理を行う。
クライアント端末200は、ステップS39において、SNSサーバ100のリダイレクト処理によりニュースサーバ300から配信されるニュースページを受信し、出力手段によりニュースページ600を画面表示する。
以上の動作により、閲覧者は、ユーザがプロフィールページ500に挿入したコメントのリンク先のニュースページ600を閲覧することができる。
次に、クライアント端末200は、ステップS40において、ユーザの日記ページの表示の有無を判断する。閲覧者の入力操作により、日記ページを表示する場合はYesとなりステップS41へ進む。表示しない場合はNoとなり待機状態となる。
ステップS41では、クライアント端末200はSNSサーバ100に対して該ユーザの日記ページを要求する。
SNSサーバ100は、要求受信部161で日記ページの要求を受信すると、ステップS42において、日記処理部165が該ユーザの日記情報を日記情報記憶手段130から取得し、取得した日記情報にリンク部分が含まれる場合はリンク部分に集計コードとしてSNSサーバ100のURLを挿入する。そして、ページ作成部162は、この日記情報に基づいて日記ページを作成する。作成された日記ページは、ページ送信部163によりクライアント端末200へ送信される。
クライアント端末200は、ステップS43において、日記ページを受信して出力手段により日記ページ700を画面表示してステップS44へ進む。なお、ここで表示される日記ページ700には、図6に示すように、1つの日記本文中に複数のリンク部分が存在している。
ステップS44では、日記本文中に貼り付けられたリンク部分の選択の有無を判断する。いずれかのリンク部分が選択された場合はYesとなりステップS45へ進む。リンク部分が選択されない場合はNoとなる待機状態となる。
ステップS45では、選択したリンク部分に埋め込まれた集計コード(SNSサーバ100のURL)に基づいてSNSサーバ100にアクセス要求を送信する。
SNSサーバ100は、ステップS46において、要求受信部161がリンク部分のリンク先のページ要求を受信すると、日記処理部165が該リンク部分におけるアクセスログを日記アクセスログデータベース133に格納してステップS47へ進む。
ステップS47では、日記処理部165がページ送信部163を介して、該リンク部分のリンク先のページを配信する図示しない情報提供サーバへのリダイレクト処理を行う。
クライアント端末200は、ステップS48において、SNSサーバ100のリダイレクト処理により情報提供サーバから送信されるウェブページを受信し、受信したウェブページを出力手段により画面表示する。
以上の動作により、閲覧者は、ユーザが日記本文中に貼ったリンク部分のリンク先のウェブページを閲覧することができる。
[4.集計処理の動作]
次に、集計を行う際の動作について、図2を適宜参照しながら図9、図10および図11に沿って説明する。
図9は本発明の実施形態における集計結果ページを表示する動作を示すフローチャートである。図10は本発明の実施形態において出力手段により表示された集計結果ページの画像を示す第4説明図である。図11は本発明の実施形態において出力手段により表示された集計結果ページの画像を示す第5説明図である。
この動作は、ユーザが作成したプロフィールページまたは日記ページに貼り付けられたリンク部分に対するアクセスのアクセスログを集計し、集計結果ページとしてクライアント端末に送信する動作である。
ユーザは、SNSへログインした状態で、ステップS51において、例えばプロフィールページ500に設けられた「お友達の興味」と表示された集計ボタン550を入力手段により選択することでSNSサーバ100に対して集計結果ページを要求する。
SNSサーバ100は、ステップS52において、要求受信部161が集計結果ページの要求を受信すると、アクセスログ収集部168は、コメント情報記憶手段120のコメントアクセスログデータベース122および日記情報記憶手段130の日記アクセスログデータベース133からそれぞれ該ユーザに対するアクセスログを抽出してステップS53へ進む。
ステップS53では、アクセスログ収集部168がプロフィールページのコメントまたは日記本文中に貼り付けられたリンク部分ごとの閲覧人数、クリック率、男女比等を集計し、ステップS54へ進む。
ステップS54では、ページ作成部162が集計結果に基づいて集計結果ページを作成し、ページ送信部163により集計結果ページがクライアント端末200へ送信される。集計結果の表示方法としては、表、グラフ等が挙げられる。
クライアント端末200は、ステップS55において、受信した集計結果ページを出力手段により画面表示する。図10に示すように、集計結果ページにはプロフィールページのコメント欄に表示されたコメント(リンク部分)または日記本文中に貼り付けられたリンク部分がコンテンツとして表示され、このコンテンツごとの閲覧人数、クリック率および男女比率が表示される。なお、表示された各コンテンツまたは各カテゴリは選択可能とされている。
次に、クライアント端末200は、ステップS56において、表示された集計結果ページの各コンテンツまたは各カテゴリに対する選択の有無を判断する。各コンテンツまたは各カテゴリが選択された場合はYesとなりステップS57へ進む。選択されない場合はNoとなり待機状態となる。
ステップS57では、選択した項目(コンテンツ、カテゴリ)に関するより詳細な集計結果を表示する詳細ページをSNSサーバ100に対して要求する。
SNSサーバ100は、ステップS58において、選択された項目についてのアクセスログを、再度コメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130からそれぞれ抽出してステップS59へ進む。
ステップS59では、取得したアクセスログに基づいて、ページ作成部162が選択された項目に対する閲覧者のリストを表示した詳細ページを作成し、ページ送信部163が詳細ページをクライアント端末200へ送信する。
クライアント端末200は、ステップS60において、受信した詳細ページを出力手段により画面表示する。詳細ページは、図11に示すように、ステップS56において選択された項目に対する閲覧者のリストが表示される。これ以外にも、図12に示すように、カテゴリごとのアクセス状況をグラフ化して表示してもよい。
[実施形態の作用効果]
本実施形態では、以下に示す作用効果を奏することができる。
SNSサーバ100が提供するSNSにおいて、ユーザが作成したプロフィールページ500のコメント(リンク部分)、または日記ページ700の日記本文中に張られたリンク部分が、閲覧者によって選択されるたびに、コメント処理部164および日記処理部165が各リンク部分に対するアクセスログをコメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130にそれぞれ記憶させる。そして、そのアクセスログに基づいて、プロフィールページ500のコメントまたは日記ページ700の日記本文中に貼り付けられたリンク部分に対するアクセス状況を集計して集計結果ページとしてクライアント端末200に送信する。
したがって、プロフィールページ500および日記ページ700を作成するユーザは、これらの集計結果から閲覧者の興味や嗜好を把握することができ、プロフィールページ500および日記ページ700を作成する際の指標とすることができる。すなわち、作成者であるユーザは、他のユーザ(閲覧者)に閲覧してもらえるようなプロフィールページ500および日記ページ700を作成することができるのでモチベーションが向上し、プロフィールページ500および日記ページ700の更新頻度が高まり、SNSとして提供されるウェブサイトの活性化を図ることができる。
また、本実施形態では、友人関係データベース150に登録されているユーザに限ってUGCを公開しているので、アクセスした閲覧者の属性や趣味などに応じて集計することができ、より詳細な集計結果を得ることができる。
したがって、UGCの作成者であるユーザは、友人の嗜好を調査することができ、UGC作成の指標とすることができる。
さらに、本実施形態では、プロフィールページ500のコメントおよび日記ページ700の日記本文中に貼り付けられたリンク部分を、そのリンク先のコンテンツに応じてそれぞれカテゴリ分類して登録することとした。
したがって、アクセスログ収集部168はカテゴリごとに集計することができるので、アクセス状況を把握しやすい集計結果を得ることができる。また、カテゴリで分類されていることにより容易にグラフ化することができ、さらに把握しやすい集計結果を得ることができる。
本実施形態では、ニュースサーバ300から配信されるニュースページ600に設けられた追加ボタン610をクリックすると、リダイレクト処理によってSNSサーバ100が提供するプロフィールページ500のコメント欄530にそのコメントが反映される。
したがって、作成者は、簡単にリンクの貼られたコメントをプロフィールページ500に挿入または更新することができる。また、ニュースページ600の閲覧中でも簡単にコメントを挿入または更新することができるので、利便性が高い。
[変形例]
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲で、例えば、以下に示される変形をも含むものである。
上述の実施形態では、UGC管理システムとして、ソーシャルネットワーキングサービス(SNS)を提供するSNSシステムを例示したが、UGCを提供するサービスであればこれに限られない。例えば、図1に示したブログサーバ400が提供するブログサービスなどにも適用することができる。すなわち、ユーザはクライアント端末においてUGCであるブログを作成し、ブログサーバ400は、ブログ内に貼り付けられたリンク部分に対するアクセスをアクセスログとして記憶し、前述と同様に集計結果ページとしてクライアント端末に送信することができる。したがって、ユーザはブログに対するアクセス状況を把握することができるので、ブログ作成時の指標とすることができる。
また、上述の実施形態では、コメント欄530に表示されるコメント全体をリンクさせたが、コメントの一部のみがリンクされたものであってもよい。
さらに、コメント情報記憶手段120および日記情報記憶手段130は、複数のデータベースで構成したが、データベースの構成は前述したものに限られない。コメント情報記憶手段120は、1つのコメントに対して複数のアクセスログが記憶できればよいので、1つのデータベースで構成してもよい。また、日記情報記憶手段130は1つの日記に対して複数のリンク情報およびリンク情報に対する複数のアクセスログが記憶できればよいので1つのデータベースで構成してもよい。
そして、上記実施形態では、ページ作成部162がページを作成する前に、コメント処理部164または日記処理部165がリンク部分に集計コードを挿入しているが、集計コードを挿入するタイミングはこれに限られない。例えば、コメント情報をコメント情報記憶手段120に記憶させる際に、リンク情報に集計コードを挿入した状態で記憶させることとしてもよい。日記情報についても同様である。
また、リンク情報にリンク先のウェブページのタイトル情報を含まれている場合は、タイトル情報ごとに集計をしてもよい。これにより、アクセスの傾向を把握しやすい集計結果を得ることができる。
本発明は、ネットワークを介して接続されたクライアント端末にUGC(User−Generated Content)サービスを提供するUGC管理装置およびUGC管理システムとして利用できる。
本発明の実施形態にかかるSNSサーバを含むSNS管理システムの構成の概略を示す図。 本発明の実施形態にかかるSNSサーバを含むSNS管理システムの構成の詳細を示すブロック図。 前記実施形態において出力手段により表示されたプロフィールページの画像を示す第1説明図。 前記実施形態にかかるSNS管理システムにおいてプロフィールページにコメントを挿入する動作を示すフローチャート。 前記実施形態において出力手段により表示されたニュースページの画像を示す第2説明図。 前記実施形態において出力手段により表示された日記ページの画像を示す第3説明図。 前記実施形態にかかるSNS管理システムにおいて日記を作成する動作を示すフローチャート。 前記実施形態におけるUGCを閲覧する動作を示すフローチャート。 前記実施形態における集計ページを表示する動作を示すフローチャート。 前記実施形態において出力手段により表示された集計結果ページの画像を示す第4説明図。 前記実施形態において出力手段により表示された集計結果ページの画像を示す第5説明図。 前記実施形態において出力手段により表示された集計結果ページの画像を示す第6説明図。
符号の説明
10 SNS管理システム
20 インターネット
100 SNSサーバ
110 ユーザ情報データベース
120 コメント情報記憶手段
130 日記情報記憶手段
140 カテゴリ分類データベース
150 友人関係データベース
164 コメント処理部
165 日記処理部
166 カテゴリ判定部
168 アクセスログ収集部
200 クライアント端末
300 ニュースサーバ
354 UGC挿入検知部
355 リダイレクト処理部

Claims (8)

  1. ネットワークを介して接続されたクライアント端末に対して、ユーザ作成コンテンツの作成および閲覧が可能なサービスを提供するユーザ作成コンテンツ管理装置であって、
    前記クライアント端末で前記サービスを利用するユーザによって作成されたユーザ作成コンテンツを記憶するユーザ作成コンテンツ記憶手段と、
    前記クライアント端末からの要求に応じて前記ユーザ作成コンテンツの前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段に対する書込処理または読出処理を行うとともに、前記ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられ、前記ユーザにより作成されたリンク部分を検出し、このリンク部分に対するアクセス要求を自装置に送信させるためのコードを前記リンク部分に挿入するユーザ作成コンテンツ処理手段と、
    前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶された前記ユーザ作成コンテンツに基づいて前記リンク部分を含むユーザ作成コンテンツページを作成し、このユーザ作成コンテンツページを前記クライアント端末に送信するページ送信手段と、
    前記コードに基づいて自装置に送信された前記リンク部分への閲覧者による前記アクセス要求を受信するとともに、前記リンク部分が示すリンク先へアクセスさせるための転送処理を行う転送処理手段と、
    前記リンク部分ごとに、前記アクセス要求を集計する集計処理手段と、
    前記集計処理手段による集計結果を表示させた集計結果ページを前記クライアント端末に送信する集計結果送信手段と、を具備した
    ことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理装置。
  2. 請求項1に記載のユーザ作成コンテンツ管理装置において、
    前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段は、
    前記閲覧者による前記リンク部分へのアクセス要求を前記リンク部分ごとにアクセスログとして記憶するアクセスログ記憶手段を備え、
    前記ユーザ作成コンテンツ処理手段は、
    前記アクセス要求を受信するたびに前記アクセスログを前記アクセスログ記憶手段に記憶させ、
    前記集計処理手段は、
    前記アクセスログ記憶手段に記憶された前記アクセスログに基づいて前記閲覧者による前記リンク部分への前記アクセス要求を集計する
    ことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理装置。
  3. 請求項2に記載のユーザ作成コンテンツ管理装置において、
    前記リンク情報は、前記リンク部分が示すリンク先のウェブページのタイトル情報を含み、
    前記集計処理手段は、前記タイトル情報ごとに前記アクセス要求を集計する
    ことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載のユーザ作成コンテンツ管理装置において、
    前記ユーザの属性情報をユーザごとに記憶するユーザ情報記憶手段をさらに備え、
    前記集計処理手段は、
    前記ユーザ情報記憶手段に記憶された前記閲覧者に対応する前記属性情報に基づいて前記アクセス要求を集計する
    ことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載のユーザ作成コンテンツ管理装置において、
    前記ユーザと前記閲覧者との間の友人関係に関する情報が記憶された友人関係記憶手段を備え、
    前記集計処理手段は、
    前記友人関係記憶手段に記憶された前記友人関係に関する情報に基づいて、前記ユーザと友人関係を有する前記閲覧者の前記アクセス要求を集計する
    ことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載のユーザ作成コンテンツ管理装置において、
    前記リンク部分のリンク先のウェブページの内容が分類されるカテゴリとこのカテゴリを表すキーワードとを関連付けて記憶するカテゴリ分類記憶手段と、
    前記リンク部分のリンク先のウェブページの内容を特徴づけるキーワードに基づいて、前記カテゴリ分類記憶手段から前記リンク部分のリンク先の内容のカテゴリを判定するカテゴリ判定手段と、を備え、
    前記集計処理手段は、前記カテゴリごとに前記アクセス要求を集計する
    ことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載のユーザ作成コンテンツ管理装置と、
    前記ユーザ作成コンテンツ管理装置が提供するサービスを利用してユーザ作成コンテンツの作成および閲覧が可能な複数のクライアント端末と、
    前記ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられたリンク部分のリンク先のウェブサイトを提供する情報提供サーバと、を具備したことを特徴とするユーザ作成コンテンツ管理システム。
  8. ネットワークを介して接続されたクライアント端末に対してユーザ作成コンテンツの作成および閲覧が可能なサービスを提供し、前記クライアント端末で前記サービスを利用するユーザによって作成されたユーザ作成コンテンツに関する情報と前記ユーザ作成コンテンツ内に貼り付けられ、前記ユーザにより作成されたリンク部分ごとのリンク情報とを記憶するユーザ作成コンテンツ記憶手段と、閲覧者による前記リンク部分へのアクセス要求を前記リンク部分ごとにアクセスログとして記憶するアクセスログ記憶手段と、を備えたユーザ作成コンテンツ管理装置による閲覧者の嗜好調査方法であって、
    前記ユーザ作成コンテンツに関する情報と前記リンク情報とを前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段に記憶させるステップと、
    前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段から取得したリンク情報に基づいて自装置へのアクセス要求を送信させるためのコードを前記リンク部分に挿入するステップと、
    前記ユーザ作成コンテンツ記憶手段から取得した前記ユーザ作成コンテンツに関する情報と前記コードが挿入された前記リンク部分に基づいて作成したユーザ作成コンテンツページをクライアント端末に送信するステップと、
    前記リンク部分にアクセスした前記閲覧者によるアクセス要求を、前記リンク部分ごとに、アクセスログとして前記アクセスログ記憶手段に記憶させるステップと、
    前記アクセスログ記憶手段に記憶された前記アクセスログに基づいて前記リンク部分への閲覧者によるアクセス要求を、前記リンク部分ごとに集計するステップと、
    前記集計による結果を集計結果ページとして前記クライアント端末に送信するステップと、を実施することを特徴とする閲覧者の嗜好調査方法。
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