JP5642219B2 - アフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバ - Google Patents

アフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバ Download PDF

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Description

本発明は、アフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバに関する。
広告形態の一つとして、アフィリエイト広告が知られている。アフィリエイト広告では、一般に、アフィリエイタが、ブログなどのサイトへ広告バナーを設定したり、メールマガジンの文章内に広告ページへのリンクを設定したりすることで、広告主のサイトへの誘導を行う。そして、かかる誘導によって広告主のサイトで購入が発生した場合にアフィリエイタに報酬が発生する。
かかるアフィリエイト広告では、アフィリエイタが広告主の商品やサービスの紹介などを積極的に行うことで、広告主のサイトへのアクセスを増やす努力を行うことが一般的である。しかしながら、アフィリエイタが実際に広告主の商品やサービスを購入したり使用したりしていない場合もあり、広告の信憑性に乏しい場合も多い。
かかる課題に対し、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)のコメント機能を活用して、SNSで関連付けられた会員ユーザ間でアフィリエイト広告を行うことができる広告システムが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−242976号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ある会員ユーザがアフィリエイト広告を行おうとする場合、かかる会員ユーザに関連付けられた他の会員ユーザ全てに対してアフィリエイト広告が行われる。そのため、会員ユーザに配信されるアフィリエイト広告には全く関心ない商品やサービスが多数含まれることになり、アフィリエイト広告による効果が却って阻害されてしまう場合も多い。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、効果的にアフィリエイト広告を行うことができるアフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバを提供することを目的とする。
本願に係るアフィリエイトシステムは、第一端末と、複数の第二端末と、サーバとを有するアフィリエイトシステムであって、前記サーバは、前記第一端末のユーザと前記第二端末のユーザとを関連付ける情報を記憶する関連情報記憶手段と、前記第二端末のユーザが訪問した場所の情報を訪問履歴情報として記憶する訪問履歴記憶手段と、前記第一端末のユーザが購入または利用した商品またはサービスのうち前記第一端末のユーザが前記第二端末のユーザに対して紹介すると決定した商品またはサービスに関する情報を含む紹介要求を取得する紹介情報取得手段と、前記関連情報記憶手段および前記訪問履歴記憶手段に記憶された情報に基づき、前記第一端末のユーザに関連し、かつ、前記紹介要求で特定される商品またはサービスの購入場所または利用場所を訪問した第二端末のユーザを、前記複数の第二端末のユーザの中から選択する選択手段と、前記選択手段によって選択されたユーザの前記第二端末に対して前記紹介情報取得手段によって取得した前記紹介要求に応じた紹介情報を通知する紹介情報通知手段と、前記第二端末のユーザが前記紹介情報に基づいて商品またはサービスの購入または利用をした場合に、前記第一端末のユーザに対して報酬を付与する付与手段と、を有する。
実施形態の一態様によれば、効果的にアフィリエイト広告を行うことができるアフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバを提供できる。
図1は、実施形態に係るアフィリエイト方法の説明図である。 図2は、実施形態に係るアフィリエイトシステムの具体的構成の一例を示す図である。 図3は、端末装置の記憶部に記憶される対象情報テーブルの一例を示す図である。 図4は、アフィリエイトアプリによって表示部に表示される画面の一例を示す図である。 図5は、表示制御部によって表示される表示画面の例を示す図である。 図6は、取引対象情報DBに記憶された取引情報テーブルの一例を示す図である。 図7は、ユーザ情報DBに記憶されたユーザ情報テーブルの一例を示す図である。 図8は、端末装置における情報処理のフローチャートである。 図9は、アフィリエイトサーバにおける情報処理のフローチャートである。
以下に、本願に係るアフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバの実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係るアフィリエイトシステム、アフィリエイト方法およびサーバが限定されるものではない。また、以下においては、データベースをDBと表す。
〔1.アフィリエイト方法〕
まず、実施形態に係るアフィリエイト方法の一例について説明する。図1は、実施形態に係るアフィリエイト方法の説明図である。
実施形態に係るアフィリエイト方法は、例えば、図1に示すアフィリエイトシステム1によって実現される。図1に示すように、アフィリエイトシステム1は、第一端末2aと、第二端末2bと、サーバ3とを有する。第一端末2aおよび第二端末2bは、図示しないネットワークを介してサーバ3と通信が可能である。
第一端末2aおよび第二端末2bには、アフィリエイト広告に利用される専用のアプリケーション(以下、アフィリエイトアプリと記載する)がインストールされており、かかるアフィリエイトアプリの機能を用いてアフィリエイト広告が効果的に行われる。なお、以下においては、第一端末2aおよび第二端末2bにおいてアフィリエイトアプリが起動され、かかるアフィリエイトアプリによって第一端末2aおよび第二端末2bの制御部が動作しているとする。
第一端末2aの表示部には、アフィリエイトアプリの機能によって、商品を示すアイコンが表示されており、第一端末2aのユーザ(以下、第一端末ユーザと記載する場合がある)は、表示部に表示されたアイコンを操作することで商品の購入や紹介などが可能である。第一端末2aの表示部に表示されるアイコンには、例えば、特売品のアイコン、第一端末ユーザが購入した商品のアイコン(以下、購入済みアイコンと記載する)などがある。
第一端末ユーザが、例えば、フリック操作などによって特売品のアイコン6aを選択すると、第一端末2aの制御部は、サーバ3に対してアイコン6aに対応する商品(例えば、サングラスのアイコン)の購入要求を行う(ステップS1)。
サーバ3は、第一端末2aからの購入要求に対して販売処理を行う(ステップS2)。かかる販売処理は、アイコン6aに対応する商品の販売処理であり、これにより、第一端末ユーザに対してアイコン6aに対応する商品の決済処理や発送手配などが行われる。さらに、サーバ3は、購入情報を第一端末2aへ送信する(ステップS3)。
サーバ3から第一端末2aへ送信される購入情報には、アイコン6aに対する商品の情報(例えば、商品のID、商品名、サーバ3のURL、アイコン情報など)が含まれており、第一端末2aの制御部は、アイコン情報に基づいて購入情報に対応する購入済みアイコン7aを表示部に表示する。
その後、第一端末ユーザが、例えば、フリック操作などによって購入済みアイコン7aを選択すると、第一端末2aの制御部は、サーバ3に対して購入済みアイコン7aに対応する商品の紹介要求を行う(ステップS4)。
サーバ3は、第一端末2aからの紹介要求を受け付けると、第一端末2aに関連し、かつ、紹介要求で特定される商品の購入場所がユーザの訪問場所に含まれる第二端末2bを判定し(ステップS5)、第二端末2bに対して購入済みアイコン7aに対応する紹介情報を送信する(ステップS6)。
ここで、ステップS5の処理について具体的に説明する。サーバ3は、第一端末ユーザのユーザIDと第二端末2bのユーザ(第二端末ユーザと記載する場合がある)のユーザIDとを関連付ける情報(例えば、友人登録情報)と、第二端末ユーザが訪問した場所の履歴情報(以下、訪問履歴情報と記載する)とを内部の記憶部に記憶している。また、第一端末2aから送信される紹介要求には、第一端末ユーザに対応するユーザIDと、購入済みアイコン7aに対応する商品の情報(例えば、商品のIDなど)とが含まれる。
サーバ3は、まず、紹介要求に含まれるユーザIDに基づき、第一端末ユーザと関連するユーザの端末を判定する。上述のように第一端末ユーザと関連するユーザとして第二端末ユーザが設定されており、サーバ3は、第一端末ユーザと関連するユーザの端末が第二端末2bであると判定する。
次に、サーバ3は、訪問履歴情報に基づき、紹介要求で特定される商品の購入場所に第二端末ユーザが訪問したか否かを判定する。紹介要求には、上述のようにサーバ3のURLが含まれており、サーバ3は、訪問履歴情報に基づき、例えば、第二端末ユーザが紹介要求に対応する商品のページ(例えば、商品を販売するサーバ3のページやメーカのページ)を訪問したことがあるか否かを判定する。そして、サーバ3は、第二端末ユーザが紹介要求に対応する商品のページを訪問したことがある場合に、紹介要求で特定される商品の購入場所に第二端末ユーザが訪問したと判定する。
このように、サーバ3は、第二端末ユーザが第一端末ユーザのユーザに関連し、さらに、紹介要求で特定される商品の購入場所に第二端末ユーザが訪問したと判定すると、紹介情報を第二端末2bへ送信する。紹介情報には、紹介要求に対応する商品の情報(例えば、紹介商品のID、商品名、サーバ3のURL、アイコン情報など)および紹介者である第一端末ユーザのユーザIDが含まれている。第一端末2aの制御部は、サーバ3から取得した紹介情報に含まれるアイコン情報に基づき、紹介アイコン8aを表示部に表示する。また、第二端末2bは、紹介情報に含まれる商品の情報を紹介アイコン8aに対応する商品の情報として記憶する。
その後、第二端末ユーザが、例えば、フリック操作などによって紹介アイコン8aを選択すると、第二端末2bの制御部は、サーバ3に対して紹介アイコン8aに対応する商品(以下、紹介商品と記載する場合がある)の購入要求を行う(ステップS7)。かかる購入要求には、紹介商品を購入するサーバ3のURLや紹介者である第一端末ユーザのユーザIDの情報が含まれる。なお、サーバ3のURLには、紹介商品のIDも含まれる。また、サーバ3のURLに第一端末ユーザのユーザIDの情報を含めることもできる。
サーバ3は、第二端末2bからの購入要求に対して販売処理を行う(ステップS8)。かかる販売処理は、ステップS2の処理と同様の処理である。また、サーバ3は、第二端末2bに対して販売処理完了通知を送信する(ステップS9)。さらに、サーバ3は、第二端末2bからの購入要求が第一端末2aの紹介情報に基づくものであるため、紹介者である第一端末ユーザに対して報酬を付与するアフィリエイト処理を行う(ステップS10)。サーバ3は、例えば、購入要求に含まれる情報から紹介商品および第一端末ユーザを特定することができる。
報酬の付与は、例えば、紹介商品の金額に対して所定割合のポイント(以下、アフィリエイトポイントと記載する)を第一端末ユーザが有するポイントに加算することによって行われる。サーバ3は、第一端末ユーザに対して付与したアフィリエイトポイントの情報を第一端末2aへ送信する(ステップS11)。
上記ポイントは、例えば、サーバ3が提供するサービス(例えば、オンラインショッピング、オンラインゲーム、オークションなど)に用いることができる仮想価値である。かかるポイントは、その他のサービスに用いることができる仮想価値であってもよい。なお、サーバ3は、紹介商品の金額に対して所定割合の金額(以下、アフィリエイト料と記載する)を第一端末ユーザの口座に振り込むことによって報酬の付与を行うこともできる。
このように、実施形態に係るアフィリエイト方法では、実際に商品を購入した第一端末ユーザが購入商品の紹介を行う場合に、第一端末ユーザに関連(例えば、友人登録)し、かつ、紹介要求で特定される商品の購入場所を訪問したユーザの端末を特定し、特定した端末に対して紹介情報を送信する。
したがって、第一端末ユーザと関連のあるユーザの端末全てに対して紹介情報が送信されることがなく、スパム的な広告配信を抑制することができる。そのため、紹介情報が無視されやすくなることを防止できる。
しかも、紹介要求で特定される商品の購入場所を訪問したユーザの端末に対して紹介情報が通知され、これにより、アフィリエイト広告による効果を効果的に発揮することができる。例えば、紹介要求で特定される商品の購入場所がサーバ3の所定サイトである場合、かかる所定サイトを訪問したことがある端末ユーザは、紹介要求で特定される商品に興味があり購入を検討している可能性があり、かかる端末ユーザに紹介情報を通知することでアフィリエイト広告による効果をより効果的に発揮できる。
なお、上述の例では、オンライン上での商品の購入について説明したが、オフラインでの商品の購入についても同様にアフィリエイト広告を行うことができる。また、商品でなくサービス(例えば、レストランでの料理の提供や映画館での映画の提供など)の利用についても同様に、アフィリエイト広告を行うことができる。また、紹介情報には、割引クーポンやその他のお勧め商品やサービスの情報を含めることもできる。以下、実施形態に係るアフィリエイトシステム1の構成例および動作を具体的に説明する。なお、以下の例では、特売品の情報については説明を省略している。また、商品およびサービスを総称して取引対象と記載する場合がある。
〔2.アフィリエイトシステム1の構成〕
図2は、実施形態に係るアフィリエイトシステム1の具体的構成の一例を示す図である。図2に示すように、アフィリエイトシステム1は、端末装置21〜2n(以下、端末装置2と総称する場合がある)と、サーバ3と、店舗端末41〜4m(以下、店舗端末4と総称する場合がある)を有する。
端末装置2は、例えば、スマートフォンやPC(Personal computer)などの端末装置であり、通信ネットワーク5を介して、サーバ3と通信可能である。通信ネットワーク5は、例えば、インターネットなどのIP(Internet Protocol)ネットワークである。
各端末装置2には、アフィリエイトアプリがインストールされており、例えば、サーバ3に対して紹介要求を行う場合には上述した第一端末2aとして機能し、紹介要求に対応する購入要求を行う場合には上述した第二端末2bとして機能する。
サーバ3は、アフィリエイトサーバ3aと、ショッピングサーバ3bとを有する。各サーバ3a、3bは通信ネットワーク5に接続されており、通信ネットワーク5を介して端末装置2と通信が可能である。
店舗端末4は、商品やサービスを提供する店舗に設置された端末装置であり、図示しないバーコードリーダやNFC(Near Field Communication)装置などが接続されている。かかる店舗端末4は、バーコードリーダやNFC装置で端末装置2から読み取った情報を販売情報としてアフィリエイトサーバ3aへ送信する。これにより、端末装置2のユーザが店舗内で購入した商品や利用したサービスの情報がアフィリエイトサーバ3aへ通知される。
なお、NFCは、例えば、Felica、ISO/IEC14443(MIDARE)などがある。NFCによる通信は、電波に限定されるものではなく、例えば、赤外線通信、可視光通信、音波などを用いることもできる。
〔2.1.端末装置2の構成〕
端末装置2は、図2に示すように、通信部20と、表示部21と、操作部22と、記憶部23と、位置検出部24と、制御部25とを有する。通信部20は、通信ネットワーク5に有線または無線で接続され、通信ネットワーク5に接続されたアフィリエイトサーバ3aやショッピングサーバ3bとの間で情報の送受信を行う。
表示部21は、タッチパネル式のディスプレイである。端末装置2のユーザ(以下、端末ユーザと記載する場合がある)は、表示部21の画面上を指などで操作することで、表示部21に表示されたアフィリエイトアプリの操作画面に対する操作が可能である。かかる表示部21は、例えば、小型のLCD(Liquid Crystal Display)や有機ELディスプレイである。
操作部22は、文字、数字およびスペースを入力するためのキー、エンターキーおよび矢印キーなどを含むキーボードや、電源ボタンなどを有する。以下において、端末ユーザによる表示部21の画面の操作や操作部22への操作を端末ユーザによる操作と記載する。
記憶部23は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置である。かかる記憶部23は各種プログラムや設定データなどが記憶される。記憶部23に記憶されるプログラムは、例えば、OS(Operating System)、アフィリエイトアプリなどである。アフィリエイトアプリは、例えば、アフィリエイトサーバ3aなどのサーバから取得することができる。
位置検出部24は、GPS(Global Positioning System)受信機能を有し、端末装置2の現在位置の情報(以下、位置情報と記載する)を取得する。位置情報は、緯度および経度であるが、住所であってもよい。
制御部25は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。また、制御部25は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、記憶部23に記憶されているプログラムが図示しない内部RAMを作業領域として実行されることにより後述する情報処理の機能や作用を実現または実行する。
かかる制御部25は、記憶部23にプログラムデータが記憶されているアフィリエイトアプリを実行することによって、取得部26、表示制御部27および通知部28として機能する。また、制御部25は、記憶部23にプログラムデータが記憶されているアフィリエイトアプリを実行することによって、アフィリエイトアプリの設定データなどを記憶部23に記憶する。なお、制御部25の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
〔2.1.1.取得部26〕
取得部26は、アフィリエイトサーバ3aから通信ネットワーク5を介して通知される情報を通信部20を介して取得して記憶部23に記憶する。アフィリエイトサーバ3aから通知される情報には、例えば、購入情報、紹介情報などの情報がある。
取得部26は、通信ネットワーク5を介して取得した情報が購入情報や紹介情報である場合、取得した情報を記憶部23の対象情報テーブルに設定する。図3は、対象情報テーブルの一例を示す図である。
図3に示すように、対象情報テーブルは、「取引対象ID」毎に、「種別」、「名称」、「紹介値」、「アイコン情報」、「アクセス情報」および「状態フラグ」が関連付けられた情報である。
「取引対象ID」は、取引対象とされる商品またはサービスの情報であり、具体的には、端末ユーザが購入した商品や利用したサービス、および、他の端末ユーザから紹介された商品やサービスにそれぞれ割り当てられる情報である。図3に示す例では、末尾にアルファベットが付されていない取引対象IDの情報は、端末ユーザの購入情報であり、末尾にアルファベットが付された取引対象IDの情報は、端末ユーザが他の端末ユーザから紹介された紹介情報である。
「種別」は、取引対象の種別を示す情報であり、取引対象が商品である場合には「1」が設定され、取引対象がサービスである場合には「2」が設定される。
「名称」は、取引対象の名称を示す情報である。図3に示す例では、例えば、取引対象ID「P100」の取引対象の名称は「サングラスA」であり、取引対象ID「P101」の取引対象の名称は「自転車B」である。
「紹介値」は、購入情報の評価を示す値、または、紹介情報の評価を示す値である。この紹介値が大きいほど、評価が高いことを示す。かかる紹介値はアフィリエイトサーバ3aによって付与される情報である。
「アイコン情報」は、購入情報に対応する購入済みアイコンまたは紹介情報に対応する紹介アイコンなどを端末装置2の表示部21に表示するための情報である。アイコンの情報は、例えば、静止画像データ、アニメーションデータ、動画像データなどである。
「アクセス情報」は、端末ユーザのアクションに応じて表示制御部27または通知部28により対象情報テーブルから読み出される情報である。アクセス情報は、オンラインでの取引の場合には、サーバのURL(Uniform Resource Locator)の情報であり、オフラインでの取引の場合、例えば、バーコード用情報である。かかるバーコード用情報には、例えば、取引対象IDなどの情報が含まれる。
なお、図3に示す「URL_A」〜「URL_F」のそれぞれは、ショッピングサーバ3bにおけるショッピングページの場所を示す情報である。なお、ここでは、ショッピングサーバ3bを一つのサーバとしているが、ショッピングサーバ3bは、複数のサーバから構成されるようにしてもよい。例えば、「URL_A」〜「URL_F」のそれぞれに対してサーバが設けられるようにしてもよい。
また、オンラインでの取引の場合のアクセス情報は、ショッピングサーバ3bのショッピングページのURLに、例えば、取引対象の取引対象IDや端末ユーザのユーザIDが付加されている。また、紹介情報の場合には、紹介者のユーザIDなどもURLに付加される。なお、端末装置2からショッピングサーバ3bのショッピングページのURLへアクセスした後に、取引対象IDやユーザIDなどの情報をショッピングサーバ3bへ通知することもできる。
また、オフラインでの取引の場合のアクセス情報は、紹介要求に対応する取引対象の取引対象ID(後述する紹介取引対象ID)、紹介者のユーザID、端末ユーザのユーザIDを含む情報が二次元バーコード化されたものであるが、二次元バーコードの情報に限られない。例えば、端末装置2にNFC通信が設けられている場合には、オフラインでの取引の場合のアクセス情報を、紹介要求に対応する取引対象の取引対象ID、紹介者のユーザID、端末ユーザのユーザIDを含む情報とし、店舗端末4へ送信するようにしてもよい。
「状態フラグ」は、アイコンの状態を示すフラグであり、「0」は未紹介の購入済みアイコンを示し、「1」は紹介済みの購入済みアイコンを示し、「2」は紹介アイコンを示す。
取得部26は、新たな取引対象の情報をサーバ3から取得する毎に対象情報テーブルを更新する。なお、取得部26は、アフィリエイトアプリが起動する度に、サーバ3に対して記憶部23に記憶しているユーザIDおよび取得条件の情報を送信し、かかるユーザIDに対応する取引対象の情報のうち取得条件を満たす情報をサーバ3から取得するようにすることもできる。また、対象情報テーブルは、例えば、報酬(アフィリエイトポイントまたはアフィリエイト料)に関する情報を含むようにしてもよい。
〔2.1.2.表示制御部27〕
表示制御部27は、記憶部23に記憶された設定データおよび対象情報テーブルに基づいて、アフィリエイトアプリの表示画像を生成し、表示部21に表示する。設定データには、アフィリエイトポイント、端末ユーザのユーザIDおよび取得条件などの各種の情報が含まれる。
図4は、アフィリエイトアプリによって表示部21に表示される画面の一例を示す図である。図4に示すように、表示部21の表示画面50は、購入履歴領域51と、紹介情報領域52と、ポイント情報領域53とを含む。
購入履歴領域51には、購入情報に基づく購入済みアイコン60a〜60e(以下、購入済みアイコン60と総称する場合がある)が表示される。購入済みアイコン60a〜60eは、図3に示す取引対象ID「P100」〜「P104」に対応するアイコン情報である「データA」〜「データE」に基づいて表示制御部27により表示される。
表示制御部27は、購入済みアイコン60を表示する場合に、紹介値を考慮する。例えば、図3に示す取引対象ID「P104」の紹介値は「3」であるため、購入済みアイコン60eには、紹介値「3」に対応する「★★★」が紹介値を示す情報として含まれる。これにより、端末ユーザは、紹介値の高い購入済みアイコン60を一見して判別することができる。なお、図4に示す例では、「★★★」などの図形を付加しているが、表示制御部27は、購入済みアイコン60の形状、色、大きさなどによって紹介値を表現することもできる。
紹介情報領域52には、他の端末ユーザから紹介された紹介情報に基づく紹介アイコン61a、61b(以下、紹介アイコン61と総称する場合がある)が表示される。紹介アイコン61a、61bは、図3に示す取引対象ID「P105a」、「P106a」に対応するアイコン情報である「データF」、「データG」に基づいて表示制御部27により表示される。
表示制御部27は、紹介アイコン61を表示する場合に、紹介値を考慮する。例えば、図3に示す取引対象ID「P105a」の紹介値は「1」であるため、紹介アイコン61aには、紹介値「1」に対応する「1」の文字が紹介値を示す情報として含まれる。また、取引対象ID「P106a」の紹介値は「8」であるため、紹介アイコン61bには紹介値「8」に対応する「8」の文字が、紹介値を示す情報として含まれる。これにより、端末ユーザは、紹介値の高い紹介アイコン61を一見して判別することができる。なお、図4に示す例では、数字を付加しているが、表示制御部27は、紹介アイコン61の形状、色、大きさなどによって紹介値を表現することもできる。
ポイント情報領域53には、端末ユーザが取得したアフィリエイトポイントが表示される。アフィリエイトポイントは、取得部26がアフィリエイトサーバ3aから取得する情報である。かかるアフィリエイトポイントにより端末ユーザは、例えば、ショッピングサーバ3bで取引されている商品やサービスを購入または利用することができる。
〔2.1.3.通知部28〕
通知部28は、端末ユーザによる操作によって購入済みアイコン60や紹介アイコン61が選択された場合に、選択対象および選択方法に応じたアクセス先へ所定の情報を出力する。
例えば、購入履歴領域51において、端末ユーザの操作により、購入済みアイコン60がフリック操作された場合、通知部28は、購入済みアイコン60が紹介対象として選択されたと判定し、アフィリエイトサーバ3aに対して紹介要求を行う。
通知部28は、紹介要求を行う場合、操作対象となった購入済みアイコン60に対応する取引対象の情報を記憶部23の対象情報テーブルから取得し、また、設定データから端末ユーザのユーザIDを取得する。そして、端末ユーザのユーザIDおよび購入済みアイコン60に対応する取引対象の情報を含む紹介要求をアフィリエイトサーバ3aに対して行う。
図5は、表示制御部27によって表示される表示画面50の例を示す図である。図5(a)に示すように、端末ユーザが指UFで購入済みアイコン60eをフリックした場合、通知部28は、取引対象ID「P104」を対象情報テーブルから取得する。そして、通知部28は、取得した取引対象ID「P104」と記憶部23に記憶されたユーザIDとを含む紹介要求をアフィリエイトサーバ3aに対して行う。
アフィリエイトサーバ3aによって紹介要求が受け付けられると、アフィリエイトサーバ3aから紹介受け付け応答が送信される。通知部28は紹介受け付け応答を通信部20を介して受信すると、対象情報テーブルにおいて紹介要求に対応する取引対象の状態フラグを「0」から「1」へ変更する。これにより、表示制御部27によって購入済みアイコン60の表示状態に変更が加えられる。
例えば、表示制御部27は図5(b)に示すように、購入済みアイコン60の透過度を高くして紹介要求が行われていない購入済みアイコン60と表示状態を異ならせる。これにより、端末ユーザは、紹介要求を行った購入済みアイコン60と紹介要求を行っていない購入済みアイコン60を一見して区別することができる。なお、表示制御部27は、購入済みアイコン60の形状、色、大きさなどによって表示状態を変えることもでき、また、「紹介済み」の文字を購入済みアイコン60に付加することもできる。
また、通知部28は、例えば、紹介情報領域52において、端末ユーザの操作により、紹介アイコン61がフリック操作された場合、紹介アイコン61が購入対象として選択されたと判定し、アフィリエイトサーバ3aに対して購入要求を行う。
通知部28は、購入要求を行う場合、操作対象となった紹介アイコン61に対応する取引対象の情報を記憶部23の対象情報テーブルから取得し、また、設定データから端末ユーザのユーザIDを取得する。そして、端末ユーザのユーザIDおよび紹介アイコン61に対応する取引対象の情報を含む購入要求をショッピングサーバ3bに対して行う。
例えば、図5(b)に示す表示画面50において、端末ユーザが指UFで紹介アイコン61aをフリックした場合、通知部28は、取引対象ID「P105a」の情報として、アクセス情報「URL_F」を対象情報テーブルから取得する。そして、通知部28は、通信ネットワーク5を介して「URL_F」で示されるショッピングサーバ3bのショッピングページへアクセスする。かかるショッピングページにおいて端末ユーザが取引対象の取引を完了した場合、後述するように、ショッピングサーバ3bからアフィリエイトサーバ3aに対して購入済み情報が通知される。
また、図5(b)に示す表示画面50において、端末ユーザが指UFで紹介アイコン61bをフリックした場合、通知部28は、取引対象ID「P106a」の情報として、アクセス情報「codeG」を対象情報テーブルから取得する。また、通知部28は、ユーザ端末のユーザIDを設定データから取得する。そして、通知部28は、アクセス情報「codeG」およびユーザ端末のユーザIDを含む情報に応じた二次元バーコード画像62を生成し、例えば、図5(c)に示すように、表示部21に表示する。かかる二次元バーコード画像62は、店舗端末4のバーコードリーダで読み取られ、店舗端末4からアフィリエイトサーバ3aに対して購入済み情報が通知される。
なお、端末装置2にNFC装置が設けられている場合、通知部28は、アクセス情報「codeG」およびユーザ端末のユーザIDをNFC装置から店舗端末4へ送信することもできる。
また、通知部28は、位置検出部24によって取得した位置情報を所定周期で繰り返しアフィリエイトサーバ3aへ送信する。なお、アフィリエイトサーバ3aの送信タイミングは端末ユーザの操作によって設定することができ、端末ユーザの操作により設定データが更新される。通知部28は、設定データが更新された場合、更新後の設定データに基づいた送信タイミングで位置情報をアフィリエイトサーバ3aへ送信する。
〔3.アフィリエイトサーバ3a〕
次にアフィリエイトサーバ3aについて説明する。アフィリエイトサーバ3aは、図2に示すように、通信部30と、取引対象情報DB31と、ユーザ情報DB32と、制御部33とを有する。さらに制御部33は、取得部34と、選択部35と、通知部36と、付与部37とを有する。
通信部30は、NIC(Network Interface Card)等のインタフェースである。制御部33は、通信部30および通信ネットワーク5を介して、ショッピングサーバ3bや端末装置2との間で各種の情報を送受信する。
取引対象情報DB31およびユーザ情報DB32は、例えば、ハードディスク、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、光ディスク等の記憶装置である。なお、取引対象情報DB31およびユーザ情報DB32は、一つのDBによって構成してもよい。
制御部33は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部33は、CPUまたはMPUによって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、取得部34、選択部35、通知部36および付与部37として機能する。なお、制御部33の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
〔3.1.取得部34〕
取得部34は、通信ネットワーク5を介して各種情報を取得し、取得した情報に基づき取引対象情報DB31の取引情報テーブルやユーザ情報DB32のユーザ情報テーブルを更新する。取得部34が取得する情報としては、例えば、ショッピングサーバ3bや店舗端末4から送信される端末ユーザの販売情報や、端末装置2から送信される紹介要求に含まれる情報などがある。
図6は、取引対象情報DB31に記憶された取引情報テーブルの一例を示す図である。図6に示すように、取引情報テーブルは、「取引対象ID」毎に、「種別」、「名称」、「数量」、「アイコン情報」、「購入場所」および「アクセス情報」が関連付けられた情報である。
「取引対象ID」、「種別」、「名称」、「アイコン情報」および「アクセス情報」は、端末装置2の対象情報テーブルと同じ情報である。「数量」は、端末ユーザが購入した商品の数量または利用したサービスの利用回数である。
「購入場所」は、端末ユーザが取引対象の取引をした場所である。例えば、取引対象ID「P100」の購入場所として、「サングラスA」のショッピングページのURL「URL_A」が設定され、取引対象ID「P104」の購入場所として、「shopE」の住所が設定される。
「アクセス情報」は取引対象を取り引きするための情報である。例えば、取引対象ID「P100」のアクセス情報として、「サングラスA」のショッピングページのURL「URL_A」が設定され、取引対象ID「P104」のアクセス情報として、バーコード情報「codeE」が設定される。
図7は、ユーザ情報DB32に記憶されたユーザ情報テーブルの一例を示す図である。図7に示すように、ユーザ情報テーブルは、「ユーザID」毎に、「友人ID」、「取引対象ID」、「紹介取引対象ID」、「訪問場所」および「ポイント」が関連付けられた情報である。
「ユーザID」は、端末ユーザに固有の識別情報であり、例えば、サーバ3が提供するサービスに対して端末ユーザに割り当てられるユーザIDである。
「友人ID」は、端末ユーザが友人登録した他の端末ユーザのユーザIDである。友人登録は、例えば、アフィリエイトアプリの友人登録画面(図示せず)において他の端末ユーザのユーザIDを入力することによって、端末装置2の通知部28からアフィリエイトサーバ3aへ友人IDが通知される。取得部34は、端末装置2から送信される友人IDをユーザ情報テーブルに設定する。なお、端末ユーザが加入しているSNS(Social Networking Service)のユーザIDを友人登録画面に入力することによって、取得部34がSNSサーバ(図示せず)から友人IDを取得することもできる。
「取引対象ID」は、図3に示す「取引対象ID」と同じ情報である。また、「紹介取引対象ID」は、他の端末ユーザから紹介された取引対象の情報に割り当てられた識別情報である。
「訪問場所」は、端末ユーザが訪問した場所の情報であり、仮想空間上の場所の情報と、実空間上の場所の情報とがある。仮想空間上の場所は、例えば、通信ネットワーク5に接続されたサーバのページ(例えば、ショッピングサーバ3bのショッピングページ)のURLであり、実空間上の場所は、例えば、端末装置2の位置検出部24によって検出される位置情報である。
「ポイント」は、端末ユーザに付与されたアフィリエイトポイントであり、かかるアフィリエイトポイントにより端末ユーザはショッピングサーバ3bで取引されている商品またはサービスを購入または利用することができる。
ここで、取引対象情報DB31の取引情報テーブルやユーザ情報DB32のユーザ情報テーブルの更新について説明する。
ショッピングサーバ3bや店舗端末4から送信される販売情報には、取引対象の取引主体である端末ユーザのユーザID、取引対象の情報が含まれる。例えば、端末ユーザが紹介情報に基づかずに取引対象の取り引きを行った場合、ショッピングサーバ3bから送信される販売情報には、取引ユーザのユーザID、取引対象の種別、名称、数量、アイコン情報、購入場所、アクセス情報などが含まれる。
この場合、取得部34は、ショッピングサーバ3bから取得した販売情報に取引対象IDを新たに割り当て、種別、名称、数量、アイコン情報、購入場所、アクセス情報などを取引対象情報DB31に記憶された取引情報テーブルに設定する。また、取得部34は、ユーザ情報DB32に記憶されたユーザ情報テーブルにおいて、取引ユーザのユーザIDに新たに割り当てた取引対象IDを対応付ける。
また、端末ユーザが紹介情報に基づいて取引対象の取り引きを行った場合、ショッピングサーバ3bから送信される販売情報には、取引ユーザのユーザID、後述する紹介取引対象IDおよび数量などが含まれる。この場合、取得部34は、取引情報テーブルにおいて、紹介取引対象IDに対応する取引対象IDに対応付けて数量を設定する。
このように、取得部34は、販売情報を取得すると、かかる販売情報に基づき、取引対象情報DB31に記憶された取引情報テーブルおよびユーザ情報DB32に記憶されたユーザ情報テーブルを更新する。
また、取得部34は、端末装置2から送信される情報を取得すると、かかる情報に基づき、取引対象情報DB31に記憶された取引情報テーブルおよびユーザ情報DB32に記憶されたユーザ情報テーブルを更新する。例えば、端末装置2から紹介要求に含まれる情報(以下、紹介要求情報と記載する)を取得した場合、取得部34は、紹介要求情報に含まれる取引対象IDの末尾を付加または更新した取引対象IDを取引情報テーブルに追加する。なお、このように追加した取引対象IDを便宜上、紹介取引対象IDと記載する。
例えば、取得部34は、紹介要求情報に含まれる取引対象IDが「P100」であれば、「P100a」を紹介取引対象IDとして取引情報テーブルに追加し、紹介要求情報に含まれる取引対象IDが「P100a」であれば、「P100b」を紹介取引対象IDとして取引情報テーブルに追加する。
さらに、取得部34は、取引情報テーブルにおいて、新たに追加した紹介取引対象IDに対応する種別、名称、アイコン情報、購入場所およびアクセス情報を設定する。これらの情報は、紹介取引対象IDの元となる取引対象IDの種別、名称、アイコン情報、購入場所およびアクセス情報である。例えば、紹介取引対象ID「P100a」の種別、名称、アイコン情報、購入場所およびアクセス情報は、取引対象ID「P100」の種別、名称、アイコン情報、購入場所およびアクセス情報である。
〔3.2.選択部35〕
選択部35は、端末ユーザから紹介要求があった場合に、取引対象情報DB31およびユーザ情報DB32に記憶された情報に基づき、端末ユーザに関連し、かつ、紹介要求で特定される取引対象の取引場所を過去に訪問した他の端末ユーザのユーザIDを紹介先のユーザIDとして選択する。
具体的には、選択部35は、紹介要求を行った端末ユーザのユーザIDと関連付けられている友人IDの端末ユーザを、紹介要求を行った端末ユーザと関連する端末ユーザ(以下、関連端末ユーザと記載する)とする。例えば、ユーザID「U2」(図7参照)の端末ユーザが紹介要求を行った場合、選択部35は、ユーザ情報テーブルに設定された友人ID「U1」、「U3」などを取得し、かかる友人IDをユーザIDとする端末ユーザを関連端末ユーザとする。
次に、選択部35は、関連端末ユーザが過去に訪問した場所が紹介要求で特定される取引対象の取引場所と所定関係の範囲(以下、関連範囲と記載する)にあるか否かを判定する。そして、選択部35は、過去に訪問した場所が関連範囲である関連端末ユーザのユーザIDを紹介先のユーザIDとして選択する。
例えば、紹介要求で特定される取引対象が「shopG」の店舗での販売サービスであり、「緯度経度A」が「shopG」の店舗位置と所定範囲にある場合、選択部35は、ユーザID「U1」の端末ユーザが訪問した場所が関連範囲にあると判定し、ユーザID「U1」を紹介先のユーザIDとして選択する。
選択部35は、紹介先のユーザIDとして選択すると、紹介する取引対象の取引対象IDを紹介取引対象IDとして、選択した紹介先のユーザIDに対応付けてユーザ情報テーブルに設定する。例えば、図7に示す例では、ユーザID「U1」を紹介先ユーザIDとして、紹介取引対象ID「P105a」、「P106a」が設定されている。
なお、関連範囲は、例えば、紹介要求で特定される取引対象が実空間の店舗での販売商品や提供サービスである場合、当該店舗の所定範囲(例えば、店舗から100mの範囲)である。また、関連範囲は、例えば、紹介要求で特定される取引対象が仮想空間のショッピングページでの販売商品や提供サービスである場合、当該ショッピングページおよびその関連ページである。
例えば、紹介要求で特定される取引対象がショッピングサーバ3bのショッピングページで販売される「サングラスA」である場合、「サングラスA」を含むサングラスを販売するショッピングサーバ3bのショッピングページや、「サングラスA」のメーカのサイトページが関連範囲である。
また、選択部35は、関連端末ユーザが過去に訪問した場所のうち、訪問期間や訪問回数などを選択条件とすることもできる。例えば、選択部35は、関連端末ユーザが過去に訪問した場所のうち、所定期間前(例えば、1週間前)までの期間に訪問した場所が関連範囲にあるか否かを判定することができる。
また、選択部35は、過去に訪問した場所のうち所定の回数(例えば、3回)以上訪問した場所が関連範囲にある関連端末ユーザのユーザIDを紹介先のユーザIDとして選択することができる。また、選択部35は、過去に訪問した場所のうち、所定時間前までの期間で所定の回数以上訪問した場所が関連範囲にある関連端末ユーザのユーザIDを紹介先のユーザIDとして選択することができる。
なお、選択部35は、過去に訪問した場所が関連範囲にある関連端末ユーザであっても、かかる関連端末ユーザが紹介要求で特定される取引対象をすでに取引している場合には、紹介先のユーザIDとして選択しないことができる。
また、選択部35は、過去に訪問した場所が関連範囲にある関連端末ユーザがすでに他の端末ユーザから紹介要求で特定される取引対象を紹介されている場合であっても、かかる関連端末ユーザのユーザを紹介先のユーザIDとして選択することができる。
〔3.3.通知部36〕
通知部36は、選択部35によって選択された紹介先のユーザIDを有するユーザ(以下、紹介先ユーザと記載する場合がある)の端末装置2に対して取得部34によって取得した紹介情報を通信部30から送信する。これにより、紹介先ユーザに紹介情報を通知することができる。
紹介先ユーザに送信される紹介情報は、紹介要求に対応する取引対象の情報であり、かかる取引対象の取引対象ID、種別、名称、アイコン情報およびアクセス情報を含む。通知部36は、取引情報テーブルから紹介要求に対応する取引対象の取引対象ID、種別、名称、アイコン情報およびアクセス情報を読み出す。
また、通知部36は、紹介要求に対応する取引対象の数量に基づき、紹介値を設定する。例えば、通知部36は、数量に応じて紹介値を高くする。なお、紹介値として、数量のみならず、取引対象の種類に応じて紹介値を高くしてもよい。
〔3.4.付与部37〕
付与部37は、紹介情報の送信先の端末ユーザが紹介情報に対応する取引対象を取り引きした場合に、紹介元の端末装置2の端末ユーザに対して報酬としてアフィリエイトポイントを付与する。
付与部37は、ショッピングサーバ3bや店舗端末4から送信される販売情報に含まれる紹介取引対象IDに基づき、紹介情報の送信先の端末ユーザが紹介情報に対応する取引対象を取り引きした端末ユーザと判定し、かかる端末ユーザにアフィリエイトポイントを付与する。具体的には、ショッピングサーバ3bや店舗端末4から送信される販売情報に含まれる紹介取引対象IDに対応する取引対象IDがユーザ情報テーブルに設定されたユーザIDの端末ユーザ(以下、紹介元ユーザと記載する)に対してアフィリエイトポイントを付与する。付与部37は、例えば、紹介取引対象IDに対応する取引対象の取引価格の所定割合(例えば、5%)をアフィリエイトポイントに設定することができる。
また、付与部37は、ユーザ情報テーブルに基づき、例えば、取引対象IDに対応する取引対象に設定された紹介取引対象IDに基づいて、紹介元ユーザに付与するアフィリエイトポイントを決定する。例えば、付与部37は、ショッピングサーバ3bや店舗端末4から送信される販売情報に含まれる紹介取引対象IDの末尾が「a」の場合のアフィリエイトポイントよりも「b」の場合のアフィリエイトポイントを低く設定する。
紹介取引対象IDの末尾「a」は、端末ユーザが紹介情報に基づかずに取り引きした取引対象を紹介した場合に付される番号である。また、紹介取引対象IDの末尾「b」は、末尾「a」の紹介取引対象IDの紹介情報に基づいて端末ユーザが取り引きした取引対象を紹介した場合に付される番号である。
なお、末尾「b」の紹介取引対象IDの紹介情報に基づいて端末ユーザが取り引きした取引対象を紹介した場合に付される番号は、末尾「c」である。付与部37は、ショッピングサーバ3bや店舗端末4から送信される販売情報に含まれる紹介取引対象IDの末尾が「b」の場合のアフィリエイトポイントよりも「c」の場合のアフィリエイトポイントを低く設定する。このように、紹介される毎にアフィリエイトポイントが低くなる。
付与部37は、付与したアフィリエイトポイントの情報を紹介元の端末装置2へ送信する。これにより、紹介元の端末装置2の端末ユーザは、付与されたアフィリエイトポイントの情報を把握することができる。
また、複数の他の端末ユーザから同一の端末ユーザに対して同一の取引対象を紹介され、かかる取引対象を取り引きした場合には、各他の端末ユーザに対して報酬としてアフィリエイトポイントを付与する。なお、付与部37は、アフィリエイトポイントは、紹介タイミングが早ければ早いほど高くなるように設定することができ、また、紹介タイミングが遅ければ遅いほど高くなるように設定することもできる。
〔4.ショッピングサーバ3b〕
次にショッピングサーバ3bについて説明する。ショッピングサーバ3bは、図2に示すように、通信部40と、販売情報DB41と、制御部42とを有する。さらに制御部42は、販売処理部43と、通知部44とを有する。
通信部40は、NIC等のインタフェースである。制御部42は、通信部40および通信ネットワーク5を介して、アフィリエイトサーバ3aや端末装置2との間で各種の情報を送受信する。
販売情報DB41は、例えば、ハードディスク、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、光ディスク等の記憶装置である。かかる販売情報DB41には、ショッピングページの情報や取引対象の情報などが含まれる。
制御部42は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現される。また、制御部42は、CPUまたはMPUによって内部の記憶装置に記憶されたプログラムがRAMを作業領域として実行されることで、販売処理部43および通知部44として機能する。なお、制御部42の構成は、かかる構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
販売処理部43は、販売情報DB41に記憶された情報に基づき、端末装置2からのアクセスに対してショッピングページを提供し、また、ショッピングページにおいて端末装置2から送信される購入要求に対して取引対象の販売処理を行う。販売処理は、例えば、決済処理や発送手配である。販売処理部43は、取引対象の販売処理を行った場合、購入要求の送信元の端末装置2に対して販売処理完了通知を行う。
通知部44は、端末ユーザに販売した取引対象の情報を販売情報DB41から取得し、ユーザ端末の購入結果としてアフィリエイトサーバ3aへ送信する。通知部44によって送信されるユーザ端末の購入結果には、例えば、取引対象の種別、名称、数量、アイコン情報、購入場所、アクセス情報および販売日時の情報の他、端末ユーザのユーザIDを含む。なお、販売日時とは、例えば、販売処理部43が取引対象の販売処理を行った日時である。また、通知部44は、端末ユーザに販売した取引対象が紹介情報に基づいて取引された取引対象である場合、端末ユーザから取得した紹介取引対象IDおよび取引した数量や紹介者のユーザIDをユーザ端末の購入結果としてアフィリエイトサーバ3aへ送信する。
〔5.アフィリエイトシステム1の処理フロー〕
次に、実施形態に係るアフィリエイトシステム1による情報提供処理の手順について説明する。図8および図9は、アフィリエイトシステム1によるアフィリエイト処理フローを説明するための図である。以下においては、図8を参照して端末装置2の処理を説明し、図9を参照し、アフィリエイトサーバ3aの処理を説明する。
〔5.1.端末装置2の処理フロー〕
まず、実施形態に係る端末装置2の情報処理について、図8を参照して説明する。図8は、端末装置2における情報処理のフローチャートである。
図8に示すように、端末ユーザの操作によってアフィリエイトアプリが起動されると、端末装置2の制御部25は、ユーザ登録が行われているか否かを判定する(ステップS20)。ユーザ登録が行われていないと判定すると(ステップS20;No)、制御部25は、ユーザ登録処理を行う(ステップS21)。制御部25は、ユーザ登録処理において、ユーザ設定登録画面(図示せず)を表示部21に表示し、端末ユーザに登録情報の入力を促す。登録情報には、ユーザID、パスワードおよびユーザ属性(性別、年齢、住所など)がある。登録情報の入力があると、制御部25は、登録情報を含む登録要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信する。
ユーザ登録が行われていると判定した場合(ステップS20;Yes)、または、ステップS21の処理が終了した場合、アフィリエイトアプリの表示処理を行う(ステップS22)。具体的には、制御部25は、記憶部23に記憶している対象情報テーブルに基づいて、表示画面50(例えば、図4参照)の画像を生成して表示部21に表示する。
次に、制御部25は、サーバ3から情報を取得したか否かを判定する(ステップS23)。かかる処理において、制御部25は、例えば、アフィリエイトサーバ3aから購入情報や紹介情報を取得したか否か、または、ショッピングサーバ3bから販売処理完了通知を取得したか否かを判定する。
サーバ3から情報を取得したと判定すると(ステップS23;Yes)、制御部25は、アフィリエイトアプリの再表示処理を行う(ステップS24)。例えば、制御部25は、アフィリエイトサーバ3aから購入情報を取得した場合、取得した購入情報に応じた購入済みアイコン60を表示画面50に設定して表示部21に表示し、アフィリエイトサーバ3aから紹介情報を取得した場合、取得した紹介情報に応じた紹介アイコン61を表示画面50に設定して表示部21に表示する。
また、例えば、制御部25は、紹介商品の購入要求に対してショッピングサーバ3bから販売処理完了通知を取得した場合、取得した販売処理完了通知に対応する紹介アイコン61を購入済みアイコン60へ変更して表示画面50に設定して表示部21に表示する。この場合、制御部25は、対象情報テーブルにおいて、紹介アイコン61に対応する状態フラグを「2」から「0」へ変更することで、紹介アイコン61を購入済みアイコン60へ変更する。
ステップS23においてサーバ3から情報を取得していないと判定した場合(ステップS23;No)、または、ステップS24の処理が終了した場合、制御部25は、表示画面50に設定された購入済みアイコン60または紹介アイコン61が選択されたか否かを判定する(ステップS25)。
アイコンが選択されたと判定すると(ステップS25;Yes)、制御部25は、選択方法に応じて選択されたアイコンに対応する情報を送信する(ステップS26)。例えば、紹介アイコン61がフリック操作されたとする。この場合、制御部25は、紹介アイコン61に対応するアクセス情報がショッピングサーバ3bのURLであれば、紹介アイコン61に対応する購入要求をショッピングサーバ3bに対して行う。また、制御部25は、紹介アイコン61に対応するアクセス情報がバーコード用情報であれば、アクセス情報およびユーザ端末のユーザIDに対応する2次元バーコードを表示部21に表示する。
アイコンが選択されていないと判定した場合(ステップS25;No)、または、ステップS26の処理が終了した場合、制御部25は、端末ユーザによりアフィリエイトアプリの終了操作が行われたか否かを判定する(ステップS27)。アフィリエイトアプリの終了操作が行われていないと判定した場合(ステップS27;No)、制御部25は、処理をステップS23へ移行し、アフィリエイトアプリの終了操作が行われたと判定した場合(ステップS27;Yes)、制御部25は、情報処理を終了する。
〔5.2.アフィリエイトサーバ3aの処理フロー〕
次に、実施形態に係るアフィリエイトサーバ3aの情報処理について、図9を参照して説明する。図9は、アフィリエイトサーバ3aにおける情報処理のフローチャートである。
図9に示すように、アフィリエイトサーバ3aの制御部33は、端末装置2からユーザ登録要求があるか否かを判定する(ステップS30)。ユーザ登録要求があると判定すると(ステップS30;Yes)、制御部33は、ユーザ情報テーブルを更新する(ステップS31)。かかる処理において、制御部33は、ユーザ登録要求に含まれるユーザIDなどをユーザ情報テーブルに設定する。なお、ユーザ登録要求に友人IDが含まれている場合には、ユーザIDに関連付けて友人IDをユーザ情報テーブルに設定する。なお、友人IDの設定は、端末装置2から送信される友人登録要求によって行うこともできる。
ユーザ登録要求がないと判定した場合(ステップS30;No)、または、ステップS31の処理が終了した場合、制御部33は、端末装置2から紹介要求を受信したか否かを判定する(ステップS32)。かかる処理において、紹介要求を受信したと判定すると(ステップS32;Yes)、制御部33は、紹介条件を満たす端末ユーザの端末装置2へ紹介情報を送信する(ステップS33)。紹介条件を満たす端末ユーザは、紹介要求を行った端末ユーザに関連し、かつ、紹介要求で特定される取引対象の取引場所を過去に訪問した端末ユーザである。
ステップS33の処理が終了した場合、制御部33は、取引情報テーブルおよびユーザ情報テーブルを更新する(ステップS34)。具体的には、制御部33は、紹介要求で特定される取引対象の取引対象IDに基づいて新たに割り当てた紹介取引対象IDおよび対応する情報を取引情報テーブルに設定する。また、制御部33は、ユーザ情報テーブルにおいて、紹介要求を送信したユーザ端末のユーザIDに対応して紹介取引対象IDを設定する。
紹介要求を受信していないと判定した場合(ステップS32;No)、または、ステップS34の処理が終了した場合、制御部33は、ショッピングサーバ3bからユーザ端末の購入結果を取得したか否かを判定する(ステップS35)。ショッピングサーバ3bからユーザ端末の購入結果を取得したと判定すると(ステップS35;Yes)、制御部33は、取引情報テーブルおよびユーザ情報テーブルを更新する(ステップS36)。
ユーザ端末の購入結果を取得していないと判定した場合(ステップS35;No)、および、ステップS36の処理が終了した場合、制御部33は、情報処理を終了する。
〔6.変形例等〕
上述においては、端末ユーザが購入済みアイコン60をフリック操作した場合に、紹介要求がアフィリエイトサーバ3aへ送信される。一方、購入済みアイコン60を端末ユーザがクリック操作した場合、制御部25は、対象情報テーブルに基づいてクリック操作された購入済みアイコン60の情報を表示部21に表示する。この場合、表示部21に表示する購入済みアイコン60の情報は、例えば、購入済みアイコン60に対応する商品の名称、購入済みアイコン60に対応する商品を紹介した際の報酬(アフィリエイトポイントまたはアフィリエイト料)に関する情報などである。また、制御部25は、対象情報テーブルに基づいてクリック操作された購入済みアイコン60のアクセス情報に応じた処理を行うこともできる。なお、クリック操作は一例であり、その他の操作であってもよい。
また、上述においては、端末ユーザが購入済みアイコン60をフリック操作した場合に、紹介要求がアフィリエイトサーバ3aへ送信されるが、端末ユーザが取引対象の取引を行った場合に紹介要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信することもできる。例えば、端末ユーザにより自動アフィリエイトの設定情報が記憶部23に記憶されている場合、制御部25は、購入情報を取得する毎に紹介要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信する。この場合、例えば、特定の友人IDとして設定されたユーザIDの端末ユーザに対してのみ紹介情報がアフィリエイトサーバ3aへ送信される。
また、端末ユーザが購入済みアイコン60を移動させて他の購入済みアイコン60へ重ねる操作を行った場合、制御部25は、重ねられた2つの購入済みアイコン60が同時に紹介情報としてアフィリエイトサーバ3aへ送信することもできる。このようにすることで、例えば、関連する複数の取引対象の情報を同時に紹介することができ、紹介先ユーザによる購入の可能性を向上させることができる。
また、端末ユーザが購入済みアイコン60を移動させて紹介アイコン61へ重ねる操作を行った場合、制御部25は、購入済みアイコン60に対応する紹介要求を、紹介アイコン61に対応する紹介元のユーザ端末を指定して行うことができる。この場合、アフィリエイトサーバ3aの制御部33は、紹介アイコン61に対応する紹介元のユーザ端末に対して、購入済みアイコン60に対応する取引対象の情報を紹介情報として送信する。
また、制御部33は、同一の端末ユーザが同一の取引対象を繰り返し取り引きしている場合、繰り返し回数に応じて取引対象の紹介値をアップさせるようにしてもよい。また、制御部33は、同一の取引対象が複数の端末ユーザから紹介された場合、紹介している端末ユーザの数に応じて紹介情報の紹介値をアップさせるようにしてもよい。
また、制御部33は、紹介情報に基づいて取引対象が取り引きされた場合、紹介要求を行った端末ユーザの端末装置2に対してアフィリエイト完了通知を送信してもよい。この場合、紹介要求を行った端末装置2の制御部25は、アフィリエイト完了通知に対応する紹介アイコン61にアフィリエイト完了通知を受信した数を示す情報を付加するようにしてもよい。
また、制御部33は、紹介要求を行った端末ユーザに関連し、かつ、紹介要求で特定される取引対象の取引場所を過去に訪問した端末ユーザの端末装置2へ紹介情報を送信することとしたが、かかる紹介条件に限定されるものではない。例えば、制御部33は、現在の位置が紹介要求で特定される取引対象の取引場所にある端末ユーザに対して紹介情報を送信することもできる。また、制御部33は、将来の位置が紹介要求で特定される取引対象の取引場所にある端末ユーザに対して紹介情報を送信することもできる。
また、端末ユーザは、紹介情報を受け付ける条件(以下、受付条件と記載する)を設定することもできる。かかる受付条件は、端末装置2からアフィリエイトサーバ3aへ送信される。制御部33は、受付条件を満たす紹介情報を端末ユーザの端末装置2へ送信する。受付条件は、例えば、訪問場所の範囲、期間および回数や、取引対象の種別や内容を含む。このように、受付条件を端末ユーザが設定することで、端末ユーザ毎に適切なアフィリエイト広告が可能となる。
また、端末装置2の制御部25は、フリック操作によって紹介要求を行うものとしたが、購入済みアイコン60をダブルクリック操作したり、購入済みアイコン60を紹介情報領域52(図4参照)に移動させたりすることによって紹介要求を行うこともできる。
また、制御部33は、アフィリエイト料に対応する情報を端末ユーザの端末装置2へ通知するようにしてもよい。この場合、制御部25は、アフィリエイト料の情報が識別可能に購入済みアイコン60を表示部21に表示することができる。
また、アフィリエイトサーバ3aの制御部33は、友人IDで関連付けられた端末ユーザで取引されていない取引対象が購入情報として設定されている端末ユーザの端末装置2へその旨を通知するようにしてもよい。そして、制御部25は、友人IDで関連付けられた端末ユーザで取引されていない取引対象である購入済みアイコン60を他のアイコンと識別可能に表示部21に表示することができる。このようにすることで、新たな取引対象の紹介を促すことが可能である。
上述の実施形態では、アフィリエイトサーバ3aから送信される購入情報や紹介情報には、取引対象ID、種別、名称、アイコン情報およびアクセス情報が含まれるが、かかる情報に限定されるものではなく、種々の情報を設定することができる。例えば、購入情報や紹介情報には、種別や名称の情報を含まないようにしてもよい。また、取引対象IDだけでショッピングサーバ3bや店舗端末4との間で取り引きが可能である場合には、購入情報や紹介情報には、取引対象IDとアイコン情報だけを含むようにしてもよい。さらに、端末装置2でアイコンを表示しない場合には、取引対象IDと名称だけを、購入情報や紹介情報に含むようにしてもよい。
上述の実施形態では、端末装置2から他の端末装置2への紹介情報の送信をサーバ3を介して行うものとして説明したが、端末装置2と他の端末装置2との間のNFC通信によって行うこともできる。この場合、端末装置2は、紹介情報として、紹介対象となる取引対象の取引対象IDおよび端末ユーザのユーザIDなどを含む情報を他の端末装置2へ送信することができる。紹介情報を受信した他の端末装置2は、端末ユーザの操作によって、取引対象IDおよびユーザIDを含む購入要求をショッピングサーバ3bへ送信する。
また、上述の実施形態では、サービスの利用として、例えば、レストランでの飲食や映画館での映画鑑賞などを例に挙げて説明したが、かかる例に限定されるものではない。例えば、取引対象のカタログや資料の送付などもサービスの利用として上述した処理により報酬の対象とすることもできる。
また、上述の実施形態では、紹介情報に、取引対象の取引対象ID、種別、名称、アイコン情報およびアクセス情報が含まれるものとしたが、さらに、紹介元ユーザが入力したコメントを紹介情報に含むようにしてもよい。例えば、制御部25は、端末ユーザが購入済みアイコン60をフリック操作した場合に、紹介コメントの入力画面を表示部21に表示して紹介コメントの入力を促し、入力された紹介コメントを含む紹介要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信する。アフィリエイトサーバ3aの制御部33は、端末装置2から取得した紹介コメントを紹介要求に含め紹介先ユーザの端末装置2へ送信する。これにより、紹介先ユーザに紹介元ユーザのコメントを通知することができる。
〔7.効果〕
実施形態にかかるアフィリエイトシステム1は、複数の端末装置2(第一端末および第二端末の一例)と、アフィリエイトサーバ3a(サーバの一例)とを有する。アフィリエイトサーバ3aにおいて、ユーザ情報DB32(関連情報記憶手段の一例)が端末ユーザ同士(第一端末のユーザと第二端末のユーザの一例)を関連付ける情報を記憶し、ユーザ情報DB32(訪問履歴記憶手段の一例)が、端末装置2のユーザ(第二端末のユーザの一例)が訪問した場所の情報を訪問履歴情報として記憶し、取得部34(紹介情報取得手段の一例)が、端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)が購入または利用した商品またはサービスのうち他の端末ユーザ(第二端末のユーザの一例)に対して紹介すると決定した商品またはサービスに関する情報を含む紹介要求を取得し、選択部35(選択手段の一例)が、ユーザ情報DB32に記憶された情報に基づき、端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)に関連し、かつ、紹介要求で特定される商品またはサービスの購入場所または利用場所を過去に訪問した他の端末ユーザ(第二端末のユーザの一例)を選択し、通知部36(紹介情報通知手段の一例)が、選択部35によって選択された端末ユーザの端末装置2(第二端末の一例)に対して取得部34によって取得した紹介要求に応じた紹介情報を通知し、付与部37(付与手段の一例)が、端末ユーザ(第二端末のユーザの一例)が紹介情報に基づいて商品またはサービスの購入または利用をした場合に、他の端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)に対してアフィリエイトポイントまたはアフィリエイト料(報酬の一例)を付与する。
かかる構成により、第一端末ユーザと関連のあるユーザの端末全てに対して紹介情報が送信されることがなく、スパム的な広告配信を抑制することができる。そのため、紹介情報が無視されやすくなることを防止でき、アフィリエイト広告による効果を効果的に発揮することができる。また、紹介要求で特定される商品の購入場所を訪問したユーザの端末に対して紹介情報が通知され、これによっても、アフィリエイト広告による効果を効果的に発揮することができる。
また、端末装置2(第一端末の一例)において、取得部26(取得手段の一例)が、端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)が購入または利用した商品またはサービスに関する情報を購入情報として取得し、表示部21(表示手段の一例)が、取得部26によって取得された購入情報を表示し、通知部28(送信手段の一例)が、表示部21によって表示された購入情報のうち端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)により選択された購入情報の紹介要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信する。
かかる構成により、端末装置2において、端末ユーザが購入または利用した商品またはサービスを他の端末ユーザに容易に紹介することができる。
また、購入情報には、端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)が購入または利用した商品またはサービスに対応するアイコン画像の情報が含まれており、表示部21が、購入情報としてアイコン画像を表示し、通知部28が、表示部21によって表示されたアイコン画像のうち端末ユーザ(第一端末のユーザの一例)により選択されたアイコン画像に対応する購入情報の紹介要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信する。
かかる構成により、端末装置2において、端末ユーザが購入または利用した商品またはサービスを表示部21によって表示されたアイコン画像を操作することで、他の端末ユーザに容易に紹介することができる。
また、端末装置2(第二端末の一例)は、取得部26が、アフィリエイトサーバ3aから紹介情報を取得し、表示部21が、取得部26によって取得された紹介情報を表示し、通知部28が、表示部21によって表示された紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用を要求する要求情報を送信し、アフィリエイトサーバ3aにおいて、付与部37が、端末装置2(第二端末の一例)による要求情報に基づく紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用があった場合に、端末ユーザ(第一端末のユーザ)に対してアフィリエイトポイントまたはアフィリエイト料を付与する。
かかる構成により、端末装置2において、他の端末ユーザから紹介された商品またはサービスの購入または利用を行うことができる。
また、端末装置2(第二端末の一例)において、取得部26が、要求情報に対応する商品またはサービスに関する情報を購入情報として取得し、表示部21が、取得部26によって取得された購入情報を表示し、通知部28が、表示部21によって表示された購入情報のうち端末ユーザ(第二端末のユーザの一例)により選択された購入情報の紹介要求をアフィリエイトサーバ3aへ送信し、アフィリエイトサーバ3aにおいて、取得部26が、端末装置2(第二端末の一例)からの紹介要求に応じた情報を端末装置2(第二端末の一例)の紹介情報として取得し、端末装置2(第三端末の一例)において、取得部26が、アフィリエイトサーバ3aから端末装置2(第二端末の一例)の紹介情報を取得し、表示部21が、取得部26によって取得された紹介情報を表示し、通知部28が、表示部21によって表示された紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用を要求する要求情報を送信し、アフィリエイトサーバ3aの付与部37が、端末装置2(第三端末の一例)による要求情報に基づく紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用があった場合に、端末ユーザ(第一端末のユーザ)に対して与える報酬よりも少ない報酬を端末ユーザ(第三端末のユーザ)に付与する。
かかる構成により、端末装置2において、他の端末ユーザから紹介された商品またはサービスの購入または利用を行った後に、かかる商品またはサービスをさらに他の端末ユーザへ紹介することができる。これにより、他の端末ユーザから紹介されていない商品またはサービスを紹介する動機付けを行うことができ、新たな商品またはサービスが紹介される可能性を増加させることができる。
また、端末ユーザ(第二端末のユーザ)が訪問した場所の情報には、端末ユーザ(第二端末のユーザ)が訪問したショッピングページのURL(位置情報の一例)が含まれる。
かかる構成により、紹介要求で特定される商品またはサービスに興味があり購入を検討している可能性がある端末ユーザに紹介情報を通知することができ、アフィリエイト広告による効果をより効果的に発揮できる。
また、アフィリエイトサーバ3aにおいて、取得部34(位置情報取得手段の一例)が、端末装置2(第二端末の一例)の位置情報を取得し、端末ユーザ(第二端末のユーザ)が訪問した場所の情報には、取得部34によって取得された端末装置2(第二端末の一例)の位置情報が含まれる。
かかる構成により、紹介要求で特定される商品またはサービスに興味があり購入を検討している可能性がある端末ユーザに紹介情報を通知することができ、アフィリエイト広告による効果をより効果的に発揮できる。
〔8.その他〕
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
上述したアフィリエイトサーバ3aやショッピングサーバ3bは、複数のサーバコンピュータで実現してもよく、また、機能によっては外部のプラットフォーム等をAPI(Application Programming Interface)やネットワークコンピューティングなどで呼び出して実現するなど、構成は柔軟に変更できる。
1 アフィリエイトシステム
2、21〜2n 端末装置
2a 第一端末
2b 第二端末
3 サーバ
3a アフィリエイトサーバ
3b ショッピングサーバ
4、41〜4m 店舗端末
5 通信ネットワーク
20、30、40 通信部
21 表示部
22 操作部
23 記憶部
24 位置検出部
25、33、42 制御部
26、34 取得部
27 表示制御部
28、36、44 通知部
31 取引対象情報DB
32 ユーザ情報DB
35 選択部
37 付与部
41 販売情報DB
43 販売処理部

Claims (9)

  1. 第一端末と、複数の第二端末と、サーバとを有するアフィリエイトシステムであって、
    前記サーバは、
    前記第一端末のユーザと前記第二端末のユーザとを関連付ける情報を記憶する関連情報記憶手段と、
    前記第二端末のユーザが訪問した場所の情報を訪問履歴情報として記憶する訪問履歴記憶手段と、
    前記第一端末のユーザが購入または利用した商品またはサービスのうち前記第一端末のユーザが前記第二端末のユーザに対して紹介すると決定した商品またはサービスに関する情報を含む紹介要求を取得する紹介情報取得手段と、
    前記関連情報記憶手段および前記訪問履歴記憶手段に記憶された情報に基づき、前記第一端末のユーザに関連し、かつ、前記紹介要求で特定される商品またはサービスの購入場所または利用場所を訪問した第二端末のユーザを、前記複数の第二端末のユーザの中から選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたユーザの前記第二端末に対して前記紹介情報取得手段によって取得した前記紹介要求に応じた紹介情報を通知する紹介情報通知手段と、
    前記第二端末のユーザが前記紹介情報に基づいて商品またはサービスの購入または利用をした場合に、前記第一端末のユーザに対して報酬を付与する付与手段と、を有する
    ことを特徴とするアフィリエイトシステム。
  2. 前記第一端末は、
    当該第一端末のユーザが購入または利用した商品またはサービスに関する情報を購入情報として取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記購入情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された前記購入情報のうち前記第一端末のユーザにより選択された購入情報の紹介要求を前記サーバへ送信する送信手段と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のアフィリエイトシステム。
  3. 前記購入情報には、前記第一端末のユーザが購入または利用した商品またはサービスに対応するアイコン画像の情報が含まれており、
    前記表示手段は、
    前記購入情報として前記アイコン画像を表示し、
    前記送信手段は、
    前記表示手段によって表示された前記アイコン画像のうち前記第一端末のユーザにより選択されたアイコン画像に対応する前記購入情報の紹介要求を前記サーバへ送信する
    ことを特徴とする請求項2に記載のアフィリエイトシステム。
  4. 前記第二端末は、
    前記サーバから前記紹介情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された前記紹介情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された前記紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用を要求する要求情報を送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバの前記付与手段は、
    前記第二端末による前記要求情報に基づく前記紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用があった場合に、前記第一端末のユーザに対して報酬を付与する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載のアフィリエイトシステム。
  5. 複数の第三端末を備え、
    前記第二端末の前記取得手段は、前記要求情報に対応する商品またはサービスに関する情報を購入情報として取得し、
    前記第二端末の前記表示手段は、前記第二端末の前記取得手段によって取得された前記購入情報を表示し、
    前記第二端末の前記送信手段は、前記第二端末の前記表示手段によって表示された前記購入情報のうち前記第二端末のユーザにより選択された購入情報の紹介要求を前記サーバへ送信し、
    前記サーバの前記紹介情報取得手段は、
    前記第二端末からの前記紹介要求を取得し、
    前記サーバの前記選択手段は、
    前記第二端末のユーザに関連し、かつ、前記紹介要求で特定される商品またはサービスの購入場所または利用場所を訪問した第三端末のユーザを、前記複数の第二端末のユーザの中から選択し、
    前記サーバの前記紹介情報通知手段は、
    前記選択手段によって選択されたユーザの前記第三端末に対して前記第二端末からの前記紹介要求に応じた紹介情報を通知し、
    前記第三端末は、
    前記サーバから前記第二端末の紹介情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段によって取得された紹介情報を表示する表示手段と、
    前記表示手段によって表示された紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用を要求する要求情報を送信する送信手段と、を有し、
    前記サーバの前記付与手段は、
    前記第三端末による前記要求情報に基づく前記紹介情報に対応する商品またはサービスの購入または利用があった場合に、前記第一端末のユーザに対して与える報酬よりも少ない報酬を前記第二端末のユーザに付与する
    ことを特徴とする請求項4に記載のアフィリエイトシステム。
  6. 前記第二端末のユーザが訪問した場所の情報には、前記第二端末のユーザが訪問したショッピングページの位置情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載のアフィリエイトシステム。
  7. 前記サーバは、
    前記第二端末の位置情報を取得する位置情報取得手段を有し、
    前記第二端末のユーザが訪問した場所の情報には、前記位置情報取得手段によって取得された前記第二端末の位置情報が含まれる
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載のアフィリエイトシステム。
  8. 第一端末のユーザと第二端末のユーザとを関連付ける情報を記憶する関連情報記憶手段と、
    前記第二端末のユーザが訪問した場所の情報を訪問履歴情報として記憶する訪問履歴記憶手段と、
    前記第一端末のユーザが購入または利用した商品またはサービスのうち前記第一端末のユーザが前記第二端末のユーザに対して紹介すると決定した商品またはサービスに関する情報を含む紹介要求を取得する紹介情報取得手段と、
    前記関連情報記憶手段および前記訪問履歴記憶手段に記憶された情報に基づき、前記第一端末のユーザに関連し、かつ、前記紹介要求で特定される商品またはサービスの購入場所または利用場所を訪問した第二端末のユーザを、前記複数の第二端末のユーザの中から選択する選択手段と、
    前記選択手段によって選択されたユーザの前記第二端末に対して前記紹介情報取得手段によって取得した前記紹介要求に応じた紹介情報を通知する紹介情報通知手段と、
    前記第二端末のユーザが前記紹介情報に基づいて商品またはサービスの購入または利用をした場合に、前記第一端末のユーザに対して報酬を付与する付与手段と、を有する
    ことを特徴とするサーバ。
  9. コンピュータが実行するアフィリエイト方法であって、
    第一端末のユーザと第二端末のユーザとを関連付ける情報を関連情報記憶手段に記憶する関連情報記憶ステップと、
    前記第二端末のユーザが訪問した場所の情報を訪問履歴情報として訪問履歴記憶手段に記憶する訪問履歴記憶ステップと、
    前記第一端末のユーザが購入または利用した商品またはサービスのうち前記第一端末のユーザが前記第二端末のユーザに対して紹介すると決定した商品またはサービスに関する情報を含む紹介要求を取得する紹介情報取得ステップと、
    前記関連情報記憶手段および前記訪問履歴記憶手段に記憶された情報に基づき、前記第一端末のユーザに関連し、かつ、前記紹介要求で特定される商品またはサービスの購入場所または利用場所を訪問した第二端末のユーザを選択する選択ステップと、
    前記選択ステップによって選択されたユーザの前記第二端末に対して前記紹介情報取得ステップによって取得した前記紹介要求に応じた紹介情報を通知する紹介情報通知ステップと、
    前記第二端末のユーザが前記紹介情報に基づいて商品またはサービスの購入または利用をした場合に、前記第一端末のユーザに対して報酬を付与する付与ステップと
    を含むことを特徴とするアフィリエイト方法。
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