JP2014015440A - 熱ダメージケア用毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】熱処理により発生する毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むらなどを抑制して毛髪熱ダメージを低減し、かつ健康で自然なつやと、良好なまとまり感を付与できる熱ダメージケア用毛髪化粧料を提供する。
【解決手段】下記成分(A)及び(B)を含有することを特徴とする熱ダメージケア用毛髪化粧料。
(A)下記式(I)で示される成分
【化1】
Figure 2014015440

(式中、Rはエトキシジグリコール残基を表す。)
(B)引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上であるジメチコンコポリオール
【選択図】なし

Description

本発明は熱ダメージケア用毛髪化粧料に関し、詳細には、熱処理により発生する毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むらなどを抑制して毛髪熱ダメージを低減し、かつ健康で自然なつやと、良好なまとまり感を付与できる熱ダメージケア用毛髪化粧料に関する。
近年、ヘアスタイルのトレンドは特に若年層を中心に多様化している。毛先にしっかりとしたウェーブを持たせたボリューム感のある巻き髪スタイル、流れるようにゆるやかなウェーブを持たせたふんわり巻きスタイル、さらさらとなびくストレートスタイル、自然なまとまり感を演出するボブスタイル、毛先のみをカールさせた自然なゆるいスタイルなどが例として挙げられる。このようにファッション性が多様化したヘアスタイルを形成する方法も、単に手でアレンジできるものから、熱発生ヘアケア器具等を使用するなどのように多様化している。熱発生ヘアケア器具には、主に熱風ヘアケア器具及び高温表面ヘアケア器具がある。熱風ヘアケア器具は、毛髪の乾燥やスタイリングのために一般的に使用するドライヤー、くるくるドライヤー、ブラシ付ドライヤーなどが挙げられる。高温表面ヘアケア器具は、毛髪のスタイリングのために主に使用し、コテ、3段コテ、ヘアアイロンなどが挙げられる。これら熱発生ヘアケア器具により、熱による毛髪処理が可能となる。
しかしながら、例えば、熱風ヘアケア器具のドライヤーは約70〜100℃の熱を発生し、高温表面ヘアケア器具であるヘアアイロンやコテは約120〜180℃の熱を発生するが、最近では220℃までの熱を発生するものもあり、このような温度で毛髪を熱処理した場合、温度に敏感な毛髪繊維の構造が変質し、毛髪に損傷を与えることがある。そのため、熱発生ヘアケア器具を繰り返し使用すると、熱及び及び過剰な水分蒸散によって毛髪のぱさつきなどの損傷を誘発し、またタンパク質が変性し、毛髪ダメージが徐々に進行する。その上、熱発生ヘアケア器具の長時間使用や連続使用によって、毛髪の自然な色合いが変化し、熱による毛髪の色焼け、変色、色あせ、及びカラー毛の退色、色むらなどが発生している。
熱処理に伴う毛髪損傷を抑制し、低減するために、熱発生ヘアケア器具の使用者は、シャンプー、ヘアコンディショニング組成物、ヘアスタイリング組成物などの各種ヘアケア組成物を塗布することがある。このようなヘアケア組成物としては、例えば、水分散性ポリエステル樹脂、及び植物抽出物を含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献1参照。)や、シリル化ペプチドを含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献2参照。)などのように、植物エキス類、ケラチンやコラーゲンなどの加水分解タンパク質などの天然由来素材を含有する毛髪化粧料がある。また、シロキサン化合物、エタノール可溶性タンパク質誘導体、及び低級アルコールを含有するエアゾール型霧状毛髪化粧料(例えば、特許文献3参照。)、アミンオキシド基含有樹脂、及び酸化アルキレン付加重合体を含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献4参照。)、アミンオキシド基含有樹脂と、塩基性アミノ酸、酸性アミノ酸、ピロリドンカルボン酸、尿素及びパントテニルアルコールから選ばれる成分を含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献5参照。)、カチオン性界面活性剤、脂肪酸多価アルコールエステル、及びポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・アルキレン・メチルポリシロキサン共重合体を含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献6参照。)、ガラス転移点が180℃以上の水溶性高分子化合物、引火点が180℃以上のジメチコンコポリオール、及び低級アルコールアルコールを含有する毛髪化粧料(例えば、特許文献7参照。)などのように、多価アルコールや各種の高分子ポリマーやシリコーン類を組み合わせた毛髪化粧料もある。
しかしながら、上記の各ヘアケア組成物が毛髪の損傷をある程度低減できるとしても、熱処理による毛髪ダメージである毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むらなどの抑制効果を十分発揮できるとまではいえなかった。しかも、ヘアケア組成物が含有する成分よっては、熱による毛髪の色焼けなどのダメージを促進させ、より酷い熱ダメージを引き起こすものもある。このことから熱発生ヘアケア器具を用いたヘアスタイリング形成において、毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むら等を抑制低減でき、かつ健康で自然なつやと、良好なまとまり感を付与できる毛髪化粧料が望まれていた。
特開平7−187965号公報 特開2000−302648号公報 特開2004−59487号公報 特開2005−232117号公報 特開2005−232120号公報 特開2006−28114号公報 特開2010−189306号公報
上記状況を鑑みた本発明の目的は、熱処理により発生する毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むらなどを抑制して毛髪熱ダメージを低減し、かつ健康で自然なつやと、良好なまとまり感を付与できる熱ダメージケア用毛髪化粧料を提供することである。
本発明者は、上記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、エトキシジグリコールとシクロへキサンジカルボン酸のジエステルを、引火点が特定温度以上であるジメチコンコポリオールと組み合わせることにより、熱処理により発生する毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むらなどを抑制して毛髪熱ダメージを低減し、かつ健康で自然なつやと、良好なまとまり感を付与できることを見出して本発明を完成した。
すなわち、本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料は、下記成分(A)及び(B)を含有するものである。
(A)下記一般式(1)で示される成分
Figure 2014015440
(式中、Rはエトキシジグリコール残基を表す。)
(B)引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上であるジメチコンコポリオール
また、本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料は、上記成分(A)及び(B)を含有し、熱発生器具の使用前、及び使用後のうち少なくとも一方の段階で毛髪に塗布するものでもある。
なお、本発明において「毛髪色あせ」とは、アイロン、コテ、ドライヤーなどの熱発生ヘ
アケア器具による毛髪の熱処理により、毛髪自体の健康な色合い及び自然な色合いが変化し、色があせること、自然なつやがなくなること、さらにカラーした毛髪において色むら発生、これらの色やつやの変化の他に、毛髪がパサつく、指どおり性やまとまり感が悪くなるなどのこともいう。
本発明によれば、熱処理により発生する毛髪の色焼け、変色、色あせ、カラー毛の退色、色むらなどを抑制して毛髪熱ダメージを低減し、かつ健康で自然なつやと、良好なまとまり感を付与できる。
以下、本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料について詳細に説明する。
本発明に用いられる(A)成分の下記一般式(1)で示される成分とは、水溶性と油性の両方の性質を示す化合物であり、エトキシジグリコールとシクロヘキサンジカルボン酸のジエステルである。このジエステル化合物は既知の製造方法またはそれらの組み合わせにより得られる。例えば、各原料のジカルボン酸またはジカルボン酸無水物とポリオキシエチレンモノアルキルエーテルを、触媒や溶媒、または無触媒条件下でのエステル化反応で合成後、未精製または減圧蒸留、水洗、水蒸気脱臭、活性炭処理等の通常の精製方法で精製することにより得られるジエステルが挙げられる。具体的には、1,4−シクロヘキサンジカルボン酸ビス(ジエチレングリコールモノエチルエーテル)エステルである。このようなジエステルは、既に市販されており、購入して利用することができる。例えば、シクロへキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール[Neosolue−Aqualio、日本精化社製]を挙げることができる。
Figure 2014015440
(式中、Rはエトキシジグリコール残基を表す。)
本発明においては、一般式(1)で示される上記エトキシジグリコールとシクロヘキサンジカルボン酸のジエステルの配合量は、毛髪化粧料全量に対して、好ましくは0.01〜30質量%、更に好ましくは0.1〜10質量%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪化粧料に付与される上記効果が十分であり、製剤によって安定性が低下することもないため好ましい。
本発明に用いられる(B)成分のジメチコンコポリオールは、ジメチルポリシロキサンの側鎖にポリエチレングリコール,ポリプロピレングリコール等のポリアルキレングリコールを有するタイプ、ジメチルポリシロキサン部位とポリエーテル部位が交互に結合した直鎖状のブロックタイプ等が挙げられ、例えば、下記一般式(2)または(3)の構造を有し、引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上の物性を有するものである。
Figure 2014015440
(式中、R1は水素または炭素数1〜4のアルキル基またはヒドロキシアルキル基を示し、R2は水素、アシル基及び炭素数1〜4のアルキル基を示し、aは5〜50の整数であり、bは0〜50の整数であり、mは50〜1000の整数であり、nは1〜50の整数である。)
Figure 2014015440
(式中、R3及びR4は、それぞれ炭素数2〜4の2価の炭化水素基を示し、pは1〜1000の整数を示し、qは1〜100の整数を示し、c、dはそれぞれ0〜1000の整数を示す。)
これらジメチコンコポリオールの具体例としては、ポリシリコーン−13、PEG−8ジメチコン、PEG−9ジメチコン、PEG−10ジメチコン、PEG−12ジメチコン、PEG−14ジメチコン、PEG−17ジメチコン、PEG−7メチルエーテルジメチコン、PEG−8メチルエーテルジメチコン、PEG−9メチルエーテルジメチコン、PEG−10メチルエーテルジメチコン、PEG−11メチルエーテルジメチコン、PEG−32メチルエーテルジメチコン、PEG/PPG−19/19ジメチコン、PEG/PPG−20/15ジメチコンPEG/PPG−20/23ジメチコン、PEG/PPG−23/6、PEG/PPG−30/10ジメチコン、ジメチコンPEG5/PPG3−メチコン、PEG−20/PPG−6ジメチコン、PEG−20/PPG−23ジメチコン等が挙げられる。また、これらの市販品としては、SILSOFT430、SILSOFT440、SILSOFT475、SILSOFT805、SILSOFT810、SILSOFT840、SILSOFT870、SILSOFT875、SILSOFT880、SILSOFT910、SILSOFT895、TSF4440、SF1528、SF1540(モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン社製)、FZ−2222、FZ−2233、FZ−2231、SS−2801、SS−2802、SS−2803、SS−2804、SS−2805、SH3772M、SH3773M、SH3749、SS−2910、BY11−030、BY22−008M、BY25−337(東レ・ダウコーニング社製)、KF−618、KM−906、KF−6016、KF−351A、KF−6011、KF−6018、KF−351AS、KF−6005、KF−6009、KF−6013、KF−6019、KF−6029、KF−6017、KF353A、KF354A、KF355A(信越化学社製)、ZeniconeDMC−1(Zeitech社製)等が挙げられる。これらの中でも、PEG−7メチルエーテルジメチコ
ン、PEG−8メチルエーテルジメチコン、PEG−9メチルエーテルジメチコン、PEG−10メチルエーテルジメチコン、PEG−11メチルエーテルジメチコン、PEG−32メチルエーテルジメチコンが好ましい。
本発明においては、これら引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上のジメチコンコポリオールから選ばれる一種単独または二種以上を適宜選択して用いることができる、その配合量は、毛髪化粧料全量に対して、好ましくは0.1〜20質量%、更に好ましくは0.5〜10質量%の範囲である。この配合量の範囲であれば、毛髪を熱発生ヘアケア器具の熱ダメージから保護し、色あせを抑制し、優れたまとまり感とつやを付与することができるため好ましい。
本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料は、上記成分(A)一般式(I)で示される前記エトキシジグリコールとシクロヘキサンジカルボン酸のジエステル及び成分(B)引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上であるジメチコンコポリオールを必須成分とするが、これらの必須成分以外にも、本発明の効果を損なわない範囲で通常毛髪化粧料に一般的に配合される他の成分を目的に応じて配合することができる。これら成分をとしては、例えばさらに保湿剤、植物抽出物、界面活性剤、増粘剤類、セット剤類、油分、色素類、pH調整剤、殺菌剤、噴射剤、香料から選択される1種または2種以上を含有することができる。
本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料は、ヘアローション、ヘアリキッド、ヘアミスト、ウォーター、泡ウォーター等の毛髪化粧料、ヘアクリーム、ヘアトリートメント、ヘアミルク、ヘアジェル等の乳液・クリーム状毛髪化粧料、ヘアフォーム、ヘアスプレー等のエアゾール状毛髪化粧料等に用いることができる。また本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料は、常法により製造することができる。
以下、実施例により本発明を具体的に説明するが、これらの実施例により本発明の技術範囲が限定されるものではない。なお、実施例及び比較例に記載の毛髪化粧料について、毛髪の熱処理に伴う色あせ・色むら抑制効果、毛髪のつや感及びまとまり感に関する試験法を以下に示す。なお、実施例における配合量は、特に記載が無いものは質量%である。
(加熱処理毛における色あせ・色むら抑制効果)
アジア人のアッシュ系のカラーで染めたカラー毛の毛束(1g,10cm)に実施例及び比較例で示した毛髪化粧料1.0gを塗布し、その後180〜200℃に加熱したストレート用アイロン(ES2400デジタルセラミックアイロン,レッカ社製)を用いて30秒間処理を行った後、以下の試験を行った。
(毛髪の色差ΔEの測定)
熱処理をしたアッシュ系のカラーで染めたカラー毛の毛束について、色彩色差計(Konica Minolta社,CR−400/410)を用いてL***表色系で測定し、毛髪がもとの色より変化した差を求めた。尚、色差ΔEは、下記式で算出し、平均値で求めた。ΔEが高いほど、変色が大きいことを示す。
ΔE=(Δa2+Δb2+ΔL21/2
(つや感)
10名の専門パネルを対象に、熱発生ヘアケア器具(約180℃)(例:コテ)を180秒間あてて乾燥/セットさせた後に、実施例及び比較例で示した毛髪化粧料2gを毛束(長さ10cm、重さ2gのバージン毛髪)に塗布し、その時の毛髪のつや感について官能試験を行い、以下に示す判定基準により評価を行った。
判定基準(つや感がある、またはつや感がない)
◎:パネルの8名以上がつや感があると判断
○:パネルの6名以上8名未満がつや感があると判断
△:パネルの4名以上6名未満がつや感があると判断
×:つや感がないと判断したパネルが4名以上
(まとまり感)
10名の専門パネルを対象に、実施例及び比較例で示した毛髪化粧料2gを毛束(長さ10cm、重さ2gのバージン毛髪)に塗布し、その後熱発生ヘアケア器具(約200℃)(例:ストレート用アイロン)を180秒間あててセットした。その時の毛髪のまとまり感について官能試験を行い、以下に示す判定基準により評価を行った。
判定基準(まとまり感が良い、またはまとまり感が悪い)
◎:パネルの8名以上がまとまり感が良いと判断
○:パネルの6名以上8名未満がまとまり感が良いと判断
△:パネルの4名以上6名未満がまとまり感が良いと判断
×:まとまり感が悪いと判断したパネルが4名以上
実施例1〜4及び比較例1〜4(ヘアミスト)
表1に示すヘアトリートメントを常法により調整し、官能評価によるつや感、まとまり感と熱処理に伴う色あせ・色むら抑制効果について評価を行った。結果を併せて表1に示す。
Figure 2014015440
表1から明らかなように実施例1〜4の本発明の毛髪化粧料は、熱処理による毛髪熱ダメージをケアでき、色あせやカラー毛の色むら発生を抑制し、自然なつや感と、良好なまとまり感が得られた。
以下、本発明の熱ダメージケア用毛髪化粧料のその他の処方例を実施例として挙げる。なお、これらの実施例の毛髪化粧料についても、上記の加熱処理毛における毛髪色あせ・色むら抑制効果(毛髪色差)、官能試験(つや感、まとまり感)について検討したところ、いずれの実施例においても、優れた特性を有しており良好であった。
実施例6(ヘアミルク)
(1)ステアリルアルコール 0.5
(2)ベヘントリモニウムクロリド 0.3
(3)ジメチコンコポリオール 3.0
(商品名:SS−2802,引火点:244℃,東レ・ダウコーニング社製)
(4)シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 1.0
(商品名:Neosolue−Aqualio、日本精化社製)
(5)イソステアリン酸 0.5
(6)ヒドロキシエチルセルロース 0.01
(7)PG 0.01
(8)セリシン 0.01
(9)アルギニン 0.001
(10)グルタミン酸Na 0.001
(11)香料 適 量
(12)精製水 残 余
(製法)(1)〜(5)を80℃までに加熱溶解し均一に混合後、(6)〜(10)と(12)を加熱均一混合攪拌したものを加え、混合後、(11)を加えて、均一に混合してヘアミルクを得た。
実施例7(ヘアウォーター)
(1)エタノール 40.0
(2)シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 0.5
(商品名:Neosolue−Aqualio、日本精化社製)
(3)ジメチコンコポリオール 2.0
(商品名:SS−2804,引火点:256℃,東レ・ダウコーニング社製)
(4)ポリエチレングリコール1000 0.01
(5)塩化ステアリルトリメチルアンモニウム 0.01
(6)ポリオキシエチレン(60)硬化ヒマシ油 0.5
(7)ベヘントリモニウムクロリド 0.05
(8)DPG 0.01
(9)加水分解シルク 0.01
(10)グルコシルトレハロース 0.01
(11)(VP/メタクリルアミド/ビニルイミダゾール)コポリマー 0.01
(12)パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル 0.01
(13)L−アルギニン 0.01
(14)加水分解コラーゲン 0.001
(15)クエン酸 0.01
(16)クエン酸ナトリウム 0.02
(17)香料 0.1
(18)精製水 残 余
(製法)(1)〜(18)を均一に混合溶解し、ポンプトリガー容器に充填してヘアウォーターを調整した。
実施例8(ヘアオイリートリートメント)
(1)ジメチコンコポリオール 1.0
(商品名:SS−2804,引火点:256℃,東レ・ダウコーニング社製)
(2)ジメチコンコポリオール 0.5
(商品名:KF−6011,引火点:262℃,信越化学工業社製)
(3)ジメチコンコポリオール 2.0
(商品名:SS−2802,引火点:244℃,東レ・ダウコーニング社製)
(4)シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 2.0
(商品名:Neosolue−Aqualio、日本精化社製)
(5)BG 0.5
(6)ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル) 0.01
(7)サザンカ油 0.01
(8)香料 0.2
(9)エタノール 20.0
(10)精製水 残 余
(製法)(1)〜(10)を均一混合し、ヘアオイリートリートメントを得た。
実施例9(つやスプレー)
<原液>
(1)サザンカ油 0.5
(2)シクロヘキサンジカルボン酸ビスエトキシジグリコール 10.0
(商品名:Neosolue−Aqualio、日本精化社製)
(3)ジメチコンコポリオール 1.0
(商品名:SS−2802,引火点:244℃,東レ・ダウコーニング社製)
(4)精製ホホバ油 0.05
(5)イソステアリン酸イソプロピル 0.5
(6)ツバキ油 0.05
(7)ココジモニウムヒドロキシプロピル加水分解シルク 0.01
(8)サトウキビエキス 0.01
(9)メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.01
(10)水添ポリイソブテン 0.1
(11)香料 0.1
(12)エタノール 残 余
<充填>
(13)原液 50.0%
(14)LPG(噴射ガス) 50.0%
(製法)(1)〜(12)を均一混合攪拌後、原液として、エアゾール容器に(13)と(14)を充填して、つやスプレーを得た。

Claims (2)

  1. 下記成分(A)及び(B)を含有することを特徴とする熱ダメージケア用毛髪化粧料。
    (A)下記式(I)で示される成分
    Figure 2014015440
    (式中、Rはエトキシジグリコール残基を表す。)
    (B)引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上であるジメチコンコポリオール
  2. 下記成分(A)及び(B)を含有し、熱発生ヘアケア器具の使用前、及び使用後のうち少なくとも一方の段階で毛髪に塗布することを特徴とする熱ダメージケア用毛髪化粧料。
    (A)下記式(I)で示される成分
    Figure 2014015440
    (式中、Rはエトキシジグリコール残基を表す。)
    (B)引火点が180℃以上または熱発生ヘアケア器具の使用温度以上であるジメチコンコポリオール
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