JP2019172584A - 毛髪化粧料 - Google Patents

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Abstract

【課題】塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさに優れ、髪の仕上がり効果として、しっとり感、なめらかさに優れ、かつ低温経時安定性に優れる毛髪化粧料を提供すること。【解決手段】次の成分(A)〜(E);(A)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.1〜5.0質量%(B)炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコール 0.5〜15.0質量%(C)炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコール 0.1〜10.0質量%(D)水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上 0.1〜10.0質量%(E)炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステル 0.05〜5.0質量%を含有する毛髪化粧料。【選択図】なし

Description

本願発明は、毛髪に塗布して、優れた使用感及び仕上がり効果を有する毛髪化粧料に関するものであり、より詳細には、ベヘニルPGトリモニウムクロリド、炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコール、炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコール、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上、炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステルをそれぞれ特定量含有することで、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさに優れ、髪の仕上がり効果として、しっとり感、なめらかさに優れ、かつ低温経時安定性の良好な毛髪化粧料に関するものである。
毛髪化粧料は、ヘアシャンプー、ヘアリンス、ヘアトリートメント、整髪料など用途に応じた様々なアイテムがあり、求められる機能も多岐にわたっている。例えば、毛髪化粧料を塗布する際には、髪への伸び広がり易さや、なじみ感、コク感、やわらかさなどの使用感が重要であり、毛髪に付与する仕上がり効果としては、しっとり感、潤い感、なめらかさ、指通り、しなやかさ、ハリ感、ツヤ感などが挙げられる。
これらの優れた使用感や仕上がり効果を得るために、各種油剤や保湿成分や高分子成分など様々なものにおいて配合検討がなされている。
塗布時の使用感の中でも、コク感やなじみ感は、毛髪化粧料を髪全体に均一に塗布する際に、重要な項目である。例えば、コク感を得るために、特定の高級アルコールや特定のポリオキシプロピレン誘導体を含有する技術(例えば、特許文献1参照)がある。
また、塗布時のなじみ感を得るために、特定のベシクル構造体を含有する技術(例えば、特許文献2参照)などがある。
一方、毛髪に付与する仕上がり効果として、しっとり感や指通り、なめらかさも、求められる品質として、重要な項目である。例えば、しっとり感を向上するために、有機酸や特定の多価アルコールを含有する技術(例えば、特許文献3参照)、特定のアミドアミン塩を含有する技術(例えば、特許文献4参照)、なめらかさ、しっとり感を向上するために、特定のオルガノ変性シリコーンを含有する技術(例えば、特許文献5参照)などがある。
特開2016−52998号公報 特開2014−37403号公報 特開2016−216432号公報 特開2015−140303号公報 特開2015−40250号公報
特許文献1に記載の毛髪化粧料は、特定の直鎖アルコール及び特定のポリオキシプロピレン誘導体を含有することで、塗布時のコク感と伸ばしやすさに優れた効果を付与するものであるが、特定の直鎖アルコールの影響で、低温経時安定性が悪化する場合があった。また、特許文献2に記載の毛髪化粧料は、特定の分岐脂肪酸、第3級アミン、特定の有機酸を含むベシクル構造体を含有することで、塗布時のなじみ感を付与するものであるが、使用時のコク感を損なう場合があった。
特許文献3に記載の毛髪化粧料は、特定の有機酸として、コハク酸及びナフタレンスルホン酸及びジプロピレングリコールを含有することで、仕上がり時のしっとり感を向上させるものであるが、ジプロピレングリコールの影響で、仕上がり時のなめらかさを損なう場合があった。特許文献4に記載の毛髪化粧料は、特定の縮合ヒドロキシ脂肪酸アミドアミン酸を含有することで、毛髪へのなじみや持続的なしっとり感を付与するものであるが、塗布時のコク感や低温経時安定性を損なう場合があった。特許文献5に記載のオルガノ変性シリコーン、その製造方法及びそれを含有する毛髪化粧料は、特定のオルガノ変性シリコーンを含有することで、毛髪になめらかさやしっとり感を付与するものであるが、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感を十分に得られない場合があった。
このような上記課題が存在しているが、毛髪化粧料の使用に際して、塗布時のコク感やなじみ感などの使用感に優れ、髪の仕上がり効果として、しっとり感、なめらかさに優れて、かつ、低温経時安定性の全てを満たすものはこれまでなく、このような毛髪化粧料の開発が望まれていた。
かかる実情に鑑み、本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討した結果、毛髪化粧料において、仕上がり時のしっとり感、柔らかさを付与する界面活性剤として、特定量のベヘニルPGトリモニウムクロリドが有効であり、特定量の炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコールと炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコールを併用することにより、塗布時のコク感を付与し、かつ低温経時安定性に優れることを見出した。更に、特定量の炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステルを併用することで、仕上がり効果を損なうことなく、塗布時のなじみ感に優れる毛髪化粧料が得られることを見出した。
さらに、特定量の水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上を併用することにより、仕上がり効果を損なうことなく、塗布時のしなやかさという新たな効果が得られることを見出した。
このように、ベヘニルPGトリモニウムクロリド、炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコール、炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコール、水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上、炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステルをそれぞれ特定量含有することで、塗布時のコク感、塗布時なじみ感に優れ、髪の仕上がり効果として、しっとり感、なめらかさに優れ、かつ低温経時安定性に優れることを見出し、本発明品を完成させた。
本発明は、次の成分(A)〜(E);
(A)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.1〜5.0質量%
(B)炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコール 0.5〜15.0質量%
(C)炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコール 0.1〜10.0質量%
(D)水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上 0.1〜10.0質量%
(E)炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステル 0.05〜5.0質量%
を含有する毛髪化粧料を提供するものである。
本発明は、更に、成分(F)として、シリコーン油を含有する毛髪化粧料を提供するものである。
本発明は、前記成分(D)が、水添ヤシ油、水添パーム油から選択される1種又は2種以上である毛髪化粧料を提供するものである。
本発明は、前記成分(E)が、オレイン酸エチル、オリーブ脂肪酸エチルから選択される1種又は2種以上である毛髪化粧料を提供するものである。
本発明は、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさに優れ、髪の仕上がり効果として、しっとり感、なめらかさに優れ、かつ低温経時安定性に優れる毛髪化粧料を提供する。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書においては、「〜」を用いて数値範囲を表す際は、その範囲は両端の数値を含むものとする。
成分(A):ベヘニルPGトリモニウムクロリド
本発明に用いられる成分(A)のベヘニルPGトリモニウムクロリドは、水中で塩素イオン解離し、カチオン性を示し得る親水基と、炭素数22のアルキル基である疎水基とヒドロキシプロピル部を有する、以下の一般式(1)で表される構造のヒドロキシエーテル型カチオン性界面活性剤である。
2245−OCHCH(OH)CH−N(CH・Cl・・・(1)
本発明において、成分(A)により、毛髪への親和性および吸着性が良好となり、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)に優れる点で好ましい。特に限定されないが、成分(A)として、カチナールBHC−60BE(東邦化学社性)などを利用することができる。
本発明の毛髪化粧料における成分(A)の含有量は、0.1〜5.0質量%(以下「質量%」は、単に「%」と略す)である。成分(A)の含有量が0.1%未満であると、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)に優れない場合がある。成分(A)の含有量が5.0%を超えると、塗布時のなじみ感に優れない場合がある。成分(A)の含有量は、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)に優れる観点から、0.2〜3.0%が好ましく、0.5〜2.0%がより好ましい。
成分(B):炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコール
本発明に用いられる成分(B)の炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコールは、以下の一般式(2)で表されるものを用いることができる。
1-OH・・・(2)
〔式中、R1は炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を示す。〕
成分(B)として、特に限定はされないが、具体的は、ミリスチルアルコール、パルミチルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール等が例示できる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることも可能である。
本発明において、成分(B)を用いることで、仕上がり効果を損なうことなく、優れた使用感を付与する点で好ましい。これらの中でも、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコールが、優れた使用感を得るのに特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料における成分(B)の含有量は、0.5〜15.0%である。成分(B)の含有量が0.5%未満であると、塗布時のコク感に優れない場合があり、成分(B)の含有量が15.0%を超えると、塗布時のなじみ感、低温経時安定性に優れない場合がある。成分(B)の含有量は、塗布時のコク感、塗布時のしなやかさに優れる観点から1.0〜10.0%が好ましく、2.0〜8.0%がより好ましい。
成分(C):炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコール
本発明に用いられる成分(C)の炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコールは、以下の一般式(3)で表されるものを用いることができる。
-OH・・・(3)
〔式中、Rは炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を示す。〕
成分(C)として、特に限定はされないが、具体的は、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノール、イソセチルアルコール等が例示できる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることも可能である。
本発明において、成分(C)を用いることで、成分(B)による使用感を損なうことなく、低温の安定性を向上させる点で好ましい。これらの中でも、オクチルドデカノール、デシルテトラデカノールが、優れた低温の安定性を向上させる点で特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料における成分(C)の含有量は、0.1〜10.0%である。成分(C)の含有量が0.1%未満であると、髪の仕上がり(しっとり感)、低温経時安定性に優れない場合があり、成分(C)の含有量が10.0%を超えると、塗布時のしなやかさに優れない場合がある。成分(C)の含有量は、低温経時安定性に優れる点から、0.2〜5.0%が好ましく、0.3〜4.0%がより好ましい。
成分(D):水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上
本発明に用いられる成分(D)の水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上は、特に由来などは限定されず、ヤシ、パーム、ヒマシ、ナタネから得られる油剤をを水添して得られるものから選ばれる1種又は2種以上である。
パーム油としては、特に由来は限定されず、アブラヤシの果肉部から得られるものも含むし、内果皮の中の核から得られるもの(パーム核油)も含み得る。
ナタネ油として、特に由来は限定されないが、ナタネ種子から得られるナタネ種子油を含み得る。
成分(D)としては、日本化粧品工業連合会が作成した「成分表示名称リスト」に収載されている表示名称として、「水添ヤシ油」、「水添パーム油」、「水添パーム核油」、「水添ヒマシ油」、「水添ナタネ種子油」などを有するものが使用され得る。
成分(D)の中でも、塗布時のなじみ感、低温経時安定性に優れる点で、水添ヤシ油、水添パーム油から選ばれる1種又は2種以上が特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料における成分(D)の含有量は、0.1〜10.0%である。成分(D)の含有量が、0.1%未満であると、塗布時のしなやかさに優れない場合があり、成分(D)の含有量が、10.0%を超えると、髪の仕上がり(なめらかさ)に優れない場合がある。成分(D)の含有量は、塗布時のしなやかさに優れる点から、0.2%〜5.0%が好ましく、0.3%〜4%がより好ましい。
成分(E):炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステル
本発明に用いられる成分(E)は炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステルである。
本発明に用いられる成分(E)は、特に限定はされないが、具体的には、ラウリン酸メチル、ラウリン酸エチル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸エチル、パルミチン酸メチル、パルミチン酸エチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、イソステアリン酸メチル、イソステアリン酸エチル、ベヘン酸メチル、ベヘン酸エチル等、さらに、これらの脂肪酸鎖を含む植物由来のエステルも使用することができ、具体的には、アボカド脂肪酸エチル、オリーブ脂肪酸エチル、ダイズ油脂肪酸メチル、パーム核脂肪酸エチル、ヤシ油脂肪酸メチル等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることも可能である。
これらの中でも、塗布時のなじみ感に優れる点で、オレイン酸エチル、オリーブ脂肪酸エチルから選ばれる1種又は2種以上が、特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料における成分(E)の含有量は、0.05〜5.0%である。成分(E)の含有量が0.05%未満であると、塗布時のなじみ感、髪の仕上がり(なめらかさ)に優れない場合があり、成分(E)の含有量が5.0%を超えると、塗布時のコク感に優れない場合がある。塗布時のなじみ感髪の仕上がり(なめらかさ)に優れる点から、0.1〜2.5%が好ましく、0.2〜2.0%がより好ましい。
本発明の毛髪化粧料は、更に、成分(F)として、シリコーン油を含有することも可能である。
成分(F)として、シリコーン油は、特に限定されないが、具体的には、低重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、テトラメチルテトラハイドロジェンシクロテトラシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキルメチルポリシロキサン・メチルポリシロキサン共重合体、アルコキシ変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、アミノフェニル変性ポリシロキサン、グリセリン変性ポリシロキサン、アクリル変性ポリシロキサン、高級アルコキシ変性ポリシロキサン、高級脂肪酸変性ポリシロキサン、等が挙げられる。これらは、1種又は2種以上を組み合わせて用いることも可能である。
本発明において、成分(F)を併用することにより、使用時のコク感を損なうことなく、髪の仕上がり(なめらかさ)、髪の仕上がり(なめらかさ)が優れる点で好ましい。これらの中でも、低重合度ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサンが、髪の仕上がり(なめらかさ)、髪の仕上がり(なめらかさ)に優れる点で、特に好ましい。
本発明の毛髪化粧料における成分(F)の含有量は、特に限定されるものではないが、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)に優れる点から、0.1〜20.0%が好ましく、0.2〜15.0%がより好ましい。
また、本発明の毛髪化粧料は、使用方法として、通常の毛髪化粧料の使い方であれば、特に限定はされず、使用できる。優れた使用感および仕上がり感を得る点から、ヘアリンス、ヘアコンディショナー、ヘアマスク、頭皮マッサージ料などのようなインバス製品や、ヘアミルク、ヘアクリーム、ヘアエッセンス、毛髪保護料、整髪料など、洗い流さないアウトバス製品などが好ましい。
また、本発明の毛髪化粧料は、構成要件を満たせば、剤型は、特に限定されないが、O/W型の乳化剤型であることが望ましい。容器形態としては、通常の毛髪化粧料であれば、特に限定されないが、髪に塗布する使用性の点から、ボトル容器、ディスペンサー容器、チューブ容器、ジャー容器や、エアゾール容器で使用することができる。エアゾール容器として使用する場合に、充填されるガス(噴射剤)は特に限定されるものではないが、通常化粧料に使用されるものとして、例えば、炭化水素やハロゲン化炭化水素等を用いることができる。具体的には、プロパン、イソブタン、ノルマルブタン、イソペンタン、液化石油ガス(以下、「LPG」と略す)、ジメチルエーテル(以下、「DME」と略す)、ジクロルジフルオルメタン、トリクロルモノフルオルメタン、窒素、炭酸等が挙げられ、中でも、LPG、DMEが、肌上に均一に塗布することができ、好ましく、これらの噴射剤は、1種又は2種以上を適宜選択して用いることができる。
本発明の毛髪化粧料には、更に目的に応じて本発明の効果を損なわない量的、質的範囲内において、上記した成分の他に、通常の化粧料や医薬部外品、外用医薬品等の製剤に使用される成分、例えば精製水、温泉水、深層水等の水、アルコール類、成分(B)、(C)以外の高級アルコール、成分(D)、(E)、(F)以外の油剤、感触調整あるいは着色用等の粉体、成分(A)以外の界面活性剤等の汎用成分や、水溶性高分子、皮膜形成剤、油性ゲル化剤、樹脂、包接化合物、保湿剤、抗菌・防腐剤、消臭剤、塩類、紫外線吸収剤、酸化防止剤、キレート剤、退色防止剤、消泡剤、清涼剤、噴射剤、香料、色素等、噴射剤として、液化石油ガス、プロパン、ブタン、イソブタン、イソペンタン、ジメチルエーテル、二酸化炭素、窒素等を含有することができる。
本発明の毛髪化粧料の製造方法は、特に制限はなく、常法により調製される。例えば、成分(A)〜(E)及びその他必要に応じて他の成分を均一に乳化することで、調製することができる。
以下に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらにより限定されるものではない。
以下、毛髪化粧料を製造し、評価を行った。
実施例1〜30及び比較例1〜12;毛髪化粧料
表1〜表4に示す組成及び下記製造方法にて毛髪化粧料を調製し、以下に示す方法により、<1>塗布時のコク感、<2>塗布時のなじみ感、<3>塗布時のしなやかさ、<4>髪の仕上がり(しっとり感)、<5>髪の仕上がり(なめらかさ)、<6>低温経時安定性の各項目について、以下に示す評価方法及び判定基準により評価判定した。結果を併せて表1〜表4に示した。また、以下では、成分(D)に相当する成分に関しては、特記が無い場合には、日本化粧品工業連合会が作成した「成分表示名称リスト」に収載されている表示名称にて示している。
(製造方法)
A:No.1〜14を均一に加熱混合溶解した。
B:No.15、16、18を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを室温まで冷却し、No.17を添加し、毛髪化粧料を得た。
〔評価方法1〕:<1>塗布時のコク感、<2>塗布時のなじみ感、<3>塗布時のしなやかさ、<4>髪の仕上がり(しっとり感)、<5>髪の仕上がり(なめらかさ)
化粧品専門パネル20名に、表1から表4の毛髪化粧料を使用してもらい、<1>塗布時のコク感、<2>塗布時のなじみ感、<3>塗布時のしなやかさの項目について下記の(イ)、(ロ)、(ハ)の評価基準に従って5段階評価してもらった。また、<4>髪の仕上がり(しっとり感)、<5>髪の仕上がり(なめらかさ)については、下記の(ニ)、(ホ)の評価基準に従って、5段階評価をおこなった。その後、各評価について、下記(ヘ)判定基準に従って判定した。
(イ)[評価基準]<1>塗布時のコク感
毛髪化粧料を手に取り、髪に塗布したときの、使用感として、コク感を評価した。
5段階評価基準:
[評点]:[評価結果]
5点 :塗布時のコク感が十分ある
4点 :塗布時のコク感がほぼ十分ある
3点 :塗布時のコク感が少し足りない
2点 :塗布時のコク感がだいぶ足りない
1点 :塗布時のコク感が不足している
(ロ)[評価基準]<2>塗布時のなじみ感
毛髪化粧料を手に取り、髪に塗布したときの、使用感として、なじみ感を評価した。
5段階評価基準:
[評点]:[評価結果]
5点 :塗布時のなじみ感が十分ある
4点 :塗布時のなじみ感がほぼ十分ある
3点 :塗布時のなじみ感が少し足りない
2点 :塗布時のなじみ感がだいぶ足りない
1点 :塗布時のなじみ感が不足している
(ハ)[評価基準]<3>塗布時のしなやかさ
5段階評価基準:
毛髪化粧料を手に取り、髪に塗布したときの、使用感として、髪のしなやかさを評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :塗布時の髪のしなやかさが十分ある
4点 :塗布時の髪のしなやかさががほぼ十分ある
3点 :塗布時の髪のしなやかさが少し足りない
2点 :塗布時の髪のしなやかさがだいぶ足りない
1点 :塗布時の髪のしなやかさが不足している
(ニ)[評価基準]<4>髪の仕上がり(しっとり感)
5段階評価基準:
毛髪化粧料を手に取り、髪に塗布し、洗い流し、風乾した後の髪の仕上がり(しっとり感)について、評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :仕上がり時の髪のしっとり感が十分ある
4点 :仕上がり時の髪のしっとり感がほぼ十分ある
3点 :仕上がり時の髪のしっとり感少し足りない
2点 :仕上がり時の髪のしっとり感がだいぶ足りない
1点 :仕上がり時の髪のしっとり感が不足している
(ホ)[評価基準]<4>髪の仕上がり(なめらかさ)
5段階評価基準:
毛髪化粧料を手に取り、髪に塗布し、洗い流し、風乾した後の髪の仕上がり(なめらかさ)について、評価した。
[評点]:[評価結果]
5点 :仕上がり時の髪のなめらかさが十分ある
4点 :仕上がり時の髪のなめらかさがほぼ十分ある
3点 :仕上がり時の髪のなめらかさ少し足りない
2点 :仕上がり時の髪のなめらかさがだいぶ足りない
1点 :仕上がり時の髪のなめらかさが不足している
(へ)判定基準
[判定]:[評点の平均点]
◎ :4.5以上
○ :3.5以上〜4.5未満
△ :1.5以上〜3.5未満
× :1.5未満
〔評価方法2〕:<6>低温経時安定性
製造した試料をガラス製透明ビンに充填し、0℃に設定した恒温槽に入れて、1ヶ月静置したあと、室温に戻した際の試料の状態を目視で確認し、(ト)判定基準に従って判定した。
(ト)判定基準
[判定]:[評価結果]
◎ :ブツ、キメ悪化が、全く見られない。
○ :ブツ、キメ悪化が、わずかに認められる。
△ :ブツ、キメ悪化が、多く認められる。
× :ブツ、キメ悪化が、全体に認められる
表1〜表4の結果から明らかなように、実施例1〜30の毛髪化粧料は、「塗布時のコク感」、「塗布時のなじみ感」、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(しっとり感)」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」、「低温経時安定性」の各項目について良好であった。
成分(A)を含有しない比較例1は、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(しっとり感)」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」、「低温経時安定性」が、劣っていた。
成分(D)を含有しない比較例2は、「塗布時のコク感」、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」、「低温経時安定性」が、劣っていた。
成分(A)の含有量が0.1%未満である比較例3は、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(しっとり感)」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」が、劣っていた。
成分(A)の含有量が5.0%を超える比較例4は、「塗布時のなじみ感」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」、「低温経時安定性」が、劣っていた。
成分(B)の含有量が0.5%未満である比較例5は、「塗布時のコク感」、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(しっとり感)」が、劣っていた。
成分(B)の含有量が15.0%を超える比較例6は、「塗布時のなじみ感」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」、「低温経時安定性」が、劣っていた。
成分(C)の含有量が0.1%未満である比較例7は、「髪の仕上がり(しっとり感)」、「低温経時安定性」が、劣っていた。
成分(C)の含有量が10.0%を超える比較例8は、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」が、劣っていた。
成分(D)の含有量が0.1%未満である比較例9は、「塗布時のしなやかさ」、「髪の仕上がり(しっとり感)」が、劣っていた。
成分(D)の含有量が10.0%を超える比較例10は、「髪の仕上がり(なめらかさ)」、「低温経時安定性」が、劣っていた。
成分(E)の含有量が0.05%未満である比較例11は、「塗布時のなじみ感」、「髪の仕上がり(なめらかさ)」が、劣っていた。
成分(E)の含有量が5.0%を超える比較例12は、「塗布時のコク感」、「塗布時のしなやかさ」が、劣っていた。
実施例31:ヘアリンス
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.5
2.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 0.5
3.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 0.5
4.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.2
5.ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート 0.1
6.セトステアリルアルコール 2.0
7.セタノール 1.0
8.ステアリルアルコール 1.0
9.ベヘニルアルコール 1.0
10.オクチルドデカノール 1.5
11.デシルテトラデカノール 0.5
12.イソステアリルアルコール 0.5
13.オレイルアルコール 0.3
14.水添ヤシ油 1.8
15.水添パーム油 0.2
16.水添ヒマシ油 0.2
17.水添ポリイソブテン 0.5
18.エチルヘキサン酸セチル 1.5
19.トリエチルヘキサノイン 2.0
20.オレイン酸エチル 0.3
21.オリーブ脂肪酸エチル 0.2
22.ジメチコン(25℃において10mPa・s) 3.5
23.ジメチコン(25℃において100万mPa・s) 0.5
24.ジメチコノール(25℃において100万mPa・s) 0.5
25.アモジメチコン 0.8
26.グリセリン 1.5
27.プロピレングリコール 3.5
28.1,3−ブチレングリコール 0.5
29.1,3−プロパンジオール 1.0
30.トリプロピレングリコール 0.5
31.クエン酸 0.01
32.クエン酸Na 0.01
33.グリシン 0.1
34.ジラウロイルグルタミン酸リシンNa 0.1
35.ポリアクリル酸ホスホリルコリングリコール 0.1
36.香料 0.3
37.精製水 残量
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜35、37を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.36を添加し、ヘアリンスを得た。
以上のようにして得られた実施例31のヘアリンスは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。
実施例32:ヘアマスク
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 2.5
2.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 1.0
3.塩化ジココイルジメチルアンモニム 0.5
4.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.2
5.ジココイルエチルヒドロキシエチルモニウムメトサルフェート 0.1
6.ステアリルPGトリモニウムクロリド 0.4
7.セトステアリルアルコール 6.0
8.ステアリルアルコール 1.0
9.ベヘニルアルコール 1.5
10.オクチルドデカノール 2.0
11.デシルテトラデカノール 1.0
12.イソステアリルアルコール 0.2
13.オレイン酸 0.3
14.水添ヤシ油 2.0
15.水添パーム油 0.2
16.ワセリン 0.2
17.重質流動イソパラフィン 0.5
18.ポリプロピレン 0.4
19.イソステアリン酸デキストリン 0.5
20.オレイン酸エチル 0.5
21.オリーブ脂肪酸エチル 0.5
22.ジメチコン(25℃において100mPa・s) 5.0
23.ジメチコノール(25℃において10万mPa・s) 1.0
24.(ビスブチロキシアミジメチコン/PEG−60)コポリマー 0.5
25.アモジメチコン 0.5
26.ジグリセリン 1.5
27.PEG−8 2.0
28.PEG−45M 0.2
29.ジプロピレングリコール 1.0
30.エタノール 0.5
31.乳酸 0.01
32.乳酸Na 0.01
33.イソステアロイル加水分解コラーゲンAMPD 0.1
34.PCA−Na 0.05
35.ポリクオタニウム−51(注1) 0.1
36.ポリクオタニウム−61(注2) 0.1
37.ポリクオタニウム−65(注3) 0.3
38.ポリクオタニウム−104 0.1
39.ポリクオタニウム−64(注4) 0.1
40.香料 0.3
41.精製水 残量
(注1)LIPIDURE−PMB(BG) (日油社製)
(注2)LIPIDURE−NR (日油社製)
(注3)LIPIDURE−A(日油社製)
(注4)LIPIDURE−C(日油社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜39、41を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.40を添加し、ヘアマスクを得た。
以上のようにして得られた実施例32のヘアマスクは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。
実施例33:ヘアトリートメント
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 2.0
2.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 0.5
3.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.5
4.セトステアリルアルコール 4.5
5.ベヘニルアルコール 1.5
6.オクチルドデカノール 1.0
7.水添ヤシ油 4.0
8.オレイン酸エチル 1.0
9.オレイン酸フィトステリル 1.5
10.ダイマージリノレイル水添ロジン縮合物 0.3
11.ダイマージリノール酸ダイマージリノレイルビスイソステアリル0.1
12.ダイマージリノール酸ジ(イソステアリル/フィトステリル) 0.2
13.イソステリン酸フィトステリル 0.3
14.テトライソステリン酸ペンタエリスリチル 1.0
15.テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル 0.2
16.ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)
ジペンタエリスリチル 0.2
17.シクロヘキサン−1,4−ジカルボン酸ビスエトキシジグリコール0.2
18.(エイコサン二酸/テトラデカン二酸)ポリグリセリル−10 0.3
19.イソノナン酸イソノニル 0.5
20.イソノナン酸イソトリデシル 0.5
21.フェニルトリメチコン 5.0
22.ジメチコン(25℃において1000万mPa・s) 0.2
23.ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン 1.0
24.(ビスイソブチルPEG−14/アモジメチコン)コポリマー 0.5
25.ビス(ヒドロキシ/メトキシ)アモジメチコン 0.5
26.メチルグルセス−10 1.5
27.PPG−10メチルグルコース 2.0
28.グルコシルトレハロース 0.2
29.PPG−52ブチル 1.0
30.イソプロパノール 0.5
31.リンゴ酸 0.01
32.リンゴ酸Na 0.01
33.(ジヒドロキシメチルシリルプロポキシ)ヒドロキシプロピル
加水分解シルク 0.1
34.ジグルコシル没食子酸 0.05
35.ポリクオタニウム−6(注5) 0.1
36.ポリクオタニウム−7(注6) 0.1
37.ポリクオタニウム−22(注7) 0.1
38.ポリクオタニウム−39(注8) 0.1
39.グア−ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド(注9) 0.1
40.香料 0.3
41.精製水 残量
(注5)Merquat 100 Polymer(日本ルーブリゾール社製)
(注6)Merquat 550 Polymer(日本ルーブリゾール社製)
(注7)Merquat 295 Polymer(日本ルーブリゾール社製)
(注8)Merquat 3330PR Polymer(日本ルーブリゾール社製)
(注9)JAGUAR C−14S(Solvay S.A.社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜39、41を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.40を添加し、ヘアトリートメントを得た。
以上のようにして得られた実施例33のヘアトリートメントは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。
実施例34:エアゾールフォームヘアトリートメント
原液
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
2.塩化ベヘニルトリメチルアンモニム 0.5
3.塩化ジステアリルジメチルアンモニム 0.5
4.セトステアリルアルコール 1.5
5.ミリスチルアルコール 0.5
6.オクチルドデカノール 0.8
7.水添ヤシ油 1.5
8.オレイン酸エチル 0.3
9.ミリスチン酸イソプロピル 1.5
10.メトキシケイヒ酸エチルヘキシル 0.3
11.酢酸トコフェロール 0.1
12.天然ビタミンE 0.1
13.アスタキサンチン 0.05
14.セラミド2 0.05
15.セラミド3 0.05
16.コレステロール 0.1
17.フィトステロール 0.1
18.オリーブスクワラン 0.1
19.ビスエチルヘキシルオキシフェノールメトキシフェニルトリアジン0.1
20.ラウロイルサルコシンイソプロピル 0.5
21.軽質流動イソパラフィン 1.0
22.ジメチコン(25℃において6mPa・s) 0.2
23.(ジメチコン/フェニルビニルジメチコン)クロスポリマー 0.5
24.(ジメチコン/ポルグリセリン−3)クロスポリマー 0.5
25.(ジメチコン/(PEG−10/15)クロスポリマー 0.5
26.アラニン 0.1
27.アルギニン 0.1
28.アスパラギン酸 0.1
29.アセチルヒドロキシプロリン 0.1
30.システイン 0.1
31.リン酸Na 0.01
32.リン酸2Na 0.01
33.(ビニルピロリドン/VA)コポリマー 0.1
34.PVP 0.1
35.ヒアルロン酸ヒドロキシプロピルトリモニウム 0.1
36.コハク酸 0.01
37.ポリクオタニウム−11 0.1
38.(アクリレーツ/アクリル酸(C1−18)/アルキル(C1−8)
アクリルアミド)コポリマー 0.1
39.ポリウレタン−14 0.1
40.香料 0.3
41.精製水 残量
42.水溶性コラーゲン(注10) 0.01
43.ヒアルロン酸ナトリウム(注11) 0.01
44.コンドロイチン硫酸ナトリウム(注12) 0.01
45.ローズマリー水(注13) 0.01
46.ユズ抽出液(注14) 0.01
47.チャエキス(注15) 0.01
48.チャ葉エキス(注16) 0.01
49.海洋深層水(注17) 0.01
50.レスベラトロール 0.001
51.カフェイン 0.001
(注10)PANCOGEN MARINE(GATTEFOSSE社製)
(注11)ヒアルロン酸FCH-SU(キッコーマンフードケミファ社製)
(注12)コンドロイチン硫酸ナトリウム(マルハニチロ食品社製)
(注13)ローズマリー水(香栄興業社製 )
(注14)ユズ抽出液-J(丸善製薬社製)
(注15)緑茶抽出液BG(丸善製薬社製)
(注16)紅茶リキッド(一丸ファルコス社製)
(注17)深層水(広貫堂社製)
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜39、41〜51を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.40を添加し、原液を得た。
E:原液と噴射剤LPG0.45を原液:噴射剤=90:10にて、エアゾール缶に充填し、エアゾールフォームヘアトリートメントを得た。
以上のようにして得られた実施例34のエアゾールフォームヘアトリートメントは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。
実施例35:ヘアクリーム
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
2.塩化ジココイルジメチルアンモニム 0.3
3.臭化ステアリルトリメチルアンモニム 0.2
4.塩化ベンザルコニウム 0.2
5.アルキル(C12,C14)オキシヒドロキシプロピルアルギニン
HCL 0.1
6.セトステアリルアルコール 1.5
7.セタノール 1.0
8.ミリスチルアルコール 1.0
9.オクチルドデカノール 0.5
10.ホホバアルコール 0.5
11.水添ヤシ油 0.5
12.水添パーム核油 0.5
13.水添ナタネ種子油 0.3
14.水添ポリデセン 1.0
15.バチルアルコール 0.2
16.スクワレン 0.2
17.マイクロクリスタリンワックス 0.1
18.コメヌカロウ 0.2
19.キャンデリラロウ 0.2
20.オレイン酸エチル 0.3
21.オリーブ脂肪酸エチル 0.2
22.カルナウバロウ 0.1
23.ミツロウ 0.2
24.ジメチコン(25℃において1000万mPa・s) 0.5
25.軽質流動イソパラフィン 1.0
26.ペンチレングリコール 1.5
27.エリスリトール 0.5
28.カプリリルグリコール 0.5
29.1,3−プロパンジオール 1.0
30.トリプロピレングリコール 0.5
31.コハク酸 0.01
32.コハク酸2Na 0.01
33.ソルビトール 0.1
34.フルクトース 0.1
35.クオタニウム−33(注18) 0.1
36.香料 0.3
37.精製水 残量
(注18)カチオンNH(日本精化社製)
(製造方法)
A:No.1〜26を均一に加熱混合溶解した。
B:No.27〜35、37を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.36を添加し、ヘアクリームを得た。
以上のようにして得られた実施例35のヘアクリームは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。
実施例36:ヘアミルク
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.8
2.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 0.2
3.PEG−5ステアルトリモニウムクロリド 0.1
4.ココイルアルギニンエチルPCA 0.2
5.ステアラミドプロピルジメチルアミン 0.1
6.セトステアリルアルコール 1.5
7.セタノール 0.5
8.オクチルドデカノール 1.0
9.水添ヤシ油 1.0
10.オレイン酸エチル 0.5
11.イソノナン酸イソノニル 0.3
12.パルミチン酸エチルヘキシル 0.5
13.ポリヒドロキシステアリン酸 0.1
14.イソノナン酸トリデシル 0.3
15.トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン 0.2
16.トリメリト酸トリトリデシル 0.2
17.ジカプリン酸PG 0.5
18.イソステアリン酸PG 0.5
19.コハク酸ジエチルヘキシル 0.5
20.ラウロイルグルタミン酸ジ(オクチルドデシル/フィトステリル/
ベヘニル 0.3
21.ラウロイルグルタミン酸ジ(フィトステリル/オクチルドデシル)0.2
22.ラウロリルサルコシンイソプロピル 0.4
23.メチルトリメチコン 0.5
24.ジメチコノール(25℃において1000mPa・s) 0.5
25.トリメチルシロキシケイ酸 0.2
26.プロピレングリコール 1.5
27.グルコース 0.1
28.スクロース 0.1
29.グリシルグリシン 0.1
30.シトルリン 0.1
31.トレオニン 0.01
32.バリン 0.01
33.ヒスチジン 0.1
34.フェニルアラニン 0.1
35.乳酸 0.1
36.香料 0.3
37.精製水 残量
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜35、37を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.36を添加し、ヘアミルクを得た。
以上のようにして得られた実施例36のヘアミルクは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。
実施例37:ヘアエッセンス
(成分) (%)
1.ベヘニルPGトリモニウムクロリド 1.0
2.塩化ステアリルトリメチルアンモニム 0.5
3.ベヘントリモニウムメトサルフェート 0.2
4.パームアミドプロピルトリモニウムメトサルフェート 0.2
5.ベヘナミドプロピルジメチルアミン 0.1
6.セトステアリルアルコール 2.0
7.オクチルドデカノール 1.0
8.オレイン酸エチル 1.0
9.水添ヤシ油 0.5
10.水添パーム油 0.5
11.オリーブ油 0.2
12.メドウフォーム油 0.2
13.マカデミアナッツ油 0.2
14.アルガニアスピノサ核油 0.2
15.ツバキ油 0.2
16.セージ油 0.1
17.ラベンダー油 0.1
18.ホホバ種子 1.0
19.アーモンド油 1.0
20.アボカド油 0.1
21.コメヌカ油 0.2
22.ハトムギ油 0.1
23.アストロカリウムムルムル種子油 0.1
24.ジメチコン(25℃において100mPa・s) 0.5
25.アモジメチコン 0.1
26.グリコシルトレハロース 0.5
27.トレハロース 0.1
28.ヒドロキシプロピルメチルセロース 0.05
29.ヒドロキシプロピルメチルセロースステアロキシエーテル 0.05
30.キサンタンガム 0.01
31.PVP 0.1
32.ヒドロキシエチルセルロース 0.01
33.加水分解ヒアルロン酸 0.1
34.エクトイン 0.1
35.クエン酸 0.1
36.香料 0.3
37.精製水 残量
(製造方法)
A:No.1〜25を均一に加熱混合溶解した。
B:No.26〜35、37を均一に加熱混合溶解した。
C:BにAを添加し、乳化混合した。
D:Cを冷却し、No.36を添加し、ヘアエッセンスを得た。
以上のようにして得られた実施例37のヘアエッセンスは、塗布時のコク感、塗布時のなじみ感、塗布時のしなやかさ、髪の仕上がり(しっとり感)、髪の仕上がり(なめらかさ)、低温経時安定性の各項目について良好であった。


Claims (4)

  1. 次の成分(A)〜(E);
    (A)ベヘニルPGトリモニウムクロリド 0.1〜5.0質量%
    (B)炭素数14〜24の直鎖のアルキル基を有する高級アルコール 0.5〜15.0質量%
    (C)炭素数14〜24の分岐鎖のアルキル基を有する高級アルコール 0.1〜10.0質量%
    (D)水添ヤシ油、水添パーム油、水添ヒマシ油、水添ナタネ油から選ばれる1種又は2種以上 0.1〜10.0質量%
    (E)炭素数10〜22の脂肪酸と炭素数1〜2の一価アルコールとのエステル 0.05〜5.0質量%
    を含有する毛髪化粧料。
  2. 更に、成分(F)として、シリコーン油を含有する請求項1記載の毛髪化粧料。
  3. 前記成分(D)が、水添ヤシ油、水添パーム油から選択される1種又は2種以上である請求項1又は2に記載の毛髪化粧料。
  4. 前記成分(E)が、オレイン酸エチル、オリーブ脂肪酸エチルから選択される1種又は2種以上である、請求項1〜3の何れかの項記載の毛髪化粧料。
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SMOOTH TREATMENT, X-ONE, MINTEL GNPD [ONLINE], JPN6021038107, July 2016 (2016-07-01), ISSN: 0004607415 *

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