JP2014015152A - ワイパ装置 - Google Patents

ワイパ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014015152A
JP2014015152A JP2012154843A JP2012154843A JP2014015152A JP 2014015152 A JP2014015152 A JP 2014015152A JP 2012154843 A JP2012154843 A JP 2012154843A JP 2012154843 A JP2012154843 A JP 2012154843A JP 2014015152 A JP2014015152 A JP 2014015152A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wiper
stop
wiper blade
rotation
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012154843A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6077771B2 (ja
Inventor
Takashi Natsume
貴史 夏目
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asmo Co Ltd
Original Assignee
Asmo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asmo Co Ltd filed Critical Asmo Co Ltd
Priority to JP2012154843A priority Critical patent/JP6077771B2/ja
Priority to US13/937,222 priority patent/US9061657B2/en
Priority to CN201310288736.9A priority patent/CN103538564B/zh
Publication of JP2014015152A publication Critical patent/JP2014015152A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6077771B2 publication Critical patent/JP6077771B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Abstract

【課題】ワイパブレードの停止時の異音発生を軽減できるワイパ装置を提供する。
【解決手段】センサ54が検知したワイパモータ18の回転速度及び回転角に基づいてワイパブレード28及び30のフロントガラス12における位置を特定し、往復回動中のワイパブレード28及び30が停止許可範囲R1に近づくに従ってワイパモータ18の回転速度を減速させ、ワイパブレード28及び30が停止許可範囲R1、下反転許可範囲R2又は上反転許可範囲R3で停止した場合はワイパモータ18の回転を停止させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワイパ装置に関する。
特許文献1には、反転位置に向け移動しているワイパブレードが当該反転位置の手前に到達したら、ワイパモータに供給される電力を遮断するスイッチング段を備えたワイパ制御装置が記載されている。
特許文献1に記載のワイパ制御装置は、前述のスイッチング段により反転位置の手前でワイパモータに供給される電力を遮断することでワイパブレードを惰行させ、ワイパブレードが反転位置で反転する際の反転音を軽減するようになっている。
特開2003−54375号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のワイパ制御装置は、ワイパモータに供給される電力を遮断することでワイパブレードが急減速されるのでワイパ装置のスムーズな作動が損なわれ、異音が発生しやすいという問題点があった。
本発明は上記に鑑みてなされたもので、ワイパブレードの反転時及び停止時の異音の発生を抑制できるスムーズな作動のワイパ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載のワイパ装置は、所定の回転角で正回転及び逆回転してワイパアームを介して連結されたワイパブレードを窓ガラス上で往復回動させるワイパモータと、前記窓ガラス上で前記ワイパブレードが往復回動する領域の上部及び下部の各所定位置を前記ワイパブレードが停止すべき位置である停止目標位置として各々記憶すると共に、前記上部の停止目標位置から前記窓ガラス上の下部側の所定の範囲及び前記下部の停止目標位置から前記窓ガラス上の上部側の所定の範囲を前記ワイパブレードが停止可能な停止許可範囲として各々記憶した記憶手段と、前記ワイパモータの回転速度及び回転角を検知する検知手段と、前記記憶手段を参照すると共に、前記検知手段が検知した前記ワイパモータの回転角に基づいて前記ワイパブレードの前記窓ガラス上での位置を特定し、往復回動中の前記ワイパブレードが前記停止許可範囲の各々に近づくに従って前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記停止許可範囲内で停止した場合に前記ワイパモータの回転を停止させる制御手段と、を有する。
このワイパ装置によれば、ワイパブレードが停止許可範囲に近づくに従ってワイパモータの回転速度を減速させるので、ワイパブレードの反転時及び停止時における異音の発生を抑制し、ワイパ装置のスムーズな作動を確保することができる。
また、ワイパブレードは、窓ガラスの下方に設けられた停止許可範囲で停止するので、ワイパブレードの停止位置のばらつきを抑えると共に、当該停止許可範囲以外の広い領域をワイパブレードが払拭可能な範囲に設定することができる。
請求項2に記載のワイパ装置は、請求項1に記載のワイパ装置において、前記制御手段は、回動中の前記ワイパブレードが前記往復回動の行程の中間点付近から前記停止目標位置の各々に近づくに従って前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記停止許可範囲内で停止した場合に前記ワイパモータの回転を停止させ、該停止後に前記ワイパモータを該停止直前とは逆方向に回転させて前記停止許可範囲内で停止したワイパブレードを回動させる構成とされている。
このワイパ装置によれば、停止目標位置に近づくに従ってワイパモータの回転速度を減速させたことで、ワイパブレードと窓ガラスとの摩擦又は風圧による摺動抵抗で、停止目標位置の手前でワイパブレードが停止した場合でも、ワイパブレードを反転できる。
このワイパ装置では、ワイパブレードの停止位置が停止許可範囲であれば、ワイパブレードを停止目標位置まで改めて回動させなくても停止許可範囲からワイパブレードを反転できるので、ワイパブレードのスムーズな往復回動が可能となる。
請求項3に記載のワイパ装置は、請求項1に記載のワイパ装置において、前記ワイパモータの作動又は停止の指令を入力するためのワイパスイッチをさらに備え、前記記憶手段は、前記下部の停止目標位置として、前記往復回動において前記ワイパブレードが反転する際に停止する下反転位置及び該下反転位置の下部に設けられ前記ワイパブレードが格納される格納位置を各々記憶すると共に、前記下反転位置から前記窓ガラス上の上部側の所定の範囲及び前記格納位置から前記窓ガラス上の上部側の所定の範囲を前記ワイパブレードが停止可能な停止許可範囲として各々記憶し、前記制御手段は、前記ワイパブレードが前記往復回動中に前記ワイパスイッチから前記ワイパモータを停止する指令が入力された場合に、前記ワイパブレードが前記下反転位置に近づくに従って前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記下反転位置を含む停止許可範囲内で停止した後に前記ワイパモータを前記往復回動よりも低速で回転させ、前記ワイパブレードが前記格納位置に近づくに従って、前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記格納位置を含む停止許可範囲内で停止した場合は前記ワイパモータの回転を停止させる構成とされている。
このワイパ装置によれば、ワイパスイッチがオフになった場合、往復回動中のワイパブレードを下反転位置で一時停止させた後に、往復回動よりも低速でワイパブレードを停止目標位置に回動させているので、過速によるワイパブレードのオーバーランを防止できる。
また、このワイパ装置によれば、停止目標位置に近づくに従ってワイパモータの回転を減速しているので、停止目標位置でのワイパブレードの急減速を防止でき、急減速に伴う異音発生を抑制できる。
本発明の実施の形態に係るワイパ装置の構成を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置の速度マップの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係るワイパ装置の速度マップの変形例を示す図である。 本発明の実施の形態におけるマイクロコンピュータの制御に係るフローチャートである。
図1は、本実施の形態に係るワイパ装置10の構成を示す概略図である。ワイパ装置10は、例えば、乗用自動車等の車両に備えられたフロントガラス12を払拭するためのものであり、一対のワイパ14及び16と、ワイパモータ18と、リンク機構20と、ワイパ制御回路22とを備えている。
ワイパ14及び16は、それぞれワイパアーム24及び26とワイパブレード28及び30とにより構成されている。ワイパアーム24及び26の基端部は、後述するピボット軸42及び44に各々固定されており、ワイパブレード28及び30は、ワイパアーム24及び26の先端部に各々固定されている。
ワイパ14及び16は、ワイパアーム24及び26の回動に伴ってワイパブレード28及び30がフロントガラス12上を往復回動し、ワイパブレード28及び30がフロントガラス12を払拭する。
ワイパモータ18は、主にウォームギアで構成された減速機構52を介して、正逆回転可能な出力軸32を有し、リンク機構20は、クランクアーム34と、第1リンクロッド36と、一対のピボットレバー38及び40と、一対のピボット軸42及び44と、第2リンクロッド46とを備えている。
クランクアーム34の一端側は、出力軸32と固定されており、クランクアーム34の他端側は、第1リンクロッド36の一端側と回動可能に連結されている。また、第1リンクロッド36の他端側は、ピボットレバー38のピボット軸42を有する端とは異なる端寄りのカ所に回動可能に連結されており、ピボットレバー38のピボット軸42を有する端とは異なる端及びピボットレバー40におけるピボットレバー38の当該端に対応する端には、第2リンクロッド46の両端がそれぞれ回動可能に連結されている。
また、ピボット軸42及び44は、車体に設けられた図示しないピボットホルダによって回動可能に支持されており、ピボットレバー38及び40におけるピボット軸42及び44を有する端は、ピボット軸42及び44を介してワイパアーム24及び26が各々固定されている。
本実施の形態に係るワイパ装置10では、出力軸32が回動範囲θ1で正逆回転されると、この出力軸32の回転力がリンク機構20を介してワイパアーム24及び26に伝達され、このワイパアーム24及び26の往復回動に伴ってワイパブレード28及び30がフロントガラス12上における下反転位置P2と上反転位置P1との間で往復回動をする。
本実施の形態に係るワイパ装置10では、図1に示されるように、ワイパブレード28及び30が格納位置P3に位置された場合には、クランクアーム34と第1リンクロッド36とが直線状をなす構成とされている。
格納位置P3は、下反転位置P2の下方に設けられている。ワイパブレード28及び30が下反転位置P2にある状態から、出力軸32がθ2回転することにより、ワイパブレード28及び30は格納位置P3に回動する。θ2の値は、ワイパ装置のリンク機構の構成等によって様々な値をとり得るが、ワイパブレード28及び30を下反転位置P2から数cmから10cm下方に設けられた格納位置P3まで移動可能な回動範囲でよい。
なお、θ2が「0」の場合は、下反転位置P2と格納位置P3は一致し、ワイパブレード28及び30は、下反転位置P2で停止し、格納される。
本実施の形態では、格納位置P3の手前に停止許可位置P4が設けられており、停止許可位置P4と格納位置P3との間の領域を停止許可範囲R1としている。
ワイパブレード28及び30は、ワイパ装置が停止する場合に、格納位置P3で正確に停止することが理想的である。
しかしながら、ワイパブレード28及び30が格納位置P3で停止するようにワイパモータ18の回転数を減速しても、ワイパブレード28及び30がスムーズに減速せず、格納位置P3で急停止するような場合がある。本実施の形態では、ワイパブレード28及び30が停止許可範囲R1に近づくに従ってワイパモータ18の回転を徐々に減速させ、格納位置P3又は格納位置P3の手前に設けられた停止許可範囲R1内でワイパブレード28及び30が停止できるようにしている。
また、下反転位置P2の手前には下反転許可位置P5が設けられており、下反転位置P2と下反転許可位置P5の間の領域をワイパブレード28及び30の停止及び反転が許容される下反転許可範囲R2としている。
さらに、上反転位置P1の手前には上反転許可位置P6が設けられており、上反転位置P1と上反転許可位置P6の間の領域をワイパブレード28及び30の停止及び反転が許容される上反転許可範囲R3としている。
ワイパブレード28及び30が反転する場合も、上反転位置P1又は下反転位置P2で正確に停止することが理想的である。しかしながら、実際のワイパブレード28及び30を所定の位置で正確に停止させることは困難である。本実施の形態では、ワイパブレード28及び30が上反転許可範囲R3又は下反転許可範囲R2に近づくに従ってワイパモータ18の回転を徐々に減速させ、上反転許可範囲R3内又は下反転許可範囲R2内でワイパブレード28及び30が停止できるようにしている。
なお、図1で、下反転位置P2は、停止許可範囲R1よりも上方に設定されているが、格納位置P3の手前であれば、下反転位置P2は停止許可範囲R1内に設けられていてもよい。
または、下反転位置P2と格納位置P3とが一致していてもよい。この場合は、停止許可範囲R1と下反転許可範囲R2とが重複する。
ワイパモータ18には、ワイパモータ18の回転を制御するためのワイパ制御回路22が接続されている。
本実施の形態に係るワイパ制御回路22は、例えば、ワイパモータ18の出力軸32の回転速度及び回転角を検知するセンサ54、ワイパモータ18を作動させるための電流をPWM制御によって生成してワイパモータ18に供給する駆動回路56を有している。
ワイパモータ18がブラシレスDCモータであれば、駆動回路56は、スイッチング素子にMOSFETを使用したインバータ回路を含み、後述するマイクロコンピュータ58の制御によって、所定のデューティ比の電流を出力する。
本実施の形態に係るワイパモータ18は、前述のように減速機構52を有しているので、出力軸32の回転速度及び回転角は、ワイパモーター本体の回転速度及び回転角と同一ではない。しかしながら、本実施の形態では、ワイパモータ本体と減速機構52は一体不可分に構成されているので、以下、出力軸32の回転速度及び回転角を、ワイパモータ18の回転速度及び回転角とみなすものとする。
センサ54は、ワイパモータ18の減速機構52内に設けられ、出力軸32に連動して回転するマグネットの磁界(磁力)を検出するための素子(例えばホールIC)を含んで構成されている。
また、本実施の形態に係るワイパ制御回路は、センサ54が検知した出力軸32の回転角からワイパブレード28及び30のフロントガラス12上における位置を算出可能で当該位置に応じて出力軸32の回転速度が変化するように駆動回路56を制御するマイクロコンピュータ58及び駆動回路56の制御に用いるデータを記憶したメモリ60を有して構成され、マイクロコンピュータ58には、ワイパスイッチ50が接続されている。
メモリ60は、ワイパブレード28及び30のフロントガラス12上の位置に応じて出力軸32の回転数を規定した速度マップを記憶している。
マイクロコンピュータ58は、ワイパスイッチ50がオンになった場合に、メモリ60に記憶されている速度マップに従って駆動回路56を制御する。
ワイパスイッチ50は、車両のバッテリからワイパモータ18に供給される電力をオン又はオフするスイッチである。
ワイパスイッチ50は、ワイパブレード28及び30を、低速で回動させる低速作動モード選択位置、高速で回動させる高速作動モード選択位置、一定周期で間欠的に回動させる間欠作動モード選択位置、格納(停止)モード選択位置に切替可能である。また、各モードの選択位置に応じた信号をマイクロコンピュータ58に出力する。
ワイパスイッチ50から各モードの選択位置に応じて出力された信号がワイパ制御回路22に入力されると、ワイパ制御回路22がワイパスイッチ50からの出力信号に対応する制御をメモリ60に記憶されている速度マップに従って行うようになっている。
図2は、本実施の形態に係るワイパ装置の速度マップの一例を示す図である。図2の縦軸はワイパモータ18の回転速度に対応して変化する出力軸32の回転数であり、横軸は出力軸32の回転角度である。また、横軸には、出力軸32の回転角度に対応したフロントガラス12上でのワイパブレード28及び30の位置をかっこ書で示している。
図2には、起動時速度マップC1、往復払拭動作速度マップC2及び格納動作速度マップC3の3本の曲線が記載されている。
起動時速度マップC1は、ワイパブレード28及び30が、格納位置P3に格納されている状態からワイパモータ18が作動を開始した場合に用いられる速度マップである。ワイパブレード28及び30が、格納位置P3から上反転位置P1に回動するに従って出力軸32の回転数が増大し、格納位置P3と上反転位置P1との中間点付近で出力軸32の回転数が最大となるような略半楕円状の軌跡で構成されている。
往復払拭動作速度マップC2は、ワイパブレード28及び30が、下反転位置P2と上反転位置P1との間を往復回動する場合に用いられる速度マップである。ワイパブレード28及び30が、下反転位置P2から上反転位置P1に回動するに従って出力軸32の回転数が増大し、下反転位置P2と上反転位置P1との中間点付近で出力軸32の回転数が最大となるような略半楕円状の軌跡で構成されている。
往復払拭動作速度マップC2は、上反転位置P1でワイパブレード28及び30が反転する場合、すなわちワイパブレード28及び30が上反転位置P1から下反転位置P2に戻る場合にも用いられる。この場合、ワイパブレード28及び30が、上反転位置P1から下反転位置P2に回動するに従って出力軸32の回転数が増大し、上反転位置P1と下反転位置P2との中間点付近で出力軸32の回転数が最大となる。
なお、起動時速度マップC1と往復払拭動作速度マップC2とにおいて、出力軸32の最大の回転数は同じである。車載のワイパ装置は、ワイパブレード28及び30を、低速で回動させる低速作動モード及び高速で回動させる高速作動モードを一般に備えるので、起動時速度マップC1及び往復払拭動作速度マップC2を、低速作動モード用と高速作動モード用とで各々備えるようにしてもよい。
また、ワイパスイッチ50が、間欠作動モード選択位置の場合は、ワイパブレード28及び30が下反転位置P2で停止した後、数秒〜10秒ほどの所定時間の経過後に、再び往復払拭動作速度マップC2に従ってワイパモータ18を回転させるようにしてもよい。
格納動作速度マップC3は、ワイパ装置が作動中にワイパスイッチ50が格納(停止)モード選択位置に切替えられた場合に用いられる速度マップである。
ワイパ装置が作動中、ワイパモータ18は往復払拭動作速度マップC2に従って正逆回転し、ワイパブレード28及び30は、上反転位置P1と下反転位置P2との間を往復回動している。そのため、格納動作速度マップC3は、ワイパブレード28及び30が下反転位置P2に戻ってきた後、下反転位置P2から格納位置P3に回動するまでの出力軸の回転速度を規定している。
格納動作速度マップC3は、ワイパブレード28及び30が、下反転位置P2から格納位置P3に回動するに従って出力軸32の回転数が増大し、下反転位置P2と格納位置P3との中間点付近で出力軸32の回転数が最大となる略半楕円状の軌跡で構成されている。
本実施の形態では、ワイパブレードが往復回動中にワイパスイッチ50が格納(停止)モード選択位置に切替えられると、ワイパブレードが下反転位置P2に達するまでは、ワイパモータ18の回転は往復払拭動作速度マップC2に従って制御される。
ワイパブレードが下反転位置P2に達した後は、格納動作速度マップC3に従ってワイパモータ18の回転が制御される。
なお、格納動作速度マップC3が規定する出力軸32の最大の回転数は、起動時速度マップC1及び往復払拭動作速度マップC2が各々規定する最大の回転数よりも低速である。これは、下反転位置P2から格納位置P3までの距離が短いので、出力軸32の回転数を高くすると、フロントガラス12上でワイパブレード28及び30が急加速かつ急減速して格納位置P3で停止することになり、円滑な動作が妨げられるからである。
なお、ワイパブレード28及び30は、上反転位置P1、下反転位置P2及び格納位置P3で正確に停止することが望ましい。しかしながら、実際の動作では、フロントガラス12の表面とワイパブレード28及び30との摩擦によって、ワイパブレード28及び30が上反転位置P1、下反転位置P2又は格納位置P3の手前で停止する場合が考えられる。
図2では、各マップは、上反転位置P1、下反転位置P2又は格納位置P3で出力軸32の回転数が「0」になるように、ワイパモータ18の回転数を徐々に減速させている。しかしながら、本実施の形態では、上反転位置P1、下反転位置P2又は格納位置P3の手前に各々設けられた上反転許可範囲R3内、下反転許可範囲R2内又は停止許可範囲R1内でワイパブレード28及び30が停止することも許容している。
本実施の形態では、上反転位置P1、下反転位置P2及び格納位置P3は、ワイパブレード28及び30が停止する目標となる位置でもある。実際の動作では、停止目標位置の手前に設定された停止が許容される所定の領域でワイパブレード28及び30が停止してもよい。
本実施の形態では、ワイパブレード28及び30が、停止許可範囲R1で停止した場合は、ワイパブレード28及び30が格納位置P3に格納されたものとみなす。
また、ワイパブレード28及び30が、上反転許可範囲R3内又は下反転許可範囲R2内でワイパブレード28及び30が停止した場合は、当該停止した位置からワイパブレード28及び30が反転することを許容する。
さらに、本実施の形態では、下反転許可範囲R2でワイパブレード28及び30が停止した状態から、格納位置P3へのワイパブレード28及び30の移動を許容する。
図3は、本実施の形態の速度マップの変形例である。図3では、上反転位置P1と上反転許可位置P6との間、すなわち上反転許可範囲R3内に上反転目標位置P7を設定している。
また、起動時速度マップC1及び往復払拭動作速度マップC2は、上反転目標位置P7で出力軸32の回転数が「0」になるように規定されている。
図3では、上反転目標位置P7が、ワイパブレード28及び30が停止する目標となる位置である。これにより、ワイパブレード28及び30が上反転目標位置P7で停止するように、ワイパモータ18の回転を制御することにより、上反転位置P1でのワイパブレード28及び30のオーバーラン又は急減速を防止できる。
往復払拭動作速度マップC2は、ワイパブレード28及び30が上反転位置P1から下反転位置P2に回動する場合には、下反転位置P2手前の下反転許可範囲R2内に設けられた下反転目標位置P8で出力軸32の回転数が「0」になるように規定している。
また、格納動作速度マップC3は、格納位置P3手前の停止許可範囲R1内に設けられた格納目標位置P9で出力軸32の回転数が「0」になるように規定している。
以上のように、下反転位置P2及び格納位置P3の手前に各々停止目標となる位置を規定し、速度マップは、これらの停止目標で出力軸32の回転数が「0」になるように規定する。これにより、下反転位置P2又は格納位置P3でのワイパブレード28及び30のオーバーラン又は急減速を防止できる。
続いて、本実施の形態の制御について説明する。図4は、本実施の形態におけるマイクロコンピュータ58の制御に係るフローチャートである。
ワイパスイッチ50が格納(停止)モード選択位置から低速作動モード選択位置、高速作動モード選択位置又は間欠作動モード選択位置に切替えられたことで、図4に示す制御が開始される。
まず、ステップ400では、起動時速度マップC1に従ってワイパモータ18の回転が制御される。
ステップ402では、センサ54が検知した出力軸32の回転角からワイパブレード28及び30のフロントガラス12上における位置の算出を開始する。また、出力軸32の回転角から、出力軸32の回転数を算出して、起動時速度マップC1に従ってワイパモータ18が制御されているか否かをモニターする。
ステップ404では、ワイパブレード28及び30が、上反転許可範囲R3で停止したか否かを判定する。肯定判定の場合は、手順をステップ408に移行させるが、否定判定の場合は、ステップ406で、往復払拭動作速度マップC2を用いてワイパモータ18を回転させ、ワイパブレード28及び30が上反転許可範囲R3で停止させる。
なお、ステップ406では、往復払拭動作速度マップを用いてワイパモータ18の回転を制御したが、起動時速度マップC1に従ってワイパモータ18の回転を制御してもよい。
ステップ408では、上反転許可範囲R3から下反転許可範囲R2までワイパブレード28及び30が回動するように、往復払拭動作速度マップC2を用いてワイパモータ18の回転を制御する。
ステップ410では、ワイパブレード28及び30が、下反転許可範囲R2で停止したか否かを判定する。肯定判定の場合は、手順をステップ414に移行させるが、否定判定の場合は、ステップ412で、往復払拭動作速度マップC2を用いてワイパモータ18を回転させ、ワイパブレード28及び30を下反転許可範囲R2で停止させる。
ステップ414では、ワイパスイッチ50が格納(停止)モード選択位置に切替えられたか否かを判定する。否定判定の場合は、ステップ416で下反転許可範囲R2から上反転許可範囲R3までワイパブレード28及び30が回動するように、往復払拭動作速度マップC2を用いてワイパモータ18の回転を制御し、手順をステップ404に戻す。
ステップ414で肯定判定の場合は、ステップ418で、下反転許可範囲R2から停止許可範囲R1までワイパブレード28及び30が回動するように、格納動作速度マップC3に従ってワイパモータ18の回転を制御する。
ステップ420では、ワイパブレード28及び30が、停止許可範囲R1で停止したか否かを判定する。肯定判定の場合は処理を終了するが、否定判定の場合は、ステップ422で、格納動作速度マップC3を用いてワイパモータ18を回転させ、ワイパブレード28及び30を停止許可範囲R1で停止させて、処理を終了する。
以上説明したように、本実施の形態によれば、停止位置の手前にワイパブレードの停止を許可する領域及び反転位置の手前にワイパブレードの反転を許容する領域を各々設け、これらの領域でワイパブレードの停止及び反転を許容している。これにより、停止位置又は反転位置でのワイパブレードのオーバーランを防止できると共に、停止位置又は反転位置でワイパブレードが急減速することで生じる異音を防止できる。
なお、本実施の形態では、ワイパスイッチ50がオフになった場合、下反転位置P2までは往復払拭動作速度マップC2によってワイパモータ18の回転が制御され、下反転位置P2からは格納動作速度マップC3によってワイパモータ18の回転が制御された。
しかしながら、ワイパスイッチ50がオフになった場合は、ワイパモータ18を往復払拭動作速度マップC2から起動時速度マップC1による制御に切替えるようにしてもよい。
この場合、ワイパモータ18の制御が図2で示した往復払拭動作速度マップC2から起動時速度マップC1を用いたものに切替わり、ワイパブレード28及び30が格納位置P3に近づくに従ってワイパモータ18の回転速度を減速させる。
このように制御することで、下反転位置P2でワイパブレード28及び30を一時停止させることなく、格納位置P3でワイパブレード28及び30を停止できる。例えば、往復回動の行程の中間点付近からワイパブレード28及び30が格納位置P3に近づくに従ってワイパモータ18の回転速度を減速させ、格納位置P3又は停止許可範囲R1でワイパブレード28及び30を停止させる。
10・・・ワイパ装置、12・・・フロントガラス、14・・・ワイパ、18・・・ワイパモータ、20・・・リンク機構、22・・・ワイパ制御回路、24,26・・・ワイパアーム、28,30・・・ワイパブレード、32・・・出力軸、34・・・クランクアーム、36・・・リンクロッド、38・・・ピボットレバー、40・・・ピボットレバー、42,44・・・ピボット軸、46・・・リンクロッド、50・・・ワイパスイッチ、52・・・減速機構、54・・・センサ、56・・・駆動回路、58・・・マイクロコンピュータ、60・・・メモリ、C1・・・起動時速度マップ、C2・・・往復払拭動作速度マップ、C3・・・格納動作速度マップ、P1・・・上反転位置、P2・・・下反転位置、P3・・・格納位置、P4・・・停止許可位置、P5・・・下反転許可位置、P6・・・上反転許可位置、P7・・・上反転目標位置、P8・・・下反転目標位置、P9・・・格納目標位置、R1・・・停止許可範囲、R2・・・下反転許可範囲、R3・・・上反転許可範囲

Claims (3)

  1. 所定の回転角で正回転及び逆回転してワイパアームを介して連結されたワイパブレードを窓ガラス上で往復回動させるワイパモータと、
    前記窓ガラス上で前記ワイパブレードが往復回動する領域の上部及び下部の各所定位置を前記ワイパブレードが停止すべき位置である停止目標位置として各々記憶すると共に、前記上部の停止目標位置から前記窓ガラス上の下部側の所定の範囲及び前記下部の停止目標位置から前記窓ガラス上の上部側の所定の範囲を前記ワイパブレードが停止可能な停止許可範囲として各々記憶した記憶手段と、
    前記ワイパモータの回転速度及び回転角を検知する検知手段と、
    前記記憶手段を参照すると共に、前記検知手段が検知した前記ワイパモータの回転角に基づいて前記ワイパブレードの前記窓ガラス上での位置を特定し、往復回動中の前記ワイパブレードが前記停止許可範囲の各々に近づくに従って前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記停止許可範囲内で停止した場合に前記ワイパモータの回転を停止させる制御手段と、
    を有するワイパ装置。
  2. 前記制御手段は、回動中の前記ワイパブレードが前記往復回動の行程の中間点付近から前記停止目標位置の各々に近づくに従って前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記停止許可範囲内で停止した場合に前記ワイパモータの回転を停止させ、該停止後に前記ワイパモータを該停止直前とは逆方向に回転させて前記停止許可範囲内で停止したワイパブレードを回動させる請求項1に記載のワイパ装置。
  3. 前記ワイパモータの作動又は停止の指令を入力するためのワイパスイッチをさらに備え、
    前記記憶手段は、前記下部の停止目標位置として、前記往復回動において前記ワイパブレードが反転する際に停止する下反転位置及び該下反転位置の下部に設けられ前記ワイパブレードが格納される格納位置を各々記憶すると共に、前記下反転位置から前記窓ガラス上の上部側の所定の範囲及び前記格納位置から前記窓ガラス上の上部側の所定の範囲を前記ワイパブレードが停止可能な停止許可範囲として各々記憶し、
    前記制御手段は、前記ワイパブレードが前記往復回動中に前記ワイパスイッチから前記ワイパモータを停止する指令が入力された場合に、前記ワイパブレードが前記下反転位置に近づくに従って前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記下反転位置を含む停止許可範囲内で停止した後に前記ワイパモータを前記往復回動よりも低速で回転させ、前記ワイパブレードが前記格納位置に近づくに従って、前記ワイパモータの回転速度を減速させ、前記ワイパブレードが前記格納位置を含む停止許可範囲内で停止した場合は前記ワイパモータの回転を停止させる請求項1又は2に記載のワイパ装置。
JP2012154843A 2012-07-10 2012-07-10 ワイパ装置 Active JP6077771B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012154843A JP6077771B2 (ja) 2012-07-10 2012-07-10 ワイパ装置
US13/937,222 US9061657B2 (en) 2012-07-10 2013-07-09 Wiper device
CN201310288736.9A CN103538564B (zh) 2012-07-10 2013-07-10 刮水器装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012154843A JP6077771B2 (ja) 2012-07-10 2012-07-10 ワイパ装置

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016209735A Division JP6294430B2 (ja) 2016-10-26 2016-10-26 ワイパ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014015152A true JP2014015152A (ja) 2014-01-30
JP6077771B2 JP6077771B2 (ja) 2017-02-08

Family

ID=50110244

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012154843A Active JP6077771B2 (ja) 2012-07-10 2012-07-10 ワイパ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6077771B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016093314A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 アスモ株式会社 ワイパ制御装置
JP2016159666A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置、ワイパシステム、及び移動体制御方法
JP2017132431A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 アスモ株式会社 車両用ワイパ制御装置及び車両用ワイパ制御プログラム
JP2017136880A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 アスモ株式会社 ワイパ制御装置
JP2018131063A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 株式会社デンソー ワイパ装置
JP2022038909A (ja) * 2020-08-27 2022-03-10 マツダ株式会社 ワイパ制御方法、およびワイパ制御装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000255384A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Asmo Co Ltd ワイパ制御装置
JP2002264776A (ja) * 2001-03-14 2002-09-18 Mitsuba Corp ワイパ装置の制御方法
JP2004196195A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Mitsuba Corp ワイパ装置制御方法
JP2010202090A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toyota Motor Corp 雨滴量検出装置、ワイパ制御装置、雨滴量検出方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000255384A (ja) * 1999-03-05 2000-09-19 Asmo Co Ltd ワイパ制御装置
JP2002264776A (ja) * 2001-03-14 2002-09-18 Mitsuba Corp ワイパ装置の制御方法
JP2004196195A (ja) * 2002-12-20 2004-07-15 Mitsuba Corp ワイパ装置制御方法
JP2010202090A (ja) * 2009-03-04 2010-09-16 Toyota Motor Corp 雨滴量検出装置、ワイパ制御装置、雨滴量検出方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016093314A1 (ja) * 2014-12-12 2016-06-16 アスモ株式会社 ワイパ制御装置
JP2016112994A (ja) * 2014-12-12 2016-06-23 アスモ株式会社 ワイパ制御装置
JP2016159666A (ja) * 2015-02-26 2016-09-05 ラピスセミコンダクタ株式会社 半導体装置、ワイパシステム、及び移動体制御方法
JP2017132431A (ja) * 2016-01-29 2017-08-03 アスモ株式会社 車両用ワイパ制御装置及び車両用ワイパ制御プログラム
JP2017136880A (ja) * 2016-02-01 2017-08-10 アスモ株式会社 ワイパ制御装置
JP2018131063A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 株式会社デンソー ワイパ装置
JP2022038909A (ja) * 2020-08-27 2022-03-10 マツダ株式会社 ワイパ制御方法、およびワイパ制御装置
JP7380484B2 (ja) 2020-08-27 2023-11-15 マツダ株式会社 ワイパ制御方法、およびワイパ制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP6077771B2 (ja) 2017-02-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6077771B2 (ja) ワイパ装置
US9061657B2 (en) Wiper device
US9180838B2 (en) Motor control device
WO2015002122A1 (ja) モータ制御方法及びモータ制御装置
US9031390B2 (en) Wiper device
JP2013001237A (ja) ワイパ制御装置及びワイパ制御方法
JP2015140041A (ja) ワイパ装置
JP4598697B2 (ja) ワイパ装置
JP5940408B2 (ja) ワイパ装置
JP6294430B2 (ja) ワイパ装置
JP6192460B2 (ja) ワイパ制御方法及びワイパ制御装置
JP6045449B2 (ja) ワイパ制御装置
JP6338178B2 (ja) ワイパ装置
JP6578969B2 (ja) 車両用ワイパ制御装置及び車両用ワイパ制御プログラム
JP2013199244A (ja) ワイパ装置
JP6030872B2 (ja) ワイパ装置
JP2017132431A (ja) 車両用ワイパ制御装置及び車両用ワイパ制御プログラム
JP5840048B2 (ja) ワイパ装置
JP6555367B2 (ja) ワイパ装置
JP6286510B2 (ja) ワイパ装置
JP6190922B2 (ja) ワイパ装置
JP2018111498A (ja) ワイパ装置
JP7435912B2 (ja) 車両用ワイパ装置及び車両用ワイパ装置の制御方法
US9184689B2 (en) Motor control device
JP4227544B2 (ja) ワイパの制御方法及びワイパ制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150123

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151216

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160105

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160307

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20160726

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161026

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20161102

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170110

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6077771

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250