JP2014014913A5 - - Google Patents

Description

前記の目的を達成するために、本発明は、クランプアームを回動させることでワークを把持するクランプ装置であって、
ボディと、
圧力流体の供給作用下に軸方向に沿って変位するピストンを有した駆動部と、
前記ボディの内部に設けられ、前記駆動部に連結され、該駆動部の軸方向に沿った直線変位を回動変位へと変換し、前記駆動部の駆動力を前記クランプアームへと伝達する駆動力伝達機構と、
前記駆動力伝達機構に対する前記駆動部の連結状態を切り換える連結機構と、
を備え、
前記駆動部は、前記連結機構を介して前記駆動力伝達機構に対して着脱自在に設けられると共に、前記連結機構は、前記ピストンに連結されたピストンロッドの端部に形成される連結部と、前記駆動力伝達機構の変位体における前記駆動部側の端部に形成され、前記連結部の係合される係合部とを有し、前記変位体が前記ボディの外部へと突出可能に設けられ、前記係合部が前記外部において側方へ開口することを特徴とする。

また、連結部を係合部に係合させることで、ピストンロッドと変位体の軸方向に沿った相対変位を規制して連結状態とするとよい。

また、クランプアーム１６の他端部には、ワークＷを把持するための把持ピン７８が設けられ、該把持ピン７８は、前記他端部に対して突出し、且つ、前記他端部に対する突出高さを変更可能に螺合されている。そして、把持ピン７８は、図２に示されるワークＷのクランプ時において支持部２２における調整ピン２４と対峙するように設けられ、前記クランプアーム１６が所定角度だけ回動したクランプ状態において、把持ピン７８と調整ピン２４との間にワークＷがクランプされ挟持される。

なお、駆動部１４を構成するピストンは、上述したように２つの第１及び第２ピストン８４、８６を直列に設ける場合に限定されるものではなく、２つ以上のピストンを直列に連結することで推力を増大させることが可能となる。

Claims (5)

1. クランプアームを回動させることでワークを把持するクランプ装置であって、
   ボディと、
   圧力流体の供給作用下に軸方向に沿って変位するピストンを有した駆動部と、
   前記ボディの内部に設けられ、前記駆動部に連結され、該駆動部の軸方向に沿った直線変位を回動変位へと変換し、前記駆動部の駆動力を前記クランプアームへと伝達する駆動力伝達機構と、
   前記駆動力伝達機構に対する前記駆動部の連結状態を切り換える連結機構と、
   を備え、
   前記駆動部は、前記連結機構を介して前記駆動力伝達機構に対して着脱自在に設けられると共に、前記連結機構は、前記ピストンに連結されたピストンロッドの端部に形成される連結部と、前記駆動力伝達機構の変位体における前記駆動部側の端部に形成され、前記連結部の係合される係合部とを有し、前記変位体が前記ボディの外部へと突出可能に設けられ、前記係合部が前記外部において側方へ開口することを特徴とするクランプ装置。
2. 請求項１記載のクランプ装置において、
   前記連結部が前記係合部に係合されることで、前記ピストンロッドと前記変位体の軸方向に沿った相対変位が規制され連結状態となることを特徴とするクランプ装置。
3. 請求項１又は２記載のクランプ装置において、
   前記クランプアームによるワークのクランプ時において、該クランプアームの回動動作を規制するロック機構を備えることを特徴とするクランプ装置。
4. 請求項３記載のクランプ装置において、
   前記ロック機構は、前記クランプアームに回動自在に設けられたローラと、
   前記ローラが当接し、前記変位体の変位方向に対して所定角度傾斜した傾斜部と、
   を備え、
   前記クランプ時において、前記傾斜部が前記ローラを前記クランプアーム側に向かって徐々に押圧するように傾斜して形成されることを特徴とするクランプ装置。
5. 請求項１又は２記載のクランプ装置において、
   前記駆動力伝達機構は、前記ピストンに連結された前記ピストンロッドの端部に前記変位体に軸支される第１アームと、
   前記第１アームの端部及び前記クランプアームの端部に軸支される第２アームと、
   を有し、
   前記第１及び第２アームを介して前記駆動部の駆動力を前記クランプアームへと伝達し、回動動作させるトグルリンク機構を備えることを特徴とするクランプ装置。