JP2014013730A - 中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両 - Google Patents

中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両 Download PDF

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Abstract

【課題】挿入する導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする接続を低減し、接触抵抗を抑制する中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両を提供する。
【解決手段】中継コネクタ付き回路基板1は、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるターミナル端子71とを備える。中継コネクタ80は、第1の基板である制御基板61の基板表面61RSに実装され、かつ制御基板61と電気的に接続する基板側接続部82と、スリットによって分割された接点片87を有する端子接続部86とを接続する内部導体89と、基板側接続部82を除く内部導体89の一部を覆う絶縁部材であって、接点片87を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体81と、を備える。ターミナル端子71は、接点片87を露出させる貫通孔に挿入されて接点片87に保持されると共に接点片87と電気的に導通する。
【選択図】図16

Description

本発明は、中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両に関する。
特許文献1には、回路基板への接続は、リードをスルーホールに挿入しはんだ付けする技術が記載されている。また、特許文献2には、回路基板上に設けられた配線パターンの回路を他の電子部品等に接続するための回路基板用コネクタの技術が記載されている。
そして、特許文献2の回路基板用コネクタは、相手側コネクタの接続端子と接続する複数の棒状の端子ピンを有するコネクタユニットと、第1、第2の接続端を持つ複数の板体状の中継端子を有し、これらの中継端子を耐熱性の合成樹脂のモールド体によりモールドして保持する中継ユニットとから成り、中継端子の第1の接続端は端子ピンと嵌合により接続し、第2の接続端は回路基板の半田接続部に半田により接続することが記載されている。
特開2005−026457号公報 特開2010−238508号公報
特許文献1に記載の技術では、挿入するリード(導電性棒状端子)をスルーホール内ではんだ付けする必要があり、リード(導電性棒状端子)へのはんだのぬれ性が良好でないと、電気的な接続に支障をきたす可能性、または接続抵抗が上昇する可能性がある。従来から使用されてきた鉛含有はんだから鉛フリーはんだへの転換が進んだ昨今では、リード(導電性棒状端子)へのはんだのぬれ性が低下する可能性が高まっている。さらに、リード(導電性棒状端子)が多ピンの場合、安定的なはんだ付けを確保するため、基板へ挿入する端子精度が要求される。また、リード(導電性棒状端子)が多ピンの場合、はんだ付け点数の増加により生産タクトを要する可能性がある。
特許文献2に記載の技術では、中継ユニットが表面実装されるため、挿入するリード(導電性棒状端子)をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されるが、コネクタユニットを介することが必要であるため、コネクタユニットでの接触抵抗が増えるとともに、コネクタユニットの設置スペースが増加する可能性がある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、挿入する導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする接続を低減し、接触抵抗を抑制する中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、中継コネクタ付き回路基板は、基板を貫通する目視用貫通孔が開けられている第1の基板と、当該第1の基板の一方の基板表面と基板表面が対向して固定された第2の基板と、前記第1の基板の表面に実装され、かつ当該第1の基板の回路と電気的に接続する基板側接続部とスリットによって分割された接点片を有する端子接続部とを接続する内部導体と、前記基板側接続部を除く前記内部導体の一部を覆う絶縁部材であって、前記接点片を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体と、を備えた中継コネクタと、前記第2の基板の回路に電気的に接続され、前記接点片を露出させる貫通孔に挿入されて前記接点片に保持されると共に前記接点片と導通する導電性棒状端子と、を備え、前記目視用貫通孔を前記第1の基板の一方の基板表面からみて、前記目視用貫通孔の中に前記導電性棒状端子が見えることを特徴とする。
この構造により、第1の基板の基板表面からみて、目視用貫通孔から、接点片間の隙間を介して導電性棒状端子の端部を目視することができる。このため、組み立て時の視界が遮られやすくても、作業者は、目視用貫通孔を通じて導電性棒状端子の端部を目視しながら組み立てることができる。また、中継コネクタ付き回路基板は、導電性棒状端子の数が増えても、挿入する導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されているので、導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする工数が減る。その結果、はんだ付け点数の増加による生産時間の増加を抑制し、作業者は、導電性棒状端子を中継コネクタの端子接続部に挿入して安定した導通を確保することができる。また、中継コネクタ付き回路基板は、目視用貫通孔を通じて導電性棒状端子の端部を目視しながら組み立てるので、作業者が組み立て時に導電性棒状端子を端子接続部以外の場所にぶつけ、損失してしまう可能性を低減することができる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、中継コネクタ付き回路基板は、基板を貫通する目視用貫通孔が開けられている第1の基板と、前記第1の基板の表面に実装され、かつ当該第1の基板の回路と電気的に接続する基板側接続部と、スリットによって分割された接点片を有する端子接続部と、を接続する内部導体と、前記基板側接続部を除く前記内部導体の一部を覆う絶縁部材であって、前記接点片を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体と、を備えた中継コネクタと、リード付き電子部品のリード端子であって、前記接点片を露出させる貫通孔に挿入されて前記接点片に保持されると共に前記接点片と導通する導電性棒状端子と、を備え、前記目視用貫通孔を前記第1の基板の一方の基板表面からみて、前記目視用貫通孔の中に前記導電性棒状端子が見えることを特徴とする。
この構造により、第1の基板の基板表面からみて、目視用貫通孔から、接点片間の隙間を介して導電性棒状端子の端部を目視することができる。このため、組み立て時の視界が遮られやすくても、作業者は、目視用貫通孔を通じて導電性棒状端子の端部を目視しながら組み立てることができる。また、中継コネクタ付き回路基板は、導電性棒状端子の数が増えても、挿入する導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されているので、導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする工数が減る。その結果、はんだ付け点数の増加による生産時間の増加を抑制し、作業者は、導電性棒状端子を中継コネクタの端子接続部に挿入して安定した導通を確保することができる。また、中継コネクタ付き回路基板は、目視用貫通孔を通じて導電性棒状端子の端部を目視しながら組み立てるので、作業者が組み立て時に導電性棒状端子を端子接続部以外の場所にぶつけ、損失してしまう可能性を低減することができる。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、中継コネクタ付き回路基板は、第1の基板と、当該第1の基板の表面に実装され、かつ当該第1の基板の回路と電気的に接続する基板側接続部とスリットによって分割された接点片を有する端子接続部とを接続する内部導体と、前記基板側接続部を除く前記内部導体を覆う絶縁部材であって、前記接点片を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体と、を備えた中継コネクタと、前記接点片を露出させる貫通孔に挿入されて前記接点片に保持されると共に前記接点片と導通する導電性棒状端子と、を備え、前記導電性棒状端子は、前記第1の基板の一方の基板表面と対向する第2の基板の回路と、前記第1の基板の回路とを電気的に接続するターミナル端子またはリード付き電子部品のリード端子であることを特徴とする。
この構造により、中継コネクタが表面実装されているので、導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする接続を低減することができる。そして、第2の基板の回路と直接電気的に接続するターミナル端子、またはリード付き電子部品のリード端子は、直接、中継コネクタと電気的に接続されるため、接触抵抗の増加を抑制することができる。
本発明の望ましい態様として、前記導電性棒状端子の端部を除く前記導電性棒状端子の周囲を覆い、かつ前記導電性棒状端子を保持する端子保持部は、前記導電性棒状端子の端部と平行な方向に前記端子保持部から突出して延在する規制部を備え、前記第1の基板若しくは前記コネクタ本体に設けられた貫通孔または切り欠き部に前記規制部を挿入することで、前記導電性棒状端子を前記端子接続部に挿入させることが好ましい。この構造により、規制部がガイド部材となり、導電性棒状端子を中継コネクタの端子接続部に挿入することが容易となる。
本発明の望ましい態様として、前記導電性棒状端子を保持する端子保持部は、前記導電性棒状端子と平行な方向に突出し延びるスナップフィット部を備え、前記第1の基板若しくは前記コネクタ本体に設けられた貫通孔または切り欠き部に前記規制部をスナップフィット部に挿入することで、前記第1の基板と前記導電性棒状端子との位置を固定することが好ましい。この構造により、スナップフィット部がガイド部材となり、導電性棒状端子を中継コネクタの端子接続部に挿入することが容易となる。また、スナップフィット部が、端子接続部に加わる機械的こじりを抑制し、中継コネクタ付き回路基板は、長期接続信頼性を確保することができる。
本発明の望ましい態様として、前記導電性棒状端子を保持する端子保持部は、締結具により着脱可能に前記第1の基板に固定されることで、前記第1の基板と前記導電性棒状端子との位置を固定することが好ましい。この構造により、締結具が端子接続部に加わる機械的こじりを抑制し、中継コネクタ付き回路基板は、長期接続信頼性を確保することができる。
本発明の望ましい態様として、上述した中継コネクタ付き回路基板を備えた電子制御ユニットであることが好ましい。また、本発明の望ましい態様として、上述した中継コネクタ付き回路基板を備えた電子制御ユニットと、電動モータと、を含み、前記電動モータから補助操舵トルクを得る電動パワーステアリング装置であることが好ましい。また、本発明の望ましい態様として、前記電動パワーステアリング装置を搭載した車両であることが好ましい。
本発明によれば、挿入する導電性棒状端子をスルーホール内ではんだ付けする接続を低減し、接触抵抗を抑制する中継コネクタ付き回路基板、電子制御ユニット、電動パワーステアリング装置及び車両を提供することができる。
図1は、電動モータおよびモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置の構成図である。 図2は、操舵力アシスト機構の周辺の概略構成を示す斜視図である。 図3は、操舵力アシスト機構の周辺の概略構成を模式的に示す説明図である。 図4は、図3に示す操舵力アシスト機構を拡大した説明図である。 図5は、ECUの概略構成を示す斜視図である。 図6は、基板間接続構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図7は、基板間接続構造の概略構成を示す分解斜視図である。 図8は、基板間接続構造の概略構成を示す斜視図である。 図9は、基板間接続構造の概略構成を示す説明図である。 図10は、中継コネクタの概略構成を示す斜視図である。 図11は、図10のA−A断面を示す断面図である。 図12は、中継コネクタが基板に固定される状態を示す説明図である。 図13は、中継コネクタに挿入されるターミナル端子と電気的に接続する端子接続部の概略構成を示す断面図である。 図14は、端子接続部の接点片の構成を示す断面図である。 図15は、中継コネクタに挿入される前のターミナル端子と端子接続部との位置関係を示す説明図である。 図16は、中継コネクタに挿入された後のターミナル端子と端子接続部との位置関係を示す説明図である。 図17は、基板及びリード端子付き電子部品の概略構成を示す説明図である。 図18は、基板及びリード端子付き電子部品間の接続構造の概略構成を示す説明図である。 図19は、図18のB−B断面を示す断面図である。 図20は、基板及びリード端子付き電子部品間の接続構造の概略構成を示す説明図である。 図21は、基板及びリード端子付き電子部品間の接続構造の概略構成を示す説明図である。 図22は、図21のC−C断面を示す断面図である。
以下、この発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この発明を実施するための形態(以下、実施形態という)によりこの発明が限定されるものではない。また、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のものが含まれる。本実施形態では、電動パワーステアリング装置(EPS:Electric Power Steering)における電動モータの制御装置(ECU:Electronic Control Unit)を説明するが、実施形態の適用対象は、電動モータの制御装置および電動パワーステアリング装置に限定されるものではない。また、電動パワーステアリング装置は、その方式は問わない。また、本実施形態の電動パワーステアリング装置は、電動モータとしてブラシモータを用いたが、電動モータの種類は特に限定されない。電動モータは、例えばブラシレスモータでもよい。
(実施形態1)
図1は、電動モータおよびモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置の構成図である。まず、図1を用いて、本実施形態の電動モータおよびモータ制御装置を備える電動パワーステアリング装置の概要を説明する。
<電動パワーステアリング装置>
電動パワーステアリング装置10は、操舵者から与えられる力が伝達する順に、ステアリングホイール11と、ステアリングシャフト12と、操舵力アシスト機構13と、ユニバーサルジョイント14と、ロアシャフト15と、ユニバーサルジョイント16と、ピニオンシャフト17と、ステアリングギヤ18と、タイロッド19と、を備える。また、電動パワーステアリング装置10は、電子制御ユニット(以下、ECU(Electronic Control Unit)という)20と、トルクセンサ21aと、車速センサ21bと、を備える。電動パワーステアリング装置10は、ECU20が、操舵力アシスト機構13の電動モータ30を制御するモータ制御装置となる。
ステアリングシャフト12は、入力軸12aと出力軸12bとを含む。入力軸12aは、一方の端部がステアリングホイール11に連結され、他方の端部がトルクセンサ21aを介して操舵力アシスト機構13に連結される。出力軸12bは、一方の端部が操舵力アシスト機構13に連結され、他方の端部がユニバーサルジョイント14に連結される。本実施形態では、入力軸12a及び出力軸12bは、鉄等の磁性材料から形成される。
ロアシャフト15は、一方の端部がユニバーサルジョイント14に連結され、他方の端部がユニバーサルジョイント16に連結される。ピニオンシャフト17は、一方の端部がユニバーサルジョイント16に連結され、他方の端部がステアリングギヤ18に連結される。ステアリングギヤ18は、ピニオン18aと、ラック18bとを含む。ピニオン18aは、ピニオンシャフト17に連結される。ラック18bは、ピニオン18aに噛み合う。ステアリングギヤ18は、ラックアンドピニオン形式として構成される。ステアリングギヤ18は、ピニオン18aに伝達された回転運動をラック18bで直進運動に変換する。タイロッド19は、ラック18bに連結される。
操舵力アシスト機構13は、減速装置22と電動モータ30とを含む。減速装置22は、出力軸12bに連結される。電動モータ30は、減速装置22に連結され、かつ、補助操舵トルクを発生させる。なお、電動パワーステアリング装置10は、ステアリングシャフト12と、トルクセンサ21aと、減速装置22とによりステアリングコラムが構成されている。電動モータ30は、前記ステアリングコラムの出力軸12bに補助操舵トルクを与える。すなわち、本実施形態の電動パワーステアリング装置10は、コラムアシスト方式である。
トルクセンサ21aは、ステアリングホイール11を介して入力軸12aに伝達された運転者の操舵力を操舵トルクとして検出する。車速センサ21bは、電動パワーステアリング装置10が搭載される車両の走行速度を検出する。
ECU20は、電動モータ30とトルクセンサ21aと車速センサ21bと電気的に接続される。ECU20は、電動モータ30の動作を制御する。つまり、上述したようにECU20は、電動モータ30の動作を制御するモータ制御装置である。また、ECU20は、トルクセンサ21a及び車速センサ21bのそれぞれから信号を取得する。すなわち、ECU20は、トルクセンサ21aから操舵トルクTを取得し、かつ、車速センサ21bから車両の走行速度Vを取得する。ECU20は、イグニッションスイッチ28がオンの状態で、電源装置(例えば車載のバッテリ)29から電力が供給される。ECU20は、操舵トルクTと走行速度Vとに基づいてアシスト指令の補助操舵指令値を算出する。そして、ECU20は、その算出された補助操舵指令値に基づいて電動モータ30へ供給する電流値を調節する。
電動パワーステアリング装置10は、以上のような構成である。ステアリングホイール11に入力された操舵者(運転者)の操舵力は、入力軸12aを介して操舵力アシスト機構13の減速装置22に伝わる。この時に、ECU20は、入力軸12aに入力された操舵トルクTをトルクセンサ21aから取得し、かつ、走行速度Vを車速センサ21bから取得する。そして、ECU20は、電動モータ30の動作を制御する。電動モータ30が作り出した補助操舵トルクは、減速装置22に伝えられる。出力軸12bを介して出力された操舵トルク(補助操舵トルクを含む)Tは、ユニバーサルジョイント14を介してロアシャフト15に伝達され、さらにユニバーサルジョイント16を介してピニオンシャフト17に伝達される。ピニオンシャフト17に伝達された操舵力は、ステアリングギヤ18を介してタイロッド19に伝達され、操舵輪を転舵させる。
次に、図2から図4を用いて、操舵力アシスト機構13と、その周辺に配置されている各部の構成、配置位置等について説明する。図2は、操舵力アシスト機構の周辺の概略構成を示す斜視図である。図3は、操舵力アシスト機構の周辺の概略構成を模式的に示す説明図である。図4は、図3に示す操舵力アシスト機構を拡大した説明図である。
図2及び図3に示すように、電動パワーステアリング装置10は、各部を支持する機構として、ステアリングコラム31と、アッパ取付ブラケット32と、ロア取付ブラケット34と、モータ取付部35とを備えている。ステアリングコラム31は、ステアリングシャフト12を回転自在に内装する。ステアリングコラム31は、減速装置22との連結部にコラプス時の衝撃エネルギーを吸収して所定のコラプスストロークを確保する内管及び外管で構成された2重管構造となっている。
アッパ取付ブラケット32は、ステアリングコラム31の外管及び減速装置22の鉛直方向上側に配置されている。アッパ取付ブラケット32は、車体に取付けられ、ステアリングコラム31の外管及び減速装置22を支持している。アッパ取付ブラケット32は、車体側部材(図示せず)に取付けられる取付板部と、この取付板部に一体に形成された方形枠状支持部と、ステアリングコラム31の外管を支持するチルト機構と、を備えている。チルト機構は、方形枠状支持部に形成されている。
アッパ取付ブラケット32の取付板部は、車体側部材に取付けられる左右一対のカプセルと、これらカプセルに樹脂インジェクションによって固定された摺動板部と、で構成されている。取付板部は、衝突時にステアリングコラム31を車体前方に移動させる衝撃力が作用することにより、カプセルに対して摺動板部が車体前方に摺動して樹脂インジェクションが剪断され、その剪断荷重がコラプス開始荷重となるように構成されている。
チルト機構のチルトレバーを回動させることにより、支持状態が解除される。この操作により、ステアリングコラム31をロア取付ブラケット34の枢軸を中心として上下にチルト位置が調整可能とされている。
ロア取付ブラケット34は、ステアリングコラム31の外管及び減速装置22の鉛直方向下側に配置されている。ロア取付ブラケット34は、車体に取付けられ、ステアリングコラム31の外管及び減速装置22を支持している。ロア取付ブラケット34は、車体側部材(図示せず)に取付けられる取付板部と、この取付板部の下面に所定間隔を保って平行に延長する一対の支持板部と、で形成されている。そして、ロア取付ブラケット34は、支持板部の先端が、減速装置22の減速装置ハウジング44の下端側即ち車体前方側に形成された部分に枢軸を介して回動自在に連結されている。
また、モータ取付部35は、減速装置22の側面(ステアリングシャフト12の回転軸に平行かつ鉛直方向に平行な面)に設けられており、電動モータ30を減速機構22に固定する。なお、モータ取付部35は、減速装置22のハウジングの一部としてもよい。
ステアリングシャフト12は、図3及び図4に示すように、入力軸12aと、出力軸12bと、入力軸12aと出力軸12bとを連結する連結軸(トーションバー)12cとを備えている。ステアリングシャフト12は、入力軸12aに入力された回転が、連結軸12cを介して出力軸12bに伝達する。
図3及び図4に示すように、減速装置22は、ウォーム減速装置である。減速装置22は、ウォーム40と、ウォームホイール42と、減速装置ハウジング44と、を備える。ウォーム40は、電動モータ30の軸にスプライン、または弾性カップリングで結合される。ウォーム40は、回転自在に減速装置ハウジング44に保持されている。ウォームホイール42は、減速装置ハウジング44に回転自在に保持される。ウォーム40の一部に形成されたウォーム歯は、ウォームホイール42に形成されているウォームホイール歯に噛み合う。電動モータ30の回転力は、ウォーム40を介してウォームホイール42に伝達されて、ウォームホイール42を回転させる。減速装置22は、ウォーム40及びウォームホイール42によって、電動モータ30のトルクを増加させる。そして、減速装置22は、出力軸12bに補助操舵トルクを与える。
電動モータ30は、図2から図4に示すように、回転軸が露出したフランジ側の面が減速装置22に対面して配置されている。また、電動モータ30の回転軸は、減速装置22の鉛直方向下側となる部分に配置されている。電動モータ30は、フランジがモータ取付部35と連結され、減速装置22に固定されている。電動モータ30は、いわゆるブラシ付きのブラシモータである。電動モータ30は、ハウジング内部に、ステータに固定された磁石と、整流子とコアとコイルとを含むロータ(回転子)と、複数のブラシとを備えている。電動モータ30は、整流子にブラシを当接させてコイルに通電し、電磁力により回転子を回転させる。このため、ブラシは、バスバーと電気的に接続され、バスバーから電力の供給を受ける。バスバーとは、電動モータの外部からコイル、ブラシに電力を供給するための導電部材である。
<ECU>
次に、図5から図9を用いて、ECU(制御装置)20について説明する。図5は、ECUの概略構成を示す斜視図である。図6は、ECU本体の概略構成を示す分解斜視図である。なお、図5は、一部を断面として示してある。ECU20は、減速装置22の入力軸12a側の面で、かつ、ステアリングシャフト12よりも鉛直方向の下側に配置されている。電動パワーステアリング装置10は、装置をより小型化できるため、モータ制御装置であるECU20を電動モータ30の周辺に近接して配置したがこれに限定されない。例えば、電動パワーステアリング装置は、ECU20を、電動モータ30、操舵力アシスト機構13、ステアリングシャフト12とは離れた位置に別体で設けてもよい。
ECU20は、図5に示すように、ECU取付部20aとECU本体20bとECUカバー20cとを備えている。ECU取付部20aは、ECU本体20bを減速装置22に固定する支持台であり、減速装置22の減速装置ハウジング44に設けられている。また、ECU取付部20aは、モータ取付部35の入力軸12a側の面にも設けられている。
ECU本体20bは、ECU20の電子回路(制御回路)を備え、ECU取付部20aにネジ止めにより固定されている。また、ECU本体20bは、鉛直方向上側の端面にトルクセンサ21aと連結する端子20dが形成され、電動モータ30と隣接する端面にバスバーと接続される端子20eが形成されている。
ECUカバー20cは、ECU本体20bを覆う部材であり、金属で形成されている。ECUカバー20cは、ECU取付部20aにネジ止めで固定されている。これにより、ECU本体20bは、ECU取付部20aとECUカバー20cとで外周が略覆われている状態となる。ECUカバー20cは、外部の電磁波がECU本体20bに到達することを抑制し、外部の電磁波がECU本体20bにノイズを発生させることを抑制する。ECU本体20bは、図6及び図7に示すように、制御基板61と、パワー基板62と、合成樹脂製のフレーム63とを内部に備えている。制御基板61と、パワー基板62とは、中継コネクタ付き回路基板1となり、中継コネクタ80と、ターミナル端子71を備える基板間接続部材70で電気的に接続されている。
パワー基板62は、ECU取付部20aに放熱グリースを介して直接固定される熱伝導率の高い金属製の基板の上に、電動モータ30を駆動制御する電界効果トランジスタ等のパワースイッチング素子で構成されるHブリッジ回路やこのHブリッジ回路のパワースイッチング素子を駆動するパルス幅変調回路等が搭載された基板である。
フレーム63は、パワー基板62を囲繞する長方形枠状の部材である。また、フレーム63は、端面が制御基板61と連結している。また、フレーム63には、上述した長方形枠状の部材の外周には端子20dと端子20eとを設置する端子台が固定されている。
制御基板61は、電動モータ30で発生させる操舵補助力を制御するマイクロコントロールユニット(MCU:Micro Control Unit)やその周辺機器を実装した基板である。マイクロコントロールユニットは、CPU(Central Processing Unit)と、プログラムを格納するメモリと、CPU及びメモリへの入出力回路とを備える。制御基板61は、トルクセンサ21aからのトルク検出値や車速センサ21bからの車速検出値に基づいて操舵補助電流指令値を算出し、この操舵補助電流指令値と、電動モータ30に出力するモータ電流の検出値とに基づいて電流フィードバック制御を行ってパワー基板62のパルス幅変調回路への電圧指令値を算出する。ここで、制御基板61は、基板上に電子部品65、66を含む各種電子部品が搭載された電子回路である。制御基板61は、上述した回路を含む各種機能を実現する電子部品65、66が基板に搭載されている。また、基板に搭載される電子部品65、66は、BGA(Ball Grid Array)、CSP(Chip Size Package)等のリードが無い電子部品も含む。また、基板には、電子部品65、66以外の電子部品例えばリード端子を有するリード端子付き電子部品も搭載されている。
第1の基板である制御基板61と、第2の基板であるパワー基板62とは、フレーム63の固定穴63Mにネジ止めにより固定されている。このため、制御基板61とパワー基板62とは、それぞれの一方の基板表面61RS、62RS同士を対向させた状態で固定されている。なお、制御基板61、パワー基板62及びフレーム63を図示しない樹脂等のカバーで覆う場合、ECU本体20bは、電子回路を構成する各部に異物が混入することを抑制できる。
パワー基板62の基板表面62FS、62RSのうち基板表面62RSには、基板間接続部材70が実装されている。制御基板61の基板表面61FS、61RSのうち基板表面61RSには、中継コネクタ80が実装されている。
図8及び図9に示すように、基板間接続部材70は、基板間ターミナル端子保持部(端子保持部)72と、パワー基板62の基板表面62RSの表面の回路と電気的に接続されたターミナル端子71とを備えている。そして、中継コネクタ付き回路基板1は、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるターミナル端子71と、を備える。基板間ターミナル端子保持部72は、ターミナル端子71を除くターミナル端子71の周囲を覆う絶縁性部材である。基板間ターミナル端子保持部72は、4つのターミナル端子71の周囲を覆い、それぞれのターミナル端子71を平行に保持する。基板間接続部材70は、金型内に4つのターミナル端子71を入れ、金型内に樹脂を充填したモールド部品である。基板間ターミナル端子保持部72は、4つのターミナル端子を保持しているが、保持するターミナル端子の数はいくつでもよい。基板間接続部材70は、ターミナル端子71を中継コネクタ80に挿入し、制御基板61とパワー基板62との回路同士を導通させることができる。
図10に示すように、中継コネクタ80は、コネクタ本体81と、挿入されるターミナル端子71と電気的に接続する端子接続部86と、基板側接続部82とを備えている。図11に示すように、端子接続部86と、基板側接続部82とは、コネクタ本体81内部で導通しており、同じ導電性の板状部材で構成された内部導体89で構成されている。図11に示すように、中継コネクタ80は、コネクタ本体81に端子接続部86を露出する、端子挿入側の端子挿入穴部83Aと、制御基板61側の基板側穴部83Bとが開けられている。そして、端子挿入穴部83Aと基板側穴部83Bとは、繋がり貫通孔83となっている。端子接続部86は、後述する接点片87を備えている。
図11に示すように、基板側接続部82は、制御基板61の表面に沿うように屈曲されており、中継コネクタ80は、基板側接続部82の屈曲部分近傍のコネクタ本体81を切り欠く溝部85を中継コネクタ80に設けている。また、中継コネクタ80は、基板側接続部82と制御基板61の回路61Eとの接合状態を調整する設置調整部84を備えている。図12に示すように、設置調整部84は、厚みを調整することにより、基板側接続部82と制御基板61の回路61Eとがはんだmで接合された場合、溝部85に生じるはんだフィレットmfの裾野の形状を調整することができる。
図13に示すように、貫通孔83の端子挿入穴部83Aは、コネクタ本体81に円形状に開けられている。端子接続部86は、端子挿入穴部83Aの挿入中心TOから放射状に、例えば4つのスリット88で内部導体89が分割された複数の接点片87を備えている。端子挿入穴部83Aの挿入中心TOの近傍には、接点片87がなく、接点片87間の距離gは、挿入されるターミナル端子71の挿入方向に直交する断面における最大寸法TLよりも小さい。また、図11に示すように、接点片87は、端子挿入穴部83A側から基板側穴部83Bへターミナル端子71が挿入されやすいように、端子挿入穴部83A側から基板側穴部83Bへ屈曲している。これにより、端子接続部86に挿入される際にターミナル端子71に生じる機械的な抵抗を低減し、ターミナル端子71と接点片87との間の電気的な抵抗を低減することができる。
上述したように、制御基板61とパワー基板62とは、それぞれの一方の基板表面61RS、62RS同士を対向させた状態で固定される。ターミナル端子71は、制御基板61とパワー基板62とで、組み立て時の視界が遮られやすく、ターミナル端子71を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する挿入精度が要求される。また、不透明なフレーム63を使用する場合、ターミナル端子71は、制御基板61、パワー基板62及びフレーム63で、組み立て時の視界が遮られやすく、ターミナル端子71を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する挿入精度が要求される。
例えば、上述した特許文献2の技術のように、別途コネクタを用いて、ターミナル端子71の挿入方向を変え、ターミナル端子71を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する方法もある。しかしながら、特許文献2の技術は、部品点数が増えコスト増及びスペース消費の要因となるとともに、接触抵抗が増える可能性がある。
そこで、図15に示すように、実施形態1の制御基板61は、目視用貫通孔61Hを備え、制御基板61の基板表面61FSから矢印LK方向にみて、端子接続部86が見えるように、中継コネクタ80を制御基板61に実装している。つまり、中継コネクタ付き回路基板1は、接点片87を露出させる貫通孔83と目視用貫通孔61Hとを矢印LK方向からみて一致するように、中継コネクタ80を制御基板61に実装している。パワー基板62には、ターミナル端子71がパワー基板62の回路62Eにターミナル端子71の一方の端部71Bを直接、はんだmbで電気的に接続されている。ターミナル端子71は、他方の端部71Aを制御基板61へ向かって延在するようにパワー基板62上に立設されている。
目視用貫通孔61Hは、接点片87間の距離g以上の大きさで制御基板61に開けられている。端子挿入穴部83Aと基板側穴部83Bとが繋がり貫通孔83となっているので、制御基板61の基板表面61FSからみて、目視用貫通孔61Hから、接点片87間の隙間を介してターミナル端子71の端部71Aを目視することができる。目視用貫通孔61Hの開口直径61Hlは、ターミナル端子71の挿入方向に直交する断面における最大寸法TLよりも大きい。このため、ターミナル端子71の挿入方向に直交する断面における最大寸法TLは、接点片87間の距離gよりも大きく、目視用貫通孔61Hの開口直径61Hlよりも小さい。
図16に示すように、中継コネクタ付き回路基板1は、基板を貫通する目視用貫通孔61Hが開けられている第1の基板である制御基板61と、第2の基板であるパワー基板62とは、制御基板61の基板表面61RSとパワー基板62の基板表面62RSが対向して固定されている。上述したように、中継コネクタ80は、制御基板61の表面に実装され、かつ制御基板61の回路61Eと電気的に接続する基板側接続部82とスリット88によって分割された接点片87を有する端子接続部87とを接続する内部導体89と、基板側接続部82を除く内部導体89の一部を覆う絶縁部材であって、接点片87を露出させる貫通孔83を備えたコネクタ本体81と、を備えている。導電性棒状端子であるターミナル端子71は、パワー基板62の回路62Eに電気的に接続され、上述した接点片87を露出させる貫通孔83に挿入されて接点片83に保持されると共に接点片83と導通する。中継コネクタ付き回路基板1は、目視用貫通孔61Hを制御基板61の基板表面61RSからみて、目視用貫通孔61Hの中にターミナル端子71が見える。
制御基板61とパワー基板62とがそれぞれの一方の基板表面61RS、62RS同士を対向させた状態で固定され、制御基板61とパワー基板62とで、組み立て時の視界が遮られやすくても、作業者は、目視用貫通孔61Hを通じてターミナル端子71の端部71Aを目視しながら組み立てることができる。また、フレーム63が不透明な材質であっても、作業者が組み立ての作業を効率よくすることができる。このように、組み立て時の視界が遮られやすくても、作業者は、目視用貫通孔61Hを通じてターミナル端子71の端部71Aを目視しながら組み立てることができる。また、中継コネクタ付き回路基板1は、ターミナル端子71の数が増えても、挿入するターミナル端子71をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されているので、ターミナル端子71をスルーホール内ではんだ付けする工数が減る。その結果、はんだ付け点数の増加による生産時間の増加を抑制し、作業者は、ターミナル端子71を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入して安定した導通を確保することができる。また、中継コネクタ付き回路基板1は、目視用貫通孔61Hを通じてターミナル端子71の端部71Aを目視しながら組み立てるので、作業者が組み立て時にターミナル端子71を端子接続部86以外の場所にぶつけ、損失してしまう可能性を低減することができる。
制御基板61とパワー基板62とがそれぞれの一方の基板表面61RS、62RS同士を対向させた状態で固定された場合、ターミナル端子71は、目視用貫通孔61Hに挿入される長さを有している。このため、作業者は、ターミナル端子71の端部71Aを確認すれば、ターミナル端子71を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する作業の完了を把握することができる。
以上説明したように、中継コネクタ付き回路基板1は、第1の基板である制御基板61第1の基板である制御基板61と、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるターミナル端子71と、を備える。中継コネクタ80は、制御基板61の基板表面61RSに実装され、かつ制御基板61と電気的に接続する基板側接続部82と、スリット88によって分割された接点片87を有する端子接続部86と、を接続する内部導体89と、基板側接続部82を除く内部導体89の一部を覆う絶縁部材であって、接点片87を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体81と、を備える。ターミナル端子71は、接点片87を露出させる貫通孔に挿入されて接点片87に保持されると共に接点片87と導通する。そして、ターミナル端子71は、制御基板61の一方の基板表面と基板表面が対向して固定された第2の基板であるパワー基板62の回路62Eと制御基板61の回路61Eとを直接電気的に接続する。
この構造により、中継コネクタ80が表面実装されているので、ターミナル端子71をスルーホール内ではんだ付けする接続を低減することができる。そして、パワー基板62の回路がターミナル端子71を介して直接、中継コネクタ80と電気的に接続されるため、接触抵抗の増加を抑制することができる。
(実施形態2)
図17は、基板及びリード端子付き電子部品の概略構成を示す説明図である。図18は、基板及びリード端子付き電子部品間の接続構造の概略構成を示す説明図である。なお、上述した実施形態で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。
図17に示すように、リード端子付き電子部品90は、リード端子91を備え、制御基板61に実装された中継コネクタ80にリード端子91を接続する、例えばコイル部品である。このため、中継コネクタ付き回路基板1Aは、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるリード端子91と、を備える。リード端子付き電子部品90は、例えば、コイル部品の他に、リード端子91と同じ構造のリード端子を備えるIC(Integrated Circuit:集積回路)などであってもよい。リード端子付き電子部品90は、後述するコイルを巻いたボビン本体92と、リード端子保持部93と、コイルに接続されたリード端子91と、後述する制御基板61の孔部にはめ込み、固定するスナップフィット部94とを備えている。リード端子付き電子部品90は、金型内に4つのターミナル端子71を入れ、金型内に樹脂を充填してボビン本体92とリード端子保持部93を一体成形したモールド部品である。
図18に示すように、ボビン本体92には、コイル96が巻回されている。リード端子保持部(端子保持部)93は、リード端子91を除くリード端子91の周囲を覆う絶縁性部材である。リード端子保持部93は、4つのリード端子91の周囲を覆い、それぞれのリード端子91を平行に保持する。リード端子保持部93は、4つのターミナル端子を保持しているが、保持するターミナル端子の数はいくつでもよい。リード端子91は、リード端子保持部93の側面に一方の端部91Bを突出させ、かつリード端子保持部93の上面に他方の端部91Aを突出させている。リード端子91の端部91Bは、折り返しのあるU字状のU字部を備えている。
スナップフィット部94は、制御基板61の孔部61FHに挿入されると、孔部61FHの縁に当たるフック部94cの斜面に沿って弾性変形し、制御基板61の孔部61FHを貫通する。孔部61FHの幅FHIは、フック部94cの張り出し距離94FIよりも大きくなっており、スナップフィット部94は、制御基板61の孔部61FHに挿入され貫通すると、弾性変形が緩和されフック部94cが制御基板61の表面にかかるようにはめ込まれる。その結果、スナップフィット部94は、リード端子保持部93と制御基板61との間に中継コネクタ80を挟む状態を固定し、リード端子91が中継コネクタ80から抜け落ちないように抜け止め防止機構として作用する。スナップフィット部94が、端子接続部86に加わる機械的こじり(中継コネクタ80の回転に伴う応力変形)を抑制し、リード端子91と端子接続部86とが長期接続信頼性を確保することができる。なお、上述した実施形態1の中継コネクタ付き回路基板1においても、基板間接続部材70が基板間ターミナル端子保持部72にスナップフィット部94を備えてもよい。
図19は、図18のB−B断面を示す断面図である。図19に示すように、実施形態2の制御基板61は、目視用貫通孔61Hを備え、制御基板61の基板表面61FSからみて、端子接続部86が見えるように、中継コネクタ80を制御基板61の基板表面61RSに実装している。つまり、中継コネクタ付き回路基板1Aは、接点片87を露出させる貫通孔83と目視用貫通孔61Hとを制御基板61の基板表面61FSからみて、一致するように、中継コネクタ80を制御基板61に実装している。中継コネクタ80は、基板側接続部82と制御基板61の回路61Eとが電気的に接続されている。
図19に示すように、中継コネクタ付き回路基板1Aは、基板を貫通する目視用貫通孔61Hが開けられている第1の基板である制御基板61と、中継コネクタ80と、リード端子付き電子部品90のリード端子91とを備えている。上述したように、中継コネクタ80は、制御基板61の表面に実装され、かつ制御基板61の回路61Eと電気的に接続する基板側接続部82とスリット88によって分割された接点片87を有する端子接続部87とを接続する内部導体89と、基板側接続部82を除く内部導体89の一部を覆う絶縁部材であって、接点片87を露出させる貫通孔83を備えたコネクタ本体81と、を備えている。導電性棒状端子であるリード端子91は、リード端子付き電子部品90のリード端子であって、上述した接点片87を露出させる貫通孔83に挿入されて接点片83に保持されると共に接点片83と導通する。中継コネクタ付き回路基板1Aは、目視用貫通孔61Hを制御基板61の基板表面61RSからみて、目視用貫通孔61Hの中にリード端子91が見える。端子挿入穴部83Aと基板側穴部83Bとが繋がり貫通孔83となっているので、制御基板61の基板表面61FSからみて、目視用貫通孔61Hから、接点片87間の隙間を介してリード端子91の端部91Aを目視することができる。リード端子91の端部91Bには、コイル96のコイル末端96Tが巻き付いており、コイル末端96Tが上述したU字部に挟まれ電気的に接続している。リード端子91の端部91Bには、コイル96のコイル末端96Tが巻き付いており、はんだ付けにより電気的に接続するようにしてもよい。
図19に示すように、制御基板61の基板表面61RS側からリード端子91の端部91Aを中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する場合、リード端子91の端部91Aが制御基板61により組み立て時の視界が遮られやすくても、作業者は、目視用貫通孔61Hを通じてリード端子91の端部91Aを目視しながら組み立てることができる。また、中継コネクタ付き回路基板1Aは、リード端子91の数が増えても、挿入するリード端子91をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されているので、リード端子91をスルーホール内ではんだ付けする工数が減る。その結果、はんだ付け点数の増加による生産時間の増加を抑制し、作業者は、リード端子91を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入して安定した導通を確保することができる。また、目視用貫通孔61Hを通じてリード端子91の端部91Aを目視しながら組み立てるので、作業者が組み立て時にリード端子91を端子接続部86以外の場所にぶつけ、損失してしまう可能性を低減することができる。
なお、上述した図14に示す接点片87間の距離gは、図19に示すリード端子91の挿入方向に直交する断面における最大寸法Tlよりも小さい。また、目視用貫通孔61Hの開口直径61Hlは、リード端子91の挿入方向に直交する断面における最大寸法Tlよりも大きい。このため、リード端子91の挿入方向に直交する断面における最大寸法Tlは、接点片87間の距離gよりも大きく、目視用貫通孔61Hの開口直径61Hlよりも小さい。
以上説明したように、中継コネクタ付き回路基板1Aは、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるリード端子91と、を備える。中継コネクタ80は、第1の基板である制御基板61の表面に実装され、かつ制御基板61と電気的に接続する基板側接続部82と、スリット88によって分割された接点片87を有する端子接続部86とを接続する内部導体89と、基板側接続部82を除く内部導体89の一部を覆う絶縁部材であって、接点片87を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体81と、を備える。リード端子91は、接点片87を露出させる貫通孔に挿入されて接点片87に保持されると共に接点片87と電気的に導通する。そして、リード端子91は、制御基板61の回路61Eと、リード付き電子部品90、より具体的にはコイル96のコイル末端96Tとを直接電気的に接続する。
この構造により、中継コネクタ80が表面実装されているので、リード端子91をスルーホール内ではんだ付けする接続を低減することができる。そして、リード付き電子部品90のリード端子91は、中継コネクタ80と直接電気的に接続されるため、接触抵抗の増加を抑制することができる。
リード端子91が制御基板61の回路61Eとリード付き電子部品90とを直接電気的に接続し、制御基板61とリード付き電子部品90とが固定された場合、リード端子91は、目視用貫通孔61Hに挿入される長さを有している。このため、作業者は、リード端子91の端部91Aを確認すれば、リード端子91を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する作業の完了を把握することができる。
<実施形態2の第1変形例>
図20は、基板及びリード端子付き電子部品間の接続構造の概略構成を示す説明図である。なお、上述した実施形態1及び実施形態2で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図20に示すように、リード端子付き電子部品90は、リード端子91を備え、制御基板61に実装された中継コネクタ80にリード端子91を接続する、例えばコイル部品である。このため、中継コネクタ付き回路基板1Bは、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるリード端子91と、を備える。
図20に示すように、リード端子保持部93には、側面にリード端子91の延びる方向と平行な方向に延在する規制部95a、95bを備えている。制御基板61には、貫通孔である孔部61PHが開けられている。また、基板61の縁には、切り欠き部81cが設けられている。リード端子保持部93のねじ穴である穴部94Hが露出するように、制御基板61にも図示しない貫通孔が設けられ、固定ボルトなどの締結具94Bが基板表面61FS側から制御基板61を介してねじ穴である穴部94Hに締結されている。この構造により、リード端子付き電子部品90は、締結具94Bを介して制御基板61に着脱可能に固定されている。なお、上述した実施形態1の中継コネクタ付き回路基板1においても、基板間接続部材70が締結具94Bを介して制御基板61に着脱可能に固定されていてもよい。
また、上述した図19に示すように、制御基板61の基板表面61RS側からリード端子91の端部91Aを中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する場合、図20に示す切り欠き部81cには、規制部95aが挿入され、孔部61PHには、規制部95bが挿入される。作業者は、端子挿入穴部83Aと基板側穴部83Bとが繋がり貫通孔83となっているので、制御基板61の基板表面61FSからみて、目視用貫通孔61Hから、接点片87間の隙間を介してリード端子91の端部91Aを目視することができる。
また、作業者は、規制部95a、95bが孔部61PH及び切り欠き部81cで位置を規制されるので、規制部95a、95bがガイド(案内)部材となり、リード端子91を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入することが容易となる。そして、図19に示すように、制御基板61の基板表面61RS側からリード端子91の端部91Aを中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する場合、リード端子91の端部91Aが制御基板61により組み立て時の視界が遮られやすくても、作業者は、目視用貫通孔61Hを通じてリード端子91の端部91Aを目視しながら組み立てることができる。また、中継コネクタ付き回路基板1Bは、リード端子91の数が増えても、挿入するリード端子91をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されているので、リード端子91をスルーホール内ではんだ付けする工数が減る。その結果、はんだ付け点数の増加による生産時間の増加を抑制し、作業者は、リード端子91を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入して安定した導通を確保することができる。また、目視用貫通孔61Hを通じてリード端子91の端部91Aを目視しながら組み立てるので、作業者が組み立て時にリード端子91を端子接続部86以外の場所にぶつけ、損失してしまう可能性を低減することができる。
<実施形態2の第2変形例>
図21は、基板及びリード端子付き電子部品間の接続構造の概略構成を示す説明図である。図22は、図21のC−C断面を示す断面図である。なお、上述した実施形態1、実施形態2及び実施形態2の第1変形例で説明したものと同じ構成要素には同一の符号を付して重複する説明は省略する。図21に示すように、リード端子付き電子部品90は、リード端子91を備え、制御基板61に実装された中継コネクタ80にリード端子91を接続する、例えばコイル部品である。このため、中継コネクタ付き回路基板1Cは、中継コネクタ80と、導電性棒状端子であるリード端子91と、を備える。
図21に示すように、制御基板61の基板表面61FSには、リード端子91の挿入方向が制御基板61の基板表面61FSと平行な方向になるように、かつ制御基板61の端部に中継コネクタ80が実装されている。
リード端子保持部93には、側面にリード端子91の延びる方向と平行な方向に延在する複数の規制部95cを備えている。中継コネクタ80の側面には、切り欠き部81cが備えられており、リード端子91の端部91Aを中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する場合、切り欠き部81cに規制部95cが挿入される。
図22に示すように、リード端子保持部93は、ねじ穴である穴部94Hを有し、かつ制御基板61の基板表面61RSに回り込むように突出した複数の基板保持部93bを備えている。そして、穴部94Hが露出するように、制御基板61にも図示しない貫通孔が設けられ、固定ボルトなどの締結具94Bが基板表面61FS側から制御基板61を介してねじ穴である穴部94Hに締結されている。この構造により、リード端子付き電子部品90は、締結具94Bを介して制御基板61に着脱可能に固定されている。
上述した図11に示すように、中継コネクタ80は、コネクタ本体81に端子接続部86を露出する、端子挿入側の端子挿入穴部83Aと、制御基板61側の基板側穴部83Bとが開けられており、端子挿入穴部83Aと基板側穴部83Bとが繋がり貫通孔83となっている。このため、作業者は、接点片87間の隙間を介してリード端子91の端部91Aを目視することができる。
また、作業者は、規制部95cが切り欠き部81cで位置を規制されるので、規制部95cがガイド(案内)部材となり、リード端子91を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入することが容易となる。そして、図19に示すように、制御基板61の端部の外側からリード端子91の端部91Aを中継コネクタ80の端子接続部86に挿入する場合、リード端子91の端部91Aが制御基板61により組み立て時の視界が遮られず、作業者は、リード端子91の端部91Aを目視しながら組み立てることができる。また、中継コネクタ付き回路基板1Cは、リード端子91の数が増えても、挿入するリード端子91をスルーホール内ではんだ付けする接続が低減されているので、リード端子91をスルーホール内ではんだ付けする工数が減る。その結果、はんだ付け点数の増加による生産時間の増加を抑制し、作業者は、リード端子91を中継コネクタ80の端子接続部86に挿入して安定した導通を確保することができる。また、目視用貫通孔61Hを通じてリード端子91の端部91Aを目視しながら組み立てるので、作業者が組み立て時にリード端子91を端子接続部86以外の場所にぶつけ、損失してしまう可能性を低減することができる。
1、1A、1B、1C 中継コネクタ付き回路基板
10 電動パワーステアリング装置
11 ステアリングホイール
12 ステアリングシャフト
13 操舵力アシスト機構
20 ECU
20a ECU取付部
20b ECU本体
20c ECUカバー
20d、20e 端子
21a トルクセンサ
21b 車速センサ
22 減速装置
28 イグニッションスイッチ
29 バッテリ
30 電動モータ
61 制御基板
61c 切り欠き部
61FS、61RS 基板表面
61H 目視用貫通孔
62 パワー基板
62FS、62RS 基板表面
63 フレーム
65、66 電子部品
70 基板間接続部材
71 ターミナル端子(導電性棒状端子)
72 基板間ターミナル端子保持部(端子保持部)
80 中継コネクタ
81 コネクタ本体
81c 切り欠き部
82 基板側接続部
83 貫通孔
84 設置調整部
85 溝部
86 端子接続部
87 接点片
88 スリット
89 内部導体
90 リード端子付き電子部品
91 リード端子(導電性棒状端子)
91A、91B 端部
92 ボビン本体
93 リード端子保持部(端子保持部)
93b 基板保持部
94 スナップフィット部
94c フック部
94H 穴部
94B 締結具
95a、95b、95c 規制部
96 コイル
m はんだ

Claims (9)

  1. 基板を貫通する目視用貫通孔が開けられている第1の基板と、
    当該第1の基板の一方の基板表面と基板表面が対向して固定された第2の基板と、
    前記第1の基板の表面に実装され、かつ当該第1の基板の回路と電気的に接続する基板側接続部とスリットによって分割された接点片を有する端子接続部とを接続する内部導体と、前記基板側接続部を除く前記内部導体の一部を覆う絶縁部材であって、前記接点片を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体と、を備えた中継コネクタと、
    前記第2の基板の回路に電気的に接続され、前記接点片を露出させる貫通孔に挿入されて前記接点片に保持されると共に前記接点片と導通する導電性棒状端子と、を備え、
    前記目視用貫通孔を前記第1の基板の一方の基板表面からみて、前記目視用貫通孔の中に前記導電性棒状端子が見えることを特徴とする中継コネクタ付き回路基板。
  2. 基板を貫通する目視用貫通孔が開けられている第1の基板と、
    前記第1の基板の表面に実装され、かつ当該第1の基板の回路と電気的に接続する基板側接続部と、スリットによって分割された接点片を有する端子接続部と、を接続する内部導体と、前記基板側接続部を除く前記内部導体の一部を覆う絶縁部材であって、前記接点片を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体と、を備えた中継コネクタと、
    リード付き電子部品のリード端子であって、前記接点片を露出させる貫通孔に挿入されて前記接点片に保持されると共に前記接点片と導通する導電性棒状端子と、を備え、
    前記目視用貫通孔を前記第1の基板の一方の基板表面からみて、前記目視用貫通孔の中に前記導電性棒状端子が見えることを特徴とする中継コネクタ付き回路基板。
  3. 第1の基板と、
    当該第1の基板の表面に実装され、かつ当該第1の基板の回路と電気的に接続する基板側接続部とスリットによって分割された接点片を有する端子接続部とを接続する内部導体と、前記基板側接続部を除く前記内部導体を覆う絶縁部材であって、前記接点片を露出させる貫通孔を備えたコネクタ本体と、を備えた中継コネクタと、
    前記接点片を露出させる貫通孔に挿入されて前記接点片に保持されると共に前記接点片と導通する導電性棒状端子と、を備え、
    前記導電性棒状端子は、前記第1の基板の一方の基板表面と対向する第2の基板の回路と、前記第1の基板の回路とを電気的に接続するターミナル端子またはリード付き電子部品のリード端子であることを特徴とする中継コネクタ付き回路基板。
  4. 前記導電性棒状端子の端部を除く前記導電性棒状端子の周囲を覆い、かつ前記導電性棒状端子を保持する端子保持部は、前記導電性棒状端子の端部と平行な方向に前記端子保持部から突出して延在する規制部を備え、前記第1の基板若しくは前記コネクタ本体に設けられた貫通孔または切り欠き部に前記規制部を挿入することで、前記導電性棒状端子を前記端子接続部に挿入させる請求項1から3のいずれか1項に記載の中継コネクタ付き回路基板。
  5. 前記導電性棒状端子を保持する端子保持部は、前記導電性棒状端子と平行な方向に突出し延びるスナップフィット部を備え、前記第1の基板若しくは前記コネクタ本体に設けられた貫通孔または切り欠き部に前記規制部をスナップフィット部に挿入することで、前記第1の基板と前記導電性棒状端子との位置を固定する請求項1から4のいずれか1項に記載の中継コネクタ付き回路基板。
  6. 前記導電性棒状端子を保持する端子保持部は、締結具により着脱可能に前記第1の基板に固定されることで、前記第1の基板と前記導電性棒状端子との位置を固定する請求項1から4のいずれか1項に記載の中継コネクタ付き回路基板。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の中継コネクタ付き回路基板を備えた電子制御ユニット。
  8. 電動モータと、
    請求項7に記載の電子制御ユニットと、を含み、
    前記電動モータから補助操舵トルクを得ることを特徴とする電動パワーステアリング装置。
  9. 請求項8に記載の電動パワーステアリング装置を搭載した車両。
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