JP2014009149A - フルオロリン酸塩の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】効率的かつ簡便にフルオロリン酸塩を製造する方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする下記式(1)で表されるフルオロリン酸塩の製造方法。
LiHxPO2+xF2−x (1)
(但し、xは0または1)
この方法では特に、ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを、常圧下、0〜70℃にて反応させることが好ましく、第3級アルコールがtert−ブチルアルコールとtert−アミルアルコールの群から選ばれる少なくとも1つであることが好ましい。
【選択図】なし
【解決手段】ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする下記式(1)で表されるフルオロリン酸塩の製造方法。
LiHxPO2+xF2−x (1)
(但し、xは0または1)
この方法では特に、ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを、常圧下、0〜70℃にて反応させることが好ましく、第3級アルコールがtert−ブチルアルコールとtert−アミルアルコールの群から選ばれる少なくとも1つであることが好ましい。
【選択図】なし
Description
本発明は、リチウムイオン二次電池の電解液溶媒及び添加剤や、機能性材料中間体及び医薬品用中間体等に使用が期待されるフルオロリン酸塩の製造方法に関するものである。
これまで、フルオロリン酸塩、特に、ジフルオロリン酸リチウムの製造方法として様々な手法が検討・開発がなされている。たとえば、ヘキサフルオロリン酸リチウムを原料としてジフルオロリン酸リチウムを製造する方法が特許文献1、2、3および4に記載されている。
特許文献1ではヘキサフルオロリン酸リチウムにホウ酸塩を、特許文献2ではヘキサフルオロリン酸リチウムに二酸化ケイ素を、特許文献3ではヘキサフルオロリン酸リチウムと炭酸塩をそれぞれ非水溶媒中で反応させてジフルオロリン酸リチウムを製造する方法が開示されている。しかし、反応時間が40〜72時間と長時間を要し生産性の面から有用な方法とは言い難い。また、特許文献4ではヘキサフルオロリン酸リチウムと水にハロゲン化物を添加し、非水溶媒中で反応させてジフルオロリン酸リチウムを製造する方法が開示されている。しかし、添加したハロゲン化物に由来する副生物が生成するため除去工程を要するという問題点がある。
特開2005−53727
特開2005−219994
特開2005−306619
特開2008−222484
本発明は、上記の問題点を解決し、効率的かつ簡便にフルオロリン酸塩を製造する方法を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討した結果、本発明を完成するに至った。すなわち、
〔1〕ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする下記式(1)で表されるフルオロリン酸塩の製造方法。
LiHxPO2+xF2−x (1)
(但し、xは0または1)
〔2〕常圧下、0〜70℃にて前記反応を行うことを特徴とする〔1〕記載のフルオロリン酸塩の製造方法。
〔3〕第3級アルコールがtert−ブチルアルコールとtert−アミルアルコールの群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする〔1〕または〔2〕記載のフルオロリン酸塩の製造方法。
〔1〕ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする下記式(1)で表されるフルオロリン酸塩の製造方法。
LiHxPO2+xF2−x (1)
(但し、xは0または1)
〔2〕常圧下、0〜70℃にて前記反応を行うことを特徴とする〔1〕記載のフルオロリン酸塩の製造方法。
〔3〕第3級アルコールがtert−ブチルアルコールとtert−アミルアルコールの群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする〔1〕または〔2〕記載のフルオロリン酸塩の製造方法。
本発明によれば、フルオロリン酸塩を安価で入手容易な原料から簡便で効率よく製造することが可能となる。
以下、本発明のフルオロリン酸塩の製造方法を、その好ましい実施形態に基づいて詳述するが、本発明はこれらの内容に限定されない。
本発明の方法は、ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする。
本発明の方法は、ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする。
[ヘキサフルオロリン酸リチウム]
原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは高純度なリチウムイオン電池向け電解質グレードのものを使用するのが好ましい。
原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは高純度なリチウムイオン電池向け電解質グレードのものを使用するのが好ましい。
[第3級アルコール]
第3級アルコールは特に限定はされないが、下記一般式(2)で表されるものが好ましい。
HO−C(R)3 (2)
(式中、Rは同一でも異なってもよく炭素数1〜4の直鎖アルキル基である。)
副反応の防止、入手の容易性などを考慮すると、Rの炭素数が少ないことが望ましく、よって、Rとしては、メチル基、エチル基などが好ましい。
第3級アルコールは特に限定はされないが、下記一般式(2)で表されるものが好ましい。
HO−C(R)3 (2)
(式中、Rは同一でも異なってもよく炭素数1〜4の直鎖アルキル基である。)
副反応の防止、入手の容易性などを考慮すると、Rの炭素数が少ないことが望ましく、よって、Rとしては、メチル基、エチル基などが好ましい。
第3級アルコールとしては、安価で入手容易なtert−ブチルアルコールやtert−アミルアルコールがより好ましい。
なお、これらの第3級アルコールは単独で用いても、2種以上を任意の比率で混合して用いても良い。
なお、これらの第3級アルコールは単独で用いても、2種以上を任意の比率で混合して用いても良い。
第3級アルコールの添加量については、ヘキサフルオロリン酸リチウムに対して、下限2当量から、上限は溶媒量まで可能であるが、具体的には、2当量〜100当量の範囲で通常行うことができ、2当量〜30当量の範囲で行うことが好ましい。
[溶媒]
反応溶媒については、ヘキサフルオロリン酸リチウムや添加する第3級アルコールに対して不活性であり、且つ後述する反応温度以上の沸点を有する溶媒であれば特に制限はなく、無溶媒でもよい。反応溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等の環状カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等の鎖状カーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等の環状エステル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、プロピオン酸メチル等の鎖状エステル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等の環状エーテル、ジメトキシエタン、ジメトキシメタン、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル等の鎖状エーテル、及びスルフォラン、ジエチルスルホン等の含硫黄有機溶媒などが挙げられる。
反応溶媒については、ヘキサフルオロリン酸リチウムや添加する第3級アルコールに対して不活性であり、且つ後述する反応温度以上の沸点を有する溶媒であれば特に制限はなく、無溶媒でもよい。反応溶媒としては、例えば、エチレンカーボネート、プロピレンカーボネート等の環状カーボネート、ジメチルカーボネート、ジエチルカーボネート、エチルメチルカーボネート等の鎖状カーボネート、γ−ブチロラクトン、γ−バレロラクトン等の環状エステル、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸イソプロピル、プロピオン酸メチル等の鎖状エステル、テトラヒドロフラン、2−メチルテトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン等の環状エーテル、ジメトキシエタン、ジメトキシメタン、ジイソプロピルエーテル、tert−ブチルメチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル等の鎖状エーテル、及びスルフォラン、ジエチルスルホン等の含硫黄有機溶媒などが挙げられる。
[反応条件]
温度については、反応が進行する限り特に制限はないが、反応温度は0〜80℃であることが好ましく、0〜70℃であることがより好ましく、10〜70℃であることが特に好ましい。0℃未満では第3級アルコールが固化するうえ、ジフルオロリン酸塩の生成反応が進行し難くなる。80℃を超えると第3級アルコールが気化し易く、副反応が進行するおそれもある。
温度については、反応が進行する限り特に制限はないが、反応温度は0〜80℃であることが好ましく、0〜70℃であることがより好ましく、10〜70℃であることが特に好ましい。0℃未満では第3級アルコールが固化するうえ、ジフルオロリン酸塩の生成反応が進行し難くなる。80℃を超えると第3級アルコールが気化し易く、副反応が進行するおそれもある。
また、反応温度をさらに細かく制御することで、2種のフルオロリン酸塩の生成比を制御することができる。すなわち、反応温度が0〜40℃のときはジフルオロリン酸リチウム(LiPO2F2)が、50〜70℃のときはモノフルオロリン酸水素リチウム(LiHPO3F)がそれぞれ高い比率で生成する。
反応は、通常、常圧又は大気圧で行う。揮発性の高い溶媒とともに使用する場合には加圧条件で行うこともできる。
原料の第3級アルコールは、本発明の反応により低沸点物のアルケンやHFと反応してフルオロアルカンへと変換される。これらの副生成物は低沸点ゆえ除去が容易である。
原料の第3級アルコールは、本発明の反応により低沸点物のアルケンやHFと反応してフルオロアルカンへと変換される。これらの副生成物は低沸点ゆえ除去が容易である。
以下に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、かかる実施例に限定されるものではない。反応液の分析はVarian製UnityINOVA 500SWを用いて19F-NMRにて行った。
生成物の収率は、内部標準物質として3,3,3−トリフルオロプロピオン酸メチルを用いて、19F−NMR分析により目的物と内部標準物質(ケミカルシフト値−64ppm,3F,t,J=10Hz)との積分値比により定量した。なお、19F−NMRにおける生成物のピークは、ジフルオロリン酸リチウムについてはケミカルシフト値−84.4ppm(2F,d,J=945Hz)を基準とし、モノフルオロリン酸水素リチウムについてはケミカルシフト値−75.8ppm(1F,d,J=916Hz)を基準とした。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは−72.5ppm(6F,d,J=709Hz)を基準とした。
(実施例1)
常圧下、あらかじめオイルバスを用いて30℃に調温して融解したtert−ブチルアルコール 73g(0.99mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 7.4g(0.049mol)を溶解した。オイルバスを用いて反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで4時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが83%、モノフルオロリン酸水素リチウムが13%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは4%であった。
常圧下、あらかじめオイルバスを用いて30℃に調温して融解したtert−ブチルアルコール 73g(0.99mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 7.4g(0.049mol)を溶解した。オイルバスを用いて反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで4時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが83%、モノフルオロリン酸水素リチウムが13%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは4%であった。
(実施例2)
常圧下、あらかじめオイルバスを用いて30℃に調温して融解したtert−ブチルアルコール 35g(0.47mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 7.0g(0.046mol)を溶解した。反応液を50℃に保ちながら、マグネチックスターラーで4時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが9%、モノフルオロリン酸水素リチウムが91%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは未検出であった。
常圧下、あらかじめオイルバスを用いて30℃に調温して融解したtert−ブチルアルコール 35g(0.47mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 7.0g(0.046mol)を溶解した。反応液を50℃に保ちながら、マグネチックスターラーで4時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが9%、モノフルオロリン酸水素リチウムが91%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは未検出であった。
(実施例3)
常圧下、tert−アミルアルコール77g(0.87mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 6.2g(0.042mol)を溶解した。反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで20時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが82%、モノフルオロリン酸水素リチウムが12%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは5%であった。
常圧下、tert−アミルアルコール77g(0.87mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 6.2g(0.042mol)を溶解した。反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで20時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが82%、モノフルオロリン酸水素リチウムが12%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは5%であった。
(実施例4)
常圧下、tert−アミルアルコール78g(0.88mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 6.3g(0.041mol)を溶解した。低温バス(東京理化器械製PSL−2000)で反応液を0℃に保ちながら、マグネチックスターラーで20時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが2%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは98%であった。
常圧下、tert−アミルアルコール78g(0.88mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 6.3g(0.041mol)を溶解した。低温バス(東京理化器械製PSL−2000)で反応液を0℃に保ちながら、マグネチックスターラーで20時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムが2%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは98%であった。
本実施例はジフルオロリン酸リチウムの反応収率が2%と低いが、生成物の選択率が高いので連続法で繰り返し原料を循環させることによりジフルオロリン酸リチウムの収率を高めることができるので有用である。また前述したように第3級アルコール由来の副生成物は除去が容易であるから、本発明は連続法においても副生成物の蓄積を回避することができ、有利である。
(比較例1)
常圧下、iso−プロパノール86g(1.4mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 11.8g(0.078mol)を溶解した。反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで28時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムは4%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは44%であった。帰属の不明な化合物が複数生成していた。
常圧下、iso−プロパノール86g(1.4mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 11.8g(0.078mol)を溶解した。反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで28時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムは4%生成していた。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは44%であった。帰属の不明な化合物が複数生成していた。
(比較例2)
常圧下、メタノ−ル 32g(1.0mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 7.9g(0.052mol)を溶解した。反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで28時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムの生成は痕跡量であった。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは70%であった。帰属の不明な化合物が複数生成していた。
常圧下、メタノ−ル 32g(1.0mol)に、ヘキサフルオロリン酸リチウム 7.9g(0.052mol)を溶解した。反応液を30℃に保ちながら、マグネチックスターラーで28時間かきまぜた。反応液を19F-NMRで定量し、収率を計算したところ、ジフルオロリン酸リチウムの生成は痕跡量であった。原料であるヘキサフルオロリン酸リチウムは70%であった。帰属の不明な化合物が複数生成していた。
Claims (3)
- ヘキサフルオロリン酸リチウムと第3級アルコールを反応させることを特徴とする下記式(1)で表されるフルオロリン酸塩の製造方法。
LiHxPO2+xF2−x (1)
(但し、xは0または1) - 常圧下、0〜70℃にて反応させることを特徴とする請求項1記載のフルオロリン酸塩の製造方法。
- 第3級アルコールがtert−ブチルアルコールとtert−アミルアルコールの群から選ばれる少なくとも1つであることを特徴とする請求項1または2記載のフルオロリン酸塩の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012149306A JP2014009149A (ja) | 2012-07-03 | 2012-07-03 | フルオロリン酸塩の製造方法 |
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ID=50106159
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018143057A1 (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 三井化学株式会社 | ジフルオロリン酸リチウムの製造方法 |
-
2012
- 2012-07-03 JP JP2012149306A patent/JP2014009149A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2018143057A1 (ja) * | 2017-01-31 | 2018-08-09 | 三井化学株式会社 | ジフルオロリン酸リチウムの製造方法 |
JPWO2018143057A1 (ja) * | 2017-01-31 | 2019-11-07 | 三井化学株式会社 | ジフルオロリン酸リチウムの製造方法 |
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