JP2014009074A - エレベータ - Google Patents
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Abstract
【課題】経年変化によって徐々にボタンが反応しにくくなることを検出できるエレベータの操作盤を提供する。
【解決手段】一実施形態のエレベータ1は、少なくとも1つの操作ボタンBと演算部41と記憶部42と表示部43とを含む。操作ボタンBは、電気的な接点B1,B2を有しており、機械的な操作により信号を出力する。演算部41は、信号を出力するときに接点B1,B2を流れる電流及び接点B1,B2に掛かる電圧に基づいて、抵抗値を演算し出力する。記憶部42は、抵抗値を操作ボタンBごとに時刻と関連付けて記録する。表示部43は、記憶部42に記録された操作ボタンBごとの抵抗値に関連するボタン情報を表示する。
【選択図】図2
【解決手段】一実施形態のエレベータ1は、少なくとも1つの操作ボタンBと演算部41と記憶部42と表示部43とを含む。操作ボタンBは、電気的な接点B1,B2を有しており、機械的な操作により信号を出力する。演算部41は、信号を出力するときに接点B1,B2を流れる電流及び接点B1,B2に掛かる電圧に基づいて、抵抗値を演算し出力する。記憶部42は、抵抗値を操作ボタンBごとに時刻と関連付けて記録する。表示部43は、記憶部42に記録された操作ボタンBごとの抵抗値に関連するボタン情報を表示する。
【選択図】図2
Description
本発明の実施形態は、可動式の押しボタンが配置された操作盤を有するエレベータに関する。
エレベータの操作盤において、乗場操作盤には乗籠を手配するための乗場呼びボタンが配置され、乗籠操作盤には目的階を登録するための籠呼びボタンやドア装置の開け閉めを操作するための開ボタン及び閉ボタンなどが配置されている。これらのボタンは、機械的に押し込むことによって接続される接点を有している。したがって、経年的な摩耗や劣化、変形などによって、ボタンが作動しにくくなる。
このような故障を検出するために、押しボタンが接続されている時間をタイマーで計測し、一定時間以上経過したら呼称と判断する操作盤が知られている。また、押しボタンが利用者によって意図的に押し続けられているのか、故障であるのかを判別する押しボタン故障検出装置がある。この押しボタン故障検出装置は、ボタンの操作面にタッチセンサを配置しており、タッチセンサとタイマーとを連動させて評価し、故障しているのか意図的に押圧されているのかを判定している。また、この押しボタン故障検出装置は、ボタンが固渋を生じる場合の兆候をタイマーの計測時間に基づいて判定している。
ところで、タイマーで計測される時間のみで、ボタンが故障しているか否かを判定する場合、人為的に押し続けられていることを検出できない。また、エレベータの操作盤に設置されるすべてのボタンにタッチセンサを組み込む場合、非常にコストがかかってしまう。まだボタンが通常に作動するにもかかわらず、タッチセンサが故障してしまった場合にも、ボタンを交換しなければならない。
経年変化によって、ボタンが徐々に作動しにくくなる場合、固渋のみに因らない。すなわち、ボタンの動作回数が多くなることで、接点が摩耗したり塵埃が隙間から入り込んだりすることで接続不良を起こす。また、酸化膜などの被膜が接点の間に形成されたりすることによって、ボタンの反応が悪くなることもある。このような場合、接触抵抗値が大きくなり、やがてボタンを操作しても信号が出力されなくなる。接点が故障したことは、タイマーやタッチセンサによって検出できない。したがって、これまでの場合、ボタンの交換時期を明確に判断できず、ユーザからの連絡や保守点検における確認によって、その都度交換していた。
そこで、本発明は、操作盤のボタンが経年変化によって徐々に反応しにくくなることを検出するエレベータを提供する。
一実施形態に係るエレベータは、少なくとも1つの操作ボタンと演算部と記憶部と表示部とを含む。操作ボタンは、電気的な接点を有しており、機械的な操作により信号を出力する。演算部は、信号を出力するときに接点を流れる電流及び接点に掛かる電圧に基づいて抵抗値を演算し出力する。記憶部は、抵抗値を操作ボタンごとに時刻と関連付けて記録する。表示部は、記憶部に記録された操作ボタンごとの抵抗値に関連するボタン情報を表示する。
第1の実施形態のエレベータ1について、図1から図6を参照して説明する。図1に示すエレベータ1は、各階床の乗場2に乗場操作盤20を備えているとともに、乗籠3に籠操作盤30を備えている。乗場操作盤20は、図1及び図3に示すように乗籠3を呼ぶための乗場呼びボタン21、乗籠3の現在位置を示す位置灯22及び乗籠3の移動方向を示す方向灯23を配置されている。籠操作盤30は、図1及び図4に示すように行き先階を登録するための籠呼びボタン31、乗籠3の現在位置を示す位置灯32及び乗籠3の移動方向を示す方向灯33を配置されている。籠操作盤30は、さらに図4に示すように、着床中のドア装置を操作するための開ボタン34及び閉ボタン35、このエレベータ1の管理室又は管理センタへ連絡を取るための非常ボタン36を有している。なお、乗場操作盤20の位置灯22及び方向灯23、籠操作盤30の位置灯32及び方向灯33は、一つの表示装置にそれぞれ構成されていてもよい。
図2は、このエレベータ1の各階の乗場操作盤20及び籠操作盤30に設置される各操作ボタンB(乗場呼びボタン21、籠呼びボタン31、開ボタン34、閉ボタン35、非常ボタン36等)が、経年変化によって徐々に反応しにくくなることを検出するために構成された回路を含むブロック図である。図2では操作ボタンBの1つを代表して示す。すなわち、各操作ボタンBは、図2示したように各機器と接続される。また、操作ボタンBは、このエレベータ1の制御装置4にも接続されている。
したがって、図2に示す第1の実施形態におけるエレベータ1は、少なくとも1つの操作ボタンBと、演算部41と、記憶部42と、表示部43とを備える。操作ボタンBは、電気的な接点B1,B2を有し、機械的な操作、すなわち利用者によって押し込まれて接点B1,B2が接続されることにより信号を出力する。接点B1,B2が接続された場合にこの間の電流値Iを計測する電流計44及び接点B1,B2間の電圧値Vを計測する電圧計45が、操作ボタンBに接続されている。演算部41は、操作ボタンBが押されて信号を出力するときに接点B1,B2間に流れる電流値I及び接点B1,B2に印加される電圧値Vに基づいて、抵抗値Rを演算し、出力する。記憶部42は、操作ボタンBごとに出力された抵抗値Rを時刻tと関連付けて記録する。
表示部43は、記憶部42に記録された操作ボタンBごとの抵抗値Rに関連するボタン情報を表示する。本実施形態において、操作ボタンBが乗場呼びボタン21である場合、対応する表示部43となるのは、乗場操作盤20の位置灯22及び方向灯23の少なくとも一方である。操作ボタンBが籠呼びボタン31、開ボタン34、閉ボタン35、非常ボタン36のいずれかである場合、対応する表示部43となるのは、籠操作盤30の位置灯32及び方向灯33の少なくとも一方である。すなわち、本実施形態において、表示部43は、乗籠3の位置及び移動方向の少なくとも一方の運行情報を表示する表示装置であればよい。
なお、表示部43は、操作盤である乗場操作盤20及び籠操作盤30に設置された位置灯22,32及び方向灯23,33などの表示装置以外に、各操作盤に有線接続される携帯型端末や表示ユニットであってもよいし、無線接続される携帯型端末であってもよい。有線接続される場合、乗場操作盤20及び籠操作盤30には接続端子が設けられる。無線接続される場合、乗場操作盤20及び籠操作盤30には無線通信機、例えば、赤外線通信機、近距離無線通信機等が装備される。
この実施形態のエレベータ1は、さらに評価部47を備える。この評価部47は、操作ボタンBを押した場合にこの操作ボタンBが配置された操作盤(乗場操作盤20、籠操作盤30)に設置された表示装置(表示部43(位置灯22,32、方向灯23,33))に、運行情報に代えてボタン情報を表示する。
ここで、「ボタン情報」とは、操作ボタンBごとに計測される電流値及び電圧値から算出される実際の抵抗値R以外に、操作ボタンBを継続して使用するために許容される抵抗値を100とする場合の抵抗値Rの百分率、記憶部42に記録された過去の抵抗値Rと最新の抵抗値Rとの差、記憶部42に記録された過去の複数回分の抵抗値Rの平均値と最新の抵抗値との差、操作ボタンBに予想される交換時期、次の保守点検まで使用できる確率なども含まれる。
評価部47は、図2に示すように、表示部43(表示装置)に表示させる情報を、運行情報に代えてボタン情報を表示させるための切換機構5を備える。第1の実施形態の場合、切換機構5は、操作盤である乗場操作盤20及び籠操作盤30に設置される。乗場操作盤20に設置される切換機構5はスイッチ51であって、この乗場操作盤20を乗場2に設置した状態で隠れる範囲、この場合では図3に示すように乗場2の壁に嵌まり込むケース24の側面241に配置されている。このスイッチ51は、スライド式のスイッチであって、表示部43となる位置灯22及び方向灯23に表示される情報を、運行情報又はボタン情報に切り換える。籠操作盤30に設置される切換機構5はスイッチ52であって、この籠操作盤30を乗籠3に設置した状態で隠れる範囲、この場合では図4に示すように籠操作盤30の下部に配置された蓋37A付きのボックス37の中に配置されている。このスイッチ52は、トグルスイッチまたはレバースイッチであって、表示部43となる位置灯32及び方向灯33に表示される情報を、運行情報又はボタン情報に切り換える。
なお、切換機構5は、スイッチに限定されない。例えば、乗場操作盤20に配置された乗場呼びボタン21や、籠操作盤30に配置された籠呼びボタン31、開ボタン34、閉ボタン35、非常ボタン36を、予め決められた順序及び組合せの少なくとも一方で操作することによって、表示部43の情報が切り換わるように設定されていてもよい。
評価部47は、操作ボタンBごとに記録された抵抗値R、およびこの抵抗値Rの閾値として予め設定された基準値Rcを、切換機構5によって表示を切り換えた表示部43に表示する。第1の実施形態において、図5に示すように、位置灯22,32に抵抗値Rを表示し、方向灯23,33に基準値Rcを表示している。このとき、表示すべき情報が位置灯22,32及び方向灯23,33の大きさに納まらない場合、図5中に矢印で示す方向へ情報をスクロールさせて表示してもよい。表示部43が液晶表示パネルのように精細に表示できる表示装置である場合、文字情報のみならず抵抗値Rの変化を示すグラフなどの画像情報を表示できる。
以上のように各部が構成されたエレベータ1において、図6に示すフローチャートにしたがって、操作ボタンBに対応するボタン情報を表示させることを説明する。第1の実施形態において、エレベータ1の評価部47は、切換機構5によって表示部43の表示が切換えられたか判断(S1)する。切り換え操作が無い場合、通常運行状態にあるので、ボタン操作があったか判断(S2)し、操作が無い場合はS1へ戻る。ボタン操作があった場合、押された操作ボタンBに応じた動作を制御装置4が実行(S3)する。例えば、乗場呼びボタン21が押された場合、その乗場2の乗場呼び登録を行う。また、籠呼びボタン31が押された場合、籠呼び登録を行う。あるいは、開ボタン34又は閉ボタン35が押された場合、ドア装置を開く又は閉じるように制御する。
また、このエレベータ1は、その操作ボタンBが押されたときの電流値I及び電圧値Vをそれぞれ電流計44及び電圧計45で計測(S4)している。演算部41は、電流値I及び電圧値Vを基に抵抗値Rを算出(S5)する。算出した抵抗値Rは、その操作ボタンBの識別番号及び操作された時刻とともに、記憶部42に記録(S6)される。ここで、操作ボタンBの「識別番号」とは、エレベータ1の中のどの操作盤のどのボタンであるかを特定するためのものであって、通し番号であってもよいし、識別番号を見ることでどの操作盤のどのボタンであるかを読み取れるように意味を持たせた数字及び英字の組み合わせであってもよい。
切換機構5によって表示が切り換えられたと評価部47が判断した場合、評価部47は、操作ボタンBから制御装置4へ出力される信号を遮断し、無効化する。この状態で操作ボタンBを操作する(S7)と、操作ボタンBが押されたときの電流値I及び電圧値Vがそれぞれ電流計44及び電圧計45によって計測(S8)される。演算部41は、この電流値I及び電圧値Vを基に、押された操作ボタンBの抵抗値Rを算出(S9)し、記憶部42へ記録する。評価部47は、演算部41が出力した抵抗値Rを表示部43へ表示(S10)させる。
本実施形態の場合、このときさらに図5に示すように、操作ボタンBを継続して使用する場合に許容される抵抗値Rの上限の閾値となる基準値Rcを算出された抵抗値Rとともに表示している。基準値Rcを表示する代わりに、記憶部42に記録されているその操作ボタンBの過去の抵抗値Rxを表示させてもよい。表示させる過去の抵抗値Rxは、直前の値でもよいし、一定の回数、または一定の時間、過去の値を採用してもよい。
標示が切換えられている間中、抵抗値Rを表示させたい操作ボタンBを押圧することで、所望の操作ボタンBの抵抗値Rを表示部43に表示させることができる。作業員は、定量的に表示された抵抗値Rを過去の抵抗値Rxや基準値Rcと比較することによって、操作ボタンBの傷み具合や、交換の時期を予測するなどボタンの寿命を判断することが容易になる。操作ボタンBを押す力は、毎回若干の変動が含まれるとともに、操作する作業員によっても個人差もあるので、複数回押した場合の平均値で判断するようにしてもよい。
また、乗場操作盤20及び籠操作盤30において、意匠の点において表示部43が文字情報を表示できないような場合、前述のように、携帯型の表示装置などを有線あるいは無線で接続して使用してもよい。表示装置を接続する代わりに、操作ボタンBの抵抗値Rおよび基準値Rcあるいは過去の抵抗値Rxを、発光輝度、明滅速度、発光色の少なくとも1つを含む視覚的な変化で表示してもよい。
例えば、操作ボタンBの抵抗値Rが基準値Rcに対して十分に小さい場合、発光輝度を強く、または明滅速度を遅く、または発光色を緑にするなどで表現する。抵抗値Rが基準値Rcに近づいている場合には、発光輝度を少し弱め、または明滅速度をやや速く、または発光色を黄色にするなどで表現する。抵抗値Rが基準値Rcを超えてしまっている場合は、発光輝度を限りなく弱く、または明滅速度を速く、または発光色を橙や赤にするなどで表現する。また、図5に示したような、光源がマトリックス配列になった表示パネルである場合、点灯される面積によって抵抗値Rや基準値Rcを表現してもよい。
これらの表現以外に、明滅の間隔をパターン化して表現してもよい。例えば、方向灯として、上向きと下向きの2つの光源しか備えていない場合、上向きの方向灯に操作ボタンBの抵抗値Rに応じた表示をし、下向きの方向灯に基準値Rcに応じた表示を行う。なお、対応させる方向灯は上下が逆でもよい、そして明滅の速度で抵抗値の大きさを表現する。下向きの方向灯の方が上向きの方向灯よりも明滅速度が速い場合、操作ボタンBの抵抗値Rがまだ基準値Rc以下であることを示す。上向きの方向灯の方が下向きの方向灯よりも明滅速度が速い場合、操作ボタンBの抵抗値Rが基準値Rcを超えていることが分かる。そこで、明滅速度の差を基に、操作ボタンBが交換時期に近づいているか否かを容易に判定することができる。
同様に、明滅速度の代わりに、発光輝度や発光色で判別してもよい。発光色で判別する場合、方向灯の色そのものを変化させることができないこともあるので、上方向および下方向の2つの方向灯を使って表現する。例えば、一般的に上向きの方向灯が緑で下向きの方向灯が赤であることが多い。そこで、抵抗値Rが基準値Rcよりも下回っている場合、上向きの方向灯を点灯させ、抵抗値Rが基準値Rcを超えた場合、下向きの方向灯を点灯させる。抵抗値Rが基準値Rcに近い場合は、両方点灯させる。
以下に、第2から第4の実施形態のエレベータについて説明する。各実施形態において、第1の実施形態のエレベータ1と同じ機能を有する構成は、各実施形態において第1の実施形態の構成と同じ符号を付して説明し、詳細な説明は第1の実施形態における対応する記載を参酌する。また、エレベータ1の全体構成、および、各操作ボタンBに接続される回路及び構成は、図1及び図2に示したとおりであるので、各実施形態において必要である場合はこれらを参酌する。
第2の実施形態のエレベータ1について、図7から図9を参照して説明する。第2の実施形態のエレベータ1において、図7に示す乗場操作盤20及び図8に示す籠操作盤30は、それぞれ下部に切換機構5として、キースイッチ53,54を備えている。このキースイッチ53,54は、保守点検においてエレベータ1を一時的に停止させたり、群管理されている他のエレベータから独立させたりするためのキースイッチと兼用であってもよい。切換機構5をキースイッチ53,54にした以外の構成は、第1の実施形態と同じである。
操作ボタンBを予め決められた順序や組み合わせで操作することによって表示を切り換える場合に比べ、第2の実施形態のエレベータ1の場合、キースイッチ53,54を備えるので、利用者が誤って表示を切り換えてしまうことが無い。
第2の実施形態のエレベータ1における操作ボタンBの劣化状態の評価について図9のフローチャートを用いて説明する。第1の実施形態における操作ボタンBの劣化状態の評価についての図6のフローチャートに対して、切換機構5がキースイッチ53,54である点を除いて、S1からS10まで同じである。そこで、第1の実施形態におけるフローチャートと異なる点について以下に説明する。
第2の実施形態のエレベータ1の場合、S10において抵抗値Rを表示部43に表示させた後、押した操作ボタンBの識別番号及び時刻をこの抵抗値Rとともに記録(S11)する。評価部47は、記憶部42に記録された操作ボタンBごとの過去の抵抗値Rxを加算して平均値を算出するとともに、最新の抵抗値Rを加えた操作ボタンBごとの抵抗値の平均値を算出し、これらを記憶部42に記録(S12)する。さらに評価部47は、記憶部42に記録されているこれまでの抵抗値の平均値の変化率を算出(S13)し、変化率が予め設定されている閾値を超えているか否かを判断(S14)する。
変化率が閾値を超えていない場合、設計上において許容している操作ボタンBの劣化である。平均値の変化率が閾値を超えている場合、設計上において許容している操作ボタンBの劣化具合よりも早く劣化が進んでいることを意味する。したがって、この場合は、評価部47は、予告情報としてアラームを出力(S15)する。
アラームを出力するときは、キースイッチ53,54によって表示が切換えられているとき、すなわち、作業員が操作ボタンBを検査しているときであるから、アラームは、表示部43に文字情報として、あるいは視覚的効果、例えば、スクロールするボタン情報の文字の明暗を反転表示させたり、明滅させたりするなどによって、作業員に報知される。また、乗場操作盤20や籠操作盤30に音を出力する機能が備わっている場合、アラームは、音や音声によって報知されてもよい。また、評価部47は、抵抗値の平均値の変化率が閾値を超えていないが閾値に近い場合、予告情報としてアラームを出力する代わりに、そのままの変化率で使用し続けた場合に将来閾値を超えると予測される操作ボタンBの寿命を表示してもよい。
このように第2の実施形態のエレベータ1において、操作ボタンBの劣化状態は、通常運転状態において操作ボタンBが押されたときの過去の抵抗値Rxも含めて、抵抗値Rの平均値の変化率を評価する。したがって、利用者や作業員の個人差によって操作ボタンBを押す力にばらつきがあっても、そのばらつきが判定結果に影響しにくい、すなわち、判定結果の信頼性が高い。作業員はこの判定結果にしたがって操作ボタンBの劣化状態を判断し交換すればよいので、点検作業が容易になる。
なお、抵抗値の平均値は、過去数回(または数十回)分の抵抗値Rxごとに算出してもよいし、毎回のボタン操作の時を起点に過去数回(または数十回)分の抵抗値の平均値を算出してその平均値の変化率を求めてもよいし、過去の抵抗値Rxの全てを加算して平均値を求めてもよい。
第3の実施形態のエレベータ1について、図10及び図11を参照して説明する。図10に示す乗場操作盤20及び籠操作盤30は、第2の実施形態における乗場操作盤20及び籠操作盤30に加えて、モード変更ボタン55,56を備えている。キースイッチ53,54によって表示部43の表示内容が切り換えられ、表示部43に操作ボタンBのボタン情報が表示されている状態でモード変更ボタン55,56が操作されると、操作されるたびに表示されるボタン情報が変わる。
表示部43(位置灯22,32、方向灯23,33)に表示されるボタン情報は、それぞれの操作ボタンBごとに記憶部42に記録されたボタン情報であって、最新の抵抗値R、これよりも過去の少なくとも1回分の抵抗値Rx、抵抗値として許容される基準値Rc、最新の抵抗値Rを計測した時点を起点とする過去複数回(または数十回)分の抵抗値の平均値、少なくとも1回前の抵抗値を計測した時点を起点とする過去複数回分の抵抗値の平均値、これら平均値の変化率、変化率として許容される閾値、変化率を基に予測される操作ボタンBの寿命など、の少なくとも2つを含む。このとき、過去の抵抗値Rxとして表示されるのは、通常運転中に操作された直前の抵抗値であってもよいし、前回の保守点検において記録された抵抗値であってもよい。また、2つ以上のボタン情報を含む場合、モード変更ボタン55,56を操作するごとに、それらのボタン情報を順繰りに表示させる。
このように、モード変更ボタン55,56を備えることによって、表示部43に様々なボタン情報を表示させることができる。したがって、作業員は、複数のボタン情報から総合的にその操作ボタンBの評価をすることができる。
第4の実施形態のエレベータ1について、図12を参照して説明する。このエレベータ1は、通常運転の間に押される操作ボタンBの抵抗値Rを毎回記録し、その値を基に操作ボタンBのボタン情報を評価することで、操作ボタンBの寿命を判定する。エレベータ1の構成は、第1から第3の実施形態のどのエレベータ1であってもよい。
第4の実施形態のエレベータ1における操作ボタンBの劣化状態の評価について、図12のフローチャートを用いて説明する。通常運転の間、評価部47は、操作ボタンB(乗場呼びボタン21、籠呼びボタン31、開ボタン34、閉ボタン35、非常ボタン36)が押されたか(S21)監視している。ボタン操作があった場合、制御装置4によってその操作ボタンBに応じた動作が実行(S22)される。このとき操作ボタンBの接点B1,B2に流れた電流値I及び接点B1,B2に印加された電圧値Vがそれぞれ電流計44及び電圧計45で計測(S23)される。演算部41は、この電流値I及び電圧値Vから抵抗値Rを算出(S24)する。算出された抵抗値Rは、操作ボタンBの識別番号及び時刻とともに記憶部42へ記録(S25)される。
評価部47は、記憶部42に記録された抵抗値Rを、操作ボタンBが操作される都度、または、一定の時間間隔で定期的に、最新の抵抗値Rを除く過去の数回(または数十回)分の抵抗値Rxの平均値を算出(S26)する。最新の抵抗値Rは、過去の抵抗値Rxの平均値と比較(S27)され、最新の抵抗値Rの方が小さい場合、次のボタン操作が行われるまで待機する。
最新の抵抗値Rの方が平均値よりも大きい場合、さらに評価部47は、平均値に対する過去の抵抗値Rxの標準偏差を求め、最新の抵抗値Rがこの標準偏差以内であるか判断(S28)する。最新の抵抗値Rが標準偏差以内である場合は、平均値を超えていても、個人差に基づくばらつきであると判断し、次のボタン操作が行われるまで待機する。最新の抵抗値Rが標準偏差を超えている場合、操作ボタンBの接触抵抗に変化が出始めていることを意味するので、予告情報としてアラームを出力(S29)する。
アラームは、このエレベータ1を管理・監視している建物内の管理室又はこのエレベータ1を含む地域のメンテナンスを担当しているサービスセンタの少なくとも一方へ報知される。したがって、アラームを受けた管理室又はサービスセンタは、操作ボタンBの劣化状態を確認し、操作ボタンBの反応が鈍くなる前に交換することができる。アラームは、操作ボタンBの識別番号のほか、最新の抵抗値Rを含んでいてもよい。また、アラームを出力する代わりに、予告情報としてこの操作ボタンBをこのまま使用し続けた場合に予想される操作ボタンBの寿命などの情報であってもよい。
また、アラームを含む予告情報は、管理室及びサービスセンタに通報される以外に、操作ボタンBが設置された操作盤(乗場操作盤20又は籠操作盤30)の表示部43に表示してもよい。表示部43に表示させる場合、保守点検の作業員が切換機構5を操作した時に最初に表示されるようにする。図5に示したようなマトリックス配置された光源によって文字を表示するタイプの表示部43である場合は、予め決められた光源を常時点滅させた状態にするなどによって操作ボタンBのどれかに異常があることを表示してもよい。
S27において最新の抵抗値Rが平均値を超えた場合に予告情報として表示部43に表示を行い、S28において標準偏差を超えた場合に管理室やサービスセンタへ予告情報を報知するようにしてもよい。また、操作ボタンBを押す力のばらつきを丸めるために、評価部47は、操作ボタンBの最新の抵抗値Rをその直前の数回分の抵抗値とともに平均化し、その平均値を過去の抵抗値Rxの平均値と比較してもよい。さらに第2の実施形態のように、最新の抵抗値Rを起点とする過去数回分の抵抗値Rxの平均値及び、任意の過去の時点を起点とする過去数回分の抵抗値Rxの平均値のそれぞれ変化率(変化量)を求め、その変化率が予め設定された閾値を超えた場合に、予告情報としてアラームを出力するようにしてもよい。
なお、第1から第4の実施形態において、演算部41、記憶部42、電流計44、電圧計45、評価部47は、各操作盤(乗場操作盤20及び籠操作盤30)に設けられていてもよいし、エレベータ1の制御装置4とともに配置されていてもよいし、制御装置4の一部に構成されていてもよい。
以上のように構成された第1から第4の実施形態のエレベータ1によれば、操作ボタンBの反応が著しく鈍くなる前の早期段階において操作ボタンBの劣化が始まっていることを検出することができる。そして、操作ボタンBの交換時期を予測することができるので、エレベータ1は、常に良好な状態に維持される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することを意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…エレベータ、20…乗場操作盤(操作盤)、21…乗場呼びボタン(操作ボタン)、22…位置灯(表示部)、23…方向灯(表示部)、30…籠操作盤(操作盤)、31…籠呼びボタン(操作ボタン)、32…位置灯(表示部)、33…方向灯(表示部)、34…開ボタン(操作ボタン)、35…閉ボタン(操作ボタン)、36…非常ボタン(操作ボタン)、41…演算部、42…記憶部、43…表示部(表示装置)、47…評価部、5…切換機構、51,52…スイッチ(切換機構)、53,54…キースイッチ(切換機構)、55,56…モード変更ボタン、B…操作ボタン、B1,B2…接点。
このような故障を検出するために、押しボタンが接続されている時間をタイマーで計測し、一定時間以上経過したら故障と判断する操作盤が知られている。また、押しボタンが利用者によって意図的に押し続けられているのか、故障であるのかを判別する押しボタン故障検出装置がある。この押しボタン故障検出装置は、ボタンの操作面にタッチセンサを配置しており、タッチセンサとタイマーとを連動させて評価し、故障しているのか意図的に押圧されているのかを判定している。また、この押しボタン故障検出装置は、ボタンが固渋を生じる場合の兆候をタイマーの計測時間に基づいて判定している。
一実施形態に係るエレベータは、少なくとも1つの操作ボタンと演算部と記憶部と表示部と評価部とを含む。操作ボタンは、電気的な接点を有しており、機械的な操作により信号を出力する。演算部は、信号を出力するときに接点を流れる電流及び接点に掛かる電圧に基づいて抵抗値を演算し出力する。記憶部は、抵抗値を操作ボタンごとに時刻と関連付けて記録する。表示部は、乗籠の位置及び移動方向の少なくとも一方の運行情報または記憶部に記録された操作ボタンごとの抵抗値に関連するボタン情報を表示する。評価部は、操作ボタンを押した場合に当該操作ボタンが配置された表示部に運行情報に代えてボタン情報を表示させるための切換機構を有し、この切換機構によって表示部に表示される情報が運行情報からボタン情報へ切り換えられた場合に、これを検知して操作ボタンからエレベータの制御装置へ出力される信号を遮断し無効化する。
表示が切換えられている間中、抵抗値Rを表示させたい操作ボタンBを押圧することで、所望の操作ボタンBの抵抗値Rを表示部43に表示させることができる。作業員は、定量的に表示された抵抗値Rを過去の抵抗値Rxや基準値Rcと比較することによって、操作ボタンBの傷み具合や、交換の時期を予測するなどボタンの寿命を判断することが容易になる。操作ボタンBを押す力は、毎回若干の変動が含まれるとともに、操作する作業員によっても個人差もあるので、複数回押した場合の平均値で判断するようにしてもよい。
Claims (17)
- 電気的な接点を有して機械的な操作により信号を出力する少なくとも1つの操作ボタンと、
前記信号を出力するときに前記接点を流れる電流及び前記接点に掛かる電圧に基づいて抵抗値を演算し出力する演算部と、
前記抵抗値を前記操作ボタンごとに時刻と関連付けて記録する記憶部と、
前記記憶部に記録された前記操作ボタンごとの前記抵抗値に関連するボタン情報を表示する表示部と
を含むことを特徴とするエレベータ。 - 前記表示部は、乗籠の位置及び移動方向の少なくとも一方の運行情報を表示する表示装置である
ことを特徴とする請求項1に記載されたエレベータ。 - 前記操作ボタン及び前記表示装置を配置する操作盤と、
前記操作ボタンを押した場合に当該操作ボタンが配置された前記操作盤の前記表示装置に前記運行情報に代えて前記ボタン情報を表示する評価部と
をさらに備えることを特徴とする請求項2に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記表示装置が表示する情報を前記運行情報に代えて前記ボタン情報を表示するための切換機構を備える
ことを特徴とする請求項3に記載されたエレベータ。 - 前記切換機構は、前記ボタン情報を表示させる対象となる前記操作ボタンが配置された前記操作盤に設置される
ことを特徴とする請求項4に記載されたエレベータ。 - 前記切換機構は、前記操作盤が設置された状態で隠れる範囲に配置される
ことを特徴とする請求項5に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記操作ボタンごとに記録された前記抵抗値と、この抵抗値の閾値として予め設定された基準値と、を前記ボタン情報として前記表示する
ことを特徴とする請求項3に記載されたエレベータ。 - 前記表示装置は、前記乗籠の位置を示す位置灯と、前記乗籠の移動方向を示す方向灯と、を含み、
前記評価部は、前記抵抗値を前記位置灯に表示し、前記基準値を前記方向灯に表示する
ことを特徴とする請求項7に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記抵抗値及び前記基準値を、発光輝度、明滅速度、発光色の少なくとも1つを含む視覚的な変化で表示する
ことを特徴とする請求項8に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記操作ボタンごとに記録された最新の前記抵抗値およびこれを起点とする過去複数回の前記抵抗値に基づいて前記ボタン情報を算出する
ことを特徴とする請求項3に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記操作ボタンごとに記録された最新の前記抵抗値を直前の複数回分の前記抵抗値の平均値と比較し、前記抵抗値が前記平均値よりも大きい場合に予告情報を出力する
ことを特徴とする請求項10に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記操作ボタンごとに記録された最新の前記抵抗値を直前の複数回分の前記抵抗値の平均値と比較して前記抵抗値が前記平均値よりも大きい場合、前記直前の複数回分の前記抵抗値の前記平均値からの標準偏差と前記最新の前記抵抗値を比較し、前記最新の前記抵抗値が前記標準偏差から外れた場合に予告情報を出力する
ことを特徴とする請求項10に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記操作ボタンごとに記録された最新の前記抵抗値およびこれを起点とする過去複数回の前記抵抗値の平均値を求め、前記平均値の変化量及び変化率の少なくとも一方が予め設定された閾値を超えた場合に予告情報を出力する
ことを特徴とする請求項10に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記予告情報を前記表示装置に表示する
ことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1項に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記予告情報をこのエレベータを管理する管理室及びメンテナンスを行うサービスセンタの少なくとも一方に報知する
ことを特徴とする請求項11から請求項13のいずれか1項に記載されたエレベータ。 - 前記評価部は、前記表示装置に表示させる前記ボタン情報を変更するモード変更ボタンを備える
ことを特徴とする請求項10に記載されたエレベータ。 - 前記ボタン情報は、前記操作ボタンごとに記録されたボタン情報として、最新の前記抵抗値、これよりも過去の少なくとも1回分の前記抵抗値、前記抵抗値として許容される基準値、最新の前記抵抗値を計測した時点を起点とする過去複数回分の抵抗値の平均値、少なくとも1回前の抵抗値を計測した時点を起点とする過去複数回分の抵抗値の平均値、これら前記平均値の変化率、前記変化率として許容される閾値、前記平均値を基に予測される前記操作ボタンの寿命の少なくとも2つを含む
ことを特徴とする請求項16に記載されたエレベータ。
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