JP2014008687A - 印刷物および印刷方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】
非常に薄く、黒色以外の色の遮光層であっても高い遮光性を有する印刷物を提供する。また、基材の端部にまで遮光層が形成されており、透明な基材の側面に汚れのない印刷物を提供する。
【解決手段】
透明基材の一方の面にインクジェット印刷によって形成された遮光層の外表面の算術平均粗さRaが0.15以上であって、前記遮光層は顔料を含むことを特徴とする印刷物。光硬化性樹脂からなるインクを用いたインクジェット印刷によって透明基材の一方の面にインク滴を付与する第一インク付与工程、第一インク付与工程で付与されたインクと重ねて、或いは位置を変えて付与する第二インク付与工程、および第二硬化工程を有する印刷方法。
【選択図】図3

Description

本発明は印刷物および印刷方法に関する。より詳しくは、透明基材の表面に印刷されたインクによって遮光層が形成された印刷物に関する。また、その印刷物を得るための印刷方法に関する。
スマートフォンやPDA、タブレット端末など携帯型の情報端末においては、入力手段としてタッチパネルが採用されている。そしてデザイン性などの観点から外観においては、その一面のほぼ全てをタッチパネルが占めている。タッチパネルは透明な基材から構成されており、その下部に設けられた表示装置からの光が透過するようになっている。しかしながら、表示装置を取り囲む周縁部、すなわち回路基板などの部分が透明なタッチパネルを通して見えてしまうことは好ましくない。そこで、タッチパネルを構成する透明な基材のうち、表示装置を取り囲む周縁部にあたる領域には、遮光のための処置を施すことがおこなわれている。
たとえば薄い金属板や遮光性の樹脂板などを打ち抜いて枠状に形成したものを、透明な基材に貼りあわせて遮光する方法がある。他に、特許文献1や2には、黒色の塗料を透明基材の周縁部にスクリーン印刷やパッド印刷等によって印刷する方法が開示されている。
特開2011−192124号公報 特開2011−209590号公報
しかしながら、金属板や樹脂板を打ち抜いて枠状に形成した遮光枠を貼りあわせる方法では、金属板や樹脂板によってタッチパネルが厚くなり、重量も増大するという問題があった。また、製造工程において部品点数も増えてしまう。一方、塗料を印刷する方法では厚みも薄く、重量の増加も抑えて遮光性を付与することができる。しかし、スクリーン印刷やパッド印刷の方法では、透明な基材の端部まで、精度良く印刷することが困難である。すなわち、透明な基材の周縁部をきれいに印刷しようとすれば、基材の端部から塗料がはみ出してしまい、そのまま基材の表面(印刷面からみて裏面)にまで塗料が付着し、汚れてしまうといった問題が発生しやすい。反対に、はみ出しを避けようとすると、基材の端部に塗料の塗り残し部分が出来てしまうという問題も発生する。
また、黒色の遮光層の場合には印刷法による薄い層であっても十分な遮光性は得られていたが、近年ではデザイン性の観点から、遮光層にも様々な色のものが求められるようになってきた。今後は、多色使いで柄をあしらったものが要求されることもあり得る。このような要求があるなか、特に、白色の遮光層の場合には十分な遮光性を得ることが困難であり、白色の印刷層に加えて、より遮光性の高い灰色や黒色の遮光層を重ねて形成する必要があった。そのため、遮光層の厚さが増大してしまうという問題がある。
本発明は、透明基材の一方の面にインクジェット印刷によって形成された、顔料を含む遮光層が形成された印刷物であって、前記遮光層の外表面の算術平均粗さRaが0.15以上であることを特徴とする印刷物である。
本発明の印刷方法は、
光硬化性樹脂からなり顔料を含むインクをインクジェット印刷によって透明な基材の一方の面に、複数のインク滴を付与する第一インク付与工程と、
光照射によって前記第一インク付与工程で付与された複数のインク滴を硬化する第一硬化工程と、
光硬化性樹脂からなり顔料を含むインクをインクジェット印刷によって前記第一インク付与工程で付与されたインクと重ねて、或いは位置を変えて付与する第二インク付与工程と、
光照射によって前記第二インク付与工程で付与されたインクを硬化する第二硬化工程と、
を有し、透明な基材の表面に、インク滴の連結によって表面の算術平均粗さRaが0.15以上である遮光層を形成することを特徴とする印刷方法である。
本発明によれば、非常に薄く、黒色以外の色の遮光層であっても、高い遮光性を有する印刷物を得ることができる。また、基材の端部にまで遮光層が形成されており、透明な基材の側面に汚れのない印刷物を得ることができる。
図1は本発明の印刷方法における第一硬化工程後の基材断面を示す図である。 図2は本発明の印刷方法における第二硬化工程後の基材断面を示す図である。 図3は本発明の印刷物の断面を示す図である。
本発明に用いられる透明な基材としては、ガラス板やアクリル、ポリカーボネートなどの樹脂板、およびフィルムなどが用いられる。
本発明におけるインクとしては、速乾性インクを用いることが望ましく、光硬化性樹脂からなるインクが用いられる。インクの組成物としては、光硬化型モノマーおよび光重合反応開始剤を少なくとも含む。また、硬化後の遮光層に任意の物理的性質を付加させるために、光硬化型オリゴマーを添加することも可能である。さらに顔料を選択することにより、カラーインクを調整することが可能である。
本発明において、顔料は有機顔料および無機顔料のいずれをも使用することができる。顔料は1種類を単独で用いても、2種以上を組み合わせて用いても構わない。
有機顔料としては、例えば、アントラキノン、アントロン、キサンテン、ジケトピロロピロール、ペリレン、ペリノン、キナクリドン、インジゴイド、フタロシアニンなどが挙げられる。
無機顔料としては、二酸化チタン、炭酸カルシウム、カオリン、リトポン、酸化亜鉛、カオリナイト、雲母チタン、グロスホワイト、アルミナホワイト、石膏、酸化マグネシウム、シリカ、ホワイトカーボン、沈降性硫酸バリウム、水酸化バリウム、チタン酸バリウム、亜鉛華、鉛白、カーボンブラック、鉛丹、黄鉛、亜鉛黄、ウルトラマリンなどが挙げられる。前記無機顔料の中でも、遮光性に優れる二酸化チタンを使用することが望ましい。特に淡色の遮光層を形成するにあたっては、白色の二酸化チタンをベースにして目的の色となるように、他の有機顔料、無機顔料を配合して用いることが好ましい。
本実施形態における光硬化性樹脂の組成としては、目的に合わせて光硬化型オリゴマー、光硬化型モノマーの中から選択することができる。光硬化性樹脂はこれらのうち1種類を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
光硬化性モノマーとしては、後述する光重合反応開始剤の作用によって紫外線などの光を照射されることで重合し、硬化する化合物であれば、特に制限はない。例えば、単官能(メタ)アクリレートモノマー、2官能(メタ)アクリレートモノマー、3官能(メタ)アクリレートモノマー、多官能(メタ)アクリレートモノマーなどを選択することができる。
単官能(メタ)アクリレートモノマーの具体例として、2‐ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2‐ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2‐ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、イソアミル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシ‐ジエチレングリコール(メタ)アクリレート、2‐エチルヘキシル‐ジグリコール(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2‐(2‐エトキシエトキシ)エチル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、2‐フェノキシエチル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、3,3,5‐トリメチルシクロヘキサン(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、オクチル(メタ)アクリレート、デシル(メタ)アクリレート、カプロラクトン(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、環状トリメチロールプロパンフォルマル(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(350)モノ(メタ)アクリレート、メトキシポリエチレングリコール(550)モノ(メタ)アクリレート、アルコキシ化テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、アルコキシ化ラウリル(メタ)アクリレート、アルコキシ化フェノール(メタ)アクリレート、プロポキシ化(2)アリル(メタ)アクリレート、エトキシ化(2)ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、ポリプロピレングリコールモノ(メタ)アクリレート、エトキシ化(4)ノニルフェノール(メタ)アクリレート、エトキシトリグリコール(メタ)アクリレート等が挙げられる。
2官能(メタ)アクリレートの具体例としては、1,3‐ブチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,4‐ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、1,6‐ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(200)ジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(400)ジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化シクロヘキサンジメタノールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(600)ジ(メタ)アクリレート、プロポキシ化(2)ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、アルコキシ化脂肪族ジ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
3官能(メタ)アクリレートの具体例として、エトキシ化(3)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化(3)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エトキシ化(6)トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化(3)グリセリルトリ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
多官能(メタ)アクリレートの具体例として、エトキシ化(4)ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート等が挙げられる。
これらの中でも、2‐ヒドロキシエチルアクリレート、1,6‐ヘキサンジオールジアクリレート等の低粘度かつ速乾性のモノマーを選択することが望ましい。
光硬化性オリゴマーとしては、後述する光重合反応開始剤の作用によって紫外線などの光を照射されることで重合し、硬化する化合物であれば、特に制限はない。例えば、ウレタン(メタ)アクリレートオリゴマー、エポキシ(メタ)アクリレートオリゴマー、ポリエステル(メタ)アクリレートオリゴマー、金属(メタ)アクリレートオリゴマーなどを選択することができる。
上記ウレタンアクリレートオリゴマーの市販品としては、サートマー社製のCN929、CN965、CN968、CN981A75、CN985B88、CN991、CN970AH75、CN975、CN992、CN994、CN9165、新中村化学工業(株)製のU‐4HA、U−6HA等が挙げられる。
上記エポキシアクリレートオリゴマーの市販品としては、サートマー社製のCN116、CN120B60、CN120M50、CN131B、CN132、CN137、CN152、CN2102E等が挙げられる。
上記ポリエステルアクリレートオリゴマーの市販品としては、サートマー社製のCN292、CN2259、CN2262、CN2270、CN2271E、CN2272、CN2273、CN2276、CN2279、CN2285、CN2298、CN2300、CN2301、CN2302、CN2303、CN2304等が挙げられる。
上記オリゴマーの中でも、インク調整時の簡便性を考慮すると、CN985B88などの低粘度オリゴマーを使用することが望ましい。
本実施形態における光重合反応開始剤としては、紫外線などの光エネルギーによって、ラジカルやカチオン等の活性種を産生し、前記光硬化性樹脂の重合を開始させるものであれば、特に制限されるものではない。光重合反応開始剤は1種類を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いても問題ない。中でも、光ラジカル重合開始剤を用いるのが望ましい。たとえば、アセトフェノン系化合物、ベンゾイン系化合物、ベンゾフェノン系化合物、チオキサントン系化合物、トリアジン系化合物などが挙げられる。
アセトフェノン系化合物としては、ジエトキシアセトフェノン、2‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1‐フェニル‐プロパン‐1‐オン、1‐[4‐(2‐ヒドロキシエトキシ)‐フェニル]‐2‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1‐プロパン‐1‐オン、1‐ヒドロキシ‐シクロヘキシル‐フェニル‐ケトン、ジメチルケタール、2‐メチル‐1‐[4‐(メチルチオ)フェニル]‐2‐モルフォリノプロパン‐1‐オン、2‐ベンジル‐2‐ジメチルアミノ‐1‐(4‐モルフォリノフェニル)‐ブタノン‐1、2‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐1‐〔4‐(1‐メチルビニル)フェニル〕プロパン‐1‐オンなどが挙げられる。
ベンゾイン系化合物としては、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル、ベンゾインイソプロピルエーテル、ベンゾインイソブチルエーテルなどが挙げられる。
ベンゾフェノン化合物としては、たとえば、ベンゾフェノン、o‐ベンゾイル安息香酸メチル、4‐フェニルベンゾフェノン、4‐4’‐テトラ(tert‐ブチルパーオキシカルボニル)ベンゾフェノン、2,4,6‐トリメチルベンゾフェノンなどが挙げられる。
チオキサントン系化合物としては、たとえば、2‐イソプロピルチオキサントン、4‐イソプロピルチオキサントン、2,4‐ジエチルチオキサントン、2,4‐ジクロロチオキサントン、および1‐クロロ‐4‐プロポキシチオキサントンなどが挙げられる。
トリアジン系化合物としては、たとえば、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐(4‐メトキシフェニル)‐1,3,5‐トリアジン、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐(4‐メトキシナフチル)‐1,3,5‐トリアジン、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐ピペロニル‐1,3,5‐トリアジン、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐(4‐メトキシスチリル)‐1,3,5‐トリアジン、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐〔2‐(5‐メチルフラン‐2‐イル)エテニル〕‐1,3,5‐トリアジン、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐〔2‐(フラン‐2‐イル)エテニル〕‐1,3,5‐トリアジン、2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐〔2‐(4‐ジエチルアミノ‐2‐メチルフェニル)エテニル〕‐1,3,5‐トリアジン、および2,4‐ビス(トリクロロメチル)‐6‐〔2‐(3,4‐ジメトキシフェニル)エテニル〕‐1,3,5‐トリアジンなどが挙げられる。
その他、上記光ラジカル重合開始剤の具体例としては、2,2‐ジメトキシ‐1,2‐ジフェニルエタン‐1‐オン、2‐ヒドロキシ‐1‐{4‐[4‐(2‐ヒドロキシ‐2‐メチル‐プロピオニル)‐ベンジル]‐フェニル}‐2‐メチル‐プロパン‐1‐オン、2‐ジメチルアミノ‐2‐(4‐メチル‐ベンジル)‐1‐(4‐モルフォリン‐4‐イル‐フェニル)‐ブタン‐1‐オン、ビス(2,4,6‐トリメチルベンゾイル)‐フェニルフォスフィンオキサイド、2,4,6‐トリメチルベンゾイル‐ジフェニル‐フォスフィンオキサイド、ビス(η‐2,4‐シクロペンタジエン‐1‐イル)‐ビス(2,6‐ジフルオロ‐3‐(1H‐ピロール‐1‐イル)‐フェニル)チタニウム、1,2‐オクタンジオン,1‐[4‐(フェニルチオ)‐,2‐(O‐ベンゾイルオキシム)]、エタノン,1‐[9‐エチル‐6‐(2‐メチルベンゾイル)‐9H‐カルバゾール‐3‐イル]‐,1‐(O‐アセチルオキシム)等が挙げられる。
また、重合反応禁止剤を添加してもよい。重合反応禁止剤を添加することで、インク組成物の保存安定性が向上する。重合反応禁止剤の市販品としては、BASF社製のIRGASTAB UV10等を用いることができる。重合反応禁止剤は、光重合反応を損なわないよう少量で用いることが望ましい。
先の光硬化性モノマーの例と一部重複するが、反応性希釈剤となりうる化合物の例を、以下に示す。単官能の反応性希釈剤として、たとえば、カプロラクトン(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル(メタ)アクリレート、トリデシル(メタ)アクリレート、イソデシル(メタ)アクリレート、イソオクチル(メタ)アクリレート、イソミリスチル(メタ)アクリレート、イソステアリル(メタ)アクリレート、2−エチルヘキシル−ジグリコール(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシブチル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイロキシエチルヘキサヒドロフタル酸、ネオペンチルグリコール(メタ)アクリル酸安息香酸エステル、イソアミル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、ステアリル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、エトキシ−ジエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシ−トリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシ−ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、メトキシジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシ−ポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、ノニルフェノールエチレンオキサイド付加物(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシエチル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、2−ヒドロキシ−3−フェノキシプロピル(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイロキシエチル−コハク酸、2−(メタ)アクリロイロキシエチル−フタル酸、2−(メタ)アクリロイロキシエチル−2−ヒドロキシエチル−フタル酸などが挙げられる。
2官能の反応性希釈剤として、たとえば、ヒドロキシピバリン酸ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、ポリテトラメチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパン(メタ)アクリル酸安息香酸エステル、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレン−7−グリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(200)ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(400)ジ(メタ)アクリレート、ポリエチレングリコール(600)ジ(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,3−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,4−ブタンジオールジ(メタ)アクリレート、1,6−ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、1,10−デカンジオールジ(メタ)アクリレート、ジメチロール−トリシクロデカンジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールA エチレンオキサイド付加物ジ(メタ)アクリレート、ビスフェノールAプロピレンオキサイド付加物ジ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
3官能の反応性希釈剤として、たとえば、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、エチレンオキサイド変性トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、トリス(2−ヒドロキシエチル)イソシアヌレートトリ(メタ)アクリレート、プロポキシ化グリセリルトリ(メタ)アクリレートなどが挙げられる。
さらに、4官能の反応性希釈剤として、たとえば、ジトリメチロールプロパンテトラ(メタ)アクリレート、エトキシ化ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレートなどが、5官能の反応性希釈剤として、たとえば、ジペンタエリスリトールヒドロキシペンタ(メタ)アクリレートなどが、6官能の反応性希釈剤として、たとえば、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレートなどがそれぞれ挙げられる。
また、3官能以上の反応性希釈剤として、ポリエステル(メタ)アクリレートを使用することもできる。ポリエステル(メタ)アクリレート系の反応性希釈剤(オリゴマー)として、たとえば、アロニックス M−1700、M−8030、M8060(いずれも商品名、東亞合成製)などを例示することができる。先に説明した重合性化合物が2官能以上であることが望ましいのと同様に、反応性希釈剤も2官能以上であることが望ましい。また、エチレンオキサイド付加物や、プロピレンオキサイド付加物の場合は、その重合モル数は任意に選択することが可能である。
本実施例におけるインク組成物の粘度は、使用するインクジェットヘッドの吐出可能範囲内であれば特に制限されるものではないが、インク組成物の粘度は温度依存的に変化するため、安定して供給可能な温度において前述の吐出可能粘度を満たすことが望ましい。
インクジェット印刷機はシリアル型、ライン型のいずれのものであってもよいが、インク付与を繰り返し行うため、設備をコンパクトに出来るシリアル型が好ましい。インクジェット印刷によれば、透明な基材の端部ギリギリまで印刷を行うことが可能であり、しかもインクがはみ出して透明な基材の側面部や表面をインクで汚すこともない。
光硬化性樹脂にあわせた光を照射して透明な基材上に付与されたインクを硬化させる。光硬化性樹脂として紫外線硬化樹脂を用いた場合は、紫外線ランプなどによって紫外線を照射する。
光照射のタイミングは、付与されたインク滴が濡れ拡がって隣のインク滴と連結する前であることが好ましい。すなわち、付与したインクが透明な基材の表面で均一な被膜を形成してしまう前に硬化させることが好ましい。例えば図1に示すような状態である。
図1の状態の印刷面に対し、第二インク付与工程では、例えば図2に示すような状態でインク滴を付与する。図2の例では、第一インク付与工程と同じ印刷パターンで、わずかに位置をずらしてインク滴を付与している。第二インク付与工程で付与するインク滴のパターンについては、第一インク付与工程で用いたパターンと同じであってもよいし、異なるパターンであってもよい。
第二インク付与工程の後、第二硬化工程にて光照射を実施し、インク滴を硬化させる。ここで遮光層を形成すべき部分に隙間なくインク滴が付与されていない場合は、続けてインク付与工程と硬化工程を繰り返し、隙間のない遮光層を形成してもよい。
繰り返しのインク付与工程において、既に透明な基材上に形成された硬化したインク滴の上に重ねてインク付与をすることと、或いは既に硬化したインク滴とは位置をずらしてインク付与をすることとを適宜組み合わせることで、表面に微細な凹凸を有する遮光層を形成することができる。
遮光層の表面は、算術平均粗さRaが0.15以上であることが必要である。0.15未満の場合には、十分な遮光性を得られない虞がある。
遮光層の厚さは15〜80μmであることが好ましい。厚さが15μm未満では十分な遮光性を得られない虞がある。80μmを超えると、遮光層が厚くなりすぎて組立精度が悪化する、重量が増大するという問題がある。
<インク調整>
実施例1および比較例1、2で使用したインク組成は以下の通りであった。以下に示す「部」とは、重量部を意味するものである。
・二酸化チタン40%分散体/HDDA 45部
・ウレタンアクリレートオリゴマー 4部
(サートマー社製:CN985B88)
・HDDA(1,6‐ヘキサンジオールジアクリレート) 28部
(サートマー社製:SR238F)
・HEA(2‐ヒドロキシエチルアクリレート) 13部
(共栄社化学株式会社製:ライトエステルHOA)
・1‐ヒドロキシシクロヘキシルフェニルケトン 4部
(BASF社製:IRGACURE184)
・ビス(2,4,6‐トリメチルベンゾイル)−フェニルフォスフィン
オキサイド 4部
(BASF社製:IRGACURE819)
・(1,10‐ジオキソデカン‐1,10‐ジイルビス(オキシ)ビス
(2,2,6,6‐テトラメチル‐4,1‐ピペリジンジイル)ビスオキシ)
ラジカル 0.05部
(BASF社製:IRGASTAB UV−10)
<インク付与工程>
透明基材として、化学強化ガラス(松浪硝子工業株式会社製)を使用し、一方の面にインクジェット印刷によって遮光層を形成した。使用したインクジェットヘッドは、隣り合うノズル間距離が169μm(=150dpi)であり、基材搬送方向に85μm(=300dpi)毎にインクを吐出するよう設定して使用した。ヘッドは、基材搬送方向とは垂直方向に移動しながら印刷をすることが可能である。本実施例では、1ノズルあたりのインク吐出量を42pLに設定した。なお、42pLのインク滴が基材に着弾した際の着弾径(直径)は80μmであった。したがって、上記方法で付与されたインク滴は、付与直後は隣り合うインク滴同士は接触せず、互いに独立である。
<硬化工程>
光硬化は、メタルハライドランプ(インテグレーションテクノロジー社製:SubZero085)により行った。照度は540mW/cmとし、露光量は1回あたり135mJ/cmとなるよう設定した。インク滴付与後直ちに光照射して硬化させることをシリアル硬化方式、付与されたインク滴が硬化する前に、新たに別のインク滴が同位置、或いは僅かに位置をずらして付与されることで、インク滴同士が接触、或いは結合した状態で硬化させることをライン硬化方式として、以下に、実施例1および比較例1、2の記録方法を示す。
得られた印刷物における遮光層の外表面の算術表面粗さ(Ra)は、3Dレーザー顕微鏡(オリンパス社製:LEXT OLS3000)を用いて測定した。
<実施例1>
ヘッドを基準位置(図1における線Sの位置)で固定させる。この基準位置において、インク付与(第一インク付与工程)を行った直後にシリアル方式で硬化(第一硬化工程)を行った。次に、ヘッドを基準位置から左方向(図1における矢印Lの方向)に56μmとなる位置に移動させ、インク付与(第二インク付与工程)およびシリアル方式での硬化(第二硬化工程)を行った。次に、ヘッドを基準位置から左方向に112μmとなる位置に移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。次に、ヘッドを基準位置から左方向に28μmとなる位置に移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。次に、ヘッドを基準位置から左方向に84μmとなる位置に移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。次に、ヘッドを基準位置から左方向に140μmとなる位置に移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。インク付与およびシリアル方式硬化は各々6工程行ったことになる。以上の工程により形成された遮光層を「遮光層α」とする。更に、ヘッドを再度基準位置に移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。その後、ヘッドを基準位置から左方向に63μm、126μm、42μm、105μm、21μm、84μm、147μmとなる位置にそれぞれ移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。これにより、遮光層αに積層する形で遮光層βが形成された。遮光層βの表面が、遮光層の外表面であり、その算術表面粗さ(Ra)は0.41であった。
<比較例1>
上記遮光層αを形成するまでの過程は実施例1と同様である。遮光層α形成後は、ヘッドを基準位置に移動させ、インク付与を行ったが直ちに硬化はさせずに、続けてヘッドを基準位置から左方向に63μm、126μm、42μm、105μm、21μm、84μm、147μmとなる位置にそれぞれ移動させ、インク付与のみを行った。以上の工程が終了した後に、ライン方式で硬化を行った。遮光層α上に積層される形で遮光層γが形成され、その外表面の算術平均粗さ(Ra)は0.11であった。
<比較例2>
ヘッドを基準位置に移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。次に、ヘッドを基準位置から左方向に39μm、78μm、117μm、156μm、26μm、65μm、104μm、143μm、13μm、52μm、91μm、130μmとなる位置にそれぞれ移動させ、インク付与およびシリアル方式での硬化を行った。以上の工程により形成された遮光層を「遮光層δ」とする。次に、ヘッドを再度基準位置に移動させ、インク付与を行ったが直ちに硬化はさせずに、続けてヘッドを基準位置から左方向に39μm、78μm、117μm、156μm、26μm、65μm、104μm、143μm、13μm、52μm、91μm、130μmとなる位置にそれぞれ移動させ、インク付与のみを行った。以上の工程が終了した後に、ライン方式で硬化を行った。遮光層δ上に積層して形成された遮光層を「遮光層ε」とする。次に、ヘッドを再度基準位置に移動させ、遮光層δと同様のヘッド移動によって再度遮光層を形成した。さらに、ヘッドを再度基準位置に移動させ、遮光層εと同様のヘッド移動によって遮光層を形成した。したがって、比較例2は、上記遮光層δ、εが交互に2層ずつ重なった遮光層を有する。2層目の遮光層εの表面が遮光層の外表面であり、その算術平均粗さ(Ra)は0.14であった。
<遮光性測定・評価>
遮光性測定と評価は、紫外可視分光光度計(島津製作所社製:UV‐2450)により行い、可視光領域(380〜780nm)における平均透過率T(%)を測定し、その値を当該試料の遮光性とした。評価に用いた基準は下記の通りとした。結果を表1に示す。
A評価 : T<0.04%
B評価 : 0.04%≦T<0.1%
C評価 : 0.1%≦T<0.4%
D評価 : 0.4%≦T
Figure 2014008687
1 透明基材
2 インク滴
3 遮光層
4 ヘッド
5 ノズル
S 基準位置

Claims (2)

  1. 透明基材の一方の面にインクジェット印刷によって形成された遮光層が形成された印刷物であって、前記遮光層は顔料を含むことを特徴とする印刷物であって、前記遮光層の外表面の算術平均粗さRaが0.15以上であることを特徴とする印刷物。
  2. 光硬化性樹脂からなり顔料を含むインクを用いたインクジェット印刷によって透明基材の一方の面に、複数のインク滴を付与する第一インク付与工程と、
    光照射によって、前記第一インク付与工程で付与された複数のインク滴を硬化する第一硬化工程と、
    光硬化性樹脂からなり顔料を含むインクをインクジェット印刷によって第一インク付与工程で付与されたインクと重ねて、或いは位置を変えて付与する第二インク付与工程と、
    光照射によって、前記第二インク付与工程で付与されたインクを硬化する第二硬化工程と、
    を有し、
    透明な基材の表面に、インク滴の連結によって表面の算術平均粗さRaが0.15以上である遮光層を形成することを特徴とする印刷方法。
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