JP2014006270A - 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム - Google Patents

圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム Download PDF

Info

Publication number
JP2014006270A
JP2014006270A JP2013216441A JP2013216441A JP2014006270A JP 2014006270 A JP2014006270 A JP 2014006270A JP 2013216441 A JP2013216441 A JP 2013216441A JP 2013216441 A JP2013216441 A JP 2013216441A JP 2014006270 A JP2014006270 A JP 2014006270A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric vibrating
wafer
etching
vibrating piece
light
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013216441A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5704520B2 (ja
Inventor
Osamu Kawauchi
修 川内
Toshihiko Karaki
俊彦 唐木
Ryuji Sato
竜二 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP2013216441A priority Critical patent/JP5704520B2/ja
Publication of JP2014006270A publication Critical patent/JP2014006270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5704520B2 publication Critical patent/JP5704520B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Abstract

【課題】圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システムを提供する。
【解決手段】参照光32をハーフミラー24に反射させて前記参照光32をエッチングによって形成された圧電振動片ウェハ12に垂直に照射し、前記圧電振動片ウェハ12に反射され、前記ハーフミラー24を透過した前記参照光32の反射光34を撮影し、撮影された画像中の前記反射光34の強度の低い領域を、前記圧電振動片ウェハ12内に形成されたエッチング欠陥14として検出してなる。
【選択図】図1

Description

圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査に関し、特に光学的手法によりエッチング欠陥を検出する技術に関する。
圧電振動片は圧電基板から形成されるが、圧電素板にわずかな傷があっても、圧電振動片が不良となってしまうので、圧電素板の傷検出は非常に重要である。
これまで、圧電素板の傷は作業者が顕微鏡による目視検査していたが、目視に頼っていたため、数μm以下の傷(欠陥)を検出することは非常に困難であった。また作業が長時間継続して行われるため、作業者に対して負担となっていた。このような問題を解決するため特許文献1において、圧電素板などの被検査物の側面全周方向から被検査物面に±30°の範囲内の照射角度で散乱光を照射する照明手段と、被検査物面の真上から撮像する撮像手段と、撮像手段によって撮像された画像信号から圧電素板に存在する傷の特徴を抽出し、傷の存在を判定する画像処理装置とを有する検査装置が開示されている。これにより被検査物面に存在する傷からの反射光が強調され、画像上に明瞭に浮かび上がるとともに、画像処理により傷の存在を判定するので作業者の負担を軽減することができる。
特開平11−64232号
しかし、圧電素板の材料は結晶成長方向に伸びたエッチチャンネル欠陥が形成されているが、エッチングされる前なので径が小さく圧電素板の状態での検出が困難であった。またエッチチャンネル欠陥が非晶質のガラスであり、水晶に比べてウェットエッチングにおけるエッチングレートが高い。圧電振動片ウェハを形成するバッファードフッ酸などのウェットエッチング工程に伴い、エッチチャンネル欠陥がエッチングされ貫通孔がエッチング欠陥として形成されて始めて不良として判定が可能となるが、圧電素板をエッチングして得られる圧電振動片ウェハはエッジ部分が非常に多くなるので、エッジ部分からの散乱光によりエッチング欠陥の判定が困難となる。またこのようなエッチング欠陥は圧電振動片ウェハに電極を形成して圧電振動片としたのちに、その表面状態を検査することにより行われてきたが、貫通孔の直径は1μm程度であるのでその検出が困難であった。このような貫通孔を有した圧電振動片は曲げ剛性が小さくなり、また貫通孔に応力が集中して、外部からの衝撃等により容易に破損する虞があるため、出荷前に全て検出しなければならないといった問題がある。
そこで、本発明は上記問題点に着目し、作業者に負担を与えることなくエッチング欠陥を容易に検出する圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システムを提供することを目的とする。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の適用例として実現することが可能である。
[適用例1]参照光をハーフミラーに反射させて前記参照光を、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した圧電振動片ウェハに垂直に照射し、前記圧電振動片ウェハに反射され、前記ハーフミラーを透過した前記参照光の反射光を撮影して画像データを生成し、前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と所定の閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハ中のエッチング欠陥を検出することを特徴とする圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。
上記方法により、反射光は、電極形成前の圧電振動片ウェハの表面における表面反射と圧電振動片ウェハの裏面における裏面反射とが合わさったものとなる。ここでエッチング欠陥がある領域では参照光が散乱されるため、反射光強度はその領域では小さくなる。よって画像として示される反射光強度の分布において反射光強度の小さい領域でエッチング欠陥を平面視した形状として検出することができる。また参照光は圧電振動片ウェハ面に垂直に照射されるため、圧電振動片ウェハのエッジからの散乱光を低減でき、前記エッチング欠陥に起因する反射光強度の小さい領域と前記エッチング欠陥がない領域の反射光強度の強い領域とのコントラストを向上させ、エッチング欠陥の検出精度を高めることができる。
前記圧電振動片ウェハの母材は、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶であることを特徴とする。
Z板水晶の素板を用いた圧電振動片が多く用いられている。この場合、圧電振動片ウェハ面は結晶のZ軸をほぼ法線方向として形成されている。またエッチング欠陥の原因となるエッチチャンネルの伸びる方向はZ軸の方向に近いものが多い。よって圧電振動片ウェハの厚み方向にエッチング欠陥が伸びるため、上記方法により圧電振動片ウェハの面方向の射影成分が短くなり、エッチング欠陥の集積度の高い画像をえることができるため、上述同様に画像のコントラストを向上させることができる。
[適用例2]前記エッチング欠陥は、水晶原石の製造過程において前記圧電振動片ウェハの厚み方向に延びて形成された非晶質のエッチチャンネル欠陥が、前記圧電振動片ウェハをエッチングする工程において貫通孔に成長したものであることを特徴とする適用例1に記載の圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。
圧電振動片ウェハに電極を施して形成された圧電振動子が、面方向に振動する場合、振動部分の外形領域にこのようなエッチング欠陥があると断面二次モーメント、すなわち曲げ剛性が小さくなるため、衝撃等により破損する虞がある。よってこのようなエッチング欠陥を有する圧電振動片ウェハを確実に選別して、その後に形成される圧電振動片、圧電振動子の歩留まりを向上させ、コストダウンを図ることができる。
[適用例3]前記圧電振動片ウェハの前記参照光が透過した側には、透過した参照光の戻り光が前記圧電振動片ウェハに到達することを防止する光吸収手段が配設されたことを特徴とする適用例1または2に記載の圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。
これにより戻り光が圧電振導片ウェハに混入することを防止して反射光強度の大きい領域と小さい領域とのコントラストの低下を防止し、エッチング欠陥の検出効率を高めることができる。
[適用例4]参照光を発生する光源と、前記参照光を反射して、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した圧電振動片ウェハに垂直に前記参照光を入射させ、前記参照光の反射光を透過させるハーフミラーと、前記ハーフミラーを透過した前記反射光を撮影して画像データを出力する撮像手段と、前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と所定の閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハ中のエッチング欠陥を検出する検出部と、を有することを特徴とする圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システム。
上記構成により、反射光は、電極形成前の圧電振動片ウェハの表面における表面反射と圧電振動片ウェハの裏面における裏面反射とが合わさったものとなる。ここでエッチング欠陥がある領域では参照光が散乱されるため、反射光強度はその領域では小さくなる。よって画像として示される反射光強度の分布において反射光強度の小さい領域をエッチング欠陥を平面視した形状として検出することができる圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システムとなる。また参照光は圧電振動片ウェハ面に垂直に照射されるため、圧電振動片ウェハのエッジからの散乱光を低減でき、前記エッチング欠陥に起因する反射光強度の小さい領域と前記エッチング欠陥がない領域の反射光強度の強い領域とのコントラストを向上させ、エッチング欠陥の検出精度を高めた圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システムとなる。
[適用例5]前記圧電振動片ウェハの前記参照光が透過した側には、透過した参照光の戻り光が前記圧電振動片ウェハに到達することを防止する光吸収手段が配設されたことを特徴とする適用例4に記載の圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システム。
これにより戻り光が圧電振動片ウェハに混入することを防止して反射光強度の大きい領域と小さい領域とのコントラストの低下を防止し、エッチング欠陥の検出効率を高めた圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システムとなる。
本実施形態に係るエッチング欠陥検査システムの模式図である。 本実施形態の検査対象の圧電振動片ウェハの模式図である。 圧電振動片ウェハに照射される参照光の模式図である。 本実施形態に係るエッチング欠陥検査システムの画像処理の模式図である。 エッチング工程により、エッチチャンネル欠陥がエッチング欠陥に成長する過程を示す図である。 エッチング工程により、エッチチャンネル欠陥がエッチング欠陥に成長する過程を示す図である。
以下、本発明に係る圧電振動子及び圧電デバイスを図に示した実施形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施形態に記載される構成要素、種類、組み合わせ、形状、その相対配置などは特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する主旨ではなく単なる説明例に過ぎない。
本実施形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及びこれを具現化した圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システム10を図1に示す。
本実施形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法は、参照光をハーフミラーに反射させて前記参照光をエッチングによって形成された圧電振動片ウェハに垂直に照射し、前記圧電振動片ウェハに反射され、前記ハーフミラーを透過した前記参照光の反射光を撮影し、撮影された画像中の前記反射光の強度の低い領域を、前記圧電振動片ウェハ内に形成されたエッチング欠陥として検出するものであり、これを具現化する圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システム10は、鏡筒20、光源22、ハーフミラー24、撮像手段であるカメラ26、試料台28、検出手段となる検出部40とから構成され、圧電振動片ウェハ12を検査対象としている。
圧電振動片ウェハ12は、Z軸を結晶の成長方向とする水晶原石を、Z軸を法線とする面でワイヤーソー等により切り出した素板の両面を鏡面研磨したのち、フォトリソで外形パターンを形成し、その後ウェットエッチングにより複数の圧電振動片の外形形状が形成されたものであり、電極が形成される前段階のウェハである。
Z軸を結晶の成長方向とする水晶原石にはZ軸方向に伸びたエッチチャンネルが形成される。これは、Z軸方向の結晶成長の速度より、Z軸方向と垂直な方向の結晶成長の速度が遅いことに起因する。このエッチチャンネルは原石やそれから切り出した素板の段階では検出することは可能であるが目視検査のため正確な位置の検出は困難である。しかしこのエッチチャンネルは後段の圧電振動片の外形を形成するウェットエッチング工程により、エッチチャンネルの素板の表面に露出した部分からエッチング液が侵入することにより、欠陥のない領域と比べてエッチングレートの速いエッチチャンネル領域がエッチングされて内径が拡大し、貫通孔のような形態を有するエッチング欠陥14(図3(a)参照)として表れることになる。圧電振動片として例えば、図2に示すようなWT型のジャイロ振動片16(図2(a))や音叉型圧電振動片18(図2(b))を形成した場合、これらの振動腕16a、18aは面方向に振動することになるが、このような振動腕の根元部分16b、18bの外形領域にエッチング欠陥を有すると、振動腕の2次モーメントが小さく、すなわち曲げ剛性が小さくなり、またエッチング欠陥に応力が集中して、衝撃等により容易に破損することになる。また同様に、振動腕16a、18aに形成された溝16c、18cにエッチング欠陥を有すると衝撃等により容易に破損することになる。
なお、溝16cを設けると、ジャイロ振動片16の振動腕16aのs−s‘断面を表した図2(c)において矢印が示すように、溝16cと側面との間に電気力線が形成されるので電界効率が高まり、図2(a)の振動AのQ値を高くすることができる。なお、Q値確保できる場合は溝を設けなくても良い。同様に音叉型圧電振動片18に設けた溝18cも振動BのQ値を高くする効果がある。
次に、図5(a)〜(e)、図6(f)〜(h)を用いて、圧電の素板として水晶ウェハを用いた場合において、エッチチャンネル欠陥がエッチング欠陥に成長する過程を説明する。振動腕52には、エッチチャンネル欠陥56、58、60があり、振動腕54にはエッチチャンネル欠陥がないものとする。
図5(a)のように、水晶50にCr、Auの順にスパッタまたは蒸着して、耐蝕膜64を形成し、次に、耐蝕膜64に外形パターンのレジスト66を形成する。
図5(b)のように、レジスト66に覆われた部分を残して耐蝕膜64をエッチングして除去する。その後、図5(c)のように耐蝕膜64に溝のパターンのレジスト68を形成する。
次に、バッファードフッ酸を用いて、水晶50をエッチングすると、図5(d)(e)のように水晶のエッチングが進行して、外形が形成される。また、エッチングレートが結晶方位で異なることによって、+X軸側の側面には突出部62が形成される。ここでエッチチャンネル欠陥は、水晶にガラス(広義には、非晶質)が埋まっている構造であると考えられ、周りの水晶よりもエッチングレートが高い。そのため、エッチチャンネル欠陥56がエッチングされ、貫通孔などのエッチング欠陥70(エッチング欠陥14)に成長する。一方、耐蝕膜64で覆われているエッチチャンネル欠陥58、60は、エッチング液によって侵食されず、ガラスが埋まった状態を維持する。
次に図6(f)のように溝を形成する領域の耐蝕膜64をエッチングによって除去した後、図6(g)のように、水晶50をエッチングして溝74を形成する。ここで溝74にあるエッチチャンネル欠陥58は、水晶よりもエッチングレートが高いため、貫通孔などのエッチング欠陥74(エッチング欠陥14)に成長する。
次に図6(h)のように、レジスト68及び耐蝕膜64を剥離したウェハに対して、エッチング欠陥検査を行う。
つまり、エッチチャンネル欠陥は、外形のエッジ近傍や溝領域では貫通孔などのエッチング欠陥に成長するので、振動腕の曲げ剛性を弱めたり、応力が集中する箇所となって強度が低下し、割れ欠け不良の原因となる。一方、水晶がエッチングされない領域のエッチチャンネル欠陥はガラスが埋まった状態を維持するので強度が維持される。したがって、水晶の素板ではエッチチャンネル欠陥を検出しても、それが不良となるか否か判定ができないが、外形及び溝が形成された状態ではエッチチャンネルがエッチング欠陥に成長するので、不良判定が可能になる。
そして、エッチング欠陥検査を行った後、溝74および側面76(図6(h))に図示しない励振電極を形成した後、ウェハから個片に分けることで圧電振動片を得る。
鏡筒20は、光源22、ハーフミラー24、カメラ26を保持するものである。鏡筒20は全体として円筒形の形状を有しており、光の乱反射を防止するため鏡筒20の内壁は艶消し塗装等により光を吸収できるように処理されている。また鏡筒20は垂直に立てられ、試料台28若しくは系外の所定部材(不図示)によって固定されている。
鏡筒20の上端の開口部20a、下端の開口部20bは平面視して互いに重なる位置に形成されている。そして上端の開口部20aにはカメラ26が取り付けられ、下端の開口部20bは試料台に向けられている。鏡筒20の中央部には水平方向に分岐管30が取り付けられており、分岐管30の先端には参照光32を発生する光源22が取り付けられている。
ハーフミラー24は、鏡筒20の開口部20aと開口部20bの中心を結ぶ線上(光軸O)であって分岐管30と同じ高さ位置に取り付けられている。ハーフミラー24はミラー面を垂直方向からほぼ45°上端側を分岐管30側に傾けた状態で鏡筒20の内壁に取り付けられている。ハーフミラー24の透過率及び反射率はそれぞれ一定の割合を有していればよいが、カメラ26が捕らえる光の強度を最大とするためには、透過率、反射率をそれぞれ50%にすればよい。
光源22はカメラ26が検知可能でかつ、ハーフミラー24及び圧電振動片ウェハ12が光吸収しない周波数帯域を有するものを用いる。また光源22の後段にはレンズ22aが配設され参照光32を平行光にして出射できるようにしている。光源22は所定の周波数帯域に広がったスペクトルを有するもの(白色光)でも良いが、レンズ22aの色収差を考慮すると単色光であることが望ましい。参照光32を平行光とすることにより光路上で参照光32が拡散してカメラ26に到達する参照光32の反射光34の強度が減少することを防ぐことができるとともに、圧電振動片ウェハ12に到達する参照光32が全て圧電振動片ウェハ12のウェハ面(表面12a)に垂直に入射されるため、圧電振動片ウェハ12のエッジからの散乱光がカメラ26に迷光として混入することを防ぎ、後述のコントラストの低下を防止できる。
鏡筒20の上端の開口部20aに取り付けられたカメラ26は圧電振動片ウェハ12で反射された参照光32の反射光34を撮影するものである。カメラ26はレンズ26aと撮像素子26bとにより形成されている。カメラ26の光軸Oは垂直であり鏡筒20の円形の開口部20a、20bの中心同士を結ぶ線と一致させている。同様にハーフミラー24の中央部も光軸Oが通過する。以上の光学系により、光源22から発せられた参照光32の一部は平行光の状態でハーフミラー24に垂直下方に反射され、圧電振動片ウェハ12で垂直上方に反射され、ハーフミラー24を透過した一部の反射光34が平行光の状態を維持してカメラ26に到達する。
カメラ26の撮像素子26bは、撮像面の法線が光軸Oと一致する。カメラ26の焦点は圧電振動片ウェハ12の表面12aに合わせるようにレンズ位置が調整されている。よって撮像素子26bは圧電振動片ウェハ12の表面12aに焦点を合わせた画像を撮影可能となる。なお、カメラ26の焦点を圧電振動片ウェハ12の表面12aに合わせるのは、焦点が合っている表面12a近くのエッチング欠陥14の像と、焦点が合っている裏面12b近くエッチング欠陥14の像とを比べた場合、表面12a近くのエッチング欠陥14の像のほうがシャープに見え、焦点を合わせやすいからである。
鏡筒20の下方には圧電振動片ウェハ12を載せる試料台28が配置されている。試料台28は空洞状に形成され上端には開口部28aが形成されている。開口部28aは平面視して鏡筒の開口部20a、20bと重なる位置(光軸O上)に形成されている。この開口部28aを塞ぐように圧電振動片ウェハ12が載置される。また空洞内部は艶消し塗装等により光が乱反射することを防止する光吸収手段28bを有している。よって圧電振動片ウェハ12を透過し、空洞内に入った光が再び開口部28aから外部に出て再び圧電振動片ウェハ12に進入し、これが迷光としてカメラ26に混入することを防ぎ、後述のコントラストの低下を防止できる。
図3に反射光の模式図、及びカメラから見える画像の模式図を示す。
図3(a)に示すように、圧電振動片ウェハ12に参照光32が垂直に入射されると、参照光32は圧電振動片ウェハ12の表面12aで反射される第1反射光34aと、表面12aを透過して裏面12bで(または表面12aと裏面12bとの間で多重反射を繰り返して)反射される第2反射光34bと、裏面12bを(または表面12aと裏面12bとの間で多重反射を繰り返して)透過する透過光36に分けられる。そして第1反射光34a、及び第2反射光34bが合わさった反射光34がカメラ26に到達することになる。このとき表面12aにエッチング欠陥14が露出していた場合には、その露出した領域において参照光32が散乱されるため、第1反射光34aの強度分布においてその露出した領域の形状に倣って反射光強度は小さくなる。また表面12aを透過した参照光32はエッチング欠陥14を平面視した領域において、エッチング欠陥14によって散乱され、さらに裏面12bで反射した光も同様にエッチング欠陥14を平面視した領域で散乱されるため、第2反射光34bの強度分布において、エッチング欠陥14を平面視した外形に倣って反射光強度が小さくなる。またカメラ26は圧電振動片ウェハ12の表面12aに焦点を合わせているので、圧電振動片ウェハ12の表面12aが反射光強度の大きい領域と小さい領域とのコントラストが最も大きくなり、表面12aから深さ方向に離れていくに従ってコントラストが低下していく。ただしエッチング欠陥14の伸びる方向が圧電振動片ウェハ12面に垂直に近い状態である場合は、エッチング欠陥14の集積度の高い画像を得ることができるため、コントラストの高い画像となる。
よって、図3(b)に示すように、撮像素子26bは、この第1反射光34a及び第2反射光34bが足し合わさった画像を得ることができるが、エッチング欠陥14が表面に露出した領域14aが最も反射光強度が小さくなる。また、エッチング欠陥14を平面視した形状の領域においてはエッチング欠陥14がない領域より反射光強度は小さいが、上述の理由により表面12aから離れるほどコントラストが低下するのでエッチング欠陥14が表面12aから深くなる領域ほど反射光強度が大きくなって見えることになる。よって、撮像素子26aは平面視したエッチング欠陥14を全体的にグラデーションがかかったようなネガ画像として得ることができる。なお、図3(b)においては反射光強度が低い領域を黒く、逆に高い領域を白く描かれている。
撮像素子26bによって得られた画像データ38は検出部40に出力される。画像データ38は、例えば撮像素子26bの撮像面26cと同一面を形成する平面座標を有し、撮像素子26bの中心(光軸O)を平面座標の原点とし、撮像素子26bを構成する撮像面26cに並べられた受光素子(不図示)の間隔を平面分解能とし、各受光素子の平面座標の座標位置ごとの反射光強度を有するものである。
検出部40は、画像データ38が示す反射光強度の分布から所定の閾値以下になる領域を抽出することによりエッチング欠陥14を検出するものである。
図4に画像処理の模式図を示す。検出部38における画像処理は、例えば、図4に示すように画像データ38が示す平面座標を所定の大きさの分割平面38aに分割する。このとき分割平面38aの最小単位は受光素子(不図示)の面積(画素の面積)である。そして分割平面38aごとに反射光強度を例えば256段の強度レベルに簡略化する。そして強度レベルが100以下の分割平面38aが所定の個数直線状に並んで存在する場合には(図4(b)は10個)その領域にエッチング欠陥14があるものと判断して検出信号を外部に出力すればよい。このように検出部40において、分割平面38aの大きさ、強度レベルの段数、強度レベルの閾値を適切に設定することにより、圧電振動片ウェハ12中のエッチング欠陥14を検出することができる。
以上述べたように、本実施形態に係る圧電振動片ウェハ12のエッチング欠陥検査方法、及びこれを具現化した検査システムによれば、反射光34は、電極形成前の圧電振動片ウェハ12の表面12aにおける表面反射と圧電振動片ウェハ12の裏面12bにおける裏面反射とが合わさったものとなる。ここでエッチング欠陥14がある領域では参照光32が散乱されるため、反射光強度はその領域では小さくなる。よって画像として示される画像データ38が示す反射光強度の分布において反射光強度の小さい領域でエッチング欠陥14を平面視した形状として検出することができる。また参照光32は圧電振動片ウェハ12面に垂直に照射されるため、圧電振動片ウェハ12のエッジからの散乱光を低減でき、前記エッチング欠陥14に起因する反射光強度の小さい領域と前記エッチング欠陥14がない領域の反射光強度の強い領域とのコントラストを向上させ、エッチング欠陥14の検出精度を高めることができる。
また、Z板水晶の素板を用いた圧電振動片が多く用いられている。この場合、圧電振動片ウェハ12面は結晶のZ軸をほぼ法線方向として形成されている。またエッチング欠陥14の原因となるエッチチャンネルの伸びる方向はZ軸の方向に近いものが多い。よって圧電振動片ウェハ12の厚み方向にエッチング欠陥14が伸びるため、上記方法により圧電振動片ウェハの面方向の射影成分が短くなり、エッチング欠陥14の集積度の高い画像を得ることができるため、上述同様に画像のコントラストを向上させることができる。さらに、圧電振動片ウェハ12に電極を施して形成された圧電振動子が、面方向に振動する場合、振動部分の外形領域にこのようなエッチング欠陥14があると断面二次モーメント、すなわち曲げ剛性が小さくなるため、衝撃等により破損する虞がある。よってこのようなエッチング欠陥14を有する圧電振動片ウェハ12を確実に選別して、その後に形成される圧電振動片、圧電振動子の歩留まりを向上させ、コストダウンを図ることができる。
そして、前記圧電振動片ウェハ12の前記参照光32が透過した側には、透過した参照光32(透過光36)の戻り光が前記圧電振動片ウェハ12に到達することを防止する光吸収手段28bが配設されたことにより戻り光が圧電指導片ウェハ12に混入することを防止して反射光強度の大きい領域と小さい領域とのコントラストの低下を防止し、エッチング欠陥の検出効率を高めることができる。
10………エッチング欠陥検査システム、12………圧電振動片ウェハ、14………エッチング欠陥、16………ジャイロ振動片、18………音叉型圧電振動片、20………鏡筒、22………光源、24………ハーフミラー、26………カメラ、28………試料台、30………分岐管、32………参照光、34………反射光、36………透過光、38………画像データ、40………検出部、50………水晶、52………振動腕、54………振動腕、56………エッチチャンネル欠陥、58………エッチチャンネル欠陥、60………エッチチャンネル欠陥、62………突出部、64………耐蝕膜、66………レジスト、68………レジスト、70………エッチング欠陥、72………エッチング欠陥、74………溝、76………側面。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
第1の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査方法は、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した第1面及び第2面を有する圧電振動片ウェハに対し、ハーフミラーに反射させた参照光を前記第1面側から照射し、前記参照光のうち前記第1面において反射された第1反射光と、前記参照光のうち前記第1面を透過し前記第2面において反射された第2反射光と、が合わさった反射光を前記ハーフミラーに透過させ、前記ハーフミラーを透過した前記反射光を撮影して画像データを生成し、前記画像データの前記反射光の強度の低い領域を、前記圧電振動片ウェハに形成されたエッチング欠陥として検出することを特徴とする。
第2の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査方法は、前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハの前記エッチング欠陥を検出することを特徴とする。
第3の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査方法は、前記エッチング欠陥は、水晶原石の製造過程において前記圧電振動片ウェハの厚み方向に延びて形成された非晶質のエッチチャンネル欠陥が、前記圧電振動片ウェハをエッチングする工程において貫通孔に成長したものであることを特徴とする。
第4の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査方法は、前記圧電振動片ウェハの前記参照光が透過した側に、透過した参照光の戻り光が前記圧電振動片ウェハに到達することを防止する光吸収手段を配設したことを特徴とする。
第1の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査システムは、参照光を発生する光源と、前記参照光を反射して、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した第1面及び第2面を有する圧電振動片ウェハに対し、前記第1面側から前記参照光を入射させ、前記参照光のうち前記第1面において反射された第1反射光と、前記参照光のうち前記第1面を透過し前記第2面において反射された第2反射光と、が合わさった反射光を透過させるハーフミラーと、前記ハーフミラーを透過した前記反射光を撮影して画像データを出力する撮像手段と、前記画像データの前記反射光の強度の低い領域を、前記圧電振動片ウェハに形成されたエッチング欠陥として検出する検出部と、を有することを特徴とする。
第2の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査システムは、前記検出部は、前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハの前記エッチング欠陥を検出することを特徴とする。
第3の形態に係る圧電振動片ウェハのエッチング検査システムは、前記圧電振動片ウェハの前記参照光が透過した側には、透過した参照光の戻り光が前記圧電振動片ウェハに到達することを防止する光吸収手段が配設されていることを特徴とする。
[適用例1]参照光をハーフミラーに反射させて前記参照光を、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した圧電振動片ウェハに垂直に照射し、前記圧電振動片ウェハに反射され、前記ハーフミラーを透過した前記参照光の反射光を撮影して画像データを生成し、前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と所定の閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハ中のエッチング欠陥を検出することを特徴とする圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。

Claims (5)

  1. 参照光をハーフミラーに反射させて前記参照光を、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した圧電振動片ウェハに垂直に照射し、
    前記圧電振動片ウェハに反射され、前記ハーフミラーを透過した前記参照光の反射光を撮影して画像データを生成し、
    前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と所定の閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハ中のエッチング欠陥を検出することを特徴とする圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。
  2. 前記エッチング欠陥は、水晶原石の製造過程において前記圧電振動片ウェハの厚み方向に延びて形成された非晶質のエッチチャンネル欠陥が、前記圧電振動片ウェハをエッチングする工程において貫通孔に成長したものであることを特徴とする請求項1に記載の圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。
  3. 前記圧電振動片ウェハの前記参照光が透過した側には、透過した参照光の戻り光が前記圧電振動片ウェハに到達することを防止する光吸収手段が配設されたことを特徴とする請求項1または2に記載の圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法。
  4. 参照光を発生する光源と、
    前記参照光を反射して、Z軸を結晶成長方向としたZ板水晶をエッチングして形成した圧電振動片ウェハに垂直に前記参照光を入射させ、前記参照光の反射光を透過させるハーフミラーと、
    前記ハーフミラーを透過した前記反射光を撮影して画像データを出力する撮像手段と、
    前記画像データが示す平面座標を分割して分割平面を形成し、前記分割平面ごとの反射光強度と所定の閾値との大小関係を算出し、前記分割平面のうち、前記閾値よりも低い反射光強度を有する複数の分割平面の集合体の形状から前記画像データ中のエッチング欠陥を識別することにより、前記圧電振動片ウェハ中のエッチング欠陥を検出する検出部と、を有することを特徴とする圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システム。
  5. 前記圧電振動片ウェハの前記参照光が透過した側には、透過した参照光の戻り光が前記圧電振動片ウェハに到達することを防止する光吸収手段が配設されたことを特徴とする請求項4に記載の圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査システム。
JP2013216441A 2013-10-17 2013-10-17 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム Active JP5704520B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013216441A JP5704520B2 (ja) 2013-10-17 2013-10-17 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013216441A JP5704520B2 (ja) 2013-10-17 2013-10-17 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008253978A Division JP2010085225A (ja) 2008-09-30 2008-09-30 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014006270A true JP2014006270A (ja) 2014-01-16
JP5704520B2 JP5704520B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=50104077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013216441A Active JP5704520B2 (ja) 2013-10-17 2013-10-17 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5704520B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105719275A (zh) * 2015-12-10 2016-06-29 中色科技股份有限公司 一种并行组合的图像缺陷分割方法
JP2019132783A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社島津製作所 硬さ試験機
JP2020502492A (ja) * 2016-10-26 2020-01-23 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 反射型および透過型ナノフォトニック装置のための高スループット、高解像度光学計測

Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0727709A (ja) * 1993-05-13 1995-01-31 Olympus Optical Co Ltd 表面欠陥検査装置
JPH10115592A (ja) * 1996-10-14 1998-05-06 Konica Corp 欠陥検査方法及び欠陥検査装置並びに工程管理システム
JP2782473B2 (ja) * 1990-11-30 1998-07-30 三井金属鉱業株式会社 材料表面検査装置
JPH1164232A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Nippon Makushisu:Kk 水晶基板用載置台及び水晶基板の傷検査装置
JP2001516909A (ja) * 1997-09-15 2001-10-02 ツエルヴエーゲル・ルーヴア・アクチエンゲゼルシヤフト 繊維面組織からのデータを評価する方法
JP2002131242A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 M I L:Kk 表面検査用撮影装置
JP2004210582A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Kyocera Kinseki Corp 人工水晶の育成方法、及び人工水晶
JP2004317473A (ja) * 2003-02-28 2004-11-11 Kyocera Kinseki Corp 人工水晶の結晶欠陥の評価方法、及び評価装置
JP2005301823A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Olympus Corp 分類装置及び分類方法

Patent Citations (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2782473B2 (ja) * 1990-11-30 1998-07-30 三井金属鉱業株式会社 材料表面検査装置
JPH0727709A (ja) * 1993-05-13 1995-01-31 Olympus Optical Co Ltd 表面欠陥検査装置
JPH10115592A (ja) * 1996-10-14 1998-05-06 Konica Corp 欠陥検査方法及び欠陥検査装置並びに工程管理システム
JPH1164232A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Nippon Makushisu:Kk 水晶基板用載置台及び水晶基板の傷検査装置
JP2001516909A (ja) * 1997-09-15 2001-10-02 ツエルヴエーゲル・ルーヴア・アクチエンゲゼルシヤフト 繊維面組織からのデータを評価する方法
JP2002131242A (ja) * 2000-10-27 2002-05-09 M I L:Kk 表面検査用撮影装置
JP2004210582A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Kyocera Kinseki Corp 人工水晶の育成方法、及び人工水晶
JP2004317473A (ja) * 2003-02-28 2004-11-11 Kyocera Kinseki Corp 人工水晶の結晶欠陥の評価方法、及び評価装置
JP2005301823A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Olympus Corp 分類装置及び分類方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105719275A (zh) * 2015-12-10 2016-06-29 中色科技股份有限公司 一种并行组合的图像缺陷分割方法
JP2020502492A (ja) * 2016-10-26 2020-01-23 ボード・オブ・リージエンツ,ザ・ユニバーシテイ・オブ・テキサス・システム 反射型および透過型ナノフォトニック装置のための高スループット、高解像度光学計測
JP2019132783A (ja) * 2018-02-02 2019-08-08 株式会社島津製作所 硬さ試験機

Also Published As

Publication number Publication date
JP5704520B2 (ja) 2015-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5489003B2 (ja) 評価装置および評価方法
KR101730668B1 (ko) 기판들 사이에서 베벨 에칭 재현성을 개선시키기 위한 장치 및 방법
JP2008014848A (ja) 表面検査方法及び表面検査装置
JP5704520B2 (ja) 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム
US9976903B2 (en) Spectrometer and method of spectroscopy
KR102238388B1 (ko) 투명판 표면 검사 장치, 투명판 표면 검사 방법, 및 유리판의 제조 방법
JP4359689B2 (ja) 検査装置及び検査方法、パターン基板の製造方法
JP2010181328A (ja) 太陽電池ウェハ表面の検査装置,太陽電池ウェハ表面の検査用プログラム,太陽電池ウェハ表面の検査方法
JP4519832B2 (ja) 欠陥検査装置
JP2010085225A (ja) 圧電振動片ウェハのエッチング欠陥検査方法、及び検査システム
KR20200032801A (ko) 기판의 결함 검출 방법 및 이를 수행하기 위한 장치
KR100926019B1 (ko) 결함 입자 측정 장치 및 결함 입자 측정 방법
JP2013140061A (ja) 透明平板基板の表裏異物の検出方法及びその方法を用いた異物検査装置
JP6259634B2 (ja) 検査装置
JP2015203658A (ja) 検査装置
TWI797351B (zh) 用於製造具有控制尺寸之半導體晶圓特徵之系統及方法
JP6083189B2 (ja) 振動片、振動子および発振器の製造方法、基板の外観検査方法
JPH07167793A (ja) 位相差半導体検査装置および半導体装置の製造方法
JP2009168634A (ja) 形状測定方法,形状測定装置
CN110828294A (zh) 化学机械研磨设备的研磨性能检测方法
KR101288528B1 (ko) 실린더 형상의 투명 결정체 내의 결함측정방법
JP6119785B2 (ja) 異物検査装置、異物検査方法
JP2001228096A (ja) 欠陥検査装置
KR101278391B1 (ko) 레이저 스캔 장치 및 레이저 스캔 방법
JPH02271238A (ja) 結晶粒界検出方法

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131115

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140530

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140704

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150202

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5704520

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150215

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350